[go: up one dir, main page]

JPH11355947A - 電線共同溝 - Google Patents

電線共同溝

Info

Publication number
JPH11355947A
JPH11355947A JP10159786A JP15978698A JPH11355947A JP H11355947 A JPH11355947 A JP H11355947A JP 10159786 A JP10159786 A JP 10159786A JP 15978698 A JP15978698 A JP 15978698A JP H11355947 A JPH11355947 A JP H11355947A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric wire
joint groove
wire joint
bent
connecting pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10159786A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Kato
一 加藤
Noriyuki Isaji
範幸 伊佐治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kogyo Corp
Original Assignee
Nitto Kogyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Kogyo Corp filed Critical Nitto Kogyo Corp
Priority to JP10159786A priority Critical patent/JPH11355947A/ja
Priority to KR1019990016213A priority patent/KR20000005643A/ko
Publication of JPH11355947A publication Critical patent/JPH11355947A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/50Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment specially adapted for specific body parts; specially adapted for specific clinical applications
    • A61B6/508Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment specially adapted for specific body parts; specially adapted for specific clinical applications for non-human patients
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/40Arrangements for generating radiation specially adapted for radiation diagnosis
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/42Arrangements for detecting radiation specially adapted for radiation diagnosis
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/44Constructional features of apparatus for radiation diagnosis
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/52Devices using data or image processing specially adapted for radiation diagnosis

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水平方向のみならず上下方向に屈曲させるこ
とができる電線共同溝を提供する。 【解決手段】 連結用凸部3を持つ上下分割型の凸状の
ボディ1と、凹部4を持つ上下分割型の凹状のボディ2
とを連結ピン11で屈曲自在に連結した電線共同溝。第
1の発明では、その連結用凸部3に形成された連結ピン
挿入孔9を、上下両側に向けて拡がったテーパ孔とし、
そのテーパ角の範囲内において上下方向に屈曲自在とし
た。また第2の発明では、可撓性の連結ピンを用いるこ
とにより、上下方向に屈曲自在とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線等を地中に埋
設するための屈曲自在な電線共同溝に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】上下分割型のボディの内部に、フレキシ
ブルな内管を収納した電線共同溝は従来から知られてい
る。通常、長さ方向に連結される各ボディは上下方向に
挿入される連結ピンを介して連結されているため、この
連結ピンを中心として水平方向に所定角度範囲内で屈曲
させることができる。従って道路が湾曲しているような
場合にも、道路に沿って湾曲させつつ一定深さの位置に
電線共同溝を埋設することができる。
【0003】ところがこのような従来の電線共同溝は、
上下方向には屈曲させることができない。このため、埋
設深さを変える必要があることが予め分かっている場合
には、上下方向に角度を持たせた専用の電線共同溝を用
意している。しかし、埋設工事の途中に突然障害物が発
見されて電線共同溝の埋設深さを変えたいような場合に
は、電線共同溝を上下方向に屈曲させることができない
ため、現場で対応することができないという問題があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決して、水平方向とともに上下方向にも所
定角度範囲内で屈曲させることができるようにした電線
共同溝を提供するためになされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた第1の発明の電線共同溝は、連結用凸部を
持つ凸状のボディと、この連結用凸部を受ける凹部を持
つ凹状のボディとを連結ピンで屈曲自在に連結し、その
内部にフレキシブルな内管を収納した電線共同溝であっ
て、連結用凸部に形成された連結ピン挿入孔を、上下両
側に向けて拡がったテーパ孔としたことを特徴とするも
のである。また同一の課題を解決するためになされた第
2の発明の電線共同溝は、連結用凸部を持つ凸状のボデ
ィと、この連結用凸部を受ける凹部を持つ凹状のボディ
とを連結ピンで屈曲自在に連結し、その内部にフレキシ
ブルな内管を収納した電線共同溝であって、連結ピンを
可撓性の連結ピンとしたことを特徴とするものである。
【0006】第1の発明の電線共同溝は、連結用凸部に
形成された連結ピン挿入孔を上下両側に向けて拡がった
テーパ孔としたものであるから、テーパ孔の内面に連結
ピンが密着する角度まで隣接するボディを上下方向にも
屈曲させることができる。また第2の発明の電線共同溝
は、可撓性の連結ピンを用いることによって、専用のボ
ディを用いることなく上下方向にも屈曲させることがで
きる。このため、埋設工事の途中に障害物が発見された
ような場合にも、現場で対応することが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に各発明の好ましい実施形態
を示す。図1は4孔タイプの電線共同溝を示す分解斜視
図、図2はその平面図、図3は中央縦断面図である。本
発明の電線共同溝は全て凸状のボディ1と、凹状のボデ
ィ2とを組み合わせたもので、凸状のボディ1には連結
用凸部3が突設され、凹状のボディ2にはこの連結用凸
部3を受ける凹部4が形成されている。
【0008】4孔タイプの電線共同溝は、ボディ1、2
ともにそれぞれ上部ボディAと中間ボディBと下部ボデ
ィCとからなる上下分割型とされている。図1中に、1
A、1B、1C、2A、2B、2Cの符号で各ボディを
示した。但し1Aと1C、2Aと2Cは同一形状のもの
である。これらの上部ボディAと中間ボディBと下部ボ
ディCとは、中央のボルト孔5に貫通されるボルト(図
示せず)によって相互に固定されてボディ1、2とな
る。
【0009】中間ボディ1B、2Bには上下左右に半円
状の円弧溝6が形成されており、上部ボディ1A、2A
の下面左右と、下部ボディ1C、2Cの上面左右にはそ
れぞれ円弧溝7が形成されている。そしてこれらの円弧
溝6、7を合わせて形成される円筒状のキャビティ内
に、図1に示したように4本のフレキシブルな内管8が
収納され、その内部に電線を通すことができるようにな
っている。
【0010】凸状のボディ1の連結用凸部3には、上下
方向の連結ピン挿入孔9が形成されている。そしてこの
連結用凸部3を凹状のボディ2の凹部4に差し込んだう
え、図3のように上部ボディ2Aと下部ボディ2Cの連
結ピン挿入孔10から上記連結ピン挿入孔9を貫通させ
て連結ピン11を挿入し、凸状のボディ1と、凹状のボ
ディ2とを連結する。
【0011】図3に示されるように、中間ボディ1Bの
連結用凸部3に形成された連結ピン挿入孔9は、中心位
置から上下両側に向けて拡がったテーパ孔とされてい
る。この連結ピン挿入孔9の中央の最小径部は、連結ピ
ン11の外径よりもわずかに大きくしておき、連結ピン
11ががたつきなく挿入できるようにしておく。なお、
この実施形態では連結ピン挿入孔9は、電線共同溝の長
手方向に対してテーパ孔としているが、電線共同溝の長
手方向及び幅方向に対してテーパ孔としたものでもよ
い。
【0012】このように構成された電線共同溝は、凸状
のボディ1と凹状のボディ2とを連結ピン11により連
結したものであるから、従来品と同様に水平方向に屈曲
させることができる。また、連結ピン挿入孔9を上下両
側に向けて拡がったテーパ孔としたため、図3に示すよ
うにテーパ角の範囲内で上下方向にも屈曲させることが
できる。このとき、連結ピン11が連結ピン挿入孔9の
内壁にがたつきなく挿入されているため、凸状のボディ
1と凹状のボディ2との間に過度の自由度を持たせるこ
となく滑らかに屈曲させることができる。また、テーパ
角の全てを使い屈曲させる時は、連結ピン挿入孔9の内
壁と連結ピン11の外周とが面で当接しているので力が
加わった場合でも強固に支えることができる。
【0013】なお、連結用凸部3は水平方向の屈曲の妨
げとならないように、左右側面が先細形状となってい
る。また上下方向の屈曲を可能とするため、上下両面も
傾斜面とされている。
【0014】この結果、本発明の電線共同溝は、埋設工
事の途中に突然障害物が発見されて電線共同溝の埋設深
さを変えたいような場合にも、上下方向に屈曲させるこ
とにより現場での対応が可能となる利点がある。
【0015】図4は、本発明を2孔タイプの電線共同溝
に適用した実施形態を示すものである。2孔タイプの場
合には、上記した中間ボディ1B、2Bが省略されてい
る。しかし連結用凸部3の連結ピン挿入孔9を上下両側
に向けて拡がったテーパ孔とし、上下方向にも屈曲させ
ることができるようにした点は4孔タイプと同様であ
る。
【0016】図5は、第2の発明の実施形態である6孔
タイプの電線共同溝を示すものである。この実施形態で
は、中間ボディ1B、2Bを2段積みにすることによ
り、6本のフレキシブルな内管8を収納できるようにし
たものである。この場合、専用の中間ボディを製作すれ
ばよいが、コスト削減のために4孔タイプと同一の中間
ボディ1B、2Bを使用すると、図5のように連結ピン
挿入孔9が途中の2ヵ所で狭くなり、2孔タイプや4孔
タイプの場合のように全体としては上下両側に向けて拡
がったテーパ孔にはならない。
【0017】そこでこのままでは従来と同様に上下方向
への屈曲が不能となるため、この実施形態では樹脂等よ
りなる可撓性の連結ピン12で連結する。このような可
撓性の連結ピン12を用いれば、図5の場合にも電線共
同溝を上下方向に屈曲させることが可能となる。また8
孔タイプ以上の場合にも同様に上下方向に屈曲させるこ
とが可能となる。
【0018】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の電線共
同溝は水平方向のみならず上下方向に屈曲させることが
できるので、埋設工事の途中に障害物が発見されたよう
な場合にも、現場で対応することが可能となる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】4孔タイプの電線共同溝を示す分解斜視図であ
る。
【図2】4孔タイプの電線共同溝の平面図である。
【図3】4孔タイプの電線共同溝の中央縦断面図であ
る。
【図4】2孔タイプの電線共同溝の中央縦断面図であ
る。
【図5】6孔タイプの電線共同溝の中央縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 凸状のボディ(A:上部、B:中間、C:下部) 2 凹状のボディ(A:上部、B:中間、C:下部) 3 連結用凸部 4 凹部 5 中央のボルト孔 6 円弧溝 7 円弧溝 8 フレキシブルな内管 9 連結ピン挿入孔 10 連結ピン挿入孔 11 連結ピン 12 可撓性の連結ピン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年5月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 電線共同溝
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線等を地中に埋
設するための屈曲自在な電線共同溝に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】上下分割型のボディの内部に、フレキシ
ブルな内管を収納した電線共同溝は従来から知られてい
る。通常、長さ方向に連結される各ボディは上下方向に
挿入される連結ピンを介して連結されているため、この
連結ピンを中心として水平方向に所定角度範囲内で屈曲
させることができる。従って道路が湾曲しているような
場合にも、道路に沿って湾曲させつつ一定深さの位置に
電線共同溝を埋設することができる。
【0003】ところがこのような従来の電線共同溝は、
上下方向には屈曲させることができない。このため、埋
設深さを変える必要があることが予め分かっている場合
には、上下方向に角度を持たせた専用の電線共同溝を用
意している。しかし、埋設工事の途中に突然障害物が発
見されて電線共同溝の埋設深さを変えたいような場合に
は、電線共同溝を上下方向に屈曲させることができない
ため、現場で対応することができないという問題があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決して、水平方向とともに上下方向にも所
定角度範囲内で屈曲させることができるようにした電線
共同溝を提供するためになされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた第1の発明の電線共同溝は、連結用凸部を
持つ凸状のボディと、この連結用凸部を受ける凹部を持
つ凹状のボディとを連結ピンで屈曲自在に連結し、その
内部にフレキシブルな内管を収納した電線共同溝であっ
て、連結用凸部に形成された連結ピン挿入孔を、上下両
側に向けて拡がり、かつ最小径部が連結ピンの外径より
もわずかに大きいテーパ孔としたことを特徴とするもの
である。また同一の課題を解決するためになされた第2
の発明の電線共同溝は、第1の発明の要件を備えた電線
共同溝において、各ボディは上部ボディと中間ボディと
下部ボディとを組み合わせて内管を中間ボディの上下に
配置できる構造とし、連結ピンを可撓性の連結ピンとし
たことを特徴とするものである。
【0006】第1の発明の電線共同溝は、連結用凸部に
形成された連結ピン挿入孔を上下両側に向けて拡がり、
かつ最小径部が連結ピンの外径よりもわずかに大きい
ーパ孔としたものであるから、テーパ孔の内面に連結ピ
ンが密着する角度まで隣接するボディを上下方向にも屈
曲させることができる。また第2の発明の電線共同溝
は、上部ボディと中間ボディと下部ボディとを組み合わ
せて内管を中間ボディの上下に配置した構造であるにも
かかわらず、可撓性の連結ピンを用いることによって、
この大きいボディを上下方向にも屈曲させることができ
る。このため、埋設工事の途中に障害物が発見されたよ
うな場合にも、現場で対応することが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に各発明の好ましい実施形態
を示す。図1は4孔タイプの電線共同溝を示す分解斜視
図、図2はその平面図、図3は中央縦断面図である。本
発明の電線共同溝は全て凸状のボディ1と、凹状のボデ
ィ2とを組み合わせたもので、凸状のボディ1には連結
用凸部3が突設され、凹状のボディ2にはこの連結用凸
部3を受ける凹部4が形成されている。
【0008】4孔タイプの電線共同溝は、ボディ1、2
ともにそれぞれ上部ボディAと中間ボディBと下部ボデ
ィCとからなる上下分割型とされている。図1中に、1
A、1B、1C、2A、2B、2Cの符号で各ボディを
示した。但し1Aと1C、2Aと2Cは同一形状のもの
である。これらの上部ボディAと中間ボディBと下部ボ
ディCとは、中央のボルト孔5に貫通されるボルト(図
示せず)によって相互に固定されてボディ1、2とな
る。
【0009】中間ボディ1B、2Bには上下左右に半円
状の円弧溝6が形成されており、上部ボディ1A、2A
の下面左右と、下部ボディ1C、2Cの上面左右にはそ
れぞれ円弧溝7が形成されている。そしてこれらの円弧
溝6、7を合わせて形成される円筒状のキャビティ内
に、図1に示したように4本のフレキシブルな内管8が
収納され、その内部に電線を通すことができるようにな
っている。
【0010】凸状のボディ1の連結用凸部3には、上下
方向の連結ピン挿入孔9が形成されている。そしてこの
連結用凸部3を凹状のボディ2の凹部4に差し込んだう
え、図3のように上部ボディ2Aと下部ボディ2Cの連
結ピン挿入孔10から上記連結ピン挿入孔9を貫通させ
て連結ピン11を挿入し、凸状のボディ1と、凹状のボ
ディ2とを連結する。
【0011】図3に示されるように、中間ボディ1Bの
連結用凸部3に形成された連結ピン挿入孔9は、中心位
置から上下両側に向けて拡がったテーパ孔とされてい
る。この連結ピン挿入孔9の中央の最小径部は、連結ピ
ン11の外径よりもわずかに大きくしておき、連結ピン
11ががたつきなく挿入できるようにしておく。なお、
この実施形態では連結ピン挿入孔9は、電線共同溝の長
手方向に対してテーパ孔としているが、電線共同溝の長
手方向及び幅方向に対してテーパ孔としたものでもよ
い。
【0012】このように構成された電線共同溝は、凸状
のボディ1と凹状のボディ2とを連結ピン11により連
結したものであるから、従来品と同様に水平方向に屈曲
させることができる。また、連結ピン挿入孔9を上下両
側に向けて拡がったテーパ孔としたため、図3に示すよ
うにテーパ角の範囲内で上下方向にも屈曲させることが
できる。このとき、連結ピン11が連結ピン挿入孔9の
内壁にがたつきなく挿入されているため、凸状のボディ
1と凹状のボディ2との間に過度の自由度を持たせるこ
となく滑らかに屈曲させることができる。また、テーパ
角の全てを使い屈曲させる時は、連結ピン挿入孔9の内
壁と連結ピン11の外周とが面で当接しているので力が
加わった場合でも強固に支えることができる。
【0013】なお、連結用凸部3は水平方向の屈曲の妨
げとならないように、左右側面が先細形状となってい
る。また上下方向の屈曲を可能とするため、上下両面も
傾斜面とされている。
【0014】この結果、本発明の電線共同溝は、埋設工
事の途中に突然障害物が発見されて電線共同溝の埋設深
さを変えたいような場合にも、上下方向に屈曲させるこ
とにより現場での対応が可能となる利点がある。
【0015】図4は、本発明を2孔タイプの電線共同溝
に適用した実施形態を示すものである。2孔タイプの場
合には、上記した中間ボディ1B、2Bが省略されてい
る。しかし連結用凸部3の連結ピン挿入孔9を上下両側
に向けて拡がったテーパ孔とし、上下方向にも屈曲させ
ることができるようにした点は4孔タイプと同様であ
る。
【0016】図5は、6孔タイプの電線共同溝を示すも
のである。この実施形態では、中間ボディ1B、2Bを
2段積みにすることにより、6本のフレキシブルな内管
8を収納できるようにしたものである。この場合、専用
の中間ボディを製作すればよいが、コスト削減のために
4孔タイプと同一の中間ボディ1B、2Bを使用する
と、図5のように連結ピン挿入孔9が途中の2ヵ所で狭
くなり、2孔タイプや4孔タイプの場合のように全体と
しては上下両側に向けて拡がったテーパ孔にはならな
い。
【0017】そこでこのままでは従来と同様に上下方向
への屈曲が不能となるため、この実施形態では樹脂等よ
りなる可撓性の連結ピン12で連結する。このような可
撓性の連結ピン12を用いれば、図5の場合にも電線共
同溝を上下方向に屈曲させることが可能となる。また8
孔タイプ以上の場合にも同様に上下方向に屈曲させるこ
とが可能となる。
【0018】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の電線共
同溝は水平方向のみならず上下方向に屈曲させることが
できるので、埋設工事の途中に障害物が発見されたよう
な場合にも、現場で対応することが可能となる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】4孔タイプの電線共同溝を示す分解斜視図であ
る。
【図2】4孔タイプの電線共同溝の平面図である。
【図3】4孔タイプの電線共同溝の中央縦断面図であ
る。
【図4】2孔タイプの電線共同溝の中央縦断面図であ
る。
【図5】6孔タイプの電線共同溝の中央縦断面図であ
る。
【符号の説明】 1 凸状のボディ(A:上部、B:中間、C:下部) 2 凹状のボディ(A:上部、B:中間、C:下部) 3 連結用凸部 4 凹部 5 中央のボルト孔 6 円弧溝 7 円弧溝 8 フレキシブルな内管 9 連結ピン挿入孔 10 連結ピン挿入孔 11 連結ピン 12 可撓性の連結ピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連結用凸部を持つ凸状のボディと、この
    連結用凸部を受ける凹部を持つ凹状のボディとを連結ピ
    ンで屈曲自在に連結し、その内部にフレキシブルな内管
    を収納した電線共同溝であって、連結用凸部に形成され
    た連結ピン挿入孔を、上下両側に向けて拡がったテーパ
    孔としたことを特徴とする電線共同溝。
  2. 【請求項2】 連結用凸部を持つ凸状のボディと、この
    連結用凸部を受ける凹部を持つ凹状のボディとを連結ピ
    ンで屈曲自在に連結し、その内部にフレキシブルな内管
    を収納した電線共同溝であって、連結ピンを可撓性の連
    結ピンとしたことを特徴とする電線共同溝。
JP10159786A 1998-06-09 1998-06-09 電線共同溝 Pending JPH11355947A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10159786A JPH11355947A (ja) 1998-06-09 1998-06-09 電線共同溝
KR1019990016213A KR20000005643A (ko) 1998-06-09 1999-05-06 전선공동구

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10159786A JPH11355947A (ja) 1998-06-09 1998-06-09 電線共同溝

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11355947A true JPH11355947A (ja) 1999-12-24

Family

ID=15701248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10159786A Pending JPH11355947A (ja) 1998-06-09 1998-06-09 電線共同溝

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH11355947A (ja)
KR (1) KR20000005643A (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5944127U (ja) * 1982-09-10 1984-03-23 中尾 一俊 地下ケ−ブル類の保護筒体
KR890006316Y1 (ko) * 1987-01-30 1989-09-20 양석화 지중 케이블선 보호용 조립식 관
GB8925819D0 (en) * 1989-11-15 1990-01-04 Stc Plc Flexible cable termination
JP2801567B2 (ja) * 1995-09-27 1998-09-21 千葉窯業株式会社 電線共同溝の接続部構造

Also Published As

Publication number Publication date
KR20000005643A (ko) 2000-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0763471B2 (ja) カップリング装置と方法
AU2016247049B2 (en) Split connector with circular dove tail
JP2002298985A (ja) コネクタ
JPH11355947A (ja) 電線共同溝
KR101882358B1 (ko) 마디 철근 커플러
EP0265859B1 (en) A device for joining together building units
US4420651A (en) Proximity switch operable without physical contact
JP2595316Y2 (ja) ケーブルトラフ
JP3014244U (ja) インターホン・電話機の配線固定構造
JP2002013395A (ja) コンクリート製アーチ型構造物
JP2869364B2 (ja) 電線共同溝の接続部
TWI415347B (zh) 小型插塞及用於裝配其之方法
JPH0715668Y2 (ja) 超音波溶接用ホーン
JP2019036396A (ja) コネクタ
JPS6340284Y2 (ja)
US948550A (en) Pipe.
KR20170123943A (ko) 철근 이음장치
JPH10249544A (ja) 溶接機用給電ケーブル
JP2018044388A (ja) 鋼管連結機構及び鋼管連結方法
JPS5837675U (ja) ソケツトコネクタ
KR20230122380A (ko) 스티어러블 카테터
JP3430234B2 (ja) 曲がり受口付管
JPS6350550Y2 (ja)
JPS63311218A (ja) 光コネクタの嵌合ピン
JPS59156639U (ja) 医療用チユ−ブコネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000114