JPH11344721A - 液晶表示素子の製造装置 - Google Patents
液晶表示素子の製造装置Info
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- JPH11344721A JPH11344721A JP16594998A JP16594998A JPH11344721A JP H11344721 A JPH11344721 A JP H11344721A JP 16594998 A JP16594998 A JP 16594998A JP 16594998 A JP16594998 A JP 16594998A JP H11344721 A JPH11344721 A JP H11344721A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 液晶表示パネルの電極引出端子部に異方性導
電膜を介してTCP基板のリード端子部を熱圧着するに
あたって、難しい調整作業を要することなく、その熱圧
着部分に均一に圧力を加えるようにする。 【解決手段】 液晶表示パネル1の電極引出端子部3a
に異方性導電膜6を介してフレキシブル基板7のリード
端子部7aを重ね合わせ、同リード端子部7a側からそ
の重ね合わせ部分9を押圧してリード端子部7を電極引
出端子部3aに加熱圧着する液晶表示素子の製造装置に
おいて、加熱流体を所定の圧力で供給する加熱流体供給
源10と、同加熱流体供給源10から供給される加熱流
体により膨張して上記重ね合わせ部分9に密着して押圧
する加熱加圧手段20とを備えている。
電膜を介してTCP基板のリード端子部を熱圧着するに
あたって、難しい調整作業を要することなく、その熱圧
着部分に均一に圧力を加えるようにする。 【解決手段】 液晶表示パネル1の電極引出端子部3a
に異方性導電膜6を介してフレキシブル基板7のリード
端子部7aを重ね合わせ、同リード端子部7a側からそ
の重ね合わせ部分9を押圧してリード端子部7を電極引
出端子部3aに加熱圧着する液晶表示素子の製造装置に
おいて、加熱流体を所定の圧力で供給する加熱流体供給
源10と、同加熱流体供給源10から供給される加熱流
体により膨張して上記重ね合わせ部分9に密着して押圧
する加熱加圧手段20とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示素子の製造
装置に関し、さらに詳しく言えば、液晶表示パネルにT
CP(Tape Carrier Package)用
の基板のごときフレキシブル基板を接続するのに好適な
液晶表示素子の製造に関するものである。
装置に関し、さらに詳しく言えば、液晶表示パネルにT
CP(Tape Carrier Package)用
の基板のごときフレキシブル基板を接続するのに好適な
液晶表示素子の製造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示素子の製造工程の一つに、液晶
表示パネルの電極引出端子部に異方性導電膜(anis
otropic conductive film:A
CF)を介して例えばTCP基板のリード端子部を接続
する工程がある。
表示パネルの電極引出端子部に異方性導電膜(anis
otropic conductive film:A
CF)を介して例えばTCP基板のリード端子部を接続
する工程がある。
【0003】図5に基づいて説明すると、液晶表示パネ
ル1は一対の透明電極基板2,3を周辺シール材4を介
して貼り合わせ、そのセル内に液晶5を封入したものか
らなるが、一方の透明電極基板3には電極引出端子部3
aが連設されている。詳しくは図示されていないが、電
極引出端子部3aには透明電極と同じITO(Indi
um Tin Oxide)からなる引出電極群が形成
されている。
ル1は一対の透明電極基板2,3を周辺シール材4を介
して貼り合わせ、そのセル内に液晶5を封入したものか
らなるが、一方の透明電極基板3には電極引出端子部3
aが連設されている。詳しくは図示されていないが、電
極引出端子部3aには透明電極と同じITO(Indi
um Tin Oxide)からなる引出電極群が形成
されている。
【0004】この液晶表示パネル1を所定の作業基台B
上に載置した後、その電極引出端子部3aに異方性導電
膜6を介してTCP基板7のリード端子部7aを重ね合
わせ、その上からヒーターバー8を押し付けて加熱する
ことにより、液晶表示パネル1の電極引出端子部3aに
TCP基板7のリード端子部7aが一括して接続され
る。
上に載置した後、その電極引出端子部3aに異方性導電
膜6を介してTCP基板7のリード端子部7aを重ね合
わせ、その上からヒーターバー8を押し付けて加熱する
ことにより、液晶表示パネル1の電極引出端子部3aに
TCP基板7のリード端子部7aが一括して接続され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、ヒーター
バー8にて加熱加圧して、異方性導電膜6内の導電粒子
を変形させるとともに、熱硬化性樹脂を硬化させること
により、電気的な接続が得られるのであるが、安定した
電気的接続を得るには、異方性導電膜6内の導電粒子を
その全域にわたって1〜3μm程度変形させる必要があ
る。
バー8にて加熱加圧して、異方性導電膜6内の導電粒子
を変形させるとともに、熱硬化性樹脂を硬化させること
により、電気的な接続が得られるのであるが、安定した
電気的接続を得るには、異方性導電膜6内の導電粒子を
その全域にわたって1〜3μm程度変形させる必要があ
る。
【0006】そのためには、ヒーターヘッド8の押圧面
およびリード端子部7aの被押圧面の平衡度や平坦度を
調整し、圧力分布を均一にすることが重要とされる。ち
なみに、平衡度や平坦度の調整が適切でない場合には、
接続面に気泡が残り、機械的接続強度の低下や電気的接
続の信頼性低下などの好ましくない問題が派生する。
およびリード端子部7aの被押圧面の平衡度や平坦度を
調整し、圧力分布を均一にすることが重要とされる。ち
なみに、平衡度や平坦度の調整が適切でない場合には、
接続面に気泡が残り、機械的接続強度の低下や電気的接
続の信頼性低下などの好ましくない問題が派生する。
【0007】しかしながら、従来ではヒーターヘッド8
として、ステンレスなどのきわめて硬度の高い素材を用
いており、他方において、TCP基板7のリード端子部
7a側には、その厚さなどにバラツキがあるため、その
平衡度や平坦度の調整が微妙で難しく、その調整にかな
りの時間と労力が費やされていた。
として、ステンレスなどのきわめて硬度の高い素材を用
いており、他方において、TCP基板7のリード端子部
7a側には、その厚さなどにバラツキがあるため、その
平衡度や平坦度の調整が微妙で難しく、その調整にかな
りの時間と労力が費やされていた。
【0008】単一の液晶表示パネルにしてこのような状
況であり、ましてや複数枚の液晶表示パネルを重ねて、
その各々にTCP基板を一括して熱圧着する場合にはさ
らにその難易度が増すことになる。
況であり、ましてや複数枚の液晶表示パネルを重ねて、
その各々にTCP基板を一括して熱圧着する場合にはさ
らにその難易度が増すことになる。
【0009】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、その目的は、液晶表示パネルの電極
引出端子部に異方性導電膜を介してTCP基板のリード
端子部を熱圧着するにあたって、難しい調整作業を要す
ることなく、その熱圧着部分に均一に圧力を加えるよう
にすることができるようにした液晶表示素子の製造装置
を提供することにある。
になされたもので、その目的は、液晶表示パネルの電極
引出端子部に異方性導電膜を介してTCP基板のリード
端子部を熱圧着するにあたって、難しい調整作業を要す
ることなく、その熱圧着部分に均一に圧力を加えるよう
にすることができるようにした液晶表示素子の製造装置
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、液晶表示パネルの電極引出端子部に異方
性導電膜を介してフレキシブル基板のリード端子部を重
ね合わせ、同リード端子部側からその重ね合わせ部分を
押圧して上記リード端子部を上記電極引出端子部に加熱
圧着する液晶表示素子の製造装置において、加熱流体を
所定の圧力で供給する加熱流体供給源と、同加熱流体供
給源から供給される加熱流体により膨張して上記重ね合
わせ部分に密着して押圧する加熱加圧手段とを備えてい
ることを特徴としている。
め、本発明は、液晶表示パネルの電極引出端子部に異方
性導電膜を介してフレキシブル基板のリード端子部を重
ね合わせ、同リード端子部側からその重ね合わせ部分を
押圧して上記リード端子部を上記電極引出端子部に加熱
圧着する液晶表示素子の製造装置において、加熱流体を
所定の圧力で供給する加熱流体供給源と、同加熱流体供
給源から供給される加熱流体により膨張して上記重ね合
わせ部分に密着して押圧する加熱加圧手段とを備えてい
ることを特徴としている。
【0011】本発明において、上記加熱加圧手段が、上
記加熱流体供給源に接続されているとともに、上記重ね
合わせ部分と対向する面が開口部とされた箱体と、同箱
体の上記開口部に気密的に取り付けられた膨張収縮可能
な膜体とからなることが好ましい。
記加熱流体供給源に接続されているとともに、上記重ね
合わせ部分と対向する面が開口部とされた箱体と、同箱
体の上記開口部に気密的に取り付けられた膨張収縮可能
な膜体とからなることが好ましい。
【0012】また、上記加熱加圧手段としては、上記加
熱流体供給源に接続された膨張収縮可能な袋体と、上記
重ね合わせ部分と対向する面が開口部とされ、その内部
に上記袋体を収納した箱体とから構成されていてもよ
く、この場合には、上記箱体の所定部位に空気の連通孔
が設けられていることがより好ましい。
熱流体供給源に接続された膨張収縮可能な袋体と、上記
重ね合わせ部分と対向する面が開口部とされ、その内部
に上記袋体を収納した箱体とから構成されていてもよ
く、この場合には、上記箱体の所定部位に空気の連通孔
が設けられていることがより好ましい。
【0013】なお、いずれの態様においても、上記重ね
合わせ部分に密着する箇所がガラス繊維にて補強された
シリコンゴムからなることが好ましく、これによれば、
適度な強度をもって、その重ね合わせ部分に弾性的に当
接し、良好に熱圧着することができる。
合わせ部分に密着する箇所がガラス繊維にて補強された
シリコンゴムからなることが好ましく、これによれば、
適度な強度をもって、その重ね合わせ部分に弾性的に当
接し、良好に熱圧着することができる。
【0014】本発明によれば、加熱加圧手段としての膜
体もしくは袋体が接合部に対して弾性的に接触すること
になるため、液晶表示パネルの電極引出端子部に異方性
導電膜を介してフレキシブル基板のリード端子部を重ね
合わせて加熱圧着するにあたって、その平衡度や平坦度
を調整する手間を省くことができる。
体もしくは袋体が接合部に対して弾性的に接触すること
になるため、液晶表示パネルの電極引出端子部に異方性
導電膜を介してフレキシブル基板のリード端子部を重ね
合わせて加熱圧着するにあたって、その平衡度や平坦度
を調整する手間を省くことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明を図面に示された流
体として空気を使用した実施例に基づいて、より詳しく
説明するが、流体が液体の場合にも同様の効果が得られ
る。
体として空気を使用した実施例に基づいて、より詳しく
説明するが、流体が液体の場合にも同様の効果が得られ
る。
【0016】なお、この実施例において、液晶表示パネ
ルおよび同液晶表示パネルの電極引出端子部に熱圧着さ
れるTCP基板については、その接合手段としての異方
性導電膜を含めて、特に変更を要しないため、それらの
部分については、先に説明した図5を参照されたい。
ルおよび同液晶表示パネルの電極引出端子部に熱圧着さ
れるTCP基板については、その接合手段としての異方
性導電膜を含めて、特に変更を要しないため、それらの
部分については、先に説明した図5を参照されたい。
【0017】図1は本発明の第1実施例を示した模式的
斜視図であり、図2はその要部断面図である。これによ
ると、液晶表示パネル1の電極引出端子部3aにTCP
基板7のリード端子部7aを異方性導電膜6を介して熱
圧着するにあたり、その熱圧着手段として、所定温度に
加熱された加熱空気を所定の圧力で供給する加熱空気供
給源10と、電極引出端子部3aとリード端子部7aの
重ね合わせ部分9上に配置される加熱加圧手段20とを
備えている。
斜視図であり、図2はその要部断面図である。これによ
ると、液晶表示パネル1の電極引出端子部3aにTCP
基板7のリード端子部7aを異方性導電膜6を介して熱
圧着するにあたり、その熱圧着手段として、所定温度に
加熱された加熱空気を所定の圧力で供給する加熱空気供
給源10と、電極引出端子部3aとリード端子部7aの
重ね合わせ部分9上に配置される加熱加圧手段20とを
備えている。
【0018】加熱空気供給源10には、空気加熱手段と
しての例えば電気ヒータを有するコンプレッサなどが用
いられるが、この第1実施例において、加熱加圧手段2
0は、切換弁11を介して加熱空気供給源10に接続さ
れた箱体21を備えている。
しての例えば電気ヒータを有するコンプレッサなどが用
いられるが、この第1実施例において、加熱加圧手段2
0は、切換弁11を介して加熱空気供給源10に接続さ
れた箱体21を備えている。
【0019】この場合、箱体21の上記重ね合わせ部分
9と対向する面は開口部211とされており、同開口部
211には膨張収縮可能な膜体(ダイヤフラム)22が
気密的に取り付けられている。なお、膜体22はガラス
繊維で補強されたシリコンゴム製であることが好まし
い。
9と対向する面は開口部211とされており、同開口部
211には膨張収縮可能な膜体(ダイヤフラム)22が
気密的に取り付けられている。なお、膜体22はガラス
繊維で補強されたシリコンゴム製であることが好まし
い。
【0020】詳しくは図示されていないが、切換弁11
は、加熱空気供給源10と箱体21とを連通する「開」
位置と、加熱空気供給源10と箱体21との間を遮断
し、かつ、箱体21内を大気に開放する「遮断」位置と
に選択的に切換え可能となっている。
は、加熱空気供給源10と箱体21とを連通する「開」
位置と、加熱空気供給源10と箱体21との間を遮断
し、かつ、箱体21内を大気に開放する「遮断」位置と
に選択的に切換え可能となっている。
【0021】ここで、この装置の動作について説明す
る。まず、図5に示されているように、液晶表示パネル
1を作業基台B上に載置し、その電極引出端子部3a上
に異方性導電膜6を介してTCP基板7のリード端子部
7aを重ね合わせる。
る。まず、図5に示されているように、液晶表示パネル
1を作業基台B上に載置し、その電極引出端子部3a上
に異方性導電膜6を介してTCP基板7のリード端子部
7aを重ね合わせる。
【0022】そして、その重ね合わせ部分9上に箱体2
1をセットして、切換弁11を「開」位置とする。これ
により、加熱空気供給源10から加熱空気が所定の圧力
で箱体21内に供給され、その圧力にて膜体22が膨張
して上記重ね合わせ部分9が押圧されるとともに加熱さ
れる。加熱終了後は、切換弁11が「遮断」位置とさ
れ、箱体21内が大気に開放される。
1をセットして、切換弁11を「開」位置とする。これ
により、加熱空気供給源10から加熱空気が所定の圧力
で箱体21内に供給され、その圧力にて膜体22が膨張
して上記重ね合わせ部分9が押圧されるとともに加熱さ
れる。加熱終了後は、切換弁11が「遮断」位置とさ
れ、箱体21内が大気に開放される。
【0023】次に、本発明の第2実施例を図3の模式的
斜視図および図4の要部断面図に基づいて説明する。こ
の第2実施例が第1実施例と異なる点は、第1実施例で
は加熱加圧手段20に膨張収縮可能な膜体22を用いて
いるのに対して、この第2実施例では膨張収縮可能な袋
体23を用いている点である。
斜視図および図4の要部断面図に基づいて説明する。こ
の第2実施例が第1実施例と異なる点は、第1実施例で
は加熱加圧手段20に膨張収縮可能な膜体22を用いて
いるのに対して、この第2実施例では膨張収縮可能な袋
体23を用いている点である。
【0024】すなわち、この第2実施例においても、上
記重ね合わせ部分9と対向する面が開口部211とされ
た箱体21を備えているが、同箱体21内には、膨張収
縮可能な袋体23が収納され、同袋体23が切換弁11
を介して加熱空気供給源10に接続されている。この袋
体23は、膜体22と同様にガラス繊維で補強されたシ
リコンゴムからなることが好ましい。
記重ね合わせ部分9と対向する面が開口部211とされ
た箱体21を備えているが、同箱体21内には、膨張収
縮可能な袋体23が収納され、同袋体23が切換弁11
を介して加熱空気供給源10に接続されている。この袋
体23は、膜体22と同様にガラス繊維で補強されたシ
リコンゴムからなることが好ましい。
【0025】袋体23は、加熱空気供給源10から供給
される加熱空気により膨張するが、この第2実施例によ
ると、その周囲4面および上面が箱体21に囲まれてい
るため、箱体21の下面の開口部211より膨出し、上
記第1実施例と同様に、上記重ね合わせ部分9を押圧し
ながら加熱する。
される加熱空気により膨張するが、この第2実施例によ
ると、その周囲4面および上面が箱体21に囲まれてい
るため、箱体21の下面の開口部211より膨出し、上
記第1実施例と同様に、上記重ね合わせ部分9を押圧し
ながら加熱する。
【0026】なお、この袋体23の膨張による加熱圧着
時の反発力により箱体21が浮き上がらないように、箱
体21が上記重ね合わせ部分9上に適度な力で押し付け
られ、その開口部211が塞がれるため、第2実施例で
は、箱体21内での袋体23の膨張・収縮がスムースと
なるように、箱体21の所定部位には空気の連通孔21
2が設けられている。
時の反発力により箱体21が浮き上がらないように、箱
体21が上記重ね合わせ部分9上に適度な力で押し付け
られ、その開口部211が塞がれるため、第2実施例で
は、箱体21内での袋体23の膨張・収縮がスムースと
なるように、箱体21の所定部位には空気の連通孔21
2が設けられている。
【0027】このように、第1および第2実施例によれ
ば、膜体22もしくは袋体23を加熱空気により膨張さ
せて上記重ね合わせ部分9を押圧するようにしたことに
より、その重ね合わせ部分9のリード端子部7aに凹凸
があったとしても、その凹凸を吸収して均一に圧力をか
けることができる。
ば、膜体22もしくは袋体23を加熱空気により膨張さ
せて上記重ね合わせ部分9を押圧するようにしたことに
より、その重ね合わせ部分9のリード端子部7aに凹凸
があったとしても、その凹凸を吸収して均一に圧力をか
けることができる。
【0028】したがって、異方性導電膜6に対して、熱
および圧力を均一に加えることができ、異方性導電膜6
内の導電粒子が均一に変形するとともに、熱硬化性樹脂
自体も均一に硬化し、安定した電気的接続が可能とな
る。
および圧力を均一に加えることができ、異方性導電膜6
内の導電粒子が均一に変形するとともに、熱硬化性樹脂
自体も均一に硬化し、安定した電気的接続が可能とな
る。
【0029】第1および第2実施例の加熱加圧手段20
により熱圧着する際の条件の一例として、加熱空気の温
度を200〜300℃、圧力を20〜40kg/cm2
とすると、熱圧着時間は約20秒程度とされるが、作業
基台B側も約40℃に加熱しておくことが好ましい。
により熱圧着する際の条件の一例として、加熱空気の温
度を200〜300℃、圧力を20〜40kg/cm2
とすると、熱圧着時間は約20秒程度とされるが、作業
基台B側も約40℃に加熱しておくことが好ましい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
液晶表示パネルの電極引出端子部に異方性導電膜を介し
てフレキシブル基板のリード端子部を重ね合わせて、そ
のリード端子部側から加熱加圧するにあたって、その加
熱加圧手段として加熱流体により膨張する膜体もしくは
袋体を用いるようにしたことにより、金属製のヒーター
バー使用時のように難しい平衡度や平坦度の調整を行な
うことなく、均一な熱圧着を行なうことができ、安定し
た電気的接続状態が得られる。
液晶表示パネルの電極引出端子部に異方性導電膜を介し
てフレキシブル基板のリード端子部を重ね合わせて、そ
のリード端子部側から加熱加圧するにあたって、その加
熱加圧手段として加熱流体により膨張する膜体もしくは
袋体を用いるようにしたことにより、金属製のヒーター
バー使用時のように難しい平衡度や平坦度の調整を行な
うことなく、均一な熱圧着を行なうことができ、安定し
た電気的接続状態が得られる。
【0031】また、本発明によれば、その押圧面の凹凸
にかかわらず、均一な圧力印加が可能であるため、液晶
表示パネルの厚さなどのバラツキにより、今まで困難と
されていた多セル同時一括熱圧着も可能となる。
にかかわらず、均一な圧力印加が可能であるため、液晶
表示パネルの厚さなどのバラツキにより、今まで困難と
されていた多セル同時一括熱圧着も可能となる。
【図1】本発明の第1実施例を示した模式的斜視図。
【図2】第1実施例の要部断面図。
【図3】本発明の第2実施例を示した模式的斜視図。
【図4】第2実施例の要部断面図。
【図5】従来例を示した模式的断面図。
1 液晶表示パネル 2,3 透明電極基板 3a 電極引出端子部 4 周辺シール材 5 液晶 6 異方性導電膜 7 TCP基板(フレキシブル基板) 7a リード端子部 9 重ね合わせ部分 10 加熱流体供給源 11 切換弁 20 加熱加圧手段 21 箱体 211 開口部 212 空気連通孔 22 膜体 23 袋体
Claims (5)
- 【請求項1】 液晶表示パネルの電極引出端子部に異方
性導電膜を介してフレキシブル基板のリード端子部を重
ね合わせ、同リード端子部側からその重ね合わせ部分を
押圧して上記リード端子部を上記電極引出端子部に加熱
圧着する液晶表示素子の製造装置において、 加熱流体を所定の圧力で供給する加熱流体供給源と、同
加熱流体供給源から供給される加熱流体により膨張して
上記重ね合わせ部分に密着して押圧する加熱加圧手段と
を備えていることを特徴とする液晶表示素子の製造装
置。 - 【請求項2】 上記加熱加圧手段が、上記加熱流体供給
源に接続されているとともに、上記重ね合わせ部分と対
向する面が開口部とされた箱体と、同箱体の上記開口部
に気密的に取り付けられた膨張収縮可能な膜体とからな
ることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示素子の製
造装置。 - 【請求項3】 上記加熱加圧手段が、上記加熱流体供給
源に接続された膨張収縮可能な袋体と、上記重ね合わせ
部分と対向する面が開口部とされ、その内部に上記袋体
を収納した箱体とからなることを特徴とする請求項1に
記載の液晶表示素子の製造装置。 - 【請求項4】 上記箱体の所定部位には空気の連通孔が
設けられていることを特徴とする請求項3に記載の液晶
表示素子の製造装置。 - 【請求項5】 上記重ね合わせ部分に密着する箇所がガ
ラス繊維にて補強されたシリコンゴムからなることを特
徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の液晶表示
素子の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16594998A JPH11344721A (ja) | 1998-05-30 | 1998-05-30 | 液晶表示素子の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16594998A JPH11344721A (ja) | 1998-05-30 | 1998-05-30 | 液晶表示素子の製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11344721A true JPH11344721A (ja) | 1999-12-14 |
Family
ID=15822088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16594998A Withdrawn JPH11344721A (ja) | 1998-05-30 | 1998-05-30 | 液晶表示素子の製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11344721A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003076292A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-14 | Shibaura Mechatronics Corp | 被装着体組立装置及び被装着体組立方法 |
JP2005104331A (ja) * | 2003-09-30 | 2005-04-21 | Tokai Kogyo Co Ltd | 窓組立体およびその製造方法と製造装置ならびに窓組立体用窓板 |
KR20160020701A (ko) * | 2014-08-14 | 2016-02-24 | 안성룡 | 곡면형 윈도우 글래스에 플렉시블 소재 합착장치 |
WO2016098957A1 (ko) * | 2014-12-19 | 2016-06-23 | 김영수 | 패드를 활용한 터치스크린 패널용 보호시트 제조장치, 그 장치를 이용한 보호시트 제조방법 및 그 방법으로 제조된 보호시트 |
WO2016163633A1 (ko) * | 2015-04-08 | 2016-10-13 | 김영수 | 패드를 이용한 고분자 시트의 성형 방법 및 그에 의해 제조된 고분자 시트 |
-
1998
- 1998-05-30 JP JP16594998A patent/JPH11344721A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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