JPH11344021A - ケーブル取付装置 - Google Patents
ケーブル取付装置Info
- Publication number
- JPH11344021A JPH11344021A JP10150936A JP15093698A JPH11344021A JP H11344021 A JPH11344021 A JP H11344021A JP 10150936 A JP10150936 A JP 10150936A JP 15093698 A JP15093698 A JP 15093698A JP H11344021 A JPH11344021 A JP H11344021A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- link
- cab
- mounting
- shift
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 チルトキャブを有する車両において、配索が
容易なケーブル取付装置を提供すること。 【解決手段】 キャブへの取付部（３）にコ時状のリン
ク（６）を回動自在に取り付け、そのリンク（６）にケ
ーブル（１０）がケーブル取付金具（１１）を介して回
動自在に取り付けられ、そのリンク（６）に原位置に復
帰するよう付勢するばね（７）を取り付けている。
容易なケーブル取付装置を提供すること。 【解決手段】 キャブへの取付部（３）にコ時状のリン
ク（６）を回動自在に取り付け、そのリンク（６）にケ
ーブル（１０）がケーブル取付金具（１１）を介して回
動自在に取り付けられ、そのリンク（６）に原位置に復
帰するよう付勢するばね（７）を取り付けている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーブルをチルト
キャブに固定するケーブル取付装置に関する。
キャブに固定するケーブル取付装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば、変速機のシフトケーブルやセレ
クトケーブルをチルトキャブに固定する場合、キャブに
固定クリップで固定する技術は知られている。
クトケーブルをチルトキャブに固定する場合、キャブに
固定クリップで固定する技術は知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、チルト
キャブの場合、例えばケーブルをキャブフロアに固定し
ても、キャブをチルトするとケーブルの固定点は上方に
移動すると共に前方にも移動するため、固定点より後方
のケーブルにたるみを持たせて配索する技術が一般的で
あるが、シフトケーブルの場合等、作動を確実にするた
めケーブルを太くすると、ケーブルの剛性が高くなり、
レイアウトが困難となり、ケーブルはたるませると外管
と内索との摩擦のため作動が重くなるという問題があ
る。
キャブの場合、例えばケーブルをキャブフロアに固定し
ても、キャブをチルトするとケーブルの固定点は上方に
移動すると共に前方にも移動するため、固定点より後方
のケーブルにたるみを持たせて配索する技術が一般的で
あるが、シフトケーブルの場合等、作動を確実にするた
めケーブルを太くすると、ケーブルの剛性が高くなり、
レイアウトが困難となり、ケーブルはたるませると外管
と内索との摩擦のため作動が重くなるという問題があ
る。
【０００４】したがって、本発明はチルトキャブを有す
るトラックのケーブルのレイアウトが容易で、軽く作動
でき、作動確実なケーブル取付装置を提供することを目
的としている。
るトラックのケーブルのレイアウトが容易で、軽く作動
でき、作動確実なケーブル取付装置を提供することを目
的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のケーブル取付装
置は、ケーブルをチルトキャブに固定するケーブル取付
装置において、キャブパネルに取り付けるプレート状の
取付部とその取付部の延長部分に２個所に折り曲げて形
成されたリンク取付部とそのリンク取付部に設けられた
孔に回動自在に取り付けられ丸棒でコ字状に形成された
リンクとコ字状のリンクの一辺に回動自在に取り付けら
れたケーブル取付金具とそのケーブル取付金具を前記プ
レートの方向に付勢するコ字状のリンクの他辺に捲回さ
れたコイルバネとで構成されている。
置は、ケーブルをチルトキャブに固定するケーブル取付
装置において、キャブパネルに取り付けるプレート状の
取付部とその取付部の延長部分に２個所に折り曲げて形
成されたリンク取付部とそのリンク取付部に設けられた
孔に回動自在に取り付けられ丸棒でコ字状に形成された
リンクとコ字状のリンクの一辺に回動自在に取り付けら
れたケーブル取付金具とそのケーブル取付金具を前記プ
レートの方向に付勢するコ字状のリンクの他辺に捲回さ
れたコイルバネとで構成されている。
【０００６】かかる構成を具備する本発明によれば、キ
ャブがチルト軸を中心としてチルトすると、取付部はキ
ャブと共に主として前方に回動するため、ケーブル取付
装置のケーブル取付金具はリンクの一辺で回動しながら
移動する。そして、その移動の結果、ケーブルの取付位
置が斜め下方に相対的に移動する。そのため、取付時に
ケーブルに大きな余裕（あそび、たるみ）を設けなくて
も、当該ケーブルはキャブのチルトに対応できるのであ
る。
ャブがチルト軸を中心としてチルトすると、取付部はキ
ャブと共に主として前方に回動するため、ケーブル取付
装置のケーブル取付金具はリンクの一辺で回動しながら
移動する。そして、その移動の結果、ケーブルの取付位
置が斜め下方に相対的に移動する。そのため、取付時に
ケーブルに大きな余裕（あそび、たるみ）を設けなくて
も、当該ケーブルはキャブのチルトに対応できるのであ
る。
【０００７】キャブがチルトダウンされれば、バネの作
用により元に戻るため、シフト操作は確実に軽い操作力
で行なうことが出来る。
用により元に戻るため、シフト操作は確実に軽い操作力
で行なうことが出来る。
【０００８】また、本発明によれば、前記ケーブルが変
速機のシフトケーブルである。
速機のシフトケーブルである。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。
実施の形態を説明する。
【００１０】図１は、本発明の一実施の形態である変速
機のシフトケーブルに用いた場合を示し、シフトケーブ
ル１の一端Ｂは図示しないシフトレバ−に接続され、他
端Ｃは図示しない変速機のシフトリンケージに接続され
ている。そして、そのシフトケーブル１の外管は全体を
符号２で示すケーブル取付装置によりキャブＫに固定さ
れ、シフトレバーを前後（図における左右、Ａで示す）
に動かして変速機をシフトチェンジするよう構成されて
いる。ここで、符号Ｈはチルト軸を示している。
機のシフトケーブルに用いた場合を示し、シフトケーブ
ル１の一端Ｂは図示しないシフトレバ−に接続され、他
端Ｃは図示しない変速機のシフトリンケージに接続され
ている。そして、そのシフトケーブル１の外管は全体を
符号２で示すケーブル取付装置によりキャブＫに固定さ
れ、シフトレバーを前後（図における左右、Ａで示す）
に動かして変速機をシフトチェンジするよう構成されて
いる。ここで、符号Ｈはチルト軸を示している。
【００１１】図２はケーブル取付装置２を示し、プレー
ト状の取付部３には複数（図示の例では２個所）の取付
孔３ａが設けられ、その取付部３の延長部３ａには同じ
方向にまげられたリンク取付部４と５とが形成されてお
り、そのリンク取付部４、５には、図３をも参照して、
軸孔４ａ、５ａが穿孔され、軸孔４ａ、５ａにはコ字状
に形成されたリンク６の他辺６ｂが支持されている。な
お、図示の例ではリンク取付部４、５は同じ側に設けら
れているが同じ側でなくてもよい。
ト状の取付部３には複数（図示の例では２個所）の取付
孔３ａが設けられ、その取付部３の延長部３ａには同じ
方向にまげられたリンク取付部４と５とが形成されてお
り、そのリンク取付部４、５には、図３をも参照して、
軸孔４ａ、５ａが穿孔され、軸孔４ａ、５ａにはコ字状
に形成されたリンク６の他辺６ｂが支持されている。な
お、図示の例ではリンク取付部４、５は同じ側に設けら
れているが同じ側でなくてもよい。
【００１２】また、そのリンク６の一辺６ａには、ケー
ブル１０の外管１０（ケーブルと同じ符号を用いる）に
取り付けられているケーブル取付金具１１に設けられた
突起１２に穿孔された孔１２ａを介して、ケーブル取付
金具１１が取り付けられている。
ブル１０の外管１０（ケーブルと同じ符号を用いる）に
取り付けられているケーブル取付金具１１に設けられた
突起１２に穿孔された孔１２ａを介して、ケーブル取付
金具１１が取り付けられている。
【００１３】そして、リンク６の他辺６ｂにはコイルば
ね７が捲回され、リンク６の直線部６ｃと取付部の延長
部３ａとにばねの両端部がそれぞれ支持されてリンクの
一辺６ａが延長部３ａのほうに付勢されるよう構成され
ている。
ね７が捲回され、リンク６の直線部６ｃと取付部の延長
部３ａとにばねの両端部がそれぞれ支持されてリンクの
一辺６ａが延長部３ａのほうに付勢されるよう構成され
ている。
【００１４】以下、作用について説明する。図１及び図
２はキャブＫが走行状態、即ちチルトダウンの状態を示
しており、キャブＫがチルト軸Ｈを中心として図１のＴ
方向にチルトすると、取付部３はキャブＫとともに主と
して前方（図における左方向）に回動するため、図３に
示すようにケーブル取付装置２のケーブル取付金具１１
はリンク６の一辺６ａで回動しながら６は６Ａの位置、
１１は１１Ａの位置に移動する。したがって、斜め下方
にケーブル１０の取付位置が相対的に移動したことにな
って、取付時に大きいたるみを設けなくてもキャブＫの
チルトに対応できる。
２はキャブＫが走行状態、即ちチルトダウンの状態を示
しており、キャブＫがチルト軸Ｈを中心として図１のＴ
方向にチルトすると、取付部３はキャブＫとともに主と
して前方（図における左方向）に回動するため、図３に
示すようにケーブル取付装置２のケーブル取付金具１１
はリンク６の一辺６ａで回動しながら６は６Ａの位置、
１１は１１Ａの位置に移動する。したがって、斜め下方
にケーブル１０の取付位置が相対的に移動したことにな
って、取付時に大きいたるみを設けなくてもキャブＫの
チルトに対応できる。
【００１５】キャブＫがチルトダウンされれば、バネ７
の作用により元に戻るため、シフト操作は確実に軽い操
作力で行なうことが出来る。
の作用により元に戻るため、シフト操作は確実に軽い操
作力で行なうことが出来る。
【００１６】以上の実施形態の説明では変速機のシフト
ケーブルを例として説明しているが、この外エンジン操
作のケーブル等、キャブ側に固定する必要があり、チル
トにより相対位置が移動するものには全て適用すること
が可能である。
ケーブルを例として説明しているが、この外エンジン操
作のケーブル等、キャブ側に固定する必要があり、チル
トにより相対位置が移動するものには全て適用すること
が可能である。
【００１７】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されており、
キャブチルト時にケーブルのキャブへの固定部分がリン
クの回動により後下方に移動するためケーブルが引っ張
られることがなく、配索時に大きいたるみをとる必要が
ないので、レイアウトが容易であり、ケーブルによる操
作も軽く確実となる。
キャブチルト時にケーブルのキャブへの固定部分がリン
クの回動により後下方に移動するためケーブルが引っ張
られることがなく、配索時に大きいたるみをとる必要が
ないので、レイアウトが容易であり、ケーブルによる操
作も軽く確実となる。
【図１】本発明の一実施形態を示すシフトケーブル固定
部を示す要部の側面図。
部を示す要部の側面図。
【図２】図１のケーブル取付装置を示す平面図。
【図３】図２のＸ矢視図。
１・・・シフトケーブル ２・・・ケーブル取付装置 ３・・・取付部 ４、５・・・リンク取付部 ６・・・リンク ７・・・コイルばね １０・・・ケーブル １１・・・ケーブル取付金具 Ｈ・・・チルト軸 Ｋ・・・キャブ
Claims (2)
- 【請求項１】 ケーブルをチルトキャブに固定するケー
ブル取付装置において、キャブパネルに取り付けるプレ
ート状の取付部とその取付部の延長部分に２個所に折り
曲げて形成されたリンク取付部とそのリンク取付部に設
けられた孔に回動自在に取り付けられ丸棒でコ字状に形
成されたリンクとコ字状のリンクの一辺に回動自在に取
り付けられたケーブル取付金具とそのケーブル取付金具
を前記プレートの方向に付勢するコ字状のリンクの他辺
に捲回されたコイルバネとで構成されていることを特徴
とするケーブル取付装置。 - 【請求項２】 前記ケーブルが変速機のシフトケーブル
である請求項１記載のケーブル取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10150936A JPH11344021A (ja) | 1998-06-01 | 1998-06-01 | ケーブル取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10150936A JPH11344021A (ja) | 1998-06-01 | 1998-06-01 | ケーブル取付装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11344021A true JPH11344021A (ja) | 1999-12-14 |
Family
ID=15507661
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10150936A Pending JPH11344021A (ja) | 1998-06-01 | 1998-06-01 | ケーブル取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11344021A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009143938A1 (en) * | 2008-05-28 | 2009-12-03 | Kongsberg Automotive Ab | Gear shift system |
-
1998
- 1998-06-01 JP JP10150936A patent/JPH11344021A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009143938A1 (en) * | 2008-05-28 | 2009-12-03 | Kongsberg Automotive Ab | Gear shift system |
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