JPH11340966A - 鍵を用いた通信システムおよび方法 - Google Patents
鍵を用いた通信システムおよび方法Info
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- JPH11340966A JPH11340966A JP10145372A JP14537298A JPH11340966A JP H11340966 A JPH11340966 A JP H11340966A JP 10145372 A JP10145372 A JP 10145372A JP 14537298 A JP14537298 A JP 14537298A JP H11340966 A JPH11340966 A JP H11340966A
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- encrypted data
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 暗号鍵送出のための占有時間が短く、かつ、
受信開始時に、画像および音声が得られるまでの時間が
短い通信システム、並びにかかるシステムにおいて所望
の結果を得るための通信パラメータの設定を容易にする
ことを目的とする。 【解決手段】暗号化データと鍵対応データは、図2に示
すようなタイミングにて送出される。図2Bに示すよう
に、暗号化データにおいて用いた暗号鍵が変わる時点Tx
よりΔt1だけ早く(Ts参照)、次の鍵対応データを送出
している。これは、受信側において、鍵対応データから
暗号鍵を復元するための時間を考慮して、データが途切
れることなく受信できるようにするためである。上記の
ように、一部において重複期間40を設けることによ
り、鍵対応データによる通信路の占有をできるだけ小さ
くしつつ、特に処理開始時における受信側での復元デー
タの連続的な受信を確保するようにしている。
受信開始時に、画像および音声が得られるまでの時間が
短い通信システム、並びにかかるシステムにおいて所望
の結果を得るための通信パラメータの設定を容易にする
ことを目的とする。 【解決手段】暗号化データと鍵対応データは、図2に示
すようなタイミングにて送出される。図2Bに示すよう
に、暗号化データにおいて用いた暗号鍵が変わる時点Tx
よりΔt1だけ早く(Ts参照)、次の鍵対応データを送出
している。これは、受信側において、鍵対応データから
暗号鍵を復元するための時間を考慮して、データが途切
れることなく受信できるようにするためである。上記の
ように、一部において重複期間40を設けることによ
り、鍵対応データによる通信路の占有をできるだけ小さ
くしつつ、特に処理開始時における受信側での復元デー
タの連続的な受信を確保するようにしている。
Description
【0001】
【発明の技術分野】この発明は暗号鍵による暗号化通信
に関するものであり、特にその暗号鍵の伝送に関するも
のである。
に関するものであり、特にその暗号鍵の伝送に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図37に、従来の衛星デジタル放送受信
機の構成をブロック図にて示す。衛星デジタル放送にお
いては、画像データ、音声データ、制御データなどが、
時分割のパケットとして送られてくる。また、このパケ
ットは、暗号鍵によって暗号化されている。
機の構成をブロック図にて示す。衛星デジタル放送にお
いては、画像データ、音声データ、制御データなどが、
時分割のパケットとして送られてくる。また、このパケ
ットは、暗号鍵によって暗号化されている。
【0003】チューナ部2は、制御部4の制御に応じ、
衛星から送信されてくる電波から、所望のトランスポー
トストリーム(周波数、偏波面などによって決定される
伝送路)のパケット(TSパケットと呼ぶ)を選択的に
受信する。出力されたTSパケットには、複数のチャネ
ルの画像データ、音声データ、制御データが時分割で含
まれている。
衛星から送信されてくる電波から、所望のトランスポー
トストリーム(周波数、偏波面などによって決定される
伝送路)のパケット(TSパケットと呼ぶ)を選択的に
受信する。出力されたTSパケットには、複数のチャネ
ルの画像データ、音声データ、制御データが時分割で含
まれている。
【0004】デ・スクランブル部6は、制御部4の制御
に従って、暗号鍵に基づきTSパケットの暗号を解除す
る。さらに、デコーダ部8は、制御部4の制御に従っ
て、TSパケットから、所望のチャネルの画像データ、
音声データ、制御データを選択的に取得する。NTSC
エンコーダ10は、デコーダ部8によって得られた画像
データ、音声データに基づいて、NTSCコンポジット
信号を生成する。
に従って、暗号鍵に基づきTSパケットの暗号を解除す
る。さらに、デコーダ部8は、制御部4の制御に従っ
て、TSパケットから、所望のチャネルの画像データ、
音声データ、制御データを選択的に取得する。NTSC
エンコーダ10は、デコーダ部8によって得られた画像
データ、音声データに基づいて、NTSCコンポジット
信号を生成する。
【0005】ところで、放送局側から送られてくるTS
パケットは、守秘性を高くするために、リアルタイムに
暗号鍵を変えて伝送されてくるようになっている。その
伝送状態を、図38に示す。たとえば、図中のTSパケ
ットにおいて、Odd0と表示された期間では、複数のTS
パケットがOdd0の暗号鍵によって暗号化されている。同
様に、Even1、Odd1、Even2の期間では、複数のTSパケ
ットが、それぞれ、暗号鍵Even1、Odd1、Even2によって
暗号化されている。
パケットは、守秘性を高くするために、リアルタイムに
暗号鍵を変えて伝送されてくるようになっている。その
伝送状態を、図38に示す。たとえば、図中のTSパケ
ットにおいて、Odd0と表示された期間では、複数のTS
パケットがOdd0の暗号鍵によって暗号化されている。同
様に、Even1、Odd1、Even2の期間では、複数のTSパケ
ットが、それぞれ、暗号鍵Even1、Odd1、Even2によって
暗号化されている。
【0006】TSパケットの一部として、これら暗号鍵
Odd0、Even1、Odd1、Even2自体を暗号化したECMデー
タも併せて送信されてくる。このECMデータは何度も
繰り返し送信される。図38は、ECMデータが繰り返
し送信される期間を示している。
Odd0、Even1、Odd1、Even2自体を暗号化したECMデー
タも併せて送信されてくる。このECMデータは何度も
繰り返し送信される。図38は、ECMデータが繰り返
し送信される期間を示している。
【0007】図38から明らかなように、TSパケット
において現在用いられている暗号鍵のECMデータだけ
でなく、次に用いられる暗号鍵のECMデータも同時に
送信されている。たとえば、図のT1のタイミングで受
信を開始すると、デ・スクランブル部6は、受信したE
CMデータに基づいて、暗号鍵Odd0、Even1を復元す
る。この暗号鍵の復元にt1要するとすれば、T1+t1
のタイミングから画像および音声が出力されることとな
る。その後は、予め、次の暗号鍵が復元されて得られて
いるので、とぎれることなく画像および音声が出力され
る。
において現在用いられている暗号鍵のECMデータだけ
でなく、次に用いられる暗号鍵のECMデータも同時に
送信されている。たとえば、図のT1のタイミングで受
信を開始すると、デ・スクランブル部6は、受信したE
CMデータに基づいて、暗号鍵Odd0、Even1を復元す
る。この暗号鍵の復元にt1要するとすれば、T1+t1
のタイミングから画像および音声が出力されることとな
る。その後は、予め、次の暗号鍵が復元されて得られて
いるので、とぎれることなく画像および音声が出力され
る。
【0008】上記のように、常に、現在の暗号鍵と次の
暗号鍵を取得することができるので、どのようなタイミ
ングでチャネルの切替があっても、暗号鍵の復元時間t
1だけ待てば、画像および音声が得られる。
暗号鍵を取得することができるので、どのようなタイミ
ングでチャネルの切替があっても、暗号鍵の復元時間t
1だけ待てば、画像および音声が得られる。
【0009】また、図39に示すようにして、暗号鍵の
ECMデータを伝送する方式もある。この方式では、T
Sパケットに用いている暗号鍵のECMデータを、所定
時間Δtだけ早く送信している。ECMデータから暗号
鍵を復元するために要する時間よりも、このΔtを大き
くしておけば、とぎれることなく画像および音声を出力
することができる。ECMデータから暗号鍵を復元する
ために要する時間は、受信機によって異なる。したがっ
て、各種受信機においてECMデータから暗号鍵を復元
するために要する時間のうち、最大の時間tmaxよりも
Δtが大きくなるように設定すれば、全ての受信機にお
いて、とぎれることなく画像および音声を得ることがで
きる。
ECMデータを伝送する方式もある。この方式では、T
Sパケットに用いている暗号鍵のECMデータを、所定
時間Δtだけ早く送信している。ECMデータから暗号
鍵を復元するために要する時間よりも、このΔtを大き
くしておけば、とぎれることなく画像および音声を出力
することができる。ECMデータから暗号鍵を復元する
ために要する時間は、受信機によって異なる。したがっ
て、各種受信機においてECMデータから暗号鍵を復元
するために要する時間のうち、最大の時間tmaxよりも
Δtが大きくなるように設定すれば、全ての受信機にお
いて、とぎれることなく画像および音声を得ることがで
きる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の通
信方式には、次のような問題点があった。
信方式には、次のような問題点があった。
【0011】図38に示すような方式においては、2つ
の暗号鍵を1つのECMデータとして送るようにしてい
るので、ECMデータが長くなって、ECMデータの送
出のための時間が長くなるという問題点があった。ま
た、ECMデータから暗号鍵を復元するための時間が長
くなるという問題もあった。
の暗号鍵を1つのECMデータとして送るようにしてい
るので、ECMデータが長くなって、ECMデータの送
出のための時間が長くなるという問題点があった。ま
た、ECMデータから暗号鍵を復元するための時間が長
くなるという問題もあった。
【0012】これに対し、図39に示すような方式にお
いては、1つの暗号鍵のみをECMデータとして送るよ
うにしているので、ECMデータ送出のための時間が短
く、暗号鍵復元に要する時間も短いという利点がある。
いては、1つの暗号鍵のみをECMデータとして送るよ
うにしているので、ECMデータ送出のための時間が短
く、暗号鍵復元に要する時間も短いという利点がある。
【0013】しかしながら、暗号鍵復元に最も時間を要
する受信機の復元時間tmaxを考慮してΔtを設定して
いるので、チャネル切替時に、画像および音声が出力さ
れるまでの時間がかかるという問題があった。図40
に、この問題点を説明するため、図38の方式と図39
の方式とを比較して示す。ここで、タイミングT2にお
いて、チャネルが切り換えられて受信が開始されたとす
る。受信機が暗号鍵Odd0の復元に要する時間をt1とす
れば、図38の方式の場合には、T2+t1のタイミング
から、画像および音声が得られることとなる。これに対
し、図39の方式の場合には、タイミングT2において
は、もはや暗号鍵Odd0のECMデータが送られてきていな
いので、タイミングT3まで画像および音声が得られな
いこととなってしまう。このように、図39の方式で
は、ECMデータ送出のための時間が短く、暗号鍵復元
に要する時間も短いという利点があるものの、チャネル
切り替え時などの受信開始時に、画像および音声が得ら
れるまでの時間が長くなってしまうという問題があっ
た。
する受信機の復元時間tmaxを考慮してΔtを設定して
いるので、チャネル切替時に、画像および音声が出力さ
れるまでの時間がかかるという問題があった。図40
に、この問題点を説明するため、図38の方式と図39
の方式とを比較して示す。ここで、タイミングT2にお
いて、チャネルが切り換えられて受信が開始されたとす
る。受信機が暗号鍵Odd0の復元に要する時間をt1とす
れば、図38の方式の場合には、T2+t1のタイミング
から、画像および音声が得られることとなる。これに対
し、図39の方式の場合には、タイミングT2において
は、もはや暗号鍵Odd0のECMデータが送られてきていな
いので、タイミングT3まで画像および音声が得られな
いこととなってしまう。このように、図39の方式で
は、ECMデータ送出のための時間が短く、暗号鍵復元
に要する時間も短いという利点があるものの、チャネル
切り替え時などの受信開始時に、画像および音声が得ら
れるまでの時間が長くなってしまうという問題があっ
た。
【0014】さらに、図39の方式では、Δtを、暗号
鍵復元に最も時間を要する受信機の復元時間tmaxと等
しくしておいても、チャネル切換時には、一旦表示され
た画像等が途切れるという現象が生じている。かかる現
象については、経験上Δtを大きくとることによって解
決できることが分かっている。しかしながら、前述のよ
うに、Δtをあまり大きくすると、復元処理の速い受信
機においても、チャネル切換時に映像等が得られるまで
の時間が長くなるという問題を生じる。そこで、従来、
試行錯誤によって適切なΔtの長さを決定しており、極
めて煩雑であった。つまり、適切な結果を得るための通
信パラメータの設定が困難であった。
鍵復元に最も時間を要する受信機の復元時間tmaxと等
しくしておいても、チャネル切換時には、一旦表示され
た画像等が途切れるという現象が生じている。かかる現
象については、経験上Δtを大きくとることによって解
決できることが分かっている。しかしながら、前述のよ
うに、Δtをあまり大きくすると、復元処理の速い受信
機においても、チャネル切換時に映像等が得られるまで
の時間が長くなるという問題を生じる。そこで、従来、
試行錯誤によって適切なΔtの長さを決定しており、極
めて煩雑であった。つまり、適切な結果を得るための通
信パラメータの設定が困難であった。
【0015】この発明は、上記のような問題点を解決し
て、暗号鍵送出のための占有時間が短く、かつ、受信開
始時に、画像および音声が得られるまでの時間が短い通
信システムおよび方法等を提供すること、並びにかかる
システムおよび方法において所望の結果を得るための通
信パラメータの設定を容易にすることを目的とする。
て、暗号鍵送出のための占有時間が短く、かつ、受信開
始時に、画像および音声が得られるまでの時間が短い通
信システムおよび方法等を提供すること、並びにかかる
システムおよび方法において所望の結果を得るための通
信パラメータの設定を容易にすることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段および発明の効果】この発
明に係る通信システムおよび方法は、所定時間ごとに鍵
を変えて送出すべきデータを暗号化して送出し、受信側
において暗号化データを復号化する通信システムおよび
方法であって、送信側においては、順次異なる鍵に基づ
いて、送出すべきデータを暗号化して暗号化データを生
成し、順次異なる鍵によって暗号化された暗号化データ
と、当該暗号化に用いた鍵に対応する鍵対応データとを
送出するに際して、暗号化データに用いた鍵が変わる時
点より前の所定重複期間内において、当該時点での鍵だ
けでなく次に使用する鍵にも対応するように鍵対応デー
タを送出するとともに、受信側においては、送出されて
きた暗号化データと鍵対応データとを受け取り、受け取
った鍵対応データに基づいて鍵を生成し、受け取った暗
号化データを鍵に基づいて復号化するに際し、暗号化デ
ータに対する処理の開始時点が前記重複期間以外の期間
である場合は、鍵が取得できた後に復号化したデータの
出力を開始するとともに、暗号化データに対する処理の
開始時点が前記重複期間である場合は、少なくとも次の
鍵が取得できた後に復号化したデータの出力を開始する
ものであることを特徴としている。
明に係る通信システムおよび方法は、所定時間ごとに鍵
を変えて送出すべきデータを暗号化して送出し、受信側
において暗号化データを復号化する通信システムおよび
方法であって、送信側においては、順次異なる鍵に基づ
いて、送出すべきデータを暗号化して暗号化データを生
成し、順次異なる鍵によって暗号化された暗号化データ
と、当該暗号化に用いた鍵に対応する鍵対応データとを
送出するに際して、暗号化データに用いた鍵が変わる時
点より前の所定重複期間内において、当該時点での鍵だ
けでなく次に使用する鍵にも対応するように鍵対応デー
タを送出するとともに、受信側においては、送出されて
きた暗号化データと鍵対応データとを受け取り、受け取
った鍵対応データに基づいて鍵を生成し、受け取った暗
号化データを鍵に基づいて復号化するに際し、暗号化デ
ータに対する処理の開始時点が前記重複期間以外の期間
である場合は、鍵が取得できた後に復号化したデータの
出力を開始するとともに、暗号化データに対する処理の
開始時点が前記重複期間である場合は、少なくとも次の
鍵が取得できた後に復号化したデータの出力を開始する
ものであることを特徴としている。
【0017】上記のように、暗号化データに用いた鍵が
変わる時点より前の所定重複期間においてのみ、当該時
点での鍵だけでなく次に使用する鍵にも対応するように
鍵対応データを送出するようにしている。たとえば、重
複期間において、当該時点での鍵に対応する鍵対応デー
タと、次に使用する鍵に対応する鍵対応データとの2つ
の鍵対応データを送出するようにしたり、当該時点での
鍵と次に使用する鍵とに対応する1つの鍵対応データを
送出するようにしている。したがって、鍵対応データ送
出のための占有時間を短くしつつ、受信開始時に、画像
および音声が得られるまでの時間を短くすることができ
る。
変わる時点より前の所定重複期間においてのみ、当該時
点での鍵だけでなく次に使用する鍵にも対応するように
鍵対応データを送出するようにしている。たとえば、重
複期間において、当該時点での鍵に対応する鍵対応デー
タと、次に使用する鍵に対応する鍵対応データとの2つ
の鍵対応データを送出するようにしたり、当該時点での
鍵と次に使用する鍵とに対応する1つの鍵対応データを
送出するようにしている。したがって、鍵対応データ送
出のための占有時間を短くしつつ、受信開始時に、画像
および音声が得られるまでの時間を短くすることができ
る。
【0018】この発明では、重複期間の開始時点Tsが、
下式によって示されるものであることを特徴としてい
る。
下式によって示されるものであることを特徴としてい
る。
【0019】Ts = Tx - Rmax - α ここで、Txは暗号化データにおいて鍵の変わる時点、Rm
axは受信側において、重複期間外に受けた鍵対応データ
から鍵を取得するに必要な時間と、重複期間内に受けた
鍵対応データから次の鍵を取得するに必要な時間とを合
計した時間のうち想定した最も大きな時間、αは余裕時
間である。
axは受信側において、重複期間外に受けた鍵対応データ
から鍵を取得するに必要な時間と、重複期間内に受けた
鍵対応データから次の鍵を取得するに必要な時間とを合
計した時間のうち想定した最も大きな時間、αは余裕時
間である。
【0020】上記のようにRmaxを定めて重複期間の開始
時点Tsを定めることにより、重複期間の始まる直前に処
理を開始した場合であっても、途切れることなく復号化
されたデータを得ることができる。また、想定した受信
装置のうち、鍵対応データから鍵を復元する処理の最も
遅い受信装置によってRmaxを定めているので、想定され
る全ての受信機において、これを達成することができ
る。また、処理開始時に途切れることなく復号化された
データを得るために、重複期間の開始時期をどのように
設定すればよいのかが明確となってシステム設計が容易
となる。
時点Tsを定めることにより、重複期間の始まる直前に処
理を開始した場合であっても、途切れることなく復号化
されたデータを得ることができる。また、想定した受信
装置のうち、鍵対応データから鍵を復元する処理の最も
遅い受信装置によってRmaxを定めているので、想定され
る全ての受信機において、これを達成することができ
る。また、処理開始時に途切れることなく復号化された
データを得るために、重複期間の開始時期をどのように
設定すればよいのかが明確となってシステム設計が容易
となる。
【0021】この発明では、重複期間の終了時点Teが、
下式によって示されるものであることを特徴としてい
る。
下式によって示されるものであることを特徴としてい
る。
【0022】Te = Tx - Rmin + β ここで、Rminは受信側において、重複期間外に受けた鍵
対応データから鍵を取得するに必要な時間と、重複期間
内に受けた次の鍵に対応する鍵対応データから鍵を取得
するに必要な時間とを合計した時間のうち想定した最も
小さな時間、βは余裕時間である。
対応データから鍵を取得するに必要な時間と、重複期間
内に受けた次の鍵に対応する鍵対応データから鍵を取得
するに必要な時間とを合計した時間のうち想定した最も
小さな時間、βは余裕時間である。
【0023】現在使用する鍵が復元できた時点で、使用
する鍵が次の鍵に変わっていた場合には、鍵の復元処理
が無駄になる。そこで、想定した受信装置のうち、鍵対
応データから鍵を復元する処理の最も速い受信装置に基
づいて、重複期間の終了時点Teを、鍵の変化時点Txより
も前に終了させることにより、復元化されたデータの受
信に支障を与えることなく重複期間を短くすることがで
きる。
する鍵が次の鍵に変わっていた場合には、鍵の復元処理
が無駄になる。そこで、想定した受信装置のうち、鍵対
応データから鍵を復元する処理の最も速い受信装置に基
づいて、重複期間の終了時点Teを、鍵の変化時点Txより
も前に終了させることにより、復元化されたデータの受
信に支障を与えることなく重複期間を短くすることがで
きる。
【0024】この発明では、受信側での暗号化データの
処理開始時点において、2つの鍵に対応する鍵対応デー
タを受けている場合には、少なくとも次の鍵が取得でき
た後に復号化したデータの出力を開始するようにしてい
る。したがって、処理開始の際に、復元化されたデータ
を途切れることなく受信することができる。
処理開始時点において、2つの鍵に対応する鍵対応デー
タを受けている場合には、少なくとも次の鍵が取得でき
た後に復号化したデータの出力を開始するようにしてい
る。したがって、処理開始の際に、復元化されたデータ
を途切れることなく受信することができる。
【0025】この発明では、受信側での暗号化データの
処理開始時点において、2つの鍵対応データを受けてお
り、現在の鍵を先に取得した際には、2つの鍵対応デー
タが送信される期間の終了時点から鍵が変更される時点
までの時間よりも、鍵対応データから次の鍵を取得する
時間の方が短い場合には、次の鍵の取得を待たずに現在
の鍵を取得した時点で、復号化したデータの出力を開始
することを特徴としている。したがって、処理の開始か
ら復号化したデータの出力までの時間を、受信装置の処
理速度に応じて短くすることができる。
処理開始時点において、2つの鍵対応データを受けてお
り、現在の鍵を先に取得した際には、2つの鍵対応デー
タが送信される期間の終了時点から鍵が変更される時点
までの時間よりも、鍵対応データから次の鍵を取得する
時間の方が短い場合には、次の鍵の取得を待たずに現在
の鍵を取得した時点で、復号化したデータの出力を開始
することを特徴としている。したがって、処理の開始か
ら復号化したデータの出力までの時間を、受信装置の処
理速度に応じて短くすることができる。
【0026】この発明では、2つの鍵が含まれている鍵
対応データを受けた場合には、当該2つの鍵のうち、ま
だ復元していない鍵のみを復元するものであることを特
徴としている。したがって、鍵の復元処理時間を短くす
ることができる。
対応データを受けた場合には、当該2つの鍵のうち、ま
だ復元していない鍵のみを復元するものであることを特
徴としている。したがって、鍵の復元処理時間を短くす
ることができる。
【0027】この発明において、「通信」とは、一斉放
送、1対1通信等の形態を問わないものである。また、
有線通信、無線通信を問わない。
送、1対1通信等の形態を問わないものである。また、
有線通信、無線通信を問わない。
【0028】「受信装置」とは、暗号化されたデータを
受けて、復号化して出力する機能を有する装置をいう。
たとえば、衛星放送テレビジョンの電波を受信して、コ
ンポジット信号として出力するセット・トップ・ボック
ス(STB)や、STBの機能を内蔵したTVセットな
どがこれに該当する。
受けて、復号化して出力する機能を有する装置をいう。
たとえば、衛星放送テレビジョンの電波を受信して、コ
ンポジット信号として出力するセット・トップ・ボック
ス(STB)や、STBの機能を内蔵したTVセットな
どがこれに該当する。
【0029】「鍵出力手段」とは、暗号化のための鍵を
自ら生成する手段だけでなく、他の手段から受け取った
鍵を保持して出力する手段も含む概念である。
自ら生成する手段だけでなく、他の手段から受け取った
鍵を保持して出力する手段も含む概念である。
【0030】「復号化手段」とは、暗号化されたデータ
を受けて、これを鍵に基づいて復号化し、出力する手段
をいう。実施形態においては、図12のデ・スクランブ
ラ68、トランスポートデコーダ70およびCPU72
(特に図17、図23、図32、図36に示す処理)
が、これに対応する。
を受けて、これを鍵に基づいて復号化し、出力する手段
をいう。実施形態においては、図12のデ・スクランブ
ラ68、トランスポートデコーダ70およびCPU72
(特に図17、図23、図32、図36に示す処理)
が、これに対応する。
【0031】「2つの鍵に対応する鍵対応データを受け
る」とは、それぞれが1つの鍵に対応する鍵対応データ
を2つ受ける場合だけでなく、2つの鍵に対応する鍵対
応データを1つ受ける場合をも含む概念である。実施形
態では、前者は図10に対応し、後者は図31に対応す
る。
る」とは、それぞれが1つの鍵に対応する鍵対応データ
を2つ受ける場合だけでなく、2つの鍵に対応する鍵対
応データを1つ受ける場合をも含む概念である。実施形
態では、前者は図10に対応し、後者は図31に対応す
る。
【0032】「暗号化データに対する処理の開始時点」
とは、当該暗号化データを復号化するために必要な鍵対
応データを受け取った時点をいい、実施形態において
は、図18〜図22等の時点X1がこれに該当する。
とは、当該暗号化データを復号化するために必要な鍵対
応データを受け取った時点をいい、実施形態において
は、図18〜図22等の時点X1がこれに該当する。
【0033】「送出すべきデータ」とは、暗号化して送
信される対象となるデータであり、画像データ、音声デ
ータだけでなく、文書テキストデータ、プログラムデー
タ等であってもよい。
信される対象となるデータであり、画像データ、音声デ
ータだけでなく、文書テキストデータ、プログラムデー
タ等であってもよい。
【0034】「プログラムを記録した記録媒体」とは、
CPUによって実行可能なプログラムを記録した、RO
M、RAM、ハードディスク、フレキシブルディスク、
CD−ROM等の記録媒体をいう。また、プログラム
は、CPUによって直接実行可能なものだけでなく、一
旦インストールが必要なもの、圧縮されているもの、暗
号化されているものも含まれる。
CPUによって実行可能なプログラムを記録した、RO
M、RAM、ハードディスク、フレキシブルディスク、
CD−ROM等の記録媒体をいう。また、プログラム
は、CPUによって直接実行可能なものだけでなく、一
旦インストールが必要なもの、圧縮されているもの、暗
号化されているものも含まれる。
【0035】
【発明の実施の形態】1.システムの全体構成 (1)システムのブロック図 この発明の一実施形態による通信システムの全体構成を
図1に示す。この通信システムは、送信装置20と受信
装置22を備えている。また、送信装置20と受信装置
30とは、地上波通信、衛星通信、有線通信、WAN、
LAN等の通信路(図示せず)によって結合されてい
る。
図1に示す。この通信システムは、送信装置20と受信
装置22を備えている。また、送信装置20と受信装置
30とは、地上波通信、衛星通信、有線通信、WAN、
LAN等の通信路(図示せず)によって結合されてい
る。
【0036】送信装置20は、鍵出力手段22、暗号化
手段24、鍵対応データ生成手段26、送出手段28を
備えている。鍵出力手段22は、暗号化のための鍵を次
々と生成する。暗号化手段24は、送出すべきデータを
鍵出力手段22からの暗号鍵によって暗号化して、暗号
化データを生成する。鍵対応データ生成手段26は、鍵
出力手段22からの暗号鍵自体を暗号化して、鍵対応デ
ータを生成する。送出手段28は、暗号化データとその
暗号化に用いられた暗号鍵の鍵対応データとを送出す
る。
手段24、鍵対応データ生成手段26、送出手段28を
備えている。鍵出力手段22は、暗号化のための鍵を次
々と生成する。暗号化手段24は、送出すべきデータを
鍵出力手段22からの暗号鍵によって暗号化して、暗号
化データを生成する。鍵対応データ生成手段26は、鍵
出力手段22からの暗号鍵自体を暗号化して、鍵対応デ
ータを生成する。送出手段28は、暗号化データとその
暗号化に用いられた暗号鍵の鍵対応データとを送出す
る。
【0037】受信装置30は、受取手段32、複合化手
段34、鍵取得手段36を備えている。受取手段32
は、送信装置20から送られてきた暗号化データおよび
鍵対応データを受け取る。鍵取得手段36は、受け取っ
た鍵対応データから暗号鍵を復元する。複合化手段34
は、鍵取得手段36によって復元された暗号鍵に基づい
て、暗号化データを復号化してデータを取得して出力す
る。
段34、鍵取得手段36を備えている。受取手段32
は、送信装置20から送られてきた暗号化データおよび
鍵対応データを受け取る。鍵取得手段36は、受け取っ
た鍵対応データから暗号鍵を復元する。複合化手段34
は、鍵取得手段36によって復元された暗号鍵に基づい
て、暗号化データを復号化してデータを取得して出力す
る。
【0038】なお、図1においては、1つの送信装置に
対して1つの受信装置を示している。しかしながら、こ
の通信システムの適用分野によって、送信装置と受信装
置の対応関係は異なったものとなる。たとえば、衛星放
送システムに適用した場合には、1つの送信装置20に
対して、多くの受信装置30が対応することとなる。ま
た、受信装置30が多くの衛星放送システムに対応して
いる場合、受信装置30の側から見れば、複数の送信装
置20に対して、1つの受信装置30が対応することと
なる。また、LANなどのネットワーク通信に適用した
場合には、複数の送信装置20に対して、複数の受信装
置30が対応することとなる。
対して1つの受信装置を示している。しかしながら、こ
の通信システムの適用分野によって、送信装置と受信装
置の対応関係は異なったものとなる。たとえば、衛星放
送システムに適用した場合には、1つの送信装置20に
対して、多くの受信装置30が対応することとなる。ま
た、受信装置30が多くの衛星放送システムに対応して
いる場合、受信装置30の側から見れば、複数の送信装
置20に対して、1つの受信装置30が対応することと
なる。また、LANなどのネットワーク通信に適用した
場合には、複数の送信装置20に対して、複数の受信装
置30が対応することとなる。
【0039】(2)通信方法の概要 図1に示す通信システムにおける暗号化データと鍵対応
データの送出タイミングを、図2に示す。鍵出力手段2
2は、暗号鍵を順次出力する。ここでは、一連の暗号鍵
をEven0,Odd0,Even1,Odd1,Even2....と表すこととす
る。Even0,Even1...を偶数鍵、Odd0,Odd1,Odd2....を奇
数鍵という。暗号化手段24は、送出すべきデータに対
し期間を区切って、これら一連の暗号鍵によって暗号化
を行って暗号化データを生成する。この状態を図2Aに
示す。
データの送出タイミングを、図2に示す。鍵出力手段2
2は、暗号鍵を順次出力する。ここでは、一連の暗号鍵
をEven0,Odd0,Even1,Odd1,Even2....と表すこととす
る。Even0,Even1...を偶数鍵、Odd0,Odd1,Odd2....を奇
数鍵という。暗号化手段24は、送出すべきデータに対
し期間を区切って、これら一連の暗号鍵によって暗号化
を行って暗号化データを生成する。この状態を図2Aに
示す。
【0040】送出手段28は、暗号化データと鍵対応デ
ータを図2に示すようなタイミングにて送出する。な
お、図2Bにおいて、Odd0,Even1,Odd1,Even2と示した
部分は、それぞれ、暗号鍵Odd0,Even1,Odd1,Even2の鍵
対応データを送出している期間であることを示してい
る。また、各期間において、鍵対応データは、1回だけ
でなく複数回繰り返して同じものを送出するようにして
いる。これにより、鍵対応データの受信に失敗しても、
再度、鍵対応データを受信して暗号鍵を得ることができ
る。
ータを図2に示すようなタイミングにて送出する。な
お、図2Bにおいて、Odd0,Even1,Odd1,Even2と示した
部分は、それぞれ、暗号鍵Odd0,Even1,Odd1,Even2の鍵
対応データを送出している期間であることを示してい
る。また、各期間において、鍵対応データは、1回だけ
でなく複数回繰り返して同じものを送出するようにして
いる。これにより、鍵対応データの受信に失敗しても、
再度、鍵対応データを受信して暗号鍵を得ることができ
る。
【0041】図2Bに示すように、暗号化データにおい
て用いた暗号鍵が変わる時点TxよりΔt1だけ早く(Ts参
照)、次の鍵対応データを送出している。
て用いた暗号鍵が変わる時点TxよりΔt1だけ早く(Ts参
照)、次の鍵対応データを送出している。
【0042】これは、受信側において、鍵対応データか
ら暗号鍵を復元するための時間を考慮して、データが途
切れることなく受信できるようにするためである。した
がって、Δt1は、受信側の状況によって想定される暗号
鍵復元時間のうち最悪の場合(最も時間がかかる場合)
の時間を基準として、これと等しいかもしくは、わずか
に大きいことが好ましい。複数の受信装置において最も
復元の遅い装置の復元時間を基準としたり、1つの受信
装置において処理負荷状況などによって変化する復元時
間のうち最も遅いものを基準としたりすればよい。
ら暗号鍵を復元するための時間を考慮して、データが途
切れることなく受信できるようにするためである。した
がって、Δt1は、受信側の状況によって想定される暗号
鍵復元時間のうち最悪の場合(最も時間がかかる場合)
の時間を基準として、これと等しいかもしくは、わずか
に大きいことが好ましい。複数の受信装置において最も
復元の遅い装置の復元時間を基準としたり、1つの受信
装置において処理負荷状況などによって変化する復元時
間のうち最も遅いものを基準としたりすればよい。
【0043】また、暗号化データの暗号化に現在用いら
れている暗号鍵の鍵対応データは、次の鍵対応データが
送出され始めてからも、引き続き送出されている。した
がって、この期間40は、現在の鍵対応データと次の鍵
対応データとが重複して送出されることとなる。この期
間を重複期間と呼ぶ。現在の鍵対応データは、暗号鍵が
変わる時点TxよりΔt2だけ早い時点Teにおいて、送出が
停止される。
れている暗号鍵の鍵対応データは、次の鍵対応データが
送出され始めてからも、引き続き送出されている。した
がって、この期間40は、現在の鍵対応データと次の鍵
対応データとが重複して送出されることとなる。この期
間を重複期間と呼ぶ。現在の鍵対応データは、暗号鍵が
変わる時点TxよりΔt2だけ早い時点Teにおいて、送出が
停止される。
【0044】これは、受信側において、鍵対応データか
ら暗号鍵を復元するための時間を考慮して、不要な鍵対
応データを送出しないようにするためである。つまり、
鍵対応データから暗号鍵が復元できた時点において、す
でに使用されている暗号鍵が次のものに変わっている場
合には、その鍵対応データを送る必要はない。むしろ、
鍵対応データを送ることによって、伝送路の実質的な伝
送容量を低下させることとなる。したがって、Δt2は、
受信側の状況によって想定される暗号鍵復元時間のうち
最良の場合(最も時間がかからない場合)の時間を基準
として、これと等しいかもしくは、わずかに小さいこと
が好ましい。複数の受信装置において最も復元の速い装
置の復元時間を基準としたり、1つの受信装置において
処理負荷状況などによって変化する復元時間のうち最も
速いものを基準としたりすればよい。
ら暗号鍵を復元するための時間を考慮して、不要な鍵対
応データを送出しないようにするためである。つまり、
鍵対応データから暗号鍵が復元できた時点において、す
でに使用されている暗号鍵が次のものに変わっている場
合には、その鍵対応データを送る必要はない。むしろ、
鍵対応データを送ることによって、伝送路の実質的な伝
送容量を低下させることとなる。したがって、Δt2は、
受信側の状況によって想定される暗号鍵復元時間のうち
最良の場合(最も時間がかからない場合)の時間を基準
として、これと等しいかもしくは、わずかに小さいこと
が好ましい。複数の受信装置において最も復元の速い装
置の復元時間を基準としたり、1つの受信装置において
処理負荷状況などによって変化する復元時間のうち最も
速いものを基準としたりすればよい。
【0045】図2Bに示す重複期間40を設けることに
より、受信側における受信処理開始時でのデータ出力ま
での時間を、受信装置の性能や状況に応じて短くするこ
とができる。つまり、いずれの受信装置においても、あ
るいは受信装置の処理状況がどのような状態にあって
も、ほぼ、暗号鍵の復元時間経過後にデータの出力を得
ることができる。
より、受信側における受信処理開始時でのデータ出力ま
での時間を、受信装置の性能や状況に応じて短くするこ
とができる。つまり、いずれの受信装置においても、あ
るいは受信装置の処理状況がどのような状態にあって
も、ほぼ、暗号鍵の復元時間経過後にデータの出力を得
ることができる。
【0046】2.衛星放送システムにおける第1の実施
形態 次に、この発明による通信システムを衛星放送システム
に適用した場合の実施形態について説明する。
形態 次に、この発明による通信システムを衛星放送システム
に適用した場合の実施形態について説明する。
【0047】(1)送信装置の構成の説明 衛星放送においては、周波数や偏波方向などによって決
定される各トランスポンダのそれぞれに複数のチャネル
が設定される。各トランスポンダにおいては、時分割に
よって複数チャネルのデータがパケット化されて送信さ
れている。各トランスポンダによって伝送されるデータ
を、トランスポートストリームと呼ぶ。
定される各トランスポンダのそれぞれに複数のチャネル
が設定される。各トランスポンダにおいては、時分割に
よって複数チャネルのデータがパケット化されて送信さ
れている。各トランスポンダによって伝送されるデータ
を、トランスポートストリームと呼ぶ。
【0048】図3に、トランスポートストリームを生成
して送信するための送信装置の構成を示す。図において
は、1組の画像データ、音声データのみを示している
が、多数の画像データ、音声データの組が与えられる。
音声データ、画像データの組は、所定個数ごとに1つの
トランスポートストリームにまとめられる。
して送信するための送信装置の構成を示す。図において
は、1組の画像データ、音声データのみを示している
が、多数の画像データ、音声データの組が与えられる。
音声データ、画像データの組は、所定個数ごとに1つの
トランスポートストリームにまとめられる。
【0049】画像データ42は、画像エンコーダ48に
よって圧縮されて多重化部54に与えられる。同様に、
音声データ44は、音声エンコーダ50によって圧縮さ
れて多重化部54に与えられる。なお、この実施形態で
は、MPEG2規格に基づいてデータの圧縮を行っている。
よって圧縮されて多重化部54に与えられる。同様に、
音声データ44は、音声エンコーダ50によって圧縮さ
れて多重化部54に与えられる。なお、この実施形態で
は、MPEG2規格に基づいてデータの圧縮を行っている。
【0050】制御データ生成部46は、パケット化のた
めの制御データを生成する。この制御データは、時分割
された複数チャネルの画像データ、音声データを正しく
識別するなどのために付される。多重化部52は、制御
データ、圧縮された画像データ、音声データおよび後述
するECMデータを時分割して固定長のパケットにし、
トランスポートストリームとして出力する。この際、多
重化部54は、誤り訂正の符号を付加する。この実施形
態では、畳み込み符号化を内符号、短縮化リードソロモ
ン符号を外符号とする連接符号によって、誤り訂正を行
っている。
めの制御データを生成する。この制御データは、時分割
された複数チャネルの画像データ、音声データを正しく
識別するなどのために付される。多重化部52は、制御
データ、圧縮された画像データ、音声データおよび後述
するECMデータを時分割して固定長のパケットにし、
トランスポートストリームとして出力する。この際、多
重化部54は、誤り訂正の符号を付加する。この実施形
態では、畳み込み符号化を内符号、短縮化リードソロモ
ン符号を外符号とする連接符号によって、誤り訂正を行
っている。
【0051】スクランブラ56は、出力されたパケット
に対し、スクランブル鍵制御部60から与えられるスク
ランブル鍵を用いてスクランブルをかける。スクランブ
ルのかけられたトランスポートストリームは、変調部5
8において変調され、放送衛星を介して視聴者に放送さ
れる。
に対し、スクランブル鍵制御部60から与えられるスク
ランブル鍵を用いてスクランブルをかける。スクランブ
ルのかけられたトランスポートストリームは、変調部5
8において変調され、放送衛星を介して視聴者に放送さ
れる。
【0052】なお、スクランブラ56において用いられ
たスクランブル鍵は、ECM生成部52において暗号化
され、鍵対応データであるECM(Entitlement Control
Message)データとされる。多重化部54は、このEC
Mデータも含めてパケット化する。
たスクランブル鍵は、ECM生成部52において暗号化
され、鍵対応データであるECM(Entitlement Control
Message)データとされる。多重化部54は、このEC
Mデータも含めてパケット化する。
【0053】この実施形態においては、エネルギー拡散
方式を用いて、M系列により発生する疑似ランダム信号
を加算することにより、スクランブルをかけるようにし
ている。なお、この他の暗号化方式によってスクランブ
ルをかけるようにしても良い。
方式を用いて、M系列により発生する疑似ランダム信号
を加算することにより、スクランブルをかけるようにし
ている。なお、この他の暗号化方式によってスクランブ
ルをかけるようにしても良い。
【0054】(2)トランスポートストリームの構造 図3の送信装置によって生成されたトランスポートスト
リームの構造を説明する。この実施形態では、パケット
化の制御データとして、MPEG2システムに規定されるP
SI(Program Specific Information)を用いている。
リームの構造を説明する。この実施形態では、パケット
化の制御データとして、MPEG2システムに規定されるP
SI(Program Specific Information)を用いている。
【0055】図4を参照して、3つのチャネルを時分割
多重化したトランスポートストリームの構造を説明す
る。画像データはES(Video)1,ES(Video)2,ES(Video)3と
して示され、音声データはES(Audio)1,ES(Audio)2,ES(A
udio)3として示されている。ECM1は画像データES(Vide
o)1、音声データES(Audio)1に用いたスクランブル鍵の
ECMデータを示している。同様に、ECM2は画像データ
ES(Video)2、音声データES(Audio)2に用いたスクランブ
ル鍵のECMデータを示し、ECM3は画像データES(Vide
o)3、音声データES(Audio)3に用いたスクランブル鍵の
ECMデータを示している。
多重化したトランスポートストリームの構造を説明す
る。画像データはES(Video)1,ES(Video)2,ES(Video)3と
して示され、音声データはES(Audio)1,ES(Audio)2,ES(A
udio)3として示されている。ECM1は画像データES(Vide
o)1、音声データES(Audio)1に用いたスクランブル鍵の
ECMデータを示している。同様に、ECM2は画像データ
ES(Video)2、音声データES(Audio)2に用いたスクランブ
ル鍵のECMデータを示し、ECM3は画像データES(Vide
o)3、音声データES(Audio)3に用いたスクランブル鍵の
ECMデータを示している。
【0056】NIT,PAT,PMT1,PMT2,PMT3は、PSIによる
パケット化における制御データである。これらの制御デ
ータにより、各トランスポートストリームに含まれるチ
ャネル、時分割多重化されパケット化された3つのチャ
ネルの画像データ、音声データを識別することができ
る。制御データNIT,PAT,PMT1,PMT2,PMT3のデータ構造
は、後に詳述する。
パケット化における制御データである。これらの制御デ
ータにより、各トランスポートストリームに含まれるチ
ャネル、時分割多重化されパケット化された3つのチャ
ネルの画像データ、音声データを識別することができ
る。制御データNIT,PAT,PMT1,PMT2,PMT3のデータ構造
は、後に詳述する。
【0057】パケット化は、図4の縦線60aに示すよ
うに行われる。つまり、制御データNIT,PAT,PMT1,PMT2,
PMT3、ECMデータECM1,ECM2,ECM3、画像データES(Vid
eo)1,ES(Video)2,ES(Video)3、音声データES(Audio)1,E
S(Audio)2,ES(Audio)3の順にパケット化が行われる。音
声データES(Audio)3までのパケット化が完了すれば、再
び、制御データNIT以下のパケット化を繰り返す(縦線
60b参照)。
うに行われる。つまり、制御データNIT,PAT,PMT1,PMT2,
PMT3、ECMデータECM1,ECM2,ECM3、画像データES(Vid
eo)1,ES(Video)2,ES(Video)3、音声データES(Audio)1,E
S(Audio)2,ES(Audio)3の順にパケット化が行われる。音
声データES(Audio)3までのパケット化が完了すれば、再
び、制御データNIT以下のパケット化を繰り返す(縦線
60b参照)。
【0058】画像データES(Video)1,ES(Video)2,ES(Vid
eo)3や音声データES(Audio)1,ES(Audio)2,ES(Audio)3
は、制御データやECMデータに比べて大量に送られ
る。この実施形態では、固定長パケットを用いているの
で、画像データES(Video)1,ES(Video)2,ES(Video)3や音
声データES(Audio)1,ES(Audio)2,ES(Audio)3は、制御デ
ータやECMデータに比べて多くのパケットが送られる
こととなる。図4において、画像データおよび音声デー
タが太く示されているのは、このことを模式的に表した
ものである。
eo)3や音声データES(Audio)1,ES(Audio)2,ES(Audio)3
は、制御データやECMデータに比べて大量に送られ
る。この実施形態では、固定長パケットを用いているの
で、画像データES(Video)1,ES(Video)2,ES(Video)3や音
声データES(Audio)1,ES(Audio)2,ES(Audio)3は、制御デ
ータやECMデータに比べて多くのパケットが送られる
こととなる。図4において、画像データおよび音声デー
タが太く示されているのは、このことを模式的に表した
ものである。
【0059】図5に、パケット化されたデータの基本的
構造を示す。制御データ、ECMデータ、画像データ、
音声データのいずれもが、図5に示すようなデータ構造
を持つパケットとされる。パケット化データの先頭に
は、パケット符号PID(Packet ID)が付される。パケット
符号PIDは、各パケットを識別するため各パケットごと
にユニークに付された符号である。スクランブルコント
ロールビットは、当該パケットにスクランブルがかかっ
ているか否か、スクランブルがかかっている場合には偶
数鍵(Even)か奇数鍵(Odd)かを示す。たとえば、"00"は
スクランブル無し、"10"は偶数鍵によるスクランブ
ル、"11"は奇数鍵によるスクランブルを示す。内容デー
タは、パケット化された対象データ(制御データ、EC
Mデータ、画像データ、音声データなど)である。
構造を示す。制御データ、ECMデータ、画像データ、
音声データのいずれもが、図5に示すようなデータ構造
を持つパケットとされる。パケット化データの先頭に
は、パケット符号PID(Packet ID)が付される。パケット
符号PIDは、各パケットを識別するため各パケットごと
にユニークに付された符号である。スクランブルコント
ロールビットは、当該パケットにスクランブルがかかっ
ているか否か、スクランブルがかかっている場合には偶
数鍵(Even)か奇数鍵(Odd)かを示す。たとえば、"00"は
スクランブル無し、"10"は偶数鍵によるスクランブ
ル、"11"は奇数鍵によるスクランブルを示す。内容デー
タは、パケット化された対象データ(制御データ、EC
Mデータ、画像データ、音声データなど)である。
【0060】なお、この実施形態では、制御データNIT,
PAT,PMT1,PMT2,PMT3やECMデータECM1,ECM2,ECM3にス
クランブルをかけないようにしている。したがって、こ
れらデータのパケットにおいて、スクランブルコントロ
ールビットは"00"となる。
PAT,PMT1,PMT2,PMT3やECMデータECM1,ECM2,ECM3にス
クランブルをかけないようにしている。したがって、こ
れらデータのパケットにおいて、スクランブルコントロ
ールビットは"00"となる。
【0061】図6に制御データPATのデータ構造を示
し、図7に制御データPMT1,PMT2,PMT3のデータ構造を示
す。制御データPMT1は、図7に示すように、画像データ
ES(Video)1のパケット符号PIDとそのスクランブル鍵の
ECMデータECM1のパケット符号PID、および音声デー
タES(Audio)1のパケット符号PIDとそのスクランブル鍵
のECMデータECM1のパケット符号PIDを有している。
図7においては、画像データのECMデータのPIDが1
6進数で21、画像データのPIDが16進数で22、音
声データのECMデータのPIDが16進数で21、音声
データのPIDが16進数で24であることが示されてい
る。なお、他のチャンネルの制御データPMT2,PMT3も同
様の構成である。また、この実施形態では、画像データ
と音声データのスクランブル鍵を同じものとしたが、そ
れぞれ異なるスクランブル鍵を用いるようにしてもよ
い。
し、図7に制御データPMT1,PMT2,PMT3のデータ構造を示
す。制御データPMT1は、図7に示すように、画像データ
ES(Video)1のパケット符号PIDとそのスクランブル鍵の
ECMデータECM1のパケット符号PID、および音声デー
タES(Audio)1のパケット符号PIDとそのスクランブル鍵
のECMデータECM1のパケット符号PIDを有している。
図7においては、画像データのECMデータのPIDが1
6進数で21、画像データのPIDが16進数で22、音
声データのECMデータのPIDが16進数で21、音声
データのPIDが16進数で24であることが示されてい
る。なお、他のチャンネルの制御データPMT2,PMT3も同
様の構成である。また、この実施形態では、画像データ
と音声データのスクランブル鍵を同じものとしたが、そ
れぞれ異なるスクランブル鍵を用いるようにしてもよ
い。
【0062】制御データPATは、図6に示すように、各
チャネルの制御データPMT1,PMT2,PMT3のパケット符号PI
Dを示している。図6においては、3チャネルのPMTのPI
Dが16進数で10、5チャネルのPMTのPIDが16進数
で11、7チャネルのPMTのPIDが16進数で12である
ことが示されている。
チャネルの制御データPMT1,PMT2,PMT3のパケット符号PI
Dを示している。図6においては、3チャネルのPMTのPI
Dが16進数で10、5チャネルのPMTのPIDが16進数
で11、7チャネルのPMTのPIDが16進数で12である
ことが示されている。
【0063】図6、図7に示す制御データPAT、PMTによ
って、画像データ、音声データのパケットが、チャネル
ごとに特定できる。
って、画像データ、音声データのパケットが、チャネル
ごとに特定できる。
【0064】図8にECMデータECM1,ECM2,ECM3の構造
を示す。ECMデータは、セクションヘッダとECM内
容データとを有している。ECM内容データは、スクラ
ンブル鍵自体を暗号化したものである。セクションヘッ
ダには、偶数鍵(Even)か奇数鍵(Odd)かを示すtable_i
d、このECMデータによるスクランブル鍵が現在の鍵
(カレント鍵という)か、次に用いる鍵(ネクスト鍵と
いう)かを示すtable_id_extensionが設けられている。
この実施形態では、table_idが8進数で82であれば偶
数鍵であること、83であれば奇数鍵であることを表
す。また、table_id_extensionが00であれば、このE
CMデータがカレント鍵のものでありカレント鍵だけが
送られていること、01であれば、このECMデータが
カレント鍵のものであり同時にネクスト鍵も送られてい
ること、10であれば、このECMデータがネクスト鍵
のものであることを表している。
を示す。ECMデータは、セクションヘッダとECM内
容データとを有している。ECM内容データは、スクラ
ンブル鍵自体を暗号化したものである。セクションヘッ
ダには、偶数鍵(Even)か奇数鍵(Odd)かを示すtable_i
d、このECMデータによるスクランブル鍵が現在の鍵
(カレント鍵という)か、次に用いる鍵(ネクスト鍵と
いう)かを示すtable_id_extensionが設けられている。
この実施形態では、table_idが8進数で82であれば偶
数鍵であること、83であれば奇数鍵であることを表
す。また、table_id_extensionが00であれば、このE
CMデータがカレント鍵のものでありカレント鍵だけが
送られていること、01であれば、このECMデータが
カレント鍵のものであり同時にネクスト鍵も送られてい
ること、10であれば、このECMデータがネクスト鍵
のものであることを表している。
【0065】なお、この実施形態では、table_id_exten
sionによって上記の区別を行っている。しかしながら、
ECMデータの内容に、このような区別を行うデータを
記述するようにしてもよい。
sionによって上記の区別を行っている。しかしながら、
ECMデータの内容に、このような区別を行うデータを
記述するようにしてもよい。
【0066】以上のようにして、1つのトランスポンダ
に複数のチャネルのデータが時分割で多重化され、1つ
のトランスポートストリームを形成している。なお、ト
ランスポートストリームは複数設けられており、図9に
示すようにその識別子Ts_id、周波数・偏波方向などの
伝送諸元、そのトランスポートストリームに含まれるチ
ャネルのリストがNIT(Network Information Table)デー
タとして伝送される。
に複数のチャネルのデータが時分割で多重化され、1つ
のトランスポートストリームを形成している。なお、ト
ランスポートストリームは複数設けられており、図9に
示すようにその識別子Ts_id、周波数・偏波方向などの
伝送諸元、そのトランスポートストリームに含まれるチ
ャネルのリストがNIT(Network Information Table)デー
タとして伝送される。
【0067】図10に、画像データES(Video)1(または
音声データES(Audio)1)とECMデータECM1の送出タイ
ミングを示す。なお、図10の画像(音声)データにお
いて、Odd0,Even1,Odd1,Even2と示した部分は、それぞ
れ、スクランブル鍵Odd0,Even1,Odd1,Even2によってス
クランブルをかけた部分である。また、ECMデータEC
M1において、Odd0,Even1,Odd1,Even2と示した部分は、
それぞれ、スクランブル鍵Odd0,Even1,Odd1,Even2の鍵
対応データを送出している期間であることを示してい
る。なお、他のチャネルの画像データES(Video)2,ES(Au
dio)2とECMデータECM2とのタイミング関係、画像デ
ータES(Video)3,ES(Audio)3とECMデータECM3とのタ
イミング関係も、上記と同様である。
音声データES(Audio)1)とECMデータECM1の送出タイ
ミングを示す。なお、図10の画像(音声)データにお
いて、Odd0,Even1,Odd1,Even2と示した部分は、それぞ
れ、スクランブル鍵Odd0,Even1,Odd1,Even2によってス
クランブルをかけた部分である。また、ECMデータEC
M1において、Odd0,Even1,Odd1,Even2と示した部分は、
それぞれ、スクランブル鍵Odd0,Even1,Odd1,Even2の鍵
対応データを送出している期間であることを示してい
る。なお、他のチャネルの画像データES(Video)2,ES(Au
dio)2とECMデータECM2とのタイミング関係、画像デ
ータES(Video)3,ES(Audio)3とECMデータECM3とのタ
イミング関係も、上記と同様である。
【0068】図4においては、ECMデータは1本のデ
ータとして示されているが、より詳細には、図10に示
すように、所定の重複期間では2つのECMデータが同
時に送られている。図11に、重複期間の前後を拡大し
て示す。図11に示すように、画像(音声)データにお
いて用いたスクランブル鍵がOdd0からEven1へ変わる時
点TxよりΔt1だけ早いタイミングTsにて、次のスクラン
ブル鍵Even1の鍵対応データを送出している。
ータとして示されているが、より詳細には、図10に示
すように、所定の重複期間では2つのECMデータが同
時に送られている。図11に、重複期間の前後を拡大し
て示す。図11に示すように、画像(音声)データにお
いて用いたスクランブル鍵がOdd0からEven1へ変わる時
点TxよりΔt1だけ早いタイミングTsにて、次のスクラン
ブル鍵Even1の鍵対応データを送出している。
【0069】これは、受信装置において、鍵対応データ
からスクランブル鍵を復元するための時間を考慮して、
画像や音声が途切れることなく受信できるようにするた
めである。したがって、重複期間40の開始時Tsは下式
のように定めるのが好ましい。
からスクランブル鍵を復元するための時間を考慮して、
画像や音声が途切れることなく受信できるようにするた
めである。したがって、重複期間40の開始時Tsは下式
のように定めるのが好ましい。
【0070】Ts = Tx - Rmax - α ここで、Txは暗号化データにおいて鍵の変わる時点を示
す。Rmaxは、最大復元時間であり、想定される複数の受
信装置において、連続して2つのECMデータを受けた
時に、2つのスクランブル鍵に復元するために要する2
重復元時間のうち、最も大きいものをいう。αは余裕時
間であり、0と等しいかそれ以上の値を持つ。
す。Rmaxは、最大復元時間であり、想定される複数の受
信装置において、連続して2つのECMデータを受けた
時に、2つのスクランブル鍵に復元するために要する2
重復元時間のうち、最も大きいものをいう。αは余裕時
間であり、0と等しいかそれ以上の値を持つ。
【0071】図15Aに示すように、1つずつしか復元
処理をしない受信装置を想定する場合には、時点Q1から
時点Q2までを2重復元時間とし、想定した各受信装置の
2重復元時間のうち最も大きいものを最大復元時間Rmax
とする。
処理をしない受信装置を想定する場合には、時点Q1から
時点Q2までを2重復元時間とし、想定した各受信装置の
2重復元時間のうち最も大きいものを最大復元時間Rmax
とする。
【0072】また、図15Bに示すように、2つの復元
処理を並列して行う受信装置を想定する場合には、2つ
のECMデータを同時に与えてからスクランブル鍵を復
元できるまでを2重復元時間とし、想定した各受信装置
の2重復元時間のうち最も大きいものを最大復元時間Rm
axとする。
処理を並列して行う受信装置を想定する場合には、2つ
のECMデータを同時に与えてからスクランブル鍵を復
元できるまでを2重復元時間とし、想定した各受信装置
の2重復元時間のうち最も大きいものを最大復元時間Rm
axとする。
【0073】さらに、図15A、図15Bのような受信
装置が混在することが想定される場合には、それぞれの
最大復元時間のうち最も大きいものを全体としての最大
復元時間Rmaxとする。
装置が混在することが想定される場合には、それぞれの
最大復元時間のうち最も大きいものを全体としての最大
復元時間Rmaxとする。
【0074】図11に戻って、暗号化データの暗号化に
現在用いられているスクランブル鍵Odd0の鍵対応データ
は、次の鍵Even1の鍵対応データが送出され始めてから
も、引き続き送出されている。したがって、この期間4
0は、現在の鍵Odd0の鍵対応データと次の鍵Even1の鍵
対応データとが重複して送出されることとなる。現在の
鍵Odd0の鍵対応データは、スクランブル鍵が変わる時点
TxよりΔt2だけ早い時点Teにおいて、送出が停止され
る。
現在用いられているスクランブル鍵Odd0の鍵対応データ
は、次の鍵Even1の鍵対応データが送出され始めてから
も、引き続き送出されている。したがって、この期間4
0は、現在の鍵Odd0の鍵対応データと次の鍵Even1の鍵
対応データとが重複して送出されることとなる。現在の
鍵Odd0の鍵対応データは、スクランブル鍵が変わる時点
TxよりΔt2だけ早い時点Teにおいて、送出が停止され
る。
【0075】これは、受信側において、鍵対応データか
らスクランブル鍵を復元するための時間を考慮して、不
要な鍵対応データを送出しないようにするためである。
つまり、鍵対応データからスクランブル鍵Odd0が復元で
きた時点において、すでに使用されているスクランブル
鍵が次のものEven1に変わっている場合には、その鍵対
応データを送る必要はない。むしろ、鍵対応データを送
ることによって、伝送路の実質的な伝送容量を低下させ
ることとなる。したがって、重複期間40の終了時Teは
下式のように定めるのが好ましい。
らスクランブル鍵を復元するための時間を考慮して、不
要な鍵対応データを送出しないようにするためである。
つまり、鍵対応データからスクランブル鍵Odd0が復元で
きた時点において、すでに使用されているスクランブル
鍵が次のものEven1に変わっている場合には、その鍵対
応データを送る必要はない。むしろ、鍵対応データを送
ることによって、伝送路の実質的な伝送容量を低下させ
ることとなる。したがって、重複期間40の終了時Teは
下式のように定めるのが好ましい。
【0076】Te = Tx-Rmin + β ここで、Txは暗号化データにおいて鍵の変わる時点を示
す。Rminは最小復元時間であり、想定される複数の受信
装置において、連続して2つのECMデータを受けた場
合に、2つのスクランブル鍵に復元するために要する2
重復元時間のうち、最も小さいものをいう。βは余裕時
間であり、0と等しいかそれ以上の値を持つ。
す。Rminは最小復元時間であり、想定される複数の受信
装置において、連続して2つのECMデータを受けた場
合に、2つのスクランブル鍵に復元するために要する2
重復元時間のうち、最も小さいものをいう。βは余裕時
間であり、0と等しいかそれ以上の値を持つ。
【0077】図15Aに示すように、1つずつしか復元
処理をしない受信装置を想定する場合には、時点Q1から
時点Q2までを2重復元時間とし、想定した各受信装置の
2重復元時間のうち最も小さいものを最小復元時間Rmin
とする。
処理をしない受信装置を想定する場合には、時点Q1から
時点Q2までを2重復元時間とし、想定した各受信装置の
2重復元時間のうち最も小さいものを最小復元時間Rmin
とする。
【0078】また、図15Bに示すように、2つの復元
処理を並列して行う受信装置を想定する場合には、2つ
のECMデータを同時に与えてからスクランブル鍵を復
元できるまでを2重復元時間とし、想定した各受信装置
の2重復元時間のうち最も小さいものを最小復元時間Rm
inとする。
処理を並列して行う受信装置を想定する場合には、2つ
のECMデータを同時に与えてからスクランブル鍵を復
元できるまでを2重復元時間とし、想定した各受信装置
の2重復元時間のうち最も小さいものを最小復元時間Rm
inとする。
【0079】さらに、図15A、図15Bのような受信
装置が混在することが想定される場合には、それぞれの
最小復元時間のうち最も小さいものを全体としての最小
復元時間Rminとする。
装置が混在することが想定される場合には、それぞれの
最小復元時間のうち最も小さいものを全体としての最小
復元時間Rminとする。
【0080】なお、RmaxやRminを決定するために想定す
る受信装置として、可能性のある全ての受信装置を想定
した場合には、全受信装置においてチャネル切換時の画
像等の乱れを防止することができる。しかし、全受信装
置に対して所定の割合(95%等)のものについて、チ
ャネル切換時の画像等の乱れを防止することができるよ
うに受信装置を想定し、RmaxやRminを決定してもよい。
る受信装置として、可能性のある全ての受信装置を想定
した場合には、全受信装置においてチャネル切換時の画
像等の乱れを防止することができる。しかし、全受信装
置に対して所定の割合(95%等)のものについて、チ
ャネル切換時の画像等の乱れを防止することができるよ
うに受信装置を想定し、RmaxやRminを決定してもよい。
【0081】(3)受信装置の構成 図12に、この実施形態による通信システムにおける受
信装置のブロック図を示す。この実施形態においては、
復調部64が受取手段32に該当し、ICカード80が
鍵取得手段36に該当する。また、デ・スクランブラ6
8、トランスポートデコーダ70およびCPU72によ
って復号化手段34を実現している。
信装置のブロック図を示す。この実施形態においては、
復調部64が受取手段32に該当し、ICカード80が
鍵取得手段36に該当する。また、デ・スクランブラ6
8、トランスポートデコーダ70およびCPU72によ
って復号化手段34を実現している。
【0082】アンテナ62によって受信された電波は、
復調部64において選択され、所望のトランスポートス
トリームのみがデジタルデータとして取り出される。誤
り訂正部66は、パケットに付されている誤り訂正符号
に基づいてデータの誤り訂正を行う。
復調部64において選択され、所望のトランスポートス
トリームのみがデジタルデータとして取り出される。誤
り訂正部66は、パケットに付されている誤り訂正符号
に基づいてデータの誤り訂正を行う。
【0083】デ・スクランブラ68は、スクランブル鍵
に基づいて、トランスポートストリームのスクランブル
を解除する。なお、パケットの中には制御データやEC
Mデータのパケットようにスクランブルがかけられてい
ないものも含まれる。スクランブルがかかっていないパ
ケットの場合、デ・スクランブラ68は、何も処理を行
わずそのままそのパケットを出力する。なお、スクラン
ブルがかかっているか否かは、パケットのスクランブル
コントロールビット(図5参照)を見ることにより判断
することができる。
に基づいて、トランスポートストリームのスクランブル
を解除する。なお、パケットの中には制御データやEC
Mデータのパケットようにスクランブルがかけられてい
ないものも含まれる。スクランブルがかかっていないパ
ケットの場合、デ・スクランブラ68は、何も処理を行
わずそのままそのパケットを出力する。なお、スクラン
ブルがかかっているか否かは、パケットのスクランブル
コントロールビット(図5参照)を見ることにより判断
することができる。
【0084】図13に、デ・スクランブラ68内に設け
られているDSレジスタを示す。デ・スクランブラ68
は、CPU72から与えられたスクランブル鍵と、その
スクランブル鍵を用いてスクランブルをかけられたパケ
ットの符号PIDを、このDSレジスタに記憶する。な
お、スクランブル鍵は、偶数鍵(Even鍵)と奇数鍵(Od
d鍵)の2つが記憶されるようになっている。
られているDSレジスタを示す。デ・スクランブラ68
は、CPU72から与えられたスクランブル鍵と、その
スクランブル鍵を用いてスクランブルをかけられたパケ
ットの符号PIDを、このDSレジスタに記憶する。な
お、スクランブル鍵は、偶数鍵(Even鍵)と奇数鍵(Od
d鍵)の2つが記憶されるようになっている。
【0085】デ・スクランブラ68は、与えられたパケ
ットのスクランブルコントロールビット(図5参照)に
基づいて、スクランブルされているか否かを判断する。
スクランブルされていない場合には、誤り訂正部66か
らのトランスポートストリームをそのままトランスポー
トデコーダ70に与える。また、偶数鍵によってスクラ
ンブルされている場合には、当該パケットの偶数鍵をD
Sレジスタによって知り、その偶数鍵によってスクラン
ブルを解除する。スクランブルの解除されたトランスポ
ートストリームは、トランスポートデコーダ70に与え
られる。奇数鍵によってスクランブルされている場合も
同様である。
ットのスクランブルコントロールビット(図5参照)に
基づいて、スクランブルされているか否かを判断する。
スクランブルされていない場合には、誤り訂正部66か
らのトランスポートストリームをそのままトランスポー
トデコーダ70に与える。また、偶数鍵によってスクラ
ンブルされている場合には、当該パケットの偶数鍵をD
Sレジスタによって知り、その偶数鍵によってスクラン
ブルを解除する。スクランブルの解除されたトランスポ
ートストリームは、トランスポートデコーダ70に与え
られる。奇数鍵によってスクランブルされている場合も
同様である。
【0086】また、DSレジスタに必要なスクランブル
鍵が記憶されていない場合(図のPIDが0x75であるパケ
ットに対する偶数鍵を参照)には、スクランブルを解除
することができないので、スクランブルされたままトラ
ンスポートデコーダ70に与える。
鍵が記憶されていない場合(図のPIDが0x75であるパケ
ットに対する偶数鍵を参照)には、スクランブルを解除
することができないので、スクランブルされたままトラ
ンスポートデコーダ70に与える。
【0087】トランスポートデコーダ70は、デ・スク
ランブラ68からトランスポートストリームを受け、処
理部であるCPU72によって指定されたPIDを持つパ
ケットのみを取り出す。この実施形態では、デ・スクラ
ンブラ68とトランスポートデコーダ70によって復元
出力部が構成されている。
ランブラ68からトランスポートストリームを受け、処
理部であるCPU72によって指定されたPIDを持つパ
ケットのみを取り出す。この実施形態では、デ・スクラ
ンブラ68とトランスポートデコーダ70によって復元
出力部が構成されている。
【0088】取り出されたパケットの内、画像データ、
音声データは、ビデオデコーダ82、オーディオデコー
ダ84において圧縮が解凍され、アナログ信号に変換さ
れて出力される。画像信号は、CRTコントローラ86
によりNTSC画像信号に変換されて出力される。
音声データは、ビデオデコーダ82、オーディオデコー
ダ84において圧縮が解凍され、アナログ信号に変換さ
れて出力される。画像信号は、CRTコントローラ86
によりNTSC画像信号に変換されて出力される。
【0089】CRTコントローラ86からのNTSC画
像信号と、オーディオデコーダ84からの音声信号は、
TVセット88に与えられる。したがって、TVセット
のディスプレイ(図示せず)から画像が、スピーカ(図
示せず)から音声が出力される。
像信号と、オーディオデコーダ84からの音声信号は、
TVセット88に与えられる。したがって、TVセット
のディスプレイ(図示せず)から画像が、スピーカ(図
示せず)から音声が出力される。
【0090】この実施形態では、受信装置本体90の出
力はTVセット88に与えられている。しかしながら、
アナログビデオレコーダ、デジタルビデオレコーダ、パ
ーソナルコンピュータ等の他の機器に与えるようにして
もよい。パーソナルコンピュータやデジタルビデオデコ
ーダ等のデジタル機器に出力する場合には、ビデオデコ
ーダ82、オーディオデコーダ84において解凍した後
のデジタルデータを与えるようにする。
力はTVセット88に与えられている。しかしながら、
アナログビデオレコーダ、デジタルビデオレコーダ、パ
ーソナルコンピュータ等の他の機器に与えるようにして
もよい。パーソナルコンピュータやデジタルビデオデコ
ーダ等のデジタル機器に出力する場合には、ビデオデコ
ーダ82、オーディオデコーダ84において解凍した後
のデジタルデータを与えるようにする。
【0091】トランスポートデコーダ70において取り
出されたデータの内、制御データやECMデータは、記
憶部であるメモリ74に記憶される。ECMデータはC
PU72によって、コネクタ79を介して復元処理部で
あるICカード80に送られ、ICカード80はこのE
CMデータからスクランブル鍵を復元する。復元された
スクランブル鍵は、コネクタ79を介してCPU72に
送り返される。CPU72は、これをデ・スクランブラ
68に与える。なお、メモリ74には制御プログラムも
格納されている。CPU72は、この制御プログラムに
したがって、各部を制御する。
出されたデータの内、制御データやECMデータは、記
憶部であるメモリ74に記憶される。ECMデータはC
PU72によって、コネクタ79を介して復元処理部で
あるICカード80に送られ、ICカード80はこのE
CMデータからスクランブル鍵を復元する。復元された
スクランブル鍵は、コネクタ79を介してCPU72に
送り返される。CPU72は、これをデ・スクランブラ
68に与える。なお、メモリ74には制御プログラムも
格納されている。CPU72は、この制御プログラムに
したがって、各部を制御する。
【0092】操作パネル78は、操作者の操作により、
チャネル情報の入力等を行うためのものである。リモコ
ン受光部76は、リモコン(図示せず)から送られてき
たチャネル情報等を受けるためのものである。
チャネル情報の入力等を行うためのものである。リモコ
ン受光部76は、リモコン(図示せず)から送られてき
たチャネル情報等を受けるためのものである。
【0093】リモコン受光部76、操作パネル86から
のチャネル情報はCPU72に与えられる。CPU76
はチャネル情報を復調部64に与え、所望のチャネルが
属するトランスポートストリームのみを復調させる。ま
た、受信した制御データに基づいて、トランスポートデ
コーダ70により、トランスポートストリームから所望
のチャネルのデータのみを取り出させる。
のチャネル情報はCPU72に与えられる。CPU76
はチャネル情報を復調部64に与え、所望のチャネルが
属するトランスポートストリームのみを復調させる。ま
た、受信した制御データに基づいて、トランスポートデ
コーダ70により、トランスポートストリームから所望
のチャネルのデータのみを取り出させる。
【0094】図14に、鍵取得手段であるICカード8
0の構成を示す。このICカード80は、受信装置本体
90と接続するためのコネクタ94、データ伝送のため
のインターフェイス96、CPU92、メモリ98を備
えている。CPU92は、メモリ98に格納されたプロ
グラムにしたがって、コネクタ94、インターフェイス
96を介して受け取ったECMデータに基づいてスクラ
ンブル鍵を復元する。
0の構成を示す。このICカード80は、受信装置本体
90と接続するためのコネクタ94、データ伝送のため
のインターフェイス96、CPU92、メモリ98を備
えている。CPU92は、メモリ98に格納されたプロ
グラムにしたがって、コネクタ94、インターフェイス
96を介して受け取ったECMデータに基づいてスクラ
ンブル鍵を復元する。
【0095】この実施形態におけるICカード80は、
一度に1つのECMデータに対する復元処理を行う(図
15A参照)。したがって、CPU72は、ECMデー
タをICカード80に送った後、ICカード80からス
クランブル鍵が返送されて来るのを待って、次のECM
データをICカード80に送るようにしている。
一度に1つのECMデータに対する復元処理を行う(図
15A参照)。したがって、CPU72は、ECMデー
タをICカード80に送った後、ICカード80からス
クランブル鍵が返送されて来るのを待って、次のECM
データをICカード80に送るようにしている。
【0096】(4)受信装置の動作 鍵復元を1つずつ行う場合 図16、図17に、メモリ74に記憶された制御プログ
ラムのフローチャートを示す。この制御プログラムは、
受信装置本体90の電源投入またはチャネルの切換によ
り処理を開始する。以下、このフローチャートを参照し
つつ受信装置の動作を説明する。
ラムのフローチャートを示す。この制御プログラムは、
受信装置本体90の電源投入またはチャネルの切換によ
り処理を開始する。以下、このフローチャートを参照し
つつ受信装置の動作を説明する。
【0097】まず、ステップS1において、CPU72
は電源投入であるかチャネル切換であるかを判断する。
操作パネル78またはリモコン受光部76より新たなチ
ャネル情報(所望のチャネルを示す情報)が与えられた
場合には、チャネル切換であると判断できる。また、リ
セット動作が行われることにより、電源投入であると判
断できる。
は電源投入であるかチャネル切換であるかを判断する。
操作パネル78またはリモコン受光部76より新たなチ
ャネル情報(所望のチャネルを示す情報)が与えられた
場合には、チャネル切換であると判断できる。また、リ
セット動作が行われることにより、電源投入であると判
断できる。
【0098】チャネル切換であった場合には、現在受信
しているトランスポートストリームに所望のチャネルが
含まれているかどうかを判断する。この判断は、受信し
た制御データNITの内容を見ることによって行うことが
できる(図4および図9参照)。
しているトランスポートストリームに所望のチャネルが
含まれているかどうかを判断する。この判断は、受信し
た制御データNITの内容を見ることによって行うことが
できる(図4および図9参照)。
【0099】現在受信中のトランスポートストリーム内
に所望のチャネルが含まれていない場合、CPU72
は、図9に示す制御データNITの内容にしたがって所望
のチャネルが含まれるトランスポートストリームの識別
子Ts_id、伝送諸元を取得する。CPU72は、取得し
たトランスポートストリームの識別子Ts_id、伝送諸元
を復調部64に与える(ステップS3)。復調部64
は、与えられた識別子Ts_id、伝送諸元にもとづいて、
所望のトランスポートストリームのみを選択的に復調し
て出力する。これにより、誤り訂正部66によって誤り
訂正されたトランスポートストリームが、デ・スクラン
ブラ68に与えられる。CPU72は、ステップS4の
処理に進む。
に所望のチャネルが含まれていない場合、CPU72
は、図9に示す制御データNITの内容にしたがって所望
のチャネルが含まれるトランスポートストリームの識別
子Ts_id、伝送諸元を取得する。CPU72は、取得し
たトランスポートストリームの識別子Ts_id、伝送諸元
を復調部64に与える(ステップS3)。復調部64
は、与えられた識別子Ts_id、伝送諸元にもとづいて、
所望のトランスポートストリームのみを選択的に復調し
て出力する。これにより、誤り訂正部66によって誤り
訂正されたトランスポートストリームが、デ・スクラン
ブラ68に与えられる。CPU72は、ステップS4の
処理に進む。
【0100】なお、現在受信しているトランスポートス
トリーム内に所望のチャネルが含まれている場合には、
復調部64の切換を行う必要がないので、CPU72
は、ただちにステップS4の処理に進む。
トリーム内に所望のチャネルが含まれている場合には、
復調部64の切換を行う必要がないので、CPU72
は、ただちにステップS4の処理に進む。
【0101】また、電源投入の場合には現在受信中のト
ランスポートストリームが存在しないので、CPU72
は復調部64の切換を行った後、ステップS4の処理に
進む。
ランスポートストリームが存在しないので、CPU72
は復調部64の切換を行った後、ステップS4の処理に
進む。
【0102】ステップS4において、CPU72は、ト
ランスポートデコーダ70に、制御データPATのパケッ
ト符号PIDを設定する。これにより、トランスポートデ
コーダ70は、トランスポートストリームから制御デー
タPATを取り出して、メモリ74に記憶する。
ランスポートデコーダ70に、制御データPATのパケッ
ト符号PIDを設定する。これにより、トランスポートデ
コーダ70は、トランスポートストリームから制御デー
タPATを取り出して、メモリ74に記憶する。
【0103】次に、CPU72は、メモリ74に記憶さ
れた制御データPATに基づいて、所望のチャネルの制御
データPMTのパケット符号PIDを取得する(図6参照)。
図6の例でいえば、3チャネルを受信するのであれば、
3チャネルの制御データPMTのパケット符号PIDが16進
数で”10”であることがわかる。
れた制御データPATに基づいて、所望のチャネルの制御
データPMTのパケット符号PIDを取得する(図6参照)。
図6の例でいえば、3チャネルを受信するのであれば、
3チャネルの制御データPMTのパケット符号PIDが16進
数で”10”であることがわかる。
【0104】続けて、CPU72は、トランスポートデ
コーダ70に、所望のチャネルの制御データPMTのパケ
ット符号PIDを設定する。これにより、トランスポート
デコーダ70は、トランスポートストリームから所望の
チャネルの制御データPMTを取り出して、メモリ74に
記憶する。
コーダ70に、所望のチャネルの制御データPMTのパケ
ット符号PIDを設定する。これにより、トランスポート
デコーダ70は、トランスポートストリームから所望の
チャネルの制御データPMTを取り出して、メモリ74に
記憶する。
【0105】さらに、CPU72は、メモリ74に記憶
された制御データPMTに基づいて、所望のチャネルの画
像データ、音声データ、ECMデータのパケット符号PI
Dを取得する(図7参照)。CPU72は、取得したパ
ケット符号PIDに基づいて、画像データ、音声データを
取得するようにトランスポートデコーダ70を制御し、
ECMデータからスクランブル鍵を復元させるようにI
Cカード80を制御し、スクランブル鍵によって画像デ
ータ、音声データのスクランブルを解除するようにデ・
スクランブラ68を制御する(ステップS6)。
された制御データPMTに基づいて、所望のチャネルの画
像データ、音声データ、ECMデータのパケット符号PI
Dを取得する(図7参照)。CPU72は、取得したパ
ケット符号PIDに基づいて、画像データ、音声データを
取得するようにトランスポートデコーダ70を制御し、
ECMデータからスクランブル鍵を復元させるようにI
Cカード80を制御し、スクランブル鍵によって画像デ
ータ、音声データのスクランブルを解除するようにデ・
スクランブラ68を制御する(ステップS6)。
【0106】ステップS6における処理の詳細を図17
に示す。ここでは、図18の時点X1において、チャネ
ルの切換または電源投入があって、このチャネルに対す
る処理が開始されたものとして説明を進める。
に示す。ここでは、図18の時点X1において、チャネ
ルの切換または電源投入があって、このチャネルに対す
る処理が開始されたものとして説明を進める。
【0107】まず、所望のチャネルの画像、音声データ
のスクランブル鍵に対応するECMデータのパケット符
号PIDを、トランスポートデコーダ70に設定する
(ステップS11)。これにより、トランスポートデコ
ーダ70は、設定されたPIDを持つECMデータ(つま
り所望のチャネルの画像、音声データのスクランブル鍵
のECMデータ)を選択的に取り出してメモリ74に記
憶する。
のスクランブル鍵に対応するECMデータのパケット符
号PIDを、トランスポートデコーダ70に設定する
(ステップS11)。これにより、トランスポートデコ
ーダ70は、設定されたPIDを持つECMデータ(つま
り所望のチャネルの画像、音声データのスクランブル鍵
のECMデータ)を選択的に取り出してメモリ74に記
憶する。
【0108】さらに、CPU72は、取得したECMデ
ータのtable_idおよびtable_id_extensionを読んで、必
要としているECMデータであるか否かを判断する(ス
テップS11)。このような判断を行うのは、一度取得
したECMデータはもはや取得する必要がないので、新
たなECMデータのみを取得するようにするためであ
る。具体的には、必要とするECMデータのtable_id、
table_id_extensionを指定することによってこの判断を
行うが、その詳細については後述する。なお、処理開始
時には、必要とするECMデータのtable_id、table_id
_extensionの指定は行わないので、パケット符号PIDに
よって指定したECMデータであれば、無条件で指定条
件を満たしたものとみなされる。
ータのtable_idおよびtable_id_extensionを読んで、必
要としているECMデータであるか否かを判断する(ス
テップS11)。このような判断を行うのは、一度取得
したECMデータはもはや取得する必要がないので、新
たなECMデータのみを取得するようにするためであ
る。具体的には、必要とするECMデータのtable_id、
table_id_extensionを指定することによってこの判断を
行うが、その詳細については後述する。なお、処理開始
時には、必要とするECMデータのtable_id、table_id
_extensionの指定は行わないので、パケット符号PIDに
よって指定したECMデータであれば、無条件で指定条
件を満たしたものとみなされる。
【0109】指定条件を満たさないECMデータである
場合には、再び、ECMデータの取得を繰り返す。指定
条件を満たすECMデータである場合には、当該ECM
データをICカード80に送る(ステップS12)。つ
まり、図18の時点X1において、スクランブル鍵Odd0の
ECMデータをICカード80に送る。ECMデータを
受け取ったICカード80は、このECMデータからス
クランブル鍵Odd0を復元し、時点X2においてCPU72
に送り返す(ステップS13)。
場合には、再び、ECMデータの取得を繰り返す。指定
条件を満たすECMデータである場合には、当該ECM
データをICカード80に送る(ステップS12)。つ
まり、図18の時点X1において、スクランブル鍵Odd0の
ECMデータをICカード80に送る。ECMデータを
受け取ったICカード80は、このECMデータからス
クランブル鍵Odd0を復元し、時点X2においてCPU72
に送り返す(ステップS13)。
【0110】スクランブル鍵Odd0を受け取ったCPU7
2は、スクランブル鍵Odd0をデ・スクランブラ68に設
定する。これにより、デ・スクランブラ68は、画像お
よび音声データのスクランブルを解除してトランスポー
トデコーダ70に出力するようになる。
2は、スクランブル鍵Odd0をデ・スクランブラ68に設
定する。これにより、デ・スクランブラ68は、画像お
よび音声データのスクランブルを解除してトランスポー
トデコーダ70に出力するようになる。
【0111】ECMデータには、図8に示すようにtable_i
d_extensionとして、カレントのみ、カレント(ネクス
ト有り)、ネクストの3つの区別が付されている。これ
により、CPU72は、受け取った鍵が、図10のaの期
間(カレントのみ)にあるのか、bの期間(カレント
(ネクスト有り))にあるのか、cの期間(ネクスト)
にあるのかを知ることができる。なお、dに示す期間
は、Even1鍵にとって、本来、ネクストとすべきである
が、この実施形態ではカレントとして扱っている。
d_extensionとして、カレントのみ、カレント(ネクス
ト有り)、ネクストの3つの区別が付されている。これ
により、CPU72は、受け取った鍵が、図10のaの期
間(カレントのみ)にあるのか、bの期間(カレント
(ネクスト有り))にあるのか、cの期間(ネクスト)
にあるのかを知ることができる。なお、dに示す期間
は、Even1鍵にとって、本来、ネクストとすべきである
が、この実施形態ではカレントとして扱っている。
【0112】CPU72は、table_id_extensionに基づ
いて、ICカード80から受け取った鍵がカレント鍵
(現在使われている鍵)であるか、ネクスト鍵(次に使
われる鍵)であるかを判断する(ステップS15)。ス
クランブル鍵Odd0のECMデータのtable_id_extension
には、カレント鍵である旨の区別が付されているので、
CPU72はステップS16に進む。
いて、ICカード80から受け取った鍵がカレント鍵
(現在使われている鍵)であるか、ネクスト鍵(次に使
われる鍵)であるかを判断する(ステップS15)。ス
クランブル鍵Odd0のECMデータのtable_id_extension
には、カレント鍵である旨の区別が付されているので、
CPU72はステップS16に進む。
【0113】ステップS16においては、X1の時点にお
いて、ネクスト鍵が同時に送られてきていたか否かを判
断する。これも、スクランブル鍵Odd0のECMデータの
table_id_extensionによって判断することができる。時
点X1においては、カレント鍵のみであって、ネクスト鍵
はまだ送信されていないことがtable_id_extensionより
わかるので、ステップS17に進む。ステップS17に
おいては、トランスポートデコーダ70に、所望のチャ
ネルの画像データ、音声データのパケット符号PIDが
設定されているかどうかを判断する。現在、まだ画像デ
ータ、音声データのPIDは設定していないので、ステ
ップS18に進む。
いて、ネクスト鍵が同時に送られてきていたか否かを判
断する。これも、スクランブル鍵Odd0のECMデータの
table_id_extensionによって判断することができる。時
点X1においては、カレント鍵のみであって、ネクスト鍵
はまだ送信されていないことがtable_id_extensionより
わかるので、ステップS17に進む。ステップS17に
おいては、トランスポートデコーダ70に、所望のチャ
ネルの画像データ、音声データのパケット符号PIDが
設定されているかどうかを判断する。現在、まだ画像デ
ータ、音声データのPIDは設定していないので、ステ
ップS18に進む。
【0114】ステップS18において、CPU72は、
すでにステップS5において取得している所望のチャネ
ルの画像データ、音声データのパケット符号PIDを、ト
ランスポートデコーダ70に設定する。これにより、ト
ランスポートデコーダ70は、所望のチャネルの画像デ
ータ、音声データを、ビデオデコーダ82、オーディオ
デコーダ84に出力し始める。すなわち、図18の場合
には、時点X1にてチャネル切換が行われてから、ICカ
ード80による復元処理時間経過後の時点X2より、画像
および音声がTVセット88から出力される。時点X1
にチャネル切換があれば、時点X2において、画像・音
声が立ち上がる。
すでにステップS5において取得している所望のチャネ
ルの画像データ、音声データのパケット符号PIDを、ト
ランスポートデコーダ70に設定する。これにより、ト
ランスポートデコーダ70は、所望のチャネルの画像デ
ータ、音声データを、ビデオデコーダ82、オーディオ
デコーダ84に出力し始める。すなわち、図18の場合
には、時点X1にてチャネル切換が行われてから、ICカ
ード80による復元処理時間経過後の時点X2より、画像
および音声がTVセット88から出力される。時点X1
にチャネル切換があれば、時点X2において、画像・音
声が立ち上がる。
【0115】次に、CPU72は、ステップS11にお
ける受信すべきECMデータの設定を変更する(ステッ
プS19)。これは、現在の鍵Odd0は既に取得したの
で、次の鍵Even1を取得ように設定するためである。こ
こでは、今回取得したECMデータと異なったtable_id
(つまり偶数鍵)を持ったECMデータを取得するよう
設定する。なお、table_idは、図8に示すように、偶数
鍵、奇数鍵によって異なるようになっている。その後、
ステップS11に戻って処理を繰り返す。
ける受信すべきECMデータの設定を変更する(ステッ
プS19)。これは、現在の鍵Odd0は既に取得したの
で、次の鍵Even1を取得ように設定するためである。こ
こでは、今回取得したECMデータと異なったtable_id
(つまり偶数鍵)を持ったECMデータを取得するよう
設定する。なお、table_idは、図8に示すように、偶数
鍵、奇数鍵によって異なるようになっている。その後、
ステップS11に戻って処理を繰り返す。
【0116】この実施形態では、table_idによって、す
でにその鍵を取得したかどうかを判断するようにしてい
るが、セクションヘッダ中のバージョン情報によって判
断するようにしてもよい。この場合、異なるECMデー
タには、異なるバージョン情報を付しておくようにす
る。
でにその鍵を取得したかどうかを判断するようにしてい
るが、セクションヘッダ中のバージョン情報によって判
断するようにしてもよい。この場合、異なるECMデー
タには、異なるバージョン情報を付しておくようにす
る。
【0117】次に、ネクスト鍵Even1のECMデータを
取得すると(ステップS12、図18の時点X3)、IC
カード80によってネクスト鍵Even1を得る(ステップ
S13、時点X4)。CPU72は、これをデ・スクラン
ブラ68に設定する(ステップS14)。このようにし
て、ネクスト鍵Even1によってスクランブルされた画像
データ、音声データが送られてくる前に、ネクスト鍵Ev
en1をデ・スクランブラ68に設定するので、画像およ
び音声データを途切れることなく出力することができ
る。
取得すると(ステップS12、図18の時点X3)、IC
カード80によってネクスト鍵Even1を得る(ステップ
S13、時点X4)。CPU72は、これをデ・スクラン
ブラ68に設定する(ステップS14)。このようにし
て、ネクスト鍵Even1によってスクランブルされた画像
データ、音声データが送られてくる前に、ネクスト鍵Ev
en1をデ・スクランブラ68に設定するので、画像およ
び音声データを途切れることなく出力することができ
る。
【0118】次に、CPU72は、トランスポートデコ
ーダ70に、画像データ、音声データのPIDが設定さ
れているか否かを判断する(ステップS20)。ここで
は、すでにPIDが設定されているので、ステップS2
1に進んで、取得するECMデータの設定を変更する。
ーダ70に、画像データ、音声データのPIDが設定さ
れているか否かを判断する(ステップS20)。ここで
は、すでにPIDが設定されているので、ステップS2
1に進んで、取得するECMデータの設定を変更する。
【0119】ステップS21においては、今回取得した
ECMデータと異なったtable_idを持ち、ネクストのta
ble_id_extensionを持ったECMデータを取得するよう
設定する。その後、ステップS11に戻って処理を繰り
返す。
ECMデータと異なったtable_idを持ち、ネクストのta
ble_id_extensionを持ったECMデータを取得するよう
設定する。その後、ステップS11に戻って処理を繰り
返す。
【0120】以後は、順次上記の処理を繰り返して、T
Vセット88にNTSC画像信号と音声信号を出力す
る。
Vセット88にNTSC画像信号と音声信号を出力す
る。
【0121】なお、図19に示すように、チャネル切換
の時点X1が重複期間40の開始時点に近接している場合
には、ネクスト鍵Even1のECMデータが送られてきて
いても、ICカード80がカレント鍵Odd0の復元処理を
行っている状態となる。したがって、ネクスト鍵Even1
の復元処理は、カレント鍵Odd0の復元処理が終わってか
ら(時点X2,X3参照)ということになり、ネクスト鍵Eve
n1の取得が後ろにずれ込むこととなる。
の時点X1が重複期間40の開始時点に近接している場合
には、ネクスト鍵Even1のECMデータが送られてきて
いても、ICカード80がカレント鍵Odd0の復元処理を
行っている状態となる。したがって、ネクスト鍵Even1
の復元処理は、カレント鍵Odd0の復元処理が終わってか
ら(時点X2,X3参照)ということになり、ネクスト鍵Eve
n1の取得が後ろにずれ込むこととなる。
【0122】しかしながら、図19のΔt1は、最も遅い
処理の受信装置における2重復元時間(2つのECMデ
ータから連続して2つのスクランブル鍵を復元するに要
する時間)を基準として設定されているので、スクラン
ブル鍵が変わる時点Txよりも早くネクスト鍵Even1をデ
・スクランブラ68に設定することができる。つまり、
画像および音声が途切れることなく出力される。したが
って、図19に示す場合も、図18と同じように、時点
X1にてチャネル切換が行われてから、ICカード80に
よる復元処理時間経過後の時点X2に、画像および音声が
立ち上がる。つまり、画像および音声をTVセット88
から得ることができる。
処理の受信装置における2重復元時間(2つのECMデ
ータから連続して2つのスクランブル鍵を復元するに要
する時間)を基準として設定されているので、スクラン
ブル鍵が変わる時点Txよりも早くネクスト鍵Even1をデ
・スクランブラ68に設定することができる。つまり、
画像および音声が途切れることなく出力される。したが
って、図19に示す場合も、図18と同じように、時点
X1にてチャネル切換が行われてから、ICカード80に
よる復元処理時間経過後の時点X2に、画像および音声が
立ち上がる。つまり、画像および音声をTVセット88
から得ることができる。
【0123】次に、図20に示すように、時点X1におい
てチャネルの切換または電源投入があって、このチャネ
ルに対する処理が開始された場合の処理を説明する。時
点X1は重複期間40内にあるので、カレントの鍵Odd0の
ECMデータとネクストの鍵Even1のECMデータが送
られてきている。
てチャネルの切換または電源投入があって、このチャネ
ルに対する処理が開始された場合の処理を説明する。時
点X1は重複期間40内にあるので、カレントの鍵Odd0の
ECMデータとネクストの鍵Even1のECMデータが送
られてきている。
【0124】CPU72は、取得したECMデータのta
ble_id_extensionから、そのECMデータによる鍵が、
カレント鍵(ネクストあり)か、ネクスト鍵かを判断す
ることができる(図8参照)。先に、時点X1において、
カレント鍵Odd0のECMデータを取得した場合には、時
点X2においてカレント鍵Odd0をICカード80から得
る。CPU72は、当該カレント鍵Odd0をデ・スクラン
ブラ68に設定した後、ステップS15を経て、ステッ
プS16に進む。ここでは、(ネクストあり)であるか
ら、ステップS19に進んで、取得するECMデータの
設定を変更する。ここでは、異なるtable_idのECMデ
ータ(つまり偶数鍵のECMデータ)を指定し、ステッ
プS11以下を実行する。
ble_id_extensionから、そのECMデータによる鍵が、
カレント鍵(ネクストあり)か、ネクスト鍵かを判断す
ることができる(図8参照)。先に、時点X1において、
カレント鍵Odd0のECMデータを取得した場合には、時
点X2においてカレント鍵Odd0をICカード80から得
る。CPU72は、当該カレント鍵Odd0をデ・スクラン
ブラ68に設定した後、ステップS15を経て、ステッ
プS16に進む。ここでは、(ネクストあり)であるか
ら、ステップS19に進んで、取得するECMデータの
設定を変更する。ここでは、異なるtable_idのECMデ
ータ(つまり偶数鍵のECMデータ)を指定し、ステッ
プS11以下を実行する。
【0125】指定した偶数鍵(つまりネクスト鍵Even
1)のECMデータを取得すると(時点X3)、これをI
Cカード80に送って、ネクスト鍵Even1を得る(時点X
4)。CPU72は、これをデ・スクランブラ68に設
定する(ステップS14)。次に、ステップS15を経
て、デコーダ70に音声・画像のPIDを設定済みかど
うかを判断する(ステップS20)。ここではまだ設定
していないので、ステップS18に進み、所望のチャネ
ルの画像データ、音声データのパケット符号PIDをトラ
ンスポートデコーダ70に設定し、デコードを開始す
る。つまり、図20の場合には、時点X1のチャネル切換
に対し、時点X4から画像、音声が立ち上がる。
1)のECMデータを取得すると(時点X3)、これをI
Cカード80に送って、ネクスト鍵Even1を得る(時点X
4)。CPU72は、これをデ・スクランブラ68に設
定する(ステップS14)。次に、ステップS15を経
て、デコーダ70に音声・画像のPIDを設定済みかど
うかを判断する(ステップS20)。ここではまだ設定
していないので、ステップS18に進み、所望のチャネ
ルの画像データ、音声データのパケット符号PIDをトラ
ンスポートデコーダ70に設定し、デコードを開始す
る。つまり、図20の場合には、時点X1のチャネル切換
に対し、時点X4から画像、音声が立ち上がる。
【0126】上記のように、重複期間40内においてチ
ャネル切換等によって当該チャネルに対する処理を開始
した場合には、カレント鍵だけが取得できた時点X2では
デコードを開始せず(PIDを設定せず)、ネクスト鍵
が得られてはじめてデコードを開始し(PIDを設定
し)、画像データ、音声データを出力するようにしてい
る。
ャネル切換等によって当該チャネルに対する処理を開始
した場合には、カレント鍵だけが取得できた時点X2では
デコードを開始せず(PIDを設定せず)、ネクスト鍵
が得られてはじめてデコードを開始し(PIDを設定
し)、画像データ、音声データを出力するようにしてい
る。
【0127】上記のように処理している理由を、図21
を用いて説明する。図21に示すような場合において、
カレント鍵Odd0だけが取得できた時点X2からデコードを
開始すると、区間R1で画像・音声が得られた後、区間R2
で画像・音声が途切れるという問題を生じる。これは、
区間R2ではネクスト鍵Even1がまだ取得できていないた
めである。
を用いて説明する。図21に示すような場合において、
カレント鍵Odd0だけが取得できた時点X2からデコードを
開始すると、区間R1で画像・音声が得られた後、区間R2
で画像・音声が途切れるという問題を生じる。これは、
区間R2ではネクスト鍵Even1がまだ取得できていないた
めである。
【0128】したがって、重複期間40内において当該
チャネルの処理を開始した場合には、ネクスト鍵が得ら
れてから音声・画像のPIDをデコーダ70に設定する
ようにしている。その結果、図21の場合であれば、時
点X4から画像・音声出力が得られることとなり、画像や
音声の途切れがない。
チャネルの処理を開始した場合には、ネクスト鍵が得ら
れてから音声・画像のPIDをデコーダ70に設定する
ようにしている。その結果、図21の場合であれば、時
点X4から画像・音声出力が得られることとなり、画像や
音声の途切れがない。
【0129】なお、図20の場合において、時点X1で先
にネクスト鍵Even1のECMデータを取得し、時点X2で
ネクスト鍵Even1が得られた場合には、ステップS1
5、S20を経て、トランスポートデコーダ70に画像
および音声のパケット符号PIDを設定する(ステップS
18)。つまり、カレント鍵Odd0の取得を待たずに、デ
コーダ70への設定を行う。しかし、ネクスト鍵Even1
によってスクランブルされた画像および音声データはま
だ送られてきていないので、設定したパケット符号PID
に対応する画像および音声データが直ちに出力されるも
のではない。
にネクスト鍵Even1のECMデータを取得し、時点X2で
ネクスト鍵Even1が得られた場合には、ステップS1
5、S20を経て、トランスポートデコーダ70に画像
および音声のパケット符号PIDを設定する(ステップS
18)。つまり、カレント鍵Odd0の取得を待たずに、デ
コーダ70への設定を行う。しかし、ネクスト鍵Even1
によってスクランブルされた画像および音声データはま
だ送られてきていないので、設定したパケット符号PID
に対応する画像および音声データが直ちに出力されるも
のではない。
【0130】その後、時点X4にてカレント鍵Odd0を取得
した時点で、現在送られてきている画像および音声デー
タのスクランブルを解除することができ、画像および音
声が出力される。したがって、結果的に、時点X4から画
像および音声が得られる点は同じである。
した時点で、現在送られてきている画像および音声デー
タのスクランブルを解除することができ、画像および音
声が出力される。したがって、結果的に、時点X4から画
像および音声が得られる点は同じである。
【0131】また、図21の場合において、時点X1で先
にネクスト鍵Even1のECMデータを取得し、時点X2で
ネクスト鍵Even1が得られた場合には、ステップS1
5、S20を経て、トランスポートデコーダ70に画像
および音声のパケット符号PIDを設定する(ステップS
18)。つまり、カレント鍵Odd0の取得を待たずに、デ
コーダ70への設定を行う。しかし、ネクスト鍵Even1
によってスクランブルされた画像および音声データはま
だ送られてきていないので、設定したパケット符号PID
に対応する画像および音声データが直ちに出力されるも
のではない。
にネクスト鍵Even1のECMデータを取得し、時点X2で
ネクスト鍵Even1が得られた場合には、ステップS1
5、S20を経て、トランスポートデコーダ70に画像
および音声のパケット符号PIDを設定する(ステップS
18)。つまり、カレント鍵Odd0の取得を待たずに、デ
コーダ70への設定を行う。しかし、ネクスト鍵Even1
によってスクランブルされた画像および音声データはま
だ送られてきていないので、設定したパケット符号PID
に対応する画像および音声データが直ちに出力されるも
のではない。
【0132】その後、ネクスト鍵Even1によってスクラ
ンブルがかけられた画像および音声データが送られてく
る時点Txより、画像および音声データが出力されること
となる。なお、このケースの場合には、時点X4にて復元
されたOdd0鍵は使用されない。
ンブルがかけられた画像および音声データが送られてく
る時点Txより、画像および音声データが出力されること
となる。なお、このケースの場合には、時点X4にて復元
されたOdd0鍵は使用されない。
【0133】いずれにしても、この実施形態では、重複
期間40においてチャネル切換等によって処理を開始し
た場合、少なくともネクスト鍵が取得できた後に、デコ
ードを開始して、画像および音声データを出力するよう
にしている。したがって、図21に示すような状況にお
いても、一旦出力された画像および音声データが途切れ
るおそれがない。
期間40においてチャネル切換等によって処理を開始し
た場合、少なくともネクスト鍵が取得できた後に、デコ
ードを開始して、画像および音声データを出力するよう
にしている。したがって、図21に示すような状況にお
いても、一旦出力された画像および音声データが途切れ
るおそれがない。
【0134】次に、図22に示すように、時点X1におい
てチャネル切換等があった場合について説明する。この
場合には、時点X1においてECMデータを取得し、時点
X2において復元した鍵Even1を得る。その後、ステップ
S15、S20を経て、ステップS18においてデコー
ドを開始する。したがって、時点X2より、画像および音
声データの出力が得られる。
てチャネル切換等があった場合について説明する。この
場合には、時点X1においてECMデータを取得し、時点
X2において復元した鍵Even1を得る。その後、ステップ
S15、S20を経て、ステップS18においてデコー
ドを開始する。したがって、時点X2より、画像および音
声データの出力が得られる。
【0135】上記のようにこの実施形態においては、図
20や図21に示す場合を除いて、チャネルの切換等か
ら画像・音声が得られるまでの立ち上がり時間を、鍵復
元に要する時間と等しくすることができる。ただし、図
20や図21の場合には、最悪、鍵復元に要する時間の
2倍の時間を要することとなる。
20や図21に示す場合を除いて、チャネルの切換等か
ら画像・音声が得られるまでの立ち上がり時間を、鍵復
元に要する時間と等しくすることができる。ただし、図
20や図21の場合には、最悪、鍵復元に要する時間の
2倍の時間を要することとなる。
【0136】図20の場合においても、復元処理の速い
受信装置については、チャネルの切換等から画像・音声
が得られるまでの立ち上がり時間を、鍵復元に要する時
間と等しくすることが可能である。
受信装置については、チャネルの切換等から画像・音声
が得られるまでの立ち上がり時間を、鍵復元に要する時
間と等しくすることが可能である。
【0137】そのためには、図20のカレント鍵Odd0が
取得できた時点X2において、下記の2つの条件を満足す
るか否かを判断し、満足している場合には、時点X2にお
いて画像・音声のPIDをデコーダ70に設定して、デ
コードを開始するようにすればよい。
取得できた時点X2において、下記の2つの条件を満足す
るか否かを判断し、満足している場合には、時点X2にお
いて画像・音声のPIDをデコーダ70に設定して、デ
コードを開始するようにすればよい。
【0138】条件1:時点X2が重複期間40内にあるこ
と。
と。
【0139】条件2:Δt2>Δtrを満たすこと。
【0140】ここで、Δt2は重複期間40の終了Teから
鍵の切り替わる時点Txまでの時間、Δtrはこの受信装置
による復元時間(ECMデータからスクランブル鍵を復
元するに必要な時間)である。
鍵の切り替わる時点Txまでの時間、Δtrはこの受信装置
による復元時間(ECMデータからスクランブル鍵を復
元するに必要な時間)である。
【0141】条件1、2をともに満足する場合には、時
点X2からデコードを開始し、画像および音声データを出
力しても、以後、途切れることなく画像および音声デー
タを出力することができる。したがって、このような判
断を行うことにより、チャネル切換から画像および音声
出力までの立ち上がり時間を短くすることができる。
点X2からデコードを開始し、画像および音声データを出
力しても、以後、途切れることなく画像および音声デー
タを出力することができる。したがって、このような判
断を行うことにより、チャネル切換から画像および音声
出力までの立ち上がり時間を短くすることができる。
【0142】なお、上記のような処理を行うためには、
受信装置側においてΔt2の大きさが知られていなければ
ならない。通信システムとして、Δt2が予め固定されて
いる場合は、その値を受信装置に予め設定しておけばよ
い。また、Δt2が固定されていない場合には、送信装置
からΔt2の値を受信装置に送るようにすればよい。
受信装置側においてΔt2の大きさが知られていなければ
ならない。通信システムとして、Δt2が予め固定されて
いる場合は、その値を受信装置に予め設定しておけばよ
い。また、Δt2が固定されていない場合には、送信装置
からΔt2の値を受信装置に送るようにすればよい。
【0143】2つの鍵復元を同時に並行して行う場合 上記では、受信装置における鍵の復元処理が、1つのE
CMデータごとに行われる場合について説明した。しか
し、受信装置における鍵の復元処理が、図15Bに示す
ように並行して行われる場合には、図17の処理に換え
て、図23、図24に示すような処理を行えばよい。
CMデータごとに行われる場合について説明した。しか
し、受信装置における鍵の復元処理が、図15Bに示す
ように並行して行われる場合には、図17の処理に換え
て、図23、図24に示すような処理を行えばよい。
【0144】まず、図25の時点X1において、チャネル
の切換または電源投入があって、このチャネルに対する
処理が開始された場合について説明する。
の切換または電源投入があって、このチャネルに対する
処理が開始された場合について説明する。
【0145】まず、CPU72は、所望のチャネルの画
像、音声データのスクランブル鍵に対応するECMデー
タのパケット符号PIDを、トランスポートデコーダ70
に設定し(ステップS51)、当該ECMデータを選択
的に取り出してメモり74に記憶する。
像、音声データのスクランブル鍵に対応するECMデー
タのパケット符号PIDを、トランスポートデコーダ70
に設定し(ステップS51)、当該ECMデータを選択
的に取り出してメモり74に記憶する。
【0146】さらに、CPU72は、取得したECMデ
ータのtable_idおよびtable_id_extensionを読んで、必
要としているECMデータであるか否かを判断する(ス
テップS51)。なお、処理開始時には、必要とするE
CMデータのtable_id、table_id_extensionの指定は行
わないので、パケット符号PIDによって指定したECM
データであれば、無条件で指定条件を満たしたものとみ
なされる。
ータのtable_idおよびtable_id_extensionを読んで、必
要としているECMデータであるか否かを判断する(ス
テップS51)。なお、処理開始時には、必要とするE
CMデータのtable_id、table_id_extensionの指定は行
わないので、パケット符号PIDによって指定したECM
データであれば、無条件で指定条件を満たしたものとみ
なされる。
【0147】したがって、図25の時点X1において、ス
クランブル鍵Odd0のECMデータを取得し、ステップS
52に進む。ステップS52、S54では、取得したE
CMデータのtable_id_extensionを見て、受信したEC
Mデータが”カレント(ネクストあり)”か”ネクス
ト”であるかを判断する。つまり、重複期間40内にお
ける受信であるかどうかを判断する。ここでは、重複期
間40外の受信であるから、ステップS58に進む。
クランブル鍵Odd0のECMデータを取得し、ステップS
52に進む。ステップS52、S54では、取得したE
CMデータのtable_id_extensionを見て、受信したEC
Mデータが”カレント(ネクストあり)”か”ネクス
ト”であるかを判断する。つまり、重複期間40内にお
ける受信であるかどうかを判断する。ここでは、重複期
間40外の受信であるから、ステップS58に進む。
【0148】ステップS58においては、ECMデータ
をICカード80に送る。ECMデータを受け取ったI
Cカード80は、このECMデータからスクランブル鍵
Odd0を復元し、時点X2においてCPU72に送り返す
(図24、ステップS59)。
をICカード80に送る。ECMデータを受け取ったI
Cカード80は、このECMデータからスクランブル鍵
Odd0を復元し、時点X2においてCPU72に送り返す
(図24、ステップS59)。
【0149】スクランブル鍵Odd0を受け取ったCPU7
2は、スクランブル鍵Odd0をデ・スクランブラ68に設
定する(ステップS60)。これにより、デ・スクラン
ブラ68は、画像および音声データのスクランブルを解
除してトランスポートデコーダ70に出力するようにな
る。次に、トランスポートデコーダ70に、所望のチャ
ネルの画像データ、音声データのパケット符号PIDが設
定されているかどうかを判断する(ステップS61)。
ここでは、まだ設定していないので、ステップS62に
進み、所望のチャネルの画像データ、音声データのパケ
ット符号PIDをトランスポートデコーダ70に設定す
る。
2は、スクランブル鍵Odd0をデ・スクランブラ68に設
定する(ステップS60)。これにより、デ・スクラン
ブラ68は、画像および音声データのスクランブルを解
除してトランスポートデコーダ70に出力するようにな
る。次に、トランスポートデコーダ70に、所望のチャ
ネルの画像データ、音声データのパケット符号PIDが設
定されているかどうかを判断する(ステップS61)。
ここでは、まだ設定していないので、ステップS62に
進み、所望のチャネルの画像データ、音声データのパケ
ット符号PIDをトランスポートデコーダ70に設定す
る。
【0150】これにより、トランスポートデコーダ70
は、所望のチャネルの画像データ、音声データを、ビデ
オデコーダ82、オーディオデコーダ84に出力し始め
る。すなわち、図25の場合には、時点X1にてチャネル
切換が行われてから、ICカード80による復元処理時
間経過後の時点X2より、画像および音声がTVセット8
8から出力される。
は、所望のチャネルの画像データ、音声データを、ビデ
オデコーダ82、オーディオデコーダ84に出力し始め
る。すなわち、図25の場合には、時点X1にてチャネル
切換が行われてから、ICカード80による復元処理時
間経過後の時点X2より、画像および音声がTVセット8
8から出力される。
【0151】次に、CPU72は、ECMデータのtabl
e_id_extensionが”カレント(ネクスト無し)”であっ
たかどうかを判断する(ステップS63)。ここで
は、”カレント(ネクスト無し)”であるから、ステッ
プS64に進み、受信すべきECMデータの変更を行
う。ここでは、今回取得したECMデータと異なったta
ble_id(つまり偶数鍵)を持ち、table_id_extension
が”ネクスト”であるECMデータを取得するよう設定
する。
e_id_extensionが”カレント(ネクスト無し)”であっ
たかどうかを判断する(ステップS63)。ここで
は、”カレント(ネクスト無し)”であるから、ステッ
プS64に進み、受信すべきECMデータの変更を行
う。ここでは、今回取得したECMデータと異なったta
ble_id(つまり偶数鍵)を持ち、table_id_extension
が”ネクスト”であるECMデータを取得するよう設定
する。
【0152】次に、ネクスト鍵Even1のECMデータを
取得すると(ステップS51、図25の時点X3)、ステ
ップS52、S54、S55を経てステップS58に進
む。ステップS58、S59においては、ICカード8
0にECMデータを送信し、ネクスト鍵Even1を得る
(時点X4)。CPU72は、これをデ・スクランブラ
68に設定する(ステップS60)。このようにして、
ネクスト鍵Even1によってスクランブルされた画像デー
タ、音声データが送られてくる前に、ネクスト鍵Even1
をデ・スクランブラ68に設定するので、画像および音
声データを途切れることなく出力することができる。
取得すると(ステップS51、図25の時点X3)、ステ
ップS52、S54、S55を経てステップS58に進
む。ステップS58、S59においては、ICカード8
0にECMデータを送信し、ネクスト鍵Even1を得る
(時点X4)。CPU72は、これをデ・スクランブラ
68に設定する(ステップS60)。このようにして、
ネクスト鍵Even1によってスクランブルされた画像デー
タ、音声データが送られてくる前に、ネクスト鍵Even1
をデ・スクランブラ68に設定するので、画像および音
声データを途切れることなく出力することができる。
【0153】次に、CPU72は、トランスポートデコ
ーダ70によって画像データ、音声データのデコードが
開始されているか否かを判断する(ステップS20)。
ここでは、すでにデコードが開始されているので、ステ
ップS63を経て、ステップS65に進んで、取得する
ECMデータの設定を変更する。
ーダ70によって画像データ、音声データのデコードが
開始されているか否かを判断する(ステップS20)。
ここでは、すでにデコードが開始されているので、ステ
ップS63を経て、ステップS65に進んで、取得する
ECMデータの設定を変更する。
【0154】ステップS65においては、カレントのE
CM(つまり時点X1にて受信したECM)のTable_id
(つまり奇数鍵)を持ち、”ネクスト”のTable_id_ext
ensionを持つECMを受信するよう設定する。その後、
ステップS51に戻って処理を繰り返す。
CM(つまり時点X1にて受信したECM)のTable_id
(つまり奇数鍵)を持ち、”ネクスト”のTable_id_ext
ensionを持つECMを受信するよう設定する。その後、
ステップS51に戻って処理を繰り返す。
【0155】以後は、順次上記の処理を繰り返して、T
Vセット88にNTSC画像信号と音声信号を出力す
る。
Vセット88にNTSC画像信号と音声信号を出力す
る。
【0156】なお、図26に示すように、チャネル切換
の時点X1が重複期間40の開始時点に近接している場合
には、ネクスト鍵Even1のECMデータが送られてきて
いても、ICカード80がカレント鍵Odd0の復元処理を
行っている状態となる。したがって、ネクスト鍵Even1
の復元処理は、カレント鍵Odd0の復元処理が終わってか
ら(時点X2,X3参照)ということになり、ネクスト鍵Eve
n1の取得が後ろにずれ込むこととなる。
の時点X1が重複期間40の開始時点に近接している場合
には、ネクスト鍵Even1のECMデータが送られてきて
いても、ICカード80がカレント鍵Odd0の復元処理を
行っている状態となる。したがって、ネクスト鍵Even1
の復元処理は、カレント鍵Odd0の復元処理が終わってか
ら(時点X2,X3参照)ということになり、ネクスト鍵Eve
n1の取得が後ろにずれ込むこととなる。
【0157】しかしながら、図19のΔt1は、最も遅い
処理の受信装置における2重復元時間(2つのECMデ
ータから連続して2つのスクランブル鍵を復元するに要
する時間)を基準として設定されているので、スクラン
ブル鍵が変わる時点Txよりも早くネクスト鍵Even1をデ
・スクランブラ68に設定することができる。つまり、
画像および音声が途切れることなく出力される。したが
って、図26に示す場合も、図25と同じように、時点
X1にてチャネル切換が行われてから、ICカード80に
よる復元処理時間経過後の時点X2より、画像および音声
がTVセット88から得ることができる。
処理の受信装置における2重復元時間(2つのECMデ
ータから連続して2つのスクランブル鍵を復元するに要
する時間)を基準として設定されているので、スクラン
ブル鍵が変わる時点Txよりも早くネクスト鍵Even1をデ
・スクランブラ68に設定することができる。つまり、
画像および音声が途切れることなく出力される。したが
って、図26に示す場合も、図25と同じように、時点
X1にてチャネル切換が行われてから、ICカード80に
よる復元処理時間経過後の時点X2より、画像および音声
がTVセット88から得ることができる。
【0158】次に、図27に示すように、時点X1におい
てチャネルの切換または電源投入があって、このチャネ
ルに対する処理が開始された場合の処理を説明する。時
点X1は重複期間40内にあるので、カレントの鍵Odd0の
ECMデータとネクストの鍵Even1のECMデータが送
られてきている。
てチャネルの切換または電源投入があって、このチャネ
ルに対する処理が開始された場合の処理を説明する。時
点X1は重複期間40内にあるので、カレントの鍵Odd0の
ECMデータとネクストの鍵Even1のECMデータが送
られてきている。
【0159】CPU72は、取得したECMデータのta
ble_id_extensionから、そのECMデータによる鍵が、
カレント鍵(ネクストあり)か、ネクスト鍵かを判断す
ることができる(図8参照)。先に、時点X1においてカ
レント鍵Odd0のECMデータを取得した場合には、ステ
ップS52、S53を経て、ステップS56において、
異なるTable_id(つまりEven鍵)を持つECMデータを
受信するように設定する。このようにして、2つのEC
Mデータを受信した後、これらをICカードに送信する
(ステップS58)。この実施形態では、ICカード8
0は、2つの鍵の復元処理を同時に行うことができるの
で、CPU72は同時に2つの鍵を受け取る(時点X
2)。したがって、時点X2から画像・音声の出力が得
られる。
ble_id_extensionから、そのECMデータによる鍵が、
カレント鍵(ネクストあり)か、ネクスト鍵かを判断す
ることができる(図8参照)。先に、時点X1においてカ
レント鍵Odd0のECMデータを取得した場合には、ステ
ップS52、S53を経て、ステップS56において、
異なるTable_id(つまりEven鍵)を持つECMデータを
受信するように設定する。このようにして、2つのEC
Mデータを受信した後、これらをICカードに送信する
(ステップS58)。この実施形態では、ICカード8
0は、2つの鍵の復元処理を同時に行うことができるの
で、CPU72は同時に2つの鍵を受け取る(時点X
2)。したがって、時点X2から画像・音声の出力が得
られる。
【0160】なお、CPU72からICカード80への
ECMデータの伝送(伝送のための前処理や後処理を含
む)、復元した鍵の伝送(伝送のための前処理や後処理
を含む)には時間を要する。したがって、この実施形態
のように同時処理を行うことのできるICカードを用い
ることにより、CPU72がECMデータを受け取って
から、復元した鍵を得るまでの立ち上がり時間を短くす
ることができる。つまり、チャネル切換時等に映像・音
声を得るまでの時間を短くすることができる。
ECMデータの伝送(伝送のための前処理や後処理を含
む)、復元した鍵の伝送(伝送のための前処理や後処理
を含む)には時間を要する。したがって、この実施形態
のように同時処理を行うことのできるICカードを用い
ることにより、CPU72がECMデータを受け取って
から、復元した鍵を得るまでの立ち上がり時間を短くす
ることができる。つまり、チャネル切換時等に映像・音
声を得るまでの時間を短くすることができる。
【0161】次に、図28に示すように、時点X1におい
てチャネル切換等があった場合について説明する。この
場合には、時点X1においてECMデータを取得し、ステ
ップS52、S54、S58を経て、時点X2において復
元した鍵Even1を得る。その後、ステップS62におい
てESのPIDを設定し、デコードを開始する。したが
って、時点X2より、画像および音声データの出力が得ら
れる。
てチャネル切換等があった場合について説明する。この
場合には、時点X1においてECMデータを取得し、ステ
ップS52、S54、S58を経て、時点X2において復
元した鍵Even1を得る。その後、ステップS62におい
てESのPIDを設定し、デコードを開始する。したが
って、時点X2より、画像および音声データの出力が得ら
れる。
【0162】なお、この実施形態では、図26に示すよ
うな場合において、Odd0の鍵が復元されるのを待って、
Even1の鍵の復元処理を行っている。しかし、重複期間
40の開始時点Tsより、Even1の鍵の復元処理を並行し
て行うようにしてもよい。2つの鍵の復元を同時に行っ
た方が、それぞれ単独で処理するよりも速いようなIC
カード80を用いる場合には、並行処理を行うことによ
り、重複期間40を短くすることができる。
うな場合において、Odd0の鍵が復元されるのを待って、
Even1の鍵の復元処理を行っている。しかし、重複期間
40の開始時点Tsより、Even1の鍵の復元処理を並行し
て行うようにしてもよい。2つの鍵の復元を同時に行っ
た方が、それぞれ単独で処理するよりも速いようなIC
カード80を用いる場合には、並行処理を行うことによ
り、重複期間40を短くすることができる。
【0163】3.衛星放送システムにおける第2の実施
形態 図29に、他の実施形態におけるECMデータの送出タ
イミングを示す。この実施形態では、重複期間40にお
いて、2つのスクランブル鍵を1つのECMデータとし
て送出するようにしている。したがって、重複期間40
以外では1つのECMデータに1つのスクランブル鍵が
含まれ、重複期間40では1つのECMデータに2つの
スクランブル鍵が含まれることとなる。
形態 図29に、他の実施形態におけるECMデータの送出タ
イミングを示す。この実施形態では、重複期間40にお
いて、2つのスクランブル鍵を1つのECMデータとし
て送出するようにしている。したがって、重複期間40
以外では1つのECMデータに1つのスクランブル鍵が
含まれ、重複期間40では1つのECMデータに2つの
スクランブル鍵が含まれることとなる。
【0164】図30に、この実施形態におけるECMデ
ータの構造を示す。table_id_extensionには、図23の
を区別する情報が記述されている。table_id_e
xtensionがを示している場合には1つのECMデー
タが含まれ、を示している場合には2つのECMデ
ータが含まれる。なお、この実施形態では、table_idは
常に同一であり、奇数鍵、偶数鍵の区別をしていない。
table_id_extensionのほうに、この情報が含まれている
からである。
ータの構造を示す。table_id_extensionには、図23の
を区別する情報が記述されている。table_id_e
xtensionがを示している場合には1つのECMデー
タが含まれ、を示している場合には2つのECMデ
ータが含まれる。なお、この実施形態では、table_idは
常に同一であり、奇数鍵、偶数鍵の区別をしていない。
table_id_extensionのほうに、この情報が含まれている
からである。
【0165】図31に、重複期間40近傍の拡大図を示
す。重複期間40の開始時Tsは下式のように定めるのが
好ましい。
す。重複期間40の開始時Tsは下式のように定めるのが
好ましい。
【0166】Ts = Tx - Rmax - α ここで、Txは暗号化データにおいて鍵の変わる時点を示
す。Rmaxは、最大復元時間であり、想定される受信装置
において1つのECMデータから1つのスクランブル鍵
を復元するために要する復元時間と、1つのECMデー
タから2つのスクランブル鍵を復元するために要する復
元時間との合計を合計復元時間としたとき、想定される
複数の受信装置において最も大きい合計復元時間をい
う。αは余裕時間であり、0と等しいかそれ以上の値を
持つ。
す。Rmaxは、最大復元時間であり、想定される受信装置
において1つのECMデータから1つのスクランブル鍵
を復元するために要する復元時間と、1つのECMデー
タから2つのスクランブル鍵を復元するために要する復
元時間との合計を合計復元時間としたとき、想定される
複数の受信装置において最も大きい合計復元時間をい
う。αは余裕時間であり、0と等しいかそれ以上の値を
持つ。
【0167】上記のように最大復元時間Rmaxを定めたの
は、図35に示すように、重複期間40の直前の時点X1
においてチャネル切換等があった場合を考慮したもので
ある。この場合、復元によって鍵Odd0が得られた時点X2
にて画像および音声データの出力を開始しても、スクラ
ンブル鍵が変わる時点Txより前に、ネクスト鍵Even1を
取得することが保証される。これは、Δt1を、最も復元
処理の遅い受信装置における合計復元時間以上に設定し
ているからである。
は、図35に示すように、重複期間40の直前の時点X1
においてチャネル切換等があった場合を考慮したもので
ある。この場合、復元によって鍵Odd0が得られた時点X2
にて画像および音声データの出力を開始しても、スクラ
ンブル鍵が変わる時点Txより前に、ネクスト鍵Even1を
取得することが保証される。これは、Δt1を、最も復元
処理の遅い受信装置における合計復元時間以上に設定し
ているからである。
【0168】また、重複期間40の終了時Teは下式のよ
うに定めるのが好ましい。
うに定めるのが好ましい。
【0169】Te = Tx - Rmin + β ここで、Txは暗号化データにおいて鍵の変わる時点を示
す。Rminは最小復元時間であり、想定される受信装置に
おいて1つのECMデータから1つのスクランブル鍵を
復元するために要する復元時間と、1つのECMデータ
から2つのスクランブル鍵を復元するために要する復元
時間との合計を合計復元時間としたとき、想定される複
数の受信装置において最も小さい合計復元時間をいう。
βは余裕時間であり、0と等しいかそれ以上の値を持
つ。
す。Rminは最小復元時間であり、想定される受信装置に
おいて1つのECMデータから1つのスクランブル鍵を
復元するために要する復元時間と、1つのECMデータ
から2つのスクランブル鍵を復元するために要する復元
時間との合計を合計復元時間としたとき、想定される複
数の受信装置において最も小さい合計復元時間をいう。
βは余裕時間であり、0と等しいかそれ以上の値を持
つ。
【0170】この実施形態において用いる受信装置のブ
ロック図は図12に示すものと同じである。さらに、メ
モリ74に記憶された受信処理プログラムのフローチャ
ートも、図16に示す概略は同様である。しかし、図1
6のステップS6のECM、ESの受信に関する処理の
詳細が異なる。図32に、この実施形態によるECM、
ESの受信処理プログラムをフローチャートにて示す。
ロック図は図12に示すものと同じである。さらに、メ
モリ74に記憶された受信処理プログラムのフローチャ
ートも、図16に示す概略は同様である。しかし、図1
6のステップS6のECM、ESの受信に関する処理の
詳細が異なる。図32に、この実施形態によるECM、
ESの受信処理プログラムをフローチャートにて示す。
【0171】図33に、この実施形態において用いる鍵
再生装置102の全体構成を示す。この鍵再生装置10
2は、個数検出手段104と鍵再生手段106を備えて
いる。個数検出手段102は、与えられた鍵対応データ
中に何個の鍵が含まれているかを検出する。鍵再生手段
106は、個数検出手段によって検出された個数の鍵
を、鍵対応データから復元する。
再生装置102の全体構成を示す。この鍵再生装置10
2は、個数検出手段104と鍵再生手段106を備えて
いる。個数検出手段102は、与えられた鍵対応データ
中に何個の鍵が含まれているかを検出する。鍵再生手段
106は、個数検出手段によって検出された個数の鍵
を、鍵対応データから復元する。
【0172】この鍵再生装置102を、CPUを用いて
ICカードとして実現した場合のハードウエア構成は、
図14に示すものと同じである。図34に、ICカード
80のメモリ98に記録された処理プログラムのフロー
チャートを示す。
ICカードとして実現した場合のハードウエア構成は、
図14に示すものと同じである。図34に、ICカード
80のメモリ98に記録された処理プログラムのフロー
チャートを示す。
【0173】以下、図32、図34を参照して、この実
施形態による受信装置90の動作を説明する。
施形態による受信装置90の動作を説明する。
【0174】まず、CPU72は、所望のチャネルの画
像、音声データのスクランブル鍵に対応するECMデー
タのパケット符号PIDを、トランスポートデコーダ70
に設定する(ステップS31)。これにより、トランス
ポートデコーダ70は、設定されたPIDを持つECMデ
ータ(つまり所望のチャネルの画像、音声データのスク
ランブル鍵のECMデータ)を選択的に取り出してメモ
リ74に記憶する。
像、音声データのスクランブル鍵に対応するECMデー
タのパケット符号PIDを、トランスポートデコーダ70
に設定する(ステップS31)。これにより、トランス
ポートデコーダ70は、設定されたPIDを持つECMデ
ータ(つまり所望のチャネルの画像、音声データのスク
ランブル鍵のECMデータ)を選択的に取り出してメモ
リ74に記憶する。
【0175】さらに、CPU72は、取得したECMデ
ータのtable_id_extensionを読んで、指定されたtable_
id_extensionであるか否かを判断する。指定したtable_
id_extensionを持ったECMデータでない場合には、受
信を繰り返す。指定したtable_id_extensionを持ったE
CMデータであれば、ステップS32に進む。ただし、
チャネル切換時や電源投入時等の当該チャネルに対する
処理開始時には、table_id_extensionを指定しないの
で、設定されたPIDを持つECMデータを受信すれば、
ステップS32に進むこととなる。
ータのtable_id_extensionを読んで、指定されたtable_
id_extensionであるか否かを判断する。指定したtable_
id_extensionを持ったECMデータでない場合には、受
信を繰り返す。指定したtable_id_extensionを持ったE
CMデータであれば、ステップS32に進む。ただし、
チャネル切換時や電源投入時等の当該チャネルに対する
処理開始時には、table_id_extensionを指定しないの
で、設定されたPIDを持つECMデータを受信すれば、
ステップS32に進むこととなる。
【0176】ステップS32において、CPU72は、
ECMデータをICカード80に送信する。ICカード
80は、図34のフロチャートに示すように、与えられ
たECMデータに2つの鍵が含まれているか否かを判断
する(ステップS41)。この判断は、CPU72から
送られてくるtable_id_extensionや全体のデータ長等に
よって判断することができる。
ECMデータをICカード80に送信する。ICカード
80は、図34のフロチャートに示すように、与えられ
たECMデータに2つの鍵が含まれているか否かを判断
する(ステップS41)。この判断は、CPU72から
送られてくるtable_id_extensionや全体のデータ長等に
よって判断することができる。
【0177】2つの鍵が含まれている場合には2つの鍵
を復元して送り返し(ステップS42)、1つの鍵が含
まれている場合には1つの鍵を復元して送り返す(ステ
ップS43)。なお、2つの鍵を送り返す場合には、何
れが偶数鍵であり、何れが奇数鍵であるかを明らかにし
て送り返す。
を復元して送り返し(ステップS42)、1つの鍵が含
まれている場合には1つの鍵を復元して送り返す(ステ
ップS43)。なお、2つの鍵を送り返す場合には、何
れが偶数鍵であり、何れが奇数鍵であるかを明らかにし
て送り返す。
【0178】図34に戻って、ステップS33において
スクランブル鍵を受け取ったCPU72は、それがカレ
ントの鍵であるかどうかを判断する。この判断は、当該
鍵のECMデータ中のtable_id_extensionによって行う
ことができる。また、2つの鍵が含まれている場合に
は、先に現れるECMデータ(図30のECM1)がカレン
ト鍵であると定める等の方法により、いずれがカレント
鍵かネクスト鍵かが分かるようにしている。
スクランブル鍵を受け取ったCPU72は、それがカレ
ントの鍵であるかどうかを判断する。この判断は、当該
鍵のECMデータ中のtable_id_extensionによって行う
ことができる。また、2つの鍵が含まれている場合に
は、先に現れるECMデータ(図30のECM1)がカレン
ト鍵であると定める等の方法により、いずれがカレント
鍵かネクスト鍵かが分かるようにしている。
【0179】table_id_extensionには、図29の
を区別するための情報が記述されている。これによ
り、においてはカレント鍵が偶数鍵、において
はカレント鍵が奇数鍵であることを知ることができる。
したがって、CPU72は、このtable_id_extensionに
基づいて、受け取った鍵がカレント鍵であるか否か、あ
るいは、2つの鍵を受け取った場合には何れがカレント
鍵であるかを知ることができる。
を区別するための情報が記述されている。これによ
り、においてはカレント鍵が偶数鍵、において
はカレント鍵が奇数鍵であることを知ることができる。
したがって、CPU72は、このtable_id_extensionに
基づいて、受け取った鍵がカレント鍵であるか否か、あ
るいは、2つの鍵を受け取った場合には何れがカレント
鍵であるかを知ることができる。
【0180】CPU72は、カレント鍵を受け取った場
合には、これをデ・スクランブラ68のDSデコーダに
設定する(図13参照)。これにより、デ・スクランブ
ラ68は、画像および音声データのスクランブルを解除
して、トランスポートデコーダ70に与える。
合には、これをデ・スクランブラ68のDSデコーダに
設定する(図13参照)。これにより、デ・スクランブ
ラ68は、画像および音声データのスクランブルを解除
して、トランスポートデコーダ70に与える。
【0181】次に、CPU72は、table_id_extension
に基づいて、ネクスト鍵が送られてきているか否か、つ
まりであるかどうかを判断する(ステップS3
5)。ネクスト鍵が送られてきていなければ、つまり
であれば、重複期間40内ではないので、ステップS
37を経て、トランスポートデコーダ70に、所望のチ
ャネルの画像データ、音声データのパケット符号PIDを
設定する(ステップS38)。これにより、トランスポ
ートデコーダ70は、所望のチャネルの画像データ、音
声データを、ビデオデコーダ82、オーディオデコーダ
84に出力し始める。
に基づいて、ネクスト鍵が送られてきているか否か、つ
まりであるかどうかを判断する(ステップS3
5)。ネクスト鍵が送られてきていなければ、つまり
であれば、重複期間40内ではないので、ステップS
37を経て、トランスポートデコーダ70に、所望のチ
ャネルの画像データ、音声データのパケット符号PIDを
設定する(ステップS38)。これにより、トランスポ
ートデコーダ70は、所望のチャネルの画像データ、音
声データを、ビデオデコーダ82、オーディオデコーダ
84に出力し始める。
【0182】次に、CPU72は、取得すべきECMデ
ータのtable_id_extensionを指定した後、ステップS3
1に戻る。現在取得したECMデータのtable_id_exten
sionがまたはであれば、またはを取得するよう
指定する。現在取得したECMデータのtable_id_exten
sionがまたはであれば、またはを取得するよう
指定する。この指定によって、ステップS31におい
て、一度取得して必要のないECMデータを受信した場
合には、ステップS32以下に進まないようにしてい
る。
ータのtable_id_extensionを指定した後、ステップS3
1に戻る。現在取得したECMデータのtable_id_exten
sionがまたはであれば、またはを取得するよう
指定する。現在取得したECMデータのtable_id_exten
sionがまたはであれば、またはを取得するよう
指定する。この指定によって、ステップS31におい
て、一度取得して必要のないECMデータを受信した場
合には、ステップS32以下に進まないようにしてい
る。
【0183】以上のように、重複期間40内にチャネル
切換等によって処理を開始し、ECMデータを受け取っ
た場合には、カレント鍵とネクスト鍵をデ・スクランブ
ラに設定した後、デコードを開始するようにしている。
また、重複期間40外で処理を開始し、ECMデータを
受け取った場合には、カレント鍵をデ・スクランブラに
設定した後、デコードを開始するようにしている。な
お、重複期間40の終了時点Teから鍵が変わる時点Tx間
での間は、ネクスト鍵が送られているが、table_id_ext
ensionではカレント鍵を送っているものとし、図32に
おける処理もこのtable_id_extensionに従うようにして
いる。
切換等によって処理を開始し、ECMデータを受け取っ
た場合には、カレント鍵とネクスト鍵をデ・スクランブ
ラに設定した後、デコードを開始するようにしている。
また、重複期間40外で処理を開始し、ECMデータを
受け取った場合には、カレント鍵をデ・スクランブラに
設定した後、デコードを開始するようにしている。な
お、重複期間40の終了時点Teから鍵が変わる時点Tx間
での間は、ネクスト鍵が送られているが、table_id_ext
ensionではカレント鍵を送っているものとし、図32に
おける処理もこのtable_id_extensionに従うようにして
いる。
【0184】なお、この実施形態において、Δt1は、想
定される最も復元処理の遅い受信装置において1つのE
CMデータから1つのスクランブル鍵を復元するために
要する復元時間と、1つのECMデータから2つのスク
ランブル鍵を復元するために要する復元時間との合計復
元時間である最大復元時間Rmaxと等しいかまたはそれ以
上に設定されている。したがって、図35に示すよう
に、重複期間40の直前にチャネル切換等があった場
合、いずれの受信装置においても、鍵が変わる時点Txよ
り前にネクスト鍵を取得することができる。したがっ
て、カレント鍵Odd0を取得した時点X2において画像およ
び音声データを出力しても、途切れることなく画像およ
び音声データを出力することができる。
定される最も復元処理の遅い受信装置において1つのE
CMデータから1つのスクランブル鍵を復元するために
要する復元時間と、1つのECMデータから2つのスク
ランブル鍵を復元するために要する復元時間との合計復
元時間である最大復元時間Rmaxと等しいかまたはそれ以
上に設定されている。したがって、図35に示すよう
に、重複期間40の直前にチャネル切換等があった場
合、いずれの受信装置においても、鍵が変わる時点Txよ
り前にネクスト鍵を取得することができる。したがっ
て、カレント鍵Odd0を取得した時点X2において画像およ
び音声データを出力しても、途切れることなく画像およ
び音声データを出力することができる。
【0185】一般的に、2つのECMデータを受けて2
つの鍵を復元する時間よりも、2つの鍵が含まれた1つ
のECMデータから2つの鍵を復元する時間の方が短
い。これは、前者の場合には、ECMデータをICカー
ドに送る処理、および復元された鍵を受信装置30のC
PU72に送り返す処理を2回行わねばならず、その時
間を要するからである。したがって、図20に示すよう
に、重複期間40内においてチャネル切換等があった場
合には、図16、図17に示す実施形態よりも、本実施
形態の方が立ち上がり時間が短くなる。
つの鍵を復元する時間よりも、2つの鍵が含まれた1つ
のECMデータから2つの鍵を復元する時間の方が短
い。これは、前者の場合には、ECMデータをICカー
ドに送る処理、および復元された鍵を受信装置30のC
PU72に送り返す処理を2回行わねばならず、その時
間を要するからである。したがって、図20に示すよう
に、重複期間40内においてチャネル切換等があった場
合には、図16、図17に示す実施形態よりも、本実施
形態の方が立ち上がり時間が短くなる。
【0186】なお、上記実施形態では、図29のにて
カレント鍵Odd0を復元して取得した後、にてカレント
鍵Odd0とネクスト鍵Even1の双方を復元して取得するよ
うにしている。したがって、すでに、取得済みのカレン
ト鍵Odd0の復元を行っており、その分だけ復元時間が長
くなっていた。これを解決するため、図36に示すよう
に、カレント鍵が取得済みである場合には、2つの鍵が
含まれたECMデータを取得した場合であっても、IC
カード80にてネクスト鍵だけを復元するように指示し
てもよい(ステップS31C)。これにより、鍵の復元
時間を短くすることができる。
カレント鍵Odd0を復元して取得した後、にてカレント
鍵Odd0とネクスト鍵Even1の双方を復元して取得するよ
うにしている。したがって、すでに、取得済みのカレン
ト鍵Odd0の復元を行っており、その分だけ復元時間が長
くなっていた。これを解決するため、図36に示すよう
に、カレント鍵が取得済みである場合には、2つの鍵が
含まれたECMデータを取得した場合であっても、IC
カード80にてネクスト鍵だけを復元するように指示し
てもよい(ステップS31C)。これにより、鍵の復元
時間を短くすることができる。
【0187】以上のような処理を行うことにより、図3
5に示すような場合に、時点X3にてECMデータを取得
してから、復元が完了する時点X4までの時間が短縮され
る。したがって、重複期間40の開始時点Tsを下式のよ
うに決定することができる。
5に示すような場合に、時点X3にてECMデータを取得
してから、復元が完了する時点X4までの時間が短縮され
る。したがって、重複期間40の開始時点Tsを下式のよ
うに決定することができる。
【0188】Ts = Tx - Rmax - α ここで、Txは暗号化データにおいて鍵の変わる時点を示
す。Rmaxは、最大復元時間であり、想定される受信装置
において1つのECMデータから1つのスクランブル鍵
を復元するために要する復元時間と、2つのスクランブ
ル鍵を含む1つのECMデータから1つのスクランブル
鍵を復元するために要する復元時間との合計を合計復元
時間としたとき、想定される複数の受信装置において最
も大きい合計復元時間をいう。αは余裕時間であり、0
と等しいかそれ以上の値を持つ。
す。Rmaxは、最大復元時間であり、想定される受信装置
において1つのECMデータから1つのスクランブル鍵
を復元するために要する復元時間と、2つのスクランブ
ル鍵を含む1つのECMデータから1つのスクランブル
鍵を復元するために要する復元時間との合計を合計復元
時間としたとき、想定される複数の受信装置において最
も大きい合計復元時間をいう。αは余裕時間であり、0
と等しいかそれ以上の値を持つ。
【0189】上記のように、Rmaxを図32の実施形態に
比べて小さくすることができるので、重複期間40の開
始時期を後ろにずらすことができる。これにより、重複
期間40を小さくして、ECMデータの送信密度を減ら
すことができる。
比べて小さくすることができるので、重複期間40の開
始時期を後ろにずらすことができる。これにより、重複
期間40を小さくして、ECMデータの送信密度を減ら
すことができる。
【0190】また、重複期間40の終了時点Teを下式の
ように決定することができる。
ように決定することができる。
【0191】Te = Tx - Rmin + β ここで、Txは暗号化データにおいて鍵の変わる時点を示
す。Rminは、最小復元時間であり、想定される受信装置
において1つのECMデータから1つのスクランブル鍵
を復元するために要する復元時間と、2つのスクランブ
ル鍵を含む1つのECMデータから1つのスクランブル
鍵を復元するために要する復元時間との合計を合計復元
時間としたとき、想定される複数の受信装置において最
も小さい合計復元時間をいう。βは余裕時間であり、0
と等しいかそれ以上の値を持つ。
す。Rminは、最小復元時間であり、想定される受信装置
において1つのECMデータから1つのスクランブル鍵
を復元するために要する復元時間と、2つのスクランブ
ル鍵を含む1つのECMデータから1つのスクランブル
鍵を復元するために要する復元時間との合計を合計復元
時間としたとき、想定される複数の受信装置において最
も小さい合計復元時間をいう。βは余裕時間であり、0
と等しいかそれ以上の値を持つ。
【0192】上記のように、Rminを前記の実施形態に比
べて小さくすることができるので、重複期間40の終了
時期を鍵の変わる時点Txに近づけることができる。こ
れにより、処理の迅速な受信装置において、重複期間4
0終了直前でチャネル切換があった場合の立ち上がり時
間を短くすることができる。
べて小さくすることができるので、重複期間40の終了
時期を鍵の変わる時点Txに近づけることができる。こ
れにより、処理の迅速な受信装置において、重複期間4
0終了直前でチャネル切換があった場合の立ち上がり時
間を短くすることができる。
【0193】なお、Teが後ろにずれることにより重複
期間40が長くなるが、これは、Tsが後ろにずれる量
よりも小さいので、全体として重複期間40は短くな
る。
期間40が長くなるが、これは、Tsが後ろにずれる量
よりも小さいので、全体として重複期間40は短くな
る。
【0194】4.他のシステムにおける実施形態 上記実施形態では、衛星放送システムに適用した場合に
ついて説明した。しかしながら、暗号鍵を用いて行う地
上波放送や有線放送についても同じように適用すること
ができる。
ついて説明した。しかしながら、暗号鍵を用いて行う地
上波放送や有線放送についても同じように適用すること
ができる。
【0195】また、ローカルエリアネットワーク(LA
N)、ワイドエリアネットワーク(WAN)等におい
て、データを暗号化して通信する場合にも適用すること
ができる。送信側と受信側が1対1の場合にも適用でき
るが、送信側から複数の受信側に一斉通信する場合に適
用するとより好ましい。
N)、ワイドエリアネットワーク(WAN)等におい
て、データを暗号化して通信する場合にも適用すること
ができる。送信側と受信側が1対1の場合にも適用でき
るが、送信側から複数の受信側に一斉通信する場合に適
用するとより好ましい。
【図1】この発明の一実施形態による通信システムの全
体構成を示す図である。
体構成を示す図である。
【図2】この発明の一実施形態による通信システムにお
ける暗号化データと鍵対応データの送出タイミングを示
す図である。
ける暗号化データと鍵対応データの送出タイミングを示
す図である。
【図3】本発明を衛星放送システムに適用した一実施形
態による送信装置の構成を示す図である。
態による送信装置の構成を示す図である。
【図4】送信装置によるデータのパケット化を示すため
の図である。
の図である。
【図5】パケット化されたデータの構造を示す図であ
る。
る。
【図6】制御データPATの一例を示す図である。
【図7】制御データPMTの一例を示す図である。
【図8】ECMデータの構造を示す図である。
【図9】制御データNITの一例を示す図である。
【図10】ESデータとECMデータの送出タイミング
を示す図である。
を示す図である。
【図11】図10の重複期間40近傍の詳細を示す図で
ある。
ある。
【図12】本発明を衛星放送システムに適用した一実施
形態による受信装置の構成を示す図である。
形態による受信装置の構成を示す図である。
【図13】デ・スクランブラ68のDSレジスタの記憶
内容例を示す図である。
内容例を示す図である。
【図14】ICカード80の構成を示す図である。
【図15】ICカード80における鍵復元処理のタイミ
ングを示す図である。
ングを示す図である。
【図16】受信装置のメモリ74に記録された受信処理
のためのプログラムを示すフローチャートである。
のためのプログラムを示すフローチャートである。
【図17】図16のステップS6の処理の詳細を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図18】チャネル切換が行われた場合の処理を説明す
るための図である。
るための図である。
【図19】重複期間40の直前にてチャネル切換が行わ
れた場合の処理を説明するための図である。
れた場合の処理を説明するための図である。
【図20】重複期間40内にてチャネル切換が行われた
場合の処理を説明するための図である。
場合の処理を説明するための図である。
【図21】重複期間40内にてチャネル切換が行われた
場合の処理を説明するための図である。
場合の処理を説明するための図である。
【図22】重複期間40終了後、鍵変更時点Txまでの
間に、チャネル切換が行われた場合の処理を説明するた
めの図である。
間に、チャネル切換が行われた場合の処理を説明するた
めの図である。
【図23】2つの鍵復元を並行して行う場合における、
図16のステップS6の処理の詳細を示すフローチャー
トである。
図16のステップS6の処理の詳細を示すフローチャー
トである。
【図24】2つの鍵復元を並行して行う場合における、
図16のステップS6の処理の詳細を示すフローチャー
トである。
図16のステップS6の処理の詳細を示すフローチャー
トである。
【図25】チャネル切換が行われた場合の処理を説明す
るための図である。
るための図である。
【図26】重複期間40の直前にてチャネル切換が行わ
れた場合の処理を説明するための図である。
れた場合の処理を説明するための図である。
【図27】重複期間40内にてチャネル切換が行われた
場合の処理を説明するための図である。
場合の処理を説明するための図である。
【図28】重複期間40終了後、鍵変更時点Txまでの
間に、チャネル切換が行われた場合の処理を説明するた
めの図である。
間に、チャネル切換が行われた場合の処理を説明するた
めの図である。
【図29】他の実施形態における、ESデータとECM
データの送出タイミングを示す図である。
データの送出タイミングを示す図である。
【図30】他の実施形態における、ECMデータの構造
を示す図である。
を示す図である。
【図31】図30の重複期間近傍の詳細を示す図であ
る。
る。
【図32】他の実施形態における、図16のステップS
6の処理の詳細を示すフローチャートである。
6の処理の詳細を示すフローチャートである。
【図33】他の実施形態における鍵再生装置(鍵取得手
段)の全体構成を示す図である。
段)の全体構成を示す図である。
【図34】ICカードのメモリ98に記録されたプログ
ラムのフローチャートを示す図である。
ラムのフローチャートを示す図である。
【図35】チャネル切換が行われた場合の処理を説明す
るための図である。
るための図である。
【図36】この実施形態において、図16のステップS
6の詳細を示すフローチャートである。
6の詳細を示すフローチャートである。
【図37】従来の受信機の構成を示す図である。
【図38】従来の鍵の通信方法を示す図である。
【図39】従来の鍵の通信方法を示す図である。
【図40】従来の通信方法における問題点を示す図であ
る。
る。
20・・・送信装置 22・・・鍵出力手段 24・・・暗号化手段 26・・・鍵対応データ生成手段 28・・・送出手段 30・・・受信装置 32・・・受取手段 34・・・復号化手段 36・・・鍵取得手段
Claims (19)
- 【請求項1】所定時間ごとに鍵を変えて送出すべきデー
タを暗号化して送出する(a)送信装置と(b)受信装置とを
備えた鍵を用いた通信システムであって:前記送信装置
は、 (a1)順次異なる鍵を出力する鍵出力手段と、 (a2)鍵出力手段から取得した鍵に基づいて、送出すべき
データを暗号化して暗号化データを生成する暗号化手段
と、 (a3)鍵出力手段からの鍵を、対応する鍵対応データに変
換する鍵対応データ生成手段と、 (a4)順次異なる鍵によって暗号化された暗号化データ
と、当該暗号化に用いた鍵に対応する鍵対応データとを
送出する送出手段であって、暗号化データに用いた鍵が
変わる時点より前の所定重複期間内においては、当該時
点での鍵だけでなく次に使用する鍵にも対応するように
鍵対応データを送出する送出手段と、 を備えており、 前記受信装置は、 (b1)送信されてくる暗号化データと鍵対応データとを受
け取る受取手段と (b2)受取手段によって受け取った鍵対応データに基づい
て、鍵を生成する鍵取得手段と、 (b3)受取手段によって受け取った暗号化データを、鍵取
得手段によって取得した鍵に基づいて復号化する復号化
手段であって、暗号化データに対する処理の開始時点が
前記重複期間外である場合は、鍵が取得できた後に復号
化したデータの出力を開始するとともに、暗号化データ
に対する処理の開始時点が前記重複期間である場合は、
少なくとも次に使用する鍵が取得できた後に復号化した
データの出力を開始する復号化手段と、 を備えていることを特徴とする通信システム。 - 【請求項2】所定時間ごとに鍵を変えて送出すべきデー
タを暗号化して送出し、受信側において暗号化データを
復号化する通信方法であって、 順次異なる鍵に基づいて、送出すべきデータを暗号化し
て暗号化データを生成し、 順次異なる鍵によって暗号化された暗号化データと、当
該暗号化に用いた鍵に対応する鍵対応データとを送出す
るに際して、 暗号化データに用いた鍵が変わる時点より前の所定重複
期間内において、当該時点での鍵だけでなく次に使用す
る鍵にも対応するように鍵対応データを送出するととも
に、 送出されてきた暗号化データと鍵対応データとを受け取
り、 受け取った鍵対応データに基づいて鍵を生成し、 受け取った暗号化データを鍵に基づいて復号化するに際
し、暗号化データに対する処理の開始時点が前記重複期
間外である場合は、鍵が取得できた後に復号化したデー
タの出力を開始するとともに、暗号化データに対する処
理の開始時点が前記重複期間である場合は、少なくとも
次に使用する鍵が取得できた後に復号化したデータの出
力を開始するものであることを特徴とする通信方法。 - 【請求項3】所定時間ごとに鍵を変えて送出すべきデー
タを暗号化して送出する送信装置であって、 順次異なる鍵を出力する鍵出力手段と、 鍵出力手段から取得した鍵に基づいて、送出すべきデー
タを暗号化して暗号化データを生成する暗号化手段と、 鍵出力手段からの鍵を、対応する鍵対応データに変換す
る鍵対応データ生成手段と、 順次異なる鍵によって暗号化された暗号化データと、当
該暗号化に用いた鍵に対応する鍵対応データとを送出す
る送出手段であって、暗号化データに用いた鍵が変わる
時点より前の所定重複期間内においては、当該時点での
鍵だけでなく次に使用する鍵にも対応するように鍵対応
データを送出する送出手段と、 を備えた送信装置。 - 【請求項4】所定時間ごとに鍵を変えて送出すべきデー
タを暗号化して通信する通信方法であって、 順次異なる鍵に基づいて、送出すべきデータを暗号化し
て暗号化データを生成し、 順次異なる鍵によって暗号化された暗号化データと、当
該暗号化に用いた鍵に対応する鍵対応データとを送出す
るに際して、 暗号化データに用いた鍵が変わる時点より前の所定重複
期間内においては、当該時点での鍵だけでなく次に使用
する鍵にも対応するように鍵対応データを送出すること
を特徴とする通信方法。 - 【請求項5】請求項4の通信方法において、 前記重複期間においては、当該時点での鍵に対応する鍵
対応データと、次に使用する鍵に対応する鍵対応データ
との2つの鍵対応データを送出することを特徴とするも
の。 - 【請求項6】請求項4の通信方法において、 前記重複期間においては、当該時点での鍵と次に使用す
る鍵とに対応する1つの鍵対応データを送出することを
特徴とするもの。 - 【請求項7】請求項5または6の通信方法において、 前記重複期間の開始時点Tsは、下式によって示される
ものであることを特徴とするもの: Ts = Tx - Rmax - α ここで、Txは暗号化データにおいて鍵の変わる時点、Rm
axは受信側において、前記重複期間外に受けた鍵対応デ
ータから鍵を取得するに必要な時間と、前記重複期間内
に受けた鍵対応データから次の鍵を取得するに必要な時
間とを合計した時間のうち想定した最も大きな時間、α
は余裕時間である。 - 【請求項8】請求項5、6または7の通信方法におい
て、 前記重複期間の終了時点Teは、下式によって示される
ものであることを特徴とするもの: Te = Tx - Rmin + β ここで、Txは暗号化データにおいて鍵の変わる時点、Rm
inは受信側において、前記重複期間外に受けた鍵対応デ
ータから鍵を取得するに必要な時間と、前記重複期間内
に受けた鍵対応データから次の鍵を取得するに必要な時
間とを合計した時間のうち想定した最も小さな時間、β
は余裕時間である。 - 【請求項9】所定時間ごとに鍵を変えて暗号化された暗
号化データと当該鍵に対応する鍵対応データとを受け
て、暗号化データを復号化する受信装置であって、 受け取った鍵対応データに基づいて、鍵を生成する鍵取
得手段と、 受取手段によって受け取った暗号化データを、鍵取得手
段によって取得した鍵に基づいて復号化する復号化手段
であって、暗号化データに対する処理の開始時点におい
て、1つの鍵に対応する鍵対応データを受けている場合
には、鍵が取得できた後に復号化したデータの出力を開
始するとともに、暗号化データに対する処理の開始時点
において、2つの鍵に対応する鍵対応データを受けてい
る場合には、少なくとも次の鍵が取得できた後に復号化
したデータの出力を開始する復号化手段と、 を備えた受信装置。 - 【請求項10】請求項9の受信装置において、 前記2つの鍵に対応する鍵対応データは、現在の鍵に対
応する鍵対応データと次の鍵に対応する鍵対応データと
の2つの鍵対応データとして与えられ、前記1つの鍵に
対応する鍵対応データは、現在の鍵に対応する1つの鍵
対応データとして与えられており、 前記復号化手段は、暗号化データに対する処理の開始時
点において、現在の鍵に対応する1つの鍵対応データを
受けている場合には、当該鍵が取得できた後に復号化し
たデータの出力を開始し、暗号化データに対する処理の
開始時点において、現在の鍵および次の鍵に対応する2
つの鍵対応データを受けている場合には、少なくとも次
の鍵が取得できた後に復号化したデータの出力を開始す
るものであることを特徴とする受信装置。 - 【請求項11】請求項10の受信装置において、 前記復号化手段は、暗号化データに対する処理の開始時
点において、現在の鍵および次の鍵に対応する2つの鍵
対応データを受けている場合には、現在の鍵を先に取得
した際には、2つの鍵対応データが送信される期間の終
了時点から鍵が変更される時点までの時間よりも、鍵対
応データから次の鍵を取得する時間の方が短い場合に
は、次の鍵の取得を待たずに現在の鍵を取得した時点
で、復号化したデータの出力を開始することを特徴とす
る受信装置。 - 【請求項12】請求項9の受信装置において、 前記2つの鍵に対応する鍵対応データは、現在の鍵およ
び次の鍵に対応する1つの鍵対応データとして与えら
れ、前記1つの鍵に対応する鍵対応データは、現在の鍵
が1つの鍵対応データとして与えられており、 前記復号化手段は、暗号化データに対する処理の開始時
点において、現在の鍵に対応する1つの鍵対応データを
受けている場合には、当該鍵が取得できた後に復号化し
たデータの出力を開始し、暗号化データに対する処理の
開始時点において、現在の鍵および次の鍵に対応する1
つの鍵対応データを受けている場合には、少なくとも次
の鍵が取得できた後に復号化したデータの出力を開始す
るものであることを特徴とする受信装置。 - 【請求項13】請求項12の受信装置において、 前記復号化手段は、現在の鍵および次の鍵が含まれてい
る1つの鍵対応データを受けた場合には、当該2つの鍵
のうち、まだ復元していない次の鍵のみを復元するもの
であることを特徴とする受信装置。 - 【請求項14】所定時間ごとに鍵を変えて暗号化された
暗号化データと当該鍵に対応する鍵対応データとを受け
て、暗号化データを復号化する受信装置であって、 暗号化データを鍵に基づいて復号化して出力する復号化
出力部と、 復号化出力部の動作を制御する処理部と、 処理部の処理内容を定めたプログラムを記録している記
録部と、 を備え、 前記プログラムは、処理部に接続された鍵復元部に鍵対
応データを与えて鍵を復元させ、 復号化出力部において、受け取った暗号化データを、前
記生成された鍵に基づいて復号化させるに際して、暗号
化データに対する処理の開始時点において、1つの鍵に
対応する鍵対応データを受けている場合には、鍵が取得
できた後に復号化したデータの出力を開始するととも
に、暗号化データに対する処理の開始時点において、2
つの鍵に対応する鍵対応データを受けている場合には、
少なくとも次の鍵が取得できた後に復号化したデータの
出力を開始するよう制御するものであること、 を特徴とする受信装置。 - 【請求項15】所定時間ごとに鍵を変えて暗号化された
暗号化データを復号化する復号化装置であって、 暗号化データに対する処理の開始時点において、1つの
鍵に対応する鍵対応データを受けている場合には、鍵が
取得できた後に復号化したデータの出力を開始するとと
もに、暗号化データに対する処理の開始時点において、
2つの鍵に対応する鍵対応データを受けている場合に
は、少なくとも次の鍵が取得できた後に復号化したデー
タの出力を開始するように構成されていることを特徴と
する復号化装置。 - 【請求項16】所定時間ごとに鍵を変えて暗号化された
暗号化データを復号化する処理を制御するためのプログ
ラムを記録した記録媒体であって、 当該プログラムは、受け取った鍵対応データに基づいて
鍵を生成させ、 受け取った暗号化データを、前記生成された鍵に基づい
て復号化させるに際して、暗号化データに対する処理の
開始時点において、1つの鍵に対応する鍵対応データを
受けている場合には、鍵が取得できた後に復号化したデ
ータの出力を開始するとともに、暗号化データに対する
処理の開始時点において、2つの鍵に対応する鍵対応デ
ータを受けている場合には、少なくとも次の鍵が取得で
きた後に復号化したデータの出力を開始するよう制御す
るものであること、 を特徴とするプログラムを記録した記録媒体。 - 【請求項17】鍵対応データを受けて鍵を再生する鍵再
生装置であって、 受け取った鍵対応データに対応する鍵の個数を検出する
個数検出手段と、 当該個数検出手段によって検出された個数の鍵を、鍵対
応データから再生する鍵再生手段と、 を備えたことを特徴とする鍵再生装置。 - 【請求項18】所定時間ごとに鍵を変えて暗号化された
暗号化データと当該鍵に対応する鍵対応データとを受け
て、暗号化データを復号化する通信方法であって、 暗号化データと鍵対応データとを受け取り、 受け取った鍵対応データに基づいて鍵を生成し、 受け取った暗号化データを鍵に基づいて復号化するに際
して、暗号化データに対する処理の開始時点において2
つの鍵に対応する鍵対応データを受けている場合には、
取得した現在の鍵に基づいて暗号化データを複号化する
とともに取得した次の鍵を保持し、暗号化データに対す
る処理の開始時点において1つの鍵に対応する鍵対応デ
ータを受けている場合には、取得した鍵に基づいて暗号
化データを復号化するようにしたことを特徴とする通信
方法。 - 【請求項19】請求項18の通信方法において、 暗号化データに対する処理の開始時点において、1つの
鍵に対応する鍵対応データを受けている場合には、当該
鍵が取得できた後に復号化したデータの出力を開始する
とともに、暗号化データに対する処理の開始時点におい
て、2つの鍵に対応する鍵対応データを受けている場合
には、少なくとも次に使用する鍵が取得できた後に復号
化したデータの出力を開始するようにしたことを特徴と
する通信方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10145372A JPH11340966A (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 鍵を用いた通信システムおよび方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10145372A JPH11340966A (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 鍵を用いた通信システムおよび方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11340966A true JPH11340966A (ja) | 1999-12-10 |
Family
ID=15383708
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10145372A Pending JPH11340966A (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 鍵を用いた通信システムおよび方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11340966A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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