JPH11355294A - 通信装置及び通信方法 - Google Patents
通信装置及び通信方法Info
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- JPH11355294A JPH11355294A JP16250898A JP16250898A JPH11355294A JP H11355294 A JPH11355294 A JP H11355294A JP 16250898 A JP16250898 A JP 16250898A JP 16250898 A JP16250898 A JP 16250898A JP H11355294 A JPH11355294 A JP H11355294A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 38
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Landscapes
- Small-Scale Networks (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 伝送レートが可変であり、IEEE1394
に適さない伝送帯域情報を含み、又は含まないデータで
も、IEEE1394のバスに接続されるノードにデー
タ伝送を効率良く行う。 【解決手段】 通信装置1の帯域計測部2は伝送するデ
ータの帯域を計測しマイコン13に与える。マイコン1
3の帯域算出部3は計測結果からIEEE1394に適
した伝送帯域を算出する。また帯域情報抽出部5により
抽出された帯域情報と計測結果は帯域情報処理部6でI
EEE1394に対応させるために処理される。帯域取
得部4は少なくとも帯域算出手段により算出した算出値
と処理結果との一方または両方を伝送帯域の基準とし、
さらに受信側マイコン18のアイソクロナスマネージャ
機能を用いて伝送帯域を通信に先だって取得する。これ
により、通信装置は最適な伝送帯域が得られる。
に適さない伝送帯域情報を含み、又は含まないデータで
も、IEEE1394のバスに接続されるノードにデー
タ伝送を効率良く行う。 【解決手段】 通信装置1の帯域計測部2は伝送するデ
ータの帯域を計測しマイコン13に与える。マイコン1
3の帯域算出部3は計測結果からIEEE1394に適
した伝送帯域を算出する。また帯域情報抽出部5により
抽出された帯域情報と計測結果は帯域情報処理部6でI
EEE1394に対応させるために処理される。帯域取
得部4は少なくとも帯域算出手段により算出した算出値
と処理結果との一方または両方を伝送帯域の基準とし、
さらに受信側マイコン18のアイソクロナスマネージャ
機能を用いて伝送帯域を通信に先だって取得する。これ
により、通信装置は最適な伝送帯域が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、通信に先だって伝送帯
域の取得を行うIEEE1394等のディジタルインタ
フェースで接続された機器に対して最適な伝送帯域で効
率良くデータ通信を行うのに好適な通信装置及び通信方
法に関する。
域の取得を行うIEEE1394等のディジタルインタ
フェースで接続された機器に対して最適な伝送帯域で効
率良くデータ通信を行うのに好適な通信装置及び通信方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタルインターフェ−スを備
えた装置においては、全てのディジタル画像機器及びコ
ンピュータ相互間でのデータ転送を可能とし、特にリア
ルタイムに一定の周期で伝送する必要のある画像データ
の転送に有効なアイソクロナス(isochronous )転送
(同期転送ともいう)機能を有するIEEE1394高
性能シリアルバス(アメリカ電子電気学会:The Instit
ute of Electrical and Electronics Engineers,Inc.
の略で、以下、IEEE1394と称す)がポストSC
SIとして採用され、注目されている。
えた装置においては、全てのディジタル画像機器及びコ
ンピュータ相互間でのデータ転送を可能とし、特にリア
ルタイムに一定の周期で伝送する必要のある画像データ
の転送に有効なアイソクロナス(isochronous )転送
(同期転送ともいう)機能を有するIEEE1394高
性能シリアルバス(アメリカ電子電気学会:The Instit
ute of Electrical and Electronics Engineers,Inc.
の略で、以下、IEEE1394と称す)がポストSC
SIとして採用され、注目されている。
【0003】IEEE1394は、高性能シリアルバス
型の通信媒体であり、バスに接続された全てのノードは
同期がとられた時間情報を持っている。MPEG2のト
ランスポートストリームパケットを伝送する場合には、
この時間情報を用いて各トランスポートパケットのタイ
ミングを保証する。
型の通信媒体であり、バスに接続された全てのノードは
同期がとられた時間情報を持っている。MPEG2のト
ランスポートストリームパケットを伝送する場合には、
この時間情報を用いて各トランスポートパケットのタイ
ミングを保証する。
【0004】また、IEEE1394では、上述したよ
うにMPEG2のトランスポートストリームやディジタ
ルのビデオ信号のようにリアルタイム制の必要なデータ
を転送するために用いる同期転送があり、またリアルタ
イム制の必要のないデータを送る非同期転送もあり、こ
れら2種類の転送を行うことができる。IEEE139
4の同期転送は、125μsec毎の周期(以下、サイ
クルと称す)を基本にして動作するものであり、各サイ
クルでは、優先して同期転送を行い、残りの時間は非同
期転送のために使用される。
うにMPEG2のトランスポートストリームやディジタ
ルのビデオ信号のようにリアルタイム制の必要なデータ
を転送するために用いる同期転送があり、またリアルタ
イム制の必要のないデータを送る非同期転送もあり、こ
れら2種類の転送を行うことができる。IEEE139
4の同期転送は、125μsec毎の周期(以下、サイ
クルと称す)を基本にして動作するものであり、各サイ
クルでは、優先して同期転送を行い、残りの時間は非同
期転送のために使用される。
【0005】IEEE1394のネットワークにおい
て、同期転送を行う場合には、通信に先だって1サイク
ル中で使用する時間(帯域)を、帯域の管理を行ってい
るノードから取得する。つまりIEEE1394ではバ
ス上に同期転送で使用する帯域の管理を行う1つのノー
ドが存在し、使用する帯域はこの帯域管理ノードから取
得する。同期転送を行うノードは取得した帯域の範囲内
でデータの転送を行うことができ、同期転送で送信され
るデータはIEEE1394で定めされたパケットとし
て送出されることになる。同期転送では、サイクル毎に
予め決められたデータ量の転送を保証することでリアル
タイムのデータ転送が可能となる。
て、同期転送を行う場合には、通信に先だって1サイク
ル中で使用する時間(帯域)を、帯域の管理を行ってい
るノードから取得する。つまりIEEE1394ではバ
ス上に同期転送で使用する帯域の管理を行う1つのノー
ドが存在し、使用する帯域はこの帯域管理ノードから取
得する。同期転送を行うノードは取得した帯域の範囲内
でデータの転送を行うことができ、同期転送で送信され
るデータはIEEE1394で定めされたパケットとし
て送出されることになる。同期転送では、サイクル毎に
予め決められたデータ量の転送を保証することでリアル
タイムのデータ転送が可能となる。
【0006】ところで、MPEG2方式を利用したディ
ジタル放送を受信し、受信した受信データから選択した
特定のストリームデータを、IEEE1394のバス上
に接続されたネットワーク等に転送する場合を考える
と、上記の如くIEEE1394の伝送帯域予約機能に
よってその伝送する伝送帯域を、帯域管理ノード、即
ち、アイソクロナス・リソース・マネージャ(Isochron
ous Resource Mnanager:IRMともいう)から取得する
ことになるが、伝送する受信データがMPEG2のトラ
ンスポートパケットである場合には、一定の伝送レート
で入力されない場合もある。このような場合、該データ
をIEEE1394に伝送する際に、どの位の伝送帯域
を取得するすべきなのか、その設定が困難である。
ジタル放送を受信し、受信した受信データから選択した
特定のストリームデータを、IEEE1394のバス上
に接続されたネットワーク等に転送する場合を考える
と、上記の如くIEEE1394の伝送帯域予約機能に
よってその伝送する伝送帯域を、帯域管理ノード、即
ち、アイソクロナス・リソース・マネージャ(Isochron
ous Resource Mnanager:IRMともいう)から取得する
ことになるが、伝送する受信データがMPEG2のトラ
ンスポートパケットである場合には、一定の伝送レート
で入力されない場合もある。このような場合、該データ
をIEEE1394に伝送する際に、どの位の伝送帯域
を取得するすべきなのか、その設定が困難である。
【0007】通常、MPEG2のトランスポートストリ
ームパケットには、予め伝送帯域を示す情報が含まれて
おり、このような情報を利用してIEEE1394のネ
ットワークに伝送する伝送帯域を取得すればよいが、こ
のような伝送帯域を取得する根拠となる情報はIEEE
1394に適した値ではない。また、伝送に関する情報
が含まれないデータを受信、あるいは再生することもあ
る。このため、このような情報を用いて伝送帯域を取得
することは難しく、また入力の伝送レートに応じた伝送
帯域の取得を行うことができない。
ームパケットには、予め伝送帯域を示す情報が含まれて
おり、このような情報を利用してIEEE1394のネ
ットワークに伝送する伝送帯域を取得すればよいが、こ
のような伝送帯域を取得する根拠となる情報はIEEE
1394に適した値ではない。また、伝送に関する情報
が含まれないデータを受信、あるいは再生することもあ
る。このため、このような情報を用いて伝送帯域を取得
することは難しく、また入力の伝送レートに応じた伝送
帯域の取得を行うことができない。
【0008】したがって、1EEE1394による伝送
帯域取得機能を利用して大きな伝送帯域を取得したとす
ると、ディジタルインターフェースのリソースを無駄に
してしまい、逆に小さい値の伝送帯域を取得すると、伝
送に支障を来してしまう虞れがあるという問題点があっ
た。
帯域取得機能を利用して大きな伝送帯域を取得したとす
ると、ディジタルインターフェースのリソースを無駄に
してしまい、逆に小さい値の伝送帯域を取得すると、伝
送に支障を来してしまう虞れがあるという問題点があっ
た。
【0009】従来では、上記問題点に鑑み、特開平8−
307453号公報による提案により、入力されるデー
タの帯域を検出して、IEEE1394のバス上に送出
した場合の必要帯域を算出し、該IEEE1394から
予め取得した帯域と比較することで送信条件の判定を行
い、必要帯域が取得帯域を越えた場合には送出を停止す
るようにして、通信媒体から取得した帯域を越えたデー
タ伝送を防止し、また受信側での対応する処理を可能に
した提案がなされているが、これでは必要帯域が取得帯
域を越えた場合には、データ伝送自体が禁止されてしま
うため、良好なデータ伝送を行うことができず、解決に
は至ったいないのが現状である。
307453号公報による提案により、入力されるデー
タの帯域を検出して、IEEE1394のバス上に送出
した場合の必要帯域を算出し、該IEEE1394から
予め取得した帯域と比較することで送信条件の判定を行
い、必要帯域が取得帯域を越えた場合には送出を停止す
るようにして、通信媒体から取得した帯域を越えたデー
タ伝送を防止し、また受信側での対応する処理を可能に
した提案がなされているが、これでは必要帯域が取得帯
域を越えた場合には、データ伝送自体が禁止されてしま
うため、良好なデータ伝送を行うことができず、解決に
は至ったいないのが現状である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の通
信装置及び通信方法では、IEEE1394のネットワ
ーク上にMPEG2トランスポートストリーム放送の受
信データを伝送する場合に、この受信データに含まれる
伝送レートを示す情報を用いて伝送する帯域を取得しよ
うとすると、この伝送帯域を取得する根拠となる情報
は、IEEE1394に適した値ではなく、また該情報
が含まれない場合もあり、しかも伝送するデータのデー
タレートが可変である場合もあるため、取得する帯域設
定が入力されたデータレートに応じて最適に設定するこ
とができない。したがって、この情報に拘わらず大きな
帯域を取得したとすると、ディジタルインタフェースの
リソースを無駄にしてしまい、逆に小さい帯域を取得し
たとすると、伝送自体に支障を来してしまうという問題
点があった。
信装置及び通信方法では、IEEE1394のネットワ
ーク上にMPEG2トランスポートストリーム放送の受
信データを伝送する場合に、この受信データに含まれる
伝送レートを示す情報を用いて伝送する帯域を取得しよ
うとすると、この伝送帯域を取得する根拠となる情報
は、IEEE1394に適した値ではなく、また該情報
が含まれない場合もあり、しかも伝送するデータのデー
タレートが可変である場合もあるため、取得する帯域設
定が入力されたデータレートに応じて最適に設定するこ
とができない。したがって、この情報に拘わらず大きな
帯域を取得したとすると、ディジタルインタフェースの
リソースを無駄にしてしまい、逆に小さい帯域を取得し
たとすると、伝送自体に支障を来してしまうという問題
点があった。
【0011】そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなさ
れたもので、伝送レートが可変であり、IEEE139
4に適さない伝送帯域情報を含み、又は含まないデータ
でも、IEEE1394のバスに接続されるノードにデ
ータ伝送を効率良く行うことのできる通信装置及び送信
方法の提供を目的とする。
れたもので、伝送レートが可変であり、IEEE139
4に適さない伝送帯域情報を含み、又は含まないデータ
でも、IEEE1394のバスに接続されるノードにデ
ータ伝送を効率良く行うことのできる通信装置及び送信
方法の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による通信装置
は、通信媒体が持つ伝送帯域の一部を通信に先だって取
得し、取得した伝送帯域に基づいて通信を行う通信装置
において、前記通信装置に入力されるデータの帯域を計
測する帯域計測手段と、前記帯域計測手段による計測結
果から前記通信媒体に適した伝送帯域を算出する帯域算
出手段と、前記帯域算出手段により算出した算出値で伝
送帯域を取得する伝送帯域取得手段と、を備えたことを
特徴とするものである。
は、通信媒体が持つ伝送帯域の一部を通信に先だって取
得し、取得した伝送帯域に基づいて通信を行う通信装置
において、前記通信装置に入力されるデータの帯域を計
測する帯域計測手段と、前記帯域計測手段による計測結
果から前記通信媒体に適した伝送帯域を算出する帯域算
出手段と、前記帯域算出手段により算出した算出値で伝
送帯域を取得する伝送帯域取得手段と、を備えたことを
特徴とするものである。
【0013】本発明においては、通信媒体が持つ伝送帯
域の一部を通信に先だって取得し、取得した伝送帯域に
基づいて通信を行う通信装置において、前記帯域計測手
段は、前記通信装置に入力されるデータの帯域を計測す
る。前記帯域算出手段は、前記帯域計測手段による計測
結果から前記通信媒体に適した伝送帯域を算出する。前
記帯域取得手段は、前記帯域算出手段により算出した算
出値で伝送帯域を取得する。このため、通信装置はこの
取得した最適な伝送帯域で通信を行うことが可能となる
ため、入力されるデータが伝送レートが可変であり、例
えば通信媒体のIEEE1394に適さない伝送帯域情
報を含み、又は含まないデータでも、IEEE1394
のバスに接続されるノードにデータ伝送を効率良く行う
ことができる。
域の一部を通信に先だって取得し、取得した伝送帯域に
基づいて通信を行う通信装置において、前記帯域計測手
段は、前記通信装置に入力されるデータの帯域を計測す
る。前記帯域算出手段は、前記帯域計測手段による計測
結果から前記通信媒体に適した伝送帯域を算出する。前
記帯域取得手段は、前記帯域算出手段により算出した算
出値で伝送帯域を取得する。このため、通信装置はこの
取得した最適な伝送帯域で通信を行うことが可能となる
ため、入力されるデータが伝送レートが可変であり、例
えば通信媒体のIEEE1394に適さない伝送帯域情
報を含み、又は含まないデータでも、IEEE1394
のバスに接続されるノードにデータ伝送を効率良く行う
ことができる。
【0014】本発明による通信方法は、通信媒体が持つ
伝送帯域の一部を通信に先だって取得し、取得した伝送
帯域に基づいて通信を行うための通信方法において、前
記通信方法を用いた通信機器に入力されるデータの帯域
を計測する帯域計測手順と、前記帯域計測手順による計
測結果から前記通信媒体に適した伝送帯域を算出する帯
域算出手順と、前記帯域算出手順により算出した算出値
で伝送帯域を取得する伝送帯域取得手順と、を含んで構
成されたことを特徴とするものである。
伝送帯域の一部を通信に先だって取得し、取得した伝送
帯域に基づいて通信を行うための通信方法において、前
記通信方法を用いた通信機器に入力されるデータの帯域
を計測する帯域計測手順と、前記帯域計測手順による計
測結果から前記通信媒体に適した伝送帯域を算出する帯
域算出手順と、前記帯域算出手順により算出した算出値
で伝送帯域を取得する伝送帯域取得手順と、を含んで構
成されたことを特徴とするものである。
【0015】本発明においては、通信媒体が持つ伝送帯
域の一部を通信に先だって取得し、取得した伝送帯域に
基づいて通信を行うための通信方法に含まれる前記帯域
計測手順、前記帯域算出手順及び前記伝送帯域取得手順
を実施することで、通信装置はこの取得した最適な伝送
帯域で通信を行うことが可能となるため、入力されるデ
ータが伝送レートが可変であり、例えば通信媒体のIE
EE1394に適さない伝送帯域情報を含み、又は含ま
ないデータでも、IEEE1394のバスに接続される
ノードにデータ伝送を効率良く行うことができるという
同様の効果を得る。
域の一部を通信に先だって取得し、取得した伝送帯域に
基づいて通信を行うための通信方法に含まれる前記帯域
計測手順、前記帯域算出手順及び前記伝送帯域取得手順
を実施することで、通信装置はこの取得した最適な伝送
帯域で通信を行うことが可能となるため、入力されるデ
ータが伝送レートが可変であり、例えば通信媒体のIE
EE1394に適さない伝送帯域情報を含み、又は含ま
ないデータでも、IEEE1394のバスに接続される
ノードにデータ伝送を効率良く行うことができるという
同様の効果を得る。
【0016】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0017】図1は本発明に係る通信方法を採用した通
信装置の一実施の形態を示すもので、該装置にIEEE
1394高速シリアルバスを用いてネットワークを構築
した場合の全体構成を示すブロックである。尚、図中に
示す装置は、IEEE1394高速シリアルバスによっ
てMPEG2方式のトランスポートストリームパケット
を伝送するものとして説明する。
信装置の一実施の形態を示すもので、該装置にIEEE
1394高速シリアルバスを用いてネットワークを構築
した場合の全体構成を示すブロックである。尚、図中に
示す装置は、IEEE1394高速シリアルバスによっ
てMPEG2方式のトランスポートストリームパケット
を伝送するものとして説明する。
【0018】本発明に係る通信装置1は、例えば図1に
示すように、MPEG2方式のディジタル放送データを
受信可能なセットトップボックス等の情報端末装置、あ
るいはMPEG2方式の再生データを出力するストリー
マ等の記録再生手段として構成されることもある。該通
信装置1は、IEEE1394で規定された高速シリア
ルバスを接続可能に構成されており、該通信装置1に
は、上記IEEE1394にて、帯域管理ノード、つま
り、アイソクロナス・リソース・マネージャに成りうる
機能を有するノード18が接続されて、IEEE139
4のネットワークを構築している。
示すように、MPEG2方式のディジタル放送データを
受信可能なセットトップボックス等の情報端末装置、あ
るいはMPEG2方式の再生データを出力するストリー
マ等の記録再生手段として構成されることもある。該通
信装置1は、IEEE1394で規定された高速シリア
ルバスを接続可能に構成されており、該通信装置1に
は、上記IEEE1394にて、帯域管理ノード、つま
り、アイソクロナス・リソース・マネージャに成りうる
機能を有するノード18が接続されて、IEEE139
4のネットワークを構築している。
【0019】通信装置1と接続されるチューナ部21
は、送信手段から送信された例えばMPEG2方式の送
信データ(MPEG2のトランスポートストリームパケ
ットで以下、MPEG2−TSPと略記)を受信し、復
調処理等の処理を施して受信データをデマルチプレクサ
12に供給する。デマルチプレクサ12は、受信デー
タ、つまり放送で送られてくる全てのMPEG2ーTS
PからIEEE1394で伝送するべき、またはデコー
ドするべき番組に応じたパケットを選択し、選択した番
組に対応したトランスポートストリームパケットを通信
装置1内の帯域計測部2,帯域情報抽出部5,内容変化
検出部7及びフォーマット変換部14に与える。
は、送信手段から送信された例えばMPEG2方式の送
信データ(MPEG2のトランスポートストリームパケ
ットで以下、MPEG2−TSPと略記)を受信し、復
調処理等の処理を施して受信データをデマルチプレクサ
12に供給する。デマルチプレクサ12は、受信デー
タ、つまり放送で送られてくる全てのMPEG2ーTS
PからIEEE1394で伝送するべき、またはデコー
ドするべき番組に応じたパケットを選択し、選択した番
組に対応したトランスポートストリームパケットを通信
装置1内の帯域計測部2,帯域情報抽出部5,内容変化
検出部7及びフォーマット変換部14に与える。
【0020】通信装置1内の帯域計測部2は、上記デマ
ルチプレクサ12からの該通信装置1に入力されるMP
EG2−TSPのデータレートを計測し、計測結果をマ
イコン13に与え、上記帯域情報抽出部5は、MPEG
2ーTSPに含まれる帯域情報を抽出し、抽出した帯域
情報を同様にマイコン13に与える。また、内容変化検
出部7は、MPEG2ーTSPで伝送される内容、例え
ば受信中番組が変わったことを検出し、検出結果をマイ
コン13に与える。
ルチプレクサ12からの該通信装置1に入力されるMP
EG2−TSPのデータレートを計測し、計測結果をマ
イコン13に与え、上記帯域情報抽出部5は、MPEG
2ーTSPに含まれる帯域情報を抽出し、抽出した帯域
情報を同様にマイコン13に与える。また、内容変化検
出部7は、MPEG2ーTSPで伝送される内容、例え
ば受信中番組が変わったことを検出し、検出結果をマイ
コン13に与える。
【0021】フォーマット変換部14は、伝送するMP
EG2ーTSPをIEEE1394での伝送に適したフ
ォーマットに変換したり、必要な情報を付加したり変換
処理を行う。このフォーマット変換部14の出力は、通
信装置1のリンク層16に与える。
EG2ーTSPをIEEE1394での伝送に適したフ
ォーマットに変換したり、必要な情報を付加したり変換
処理を行う。このフォーマット変換部14の出力は、通
信装置1のリンク層16に与える。
【0022】上記マイコン13は、該帯域計算部2で計
測された計測結果値からIEEE1394に適した値を
算出する伝送帯域算出部3と、IEEE1394規格に
則って伝送帯域を取得する伝送帯域取得部4と、帯域計
測部2からの計測結果値と帯域情報検出部5にて抽出し
た情報とを処理する帯域情報処理部6と、伝送帯域部4
で取得した伝送帯域よりも帯域計測部2からの計測結果
値が大きくなったことを検出する伝送帯域判定部8と、
該伝送帯域判定部8判定結果に基づき帯域を制限する場
合に、伝送相手や伝送内容から伝送するデータに優先順
位を付ける優先順位付け部10等とを具備して構成され
ている。
測された計測結果値からIEEE1394に適した値を
算出する伝送帯域算出部3と、IEEE1394規格に
則って伝送帯域を取得する伝送帯域取得部4と、帯域計
測部2からの計測結果値と帯域情報検出部5にて抽出し
た情報とを処理する帯域情報処理部6と、伝送帯域部4
で取得した伝送帯域よりも帯域計測部2からの計測結果
値が大きくなったことを検出する伝送帯域判定部8と、
該伝送帯域判定部8判定結果に基づき帯域を制限する場
合に、伝送相手や伝送内容から伝送するデータに優先順
位を付ける優先順位付け部10等とを具備して構成され
ている。
【0023】即ち、上記構成のマイコン13は、伝送帯
域算出機能、伝送帯域取得機能、帯域情報処理機能、伝
送帯域判定機能及び優先順位付け機能等を少なくとも備
えており、マイコン13は、これらの機能に基づく制御
信号を帯域制限部9、フォーマット変換部14、IEE
E1394のリンク層16及び表示部11に供給するよ
うにして、データ伝送時における各回路に対応した制御
を行う。
域算出機能、伝送帯域取得機能、帯域情報処理機能、伝
送帯域判定機能及び優先順位付け機能等を少なくとも備
えており、マイコン13は、これらの機能に基づく制御
信号を帯域制限部9、フォーマット変換部14、IEE
E1394のリンク層16及び表示部11に供給するよ
うにして、データ伝送時における各回路に対応した制御
を行う。
【0024】帯域制限部9は、マイコン13の伝送帯域
判定結果に基づき、伝送するMPEG2ーTSPの伝送
レートを制限するもので、前記フォーマット変換回路1
4によるデータの並べ変え等の処理を制御することで、
伝送レートの制限が可能である。
判定結果に基づき、伝送するMPEG2ーTSPの伝送
レートを制限するもので、前記フォーマット変換回路1
4によるデータの並べ変え等の処理を制御することで、
伝送レートの制限が可能である。
【0025】前記表示部11は、例えばLCD等で構成
され、伝送帯域の制限実行に関する情報や、帯域制限の
実行を予告する情報等を表示するためのものである。
尚、これに限定されるものではなく、その他の伝送帯域
情報等の情報を表示させるようにしても良い。
され、伝送帯域の制限実行に関する情報や、帯域制限の
実行を予告する情報等を表示するためのものである。
尚、これに限定されるものではなく、その他の伝送帯域
情報等の情報を表示させるようにしても良い。
【0026】一方、通信装置1を介してIEEE139
4のネットワークバス上に最適な伝送帯域でデータ伝送
するためには、バッファメモリが必要である。このた
め、この通信装置1にも、バッファメモリ15がフォー
マット変換部14に接続されている。バッファメモリ1
5は、フォーマット変換部14の時間軸調整処理や伝送
帯域制限時の時間軸調整処理を行うために、データの記
憶、書き込みが制御される。
4のネットワークバス上に最適な伝送帯域でデータ伝送
するためには、バッファメモリが必要である。このた
め、この通信装置1にも、バッファメモリ15がフォー
マット変換部14に接続されている。バッファメモリ1
5は、フォーマット変換部14の時間軸調整処理や伝送
帯域制限時の時間軸調整処理を行うために、データの記
憶、書き込みが制御される。
【0027】したがって、伝送するデータ、つまりフォ
ーマット変換部14の出力は、IEEE1394で規定
されるリンク層(LINK)16に供給され、その後、
IEEE1394で規定される物理層(PHY)17に
よって、IEEE1394のネットワークバス上に出力
される。この物理層17は、IEEE1394のノード
として機能するのに必要なもので、図示はしないがIE
EE1394で規定された伝送系ケーブルを接続するた
めのポートによって、IEEE1394のネットワーク
の構築を可能にしている。
ーマット変換部14の出力は、IEEE1394で規定
されるリンク層(LINK)16に供給され、その後、
IEEE1394で規定される物理層(PHY)17に
よって、IEEE1394のネットワークバス上に出力
される。この物理層17は、IEEE1394のノード
として機能するのに必要なもので、図示はしないがIE
EE1394で規定された伝送系ケーブルを接続するた
めのポートによって、IEEE1394のネットワーク
の構築を可能にしている。
【0028】一方、データ伝送されるIEEE1394
のネットワークとしては、再生手段としての機器ノード
と、アイソクロナス・リソース・マネージャに成りうる
機能を有するノード18とが、上記と同様にIEEE1
393で規定された物理層17及びリンク層17を介し
て接続されている。
のネットワークとしては、再生手段としての機器ノード
と、アイソクロナス・リソース・マネージャに成りうる
機能を有するノード18とが、上記と同様にIEEE1
393で規定された物理層17及びリンク層17を介し
て接続されている。
【0029】再生手段としての機器ノードは、図示はし
ないがデータ伝送されたデータを受信し、該データに基
づく表示や再生、あるいは記録等を行う機器ノードであ
り、リンク層17から供給される伝送データ(MPEG
2ーTSP)の時間軸復元などを処理を行うフォーマッ
ト変換部19と、該フォーマット変換部19からの出力
に対して伸長処理等を行ってデコードするデコード部2
0とを備えている。また、図示はしないが伝送データに
基づく表示を行う場合には、モニタ等に該デコード出力
を供給して表示するように構成しても良く、あるいは記
録を行う場合には、記録手段に適当な処理を行って記録
するように構成しても良い。
ないがデータ伝送されたデータを受信し、該データに基
づく表示や再生、あるいは記録等を行う機器ノードであ
り、リンク層17から供給される伝送データ(MPEG
2ーTSP)の時間軸復元などを処理を行うフォーマッ
ト変換部19と、該フォーマット変換部19からの出力
に対して伸長処理等を行ってデコードするデコード部2
0とを備えている。また、図示はしないが伝送データに
基づく表示を行う場合には、モニタ等に該デコード出力
を供給して表示するように構成しても良く、あるいは記
録を行う場合には、記録手段に適当な処理を行って記録
するように構成しても良い。
【0030】また、受信ノードは、IEEE1394で
規定されるアイソクロナス・リソース・マネージャに成
りうる機能を有したマイコン18であって、マイコン1
8は該機能を用いてIEEE1394のネットワークバ
ス上に接続された他の複数のノードにデータ伝送する際
のIso チャンネル管理や伝送帯域管理等の制御を行うこ
とが可能である。
規定されるアイソクロナス・リソース・マネージャに成
りうる機能を有したマイコン18であって、マイコン1
8は該機能を用いてIEEE1394のネットワークバ
ス上に接続された他の複数のノードにデータ伝送する際
のIso チャンネル管理や伝送帯域管理等の制御を行うこ
とが可能である。
【0031】尚、上記リンク層16及び物理層17は、
IEEE1394で規定されたもので、リンク層16
は、ネットワーク内のノード間で誤りのないデータ通信
を実現するのに必要なデータ通信機能を有しており、物
理層17はネットワーク内でのIEEE1394方式に
おける通信機能を実行させるのに必要な物理的手段で構
成されたものである。したがって、上述のアイソクロナ
ス・リソース・マネージャ機能,リンク層16及び物理
層17等を用いることにより、IEEE1394におけ
るネットワークバスの構築及びデータ通信を可能にす
る。
IEEE1394で規定されたもので、リンク層16
は、ネットワーク内のノード間で誤りのないデータ通信
を実現するのに必要なデータ通信機能を有しており、物
理層17はネットワーク内でのIEEE1394方式に
おける通信機能を実行させるのに必要な物理的手段で構
成されたものである。したがって、上述のアイソクロナ
ス・リソース・マネージャ機能,リンク層16及び物理
層17等を用いることにより、IEEE1394におけ
るネットワークバスの構築及びデータ通信を可能にす
る。
【0032】次に、図1の本実施の形態の通信装置に採
用された通信方法について図2及び図3を参照しながら
詳細に説明する。
用された通信方法について図2及び図3を参照しながら
詳細に説明する。
【0033】図2及び図3は本発明に係る通信装置によ
る通信方法を説明するためのデータ伝送時のタイミング
チャートで、図2はデータ伝送が正常に行われている状
態を示し、図2(a)はチューナ部出力データ21a、
図2(b)はデマルチプレクサ出力データ12a、図2
(c)は通信装置1の出力データ17a、図2(d)は
受信側のフォーマット変換部出力データ19aを示し、
図3は本実施の形態の通信方法により帯域制限された場
合の一例を示し、図3(a)は上記同様チューナ部出力
データ21a、図3(b)はデマルチプレクサ出力デー
タ12a、図3(c)は通信装置1の出力データ17
a、図3(d)は受信側のフォーマット変換部出力デー
タ19aをそれぞれ示している。
る通信方法を説明するためのデータ伝送時のタイミング
チャートで、図2はデータ伝送が正常に行われている状
態を示し、図2(a)はチューナ部出力データ21a、
図2(b)はデマルチプレクサ出力データ12a、図2
(c)は通信装置1の出力データ17a、図2(d)は
受信側のフォーマット変換部出力データ19aを示し、
図3は本実施の形態の通信方法により帯域制限された場
合の一例を示し、図3(a)は上記同様チューナ部出力
データ21a、図3(b)はデマルチプレクサ出力デー
タ12a、図3(c)は通信装置1の出力データ17
a、図3(d)は受信側のフォーマット変換部出力デー
タ19aをそれぞれ示している。
【0034】尚、図2及び図3において、符号30はチ
ューナ部21に入力される全MPEG2ーTSPであ
り、番組の種類及び構成についてはA1,A2.A3
…、B1,B2,B3…というように種別している。ま
た符号31はIEEE1394で規定されている同期伝
送(アイソクロナス伝送:Isochronous伝送)の同期の
基準となるサイクルスタートパケットであり、符号32
はIEEE1394で規定されるアイソクロナスパケッ
トのパケットヘッダとIEC61883(MPEG2−
TSPや、ディジタルビデオデータ(DVデータ)等を
IEEE1394で伝送するための取り決め規格)で規
定されるコモンアイソクロナスパケット(Common Isoch
ronous Packetで以下、CIPと略記)ヘッダと同じく
IEC61883で規定される時間情報であるソースパ
ケットヘッダ(Source Packet Headerで以下、SPHと
略記)を含めたヘッダ部を示している。また、Tは通信
装置1へのMPEG2ーTSPの入力から受信側のフォ
ーマット変換部19の出力までの一定な伝送遅延時間を
示している。
ューナ部21に入力される全MPEG2ーTSPであ
り、番組の種類及び構成についてはA1,A2.A3
…、B1,B2,B3…というように種別している。ま
た符号31はIEEE1394で規定されている同期伝
送(アイソクロナス伝送:Isochronous伝送)の同期の
基準となるサイクルスタートパケットであり、符号32
はIEEE1394で規定されるアイソクロナスパケッ
トのパケットヘッダとIEC61883(MPEG2−
TSPや、ディジタルビデオデータ(DVデータ)等を
IEEE1394で伝送するための取り決め規格)で規
定されるコモンアイソクロナスパケット(Common Isoch
ronous Packetで以下、CIPと略記)ヘッダと同じく
IEC61883で規定される時間情報であるソースパ
ケットヘッダ(Source Packet Headerで以下、SPHと
略記)を含めたヘッダ部を示している。また、Tは通信
装置1へのMPEG2ーTSPの入力から受信側のフォ
ーマット変換部19の出力までの一定な伝送遅延時間を
示している。
【0035】いま、図1に示す通信装置1を用いて放送
されたディジタル放送データをIEEE1394のネッ
トワークバス上のあるノードへ伝送するものとする。す
ると、放送で送られたデータは、チューナ部21にて受
信され、復調、デスクランブル等の処理が施された後、
デマルチプレクサ12に与える。このときのデータの伝
送状態は、図2(a)または図3(a)に示すタイミン
グで伝送される。
されたディジタル放送データをIEEE1394のネッ
トワークバス上のあるノードへ伝送するものとする。す
ると、放送で送られたデータは、チューナ部21にて受
信され、復調、デスクランブル等の処理が施された後、
デマルチプレクサ12に与える。このときのデータの伝
送状態は、図2(a)または図3(a)に示すタイミン
グで伝送される。
【0036】デマルチプレクサ12では、全てのMPE
G2ーTSPから本実施の形態の一例としての通信装置
1で伝送されるMPEG2ーTSPを選択する。このと
きの選択したデータ伝送状態は、図2(b)または図3
(b)に示すタイミングで伝送されることになる。尚、
この場合では、番組Aが選択され、番組Aを構成するM
PEG2ーTSPのA1乃至A5が図示されている。
G2ーTSPから本実施の形態の一例としての通信装置
1で伝送されるMPEG2ーTSPを選択する。このと
きの選択したデータ伝送状態は、図2(b)または図3
(b)に示すタイミングで伝送されることになる。尚、
この場合では、番組Aが選択され、番組Aを構成するM
PEG2ーTSPのA1乃至A5が図示されている。
【0037】したがって、番組Aを通信装置1で別の機
器(例えばIEEE1394にて接続されるTVやディ
ジタルVCR)に伝送するので、番組Aを構成するMP
EG2ーTSPのパケット数を、帯域計測部2で例えば
IEEE1394のアイソクロナス伝送の同期タイミン
グ(サイクルスタートパケット31がバス上で送られる
タイミング)である125μs毎に計測し、計測結果を
マイコン13に与える。
器(例えばIEEE1394にて接続されるTVやディ
ジタルVCR)に伝送するので、番組Aを構成するMP
EG2ーTSPのパケット数を、帯域計測部2で例えば
IEEE1394のアイソクロナス伝送の同期タイミン
グ(サイクルスタートパケット31がバス上で送られる
タイミング)である125μs毎に計測し、計測結果を
マイコン13に与える。
【0038】同時に、帯域情報抽出部5は、MPEG2
ーTSPの中に含まれる帯域情報を抽出し、同様にマイ
コン13に与える。こここで抽出される帯域情報は、例
えばMPEG2ーTSPの最大伝送レート、平均レー
ト、最小レート、レートを平滑化するためのバッファサ
イズ等である。
ーTSPの中に含まれる帯域情報を抽出し、同様にマイ
コン13に与える。こここで抽出される帯域情報は、例
えばMPEG2ーTSPの最大伝送レート、平均レー
ト、最小レート、レートを平滑化するためのバッファサ
イズ等である。
【0039】その後、帯域計測部2からの計測結果はマ
イコン13の伝送帯域算出部3によってIEEE139
4で取り扱いやすい値に正規化される。この場合、該帯
域計測部2からの計測結果と帯域情報処理部6での処理
結果とを伝送帯域判定部8で比較可能なように計測結果
を変化させるようにマイコン13によって制御させても
良い。
イコン13の伝送帯域算出部3によってIEEE139
4で取り扱いやすい値に正規化される。この場合、該帯
域計測部2からの計測結果と帯域情報処理部6での処理
結果とを伝送帯域判定部8で比較可能なように計測結果
を変化させるようにマイコン13によって制御させても
良い。
【0040】また、帯域情報抽出部5で抽出された情報
は、マイコン13内の帯域情報処理部6でIEEE13
94で取り扱いやすい値に正規化される。この場合、帯
域情報処理部6の処理結果と伝送帯域算出部3での算出
結果とを伝送帯域判定部8で比較可能なように処理結果
を変化させるようにマイコン13によって制御させても
良い。この場合の処理は、例えば、最大伝送レートと平
均レートの差が小さい場合には、最大伝送レートを処理
結果として採用するという処理や、最大伝送レートを平
均レートとの平均や加重平均などの計算処理が考えられ
る。
は、マイコン13内の帯域情報処理部6でIEEE13
94で取り扱いやすい値に正規化される。この場合、帯
域情報処理部6の処理結果と伝送帯域算出部3での算出
結果とを伝送帯域判定部8で比較可能なように処理結果
を変化させるようにマイコン13によって制御させても
良い。この場合の処理は、例えば、最大伝送レートと平
均レートの差が小さい場合には、最大伝送レートを処理
結果として採用するという処理や、最大伝送レートを平
均レートとの平均や加重平均などの計算処理が考えられ
る。
【0041】また、伝送帯域取得部4では、伝送帯域算
出部3からの算出結果と帯域情報処理部6からの処理結
果の少なくとも一方または両方を、取得する伝送帯域の
基準となる値として採用し、リンク層16,物理層17
を介しIEEE1394規格に則ってマイコン18のア
イソクロナスマネージャ部(機能)から伝送帯域を取得
する。このとき、伝送するパケットを識別するためのア
イソクロナスチャンネル番号も同時に取得する。
出部3からの算出結果と帯域情報処理部6からの処理結
果の少なくとも一方または両方を、取得する伝送帯域の
基準となる値として採用し、リンク層16,物理層17
を介しIEEE1394規格に則ってマイコン18のア
イソクロナスマネージャ部(機能)から伝送帯域を取得
する。このとき、伝送するパケットを識別するためのア
イソクロナスチャンネル番号も同時に取得する。
【0042】この場合、例えば、伝送帯域算出部3から
の算出結果値と帯域情報処理部6からの処理結果値とが
大きく異なるような場合には、大きい方または小さい方
の伝送帯域を採用する、または両方の値を平均するなど
の処理を行い、該処理結果を基に伝送帯域を決定しても
良い。
の算出結果値と帯域情報処理部6からの処理結果値とが
大きく異なるような場合には、大きい方または小さい方
の伝送帯域を採用する、または両方の値を平均するなど
の処理を行い、該処理結果を基に伝送帯域を決定しても
良い。
【0043】尚、図1中では、IEEE1394のネッ
トワークのマイコン18のアイソクロナスマネージャ部
がIEEE1394バスで接続された受信側機器(マイ
コン18)に搭載された場合を示しているが、これに限
定されることはなく、該アイソクロナスマネージャ部
は、送信側機器または受信側機器あるいは第3の機器の
どの機器に搭載されるように構成しても良い。
トワークのマイコン18のアイソクロナスマネージャ部
がIEEE1394バスで接続された受信側機器(マイ
コン18)に搭載された場合を示しているが、これに限
定されることはなく、該アイソクロナスマネージャ部
は、送信側機器または受信側機器あるいは第3の機器の
どの機器に搭載されるように構成しても良い。
【0044】送信側機器と受信側機器との間で伝送する
パケットが持つアイソクロナスチャンネル番号や伝送速
度の申し合わせが完了することで、MPEG2ーTSP
の伝送準備が整ったことになる。
パケットが持つアイソクロナスチャンネル番号や伝送速
度の申し合わせが完了することで、MPEG2ーTSP
の伝送準備が整ったことになる。
【0045】すると、MPEG2ーTSPは、フォーマ
ット変換部14で、IEEE1394バス上の時間情報
(SPH)が付加され、ソースパケット(Source Packe
t で以下、SPと略記)と呼ばれるものとなる。該SP
Hは、MPEG2ーTSPが通信装置1に入力された時
間に一定な伝送遅延Tが加算された値である。さらに、
フォーマット変換部14では、バッファメモリ15を用
いて、SPをいくつかに分割したり、いくつかのSPを
凍結したりして125μs内に伝送するアイソクロナス
パケットサイズを増減させ、伝送レートが取得した帯域
内に常に収まるように調節する。つまり、IRMから取
得する伝送帯域に応じて、該SPをいくつか連結するの
か、それとも該SPを2,4,8等分のいずれかに等分
するのかを決定する。図2(b)または図3(b)で
は、SPの分割も凍結もしていない場合の状態を示して
いる。
ット変換部14で、IEEE1394バス上の時間情報
(SPH)が付加され、ソースパケット(Source Packe
t で以下、SPと略記)と呼ばれるものとなる。該SP
Hは、MPEG2ーTSPが通信装置1に入力された時
間に一定な伝送遅延Tが加算された値である。さらに、
フォーマット変換部14では、バッファメモリ15を用
いて、SPをいくつかに分割したり、いくつかのSPを
凍結したりして125μs内に伝送するアイソクロナス
パケットサイズを増減させ、伝送レートが取得した帯域
内に常に収まるように調節する。つまり、IRMから取
得する伝送帯域に応じて、該SPをいくつか連結するの
か、それとも該SPを2,4,8等分のいずれかに等分
するのかを決定する。図2(b)または図3(b)で
は、SPの分割も凍結もしていない場合の状態を示して
いる。
【0046】フォーマット変換部14では、図2(c)
又は図3(c)に示すように、MPEG2ーTSPにS
PHを付加し、さらに、CIPヘッダとアイソクロナス
ヘッダとを付加することで、IEEE1394でのアイ
ソクロナスパケットに形成することになる。尚、付加す
る上記アイソクロナスヘッダは、リンク層16によって
付加するように構成しても良い。
又は図3(c)に示すように、MPEG2ーTSPにS
PHを付加し、さらに、CIPヘッダとアイソクロナス
ヘッダとを付加することで、IEEE1394でのアイ
ソクロナスパケットに形成することになる。尚、付加す
る上記アイソクロナスヘッダは、リンク層16によって
付加するように構成しても良い。
【0047】その後、アイソクロナスパケットは、図2
(c)又は図3(c)に示すようなタイミングで送信側
のリンク層16,物理層17を介して受信側の物理層1
7に伝送される。
(c)又は図3(c)に示すようなタイミングで送信側
のリンク層16,物理層17を介して受信側の物理層1
7に伝送される。
【0048】そして、受信側の物理層17,リンク層1
7を介し、伝送されたデータは、フォーマット変換部1
9に与えられる。フォーマット変換部19では、送信側
のフォーマット変換部14の逆の変換処理を行うこと
で、MPEG2ーTSPを復元し、SPHの値とIEE
E1394バス上の時間からMPEG2ーTSPの時間
軸も復元する。
7を介し、伝送されたデータは、フォーマット変換部1
9に与えられる。フォーマット変換部19では、送信側
のフォーマット変換部14の逆の変換処理を行うこと
で、MPEG2ーTSPを復元し、SPHの値とIEE
E1394バス上の時間からMPEG2ーTSPの時間
軸も復元する。
【0049】その後、送信側の通信装置1にMPEG2
ーTSPが入力してから伝送遅延Tだけ遅れたMPEG
2ーTSPが受信側のフォーマット変換部19からデコ
ード部20に送られ、該デコード部20によってデコー
ドされる。このときの受信側のフォーマット変換部19
の出力伝送状態が図2(d)又は図3(d)に示されて
いる。
ーTSPが入力してから伝送遅延Tだけ遅れたMPEG
2ーTSPが受信側のフォーマット変換部19からデコ
ード部20に送られ、該デコード部20によってデコー
ドされる。このときの受信側のフォーマット変換部19
の出力伝送状態が図2(d)又は図3(d)に示されて
いる。
【0050】伝送している番組(本例では番組A)の伝
送を停止し、例えば番組Bの伝送を新たに開始する場合
や、番組Bの伝送を追加する場合には、通信装置1の内
容検出部7がこれを検出し、番組Bに対して番組Aと同
様な上記手順を実行する。ただ、番組Aの伝送を中止
し、番組Bを新たに伝送する場合には、伝送帯域取得部
4が番組Aのために取得していた伝送帯域やアイソクロ
ナスチャンネルを開放して、新たに番組Bのために取得
し直しても良いし、伝送帯域算出部3又は帯域情報処理
部6からの処理結果値のいずれか一方又は両方が、番組
Aと番組Bの伝送帯域が略等しいことを示している場合
には、番組Aのために取得していた伝送帯域やアイソク
ロナスチャンネルを番組Bのために再利用するように制
御しても良い。
送を停止し、例えば番組Bの伝送を新たに開始する場合
や、番組Bの伝送を追加する場合には、通信装置1の内
容検出部7がこれを検出し、番組Bに対して番組Aと同
様な上記手順を実行する。ただ、番組Aの伝送を中止
し、番組Bを新たに伝送する場合には、伝送帯域取得部
4が番組Aのために取得していた伝送帯域やアイソクロ
ナスチャンネルを開放して、新たに番組Bのために取得
し直しても良いし、伝送帯域算出部3又は帯域情報処理
部6からの処理結果値のいずれか一方又は両方が、番組
Aと番組Bの伝送帯域が略等しいことを示している場合
には、番組Aのために取得していた伝送帯域やアイソク
ロナスチャンネルを番組Bのために再利用するように制
御しても良い。
【0051】通信装置1に入力するMPEG2ーTSP
の伝送レートが、取得していた伝送帯域を越えたと伝送
帯域判定部8が判断した場合には、これを示す判断結果
を帯域制限部9に与えることにより、該帯域制限部9に
帯域を制限するように通知する。この場合、判断の方法
としては、帯域計測部2からの計測結果から伝送帯域算
出部3が算出した値と取得した帯域とを比較し判断する
という方法がある。
の伝送レートが、取得していた伝送帯域を越えたと伝送
帯域判定部8が判断した場合には、これを示す判断結果
を帯域制限部9に与えることにより、該帯域制限部9に
帯域を制限するように通知する。この場合、判断の方法
としては、帯域計測部2からの計測結果から伝送帯域算
出部3が算出した値と取得した帯域とを比較し判断する
という方法がある。
【0052】また、伝送しているアイソクロナスパケッ
トが複数ある場合には、、伝送先によって優先順位付け
部10がアイソクロナスパケットに優先順位を付ける。
例えば、記録中のVCRへのアイソクロナスパケットは
最優先で、TVへの伝送やVCRの再生データ等につい
ては優先順位を低くするように優先順位を決定しても良
い。また、ユーザが優先順位を設定する場合には、これ
に対応した設定優先順位を採用しても良く、あるいはデ
ータ自身に優先順位が付加されている場合には、その優
先順位を採用しても良い。
トが複数ある場合には、、伝送先によって優先順位付け
部10がアイソクロナスパケットに優先順位を付ける。
例えば、記録中のVCRへのアイソクロナスパケットは
最優先で、TVへの伝送やVCRの再生データ等につい
ては優先順位を低くするように優先順位を決定しても良
い。また、ユーザが優先順位を設定する場合には、これ
に対応した設定優先順位を採用しても良く、あるいはデ
ータ自身に優先順位が付加されている場合には、その優
先順位を採用しても良い。
【0053】そして、帯域制限部9は、上記優先順位付
け部10での優先順位に基づき、MPEG2ーTSPの
伝送制限を行う。
け部10での優先順位に基づき、MPEG2ーTSPの
伝送制限を行う。
【0054】実際の伝送制限の方法としては、例えば、
通信装置1のフォーマット変換部14がバッファメモリ
15による読み出し制御を行うことで、一時的に取得帯
域よりもオーバーした分のMPEG2ーTSPを、図3
(c)に示すように順次後ろに回して伝送するようにし
て伝送帯域を制限する。
通信装置1のフォーマット変換部14がバッファメモリ
15による読み出し制御を行うことで、一時的に取得帯
域よりもオーバーした分のMPEG2ーTSPを、図3
(c)に示すように順次後ろに回して伝送するようにし
て伝送帯域を制限する。
【0055】この場合、後ろ回しにされたMPEG2ー
TSPがバッファメモリ15の容量を越えたり、伝送遅
延Tよりも遅れたりすると、受信側のフォーマット変換
部19で正常にMPEG2ーTSPが復元できなくなる
ので、優先順位付け部10で優先順位が高く設定された
機器へのアイソクロナスパケットを構成するMPEG2
ーTSPは後回しせずに、他の優先順位が低い機器へと
送られるMPEG2ーTSPを間引く。この場合、伝送
中の全てのアイソクロナスパケットの伝送帯域の総和
が、IEEE1394バス上での伝送帯域よりも小さい
場合には帯域制限を行わないこともある。
TSPがバッファメモリ15の容量を越えたり、伝送遅
延Tよりも遅れたりすると、受信側のフォーマット変換
部19で正常にMPEG2ーTSPが復元できなくなる
ので、優先順位付け部10で優先順位が高く設定された
機器へのアイソクロナスパケットを構成するMPEG2
ーTSPは後回しせずに、他の優先順位が低い機器へと
送られるMPEG2ーTSPを間引く。この場合、伝送
中の全てのアイソクロナスパケットの伝送帯域の総和
が、IEEE1394バス上での伝送帯域よりも小さい
場合には帯域制限を行わないこともある。
【0056】また、伝送帯域判定部8が取得している帯
域をオーバーしていることをある一定期間以上続けてい
る場合には、伝送帯域取得部によって、現在の帯域に上
乗せする、又は一度現状の取得帯域を開放し、新たにマ
イコン18のアイソクロナスマネージャー部から取得し
直す等の制御を行わせるようにしても良い。
域をオーバーしていることをある一定期間以上続けてい
る場合には、伝送帯域取得部によって、現在の帯域に上
乗せする、又は一度現状の取得帯域を開放し、新たにマ
イコン18のアイソクロナスマネージャー部から取得し
直す等の制御を行わせるようにしても良い。
【0057】本実施の形態では、伝送データが、取得し
た伝送帯域をオーバーした場合、又は伝送が制限された
場合には、マイコン13による表示制御によって、それ
らの内容を示す表示を表示部11に表示させる。これに
より、伝送時における伝送状態をユーザに認識させるこ
とも可能となる。
た伝送帯域をオーバーした場合、又は伝送が制限された
場合には、マイコン13による表示制御によって、それ
らの内容を示す表示を表示部11に表示させる。これに
より、伝送時における伝送状態をユーザに認識させるこ
とも可能となる。
【0058】したがって、本実施の形態によれば、IE
EE1394のネットワークにおいて、伝送帯域を取得
する根拠となる情報がIEEE1394に適した値では
なく、さらに伝送レートに関する情報自身が含まれない
場合でも、適切な伝送帯域を所得することができるた
め、ディジタルインターフェースのリソースを無駄にせ
ず、また伝送自体に支障を来すことを回避可能とするこ
とで、効率よくデータ伝送を行うことができる。
EE1394のネットワークにおいて、伝送帯域を取得
する根拠となる情報がIEEE1394に適した値では
なく、さらに伝送レートに関する情報自身が含まれない
場合でも、適切な伝送帯域を所得することができるた
め、ディジタルインターフェースのリソースを無駄にせ
ず、また伝送自体に支障を来すことを回避可能とするこ
とで、効率よくデータ伝送を行うことができる。
【0059】尚、本発明に係る実施の形態においては、
通信装置1は、MPEG2ーTSPによる放送の受信機
として構成した場合について説明したが、これらに限定
されることはなく、例えば、MPEG2ーTSPを記録
したディジタルVHSのようなディジタルストリーマと
して構成しても良く、該ディジタルストリーマからの再
生データを伝送する場合についても同様の効果を得る。
この場合、ディジタルストリーマの再生速度を、伝送帯
域を取得するときに参考値として採用すれば、さらに確
実にデータ伝送することも可能となる。
通信装置1は、MPEG2ーTSPによる放送の受信機
として構成した場合について説明したが、これらに限定
されることはなく、例えば、MPEG2ーTSPを記録
したディジタルVHSのようなディジタルストリーマと
して構成しても良く、該ディジタルストリーマからの再
生データを伝送する場合についても同様の効果を得る。
この場合、ディジタルストリーマの再生速度を、伝送帯
域を取得するときに参考値として採用すれば、さらに確
実にデータ伝送することも可能となる。
【0060】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
伝送レートが可変であり、IEEE1394に適さない
伝送帯域情報を含み、又は含まないデータでも、IEE
E1394のバスに接続されるノードにデータ伝送を効
率良く行うこのとできる通信装置及び送信方法を提供す
ることが可能となる。
伝送レートが可変であり、IEEE1394に適さない
伝送帯域情報を含み、又は含まないデータでも、IEE
E1394のバスに接続されるノードにデータ伝送を効
率良く行うこのとできる通信装置及び送信方法を提供す
ることが可能となる。
【図1】本発明の通信方法が組み込まれた通信装置の一
実施の形態を示し、装置を含むIEEE1394のネッ
トワークの概略構成を示すブロック図。
実施の形態を示し、装置を含むIEEE1394のネッ
トワークの概略構成を示すブロック図。
【図2】図1の装置の通信方法を説明するための図で、
データ伝送が正常に行われている状態を示すタイミング
チャート図。
データ伝送が正常に行われている状態を示すタイミング
チャート図。
【図3】図1の装置の通信方法を説明するための図で、
データ伝送が帯域制限された状態を示すタイミングチャ
ート図。
データ伝送が帯域制限された状態を示すタイミングチャ
ート図。
1…通信装置、2…帯域計測部、3…伝送帯域算出部、
4…伝送帯域取得部、5…帯域情報抽出部、6…帯域情
報処理部、7…内容変化検出部、8…伝送帯域判定部、
9…帯域制限部、10…優先順位付け部、11…表示
部、12…デマルチプレクサ、13…マイコン、14…
フォーマット変換部、15…バッファメモリ、16…リ
ンク層、17…物理層。
4…伝送帯域取得部、5…帯域情報抽出部、6…帯域情
報処理部、7…内容変化検出部、8…伝送帯域判定部、
9…帯域制限部、10…優先順位付け部、11…表示
部、12…デマルチプレクサ、13…マイコン、14…
フォーマット変換部、15…バッファメモリ、16…リ
ンク層、17…物理層。
Claims (7)
- 【請求項1】 通信媒体が持つ伝送帯域の一部を通信に
先だって取得し、取得した伝送帯域に基づいて通信を行
う通信装置において、 前記通信装置に入力されるデータの帯域を計測する帯域
計測手段と、 前記帯域計測手段による計測結果から前記通信媒体に適
した伝送帯域を算出する帯域算出手段と、 前記帯域算出手段により算出した算出値で伝送帯域を取
得する伝送帯域取得手段と、 を備えたことを特徴とする通信装置。 - 【請求項2】 前記通信装置に入力されるデータ内に該
データの伝送帯域を示す帯域情報が格納されている場合
にこの帯域情報を抽出する帯域情報抽出手段と、前記帯
域情報抽出手段により抽出された帯域情報と前記帯域計
測手段による計測結果とを前記通信媒体による伝送に対
応させるために処理する帯域情報処理手段とを備えて構
成し、前記帯域算出手段は、該帯域情報処理手段による
処理結果を基に前記帯域情報を算出することを特徴とす
る請求項1に記載の通信装置。 - 【請求項3】 前記通信装置に入力されるデータが少な
くとも内容が異なる複数種のデータを含んでいる場合に
このデータの内容が変化したことを検出する内容変化検
出手段と備えて構成し、前記伝送帯域取得手段は、該内
容変化検出手段による検出結果を基にその内容が変わる
毎に新たな伝送帯域を取得することを特徴とする請求項
1に記載の通信装置。 - 【請求項4】 前記伝送帯域手段が取得した帯域と前記
帯域計測手段による計測結果とを比較し、比較結果が取
得した帯域を越えていないか否かを判定する伝送帯域判
定手段と、前記伝送帯域判定手段による判定結果が前記
取得した帯域を越えたと判定された場合に伝送する帯域
を制限する帯域制限手段とを備えて構成したことを特徴
とする請求項1に記載の通信装置。 - 【請求項5】 伝送するデータに優先順位を付ける順位
付け手段を備えて構成し、該順位付け手段は、この優先
順位に基づいて前記帯域制限手段による伝送帯域の制限
の度合いを変化させることを特徴とする請求項4に記載
の通信装置。 - 【請求項6】 前記帯域制限手段により伝送データが制
限されていることを表示する表示手段を備えて構成した
ことを特徴とする請求項4に記載の通信装置。 - 【請求項7】 通信媒体が持つ伝送帯域の一部を通信に
先だって取得し、取得した伝送帯域に基づいて通信を行
うための通信方法において、 前記通信方法を用いた通信機器に入力されるデータの帯
域を計測する帯域計測手順と、 前記帯域計測手順による計測結果から前記通信媒体に適
した伝送帯域を算出する帯域算出手順と、 前記帯域算出手順により算出した算出値で伝送帯域を取
得する伝送帯域取得手順と、 を含んで構成されたことを特徴とする通信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16250898A JPH11355294A (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 通信装置及び通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16250898A JPH11355294A (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 通信装置及び通信方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11355294A true JPH11355294A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=15755965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16250898A Pending JPH11355294A (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 通信装置及び通信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11355294A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US7490293B1 (en) | 1999-07-27 | 2009-02-10 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Device discovery and control in a bridged home network |
-
1998
- 1998-06-10 JP JP16250898A patent/JPH11355294A/ja active Pending
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