JPH11353352A - Lsiテストデータ検証方法 - Google Patents
Lsiテストデータ検証方法Info
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- JPH11353352A JPH11353352A JP10163477A JP16347798A JPH11353352A JP H11353352 A JPH11353352 A JP H11353352A JP 10163477 A JP10163477 A JP 10163477A JP 16347798 A JP16347798 A JP 16347798A JP H11353352 A JPH11353352 A JP H11353352A
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- Japan
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- output buffer
- delay time
- delay
- test data
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- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
- Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 配線上の反射波によって生じる信号波形の歪
みが出力信号に遅延を与える場合に、この遅延を考慮し
たLSIテストデータ検証方法を提供する。 【解決手段】 外部端子に接続している出力バッファの
駆動能力に基づいて出力バッファの遅延時間を求め、遅
延時間による補正をしてデバイス遅延計算を行って、L
SIテストデータを検証する。
みが出力信号に遅延を与える場合に、この遅延を考慮し
たLSIテストデータ検証方法を提供する。 【解決手段】 外部端子に接続している出力バッファの
駆動能力に基づいて出力バッファの遅延時間を求め、遅
延時間による補正をしてデバイス遅延計算を行って、L
SIテストデータを検証する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はLSI(半導体集積
回路)の論理シミュレーションを用いて、あるテストパ
ターンによる論理回路の出力信号と期待値との一致をチ
ェックするLSIテストパターン検証方法に関するもの
であり、更に詳しくは、反射波の影響による遅延を考慮
したテストパターン検証方法に関するものである。
回路)の論理シミュレーションを用いて、あるテストパ
ターンによる論理回路の出力信号と期待値との一致をチ
ェックするLSIテストパターン検証方法に関するもの
であり、更に詳しくは、反射波の影響による遅延を考慮
したテストパターン検証方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、LSIテスタ用のテストデータ
は、LSIの論理シミュレーションを用いて検証され
る。LSIの論理シミュレーションは、LSIの論理回
路データと、入力信号データ及びストローブ信号データ
(STB)を入力する。ここで、ストローブ信号データ
(STB)とは、信号のレベル検出時間のデータであ
り、図2に示すように一定周期又は任意のストローブポ
イント(STB1、STB2,STB3…等)が設定さ
れたものである。論理シミュレーションは、各ストロー
ブポイントSTBにおいて、出力信号データSOが期待
値データに一致するか否かを比較する。比較の結果、問
題がなければ、その入力信号データとストローブ信号デ
ータ(STB)から、LSIテスタ用のテストデータを
作成して、回路検証装置(LSIテスター)によるLS
Iのテストを行っていた。
は、LSIの論理シミュレーションを用いて検証され
る。LSIの論理シミュレーションは、LSIの論理回
路データと、入力信号データ及びストローブ信号データ
(STB)を入力する。ここで、ストローブ信号データ
(STB)とは、信号のレベル検出時間のデータであ
り、図2に示すように一定周期又は任意のストローブポ
イント(STB1、STB2,STB3…等)が設定さ
れたものである。論理シミュレーションは、各ストロー
ブポイントSTBにおいて、出力信号データSOが期待
値データに一致するか否かを比較する。比較の結果、問
題がなければ、その入力信号データとストローブ信号デ
ータ(STB)から、LSIテスタ用のテストデータを
作成して、回路検証装置(LSIテスター)によるLS
Iのテストを行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図3に示すように、低
抵抗の配線上では反射波が生じ、測定点31において信
号波形図が歪むことがあるが、従来ではこの影響が問題
となることはほとんどなかった。しかし、半導体集積回
路の微細化・高速化によって反射波の影響が大きくな
り、LSIテストデータの検証においても問題となる場
合が出てきた。
抵抗の配線上では反射波が生じ、測定点31において信
号波形図が歪むことがあるが、従来ではこの影響が問題
となることはほとんどなかった。しかし、半導体集積回
路の微細化・高速化によって反射波の影響が大きくな
り、LSIテストデータの検証においても問題となる場
合が出てきた。
【0004】図4は、LSIテストデータの検証上問題
となる信号波形図の歪みを説明するためのものである。
図4(a)は歪みの無い信号波形を示すものであり、ス
トローブポイントSTB上では出力信号がVthに達し
ている。図4(b)は反射波によって歪み41が生じた
場合であるが、出力信号がVthに達した後に歪み41
が生じている。このように従来では、信号波形の歪みが
図4(b)程度だったため、出力信号の遅延には影響が
無く問題は生じていなかった。
となる信号波形図の歪みを説明するためのものである。
図4(a)は歪みの無い信号波形を示すものであり、ス
トローブポイントSTB上では出力信号がVthに達し
ている。図4(b)は反射波によって歪み41が生じた
場合であるが、出力信号がVthに達した後に歪み41
が生じている。このように従来では、信号波形の歪みが
図4(b)程度だったため、出力信号の遅延には影響が
無く問題は生じていなかった。
【0005】しかし、半導体集積回路の微細化・高速化
によって、出力信号がVthに達する前に反射波により
歪む場合が出てきた。図4(d)の場合は、波形の歪み
41が出力信号のVthに達する前で起きているので、
出力信号が遅延42したものと認識される。また、図4
(c)のように、たとえ出力信号がVthに達した後で
あっても、Vth前後で出力信号が不安定であれば、動
作が保証できる出力信号としては遅延42することにな
る。従って、図4(c)、(d)のような場合では、実
際のチップは実用できる程度に十分、正常動作するにも
かかわらず、テストではストローブポイントで一律に判
定するため、誤動作として判定してしまうという問題が
生じる。
によって、出力信号がVthに達する前に反射波により
歪む場合が出てきた。図4(d)の場合は、波形の歪み
41が出力信号のVthに達する前で起きているので、
出力信号が遅延42したものと認識される。また、図4
(c)のように、たとえ出力信号がVthに達した後で
あっても、Vth前後で出力信号が不安定であれば、動
作が保証できる出力信号としては遅延42することにな
る。従って、図4(c)、(d)のような場合では、実
際のチップは実用できる程度に十分、正常動作するにも
かかわらず、テストではストローブポイントで一律に判
定するため、誤動作として判定してしまうという問題が
生じる。
【0006】この問題を回避するための一手段として、
例えば、図5に示すように、周辺回路に終端抵抗51を
設ける方法がある。しかし、終端抵抗を設けると信号の
振幅が小さくなり、誤動作する可能性がある。したがっ
て、反射波の影響を防ぐべき箇所だけに適当な抵抗値を
設定しなければならないが、そのような個別の対処で
は、多ピン化が進んだ現在、試験工数が大きくなるため
実用的ではない。
例えば、図5に示すように、周辺回路に終端抵抗51を
設ける方法がある。しかし、終端抵抗を設けると信号の
振幅が小さくなり、誤動作する可能性がある。したがっ
て、反射波の影響を防ぐべき箇所だけに適当な抵抗値を
設定しなければならないが、そのような個別の対処で
は、多ピン化が進んだ現在、試験工数が大きくなるため
実用的ではない。
【0007】本発明は上記問題を解決するためになされ
たものであって、反射波の影響による信号遅延を考慮し
たテストデータの検証方法を提供することを目的とす
る。
たものであって、反射波の影響による信号遅延を考慮し
たテストデータの検証方法を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題は、外部端子に
接続している出力バッファの駆動能力に基づいて出力バ
ッファの遅延時間を求め、遅延時間による補正をしてデ
バイス遅延計算を行うことを特徴とするLSIテストデ
ータ検証方法によって解決される。この方法により、出
力バッファの駆動能力に応じて、反射波の影響による遅
延値を求め、この値によって補正したデバイス遅延計算
が可能となり、正常に動作するLSIを反射波の影響に
よって誤動作するものと誤って判定する問題を防ぐこと
ができる。
接続している出力バッファの駆動能力に基づいて出力バ
ッファの遅延時間を求め、遅延時間による補正をしてデ
バイス遅延計算を行うことを特徴とするLSIテストデ
ータ検証方法によって解決される。この方法により、出
力バッファの駆動能力に応じて、反射波の影響による遅
延値を求め、この値によって補正したデバイス遅延計算
が可能となり、正常に動作するLSIを反射波の影響に
よって誤動作するものと誤って判定する問題を防ぐこと
ができる。
【0009】また、上記問題は、上記テストデータ検証
方法における遅延時間による補正を、出力バッファの遅
延時間を容量値に換算し、容量値を外部端子の負荷容量
に加算することからなるLSIテストデータ検証方法に
よって解決される。この方法により、デバイス遅延計算
処理に格別の変更をせず、簡単な前処理を施すことのみ
で、反射波の影響による遅延時間をデバイス遅延計算処
理に入れてテストデータを検証することができる。
方法における遅延時間による補正を、出力バッファの遅
延時間を容量値に換算し、容量値を外部端子の負荷容量
に加算することからなるLSIテストデータ検証方法に
よって解決される。この方法により、デバイス遅延計算
処理に格別の変更をせず、簡単な前処理を施すことのみ
で、反射波の影響による遅延時間をデバイス遅延計算処
理に入れてテストデータを検証することができる。
【0010】また、上記問題は、上記テストデータ検証
方法における遅延時間の補正を、外部パラメータにより
補正の有無を選択可能とするLSIテストデータ検証方
法によって解決される。この方法により、補正処理の有
無を簡単に切り換え、反射波の影響を受ける低駆動能力
の出力バッファと、反射波の影響を受けない高駆動能力
の出力バッファとを同一条件で検証することができ、検
証工数の削減に役立つ。
方法における遅延時間の補正を、外部パラメータにより
補正の有無を選択可能とするLSIテストデータ検証方
法によって解決される。この方法により、補正処理の有
無を簡単に切り換え、反射波の影響を受ける低駆動能力
の出力バッファと、反射波の影響を受けない高駆動能力
の出力バッファとを同一条件で検証することができ、検
証工数の削減に役立つ。
【0011】また、上記問題は、外部端子と出力バッフ
ァとの接続関係を表す第1の情報ファイルを入力する工
程と、出力バッファの駆動能力に対応する遅延時間を表
す第2の情報ファイルを入力する工程と、全ての外部端
子について以下の処理を繰り返す工程と、一の外部端子
に接続する一の出力バッファを第1の情報ファイルから
検索する工程と、一の出力バッファの駆動能力に対応す
る遅延時間を第2の情報ファイルから検索する工程と、
遅延時間を容量値に換算する工程と、容量値を外部端子
の負荷容量値に加える工程とを有することを特徴とする
LSIテストデータ検証方法によって解決される。
ァとの接続関係を表す第1の情報ファイルを入力する工
程と、出力バッファの駆動能力に対応する遅延時間を表
す第2の情報ファイルを入力する工程と、全ての外部端
子について以下の処理を繰り返す工程と、一の外部端子
に接続する一の出力バッファを第1の情報ファイルから
検索する工程と、一の出力バッファの駆動能力に対応す
る遅延時間を第2の情報ファイルから検索する工程と、
遅延時間を容量値に換算する工程と、容量値を外部端子
の負荷容量値に加える工程とを有することを特徴とする
LSIテストデータ検証方法によって解決される。
【0012】この方法により、出力バッファの駆動能力
に応じて、反射波の影響による遅延値を求め、この値に
より補正したデバイス遅延計算が可能となり、正常に動
作するLSIを誤動作するものと判定する問題を防ぐこ
とができる。本発明の原理を、図1を使って説明する。
図1(a)は出力バッファの駆動能力と反射波の影響と
の関係を示したグラフである。同図において、10は駆
動能力の高い出力バッファの出力信号の波形、11は駆
動能力が中程度の出力バッファの出力信号の波形、12
は駆動能力が低い出力バッファの出力信号の波形を示
す。
に応じて、反射波の影響による遅延値を求め、この値に
より補正したデバイス遅延計算が可能となり、正常に動
作するLSIを誤動作するものと判定する問題を防ぐこ
とができる。本発明の原理を、図1を使って説明する。
図1(a)は出力バッファの駆動能力と反射波の影響と
の関係を示したグラフである。同図において、10は駆
動能力の高い出力バッファの出力信号の波形、11は駆
動能力が中程度の出力バッファの出力信号の波形、12
は駆動能力が低い出力バッファの出力信号の波形を示
す。
【0013】図1(a)に示すように、反射波とは、出
力信号が変化を開始した時に発生し、ある時間(Tz)
で帰ってきて、出力信号波形に影響を及ぼし、歪み1
3、14、15を生じさせるものである。この歪みの位
置は回路の駆動能力によって変わることが図1から分か
る。つまり、出力バッファの駆動能力が高いほど信号波
形は鋭いので、波形10に示されるように、出力信号が
Vthを超えた後に反射波が帰ってくるので遅延は生じ
ない。出力バッファの駆動能力が中位の場合には、信号
波形はやや鈍るので、波形11に示されるように、波形
の歪み14はやや遅く生じる。また、出力バッファの駆
動能力が低いと信号波形はさらに鈍くなるので、波形1
2に示されるように、出力信号がVthを超える前に、
反射波が帰ってきて遅延が生じる。すなわち、出力バッ
ファの駆動能力が低いほど、反射波の影響による出力信
号の遅延は大きくなるという関係があることが分かる。
力信号が変化を開始した時に発生し、ある時間(Tz)
で帰ってきて、出力信号波形に影響を及ぼし、歪み1
3、14、15を生じさせるものである。この歪みの位
置は回路の駆動能力によって変わることが図1から分か
る。つまり、出力バッファの駆動能力が高いほど信号波
形は鋭いので、波形10に示されるように、出力信号が
Vthを超えた後に反射波が帰ってくるので遅延は生じ
ない。出力バッファの駆動能力が中位の場合には、信号
波形はやや鈍るので、波形11に示されるように、波形
の歪み14はやや遅く生じる。また、出力バッファの駆
動能力が低いと信号波形はさらに鈍くなるので、波形1
2に示されるように、出力信号がVthを超える前に、
反射波が帰ってきて遅延が生じる。すなわち、出力バッ
ファの駆動能力が低いほど、反射波の影響による出力信
号の遅延は大きくなるという関係があることが分かる。
【0014】そこで、図1(b)に示すように、このよ
うな反射波の影響で遅延が生じるような低駆動能力の出
力バッファ16の場合には、その駆動能力に応じた遅延
時間17をデバイス遅延計算に加えて回路検証を行えば
よい。そうすれば、反射波の影響で誤動作していると判
定された部分も正常に動作していると判定できるように
なる。
うな反射波の影響で遅延が生じるような低駆動能力の出
力バッファ16の場合には、その駆動能力に応じた遅延
時間17をデバイス遅延計算に加えて回路検証を行えば
よい。そうすれば、反射波の影響で誤動作していると判
定された部分も正常に動作していると判定できるように
なる。
【0015】本発明では、出力バッファの駆動能力に応
じて反射波の影響による遅延時間を求め、これを各出力
バッファの遅延値として補正することで、反射波による
遅延が生じても誤動作と判定しない、適切なLSIテス
トデータの検証方法を提供することを目的とする。
じて反射波の影響による遅延時間を求め、これを各出力
バッファの遅延値として補正することで、反射波による
遅延が生じても誤動作と判定しない、適切なLSIテス
トデータの検証方法を提供することを目的とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。図6は本実施の形態の全体を表す概略図である。
図において、60はネット情報ファイル、61は論理ラ
イブラリファイル、62は論理回路データの作成処理、
63はネット情報の階層展開処理、64は論理モデル作
成処理、65は遅延値設定処理、66は論理回路データ
を示すものである。
する。図6は本実施の形態の全体を表す概略図である。
図において、60はネット情報ファイル、61は論理ラ
イブラリファイル、62は論理回路データの作成処理、
63はネット情報の階層展開処理、64は論理モデル作
成処理、65は遅延値設定処理、66は論理回路データ
を示すものである。
【0017】図に示すように、論理回路データ作成処理
62において、まずネット情報ファイル60を入力し、
階層展開処理63を行う。次に、論理ライブラリファイ
ル61を入力し、論理モデルを作成64する。さらに、
遅延値設定処理65を行い、作成した論理回路データ6
6を出力する流れとなる。本発明は、論理回路データ作
成処理62における遅延値設定処理65に関するもので
あり、さらに言えば、遅延値設定処理65内で、実際の
遅延値計算を行う前処理として信号遅延の補正値を算出
するものである。
62において、まずネット情報ファイル60を入力し、
階層展開処理63を行う。次に、論理ライブラリファイ
ル61を入力し、論理モデルを作成64する。さらに、
遅延値設定処理65を行い、作成した論理回路データ6
6を出力する流れとなる。本発明は、論理回路データ作
成処理62における遅延値設定処理65に関するもので
あり、さらに言えば、遅延値設定処理65内で、実際の
遅延値計算を行う前処理として信号遅延の補正値を算出
するものである。
【0018】次に、図7を用いて、図6で示す遅延値設
定処理65内の前処理である補正値算出処理について説
明する。図7は、本発明の実施の形態であるデバイス遅
延時間の補正値算出処理を示すフローチャートである。
図において、71は論理回路情報ファイル、72はライ
ブラリ情報ファイル、73は物理情報ファイル、74は
外部要因データファイル、75は低駆動能力の出力バッ
ファ固有の情報が格納されたライブラリファイルを示
す。
定処理65内の前処理である補正値算出処理について説
明する。図7は、本発明の実施の形態であるデバイス遅
延時間の補正値算出処理を示すフローチャートである。
図において、71は論理回路情報ファイル、72はライ
ブラリ情報ファイル、73は物理情報ファイル、74は
外部要因データファイル、75は低駆動能力の出力バッ
ファ固有の情報が格納されたライブラリファイルを示
す。
【0019】図7に示すように、本補正値算出処理で
は、ステップ1から4で、各種情報ファイルの入力を行
う。まず、ステップ1では論理回路情報ファイル71か
ら論理回路情報を入力する。論理回路情報とは、設計し
た論理回路データである。次に、ステップ2でライブラ
リ情報ファイル72からライブラリ情報を入力する。ラ
イブラリ情報とは、論理回路設計において使用した論理
素子の情報で、例えば遅延計算用のパラメータの情報等
が格納されたライブラリである。ステップ3では、物理
情報ファイル73から物理情報を入力する。物理情報と
は、配線の負荷に関する情報であり、デバイス遅延計算
時においてLSI内部の配線の遅延計算にはこの負荷情
報が使用される。ステップ4では、外部要因データファ
イル74から外部要因データを入力する。外部要因デー
タとは、デバイス遅延計算を行う際に考慮される、回路
の周りで遅延に影響を与える要因の情報であり、例えば
チップとパッケージの端子の接続情報や、テスタ容量、
パッケージ容量等の外部負荷容量の情報である。デバイ
ス遅延計算時において外部端子に関する遅延計算には、
この外部要因データの外部負荷容量の情報が使用され
る。
は、ステップ1から4で、各種情報ファイルの入力を行
う。まず、ステップ1では論理回路情報ファイル71か
ら論理回路情報を入力する。論理回路情報とは、設計し
た論理回路データである。次に、ステップ2でライブラ
リ情報ファイル72からライブラリ情報を入力する。ラ
イブラリ情報とは、論理回路設計において使用した論理
素子の情報で、例えば遅延計算用のパラメータの情報等
が格納されたライブラリである。ステップ3では、物理
情報ファイル73から物理情報を入力する。物理情報と
は、配線の負荷に関する情報であり、デバイス遅延計算
時においてLSI内部の配線の遅延計算にはこの負荷情
報が使用される。ステップ4では、外部要因データファ
イル74から外部要因データを入力する。外部要因デー
タとは、デバイス遅延計算を行う際に考慮される、回路
の周りで遅延に影響を与える要因の情報であり、例えば
チップとパッケージの端子の接続情報や、テスタ容量、
パッケージ容量等の外部負荷容量の情報である。デバイ
ス遅延計算時において外部端子に関する遅延計算には、
この外部要因データの外部負荷容量の情報が使用され
る。
【0020】次に、ステップ5では、遅延時間の補正が
必要かを判定する。予め設定されたパラメータにより、
出力バッファの遅延値の補正を行う必要があれば以下の
処理を行い、必要がなければ処理を終了させる。例え
ば、終端抵抗を用いた方法によって反射波の影響を防ぐ
場合には、補正処理は不要である。次に、ステップ6で
は、低駆動能力の出力バッファ情報ファイル75から低
駆動能力の出力バッファの識別名及び補正値データ等の
データを入力する。
必要かを判定する。予め設定されたパラメータにより、
出力バッファの遅延値の補正を行う必要があれば以下の
処理を行い、必要がなければ処理を終了させる。例え
ば、終端抵抗を用いた方法によって反射波の影響を防ぐ
場合には、補正処理は不要である。次に、ステップ6で
は、低駆動能力の出力バッファ情報ファイル75から低
駆動能力の出力バッファの識別名及び補正値データ等の
データを入力する。
【0021】次に、ステップ7では、対象となる内部素
子を1つ選び、この内部素子が低駆動能力の出力バッフ
ァであるか否かを判定する。すなわち、対象となる内部
素子の識別名が、ステップ6で入力した低駆動能力出力
バッファの識別名の一つと一致するか否かを見て、識別
名が一致するものがあった場合には低駆動能力の出力バ
ッファであるとして以下の補正処理を行い、一致するも
のがなければ低駆動能力の出力バッファでないとして以
下の補正処理は行わない。ステップ8では、一致した識
別名の低駆動能力の出力バッファに対応する遅延時間デ
ータを読み出し、これから実際の補正値である容量値へ
の換算を行う。
子を1つ選び、この内部素子が低駆動能力の出力バッフ
ァであるか否かを判定する。すなわち、対象となる内部
素子の識別名が、ステップ6で入力した低駆動能力出力
バッファの識別名の一つと一致するか否かを見て、識別
名が一致するものがあった場合には低駆動能力の出力バ
ッファであるとして以下の補正処理を行い、一致するも
のがなければ低駆動能力の出力バッファでないとして以
下の補正処理は行わない。ステップ8では、一致した識
別名の低駆動能力の出力バッファに対応する遅延時間デ
ータを読み出し、これから実際の補正値である容量値へ
の換算を行う。
【0022】ステップ9では、算出した容量の補正値
を、ステップ4で入力された外部接続端子毎の負荷容量
のデータに加算する。ここで補正した外部接続端子の負
荷容量は、後続処理であるデバイス遅延計算処理に渡さ
れ使用される。ステップ10では、全出力バッファの検
索が終了したかを判定し、終了していなければステップ
7に戻り検索処理を繰り返す。
を、ステップ4で入力された外部接続端子毎の負荷容量
のデータに加算する。ここで補正した外部接続端子の負
荷容量は、後続処理であるデバイス遅延計算処理に渡さ
れ使用される。ステップ10では、全出力バッファの検
索が終了したかを判定し、終了していなければステップ
7に戻り検索処理を繰り返す。
【0023】以上、ステップ1から10までが補正値算
出処理である。この後でデバイス遅延計算が行われ、補
正された遅延値により論理回路情報76が更新される。
以下に、図8、9を用い、低駆動能力の出力バッファの
補正値を求める方法について具体的に説明する。図8は
対象となる外部出力端子と出力バッファの組み合わせ例
を2つ示している。図において、80は高駆動能力を有
する出力バッファ、81は低駆動能力を有する出力バッ
ファ、82、83は各々外部出力端子を示す。また、8
4は低駆動能力出力バッファの識別名であるセル名及び
これに対応する遅延時間の補正値データ86が格納され
た低駆動能力出力バッファ情報ファイルである。
出処理である。この後でデバイス遅延計算が行われ、補
正された遅延値により論理回路情報76が更新される。
以下に、図8、9を用い、低駆動能力の出力バッファの
補正値を求める方法について具体的に説明する。図8は
対象となる外部出力端子と出力バッファの組み合わせ例
を2つ示している。図において、80は高駆動能力を有
する出力バッファ、81は低駆動能力を有する出力バッ
ファ、82、83は各々外部出力端子を示す。また、8
4は低駆動能力出力バッファの識別名であるセル名及び
これに対応する遅延時間の補正値データ86が格納され
た低駆動能力出力バッファ情報ファイルである。
【0024】図8に示すように、外部出力端子82に接
続された出力バッファ80はセル名がCELLAであ
り、低駆動能力出力バッファ情報ファイル84にはセル
名CELLAのデータが存在しない。従って、出力バッ
ファ80は補正が必要な低駆動能力の出力バッファでは
ないと判断される。また、外部出力端子83に接続され
た出力バッファ81はセル名がCELLBであり、低駆
動能力出力バッファ情報ファイル84を検索すると、セ
ル名CELLBが見つかるので、補正処理が必要な低駆
動能力出力バッファであることが分かる。またセル名C
ELLBに対応する遅延時間は3000(ps)である
ので、出力バッファ81が生じる遅延時間3000(p
s)を加算して補正しなければならない。このように、
出力バッファの駆動能力に応じて、低駆動能力出力バッ
ファ情報ファイル84に出力バッファの識別名85と遅
延時間86を格納しておき、この値を補正値としてデバ
イス遅延計算で利用する。
続された出力バッファ80はセル名がCELLAであ
り、低駆動能力出力バッファ情報ファイル84にはセル
名CELLAのデータが存在しない。従って、出力バッ
ファ80は補正が必要な低駆動能力の出力バッファでは
ないと判断される。また、外部出力端子83に接続され
た出力バッファ81はセル名がCELLBであり、低駆
動能力出力バッファ情報ファイル84を検索すると、セ
ル名CELLBが見つかるので、補正処理が必要な低駆
動能力出力バッファであることが分かる。またセル名C
ELLBに対応する遅延時間は3000(ps)である
ので、出力バッファ81が生じる遅延時間3000(p
s)を加算して補正しなければならない。このように、
出力バッファの駆動能力に応じて、低駆動能力出力バッ
ファ情報ファイル84に出力バッファの識別名85と遅
延時間86を格納しておき、この値を補正値としてデバ
イス遅延計算で利用する。
【0025】以下に、図9を用い、図8の出力バッファ
CELLBの例を用いて、低駆動能力の出力バッファの
補正値をどのように求めるか、その手順について説明す
る。まず、ステップ1では、論理回路情報ファイル90
から外部接続端子を検索し、外部端子名の一つであるO
PINを対象として選択する。次にステップ2で、論理
回路情報ファイル90から、対象となる外部端子名OP
INに接続する駆動内部素子の識別名CELLBを求め
る。ステップ3では、この駆動内部素子が低駆動能力の
出力バッファであるか否かを、低駆動能力出力バッファ
情報ファイル91に登録された識別名と識別名CELL
Bとを比較して検索する。ここで、識別名CELLBは
低駆動能力出力バッファ情報ファイルに登録された名の
一つと一致するので、低駆動能力出力バッファであると
認識され、かつ、識別名CELLBの遅延時間の補正値
データ3000psを求める。次に、ステップ4で、こ
の遅延時間の補正値3000psを容量値に換算する。
容量値(cap)への換算は、遅延時間(dt)/遅延
時間の容量依存係数(drv)の換算式により、300
0(ps)/ 60(s/F)=50(pF)となる。
CELLBの例を用いて、低駆動能力の出力バッファの
補正値をどのように求めるか、その手順について説明す
る。まず、ステップ1では、論理回路情報ファイル90
から外部接続端子を検索し、外部端子名の一つであるO
PINを対象として選択する。次にステップ2で、論理
回路情報ファイル90から、対象となる外部端子名OP
INに接続する駆動内部素子の識別名CELLBを求め
る。ステップ3では、この駆動内部素子が低駆動能力の
出力バッファであるか否かを、低駆動能力出力バッファ
情報ファイル91に登録された識別名と識別名CELL
Bとを比較して検索する。ここで、識別名CELLBは
低駆動能力出力バッファ情報ファイルに登録された名の
一つと一致するので、低駆動能力出力バッファであると
認識され、かつ、識別名CELLBの遅延時間の補正値
データ3000psを求める。次に、ステップ4で、こ
の遅延時間の補正値3000psを容量値に換算する。
容量値(cap)への換算は、遅延時間(dt)/遅延
時間の容量依存係数(drv)の換算式により、300
0(ps)/ 60(s/F)=50(pF)となる。
【0026】一方、ステップ3の判定で対象内部素子が
低駆動能力出力バッファでないと認識される場合には、
ステップ4及び5の処理はされずにステップ6へ飛ぶ。
ステップ5では、求めた補正値である容量値50(p
F)を対象となる外部接続端子OPINの外部負荷容量
に足し込む。最後に、ステップ6では、全ての外部端子
について上記補正処理を行ったか否かを判定し、未処理
の外部端子があれば、ステップ3以降の処理を繰り返
す。
低駆動能力出力バッファでないと認識される場合には、
ステップ4及び5の処理はされずにステップ6へ飛ぶ。
ステップ5では、求めた補正値である容量値50(p
F)を対象となる外部接続端子OPINの外部負荷容量
に足し込む。最後に、ステップ6では、全ての外部端子
について上記補正処理を行ったか否かを判定し、未処理
の外部端子があれば、ステップ3以降の処理を繰り返
す。
【0027】以上の処理で、反射波による遅延時間に対
応する容量値によって、外部接続端子OPINの負荷容
量が補正される。
応する容量値によって、外部接続端子OPINの負荷容
量が補正される。
【0028】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、反射波の
影響による遅延時間を出力バッファの駆動能力により求
め、この遅延時間を加算してデバイス遅延計算を行うこ
とで、反射波による遅延を考慮したLSIテストパター
ンの検証が可能となる。また、本発明によれば、反射波
の影響を受ける回路と影響を受けない回路との両方が、
同一条件で検証できることとなり、半導体回路の検証工
数を削減し、回路検証の性能向上に寄与することとな
る。
影響による遅延時間を出力バッファの駆動能力により求
め、この遅延時間を加算してデバイス遅延計算を行うこ
とで、反射波による遅延を考慮したLSIテストパター
ンの検証が可能となる。また、本発明によれば、反射波
の影響を受ける回路と影響を受けない回路との両方が、
同一条件で検証できることとなり、半導体回路の検証工
数を削減し、回路検証の性能向上に寄与することとな
る。
【図1】本発明の原理図である。
【図2】従来技術の説明図である。
【図3】従来技術で起こる問題点を説明する図(1)で
ある。
ある。
【図4】従来技術で起こる問題点を説明する図(2)で
ある。
ある。
【図5】従来の問題点解決法を説明する図である。
【図6】本発明実施の形態の概略図である。
【図7】本発明の実施の形態の補正値算出処理を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態の補正値算出を示す図
(1)である。
(1)である。
【図9】本発明の実施の形態の補正値算出を示す図
(2)である。
(2)である。
10…駆動能力の高い出力バッファの出力信号の波形 11…駆動能力の中程度の出力バッファの出力信号の波
形 12…駆動能力の低い出力バッファの出力信号の波形 13、14、15、41…波形の歪み 16、81…低駆動能力出力バッファ 17…遅延時間 18、82、83…外部接続端子 31、54…測定点 42…出力信号の遅延 51…終端抵抗 52…チップ側の出力端子 53…テスター容量 60…ネット情報ファイル 61…論理ライブラリファイル 62…論理回路データ作成処理 63…階層展開処理 64…論理モデル作成処理 65…遅延値設定処理 66…論理回路データファイル 71…論理回路情報ファイル 72…ライブラリ情報ファイル 73…物理情報ファイル 74…外部要因データファイル 75、84…低駆動能力の出力バッファ情報ファイル 76…論理回路情報ファイル 80…高駆動能力を有する出力バッファ 85…出力バッファの識別名 86…出力バッファの遅延時間 SO…出力信号データ STB…ストローブ信号データ
形 12…駆動能力の低い出力バッファの出力信号の波形 13、14、15、41…波形の歪み 16、81…低駆動能力出力バッファ 17…遅延時間 18、82、83…外部接続端子 31、54…測定点 42…出力信号の遅延 51…終端抵抗 52…チップ側の出力端子 53…テスター容量 60…ネット情報ファイル 61…論理ライブラリファイル 62…論理回路データ作成処理 63…階層展開処理 64…論理モデル作成処理 65…遅延値設定処理 66…論理回路データファイル 71…論理回路情報ファイル 72…ライブラリ情報ファイル 73…物理情報ファイル 74…外部要因データファイル 75、84…低駆動能力の出力バッファ情報ファイル 76…論理回路情報ファイル 80…高駆動能力を有する出力バッファ 85…出力バッファの識別名 86…出力バッファの遅延時間 SO…出力信号データ STB…ストローブ信号データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢田 裕貴 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 田中 直 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】外部端子に接続している出力バッファの駆
動能力に基づいて出力バッファの遅延時間を求め、該遅
延時間による補正をしてデバイス遅延計算を行うことを
特徴とするLSIテストデータ検証方法。 - 【請求項2】前記遅延時間による補正は、前記出力バッ
ファの遅延時間を容量値に換算し、該容量値を外部端子
の負荷容量に加算することからなることを特徴とする請
求項1記載のLSIテストデータ検証方法。 - 【請求項3】前記遅延時間による補正は、外部パラメー
タにより補正の有無を選択可能とすることを特徴とする
請求項1記載のLSIテストデータ検証方法。 - 【請求項4】外部端子と出力バッファとの接続関係を表
す第1の情報ファイルを入力する工程と、 前記出力バッファの駆動能力に対応する遅延時間を表す
第2の情報ファイルを入力する工程と、 全ての外部端子について以下の処理を繰り返す工程と、 一の外部端子に接続する一の出力バッファを第1の情報
ファイルから検索する工程と、 前記一の出力バッファの駆動能力に対応する遅延時間を
第2の情報ファイルから検索する工程と、 前記遅延時間を容量値に換算する工程と、 前記容量値を前記外部端子の負荷容量値に加える工程と
を有することを特徴とするLSIテストデータ検証方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10163477A JPH11353352A (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | Lsiテストデータ検証方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10163477A JPH11353352A (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | Lsiテストデータ検証方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11353352A true JPH11353352A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=15774629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10163477A Withdrawn JPH11353352A (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | Lsiテストデータ検証方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11353352A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7640127B2 (en) | 2003-02-04 | 2009-12-29 | Advantest Corporation | Detection apparatus, detection method, and program |
-
1998
- 1998-06-11 JP JP10163477A patent/JPH11353352A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7640127B2 (en) | 2003-02-04 | 2009-12-29 | Advantest Corporation | Detection apparatus, detection method, and program |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050906 |