JPH11348032A - 基板切断装置 - Google Patents
基板切断装置Info
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- JPH11348032A JPH11348032A JP16092798A JP16092798A JPH11348032A JP H11348032 A JPH11348032 A JP H11348032A JP 16092798 A JP16092798 A JP 16092798A JP 16092798 A JP16092798 A JP 16092798A JP H11348032 A JPH11348032 A JP H11348032A
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G49/00—Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for
- B65G49/05—Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles
- B65G49/06—Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles for fragile sheets, e.g. glass
- B65G49/067—Sheet handling, means, e.g. manipulators, devices for turning or tilting sheet glass
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B33/00—Severing cooled glass
- C03B33/02—Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor
- C03B33/023—Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor the sheet or ribbon being in a horizontal position
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- Organic Chemistry (AREA)
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 基板切断装置における基板切断後に生じた端
材を処理する端材処理工程を、基板切断工程と連動し
て、人手によらず自動化することを目的とし、基板の基
板の製造効率及び端材の処理効率の飛躍的な向上を図
る。 【解決手段】 外気から遮蔽された特定雰囲気内に基板
を切断する基板切断装置1を配設する。端材排出用シュ
ーター9の上端部13に端材6を投入する端材廃棄口1
4を形成し、下端部15に端材6を排出する端材排出口
16を形成し、内部を負圧状態に保ち、端材排出口16
が外気と連通するように下端部15が外気と特定雰囲気
との境界部を貫通させる。搬送手段8により端材廃棄口
14に端材6を搬送する。端材廃棄口14を閉塞する回
動自在な回転箱22は、端材廃棄口14に対応する開口
25と端材6を収納する収納部26を有する。
材を処理する端材処理工程を、基板切断工程と連動し
て、人手によらず自動化することを目的とし、基板の基
板の製造効率及び端材の処理効率の飛躍的な向上を図
る。 【解決手段】 外気から遮蔽された特定雰囲気内に基板
を切断する基板切断装置1を配設する。端材排出用シュ
ーター9の上端部13に端材6を投入する端材廃棄口1
4を形成し、下端部15に端材6を排出する端材排出口
16を形成し、内部を負圧状態に保ち、端材排出口16
が外気と連通するように下端部15が外気と特定雰囲気
との境界部を貫通させる。搬送手段8により端材廃棄口
14に端材6を搬送する。端材廃棄口14を閉塞する回
動自在な回転箱22は、端材廃棄口14に対応する開口
25と端材6を収納する収納部26を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定雰囲気中での
基板切断装置に係るものであり、特に電界放出型電子放
出素子(FED)や蛍光表示素子(VFD)に用いられ
るガラス基板等の切断後のガラス端材処理を自動化にす
る基板切断装置に関する。
基板切断装置に係るものであり、特に電界放出型電子放
出素子(FED)や蛍光表示素子(VFD)に用いられ
るガラス基板等の切断後のガラス端材処理を自動化にす
る基板切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】FEDやVFDで用いられるガラス基板
を切断する基板切断装置は、基板搬送機構と基板切断機
構とで構成されている。基板搬送機構はウォーキングビ
ーム方式を採用している。このウォーキングビーム方式
の基板搬送機構とは、切断しようとするガラス基板を載
置する搬送台と、空圧シリンダにより昇降自在な基板昇
降バーとで構成されている。また、基板切断機構は、ガ
ラス基板を折り取る折取台と、搬送台の移動方向に対し
直交方向に移動自在なカッター部材とで構成されてい
る。
を切断する基板切断装置は、基板搬送機構と基板切断機
構とで構成されている。基板搬送機構はウォーキングビ
ーム方式を採用している。このウォーキングビーム方式
の基板搬送機構とは、切断しようとするガラス基板を載
置する搬送台と、空圧シリンダにより昇降自在な基板昇
降バーとで構成されている。また、基板切断機構は、ガ
ラス基板を折り取る折取台と、搬送台の移動方向に対し
直交方向に移動自在なカッター部材とで構成されてい
る。
【0003】搬送台は、水平方向に移動自在であり、基
板昇降バーが貫通する溝部を有している。また、搬送台
の進行方向の上面端部には、吸着部が設けられており、
搬送台上に載置されたガラス基板を吸着固定するように
なっている。折取台の搬送台側端部には枢軸が設けら
れ、折取台を架設状態から折取状態に回動自在に支持す
るようになっている。
板昇降バーが貫通する溝部を有している。また、搬送台
の進行方向の上面端部には、吸着部が設けられており、
搬送台上に載置されたガラス基板を吸着固定するように
なっている。折取台の搬送台側端部には枢軸が設けら
れ、折取台を架設状態から折取状態に回動自在に支持す
るようになっている。
【0004】次に、この基板切断装置における基板の搬
送及び切断方法について説明する。まず、ガラス基板の
不要な部分を、吸着部が設けられている上端部よりも食
み出した状態で搬送基台上に載置し、吸着部で吸着固定
する。そして、折取台側に前進させ、ガラス基板を両台
で架設した状態にする。
送及び切断方法について説明する。まず、ガラス基板の
不要な部分を、吸着部が設けられている上端部よりも食
み出した状態で搬送基台上に載置し、吸着部で吸着固定
する。そして、折取台側に前進させ、ガラス基板を両台
で架設した状態にする。
【0005】このあと、両台に架設されているガラス基
板の中途部裏面に、カッター部材で切れ目を入れ、折取
台を回動させてガラス基板の不要な端材を取り除く。次
いで、吸着部の吸着を解除し、基板昇降バーにより残っ
たガラス基板を上方向に持ち上げ、搬送台を折取台と反
対側に後退させる。
板の中途部裏面に、カッター部材で切れ目を入れ、折取
台を回動させてガラス基板の不要な端材を取り除く。次
いで、吸着部の吸着を解除し、基板昇降バーにより残っ
たガラス基板を上方向に持ち上げ、搬送台を折取台と反
対側に後退させる。
【0006】そして、ガラス基板を載置させた状態で搬
送台上方にある基板昇降バーを搬送台の溝部に通し、ガ
ラス基板を搬送台上に預け、基板昇降バーを搬送台下方
に降下させる。そして、搬送台を折取台側に前進させ
る。
送台上方にある基板昇降バーを搬送台の溝部に通し、ガ
ラス基板を搬送台上に預け、基板昇降バーを搬送台下方
に降下させる。そして、搬送台を折取台側に前進させ
る。
【0007】以下この方法を繰り返すことにより、一枚
の大きなガラス基板から複数の短冊状のガラス基板が切
り取られ、更にこの短冊状のガラス基板を切断すること
により、複数のFED用又はVFD用のガラス基板が切
り取られることとなる。
の大きなガラス基板から複数の短冊状のガラス基板が切
り取られ、更にこの短冊状のガラス基板を切断すること
により、複数のFED用又はVFD用のガラス基板が切
り取られることとなる。
【0008】上述した基板切断装置は、外気から遮蔽さ
れたクリーンルーム内に設置されていることが望まし
い。クリーンルームは、フィルタを介して換気ダクトの
出入口と連通しており、内部の空気が濾過されながら循
環するようになっている。このため、クリーンルーム内
の雰囲気は、外気に対し塵の量が、クリーン度100
(1立方センチフィートあたり粒径が0.3μm以上の
粒子が100個以内)に保たれている。
れたクリーンルーム内に設置されていることが望まし
い。クリーンルームは、フィルタを介して換気ダクトの
出入口と連通しており、内部の空気が濾過されながら循
環するようになっている。このため、クリーンルーム内
の雰囲気は、外気に対し塵の量が、クリーン度100
(1立方センチフィートあたり粒径が0.3μm以上の
粒子が100個以内)に保たれている。
【0009】このような、基板切断方法では、折取台上
に、折り取られた不要なガラス端材が残されてしまうた
め、この端材を手で取って捨てていた。
に、折り取られた不要なガラス端材が残されてしまうた
め、この端材を手で取って捨てていた。
【0010】このように端材を回収すると、作業員が直
接手で行うため、作業員による発塵の影響がある。ま
た、高純度循環雰囲気中で逐次端材が発生すると、ガラ
ス屑の再飛散により高純度循環雰囲気中の高純度空気度
が低下する。さらに、作業員が手で端材を処理すること
となると、切断後の端材のエッジにより怪我をするとい
う危険性がある。
接手で行うため、作業員による発塵の影響がある。ま
た、高純度循環雰囲気中で逐次端材が発生すると、ガラ
ス屑の再飛散により高純度循環雰囲気中の高純度空気度
が低下する。さらに、作業員が手で端材を処理すること
となると、切断後の端材のエッジにより怪我をするとい
う危険性がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従
来技術の問題点を除去するためになされたものであっ
て、その目的とするところは、基板切断装置における基
板切断後に生じた端材を処理する端材処理工程を、基板
切断工程と連動して、人手によらず自動化することを目
的とし、基板の基板の製造効率及び端材の処理効率の飛
躍的な向上を図ることにある。
来技術の問題点を除去するためになされたものであっ
て、その目的とするところは、基板切断装置における基
板切断後に生じた端材を処理する端材処理工程を、基板
切断工程と連動して、人手によらず自動化することを目
的とし、基板の基板の製造効率及び端材の処理効率の飛
躍的な向上を図ることにある。
【0012】また他の目的は、端材排出用シューター内
部が常に負圧状態に保たれているため、端材及び特定雰
囲気中の塵等を残らず端材排出口から排出することにあ
る。
部が常に負圧状態に保たれているため、端材及び特定雰
囲気中の塵等を残らず端材排出口から排出することにあ
る。
【0013】更に他の目的は、少なくとも端材排出用シ
ューターが設けられている雰囲気と異なる雰囲気に設け
られている端材排出口を設けたことにより、少なくとも
端材排出用シューターが設けられている雰囲気内の環境
状態を維持しながら異なる雰囲気へ端材を排出すること
にある。また、これによって、基板切断装置が端材,塵
等により汚染されることを防止することにある。
ューターが設けられている雰囲気と異なる雰囲気に設け
られている端材排出口を設けたことにより、少なくとも
端材排出用シューターが設けられている雰囲気内の環境
状態を維持しながら異なる雰囲気へ端材を排出すること
にある。また、これによって、基板切断装置が端材,塵
等により汚染されることを防止することにある。
【0014】特に、端材排出口に端材処理箱を開閉自在
に構成することにより、端材処理の安全かつ簡素化を図
ることにある。
に構成することにより、端材処理の安全かつ簡素化を図
ることにある。
【0015】また他の目的は、端材廃棄口に端材を搬送
する搬送手段を設けたことにより、基板切断工程と連動
して端材処理を行うことであり、またこれによって作業
員が手で端材を処理することを防止することにある。
する搬送手段を設けたことにより、基板切断工程と連動
して端材処理を行うことであり、またこれによって作業
員が手で端材を処理することを防止することにある。
【0016】特に、搬送手段に基板又は端材を載置する
載置ハンドを設けたことにより、基板表面に傷をつける
ことなく基板と端材の両方を搬送することにある。
載置ハンドを設けたことにより、基板表面に傷をつける
ことなく基板と端材の両方を搬送することにある。
【0017】更に他の目的は、端材廃棄口に対応する開
口と端材を収納する収納部を有し、端材廃棄口を閉塞す
る回動自在な回転箱を設けたことにより、基板切断時及
び端材処理時のいずれにおいても常に端材排出用シュー
ター内を負圧状態に維持しながら、端材排出用シュータ
ーを塞ぐことにある。
口と端材を収納する収納部を有し、端材廃棄口を閉塞す
る回動自在な回転箱を設けたことにより、基板切断時及
び端材処理時のいずれにおいても常に端材排出用シュー
ター内を負圧状態に維持しながら、端材排出用シュータ
ーを塞ぐことにある。
【0018】特に、回転箱を、端材廃棄口と開口との連
通時に端材を収納部に収納する第一の状態と、端材廃棄
口と開口との非連通時に端材を収納部から端材排出口へ
排出する第二の状態と、に任意に切り換えられるように
構成することにより、段階的に端材を端材排出用シュー
ター内に送り込むことができ、またこれによって端材の
破損による端材屑の発生を抑制することにある。
通時に端材を収納部に収納する第一の状態と、端材廃棄
口と開口との非連通時に端材を収納部から端材排出口へ
排出する第二の状態と、に任意に切り換えられるように
構成することにより、段階的に端材を端材排出用シュー
ター内に送り込むことができ、またこれによって端材の
破損による端材屑の発生を抑制することにある。
【0019】また他の目的は、端材廃棄口内に、載置ハ
ンドと係合して端材を載置する載置バーと、回転箱の回
動中心から偏心して前記載置バーを回動自在に支持する
シャフトとを設けたことにより、回転箱を、端材廃棄口
と開口との連通時に端材を前記載置バーに載置した後、
収納部に収納する第三の状態と、端材廃棄口と開口との
非連通時に端材を収納部から端材排出口へ排出する第四
の状態と、に任意に切り換えられるようにすることにあ
る。またこれによって、段階的に端材を端材排出用シュ
ーター内に送り込むことができ、更に端材の破損による
端材屑の発生を抑制することにある。
ンドと係合して端材を載置する載置バーと、回転箱の回
動中心から偏心して前記載置バーを回動自在に支持する
シャフトとを設けたことにより、回転箱を、端材廃棄口
と開口との連通時に端材を前記載置バーに載置した後、
収納部に収納する第三の状態と、端材廃棄口と開口との
非連通時に端材を収納部から端材排出口へ排出する第四
の状態と、に任意に切り換えられるようにすることにあ
る。またこれによって、段階的に端材を端材排出用シュ
ーター内に送り込むことができ、更に端材の破損による
端材屑の発生を抑制することにある。
【0020】特に、回転箱の回動中心に回転箱ギヤを設
け、シャフトの両端に回転箱ギヤより小径な載置ギヤを
回転箱ギヤと噛合するように設けたことにより、第三の
状態と第四の状態とを連動させることにあり、またこれ
によって、端材処理時間の効率化を図ることにある。
け、シャフトの両端に回転箱ギヤより小径な載置ギヤを
回転箱ギヤと噛合するように設けたことにより、第三の
状態と第四の状態とを連動させることにあり、またこれ
によって、端材処理時間の効率化を図ることにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】要するに請求項1記載の
本発明の基板切断装置は、上端部に端材を投入する端材
廃棄口が形成されており、下端部に端材を排出する端材
排出口が形成されており、内部が負圧状態に保たれてい
る端材排出用シューターと、該端材廃棄口に端材を搬送
する搬送手段と、前記端材廃棄口に対応する開口と前記
端材を収納する収納部を有し、前記端材廃棄口を閉塞す
る回動自在な回転箱と、を有することを特徴とするもの
である。
本発明の基板切断装置は、上端部に端材を投入する端材
廃棄口が形成されており、下端部に端材を排出する端材
排出口が形成されており、内部が負圧状態に保たれてい
る端材排出用シューターと、該端材廃棄口に端材を搬送
する搬送手段と、前記端材廃棄口に対応する開口と前記
端材を収納する収納部を有し、前記端材廃棄口を閉塞す
る回動自在な回転箱と、を有することを特徴とするもの
である。
【0022】また上記端材排出口は、少なくとも前記端
材排出用シューターが設けられている雰囲気と異なる雰
囲気に設けられていることとしてもよく、更に開閉自在
に構成されていることとしてもよい。
材排出用シューターが設けられている雰囲気と異なる雰
囲気に設けられていることとしてもよく、更に開閉自在
に構成されていることとしてもよい。
【0023】また上記回転箱は、前記端材廃棄口と前記
開口との連通時に、前記端材を前記収納部に収納する第
一の状態と、前記端材廃棄口と前記開口との非連通時
に、前記端材を前記収納部から前記端材排出口へ排出す
る第二の状態と、を任意に切り換えられるように構成さ
れているようにしてもよい。
開口との連通時に、前記端材を前記収納部に収納する第
一の状態と、前記端材廃棄口と前記開口との非連通時
に、前記端材を前記収納部から前記端材排出口へ排出す
る第二の状態と、を任意に切り換えられるように構成さ
れているようにしてもよい。
【0024】更に、上記請求項1〜3のいずれかに記載
の基板切断装置において、前記搬送手段は、基板又は前
記端材を載置する載置ハンドを有し、前記端材廃棄口内
に、前記載置ハンドと係合して前記端材を載置する載置
バーと、前記回転箱の回動中心から偏心して前記載置バ
ーを回動自在に支持するシャフトとを有してもよい。
の基板切断装置において、前記搬送手段は、基板又は前
記端材を載置する載置ハンドを有し、前記端材廃棄口内
に、前記載置ハンドと係合して前記端材を載置する載置
バーと、前記回転箱の回動中心から偏心して前記載置バ
ーを回動自在に支持するシャフトとを有してもよい。
【0025】更に請求項5に記載の回転箱は、前記端材
廃棄口と前記開口との連通時に、前記端材を前記載置バ
ーに載置した後、前記収納部に収納する第三の状態と、
前記端材廃棄口と前記開口との非連通時に、前記端材を
前記収納部から前記端材排出口へ排出する第四の状態
と、を任意に切り換えられるように構成するようにして
もよい。
廃棄口と前記開口との連通時に、前記端材を前記載置バ
ーに載置した後、前記収納部に収納する第三の状態と、
前記端材廃棄口と前記開口との非連通時に、前記端材を
前記収納部から前記端材排出口へ排出する第四の状態
と、を任意に切り換えられるように構成するようにして
もよい。
【0026】更に請求項5に記載の基板切断装置は、前
記回転箱の回動中心に回転箱ギヤが設けられ、前記シャ
フトの両端に、前記回転箱ギヤより小径な載置ギヤが前
記回転箱ギヤと噛合するように設けられ、前記第三の状
態と前記第四の状態とが連動するように構成されるよう
にしてもよい。
記回転箱の回動中心に回転箱ギヤが設けられ、前記シャ
フトの両端に、前記回転箱ギヤより小径な載置ギヤが前
記回転箱ギヤと噛合するように設けられ、前記第三の状
態と前記第四の状態とが連動するように構成されるよう
にしてもよい。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は本発明による基板切断装置
の実施の形態を示す図である。基板切断装置1は、基板
搬送機構と、基板切断機構と、端材処理機構で構成され
ている。基板搬送機構の一部である搬送台3上には、基
板4が載置されている。また、基板切断機構の一部であ
る折取台5上には、基板4から切断された端材6が載置
されている。
の実施の形態を示す図である。基板切断装置1は、基板
搬送機構と、基板切断機構と、端材処理機構で構成され
ている。基板搬送機構の一部である搬送台3上には、基
板4が載置されている。また、基板切断機構の一部であ
る折取台5上には、基板4から切断された端材6が載置
されている。
【0028】端材処理機構7は、端材6の表面を吸着す
ることによって端材を処理する機構である。端材処理機
構7は、端材6を搬送する搬送手段としての搬送アーム
8と、搬送された端材6を処理する端材排出用シュータ
ー9で構成されている。搬送アーム8のハンド部10に
は、端材6を吸着するための吸着部11が設けられてい
る。搬送アーム8は、アーム軸12により回動及び昇降
自在に支持されている。
ることによって端材を処理する機構である。端材処理機
構7は、端材6を搬送する搬送手段としての搬送アーム
8と、搬送された端材6を処理する端材排出用シュータ
ー9で構成されている。搬送アーム8のハンド部10に
は、端材6を吸着するための吸着部11が設けられてい
る。搬送アーム8は、アーム軸12により回動及び昇降
自在に支持されている。
【0029】端材排出用シューター9の上端部13に
は、図1に示すように端材廃棄口14が形成されてい
る。端材排出用シューター9の下端部15には端材6を
排出する端材排出口16が形成されている。端材排出用
シューター9の下端部15はクリーンルーム外壁2を貫
通しており、端材排出口16は外気と連通している。端
材排出口16内には、端材6を取り出せるように端材処
理箱17が収納自在に設けられている。端材排出用シュ
ーター9の中途部18は、その上端部13から下端部1
5に向かって傾斜しており、端材廃棄口14に廃棄され
た端材6が端材排出用シューター9の下端部15に滑り
落ちるようになっている。
は、図1に示すように端材廃棄口14が形成されてい
る。端材排出用シューター9の下端部15には端材6を
排出する端材排出口16が形成されている。端材排出用
シューター9の下端部15はクリーンルーム外壁2を貫
通しており、端材排出口16は外気と連通している。端
材排出口16内には、端材6を取り出せるように端材処
理箱17が収納自在に設けられている。端材排出用シュ
ーター9の中途部18は、その上端部13から下端部1
5に向かって傾斜しており、端材廃棄口14に廃棄され
た端材6が端材排出用シューター9の下端部15に滑り
落ちるようになっている。
【0030】端材排出用シューター9の中途部18に
は、その内部を負圧状態にする負圧装置19が設けられ
ている。負圧装置19は、外気側に設けられた真空ポン
プ等からなる装置本体20と、装置本体20と端材排出
用シューター9の中途部18を連通させるパイプ21で
構成されている。端材排出用シューター9内の塵及び端
材屑等は、この負圧装置19によりパイプ21を通って
装置本体20に吸引され、外気側から取り出せるように
なっている。
は、その内部を負圧状態にする負圧装置19が設けられ
ている。負圧装置19は、外気側に設けられた真空ポン
プ等からなる装置本体20と、装置本体20と端材排出
用シューター9の中途部18を連通させるパイプ21で
構成されている。端材排出用シューター9内の塵及び端
材屑等は、この負圧装置19によりパイプ21を通って
装置本体20に吸引され、外気側から取り出せるように
なっている。
【0031】図2及び図3に示すように、端材廃棄口1
4内には、端材廃棄口14を閉塞又は端材を収納する回
転箱22が設けられている。回転箱22はその外殻23
が端材排出用シューター9の上端部13内周面に沿うよ
うに断面円弧状に形成されており、また、その支軸24
により回動自在に支持されている。回転箱22の外殻2
3には、端材廃棄口14に対応する開口25が支軸24
から切り開いた状態で形成されており、空洞な内部であ
る収納部26に端材6が収納されるようになっている。
4内には、端材廃棄口14を閉塞又は端材を収納する回
転箱22が設けられている。回転箱22はその外殻23
が端材排出用シューター9の上端部13内周面に沿うよ
うに断面円弧状に形成されており、また、その支軸24
により回動自在に支持されている。回転箱22の外殻2
3には、端材廃棄口14に対応する開口25が支軸24
から切り開いた状態で形成されており、空洞な内部であ
る収納部26に端材6が収納されるようになっている。
【0032】次に本実施の形態の作用について説明す
る。端材廃棄口14は、通常図2に示すように、回転箱
22の外殻23により閉塞,即ち端材廃棄口14と回転
箱22の開口25とが非連通状態になっている。
る。端材廃棄口14は、通常図2に示すように、回転箱
22の外殻23により閉塞,即ち端材廃棄口14と回転
箱22の開口25とが非連通状態になっている。
【0033】まず、図1に示すように、基板切断装置1
によりガラス基板4を切断すると、図4に示すように、
折取台5に残された端材6上に搬送アーム8を移動させ
る。端材6は、搬送アーム8のハンド部10に設けられ
ている吸着部11により吸着される。
によりガラス基板4を切断すると、図4に示すように、
折取台5に残された端材6上に搬送アーム8を移動させ
る。端材6は、搬送アーム8のハンド部10に設けられ
ている吸着部11により吸着される。
【0034】その後、図5に示すように、アーム軸12
が上昇するとともに回転し、端材6をシューター上端部
13に搬送する。このとき、回転箱22を図2に示した
状態から回動させ、その開口25と端材廃棄口14とを
対応させて図3に示したような連通状態にし、回転箱2
2の回動を停止する。
が上昇するとともに回転し、端材6をシューター上端部
13に搬送する。このとき、回転箱22を図2に示した
状態から回動させ、その開口25と端材廃棄口14とを
対応させて図3に示したような連通状態にし、回転箱2
2の回動を停止する。
【0035】そして、吸着部11による吸着が解除さ
れ、端材6が端材廃棄口14を通って回転箱22の収納
部26に投入される。収納部26で一時的に受け取られ
た端材6は、回転箱22の回動により、開口25が下方
に向くと、シューター9内部に落とされる。
れ、端材6が端材廃棄口14を通って回転箱22の収納
部26に投入される。収納部26で一時的に受け取られ
た端材6は、回転箱22の回動により、開口25が下方
に向くと、シューター9内部に落とされる。
【0036】このとき、端材廃棄口14と回転箱22の
開口25とが非連通状態となるため、端材廃棄口14
は、回転箱22の外殻23により閉塞される。端材6は
シューター中途部18を通ってシューター下端部15に
設けられている端材処理箱17に収納される。その後、
外気側から端材処理箱17を引き出し、端材6を廃棄す
る。
開口25とが非連通状態となるため、端材廃棄口14
は、回転箱22の外殻23により閉塞される。端材6は
シューター中途部18を通ってシューター下端部15に
設けられている端材処理箱17に収納される。その後、
外気側から端材処理箱17を引き出し、端材6を廃棄す
る。
【0037】次に本発明の第2実施の形態について図6
から図10を用いて説明する。本実施の形態の端材処理
機構30は、第一実施の形態と同様、端材6を搬送する
搬送手段としての搬送アーム8と、搬送された端材6を
処理する端材排出用シューター9で構成されている。
から図10を用いて説明する。本実施の形態の端材処理
機構30は、第一実施の形態と同様、端材6を搬送する
搬送手段としての搬送アーム8と、搬送された端材6を
処理する端材排出用シューター9で構成されている。
【0038】搬送アーム8の載置ハンド31は、U字状
に形成されている。載置ハンド31には、端材6を吸着
するための吸着部32が、U字状の先端部上面に設けら
れている。搬送アーム8は、関節部33を介してアーム
軸12に接続されており、アーム軸12により回動及び
昇降自在に支持されている。
に形成されている。載置ハンド31には、端材6を吸着
するための吸着部32が、U字状の先端部上面に設けら
れている。搬送アーム8は、関節部33を介してアーム
軸12に接続されており、アーム軸12により回動及び
昇降自在に支持されている。
【0039】折取台5には、載置ハンド31を挿入する
ためのスリット部34が形成されている。
ためのスリット部34が形成されている。
【0040】端材排出用シューター9の上端部13に
は、端材廃棄口35が形成されている。端材廃棄口35
内には、その内周面に沿って断面略半円状の回転箱36
が設けられている。
は、端材廃棄口35が形成されている。端材廃棄口35
内には、その内周面に沿って断面略半円状の回転箱36
が設けられている。
【0041】回転箱36は、上端部13の円弧中心にあ
る支軸37により回動自在に支持されている。回転箱3
6の外殻38には、端材廃棄口35に対応する開口39
が円弧中心から切り開いた状態で形成されている。回転
箱36内部は、ガラス端材6を入れるための中空な収納
部40となっている。支軸37が設けられている上端部
13には、回転箱ギヤ41が設けられている。
る支軸37により回動自在に支持されている。回転箱3
6の外殻38には、端材廃棄口35に対応する開口39
が円弧中心から切り開いた状態で形成されている。回転
箱36内部は、ガラス端材6を入れるための中空な収納
部40となっている。支軸37が設けられている上端部
13には、回転箱ギヤ41が設けられている。
【0042】また、支軸37からやや偏心した位置に
は、支軸37の軸心方向に延在するシャフト42が設け
られており、そのシャフト42を中心に回動自在に支持
されている。シャフト42は上端部13を長手方向に貫
通しており、その両端に載置ギヤ43が設けられてい
る。
は、支軸37の軸心方向に延在するシャフト42が設け
られており、そのシャフト42を中心に回動自在に支持
されている。シャフト42は上端部13を長手方向に貫
通しており、その両端に載置ギヤ43が設けられてい
る。
【0043】載置ギヤ43と回転箱ギヤ41は噛合する
ようになっている。載置バー44はシャフト42上で櫛
歯状に形成されており、各載置バー44間の凹部に載置
ハンド31が係合するようになっている。各載置バー4
4の載置面45は同一平面上にある。回転箱36側面に
は、支軸37を中心とした円弧状の案内溝46が形成さ
れている。なお、端材排出用シューター中途部18及び
下端部15の構成については、第一実施の形態と同様で
ある。
ようになっている。載置バー44はシャフト42上で櫛
歯状に形成されており、各載置バー44間の凹部に載置
ハンド31が係合するようになっている。各載置バー4
4の載置面45は同一平面上にある。回転箱36側面に
は、支軸37を中心とした円弧状の案内溝46が形成さ
れている。なお、端材排出用シューター中途部18及び
下端部15の構成については、第一実施の形態と同様で
ある。
【0044】次に本実施の形態の作用について説明す
る。端材廃棄口35は、通常図10に示すように、回転
箱36の外殻38により閉塞,即ち端材廃棄口35と回
転箱36の開口39とが非連通状態になっている。
る。端材廃棄口35は、通常図10に示すように、回転
箱36の外殻38により閉塞,即ち端材廃棄口35と回
転箱36の開口39とが非連通状態になっている。
【0045】まず、図6に示すように、基板切断装置1
によりガラス基板4が切断されると、搬送アーム8の載
置ハンド31を搬送台3のスリット部34に遊挿し、折
取台5に残された端材6を裏面からすくい上げながら載
置ハンド31の吸着部32で吸着保持する。次に、搬送
アーム8のアーム軸12を上昇させ、アーム軸12を中
心として端材排出用シューター9の方向へ回動させて、
端材6を吸着保持している載置ハンド31を端材排出用
シューター9の上端部13上方へ移動させる。
によりガラス基板4が切断されると、搬送アーム8の載
置ハンド31を搬送台3のスリット部34に遊挿し、折
取台5に残された端材6を裏面からすくい上げながら載
置ハンド31の吸着部32で吸着保持する。次に、搬送
アーム8のアーム軸12を上昇させ、アーム軸12を中
心として端材排出用シューター9の方向へ回動させて、
端材6を吸着保持している載置ハンド31を端材排出用
シューター9の上端部13上方へ移動させる。
【0046】そして、回転箱36を図10の状態から回
動させて端材廃棄口35を図8に示したような解放状
態,即ち、開口39と端材廃棄口35とが対応する連通
状態にして停止し、搬送アーム8のアーム軸12を下降
させ、載置ハンド31を端材廃棄口35へ入れる。この
状態では、回転箱36の外殻38により、シューター9
が閉塞されている。このとき、端材6は、載置ハンド3
1と載置バー44の両方により固定載置されている。
動させて端材廃棄口35を図8に示したような解放状
態,即ち、開口39と端材廃棄口35とが対応する連通
状態にして停止し、搬送アーム8のアーム軸12を下降
させ、載置ハンド31を端材廃棄口35へ入れる。この
状態では、回転箱36の外殻38により、シューター9
が閉塞されている。このとき、端材6は、載置ハンド3
1と載置バー44の両方により固定載置されている。
【0047】そして、載置ハンド31の吸着部32によ
る吸着を解除し、端材廃棄口35から載置ハンド31を
引っ込める。このとき、端材6は、載置バー44上にの
み載置されている。
る吸着を解除し、端材廃棄口35から載置ハンド31を
引っ込める。このとき、端材6は、載置バー44上にの
み載置されている。
【0048】この状態から、載置バー44を図9に示す
ように、反時計回り方向に回転させる。これにより、載
置バー44が水平状態から傾斜がかかるため、ガラス端
材6が回転箱36内部,即ち収納部40に落とされる。
ように、反時計回り方向に回転させる。これにより、載
置バー44が水平状態から傾斜がかかるため、ガラス端
材6が回転箱36内部,即ち収納部40に落とされる。
【0049】ところで、載置ギヤ43と回転箱ギヤ41
とが噛合しているため、載置バー44の回転に連動し
て、回転箱36が図9に示すように、時計回り方向に回
転させられる。この回転が進むと、図10に示すよう
に、シャフト42が案内溝46によりガイドされ、回転
箱36内に一時的に投入されたガラス端材6がシュータ
ー9内部に投入されると同時に、回転箱36の外殻38
表面により端材廃棄口35が内側から閉塞される。
とが噛合しているため、載置バー44の回転に連動し
て、回転箱36が図9に示すように、時計回り方向に回
転させられる。この回転が進むと、図10に示すよう
に、シャフト42が案内溝46によりガイドされ、回転
箱36内に一時的に投入されたガラス端材6がシュータ
ー9内部に投入されると同時に、回転箱36の外殻38
表面により端材廃棄口35が内側から閉塞される。
【0050】端材6はシューター9内部を滑り落ち、シ
ューター下端部15へ向かう。その後の端材処理は、第
1実施の形態と同様である。
ューター下端部15へ向かう。その後の端材処理は、第
1実施の形態と同様である。
【0051】なお、載置バー44の回転方向が時計回り
方向、回転箱36の回転方向が反時計回り方向となるよ
うに作動させてもよい。
方向、回転箱36の回転方向が反時計回り方向となるよ
うに作動させてもよい。
【0052】また、上記2つの実施の形態において、断
面円弧状の回転箱22,36を用いたが、この回転箱2
2,36のかわりに図11に示すように、水車形状の回
転箱50を用いてもよい。
面円弧状の回転箱22,36を用いたが、この回転箱2
2,36のかわりに図11に示すように、水車形状の回
転箱50を用いてもよい。
【0053】この回転箱50は、長手方向に延在する水
車軸51と、断面が水車軸51を中心に放射状に形成さ
れ、水車軸51とともに長手方向に延在する複数の羽根
部52とで構成されている。水車軸51の両端には側板
が設けられている。この場合、水車軸51から拡開した
近接する二枚の羽根部52,52と側板により収納部5
3が形成され、各羽根部52の先端縁間に端材廃棄口1
4に対応する開口54が形成される。
車軸51と、断面が水車軸51を中心に放射状に形成さ
れ、水車軸51とともに長手方向に延在する複数の羽根
部52とで構成されている。水車軸51の両端には側板
が設けられている。この場合、水車軸51から拡開した
近接する二枚の羽根部52,52と側板により収納部5
3が形成され、各羽根部52の先端縁間に端材廃棄口1
4に対応する開口54が形成される。
【0054】なお、上記いずれの実施の形態において
も、基板切断装置1は、外気に対し塵の少ない所定のク
リーン度(例えばクリーン度100)の雰囲気内に設け
られていることが望ましい。従って、この雰囲気状態を
維持するため、基板切断装置1を外壁2により遮蔽し、
端材排出用シューター9の下端部15が外壁2を貫通シ
て、端材排出口16を通常の雰囲気内に配置することと
してもよい。これにより、基板切断装置1が端材,塵等
により汚染されないようにすることができる。
も、基板切断装置1は、外気に対し塵の少ない所定のク
リーン度(例えばクリーン度100)の雰囲気内に設け
られていることが望ましい。従って、この雰囲気状態を
維持するため、基板切断装置1を外壁2により遮蔽し、
端材排出用シューター9の下端部15が外壁2を貫通シ
て、端材排出口16を通常の雰囲気内に配置することと
してもよい。これにより、基板切断装置1が端材,塵等
により汚染されないようにすることができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明による基板切
断装置では、基板切断後に生じた端材を処理する端材処
理工程を、基板切断工程と連動して、人手によらず自動
化することができ、基板の基板の製造効率及び端材の処
理効率の飛躍的に向上するという効果が得られる。
断装置では、基板切断後に生じた端材を処理する端材処
理工程を、基板切断工程と連動して、人手によらず自動
化することができ、基板の基板の製造効率及び端材の処
理効率の飛躍的に向上するという効果が得られる。
【0056】また、端材排出用シューター内部が常に負
圧状態に保たれているため、端材及び特定雰囲気中の塵
等を残らず端材排出口から排出するという効果が得られ
る。
圧状態に保たれているため、端材及び特定雰囲気中の塵
等を残らず端材排出口から排出するという効果が得られ
る。
【0057】更に、少なくとも端材排出用シューターが
設けられている雰囲気と異なる雰囲気に設けられている
端材排出口を設けたことにより、少なくとも端材排出用
シューターが設けられている雰囲気内の環境状態を維持
しながら異なる雰囲気へ端材を排出するという効果が得
られる。また、これによって、基板切断装置が端材,塵
等により汚染されることを防止することができる。
設けられている雰囲気と異なる雰囲気に設けられている
端材排出口を設けたことにより、少なくとも端材排出用
シューターが設けられている雰囲気内の環境状態を維持
しながら異なる雰囲気へ端材を排出するという効果が得
られる。また、これによって、基板切断装置が端材,塵
等により汚染されることを防止することができる。
【0058】特に、端材排出口に端材処理箱を開閉自在
に構成することにより、端材処理の安全かつ簡素化され
るという効果が得られる。
に構成することにより、端材処理の安全かつ簡素化され
るという効果が得られる。
【0059】また、端材廃棄口に端材を搬送する搬送手
段を設けたことにより、基板切断工程と連動して端材処
理を行うという効果が得られ、またこれによって作業員
が手で端材を処理することを防止するという効果が得ら
れる。
段を設けたことにより、基板切断工程と連動して端材処
理を行うという効果が得られ、またこれによって作業員
が手で端材を処理することを防止するという効果が得ら
れる。
【0060】特に、搬送手段に基板又は端材を載置する
載置ハンドを設けたことにより、基板表面に傷をつける
ことなく基板と端材の両方を搬送するという効果が得ら
れる。
載置ハンドを設けたことにより、基板表面に傷をつける
ことなく基板と端材の両方を搬送するという効果が得ら
れる。
【0061】更に、端材廃棄口に対応する開口と端材を
収納する収納部を有し、端材廃棄口を閉塞する回動自在
な回転箱を設けたことにより、基板切断時及び端材処理
時のいずれにおいても常に端材排出用シューター内を負
圧状態に維持しながら、端材排出用シューターを塞ぐと
いう効果が得られる。
収納する収納部を有し、端材廃棄口を閉塞する回動自在
な回転箱を設けたことにより、基板切断時及び端材処理
時のいずれにおいても常に端材排出用シューター内を負
圧状態に維持しながら、端材排出用シューターを塞ぐと
いう効果が得られる。
【0062】特に、回転箱を、端材廃棄口と開口との連
通時に端材を収納部に収納する第一の状態と、端材廃棄
口と開口との非連通時に端材を収納部から端材排出口へ
排出する第二の状態と、に任意に切り換えられるように
構成することにより、段階的に端材を端材排出用シュー
ター内に送り込むことができ、またこれによって端材の
破損による端材屑の発生を抑制するという効果が得られ
る。
通時に端材を収納部に収納する第一の状態と、端材廃棄
口と開口との非連通時に端材を収納部から端材排出口へ
排出する第二の状態と、に任意に切り換えられるように
構成することにより、段階的に端材を端材排出用シュー
ター内に送り込むことができ、またこれによって端材の
破損による端材屑の発生を抑制するという効果が得られ
る。
【0063】また、端材廃棄口内に、載置ハンドと係合
して端材を載置する載置バーと、回転箱の回動中心から
偏心して前記載置バーを回動自在に支持するシャフトと
を設けたことにより、回転箱を、端材廃棄口と開口との
連通時に端材を前記載置バーに載置した後、収納部に収
納する第三の状態と、端材廃棄口と開口との非連通時に
端材を収納部から端材排出口へ排出する第四の状態と、
に任意に切り換えられるという効果が得られ、またこれ
によって、段階的に端材を端材排出用シューター内に送
り込むことができ、更に端材の破損による端材屑の発生
を抑制するという効果が得られる。
して端材を載置する載置バーと、回転箱の回動中心から
偏心して前記載置バーを回動自在に支持するシャフトと
を設けたことにより、回転箱を、端材廃棄口と開口との
連通時に端材を前記載置バーに載置した後、収納部に収
納する第三の状態と、端材廃棄口と開口との非連通時に
端材を収納部から端材排出口へ排出する第四の状態と、
に任意に切り換えられるという効果が得られ、またこれ
によって、段階的に端材を端材排出用シューター内に送
り込むことができ、更に端材の破損による端材屑の発生
を抑制するという効果が得られる。
【0064】特に、回転箱の回動中心に回転箱ギヤを設
け、シャフトの両端に回転箱ギヤより小径な載置ギヤを
回転箱ギヤと噛合するように設けたことにより、第三の
状態と第四の状態とを連動させるという効果が得られ、
またこれによって、端材処理時間を短縮するという効果
が得られる。
け、シャフトの両端に回転箱ギヤより小径な載置ギヤを
回転箱ギヤと噛合するように設けたことにより、第三の
状態と第四の状態とを連動させるという効果が得られ、
またこれによって、端材処理時間を短縮するという効果
が得られる。
【図1】本発明による基板切断装置の第1実施の形態の
上面図である。
上面図である。
【図2】本発明による基板切断装置の第1実施の形態の
上端部の端材廃棄口閉塞時の断面図である。
上端部の端材廃棄口閉塞時の断面図である。
【図3】本発明による基板切断装置の第1実施の形態の
シューター上端部の端材廃棄口解放時の断面図である。
シューター上端部の端材廃棄口解放時の断面図である。
【図4】本発明による基板切断装置の第1実施の形態の
面図である。
面図である。
【図5】同上。
【図6】本発明による基板切断装置の第2実施の形態の
上面図である。
上面図である。
【図7】本発明による基板切断装置の第2実施の形態の
シューター上端部の側面図である。
シューター上端部の側面図である。
【図8】本発明による基板切断装置の第2実施の形態の
シューター上端部の端材廃棄口解放時の断面図である。
シューター上端部の端材廃棄口解放時の断面図である。
【図9】本発明による基板切断装置の第2実施の形態の
シューター上端部の端材廃棄口解放状態から閉塞状態に
作動する時の断面図である。
シューター上端部の端材廃棄口解放状態から閉塞状態に
作動する時の断面図である。
【図10】本発明による基板切断装置の第2実施の形態
のシューター上端部の端材廃棄口閉塞時の断面図であ
る。
のシューター上端部の端材廃棄口閉塞時の断面図であ
る。
【図11】本発明による基板切断装置の第3実施の形態
のシューター上端部の断面図である。
のシューター上端部の断面図である。
1…基板切断装置 6…端材 8…搬送手段 9…端材排出用シューター 13…端材排出用シューター上端部 14,35…端材廃棄口 15…端材排出用シューター下端部 16…端材排出口 17…端材処理箱 22,36,50…回転箱 25,39,54…開口 26,40,53…収納部 31…載置ハンド 41…回転箱ギヤ 42…シャフト 43…載置ギヤ 44…載置バー
Claims (7)
- 【請求項1】 上端部に端材を投入する端材廃棄口が形
成されており、下端部に端材を排出する端材排出口が形
成されており、内部が負圧状態に保たれている端材排出
用シューターと、 該端材廃棄口に端材を搬送する搬送手段と、 前記端材廃棄口に対応する開口と前記端材を収納する収
納部を有し、前記端材廃棄口を閉塞する回動自在な回転
箱と、を有することを特徴とする基板切断装置。 - 【請求項2】 前記端材排出口は、少なくとも前記端材
排出用シューターが設けられている雰囲気と異なる雰囲
気に設けられていることを特徴とする請求項1記載の基
板切断装置。 - 【請求項3】 前記端材排出口は、開閉自在に構成され
ていることを特徴とする請求項1又は2記載の基板切断
装置。 - 【請求項4】 前記回転箱は、 前記端材廃棄口と前記開口との連通時に、前記端材を前
記収納部に収納する第一の状態と、 前記端材廃棄口と前記開口との非連通時に、前記端材を
前記収納部から前記端材排出口へ排出する第二の状態
と、 を任意に切り換えられるように構成されていることを特
徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の基板切断装
置。 - 【請求項5】 前記搬送手段は、基板又は前記端材を載
置する載置ハンドを有し、 前記端材廃棄口内に、前記載置ハンドと係合して前記端
材を載置する載置バーと、前記回転箱の回動中心から偏
心して前記載置バーを回動自在に支持するシャフトとを
有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
の基板切断装置。 - 【請求項6】 前記回転箱は、 前記端材廃棄口と前記開口との連通時に、前記端材を前
記載置バーに載置した後、前記収納部に収納する第三の
状態と、 前記端材廃棄口と前記開口との非連通時に、前記端材を
前記収納部から前記端材排出口へ排出する第四の状態
と、 を任意に切り換えられるように構成されていることを特
徴とする請求項5記載の基板切断装置。 - 【請求項7】 前記回転箱の回動中心に回転箱ギヤが設
けられ、 前記シャフトの両端に、前記回転箱ギヤより小径な載置
ギヤが前記回転箱ギヤと噛合するように設けられ、 前記第三の状態と前記第四の状態とが連動するように構
成されていることを特徴とする請求項5記載の基板切断
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16092798A JPH11348032A (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | 基板切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16092798A JPH11348032A (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | 基板切断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11348032A true JPH11348032A (ja) | 1999-12-21 |
Family
ID=15725284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16092798A Pending JPH11348032A (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | 基板切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11348032A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-06-09 JP JP16092798A patent/JPH11348032A/ja active Pending
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