JPH11353098A - 入力指示器 - Google Patents
入力指示器Info
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- JPH11353098A JPH11353098A JP15544898A JP15544898A JPH11353098A JP H11353098 A JPH11353098 A JP H11353098A JP 15544898 A JP15544898 A JP 15544898A JP 15544898 A JP15544898 A JP 15544898A JP H11353098 A JPH11353098 A JP H11353098A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 先端部を座標入力装置の座標入力面上の任意
の位置に当接させることにより当接位置の座標を入力す
るための座標入力装置用の入力指示器において、座標入
力時の座標入力面に対する傾きによる座標検出精度ある
いは分解能の劣化、検出不能、サンプリングレートの低
下等の問題を防止する。 【解決手段】 光学式座標入力装置用の入力指示器1の
先端部5は、回動軸7a,8a及び回動レバー7b,8
bからなる回動機構により回動可能に支持される。座標
入力時に、先端部5を座標入力面に当接させる押圧力に
より、先端部5が回動し、その当接面5aが座標入力面
に平行に当接し、先端部5の軸方向が座標入力面に対し
垂直になる。これにより先端部5内のLED6の発光の
指向性が狭くても、入力指示器の傾きにかかわらず、常
に座標検出のために充分な光量を安定して入力できる。
の位置に当接させることにより当接位置の座標を入力す
るための座標入力装置用の入力指示器において、座標入
力時の座標入力面に対する傾きによる座標検出精度ある
いは分解能の劣化、検出不能、サンプリングレートの低
下等の問題を防止する。 【解決手段】 光学式座標入力装置用の入力指示器1の
先端部5は、回動軸7a,8a及び回動レバー7b,8
bからなる回動機構により回動可能に支持される。座標
入力時に、先端部5を座標入力面に当接させる押圧力に
より、先端部5が回動し、その当接面5aが座標入力面
に平行に当接し、先端部5の軸方向が座標入力面に対し
垂直になる。これにより先端部5内のLED6の発光の
指向性が狭くても、入力指示器の傾きにかかわらず、常
に座標検出のために充分な光量を安定して入力できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばペン形状や
棒形状に形成され、先端部を座標入力装置の座標入力面
上の任意の位置に当接させることにより当接位置の座標
を入力するための座標入力装置用の入力指示器に関する
ものである。
棒形状に形成され、先端部を座標入力装置の座標入力面
上の任意の位置に当接させることにより当接位置の座標
を入力するための座標入力装置用の入力指示器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、座標入力装置は、座標入力手段の
方式に応じて様々な構成を有するものが知られている。
方式に応じて様々な構成を有するものが知られている。
【0003】例えば、座標入力手段が光を利用した光学
式の場合には、CCDエリアセンサやリニアセンサを用
いて、座標入力面上の入力指示器が発光する光スポット
を撮像し、重心座標あるいはパターンマッチングを用い
るなどの画像処理を行なって、光スポットの位置の座標
値を演算して出力するものや、PSDと呼ばれる位置検
出素子(光スポットの位置に対応した出力電圧が得られ
るアナログデバイス)を用いるものなどが知られてい
る。この場合、入力指示器の先端部には光スポットを投
射するLEDが設けられている。
式の場合には、CCDエリアセンサやリニアセンサを用
いて、座標入力面上の入力指示器が発光する光スポット
を撮像し、重心座標あるいはパターンマッチングを用い
るなどの画像処理を行なって、光スポットの位置の座標
値を演算して出力するものや、PSDと呼ばれる位置検
出素子(光スポットの位置に対応した出力電圧が得られ
るアナログデバイス)を用いるものなどが知られてい
る。この場合、入力指示器の先端部には光スポットを投
射するLEDが設けられている。
【0004】また、座標入力面を構成する入力板中を伝
播する超音波振動を、入力板の隅部に複数個配置された
センサにより検出し、振動の伝播時間より入力指示器の
入力位置(当接位置)とセンサ間の距離を導出し、入力
指示器の入力位置の座標を算出する超音波利用方式の装
置が知られている。この装置の場合には、入力指示器の
先端部近傍にPZT等の電気機械変換素子(振動子)が
内蔵され、この変換素子を電気的に駆動することによ
り、入力指示器先端部から入力板に超音波振動を伝達す
る。
播する超音波振動を、入力板の隅部に複数個配置された
センサにより検出し、振動の伝播時間より入力指示器の
入力位置(当接位置)とセンサ間の距離を導出し、入力
指示器の入力位置の座標を算出する超音波利用方式の装
置が知られている。この装置の場合には、入力指示器の
先端部近傍にPZT等の電気機械変換素子(振動子)が
内蔵され、この変換素子を電気的に駆動することによ
り、入力指示器先端部から入力板に超音波振動を伝達す
る。
【0005】また、X方向およびY方向にライン状ある
いはループコイル状の透明電極パターンを有する1枚あ
るいは2枚以上のガラスあるいは樹脂からなる板で座標
入力面を構成し、静電気あるいは電磁気を利用して入力
指示器の入力位置の座標を検出する静電容量結合方式あ
るいは電磁誘導方式の装置が知られている。これらの装
置の場合には、入力指示器の先端部は樹脂等からなり、
その先端部近傍に静電プローブあるいはコイルが設けら
れる。
いはループコイル状の透明電極パターンを有する1枚あ
るいは2枚以上のガラスあるいは樹脂からなる板で座標
入力面を構成し、静電気あるいは電磁気を利用して入力
指示器の入力位置の座標を検出する静電容量結合方式あ
るいは電磁誘導方式の装置が知られている。これらの装
置の場合には、入力指示器の先端部は樹脂等からなり、
その先端部近傍に静電プローブあるいはコイルが設けら
れる。
【0006】上記のような座標入力装置は、小型の携帯
情報機器から黒板サイズ程度の大画面のプロジェクタデ
ィスプレイにまで応用され、いわゆるペン入力機能を実
現する。
情報機器から黒板サイズ程度の大画面のプロジェクタデ
ィスプレイにまで応用され、いわゆるペン入力機能を実
現する。
【0007】例えば、図10に示すように、略直方体状
の外形を有するペン入力の携帯情報機器の本体202内
に座標入力手段が表示手段と重ね合わされて一体的に設
置される。すなわち、本体202の一面には、座標入力
手段の入力面を構成する入力板203が設けられ、その
下に表示手段として例えば液晶パネルが設けられる。
の外形を有するペン入力の携帯情報機器の本体202内
に座標入力手段が表示手段と重ね合わされて一体的に設
置される。すなわち、本体202の一面には、座標入力
手段の入力面を構成する入力板203が設けられ、その
下に表示手段として例えば液晶パネルが設けられる。
【0008】操作者が入力指示器としての入力ペン20
1の先端を入力板203の入力面に近づける、あるいは
当接させることで、ペン201の指示位置の座標、すな
わち入力点の座標が座標入力手段により検出され、本体
202内のCPU、あるいは本体202に接続してある
パソコンに出力される。この入力点の座標の出力結果に
基づいて、上記CPUあるいはパソコンにより所定の機
能、例えばメニューコマンドの実行等が行われる。
1の先端を入力板203の入力面に近づける、あるいは
当接させることで、ペン201の指示位置の座標、すな
わち入力点の座標が座標入力手段により検出され、本体
202内のCPU、あるいは本体202に接続してある
パソコンに出力される。この入力点の座標の出力結果に
基づいて、上記CPUあるいはパソコンにより所定の機
能、例えばメニューコマンドの実行等が行われる。
【0009】またディスプレイ駆動回路の駆動により、
ペン201の指示位置に相当する点を液晶パネルに表示
することもできる。また、ペン201による入力が連続
的になされる場合には、所定のサンプリングレートで検
出した入力点群を線で結ぶことで、ペン201の操作の
軌跡を液晶パネルに表示することができる。さらには、
この軌跡を識別することで、文字あるいは図形の認識、
あるいはジェスチャーコマンドの実行等を行うことがで
きる。
ペン201の指示位置に相当する点を液晶パネルに表示
することもできる。また、ペン201による入力が連続
的になされる場合には、所定のサンプリングレートで検
出した入力点群を線で結ぶことで、ペン201の操作の
軌跡を液晶パネルに表示することができる。さらには、
この軌跡を識別することで、文字あるいは図形の認識、
あるいはジェスチャーコマンドの実行等を行うことがで
きる。
【0010】また、ペン201の円筒形の筐体の側面に
マウスボタンに相当するサイドスイッチを設け、このサ
イドスイッチをオンすることで、その情報がCPUある
いはパソコンに出力され、ペン201により指示されて
いるメニューコマンドあるいはアイコンを選択あるいは
実行することもできる。この場合は、各種のマウス対応
のアプリケーションがペン201により操作できる。
マウスボタンに相当するサイドスイッチを設け、このサ
イドスイッチをオンすることで、その情報がCPUある
いはパソコンに出力され、ペン201により指示されて
いるメニューコマンドあるいはアイコンを選択あるいは
実行することもできる。この場合は、各種のマウス対応
のアプリケーションがペン201により操作できる。
【0011】また、座標入力装置によるペン入力機能
は、例えば液晶パネル、光源、および投射レンズ等から
なる投射ユニットと、複数枚のミラー、および画像表示
用スクリーンからなるプロジェクタディスプレイにも応
用される。光学式の座標入力装置を例に挙げると、プロ
ジェクタディスプレイにおいて、投射ユニットにより投
射され、複数枚のミラーを介しスクリーンに表示される
画像の光路外の所定位置、例えばミラーの近傍に撮像手
段が配置される。入力指示器であるペンの先端部をスク
リーンに近づける、あるいは当接させることで、ペンの
指示位置の座標が撮像手段を介して検出され、プロジェ
クタディスプレイに接続されているパソコンに出力され
る。上記と同様に、指示位置の座標の出力結果に基づい
てパソコンにより所定の機能が行われる。またディスプ
レイ駆動回路により、ペンの指示位置に相当する点ある
いは軌跡をスクリーン上に表示することもできる。上記
のようなペン入力機能を有する大画面のプロジェクタデ
ィスプレイは会議室等での打ち合わせ、テレビ会議、あ
るいはプレゼンテーション等に利用される。
は、例えば液晶パネル、光源、および投射レンズ等から
なる投射ユニットと、複数枚のミラー、および画像表示
用スクリーンからなるプロジェクタディスプレイにも応
用される。光学式の座標入力装置を例に挙げると、プロ
ジェクタディスプレイにおいて、投射ユニットにより投
射され、複数枚のミラーを介しスクリーンに表示される
画像の光路外の所定位置、例えばミラーの近傍に撮像手
段が配置される。入力指示器であるペンの先端部をスク
リーンに近づける、あるいは当接させることで、ペンの
指示位置の座標が撮像手段を介して検出され、プロジェ
クタディスプレイに接続されているパソコンに出力され
る。上記と同様に、指示位置の座標の出力結果に基づい
てパソコンにより所定の機能が行われる。またディスプ
レイ駆動回路により、ペンの指示位置に相当する点ある
いは軌跡をスクリーン上に表示することもできる。上記
のようなペン入力機能を有する大画面のプロジェクタデ
ィスプレイは会議室等での打ち合わせ、テレビ会議、あ
るいはプレゼンテーション等に利用される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記い
ずれの方式の座標入力装置でも、座標入力操作時に入力
指示器が座標入力面に対し垂直方向から傾いていると、
指示位置の座標検出精度あるいは分解能が劣化してしま
う、さらには検出できなくなる、あるいはサンプリング
レートが低下するという問題がある。
ずれの方式の座標入力装置でも、座標入力操作時に入力
指示器が座標入力面に対し垂直方向から傾いていると、
指示位置の座標検出精度あるいは分解能が劣化してしま
う、さらには検出できなくなる、あるいはサンプリング
レートが低下するという問題がある。
【0013】すなわち、光学式の場合には、高精度、高
分解能、高サンプリングレートの座標入力を実現するに
は、センサーへの光の入力量を増大、安定化する必要が
ある。しかし、LEDを先端に取り付けた入力指示器の
入力面に対する角度が傾くほどに、光の入力量は減少
し、不安定になる。対応策として、LEDの発光分布を
広げる、あるいは拡散光学系を設けて拡散角度を大きく
する方法があるが、その分センサーで得られる光量が全
体的に減少してしまう。このため必要な光量を確保する
にはLEDの駆動電流を多くするしかなく、消費電力が
増大するという問題が出てくる。また、入力指示器(ペ
ン)が座標入力面を設けられた本体側とコードで接続さ
れていないコードレスペンの場合には、消費電力の増大
は、ペン内蔵の電池の寿命の短縮化、あるいは電池の大
型化、複数化によるペンの重量増加を引き起こしてしま
う。さらには、光を積分していき、所定光量になってか
ら信号検出を行う方式の場合には、サンプリングレート
の低下を招いてしまう。
分解能、高サンプリングレートの座標入力を実現するに
は、センサーへの光の入力量を増大、安定化する必要が
ある。しかし、LEDを先端に取り付けた入力指示器の
入力面に対する角度が傾くほどに、光の入力量は減少
し、不安定になる。対応策として、LEDの発光分布を
広げる、あるいは拡散光学系を設けて拡散角度を大きく
する方法があるが、その分センサーで得られる光量が全
体的に減少してしまう。このため必要な光量を確保する
にはLEDの駆動電流を多くするしかなく、消費電力が
増大するという問題が出てくる。また、入力指示器(ペ
ン)が座標入力面を設けられた本体側とコードで接続さ
れていないコードレスペンの場合には、消費電力の増大
は、ペン内蔵の電池の寿命の短縮化、あるいは電池の大
型化、複数化によるペンの重量増加を引き起こしてしま
う。さらには、光を積分していき、所定光量になってか
ら信号検出を行う方式の場合には、サンプリングレート
の低下を招いてしまう。
【0014】また、超音波利用方式の場合には、入力指
示器が傾くことで、指示器先端より座標入力板に入射さ
れる振動に指向性を生じてしまう。この指向性は、振動
の伝播方向により伝播速度の違い、あるいは伝播時間に
オフセットを生じせしめる。指示器から見て複数の異な
る方向に配置されたセンサにより、この指向性を有する
振動が検出されるため、座標検出精度の低下を招いてし
まう、また、指示器が傾くと振動のレベルが低下してし
まい、検出ができなくなる場合もある。さらには上記光
学式と同様に、コードレスペンの場合には、消費電力の
増大による電池寿命の短縮化、あるいは電池の大型化、
複数化による指示器の重量増加を引き起こしてしまう。
示器が傾くことで、指示器先端より座標入力板に入射さ
れる振動に指向性を生じてしまう。この指向性は、振動
の伝播方向により伝播速度の違い、あるいは伝播時間に
オフセットを生じせしめる。指示器から見て複数の異な
る方向に配置されたセンサにより、この指向性を有する
振動が検出されるため、座標検出精度の低下を招いてし
まう、また、指示器が傾くと振動のレベルが低下してし
まい、検出ができなくなる場合もある。さらには上記光
学式と同様に、コードレスペンの場合には、消費電力の
増大による電池寿命の短縮化、あるいは電池の大型化、
複数化による指示器の重量増加を引き起こしてしまう。
【0015】また、静電結合あるいは電磁誘導の方式の
場合には、指示器が傾くことで、指示器の先端部近傍に
配置されるプローブあるいはコイルが座標入力面に対し
て傾くため、座標入力面に設けられたX方向およびY方
向にライン状あるいはループコイル状の電極パターンの
うち、指示器が傾いた方向の電極パターンに静電気ある
いは電磁気信号の増加を生じ、位置検出精度の低下を生
じてしまう。
場合には、指示器が傾くことで、指示器の先端部近傍に
配置されるプローブあるいはコイルが座標入力面に対し
て傾くため、座標入力面に設けられたX方向およびY方
向にライン状あるいはループコイル状の電極パターンの
うち、指示器が傾いた方向の電極パターンに静電気ある
いは電磁気信号の増加を生じ、位置検出精度の低下を生
じてしまう。
【0016】そこで本発明の課題は、座標入力装置用の
入力指示器において、座標入力操作時の座標入力面に対
する傾きによる座標検出精度あるいは分解能の劣化、検
出不能、あるいはサンプリングレートの低下等の問題を
防止でき、座標入力を良好に行える構成を提供すること
にある。
入力指示器において、座標入力操作時の座標入力面に対
する傾きによる座標検出精度あるいは分解能の劣化、検
出不能、あるいはサンプリングレートの低下等の問題を
防止でき、座標入力を良好に行える構成を提供すること
にある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明によれば、先端部を座標入力装置の座標入力
面上の任意の位置に当接させることにより当接位置の座
標を入力するための座標入力装置用の入力指示器におい
て、入力指示器の先端部を回動可能に支持する回動機構
が設けられ、前記先端部を座標入力装置の座標入力面に
当接させる押圧力により前記先端部が回動して、該先端
部の前記座標入力面に当接する当接面が前記座標入力面
に平行に当接するようにした構成を採用した。
め、本発明によれば、先端部を座標入力装置の座標入力
面上の任意の位置に当接させることにより当接位置の座
標を入力するための座標入力装置用の入力指示器におい
て、入力指示器の先端部を回動可能に支持する回動機構
が設けられ、前記先端部を座標入力装置の座標入力面に
当接させる押圧力により前記先端部が回動して、該先端
部の前記座標入力面に当接する当接面が前記座標入力面
に平行に当接するようにした構成を採用した。
【0018】このような構成によれば、座標入力操作時
に入力指示器が座標入力面に対して傾斜していても、入
力指示器の先端部の当接面を座標入力面に平行に当接さ
せることができ、先端部の軸方向を座標入力面に対し適
切な所定の向き、例えば垂直にすることができる。これ
により、例えば入力指示器が光学式の座標入力装置用で
光を照射するものである場合、座標入力面に対する入力
指示器の傾斜にかかわらず、常に安定して充分な光量を
入力することができ、座標入力を高精度、高分解能、高
サンプリングレートで良好に行うことができる。
に入力指示器が座標入力面に対して傾斜していても、入
力指示器の先端部の当接面を座標入力面に平行に当接さ
せることができ、先端部の軸方向を座標入力面に対し適
切な所定の向き、例えば垂直にすることができる。これ
により、例えば入力指示器が光学式の座標入力装置用で
光を照射するものである場合、座標入力面に対する入力
指示器の傾斜にかかわらず、常に安定して充分な光量を
入力することができ、座標入力を高精度、高分解能、高
サンプリングレートで良好に行うことができる。
【0019】なお、前記回動機構は、例えば、互いに軸
方向が直交する2本または3本の回動軸を支点として前
記先端部を回動可能に支持する機構、或いは、球状に形
成され球面に沿った全方向に回動可能な回動体を有し、
該回動体に前記先端部が固定された機構とする。
方向が直交する2本または3本の回動軸を支点として前
記先端部を回動可能に支持する機構、或いは、球状に形
成され球面に沿った全方向に回動可能な回動体を有し、
該回動体に前記先端部が固定された機構とする。
【0020】また、前記回動機構は、重力により、前記
先端部の当接面の向きが予め定められた座標入力装置の
座標入力面の向きと平行になるように、前記先端部を回
動させるように構成されたものとしてもよい。
先端部の当接面の向きが予め定められた座標入力装置の
座標入力面の向きと平行になるように、前記先端部を回
動させるように構成されたものとしてもよい。
【0021】例えば、互いに軸方向が直交する2本の回
動軸を支点として回動可能に設けられた回動部材に前記
先端部を固定した機構であり、該先端部と回動部材を合
わせた回動部分の重心が前記回動部材の回動の一方向に
偏心していることにより、重力により前記回動部材が前
記先端部とともに回動して前記先端部の当接面の向きが
予め定められた座標入力装置の座標入力面の向きに平行
になるように構成されたものとしてもよい。
動軸を支点として回動可能に設けられた回動部材に前記
先端部を固定した機構であり、該先端部と回動部材を合
わせた回動部分の重心が前記回動部材の回動の一方向に
偏心していることにより、重力により前記回動部材が前
記先端部とともに回動して前記先端部の当接面の向きが
予め定められた座標入力装置の座標入力面の向きに平行
になるように構成されたものとしてもよい。
【0022】このような構成によれば、入力指示器の先
端部の当接面を座標入力面に当接させる前に、その当接
面の向きが座標入力面の向きに平行になるので、当接面
を座標入力面に対してより確実に平行に当接させること
ができる。
端部の当接面を座標入力面に当接させる前に、その当接
面の向きが座標入力面の向きに平行になるので、当接面
を座標入力面に対してより確実に平行に当接させること
ができる。
【0023】また、入力指示器が光学式座標入力装置用
である場合、入力指示器の先端部内に発光手段が設けら
れるとともに、前記先端部の少なくとも前記当接面部分
が透明に構成され、少なくとも当接面部分に、前記発光
手段からの光を拡散反射ないし屈折する拡散手段が設け
られた構成とする。
である場合、入力指示器の先端部内に発光手段が設けら
れるとともに、前記先端部の少なくとも前記当接面部分
が透明に構成され、少なくとも当接面部分に、前記発光
手段からの光を拡散反射ないし屈折する拡散手段が設け
られた構成とする。
【0024】この構成によれば、入力時の光量を更に安
定して確保することができる。
定して確保することができる。
【0025】また、本発明によれば、更に入力指示器に
おいて、入力指示器の筐体の一方の側面にサイドスイッ
チが設けられるとともに、入力指示器の先端部の軸方向
が前記筐体の軸方向に対して前記サイドスイッチの配置
された側と反対側に向かって傾斜している構成を採用し
た。
おいて、入力指示器の筐体の一方の側面にサイドスイッ
チが設けられるとともに、入力指示器の先端部の軸方向
が前記筐体の軸方向に対して前記サイドスイッチの配置
された側と反対側に向かって傾斜している構成を採用し
た。
【0026】このような構成によれば、座標入力時に入
力指示器の筐体の軸方向が座標入力面に垂直な向きに対
し傾斜していても、操作者が通常の持ち方としてサイド
スイッチを上側にして入力指示器を持っていれば、入力
指示器の先端部の軸方向は座標入力面に垂直な向きに近
くなる。
力指示器の筐体の軸方向が座標入力面に垂直な向きに対
し傾斜していても、操作者が通常の持ち方としてサイド
スイッチを上側にして入力指示器を持っていれば、入力
指示器の先端部の軸方向は座標入力面に垂直な向きに近
くなる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を説明する。
の形態を説明する。
【0028】〔第1の実施形態〕本発明の第1の実施形
態を図1〜図6により説明する。本実施形態は、背面投
射式のプロジェクタディスプレイに搭載された光学式の
座標入力装置に用いられる入力指示器の実施形態であ
る。
態を図1〜図6により説明する。本実施形態は、背面投
射式のプロジェクタディスプレイに搭載された光学式の
座標入力装置に用いられる入力指示器の実施形態であ
る。
【0029】まず、座標入力装置を搭載したプロジェク
タディスプレイの構成を説明する。図1に示すように、
プロジェクタディスプレイ10の本体筐体11内には画
像を投射する投射ユニット12、投射ユニット12から
の投射画像を反射する第1ミラー13、第1ミラー13
からの投射画像を反射する第2ミラー14、第2ミラー
14からの投射画像を表示する画像表示用スクリーン1
5、第1ミラー13の近傍に設置されたX軸用とY軸用
の2個のリニアセンサ16、及びリニアセンサ16とほ
ぼ同位置に配置された受光素子17が設けられている。
タディスプレイの構成を説明する。図1に示すように、
プロジェクタディスプレイ10の本体筐体11内には画
像を投射する投射ユニット12、投射ユニット12から
の投射画像を反射する第1ミラー13、第1ミラー13
からの投射画像を反射する第2ミラー14、第2ミラー
14からの投射画像を表示する画像表示用スクリーン1
5、第1ミラー13の近傍に設置されたX軸用とY軸用
の2個のリニアセンサ16、及びリニアセンサ16とほ
ぼ同位置に配置された受光素子17が設けられている。
【0030】投射ユニット12は、図2に示す液晶パネ
ル12aと不図示の光源及び投射レンズ等からなる。図
2において、プロジェクタディスプレイ10に接続され
たパソコン20から入力された画像信号を基にディスプ
レイ駆動回路18により液晶パネル12aが駆動され、
画像が上記の投射経路を介してスクリーン15に表示さ
れる。そしてスクリーン15の表面を座標入力面とし
て、これに入力指示器1の先端部5を当接させ、任意の
位置を指示することで指示位置(当接位置)の座標が入
力されるようになっている。
ル12aと不図示の光源及び投射レンズ等からなる。図
2において、プロジェクタディスプレイ10に接続され
たパソコン20から入力された画像信号を基にディスプ
レイ駆動回路18により液晶パネル12aが駆動され、
画像が上記の投射経路を介してスクリーン15に表示さ
れる。そしてスクリーン15の表面を座標入力面とし
て、これに入力指示器1の先端部5を当接させ、任意の
位置を指示することで指示位置(当接位置)の座標が入
力されるようになっている。
【0031】次に、入力指示器1の構成を説明する。入
力指示器1は図3に示す円筒状の筐体2に、図2に示す
LED駆動回路3、電池4を内蔵しており、先端部5内
にはLED6が設けられている。このLED6の光の強
度分布は、半減値の指向性が例えば約±20°となって
いる。
力指示器1は図3に示す円筒状の筐体2に、図2に示す
LED駆動回路3、電池4を内蔵しており、先端部5内
にはLED6が設けられている。このLED6の光の強
度分布は、半減値の指向性が例えば約±20°となって
いる。
【0032】図3において、入力指示器1の筐体2の先
端部には、第1の回動軸7aが筐体2の軸方向に直交す
る向きで取り付けられており、この回動軸7aを支点と
して第1の回動レバー7bが筐体2の軸方向に直交する
図中上下方向に例えば±45°の角度の範囲内で回動可
能に設けられている。回動レバー7bは、2本の腕を有
する第1のバネ9により、回動レバー7bの長手方向が
筐体2の軸方向に一致する回動位置へ付勢されている。
また、回動レバー7bの先端部には第2の回動軸8aが
第1の回動軸7aと直交する軸方向の向きで取り付けら
れており、この第2の回動軸8aを支点として第2の回
動レバー8bが第1の回動レバー7bの軸方向及び回動
方向に直交する図の紙面に垂直な方向に、例えば±45
°の角度の範囲内で回動可能に設けられている。回動レ
バー8bは、不図示の第2のバネにより、回動レバー8
bの長手方向が回動レバー7bの長手方向と一致する回
動位置へ付勢されている。
端部には、第1の回動軸7aが筐体2の軸方向に直交す
る向きで取り付けられており、この回動軸7aを支点と
して第1の回動レバー7bが筐体2の軸方向に直交する
図中上下方向に例えば±45°の角度の範囲内で回動可
能に設けられている。回動レバー7bは、2本の腕を有
する第1のバネ9により、回動レバー7bの長手方向が
筐体2の軸方向に一致する回動位置へ付勢されている。
また、回動レバー7bの先端部には第2の回動軸8aが
第1の回動軸7aと直交する軸方向の向きで取り付けら
れており、この第2の回動軸8aを支点として第2の回
動レバー8bが第1の回動レバー7bの軸方向及び回動
方向に直交する図の紙面に垂直な方向に、例えば±45
°の角度の範囲内で回動可能に設けられている。回動レ
バー8bは、不図示の第2のバネにより、回動レバー8
bの長手方向が回動レバー7bの長手方向と一致する回
動位置へ付勢されている。
【0033】そして、回動レバー8bの先端にLED6
が固定されており、これを覆うようにキャップ状部材で
ある先端部5が回動レバー8bの前部に固定されてい
る。先端部5は、上記の第1の回動機構を構成する回動
軸7aと回動レバー7bにより筐体2の軸方向に対し垂
直な図中上下方向に例えば±45°の角度の範囲内で回
動可能であり、さらに第2の回動機構を構成する回動軸
8aと回動レバー8bにより回動レバー7bの軸方向及
び回動方向の両方に直交する図の紙面に垂直な方向に例
えば±45°の角度の範囲内で回動可能であり、さらに
上記の第1のバネ9および不図示の第2のバネの付勢に
より、先端部5の軸方向が筐体2の軸方向に一致する回
動位置に回動する回動習性を与えられている。また、先
端部5の少なくとも先端面部分は透明であり、その先端
面は、座標入力面であるスクリーン15の表面に当接す
る当接面5aとなっており、平面であるスクリーン15
の表面に対応して平面に形成されている。
が固定されており、これを覆うようにキャップ状部材で
ある先端部5が回動レバー8bの前部に固定されてい
る。先端部5は、上記の第1の回動機構を構成する回動
軸7aと回動レバー7bにより筐体2の軸方向に対し垂
直な図中上下方向に例えば±45°の角度の範囲内で回
動可能であり、さらに第2の回動機構を構成する回動軸
8aと回動レバー8bにより回動レバー7bの軸方向及
び回動方向の両方に直交する図の紙面に垂直な方向に例
えば±45°の角度の範囲内で回動可能であり、さらに
上記の第1のバネ9および不図示の第2のバネの付勢に
より、先端部5の軸方向が筐体2の軸方向に一致する回
動位置に回動する回動習性を与えられている。また、先
端部5の少なくとも先端面部分は透明であり、その先端
面は、座標入力面であるスクリーン15の表面に当接す
る当接面5aとなっており、平面であるスクリーン15
の表面に対応して平面に形成されている。
【0034】次に、上記構成の動作について説明する。
【0035】操作者が入力指示器1に設けられた不図示
のスイッチをオンにすると、LED6が所定周期で発光
する。この状態で、操作者は入力指示器1の先端部5の
当接面5aをスクリーン15の表面の所望の位置に当接
させる。LED6からの光が受光素子17により検出さ
れると、次のLED6の発光タイミングに合わせて2個
のリニアセンサ16が駆動され、LED6の光がリニア
センサ16に検出される。そして、例えばスクリーン1
5の中央を原点とするX軸およびY軸における入力指示
器1の当接位置の座標が演算制御回路19により算出さ
れ、パソコン20に出力される。その後パソコン20か
らディスプレイ駆動回路18を介して、上記当接位置に
相当する点あるいは軌跡がスクリーン15上に表示され
る。
のスイッチをオンにすると、LED6が所定周期で発光
する。この状態で、操作者は入力指示器1の先端部5の
当接面5aをスクリーン15の表面の所望の位置に当接
させる。LED6からの光が受光素子17により検出さ
れると、次のLED6の発光タイミングに合わせて2個
のリニアセンサ16が駆動され、LED6の光がリニア
センサ16に検出される。そして、例えばスクリーン1
5の中央を原点とするX軸およびY軸における入力指示
器1の当接位置の座標が演算制御回路19により算出さ
れ、パソコン20に出力される。その後パソコン20か
らディスプレイ駆動回路18を介して、上記当接位置に
相当する点あるいは軌跡がスクリーン15上に表示され
る。
【0036】ここで入力指示器1のスクリーン15への
当接に際し、指示器1がスクリーン15に対して垂直な
方向から傾いている場合(筐体2の軸方向がスクリーン
15に対して垂直な方向から傾いている場合)には、回
動軸7a,回動レバー7b,回動軸8a,回動レバー8
bからなる2つの回動機構を介して、先端部5が操作者
の先端部5をスクリーン15に当接させる押圧力によ
り、バネ9及び不図示のバネの付勢力に抗して回動し、
その当接面5aがスクリーン15に平行に当接する。こ
れにより、先端部5の軸方向、つまりLED6の軸方向
がスクリーン15に対して垂直になり、LED6の発光
量を安定してリニアセンサ16に入力できる。
当接に際し、指示器1がスクリーン15に対して垂直な
方向から傾いている場合(筐体2の軸方向がスクリーン
15に対して垂直な方向から傾いている場合)には、回
動軸7a,回動レバー7b,回動軸8a,回動レバー8
bからなる2つの回動機構を介して、先端部5が操作者
の先端部5をスクリーン15に当接させる押圧力によ
り、バネ9及び不図示のバネの付勢力に抗して回動し、
その当接面5aがスクリーン15に平行に当接する。こ
れにより、先端部5の軸方向、つまりLED6の軸方向
がスクリーン15に対して垂直になり、LED6の発光
量を安定してリニアセンサ16に入力できる。
【0037】操作者が指示器1をスクリーン15から離
すと、上記当接のための押圧力がなくなり、先端部5は
バネ9と不図示のバネの付勢力により回動し、先端部5
の軸方向が筐体2の軸方向に一致する回動位置に復帰す
る。
すと、上記当接のための押圧力がなくなり、先端部5は
バネ9と不図示のバネの付勢力により回動し、先端部5
の軸方向が筐体2の軸方向に一致する回動位置に復帰す
る。
【0038】なお、先端部5が上記の当接力により回動
するとき、バネ9の回動方向側の腕が回動レバー7bと
共にねじれる。このねじれ角の増加に対して反発するバ
ネ9の弾性力、及び同様にねじられる不図示のネジのね
じれに反発する弾性力が上記付勢力となる。この時、バ
ネ9の他方の腕は筐体2に設けられたストッパ9aで保
持される。
するとき、バネ9の回動方向側の腕が回動レバー7bと
共にねじれる。このねじれ角の増加に対して反発するバ
ネ9の弾性力、及び同様にねじられる不図示のネジのね
じれに反発する弾性力が上記付勢力となる。この時、バ
ネ9の他方の腕は筐体2に設けられたストッパ9aで保
持される。
【0039】以上のような実施形態によれば、操作者が
入力指示器1の先端部5を座標入力面であるスクリーン
15の表面に当接させて座標入力を行う時に、入力指示
器1が座標入力面15に対し45°程度まで傾いていて
も、すなわち指示器1の筐体2の軸方向が座標入力面に
垂直な方向に対し45°程度まで傾いていても、先端部
5が当接力により回動機構を介して回動して、座標入力
面に対し当接面5aが確実に平行に当接し、先端部5の
軸方向が確実に垂直になるように当接する。これによ
り、LED6の発光の指向性が例えば±20°程度と狭
くても、座標入力時には、入力指示器1の傾きにかかわ
らず、常に座標検出のために充分な光量を安定してリニ
アセンサ16に入力することができ、座標入力を高精
度、高分解能、高サンプリングレートで良好に行うこと
ができる。また、LED6の駆動電流を大きくせずに済
むので、入力指示器1の電源の電池4は小型のもので充
分な寿命が得られ、入力指示器1を軽量にすることがで
きる。
入力指示器1の先端部5を座標入力面であるスクリーン
15の表面に当接させて座標入力を行う時に、入力指示
器1が座標入力面15に対し45°程度まで傾いていて
も、すなわち指示器1の筐体2の軸方向が座標入力面に
垂直な方向に対し45°程度まで傾いていても、先端部
5が当接力により回動機構を介して回動して、座標入力
面に対し当接面5aが確実に平行に当接し、先端部5の
軸方向が確実に垂直になるように当接する。これによ
り、LED6の発光の指向性が例えば±20°程度と狭
くても、座標入力時には、入力指示器1の傾きにかかわ
らず、常に座標検出のために充分な光量を安定してリニ
アセンサ16に入力することができ、座標入力を高精
度、高分解能、高サンプリングレートで良好に行うこと
ができる。また、LED6の駆動電流を大きくせずに済
むので、入力指示器1の電源の電池4は小型のもので充
分な寿命が得られ、入力指示器1を軽量にすることがで
きる。
【0040】ところで、入力指示器1の先端部5を回動
可能とするための回動機構は上記のものに限定されるも
のではなく、例えば図4〜6に示す以下のような構成で
もよい。
可能とするための回動機構は上記のものに限定されるも
のではなく、例えば図4〜6に示す以下のような構成で
もよい。
【0041】図4に示す構成では、上記図3の2軸の回
動機構の構成に加えて、第3の回動軸31を筐体2の軸
方向に沿って設け、筐体2の軸まわりに回動可能とし、
この回動軸31により上記2軸の回動機構の第1の回動
軸7aを支持している。回動軸7a,8a及び31の軸
方向は互いに直交している。この3軸の回動機構によ
り、先端部5を図3の構成と同様に回動可能である上
に、筐体2の軸まわりにも回動可能としている。
動機構の構成に加えて、第3の回動軸31を筐体2の軸
方向に沿って設け、筐体2の軸まわりに回動可能とし、
この回動軸31により上記2軸の回動機構の第1の回動
軸7aを支持している。回動軸7a,8a及び31の軸
方向は互いに直交している。この3軸の回動機構によ
り、先端部5を図3の構成と同様に回動可能である上
に、筐体2の軸まわりにも回動可能としている。
【0042】この構成によれば、操作者が入力指示器1
の先端部をスクリーン15に当接させる当接力が小さく
ても、第1の回動レバー7bまたは第2の回動レバー8
bの回動とともに第3の回動軸31の回動により、先端
部5が極めてスムーズに回動し、その当接面5aがスク
リーン15に対しより確実に平行に当接する。
の先端部をスクリーン15に当接させる当接力が小さく
ても、第1の回動レバー7bまたは第2の回動レバー8
bの回動とともに第3の回動軸31の回動により、先端
部5が極めてスムーズに回動し、その当接面5aがスク
リーン15に対しより確実に平行に当接する。
【0043】また、図5に示す構成では、上記第3の回
動軸31により上記第1の回動機構の回動軸7aを支持
して互いの軸方向が直交する2軸の回動機構を構成し、
上記第1の回動機構の回動レバー7bの先端にLED6
を固定し、それを覆うように先端部5を回動レバー7b
の先端部に固定している。さらに、回動レバー7bの回
動軸7a側端部の片側には膨出部7cが形成されてお
り、これにより先端部5とLED6と回動レバー7bを
合わせた回動部分全体の重心Aの位置が回動レバー7b
の回動軸7a側端部近傍で回動レバー7bの回動方向の
一方向である図中下方向に偏心した位置になるようにし
ている。すなわち、回動軸7aから見て、LED6の方
向と重心Aの方向は略直交した配置に構成される。な
お、回動レバー7bを付勢するバネは設けない。
動軸31により上記第1の回動機構の回動軸7aを支持
して互いの軸方向が直交する2軸の回動機構を構成し、
上記第1の回動機構の回動レバー7bの先端にLED6
を固定し、それを覆うように先端部5を回動レバー7b
の先端部に固定している。さらに、回動レバー7bの回
動軸7a側端部の片側には膨出部7cが形成されてお
り、これにより先端部5とLED6と回動レバー7bを
合わせた回動部分全体の重心Aの位置が回動レバー7b
の回動軸7a側端部近傍で回動レバー7bの回動方向の
一方向である図中下方向に偏心した位置になるようにし
ている。すなわち、回動軸7aから見て、LED6の方
向と重心Aの方向は略直交した配置に構成される。な
お、回動レバー7bを付勢するバネは設けない。
【0044】この構成の場合、操作者が入力指示器1を
スクリーン15に当接させる前に、重力により重心Aが
回動軸7aの下側になるように回動軸31が回動し、さ
らに重力により重心Aが回動軸7aの真下になるよう
に、回動レバー7bが水平になる回動位置に回動する。
ここで、先端部5の当接面5aは、回動レバー7bの長
手方向に対して垂直であるので、前記の回動位置で鉛直
になる。これにより、回動レバー7bが水平に保たれ、
先端部5の当接面5aは鉛直に保たれる。すなわち、ス
クリーン15の表面の向きが予め図1に示されたように
鉛直とすれば、当接前に予め当接面5aがスクリーン1
5の表面の向きに対して平行になり、当接時に回動レバ
ー7bが若干回動するだけで、当接面5aが確実にスク
リーン15に平行に当接する。
スクリーン15に当接させる前に、重力により重心Aが
回動軸7aの下側になるように回動軸31が回動し、さ
らに重力により重心Aが回動軸7aの真下になるよう
に、回動レバー7bが水平になる回動位置に回動する。
ここで、先端部5の当接面5aは、回動レバー7bの長
手方向に対して垂直であるので、前記の回動位置で鉛直
になる。これにより、回動レバー7bが水平に保たれ、
先端部5の当接面5aは鉛直に保たれる。すなわち、ス
クリーン15の表面の向きが予め図1に示されたように
鉛直とすれば、当接前に予め当接面5aがスクリーン1
5の表面の向きに対して平行になり、当接時に回動レバ
ー7bが若干回動するだけで、当接面5aが確実にスク
リーン15に平行に当接する。
【0045】なお、座標入力面であるスクリーン15の
表面の向きは鉛直に限らないことは勿論である。その予
め定められた表面の向きが鉛直でない場合でも、その表
面の向きに対して、回動レバー7bが水平な回動位置に
あるときの当接面5aの向きが平行になるように、当接
面5aの向きを設定しておけばよい。
表面の向きは鉛直に限らないことは勿論である。その予
め定められた表面の向きが鉛直でない場合でも、その表
面の向きに対して、回動レバー7bが水平な回動位置に
あるときの当接面5aの向きが平行になるように、当接
面5aの向きを設定しておけばよい。
【0046】また、図6に示す構成では、略球状の回動
体32を設け、この回動体32に形成した突出部32a
の先端にLED6を固定し、これを覆うように先端部5
を突出部32aの前端部に固定している。回動体32
は、筐体2の前端部に固定された保持器33により回動
体32の球面に沿ったあらゆる方向に回動可能に保持さ
れている。これにより、先端部5は特に回動方向を限定
されることなく、前記球面に沿ったあらゆる方向に回動
可能とされている。また回動体32は、ゴム等からなる
圧接手段34により、回動に対して適当な摩擦抵抗を付
与されている。これにより先端部5がふらつくことな
く、操作者の当接力により滑らかに回動し、当接面5a
がスクリーン15に平行に当接する。
体32を設け、この回動体32に形成した突出部32a
の先端にLED6を固定し、これを覆うように先端部5
を突出部32aの前端部に固定している。回動体32
は、筐体2の前端部に固定された保持器33により回動
体32の球面に沿ったあらゆる方向に回動可能に保持さ
れている。これにより、先端部5は特に回動方向を限定
されることなく、前記球面に沿ったあらゆる方向に回動
可能とされている。また回動体32は、ゴム等からなる
圧接手段34により、回動に対して適当な摩擦抵抗を付
与されている。これにより先端部5がふらつくことな
く、操作者の当接力により滑らかに回動し、当接面5a
がスクリーン15に平行に当接する。
【0047】また、先端部5の構成の変更例として、当
接面5aあるいは当接面5aの内側にLED6からの光
線を拡散反射ないし屈折する拡散手段を設けてもよい。
拡散手段は、光学レンズ、あるいは拡散処理したガラ
ス、樹脂等により構成される。この構成においては、入
力指示器1がスクリーン15面に当接あるいは離れる瞬
間等において、当接面5aがスクリーン15面に対して
多少の傾きを有しても、スクリーン15面に対するLE
D6の発光の光量を効率よく安定的に確保できる。
接面5aあるいは当接面5aの内側にLED6からの光
線を拡散反射ないし屈折する拡散手段を設けてもよい。
拡散手段は、光学レンズ、あるいは拡散処理したガラ
ス、樹脂等により構成される。この構成においては、入
力指示器1がスクリーン15面に当接あるいは離れる瞬
間等において、当接面5aがスクリーン15面に対して
多少の傾きを有しても、スクリーン15面に対するLE
D6の発光の光量を効率よく安定的に確保できる。
【0048】また、上記実施形態においては、座標入力
装置はリニアセンサ16を用いた構成としたが、エリア
センサやPSDを用いてもよいことは言うまでもない。
座標値の演算に際しては重心座標あるいはパターンマッ
チングを用いるなどのいかなる画像処理を行なってもよ
いことも言うまでもない。
装置はリニアセンサ16を用いた構成としたが、エリア
センサやPSDを用いてもよいことは言うまでもない。
座標値の演算に際しては重心座標あるいはパターンマッ
チングを用いるなどのいかなる画像処理を行なってもよ
いことも言うまでもない。
【0049】さらに、リニアセンサ16等の光センサの
配置は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば
第1ミラー13をハーフミラーとし、この第1ミラー1
3の背後に配置してもよい。何れの配置にしても、入力
指示器1がスクリーン15に当接するとき、LED6の
発光がリニアセンサ等の光センサに受光可能であればよ
い。
配置は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば
第1ミラー13をハーフミラーとし、この第1ミラー1
3の背後に配置してもよい。何れの配置にしても、入力
指示器1がスクリーン15に当接するとき、LED6の
発光がリニアセンサ等の光センサに受光可能であればよ
い。
【0050】また、入力指示器と座標入力装置本体との
同期の取り方は、上記実施形態の方法に限定されるもの
ではなく、電波を用いて同期信号を形成してもよい。ま
た指示器と本体とをケーブルで接続し、指示器からLE
D発光に同期した信号を本体に送出する構成でもよい。
さらには、入力指示器のLEDの発光は可視光あるいは
赤外線の何れでもよいことも言うまでもない。
同期の取り方は、上記実施形態の方法に限定されるもの
ではなく、電波を用いて同期信号を形成してもよい。ま
た指示器と本体とをケーブルで接続し、指示器からLE
D発光に同期した信号を本体に送出する構成でもよい。
さらには、入力指示器のLEDの発光は可視光あるいは
赤外線の何れでもよいことも言うまでもない。
【0051】〔第2の実施形態〕次に、本発明の第2の
実施形態を図7〜図9により説明する。本実施形態は超
音波方式の座標入力装置の入力指示器の実施形態であ
り、その座標入力装置は、液晶パネルに一体的に重ねて
搭載される、いわゆる入出力一体型のペン入力タブレッ
トである。
実施形態を図7〜図9により説明する。本実施形態は超
音波方式の座標入力装置の入力指示器の実施形態であ
り、その座標入力装置は、液晶パネルに一体的に重ねて
搭載される、いわゆる入出力一体型のペン入力タブレッ
トである。
【0052】まず、装置全体の構成、及び入力指示器で
ある振動ペンの構成を説明する。
ある振動ペンの構成を説明する。
【0053】図7において、一面に略長方形の入力面を
構成する振動伝達板108を備え、この振動伝達板10
8の入力面を臨ませる開口部を有する上筐体120aと
下筐体120bとから略直方体状の外形を有するペン入
力タブレット本体120が形成される。本体120内で
振動伝達板108の下には、図8に示す液晶パネル11
2が重ねて設けられ、さらにその下には不図示のプリン
ト基板が重ねて配置される。このプリント基板上には演
算制御回路111、振動子駆動回路102、信号波形検
出回路109、液晶パネル112を駆動するドライバで
あるディスプレイ駆動回路110、及び不図示のインバ
ータ、DC−DCコンバータ、各種コネクタ等の各種回
路および回路素子が搭載されている。
構成する振動伝達板108を備え、この振動伝達板10
8の入力面を臨ませる開口部を有する上筐体120aと
下筐体120bとから略直方体状の外形を有するペン入
力タブレット本体120が形成される。本体120内で
振動伝達板108の下には、図8に示す液晶パネル11
2が重ねて設けられ、さらにその下には不図示のプリン
ト基板が重ねて配置される。このプリント基板上には演
算制御回路111、振動子駆動回路102、信号波形検
出回路109、液晶パネル112を駆動するドライバで
あるディスプレイ駆動回路110、及び不図示のインバ
ータ、DC−DCコンバータ、各種コネクタ等の各種回
路および回路素子が搭載されている。
【0054】演算制御回路111は、不図示のCPU及
びメモリ等からなり、装置全体を制御すると共に、座標
位置を算出する。
びメモリ等からなり、装置全体を制御すると共に、座標
位置を算出する。
【0055】振動子駆動回路102は、入力指示器であ
る振動ペン101内に内蔵されている振動子104を駆
動して振動させる。その振動は、振動ペン101の振動
子104が固定された略円錐形のペン先(先端部)10
5を介して、入力板である振動伝達板108に入力され
る。
る振動ペン101内に内蔵されている振動子104を駆
動して振動させる。その振動は、振動ペン101の振動
子104が固定された略円錐形のペン先(先端部)10
5を介して、入力板である振動伝達板108に入力され
る。
【0056】振動伝達板108は、アクリルやガラス板
等の透明部材からなり、振動ペン101による座標入力
は、この振動伝達板108をタッチすることで行う。ま
た振動ペン101で入力された振動が振動伝達板108
の端面で反射し、振動が中央部に戻るのを防止する(反
射波を減衰する)ための防振材107が振動伝達板10
8の外周に設けられている。
等の透明部材からなり、振動ペン101による座標入力
は、この振動伝達板108をタッチすることで行う。ま
た振動ペン101で入力された振動が振動伝達板108
の端面で反射し、振動が中央部に戻るのを防止する(反
射波を減衰する)ための防振材107が振動伝達板10
8の外周に設けられている。
【0057】また、振動伝達板108の四隅には圧電素
子等の機械的振動を電気信号に変換する振動センサ10
6a〜106dが固定されている。この振動センサから
の信号は不図示の増幅回路で増幅された後、信号波形検
出回路109に送られ、ここでバンドパス処理、エンベ
ロープ処理、ピークあるいは変曲点検出処理等の各種信
号処理を行い、その結果を演算制御回路111に出力
し、座標を算出する。
子等の機械的振動を電気信号に変換する振動センサ10
6a〜106dが固定されている。この振動センサから
の信号は不図示の増幅回路で増幅された後、信号波形検
出回路109に送られ、ここでバンドパス処理、エンベ
ロープ処理、ピークあるいは変曲点検出処理等の各種信
号処理を行い、その結果を演算制御回路111に出力
し、座標を算出する。
【0058】液晶パネル112はドット単位の表示が可
能であり、ディスプレイ駆動回路110の駆動により、
振動ペン101によりなぞられた位置にドットを表示
し、それを振動伝達板108を透してみる事が可能にな
っている。
能であり、ディスプレイ駆動回路110の駆動により、
振動ペン101によりなぞられた位置にドットを表示
し、それを振動伝達板108を透してみる事が可能にな
っている。
【0059】振動ペン101に内蔵された振動子104
は、振動子駆動回路102によって駆動される。振動子
104の駆動信号は演算制御回路111から低レベルの
パルス信号として供給され、振動子駆動回路102によ
って所定のゲインで増幅された後、振動子104に印加
される。電気的な駆動信号は振動子104によって機械
的な超音波振動に変換され、ペン先105を介して振動
伝達板108に伝達される。
は、振動子駆動回路102によって駆動される。振動子
104の駆動信号は演算制御回路111から低レベルの
パルス信号として供給され、振動子駆動回路102によ
って所定のゲインで増幅された後、振動子104に印加
される。電気的な駆動信号は振動子104によって機械
的な超音波振動に変換され、ペン先105を介して振動
伝達板108に伝達される。
【0060】ここで振動子104の振動周波数はガラス
などの振動伝達板108に板波を発生する事が出来る値
に選択される。また、この時に振動子104の振動周波
数をペン先105を含んだ共振周波数とする事で効率の
良い振動変換が可能となる。
などの振動伝達板108に板波を発生する事が出来る値
に選択される。また、この時に振動子104の振動周波
数をペン先105を含んだ共振周波数とする事で効率の
良い振動変換が可能となる。
【0061】上記のようにして振動伝達板108に伝え
られる弾性波は板波であり、表面波などに比べて振動伝
達板の表面の傷、障害物等の影響を受けにくいという利
点を有する。
られる弾性波は板波であり、表面波などに比べて振動伝
達板の表面の傷、障害物等の影響を受けにくいという利
点を有する。
【0062】また、振動ペン101の筐体の一方の側面
にはサイドスイッチ103が設けられている。このサイ
ドスイッチ103の信号は演算制御回路111に送られ
る。サイドスイッチ103は、例えばマウスの左ボタン
と同様の機能を果たす。例えば、振動ペン101のペン
先105を振動伝達板108上の所望の入力位置に当接
させつつサイドスイッチ103を押して信号を出せば、
液晶パネル112の表示面で入力位置の真下に表示され
ているメニュー、アイコン等が選択される。また、サイ
ドスイッチ103は、振動ペン101の筐体の一方の側
面から露出するボタン部と、振動ペン101の筐体内の
不図示のプリント基板上に設けられたタクトスイッチか
らなり、ボタン部の操作によりタクトスイッチが動作す
る。
にはサイドスイッチ103が設けられている。このサイ
ドスイッチ103の信号は演算制御回路111に送られ
る。サイドスイッチ103は、例えばマウスの左ボタン
と同様の機能を果たす。例えば、振動ペン101のペン
先105を振動伝達板108上の所望の入力位置に当接
させつつサイドスイッチ103を押して信号を出せば、
液晶パネル112の表示面で入力位置の真下に表示され
ているメニュー、アイコン等が選択される。また、サイ
ドスイッチ103は、振動ペン101の筐体の一方の側
面から露出するボタン部と、振動ペン101の筐体内の
不図示のプリント基板上に設けられたタクトスイッチか
らなり、ボタン部の操作によりタクトスイッチが動作す
る。
【0063】さらに、振動ペン101のペン先105お
よび振動子104は、その軸方向が振動ペン101の筐
体の軸方向に対して、サイドスイッチ103が配置され
た側と反対側に向かって傾斜して設けられている。例え
ば、筐体の軸方向に対し22.5°傾斜して設けられて
いる。なお、この傾斜があっても、ペン先105ととも
に振動子104の軸方向も同様に傾斜しているため、ペ
ン先105から振動伝達板108に入射される振動は、
ペン先105が振動伝達板108に対して垂直な時に
は、指向性はない。
よび振動子104は、その軸方向が振動ペン101の筐
体の軸方向に対して、サイドスイッチ103が配置され
た側と反対側に向かって傾斜して設けられている。例え
ば、筐体の軸方向に対し22.5°傾斜して設けられて
いる。なお、この傾斜があっても、ペン先105ととも
に振動子104の軸方向も同様に傾斜しているため、ペ
ン先105から振動伝達板108に入射される振動は、
ペン先105が振動伝達板108に対して垂直な時に
は、指向性はない。
【0064】次に、上述した構成による座標検出動作を
説明する。
説明する。
【0065】演算制御回路111は所定周期毎(例えば
5ms毎)に振動子駆動回路102に振動ペン101内
の振動子104を駆動させる信号を出力すると共に、不
図示のカウンタで構成されるタイマによる計時を開始さ
せる。
5ms毎)に振動子駆動回路102に振動ペン101内
の振動子104を駆動させる信号を出力すると共に、不
図示のカウンタで構成されるタイマによる計時を開始さ
せる。
【0066】そして、操作者が振動ペン101のペン先
105を振動伝達板108の入力面上の所望の位置に当
接させると、振動子105の振動がペン先105を介し
て振動伝達板108に伝達される。その振動は振動セン
サ106a〜106dのそれぞれに対して入力位置から
の距離に応じて遅延して到達する。
105を振動伝達板108の入力面上の所望の位置に当
接させると、振動子105の振動がペン先105を介し
て振動伝達板108に伝達される。その振動は振動セン
サ106a〜106dのそれぞれに対して入力位置から
の距離に応じて遅延して到達する。
【0067】信号波形検出回路109は各振動センサ1
06a〜106dからの信号を検出して、各種波形検出
処理により各振動センサ106a〜106dへの振動到
達タイミングを示す信号を生成し、演算制御回路111
に入力する。
06a〜106dからの信号を検出して、各種波形検出
処理により各振動センサ106a〜106dへの振動到
達タイミングを示す信号を生成し、演算制御回路111
に入力する。
【0068】演算制御回路111は信号波形検出回路1
09から入力された信号により、入力位置から各振動セ
ンサ106a〜106dまでの振動到達時間を検出し、
その時間から入力位置の座標を算出する。また演算制御
回路111は、この算出した振動ペン101の入力位置
の座標情報を元にディスプレイ駆動回路110を駆動し
て、液晶パネル112による表示を制御したり、あるい
はシリアル、パラレル通信によって外部機器に座標出力
を行なう。
09から入力された信号により、入力位置から各振動セ
ンサ106a〜106dまでの振動到達時間を検出し、
その時間から入力位置の座標を算出する。また演算制御
回路111は、この算出した振動ペン101の入力位置
の座標情報を元にディスプレイ駆動回路110を駆動し
て、液晶パネル112による表示を制御したり、あるい
はシリアル、パラレル通信によって外部機器に座標出力
を行なう。
【0069】次に、上述した振動ペン101のペン先1
05の傾斜による作用を説明する。
05の傾斜による作用を説明する。
【0070】操作者が円筒形の振動ペン101を持って
振動伝達板の入力面に対してポイント指示あるいは筆記
入力する場合には、通常、図9に示すように信号ペン1
01を振動伝達板108の入力面に対し垂直な向きより
もペン101の後端側を手前に倒すように傾斜させて操
作する。また、上記のように振動ペン101がサイドス
イッチ103を有する場合には、通常、サイドスイッチ
103を上側に向け、人指し指にて操作する。
振動伝達板の入力面に対してポイント指示あるいは筆記
入力する場合には、通常、図9に示すように信号ペン1
01を振動伝達板108の入力面に対し垂直な向きより
もペン101の後端側を手前に倒すように傾斜させて操
作する。また、上記のように振動ペン101がサイドス
イッチ103を有する場合には、通常、サイドスイッチ
103を上側に向け、人指し指にて操作する。
【0071】このため、上述の如くペン先105の軸方
向が振動ペン101の筐体の軸方向に対して例えば2
2.5°傾いている場合、振動ペン101の筐体が入力
面に対し垂直な時には、ペン先105は操作者からみて
向こう側に22.5°傾斜しており、振動ペン101の
筐体が入力面に垂直な向きに対し手前側に45°傾斜し
ている場合でも、ペン先105は手前側に22.5°し
か傾斜していないことになる。すなわち、振動ペン10
1の筐体の傾斜に対してペン先105の傾斜は小さくな
る。
向が振動ペン101の筐体の軸方向に対して例えば2
2.5°傾いている場合、振動ペン101の筐体が入力
面に対し垂直な時には、ペン先105は操作者からみて
向こう側に22.5°傾斜しており、振動ペン101の
筐体が入力面に垂直な向きに対し手前側に45°傾斜し
ている場合でも、ペン先105は手前側に22.5°し
か傾斜していないことになる。すなわち、振動ペン10
1の筐体の傾斜に対してペン先105の傾斜は小さくな
る。
【0072】このため、ペン101のペン先105が入
力面に対して傾斜している場合に入射される振動の指向
性による振動の伝播方向による伝播速度の違い、あるい
は伝播時間のオフセットを小さくでき、これらに基づく
座標検出精度の低下を小さく抑えることができる。
力面に対して傾斜している場合に入射される振動の指向
性による振動の伝播方向による伝播速度の違い、あるい
は伝播時間のオフセットを小さくでき、これらに基づく
座標検出精度の低下を小さく抑えることができる。
【0073】本実施形態においては、超音波方式の座標
入力装置の入力指示器(振動ペン)について説明した
が、本発明は他の方式の座標入力装置の入力指示器にも
適用できるものである。すなわち光方式の場合には、L
EDと指示器先端部、静電結合方式の場合には、指示器
先端部近傍に配置されるプローブと指示器先端部、電磁
誘導方式の場合には、指示器先端部近傍に配置されるコ
イルと先端部の軸方向を指示器筐体の軸方向に対し、指
示器筐体の一方の側面に設けたサイドスイッチと反対側
に向かって傾斜させればよい。何れの場合も、指示器が
座標入力面に垂直な向きに対して傾斜しても、指示器先
端部の実質的な傾斜は小さく、その傾斜によるLED光
の減少、あるいは指示器が傾いた方向の電極パターンに
静電気あるいは電磁気信号の増加を生じることなく、位
置検出を高精度に維持することができる。
入力装置の入力指示器(振動ペン)について説明した
が、本発明は他の方式の座標入力装置の入力指示器にも
適用できるものである。すなわち光方式の場合には、L
EDと指示器先端部、静電結合方式の場合には、指示器
先端部近傍に配置されるプローブと指示器先端部、電磁
誘導方式の場合には、指示器先端部近傍に配置されるコ
イルと先端部の軸方向を指示器筐体の軸方向に対し、指
示器筐体の一方の側面に設けたサイドスイッチと反対側
に向かって傾斜させればよい。何れの場合も、指示器が
座標入力面に垂直な向きに対して傾斜しても、指示器先
端部の実質的な傾斜は小さく、その傾斜によるLED光
の減少、あるいは指示器が傾いた方向の電極パターンに
静電気あるいは電磁気信号の増加を生じることなく、位
置検出を高精度に維持することができる。
【0074】また、各方式において、上述の光学式と同
様に、コードレスペンの場合には、指示器の傾斜時に信
号レベルを確保するための消費電流のアップを最小限に
抑えることができ、電池寿命の確保および電池の小型化
による軽量化が実現できる。
様に、コードレスペンの場合には、指示器の傾斜時に信
号レベルを確保するための消費電流のアップを最小限に
抑えることができ、電池寿命の確保および電池の小型化
による軽量化が実現できる。
【0075】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、先端部を座標入力装置の座標入力面上の任意
の位置に当接させることにより当接位置の座標を入力す
るための座標入力装置用の入力指示器において、先端部
を座標入力装置の座標入力面に当接させる押圧力により
先端部が回動して、先端部の座標入力面に当接する当接
面が座標入力面に平行に当接するようにしたので、座標
入力時に入力指示器が座標入力面に対し傾斜していて
も、入力指示器の先端部の当接面を座標入力面に対し確
実に平行に当接させ、先端部の軸方向を座標入力面に対
し適切な向きないし角度、例えば垂直にすることがで
き、座標入力を高精度、高分解能、高サンプリングレー
トで良好に行うことができる。また、座標入力方式が例
えば光学式等で入力指示器が電気的に駆動される場合、
その駆動電流を大きくせずに済み、入力指示器が電源の
電池を内蔵する場合、電池は小型のもので充分な寿命が
得られ、入力指示器を軽量にすることができる。
によれば、先端部を座標入力装置の座標入力面上の任意
の位置に当接させることにより当接位置の座標を入力す
るための座標入力装置用の入力指示器において、先端部
を座標入力装置の座標入力面に当接させる押圧力により
先端部が回動して、先端部の座標入力面に当接する当接
面が座標入力面に平行に当接するようにしたので、座標
入力時に入力指示器が座標入力面に対し傾斜していて
も、入力指示器の先端部の当接面を座標入力面に対し確
実に平行に当接させ、先端部の軸方向を座標入力面に対
し適切な向きないし角度、例えば垂直にすることがで
き、座標入力を高精度、高分解能、高サンプリングレー
トで良好に行うことができる。また、座標入力方式が例
えば光学式等で入力指示器が電気的に駆動される場合、
その駆動電流を大きくせずに済み、入力指示器が電源の
電池を内蔵する場合、電池は小型のもので充分な寿命が
得られ、入力指示器を軽量にすることができる。
【0076】また、本発明によれば、座標入力装置用の
入力指示器で筐体の一方の側面にサイドスイッチが設け
られた入力指示器において、入力指示器の先端部の軸方
向が筐体の軸方向に対してサイドスイッチの配置された
側と反対側に向かって傾斜している構成を採用したの
で、座標入力時に座標入力面に垂直な向きに対して入力
指示器の筐体の軸方向が傾斜していても、入力指示器の
先端部の軸方向の傾斜を小さくすることができ、上記と
同様に、座標入力を高精度、高分解能、高サンプリング
レートで良好に行なえ、電源の電池の小型化、入力指示
器の軽量化が図れる等の優れた効果が得られる。
入力指示器で筐体の一方の側面にサイドスイッチが設け
られた入力指示器において、入力指示器の先端部の軸方
向が筐体の軸方向に対してサイドスイッチの配置された
側と反対側に向かって傾斜している構成を採用したの
で、座標入力時に座標入力面に垂直な向きに対して入力
指示器の筐体の軸方向が傾斜していても、入力指示器の
先端部の軸方向の傾斜を小さくすることができ、上記と
同様に、座標入力を高精度、高分解能、高サンプリング
レートで良好に行なえ、電源の電池の小型化、入力指示
器の軽量化が図れる等の優れた効果が得られる。
【図1】本発明の第1の実施形態の入力指示器を用いる
座標入力装置を搭載したプロジェクタディスプレイの全
体の光学系の配置を示す概略断面図である。
座標入力装置を搭載したプロジェクタディスプレイの全
体の光学系の配置を示す概略断面図である。
【図2】同プロジェクタディスプレイと入力指示器の電
気系統の構成を示すブロック図である。
気系統の構成を示すブロック図である。
【図3】同入力指示器の先端部近傍の構造を示す断面図
である。
である。
【図4】同入力指示器の先端部を回動可能にする回動機
構の他の例を示す断面図である。
構の他の例を示す断面図である。
【図5】さらに他の回動機構の例を示す断面図である。
【図6】さらに他の回動機構の例を示す断面図である。
【図7】第2の実施形態の入力指示器(振動ペン)を用
いるペン入力タブレットの外観を示す斜視図である。
いるペン入力タブレットの外観を示す斜視図である。
【図8】同タブレットの電気系統の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図9】同実施形態の振動ペンのペン先の傾斜による作
用を説明する説明図である。
用を説明する説明図である。
【図10】従来のペン入力の情報機器と入力ペンの外観
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
1 入力指示器 2 筐体 3 LED駆動回路 4 電池 5 先端部 6 LED 7a 第1の回動軸 7b 第1の回動レバー 8a 第2の回動軸 8b 第2の回動レバー 9 バネ 10 プロジェクタディスプレイ 12 投射ユニット 13,14 ミラー 15 スクリーン 16 リニアセンサ 17 受光素子 19 演算制御回路 31 第3の回動軸 32 回動体 101 振動ペン(入力指示器) 102 振動子駆動回路 103 サイドスイッチ 104 振動子 105 ペン先(先端部) 106a〜106d 振動センサ 108 振動伝達板 111 演算制御回路 112 液晶パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉村 雄一郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 田中 淳 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 佐藤 肇 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (9)
- 【請求項1】 先端部を座標入力装置の座標入力面上の
任意の位置に当接させることにより当接位置の座標を入
力するための座標入力装置用の入力指示器において、 入力指示器の先端部を回動可能に支持する回動機構が設
けられ、 前記先端部を座標入力装置の座標入力面に当接させる押
圧力により前記先端部が回動して、該先端部の前記座標
入力面に当接する当接面が前記座標入力面に平行に当接
するようにしたことを特徴とする入力指示器。 - 【請求項2】 前記回動機構は、互いに軸方向が直交す
る2本の回動軸を支点として前記先端部を回動可能に支
持する機構であることを特徴とする請求項1に記載の入
力指示器。 - 【請求項3】 前記回動機構は、互いに軸方向が直交す
る3本の回動軸を支点として前記先端部を回動可能に支
持する機構であることを特徴とする請求項1に記載の入
力指示器。 - 【請求項4】 前記回動機構は、重力により、前記先端
部の当接面の向きが予め定められた座標入力装置の座標
入力面の向きと平行になるように、前記先端部を回動さ
せるように構成されたことを特徴とする請求項1に記載
の入力指示器。 - 【請求項5】 前記回動機構は、互いに軸方向が直交す
る2本の回動軸を支点として回動可能に設けられた回動
部材に前記先端部を固定した機構であり、該先端部と回
動部材を合わせた回動部分の重心が前記回動部材の回動
の一方向に偏心していることにより、重力により前記回
動部材が前記先端部とともに回動して前記先端部の当接
面の向きが予め定められた座標入力装置の座標入力面の
向きに平行になるように構成されたことを特徴とする請
求項4に記載の入力指示器。 - 【請求項6】 前記回動機構は、略球状に形成され球面
に沿った全方向に回動可能な回動体を有し、該回動体に
前記先端部が固定されたことを特徴とする請求項1に記
載の入力指示器。 - 【請求項7】 前記先端部内に発光手段が設けられると
ともに、 前記先端部の少なくとも前記当接面部分が透明に構成さ
れたことを特徴とする請求項1から6までのいずれか1
項に記載の入力指示器。 - 【請求項8】 前記先端部内に発光手段が設けられると
ともに、少なくとも前記当接面部分に、前記発光手段か
らの光を拡散反射ないし屈折する拡散手段が設けられた
ことを特徴とする請求項1から6までのいずれか1項に
記載の入力指示器。 - 【請求項9】 先端部を座標入力装置の座標入力面上の
任意の位置に当接させることにより当接位置の座標を入
力するための座標入力装置用の入力指示器において、 入力指示器の筐体の一方の側面にサイドスイッチが設け
られるとともに、 入力指示器の先端部の軸方向が前記筐体の軸方向に対し
て前記サイドスイッチの配置された側と反対側に向かっ
て傾斜していることを特徴とする入力指示器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15544898A JPH11353098A (ja) | 1998-06-04 | 1998-06-04 | 入力指示器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15544898A JPH11353098A (ja) | 1998-06-04 | 1998-06-04 | 入力指示器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11353098A true JPH11353098A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=15606273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15544898A Pending JPH11353098A (ja) | 1998-06-04 | 1998-06-04 | 入力指示器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11353098A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010152476A (ja) * | 2008-12-24 | 2010-07-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 読取装置 |
JP2011227862A (ja) * | 2010-04-20 | 2011-11-10 | Shenzhen Futaihong Precision Industrial Co Ltd | 容量式タッチペン |
JP2011233137A (ja) * | 2010-04-23 | 2011-11-17 | Shenzhen Futaihong Precision Industrial Co Ltd | タッチペン |
-
1998
- 1998-06-04 JP JP15544898A patent/JPH11353098A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010152476A (ja) * | 2008-12-24 | 2010-07-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 読取装置 |
JP2011227862A (ja) * | 2010-04-20 | 2011-11-10 | Shenzhen Futaihong Precision Industrial Co Ltd | 容量式タッチペン |
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