JPH11342012A

JPH11342012A - 装飾具

Info

Publication number: JPH11342012A
Application number: JP15470598A
Authority: JP
Inventors: Mayumi Maezawa; 繭美前澤
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1998-06-03
Filing date: 1998-06-03
Publication date: 1999-12-14

Abstract

(57)【要約】【課題】従来のネクタイピンやネクタイチエンと同
様、ネクタイを衣類に固定することができ、かつ、見た
目に豪華で目につきやすく、ネクタイを着用したときの
装飾性を大幅に向上させることができる装飾具を提供す
る。【解決手段】首にかけて前に垂らすことのできる長さ
を有するリング形成部材２の途中に、リング形成部材２
の両側をつなぐ中間部材３をかけ渡し、この中間部材３
の途中に止め具４を設け、前記リング形成部材２の下部
に重り部材５を設けて装飾具１が形成され、ネクタイＡ
と一緒に首から吊り下げるようにすれば、ネクタイＡ着
用時の装飾性を大幅に向上させることができると共に、
止め具４と重り部材５でネクタイＡのふらつき発生を確
実に防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、ネクタイと一緒
に吊るし、ネクタイ装着時の装飾性を向上させると共
に、ネクタイのふらつきを止めるようにした装飾具に関
する。

【０００２】

【従来の技術】ネクタイを着用した場合、ネクタイがふ
らついて位置が決まらず、極めて不体裁になると共に、
俯いた姿勢をとるとネクタイが前方に垂れ下がり、ネク
タイを飲食物等で汚すようなことが往々にしてあり、こ
のような事態の発生を防ぐため、ネクタイの着用時に、
ネクタイを衣類に固定するネクタイピンやネクタイチエ
ンを使用するのが一般的に行われている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のネク
タイピンやネクタイチエンは、ネクタイを衣類に固定す
ることを主目的にしているため、見た目に小さく目立た
ないので装飾性に乏しいという問題がある。

【０００４】そこで、この発明の課題は、従来のネクタ
イピンやネクタイチエンと同様、ネクタイを衣類に固定
することができると共に、見た目に豪華で目につきやす
く、ネクタイを着用したときの装飾性を大幅に向上させ
ることができる装飾具を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、請求項１の発明は、首にかけて前に垂らすこ
とのできる長さを有するリング形成部材の途中に、リン
グ形成部材の両側をつなぐ中間部材をかけ渡し、この中
間部材の途中に止め具を設け、前記リング形成部材の下
部に重り部材を設けた構成を採用したものである。

【０００６】請求項２の発明は、請求項１の発明におい
て、リング形成部材と中間部材が装飾チエンを用いて形
成され、重り部材がペンダントで形成されている構成を
採用したものである。

【０００７】

【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。

【０００８】図示のように、装飾具１は、首にかけて前
に垂らすことにより、下部が着用したネクタイＡの下端
部に位置する程度の長さを有するリング形成部材２の途
中に、リング形成部材２の両側をつなぐ中間部材３をか
け渡し、この中間部材３の途中に止め具４を設け、前記
リング形成部材２の下部に重り部材５を設けた構造にな
っている。

【０００９】上記リング形成部材２は、図示の場合は、
金属製の装飾チエンを用い、上端部の切り離し部分を一
対の掛け止め具６で接続したり、上端部で長さの調整が
自在となる構造にするほか、単なるリング状に形成して
もよく、その場合長さはネクタイＡの条件に合わせ、男
性用は長く女性用は短く設定しておけばよい。

【００１０】また、中間部材３もリング形成部材２と同
様の装飾チエンを用い、着用したネクタイＡの略中間部
に該当する位置において、ネクタイＡの幅に見合う程度
の間隔でリング形成部材２の両側をつなぐようにかけ渡
されている。

【００１１】この中間部材３の途中に設けた止め具４
は、図２（Ｂ）の如く、ネクタイＡ又はシャツＢに突き
刺す針７を備えたネクタイピン本体８と、針７に対して
取り付ける止め部材９との組み合わせからなり、ネクタ
イピン本体８が中間部材３の途中に固定又は接続され、
装飾性を付与している。

【００１２】前記リング形成部材２の下部に設けた重り
部材５は、ネクタイＡの下部を前面から押さえ、ふらつ
きを止めるためのものであり、適宜大きさの装飾性を有
するもの、例えば、金属製のペンダントやコイン、装飾
重り等を用いて形成されている。

【００１３】上記リング形成部材２や中間部材３の形成
に用いる材料は、金、銀、プラチナ等の金属製の装飾チ
エンに限るものではなく、各種宝石類を紐に通してリン
グにしたネックレス状のものや、装飾性のある紐類等を
単用もしくは組み合わせて使用すればよい。

【００１４】この発明の装飾具は上記のような構成であ
り、図１に示すように、ネクタイＡを着用したとき、リ
ング形成部材２をシャツＢの襟ＣにネクタイＡと一緒に
通して首から吊り下げ、このリング形成部材２をネクタ
イＡに沿うように吊るし、中間部材３の途中に設けた止
め具４をネクタイＡ又はネクタイＡとシャツＢに対して
固定し、リング形成部材２の下部に設けた重り部材５を
ネクタイＡの下部前面に位置させる。なお、中間部材３
は、ネクタイＡの間や裏面側に位置させ、止め具４をネ
クタイＡとシャツＢの何れか一方又は両方に対して固定
化するようにしてもよい。

【００１５】上記のような装着状態で、リング形成部材
２はシャツＢの襟ＣからネクタイＡの両側に沿って垂れ
下がり、斬新な装飾性を付与させると共に、中間部材３
がネクタイＡの中間部前面に、リング形成部材２の下部
がネクタイＡの下部前面に各々位置し、かつ、中間部材
３の前面に止め具４とリング形成部材２の下部に重り部
材５が設けてあるので、これらが、ネクタイＡに対する
アクセントになり、ネクタイＡ着用時の装飾性を大幅に
向上させることができる。

【００１６】また、中間部材３の止め具４をネクタイＡ
やシャツＢに固定し、リング形成部材２の下部重り部材
５がネクタイＡの下部前面に位置しているので、ネクタ
イＡのふらつき発生を確実に防止することができる。

【００１７】

【発明の効果】以上のように、この発明によると、首に
かけて前に垂らすことのできる長さを有するリング形成
部材の途中に、リング形成部材の両側をつなぐ中間部材
をかけ渡し、この中間部材の途中に止め具を設け、前記
リング形成部材の下部に重り部材を設けたので、ネクタ
イ着用時にネクタイと一緒に首から吊り下げるようにし
て、このリング形成部材をネクタイに沿うように吊る
し、中間部材の止め具をネクタイ又はネクタイとシャツ
に対して固定し、リング形成部材の下部に設けた重り部
材をネクタイの下部前面に位置させるようにすると、こ
れらが、ネクタイに対するアクセントになってよく目立
ち、ネクタイ着用時の装飾性を大幅に向上させることが
できると共に、止め具と重り部材でネクタイのふらつき
発生を確実に防止することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】装飾具の使用状態を示す正面図

【図２】（Ａ）は装飾具の正面図、（Ｂ）は中間部材の
止め具をネクタイに固定した部分の縦断面図

【符号の説明】

１装飾具２リング形成部材３中間部材４止め具５重り部材Ａネクタイ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】首にかけて前に垂らすことのできる長さ
を有するリング形成部材の途中に、リング形成部材の両
側をつなぐ中間部材をかけ渡し、この中間部材の途中に
止め具を設け、前記リング形成部材の下部に重り部材を
設けた装飾具。
【請求項２】リング状形成部材と中間部材が装飾チエ
ンを用いて形成され、重り部材がペンダントで形成され
ている請求項１に記載の装飾具。