JPH11344510A - プローブカード、プローブ及び半導体試験装置 - Google Patents
プローブカード、プローブ及び半導体試験装置Info
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- JPH11344510A JPH11344510A JP10167792A JP16779298A JPH11344510A JP H11344510 A JPH11344510 A JP H11344510A JP 10167792 A JP10167792 A JP 10167792A JP 16779298 A JP16779298 A JP 16779298A JP H11344510 A JPH11344510 A JP H11344510A
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R1/00—Details of instruments or arrangements of the types included in groups G01R5/00 - G01R13/00 and G01R31/00
- G01R1/02—General constructional details
- G01R1/06—Measuring leads; Measuring probes
- G01R1/067—Measuring probes
- G01R1/073—Multiple probes
- G01R1/07307—Multiple probes with individual probe elements, e.g. needles, cantilever beams or bump contacts, fixed in relation to each other, e.g. bed of nails fixture or probe card
- G01R1/07364—Multiple probes with individual probe elements, e.g. needles, cantilever beams or bump contacts, fixed in relation to each other, e.g. bed of nails fixture or probe card with provisions for altering position, number or connection of probe tips; Adapting to differences in pitch
- G01R1/07371—Multiple probes with individual probe elements, e.g. needles, cantilever beams or bump contacts, fixed in relation to each other, e.g. bed of nails fixture or probe card with provisions for altering position, number or connection of probe tips; Adapting to differences in pitch using an intermediate card or back card with apertures through which the probes pass
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/28—Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
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- Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 プローブピンにより確実に半導体部品の電気
的端子をスクラブすることができるプローブカードを提
供すること。 【解決手段】 半導体部品に設けられた各電気的端子に
接触する先端部を有する複数のプローブピン135と、
先端部が端子によりプローブピンの軸方向へ押下された
場合に、先端部を軸方向に後退させる弾性部139と、
プローブピンが端子に接触した状態で、プローブピンに
対して信号を加え、又はプローブピンから信号を受け取
る複数の伝送線路120と、プローブピン及び伝送線路
を保持する保持部133とを備えた。
的端子をスクラブすることができるプローブカードを提
供すること。 【解決手段】 半導体部品に設けられた各電気的端子に
接触する先端部を有する複数のプローブピン135と、
先端部が端子によりプローブピンの軸方向へ押下された
場合に、先端部を軸方向に後退させる弾性部139と、
プローブピンが端子に接触した状態で、プローブピンに
対して信号を加え、又はプローブピンから信号を受け取
る複数の伝送線路120と、プローブピン及び伝送線路
を保持する保持部133とを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICチップ、LS
Iチップ等の半導体集積回路の電気的特性を試験するプ
ローブカードに関する。特に本発明は、多ピン半導体を
高速に試験することのできるプローブカードに関する。
Iチップ等の半導体集積回路の電気的特性を試験するプ
ローブカードに関する。特に本発明は、多ピン半導体を
高速に試験することのできるプローブカードに関する。
【0002】
【従来の技術】プローブカードは、ICチップ、LSI
チップ等の半導体集積回路の電気的特性試験を行うため
に用いられる。朝倉は、Nikkei Microdevices 1996年9
月号の図4及びその説明部分において、従来のカンチレ
バー型のプローブカード、及びメンブレイン型のプロー
ブカードの構成を開示している。又同文献の図7及びそ
の説明部分は、従来のプローブカードのプローブピンが
半導体集積回路の電気的端子をひっかく場合があること
を示している。更に同文献の図8及びその関連箇所は、
従来のプローブピンのバリエーションを開示している。
また朝倉はNikkeiMicrodevises 1996年7月号の112頁右
欄において、プローブピンが電極をひっかくことが望ま
しいことを、更に同文献の113頁左欄において、プロー
ブピンの長さが短いことが望ましいことを開示してい
る。
チップ等の半導体集積回路の電気的特性試験を行うため
に用いられる。朝倉は、Nikkei Microdevices 1996年9
月号の図4及びその説明部分において、従来のカンチレ
バー型のプローブカード、及びメンブレイン型のプロー
ブカードの構成を開示している。又同文献の図7及びそ
の説明部分は、従来のプローブカードのプローブピンが
半導体集積回路の電気的端子をひっかく場合があること
を示している。更に同文献の図8及びその関連箇所は、
従来のプローブピンのバリエーションを開示している。
また朝倉はNikkeiMicrodevises 1996年7月号の112頁右
欄において、プローブピンが電極をひっかくことが望ま
しいことを、更に同文献の113頁左欄において、プロー
ブピンの長さが短いことが望ましいことを開示してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図1は、ICチップ、
LSIチップ等の半導体部品10を試験するカンチレバ
ー型プローブカードの基本構成図である。カンチレバー
型プローブカードはテストヘッド15と、ポゴピン11
0と、ポゴピン110を介してテストヘッド15に接続
されるパット111と、パッド111を設けた平板状の
プリント基板132と、プリント基板132が取り付け
られる取付部114とを有する。またプリント基板13
2における半導体部品10に対向する面上には、パット
112と、パット112に接続されたタングステン製の
プロープピン135と、プローブピン135を保持する
固定樹脂113とが設けられている。半導体部品10の
上に形成された電気的端子11がプローブピン135の
先端に接触することにより、半導体部品10の電気的特
性を試験するための電気信号が半導体部品10に伝送さ
れる。
LSIチップ等の半導体部品10を試験するカンチレバ
ー型プローブカードの基本構成図である。カンチレバー
型プローブカードはテストヘッド15と、ポゴピン11
0と、ポゴピン110を介してテストヘッド15に接続
されるパット111と、パッド111を設けた平板状の
プリント基板132と、プリント基板132が取り付け
られる取付部114とを有する。またプリント基板13
2における半導体部品10に対向する面上には、パット
112と、パット112に接続されたタングステン製の
プロープピン135と、プローブピン135を保持する
固定樹脂113とが設けられている。半導体部品10の
上に形成された電気的端子11がプローブピン135の
先端に接触することにより、半導体部品10の電気的特
性を試験するための電気信号が半導体部品10に伝送さ
れる。
【0004】プローブピン135は、電気的端子11か
らプリント基板132の方向に向かって一定の長さ垂直
に伸び、パット112の方向に向かってくの字状に折り
曲がり、先端がパット112と半田付けされている。プ
リント基板132におけるパット112とは反対側の面
上に、ポゴピン110が設けられている。パット111
とパット112は、プリント基板132内に形成された
配線パターン120により電気的に接続されている。パ
ット111は、ポゴピン110を介してテストヘッド1
5に接続されている。テストヘッド15から電気的端子
11まで、ポゴピン110、パット111、配線パター
ン120、パット112、及びプローブピン135を経
て電気信号が伝送される。
らプリント基板132の方向に向かって一定の長さ垂直
に伸び、パット112の方向に向かってくの字状に折り
曲がり、先端がパット112と半田付けされている。プ
リント基板132におけるパット112とは反対側の面
上に、ポゴピン110が設けられている。パット111
とパット112は、プリント基板132内に形成された
配線パターン120により電気的に接続されている。パ
ット111は、ポゴピン110を介してテストヘッド1
5に接続されている。テストヘッド15から電気的端子
11まで、ポゴピン110、パット111、配線パター
ン120、パット112、及びプローブピン135を経
て電気信号が伝送される。
【0005】カンチレバー型のプローブカードは構造が
簡単であり、短時間で製造できるので納期が短い。ま
た、従来長く使用されているので使いやすく信頼性が高
い。しかし、プローブピン135の針先位置を手で揃え
る必要があるので、プローブピン135を狭ピッチに配
列することが難しい。また、テストヘッド15からプリ
ント基板132までの伝送線路は同軸構造であるが、プ
ローブピン135は長くかつ非同軸構造のため高速信号
を正確に送ることができなかった。このためカンチレバ
ー型プローブカードを高速試験に用いることは出来なか
った。
簡単であり、短時間で製造できるので納期が短い。ま
た、従来長く使用されているので使いやすく信頼性が高
い。しかし、プローブピン135の針先位置を手で揃え
る必要があるので、プローブピン135を狭ピッチに配
列することが難しい。また、テストヘッド15からプリ
ント基板132までの伝送線路は同軸構造であるが、プ
ローブピン135は長くかつ非同軸構造のため高速信号
を正確に送ることができなかった。このためカンチレバ
ー型プローブカードを高速試験に用いることは出来なか
った。
【0006】図2は、メンブレイン型プローブカードの
基本構成図である。メンブレイン型プローブカードは、
中央部に開口130を有し半導体部品10に対向する平
板状のプリント基板132と、プリント基板132の面
上に設けられたエラスチックコネクタ121と、エラス
チックコネクタ121に接続されたフレキシブルプリン
ト基板(Flexible Printed Circuit board)138と
を有する。フレキシブルプリント基板138には、半導
体部品10上の電気的端子11に向かってバンプ122
が設けられている。フレキシブルプリント基板138
は、ホトリソグラフィ又はメッキで作られる。バンプ1
22もメッキ等の方法により、フレキシブルプリント基
板138の製造と同じ工程で作られている。
基本構成図である。メンブレイン型プローブカードは、
中央部に開口130を有し半導体部品10に対向する平
板状のプリント基板132と、プリント基板132の面
上に設けられたエラスチックコネクタ121と、エラス
チックコネクタ121に接続されたフレキシブルプリン
ト基板(Flexible Printed Circuit board)138と
を有する。フレキシブルプリント基板138には、半導
体部品10上の電気的端子11に向かってバンプ122
が設けられている。フレキシブルプリント基板138
は、ホトリソグラフィ又はメッキで作られる。バンプ1
22もメッキ等の方法により、フレキシブルプリント基
板138の製造と同じ工程で作られている。
【0007】プリント基板132における、半導体部品
10とは反対側の面上には平板状の第一支持体123が
固着されている。第一支持体123の外径はプリント基
板132の開口130より少し大きく、開口130全体
を覆うようにプリント基板132に取り付けられてい
る。第一支持体123の中央には、フレキシブルプリン
ト基板138に対向する凹部が設けられており、その凹
部に弾性体であるバネ124が取り付けられている。バ
ネ124は、第二の支持体125を介してフレキシブル
プリント基板138を半導体部品10に押し付ける。テ
ストヘッド15から電気的端子11まで、ポゴピン11
0、パッド111、配線パターン120、エラスチック
コネクタ121、フレキシブルプリント基板138、及
びバンプ122を経て電気的信号が伝えられる。
10とは反対側の面上には平板状の第一支持体123が
固着されている。第一支持体123の外径はプリント基
板132の開口130より少し大きく、開口130全体
を覆うようにプリント基板132に取り付けられてい
る。第一支持体123の中央には、フレキシブルプリン
ト基板138に対向する凹部が設けられており、その凹
部に弾性体であるバネ124が取り付けられている。バ
ネ124は、第二の支持体125を介してフレキシブル
プリント基板138を半導体部品10に押し付ける。テ
ストヘッド15から電気的端子11まで、ポゴピン11
0、パッド111、配線パターン120、エラスチック
コネクタ121、フレキシブルプリント基板138、及
びバンプ122を経て電気的信号が伝えられる。
【0008】テストヘッド15からフレキシブルプリン
ト基板138までの伝送線路は同軸構造である。バンプ
122は非同軸構造であるが十分に小さく短いので高速
な信号を送信できる。メンブレイン型プローブカードで
は狭ピッチに電極を配置することができ、高速試験を行
うこともできるが、構造上の特徴から製造に長い時間が
かかりカンチレバー型プローブカードに比べて信頼性が
低いという問題点があった。
ト基板138までの伝送線路は同軸構造である。バンプ
122は非同軸構造であるが十分に小さく短いので高速
な信号を送信できる。メンブレイン型プローブカードで
は狭ピッチに電極を配置することができ、高速試験を行
うこともできるが、構造上の特徴から製造に長い時間が
かかりカンチレバー型プローブカードに比べて信頼性が
低いという問題点があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題を
解決することのできるプローブカード及びプローブピン
を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範
囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成
される。また特許請求の範囲に記載の従属項は、本発明
の更なる有利な具体例を規定する。
解決することのできるプローブカード及びプローブピン
を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範
囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成
される。また特許請求の範囲に記載の従属項は、本発明
の更なる有利な具体例を規定する。
【0010】このような目的を達成するために、本発明
の第1の形態のプローブカードは、端子の各々に接触す
る先端部を有する、複数のプローブピンと、先端部が端
子によりプローブピンの軸方向へ押下された場合に、先
端部を軸方向に後退させる弾性部と、プローブピンが端
子に接触した状態で、プローブピンに対して信号を加
え、又はプローブピンから信号を受け取る複数の伝送線
路と、プローブピン及び伝送線路を保持する保持部とを
備えた。複数のプローブピンの少なくとも一部をプロー
ブカード上で直線に並べてもよい。弾性部は、先端部が
端子によりプローブピンの軸方向へ押下された場合に、
押下された長さに応じて先端部を更に軸方向と垂直の方
向へ移動させる移動機構を有してもよい。この移動機構
は、プローブピンが端子によりプローブピンの軸方向へ
押下された場合に、先端部を予め定められた方向へ移動
させてもよい。複数のプローブピンの少なくとも一部
を、プローブカード上で直線上に並べ、予め定められた
方向を、プローブピンの軸方向及びプローブピンが配列
された方向のいずれとも垂直の方向としてもよい。伝送
線路は、電気的信号を伝送させる特定の線路インピーダ
ンスを持たせた信号線路と、信号線路と平行している帰
還線路とを有してもよい。また伝送線路の少なくとも一
部が、電気的信号を提供する信号線路と、プローブピン
近傍で前記信号線路に接続される帰還線路とを含んでも
よい。伝送線路が、複数のプローブピンのそれぞれに対
して独立に設けられていてもよい。
の第1の形態のプローブカードは、端子の各々に接触す
る先端部を有する、複数のプローブピンと、先端部が端
子によりプローブピンの軸方向へ押下された場合に、先
端部を軸方向に後退させる弾性部と、プローブピンが端
子に接触した状態で、プローブピンに対して信号を加
え、又はプローブピンから信号を受け取る複数の伝送線
路と、プローブピン及び伝送線路を保持する保持部とを
備えた。複数のプローブピンの少なくとも一部をプロー
ブカード上で直線に並べてもよい。弾性部は、先端部が
端子によりプローブピンの軸方向へ押下された場合に、
押下された長さに応じて先端部を更に軸方向と垂直の方
向へ移動させる移動機構を有してもよい。この移動機構
は、プローブピンが端子によりプローブピンの軸方向へ
押下された場合に、先端部を予め定められた方向へ移動
させてもよい。複数のプローブピンの少なくとも一部
を、プローブカード上で直線上に並べ、予め定められた
方向を、プローブピンの軸方向及びプローブピンが配列
された方向のいずれとも垂直の方向としてもよい。伝送
線路は、電気的信号を伝送させる特定の線路インピーダ
ンスを持たせた信号線路と、信号線路と平行している帰
還線路とを有してもよい。また伝送線路の少なくとも一
部が、電気的信号を提供する信号線路と、プローブピン
近傍で前記信号線路に接続される帰還線路とを含んでも
よい。伝送線路が、複数のプローブピンのそれぞれに対
して独立に設けられていてもよい。
【0011】移動機構は、プローブピンの先端部及び後
端部の間でプローブピンを滑動自在に保持するガイド部
材と、保持部に固定された固定端、及び後端部が取り付
けられた取付部を有し、プローブピンの軸方向に移動す
る力が取付部に加えられた場合に、取付部をプロープピ
ンと垂直の方向へ移動させるバネを有してもよい。また
後端部はバネに固定されていてもよい。バネは、固定端
及び取付部の間に位置しプローブピンの軸方向に対して
伸縮する中間部を更に有してもよい。バネは、取付部を
中心として固定部の反対側に設けられた滑動部であっ
て、取付部がプローブピンの軸方向に押下された場合に
保持部に対して滑動する滑動部を更に有してもよい。複
数のバネを平行に設け、複数のバネの固定部を一体に形
成してもよい。プロ−ブピンが、プローブピンの軸方向
とは垂直の方向への動きが制限された後端部を有し、移
動機構が、先端部及び後端部の間でプローブピンを滑動
自在に保持するガイド部材を有し、ガイド部材とプロー
ブピンとの間には、プローブピンの先端部が軸方向へ押
下された場合に、プローブピンに対して両端固定の座屈
を開始させ、かつ座屈を開始したプローブピンがガイド
部材に接触することにより先端部をプローブピンの軸方
向とは垂直な方向へ移動させることのできる大きさの隙
間が設けられていてもよい。ガイド部材はプローブピン
を貫通させる開口部を有し、開口部の内径がプローブピ
ンの外径の約11倍から約13倍の間としてもよい。
端部の間でプローブピンを滑動自在に保持するガイド部
材と、保持部に固定された固定端、及び後端部が取り付
けられた取付部を有し、プローブピンの軸方向に移動す
る力が取付部に加えられた場合に、取付部をプロープピ
ンと垂直の方向へ移動させるバネを有してもよい。また
後端部はバネに固定されていてもよい。バネは、固定端
及び取付部の間に位置しプローブピンの軸方向に対して
伸縮する中間部を更に有してもよい。バネは、取付部を
中心として固定部の反対側に設けられた滑動部であっ
て、取付部がプローブピンの軸方向に押下された場合に
保持部に対して滑動する滑動部を更に有してもよい。複
数のバネを平行に設け、複数のバネの固定部を一体に形
成してもよい。プロ−ブピンが、プローブピンの軸方向
とは垂直の方向への動きが制限された後端部を有し、移
動機構が、先端部及び後端部の間でプローブピンを滑動
自在に保持するガイド部材を有し、ガイド部材とプロー
ブピンとの間には、プローブピンの先端部が軸方向へ押
下された場合に、プローブピンに対して両端固定の座屈
を開始させ、かつ座屈を開始したプローブピンがガイド
部材に接触することにより先端部をプローブピンの軸方
向とは垂直な方向へ移動させることのできる大きさの隙
間が設けられていてもよい。ガイド部材はプローブピン
を貫通させる開口部を有し、開口部の内径がプローブピ
ンの外径の約11倍から約13倍の間としてもよい。
【0012】本発明の第1の形態プローブは、所定の電
気的信号を伝送させる信号線路及び信号線路と平行して
おり電圧が一定に保持される帰還線路を有する、特定の
線路インピーダンスを持たせた伝送線路を複数有するフ
レキシブルプリント基板と、信号線路の各々の一端に設
けられた、スルーホールを有する先端部と、スルーホー
ルの各々の内側に設けられ信号線路に電気的に接続され
た導電体と、スルーホールの各々に貫通され、伝送線路
に対して実質的に垂直に固定されかつ導電体に電気的に
接続されたプローブピンとを備えた。ここでフレキシブ
ルプリント基板は、所定の電気的信号を提供する信号線
路と先端部近傍で前記信号線路に電気的に接続された帰
還線路を有する伝送線路を複数有してもよい。複数の伝
送線路の少なくとも一部が平行に設けられており、フレ
キシブルプリント基板が、平行する各伝送線路の間に切
り込みを有してもよい。プローブピンは、導電体に接続
固定されていてもよい。
気的信号を伝送させる信号線路及び信号線路と平行して
おり電圧が一定に保持される帰還線路を有する、特定の
線路インピーダンスを持たせた伝送線路を複数有するフ
レキシブルプリント基板と、信号線路の各々の一端に設
けられた、スルーホールを有する先端部と、スルーホー
ルの各々の内側に設けられ信号線路に電気的に接続され
た導電体と、スルーホールの各々に貫通され、伝送線路
に対して実質的に垂直に固定されかつ導電体に電気的に
接続されたプローブピンとを備えた。ここでフレキシブ
ルプリント基板は、所定の電気的信号を提供する信号線
路と先端部近傍で前記信号線路に電気的に接続された帰
還線路を有する伝送線路を複数有してもよい。複数の伝
送線路の少なくとも一部が平行に設けられており、フレ
キシブルプリント基板が、平行する各伝送線路の間に切
り込みを有してもよい。プローブピンは、導電体に接続
固定されていてもよい。
【0013】本発明の他の形態によれば、電気部品の電
気的特性を複数のプローブによって検査する半導体試験
装置であって、電気部品の複数の電気的端子の各々に機
械的に接触させる複数のプローブと、プローブに所定の
電気的信号を提供することにより電気部品の電気的特性
を検査する制御部とを備えた。ここで複数の電気的端子
の各々に機械的に接触した状態でプローブをプローブと
は垂直の方向へ移動させる移動機構を更に備えてもよ
い。移動機構におけるプローブの移動方向は、プローブ
が配列された方向と垂直の方向であってもよい。移動機
構は、電気的端子がプローブをプローブの軸方向へ押下
した場合に、プローブを垂直の方向へ移動させてもよ
い。
気的特性を複数のプローブによって検査する半導体試験
装置であって、電気部品の複数の電気的端子の各々に機
械的に接触させる複数のプローブと、プローブに所定の
電気的信号を提供することにより電気部品の電気的特性
を検査する制御部とを備えた。ここで複数の電気的端子
の各々に機械的に接触した状態でプローブをプローブと
は垂直の方向へ移動させる移動機構を更に備えてもよ
い。移動機構におけるプローブの移動方向は、プローブ
が配列された方向と垂直の方向であってもよい。移動機
構は、電気的端子がプローブをプローブの軸方向へ押下
した場合に、プローブを垂直の方向へ移動させてもよ
い。
【0014】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかか
る発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明
されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に
必須であるとは限らない。
本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかか
る発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明
されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に
必須であるとは限らない。
【0016】1.実施形態1 図3は、本発明の実施形態におけるプローブカードの断
面図である。図3において、保持部の一例としてのプリ
ント基板132は、複数のプローブピン135、移動機
構の一例としてのバネ139及びフレキシブルプリント
基板138を保持する。半導体部品10を試験するため
の電気信号は、配線パターン120、フレキシブルプリ
ント基板138、プローブ135及び電気的端子11を
経て半導体部品10に伝えられる。プリント基板132
は平板状で厚さ1ミリから10ミリであり、プローバス
テージ136とは反対の面から補強板131で補強され
ている。プリント基板132におけるプローバステージ
136と対向する面には、中央に開口部を持つ支持台1
33が固定される。また厚さ0.7ミリ前後のセラミッ
クで作られた円盤形のベース137が、プリント基板1
32の中央部に取り付けられている。ベース137の面
上には、片側のみが固定された複数のバネ139が設け
られる。複数のプローブピン135の少なくとも一部は
プローブピン135の軸方向に対して垂直に一列に並べ
られている。
面図である。図3において、保持部の一例としてのプリ
ント基板132は、複数のプローブピン135、移動機
構の一例としてのバネ139及びフレキシブルプリント
基板138を保持する。半導体部品10を試験するため
の電気信号は、配線パターン120、フレキシブルプリ
ント基板138、プローブ135及び電気的端子11を
経て半導体部品10に伝えられる。プリント基板132
は平板状で厚さ1ミリから10ミリであり、プローバス
テージ136とは反対の面から補強板131で補強され
ている。プリント基板132におけるプローバステージ
136と対向する面には、中央に開口部を持つ支持台1
33が固定される。また厚さ0.7ミリ前後のセラミッ
クで作られた円盤形のベース137が、プリント基板1
32の中央部に取り付けられている。ベース137の面
上には、片側のみが固定された複数のバネ139が設け
られる。複数のプローブピン135の少なくとも一部は
プローブピン135の軸方向に対して垂直に一列に並べ
られている。
【0017】図4は、図3のプローブカードの拡大図で
ある。複数のプローブピン135の先端部54が、半導
体部品10の各電気的端子11(図3)に垂直に接触す
る。プローブピン135の直径は約50ミクロン(μ
m)であり、インダクタンスは約5ナノヘンリ(nH)
程度である。ガイド134はセラミックで作られてお
り、複数の貫通穴が設けられている。貫通穴の内径はプ
ローブピン135の外径の約1.1倍から約1.3倍、
好ましくは約60ミクロン(μm)である。プローブピ
ン135はこの貫通穴を貫通しており、ガイド134
は、プローブピン135の先端部54及び後端部の間で
プローブピン135を滑動自在に保持する。プローブピ
ン135は、フレキシブルプリント基板(Flexible Pri
nted Circuitboard)138をも貫通して移動機構の一
例としてのバネ139にメッキまたは半田により固着さ
れる。またプローブピン135は、ガイド134とバネ
139との間でフレキシブルプリント基板138と半田
付けされている。バネ139は、接着剤等によりベース
137に固定された固定端14と、プローブピンの後端
部が取り付けられた取付部76を有する。プリント基板
132に設けられた回路パターン120とフレキシブル
プリント基板138とは、パット13及びエラスチック
コネクタ28により接続されている。
ある。複数のプローブピン135の先端部54が、半導
体部品10の各電気的端子11(図3)に垂直に接触す
る。プローブピン135の直径は約50ミクロン(μ
m)であり、インダクタンスは約5ナノヘンリ(nH)
程度である。ガイド134はセラミックで作られてお
り、複数の貫通穴が設けられている。貫通穴の内径はプ
ローブピン135の外径の約1.1倍から約1.3倍、
好ましくは約60ミクロン(μm)である。プローブピ
ン135はこの貫通穴を貫通しており、ガイド134
は、プローブピン135の先端部54及び後端部の間で
プローブピン135を滑動自在に保持する。プローブピ
ン135は、フレキシブルプリント基板(Flexible Pri
nted Circuitboard)138をも貫通して移動機構の一
例としてのバネ139にメッキまたは半田により固着さ
れる。またプローブピン135は、ガイド134とバネ
139との間でフレキシブルプリント基板138と半田
付けされている。バネ139は、接着剤等によりベース
137に固定された固定端14と、プローブピンの後端
部が取り付けられた取付部76を有する。プリント基板
132に設けられた回路パターン120とフレキシブル
プリント基板138とは、パット13及びエラスチック
コネクタ28により接続されている。
【0018】バネ139は、固定端14及び取付部76
の間に位置し、プローブピン135の軸方向に対して斜
めに伸びる中間部62を更に有する。更にバネ139
は、取付部76を中心として固定端14の反対側に設け
られ、ベース137に対して自由に滑動することのでき
る滑動部16を有する。プローブピン135の先端部5
4が電気的端子11(図1)によりプローブピン135
の軸方向へ押下されると、中間部62が水平方向に曲が
り、取付部76及び滑動部16が横にスライドする。こ
のためプローブピン135が押下された長さに応じて、
バネ139がプローブピン135の先端部54を移動さ
せる。この移動方向はバネ139の長手方向であり、具
体的にはプローブピン135の軸方向及びプローブピン
135が並べられた列の方向のいずれとも垂直の方向で
ある。複数のプローブピン135に対応して複数のバネ
139が平行して設けられている。
の間に位置し、プローブピン135の軸方向に対して斜
めに伸びる中間部62を更に有する。更にバネ139
は、取付部76を中心として固定端14の反対側に設け
られ、ベース137に対して自由に滑動することのでき
る滑動部16を有する。プローブピン135の先端部5
4が電気的端子11(図1)によりプローブピン135
の軸方向へ押下されると、中間部62が水平方向に曲が
り、取付部76及び滑動部16が横にスライドする。こ
のためプローブピン135が押下された長さに応じて、
バネ139がプローブピン135の先端部54を移動さ
せる。この移動方向はバネ139の長手方向であり、具
体的にはプローブピン135の軸方向及びプローブピン
135が並べられた列の方向のいずれとも垂直の方向で
ある。複数のプローブピン135に対応して複数のバネ
139が平行して設けられている。
【0019】図5は、プローブピン135とフレキシブ
ルプリント基板138との接続を示す斜視図である。フ
レキシブルプリント基板138はポリイミドフィルム材
で製造されており、厚さは約10〜70ミクロン(μ
m)、幅は約60〜70ミクロン(μm)である。フレ
キシブルプリント基板138の上面には、長さ約30ミ
リメートル(mm)程度の信号線路31が設けられてい
る。信号線路31は、半導体部品10の電気的特性を試
験するために用いる電気的信号をプローブピン135と
プリント基板132(図3)との間で伝送する。複数の
伝送線路31が平行に設けられており、フレキシブルプ
リント基板138は、平行する各伝送線路31の間に切
り込み18を有するので、各プローブピン135が独立
して軸方向に移動することができる。プローブピン13
5をフレキシブルプリント基板138のスルーホール3
0に挿入して半田付けした後、フレキシブルプリント基
板138から上部に突き出た余分な電極部分22を切断
し、複数のプローブピン135の長さを均一にする。
ルプリント基板138との接続を示す斜視図である。フ
レキシブルプリント基板138はポリイミドフィルム材
で製造されており、厚さは約10〜70ミクロン(μ
m)、幅は約60〜70ミクロン(μm)である。フレ
キシブルプリント基板138の上面には、長さ約30ミ
リメートル(mm)程度の信号線路31が設けられてい
る。信号線路31は、半導体部品10の電気的特性を試
験するために用いる電気的信号をプローブピン135と
プリント基板132(図3)との間で伝送する。複数の
伝送線路31が平行に設けられており、フレキシブルプ
リント基板138は、平行する各伝送線路31の間に切
り込み18を有するので、各プローブピン135が独立
して軸方向に移動することができる。プローブピン13
5をフレキシブルプリント基板138のスルーホール3
0に挿入して半田付けした後、フレキシブルプリント基
板138から上部に突き出た余分な電極部分22を切断
し、複数のプローブピン135の長さを均一にする。
【0020】図6は、フレキシブルプリント基板138
のスルーホール30にプローブピン135を挿入する状
態を示す。プローブピン135における、スルーホール
30に接触する部分の周囲にニッケル−金(Ni−A
u)メッキ44を施すことにより信号線路の導電率を向
上させる。その後プローブピン135を、スルーホール
30に貫通させてフレキシブルプリント基板138に半
田付けする。これにより電気信号のノイズを軽減させ、
信頼性の高い測定データを得ることができる。
のスルーホール30にプローブピン135を挿入する状
態を示す。プローブピン135における、スルーホール
30に接触する部分の周囲にニッケル−金(Ni−A
u)メッキ44を施すことにより信号線路の導電率を向
上させる。その後プローブピン135を、スルーホール
30に貫通させてフレキシブルプリント基板138に半
田付けする。これにより電気信号のノイズを軽減させ、
信頼性の高い測定データを得ることができる。
【0021】図7は、フレキシブルプリント基板138
の断面図である。フレキシブルプリント基板138の上
面には信号線路31が、下面にはアース(GND)等の
帰還線路32が設けられている。信号線路31及び帰還
線路32は、好ましくは銅等の導電率の高い物質で作ら
れており、それらの間に設けられたポリイミドによって
絶縁されている。信号線路31及び帰還線路32の厚さ
は約10マイクロメートル(μm)、中央のポリイミド
の厚さは12.5〜50マイクロメートルであり(μ
m)、信号線路31及び帰還線路32により伝送線路2
9が構成されている。即ち、帰還線路32を設けたこと
により信号線路31の線路インピーダンスが小さくな
り、信号を早く伝送することができる。信号線路31
は、スルーホール30を経てフレキシブルプリント基板
138の下面にまで延びている。フレキシブルプリント
基板138の下面における信号線路31の幅はスルーホ
ール30の周辺約30ミクロン(μm)であり、帰還線
路32との間には約60ミクロン(μm)の間隔が設け
られている。スルーホール30においては、伝導性を高
めるために銅等の信号線路31の上にニッケル−金(N
i−Au)メッキが施こされている。また信号線路31
とプローブピン135とを、フレキシブルプリント基板
138の両面において三角形状に半田付けまたはメッキ
する。これにより電気信号のノイズを軽減させ信頼性の
高い測定データを得ることができる。
の断面図である。フレキシブルプリント基板138の上
面には信号線路31が、下面にはアース(GND)等の
帰還線路32が設けられている。信号線路31及び帰還
線路32は、好ましくは銅等の導電率の高い物質で作ら
れており、それらの間に設けられたポリイミドによって
絶縁されている。信号線路31及び帰還線路32の厚さ
は約10マイクロメートル(μm)、中央のポリイミド
の厚さは12.5〜50マイクロメートルであり(μ
m)、信号線路31及び帰還線路32により伝送線路2
9が構成されている。即ち、帰還線路32を設けたこと
により信号線路31の線路インピーダンスが小さくな
り、信号を早く伝送することができる。信号線路31
は、スルーホール30を経てフレキシブルプリント基板
138の下面にまで延びている。フレキシブルプリント
基板138の下面における信号線路31の幅はスルーホ
ール30の周辺約30ミクロン(μm)であり、帰還線
路32との間には約60ミクロン(μm)の間隔が設け
られている。スルーホール30においては、伝導性を高
めるために銅等の信号線路31の上にニッケル−金(N
i−Au)メッキが施こされている。また信号線路31
とプローブピン135とを、フレキシブルプリント基板
138の両面において三角形状に半田付けまたはメッキ
する。これにより電気信号のノイズを軽減させ信頼性の
高い測定データを得ることができる。
【0022】図8は、電気的端子11がプローブピン1
35を押下することにより、プローブピン135の先端
部54がスライドした状態を示す。バネ139がつぶれ
ることによりプローブピン135の後端部がプローバス
テージ136の水平方向に移動する。すると、ガイド1
34とプローブピン135が接触し、そこが支点となっ
て、プローブピン135の先端部54が後端部とは逆の
方向へ移動する。半導体部品10の試験を繰り返すとプ
ローブピン135の針先に電気的端子11のかすがたま
り、電気的接触不良の原因になる。そこでプローブピン
135の針先をこすり付けることによってこのかすを除
去する。プローブピン135の先端部54が水平に移動
するときに電気的端子11をスクラブするので、電気的
端子11とプローブピン135との間に接触不良を生ず
ることなく接触抵抗の低い接続を行うことができる。
35を押下することにより、プローブピン135の先端
部54がスライドした状態を示す。バネ139がつぶれ
ることによりプローブピン135の後端部がプローバス
テージ136の水平方向に移動する。すると、ガイド1
34とプローブピン135が接触し、そこが支点となっ
て、プローブピン135の先端部54が後端部とは逆の
方向へ移動する。半導体部品10の試験を繰り返すとプ
ローブピン135の針先に電気的端子11のかすがたま
り、電気的接触不良の原因になる。そこでプローブピン
135の針先をこすり付けることによってこのかすを除
去する。プローブピン135の先端部54が水平に移動
するときに電気的端子11をスクラブするので、電気的
端子11とプローブピン135との間に接触不良を生ず
ることなく接触抵抗の低い接続を行うことができる。
【0023】図9は、複数のバネ139を一体に形成し
た櫛形バネ87の平面図である。櫛形バネ87は、複数
のバネ139と複数のバネ139を接続する平板状の固
定エリア83とを有する。図10は、図9に示した櫛形
バネの部分拡大図である。バネ139の中央に、プロー
ブピン135を取り付ける取付穴86が設けられてお
り、プローブピンが一つづつバネ139に取り付けられ
る。図11は、図10に示した櫛形バネ87の横断面図
である。平板状の固定エリア83が、接着剤等によりベ
ース14(図4)に接続される。バネ139はくの字に
折れ曲がっており、中央に取り付けられたプローブピン
135が押下されると、つぶれて水平方向に移動する。
本形態によれば、複数のバネ139を容易かつ安価に製
造することができる。
た櫛形バネ87の平面図である。櫛形バネ87は、複数
のバネ139と複数のバネ139を接続する平板状の固
定エリア83とを有する。図10は、図9に示した櫛形
バネの部分拡大図である。バネ139の中央に、プロー
ブピン135を取り付ける取付穴86が設けられてお
り、プローブピンが一つづつバネ139に取り付けられ
る。図11は、図10に示した櫛形バネ87の横断面図
である。平板状の固定エリア83が、接着剤等によりベ
ース14(図4)に接続される。バネ139はくの字に
折れ曲がっており、中央に取り付けられたプローブピン
135が押下されると、つぶれて水平方向に移動する。
本形態によれば、複数のバネ139を容易かつ安価に製
造することができる。
【0024】図12は、移動機構の第一の変形例を示
す。プローブピン135は、後端部44が接着剤でベー
ス137に接続され、ベース137に対して約40〜5
0度程度の勾配で斜めに伸びる。またプローブピン13
5は、フレキシブルプリント基板138の上方約70ミ
クロン(μm)の位置でガイド134のガイド穴の方向
に折り曲がり、フレキシブルプリント基板138を貫通
し、さらにガイド134のガイド穴を貫通する。プロー
ブピン135は弾性を有するので、垂直方向に押下され
ると上方の斜め部分がたわみ、それと共にプローブピン
135のくの字に曲がった部分が水平方向に移動する。
このため、図3に記載の構成と同様にプローブピン13
5の先端部54が水平に移動する。従ってバネ139を
別個に設けなくても、プローブ先端で電気的端子11
(図8)をスクラブすることができる。
す。プローブピン135は、後端部44が接着剤でベー
ス137に接続され、ベース137に対して約40〜5
0度程度の勾配で斜めに伸びる。またプローブピン13
5は、フレキシブルプリント基板138の上方約70ミ
クロン(μm)の位置でガイド134のガイド穴の方向
に折り曲がり、フレキシブルプリント基板138を貫通
し、さらにガイド134のガイド穴を貫通する。プロー
ブピン135は弾性を有するので、垂直方向に押下され
ると上方の斜め部分がたわみ、それと共にプローブピン
135のくの字に曲がった部分が水平方向に移動する。
このため、図3に記載の構成と同様にプローブピン13
5の先端部54が水平に移動する。従ってバネ139を
別個に設けなくても、プローブ先端で電気的端子11
(図8)をスクラブすることができる。
【0025】図13は、移動機構の第2の変形例を示
す。2個所で折り曲がったZ字状バネ81の後端44が
ベース137に取り付けられている。プローブピン13
5は、ガイド134に設けられた貫通穴と、フレキシブ
ルプリント基板138に設けられたスルーホールと、Z
字状バネ81とを貫通する。Z字状バネ81は、両端に
おいてプローブピン135及びベース137に接着剤で
それぞれ接着されている。本変形例においても、プロー
ブピン135が軸方向に押下されると、Z字状バネ81
のベース137に対して斜めに延びる中間部分がたわ
み、それに伴いプローブピン135の後端部が水平方向
に移動する。このため先端部が後端部とは反対の方向に
移動し電気的端子11をスクラブすることができる。
す。2個所で折り曲がったZ字状バネ81の後端44が
ベース137に取り付けられている。プローブピン13
5は、ガイド134に設けられた貫通穴と、フレキシブ
ルプリント基板138に設けられたスルーホールと、Z
字状バネ81とを貫通する。Z字状バネ81は、両端に
おいてプローブピン135及びベース137に接着剤で
それぞれ接着されている。本変形例においても、プロー
ブピン135が軸方向に押下されると、Z字状バネ81
のベース137に対して斜めに延びる中間部分がたわ
み、それに伴いプローブピン135の後端部が水平方向
に移動する。このため先端部が後端部とは反対の方向に
移動し電気的端子11をスクラブすることができる。
【0026】図14は、本発明によるプローブカード及
びプローブピン135によって試験するのに適した半導
体部品10の構成を示す。半導体部品10が有する4つ
の辺の近傍には、各辺と平行に電気的端子11が直線状
に並べられている。電気的端子11の前記直線方向の幅
はそれと垂直な方向の長さよりも短い。このため限られ
た長さの辺に沿ってより多くの電気的端子11を並べる
ことができる。また本発明によるプローブカードによれ
ばプローブピン135は予め定められた方向へ電気的端
子11をスクラブする。そこで、電気的端子11の長手
方向、つまり電気的端子11が配列された方向とは直角
の方向へプローブピン135が電気的端子11をスクラ
ブするようにプローブカードを構成することにより、ス
クラブに必要な長さを確保することができる。本図には
一つの半導体部品10を示したが、本発明によるプロー
ブカード及びプローブピン135は、複数の半導体部品
10を有する半導体ウエハの試験にも用いることができ
る。本明細書では、個々に分割された半導体部品10及
び複数の半導体部品10を有する半導体ウエハの双方
を、半導体部品と総称する。
びプローブピン135によって試験するのに適した半導
体部品10の構成を示す。半導体部品10が有する4つ
の辺の近傍には、各辺と平行に電気的端子11が直線状
に並べられている。電気的端子11の前記直線方向の幅
はそれと垂直な方向の長さよりも短い。このため限られ
た長さの辺に沿ってより多くの電気的端子11を並べる
ことができる。また本発明によるプローブカードによれ
ばプローブピン135は予め定められた方向へ電気的端
子11をスクラブする。そこで、電気的端子11の長手
方向、つまり電気的端子11が配列された方向とは直角
の方向へプローブピン135が電気的端子11をスクラ
ブするようにプローブカードを構成することにより、ス
クラブに必要な長さを確保することができる。本図には
一つの半導体部品10を示したが、本発明によるプロー
ブカード及びプローブピン135は、複数の半導体部品
10を有する半導体ウエハの試験にも用いることができ
る。本明細書では、個々に分割された半導体部品10及
び複数の半導体部品10を有する半導体ウエハの双方
を、半導体部品と総称する。
【0027】電気的端子11を図14に記載のよう構成
することにより、スクラブ後においてもプローブピン1
35をより確実に電気的端子11に接触させることがで
きる。従来のプローブカードにおいては、各プローブピ
ン135がバラバラの方向に移動して電気的端子11を
スクラブするので、スクラブによる移動距離を見込んで
電気的端子11の長さを全方向に十分に長くしなくては
ならなかった。しかし本実施形態によれば、スクラブに
よってプローブピン135が電気的端子11の短手方向
に移動することを防ぐことができるので、より高い密度
で電気的端子11を半導体部品10の上に配列すること
ができる。図14においては電気的端子11を半導体部
品の4つの辺に沿ってのみ配列したが、電気的端子11
を格子状に半導体部品10の上に配列してもよい。この
場合においてもプローブピンがスクラブする方向にのみ
電気的端子11の長さを長く設け、他の方向への電気的
部品11の長さを短くすることにより、より多くの電気
的端子11を配列することができる。このような好適な
半導体部品の一例としては、下記の形態を挙げることが
できる。
することにより、スクラブ後においてもプローブピン1
35をより確実に電気的端子11に接触させることがで
きる。従来のプローブカードにおいては、各プローブピ
ン135がバラバラの方向に移動して電気的端子11を
スクラブするので、スクラブによる移動距離を見込んで
電気的端子11の長さを全方向に十分に長くしなくては
ならなかった。しかし本実施形態によれば、スクラブに
よってプローブピン135が電気的端子11の短手方向
に移動することを防ぐことができるので、より高い密度
で電気的端子11を半導体部品10の上に配列すること
ができる。図14においては電気的端子11を半導体部
品の4つの辺に沿ってのみ配列したが、電気的端子11
を格子状に半導体部品10の上に配列してもよい。この
場合においてもプローブピンがスクラブする方向にのみ
電気的端子11の長さを長く設け、他の方向への電気的
部品11の長さを短くすることにより、より多くの電気
的端子11を配列することができる。このような好適な
半導体部品の一例としては、下記の形態を挙げることが
できる。
【0028】1. 所望の集積回路が形成された半導体
部品であって、半導体試験用プローブが機械的に接触す
ることのできる電気的端子の少なくとも一部が直線上に
配列されており、前記電気的端子の各々の、前記直線と
は垂直方向の長さが前記直線方向の長さより長いことを
特徴とする半導体部品。 2. 所望の集積回路が形成された半導体部品であっ
て、四角形の上面を有し、少なくとも前記四角形の4つ
の辺のそれぞれの近傍において、半導体試験用プローブ
が機械的に接触することのできる電気的端子が当該辺に
平行に配列されており、前記電気的端子の各々の、前記
辺とは垂直方向の長さが前記辺と平行な方向の長さより
長いことを特徴とする半導体部品。 3. 所望の集積回路が形成された半導体部品であっ
て、半導体試験用プローブが機械的に接触することので
きる電気的端子が2次元マトリックス状に面配置されて
おり、前記電気的端子の、前記2次元マトリックス上に
おける一方向のピッチが前記一方向とは垂直の方向のピ
ッチより長く、前記電気的端子の前記一方向の長さは、
前記垂直の方向の長さより長いことを特徴とする半導体
部品。
部品であって、半導体試験用プローブが機械的に接触す
ることのできる電気的端子の少なくとも一部が直線上に
配列されており、前記電気的端子の各々の、前記直線と
は垂直方向の長さが前記直線方向の長さより長いことを
特徴とする半導体部品。 2. 所望の集積回路が形成された半導体部品であっ
て、四角形の上面を有し、少なくとも前記四角形の4つ
の辺のそれぞれの近傍において、半導体試験用プローブ
が機械的に接触することのできる電気的端子が当該辺に
平行に配列されており、前記電気的端子の各々の、前記
辺とは垂直方向の長さが前記辺と平行な方向の長さより
長いことを特徴とする半導体部品。 3. 所望の集積回路が形成された半導体部品であっ
て、半導体試験用プローブが機械的に接触することので
きる電気的端子が2次元マトリックス状に面配置されて
おり、前記電気的端子の、前記2次元マトリックス上に
おける一方向のピッチが前記一方向とは垂直の方向のピ
ッチより長く、前記電気的端子の前記一方向の長さは、
前記垂直の方向の長さより長いことを特徴とする半導体
部品。
【0029】2.他の実施形態 実施形態1では、プローブピン135の後端を移動させ
ることにより先端部54を移動して電気的端子11をス
クラブさせた。本実施形態では、プローブピン135の
後端を固定してプローブピン135を座屈させることに
よりプローブピン135の先端部54を移動させる。
ることにより先端部54を移動して電気的端子11をス
クラブさせた。本実施形態では、プローブピン135の
後端を固定してプローブピン135を座屈させることに
よりプローブピン135の先端部54を移動させる。
【0030】図15は、本実施形態における移動機構の
構成を示す断面図である。本実施形態では図3のバネ1
39及びベース137に換えて、弾性体の一例としての
弾性ゴム91が設けられている。その他の構成は図3と
同一なので説明を省略する。本実施形態においては、バ
ネ139ではなく弾性ゴム91の弾性によって、プロー
ブピン135を電気的端子11に押し付ける。本実施形
態によればプローブピン135の後端部は移動しない
が、座屈によりプローブピン135の先端が移動するの
で電気的端子11をスクラブすることができる。
構成を示す断面図である。本実施形態では図3のバネ1
39及びベース137に換えて、弾性体の一例としての
弾性ゴム91が設けられている。その他の構成は図3と
同一なので説明を省略する。本実施形態においては、バ
ネ139ではなく弾性ゴム91の弾性によって、プロー
ブピン135を電気的端子11に押し付ける。本実施形
態によればプローブピン135の後端部は移動しない
が、座屈によりプローブピン135の先端が移動するの
で電気的端子11をスクラブすることができる。
【0031】図16は、一つのプローブピン135が電
気的端子11に接触し他のプローブピン135が電気的
端子11に接触していない状態を示す。プローブピン1
35と電気的端子11の距離にはバラツキ(誤差)があ
るので、プローバステージ136を余分にプローブカー
ドのプローブピン135に向かって上昇させ、すべての
プローブピン135を電気的端子11に接触させる。こ
のように、プローブピン135が電気的端子11に接触
してから更に電気的端子11をプローブピン135の方
向へ移動することをオーバードライブと呼ぶ。
気的端子11に接触し他のプローブピン135が電気的
端子11に接触していない状態を示す。プローブピン1
35と電気的端子11の距離にはバラツキ(誤差)があ
るので、プローバステージ136を余分にプローブカー
ドのプローブピン135に向かって上昇させ、すべての
プローブピン135を電気的端子11に接触させる。こ
のように、プローブピン135が電気的端子11に接触
してから更に電気的端子11をプローブピン135の方
向へ移動することをオーバードライブと呼ぶ。
【0032】図17は、電気的端子11がプローブピン
135に接触して、一つのプローブピン135がオーバ
ードライブした状態を示す。プローブピン135の先端
部54が軸方向へ押下されると、プローブピン135が
座屈して腹部がガイド134に接触する。更に座屈を進
めるとガイド134がプローブピン135を押すので、
プローブピンの先端部54が軸方向とは垂直な方向(ガ
イド134との接触部分とは反対の方向)へ移動する。
ガイド134とプローブピン135との間には、座屈を
開始したプローブピン135をガイド134が押すのに
適した大きさの隙間が設けられている。
135に接触して、一つのプローブピン135がオーバ
ードライブした状態を示す。プローブピン135の先端
部54が軸方向へ押下されると、プローブピン135が
座屈して腹部がガイド134に接触する。更に座屈を進
めるとガイド134がプローブピン135を押すので、
プローブピンの先端部54が軸方向とは垂直な方向(ガ
イド134との接触部分とは反対の方向)へ移動する。
ガイド134とプローブピン135との間には、座屈を
開始したプローブピン135をガイド134が押すのに
適した大きさの隙間が設けられている。
【0033】図18は、図15に示した構成においてフ
レキシブルプリント基板138をガイド134から遠ざ
け弾性ゴム91近くに位置させた形態のプローブカード
を示す。プローブピン135には帰還線路が設けられて
いないので、電気信号が通過するプローブピン135の
長さが長いと線路インピーダンスが大きくなる。しかし
ながら、フレキシブルプリント基板をベース91近辺に
設けることによりプローブピンが座屈する際にフレキシ
ブルプリント基板が邪魔にならず、より効果的にプロー
ブピン先端を移動させることができる。このため、半導
体部品の電気的端子をより効果的にスクラブすることが
できる。
レキシブルプリント基板138をガイド134から遠ざ
け弾性ゴム91近くに位置させた形態のプローブカード
を示す。プローブピン135には帰還線路が設けられて
いないので、電気信号が通過するプローブピン135の
長さが長いと線路インピーダンスが大きくなる。しかし
ながら、フレキシブルプリント基板をベース91近辺に
設けることによりプローブピンが座屈する際にフレキシ
ブルプリント基板が邪魔にならず、より効果的にプロー
ブピン先端を移動させることができる。このため、半導
体部品の電気的端子をより効果的にスクラブすることが
できる。
【0034】図19は、弾性体の変形実施形態を示す。
本実施形態では、図15に示した弾性ゴム91に換えて
湾曲したコの字状バネ80がベース137とガイド13
4との間に設けられている。プローブピン135は、ガ
イド134に設けられた貫通穴と、フレキシブルプリン
ト基板138に設けられたスルーホールと、コの字状バ
ネ80とを貫通する。コの字状バネ80のベース137
側の端部は接着剤で接着され、他の端部はプローブピン
135とメッキ又は半田で接続されている。コの字状バ
ネ80の弾性係数は比較的大きいので、プローブピン1
35が押下されたときにプローブピン135に座屈が生
じる。このため、プローブピン135の先端部54が移
動して電気的端子11をスクラブすることができる。
本実施形態では、図15に示した弾性ゴム91に換えて
湾曲したコの字状バネ80がベース137とガイド13
4との間に設けられている。プローブピン135は、ガ
イド134に設けられた貫通穴と、フレキシブルプリン
ト基板138に設けられたスルーホールと、コの字状バ
ネ80とを貫通する。コの字状バネ80のベース137
側の端部は接着剤で接着され、他の端部はプローブピン
135とメッキ又は半田で接続されている。コの字状バ
ネ80の弾性係数は比較的大きいので、プローブピン1
35が押下されたときにプローブピン135に座屈が生
じる。このため、プローブピン135の先端部54が移
動して電気的端子11をスクラブすることができる。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によればプローブ135により確実に半導体部品10の
電気的端子11をスクラブすることができる。このため
プローブ135と電気的端子とが不良接触をすることを
防ぎ、半導体部品10を確実に試験することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明
の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定さ
れない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加える
ことができ、その様な変更又は改良を加えた形態も本発
明の技術的範囲に含まれることが添付のクレームの記載
から明らかである。
によればプローブ135により確実に半導体部品10の
電気的端子11をスクラブすることができる。このため
プローブ135と電気的端子とが不良接触をすることを
防ぎ、半導体部品10を確実に試験することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明
の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定さ
れない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加える
ことができ、その様な変更又は改良を加えた形態も本発
明の技術的範囲に含まれることが添付のクレームの記載
から明らかである。
【図1】従来のカンチレバー型プローブカードの基本構
成を示す。
成を示す。
【図2】従来のメンブレイン型プローブカードの基本構
成を示す。
成を示す。
【図3】本発明プローブカードの第1の実施形態におけ
る断面図を示す。
る断面図を示す。
【図4】図3に示したプローブカードの部分拡大図であ
る。
る。
【図5】プローブピン135とフレキシブルプリント基
板138との接続を示す斜視図である。
板138との接続を示す斜視図である。
【図6】フレキシブルプリント基板138のスルーホー
ルにプローブピン135を挿入する状態を示す斜視図で
ある。
ルにプローブピン135を挿入する状態を示す斜視図で
ある。
【図7】フレキシブルプリント基板138の断面図であ
る。
る。
【図8】プローブピン135の先端部54が水平に移動
した状態を示す。
した状態を示す。
【図9】弾性機構の一例としての櫛形バネ87の上面図
である。
である。
【図10】図9に示した櫛形バネ87の部分拡大図であ
る。
る。
【図11】図9に示した櫛形バネ87の断面図である。
【図12】移動機構の他の形態を示す。
【図13】移動機構の更に他の形態を示す。
【図14】本発明に好適な半導体部品10の構成を示
す。
す。
【図15】実施形態2における移動機構を示す。
【図16】一部のプローブピン135が電気的端子11
に接触した状態を示す。
に接触した状態を示す。
【図17】一部のプローブピン135が座屈した状態を
示す。
示す。
【図18】図15に示した移動機構の変形例を示す。
【図19】実施形態2における移動機構の更に他の変形
例を示す。
例を示す。
10 半導体部品 11 電気的端子 15 テストヘッド(TH) 18 切り込み 29 伝送線路 30 スルーホール 31 信号線路 32 帰還線路 54 先端部 76 取付部 80 コの字状バネ 81 Z字状バネ 83 固定エリア 86 取付穴 91 弾性ゴム 110 ポゴピン 111 パット 112 パット 113 固定樹脂 120 配線パターン 121 エラスチックコネクタ 122 バンプ 123 第一支持体 124 バネ 125 第二支持体 131 補強版 132 プリント基板 133 支持台 134 ガイド 135 プローブピン 136 プローバステージ 137 ベース 138 フレキシブルプリント基板 139 バネ
Claims (24)
- 【請求項1】 部品の端子に機械的に接触し、前記部品
の特性を試験するために用いるプローブカードであっ
て、前記端子の各々に接触する先端部を有する、複数の
プローブピンと、前記先端部が前記端子により前記プロ
ーブピンの軸方向へ押下された場合に、前記先端部を前
記軸方向に後退させる弾性部と、前記プローブピンが前
記端子に接触した状態で、前記プローブピンに対して信
号を加え、又は前記プローブピンから信号を受け取る複
数の伝送線路と、前記プローブピン及び前記伝送線路を
保持する保持部とを備えたことを特徴とするプローブカ
ード。 - 【請求項2】 前記複数のプローブピンの少なくとも一
部は、前記プローブカード上で直線上に並べられて設け
られていることを特徴とする請求項1に記載のプローブ
カード。 - 【請求項3】 前記弾性部は、前記先端部が前記端子に
より前記プローブピンの軸方向へ押下された場合に、押
下された長さに応じて前記先端部を更に前記軸方向と垂
直の方向へ移動させる移動機構を有することを特徴とす
る請求項1に記載のプローブカード。 - 【請求項4】 前記移動機構は、前記プローブピンが前
記端子により前記プローブピンの軸方向へ押下された場
合に、前記先端部を予め定められた方向へ移動させるこ
とを特徴とする請求項3に記載のプローブカード。 - 【請求項5】 前記複数のプローブピンの少なくとも一
部は、前記プローブカード上で直線上に並べられて設け
られていることを特徴とする請求項4に記載のプローブ
カード。 - 【請求項6】 前記予め定められた方向が、前記プロー
ブピンの軸方向及び前記直線の方向のいずれとも垂直の
方向であることを特徴とする請求項5に記載のプローブ
カード。 - 【請求項7】 前記伝送線路は、電気的信号を伝送させ
る特定の線路インピーダンスを持たせた信号線路と、前
記信号線路と平行している帰還線路とを有することを特
徴とする請求項3に記載のプローブカード。 - 【請求項8】 前記伝送線路の少なくとも一部は、電気
的信号を提供する信号線路と、前記プローブピン近傍で
前記信号線路に接続される帰還線路とを含むペア伝送線
路を有することを特徴とする請求項3に記載のプローブ
カード。 - 【請求項9】 前記伝送線路が、前記複数のプローブピ
ンのそれぞれに対して独立に設けられていることを特徴
とする請求項3に記載のプローブカード。 - 【請求項10】 前記プローブピンは前記先端部と反対
側に後端部を有し、前記移動機構は、前記先端部及び前
記後端部の間で前記プローブピンを滑動自在に保持する
ガイド部材と、前記保持部に固定された固定端、及び前
記後端部が取り付けられた取付部を有し、前記プローブ
ピンの軸方向に移動する力が前記取付部に加えられた場
合に、前記取付部を前記プローブピンと垂直の方向へも
移動させるバネとを有することを特徴とする請求項3か
ら6のいずれかに記載のプローブカード。 - 【請求項11】 前記後端部は、前記バネに固定されて
いることを特徴とする請求項10に記載のプローブカー
ド。 - 【請求項12】 前記バネは、前記固定端及び前記取付
部の間に位置し、前記プローブピンの軸方向にたわむバ
ネ部を更に有することを特徴とする請求項10に記載の
プローブカード。 - 【請求項13】 前記バネは、前記取付部を中心として
前記固定部の反対側に設けられた滑動部であって、前記
取付部が前記プローブピンの軸方向に押下された場合に
前記保持部に対して滑動する滑動部を更に有することを
特徴とする請求項10に記載のプローブカード。 - 【請求項14】 複数の前記バネが平行して設けられて
おり、前記複数のバネの前記固定部が一体に形成されて
いることを特徴とする請求項10に記載のプローブカー
ド。 - 【請求項15】 前記プロ−ブピンは、前記プローブピ
ンの軸方向とは垂直の方向への動きが制限された後端部
を有し、 前記移動機構は、前記先端部及び前記後端部の間で前記
プローブピンを滑動自在に保持するガイド部材を有し、 当該ガイド部材と前記プローブピンとの間には、前記プ
ローブピンの前記先端部が前記軸方向へ押下された場合
に、前記プローブピンに対して両端固定の座屈を開始さ
せ、かつ前記座屈を開始した前記プローブピンが前記ガ
イド部材に接触することにより前記先端部を前記プロー
ブピンの前記軸方向とは垂直な方向へ移動させることの
できる大きさの隙間が設けられていることを特徴とする
請求項3から6のいずれかに記載のプローブカード。 - 【請求項16】 前記ガイド部材は前記プローブピンを
貫通させる開口部を有し、当該開口部の内径が前記プロ
ーブピンの外径の約1.1倍から約1.3倍の間である
ことを特徴とする請求項15に記載のプローブ力一ド。 - 【請求項17】 電気部品の電気的端子に機械的に接触
し、所定の電気的信号を提供することにより前記電気部
品の電気的特性を測定するために用いるプローブであっ
て、前記所定の電気的信号を伝送させる信号線路及び前
記信号線路と平行しており電圧が一定に保持される帰還
線路を有する、特定の線路インピーダンスを持たせた伝
送線路を複数有するフレキシブル基板と、前記信号線路
の各々の一端に設けられた、スルーホールを有する先端
部と、前記スルーホールの各々の内側に設けられ前記信
号線路に電気的に接続された導電体と、前記スルーホー
ルの各々に貫通され、前記ペア伝送線路に対して実質的
に垂直に固定されかつ前記導電体に電気的に接続された
プローブピンとを備えたことを特徴とするプローブ。 - 【請求項18】 前記フレキシブル基板は、前記所定の
電気的信号を提供する信号線路と前記先端部近傍で前記
信号線路に電気的に接続された帰還線路を有するペア伝
送線路を複数有することを特徴とする請求項17に記載
のプローブ。 - 【請求項19】 前記複数のペア伝送線路の少なくとも
一部は平行に設けられており、前記フレキシブル基板
は、前記平行する複数のペア伝送線路の各々の間に切り
込みを有することを特徴とする請求項17に記載のプロ
ーブ。 - 【請求項20】 前記プローブピンは、前記導電体に接
続固定されていることを特徴とする請求項17に記載の
プローブ。 - 【請求項21】 電気部品の電気的特性を複数のプロー
ブによって検査する半導体試験装置であって、前記複数
のプローブの各々が、 前記電気部品の複数の電気的端子の各々に機械的に接触
させる複数のプローブピンと、 前記プローブピンが前記端子により前記プローブピンの
軸方向へ押下された場合に、複数の前記プローブピンを
前記軸方向に後退させる弾性部と、 前記プローブピンに所定の電気的信号を提供することに
より前記電気部品の電気的特性を検査する制御部とを備
えたことを特徴とする半導体試験装置。 - 【請求項22】 前記複数の電気的端子の各々に機械的
に接触した状態で前記プローブを前記プローブとは垂直
の方向へ移動させる移動機構を更に備えたことを特徴と
する請求項21に記載の半導体試験装置。 - 【請求項23】 前記移動機構における前記プローブの
移動方向は、前記プローブが配列された方向と垂直の方
向であることを特徴とする請求項22に記載の半導体試
験装置。 - 【請求項24】 前記移動機構は、前記電気的端子が前
記プローブを前記プローブの軸方向へ押下した場合に、
前記プローブを前記垂直の方向へ移動させることを特徴
とする請求項23に記載の半導体試験装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10167792A JPH11344510A (ja) | 1998-06-02 | 1998-06-02 | プローブカード、プローブ及び半導体試験装置 |
SG1998001475A SG72834A1 (en) | 1998-06-02 | 1998-06-20 | Probe card suitable for inspection of multi-pin devices |
EP98114029A EP0962776A3 (en) | 1998-06-02 | 1998-07-27 | Probe card suitable for inspection of multi-pin devices |
TW087112799A TW368600B (en) | 1998-06-02 | 1998-08-04 | Probing card for multi-pins apparatus |
KR1019980038427A KR20000004854A (ko) | 1998-06-02 | 1998-09-17 | 멀티핀장치의 검사에 적합한 프로브카드 |
CN98119745A CN1237709A (zh) | 1998-06-02 | 1998-09-22 | 适合检查多接脚装置的探针卡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10167792A JPH11344510A (ja) | 1998-06-02 | 1998-06-02 | プローブカード、プローブ及び半導体試験装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11344510A true JPH11344510A (ja) | 1999-12-14 |
Family
ID=15856202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10167792A Withdrawn JPH11344510A (ja) | 1998-06-02 | 1998-06-02 | プローブカード、プローブ及び半導体試験装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0962776A3 (ja) |
JP (1) | JPH11344510A (ja) |
KR (1) | KR20000004854A (ja) |
CN (1) | CN1237709A (ja) |
SG (1) | SG72834A1 (ja) |
TW (1) | TW368600B (ja) |
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