JPH1141619A - 色信号処理回路およびその処理方法、並びにこれらを用いたカメラ - Google Patents
色信号処理回路およびその処理方法、並びにこれらを用いたカメラInfo
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- JPH1141619A JPH1141619A JP9198021A JP19802197A JPH1141619A JP H1141619 A JPH1141619 A JP H1141619A JP 9198021 A JP9198021 A JP 9198021A JP 19802197 A JP19802197 A JP 19802197A JP H1141619 A JPH1141619 A JP H1141619A
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/80—Camera processing pipelines; Components thereof
- H04N23/84—Camera processing pipelines; Components thereof for processing colour signals
- H04N23/88—Camera processing pipelines; Components thereof for processing colour signals for colour balance, e.g. white-balance circuits or colour temperature control
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フィードバック制御方式のオートホワイトバ
ランス調整では、一旦ある色温度下でホワイトバランス
をとると、これに連動して引き込み制限枠も動いてしま
うため、次に色温度が変化した場合に誤動作が生じてい
た。 【解決手段】 フィードバック制御方式のホワイトバラ
ンス機能を備えた色信号処理回路において、R,G,B
の原色信号の相互間のゲイン調整を行うホワイトバラン
スアンプ52R,52G,52Bと、R,G,Bの原色
信号からR−G,B−Gの色差信号を得てこれら色差信
号をフィールドごとに積分して積分値データを得るオプ
ティカルディテクタ7と、所定の色温度下における基準
点をもとに引き込み制限枠を設定するとともに、積分値
データの基準点からの移動量を常時監視し、引き込み制
限枠内の積分値データに応じてホワイトバランスアンプ
52R,52G,52Bのゲインをコントロールするコ
ントローラ8とを備える。
ランス調整では、一旦ある色温度下でホワイトバランス
をとると、これに連動して引き込み制限枠も動いてしま
うため、次に色温度が変化した場合に誤動作が生じてい
た。 【解決手段】 フィードバック制御方式のホワイトバラ
ンス機能を備えた色信号処理回路において、R,G,B
の原色信号の相互間のゲイン調整を行うホワイトバラン
スアンプ52R,52G,52Bと、R,G,Bの原色
信号からR−G,B−Gの色差信号を得てこれら色差信
号をフィールドごとに積分して積分値データを得るオプ
ティカルディテクタ7と、所定の色温度下における基準
点をもとに引き込み制限枠を設定するとともに、積分値
データの基準点からの移動量を常時監視し、引き込み制
限枠内の積分値データに応じてホワイトバランスアンプ
52R,52G,52Bのゲインをコントロールするコ
ントローラ8とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、色信号処理回路お
よびその処理方法、並びにこれらを用いたカメラに関
し、特にCCD(Charge Coupled Device) 型撮像素子な
どの固体撮像素子を用いた撮像システムにおいて、フィ
ードバック制御で自動的にホワイトバランスをとるオー
トホワイトバランス機能を持つ色信号処理回路およびそ
の処理方法、並びにこれらを用いたカメラに関する。
よびその処理方法、並びにこれらを用いたカメラに関
し、特にCCD(Charge Coupled Device) 型撮像素子な
どの固体撮像素子を用いた撮像システムにおいて、フィ
ードバック制御で自動的にホワイトバランスをとるオー
トホワイトバランス機能を持つ色信号処理回路およびそ
の処理方法、並びにこれらを用いたカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】ホワイトバランスとは、例えば固体撮像
素子を用いた撮像システムにおいて、光源(被写体)の
色温度が変化した場合に、図9に示すように、色温度の
変化に応じて白色が黒体放射カーブ(黒体軌跡)に沿っ
て移動し、色が付いて見える白色(例えば、低い色温度
の場合は赤っぽくなり、高い色温度の場合は青っぽくな
る)を無彩色の白に合わせることである。ここに、色温
度とは、テスト光源と同じ色度を持った黒体の温度(°
K)を言う。また、図9において、原点が無彩色の白と
なる。
素子を用いた撮像システムにおいて、光源(被写体)の
色温度が変化した場合に、図9に示すように、色温度の
変化に応じて白色が黒体放射カーブ(黒体軌跡)に沿っ
て移動し、色が付いて見える白色(例えば、低い色温度
の場合は赤っぽくなり、高い色温度の場合は青っぽくな
る)を無彩色の白に合わせることである。ここに、色温
度とは、テスト光源と同じ色度を持った黒体の温度(°
K)を言う。また、図9において、原点が無彩色の白と
なる。
【0003】このホワイトバランスでは、本来白色でな
いものはそのままの色としなければならないことから、
本来白色でないものに対してまでホワイトバランスがと
られる誤動作を防ぐために、図9に一点鎖線で示すよう
に、ホワイトバランスをとる範囲を制限する引き込み制
限枠を設定し、この引き込み制限枠の範囲外にある場合
は白がずれたとはみなさず、本来白色でないものとし、
オートホワイトバランスを動作させない、即ち引き込み
操作を行わないようにしていた。
いものはそのままの色としなければならないことから、
本来白色でないものに対してまでホワイトバランスがと
られる誤動作を防ぐために、図9に一点鎖線で示すよう
に、ホワイトバランスをとる範囲を制限する引き込み制
限枠を設定し、この引き込み制限枠の範囲外にある場合
は白がずれたとはみなさず、本来白色でないものとし、
オートホワイトバランスを動作させない、即ち引き込み
操作を行わないようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フィー
ドバック制御方式のオートホワイトバランス機能を持つ
従来の色信号処理回路では、一旦ある色温度下でホワイ
トバランスをとると、これに連動して引き込み制限枠も
動いてしまうことになるため、次に色温度が変化した場
合に、初期の引き込み制限枠内で白に合わせるべきもの
が、移動後の引き込み制限枠外となってホワイトバラン
スがとられなかったり、逆に初期の引き込み制限枠外で
白に合わせてはいけない色が、移動後の引き込み制限枠
の中に入ることによってホワイトバランスがとられてし
まうという問題があった。
ドバック制御方式のオートホワイトバランス機能を持つ
従来の色信号処理回路では、一旦ある色温度下でホワイ
トバランスをとると、これに連動して引き込み制限枠も
動いてしまうことになるため、次に色温度が変化した場
合に、初期の引き込み制限枠内で白に合わせるべきもの
が、移動後の引き込み制限枠外となってホワイトバラン
スがとられなかったり、逆に初期の引き込み制限枠外で
白に合わせてはいけない色が、移動後の引き込み制限枠
の中に入ることによってホワイトバランスがとられてし
まうという問題があった。
【0005】一例として、ある基準の色温度において、
ホワイトバランスがとれている状態から、図10(a)
に示すように、高色温度へ変化することによって白色が
青方向にずれた場合に、この青方向にずれた白色は、ホ
ワイトバランスをとる操作によって無彩色の白に合わせ
られる(同図(b)を参照)。そして、次にホワイトバ
ランスをとる操作が行われるときには、ここが新たな基
準となる。したがって、その後、同図(c)に示すよう
に低色温度に変化した場合に、元々の引き込み制限枠
(図中、破線で示す)から見るとこの枠の中に入ってい
るにも拘らず、一端白に合わせた引き込み制限枠(図
中、実線で示す)から見ると枠の範囲外となるので、ホ
ワイトバランスがとられないことになる。
ホワイトバランスがとれている状態から、図10(a)
に示すように、高色温度へ変化することによって白色が
青方向にずれた場合に、この青方向にずれた白色は、ホ
ワイトバランスをとる操作によって無彩色の白に合わせ
られる(同図(b)を参照)。そして、次にホワイトバ
ランスをとる操作が行われるときには、ここが新たな基
準となる。したがって、その後、同図(c)に示すよう
に低色温度に変化した場合に、元々の引き込み制限枠
(図中、破線で示す)から見るとこの枠の中に入ってい
るにも拘らず、一端白に合わせた引き込み制限枠(図
中、実線で示す)から見ると枠の範囲外となるので、ホ
ワイトバランスがとられないことになる。
【0006】また、色温度が一方へ徐々に変化していっ
た場合にも、常に引き込み制限枠内となるため、極端な
色温度でも最終的に引き込んでしまうという問題もあっ
た。一例として、ある基準の色温度において、ホワイト
バランスがとれている状態から、図11(a)に示すよ
うに、高色温度へ変化することによって白色が青方向に
ずれた場合に、この青方向にずれた白色がホワイトバラ
ンスをとる処理によって無彩色の白に合わせられ(同図
(b)を参照)、その後に、同図(c)に示すように色
温度がさらに高い方向にずれた場合に、元々の引き込み
制限枠(図中、破線で示す)から見るとこの枠の外であ
るにも拘らず、一端白に合わせた引き込み制限枠(図
中、実線で示す)から見ると枠の範囲内となるので、ホ
ワイトバランスがとられることになる。
た場合にも、常に引き込み制限枠内となるため、極端な
色温度でも最終的に引き込んでしまうという問題もあっ
た。一例として、ある基準の色温度において、ホワイト
バランスがとれている状態から、図11(a)に示すよ
うに、高色温度へ変化することによって白色が青方向に
ずれた場合に、この青方向にずれた白色がホワイトバラ
ンスをとる処理によって無彩色の白に合わせられ(同図
(b)を参照)、その後に、同図(c)に示すように色
温度がさらに高い方向にずれた場合に、元々の引き込み
制限枠(図中、破線で示す)から見るとこの枠の外であ
るにも拘らず、一端白に合わせた引き込み制限枠(図
中、実線で示す)から見ると枠の範囲内となるので、ホ
ワイトバランスがとられることになる。
【0007】これに対し、色温度に合わせて引き込み制
限枠の大きさを変化させるという方法が本出願人により
提案されている(特願平8−122903号明細書参
照)。すなわち、フィードバック制御で自動的にホワイ
トバランスをとる操作を行う際に、光源の色温度がどの
ように変化したかを判別し、収束時の光源の色温度と、
変化した後の光源の色温度とに合わせて、図12(a)
〜(d)に示すように引き込み制限枠の大きさを変化さ
せ、もともと設定した基準の引き込み制限枠から外れな
いような制御を行うという方法である。しかしながら、
この方法の場合には、変化させる引き込み制限枠の大き
さのステップを細かくしなければ十分な制御ができず、
誤動作を起こす懸念がある。また、ステップを細かくす
るにはプログラム容量が膨大となってしまう。
限枠の大きさを変化させるという方法が本出願人により
提案されている(特願平8−122903号明細書参
照)。すなわち、フィードバック制御で自動的にホワイ
トバランスをとる操作を行う際に、光源の色温度がどの
ように変化したかを判別し、収束時の光源の色温度と、
変化した後の光源の色温度とに合わせて、図12(a)
〜(d)に示すように引き込み制限枠の大きさを変化さ
せ、もともと設定した基準の引き込み制限枠から外れな
いような制御を行うという方法である。しかしながら、
この方法の場合には、変化させる引き込み制限枠の大き
さのステップを細かくしなければ十分な制御ができず、
誤動作を起こす懸念がある。また、ステップを細かくす
るにはプログラム容量が膨大となってしまう。
【0008】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、ホワイトバランスの
誤動作のない処理を行うことが可能な色信号処理回路お
よびその処理方法、さらにはこれらを用いたカメラを提
供することにある。
であり、その目的とするところは、ホワイトバランスの
誤動作のない処理を行うことが可能な色信号処理回路お
よびその処理方法、さらにはこれらを用いたカメラを提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による色信号処理
回路は、フィードバック制御方式を採用し、R,G,B
の原色信号の相互間のゲイン調整を行うホワイトバラン
スアンプと、色差信号のフィールドごとの積分値を得る
積分回路と、所定の色温度下における基準点をもとにホ
ワイトバランスをとる範囲を制限する引き込み制限枠を
設定するとともに、積分回路で得られた積分値の上記基
準点からの移動量を常時監視し、移動後の上記積分値が
引き込み制限枠内に存在するときその積分値に応じてホ
ワイトバランスアンプのゲインをコントロールするコン
トローラとを備えた構成となっている。
回路は、フィードバック制御方式を採用し、R,G,B
の原色信号の相互間のゲイン調整を行うホワイトバラン
スアンプと、色差信号のフィールドごとの積分値を得る
積分回路と、所定の色温度下における基準点をもとにホ
ワイトバランスをとる範囲を制限する引き込み制限枠を
設定するとともに、積分回路で得られた積分値の上記基
準点からの移動量を常時監視し、移動後の上記積分値が
引き込み制限枠内に存在するときその積分値に応じてホ
ワイトバランスアンプのゲインをコントロールするコン
トローラとを備えた構成となっている。
【0010】本発明による色信号処理方法は、フィード
バック制御によって自動的にホワイトバランスをとる処
理を行う際に、所定の色温度下における基準点をもとに
ホワイトバランスをとる範囲を制限する引き込み制限枠
を設定するとともに、色差信号のフィールドごとの積分
値を得てこの積分値の上記基準点からの移動量を常時監
視し、移動後の積分値が引き込み制限枠内に存在すると
きその積分値に応じてホワイトバランスをとるようにす
る。そして、本発明によるカメラは、上記構成の色信号
処理回路およびその処理方法を用いたものである。
バック制御によって自動的にホワイトバランスをとる処
理を行う際に、所定の色温度下における基準点をもとに
ホワイトバランスをとる範囲を制限する引き込み制限枠
を設定するとともに、色差信号のフィールドごとの積分
値を得てこの積分値の上記基準点からの移動量を常時監
視し、移動後の積分値が引き込み制限枠内に存在すると
きその積分値に応じてホワイトバランスをとるようにす
る。そして、本発明によるカメラは、上記構成の色信号
処理回路およびその処理方法を用いたものである。
【0011】フィードバック制御を用いたオートホワイ
トバランス調整において、先ず、ある決まった色温度に
おいて、オートホワイトバランスの動作開始点となる基
準点をとり、この基準点をもとに黒体放射カーブ上の色
以外を引き込まないようにするための引き込み制限枠を
設定する。そして、被写体の色温度の変化があると、引
き込み制限枠内に存在する積分回路の積分値に基づいて
ホワイトバランスの引き込み操作を行う。ここで、引き
込み操作を行っても、引き込み制限枠は移動せず固定と
する。
トバランス調整において、先ず、ある決まった色温度に
おいて、オートホワイトバランスの動作開始点となる基
準点をとり、この基準点をもとに黒体放射カーブ上の色
以外を引き込まないようにするための引き込み制限枠を
設定する。そして、被写体の色温度の変化があると、引
き込み制限枠内に存在する積分回路の積分値に基づいて
ホワイトバランスの引き込み操作を行う。ここで、引き
込み操作を行っても、引き込み制限枠は移動せず固定と
する。
【0012】次に、被写体の色温度の変化があった場合
には、前回の積分値の移動位置(座標)に対して今回の
積分値をその移動方向に応じて加算又は減算することに
よって今回の移動先の位置(座標)を決定する。すなわ
ち、上記積分値の基準点からの移動量を絶えずモニター
する。そして、移動後の上記積分値が引き込み制限枠内
に存在するか否かを判定し、存在する場合にはその積分
値に基づいてホワイトバランスの引き込み操作を行う。
存在しない場合には、前回の位置(座標)を、次に被写
体の色温度変化があるまで保持する。
には、前回の積分値の移動位置(座標)に対して今回の
積分値をその移動方向に応じて加算又は減算することに
よって今回の移動先の位置(座標)を決定する。すなわ
ち、上記積分値の基準点からの移動量を絶えずモニター
する。そして、移動後の上記積分値が引き込み制限枠内
に存在するか否かを判定し、存在する場合にはその積分
値に基づいてホワイトバランスの引き込み操作を行う。
存在しない場合には、前回の位置(座標)を、次に被写
体の色温度変化があるまで保持する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明が適用
されるカメラ(撮像システム)のシステム構成図であ
る。
て図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明が適用
されるカメラ(撮像システム)のシステム構成図であ
る。
【0014】図1において、レンズ1は被写体からの入
射光を固体撮像素子2の撮像面上に結像する。固体撮像
素子2としては例えばCCD型撮像素子が用いられる。
この固体撮像素子2は、レンズ1によって撮像面上に結
像された像光を電気信号に変換し、プリアンプ3に供給
する。プリアンプ3は、固体撮像素子2の出力信号をサ
ンプルホールドして必要なデータを取り出すとともに、
適正なレベルに合わせるためにゲインコントロールを行
う。このプリアンプ3の出力信号は、A/D変換回路4
でアナログ信号からディジタル信号に変換された後、デ
ィジタル信号処理回路5に供給される。
射光を固体撮像素子2の撮像面上に結像する。固体撮像
素子2としては例えばCCD型撮像素子が用いられる。
この固体撮像素子2は、レンズ1によって撮像面上に結
像された像光を電気信号に変換し、プリアンプ3に供給
する。プリアンプ3は、固体撮像素子2の出力信号をサ
ンプルホールドして必要なデータを取り出すとともに、
適正なレベルに合わせるためにゲインコントロールを行
う。このプリアンプ3の出力信号は、A/D変換回路4
でアナログ信号からディジタル信号に変換された後、デ
ィジタル信号処理回路5に供給される。
【0015】ディジタル信号処理回路5は、A/D変換
回路4からのディジタル入力信号をR(赤),G
(緑),B(青)の原色信号(以下、R,G,B信号と
称する)に分離する原色分離回路51と、R,G,B信
号の相互間のゲインを調整することによってホワイトバ
ランスをとるホワイトバランスアンプ52R,52G,
52Bと、忠実な色再現のためのガンマ(γ)補正を行
うγ補正回路53などから構成されている。ここに、ホ
ワイトバランスをとる(合わせる)とは、R,G,B信
号の比率を等しくすることである。なお、本例では、A
/D変換回路4をディジタル信号処理回路5の前段に配
置する構成としたが、当該信号処理回路5内に設ける構
成としても良い。
回路4からのディジタル入力信号をR(赤),G
(緑),B(青)の原色信号(以下、R,G,B信号と
称する)に分離する原色分離回路51と、R,G,B信
号の相互間のゲインを調整することによってホワイトバ
ランスをとるホワイトバランスアンプ52R,52G,
52Bと、忠実な色再現のためのガンマ(γ)補正を行
うγ補正回路53などから構成されている。ここに、ホ
ワイトバランスをとる(合わせる)とは、R,G,B信
号の比率を等しくすることである。なお、本例では、A
/D変換回路4をディジタル信号処理回路5の前段に配
置する構成としたが、当該信号処理回路5内に設ける構
成としても良い。
【0016】このディジタル信号処理回路5において、
ホワイトバランスを調整するに当たっては、 R×Rゲイン=G×Gゲイン=B×Bゲイン すなわち、 R×Rゲイン−G×Gゲイン=B×Bゲイン−G×Gゲ
イン=0 なる関係式が成り立つように、ホワイトバランスアンプ
52R,52G,52Bの各ゲインを操作する。
ホワイトバランスを調整するに当たっては、 R×Rゲイン=G×Gゲイン=B×Bゲイン すなわち、 R×Rゲイン−G×Gゲイン=B×Bゲイン−G×Gゲ
イン=0 なる関係式が成り立つように、ホワイトバランスアンプ
52R,52G,52Bの各ゲインを操作する。
【0017】なお、本例では、ホワイトバランスアンプ
52R,52G,52Bの各ゲインをコントロールする
ことによってホワイトバランスの調整を行う構成として
いるが、例えばホワイトバランスアンプ52Gのゲイン
を固定とし、G信号を基準として他の2つのR,B信号
についてのホワイトバランスアンプ52R,52Bの各
ゲインをコントロールすることによってホワイトバラン
スの調整を行う構成とすることも可能である。この場合
には、G信号に対するホワイトバランスアンプ52Gを
省略することも可能である。
52R,52G,52Bの各ゲインをコントロールする
ことによってホワイトバランスの調整を行う構成として
いるが、例えばホワイトバランスアンプ52Gのゲイン
を固定とし、G信号を基準として他の2つのR,B信号
についてのホワイトバランスアンプ52R,52Bの各
ゲインをコントロールすることによってホワイトバラン
スの調整を行う構成とすることも可能である。この場合
には、G信号に対するホワイトバランスアンプ52Gを
省略することも可能である。
【0018】ホワイトバランス調整後のR,G,B信号
は、γ補正などの信号処理が行われた後、図示せぬ輝度
(Y)信号と合わされて映像信号となり、さらにD/A
変換回路6でディジタル信号からアナログ信号に変換さ
れて出力される。なお、D/A変換回路6についても、
A/D変換回路4の場合と同様に、ディジタル信号処理
回路5内に配置するようにしても良い。ホワイトバラン
スアンプ52R,52G,52Bを経たR,G,B信号
は、オプティカルディテクタ(OPD)7にも供給され
る。
は、γ補正などの信号処理が行われた後、図示せぬ輝度
(Y)信号と合わされて映像信号となり、さらにD/A
変換回路6でディジタル信号からアナログ信号に変換さ
れて出力される。なお、D/A変換回路6についても、
A/D変換回路4の場合と同様に、ディジタル信号処理
回路5内に配置するようにしても良い。ホワイトバラン
スアンプ52R,52G,52Bを経たR,G,B信号
は、オプティカルディテクタ(OPD)7にも供給され
る。
【0019】オプティカルディテクタ7の回路構成の一
例を図2に示す。同図において、オプティカルディテク
タ7は、R信号からG信号を減算する減算器71と、B
信号からG信号を減算する減算器72と、減算器71,
72の各出力信号である色差信号、即ちR−G信号およ
びB−G信号をフィールドごとに積分する積分回路73
とを含む回路構成となっている。
例を図2に示す。同図において、オプティカルディテク
タ7は、R信号からG信号を減算する減算器71と、B
信号からG信号を減算する減算器72と、減算器71,
72の各出力信号である色差信号、即ちR−G信号およ
びB−G信号をフィールドごとに積分する積分回路73
とを含む回路構成となっている。
【0020】積分回路73は、図3に示すように、輝度
レベルに基づく積分スライスレベルによって高輝度部と
通常輝度部とに分けられた異なる積分範囲を持ち、高輝
度部では積分スライスレベルよりも高い輝度のデータ
(R−G,B−G)のみを積分し、通常輝度部では積分
スライスレベルよりも低い輝度のデータ(R−G,B−
G)のみを積分する。ただし、輝度が極端に高い場合は
飽和しているものと判断し、高輝度リミッタ以上のデー
タについては積分しない。また、輝度が低すぎるデータ
はノイズとみなし、低輝度リミッタ以下のデータについ
ても積分を行わない。
レベルに基づく積分スライスレベルによって高輝度部と
通常輝度部とに分けられた異なる積分範囲を持ち、高輝
度部では積分スライスレベルよりも高い輝度のデータ
(R−G,B−G)のみを積分し、通常輝度部では積分
スライスレベルよりも低い輝度のデータ(R−G,B−
G)のみを積分する。ただし、輝度が極端に高い場合は
飽和しているものと判断し、高輝度リミッタ以上のデー
タについては積分しない。また、輝度が低すぎるデータ
はノイズとみなし、低輝度リミッタ以下のデータについ
ても積分を行わない。
【0021】このように、オプティカルディテクタ7で
は、特殊な条件(例えば、全面単色などの条件)の場合
にホワイトバランス処理が誤動作しないように、様々な
リミッタや特殊な処理が施される。そして、フィールド
ごとに高輝度部/通常輝度部の異なる積分範囲で積分し
て得られた積分値データ(R−G,B−G)は、次段の
コントローラ8に供給される。なお、本例では、R,
G,B信号から色差信号R−G,B−Gを生成し、しか
る後この色差信号R−G,B−Gを積分するとしたが、
R,G,B信号を先ず積分し、しかる後この積分した
R,G,B信号から色差信号R−G,B−Gを生成する
ように構成することも可能である。
は、特殊な条件(例えば、全面単色などの条件)の場合
にホワイトバランス処理が誤動作しないように、様々な
リミッタや特殊な処理が施される。そして、フィールド
ごとに高輝度部/通常輝度部の異なる積分範囲で積分し
て得られた積分値データ(R−G,B−G)は、次段の
コントローラ8に供給される。なお、本例では、R,
G,B信号から色差信号R−G,B−Gを生成し、しか
る後この色差信号R−G,B−Gを積分するとしたが、
R,G,B信号を先ず積分し、しかる後この積分した
R,G,B信号から色差信号R−G,B−Gを生成する
ように構成することも可能である。
【0022】コントローラ8は、例えばマイクロコンピ
ュータによって構成されている。このコントローラ8の
機能ブロックの一例を図4に示す。
ュータによって構成されている。このコントローラ8の
機能ブロックの一例を図4に示す。
【0023】同図において、コントローラ8は、オプテ
ィカルディテクタ7から供給される高輝度部の積分値デ
ータ(R−G,B−G)と通常輝度部の積分値データ
(R−G,B−G)を比較し、0に近い方の積分値デー
タを出力する比較回路81と、この比較回路81で選択
されたR−G,B−Gの各積分値データを加算してR+
B−2Gのデータを出力する加算器82と、R−Gの積
分値データからB−Gの積分値データを減算してR−B
のデータを出力する減算器83と、後述する引き込み判
定を行う引き込み判定回路84と、その引き込み判定時
にR+B−2G,R−Bの各データに基づいてR信号、
G信号およびB信号の各ゲインを設定するゲイン設定回
路85の各機能を備え、これらの機能をソフトウェアに
よって実行する。
ィカルディテクタ7から供給される高輝度部の積分値デ
ータ(R−G,B−G)と通常輝度部の積分値データ
(R−G,B−G)を比較し、0に近い方の積分値デー
タを出力する比較回路81と、この比較回路81で選択
されたR−G,B−Gの各積分値データを加算してR+
B−2Gのデータを出力する加算器82と、R−Gの積
分値データからB−Gの積分値データを減算してR−B
のデータを出力する減算器83と、後述する引き込み判
定を行う引き込み判定回路84と、その引き込み判定時
にR+B−2G,R−Bの各データに基づいてR信号、
G信号およびB信号の各ゲインを設定するゲイン設定回
路85の各機能を備え、これらの機能をソフトウェアに
よって実行する。
【0024】このように、R−G,B−Gの各色差信号
を積分して得られる各積分値データを、コントローラ8
において、加減算処理にてR+B−2G,R−Bの各デ
ータに変換することにより、加算および減算という簡単
な演算処理だけでデータ変換できるため、ソフトウェア
の負担を軽減することができる。なお、本例では、R+
B−2G,R−Bの各データの算出を、マイクロコンピ
ュータからなるコントローラ8においてソフトウェアに
て行うとしたが、コントローラ8の比較回路81、加算
器82、減算器83、引き込み判定回路84およびゲイ
ン設定回路85の各機能をハードウェアで構成すること
も可能であり、この場合にはハードウェアの負担を軽減
できることになる。
を積分して得られる各積分値データを、コントローラ8
において、加減算処理にてR+B−2G,R−Bの各デ
ータに変換することにより、加算および減算という簡単
な演算処理だけでデータ変換できるため、ソフトウェア
の負担を軽減することができる。なお、本例では、R+
B−2G,R−Bの各データの算出を、マイクロコンピ
ュータからなるコントローラ8においてソフトウェアに
て行うとしたが、コントローラ8の比較回路81、加算
器82、減算器83、引き込み判定回路84およびゲイ
ン設定回路85の各機能をハードウェアで構成すること
も可能であり、この場合にはハードウェアの負担を軽減
できることになる。
【0025】コントローラ8でR+B−2G,R−Bの
各データに基づいて設定されたRゲイン情報、Gゲイン
情報およびBゲイン情報は、ディジタル信号処理回路5
のホワイトバランスアンプ52R,52G,52Bにフ
ィードバックされてR,G,Bの各ゲインを制御する。
各データに基づいて設定されたRゲイン情報、Gゲイン
情報およびBゲイン情報は、ディジタル信号処理回路5
のホワイトバランスアンプ52R,52G,52Bにフ
ィードバックされてR,G,Bの各ゲインを制御する。
【0026】このフィードバック制御において、コント
ローラ8は、R+B−2G,R−Bの各データに基づい
て、ソフトウェアによってホワイトバランスを合わせる
処理を行う際に、ある色温度(例えば、3200°K)
下における基準点(0,0)をもとにホワイトバランス
をとる範囲を制限する引き込み制限枠を設定し、オプテ
ィカルディテクタ7からの評価値データ(積分値デー
タ)の基準点(0,0)からの移動量を常時監視すると
ともに、移動後の評価値データが引き込み制限枠内に存
在するか否かを判定し、存在する場合にはその評価値デ
ータに応じてR,G,Bの各ゲインをコントロールす
る。
ローラ8は、R+B−2G,R−Bの各データに基づい
て、ソフトウェアによってホワイトバランスを合わせる
処理を行う際に、ある色温度(例えば、3200°K)
下における基準点(0,0)をもとにホワイトバランス
をとる範囲を制限する引き込み制限枠を設定し、オプテ
ィカルディテクタ7からの評価値データ(積分値デー
タ)の基準点(0,0)からの移動量を常時監視すると
ともに、移動後の評価値データが引き込み制限枠内に存
在するか否かを判定し、存在する場合にはその評価値デ
ータに応じてR,G,Bの各ゲインをコントロールす
る。
【0027】ホワイトバランスを合わせるには、先ず、
高輝度部、通常輝度部のそれぞれの積分値データを比較
し、原点(R−G=0,B−G=0)、即ち0に近い方
を採用する。図5に示す例の場合は、高輝度部の積分値
データの方が通常輝度部の積分値データよりも0に近い
ので、高輝度部の積分値データを採用する。そして、評
価値データがどの座標位置にあるかを判定し、引き込み
制限枠内であれば、その座標位置(象限、または軸上)
によりホワイトバランスゲインを操作し、原点(R−G
=0,B−G=0)に近付ける。
高輝度部、通常輝度部のそれぞれの積分値データを比較
し、原点(R−G=0,B−G=0)、即ち0に近い方
を採用する。図5に示す例の場合は、高輝度部の積分値
データの方が通常輝度部の積分値データよりも0に近い
ので、高輝度部の積分値データを採用する。そして、評
価値データがどの座標位置にあるかを判定し、引き込み
制限枠内であれば、その座標位置(象限、または軸上)
によりホワイトバランスゲインを操作し、原点(R−G
=0,B−G=0)に近付ける。
【0028】このフィードバック制御において、オプテ
ィカルディテクタ7からの評価値データ(積分値デー
タ)が引き込み制限枠外の場合は、ホワイトバランスを
合わせる引き込み操作を行わない。なお、引き込み制限
枠を設定しているのは、本来白色でないものまで引き込
んでしまうような誤動作を防ぐためである。すなわち、
引き込み制限枠は、黒体放射カーブ上の色以外(緑や赤
紫色など)を引き込まないようにするためのものであ
る。
ィカルディテクタ7からの評価値データ(積分値デー
タ)が引き込み制限枠外の場合は、ホワイトバランスを
合わせる引き込み操作を行わない。なお、引き込み制限
枠を設定しているのは、本来白色でないものまで引き込
んでしまうような誤動作を防ぐためである。すなわち、
引き込み制限枠は、黒体放射カーブ上の色以外(緑や赤
紫色など)を引き込まないようにするためのものであ
る。
【0029】以下、コントローラ8において、R+B−
2G,R−Bの各データに基づいて実行されるホワイト
バランスを合わせるための具体的な処理手順について、
図6のフローチャートにしたがって説明する。なお、本
ルーチンの処理は、被写体の色温度が変化した場合に呼
び出されて実行されるものとする。また、この処理を開
始する前に、あらかじめある決まった色温度(例えば、
3200°K)において基準点(0,0)をとり、この
基準点(0,0)をもとに引き込み制限枠を設定し、基
準点(0,0)をオートホワイトバランスの動作開始点
とする。
2G,R−Bの各データに基づいて実行されるホワイト
バランスを合わせるための具体的な処理手順について、
図6のフローチャートにしたがって説明する。なお、本
ルーチンの処理は、被写体の色温度が変化した場合に呼
び出されて実行されるものとする。また、この処理を開
始する前に、あらかじめある決まった色温度(例えば、
3200°K)において基準点(0,0)をとり、この
基準点(0,0)をもとに引き込み制限枠を設定し、基
準点(0,0)をオートホワイトバランスの動作開始点
とする。
【0030】被写体の色温度の変化があると、先ず、オ
プティカルディテクタ(OPD)7から評価値データ、
即ちR−G,B−Gの各積分値データを取り込み(ステ
ップS1)、今回のデータを前回保持したデータに加算
する、即ち今回移動した量を前回の座標に加算する(ス
テップ2)。なお、マイナス方向に移動した場合には減
算する。そして、移動後の座標が、基準点(0,0)を
もとに設定された引き込み制限枠内に入っているか否か
を判断する(ステップS3)。
プティカルディテクタ(OPD)7から評価値データ、
即ちR−G,B−Gの各積分値データを取り込み(ステ
ップS1)、今回のデータを前回保持したデータに加算
する、即ち今回移動した量を前回の座標に加算する(ス
テップ2)。なお、マイナス方向に移動した場合には減
算する。そして、移動後の座標が、基準点(0,0)を
もとに設定された引き込み制限枠内に入っているか否か
を判断する(ステップS3)。
【0031】ここで、移動後の座標が引き込み制限枠内
に入っていれば、オプティカルディテクタ7から評価値
データに基づいてホワイトバランスゲインを算出し(ス
テップ4)、この算出したホワイトバランスゲインに応
じて後述するゲイン操作(引き込み操作)を行う(ステ
ップ5)。そして、移動後の座標を保持する(ステップ
6)。一方、移動後の座標が引き込み制限枠外であれ
ば、引き込み操作は行わず、移動前の座標を保持し(ス
テップ7)、次に被写体の色温度変化があるまでその値
を保持しておく。
に入っていれば、オプティカルディテクタ7から評価値
データに基づいてホワイトバランスゲインを算出し(ス
テップ4)、この算出したホワイトバランスゲインに応
じて後述するゲイン操作(引き込み操作)を行う(ステ
ップ5)。そして、移動後の座標を保持する(ステップ
6)。一方、移動後の座標が引き込み制限枠外であれ
ば、引き込み操作は行わず、移動前の座標を保持し(ス
テップ7)、次に被写体の色温度変化があるまでその値
を保持しておく。
【0032】このように、ある色温度下における基準点
(0,0)をもとに引き込み制限枠を設定し、基準点
(0,0)からの移動量を常時監視するとともに、移動
後の座標が引き込み制限枠内に存在するか否かを判定
し、存在する場合にはその座標データに応じてホワイト
バランスの引き込み操作を行うようにしたことにより、
収束後の引き込み判定の基準が一定となるため、フィー
ドバック制御することによって基準が移動し、誤動作す
るということがないオートホワイトバランスの制御を実
現できる。
(0,0)をもとに引き込み制限枠を設定し、基準点
(0,0)からの移動量を常時監視するとともに、移動
後の座標が引き込み制限枠内に存在するか否かを判定
し、存在する場合にはその座標データに応じてホワイト
バランスの引き込み操作を行うようにしたことにより、
収束後の引き込み判定の基準が一定となるため、フィー
ドバック制御することによって基準が移動し、誤動作す
るということがないオートホワイトバランスの制御を実
現できる。
【0033】ここで、引き込み制限枠、不感帯および収
束点と引き込みのためのゲイン操作について、図7を用
いて説明する。なお、不感帯を設けてあるのは、完全に
0にならない(原点に収束しない)場合に発振してしま
うことを防ぐためである。図7において、データが第1
象限にある場合はホワイトバランスアンプ52Rのゲイ
ン(Rゲイン)を下げ、第2象限にある場合はホワイト
バランスアンプ52Bのゲイン(Bゲイン)を上げ、第
3象限にある場合はRゲインを上げ、第4象限にある場
合はBゲインを下げる。
束点と引き込みのためのゲイン操作について、図7を用
いて説明する。なお、不感帯を設けてあるのは、完全に
0にならない(原点に収束しない)場合に発振してしま
うことを防ぐためである。図7において、データが第1
象限にある場合はホワイトバランスアンプ52Rのゲイ
ン(Rゲイン)を下げ、第2象限にある場合はホワイト
バランスアンプ52Bのゲイン(Bゲイン)を上げ、第
3象限にある場合はRゲインを上げ、第4象限にある場
合はBゲインを下げる。
【0034】また、データがR−B,R+B−2Gの各
軸上にある場合は、RゲインおよびBゲインを同時に操
作する。すなわち、データがR+B−2G>0でかつR
+B−2G軸上にある場合は、Rゲイン、Bゲインを共
に下げる。データがR+B−2G<0でかつR+B−2
G軸上にある場合は、Rゲイン、Bゲインを共に上げ
る。データがR−B>0でかつR−B軸上にある場合
は、Rゲインを下げかつBゲインを上げる。データがR
−B<0でかつR−B軸上にある場合は、Rゲインを上
げかつBゲインを下げる。
軸上にある場合は、RゲインおよびBゲインを同時に操
作する。すなわち、データがR+B−2G>0でかつR
+B−2G軸上にある場合は、Rゲイン、Bゲインを共
に下げる。データがR+B−2G<0でかつR+B−2
G軸上にある場合は、Rゲイン、Bゲインを共に上げ
る。データがR−B>0でかつR−B軸上にある場合
は、Rゲインを下げかつBゲインを上げる。データがR
−B<0でかつR−B軸上にある場合は、Rゲインを上
げかつBゲインを下げる。
【0035】次に、色温度変化に対してどのように判定
するかについて、図8に基づいて説明する。同図におい
て、(a)は前回低色温度で収束し、今回高色温度に変
化した場合を、(b)は前回高色温度で収束し、さらに
高色温度に変化した場合を、(c)は前回低色温度で収
束し、さらに低色温度に変化した場合を、(d)は前回
高色温度で収束し、今回低色温度に変化した場合をそれ
ぞれ示している。
するかについて、図8に基づいて説明する。同図におい
て、(a)は前回低色温度で収束し、今回高色温度に変
化した場合を、(b)は前回高色温度で収束し、さらに
高色温度に変化した場合を、(c)は前回低色温度で収
束し、さらに低色温度に変化した場合を、(d)は前回
高色温度で収束し、今回低色温度に変化した場合をそれ
ぞれ示している。
【0036】先ず、前回低色温度で収束し、今回高色温
度に変化した場合(a)には、基準点からの移動量が引
き込み制限枠の範囲内であるため、通常の引き込み動作
を行う。前回高色温度で収束し、さらに高色温度に変化
した場合(b)には、基準点からの移動量が引き込み制
限枠外であるため、引き込み動作を行わない。前回低色
温度で収束し、さらに低色温度に変化した場合(c)に
は、基準点からの移動量が引き込み制限枠外であるた
め、引き込み動作を行わない。前回高色温度で収束し、
今回低色温度に変化した場合(d)には、基準点からの
移動量が引き込み制限枠の範囲内であるため、通常の引
き込み動作を行う。
度に変化した場合(a)には、基準点からの移動量が引
き込み制限枠の範囲内であるため、通常の引き込み動作
を行う。前回高色温度で収束し、さらに高色温度に変化
した場合(b)には、基準点からの移動量が引き込み制
限枠外であるため、引き込み動作を行わない。前回低色
温度で収束し、さらに低色温度に変化した場合(c)に
は、基準点からの移動量が引き込み制限枠外であるた
め、引き込み動作を行わない。前回高色温度で収束し、
今回低色温度に変化した場合(d)には、基準点からの
移動量が引き込み制限枠の範囲内であるため、通常の引
き込み動作を行う。
【0037】上述したように、カメラシステムの色信号
処理回路において、フィードバック制御で自動的にホワ
イトバランスをとる操作を行う際に、各条件に応じて基
準点からの移動量をモニターするとともに、移動後の座
標が引き込み制限枠内に存在するか否かを判定し、その
判定結果に応じてホワイトバランスの引き込み操作を行
うようにしたことにより、もともと設定した基準の引き
込み制限枠から外れないような制御ができる。
処理回路において、フィードバック制御で自動的にホワ
イトバランスをとる操作を行う際に、各条件に応じて基
準点からの移動量をモニターするとともに、移動後の座
標が引き込み制限枠内に存在するか否かを判定し、その
判定結果に応じてホワイトバランスの引き込み操作を行
うようにしたことにより、もともと設定した基準の引き
込み制限枠から外れないような制御ができる。
【0038】すなわち、ある色温度の光源下においてホ
ワイトバランスをとった後、次に色温度が変化した場合
に、基準の引き込み制限枠内であって白に合わせる色温
度であればホワイトバランスをとり、そうでないものは
とらないように、誤動作のないホワイトバランスをとる
操作を行うことができる。また、白でないものについて
は色(無彩色)にしない操作を行うことができる。
ワイトバランスをとった後、次に色温度が変化した場合
に、基準の引き込み制限枠内であって白に合わせる色温
度であればホワイトバランスをとり、そうでないものは
とらないように、誤動作のないホワイトバランスをとる
操作を行うことができる。また、白でないものについて
は色(無彩色)にしない操作を行うことができる。
【0039】なお、本発明に係るカメラシステムは、オ
ートホワイトバランス機能を持つ民生用、業務用および
産機用カメラに適用可能である。これにより、これらカ
メラの画質向上に大きく寄与できる。
ートホワイトバランス機能を持つ民生用、業務用および
産機用カメラに適用可能である。これにより、これらカ
メラの画質向上に大きく寄与できる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フィードバック制御方式のホワイトバランス調整におい
て、ある色温度下における基準点をもとに引き込み制限
枠を設定し、基準点からの移動量を常時監視するととも
に、移動後の座標が引き込み制限枠内に存在するか否か
を判定し、存在する場合にはその座標データに応じてホ
ワイトバランスの引き込み操作を行うようにしたことに
より、収束後の引き込み判定の基準が一定となるため、
フィードバック制御することによって基準が移動し、誤
動作するということがないオートホワイトバランスの制
御を実現できることになる。したがって、オートホワイ
トバランスを持つ民生用、業務用、産業機器用カメラに
適用した場合に、画質向上に寄与できることになる。
フィードバック制御方式のホワイトバランス調整におい
て、ある色温度下における基準点をもとに引き込み制限
枠を設定し、基準点からの移動量を常時監視するととも
に、移動後の座標が引き込み制限枠内に存在するか否か
を判定し、存在する場合にはその座標データに応じてホ
ワイトバランスの引き込み操作を行うようにしたことに
より、収束後の引き込み判定の基準が一定となるため、
フィードバック制御することによって基準が移動し、誤
動作するということがないオートホワイトバランスの制
御を実現できることになる。したがって、オートホワイ
トバランスを持つ民生用、業務用、産業機器用カメラに
適用した場合に、画質向上に寄与できることになる。
【図1】本発明が適用される固体撮像素子システムの構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】オプティカルディテクタの一例の回路ブロック
図である。
図である。
【図3】積分回路での積分範囲を示す図である。
【図4】コントローラの一例の機能ブロック図である。
【図5】ホワイトバランス操作の一例を示す概念図であ
る。
る。
【図6】ホワイトバランスの処理手順を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図7】引き込みのためのゲイン操作の概念図である。
【図8】色温度変化に対してどのように判定するかを示
す図である。
す図である。
【図9】引き込み制限枠を示す図である。
【図10】従来技術の課題を説明する図(その1)であ
る。
る。
【図11】従来技術の課題を説明する図(その2)であ
る。
る。
【図12】先願における色温度変化に合わせた枠の縮小
・拡大の操作を示す図である。
・拡大の操作を示す図である。
2…固体撮像素子、4…A/D変換回路、5…ディジタ
ル信号処理回路、6…D/A変換回路、7…オプティカ
ルディテクタ、8…コントローラ、51…原色分離回
路、52R,52G,52B…ホワイトバランスアン
プ、53…γ(ガンマ)補正回路、71,72,83…
減算器、73…積分回路、81…比較回路、82…加算
器、84…引き込み判定回路、85…ゲイン設定回路
ル信号処理回路、6…D/A変換回路、7…オプティカ
ルディテクタ、8…コントローラ、51…原色分離回
路、52R,52G,52B…ホワイトバランスアン
プ、53…γ(ガンマ)補正回路、71,72,83…
減算器、73…積分回路、81…比較回路、82…加算
器、84…引き込み判定回路、85…ゲイン設定回路
Claims (4)
- 【請求項1】 フィードバック制御によって自動的にホ
ワイトバランスをとる処理を行う色信号処理回路であっ
て、 R(赤),G(緑),B(青)の原色信号の相互間のゲ
イン調整を行うホワイトバランスアンプと、 色差信号のフィールドごとの積分値を得る積分回路と、 所定の色温度下における基準点をもとにホワイトバラン
スをとる範囲を制限する引き込み制限枠を設定するとと
もに、前記積分回路で得られた積分値の前記基準点から
の移動量を常時監視し、移動後の前記積分値が前記引き
込み制限枠内に存在するときその積分値に応じて前記ホ
ワイトバランスアンプのゲインをコントロールするコン
トローラとを備えたことを特徴とする色信号処理回路。 - 【請求項2】 前記積分回路は、R−G,B−Gの各色
差信号のフィールドごとの積分値を得、 前記コントローラは、前記積分回路で得られた各色差信
号の積分値を加減算処理にてR−B,R+B−2Gの信
号に変換し、このR−B,R+B−2Gの信号に基づい
て前記ホワイトバランスアンプのゲインをコントロール
することを特徴とする請求項1記載の色信号処理回路。 - 【請求項3】 フィードバック制御によって自動的にホ
ワイトバランスをとる処理を行う色信号処理方法であっ
て、 所定の色温度下における基準点をもとにホワイトバラン
スをとる範囲を制限する引き込み制限枠を設定し、 色差信号のフィールドごとの積分値を得てこの積分値の
前記基準点からの移動量を常時監視し、 移動後の前記積分値が前記引き込み制限枠内に存在する
ときその積分値に応じてホワイトバランスをとることを
特徴とする色信号処理方法。 - 【請求項4】 被写体からの入射光を結像させる光学系
と、前記光学系によって撮像面上に結像される像光を画
素単位で光電変換する固体撮像素子と、前記固体撮像素
子の出力信号を処理するととともに、フィードバック制
御によって自動的にホワイトバランスをとる色信号処理
回路とを具備するカメラであって、 前記色信号処理回路は、 R(赤),G(緑),B(青)の原色信号の相互間のゲ
イン調整を行うホワイトバランスアンプと、 色差信号のフィールドごとの積分値を得る積分回路と、 所定の色温度下における基準点をもとにホワイトバラン
スをとる範囲を制限する引き込み制限枠を設定するとと
もに、前記積分回路で得られた積分値の前記基準点から
の移動量を常時監視し、移動後の前記積分値が前記引き
込み制限枠内に存在するときその積分値に応じて前記ホ
ワイトバランスアンプのゲインをコントロールするコン
トローラとを備えたことを特徴とするカメラ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9198021A JPH1141619A (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | 色信号処理回路およびその処理方法、並びにこれらを用いたカメラ |
US09/120,181 US6670987B1 (en) | 1997-07-24 | 1998-07-22 | Chrominance signal processing circuit, chrominance signal processing method and camera using them |
KR1019980029614A KR19990014093A (ko) | 1997-07-24 | 1998-07-23 | 색신호 처리회로 및 그 처리방법, 및 이들을 사용한 카메라 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9198021A JPH1141619A (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | 色信号処理回路およびその処理方法、並びにこれらを用いたカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1141619A true JPH1141619A (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=16384212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9198021A Pending JPH1141619A (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | 色信号処理回路およびその処理方法、並びにこれらを用いたカメラ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6670987B1 (ja) |
JP (1) | JPH1141619A (ja) |
KR (1) | KR19990014093A (ja) |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3892648B2 (ja) * | 2000-06-30 | 2007-03-14 | 株式会社リコー | 画像入力装置、ホワイトバランス調整方法、およびその方法を実行するためのプログラムを格納したコンピュータが読取可能な記録媒体 |
US6798449B2 (en) * | 2001-01-18 | 2004-09-28 | Kinpo Electronics, Inc. | Automatic white-balance correction for digital camera |
JP2002232906A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-16 | Ricoh Co Ltd | ホワイトバランス制御装置 |
KR100785002B1 (ko) * | 2001-07-09 | 2007-12-11 | 삼성전자주식회사 | 색온도를 이용한 영상 브라우징 장치 및 방법 |
JP3630149B2 (ja) * | 2002-06-14 | 2005-03-16 | カシオ計算機株式会社 | 撮像装置、ホワイトバランス制御方法及びホワイトバランス制御プログラム |
US7551207B2 (en) * | 2003-08-26 | 2009-06-23 | Casio Computer Co., Ltd. | Image pickup apparatus, white balance control method, and white balance control program |
JP4041995B2 (ja) * | 2004-06-22 | 2008-02-06 | ソニー株式会社 | 撮像装置及び撮像方法 |
US7893631B2 (en) * | 2005-04-06 | 2011-02-22 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | White light luminaire with adjustable correlated colour temperature |
US20070046787A1 (en) * | 2005-08-30 | 2007-03-01 | Micron Technology, Inc. | Chrominance filter for white balance statistics |
US7804525B2 (en) * | 2006-08-24 | 2010-09-28 | Micron Technology, Inc. | Method, apparatus, and system for selecting pixels for automatic white balance processing |
JP2008072575A (ja) * | 2006-09-15 | 2008-03-27 | Canon Inc | 画像処理装置、方法、及びコンピュータプログラム |
EP2328352B1 (en) * | 2007-01-25 | 2019-10-09 | BlackBerry Limited | Method and apparatus for controlling a camera module to compensate for the color spectrum of a white led |
US7710466B2 (en) * | 2007-01-25 | 2010-05-04 | Research In Motion Limited | Method and apparatus for controlling a camera module to compensate for the color spectrum of a white LED |
US7825958B2 (en) * | 2007-01-25 | 2010-11-02 | Research In Motion Limited | Method and apparatus for controlling a camera module to compensate for the light level of a white LED |
US7974487B2 (en) * | 2007-04-17 | 2011-07-05 | Kabushiki Kaisha Toshiba | System and method for image white balance adjustment |
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