JPH11354286A - 放電灯点灯装置 - Google Patents
放電灯点灯装置Info
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- JPH11354286A JPH11354286A JP15782698A JP15782698A JPH11354286A JP H11354286 A JPH11354286 A JP H11354286A JP 15782698 A JP15782698 A JP 15782698A JP 15782698 A JP15782698 A JP 15782698A JP H11354286 A JPH11354286 A JP H11354286A
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Abstract
常を検出できて安全性を保つことができる放電灯点灯装
置を提供するものである。 【解決手段】インバータ回路2のスイッチング素子Q2
のゲートと直流電源1の負極側との間にはオン動作時に
スイッチング素子Q2 のゲート電圧をカットし、オフさ
せることによりインバータ回路2の動作を停止させるス
イッチング素子Q3 を接続してある。共振用コンデンサ
C2 の両端と直流電源1の正極との間には夫々抵抗
R1 ,R2 を接続し、また抵抗R3 ,R4 と抵抗R5 と
を介して直流電源1の負極に接続してある。コンパレー
タCP1 は抵抗R5 に並列接続したコンデンサC3 の両
端に発生する直流電圧と、基準電圧Vref1とを比較する
もので、直流電圧が基準電圧Vref1以上になると出力
を”H”としてスイッチング素子Q3 をオンさせる。
Description
する放電灯を高周波点灯する放電灯点灯装置に関するも
のである。
タ回路により高周波点灯する放電灯点灯装置では、無負
荷状態(放電灯が外れた状態)や寿命末期等で放電灯の
フィラメントが断線した時にインバータ回路の発振が継
続されると出力部やソケット部分に高電圧が発生して感
電等の危険が生じる虞があるので、上記のような異常発
生時にはインバータ回路の発振を強制的に停止すること
が一般的によく行われている。
ータ回路の発振を強制的に停止するようにした従来の放
電灯点灯装置の一例を示す回路図である。この従来装置
は所謂ハーフブリッジ式のインバータ回路2から構成さ
れており、直流電源1(一般には商用電源と、それを整
流・平滑する回路から成る)の両端に一対のスイッチン
グ素子Q1 ,Q2 の直列回路を接続し、高電位側のスイ
ッチング素子Q1 と並列に直流カット用のコンデンサC
1 、インダクタL1 、放電灯Laの低電位側のフィラメ
ントf2 、共振用のコンデンサC2 、高電位側のフィラ
メントf1 の直列回路を接続して、制御回路3により一
対のスイッチング素子Q1 ,Q2 を交互に高周波でオン
・オフすることで放電灯Laを高周波点灯させるもので
ある。
端とコンデンサC2 の接続点と、直流電源1の負極との
間に2つの分圧抵抗R40,R41の直列回路を接続すると
ともに、分圧抵抗R40,R41の接続点にベースが接続さ
れ、分圧抵抗R41と直流電源1の負極との接続点にエミ
ッタが接続され且つコレクタに抵抗R42を介して一定の
動作電源VCCが印加されるトランジスタQ3 ’を設けて
あり、さらにこのトランジスタQ3 ’のコレクタと抵抗
R42との接続点から得られる信号(発振停止信号)が制
御回路3に出力されている。
Laのフィラメントf1 が断線した場合、分圧抵抗
R40,R41の接続点の電圧が低下し、トランジスタ
Q3 ’がオフとなって制御回路3には発振停止信号(ハ
イレベルの信号)が出力される。これにより、制御回路
3からスイッチング素子Q1 ,Q2 への駆動信号が出力
されずにインバータ回路2の発振を停止して高電圧の発
生を防止するようになっている。
は検出できるがフィラメントf2 の断線については考慮
されていない。
を低電圧側のスイッチング素子Q2に接続する場合があ
る。このとき両フィラメントf1 、f2 共に検出できる
方法が図27に示すように提案されている。
電源1の両端に一対のスイッチング素子Q1 ,Q2 を直
列に接続し、直流カット用のコンデンサC1 、インダク
タ(バラストチョーク)L1 並びに放電灯(蛍光灯)L
aの直列回路を低電位側のスイッチング素子Q2 と並列
に放電灯Laの低電位側のフィラメントf2 の電源側が
直流電源1の負極側(グランド側)となるように接続
し、放電灯Laの両フィラメントf1 ,f2 の非電源側
端間に共振用のコンデンサC2 を接続し、制御回路3に
より一対のスイッチング素子Q1 ,Q2 を交互にオン・
オフ駆動する従来周知のハーフブリッジ式のインバータ
回路2を具備するものであって、放電灯Laの高電位側
のフィラメントf1 の電源側端と直流電源1の正極との
間に接続される第1の抵抗R50と、放電灯Laの高電位
側のフィラメントf1 の両端に接続される第2の抵抗R
51と、放電灯の両フィラメントf1 ,f2 の非電源側に
直列接続される第3及び第4の抵抗R52,R53と、放電
灯Laの低電位側のフィラメントf2 の両端に接続され
る第5の抵抗R54と、第3及び第4の抵抗R52,R53の
接続点aに現れる検出電圧Vaに基づいて放電灯Laの
両フィラメントf1 ,f2 の断線を検出してインバータ
回路2の発振を停止させる検出回路4とを備えている。
続された抵抗R55とコンデンサC4’から成る積分回路
と、積分回路を介して入力される検出電圧Vaをそれぞ
れ異なる基準電圧Vref10 ,Vref20 と比較する一対の
コンパレータCP10,CP20とを備え、各コンパレータ
CP10,CP20の出力端が抵抗R56を介して動作電源V
CC電圧にプルアップされるとともに制御回路3に接続さ
れている。
く接続されている状態では、検出電圧Vaは以下の式で
表される。但し、R50〜R54≫Rf として近似してい
る。
ける検出電圧Va f1は下式で表される。
メントf1 が断線したときの検出電圧Va f1 が低くな
るので(Va>Va f1 )、コンパレータCP10の基準
電圧Vref10 を上記検出電圧Va f1 よりも若干高いレ
ベルに設定する(図28参照)。
した状態における検出電圧Va f2は下式で表される。
+R53+R54)×VDC よって、正常時の検出電圧Vaよりも低電位側のフィラ
メントf2 が断線したときの検出電圧Va f2 が高くな
るので(Va<Va f2 )、コンパレータCP20の基準
電圧Vref2を上記検出電圧Va f1 よりも若干低いレベ
ルに設定する(図28参照)。
CP20の出力が共にHレベルとなり、制御回路3にも検
出回路4からHレベルの信号が入力されて通常通りスイ
ッチング素子Q1 ,Q2 を交互にオン・オフ駆動する。
そして、高電位側のフィラメントf1 が断線した場合に
は、コンパレータCP10の出力がLレベルに下がるた
め、検出回路4から制御回路3にLレベルの信号(停止
信号)が入力されてスイッチング素子Q1 ,Q2 の駆動
を止めてインバータ回路2の発振が停止される。また、
低電位側のフィラメントf2 が断線した場合には、コン
パレータCP20の出力がLレベルに下がるため、検出回
路4から制御回路3にLレベルの信号(停止信号)が入
力されてスイッチング素子Q1 ,Q2 の駆動を止めてイ
ンバータ回路2の発振が停止される。すなわち、放電灯
Laの少なくとも一方のフィラメントf1 ,f2 が断線
あるいは外れたときに検出回路4から停止信号が出力さ
れて制御回路3によるスイッチング素子Q1 ,Q2 の駆
動が止まることにより、インバータ回路2の発振が停止
されることになる。
例の構成においては、接続異常の状態を検出することが
できるが、コンパレータを2個用いるなど、回路が複雑
となり、コストアップもなる。
れたもので、その目的とするところは簡単で安価に製作
できるな構成により、接続異常を検出できて安全性を保
つことができる放電灯点灯装置を提供するものである。
に、請求項1の発明では、直流電源と、該直流電源に接
続されたスイッチング素子を含みスイッチング素子のス
イッチングにより直流を高周波出力に変換するインバー
タ回路と、該インバータ回路出力に接続されたフィラメ
ントを有する放電灯とを有し、該放電灯の一方のフィラ
メントの一端が前記直流電源の負極に接続され、前記イ
ンバータ回路が放電灯の両フィラメントの非電源側に接
続される第1のコンデンサを具備した放電灯点灯装置に
おいて、前記直流電源の正極側と前記第1のコンデンサ
の一端及び他端との間に夫々抵抗を接続し、前記第1の
コンデンサの一端及び他端と,前記直流電源の負極との
間に複数の別の抵抗を接続するとともに、前記複数の別
の抵抗の内、前記直流電源の負極側に接続された抵抗の
両端に第2のコンデンサを接続し、該第2のコンデンサ
の両端電圧を検出して該検出電圧が第1の基準電圧以上
となると、前記インバータ回路の出力を制限若しくは前
記インバータ回路の動作を停止させる第1の検出手段と
を備えたことを特徴とする。
いて、前記第1のコンデンサは前記放電灯の両側のフィ
ラメントの非電源側端間に接続されて成ることを特徴と
する。
いて、前記放電灯のフィラメントは電圧源と予熱電流を
流す閉回路を構成し、前記第1のコンデンサを前記閉回
路内に挿入して成ることを特徴とする。
かの発明において、前記放電灯と並列に前記直流電源の
負極側からダイオードと第3のコンデンサとの直列回路
を接続し、前前記ダイオードと第3のコンデンサの中点
の電圧の平均値を検出して該検出電圧が第2の基準電圧
以上になると、前記インバータ回路出力を制限若しくは
前記インバータ回路の動作を停止させる第2の検出手段
を備えたことを特徴とする。
いて、前記インバータ回路の動作周波数を変化させて前
記放電灯を調光制御する制御手段を備えたことを特徴と
する。
いて、前記第2の基準電圧が前記放電灯の調光レベルに
応じて変化することを特徴とする。
かの発明において、前記放電灯のフィラメントを予熱す
るフィラメント予熱モードから放電灯を点灯させる点灯
モードとなるように前記インバータ回路の出力を制御す
る予熱制御部と、フィラメント予熱モードにおいて、前
記第1及び第2の検出手段の検出電圧を無効とする手段
とを備えたことを特徴とする。
の回路構成を示しており、インバータ回路2は、直流電
源1にMOSFETからなるスイッチング素子Q1 ,Q
2 の直列回路を接続し、両スイッチング素子Q1 ,Q2
の接続点には電流トランスCTの1次巻線と、直流カッ
ト用コンデンサC1 と、インダクタL1 との直列回路を
接続し、インダクタL 1 を介して出力を負荷へ供給する
ようになっている。具体的にはインダクタL1に蛍光ラ
ンプからなる放電灯Laの一方のフィラメントf1 の一
端aを接続し、直流電源1の負極にフィラメントf2 の
一端cを接続してインダクタL1 と直流電源1の負極と
の間に放電灯Laを接続してある。そしてインダクタL
1 と共振回路を構成する共振用コンデンサC2 を第1の
コンデンサとして放電灯Laの両フィラメントf1 ,f
2 の非電源側端b、d間に接続してある。また直流電源
1の正極とフィラメントf1 ,f2 の非電源側端b、d
との間には夫々抵抗R1 ,R2 を接続してある。コンデ
ンサC2 の両端は直流電源1の正極側に夫々抵抗R 1 ,
R2 を介して接続し、また抵抗R3 ,R4 と、抵抗R5
を介して直流電源1の負極側に接続してある。
を両スイッチング素子Q1 .Q2 の接続点に、他端を抵
抗R6 を介してスイッチング素子Q1 のゲートに、また
他方の2次巻線の一端をグランドに(直流電源1の負極
側)に他端を抵抗R7 を介してスイッチング素子Q2 の
ゲートに接続してあり、電流トランスCTの2次出力に
より,交互にスイッチング素子Q1 ,Q2 をオン・オフ
させて自励発振を行うようになっている。尚電源投入時
の起動回路は本発明の要旨とは直接関係ないので図示し
ていないが、適宜な周知の回路を用いて何れかのスイッ
チング素子を起動させるのは言うまでもない。
側との間には後述するコンパレータCP1 の”H”出力
でオンしてスイッチング素子Q2 のゲート電圧をカット
し、オフさせることによりインバータ回路2の動作を停
止させるトランジスタからなるスイッチング素子Q3 を
接続してある。
として積分回路用のコンデンサC3を接続して、該並列
回路の両端に発生する直流電圧を検出電圧としてコンパ
レーラCP1 の非反転入力端子に入力している。コンパ
レータCP1 は、反転入力端子に入力する基準電圧V
ref1と比較して検出電圧が基準電圧Vref1未満では出力
端子をショートして出力を”L”とし、基準電圧Vref1
以上になると出力端子をオープンして出力を”H”とす
る上オープンコレクタ型のコンパレータからなるい。こ
のコンパレータCP1 と上記スイッチング素子Q3 とで
第1の検出手段である接続不良検出手段を構成する。尚
コンパレータCP1 の出力端子は抵抗R0を介して動作
電源Vcc電圧にプルアップされている。
に変換する電源回路或いは直接得るようになっている。
点灯時の等価抵抗(数百オーム)及びフィラメント
f1 ,f2 の等価抵抗(数オーム〜数十オーム)に対し
て、十分大きな値に設定している。
て説明する。
ラメントf1 ,f2 回りの回路を、放電灯La,フィラ
メントf1 ,f2 を等価抵抗RLa,Rf1,Rf2で示すと
図2(b)に示すようになる。但しRLa,Rf1,Rf2≪
R1 〜R4 である。
場合、フィラメントf1 の一端bと抵抗R1 との接続点
及びフィラメントf2 の一端dと抵抗R2 との接続点
の電圧は,直流電圧成分としては略0Vとなり、コン
デンサC3 と抵抗R5 の並列回路の電圧(点)も略0
Vとなる。つまり点電圧<基準電圧Vref1となって、
コンパレータCP1 は出力が”L”となり、そのためス
イッチング素子Q3 がオフでインバータ回路2は動作状
態にある。
源側端bが外れた場合、図3に示すような等価回路とな
り、抵抗R1 、コンデンサC2 、抵抗Rf2の回路に直流
電源1より電流が流れて、コンデンサC2 に直流電圧成
分が重畳され、点電圧は概略以下の値となり、この電
圧値が基準電圧Vref1以上となるように設定している。
[R1 +R3 +(R5 /R4 )] 従って、コンパレータCP1 の出力が”H”となり、ス
イッチング素子Q3 がオンする。このオンによりスイッ
チング素子Q2 がオフしてインバータ回路2の動作が停
止する。
源側端dが外れた場合、図4に示すような等価回路とな
り、抵抗R2 、コンデンサC2 ,抵抗Rf1,RLaに電流
が流れて、コンデンサC2 に直流電圧成分が重畳され、
点電圧は概略以下の値となり、この電圧値が基準電圧
Vref1以上となるように設定している。
[R2 +R4 +(R5 /R3 )] 従って、この場合もコンパレータCP1 の出力が”H”
となり、スイッチング素子Q3 がオンする。このオンに
よりスイッチング素子Q2 がオフしてインバータ回路2
の動作が停止する。
の電源側端a、cの何れかが外れた場合にはコンデンサ
C2 とインダクタL1 による共振ループが形成されず、
そのため電流トランスCTの1次巻線に電流が流れず、
インバータ回路2の動作が停止する。
CP1 を1つだけ設けた構成によって、回路を簡略化し
たものであるが、放電灯Laのフィラメントf1 、f2
の何れかの一端が外れると、インバータ回路2の動作を
停止させて安全性を確保している。
成を示している。
ントf1 、f2 の非電源側端b、d間に共振用コンデン
サC2 を接続して所謂コンデンサ予熱の構成をとってい
るが、本実施形態では,図5に示すように共振用コンデ
ンサC2 をインバータ回路2の出力側、つまり放電灯L
aのフィラメントf1 、f2 の電源側端a、c間に接続
し、放電灯Laのフィラメントf1 ,f2 をインダクタ
L1 に設けた2次巻線n2,3次巻線n3 に接続して、こ
れらの巻線出力で予熱を行う点と、検出手段として基準
電圧とコンパレータを用いる代わりに、トランジスタの
ベース・エミッタ電圧VBEを利用している点で相違して
いる。そしてフィラメントf1 ,f2 の非電源側端b、
dと、2次巻線n2,3次巻線n3 との間にはコンデンサ
C4 ,C 5 を夫々挿入してある。そしてコンデンサC4
が第1のコンデンサを構成し、このコンデンサC4 の両
端に直流電源1の正極を抵抗R1 ,R2 を夫々介して接
続し、更にコンデンサC4 の両端を直流電源1の負極と
の間に抵抗R3 ,R4 と抵抗R5 とを介して接続してあ
る。また放電灯Laのフィラメントf2 の非電源側端d
を抵抗R8 を介して直流電源1の正極に接続するととも
に抵抗R9 ,R10を介して直流電源1の負極に接続して
ある。そして抵抗R5 に並列に第2のコンデンサである
積分回路用のコンデンサC3 を接続し、この並列回路の
電圧をスイッチング素子Q2 のゲートと直流電源1の負
極との間に接続したトランジスタからなるスイッチング
素子Q3 のベース・エミッタ間に印加するようになって
いる。またスイッチング素子Q3 には別のトランジスタ
からなるスイッチング素子Q4を並列に接続し、このス
イッチング素子Q4 のベース・エミッタ間には抵抗R9
と積分回路用コンデンサC6 の並列回路の電圧を印加す
るようになっている。
ス・エミッタ間電圧がVBE(略0.7V)を越えたとき
にオンしてスイッチング素子Q2 のゲート電圧をバイパ
スしてオフさせ、インバータ回路2を停止させる検出手
段をそれぞれ構成している。
その他の回路要素は図1の回路構成と同じであるから,
同じ回路要素には同じ記号,番号を付し説明は省略す
る。
り説明する。
2 回りの回路において、放電灯La,フィラメント
f1 ,f2 を等価抵抗RLa,Rf1,Rf2で示すと図6に
示すようになる。但しRLa,Rf1,Rf2≪抵抗R1 〜R
4 ,R8 ,R9 としている。またインダクタL1 の各巻
線n1 〜n3 は直流電流に対してインピーダンスは0で
あるのでここでは省略している。
されている場合には、RLa,Rf1,Rf2≪抵抗R1 〜R
4 ,R8 ,R9 であるため、,’及びの各点の電
圧は直流電圧成分としては略0Vとなり、及び’点
の各電圧も略0Vとなる。つまり及び’点の各電圧
はスイッチング素子Q3 及びQ4 のVBEよりも小さく、
両スイッチング素子Q3 及びQ4 はオフで、インバータ
回路2は動作する。
側端aが外れている場合には、等価回路は図7に示すよ
うになり、抵抗R2 、コンデンサC4 、抵抗Rf1、RLa
の回路に直流電源1より電流が流れてコンデンサC4 に
直流電圧成分が重畳され、点電圧は概略以下の値とな
り、この電圧がスイッチング素子Q3 のVBE以上となる
ように設定している。
[R2 +R4 +(R5 /R3 )] 従って、スイッチング素子Q3 がオンしてスイッチング
素子Q2 をオフさせ、インバータ回路2の動作を停止さ
せる。
源側端bが外れている場合には、等価回路は図8に示す
ようになり、抵抗R1 、コンデンサC4 、抵抗RLaの回
路に直流電源1より電流が流れてコンデンサC4 に直流
電圧成分が重畳され、点電圧は概略以下の値となり、
この電圧がスイッチングQ3 のVBE以上となるように設
定している。
[R1 +R3 +(R5 /R4 )] 従って、スイッチング素子Q3 がオンしてスイッチング
素子Q2 をオフさせ、インバータ回路2の動作を停止さ
せる。
側端cが外れている場合には、等価回路は図9に示すよ
うになり、抵抗R8 、コンデンサC5 の回路に直流電源
1より電流が流れてコンデンサC5 に直流電圧成分が重
畳され、’点電圧は概略以下の値となり、この電圧が
スイッチングQ4 のVBE以上となるように設定してい
る。
素子Q2 をオフさせ、インバータ回路2の動作を停止さ
せる。
となり,この電圧をスイッチング素子Q3 のVBE以上と
なるように設定しても良い。
が外れている場合には、等価回路は図10に示すように
なり、抵抗R8 、コンデンサC5 の回路に直流電源1よ
り電流が流れてコンデンサC5 に直流電圧成分が重畳さ
れ、’点電圧は概略以下の値となり、この電圧がスイ
ッチングQ4 のVBE以上となるように設定している。
子Q2 をオフさせ、インバータ回路2の動作を停止させ
る。
を用いずに、回路を簡略化したものであるが、放電灯L
aのフィラメントf1 、f2 の何れかの一端が外れる
と、インバータ回路2の動作を停止させて安全性を確保
している。
本の放電灯を点灯させる放電灯点灯装置であったが、本
実施形態は図11に示すように蛍光ランプからなる2本
の放電灯La1 .La2 を直列点灯させる装置であり、
2灯直列回路の両端の放電灯La1 、La2のフィラン
メントf1 ,f4 の非電源側端間に共振用コンデンサC
2 を接続して予熱コンデンサ構成により両フィラメント
f1 、f4 を予熱するようにし、互いに一端a,cが直
列接続された他方のフィラメントf2 、f3 にはインダ
クタL 1 に設けた2次巻線n2 の出力で予熱を行うよう
に、他端b、d間に第1のコンデンサであるコンデンサ
C4 を介して2次巻線n2 を接続してある。
1の正極を抵抗R1 ,R2 を介して接続するとともに直
流電源1の負極を抵抗R4 ,R3 と抵抗R5 とを介して
接続してある。また抵抗R5 には第2のコンデンサであ
る積分回路用のコンデンサC 3 を並列接続してある。そ
して実施形態2と同様にコンパレータを用いずに、トラ
ンジスタのVBEを利用した検出手段を設けてある。つま
りインバータ回路2のスイッチング素子Q2 のゲートと
直流電源1の負極との間に接続したトランジスタからな
るスイッチング素子Q3 のベース・エミッタ間にコンデ
ンサC3 の電圧を印加するようになっている。
じであるから,同じ回路要素には同じ記号,番号を付し
説明は省略する。
より説明する。
2 回りの回路において、放電灯La 1 、La2 ,フィラ
メントf1 ,f2 、f3 、f4 を等価抵抗RLa1 ,R
La2 、Rf1,Rf2,Rf3,Rf4で示すと図12に示すよ
うになる。但しRLa1 ,RLa2、Rf1〜Rf4≪抵抗R1
〜R4 としている。またインダクタL1 の各巻線n1 、
n2 は直流電流に対してインピーダンスは0であるので
ここでは省略している。
続されている場合には、RLa1 ,R La,Rf1〜Rf4≪抵
抗R1 〜R4 であるため、,’の各点の電圧は直流
電圧成分としては略0Vとなり、点の電圧も略0Vと
なる。つまり点電圧はスイッチング素子Q3 のVBEよ
りも小さく、スイッチング素子Q3 はオフで、インバー
タ回路2は動作する。
f2 ,f3 の一端a、cが外れている場合には、等価回
路は図13に示すようになり、抵抗R1 、コンデンサC
4 、抵抗Rf3、RLa2 の回路に直流電源1より電流が流
れてコンデンサC4 に直流電圧成分が重畳され、点電
圧は概略以下の値となり、この電圧がスイッチングQ 3
のVBE以上となるように設定している。
[R1 +R3 +(R5 /R4 )] 従って、スイッチング素子Q3 がオンしてスイッチング
素子Q2 をオフさせ、インバータ回路2の動作を停止さ
せる。
端bが外れている場合には、等価回路は図14に示すよ
うになり、抵抗R1 、コンデンサC4 、抵抗Rf3, R
La2 の回路に直流電源1より電流が流れてコンデンサC
4 に直流電圧成分が重畳され、点電圧は概略以下の値
となり、この電圧がスイッチングQ3 のVBE以上となる
ように設定している。
[R1 +R3 +(R5 /R4 )] 従って、スイッチング素子Q3 がオンしてスイッチング
素子Q2 をオフさせ、インバータ回路2の動作を停止さ
せる。
端dが外れている場合には、等価回路は図15に示すよ
うになり、抵抗R2 、コンデンサC4 、抵抗Rf2,R
La2 の回路に直流電源1より電流が流れてコンデンサC
4 に直流電圧成分が重畳され、点電圧は概略以下の値
となり、この電圧がスイッチングQ3 のVBE以上となる
ように設定している。
[R2 +R4 +(R5 /R3 )] 尚フィラメントf1 、f4 の接続異常時には、実施形態
1と同様に共振ループが構成されず、インバータ回路2
の動作が停止する。
を用いずに、回路を簡略化したものであるが、放電灯L
a1 ,La2 のフィラメントf1 〜f2 の何れかの一端
が外れると、インバータ回路2の動作を停止させて安全
性を確保している。
路2のスイッチング素子Q1 ,Q2 のスイッチングが制
御回路3により制御される他励式のものである点と、放
電灯Laのフィランメントf1 、f2 の非電源端間に、
共振用コンデンサC2 を接続してこのコンデンサを第1
のコンデンサとし、該コンデンサC2 の両端に直流電源
1の正極を抵抗R1 、R2 を介して接続し、また直流電
源1の負極に対して抵抗R3 ,R4 と抵抗R5 とを介し
て接続し、抵抗R5 の両端に第2のコンデンサである積
分回路用のコンデンサC3 を接続し、このコンデンサC
3 の両端電圧をスイッチング素子Q3 のベース・エミッ
タ間に接続して該スイッチング素子Q3 を検出手段とし
て用いたものであり、このスイッチング素子Q3 を介し
て制御回路3の制御端子を直流電源1の負極に接続して
ある。
の非電源側端間には直流電源1の負極側からダイオード
D1 、第3のコンデンサである直流カット用コンデンサ
C6の直列回路を接続し、ダイオードD1 には並列に抵
抗R11,R12の直列回路を接続し、更に抵抗R12に並列
にコンデンサC7 を接続し、このコンデンサC7 の両端
電圧をコンパレータCP20の反転入力端子に接続してあ
る。コンパレータCP 20はオープンコレタク型のもの
で,出力端子を制御回路3の制御端子に接続してあり、
非反転入力端子の電圧が第2の基準電圧Vref2未満の場
合には出力端子をオープンし、基準電圧Vref2以上の場
合には出力端子をショートして制御回路3の制御端子
を”L”とするようになっている。制御回路3は制御端
子がスイッチング素子Q3 がオンして”L”となるか又
はコンパレータCP2 の出力端子がショートして”L”
となったときに制御動作を停止して、インバータ回路1
の動作を停止させるようになっている。
6 の直列回路、抵抗R11,R12の直列回路、コンデンサ
C7 、コンパレータCP2 の回路で放電灯Laの寿命末
期検出用の第2の検出手段を構成する。
端の何れかが外れた場合には実施形態1の場合と同様に
コンデンサC2 に直流電圧成分が重畳し、コンデンサC
3 の電圧がスイッチング素子Q3 のVBE以上となってス
イッチング素子Q3 がオンし、その結果制御回路3はイ
ンバータ回路2のスイッチング素子Q1 ,Q2 の駆動信
号の出力を停止してインバータ回路2の動作を停止させ
る。
外れると共振ループが構成されず、インバータ回路1は
発振動作が規制される。
f2 又はf1 ,f2 共寿命末期になった場合について図
17、18により説明する。
圧波形を夫々示しており、各図の(a)は正常時の波形
を、各図の(b)はフィラメントf1 の寿命末期(片側
エミレス)の波形を、さらに各図の(c)はフィラメン
トf2 の寿命末期(片側エミレス)の波形を、各図の
(d)はフィラメントf1 、f2 の寿命末期(両側エミ
レス)の波形を夫々実線で示している。また夫々の波形
の平均値(点電圧及び点電圧に比例)を各図(a)
〜(d)において破線で示している。
にはある程度電流が流れているため,このときの放電灯
LaのインピーダンスRLa’は抵抗R1 ,R3 と比較し
てかなり小さな値となっている。
期時は上述した実施形態の接続不良時と同様の動作とな
る。つまり片側エミレスの一方向に対して、今まで述べ
てきた実施形態の第1の検出手段である接続不良検出手
段で対応することができる。
点電圧を検出する第2の検出手段である寿命検出手段の
動作を説明する。
点電圧の平均値を検出する方法は片側エミレス(両方
向)、両側エミレス共に有効となるようにピーク電圧検
出手段が用いられ、図16における抵抗R11,R12の接
続点と、コンデンサC7 の間に図19に示すようにダイ
オードを挿入する構成をとる。この場合コンデンサC7
の両端には比較的高インピーダンスの抵抗を放電抵抗と
して接続するのが一般的である。
周囲温度の要因などで管電圧の上昇が小さいと、検出動
作がうまくできないことが発生してしまう。
(c)で示すよう片側エミレス(f 2 寿命末期)におい
て、正常時との差を大きくとることができる。
較して正常時との差が小さくなる。
とにより、接続不良の検出だけではなく、放電灯Laの
寿命末期時をも確実に検出することができ、そして寿命
末期検出時にもインバータ回路2の動作を停止させるた
め、極めて安全性の高い放電灯点灯装置を提供できるこ
とになる。
寿命末期に対応する第1,第2の検出手段を備えるとと
もに、放電灯Laを調光比30%以下の低光束まで安定
した点灯状態を得ることができる放電灯点灯装置を提供
するものである。
の検出手段の構成は図5の実施形態に準ずるものであ
り、また寿命末期の検出手段の構成は図16に示す構成
に準ずるものである。そしてインバータ回路2はインダ
クタL1 とコンデサンC2 で構成される第1の共振回路
の他に、インダクタL1 と放電灯Laとの間に第2の共
振回路を構成するコンデンサC10を直列に挿入すること
により、放電灯Laの調光点灯時の発振周波数を第1の
共振回路の固有振動周波数に近づけ,出力電圧を大きく
して安定に点灯させるようになっている。スイッチング
素子Q1 ,Q2 を駆動を制御する制御回路3は駆動回路
30と、発振制御部31と、調光信号処理部32とから
なり外部からの調光信号を入力した調光信号処理部32
は調光信号のオンデュティの比率で示される調光レベル
に応じた電圧信号を発振制御部31に対して出力する。
発振制御部31は調光信号処理部32の電圧信号に応じ
て所定の発振周波数の駆動用信号を駆動回路30に与え
て、駆動回路30から当該周波数の駆動信号を出力させ
てスイッチング素子Q1 ,Q2 を駆動するようになって
いる。また発振制御部31はコンパレータCP2 の出力
が”L”または、スイッチング素子Q3 ,Q4 の何れか
がオンして制御端子が”L”となると、駆動回路30か
らスイッチング素子Q1 ,Q2 への駆動信号の出力を停
止させ、接続不良や、寿命末期時にインバータ回路2の
動作を停止させるようになっている。
出力電圧の周波数特性を示しており、図中(イ)は全点
灯時の放電灯等価抵抗における出力特性を、(ロ)は調
光点灯時の放電灯等価抵抗における出力特性を、(ハ)
は無負荷時(RLa=∞)の出力特性を、(ニ)は負荷短
絡時(RLa=0)の出力特性を示す。
振周波数と調光時の発振周波数の間に第1の共振回路の
固有振動周波数が存在する。
ードにおいてフィラメント断線等により放電灯Laが切
り離された状態が発生すると、インバータ回路2の出力
が非常な高電圧となり、安全上好ましくないとともに、
回路部品のストレスが大きくなって破壊するという不具
合が発生する。
デンサC6 とダイオードD1 の直列回路が接続されてい
るため、放電灯Laが切り離された瞬間の過渡状態にお
いては、コンデンサC6 が共振回路に影響を与える。つ
まり過渡状態においては図22(a)(b)の二つの動
作モードを半周期毎に繰り返すことになるため、回路部
品のストレスが低減できる。
定値以上となり、スイッチング素子Q3 がオンし、コン
パレータCP2 の出力が”L”となって、インバータ回
路2の動作が停止する。従って回路部品の破壊がなく、
極めて安全性の高い放電灯点灯装置を提供することがで
きる。
及び図5の回路要素と同様な役割を持つ回路要素には同
じ記号,番号を付し説明は省略する。
るコンパレータCP2 の基準電圧Vref2を放電灯Laの
調光レベルに応じて変化させるものであり、基本的には
図20の回路を用いる。
処理部32の具体構成を示しており、調光信号処理部3
2は動作電源Vccに抵抗R15とR16との直列回路を接続
し、抵抗R16にはコンデンサC9 を並列に接続するとと
もに、抵抗R17を介してスイッチング素子Q5 を並列接
続してある。トランジスタからなるスイッチング素子Q
5 はベースを抵抗R14を介して動作電源Vccに接続する
とともにベース・エミッタ間にフォトカプラPCの出力
端子間を並列接続してある。フォトカプラPCは入力端
子間には抵抗R13を介して調光信号を取込み、調光信号
の”H”期間でオンし、”L”期間でオフするようにな
っている。
はスイッチング素子Q5 がオンして抵抗R17とR16の並
列回路をコンデンサC9 に接続し、フォトフォトカプラ
PCがオン時にはスイッチング素子Q5 がオフして抵抗
R16のみをコンデンサC9 に接続するようになってお
り、コンデンサC9 の充電電圧をフォトカプラPCのオ
フ期間、つまり調光信号の1周期(i)に対する”H”
期間(j)の比率[(j/i)×100[%]]、つま
りオンデュティの比率により変えるようになっている。
%であり,調光点灯時には100%としている。
力端の電圧に応じた駆動用信号を出力し、出力端の
電圧が高い程周波数の高くする駆動用信号を出力する。
このようにしておけば一般的に、周波数が高く成る程,
調光レベルが深くなるので、それに伴い、放電灯Laの
両端電圧及び図20の点の電圧も高くなる。
くなっていくので、放電灯Laの調光レベルに応じて基
準電圧Vref2が変化することになり、極めて高い検出が
可能となる。
調光信号処理部32の出力端子の電圧が高い程周波数
を低くする場合には図24の回路を用いる。この場合抵
抗R 17を抵抗R16に対してフォトカプラPCを介して並
列に接続し、スイッチング素子Q5 のコレクタを動作電
源Vccに接続されている抵抗R20,R21の直列回路の接
続点に抵抗R22を介して接続し、抵抗R21にはコンデン
サC10を並列に接続し、このコンデンサC10の両端電圧
を基準電圧Vref2としている。
処理部32内のスイッチング素子Q 5 のオン期間とオフ
期間の比率により定まる直流電圧が入力され、またこの
スイッチング素子Q5 のオンオフを利用した基準電圧V
ref2を作ることにより、簡単な構成で極めて精度の高い
検出手段を構成することができる。
ように予熱制御部5を設け、放電灯Laをフィラメント
予熱モードから点灯モードとなるようにインバータ回路
2の出力を変化させるようにしたもので、その他の構成
は基本的には図20の回路を用いる。
R31で分圧し、その分圧電圧をコンパレータCP3 の反
転入力端子に接続し、さらに動作電源Vccに抵抗R32を
介して接続されたコンデンサC11の電圧をコンパレータ
CP3 の非反転入力端子に接続し、コンパレータCP3
の出力端子には図23に示す回路構成を基本とする調光
信号処理部32のスイッチング素子Q5 のベースがダイ
オードD4 を介して接続されるとともに、出力端がダ
イオードD5 と抵抗R33を介して接続してある。そして
図20における点,点がダイオードD6 ,D7 を夫
々介して接続してある。尚調光信号処理部32のスイッ
チング素子Q5 のエミッタにはダイオードD3 を直列接
続してある。またスイッチング素子Q3 のエミッタには
ダイオードD8 を接続してある。
サC11の電圧(動作電源Vccから抵抗R32を介して充
電)<Vcc×[R31/(R30+R31)]においてはコン
パレータCP3 の出力端子がショートされて、その出力
が”L”となり、そのためダイオードD5 ,抵抗R33を
介してコンデンサC9 の電荷を放電させ、調光信号処理
部32の出力端の電圧を下げる。つまりインバータ回
路2の周波数を高くするように発振制御部31が動作し
て、インバータ回路2の出力を低下させると同時に、ダ
イイードD6 ,D7 により点及びの電圧を略0Vと
して、検出動作を禁止している。尚ダイオードD4 は調
光信号を無効とするためのものである。
(動作電源Vccから抵抗R32を介して充電)>Vcc×
[R31/(R30+R31)]となると、コンパレータCP
3 の出力端がオープンとなって、その出力が”H”とな
り、そのため調光信号処理部32の出力端の電圧が下
がらず、インバータ回路2の周波数を下げるように発振
制御部31が動作して、インバータ回路2の出力を高く
して放電灯Laを点灯に至らせるとともに、検出動作の
禁止を解除する。
ント予熱モードにおいては、放電灯Laの等価抵抗RLa
は∞であるので、点及び点の電圧が上昇してしま
い,正常状態を誤検出してしまうことを防止する目的と
する。
態で放電灯Laの接続不良及び放電灯Laの寿命が発生
すると,速やかに検出動作を行うことができるのであ
る。
流電源に接続されたスイッチング素子を含みスイッチン
グ素子のスイッチングにより直流を高周波出力に変換す
るインバータ回路と、該インバータ回路出力に接続され
たフィラメントを有する放電灯とを有し、該放電灯の一
方のフィラメントの一端が前記直流電源の負極に接続さ
れ、前記インバータ回路が放電灯の両フィラメントの非
電源側に接続される第1のコンデンサを具備した放電灯
点灯装置において、前記直流電源の正極側と前記第1の
コンデンサの一端及び他端との間に夫々抵抗を接続し、
前記第1のコンデンサの一端及び他端と,前記直流電源
の負極との間に複数の別の抵抗を接続するとともに、前
記複数の別の抵抗の内、前記直流電源の負極側に接続さ
れた抵抗の両端に第2のコンデンサを接続し、該第2の
コンデンサの両端電圧を検出して該検出電圧が第1の基
準電圧以上となると、前記インバータ回路の出力を制限
若しくは前記インバータ回路の動作を停止させる第1の
検出手段とを備えたので、簡単な構成で製作コストも安
価な検出手段により放電灯の接続不良を検出でき、しか
もインバータ回路の出力を制限若しくは動作を停止させ
るので、インバータ回路の回路部品がストレスにより破
壊されるようなことがなくて安全性が高く、また放電灯
にも余分なストレスを加えることが無いので,放電灯の
寿命を損なうことがない放電灯点灯装置を提供すること
ができるという効果がある。
て、前記第1のコンデンサは前記放電灯の両側のフィラ
メントの非電源側端間に接続されてあるので、第1のコ
ンデンサを共振用コンデンサで兼用でき、構成の簡単化
が一層図れる。
て、前記放電灯のフィラメントは電圧源と予熱電流を流
す閉回路を構成し、前記第1のコンデンサを前記閉回路
内に挿入してあるので、予熱電流の制限素子として第1
のコンデンサを兼用でき構成の簡単化が一層図れる。
の発明において、前記放電灯と並列に前記直流電源の負
極側からダイオードと第3のコンデンサとの直列回路を
接続し、前前記ダイオードと第3のコンデンサの中点の
電圧の平均値を検出して該検出電圧が第2の基準電圧以
上になると、前記インバータ回路出力を制限若しくは前
記インバータ回路の動作を停止させる第2の検出手段を
備えたので、上述の効果を有するとともに、放電灯の寿
命末期も検出することができ、しかもインバータ回路の
出力を制限若しくは動作を停止させるので、インバータ
回路の回路部品がストレスにより破壊されるようなこと
がなく、安全性の高い放電灯点灯装置を提供することが
できる。
て、前記インバータ回路の動作周波数を変化させて前記
放電灯を調光制御する制御手段を備えたので、調光制御
を行う放電灯点灯装置において、請求項4の発明の効果
を得ることができる。
て、前記第2の基準電圧が前記放電灯の調光レベルに応
じて変化するので、簡単な構成で、極めて精度の高い第
2の検出手段を構成することができる。
の発明において、前記放電灯のフィラメントを予熱する
フィラメント予熱モードから放電灯を点灯させる点灯モ
ードとなるように前記インバータ回路の出力を制御する
予熱制御部と、フィラメント予熱モードにおいて、前記
第1及び第2の検出手段の検出電圧を無効とする手段と
を備えたので、点灯状態で放電灯の接続不良、寿命が発
生すると,速やかにその検出動作を行うことができる。
る。
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 直流電源と、該直流電源に接続されたス
イッチング素子を含みスイッチング素子のスイッチング
により直流を高周波出力に変換するインバータ回路と、
該インバータ回路出力に接続されたフィラメントを有す
る放電灯とを有し、該放電灯の一方のフィラメントの一
端が前記直流電源の負極に接続され、前記インバータ回
路が放電灯の両フィラメントの非電源側に接続される第
1のコンデンサを具備した放電灯点灯装置において、前
記直流電源の正極側と前記第1のコンデンサの一端及び
他端との間に夫々抵抗を接続し、前記第1のコンデンサ
の一端及び他端と,前記直流電源の負極との間に複数の
別の抵抗を接続するとともに、前記複数の別の抵抗の
内、前記直流電源の負極側に接続された抵抗の両端に第
2のコンデンサを接続し、該第2のコンデンサの両端電
圧を検出して該検出電圧が第1の基準電圧以上となる
と、前記インバータ回路の出力を制限若しくは前記イン
バータ回路の動作を停止させる第1の検出手段とを備え
たことを特徴とする放電灯点灯装置。 - 【請求項2】前記第1のコンデンサは前記放電灯の両側
のフィラメントの非電源側端間に接続されて成ることを
特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。 - 【請求項3】前記放電灯のフィラメントは電圧源と予熱
電流を流す閉回路を構成し、前記第1のコンデンサを前
記閉回路内に挿入して成ることを特徴とする請求項1記
載の放電灯点灯装置。 - 【請求項4】前記放電灯と並列に前記直流電源の負極側
からダイオードと第3のコンデンサとの直列回路を接続
し、前前記ダイオードと第3のコンデンサの中点の電圧
の平均値を検出して該検出電圧が第2の基準電圧以上に
なると、前記インバータ回路出力を制限若しくは前記イ
ンバータ回路の動作を停止させる第2の検出手段を備え
たことを特徴とする請求項1〜3の何れか記載の放電灯
点灯装置。 - 【請求項5】前記インバータ回路の動作周波数を変化さ
せて前記放電灯を調光制御する制御手段を備えたことを
特徴とする請求項4記載の放電灯点灯装置。 - 【請求項6】前記第2の基準電圧が前記放電灯の調光レ
ベルに応じて変化することを特徴とする請求項5記載の
放電灯点灯装置。 - 【請求項7】前記放電灯のフィラメントを予熱するフィ
ラメント予熱モードから放電灯を点灯させる点灯モード
となるように前記インバータ回路の出力を制御する予熱
制御部と、フィラメント予熱モードにおいて、前記第1
及び第2の検出手段の検出電圧を無効とする手段とを備
えたことを特徴とする請求項1〜6の何れか記載の放電
灯点灯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15782698A JP3932672B2 (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | 放電灯点灯装置 |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11354286A true JPH11354286A (ja) | 1999-12-24 |
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ID=15658172
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006185893A (ja) * | 2004-12-03 | 2006-07-13 | Matsushita Electric Works Ltd | 放電灯点灯装置及び照明器具 |
JP2006331800A (ja) * | 2005-05-25 | 2006-12-07 | Matsushita Electric Works Ltd | 放電灯点灯装置及び照明器具 |
US7411355B2 (en) | 2004-06-04 | 2008-08-12 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Display device and driving device of light source for display device |
JP2009004171A (ja) * | 2007-06-20 | 2009-01-08 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 放電灯点灯装置及びこれを用いた照明装置、液晶表示装置 |
-
1998
- 1998-06-05 JP JP15782698A patent/JP3932672B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2006185893A (ja) * | 2004-12-03 | 2006-07-13 | Matsushita Electric Works Ltd | 放電灯点灯装置及び照明器具 |
JP2006331800A (ja) * | 2005-05-25 | 2006-12-07 | Matsushita Electric Works Ltd | 放電灯点灯装置及び照明器具 |
JP2009004171A (ja) * | 2007-06-20 | 2009-01-08 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 放電灯点灯装置及びこれを用いた照明装置、液晶表示装置 |
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