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JPH11339572A - ワイヤーハーネス製造装置及び該装置のタクトタイム制御方法 - Google Patents

ワイヤーハーネス製造装置及び該装置のタクトタイム制御方法

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Publication number
JPH11339572A
JPH11339572A JP10149919A JP14991998A JPH11339572A JP H11339572 A JPH11339572 A JP H11339572A JP 10149919 A JP10149919 A JP 10149919A JP 14991998 A JP14991998 A JP 14991998A JP H11339572 A JPH11339572 A JP H11339572A
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JP
Japan
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line
production
data
wire harness
time
Prior art date
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Application number
JP10149919A
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Katsumi Hagiyama
勝己 萩山
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to PCT/JP1999/002797 priority patent/WO1999063551A1/en
Priority to EP99922519A priority patent/EP1082731B1/en
Priority to PT99922519T priority patent/PT1082731E/pt
Priority to IDW20002477A priority patent/ID28014A/id
Priority to US09/701,371 priority patent/US6658312B1/en
Priority to SK1781-2000A priority patent/SK286489B6/sk
Priority to TW088108801A priority patent/TW428177B/zh
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/28Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for wire processing before connecting to contact members, not provided for in groups H01R43/02 - H01R43/26
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/51Plural diverse manufacturing apparatus including means for metal shaping or assembling
    • Y10T29/5122Plural diverse manufacturing apparatus including means for metal shaping or assembling with means to feed work during tool contact
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Insulated Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 中間在庫の発生を極力抑制することができる
と共に、ワイヤーハーネスの設計変更及び製造ラインの
変更に対する対応が容易でこれらの変更が生じた場合で
も製造ラインの立ち上がりを極力短時間で行うことがで
きること。 【解決手段】 ワイヤーハーネスの構成要素となる複数
のサブワイヤーハーネスをそれぞれ製造する複数の製造
ラインL1,L2,…,Lnと、この複数の製造ライン
の各製造ライン毎に製造ラインの構成装置A〜Fの各と
信号伝達回路1で連結されて設けられ該当する製造ライ
ンの作業工程を制御する複数のライン制御装置P1,P
2,…,Pnと、この複数のライン制御装置と信号伝達
ネットワーク2を構築して少なくとも1個設けられ複数
の製造ライン間の製造負荷を制御するシステム制御装置
Pとを備えて構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車等に搭載
されるワイヤーハーネスであって、特にこのワイヤーハ
ーネスの構成要素となるサブワイヤーハーネスを自動的
に製造するワイヤーハーネス製造装置及び該装置のタク
トタイム制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平6ー5132号公報に開示された
ワイヤーハーネス製造装置は、モジュール化された装置
から装置へ、順に布線板を搬送し、布線板上でワイヤー
ハーネスを作り上げていくシステムである。
【0003】このとき各モジュール化された装置は、ベ
ースと、ベースに取り付けられた工程処理機構と、ベー
スに取り付けられた搬送装置とを含んで構成されてい
る。
【0004】またベースは、他のモジュール化された装
置のベースと連結可能に作られている。
【0005】さらに搬送装置は、ベース内で布線板を搬
送する部分と、ベースからはみ出していて、ベースが他
のモジュール化された装置のベースと連結されるとき
に、その他の装置のベース内に侵入するはみ出し部分と
を有して構成されている。
【0006】このように従来のワイヤーハーネス製造装
置は、モジュール化された工程単位の装置の連結により
構成されているから、製造するワイヤーハーネスの構成
に応じて、モジュール化された装置を増減することがで
きる。そしてモジュール化された装置を所定数配列する
ことにより、任意の工程における処理能力を、製造すべ
きワイヤーハーネスに合わせることができ、これにより
ワイヤーハーネスの設計変更に対応することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のワ
イヤーハーネス製造装置は、工程単位にモジュール化さ
れた複数の装置がそれぞれ独立して製造管理されるた
め、各装置間で製造負荷のバランスが取り難く、工程間
で中間在庫が発生する恐れがある、と言う課題を有して
いる。
【0008】またワイヤーハーネスに設計変更が生じた
とき、あるいは他の製造ラインで製造するときは、各装
置毎に制御データの変更をする必要があるばかりではな
く、製造ラインを構成する構成装置の組み替えに手間が
掛かり、総じて製造ラインの立ち上がり時間が掛かり過
ぎると言う課題をも有している。
【0009】そこで、この発明は、中間在庫の発生を極
力抑制することができると共に、ワイヤーハーネスの設
計変更及び製造ラインの変更に対する対応が容易でこれ
らの変更が生じた場合でも製造ラインの立ち上がりを極
力短時間で行うことができる、ワイヤーハーネス製造装
置及び該装置のタクトタイム制御方法を提供することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、ワイヤーハーネスの構成要素と
なる複数のサブワイヤーハーネスをそれぞれ製造する複
数の製造ラインと、この複数の製造ラインの各製造ライ
ン毎に製造ラインの構成装置の各と信号伝達回路で連結
されて設けられ該当する製造ラインの作業工程を制御す
る複数のライン制御装置と、この複数のライン制御装置
と信号伝達ネットワークを構築して少なくとも1個設け
られ前記複数の製造ライン間の製造負荷を制御するシス
テム制御装置とを備えて構成されていることを特徴とし
ている。
【0011】このため請求項1の発明では、ワイヤーハ
ーネスは複数の製造ラインによって構成要素のサブワイ
ヤーハーネス毎に製造される。
【0012】複数の製造ラインは、該当するライン制御
装置によって製造ライン単位で制御されると共に、シス
テム制御装置によって各製造ライン間の製造負荷のバラ
ンスを図ることができ、これにより各製造ライン間の中
間在庫を極力抑制して複数の製造ラインを稼働させるこ
とができる。
【0013】製造ラインの各構成装置は、ライン制御装
置によって各装置間の製造負荷のバランスを図ることが
でき、これにより各構成装置間の中間在庫を極力抑制し
て駆動することができる。
【0014】また請求項2の発明は、請求項1に記載の
ワイヤーハーネス製造装置であって、前記ライン制御装
置は、該当する製造ラインの各構成装置の変動データ及
びその後に変更される変動データを記録する変動データ
記録手段と、前記システム制御装置からの生産予約デー
タの入力により該生産予約データと前記変動データとを
比較して製造ラインの装置構成の適否を判断し、該判断
に基づく製造ラインの変更後製造ラインの適正を確認す
るライン中央処理装置と、前記変動データ記録手段に記
録されている変動データ及び前記ライン中央処理装置の
判断結果を表示するライン表示手段と、前記ライン中央
処理装置の判断結果に応じて前記製造ラインが変更され
たときの変更後の前記変動データ及び運転開始信号を入
力するライン入力手段と、前記運転開始信号の入力で発
信される前記ライン中央処理装置からの前記生産予約デ
ータの入力により前記構成装置の各に前記生産予約デー
タに基づく生産指令信号を発信する生産指令手段とを備
えて構成されており、前記システム制御装置は、ワイヤ
ーハーネスのデータベースと、前記複数の製造ライン間
で共通する共通データ及びその後に追加される共通デー
タを記録する共通データ記録手段と、前記被製造ワイヤ
ーハーネスの製品データ及び追加される共通データを入
力するシステム入力手段と、前記製品データと前記デー
タベースの記録データとを比較して前記被製造ワイヤー
ハーネスを構成するサブワイヤーハーネスの品番リスト
を作成すると共に、各品番のサブワイヤーハーネスのデ
ータと前記共通データ及び前記複数のライン制御装置の
各変動データ記録手段に記録された変動データとを比較
して各品番のサブワイヤーハーネスを製造する製造ライ
ンを決定し、かつ前記決定した各製造ライン毎に前記製
品データに基づいて生産予約データを作成するシステム
中央処理装置と、前記共通データ,品番リスト,製造ラ
インの決定結果,及び生産予約データを表示するシステ
ム表示手段と、前記生産予約データを前記決定した各製
造ラインのライン制御装置のライン中央処理装置に送信
する予約データ送信手段とを備えて構成されていること
を特徴としている。
【0015】このため請求項2の発明では、被製造ワイ
ヤーハーネスの製品データをシステム入力手段で入力す
ることによりシステム制御装置で被製造ワイヤーハーネ
スを構成するサブワイヤーハーネスの品番リストが作成
されると共に、各品番のサブワイヤーハーネスを製造す
る製造ラインが決定され、かつ各製造ライン毎の生産予
約データが作成される。この生産予約データは、各製造
ライン間の製造負荷のバランスを図って作成され、これ
により前記製造負荷に起因する各製造ライン間の中間在
庫を極力抑制することができる。この生産予約データ
は、システム制御装置から出力されて各製造ラインのラ
イン制御装置に入力する。
【0016】製造ラインは、ライン制御装置により、対
象品番のサブワイヤーハーネスを前記生産予約データに
基づいて製造するための装置構成の適否が判断され、適
合する場合は既存の装置構成を維持することができる
が、不適合の場合は既存の装置構成を適合装置構成に組
み替えて前記対象品番のサブワイヤーハーネスを製造す
る。この適合装置構成への組み替えは、ライン制御装置
の判断結果に基づいて容易に行うことができる。これに
より製造ラインを、構成装置間の中間在庫を極力抑制し
た装置構成に構成することができる。
【0017】また装置構成の組み替えが行われたとき
は、組み替えに起因する変動データをライン入力手段で
入力して変動データ記録手段に記録する。
【0018】また請求項3の発明は、請求項1又は2に
記載のワイヤーハーネス製造装置であって、前記ライン
制御装置は、前記ライン入力手段から該当する製造ライ
ンのタクトタイムの入力により該タクトタイムを記録す
るタクトタイム記録手段を備えて構成されており、前記
ライン中央処理装置は、前記システム制御装置からの待
ちタイムの入力により該待ちタイムと前記タクトタイム
を演算して該当する製造ラインのサイクルタイムを決定
する機能を備えると共に運転開始信号の入力により前記
サイクルタイムを生産指令手段に発信する機能を備えて
構成されており、前記生産指令手段は、該当する製造ラ
インが前記サイクルタイムに従って稼働するように出力
する機能を備えて構成されており、前記システム中央処
理装置は、前記複数のライン制御装置の各タクトタイム
記録手段に記録されたタクトタイム同士を比較演算して
前記複数の製造ラインの各製造ラインの待ちタイムを決
定する機能を備えると共に前記待ちタイムを予約データ
送信手段に発信する機能を備えて構成されており、前記
予約データ送信手段は、前記待ちタイムを該当するライ
ン制御装置のライン中央処理装置に送信する機能を備え
て構成されていることを特徴としている。
【0019】このため請求項3の発明では、各製造ライ
ンは、待ちタイムとタクトタイムを演算して求めたサイ
クルタイムに従って稼働するようにしたので、各製造ラ
インの製造負荷に起因する製造ライン間の中間在庫を極
力抑制することができる。
【0020】また請求項4の発明は、請求項3に記載の
ワイヤーハーネス製造装置のタクトタイム制御方法であ
って、前記タクトタイムは、該当する各製造ラインを、
それぞれ実稼働する前に予め実際に稼働させて各製造ラ
イン毎に測定して求め、このタクトタイムを該当する各
製造ラインのライン制御装置に入力すると共に記録し、
前記システム制御装置で前記ライン制御装置に記録され
たタクトタイムを基にして各製造ライン毎に待ちタイム
を演算し、この待ちタイムを該当する各製造ラインのラ
イン制御装置に送信し、かつ該ライン制御装置で該当す
る製造ラインのサイクルタイムを演算すると共にこのサ
イクルタイムに従って該当する製造ラインの稼働を制御
するようにしたことを特徴としている。
【0021】このため請求項4の発明では、製造ライン
を実際に稼動させてタクトタイムを測定し、このタクト
タイムに基づいて待ちタイム及びサイクルタイムを求め
たので、サイクルタイムを精度良く求めることができ
る。これにより各製造ラインは、前記サイクルタイムに
より各製造ラインの製造負荷に起因する製造ライン間の
中間在庫を極力抑制するように精度良く制御される。
【0022】また請求項5の発明は、請求項4に記載の
ワイヤーハーネス製造装置のタクトタイム制御方法であ
って、前記各ライン制御装置は、該当する製造ラインの
一定サイクル数実稼働後に実稼働によるタクトタイムを
自動的に測定すると共に、この測定された実稼働による
タクトタイムを記録タクトタイムを補正して記録し、前
記システム制御装置で前記各ライン制御装置に記録され
た実稼働によるタクトタイムを基にして各製造ライン毎
に新たな待ちタイムを演算し、この新たな待ちタイムを
該当する各製造ラインのライン制御装置に送信し、かつ
該ライン制御装置で該当する製造ラインの新たなサイク
ルタイムを演算すると共に、この新たなサイクルタイム
に従って該当する製造ラインの稼働を制御するようにし
たことを特徴としている。
【0023】このため請求項5の発明では、製造ライン
の実稼働後、一定サイクル数実稼働後に自動的にタクト
タイム,待ちタイム,及びサイクルタイムを見直して補
正するようにしたので、製造ラインのサイクルタイムを
一層精度良く管理することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0025】図1は、本発明の一実施形態としてのワイ
ヤーハーネス製造装置のシステム構成を示す。このワイ
ヤーハーネス製造装置は、ワイヤーハーネスの構成要素
となる複数のサブワイヤーハーネスをそれぞれ製造する
複数の製造ラインL1,L2,…,Lnと、この複数の
製造ラインL1,L2,…,Lnの各製造ラインL1
(L2,…,Ln)毎に製造ラインの構成装置A,B,
…の各と信号伝達回路1で連結されて設けられ該当する
製造ラインの作業工程を制御する複数のライン制御装置
P1,P2,…,Pnと、この複数のライン制御装置P
1,P2,…,Pnと信号伝達ネットワーク2を構築し
て少なくとも1個設けられ複数の製造ラインL1,L
2,…,Ln間の製造負荷を制御するシステム制御装置
Pとを備えて構成されている。
【0026】各製造ラインL1,L2,…,Lnは、製
造しようとしているワイヤーハーネスの構成に合わせて
必要な装置が組み合わされて構成される。通常は、電線
を調尺切断する検尺装置Aと、製造されたサブワイヤー
ハーネスを他のサブワイヤーハーネスと束ねて所望のワ
イヤーハーネスを得るために次工程に搬出する取出装置
Fとの間に、ワイヤーハーネスの構成に特徴付けられる
装置が組み込まれて各製造ラインL1,L2,…,Ln
は構成される。
【0027】例えば、ワイヤーハーネスが防水ハウジン
グを有する場合は電線の芯線部を露出させる皮むき装置
Cの前にゴム栓を電線に通すゴム栓装置Bが組み込まれ
(製造ラインL1,L2,Ln)、多種,多数の端子あ
るいは太さの異なる多種の電線を有する場合は芯線部に
端子を圧着する圧着装置を処理能力に合わせて複数の装
置D1,D2,…,Dnで構成したり(製造ラインL
1,L2,Ln)、多種,多様のハウジングを有する場
合は端子をハウジングに挿入する挿入装置を処理能力に
合わせて複数の装置E1,E2で構成したり(製造ライ
ンL2)、あるいは幹線部から分かれる枝線部を有する
場合は電線を単に折り曲げるか又はジョイント端子を用
いるかして前記枝線部を形成する枝線装置(図示せず)
が組み込まれて構成される。
【0028】さらには製造ラインは、必要な検査装置が
組み込まれて構成される。例えば皮むき装置Cと圧着装
置D1との間に皮むきの適否を検査する皮むき検査装置
(図示せず)が組み込まれる。
【0029】また各ライン制御装置P1,P2,…,P
n及びシステム制御装置Pは、それぞれパーソナルコン
ピュータで構成され、それぞれ図2に示すように次の機
能を有して構成される。なお各ライン制御装置P1,P
2,…,Pnは、同一の機能を有して構成されるもので
あるから、ここではライン制御装置P1についてのみ説
明する。
【0030】すなわちライン制御装置P1は、該当する
製造ラインL1の各構成装置A,B…,Fの変動データ
及びその後に変更される変動データを記録する変動デー
タ記録手段3と、システム制御装置Pからの生産予約デ
ータの入力により該生産予約データと変動データとを比
較して製造ラインL1の装置A〜F構成の適否を判断
し、該判断に基づく製造ラインの変更後製造ラインの適
正を確認するライン中央処理装置4と、変動データ記録
手段3に記録されている変動データ及びライン中央処理
装置4の判断結果を表示するライン表示手段5と、ライ
ン中央処理装置4の判断結果に応じて製造ラインL1が
変更されたときの変更後の変動データ及び運転開始信号
を入力するライン入力手段6と、運転開始信号の入力で
発信されるライン中央処理装置4からの前記生産予約デ
ータの入力により構成装置A,B…,Fの各に前記生産
予約データに基づく生産指令信号を発信する生産指令手
段7とを備えて構成されている。
【0031】またシステム制御装置Pは、ワイヤーハー
ネスのデータベース8と、複数の製造ラインL1,L
2,…,Ln間で共通する共通データ及びその後に追加
される共通データを記録する共通データ記録手段9と、
被製造ワイヤーハーネスの製品データ及び追加される共
通データを入力するシステム入力手段10と、製品デー
タとデータベース8の記録データとを比較して被製造ワ
イヤーハーネスを構成するサブワイヤーハーネスの品番
リストを作成すると共に、各品番のサブワイヤーハーネ
スのデータと前記共通データ及び複数のライン制御装置
P1,P2,…,Pnの各変動データ記録手段3,3,
…,3に記録された変動データとを比較して各品番のサ
ブワイヤーハーネスを製造する製造ラインL1,L2,
…,又はLnを決定し、かつ前記決定した各製造ライン
L1,L2,…,又はLn毎に前記製品データに基づい
て生産予約データを作成するシステム中央処理装置11
と、前記製品データ,共通データ,変動データ,品番リ
スト,製造ラインの決定結果,及び生産予約データを表
示するシステム表示手段12と、前記生産予約データを
前記決定した各製造ラインL1,L2,…,又はLnの
ライン制御装置P1,P2,…,又はPnのライン中央
処理装置4に送信する予約データ送信手段13とを備え
て構成されている。
【0032】ここでライン表示手段5及びシステム表示
手段12は、パーソナルコンピュータのディスプレイ装
置で構成されており、ライン入力手段6及びシステム入
力手段10は、パーソナルコンピュータのキーボードで
構成されている。
【0033】また変動データ記録手段3に記録される変
動データは、該当する製造ラインの構成装置の種別,個
数,及び配置順序並びに各構成装置の機械パラメータ等
からなる。
【0034】例えば、製造ラインL1の場合、一個の検
尺装置A,一個のゴム栓装置B,一個の皮むき装置C,
n個の圧着装置D1,D2,…,Dn、一個の挿入装置
E,及び一個の取出装置Fが作業工程の順序に従って配
置されて構成されているので、これら装置の種別、装置
の個数、及び装置の配置順序が変動データとして記録さ
れる。
【0035】また変動データとしての装置の機械パラメ
ータは、例えば検尺装置Aの場合、電線を通すノズルの
交換位置,切断時に電線を把持するチャック軸待機位
置,カートリッジ毎のノズルアドレス(ノズルはノズル
ベースに複数本(例えば12本)組み付けられて単位カ
ートリッジを構成している),及びノズルアドレス毎に
装着されている電線のサイズ及び色等であり、ゴム栓装
置Bの場合、ゴム栓の品番,挿入軸待機位置,及び供給
軸待機位置等であり、皮むき装置Cの場合、皮むき長さ
軸待機位置(先端位置)及び皮むき深さ軸待機位置等で
あり、圧着装置D1,D2,…,Dnの場合、端子品
番,圧着アドレス,及び圧着高さ等であり、挿入装置E
の場合、ハウジング品番,挿入アドレス,及び挿入長さ
等であり、かつ取出装置Fの場合、待機位置,及び受け
取り位置等である。
【0036】また、その後に変更される変動データと
は、製造されるサブワイヤーハーネスの構成の相違ある
いは/及びその生産量の多少により該当する製造ライン
の処理能力に問題がある場合にはライン中央処理装置4
の判断結果が不適合となり当該製造ラインの構成装置を
組み替えて前記処理能力に見合わう装置構成にする必要
があるが、このときに増減される装置の種別,個数,及
び配置順序並びに該装置の機械パラメータ等である。例
えば、製造されるサブワイヤーハーネスの構成中、端子
数(ハウジング数)の多少に合わせて圧着装置あるいは
/及び挿入装置の設置個数を増減させることにより該当
する製造ラインの処理能力を調整することができる。
【0037】またデータベース8には、構成の異なるサ
ブワイヤーハーネスが品番を付されてその構成と共に記
録されている。このときの構成は、電線品種,電線サイ
ズ,電線の長さ,ゴム栓品番,端子品番,端子アドレ
ス,ハウジング品番,及びハウジングアドレス等によっ
て表示される。被製造ワイヤーハーネスがデータベース
8に記録されていないサブワイヤーハーネスを構成要素
として含む場合は、該サブワイヤーハーネスの品番及び
その構成をシステム入力手段10により入力する。
【0038】また共通データ記録手段9に記録される共
通データは、電線品種の電線サイズ,チャック量,及び
チャックアドレス、ゴム栓品番毎の電線品種,挿入量,
及び戻り量、電線品種毎の皮むき深さ,及び皮むき時の
戻り量、及び端子品番毎の電線サイズ,及び圧着深さ等
である。
【0039】またその後に追加される共通データは、新
素材(例えば新種の電線、ゴム栓、又は端子)を用いる
場合この新素材に関する前述した共通データと同様なデ
ータである。
【0040】また被製造ワイヤーハーネスの製品データ
は、その構成を示すもので、電線品種,電線サイズ,電
線の長さ,ゴム栓品番,端子品番,端子アドレス,ハウ
ジング品番,及びハウジングアドレス等によって表示さ
れる。
【0041】このように構成されたワイヤーハーネス製
造装置は、図4に示す処理フローチャートに従って実行
される。
【0042】まず、被製造ワイヤーハーネスの製品デー
タをシステム入力手段10で入力する。
【0043】この入力によりシステム中央処理装置11
は、データベース8の記録データを読み出し、該記録デ
ータと入力された前記製品データとを比較して被製造ワ
イヤーハーネスを構成するサブワイヤーハーネスの品番
リストを作成する。この品番リスト及び前記製品データ
は、システム表示手段12に表示することができると共
に、この品番リストのサブワイヤーハーネスで製造され
るワイヤーハーネスをシステム表示手段12にシュミレ
ートして確認することができる。
【0044】次いで、システム中央処理装置11は、共
通データ記録手段9及び複数のライン制御装置P1,P
2,…,Pnの各変動データ記録手段3,3,…,3に
それぞれ記録された共通データ及び変動データを読み出
し、これらのデータと前記品番リストの各品番のサブワ
イヤーハーネスのデータとを比較して各品番のサブワイ
ヤーハーネスを製造する製造ラインL1,L2,…,又
はLnを決定する。この決定は、共通データ記録手段9
及び変動データ記録手段3にそれぞれ記録されている共
通データ及び変動データ、並びに前記製造ラインの決定
結果はシステム表示手段12に表示することができる。
【0045】さらに、システム中央処理装置11は、前
記決定した各製造ラインL1,L2,…,又はLn毎に
前記製品データに基づいて生産予約データを作成する。
この生産予約データはシステム表示手段12に表示する
ことができる。
【0046】この各製造ライン毎の生産予約データは、
予約データ送信手段13から出力されて該当するライン
制御装置のライン中央処理装置に送信される。例えば、
製造ラインL1の生産予約データは、ライン制御装置P
1のライン中央処理装置4に送信される。
【0047】ライン中央処理装置4は、変動データ記録
手段3の記録データを読み出し、該記録データと入力し
た生産予約データとを比較して既存製造ラインL1の装
置A〜F構成の適否を判断する。この判断は、例えば検
尺装置Aの場合、ノズルアドレス毎に装着されている電
線のサイズ及び色が被製造サブワイヤーハーネスのもの
となっているか否か、あるいは圧着装置D1,D2,
…,Dnの場合、被製造サブワイヤーハーネスの端子の
数及び端子アドレスに対応して適した種別及び設置個数
になっているかを生産予約データと比較して行う。
【0048】この判断結果が適合の場合、既存の製造ラ
インはその装置構成を維持することができるが、不適合
の場合、既存の製造ラインは製造ライン中の装置の組み
替えの必要が生じ、このときは手動で装置の組み替えを
行って製造ラインの装置構成を調整する。変動データ記
録手段3に記録されている変動データ及び前記判断結果
は、ライン表示手段5に表示できる。装置の組み替えを
行ったときは、その組み替えによって生じた新たな変動
データを、その後に変更される変動データとしてライン
入力手段6から入力して変動データ記録手段3に記録す
る。
【0049】次いで、ライン中央処理装置4は、前記判
断により製造ラインの適正を確認した後、ライン入力手
段6からの運転開始信号の入力により前記生産予約デー
タを生産指令手段7に発信する。なお、運転開始信号
は、ライン制御装置を構成するパーソナルコンピュータ
外に設けた押し釦スイッチにより発信することもでき
る。
【0050】さらに、生産指令手段7は、前記生産予約
データの入力により構成装置A〜Fの各に前記生産予約
データに基づく生産指令信号を発信する。
【0051】これにより製造ラインL1の各構成装置A
〜Fは、駆動し該当するサブワイヤーハーネスを生産予
約データに基づいて製造する。
【0052】このように本実施形態では、生産予約デー
タは、複数のライン制御装置P1,P2,…,Pnの各
変動データ記録手段3,3,…,3にそれぞれ記録され
ている変動データを比較することによって各製造ライン
L1,L2,…,Ln間の製造負荷のバランスを図って
作成され、これにより前記製造負荷に起因する各製造ラ
インL1,L2,…,Ln間の中間在庫を極力抑制する
ことができる。
【0053】また、製造ラインは、ライン制御装置の判
断結果に基づいて容易に適合装置構成へ組み替えること
ができ、これにより製造ラインの立ち上がりを極力短時
間で行うことができると共に、構成装置間の中間在庫を
極力抑制した装置構成に構成することができる。
【0054】図3は、ワイヤーハーネス製造装置の他の
制御系を示す。この制御系はライン制御装置がタクトタ
イムを記録するタクトタイム記録手段を備えて構成され
ている。他の構成は、前述した実施形態と同様に構成さ
れている。
【0055】すなわち、ライン制御装置P1は、ライン
入力手段6から該当する製造ラインL1のタクトタイム
の入力により該タクトタイムを記録するタクトタイム記
録手段14を備えて構成されており、ライン中央処理装
置4は、システム制御装置Pからの待ちタイムの入力に
より該待ちタイムと前記タクトタイムを演算して該当す
る製造ラインのサイクルタイムを決定する機能を備える
と共に運転開始信号の入力により前記サイクルタイムを
生産指令手段7に発信する機能を備えて構成されてお
り、生産指令手段7は、該当する製造ラインが前記サイ
クルタイムに従って稼働するように出力する機能を備え
て構成されており、システム中央処理装置11は、前記
複数のライン制御装置P1,P2,…,Pnの各タクト
タイム記録手段14,14,…,14に記録されたタク
トタイム同士を比較演算して複数の製造ラインL1,L
2,…,Lnの各製造ラインの待ちタイムを決定する機
能を備えると共に前記待ちタイムを予約データ送信手段
13に発信する機能を備えて構成されており、予約デー
タ送信手段13は、前記待ちタイムを該当するライン制
御装置のライン中央処理装置4に送信する機能を備えて
構成されている。
【0056】ここで待ちタイムは、例えば各製造ライン
L1,L2,…,Lnのうち最大タクトタイムを有する
製造ラインを基準として、この最大タクトタイムと他の
製造ラインのタクトタイムとの差として決定される。ま
たサイクルタイムは、一製造サイクルの製造開始から次
製造サイクルの製造開始までの待ちタイムを加算したト
ータルタイムである。
【0057】このため本実施形態では各製造ラインL
1,L2,…,Lnは、待ちタイムとタクトタイムを演
算して求めたサイクルタイムに従って稼働するようにし
たので、各製造ラインの製造負荷に起因する製造ライン
間の中間在庫を極力抑制することができる。
【0058】そしてこの実施形態におけるタクトタイム
制御方法は、次のようにして行う。
【0059】すなわちタクトタイムは、該当する各製造
ラインL1(L2,…,Ln)を、それぞれ実稼働する
前に予め実際に稼働させて各製造ラインL1(L2,
…,Ln)毎に測定して求め、このタクトタイムを該当
する各製造ラインL1(L2,…,Ln)のライン制御
装置P1(P2,…,Pn)に入力すると共に記録し、
システム制御装置Pでライン制御装置P1(P2,…,
Pn)に記録されたタクトタイムを基にして各製造ライ
ンL1(L2,…,Ln)毎に待ちタイムを演算し、こ
の待ちタイムを該当する各製造ラインL1(L2,…,
Ln)のライン制御装置P1(P2,…,Pn)に送信
し、かつ該ライン制御装置で該当する製造ラインのサイ
クルタイムを演算すると共にこのサイクルタイムに従っ
て該当する製造ラインの稼働を制御する。
【0060】より具体的にはこのタクトタイム制御方法
は、図5に示す処理フローチャートに従って行われる。
【0061】先ず、タクトタイムは、該当する各製造ラ
インL1(L2,…,Ln)を、それぞれ実稼働する前
に予め実際に稼働させて各製造ライン毎に測定して求め
る。
【0062】実測タクトタイムは、各ライン制御装置P
1(P2,…,Pn)毎にライン入力手段6から入力さ
れてタクトタイム記録手段14に記録される。
【0063】システム中央処理装置11は、各ライン制
御装置P1(P2,…,Pn)のタクトタイム記録手段
14に記録されているタクトタイムを読み出し、タクト
タイム同士を比較演算して複数の製造ラインL1,L
2,…,Lnの各製造ラインの待ちタイムを決定する。
この待ちタイムは、予約データ送信手段13を介して各
ライン制御装置P1(P2,…,Pn)のライン中央処
理装置4に送信される。
【0064】ライン中央処理装置4は、待ちタイムの入
力により該待ちタイムとタクトタイム記録手段14から
読み出したタクトタイムとを演算して該当する製造ライ
ンのサイクルタイムを決定する。このサイクルタイム
は、運転開始信号の入力により生産指令手段7に送信さ
れる。
【0065】生産指令手段7は、該当する製造ラインが
前記サイクルタイムに従って稼働するように出力する。
【0066】このタクトタイム制御方法によれば、製造
ラインL1(L2,…,Ln)を実際に稼動させてタク
トタイムを測定し、このタクトタイムに基づいて待ちタ
イム及びサイクルタイムを求めたので、サイクルタイム
を精度良く求めることができる。これにより各製造ライ
ンL1,L2,…,Lnは、前記サイクルタイムにより
各製造ラインの製造負荷に起因する製造ライン間の中間
在庫を極力抑制するように精度良く制御される。
【0067】このタクトタイム制御方法は、好ましくは
製造ラインの実稼働後の見直し制御を含んで行われる。
この実稼働後の見直し制御は、図6に示す処理フローチ
ャートに従って行われる。
【0068】先ず各ライン制御装置P1(P2,…,P
n)は、該当する製造ラインL1(L2,…,Ln)の
一定サイクル数実稼働後に実稼働によるタクトタイムを
自動的に測定すると共に、この測定された実稼働による
タクトタイムを記録タクトタイムを補正して記録する。
【0069】この実稼働によるタクトタイムの自動測定
は、ライン制御装置P1(P2,…,Pn)に格納され
たライン制御プログラムに従って駆動するライン中央処
理装置4によって行われ、測定された実稼働によるタク
トタイムは、予め記録されているタクトタイムを補正し
てタクトタイム記録手段14に記録される。
【0070】次に、システム制御装置Pでライン制御装
置P1(P2,…,Pn)に記録された実稼働によるタ
クトタイムを基にして各製造ライン毎に新たな待ちタイ
ムを演算する。
【0071】すなわちシステム中央処理装置11は、シ
ステム制御装置Pに格納されたシステム制御プログラム
に従って各ライン制御装置P1(P2,…,Pn)のタ
クトタイム記録手段14に記録されている補正されたタ
クトタイムを読み出し、各製造ラインの新たな待ちタイ
ムを演算する。これにより前サイクルで決定された待ち
タイムが補正される。
【0072】次に、この新たな待ちタイムを該当する各
製造ラインのライン制御装置P1(P2,…,Pn)に
送信する。
【0073】すなわち新たな待ちタイムは、予約データ
送信手段13を介して各ライン制御装置P1(P2,
…,Pn)のライン中央処理装置4に送信される。
【0074】さらに各ライン制御装置P1(P2,…,
Pn)で該当する製造ラインの新たなサイクルタイムを
演算すると共に、この新たなサイクルタイムに従って該
当する製造ラインの稼働を制御する。この新たなサイク
ルタイムの演算により前サイクルで決定されたサイクル
タイムが補正される。
【0075】すなわちライン中央処理装置4は、新たな
待ちタイムの入力により該新たな待ちタイムと、タクト
タイム記録手段14から読み出した補正したタクトタイ
ムとを演算して該当する製造ラインの新たなサイクルタ
イムを演算する。この新たなサイクルタイムは、次サイ
クルの運転開始信号の入力により生産指令手段7に送信
される。生産指令手段7は、該当する製造ラインが前記
新たなサイクルタイムに従って稼働するように出力す
る。
【0076】この実稼働後の見直し制御は、一定サイク
ル数実稼働後毎に繰返し行うようになっている。
【0077】この見直し制御を含むタクトタイム制御方
法によれば、製造ラインの実稼働後、一定サイクル数実
稼働後毎に自動的にタクトタイム,待ちタイム,及びサ
イクルタイムを見直して補正するようにしたので、各製
造ラインL1,L2,…,Lnのサイクルタイムを一層
精度良く管理することができる。これにより製造ライン
間の中間在庫を一層抑制して管理することができると共
に、システム全体のサイクルタイムをも精度良く管理す
ることができ、総じて生産性の一層の向上を図ることが
できる。
【0078】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、複数の製造ラインはシステム制御装置によ
って各製造ライン間の製造負荷のバランスを図ることが
でき、かつ製造ラインの各構成装置はライン制御装置に
よって各装置間の製造負荷のバランスを図ることがで
き、これにより各製造ライン間及び各構成装置間の中間
在庫を極力抑制して複数の製造ラインを稼働させること
ができる。
【0079】また、請求項2の発明によれば、(1)シ
ステム制御装置により各製造ライン毎の生産予約データ
が各製造ライン間の製造負荷のバランスを図って作成さ
れること、(2)ライン制御装置により対象品番のサブ
ワイヤーハーネスを前記生産予約データに基づいて製造
するための装置構成の適否が判断され、これにより製造
ラインを、構成装置間の中間在庫を極力抑制した装置構
成に構成することができること、(3)被製造ワイヤー
ハーネスの製品データをシステム入力手段で入力するこ
とによりシステム制御装置で被製造ワイヤーハーネスを
構成するサブワイヤーハーネスの品番リストが作成され
ると共に、各品番のサブワイヤーハーネスを製造する製
造ラインを決定することができること、(4)ライン制
御装置の判断結果に基づいて製造ラインの構成装置の組
み替えを行う様にしたので、その組み替えを的確かつ迅
速に行うことができること、及び(5)複数の製造ライ
ン間で共通する共通データ及び構成装置の変動データが
それぞれ共通データ記録手段及び変動データ記録手段に
記録されているので、ワイヤーハーネスの設計変更及び
製造ラインの構成装置の組み替え時の入力データを極力
少なくすることができること、により、請求項1の発明
の効果に加えて、ワイヤーハーネスの設計変更及び製造
ラインの変更に対する対応が容易でこれらの変更が生じ
た場合でも製造ラインの立ち上がりを極力短時間で行う
ことができる。
【0080】また、請求項3の発明によれば、ライン制
御装置をタクトタイム記録手段を備えて構成し、各製造
ラインを、待ちタイムとタクトタイムを演算して求めた
サイクルタイムに従って稼働させるようにしたので、各
製造ラインの製造負荷に起因する製造ライン間の中間在
庫を極力抑制することができ、これにより請求項1又は
2の発明の効果に加えて、ワイヤーハーネスの製造にお
ける一層の効率化を図ることができる。
【0081】また、請求項4の発明によれば、製造ライ
ンを実際に稼動させてタクトタイムを測定し、このタク
トタイムに基づいて待ちタイム及びサイクルタイムを求
めたので、サイクルタイムを精度良く求めることがで
き、これにより請求項3のワイヤーハーネス製造装置を
高精度に制御することができる。
【0082】また、請求項5の発明によれば、製造ライ
ンの実稼働後、一定サイクル数実稼働後毎に自動的にタ
クトタイム,待ちタイム,及びサイクルタイムを見直し
て補正するようにしたので、製造ラインのサイクルタイ
ムを一層精度良く管理することができ、これにより製造
ライン間の中間在庫を一層抑制して管理することができ
ると共に、システム全体のサイクルタイムをも精度良く
管理することができ、総じて生産性の一層の向上を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのワイヤーハーネス
製造装置のシステム構成図である。
【図2】図1のワイヤーハーネス製造装置の制御系を示
すブロック図である。
【図3】図1のワイヤーハーネス製造装置の他の制御系
を示すブロック図である。
【図4】図2の制御系の処理フローチャートである。
【図5】図3の制御系の処理フローチャートである。
【図6】図3の制御系の他の処理フローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 信号伝達回路 2 信号伝達ネットワーク 3 変動データ記録手段 4 ライン中央処理装置 5 ライン表示手段 6 ライン入力手段 7 生産指令手段 8 データベース 9 共通データ記録手段 10 システム入力手段 11 システム中央処理装置 12 システム表示手段 13 予約データ送信手段 14 タクトタイム記録手段 P システム制御装置 P1,P2,…,Pn ライン制御装置 L1,L2,…,Ln 製造ライン A〜F 構成装置(製造ラインの)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤーハーネスの構成要素となる複数
    のサブワイヤーハーネスをそれぞれ製造する複数の製造
    ラインと、 この複数の製造ラインの各製造ライン毎に製造ラインの
    構成装置の各と信号伝達回路で連結されて設けられ該当
    する製造ラインの作業工程を制御する複数のライン制御
    装置と、 この複数のライン制御装置と信号伝達ネットワークを構
    築して少なくとも1個設けられ前記複数の製造ライン間
    の製造負荷を制御するシステム制御装置とを備えて構成
    されていることを特徴とするワイヤーハーネス製造装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のワイヤーハーネス製造
    装置であって、 前記ライン制御装置は、該当する製造ラインの各構成装
    置の変動データ及びその後に変更される変動データを記
    録する変動データ記録手段と、前記システム制御装置か
    らの生産予約データの入力により該生産予約データと前
    記変動データとを比較して製造ラインの装置構成の適否
    を判断し、該判断に基づく製造ラインの変更後製造ライ
    ンの適正を確認するライン中央処理装置と、前記変動デ
    ータ記録手段に記録されている変動データ及び前記ライ
    ン中央処理装置の判断結果を表示するライン表示手段
    と、前記ライン中央処理装置の判断結果に応じて前記製
    造ラインが変更されたときの変更後の前記変動データ及
    び運転開始信号を入力するライン入力手段と、前記運転
    開始信号の入力で発信される前記ライン中央処理装置か
    らの前記生産予約データの入力により前記構成装置の各
    に前記生産予約データに基づく生産指令信号を発信する
    生産指令手段とを備えて構成されており、 前記システム制御装置は、ワイヤーハーネスのデータベ
    ースと、前記複数の製造ライン間で共通する共通データ
    及びその後に追加される共通データを記録する共通デー
    タ記録手段と、前記被製造ワイヤーハーネスの製品デー
    タ及び追加される共通データを入力するシステム入力手
    段と、前記製品データと前記データベースの記録データ
    とを比較して前記被製造ワイヤーハーネスを構成するサ
    ブワイヤーハーネスの品番リストを作成すると共に、各
    品番のサブワイヤーハーネスのデータと前記共通データ
    及び前記複数のライン制御装置の各変動データ記録手段
    に記録された変動データとを比較して各品番のサブワイ
    ヤーハーネスを製造する製造ラインを決定し、かつ前記
    決定した各製造ライン毎に前記製品データに基づいて生
    産予約データを作成するシステム中央処理装置と、前記
    共通データ,変動データ,品番リスト,製造ラインの決
    定結果,及び生産予約データを表示するシステム表示手
    段と、前記生産予約データを前記決定した各製造ライン
    のライン制御装置のライン中央処理装置に送信する予約
    データ送信手段とを備えて構成されていることを特徴と
    するワイヤーハーネス製造装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のワイヤーハーネ
    ス製造装置であって、 前記ライン制御装置は、前記ライン入力手段から該当す
    る製造ラインのタクトタイムの入力により該タクトタイ
    ムを記録するタクトタイム記録手段を備えて構成されて
    おり、 前記ライン中央処理装置は、前記システム制御装置から
    の待ちタイムの入力により該待ちタイムと前記タクトタ
    イムを演算して該当する製造ラインのサイクルタイムを
    決定する機能を備えると共に運転開始信号の入力により
    前記サイクルタイムを生産指令手段に発信する機能を備
    えて構成されており、 前記生産指令手段は、該当する製造ラインが前記サイク
    ルタイムに従って稼働するように出力する機能を備えて
    構成されており、 前記システム中央処理装置は、前記複数のライン制御装
    置の各タクトタイム記録手段に記録されたタクトタイム
    同士を比較演算して前記複数の製造ラインの各製造ライ
    ンの待ちタイムを決定する機能を備えると共に前記待ち
    タイムを予約データ送信手段に発信する機能を備えて構
    成されており、 前記予約データ送信手段は、前記待ちタイムを該当する
    ライン制御装置のライン中央処理装置に送信する機能を
    備えて構成されていることを特徴とするワイヤーハーネ
    ス製造装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のワイヤーハーネス製造
    装置のタクトタイム制御方法であって、 前記タクトタイムは、該当する各製造ラインを、それぞ
    れ実稼働する前に予め実際に稼働させて各製造ライン毎
    に測定して求め、このタクトタイムを該当する各製造ラ
    インのライン制御装置に入力すると共に記録し、前記シ
    ステム制御装置で前記ライン制御装置に記録されたタク
    トタイムを基にして各製造ライン毎に待ちタイムを演算
    し、この待ちタイムを該当する各製造ラインのライン制
    御装置に送信し、かつ該ライン制御装置で該当する製造
    ラインのサイクルタイムを演算すると共にこのサイクル
    タイムに従って該当する製造ラインの稼働を制御するよ
    うにしたことを特徴とするワイヤーハーネス製造装置の
    タクトタイム制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のワイヤーハーネス製造
    装置のタクトタイム制御方法であって、 前記各ライン制御装置は、該当する製造ラインの一定サ
    イクル数実稼働後に実稼働によるタクトタイムを自動的
    に測定すると共に、この測定された実稼働によるタクト
    タイムを記録タクトタイムを補正して記録し、前記シス
    テム制御装置で前記各ライン制御装置に記録された実稼
    働によるタクトタイムを基にして各製造ライン毎に新た
    な待ちタイムを演算し、この新たな待ちタイムを該当す
    る各製造ラインのライン制御装置に送信し、かつ該ライ
    ン制御装置で該当する製造ラインの新たなサイクルタイ
    ムを演算すると共に、この新たなサイクルタイムに従っ
    て該当する製造ラインの稼働を制御するようにしたこと
    を特徴とするワイヤーハーネス製造装置のタクトタイム
    制御方法。
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