JPH11353752A - ディスク装置 - Google Patents
ディスク装置Info
- Publication number
- JPH11353752A JPH11353752A JP10163775A JP16377598A JPH11353752A JP H11353752 A JPH11353752 A JP H11353752A JP 10163775 A JP10163775 A JP 10163775A JP 16377598 A JP16377598 A JP 16377598A JP H11353752 A JPH11353752 A JP H11353752A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- movable body
- drawer
- housing
- disk
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 筐体内に収容されるトレイ等の可動体のロッ
クをロック解除時には僅かな動作力で解除でき、一方ロ
ック状態においては振動又は衝撃等に耐え得る強いロッ
ク力を発揮するイジェクトロック機構を備えたディスク
装置を提供する。 【解決手段】 キャビネット2と、ディスクが搭載され
るとともに、キャビネット2に対し挿抜自在なドロワ1
と、キャビネット2に設けられ、キャビネット2内にド
ロワ1を保持するためのロック突起部13と、ドロワ1
がキャビネット2内に挿入されたとき、ドロワ1に搭載
されるディスクの厚み方向に移動しロック突起部13と
係合してドロワ1をキャビネット2内の定位置にロック
するロックレバー14と、ロックレバー14を、ドロワ
1に搭載されるディスクの面に沿った方向に移動しロッ
ク突起部13とのロックを解除するためのギアカム15
とを具備するCD−ROMドライブを提供する。
クをロック解除時には僅かな動作力で解除でき、一方ロ
ック状態においては振動又は衝撃等に耐え得る強いロッ
ク力を発揮するイジェクトロック機構を備えたディスク
装置を提供する。 【解決手段】 キャビネット2と、ディスクが搭載され
るとともに、キャビネット2に対し挿抜自在なドロワ1
と、キャビネット2に設けられ、キャビネット2内にド
ロワ1を保持するためのロック突起部13と、ドロワ1
がキャビネット2内に挿入されたとき、ドロワ1に搭載
されるディスクの厚み方向に移動しロック突起部13と
係合してドロワ1をキャビネット2内の定位置にロック
するロックレバー14と、ロックレバー14を、ドロワ
1に搭載されるディスクの面に沿った方向に移動しロッ
ク突起部13とのロックを解除するためのギアカム15
とを具備するCD−ROMドライブを提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD−ROM、又
はDVD−ROM等の光ディスクを再生するディスク装
置に関する。
はDVD−ROM等の光ディスクを再生するディスク装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ノート型パソコン対応のディスク
ドライブにおいては、図6に示すように、ディスクを駆
動及び再生するためのディスク駆動・再生機構が搭載さ
れたドロワ51と呼ばれる可動体と、このドロワ51を
収納可能な筐体であるキャビネット52とからなる薄型
構造のディスクドライブがある。
ドライブにおいては、図6に示すように、ディスクを駆
動及び再生するためのディスク駆動・再生機構が搭載さ
れたドロワ51と呼ばれる可動体と、このドロワ51を
収納可能な筐体であるキャビネット52とからなる薄型
構造のディスクドライブがある。
【0003】このようなディスクドライブには、ドロワ
51の排出方向における先端部53にイジェクトロック
機構が設けられており、例えばドロワ51の前面に設け
られたイジェクトボタン54を押すことにより、ドロワ
51がキャビネット52内から排出され、一方排出され
たドロワ51をユーザが手動により押してキャビネット
52内に挿入すると、キャビネット52内にドロワ51
が収納された状態でロックが掛かるといったものであ
る。
51の排出方向における先端部53にイジェクトロック
機構が設けられており、例えばドロワ51の前面に設け
られたイジェクトボタン54を押すことにより、ドロワ
51がキャビネット52内から排出され、一方排出され
たドロワ51をユーザが手動により押してキャビネット
52内に挿入すると、キャビネット52内にドロワ51
が収納された状態でロックが掛かるといったものであ
る。
【0004】このイジェクトロック機構では、図7に示
すようにドロワ51にロックレバー55が設けられてお
り、ドロワ51がキャビネット52内に挿入されたとき
に、キャビネット52に設けられたロック突起部56と
ロックレバー55とが係合し、キャビネット52内にド
ロワ51がロックされる。一方、ロックされたドロワ5
1は、ドロワ51に設けられたモータ又はソレノイド等
を介して電気的にロックレバーを動作させロックを解除
し、ドロワ51をキャビネット52内から排出させるよ
うにしていた。
すようにドロワ51にロックレバー55が設けられてお
り、ドロワ51がキャビネット52内に挿入されたとき
に、キャビネット52に設けられたロック突起部56と
ロックレバー55とが係合し、キャビネット52内にド
ロワ51がロックされる。一方、ロックされたドロワ5
1は、ドロワ51に設けられたモータ又はソレノイド等
を介して電気的にロックレバーを動作させロックを解除
し、ドロワ51をキャビネット52内から排出させるよ
うにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなイジェクトロック機構は、ドロワ1を排出方向(Y
2方向)に付勢するイジェクトバネと、ロックレバー5
5の爪部55aをレバー回動軸57を支点にキャビネッ
ト52側(Z方向)に付勢するロックバネとの相互作用
によりロックレバー55の爪部55aをロック突起部5
6に確実に係合させロックを行うものであるため、した
がって、ロックの解除時にはイジェクトバネの付勢力に
より爪部55aとロック突起部56との係合面に生じる
摩擦力だけでなく、ロックバネの付勢力に抗しつつロッ
クレバー55を回動する必要があり、ロックレバー55
を回動するのに大きな駆動力が必要であった。また、こ
のタイプのイジェクトロック機構は、振動又は衝撃等に
耐え得る強いロック力が得られるように、係合面56a
をドロワ51が挿入される方向(Y1方向)に傾けて構
成されていることが多く、この点もロックを解除する力
を大きなものとする要因となっていた。
うなイジェクトロック機構は、ドロワ1を排出方向(Y
2方向)に付勢するイジェクトバネと、ロックレバー5
5の爪部55aをレバー回動軸57を支点にキャビネッ
ト52側(Z方向)に付勢するロックバネとの相互作用
によりロックレバー55の爪部55aをロック突起部5
6に確実に係合させロックを行うものであるため、した
がって、ロックの解除時にはイジェクトバネの付勢力に
より爪部55aとロック突起部56との係合面に生じる
摩擦力だけでなく、ロックバネの付勢力に抗しつつロッ
クレバー55を回動する必要があり、ロックレバー55
を回動するのに大きな駆動力が必要であった。また、こ
のタイプのイジェクトロック機構は、振動又は衝撃等に
耐え得る強いロック力が得られるように、係合面56a
をドロワ51が挿入される方向(Y1方向)に傾けて構
成されていることが多く、この点もロックを解除する力
を大きなものとする要因となっていた。
【0006】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、筐体内に収容されるトレイ等の
可動体のロックをロック解除時には僅かな動作力で解除
でき、一方ロック状態においては振動又は衝撃等に耐え
得る強いロック力を発揮するイジェクトロック機構を備
えたディスク装置を提供しようとするものである。
になされたものであり、筐体内に収容されるトレイ等の
可動体のロックをロック解除時には僅かな動作力で解除
でき、一方ロック状態においては振動又は衝撃等に耐え
得る強いロック力を発揮するイジェクトロック機構を備
えたディスク装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のディスク装置は、請求項1に記載されてい
るように、筐体と、ディスクが搭載されるとともに、前
記筐体に対し挿抜自在な可動体と、前記筐体に設けら
れ、該筐体内に前記可動体を保持するための突起部と、
前記可動体に設けられ、該可動体が前記筐体内に挿入さ
れたとき、該可動体に搭載される前記ディスクの厚み方
向に移動し、前記突起部と係合して前記可動体を前記筐
体内の定位置にロックするロックレバーと、前記ロック
レバーを、前記可動体に搭載される前記ディスクの面に
沿った方向に移動し前記突起部とのロックを解除するた
めの解除手段とを具備することを特徴とする。
に、本発明のディスク装置は、請求項1に記載されてい
るように、筐体と、ディスクが搭載されるとともに、前
記筐体に対し挿抜自在な可動体と、前記筐体に設けら
れ、該筐体内に前記可動体を保持するための突起部と、
前記可動体に設けられ、該可動体が前記筐体内に挿入さ
れたとき、該可動体に搭載される前記ディスクの厚み方
向に移動し、前記突起部と係合して前記可動体を前記筐
体内の定位置にロックするロックレバーと、前記ロック
レバーを、前記可動体に搭載される前記ディスクの面に
沿った方向に移動し前記突起部とのロックを解除するた
めの解除手段とを具備することを特徴とする。
【0008】また、本発明のディスク装置は、請求項2
に記載されているように、筐体と、ディスクが搭載され
るとともに、前記筐体に対し挿抜自在な可動体と、前記
可動体に設けられ、前記筐体内に該可動体を保持するた
めの突起部と、前記筐体に設けられ、前記可動体が該筐
体内に挿入されたとき、該可動体に搭載される前記ディ
スクの厚み方向に移動し、前記突起部と係合して前記可
動体を前記筐体内の定位置にロックするロックレバー
と、前記ロックレバーを、前記可動体に搭載される前記
ディスクの面に沿った方向に移動し前記突起部とのロッ
クを解除するための解除手段とを具備することを特徴と
する。
に記載されているように、筐体と、ディスクが搭載され
るとともに、前記筐体に対し挿抜自在な可動体と、前記
可動体に設けられ、前記筐体内に該可動体を保持するた
めの突起部と、前記筐体に設けられ、前記可動体が該筐
体内に挿入されたとき、該可動体に搭載される前記ディ
スクの厚み方向に移動し、前記突起部と係合して前記可
動体を前記筐体内の定位置にロックするロックレバー
と、前記ロックレバーを、前記可動体に搭載される前記
ディスクの面に沿った方向に移動し前記突起部とのロッ
クを解除するための解除手段とを具備することを特徴と
する。
【0009】さらに、本発明のディスク装置は、請求項
3に記載されているように、筐体と、ディスクが搭載さ
れるとともに、前記筐体に対し挿抜自在な可動体と、前
記筐体に対し、前記可動体を抜脱する方向に付勢する付
勢手段と、前記筐体又は前記可動体に設けられ、該筐体
内に該可動体を保持するための突起部と、前記可動体が
前記付勢手段の付勢力に抗しつつ前記筐体内に挿入され
たとき、該可動体に搭載される前記ディスクの厚み方向
に移動して前記突起部と係合するとともに、前記付勢手
段の付勢力と協働して前記可動体を前記筐体内の定位置
にロックするロックレバーと、前記ロックレバーを、前
記可動体に搭載される前記ディスクの面に沿った方向に
移動し前記突起部とのロックを解除するためのカムとを
具備することを特徴とする。
3に記載されているように、筐体と、ディスクが搭載さ
れるとともに、前記筐体に対し挿抜自在な可動体と、前
記筐体に対し、前記可動体を抜脱する方向に付勢する付
勢手段と、前記筐体又は前記可動体に設けられ、該筐体
内に該可動体を保持するための突起部と、前記可動体が
前記付勢手段の付勢力に抗しつつ前記筐体内に挿入され
たとき、該可動体に搭載される前記ディスクの厚み方向
に移動して前記突起部と係合するとともに、前記付勢手
段の付勢力と協働して前記可動体を前記筐体内の定位置
にロックするロックレバーと、前記ロックレバーを、前
記可動体に搭載される前記ディスクの面に沿った方向に
移動し前記突起部とのロックを解除するためのカムとを
具備することを特徴とする。
【0010】また、本発明のディスク装置は、請求項4
に記載されているように、請求項3記載のディスク装置
において、前記突起部と前記ロックレバーとが係合する
係合面は、前記筐体に対する前記可動体の挿入方向側に
傾いていることを特徴とする。 本発明のディスク装置
によれば、筐体内に可動体が保持されるロック時には、
ロックレバーが、可動体に搭載されるディスクの厚み方
向に移動し、突起部と係合してロックを行い、一方アン
ロック時には、ロックレバーが、可動体に搭載されるデ
ィスクの面に沿った方向に移動することにより突起部と
の係合が無くなりロックを解除することができる。した
がって、強いロック力を得るために例えば突起部とのロ
ックレバーの係合部分が、ディスクの厚み方向に付勢力
を受ける構造であっても、この付勢力に抗することな
く、ロックレバーを、可動体に搭載されるディスクの面
に沿った方向に移動しロックを解除することができるの
で、僅かな動作力でロックレバーを移動させロックを解
除することができる。
に記載されているように、請求項3記載のディスク装置
において、前記突起部と前記ロックレバーとが係合する
係合面は、前記筐体に対する前記可動体の挿入方向側に
傾いていることを特徴とする。 本発明のディスク装置
によれば、筐体内に可動体が保持されるロック時には、
ロックレバーが、可動体に搭載されるディスクの厚み方
向に移動し、突起部と係合してロックを行い、一方アン
ロック時には、ロックレバーが、可動体に搭載されるデ
ィスクの面に沿った方向に移動することにより突起部と
の係合が無くなりロックを解除することができる。した
がって、強いロック力を得るために例えば突起部とのロ
ックレバーの係合部分が、ディスクの厚み方向に付勢力
を受ける構造であっても、この付勢力に抗することな
く、ロックレバーを、可動体に搭載されるディスクの面
に沿った方向に移動しロックを解除することができるの
で、僅かな動作力でロックレバーを移動させロックを解
除することができる。
【0011】また、本発明のディスク装置によれば、筐
体に対し可動体を抜脱する方向に付勢し、突起部とロッ
クレバーとが係合する係合面を筐体に対する可動体の挿
入方向側に傾けた構造を採っているとともに、ロックレ
バーの動作をカム等によって規制しているので、ロック
解除時以外はロックレバーを所定のロック位置に確実に
定位させることが可能となり、筐体内の定位置に可動体
を保持しているロック状態において、振動又は衝撃等に
耐え得る強いロック力が発揮される。
体に対し可動体を抜脱する方向に付勢し、突起部とロッ
クレバーとが係合する係合面を筐体に対する可動体の挿
入方向側に傾けた構造を採っているとともに、ロックレ
バーの動作をカム等によって規制しているので、ロック
解除時以外はロックレバーを所定のロック位置に確実に
定位させることが可能となり、筐体内の定位置に可動体
を保持しているロック状態において、振動又は衝撃等に
耐え得る強いロック力が発揮される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施する場合の形
態について図面に基づき説明する。
態について図面に基づき説明する。
【0013】図1は本発明を適用した、いわゆるノート
型パソコン対応のCD−ROMドライブの全体的な構成
を示す斜視図である。
型パソコン対応のCD−ROMドライブの全体的な構成
を示す斜視図である。
【0014】このCD−ROMドライブは、図示しない
ディスクを駆動及び再生するためのディスク駆動・再生
機構が搭載された可動体であるドロワ1と、このドロワ
1を収納可能な筐体としてのキャビネット2とから構成
されている。キャビネット2は上側キャビネットと下側
キャビネットから構成されているが、同図では上側キャ
ビネットの図示を省略してある。ドロワ1はキャビネッ
ト2に対して矢印Y1−Y2方向に出し入れ自在であ
る。すなわち、キャビネット2の両側内壁にはドロワ1
をガイド支持するための断面コの字状のガイドレール3
が各々固定されており、これらのガイドレール3に、ド
ロワ1の両側に設けられたガイド突起4が、スライドレ
ール5を介して各々嵌め込まれた形態で支持されてい
る。
ディスクを駆動及び再生するためのディスク駆動・再生
機構が搭載された可動体であるドロワ1と、このドロワ
1を収納可能な筐体としてのキャビネット2とから構成
されている。キャビネット2は上側キャビネットと下側
キャビネットから構成されているが、同図では上側キャ
ビネットの図示を省略してある。ドロワ1はキャビネッ
ト2に対して矢印Y1−Y2方向に出し入れ自在であ
る。すなわち、キャビネット2の両側内壁にはドロワ1
をガイド支持するための断面コの字状のガイドレール3
が各々固定されており、これらのガイドレール3に、ド
ロワ1の両側に設けられたガイド突起4が、スライドレ
ール5を介して各々嵌め込まれた形態で支持されてい
る。
【0015】ドロワ1には、ディスクの外形に対応して
窪んだ形状に形成されているディスク外形凹部6と、デ
ィスクモータ(図示せず)及びターンテーブル7等のデ
ィスク駆動機構と、回転するディスクの記録領域にレー
ザ光を照射してその反射光を取り込むことでディスクか
らデータを読み出すピックアップ8と、このピックアッ
プ8をディスクの半径方向に搬送する図示しないピック
アップ送り機構などが設けられている。以上のディスク
を駆動する機構とピックアップ8を支持搬送する機構と
が単一のメカシャーシ9上に搭載されディスク駆動ユニ
ットが構成されており、ディスク駆動ユニットは、ドロ
ワ1にダンパーゴム等の防振部材を介してフローティン
グ構造で支持されている。さらに、ドロワ1の排出方向
における先端部分には、ディスクの再生時等において、
キャビネット2内の定位置にドロワ1をロックするとと
もに、ディスクの交換時等にイジェクトボタン10を押
すことによりキャビネット2内からドロワ1をイジェク
トさせるイジェクトロック機構11が設けられている。
窪んだ形状に形成されているディスク外形凹部6と、デ
ィスクモータ(図示せず)及びターンテーブル7等のデ
ィスク駆動機構と、回転するディスクの記録領域にレー
ザ光を照射してその反射光を取り込むことでディスクか
らデータを読み出すピックアップ8と、このピックアッ
プ8をディスクの半径方向に搬送する図示しないピック
アップ送り機構などが設けられている。以上のディスク
を駆動する機構とピックアップ8を支持搬送する機構と
が単一のメカシャーシ9上に搭載されディスク駆動ユニ
ットが構成されており、ディスク駆動ユニットは、ドロ
ワ1にダンパーゴム等の防振部材を介してフローティン
グ構造で支持されている。さらに、ドロワ1の排出方向
における先端部分には、ディスクの再生時等において、
キャビネット2内の定位置にドロワ1をロックするとと
もに、ディスクの交換時等にイジェクトボタン10を押
すことによりキャビネット2内からドロワ1をイジェク
トさせるイジェクトロック機構11が設けられている。
【0016】このイジェクトロック機構11は、図2及
び図3に示すように、キャビネット2の底板12表面に
突設されたロック突起部13と協働することにより、ロ
ック・アンロックを実現するものであり、キャビネット
2の底板12側となるドロワ1の底面に設けられた水平
回転支軸14aに組み込まれ、キャビネット2内にドロ
ワ1が挿入されたとき、ロック突起部13と係合してド
ロワ1をキャビネット2内の定位置にロックするロック
レバー14と、ドロワ1の底面に設けられたカム回転支
軸15aに組み込まれ、ターンテーブル7に搭載された
ディスクの面に沿った方向にロックレバー14を回動さ
せるギアカム15と、ドロワ1の底面に設けられ、ギア
カム15に歯合しているウォームギア16aが回転シャ
フト16bに組み込まれているとともに、この回転シャ
フト16bを通じてウォームギア16aに駆動力を伝達
しギアカム15を回転させるモータ16と、一端がキャ
ビネット2における底板12の曲げ12aに支持され、
他端がドロワ1の底面に設けられたボス1aに支持され
ていることにより、ドロワ1をキャビネット2内から抜
脱させる方向に付勢するイジェクトバネ17とから主に
構成されている。
び図3に示すように、キャビネット2の底板12表面に
突設されたロック突起部13と協働することにより、ロ
ック・アンロックを実現するものであり、キャビネット
2の底板12側となるドロワ1の底面に設けられた水平
回転支軸14aに組み込まれ、キャビネット2内にドロ
ワ1が挿入されたとき、ロック突起部13と係合してド
ロワ1をキャビネット2内の定位置にロックするロック
レバー14と、ドロワ1の底面に設けられたカム回転支
軸15aに組み込まれ、ターンテーブル7に搭載された
ディスクの面に沿った方向にロックレバー14を回動さ
せるギアカム15と、ドロワ1の底面に設けられ、ギア
カム15に歯合しているウォームギア16aが回転シャ
フト16bに組み込まれているとともに、この回転シャ
フト16bを通じてウォームギア16aに駆動力を伝達
しギアカム15を回転させるモータ16と、一端がキャ
ビネット2における底板12の曲げ12aに支持され、
他端がドロワ1の底面に設けられたボス1aに支持され
ていることにより、ドロワ1をキャビネット2内から抜
脱させる方向に付勢するイジェクトバネ17とから主に
構成されている。
【0017】ロックレバー14は、水平回動支軸14a
を支点にターンテーブル7に搭載されたディスクの面に
沿った方向に回動する水平回動レバー14bと、水平回
動レバー14aの端部に軸支された垂直回動支軸14c
を支点にターンテーブル7に搭載されたディスクの厚み
方向に回動する垂直回動レバー14dとが結合され、3
次元的な動作を行うものとなっており、水平回動レバー
14bがディスク面に沿った方向に回動する場合には、
水平回動レバー14bと垂直回動レバー14dとが一体
となって動作し、一方、垂直回動レバー14dがディス
クの厚み方向に回動する場合には垂直回動レバー14d
単独で動作するものとなっている。
を支点にターンテーブル7に搭載されたディスクの面に
沿った方向に回動する水平回動レバー14bと、水平回
動レバー14aの端部に軸支された垂直回動支軸14c
を支点にターンテーブル7に搭載されたディスクの厚み
方向に回動する垂直回動レバー14dとが結合され、3
次元的な動作を行うものとなっており、水平回動レバー
14bがディスク面に沿った方向に回動する場合には、
水平回動レバー14bと垂直回動レバー14dとが一体
となって動作し、一方、垂直回動レバー14dがディス
クの厚み方向に回動する場合には垂直回動レバー14d
単独で動作するものとなっている。
【0018】水平回動レバー14bは、一端に形成され
ているカム係合ボス14eがギアカム15のカム溝15
bに挿入されており、図4に示すようにギアカム15が
回転するとカム溝15bを通じてロックレバー14はデ
ィスク面に沿った方向に回動する。
ているカム係合ボス14eがギアカム15のカム溝15
bに挿入されており、図4に示すようにギアカム15が
回転するとカム溝15bを通じてロックレバー14はデ
ィスク面に沿った方向に回動する。
【0019】一方、垂直回動レバー14dには、一端
に、垂直回動レバー14bに挿嵌された垂直回動支軸1
4aを支持する軸受が設けられている。垂直回動レバー
14bの垂直回動支軸14aが挿嵌されている側と逆側
の他端には、ロック突起部13と係合する爪部14fが
設けられている。また、爪部14fとロック突起部13
とが確実にロックがされるようにするために、キャビネ
ット2に対しドロワ1を抜脱する方向(Y2方向)に付
勢するイジェクトバネ18以外にも、爪部14fを、ド
ロワ1側からキャビネット2の底板12側(Z方向)に
付勢する図示しないロックバネが設けられている。さら
に、この爪部14fとロック突起部13との係合面13
aは、強いロック力が得られるようにキャビネット2に
対するドロワ1の挿入方向(Y2方向)側に傾いている
とともに、ロックレバー14のディスク面に沿った方向
への回転に伴う移動軌跡にあわせて湾曲している。
に、垂直回動レバー14bに挿嵌された垂直回動支軸1
4aを支持する軸受が設けられている。垂直回動レバー
14bの垂直回動支軸14aが挿嵌されている側と逆側
の他端には、ロック突起部13と係合する爪部14fが
設けられている。また、爪部14fとロック突起部13
とが確実にロックがされるようにするために、キャビネ
ット2に対しドロワ1を抜脱する方向(Y2方向)に付
勢するイジェクトバネ18以外にも、爪部14fを、ド
ロワ1側からキャビネット2の底板12側(Z方向)に
付勢する図示しないロックバネが設けられている。さら
に、この爪部14fとロック突起部13との係合面13
aは、強いロック力が得られるようにキャビネット2に
対するドロワ1の挿入方向(Y2方向)側に傾いている
とともに、ロックレバー14のディスク面に沿った方向
への回転に伴う移動軌跡にあわせて湾曲している。
【0020】ところで、前述したようにギアカム15に
はカム溝15bが設けられており、カム溝15bはギア
カム15の回転中心となるカム回転支軸15aに対し偏
芯させられて形成されている。これにより、カム溝15
bは、ロック突起部13とロックレバー14の爪部14
fとの間でロック・アンロック状態を自在に作り出すこ
とができる。すなわち、カム溝15bを通じて、カム回
転支軸15aとカム係合ボス14eとを近付けたときに
は、ロック突起部13と爪部14fとが係合してロック
状態が作り出され、カム回転支軸15aとカム係合ボス
14eとが遠ざかると、ロック突起部13と爪部14f
とが係合しなくなりアンロック状態が作り出される。
はカム溝15bが設けられており、カム溝15bはギア
カム15の回転中心となるカム回転支軸15aに対し偏
芯させられて形成されている。これにより、カム溝15
bは、ロック突起部13とロックレバー14の爪部14
fとの間でロック・アンロック状態を自在に作り出すこ
とができる。すなわち、カム溝15bを通じて、カム回
転支軸15aとカム係合ボス14eとを近付けたときに
は、ロック突起部13と爪部14fとが係合してロック
状態が作り出され、カム回転支軸15aとカム係合ボス
14eとが遠ざかると、ロック突起部13と爪部14f
とが係合しなくなりアンロック状態が作り出される。
【0021】この際、前者のカム回転支軸15aとカム
係合ボス14eとが近付きロック状態が作り出されるギ
アカム15の回転位置が、ギアカム15の回転における
停止位置となる。そこで、ギアカム15が停止位置まで
回転したことを検出するため図示しない回転位置検出ス
イッチが設けられている。また、イジェクトボタン10
が押されたとき、ウォームギア16aを介してギアカム
15を回転させるモータ16に、確実にアンロック状態
が作り出されるよう比較的低速にて回転を開始させると
ともに、ギアカム15が一回転して停止位置まで回転し
たことを回転位置検出スイッチによって検出されたと
き、モータ16に、回転を停止させるようにするため、
図示しないマイコンが設けられギアカム15の回転が制
御されている。したがって、このようなロックレバー1
4は、図4に示すようにロックの解除時には、ターンテ
ーブル7に搭載されたディスクの面に沿った方向に動作
するものであり、一方ロック時には、図3及び図5に示
すようにキャビネット2内へのドロワ1の挿入動作に伴
い、イジェクトバネ17及びロックバネの付勢力に抗し
つつ爪部14fがロック突起部13を乗り越え係合する
といったディスクの厚み方向に動作するものとなる。
係合ボス14eとが近付きロック状態が作り出されるギ
アカム15の回転位置が、ギアカム15の回転における
停止位置となる。そこで、ギアカム15が停止位置まで
回転したことを検出するため図示しない回転位置検出ス
イッチが設けられている。また、イジェクトボタン10
が押されたとき、ウォームギア16aを介してギアカム
15を回転させるモータ16に、確実にアンロック状態
が作り出されるよう比較的低速にて回転を開始させると
ともに、ギアカム15が一回転して停止位置まで回転し
たことを回転位置検出スイッチによって検出されたと
き、モータ16に、回転を停止させるようにするため、
図示しないマイコンが設けられギアカム15の回転が制
御されている。したがって、このようなロックレバー1
4は、図4に示すようにロックの解除時には、ターンテ
ーブル7に搭載されたディスクの面に沿った方向に動作
するものであり、一方ロック時には、図3及び図5に示
すようにキャビネット2内へのドロワ1の挿入動作に伴
い、イジェクトバネ17及びロックバネの付勢力に抗し
つつ爪部14fがロック突起部13を乗り越え係合する
といったディスクの厚み方向に動作するものとなる。
【0022】このように構成されたCD−ROMドライ
ブにおいて、実際にドロワ1がキャビネット2内に収容
されロックが掛かる場合、及びロックが解除されキャビ
ネット2内からドロワ1が排出される場合についてそれ
ぞれ説明する。
ブにおいて、実際にドロワ1がキャビネット2内に収容
されロックが掛かる場合、及びロックが解除されキャビ
ネット2内からドロワ1が排出される場合についてそれ
ぞれ説明する。
【0023】まず、ロックが掛かる場合について説明す
る。図2に示すように、キャビネット2に対しドロワ1
が抜脱されている状態において、イジェクトバネ17の
付勢力に抗しつつドロワ1がキャビネット2内に収容さ
れる方向(Y1方向)に押されると、図3に示すよう
に、やがてロックレバー14の爪部14fがロック突起
部13と接触する。さらに、ドロワ1が押されると、ロ
ックレバー14の垂直回動レバー14dが、図示しない
ロックバネの付勢力(Z1)に抗しつつ垂直回動支軸1
4cを支点に、ターンテーブル7に搭載されるディスク
の厚み方向に回動させられ、爪部14fがロック突起部
13を乗り越えて該突起部13と係合し、これにより図
5に示すように、ドロワ1がキャビネット2内にロック
される。この際、爪部14fとロック突起部13との係
合面13aが、キャビネット2に対するドロワ1の挿入
方向側(Y1方向)に傾いていること、イジェクトバネ
17がキャビネット2に対しロックレバー14を有する
ドロワ1を抜脱させる方向(Y2)に付勢しているこ
と、及びロックバネがドロワ1側からキャビネット2の
底板12側(Z1方向)へ爪部14fを付勢しているこ
ととの相互作用により、強いロック力が発揮される。
る。図2に示すように、キャビネット2に対しドロワ1
が抜脱されている状態において、イジェクトバネ17の
付勢力に抗しつつドロワ1がキャビネット2内に収容さ
れる方向(Y1方向)に押されると、図3に示すよう
に、やがてロックレバー14の爪部14fがロック突起
部13と接触する。さらに、ドロワ1が押されると、ロ
ックレバー14の垂直回動レバー14dが、図示しない
ロックバネの付勢力(Z1)に抗しつつ垂直回動支軸1
4cを支点に、ターンテーブル7に搭載されるディスク
の厚み方向に回動させられ、爪部14fがロック突起部
13を乗り越えて該突起部13と係合し、これにより図
5に示すように、ドロワ1がキャビネット2内にロック
される。この際、爪部14fとロック突起部13との係
合面13aが、キャビネット2に対するドロワ1の挿入
方向側(Y1方向)に傾いていること、イジェクトバネ
17がキャビネット2に対しロックレバー14を有する
ドロワ1を抜脱させる方向(Y2)に付勢しているこ
と、及びロックバネがドロワ1側からキャビネット2の
底板12側(Z1方向)へ爪部14fを付勢しているこ
ととの相互作用により、強いロック力が発揮される。
【0024】次に、イジェクトロック機構によるロック
が解除されキャビネット2内からドロワ1が排出される
場合について説明する。
が解除されキャビネット2内からドロワ1が排出される
場合について説明する。
【0025】まず、図4に示すように、キャビネット2
内にドロワ1が収容されロックが掛かっている状態にお
いて、例えばユーザによりイジェクトボタン10が押さ
れると、マイコンを介してモータ16の比較的低速の回
転が開始され、図4に示すようにウォームギア16aを
通じてギアカム15が回転させられる。ギアカム15が
回転させられると、カム溝15bに挿入されているロッ
クレバー14のカム係合ボス14eがカム回転支軸15
aから遠ざかる方向に移動させられる。これにより、ロ
ックレバー14が水平回動支軸14aを支点にターンテ
ーブル7に搭載されるディスクの厚み方向に回動し爪部
14fとロック突起部13との係合が外れロックが解除
される。この際、ロックレバー14を回動するための駆
動力は、ロックバネ及びイジェクトバネ17の付勢力を
介して爪部14fが係合面13aを押す力により生じる
ロック解除部13との摩擦力以上の動作力があれば良い
こととなり、比較的小さな力でロックを解除することが
できる。ロックレバー14の爪部14fとロック突起部
13との係合が外れたことにより、イジェクトバネ17
の付勢力を通じて、図2に示すようにドロワ1はキャビ
ネット2内から排出される。その後、ギアカム15が一
回転し、初期状態の停止位置まで回転したことを回転位
置検出スイッチによって検出されると、マイコンを通じ
てモータ16の駆動が停止させられる。
内にドロワ1が収容されロックが掛かっている状態にお
いて、例えばユーザによりイジェクトボタン10が押さ
れると、マイコンを介してモータ16の比較的低速の回
転が開始され、図4に示すようにウォームギア16aを
通じてギアカム15が回転させられる。ギアカム15が
回転させられると、カム溝15bに挿入されているロッ
クレバー14のカム係合ボス14eがカム回転支軸15
aから遠ざかる方向に移動させられる。これにより、ロ
ックレバー14が水平回動支軸14aを支点にターンテ
ーブル7に搭載されるディスクの厚み方向に回動し爪部
14fとロック突起部13との係合が外れロックが解除
される。この際、ロックレバー14を回動するための駆
動力は、ロックバネ及びイジェクトバネ17の付勢力を
介して爪部14fが係合面13aを押す力により生じる
ロック解除部13との摩擦力以上の動作力があれば良い
こととなり、比較的小さな力でロックを解除することが
できる。ロックレバー14の爪部14fとロック突起部
13との係合が外れたことにより、イジェクトバネ17
の付勢力を通じて、図2に示すようにドロワ1はキャビ
ネット2内から排出される。その後、ギアカム15が一
回転し、初期状態の停止位置まで回転したことを回転位
置検出スイッチによって検出されると、マイコンを通じ
てモータ16の駆動が停止させられる。
【0026】このように、本実施形態のCD−ROMド
ライブによれば、ロックレバー14を3次元的に動作さ
せることが可能であり、キャビネット2内にドロワ1が
保持されるロック時には、ロックレバー14が、ドロワ
1に搭載されるディスクの厚み方向に移動し、ロック突
起部13とロックレバー14の爪部14fとが係合して
ロックを行い、一方アンロック時には、ロックレバー1
4が、ドロワ1に搭載されるディスクの面に沿った方向
に移動することによりロック突起部13と爪部14fと
の係合が無くなりロックを解除することができる。した
がって、ロックレバー14の爪部14fが、ドロワ1の
ターンテーブル7に搭載されるディスクの厚み方向から
受けるロックバネの付勢力に抗することなく、ロックレ
バー14を、ドロワ1のターンテーブル7に搭載される
ディスクの面に沿った方向に移動させることができるの
で、僅かな動作力でロックレバー14を移動させロック
を解除することができる。
ライブによれば、ロックレバー14を3次元的に動作さ
せることが可能であり、キャビネット2内にドロワ1が
保持されるロック時には、ロックレバー14が、ドロワ
1に搭載されるディスクの厚み方向に移動し、ロック突
起部13とロックレバー14の爪部14fとが係合して
ロックを行い、一方アンロック時には、ロックレバー1
4が、ドロワ1に搭載されるディスクの面に沿った方向
に移動することによりロック突起部13と爪部14fと
の係合が無くなりロックを解除することができる。した
がって、ロックレバー14の爪部14fが、ドロワ1の
ターンテーブル7に搭載されるディスクの厚み方向から
受けるロックバネの付勢力に抗することなく、ロックレ
バー14を、ドロワ1のターンテーブル7に搭載される
ディスクの面に沿った方向に移動させることができるの
で、僅かな動作力でロックレバー14を移動させロック
を解除することができる。
【0027】また、本発明のCD−ROMドライブによ
れば、キャビネット2に対しドロワ1を抜脱する方向に
付勢し、ロック突起部13とロックレバー14の爪部1
4fとが係合する係合面13aをキャビネット2に対す
るドロワ1の挿入方向側に傾けた構造を採っているとと
もに、ロックレバー14の動作をギアカム15のカム溝
15bによって規制しているので、ロック解除時以外は
ロックレバー14を所定のロック位置に確実に定位させ
ることが可能となり、キャビネット2の定位置にドロワ
1を保持しているロック状態において、振動又は衝撃等
に耐え得る強いロック力が得られる。
れば、キャビネット2に対しドロワ1を抜脱する方向に
付勢し、ロック突起部13とロックレバー14の爪部1
4fとが係合する係合面13aをキャビネット2に対す
るドロワ1の挿入方向側に傾けた構造を採っているとと
もに、ロックレバー14の動作をギアカム15のカム溝
15bによって規制しているので、ロック解除時以外は
ロックレバー14を所定のロック位置に確実に定位させ
ることが可能となり、キャビネット2の定位置にドロワ
1を保持しているロック状態において、振動又は衝撃等
に耐え得る強いロック力が得られる。
【0028】なお、本実施形態のCD−ROMドライブ
では、ロック突起部13がキャビネット2に形成され、
ロックレバー14及びギアカム15等からなるイジェク
トロック機構11がドロワ1に設けられていたが、ロッ
ク突起部13をドロワ1に形成し、ロックレバー14等
からなるイジェクトロック機構11をキャビネット2に
設けてもよい。
では、ロック突起部13がキャビネット2に形成され、
ロックレバー14及びギアカム15等からなるイジェク
トロック機構11がドロワ1に設けられていたが、ロッ
ク突起部13をドロワ1に形成し、ロックレバー14等
からなるイジェクトロック機構11をキャビネット2に
設けてもよい。
【0029】また、本実施形態では、CD−ROMドラ
イブに本発明を適用した場合について説明したが、DV
D−ROMドライブ、CDドライブ等をはじめ、様々な
種類のディスクドライブに本発明を適用することができ
る。
イブに本発明を適用した場合について説明したが、DV
D−ROMドライブ、CDドライブ等をはじめ、様々な
種類のディスクドライブに本発明を適用することができ
る。
【0030】
【発明の効果】本発明のディスク装置によれば、筐体内
に可動体が保持されるロック時には、ロックレバーが、
可動体に搭載されるディスクの厚み方向に移動し、突起
部と係合してロックを行い、一方アンロック時には、ロ
ックレバーが、可動体に搭載されるディスクの面に沿っ
た方向に移動することにより突起部との係合が無くなり
ロックを解除することができる。したがって、強いロッ
ク力を得るために例えば突起部とのロックレバーの係合
部分が、ディスクの厚み方向に付勢力を受ける構造であ
っても、この付勢力に抗することなく、ロックレバー
を、可動体に搭載されるディスクの面に沿った方向に移
動しロックを解除することができるので、僅かな動作力
でロックレバーを移動させロックを解除することができ
る。
に可動体が保持されるロック時には、ロックレバーが、
可動体に搭載されるディスクの厚み方向に移動し、突起
部と係合してロックを行い、一方アンロック時には、ロ
ックレバーが、可動体に搭載されるディスクの面に沿っ
た方向に移動することにより突起部との係合が無くなり
ロックを解除することができる。したがって、強いロッ
ク力を得るために例えば突起部とのロックレバーの係合
部分が、ディスクの厚み方向に付勢力を受ける構造であ
っても、この付勢力に抗することなく、ロックレバー
を、可動体に搭載されるディスクの面に沿った方向に移
動しロックを解除することができるので、僅かな動作力
でロックレバーを移動させロックを解除することができ
る。
【0031】また、本発明のディスク装置によれば、筐
体に対し可動体を抜脱する方向に付勢し、突起部とロッ
クレバーとが係合する係合面を筐体に対する可動体の挿
入方向側に傾けた構造を採っているとともに、ロックレ
バーの動作をカム等によって規制しているので、ロック
解除時以外はロックレバーを所定のロック位置に確実に
定位させることが可能となり、筐体内の定位置に可動体
を保持しているロック状態において、振動又は衝撃等に
耐え得る強いロック力が発揮される。
体に対し可動体を抜脱する方向に付勢し、突起部とロッ
クレバーとが係合する係合面を筐体に対する可動体の挿
入方向側に傾けた構造を採っているとともに、ロックレ
バーの動作をカム等によって規制しているので、ロック
解除時以外はロックレバーを所定のロック位置に確実に
定位させることが可能となり、筐体内の定位置に可動体
を保持しているロック状態において、振動又は衝撃等に
耐え得る強いロック力が発揮される。
【図1】本発明の実施形態にかかるCD−ROMドライ
ブを概略的に示す斜視図
ブを概略的に示す斜視図
【図2】図1のCD−ROMドライブにおいて、キャビ
ネット内からドロワが抜脱された状態を示す詳細図
ネット内からドロワが抜脱された状態を示す詳細図
【図3】図1のCD−ROMドライブのロックレバーに
よるロック動作を概略的に示す図
よるロック動作を概略的に示す図
【図4】図1のCD−ROMドライブにおいて、ロック
レバーによるロックが解除された状態を示す詳細図
レバーによるロックが解除された状態を示す詳細図
【図5】図1のCD−ROMドライブにおいて、キャビ
ネット内にドロワが挿入されロックレバーによるロック
が掛かった状態を示す詳細図
ネット内にドロワが挿入されロックレバーによるロック
が掛かった状態を示す詳細図
【図6】従来のCD−ROMドライブを概略的に示す斜
視図
視図
【図7】従来のCD−ROMドライブのロックレバーに
よるロック動作を概略的に示す図
よるロック動作を概略的に示す図
1……ドロワ 2……キャビネット 7……ターンテーブル 10……イジェクトボタン 11……イジェクトロック機構 12……キャビネットの底板 13……ロック突起部 13a……係合面 14……ロックレバー 14a……水平回転支軸 14b……水平回動レバー 14c……垂直回動支軸 14d……垂直回動レバー 14f……爪部 15……ギアカム 15b……カム溝 16……モータ 16a……ウォームギア 17……イジェクトバネ 出願人 株式会社 東芝同 東芝エー・ブイ・イー株
式会社代理人 弁理士 須山佐一
式会社代理人 弁理士 須山佐一
Claims (4)
- 【請求項1】 筐体と、 ディスクが搭載されるとともに、前記筐体に対し挿抜自
在な可動体と、 前記筐体に設けられ、該筐体内に前記可動体を保持する
ための突起部と、 前記可動体に設けられ、該可動体が前記筐体内に挿入さ
れたとき、該可動体に搭載される前記ディスクの厚み方
向に移動し、前記突起部と係合して前記可動体を前記筐
体内の定位置にロックするロックレバーと、 前記ロックレバーを、前記可動体に搭載される前記ディ
スクの面に沿った方向に移動し前記突起部とのロックを
解除するための解除手段とを具備することを特徴とする
ディスク装置。 - 【請求項2】 筐体と、 ディスクが搭載されるとともに、前記筐体に対し挿抜自
在な可動体と、 前記可動体に設けられ、前記筐体内に該可動体を保持す
るための突起部と、 前記筐体に設けられ、前記可動体が該筐体内に挿入され
たとき、該可動体に搭載される前記ディスクの厚み方向
に移動し、前記突起部と係合して前記可動体を前記筐体
内の定位置にロックするロックレバーと、 前記ロックレバーを、前記可動体に搭載される前記ディ
スクの面に沿った方向に移動し前記突起部とのロックを
解除するための解除手段とを具備することを特徴とする
ディスク装置。 - 【請求項3】 筐体と、 ディスクが搭載されるとともに、前記筐体に対し挿抜自
在な可動体と、 前記筐体に対し、前記可動体を抜脱する方向に付勢する
付勢手段と、 前記筐体又は前記可動体に設けられ、該筐体内に該可動
体を保持するための突起部と、 前記可動体が前記付勢手段の付勢力に抗しつつ前記筐体
内に挿入されたとき、該可動体に搭載される前記ディス
クの厚み方向に移動して前記突起部と係合するととも
に、前記付勢手段の付勢力と協働して前記可動体を前記
筐体内の定位置にロックするロックレバーと、 前記ロックレバーを、前記可動体に搭載される前記ディ
スクの面に沿った方向に移動し前記突起部とのロックを
解除するためのカムとを具備することを特徴とするディ
スク装置。 - 【請求項4】 請求項3記載のディスク装置において、 前記突起部と前記ロックレバーとが係合する係合面は、
前記筐体に対する前記可動体の挿入方向側に傾いている
ことを特徴とするディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10163775A JPH11353752A (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10163775A JPH11353752A (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11353752A true JPH11353752A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=15780492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10163775A Withdrawn JPH11353752A (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11353752A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6704266B2 (en) * | 2001-02-13 | 2004-03-09 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Disk apparatus |
US6993775B2 (en) | 2001-12-01 | 2006-01-31 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Tray locking apparatus of disc drive |
US7617506B2 (en) | 2005-07-04 | 2009-11-10 | Hitachi-Lg Data Storage, Inc. | Optical disc apparatus |
US8042124B2 (en) * | 2006-12-08 | 2011-10-18 | Asustek Computer Inc. | Optical disk drive |
-
1998
- 1998-06-11 JP JP10163775A patent/JPH11353752A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6704266B2 (en) * | 2001-02-13 | 2004-03-09 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Disk apparatus |
US6993775B2 (en) | 2001-12-01 | 2006-01-31 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Tray locking apparatus of disc drive |
US7617506B2 (en) | 2005-07-04 | 2009-11-10 | Hitachi-Lg Data Storage, Inc. | Optical disc apparatus |
US8042124B2 (en) * | 2006-12-08 | 2011-10-18 | Asustek Computer Inc. | Optical disk drive |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050906 |