JPH11355291A - 自律分散型システムにおけるcsma/ca方法 - Google Patents
自律分散型システムにおけるcsma/ca方法Info
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- JPH11355291A JPH11355291A JP16125198A JP16125198A JPH11355291A JP H11355291 A JPH11355291 A JP H11355291A JP 16125198 A JP16125198 A JP 16125198A JP 16125198 A JP16125198 A JP 16125198A JP H11355291 A JPH11355291 A JP H11355291A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自律分散型システムにおける無線媒体アクセ
ス制御技術に関し、FECなどの誤り制御を行う場合で
あっても端末からの送達確認信号の返送までの時間が長
くなることがなく高いデータ伝送効率を得ることのでき
るアクセス制御方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 サービスエリア内にアクセスポイント
(AP)を設け、該アクセスポイントから毎フレームの
最初に送信されるフレーム同期用のビーコン(Beac
on)信号に従って、端末がサービスエリア内の他の端
末と、直接通信を行い、他のサービスエリア内の端末と
は、アクセスポイントを介して通信を行うように構成さ
れた自律分散型システムにおいて、送信されたデータに
対する送達確認信号(Ack又はNack)を次フレー
ムの先頭部分でまとめて送信し、送達確認信号と通常デ
ータとの境目にポール信号をフレーム毎に可変的に挿入
するように構成する。
ス制御技術に関し、FECなどの誤り制御を行う場合で
あっても端末からの送達確認信号の返送までの時間が長
くなることがなく高いデータ伝送効率を得ることのでき
るアクセス制御方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 サービスエリア内にアクセスポイント
(AP)を設け、該アクセスポイントから毎フレームの
最初に送信されるフレーム同期用のビーコン(Beac
on)信号に従って、端末がサービスエリア内の他の端
末と、直接通信を行い、他のサービスエリア内の端末と
は、アクセスポイントを介して通信を行うように構成さ
れた自律分散型システムにおいて、送信されたデータに
対する送達確認信号(Ack又はNack)を次フレー
ムの先頭部分でまとめて送信し、送達確認信号と通常デ
ータとの境目にポール信号をフレーム毎に可変的に挿入
するように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サービスエリア内
にアクセスポイント(AP)を設け、該アクセスポイン
トから毎フレームの最初に送信されるフレーム同期用の
ビーコン(Beacon)信号に従って、端末がサービ
スエリア内の他の端末と、直接通信を行い、他のサービ
スエリア内の端末とは、アクセスポイントを介して通信
を行うように構成された自律分散型システムにおいて、
信号同士が衝突することなく効率の良い通信を行うこと
のできる無線媒体アクセス制御技術に関するものであ
る。
にアクセスポイント(AP)を設け、該アクセスポイン
トから毎フレームの最初に送信されるフレーム同期用の
ビーコン(Beacon)信号に従って、端末がサービ
スエリア内の他の端末と、直接通信を行い、他のサービ
スエリア内の端末とは、アクセスポイントを介して通信
を行うように構成された自律分散型システムにおいて、
信号同士が衝突することなく効率の良い通信を行うこと
のできる無線媒体アクセス制御技術に関するものであ
る。
【0002】本明細書の記述の中で用いている略号の意
味を“表1”に示す。
味を“表1”に示す。
【0003】
【表1】
【0004】
【従来の技術】図1に自律分散型システムの構成の例を
示す。このシステムでは、サービスエリア内には、単一
のアクセスポイン卜(AP)4を設置し、各端末1〜3
では図1中の(a)のように端末1と端末2間で直接通
信を行う場合と(b)のように端末2と他のサービスエ
リアに属する端末間でAP4を介して通信を行う場合と
がある。尚、本システムにおいては端末間あるいは端末
1〜3とAP4間では、互いの送信信号が受信可能であ
る。
示す。このシステムでは、サービスエリア内には、単一
のアクセスポイン卜(AP)4を設置し、各端末1〜3
では図1中の(a)のように端末1と端末2間で直接通
信を行う場合と(b)のように端末2と他のサービスエ
リアに属する端末間でAP4を介して通信を行う場合と
がある。尚、本システムにおいては端末間あるいは端末
1〜3とAP4間では、互いの送信信号が受信可能であ
る。
【0005】図4は図1の自律分散型システムにおける
従来のアクセス制御の動作の例を示す図である。同図に
おいて、数字符号5はビーコン(Beacon)信号、
6−1〜6−3はDIFS+ランダム時間、7−1〜7
−3はデータ、8−1〜8−3はSIFS、9−1〜9
−3は肯定応答(Ack)を示している。
従来のアクセス制御の動作の例を示す図である。同図に
おいて、数字符号5はビーコン(Beacon)信号、
6−1〜6−3はDIFS+ランダム時間、7−1〜7
−3はデータ、8−1〜8−3はSIFS、9−1〜9
−3は肯定応答(Ack)を示している。
【0006】図4において、サービスエリア内にある単
一のAPから、フレーム同期用のビーコン(Beaco
n)信号5が毎フレームの最初に送信される。端末1に
端末2へ送信すべきデータが発生すると、APからのB
eacon信号を受信後、端末1はキャリアセンスによ
り回線の使用状況を検知する。
一のAPから、フレーム同期用のビーコン(Beaco
n)信号5が毎フレームの最初に送信される。端末1に
端末2へ送信すべきデータが発生すると、APからのB
eacon信号を受信後、端末1はキャリアセンスによ
り回線の使用状況を検知する。
【0007】このとき、回線がアイドル状態であるなら
ば、フレーム間隔DIFSとランダム時間(図では数字
符号6で示している)の間待機後、端末1は端末2宛て
に数字符号7−1で示すデータ(1)を送信する。この
とき、端末3においてAPに送信すべきデータ(2)が
発生したとする。
ば、フレーム間隔DIFSとランダム時間(図では数字
符号6で示している)の間待機後、端末1は端末2宛て
に数字符号7−1で示すデータ(1)を送信する。この
とき、端末3においてAPに送信すべきデータ(2)が
発生したとする。
【0008】端末3は、キャリアセンスにより回線がビ
ジー(データ(1)の送信中)であることを検知し、回
線がアイドル状態になるまで待機する。回線がアイドル
状態になると、データ(1)を正常に受信した端末2で
は、フレーム間隔SIFSの間、待機後、直ちに、数字
符号8−1で示すデータ(1)に対する送達確認信号
(Ackl)を端末1に対して送信を試みる。
ジー(データ(1)の送信中)であることを検知し、回
線がアイドル状態になるまで待機する。回線がアイドル
状態になると、データ(1)を正常に受信した端末2で
は、フレーム間隔SIFSの間、待機後、直ちに、数字
符号8−1で示すデータ(1)に対する送達確認信号
(Ackl)を端末1に対して送信を試みる。
【0009】一方、端末3では、フレーム間隔DIFS
およびランダム時間待機後、データ(2)の送信を試み
るが、フレーム間隔SIFSは、他のデータ送信時のフ
レーム間隔よりも短く設定されているため、Ackl
が、データ(2)よりも優先的に送信される。
およびランダム時間待機後、データ(2)の送信を試み
るが、フレーム間隔SIFSは、他のデータ送信時のフ
レーム間隔よりも短く設定されているため、Ackl
が、データ(2)よりも優先的に送信される。
【0010】端末3からAPに送信すべきデータ(2)
および端末2から端末1へ送信すべきデータ(3)に対
するAck返送に関しても、データ(1)に対する送達
確認Acklの送信時と同様であり、従来のアクセス制
御方法における送達確認Ackの返送は、常に該当デー
タの受信直後にフレーム間隔SIFSを空けて行われて
いた。
および端末2から端末1へ送信すべきデータ(3)に対
するAck返送に関しても、データ(1)に対する送達
確認Acklの送信時と同様であり、従来のアクセス制
御方法における送達確認Ackの返送は、常に該当デー
タの受信直後にフレーム間隔SIFSを空けて行われて
いた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したような、従来
のアクセス制御方法においては、ある端末からデータの
送信が行われると、そのデータを受信した端末では、受
信後フレーム間隔SIFSを空けて該当データに対する
送達確認信号(Ack)を返送する。ここで、フレーム
間隔SIFSは、送受信時間およびプロセス時間等から
構成されており、このプロセス時間がフレーム間隔長を
決定する支配的な要因となる。
のアクセス制御方法においては、ある端末からデータの
送信が行われると、そのデータを受信した端末では、受
信後フレーム間隔SIFSを空けて該当データに対する
送達確認信号(Ack)を返送する。ここで、フレーム
間隔SIFSは、送受信時間およびプロセス時間等から
構成されており、このプロセス時間がフレーム間隔長を
決定する支配的な要因となる。
【0012】送達確認信号(Ack)に用いるフレーム
間隔SIFSは、他のデータ送信におけるフレーム間隔
DIFSよりも短く設定することにより、Ack返送を
他のデータ送信よりも優先的に行っている。従って、F
EC(Forwrd Error Correctio
n)などを誤り制御方式として用いる場合、受信信号が
誤っているかどうかを判定するための処理に多くのプロ
セス時間を費やす。
間隔SIFSは、他のデータ送信におけるフレーム間隔
DIFSよりも短く設定することにより、Ack返送を
他のデータ送信よりも優先的に行っている。従って、F
EC(Forwrd Error Correctio
n)などを誤り制御方式として用いる場合、受信信号が
誤っているかどうかを判定するための処理に多くのプロ
セス時間を費やす。
【0013】そのため、フレーム間隔SIFS自体が長
くなって、その結果、Ack返送時間が長くなるという
問題があった。さらに、Ack返送は、他のデータ送信
よりもフレーム間隔を短く設定することによって優先的
に送信が行われるようにしているため、Ack以外のデ
ータ送信時に用いられるフレーム間隔も相対的に長くな
ることから、データ伝送効率の劣化を招くという課題が
あった。
くなって、その結果、Ack返送時間が長くなるという
問題があった。さらに、Ack返送は、他のデータ送信
よりもフレーム間隔を短く設定することによって優先的
に送信が行われるようにしているため、Ack以外のデ
ータ送信時に用いられるフレーム間隔も相対的に長くな
ることから、データ伝送効率の劣化を招くという課題が
あった。
【0014】本発明は、このような従来の課題に鑑み、
FECなどを誤り制御方式として用いる場合のように、
多くのプロセス時間を要する場合であっても、フレーム
間隔SIFS自体が長くなることがなく、また、他の要
因に依っても、徒にフレーム間隔を長くする必要のない
効率的なデータ伝送を行うことのできるアクセス制御方
法を提供することを目的としている。
FECなどを誤り制御方式として用いる場合のように、
多くのプロセス時間を要する場合であっても、フレーム
間隔SIFS自体が長くなることがなく、また、他の要
因に依っても、徒にフレーム間隔を長くする必要のない
効率的なデータ伝送を行うことのできるアクセス制御方
法を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
課題は、前記「特許請求の範囲」に記載した手段により
解決される。すなわち、請求項1の発明は、サービスエ
リア内にアクセスポイント(AP)を設け、該アクセス
ポイントから毎フレームの最初に送信されるフレーム同
期用のビーコン(Beacon)信号に従って、端末が
サービスエリア内の他の端末とは、直接通信を行い、他
のサービスエリア内の端末とは、アクセスポイントを介
して通信を行うように構成された自律分散型システムに
おいて、
課題は、前記「特許請求の範囲」に記載した手段により
解決される。すなわち、請求項1の発明は、サービスエ
リア内にアクセスポイント(AP)を設け、該アクセス
ポイントから毎フレームの最初に送信されるフレーム同
期用のビーコン(Beacon)信号に従って、端末が
サービスエリア内の他の端末とは、直接通信を行い、他
のサービスエリア内の端末とは、アクセスポイントを介
して通信を行うように構成された自律分散型システムに
おいて、
【0016】送信されたデータに対する送達確認信号
(肯定応答Ack又は否定応答Nack)を次フレーム
の先頭部分でまとめて送信し、送達確認信号と通常デー
タとの境目にポール信号をフレーム毎に可変的に挿入す
るように構成した自律分散型システムにおけるCSMA
/CA方法である。
(肯定応答Ack又は否定応答Nack)を次フレーム
の先頭部分でまとめて送信し、送達確認信号と通常デー
タとの境目にポール信号をフレーム毎に可変的に挿入す
るように構成した自律分散型システムにおけるCSMA
/CA方法である。
【0017】請求項2の発明は、請求項1に記載の自律
分散型システムにおけるCSMA/CA方法において、
各端末が、自己が受信したデータの時間的位置に応じ
て、該データに対する送達確認信号を送出するまでの待
ち時間を自律的に決定することによって、次フレームの
先頭部分での各端末から送出される不特定多数の送達確
認信号の衝突を回避するように構成したものである。
分散型システムにおけるCSMA/CA方法において、
各端末が、自己が受信したデータの時間的位置に応じ
て、該データに対する送達確認信号を送出するまでの待
ち時間を自律的に決定することによって、次フレームの
先頭部分での各端末から送出される不特定多数の送達確
認信号の衝突を回避するように構成したものである。
【0018】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
記載の自律分散型システムにおけるCSMA/CA方法
において、送信されたデータに対する送達確認信号は、
受信したデータの時間的位置の順序によって各端末が自
律的に待ち時間を決定し、次フレームの先頭部分で該当
するデータの順番に等間隔で送信するように構成したも
のである。
記載の自律分散型システムにおけるCSMA/CA方法
において、送信されたデータに対する送達確認信号は、
受信したデータの時間的位置の順序によって各端末が自
律的に待ち時間を決定し、次フレームの先頭部分で該当
するデータの順番に等間隔で送信するように構成したも
のである。
【0019】請求項4の発明は、請求項1又は請求項2
記載の自律分散型システムにおけるCSMA/CA方法
において、送信されたデータに対する送達確認信号は、
受信したデータの時間的位置に応じて各端末が自律的に
待ち時間を決定して、次フレームの先頭部分で送達確認
信号毎に決定された待ち時間を経て送信するように構成
したものである。
記載の自律分散型システムにおけるCSMA/CA方法
において、送信されたデータに対する送達確認信号は、
受信したデータの時間的位置に応じて各端末が自律的に
待ち時間を決定して、次フレームの先頭部分で送達確認
信号毎に決定された待ち時間を経て送信するように構成
したものである。
【0020】上述のように、本発明によれば、送達確認
信号を、データの受信位置に応じて待ち時間を決定する
ことで、不特定多数のAckを次フレームの先頭部分で
衝突なくまとめて送信することができる。
信号を、データの受信位置に応じて待ち時間を決定する
ことで、不特定多数のAckを次フレームの先頭部分で
衝突なくまとめて送信することができる。
【0021】さらに、従来の方法における問題点である
プロセス時間を多く必要とするFECなどの誤り制御方
式を適用した場合の送達確認信号の返送時間の拡大に対
し、本発明では、送達確認信号の返送を次フレームにず
らして行うことにより、プロセス処理時間の拡大を吸収
し、さらに送達確認信号およびデータをポール信号によ
り完全に分離することでこれらを効率的に伝送すること
ができる。
プロセス時間を多く必要とするFECなどの誤り制御方
式を適用した場合の送達確認信号の返送時間の拡大に対
し、本発明では、送達確認信号の返送を次フレームにず
らして行うことにより、プロセス処理時間の拡大を吸収
し、さらに送達確認信号およびデータをポール信号によ
り完全に分離することでこれらを効率的に伝送すること
ができる。
【0022】また、本発明では送達確認信号および通常
データをフレーム内で完全に分離して送信する構成をと
るが、その境界として用いるポール信号を不特定多数の
Ack返送に対応できるように各フレーム単位で可変と
し、これにより送達確認信号と通常データとの衝突を回
避しつつ効率的な伝送を行うことを特徴とする。
データをフレーム内で完全に分離して送信する構成をと
るが、その境界として用いるポール信号を不特定多数の
Ack返送に対応できるように各フレーム単位で可変と
し、これにより送達確認信号と通常データとの衝突を回
避しつつ効率的な伝送を行うことを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明におけるAck返送方法を
用いたCSMA/CA方法が適用されるシステム構成
は、図1に示した自律分散型のシステム構成例と同一で
ある。図2および図3は、図1の自律分散型システムに
本発明におけるAck返送方法を用いたCSMA/CA
方法を適用した場合の動作例を示す図である。
用いたCSMA/CA方法が適用されるシステム構成
は、図1に示した自律分散型のシステム構成例と同一で
ある。図2および図3は、図1の自律分散型システムに
本発明におけるAck返送方法を用いたCSMA/CA
方法を適用した場合の動作例を示す図である。
【0024】図1における各部の数字符号は先に説明し
たとおりである。図2及び図3において、数字符号5は
ビーコン(Beacon)信号、10はポール(Pol
l)信号、11−1〜11−3,21−1〜21−3
は、それぞれDIFS+ランダム時間、12−1〜12
−3,22−1〜22−3はデータ(1)〜データ
(3)、13−1〜13−3はSIFS,14−1〜1
4−3,24−1〜24−3は送達確認信号(Ack1
〜Ack3)を表している。
たとおりである。図2及び図3において、数字符号5は
ビーコン(Beacon)信号、10はポール(Pol
l)信号、11−1〜11−3,21−1〜21−3
は、それぞれDIFS+ランダム時間、12−1〜12
−3,22−1〜22−3はデータ(1)〜データ
(3)、13−1〜13−3はSIFS,14−1〜1
4−3,24−1〜24−3は送達確認信号(Ack1
〜Ack3)を表している。
【0025】各フレームにおいて、アクセスポイント
(AP)からビーコン(Beacon)信号、およびポ
ール信号が送信される。尚、ビーコン信号は、各フレー
ムの始まりを各端末に知らせる信号であり、ポール信号
は、Ack返送フィールドと通常のデータフィールドの
境界を各端末に知らせる信号である。
(AP)からビーコン(Beacon)信号、およびポ
ール信号が送信される。尚、ビーコン信号は、各フレー
ムの始まりを各端末に知らせる信号であり、ポール信号
は、Ack返送フィールドと通常のデータフィールドの
境界を各端末に知らせる信号である。
【0026】ポール信号を受信した各端末は、データフ
ィールドの開始を検知し、CSMA/CA方法を適用し
て通常のデー夕送信(データ1〜3)を試みる。ポール
信号受信後、送信すべきデータを持つ端末は、通常デー
タ送信時のフレーム間隔DIFSおよび端末毎のランダ
ム時間待機後、回線がアイドル状態である場合にデータ
を送信する。
ィールドの開始を検知し、CSMA/CA方法を適用し
て通常のデー夕送信(データ1〜3)を試みる。ポール
信号受信後、送信すべきデータを持つ端末は、通常デー
タ送信時のフレーム間隔DIFSおよび端末毎のランダ
ム時間待機後、回線がアイドル状態である場合にデータ
を送信する。
【0027】ここでは、端末1から端末2へ送信するデ
ータ1の送信開始時には、他の送信希望の端末はフレー
ム間隔DIFSおよびランダム時間の待機状態であり、
結果的に端末1からのデータ1の送信が他端末よりも先
に行われる。データ2およびデータ3の送信に関しても
データ1の場合と同様である。
ータ1の送信開始時には、他の送信希望の端末はフレー
ム間隔DIFSおよびランダム時間の待機状態であり、
結果的に端末1からのデータ1の送信が他端末よりも先
に行われる。データ2およびデータ3の送信に関しても
データ1の場合と同様である。
【0028】送信された各データに対する送達確認信号
(Ackl〜3)は次フレームのビーコン信号の直後の
Ackフィールドにおいてまとめて送信され、データフ
ィールドでは通常データの送信のみが行われる。また、
Ack(Ackl〜3)送信終了後、Ackフィールド
の終了およびデータフィールドの開始を各端末に知らせ
るポール信号がAPから送信される(図2および図
3)。
(Ackl〜3)は次フレームのビーコン信号の直後の
Ackフィールドにおいてまとめて送信され、データフ
ィールドでは通常データの送信のみが行われる。また、
Ack(Ackl〜3)送信終了後、Ackフィールド
の終了およびデータフィールドの開始を各端末に知らせ
るポール信号がAPから送信される(図2および図
3)。
【0029】図2は、送信された通常データに対する送
達確認信号(Ackl〜3)をデータフィールドにおけ
るデータの受信順序のみで決定するものである。全ての
端末はCSMA/CA方法を適用してデータの送信を行
い、端末およびAPは、データフィールドでのデータ送
信が衝突なく行われたかどうかを常にキャリア・センス
により検出する。
達確認信号(Ackl〜3)をデータフィールドにおけ
るデータの受信順序のみで決定するものである。全ての
端末はCSMA/CA方法を適用してデータの送信を行
い、端末およびAPは、データフィールドでのデータ送
信が衝突なく行われたかどうかを常にキャリア・センス
により検出する。
【0030】これにより、データを受信した端末では、
その受信データがそのフレーム中のデータフィールドに
おいて何番目に送信されたかを常に把握している。AP
から次フレームの開始を知らせるBeacon信号を、
送達確認Ackを送信する端末が受信すると、当該端末
は前フレームでのデータフィールドにおけるデータを受
信した順番に従って送達確認Ackを送信する。
その受信データがそのフレーム中のデータフィールドに
おいて何番目に送信されたかを常に把握している。AP
から次フレームの開始を知らせるBeacon信号を、
送達確認Ackを送信する端末が受信すると、当該端末
は前フレームでのデータフィールドにおけるデータを受
信した順番に従って送達確認Ackを送信する。
【0031】このとき、通常のアクセス制御において用
いられるフレーム間隔SIFSとは異なる、プロセス時
間を省略したフレーム間隔SIFS空けて自律的に送達
確認Ackを送信する。APは端末同様、送達確認Ac
kの返送が何回行われるかを把握しているため、全ての
送達確認Ackの返送が終了後、Ack返送フィールド
の終了およびデータフィールドの開始を通知するポール
信号を全端末に対して送信する。
いられるフレーム間隔SIFSとは異なる、プロセス時
間を省略したフレーム間隔SIFS空けて自律的に送達
確認Ackを送信する。APは端末同様、送達確認Ac
kの返送が何回行われるかを把握しているため、全ての
送達確認Ackの返送が終了後、Ack返送フィールド
の終了およびデータフィールドの開始を通知するポール
信号を全端末に対して送信する。
【0032】ここで、Ack返送フィールドにおいて用
いられるフレーム間隔SIFSは、Ack返送を次フレ
ームの先頭部分で行うため、従来のSIFS中に含まれ
ていたプロセス時間をデータフィールド中あるいはAc
k返送までの待機中に処理することができ、プロセス時
間を必要としない分、従来よりも短く設定することが可
能である。
いられるフレーム間隔SIFSは、Ack返送を次フレ
ームの先頭部分で行うため、従来のSIFS中に含まれ
ていたプロセス時間をデータフィールド中あるいはAc
k返送までの待機中に処理することができ、プロセス時
間を必要としない分、従来よりも短く設定することが可
能である。
【0033】また、本方法はAckおよびNackが同
一のデータ構造を取るような場合には、AckおよびN
ack間のフレーム問隔が常に等間隔となるため、Ac
kあるいはNackの送信が何番目に行われるかを把握
している端末側では、容易にAckおよびNackの送
信タイミングを自律的に計算できる。
一のデータ構造を取るような場合には、AckおよびN
ack間のフレーム問隔が常に等間隔となるため、Ac
kあるいはNackの送信が何番目に行われるかを把握
している端末側では、容易にAckおよびNackの送
信タイミングを自律的に計算できる。
【0034】図3は送信された通常データに対する送達
確認信号(Ackl〜3)をデータフィールドの受信位
置に応じて待ち時間を決定するものである。全ての端末
はCSMA/CA方法を適用して通常データの送信をデ
ータフィールドにおいて行うが、Ackを送信する端末
で、例えば、APから送信されるポール信号からの受信
位置(データ1:T1 ,データ2:T2 ,データ3:T
3 ,T1 <T2 <T3)を基準に自律的に待ち時間を決
定する。
確認信号(Ackl〜3)をデータフィールドの受信位
置に応じて待ち時間を決定するものである。全ての端末
はCSMA/CA方法を適用して通常データの送信をデ
ータフィールドにおいて行うが、Ackを送信する端末
で、例えば、APから送信されるポール信号からの受信
位置(データ1:T1 ,データ2:T2 ,データ3:T
3 ,T1 <T2 <T3)を基準に自律的に待ち時間を決
定する。
【0035】ここで、いま、決定された待ち時間を、各
々Ackl:tl ,Ack2:t2,Ack3:t3
(tl <t2 <t3 )とすると、各端末はBeacon
信号受信後、一斉に各端末ごとにキャリアセンスを行
い、回線がアイドル状態時には待ち時間を減らす操作を
行い、ビジー時には待ち時間を減らす操作を行わない。
々Ackl:tl ,Ack2:t2,Ack3:t3
(tl <t2 <t3 )とすると、各端末はBeacon
信号受信後、一斉に各端末ごとにキャリアセンスを行
い、回線がアイドル状態時には待ち時間を減らす操作を
行い、ビジー時には待ち時間を減らす操作を行わない。
【0036】そして、待ち時間が0となった時、該当端
末はAck或いはNackを自律的に送信する。従っ
て、Ack返送フィールドにおける順番は、この例で
は、データ(1)〜(3)の送信順序に従い、各フレー
ム間隔は各々異なる。本方法は、図2に基づいて説明し
た方法とは異なり、送達確認信号AckおよびNack
が同一のデータ構造を取らない場合に有効である。
末はAck或いはNackを自律的に送信する。従っ
て、Ack返送フィールドにおける順番は、この例で
は、データ(1)〜(3)の送信順序に従い、各フレー
ム間隔は各々異なる。本方法は、図2に基づいて説明し
た方法とは異なり、送達確認信号AckおよびNack
が同一のデータ構造を取らない場合に有効である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、データ
に対する送達確認信号を、受信したデータの時間的位置
に応じて待ち時間を決定し、次フレームの先頭部分で不
特定多数のAckを衝突なくまとめて送信するようにし
ているので、従来の方法のようにプロセス時間の増大に
より生じるフレーム間隔の拡大を回避することが可能で
あるから、効率的な伝送を行うことができる利点を有す
る。
に対する送達確認信号を、受信したデータの時間的位置
に応じて待ち時間を決定し、次フレームの先頭部分で不
特定多数のAckを衝突なくまとめて送信するようにし
ているので、従来の方法のようにプロセス時間の増大に
より生じるフレーム間隔の拡大を回避することが可能で
あるから、効率的な伝送を行うことができる利点を有す
る。
【0038】さらに、本発明においては、送達確認信号
の返送フィールドと通常データのフイールドとをアクセ
スポイント(AP)からのポール信号により可変的に区
分しているので、通常データと送達確認信号との衝突を
回避しつつ、効率的なデータおよび送達確認信号の伝送
が可能であるという利点を有する。
の返送フィールドと通常データのフイールドとをアクセ
スポイント(AP)からのポール信号により可変的に区
分しているので、通常データと送達確認信号との衝突を
回避しつつ、効率的なデータおよび送達確認信号の伝送
が可能であるという利点を有する。
【図1】自律分散型システムの構成の例を示す図であ
る。
る。
【図2】本発明によるアクセス制御の第1の例を説明す
る図である。
る図である。
【図3】本発明によるアクセス制御の第2の例を説明す
る図である。
る図である。
【図4】従来のアクセス制御の例を説明する図である。
1〜3 端末 4 アクセスポイント(AP) 5 ビーコン(Beacon)信号 6−1〜6−3,11−1〜11−3,21−1〜21
−3 DIFS+ランダム時間 7−1〜7−3,12−1〜12−3,22−1〜22
−3 データ 8−1〜8−3,13−1〜13−3 SIFS 9−1〜9−3,14−1〜14−3,24−1〜24
−3 Ack
−3 DIFS+ランダム時間 7−1〜7−3,12−1〜12−3,22−1〜22
−3 データ 8−1〜8−3,13−1〜13−3 SIFS 9−1〜9−3,14−1〜14−3,24−1〜24
−3 Ack
Claims (4)
- 【請求項1】 サービスエリア内にアクセスポイント
(AP)を設け、該アクセスポイントから毎フレームの
最初に送信されるフレーム同期用のビーコン(Beac
on)信号に従って、端末がサービスエリア内の他の端
末と、直接通信を行い、他のサービスエリア内の端末と
は、アクセスポイントを介して通信を行うように構成さ
れた自律分散型システムにおいて、 送信されたデータに対する送達確認信号(Ack又はN
ack)を次フレームの先頭部分でまとめて送信し、 送達確認信号と通常データとの境目にポール信号をフレ
ーム毎に可変的に挿入することを特徴とする自律分散型
システムにおけるCSMA/CA方法。 - 【請求項2】 各端末が、自己が受信したデータの時間
的位置に応じて、該データに対する送達確認信号を送出
するまでの待ち時間を自律的に決定することによって、
次フレームの先頭部分での各端末から送出される不特定
多数の送達確認信号の衝突を回避する請求項1記載の自
律分散型システムにおけるCSMA/CA方法。 - 【請求項3】 送信されたデータに対する送達確認信号
は、受信したデータの時間的位置の順序によって各端末
が自律的に待ち時間を決定し、次フレームの先頭部分で
該当するデータの順番に等間隔で送信する請求項1又は
請求項2記載の自律分散型システムにおけるCSMA/
CA方法。 - 【請求項4】 送信されたデータに対する送達確認信号
は、受信したデータの時間的位置に応じて各端末が自律
的に待ち時間を決定して、次フレームの先頭部分で送達
確認信号毎に決定された待ち時間を経て送信する請求項
1又は請求項2記載の自律分散型システムにおけるCS
MA/CA方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16125198A JPH11355291A (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 自律分散型システムにおけるcsma/ca方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16125198A JPH11355291A (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 自律分散型システムにおけるcsma/ca方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11355291A true JPH11355291A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=15731542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16125198A Pending JPH11355291A (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 自律分散型システムにおけるcsma/ca方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11355291A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-06-10 JP JP16125198A patent/JPH11355291A/ja active Pending
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