JPH11353589A - ナビゲーション装置 - Google Patents
ナビゲーション装置Info
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- JPH11353589A JPH11353589A JP16225598A JP16225598A JPH11353589A JP H11353589 A JPH11353589 A JP H11353589A JP 16225598 A JP16225598 A JP 16225598A JP 16225598 A JP16225598 A JP 16225598A JP H11353589 A JPH11353589 A JP H11353589A
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Abstract
可能な操作を適切に選択し、操作性を向上する。 【解決手段】車両に搭載され、経路案内を行うナビゲー
ション装置において、操作を行うための操作手段と、自
車両と前方車両、後方車両との関係等の車両の周囲状況
を検出する周囲状況検出手段と、周囲状況検出手段によ
り検出された車両の周囲状況に応じて、操作手段による
操作のうち有効とする操作を選択する有効操作選択手段
とを備えることを特徴とする。
Description
ン装置の操作に関する。
ビゲーション装置がある。このナビゲーション装置は、
使用者によって設定された現在地から目的地への最適経
路を探索したり、目的の施設を探索したりするものであ
って、地図データベース(CD−ROM等)と、測位衛
星GPS等により測定された経緯度や、また走行方位、
距離に基づいて特定された現在地に基づいて、走行経路
を案内する装置である。例えば、車両が走行に移ると地
図上に経路を表示し、同時に走行移動する車両の現在地
をリアルタイムに移動表示して走行路を案内するもので
ある。使用者がナビゲーション装置を操作するには、操
作内容に応じた所要時間が、例えばディスプレイの表示
内容を見て判断しながら対話的に操作する時間が必要
で、また操作スイッチやディスプレイの表示を注視する
必要がある。車両が停止している際に操作する場合は、
最適経路の探索等の操作盤の操作が複雑な手順であって
も必要に応じた時間をかけ専念して操作することができ
る。一方、走行に移った後には、使用者が車両の安全な
運転に注意力を集中するため、ナビゲーション装置の操
作には限界がある。そこで、ナビゲーション装置では、
車速センサ等の信号により走行中と判断される場合、特
定の操作、例えば操作の非常に簡単な地図の縮尺変更等
を除いて、使用者の入力した操作を無効として、操作を
抑制し、運転の安全性を損なわないようにしている。
制約されると、走行中に必要となる情報が十分に得られ
ないといったことが起こるが、そのために走行中の操作
を可能とすると安全運転を妨げる可能性があり、操作の
制約を緩めるには問題があった。本発明は、このような
問題を解決するもので、操作性がよく、かつ運転の安全
性を妨げないナビゲーション装置を実現することを課題
とする。
決するもので、車両に搭載され、経路案内を行うナビゲ
ーション装置において、操作を行うための操作手段と、
車両の周囲状況を検出する周囲状況検出手段と、前記周
囲状況検出手段により検出された車両の周囲状況に応じ
て、前記操作手段による操作のうち有効とする操作を選
択する有効操作選択手段とを備えたことを特徴とする。
囲状況が、自車両と前方車両との関係であることを特徴
とする。また、前記周囲状況検出手段が検出する周囲状
況が、自車両と後方車両との関係であることを特徴とす
る。また、前記周囲状況検出手段が検出する周囲状況
が、進行路の状態であることを特徴とする。
行車間距離を制御する車間距離制御装置に備えられ、該
走行車間距離制御に用いる車両の周囲状況を検出する車
間距離制御用検出手段を兼用していることを特徴とす
る。また、前記周囲状況検出手段は、前記車間距離制御
装置のマイクロコンピュータにより構成され、該マイク
ロコンピュータは前記車間距離制御用検出手段の検出し
た周囲状況から有効とする操作を指定するデータを算出
処理し、前記有効操作選択手段に伝送することを特徴と
する。
ン装置を説明する。図1は、本発明の一実施例における
ナビゲーション装置の構成を示す構成図である。2は、
ミリ波やレーザ光線等を用いて、前方車等との車間距離
等を検出するレーダ装置で構成された前方距離センサで
ある。前方距離センサ2は、車両前方にむけてミリ波や
レーザ光線等を放射し、前方物体からの反射エコー信号
を受信し、受信したエコー信号から前車との車間距離、
或いは相対速度を演算し、演算結果を出力する。3は、
ミリ波やレーザ光線等を用いて、後方車等との車間距離
等を検出するレーダ装置で構成された後方距離センサで
ある。後方距離センサ3は、車両後方にむけてミリ波や
レーザ光線等を放射し、前方物体からの反射エコー信号
を受信し、受信したエコー信号から前車との車間距離、
或いは相対速度を演算し、演算結果を出力する。4は、
ハンドルの回転角を検出するステアリングセンサで、例
えばハンドル軸と共に回転する複数のスリットを有する
遮蔽板と遮蔽板を挟むように配置された発光素子と受光
素子とからなり、スリットを通って受光素子に達する光
の状態(受光回数のカウント等)によりハンドルの回転
角を検出する光学式の検出器である。5は、車両重心軸
まわりの車両回転角の角速度であるヨーレートを検出す
るヨーレートセンサで、角速度センサにより構成され
る。6は、車両の速度を検出する車速センサで、車軸と
共に回転する磁石と、磁石の位置により接断するリード
スイッチからなり車輪の回転速度等を検出する車輪速セ
ンサ等により構成される。7は、定速走行制御における
走行速度を設定するために操作するセットスイッチで、
ハンドル付近に設置され、運転者が操作した時の実際の
速度が定速走行制御の目標車速として設定される。8
は、定速走行制御中に速度を下げるために操作するコー
ストスイッチで、ハンドル付近に設置される。9は、定
速走行制御中に速度を上げるために操作するアクセルス
イッチで、ハンドル付近に設置される。
うための車間距離制御部で、CPU、RAM、ROM等
からなるマイコン(マイクロコンピュータ)で構成され
る。また、車間距離制御部1は、ナビゲーション装置の
表示制御に関する信号の出力等の処理も行う。なお、C
PUは入力された信号やプログラムに基づき演算制御等
を行う機能素子、RAMは例えば演算用のデータが記憶
される書換え可能な記憶素子、ROMは例えば制御用の
プログラムやデータが記憶される読み出し専用の記憶素
子である。10は、エンジンの吸気管に設置されてスロ
ットル弁を回動しその開度をマイコン1からの入力信号
に応じて加減して車速を調整するスロットルアクチュエ
ータであり、ステッピングモータ等により構成される。
11は、マイコン1からの信号に応じてブレーキを駆動
して車速を制動するブレーキアクチュエータで、ブレー
キの油圧系統に設けられた油圧バルブ等により構成され
る。12は、車間距離等の制御状態を表示するディスプ
レイで、液晶表示器等からなりインストルメントパネル
に取り付けられる。そして、車間距離制御部1は、前方
距離センサ2、後方距離センサ3、ステアリングセンサ
4、ヨーレートセンサ5、車速センサ6、セットスイッ
チ7、コーストスイッチ8、アクセルスイッチ9からの
信号を入力し、これら信号に応じた処理を行って、スロ
ットルアクチュエータ10、ブレーキアクチュエータ1
1に制御信号を出力して制御し、また、ディスプレイ1
2に表示信号を出力して所望の表示を行わせる等、車間
距離制御装置を制御する。
づいて、現在地の経度・緯度を測定するGPS測位装置
である。22は、車両の方位を示す回転ジャイロ等を用
いた方位センサで、車両の進行方向を測定する。23
は、地図情報(道路データ等)が記録されたCD−RO
Mの読み取り装置から入力される地図データベースで、
道路ノードの位置(緯度・経度)等の道路データや、施
設等のデータが検索に必要な階層的属性を付されて格納
されている。24は、ナビゲーション装置の操作をする
ための操作部で、押圧スイッチやジョイスティック等か
ら構成される。
ためのナビゲーション制御部で、CPU、RAM、RO
M等からなるマイコン(マイクロコンピュータ)で構成
される。25は、道路地図や経路、現在地等を表示する
ディスプレイで、液晶表示パネル等から構成される。2
6は、警報等の音声を出力するスピーカである。そし
て、ナビゲーション制御部20は、GPS測位装置2
1、方位センサ22、地図データベース23、操作スイ
ッチ24、車速センサ6、及び車間距離制御部1からの
信号を入力し、これら信号に応じた処理を行って、ディ
スプレイ25、スピーカ26に信号を出力して、所望の
表示や報知を行う等、ナビゲーション装置を制御する。
て、車間距離制御部1の行う処理を説明する。図2は本
発明の第1実施例の車間距離制御部1の行う処理を示す
フローチャートである。この処理は、自動車のイグニッ
ションキーがオンの状態で、他の車間距離制御処理等と
共に繰り返し行われる。ステップa1では、セットスイ
ッチ7がON(車間距離制御中)かを判断し、ON(車
間距離制御中)であればステップa2に移り、ONでな
ければ(車間距離非制御中)本処理を終わる。ステップ
a2では、車間距離制御中を表す信号をナビゲーション
制御部20に対し出力し、ステップa3に移る。ステッ
プa3では、前方の車両との車間距離をナビゲーション
制御部20に対し出力し、ステップa4に移る。ステッ
プa4では、前方の車両との相対速度をナビゲーション
制御部20に対し出力し、ステップa5に移る。ステッ
プa5では、後方の車両との車間距離をナビゲーション
制御部20に対し出力し、ステップa6に移る。ステッ
プa6では、後方の車両との相対速度をナビゲーション
制御部20に対し出力し、ステップa7に移る。ステッ
プa7では、ステアリングセンサ値つまりステアリング
操作角度を示すデータをナビゲーション制御部20に対
し出力し、ステップa8に移る。ステップa8では、ヨ
ーレートセンサ値つまり車両のヨーレートを示すデータ
をナビゲーション制御部20に対し出力し、本処理を終
わる。
距離制御中の場合に、車間距離制御中を表す信号と、車
両の周囲データである前方の車両との車間距離、前方の
車両との相対速度、後方の車両との車間距離、後方の車
両との相対速度、ステアリング操作状態、ヨーレートの
データがナビゲーション制御部20に対し出力される。
て、ナビゲーション制御部20の行う処理を説明する。
図3はナビゲーション制御部20の行う処理を示すフロ
ーチャートである。この処理は、ナビゲーション装置が
起動している状態で、他のナビゲーションに関する処理
等と共に繰り返し行われる。ステップb1では、車速が
0km/hか(即ち停車中か)を判断し、0km/hで
あれば、ステップb2に移り、0km/hでなければ、
ステップb3に移る。ステップb2では、ナビゲーショ
ン装置における操作のうちグループAが操作可能となる
よう設定し、ステップb10に移る。グループAの操作
は、例えば目的地への経路探索(現在地と目的地の所属
する地図を選んだ上で目的地を指定し、さらに推薦され
た経路から好みの経路を決定する)や目的施設の検索
(銀行やレストラン等の施設を地図に表示させ、これら
の中から例えば取引銀行名を指定して検索したりする案
内)等の操作である。これらのグループAの操作は、操
作に手間と時間が掛かるもので、車両が安全な運転状態
である停車中でしか安全に行うことができないような操
作である。ステップb3では、車間距離制御中を表す信
号を受信しているか判断し、受信していればステップb
4に移り、受信していなければステップb11に移る。
ステップb4では、前方の車両との車間距離が70mを
超えているかを判断し、超えていればステップb5に移
り、超えていなければステップb11に移る。ステップ
b5では、前方の車両との相対速度が5km/h未満か
を判断し、5km/h未満であればステップb6に移
り、5km/h未満未満でなければステップb11に移
る。つまり、本処理では前方の車両との車間距離が70
mを超えており、さらに相対速度が5km/h未満であ
れば、前方の車両についてはグループBの操作が行える
周囲状態であると判断している。ステップb6では、後
方の車両との車間距離が60mを超えているかを判断
し、超えていればステップb7に移り、超えていなけれ
ばステップb11に移る。ステップb7では、後方の車
両との相対速度が10km/h未満かを判断し、10k
m/h未満であればステップb8に移り、10km/h
未満でなければステップb11に移る。つまり、本処理
では後方の車両との車間距離が60mを超えており、さ
らに相対速度が10km/h未満であれば、後方の車両
についてはグループBの操作を行える周囲状況であると
判断している。ステップb8では、ヨーレート値が0.
8deg/s未満かを判断し、0.8deg/s未満で
あればステップb9に移り、0.8deg/s未満でな
ければステップb11に移る。ステップb9では、ステ
アリングセンサ値が10deg未満かを判断し、10d
eg未満であればステップb10に移り、10deg未
満でなければステップb11に移る。つまり、ヨーレー
ト値が0.8deg/s未満であり、さらにステアリン
グセンサ値が10deg未満であれば、進行路が略真っ
直ぐであるという周囲状況であるため、本処理ではこの
ような状況の場合、進行路については、グループBの操
作を行える周囲状況であると判断している。ステップb
10では、ナビゲーション装置における操作のうちグル
ープBが操作可能となるよう設定し、ステップb11に
移る。グループBの操作は、例えば施設の表示(ガソリ
ンスタンドや遊園地等施設を示すランドマークを地図上
に表示)の操作(表示する施設の種類を選択する操作を
伴う)や、探索ルートの簡易地図表示(学校等の施設、
交差点、高速道路のインターチェンジ等を線図で結んで
略図表示した案内表示)の操作(表示する施設、交差
点、インターチェンジを選択する操作を伴う)である。
これらのグループBの操作は、ワンタッチでできる操作
ではなく数回の押釦操作を伴うもので、運転操作に余裕
があれば行うことができるような操作である。ステップ
b11では、ナビゲーション装置における操作のうちグ
ループCが操作可能となるよう設定し、本処理を終わ
る。グループCの操作は、例えば地図の縮尺変更の操作
(拡大、縮小のスイッチ操作を伴う)や、地図のスクロ
ール移動の操作(移動方向を指示するスイッチ操作を伴
う)等であってワンタッチでできる操作であり、通常の
走行の際にも容易に行うことができる操作である。
囲状況に応じて操作可能な操作の設定が行われる。即
ち、車両が停車中であれば、ナビゲーション装置におけ
る操作のうちグループA、B、Cが操作可能となるよう
設定され、全ての操作が可能となる。また、車両の周囲
状況が、車間距離制御中で、前方の車両との接近状態に
余裕があり(即ち車間距離が70m超え、相対速度が5
km/h未満)、後方の車両との接近状態にも余裕があ
り(車間距離が60m超え、相対速度が10km/h未
満)、進行路が真っ直ぐ(ヨーレート値が0.8deg
/s未満、ステアリングセンサ値が10deg未満)で
ある場合には、ナビゲーション装置における操作のうち
グループB、Cが操作可能となるよう設定され、グルー
プB(例えば施設の表示や、探索ルートの簡易地図表示
等)とグループC(例えば、地図の縮尺変更、地図のス
クロール移動等)の操作が行えるようになる。また、車
両が走行中であっても、グループBを操作可能とする周
囲状況にない場合には、ナビゲーション装置における操
作のうちグループC(例えば、地図の縮尺変更、地図の
スクロール移動等)の操作が操作可能となるよう設定さ
れ、最小限の操作に限定されて操作が行えるようにな
る。
示したフローチャートを用い説明したように、上述の実
施例では、周囲状況を車両の前方の状況、後方の状況、
および進行路の状況(直進)の全てを対象に判断して、
ナビゲーション装置の操作グループを選択するようにし
たが、周囲状況の判断は、前方の状況に対し限定した判
断、或いは後方の状況に対し限定した判断、或いは進行
路の状況(直進)に対し限定した判断、或いはこれらの
個々の状況の組み合わせを対象に判断するようにするこ
とも可能である。例えば、周囲状況の判断を、前方の状
況と進行路の状況(直進)に対し限定して判断し、後方
の状況に対する判断を省略する場合(後方距離センサ3
の装備が不必要)も可能であって、図2ではステップa
5、a6、図3ではステップb6、b7の処理を削除す
るようにして、ナビゲーション装置の操作グループを選
択することが可能である。
実施例を説明する。なお、ハード構成については図1に
示した構成と同様であるので説明を省略する。まず、ナ
ビゲーション装置の表示の操作の選択に関して、車間距
離制御部1の行う処理を説明する。図4は車間距離制御
部1の行う処理を示すフローチャートである。この処理
は、自動車のイグニッションキーがオンの状態で、他の
車間距離制御処理等と共に繰り返し行われる。ステップ
c1では、セットスイッチ7がON(車間距離制御中)
かを判断し、ON(車間距離制御中)であればステップ
c2に移り、ONでなければ(車間距離非制御中)本処
理を終わる。ステップc2では、車間距離制御中を表す
信号をナビゲーション制御部20に対し出力し、ステッ
プc3に移る。ステップc3では、車速が0km/hか
(即ち停車中か)を判断し、0km/hであれば本処理
を終わり、0km/hでなければステップc4に移る。
ステップc4では、前方の車両との車間距離が70mを
超えているかを判断し、超えていればステップc5に移
り、超えていなければ本処理を終わる。ステップc5で
は、前方の車両との相対速度が5km/h未満かを判断
し、5km/h未満であればステップc6に移り、5k
m/h未満でなければ本処理を終わる。ステップc6で
は、後方の車両との車間距離が60mを超えているかを
判断し、60mを超えていればステップc7に移り、6
0mを超えていなければ本処理を終わる。ステップc7
では、後方の車両との相対速度が10km/h未満かを
判断し、10km/h未満であればステップc8に移
り、10km/h未満でなければ本処理を終わる。ステ
ップc8では、ヨーレート値が0.8deg/s未満か
を判断し、0.8deg/s未満であればステップc9
に移り、0.8deg/s未満でなければ本処理を終わ
る。ステップc9では、ステアリングセンサ値が10d
eg未満かを判断し、10deg未満であればステップ
c10に移り、10deg未満でなければ本処理を終わ
る。ステップc10では、ナビゲーション装置における
操作のうちグループBが操作可能であるとの信号をナビ
ゲーション制御部20に対し出力し、本処理を終わる。
信号が車間距離制御部1からナビゲーション制御部20
に出力され、また車両の周囲状況が、前方の車両との接
近状態に余裕があり(即ち車間距離が70m超え、相対
速度が5km/h未満)、後方の車両との接近状態にも
余裕があり(車間距離が60m超え、相対速度が10k
m/h未満)、進行路が真っ直ぐ(ヨーレート値が0.
8deg/s未満、ステアリングセンサ値が10deg
未満)の場合にナビゲーション装置においてグループB
の操作を操作可能とするための信号が、車間距離制御部
1からナビゲーション制御部20に対して出力される。
理を説明する。図5はナビゲーション制御部20の行う
処理を示すフローチャートである。この処理は、ナビゲ
ーション装置が起動している状態で、他のナビゲーショ
ンに関する処理等と共に繰り返し行われる。ステップd
1では、車速が0km/hか(即ち停車中か)を判断
し、0km/hであればステップd2に移り、0km/
hでなければステップd3に移る。ステップd2では、
ナビゲーション装置における操作のうちグループAが操
作可能となるよう設定し、ステップd5に移る。グルー
プAの操作は、例えば目的地への経路探索(現在地と目
的地の所属する地図を選んだ上で目的地を指定し、さら
に推薦された経路から好みの経路を決定する)や目的施
設の検索(銀行やレストラン等の施設を地図に表示さ
せ、これらの中から例えば取引銀行名を指定して検索し
たりする案内)等の操作である。これらのグループAの
操作は、操作に手間と時間が掛かるもので、車両が安全
な運転状態である停車中でしか安全に行うことができな
いような操作である。ステップd3では、車間距離制御
中を表す信号を受信しているか判断し、受信していれば
ステップd4に移り、受信していなければステップd6
に移る。ステップd4では、ナビゲーション装置におけ
る操作のうちグループBの操作を可能とする信号を車間
制御制御部1から受信しているか判断し、受信していれ
ばステップd5に移り、受信していなければステップd
6に移る。グループBの操作は、例えば施設の表示(ガ
ソリンスタンドや遊園地等施設を示すランドマークを地
図上に表示)の操作(表示する施設の種類を選択する操
作を伴う)や、探索ルートの簡易地図表示(学校等の施
設、交差点、高速道路のインターチェンジ等を線図で結
んで略図表示した案内表示)の操作(表示する施設、交
差点、インターチェンジを選択する操作を伴う)であ
る。これらのグループBの操作は、ワンタッチでできる
操作ではなく数回の押釦操作を伴うもので、運転操作に
余裕があれば行うことができるような操作である。ステ
ップd5では、ナビゲーション装置における操作のうち
グループBが操作可能となるよう設定し、ステップd6
に移る。ステップd6では、ナビゲーション装置におけ
る操作のうちグループCが操作可能となるよう設定し、
本処理を終わる。グループCの操作は、例えば地図の縮
尺変更の操作(拡大、縮小のスイッチ操作を伴う)や、
地図のスクロール移動の操作(移動方向を指示するスイ
ッチ操作を伴う)等であってワンタッチでできる操作で
あり、通常の走行の際にも容易に行うことができる操作
である。
囲状況に応じた操作の設定が行われる。即ち、車両が停
車中であれば、ナビゲーション装置における操作のうち
グループA、B、Cが操作可能となるよう設定され、全
ての操作が可能となる。また、車両の周囲状況が、車間
距離制御中で、前方の車両との接近状態に余裕があり
(即ち車間距離が70m超え、相対速度が5km/h未
満)、後方の車両との接近状態にも余裕があり(車間距
離が60m超え、相対速度が10km/h未満)、進行
路が真っ直ぐ(ヨーレート値が0.8deg/s未満、
ステアリングセンサ値が10deg未満)である場合に
は、ナビゲーション装置における操作のうちグループ
B、Cが操作可能となるよう設定され、グループB(例
えば施設の表示や、探索ルートの簡易地図表示等)とグ
ループC(例えば、地図の縮尺変更、地図のスクロール
移動等)の操作が行えるようになる。また、車両が走行
中であっても、グループBを操作可能とする周囲状況に
ない場合には、ナビゲーション装置における操作のうち
グループC(例えば、地図の縮尺変更、地図のスクロー
ル移動等)の操作が操作可能となるよう設定され、最小
限の操作に制限されて操作が行えるようになる。また、
この実施例では、車間距離制御中か否かの信号と、ナビ
ゲーション装置でグループBの操作を可能とする信号の
2種類のデータを車間距離制御部1からナビゲーション
制御部20に対して伝送することになり、図2、図3で
説明した実施例が車間距離制御中か否かの信号と、車両
の周囲状況データ6種(前車との車間距離等)の合計7
種類のデータを伝送するのに比べて少ないデータ種類と
なるので、簡易なデータ伝送の構成となる。
車両の走行中においても、車間距離制御部1が車両の周
囲状況(前方車との車間距離、相対速度、後方車との車
間距離、相対速度、進行路の状況(直進状況))を検出
してナビゲーション制御部20に伝送し、ナビゲーショ
ン制御部20がこの周囲状況に基づき車両の周囲状況に
応じてナビゲーション装置の操作可能な操作を選択する
ようにしたので、ナビゲーション装置の操作の操作性が
よくなり、かつ運転の安全性を妨げないナビゲーション
装置を実現することができる。また、地図表示等の負荷
の大きい処理が多いナビゲーション制御部20の処理の
負担が少なくなるので、地図表示等の処理をスムーズに
行うことが可能となる。
れば、走行中の周囲状況に応じてナビゲーション装置の
操作可能な操作の選択が適切に行われ、ナビゲーション
装置の操作性が向上する。
を示す構成図である。
ートである。
ローチャートである。
ートである。
ローチャートである。
である。
Claims (6)
- 【請求項1】 車両に搭載され、経路案内を行うナビゲ
ーション装置において、 操作を行うための操作手段と、 車両の周囲状況を検出する周囲状況検出手段と、 前記周囲状況検出手段により検出された車両の周囲状況
に応じて、前記操作手段による操作のうち有効とする操
作を選択する有効操作選択手段とを備えたことを特徴と
するナビゲーション装置。 - 【請求項2】 前記周囲状況検出手段が検出する周囲状
況が、自車両と前方車両との関係であることを特徴とす
る請求項1記載のナビゲーション装置。 - 【請求項3】 前記周囲状況検出手段が検出する周囲状
況が、自車両と後方車両との関係であることを特徴とす
る請求項1または請求項2記載のナビゲーション装置。 - 【請求項4】 前記周囲状況検出手段が検出する周囲状
況が、進行路の状態であることを特徴とする請求項1〜
3記載のナビゲーション装置。 - 【請求項5】 前記周囲状況検出手段は、車両の走行車
間距離を制御する車間距離制御装置に備えられ、該走行
車間距離制御に用いる車両の周囲状況を検出する車間距
離制御用検出手段を兼用していることを特徴とする請求
項1〜4記載のナビゲーション装置。 - 【請求項6】 前記周囲状況検出手段は、前記車間距離
制御装置のマイクロコンピュータにより構成され、該マ
イクロコンピュータは前記車間距離制御用検出手段の検
出した周囲状況から有効とする操作を指定するデータを
算出処理し、前記有効操作選択手段に伝送することを特
徴とする請求項5記載のナビゲーション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16225598A JPH11353589A (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | ナビゲーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16225598A JPH11353589A (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | ナビゲーション装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11353589A true JPH11353589A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=15750965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16225598A Pending JPH11353589A (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | ナビゲーション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11353589A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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