JPH11343655A - 小便器装置 - Google Patents
小便器装置Info
- Publication number
- JPH11343655A JPH11343655A JP16594498A JP16594498A JPH11343655A JP H11343655 A JPH11343655 A JP H11343655A JP 16594498 A JP16594498 A JP 16594498A JP 16594498 A JP16594498 A JP 16594498A JP H11343655 A JPH11343655 A JP H11343655A
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- Japan
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- water
- treated water
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 小便器毎の使用状態に応じたきめ細かい処理
水供給を行い、効率的に小便器の衛生性を維持すること
ができる小便器装置を提供する。 【解決手段】 小便器へ外部配管から小便器のボール部
に至る流路を形成してなる小便器装置において、この流
路に、前記外部配管から供給される水を分岐する分岐部
と、この分岐部からの一方の水を小便器のボール部に流
す洗浄水供給流路と、分岐部の他方からの水に対して防
汚機能を付加する処理水生成装置を具備して処理水を小
便器のボール部に流す処理水供給流路と、洗浄水供給流
路からの水と処理水供給流路からの水を合流する合流部
とから構成された処理ユニットを接続したことを特徴と
する。
水供給を行い、効率的に小便器の衛生性を維持すること
ができる小便器装置を提供する。 【解決手段】 小便器へ外部配管から小便器のボール部
に至る流路を形成してなる小便器装置において、この流
路に、前記外部配管から供給される水を分岐する分岐部
と、この分岐部からの一方の水を小便器のボール部に流
す洗浄水供給流路と、分岐部の他方からの水に対して防
汚機能を付加する処理水生成装置を具備して処理水を小
便器のボール部に流す処理水供給流路と、洗浄水供給流
路からの水と処理水供給流路からの水を合流する合流部
とから構成された処理ユニットを接続したことを特徴と
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は小便器に係り、特に
処理水生成手段と便器洗浄手段を組合わせた小便器装置
に関する。
処理水生成手段と便器洗浄手段を組合わせた小便器装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、処理水生成装置を小便器に付加さ
せる場合は、複数の小便器に対して一つの処理水生成装
置を組合わせていたため、処理水の供給が複数の小便器
に対して同じ方法で行われていた。
せる場合は、複数の小便器に対して一つの処理水生成装
置を組合わせていたため、処理水の供給が複数の小便器
に対して同じ方法で行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため従来の処理水
構成方法では、小便器毎の使用頻度の違い、即ち、便器
洗浄頻度の違いに係らず、複数の小便器に対して同じタ
イミングで同じ量の処理水が供給されていたため、小便
器毎の使用状態に応じたきめ細かい処理水供給を行うこ
とができず、そのため、効率的に小便器の衛生性を維持
することができなかった。
構成方法では、小便器毎の使用頻度の違い、即ち、便器
洗浄頻度の違いに係らず、複数の小便器に対して同じタ
イミングで同じ量の処理水が供給されていたため、小便
器毎の使用状態に応じたきめ細かい処理水供給を行うこ
とができず、そのため、効率的に小便器の衛生性を維持
することができなかった。
【0004】
【課題を解決する為の手段およびその作用・効果】上記
目的を達成するために本発明に係る小便器装置は、小便
器へ外部配管から小便器のボール部に至る流路を形成し
てなる小便器装置において、この流路に、前記外部配管
から供給される水を分岐する分岐部と、この分岐部から
の一方の水を小便器のボール部に流す洗浄水供給流路
と、分岐部の他方からの水に対して防汚機能を付加する
処理水生成装置を具備して処理水を小便器のボール部に
流す処理水供給流路と、洗浄水供給流路からの水と処理
水供給流路からの水を合流する合流部とから構成された
処理ユニットを接続したことを特徴とする。
目的を達成するために本発明に係る小便器装置は、小便
器へ外部配管から小便器のボール部に至る流路を形成し
てなる小便器装置において、この流路に、前記外部配管
から供給される水を分岐する分岐部と、この分岐部から
の一方の水を小便器のボール部に流す洗浄水供給流路
と、分岐部の他方からの水に対して防汚機能を付加する
処理水生成装置を具備して処理水を小便器のボール部に
流す処理水供給流路と、洗浄水供給流路からの水と処理
水供給流路からの水を合流する合流部とから構成された
処理ユニットを接続したことを特徴とする。
【0005】このように、水洗式の小便器に対して処理
ユニットを取付けることにより、通常の水による洗浄
と、防汚機能が付加された処理水を供給する洗浄の両方
が行える小便器装置を簡単に構成することができる。ま
た、複数の小便器に処理水供給を行う従来品に比べて、
小便器毎にきめ細かい処理水供給が行える。
ユニットを取付けることにより、通常の水による洗浄
と、防汚機能が付加された処理水を供給する洗浄の両方
が行える小便器装置を簡単に構成することができる。ま
た、複数の小便器に処理水供給を行う従来品に比べて、
小便器毎にきめ細かい処理水供給が行える。
【0006】また、前記処理ユニットは、小便器に設け
られた収納空間に配置されているもとすれば、処理ユニ
ットを見栄えよく配置できる。
られた収納空間に配置されているもとすれば、処理ユニ
ットを見栄えよく配置できる。
【0007】また、前記処理ユニットに設けられる処理
水生成装置は、水を電気分解する電解槽とすれば、殺菌
剤、薬剤等の付与なく処理水を生成できる。
水生成装置は、水を電気分解する電解槽とすれば、殺菌
剤、薬剤等の付与なく処理水を生成できる。
【0008】更に、前記処理水供給手段として開閉弁を
備え、この開閉弁下流に防汚機能を付加する処理水生成
装置を配置したものとすれば、処理水生成装置に高度な
耐圧性が要求されず、コンパクトに構成することができ
る。
備え、この開閉弁下流に防汚機能を付加する処理水生成
装置を配置したものとすれば、処理水生成装置に高度な
耐圧性が要求されず、コンパクトに構成することができ
る。
【0009】また、前記処理水生成装置から開閉弁への
上流側連通管、及び前記処理水生成装置から合流部への
下流側連通管は、共に可撓性管で構成されたもとすれ
ば、上下流側の可撓性管により処理水生成装置の位置が
自由に変更でき、収納空間内のレイアウトが自由にでき
る。
上流側連通管、及び前記処理水生成装置から合流部への
下流側連通管は、共に可撓性管で構成されたもとすれ
ば、上下流側の可撓性管により処理水生成装置の位置が
自由に変更でき、収納空間内のレイアウトが自由にでき
る。
【0010】また、前記処理水生成装置は、小便器に固
定された部材の固定部を共用して固定された支持部材に
嵌合されて支持されているものとすれば、施工時に可撓
性管を撓ませて支持部材に嵌め込むことにより、処理水
生成装置を簡単且つ確実に固定できる。
定された部材の固定部を共用して固定された支持部材に
嵌合されて支持されているものとすれば、施工時に可撓
性管を撓ませて支持部材に嵌め込むことにより、処理水
生成装置を簡単且つ確実に固定できる。
【0011】また、前記分岐部として、処理水供給流路
を開閉する機能、及び前記洗浄水供給流路を開閉する機
能を有し、処理水用出水口と洗浄水用出水口を有するバ
ルブユニットを設け、前記処理装置は、処理水用出水口
の下流側に接続されるものとすれば、処理装置はバルブ
ユニット二次側であるため、耐圧性が要求されない。ま
た、外部配管から2つの流路への分岐路、及び2つの流
路の開閉機能を1つのバルブユニットに納めているた
め、2つのバルブを繋ぐものに比べてコンパクトであり
シール性も向上する。尚、2つの開閉機能は、2つの開
閉弁で実現してもよく、1つの流路切り替え弁で実現し
てもよい。
を開閉する機能、及び前記洗浄水供給流路を開閉する機
能を有し、処理水用出水口と洗浄水用出水口を有するバ
ルブユニットを設け、前記処理装置は、処理水用出水口
の下流側に接続されるものとすれば、処理装置はバルブ
ユニット二次側であるため、耐圧性が要求されない。ま
た、外部配管から2つの流路への分岐路、及び2つの流
路の開閉機能を1つのバルブユニットに納めているた
め、2つのバルブを繋ぐものに比べてコンパクトであり
シール性も向上する。尚、2つの開閉機能は、2つの開
閉弁で実現してもよく、1つの流路切り替え弁で実現し
てもよい。
【0012】また、前記バルブユニットには、処理水供
給流路を開閉するリフト式の開閉弁、及び前記洗浄水供
給流路を開閉するリフト式の開閉弁が設けられ、そのリ
フト方向が共に鉛直方向より下向きに傾斜したものとす
れば、各出水口下流の配管と蓋とのクリアランスが大き
くとれ、施工誤差吸収がより広い範囲で可能となる。
給流路を開閉するリフト式の開閉弁、及び前記洗浄水供
給流路を開閉するリフト式の開閉弁が設けられ、そのリ
フト方向が共に鉛直方向より下向きに傾斜したものとす
れば、各出水口下流の配管と蓋とのクリアランスが大き
くとれ、施工誤差吸収がより広い範囲で可能となる。
【0013】なお、前記バルブユニットにおいて、処理
水用出水口と洗浄水用出水口を異なる高さに設けるとと
もに、処理水用出水口と洗浄水用出水口の方向を、水平
断面では異なる方向に向けたものとすれば、各出水口下
流の配管(処理水供給流路,洗浄水供給流路)が相互干
渉しにくい。また、開閉弁の平面位置もズレるため、コ
ンパクトに配置できる。
水用出水口と洗浄水用出水口を異なる高さに設けるとと
もに、処理水用出水口と洗浄水用出水口の方向を、水平
断面では異なる方向に向けたものとすれば、各出水口下
流の配管(処理水供給流路,洗浄水供給流路)が相互干
渉しにくい。また、開閉弁の平面位置もズレるため、コ
ンパクトに配置できる。
【0014】また、前記合流部として、小便器に形成さ
れた入水口に挿通されて小便器に洗浄水を放出する放出
部(スプレッダ等の配管ユニット)に固定される、処理
水用入水口と洗浄水用入水口を有する合流ユニットを備
えたものとすれば、処理ユニットを取り付ける際に、合
流ユニットをスプレッダ等の放出部に接続するだけです
む。
れた入水口に挿通されて小便器に洗浄水を放出する放出
部(スプレッダ等の配管ユニット)に固定される、処理
水用入水口と洗浄水用入水口を有する合流ユニットを備
えたものとすれば、処理ユニットを取り付ける際に、合
流ユニットをスプレッダ等の放出部に接続するだけです
む。
【0015】なお、前記合流ユニットは、前記処理水用
入水口と洗浄水用入水口を鉛直方向より下向きに傾斜さ
せると共に、異なる高さに設けものとすれば、同じ高さ
の場合よりも、各入水口に接続される配管が干渉しにく
い。
入水口と洗浄水用入水口を鉛直方向より下向きに傾斜さ
せると共に、異なる高さに設けものとすれば、同じ高さ
の場合よりも、各入水口に接続される配管が干渉しにく
い。
【0016】また、前記処理ユニットは、前記洗浄水供
給流路を開閉する機能、及び前記処理供給流路を開閉す
る機能を共に有する集中制御装置を設けたものとすれ
ば、最適な洗浄水供給制御を行うことができる。
給流路を開閉する機能、及び前記処理供給流路を開閉す
る機能を共に有する集中制御装置を設けたものとすれ
ば、最適な洗浄水供給制御を行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は小便器装置全体の斜視図で
あり、この小便器装置において、小便器1の上部には着
脱自在な蓋2が備えられている。蓋2を図のように開く
と、その内部には収納空間3が備えられており、ここ
に、外部配管4からの給水を人体感知センサ5からの信
号に基づいて自動的に吐水・止水するための機能部が収
納されている。
あり、この小便器装置において、小便器1の上部には着
脱自在な蓋2が備えられている。蓋2を図のように開く
と、その内部には収納空間3が備えられており、ここ
に、外部配管4からの給水を人体感知センサ5からの信
号に基づいて自動的に吐水・止水するための機能部が収
納されている。
【0018】図2は収納空間3の詳細を示す平面図であ
る。収納空間3には図示のように、外部配管4と接続さ
れる上流側配管6、この上流側配管6と入水口側を接続
し分岐部として機能するバルブユニット7、このバルブ
ユニット7の電磁開閉弁8を介して洗浄水用出水口8a
から便器に設けられたスプレッダ19と連通する合流ユ
ニット10に連通する可撓性配管9が小便器1への洗浄
水供給流路として設けられている。
る。収納空間3には図示のように、外部配管4と接続さ
れる上流側配管6、この上流側配管6と入水口側を接続
し分岐部として機能するバルブユニット7、このバルブ
ユニット7の電磁開閉弁8を介して洗浄水用出水口8a
から便器に設けられたスプレッダ19と連通する合流ユ
ニット10に連通する可撓性配管9が小便器1への洗浄
水供給流路として設けられている。
【0019】また、バルブユニット7には第二電磁開閉
弁11が設けられており、この第二電磁開閉弁11を介
する処理水用出水口11aの下流側には上流側連通管と
して機能する第二可撓性配管12を通じて、本実施例に
おいていは、小便器1の殺菌を行って防汚や防臭を行う
ため、処理水生成装置として次亜塩素酸を含む電解水を
生成する電解槽13が設けられ、電解水は下流側連通管
として機能する第三可撓性配管14を通じて合流ユニッ
ト10に連通されている。
弁11が設けられており、この第二電磁開閉弁11を介
する処理水用出水口11aの下流側には上流側連通管と
して機能する第二可撓性配管12を通じて、本実施例に
おいていは、小便器1の殺菌を行って防汚や防臭を行う
ため、処理水生成装置として次亜塩素酸を含む電解水を
生成する電解槽13が設けられ、電解水は下流側連通管
として機能する第三可撓性配管14を通じて合流ユニッ
ト10に連通されている。
【0020】なお、電磁開閉弁8は人体感知センサ5か
らの信号に基づいて集中制御装置15によって開閉制御
されるものであり、また、第二電磁開閉弁11や電解槽
13へは、使用者がいない時間帯をコントローラ15が
推測し、その時間帯に小便器1へ電解水を供給するよう
開閉制御や通電制御が行われる。
らの信号に基づいて集中制御装置15によって開閉制御
されるものであり、また、第二電磁開閉弁11や電解槽
13へは、使用者がいない時間帯をコントローラ15が
推測し、その時間帯に小便器1へ電解水を供給するよう
開閉制御や通電制御が行われる。
【0021】また、電解槽13は人体感知センサ5の小
便器1への固定部を利用して小便器1に固定された支持
部材18に嵌め込まれて小便器に対して位置決めされて
いる。
便器1への固定部を利用して小便器1に固定された支持
部材18に嵌め込まれて小便器に対して位置決めされて
いる。
【0022】ここで、上流側配管6には止水弁16のバ
ルブボデイが一体的に構成されており、この上流側配管
6に対してバルブユニット7はクイックファスナ17を
用いて嵌合されているだけで、このバルブユニット7は
小便器1に対して固定されておらず、また、バルブユニ
ット7下流側は可撓性配管9及び第二可撓性配管12に
よって、小便器1に固定された合流ユニット10や電解
槽13に接続されているため、小便器1の製造誤差によ
る小便器1に対するバルブユニット7の相対位置のズレ
は、その二次側に用いられた可撓性配管9によって吸収
されるため、バルブユニット7と外部配管4とを繋ぐ上
流側配管6として複数の用意するといったことが必要な
くなる。
ルブボデイが一体的に構成されており、この上流側配管
6に対してバルブユニット7はクイックファスナ17を
用いて嵌合されているだけで、このバルブユニット7は
小便器1に対して固定されておらず、また、バルブユニ
ット7下流側は可撓性配管9及び第二可撓性配管12に
よって、小便器1に固定された合流ユニット10や電解
槽13に接続されているため、小便器1の製造誤差によ
る小便器1に対するバルブユニット7の相対位置のズレ
は、その二次側に用いられた可撓性配管9によって吸収
されるため、バルブユニット7と外部配管4とを繋ぐ上
流側配管6として複数の用意するといったことが必要な
くなる。
【0023】なお、バルブユニット7には後述するよう
に定流量弁18が内蔵されており、従って、バルブユニ
ット7の電磁開閉弁8や第二電磁開閉弁11の下流側に
は給水源の一次圧より減圧された二次圧がかかるだけな
ので、比較的耐圧性の低い安価な可撓管を用いることが
できる。
に定流量弁18が内蔵されており、従って、バルブユニ
ット7の電磁開閉弁8や第二電磁開閉弁11の下流側に
は給水源の一次圧より減圧された二次圧がかかるだけな
ので、比較的耐圧性の低い安価な可撓管を用いることが
できる。
【0024】次に、バルブユニット7の配置及び合流ユ
ニット10の詳細について図3および図4に基づいて更
に詳しく説明する。図3はバルブユニット7を含む洗浄
水供給流路の正面図であり、図4は合流ユニット10の
断面図である。
ニット10の詳細について図3および図4に基づいて更
に詳しく説明する。図3はバルブユニット7を含む洗浄
水供給流路の正面図であり、図4は合流ユニット10の
断面図である。
【0025】この図3から判るように、バルブユニット
7に設けられている電磁開閉弁8や第二電磁開閉弁11
はそのリフト方向が水平方向であり、このように、リフ
ト方向が鉛直方向より下へ傾けて設けられているためバ
ルブユニット7の嵩を低くでき、収納空間3の高さを低
いものとすることができる。
7に設けられている電磁開閉弁8や第二電磁開閉弁11
はそのリフト方向が水平方向であり、このように、リフ
ト方向が鉛直方向より下へ傾けて設けられているためバ
ルブユニット7の嵩を低くでき、収納空間3の高さを低
いものとすることができる。
【0026】また、図3から判るように、洗浄水用出水
口8aと処理水用出水口11aとは異なる高さに設けら
れ、しかも、図2から判るように、水平断面における出
水方向も異なるため、各出水口下流の配管(処理水供給
流路,洗浄水供給流路)が相互干渉しにくく、開閉弁の
平面位置もズレるため、コンパクトに配置できる。
口8aと処理水用出水口11aとは異なる高さに設けら
れ、しかも、図2から判るように、水平断面における出
水方向も異なるため、各出水口下流の配管(処理水供給
流路,洗浄水供給流路)が相互干渉しにくく、開閉弁の
平面位置もズレるため、コンパクトに配置できる。
【0027】また、図4に示すように合流ユニット10
は、洗浄水用入水口10cと処理水用入水口10dを備
えた上流側合流ユニット10aと、小便器1に取付けら
れたスプレッダ19に固定された下流側合流ユニット1
0bとから構成されており、この上流側合流ユニット1
0aは下流側合流ユニット10bに対して嵌合によって
着脱自在に構成されている。このように、可撓性配管9
や第三可撓性配管14が固定されている上流側合流ユニ
ット10aを下流側合流ユニット10bに対して嵌め込
むだけでスプレッダ19への流路を構成できるため、そ
の組立性は良好である。
は、洗浄水用入水口10cと処理水用入水口10dを備
えた上流側合流ユニット10aと、小便器1に取付けら
れたスプレッダ19に固定された下流側合流ユニット1
0bとから構成されており、この上流側合流ユニット1
0aは下流側合流ユニット10bに対して嵌合によって
着脱自在に構成されている。このように、可撓性配管9
や第三可撓性配管14が固定されている上流側合流ユニ
ット10aを下流側合流ユニット10bに対して嵌め込
むだけでスプレッダ19への流路を構成できるため、そ
の組立性は良好である。
【0028】また、上流側合流ユニット10aに設けら
れた洗浄水用入水口10cと処理水用入水口10dとは
略水平であり、このように鉛直方向より下向きに傾斜し
ているため、収納空間3の高さを低くすることができ、
また、洗浄水用入水口10cと処理水用入水口10dと
は異なる高さに設けられているため、各入水口に接続さ
れる可撓性配管9や第三可撓性配管14が干渉すること
を防止できる。
れた洗浄水用入水口10cと処理水用入水口10dとは
略水平であり、このように鉛直方向より下向きに傾斜し
ているため、収納空間3の高さを低くすることができ、
また、洗浄水用入水口10cと処理水用入水口10dと
は異なる高さに設けられているため、各入水口に接続さ
れる可撓性配管9や第三可撓性配管14が干渉すること
を防止できる。
【0029】上記した実施例においては、処理水生成装
置として電解槽13を用い、これら処理ユニットが小便
器1の収納空間3に収納されたものについて説明してき
たが、処理水生成装置としては薬液や薬剤を混合する手
段であってよく、処理ユニットが小便器1の外に設けら
れていてもよく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で様々
な実施形態が考えられるものである。
置として電解槽13を用い、これら処理ユニットが小便
器1の収納空間3に収納されたものについて説明してき
たが、処理水生成装置としては薬液や薬剤を混合する手
段であってよく、処理ユニットが小便器1の外に設けら
れていてもよく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で様々
な実施形態が考えられるものである。
【図1】 本発明の一実施形態に係る小便器装置全体の
斜視図。
斜視図。
【図2】 収納空間3の詳細を示す平面図。
【図3】 バルブユニットを含む洗浄水供給流路の正面
図。
図。
【図4】 上合流ユニット10の断面図。
1…小便器 2…蓋 3…収納空間 4…外部配管 5…人体感知センサ 6…上流側配管 7…バルブユニット 8…電磁開閉弁 8a…洗浄水用出水口 9…可撓性配管 10…合流ユニット 10a…上流側合流ユニット 10b…下流側合流ユニット 10c…洗浄水用入水口 10d…処理水用入水口 11…第二電磁開閉弁 11a…処理水用出水口 12…第二可撓性配管 13…電解槽 14…第三可撓性配管 15…集中制御装置 16…止水弁 17…クイックファスナ 18…支持部材 19…スプレッダ
Claims (12)
- 【請求項1】 小便器へ外部配管から小便器のボール部
に至る流路を形成してなる小便器装置において、この流
路に、前記外部配管から供給される水を分岐する分岐部
と、この分岐部からの一方の水を小便器のボール部に流
す洗浄水供給流路と、分岐部の他方からの水に対して防
汚機能を付加する処理水生成装置を具備して処理水を小
便器のボール部に流す処理水供給流路と、洗浄水供給流
路からの水と処理水供給流路からの水を合流する合流部
とから構成された処理ユニットを接続した小便器装置。 - 【請求項2】 前記処理ユニットは、小便器に設けられ
た収納空間に配置されている請求項1記載の小便器装
置。 - 【請求項3】 前記処理ユニットに設けられる処理水生
成装置は、水を電気分解する電解槽である請求項1また
は2記載の小便器装置。 - 【請求項4】 前記処理水供給手段として開閉弁を備
え、この開閉弁下流に防汚機能を付加する処理水生成装
置を配置したことを特徴とする請求項1〜3記載の小便
器装置。 - 【請求項5】 前記処理水生成装置から開閉弁への上流
側連通管、及び前記処理水生成装置から合流部への下流
側連通管は、共に可撓性管で構成されることを特徴とす
る請求項4記載の小便器装置。 - 【請求項6】 前記処理水生成装置は、小便器に固定さ
れた部材の固定部を共用して固定された支持部材に嵌合
されて支持されていることを特徴とする請求項5記載の
小便器装置。 - 【請求項7】 前記分岐部として、処理水供給流路を開
閉する機能、及び前記洗浄水供給流路を開閉する機能を
有し、処理水用出水口と洗浄水用出水口を有するバルブ
ユニットを設け、前記処理装置は、処理水用出水口の下
流側に接続されることを特徴とする請求項1〜3記載の
小便器装置。 - 【請求項8】 前記バルブユニットには、処理水供給流
路を開閉するリフト式の開閉弁、及び前記洗浄水供給流
路を開閉するリフト式の開閉弁が設けられ、そのリフト
方向が共に鉛直方向より下向きに傾斜していることを特
徴とする請求項7記載の小便器装置。 - 【請求項9】 前記バルブユニットにおいて、処理水用
出水口と洗浄水用出水口を異なる高さに設けるととも
に、処理水用出水口と洗浄水用出水口の方向を、水平断
面では異なる方向に向けたことを特徴とする請求項8記
載の小便器装置。 - 【請求項10】 前記合流部として、小便器に形成され
た入水口に挿通されて小便器に洗浄水を放出する放出部
に固定される、処理水用入水口と洗浄水用入水口を有す
る合流ユニットを備えたことを特徴とする請求項1〜3
記載の小便器装置。 - 【請求項11】 前記合流ユニットは、前記処理水用入
水口と洗浄水用入水口を鉛直方向より下向きに傾斜させ
ると共に、異なる高さに設けた請求項10記載の小便器
装置。 - 【請求項12】 前記処理ユニットは、前記洗浄水供給
流路を開閉する機能、及び前記処理供給流路を開閉する
機能を共に有する集中制御装置を設けたことを特徴とす
る請求項1〜3記載の小便器装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16594498A JPH11343655A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 小便器装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16594498A JPH11343655A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 小便器装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11343655A true JPH11343655A (ja) | 1999-12-14 |
Family
ID=15821994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16594498A Pending JPH11343655A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 小便器装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11343655A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006169807A (ja) * | 2004-12-15 | 2006-06-29 | Ota Hirohiko | 男性用循環式水洗トイレ |
JP2015105713A (ja) * | 2013-11-29 | 2015-06-08 | 株式会社Lixil | 管状部材の留め付け構造および小便器 |
-
1998
- 1998-05-29 JP JP16594498A patent/JPH11343655A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006169807A (ja) * | 2004-12-15 | 2006-06-29 | Ota Hirohiko | 男性用循環式水洗トイレ |
JP2015105713A (ja) * | 2013-11-29 | 2015-06-08 | 株式会社Lixil | 管状部材の留め付け構造および小便器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040831 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050104 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |