JPH1142933A - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
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Abstract
タ8で加熱された空気の余分な熱損失を抑えることによ
り、空調ユニット1全体の暖房運転の立ち上がり時の暖
房能力を向上する。 【解決手段】 空調ダクト2内にエバポレータ8および
このエバポレータ8の空気下流側に温水ヒータ3を配置
した空調ユニット1において、冷却水温度センサ38に
て検出した冷却水温度(TW)が所定値以下の低温の場
合に、A/Mドア5をMAX・COOL位置に設定する
ことにより、エバポレータ8で加熱された空気が、温水
ヒータ3内に流入する低温の冷却水に熱を奪われないよ
うにして、立ち上がり時の暖房能力を向上するようにし
た。また、冷却水温度(TW)が所定値よりも高温の場
合には、A/Mドア5をMAX・HOT位置に設定する
ことにより、エバポレータ8で加熱された空気を温水ヒ
ータ3で更に加熱して暖房能力を向上するようにした。
Description
気調和装置に関するもので、特に冷媒圧縮機より吐出さ
れた高温、高圧のガス冷媒を減圧装置を経て冷媒蒸発器
に導いてその冷媒蒸発器にてダクト内を流れる空気を加
熱するようにした車両用空気調和装置に係わる。
燃機関を冷却する冷却水をダクト内の温水ヒータに導い
てその温水ヒータにてダクト内を流れる空気を加熱して
車室内を暖房する温水式暖房装置が一般的である。しか
し、このような温水式暖房装置は、外気温度が低く、冷
却水温度が低い時に、内燃機関を始動して温水式暖房装
置を起動する場合、すなわち、暖房運転の立ち上がり時
に著しく暖房能力が不足するという不具合を生じてい
る。
例えば特開平5−223357号公報においては、冷凍
サイクルの冷媒圧縮機より吐出された高温、高圧のガス
冷媒(ホットガス)が減圧装置を経てダクト内のエバポ
レータに導いてその冷媒蒸発器にてダクト内を流れる空
気を加熱することにより、温水ヒータの暖房能力を補助
するようにした車両用空気調和装置(第1従来例)が提
案されている。
報においては、冷媒圧縮機→減圧装置→冷媒蒸発器→ア
キュームレータ→冷媒圧縮機のホットガスヒータサイク
ルの冷媒蒸発器とアキュームレータとの間に、車室内の
空気の熱量を冷媒に吸熱させるための吸熱用熱交換器を
配置することにより、吸熱用熱交換器の吸熱作用によっ
て冷媒圧縮機に吸入される冷媒の温度、圧力を上昇させ
て温水ヒータの暖房能力を補助するようにした車両用空
気調和装置(第2従来例)が提案されている。
および第2従来例においては、エバポレータの下流側に
温水ヒータが配されているので、内燃機関が始動直後で
未だ冷却水の温度が低温(例えば10℃以下)の場合、
エバポレータで空気を加熱しても、その熱量の大部分が
温水ヒータ自身および温水ヒータ内を流れる低温の冷却
水に熱を奪われてしまう。すなわち、温水ヒータの熱容
量が暖房運転の立ち上がりを阻害してしまい、エバポレ
ータにホットガスを導いて温水ヒータによる暖房能力を
補助しようとしても、装置全体の暖房能力の向上効果が
期待する程得られないという問題が生じている。
加熱された空気の余分な熱損失を抑えることにより、装
置全体の暖房運転の立ち上がり時の暖房能力を向上する
ことのできる空気調和装置を提供することにある。
よれば、暖房能力検出手段にて検出した第2加熱用熱交
換器による暖房能力が所定の暖房能力以下の時に、第1
加熱用熱交換器にて空気を加熱し、且つこの加熱された
空気から第2加熱用熱交換器内を流れる冷却水への熱の
伝達を抑制するように制御することにより、冷媒圧縮機
より吐出された高温、高圧のガス冷媒が減圧装置を経て
導かれる第1加熱用熱交換器にて加熱された空気の熱量
が、第2加熱用熱交換器内に流入する低温の冷却水に奪
われることはない。すなわち、第1加熱用熱交換器にて
加熱された空気の余分な熱損失を減らすことにより、暖
房運転の立ち上がり時の装置全体の暖房能力を向上する
ことができる。
度検出手段にて検出した冷却水の温度が所定値以下の時
に、エアミックスドアを最大冷房位置に設定することに
より、第1加熱用熱交換器にて加熱された全ての空気が
第2加熱用熱交換器を迂回する。これにより、第1加熱
用熱交換器にて加熱された空気の熱量が第2加熱用熱交
換器内に流入する低温の冷却水に奪われることはない。
それによって、請求項1に記載の効果を達成することが
できる。
度検出手段にて検出した冷却水の温度が所定値以下の時
に、弁装置を閉弁することにより、内燃機関より低温の
冷却水が第2加熱用熱交換器に還流しない。これによ
り、第1加熱用熱交換器にて加熱された空気の余分な熱
損失を減らすことにより、暖房運転の立ち上がり時の装
置全体の暖房能力を向上することができる。
実施形態を示したもので、図1は車両用空気調和装置の
全体構成を示した図で、図2は車両用空気調和装置の制
御系を示した図である。
用主熱源であるエンジン(内燃機関)Eを搭載する自動
車の車室内を空調する空調ユニット(エアコンユニッ
ト)1における各空調手段(アクチュエータ)を、空調
制御装置(以下エアコンECUと言う)10によって制
御するように構成された車両用エアコン装置である。
く空気通路11を成す空調ダクト2を備えている。この
空調ダクト2の最も空気上流側には、外気吸込口、内気
吸込口および内外気切替ドア(いずれも図示せず)が設
けられ、これらよりも空気下流側には遠心式送風機Bが
設けられている。また、空調ダクト2の最も空気下流側
には、デフロスタ吹出口、フェイス吹出口またはフット
吹出口等の吹出口12およびモード切替ドア(図示せ
ず)が設けられている。
後記するエバポレータ8を通過した空気を再加熱する温
水ヒータ3が設けられている。この温水ヒータ3は、本
発明の第2加熱用熱交換器に相当するもので、エンジン
Eにより駆動されるウォータポンプ(図示せず)により
冷却水の循環流が発生する冷却水循環回路4の途中に設
置されている。そして、温水ヒータ3は、冷却水循環回
路4に設置された温水弁13が開弁すると内部にエンジ
ンEの排熱を吸収した冷却水が還流し、この冷却水を暖
房用熱源として空気を再加熱する、すなわち、空気加熱
作用を行う下流側熱交換器(主暖房装置)である。
下流側には、2つのエアミックスドア(以下A/Mドア
と言う)5が回動自在に取り付けられている。これらの
A/Mドア5は、サーボモータ(図示せず)によって駆
動されるもので、停止位置によって温水ヒータ3を通過
する空気量と温水ヒータ3を迂回する空気量とを調節す
ることで空気加熱度合を変更する空気加熱度合調節手段
である。
転時にはエバポレータ8からの空気の全てを温水ヒータ
3から迂回させるMAX・COOL位置(最大冷房位
置)に設定され、最大暖房運転時にはエバポレータ8か
らの空気の全てを温水ヒータ3に通すMAX・HOT位
置(最大暖房位置)に設定される。ここで、これらのエ
ンジンE、温水ヒータ3、冷却水循環回路4、2つのA
/Mドア5および温水弁13によって温水式暖房装置
(主暖房装置)6が構成される。
間には、自動車に搭載された冷凍サイクル7の一構成部
品を成すエバポレータ(冷媒蒸発器)8が空調ダクト2
内の空気通路11の全面を塞ぐように配されている。上
記の冷凍サイクル7は、第1冷媒循環回路(以下冷凍サ
イクル回路と言う)21と、第2冷媒循環回路(以下ホ
ットガスヒータ回路と言う)22と、冷凍サイクル回路
21とホットガスヒータ回路22とを切り替える第1、
第2電磁弁23、24とを備えている。
より吐出された高温、高圧のガス冷媒を、第1電磁弁2
3→コンデンサ(冷媒凝縮器)25→レシーバ(気液分
離器)26→膨張弁(減圧手段)27→エバポレータ8
→アキュームレータ(気液分離器)28およびコンプレ
ッサ9の順に循環させる冷媒回路である。また、ホット
ガスヒータ回路22は、コンプレッサ9より吐出された
高温、高圧のガス冷媒(ホットガス)を、第2電磁弁2
4→減圧装置29→エバポレータ8→アキュームレータ
28およびコンプレッサ9の順に循環させる冷媒回路で
ある。
し、第2電磁弁24が閉弁すると、冷凍サイクル回路2
1中に冷媒が還流する。また、冷凍サイクル7は、第1
電磁弁23が閉弁し、第2電磁弁24が開弁すると、ホ
ットガスヒータ回路22中に冷媒が還流する。なお、第
1、第2電磁弁23、24により循環回路切替手段を構
成する。
中を冷媒が流れる時に、膨張弁27より流入する低温の
気液二相冷媒を蒸発させて通過する空気を冷却する冷却
用熱交換器として働く。また、エバポレータ8は、ホッ
トガスヒータ回路22中を冷媒が流れる時に、減圧装置
29より流入する高温の気液二相冷媒を蒸発させて通過
する空気を加熱する第1加熱用熱交換器(補助暖房装
置、補助熱源システムのホットガスヒータ)として働
く。ここで、膨張弁27は、冷媒を断熱膨張させるだけ
でなく、エバポレータ8の出口の冷媒過熱度に応じて冷
媒の循環量を調節するもので、冷媒過熱度を検出するた
めの感温筒27aが接続されている。
相当するもので、自動車のエンジンEの回転動力が伝達
されると、吸入した冷媒を圧縮し吐出する。このコンプ
レッサ9には、エンジンEからコンプレッサ9への回転
動力の伝達を断続する電磁クラッチ20が連結されてい
る。この電磁クラッチ20が通電(ON)されると、エ
ンジンEの回転動力がコンプレッサ9に伝達されて、エ
バポレータ8による空気冷却作用または空気加熱作用が
行われる。また、電磁クラッチ20の通電が停止(OF
F)されると、エンジンEとコンプレッサ9が遮断され
て、エバポレータ8による空気冷却作用または空気加熱
作用が停止される。
2に基づいて説明する。空調ユニット1における各空調
手段を制御するエアコンECU(本発明の暖房制御手段
に相当する)10には、車室内前面に設けられたエアコ
ン操作パネル(図示せず)上の各スイッチからの各スイ
ッチ信号が入力される。なお、エアコン操作パネル上に
は、車室内の温度を所望の温度に設定する温度設定スイ
ッチ(温度設定手段)31、冷凍サイクル7の起動また
は停止を指令するエアコンスイッチ32、および遠心式
送風機Bのオン、オフを指令するブロワスイッチ33等
が設置されている。
PU、ROM、RAM等からなる周知のマイクロコンピ
ュータが設けられ、各センサからの各センサ信号が図示
しない入力回路によってA/D変換された後に、マイク
ロコンピュータへ入力されるように構成されている。な
お、エアコンECUは、自動車のエンジンEの始動およ
び停止を司るイグニッションスイッチ(キースイッチ)
が投入(IG・ON)されたときに、自動車に搭載され
た車載電源であるバッテリ(図示せず)から直流電源が
供給されると制御処理を開始するように構成されてい
る。
気温度(以下内気温度と言う)を検出する内気温度セン
サ(内気温度検出手段)34と、車室外の空気温度(以
下外気温度と言う)を検出する外気温度センサ(外気温
度検出手段)35と、車室内に入射する日射量を検出す
る日射センサ(日射量検出手段)36と、エバポレータ
8を通過した直後の空気温度(以下エバ後温度と言う)
を検出するエバ後温度センサ(エバ後温度検出手段)3
7と、温水ヒータ3に流入する冷却水温度を検出する冷
却水温度センサ(本発明の冷却水温度検出手段に相当す
る)38とからの各センサ信号が入力される。なお、上
記の各スイッチや各センサは、自動車の車室内を空調す
るのに必要な空調環境因子を検出するものである。
通路11のうちエバポレータ8の直空気下流側部位に設
けられて、この部位における空気温度を検出するサーミ
スタである。このエバ後温度センサ37は、暖房運転時
にはエバポレータ8による実際の暖房能力(空気加熱度
合)を検出する第1暖房能力(空気加熱度合)検出手段
を構成する。また、冷却水温度センサ38は、本発明の
暖房能力検出手段に相当するもので、サーミスタが利用
され、温水ヒータ3による実際の暖房能力(空気加熱度
合)を検出する第2暖房能力(空気加熱度合)検出手段
を構成する。
形態のエアコンECU10による暖房運転制御を図1な
いし図4に基づいて簡単に説明する。ここで、図3はエ
アコンECUによる暖房運転制御方法を示したフローチ
ャートである。
N)されてエアコンECU10に直流電源が供給される
と、図3のルーチンが起動される。先ず、エアコン操作
パネル上の各スイッチから各スイッチ信号を読み込む
(ステップS1)。次に、各空調手段(アクチュエー
タ)に出力している制御信号を読み込む(ステップS
2)。具体的には、図示しないブロワ駆動回路へ出力す
る制御信号(ブロワON信号)を読み込むことによって
遠心式送風機Bの風量段階(ブロワレベル)を検出す
る。なお、ブロワスイッチ33のスイッチ信号からブロ
ワON信号を読み込む場合には、このステップS2の処
理は不要である。
S3)。具体的には、内気温度センサ34にて検出した
内気温度(TR)、外気温度センサ35にて検出した外
気温度(TAM)、日射センサ36にて検出した日射量
(TS)、エバ後温度センサ37にて検出したエバ後温
度(TE)、および冷却水温度センサ38にて検出した
冷却水温度(TW)を読み込む。
かを判定する(ステップS4)。この判定結果がNOの
場合には、冷凍サイクル7のON条件を満足しているか
否かを判定する。具体的には、空調モードとして冷房モ
ードまたは除湿モードが必要な温度環境条件であるか否
かを判定する(ステップS5)。この判定結果がNOの
場合には、図3のルーチンを抜ける。また、ステップS
5の判定結果がYESの場合には、電磁クラッチ20を
通電(ON)し、第1電磁弁23を開弁し、第2電磁弁
24を閉弁して、冷凍サイクル回路21にて冷凍サイク
ル7を運転する(ステップS6)。その後に、図3のル
ーチンを抜ける。
場合には、外気温度センサ35にて検出した外気温度
(TAM)が所定温度(例えば−5℃)以下の低温であ
るか否かを判定する(ステップS7)。この判定結果が
NOの場合には、ステップS5の判定処理に進む。ま
た、ステップS7の判定結果がYESの場合には、冷却
水温度センサ38にて検出した冷却水温度(TW)が所
定温度(例えば80℃)以下の低温であるか否かを判定
する(ステップS8)。この判定結果がNOの場合に
は、ステップS5の判定処理に進む。
場合には、電磁クラッチ20を通電(ON)し、第1電
磁弁23を閉弁し、第2電磁弁24を開弁して、ホット
ガスヒータ回路22にて冷凍サイクル7を運転する(ス
テップS9)。次に、エバ後温度センサ37にて検出し
たエバ後温度(TE)と冷却水温度センサ38にて検出
した冷却水温度(TW)とを比較して、TE<TW×α
であるか否かを判定する(ステップS10)。なお、α
は水から空気への変換効率である。また、温水ヒータ3
の下流直後の空気温度(吹出温度)を検出する吹出温度
センサを有している装置であれば、吹出温度センサにて
検出した吹出温度とエバ後温度(TE)とを比較するよ
うにしても良い。
場合には、温水ヒータ3による暖房能力が大きいので、
エバポレータ8を補助暖房装置の放熱器として使用する
ため、A/Mドア5をMAX・HOT位置(例えばSW
=100%)に設定する(ステップS11)。その後
に、図3のルーチンを抜ける。また、ステップS10の
判定結果がNOの場合には、温水ヒータ3による暖房能
力が不足しているので、エバポレータ8を主暖房装置の
放熱器として使用するため、A/Mドア5をMAX・C
OOL位置(例えばSW=0%)に設定する(ステップ
S12)。その後に、図3のルーチンを抜ける。
の車両用空気調和装置の暖房運転時の作用を図1ないし
図4に基づいて簡単に説明する。ここで、図4は暖房運
転の立ち上がり時の吹出温度の変化を示したタイムチャ
ートである。
エンジンEを始動して温水式暖房装置6を起動すると、
エンジンEの始動および温水弁13の開弁により冷却水
循環回路4を経てエンジンEを冷却した冷却水が空調ダ
クト2内の温水ヒータ3に流入する。ところが、外気温
度(TAM)が所定値(例えば−5℃)以下の低温の場
合には、エンジンEを始動してから所定時間(例えば5
分間〜15分間)が経過するまでは(立ち上がり時に
は)冷却水温度が低く、温水ヒータ3による暖房能力が
不足する。
し、第1電磁弁23を閉弁し、第2電磁弁24を開弁し
て、冷凍サイクル7を冷凍サイクル回路21からホット
ガスヒータ回路22に切り替える。したがって、コンプ
レッサ9内で圧縮されて吐出された高温、高圧のガス冷
媒(ホットガス)は、第2電磁弁24を通って減圧装置
29にて減圧されて空調ダクト2内のエバポレータ8に
流入する。エバポレータ8に流入した高温の冷媒は、車
室内に向かって空調ダクト2内を流れる空気と熱交換し
て蒸発気化した後に、コンプレッサ9に吸入される。
エバ後温度センサ37にて検出したエバ後温度(TE)
と冷却水温度センサ38にて検出した冷却水温度(TW
×α)とを比較することにより、温水ヒータ3による主
暖房能力とエバポレータ8による補助暖房能力とを比較
して、温水ヒータ3による主暖房能力が不足気味である
と判定した場合には、A/Mドア5をMAX・COOL
位置に設定する。
の冷媒により加熱された全ての空気は、A/Mドア5に
温水ヒータ3への通路を遮断されて、温水ヒータ3を迂
回して吹出口12より車室内に吹き出されて車室内を暖
房する。また、温水ヒータ3による暖房能力がエバポレ
ータ8による暖房能力よりも大きいと判定した場合に
は、A/Mドア5をMAX・HOT位置に設定する。す
ると、エバポレータ8内に流入する高温の冷媒により加
熱された全ての空気は、温水ヒータ3を通過して更に昇
温した後に吹出口12より車室内に吹き出されて車室内
を暖房する。
タ3の下流直後の空気温度を温度センサにより検出した
実験結果を図4のタイムチャートに表した。この図4に
実線で示したように、常にA/Mドア5をMAX・HO
T位置にした場合(図4に一点鎖線で示す)と比較し
て、低温領域においては温水ヒータ3の下流直後の空気
温度(吹出温度)が高くなっていることが確認できる。
また、常にA/Mドア5をMAX・COOL位置にした
場合(図4に破線で示す)と比較して、高温領域におい
ては温水ヒータ3の下流直後の空気温度(吹出温度)が
高くなっていることが確認できる。
クト2内においてエバポレータ8の空気下流側に温水ヒ
ータ3が設置されている空調ユニット1では、エンジン
Eを始動してからあまり時間が経過しておらず、未だ冷
却水温度(TW)が低温(例えば10℃以下)の場合で
も、エバポレータ8内に流入する高温の冷媒により加熱
した空気が温水ヒータ3を迂回して車室内に吹き出させ
ることにより、温水ヒータ3自身および温水ヒータ3内
に流入する低温の冷却水に空気の熱を奪われることはな
い。すなわち、補助暖房装置としてのエバポレータ8で
加熱された空気の余分な熱損失を防止することにより、
温水式暖房装置6の立ち上がり時の空調ユニット1全体
の暖房能力を向上することができる。
本発明の第2実施形態を示したもので、図5は車両用空
気調和装置の制御系を示した図である。
制御方法としてエアミックス温度コントロール方式を採
用しているのに対して、温水ヒータ3に供給する冷却水
の流量を流量調節弁(W/V)30で調節して吹出温度
を制御するリヒート式温度コントロール方式を採用して
いる。流量調節弁30は、本発明の弁装置に相当するも
ので、サーボモータ(図示せず)により駆動されて、冷
却水循環回路4の冷却水通路を全閉状態から全開状態ま
で段階的または連続的に変更するものである。なお、こ
の実施形態の場合には、2つのA/Mドア5は設けなく
ても良い。
形態のエアコンECU10による暖房運転制御を図5お
よび図6に基づいて簡単に説明する。ここで、図6はエ
アコンECUによる暖房運転制御方法を示したフローチ
ャートである。
理については同番号を付し、説明を省略する。ステップ
S10の判定結果がYESの場合、すなわち、エバ後温
度(TE)よりも冷却水温度(TW×α)が高温の場合
には、温水ヒータ3による暖房能力が大きいので、エバ
ポレータ8を補助暖房装置の放熱器として使用するた
め、流量調節弁(W/V)30を開弁する(ステップS
13)。その後に、図6のルーチンを抜ける。
場合すなわち、エバ後温度(TE)が冷却水温度(TW
×α)以下の低温の場合には、温水ヒータ3による暖房
能力が不足しているので、エバポレータ8を主暖房装置
の放熱器として使用するため、流量調節弁(W/V)3
0を閉弁する(ステップS14)。その後に、図6のル
ーチンを抜ける。
ユニット1では、エンジンEを始動してからあまり時間
が経過しておらず、未だ冷却水温度(TW)が低温(例
えば10℃以下)の場合には、エンジンEより低温の冷
却水が温水ヒータ3に流入しない。これにより、エバポ
レータ8で加熱された空気は温水ヒータ3を通過する際
に温水ヒータ3自身の表面温度により熱を奪われるのみ
であり、エバポレータ8で加熱された空気の余分な熱損
失を減らすことができるので、温水式暖房装置6の立ち
上がり時の空調ユニット1全体の暖房能力を向上するこ
とができる。
を自動車等の車両用空気調和装置に適用したが、本発明
を航空機、船舶または鉄道車両等の空気調和装置に適用
しても良い。また、本発明を工場、店舗または住宅等の
空気調和装置に適用しても良い。
上がり時を外気温度(TAM)および冷却水温度(T
W)により判定したが、内燃機関を始動してからの経過
時間により温水式暖房装置6の立ち上がり時であるか否
かを判定しても良い。また、設定温度(Tset)より
も内気温度(TR)がかなり低温(例えば10℃〜20
℃)の場合や、内気温度(TR)が所定値(例えば10
℃)以下の低温の場合に、温水式暖房装置6の立ち上が
り時であると判定しても良い。
標吹出温度(TAO)が高温側の時に、冷凍サイクル7
を冷凍サイクル回路21からホットガスヒータ回路22
に切り替えるようにしても良い。また、マニュアルエア
コン装置であれば、温度コントロールレバーをMAX・
HOT位置に操作した場合に、冷凍サイクル7を冷凍サ
イクル回路21からホットガスヒータ回路22に切り替
えるようにしても良い。
である(第1実施形態)。
図である(第1実施形態)。
たフローチャートである(第1実施形態)。
したタイムチャートである(第1実施形態)。
図である(第2実施形態)。
たフローチャートである(第2実施形態)。
Claims (3)
- 【請求項1】(a)室内に空気を送るためのダクトと、 (b)このダクト内に配され、 前記ダクト内を流れる空気を、冷媒圧縮機より吐出され
て減圧装置を経て流入した冷媒と熱交換させて加熱する
第1加熱用熱交換器と、 (c)前記ダクト内において前記第1加熱用熱交換器と
直列に配され、 前記ダクト内を流れる空気を、内燃機関を冷却した冷却
水と熱交換させて加熱する第2加熱用熱交換器と、 (d)この第2加熱用熱交換器による暖房能力を検出す
る暖房能力検出手段を有し、 この暖房能力検出手段にて検出した前記第2加熱用熱交
換器による暖房能力が所定の暖房能力以下の時に、前記
第1加熱用熱交換器にて空気を加熱し、且つこの加熱さ
れた空気から前記第2加熱用熱交換器内を流れる冷却水
への熱の伝達を抑制するように制御する暖房制御手段と
を備えた空気調和装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の空気調和装置において、 前記ダクト内には、前記第2加熱用熱交換器を通過する
空気量と前記第2加熱用熱交換器を迂回する空気量とを
調節するエアミックスドアが設けられ、 前記暖房能力検出手段は、前記第2加熱用熱交換器を循
環する冷却水の温度を検出する冷却水温度検出手段であ
り、 前記暖房制御手段は、前記冷却水温度検出手段にて検出
した冷却水の温度が所定値以下の時に、前記エアミック
スドアを最大冷房位置に設定することを特徴とする空気
調和装置。 - 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の空気調和
装置において、 前記内燃機関より前記第2加熱用熱交換器に冷却水を循
環させる冷却水循環回路中には、弁装置が設けられ、 前記暖房能力検出手段は、前記第2加熱用熱交換器を循
環する冷却水の温度を検出する冷却水温度検出手段であ
り、 前記暖房制御手段は、前記冷却水温度検出手段にて検出
した冷却水の温度が所定値以下の時に、前記弁装置を閉
弁することを特徴とする空気調和装置。
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