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JPH11354193A - 積層型コネクタ - Google Patents

積層型コネクタ

Info

Publication number
JPH11354193A
JPH11354193A JP16337698A JP16337698A JPH11354193A JP H11354193 A JPH11354193 A JP H11354193A JP 16337698 A JP16337698 A JP 16337698A JP 16337698 A JP16337698 A JP 16337698A JP H11354193 A JPH11354193 A JP H11354193A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housings
press
connector
housing
metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16337698A
Other languages
English (en)
Inventor
Genyo Matsubara
玄洋 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AMP Japan Ltd
Original Assignee
AMP Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AMP Japan Ltd filed Critical AMP Japan Ltd
Priority to JP16337698A priority Critical patent/JPH11354193A/ja
Publication of JPH11354193A publication Critical patent/JPH11354193A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハウジングを大型にしたり取扱い又は配置の
際に邪魔になるような突出部分を構成したりすることな
く、複数のハウジングを相互に強固に固定することので
きるよう構成される積層型コネクタを提供すること。 【解決手段】 積層された複数のハウジング23a、2
3bは、嵌合部と逆側のタイン32a、32bが延出す
る側から圧入される金属部材50によって相互に固定さ
れる。一対の金属部品50が、ハウジング23a、23
bの両側端近傍に圧入される。金属部材50はハウジン
グ23a、23bに対応して圧入タブ51を有し、それ
らは帯部52によって連結されて成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接続媒体として導
電部材又は光ファイバ等を有する電気又は光等のコネク
タにして、複数のハウジングが積層(又はスタック)さ
れて使用される積層型のコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明の解決すべき課題】この種のコネ
クタの例が、実開昭48−578号公報、特開平4−2
15607号公報、及び特開平4−220604号公報
等に開示される。これらに開示される積層型コネクタ
は、一側に嵌合部を向けて積層配置される複数のハウジ
ングを有し、その対向側にワイヤ又は光ファイバを延出
させている。
【0003】実開昭48−578号公報に開示される積
層型コネクタによれば、積層単位となる単一のハウジン
グの底側両側端に一対の係合用腕が設けられ、頂側両側
端に係合用腕と係合可能な溝部が設けられる。従って複
数のハウジングが積層されるとき係合用腕と溝部との係
合によりそれらの係合固定状態が維持される。しかしな
がら、係合用腕はハウジングから突出しているためハウ
ジングの取り扱いが難しく、またハウジング相互の結合
強度も比較的弱いため使用中に係合が解除されてしまう
虞もある。
【0004】特開平4−215607号公報に開示され
る積層型コネクタによれば、積層された複数のハウジン
グはそれら全てを頂側から底側へと貫通する貫通する一
対のピンによって固定保持される。この構成によれば、
先に示した公報に開示されるものよりも、ハウジング相
互の固定強度は強くなるものの最上段のハウジングの頂
面側及び最下段のハウジングの底面側にはピンの一部が
突出するので、使用スペース又は配置の上で問題とされ
得る。
【0005】特開平4−220604号公報に開示され
る積層型コネクタによれば、積層された複数のハウジン
グは、それら全てに係合するように側面に沿って装着さ
れる固定用部材によって一体的に維持される。これによ
れば、固定用部材は一体的に維持された複数のハウジン
グの頂面側及び底面側には略突出しないものの、ハウジ
ング側面に比較的大きな突出構造を設ける必要があり、
ハウジング寸法が大きくなってしまう。また固定用部材
による固定強度は高くはない。
【0006】従って本発明は、ハウジングを大型にした
り取扱い又は配置の際に邪魔になるような突出部分を構
成したりすることなく、複数のハウジングを相互に強固
に固定することのできる積層型コネクタを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のハウジ
ングが一側に嵌合部を向けて高さ方向に連結されて成
り、対向側から接続媒体が延出する積層型コネクタにお
いて、少なくとも一対の金属部材が前記複数のハウジン
グの全てに対して前記対向側から圧入されることで前記
複数のハウジングが相互に固定されるよう構成されるこ
とを特徴とする。
【0008】好ましくは、前記金属部材は、前記複数の
ハウジングのそれぞれに対応して形成される圧入タブ、
及びそれらを連結する帯部を含む。
【0009】好ましくは、隣接する一対の前記圧入タブ
の間の前記帯部の内側縁には対応する前記複数のハウジ
ングのうちで対応する一致のものの一対の壁の一部を受
容可能な凹部が設けられる。
【0010】好ましくは、前記複数のハウジングの各々
の両側壁の内側に水平方向に延びるタブ圧入溝が形成さ
れる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して本発明
の好適実施形態となる積層型コネクタについて詳細に説
明する。
【0012】図1乃至図3には、第1の好適実施形態と
なる積層型コネクタ及びその構成部品を示す。図1は積
層型コネクタを示す図で、(a)は平面図、(b)は正
面図、(c)は側面図、及び(d)は拡大断面図であ
る。図2は、2つのハウジングを積層して固定するため
の手段を示す分解側面図である。図3は図2中のAの部
分を破断して拡大して示す図である。
【0013】図1及び図2によれば、第1の実施形態に
よる積層型コネクタ10は、2つのコネクタ部品20
a、20bが積層されて固定された電気コネクタ組立体
である。コネクタ部品20a、20bのハウジング23
a、23bは、略箱形で互いに同じ程度の寸法を有する
ので、積層されたときにハウジング23bの頂壁24b
はハウジング23aの底壁24aに接し、前後端25、
26及び側面27で略共面の関係になる。ハウジング2
3a、23bは破損しやすい突出部分を持たない点に注
目すべきである。コネクタ部品20a、20bは、後
側、即ち背面側の構造は若干相違するものの、前側に同
一形状の嵌合部21、21を有する。従って積層型コネ
クタ10は、その前側に高さ方向に重ね配置される同一
の形状の2つの嵌合部21を有する。嵌合部21の各々
にはコンタクト30a、30bのタブ状接触部31が配
置される。またコンタクト30a、30bはコネクタ部
品20a、20bの後端26側で底側に向けて垂下する
タイン部32a、32bを含む。
【0014】積層型コネクタ10は回路基板実装型であ
り、特に下側のコネクタ部品20bは、回路基板に当接
するようハウジング23bに一体的に形成される台座2
8、及びその回路基板に形成される孔に係合するボード
ロック部品35を具える。また、図示されるようにコネ
クタ部品20bのタイン部32bはタイン部32aより
も前側に位置し、ハウジング23bはそのタイン部32
bを貫通配置させ得るように後端開口部29を有する。
【0015】対を成すコネクタ部品20a、20bは、
図2に示す連結用金属部材50によって連結される。具
体的には、コネクタ部品20b上にコネクタ部品20a
が重ねて(矢印B参照)配置された後で、後側から金属
部品50が両者に圧入される(矢印C参照)。図1
(a)を共に参照して理解されるように、金属部品50
はコネクタ部品20a、20bの両側に一対設けられ
る。図示されるように、金属部品50は、コネクタ部品
20a、20bに対応して設けられる一対の圧入タブ5
1、及びそれらを連結する帯部52を有する。圧入タブ
51はその両側縁に沿って圧入突起53を備える。一方
ハウジング23a、23bは図1(a)に示されるよう
にその側壁18の内側面に沿って前後方向に延びる溝1
9を有する。金属部品50の各圧入タブ51はこれらの
溝19に圧入されるよう挿入される。一対の圧入タブ5
1の間隔は、コネクタ部品20a、20bへの金属部品
50の圧入が完了したときに、ハウジング23a、23
bが互いに押圧力を受けて接することのできる寸法とさ
れる。帯部52の内側縁の中間位置には凹部55が形成
される。凹部55は、金属部品50の圧入時に、重ねら
れたハウジング23aの底壁24aとハウジング23b
の頂壁24bとを重ねて共に受容する(図1(d)参
照)。これにより帯部52の一部はハウジング23a、
23b内に入った位置に置かれ得る。
【0016】金属部品50は、一対のハウジング23
a、23bの密着を確実にするための構成を含む。その
構成は圧入突起53に関する。その態様は図3に示され
る。図3に示されるように、圧入タブ51の外側縁には
4つの圧入突起53が設けられる。しかしながら、前側
の2つの圧入突起53aよりも後側の2つの圧入突起5
3bが大寸法とされる。図2中のA’の部分も対称的形
状にして同様の構成を含む。これにより金属部品50が
ハウジング23a、23bに圧入される際に、ハウジン
グ23a、23bはそれらの前端25側で閉じる方向の
回転モーメントが生じ、よって前端25側でのハウジン
グ23a、23bの開きが防止される。
【0017】コネクタ部品20a、20bは以上のよう
にして、金属部品50のハウジング23a、23bへの
圧入によって強固に固定される。その圧入組立作業は容
易で、それによる固定強度は極めて高い。また金属部品
50は嵌合部21に対向する後側から圧入され、帯部5
2の一部がハウジング23a、23bから突出するよう
にして圧入が完了するが、突出部分はコンタクト30、
30のタイン32a、32bの延出位置に一致するので
取扱い又は配置の際に邪魔になることもない。変形例と
してハウジング23a、23b内に十分なスペースがあ
れば、帯部52はハウジング23a、23bの内側に配
置され得る。
【0018】図4は本発明の第2の好適実施形態となる
積層型コネクタを示す側面図である。
【0019】図4に示す第2の実施形態によれば、積層
型コネクタ60は3つのコネクタ部品70a、70b、
70cから成り、これらが金属部品90により相互に固
定される。図示しないが金属部品90はやはりそれぞれ
のコネクタ部品70a、70b、70cのハウジング7
3a、73b、73cの両側端近傍に圧入されるように
一対が用意される。金属部品90は3つのコネクタ部品
70a、70b、70cに対応して3つの圧入タブ91
を有する。また圧入タブ91を相互に連結するように帯
部92が設けられる。帯部92はやはりハウジング73
aの底壁とハウジング73bの頂壁を受容する凹部9
3、及びハウジング73bの底壁とハウジング73cの
頂壁を受容する凹部94を含む。このようにコネクタ部
品の数を増やして多数個にした場合でも同様の構成を利
用してそれらを連結可能である。この場合、いくつかの
ハウジングは共通形状のものを用いることができる点で
有効である。
【0020】図5及び図6は、金属部品の変形例を示す
側面図であり、図5は金属部品がボードロック構造を有
する例、及び図6は金属部品がタインを保護する構造を
含む例をそれぞれ示す図である。これらの図でコネクタ
の概略形状は第1の実施形態によるが、第2の実施形態
にも適用可能である。
【0021】図5及び図6に示すように、コネクタ部品
20a、20bを連結するための金属部品は、他の機能
を備えても良い。図5によれば、金属部材80aはその
底側に一体的にボードロック構造83が設けられる。ボ
ードロック構造83は、タイン32a、32bの両外側
でタイン32a、32bの列間に対応するよう置かれ
る。ボードロックの形状は図示されるものに限らず従来
より知られている様々な形状のものが適用され得る。ま
た図6によれば、金属部材80bの帯部82は後方に延
長されてタイン32bの列に重なる位置まで延びる。従
ってタイン32bの比較的上の部分は金属部材80bに
よって保護され得る。
【0022】以上の如く本発明の好適実施形態となる積
層型コネクタについて説明されたが、これはあくまでも
例示的なものであり、本発明を制限するものではなく、
当業者によって様々な変形変更が可能である。上述の実
施形態は電気コンタクトを含む電気コネクタに関するも
のであるが、ワイヤ等の他の導電部材を含む電気コネク
タ又は光ファイバ等を含む光コネクタにも適用可能であ
る。
【0023】
【発明の効果】本発明は、少なくとも一対の金属部材が
積層される複数のハウジングの全てに対して一側に対す
る対向側から圧入されることで複数のハウジングが相互
に固定されるよう構成されることを特徴とするので、複
数のハウジングを機械的に強固に固定することができ、
また金属部品は嵌合部に対向する接続媒体延出側から圧
入されるので取扱い又は配置の際に邪魔になることもな
くその圧入組立作業は容易で、それによる固定強度は極
めて高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の好適実施形態となる積層型コネ
クタを示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図、
(c)は側面図、及び(d)は拡大断面図。
【図2】図1に示す積層型コネクタの分解側面図。
【図3】図2中のAの部分を破断して拡大して示す図。
【図4】本発明の第2の好適実施形態となる積層型コネ
クタを示す側面図。
【図5】第1及び第2の実施形態に適用可能な金属部品
の変形例を示す側面図であり、金属部品がボードロック
構造を有する例を示す図。
【図6】第1及び第2の実施形態に適用可能な金属部品
の変形例を示す側面図であり、金属部品がタインを保護
する構造を含む例を示す図。
【符号の説明】
10、60 積層型コネクタ 21 嵌合部 23a、23b ハウジング 30 接続媒体 50、90、80a、80b 金属部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のハウジングが一側に嵌合部を向けて
    高さ方向に連結されて成り、対向側から接続媒体が延出
    する積層型コネクタにおいて、 少なくとも一対の金属部材が前記複数のハウジングの全
    てに対して前記対向側から圧入されることで前記複数の
    ハウジングが相互に固定されるよう構成されることを特
    徴とする積層型コネクタ。
JP16337698A 1998-06-11 1998-06-11 積層型コネクタ Pending JPH11354193A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16337698A JPH11354193A (ja) 1998-06-11 1998-06-11 積層型コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16337698A JPH11354193A (ja) 1998-06-11 1998-06-11 積層型コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11354193A true JPH11354193A (ja) 1999-12-24

Family

ID=15772716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16337698A Pending JPH11354193A (ja) 1998-06-11 1998-06-11 積層型コネクタ

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