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JPH11334509A - 多数パネルエアバック - Google Patents

多数パネルエアバック

Info

Publication number
JPH11334509A
JPH11334509A JP11124188A JP12418899A JPH11334509A JP H11334509 A JPH11334509 A JP H11334509A JP 11124188 A JP11124188 A JP 11124188A JP 12418899 A JP12418899 A JP 12418899A JP H11334509 A JPH11334509 A JP H11334509A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cushion
panel section
substantially straight
fabric
torso
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11124188A
Other languages
English (en)
Inventor
Ramesh Keshavaraj
ラメシュ・ケシャバライ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Milliken and Co
Original Assignee
Milliken and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Milliken and Co filed Critical Milliken and Co
Publication of JPH11334509A publication Critical patent/JPH11334509A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/23Inflatable members
    • B60R21/231Inflatable members characterised by their shape, construction or spatial configuration

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高効率で容易に製造される膨張可能な搭乗物
(0ccupant)抑制クッション(restraining cushion)を
提供する。 【解決する手段】車両抑制システムにおいて使用される
ためのアエーバッククッションが提供される。該エアー
バッククッションは実質的に類似の真っ直ぐな線幾何学
の二つの胴部パネルセクションから形成される。それら
胴部パネルセクションは対応する側面境界端に沿って二
つの実質的に真っ直ぐな縫い目により互いに結合され
る。互いに結合されていない該胴部パネルの該上部境界
端は一連の実質的に真っ直ぐな縫い目により矩形のセン
ターパネルの周囲の回りに結合される。本発明に従って
クッションを形成する方法がまた提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は膨張可能な保護用ク
ッションに関し、自動車、鉄道、車両、飛行機などのよ
うな輸送車両における搭乗者を正面保護又は側面保護す
るために特に有益なクッション構造を提供する。
【0002】本発明によるクッションを形成する方法も
また提供される。
【0003】
【従来技術】乗客用車両で使用される膨張可能な保護ク
ッションは比較的複雑な受動的抑制システムである。こ
れらシステムの主要な要素は、衝撃感知システム、点火
システム、高圧ガス火薬物質、付属装置、システム収納
物、及び膨張可能な保護クッションである。衝撃を感知
した時は、高圧ガス火薬は点火され、クッションを展開
した状態に充満さす爆発性の発散ガスを生じせしめる。
このクッションは展開された状態で、身体が前に動く衝
撃を吸収し、ガスが急速に発散することによりそのエネ
ルギーは放散される。事象の全行程は約30ミリ秒内に起
こる。膨らまされない状態においては、保護されるべき
人又は対象物に近接してクッションを配置するために、
クッションはハンドルの柱、ダッシュボードの中又はそ
の近く、ドアの中、または、前部座席の後部の中に収納
される。
【0004】エアバックシステムと共通して言われる膨
張可能なクッションシステムは過去においては車両の運
転手と搭乗者の双方を保護するために使用されてきた。
車両運転手を保護するためのシステムは典型的には車両
のハンドル柱の中に装着され、運転手に向けて直接展開
可能なクッション構造を採用してきた。
【0005】それらの運転手側のクッションは典型的に
は比較的単純な構造である。
【0006】運転手とハンドル柱との間の非常に小さい
限られた領域上でそれらが機能する比較的単純な構造で
ある。そのような構造の一つは1996年6月9日にビ
ショップ等に発行された米国特許5,533,755号
に開示されている。この開示が教えるところはここに取
り込まれる。車両の搭乗者の位置がよく限定され得ない
こと、及び搭乗者が衝突事故で投げ出されることに対し
て、より大きな距離が搭乗者との表面との間に存在する
ことから、正面又は側面の衝撃に対する搭乗者の保護に
使用される膨張可能なクッションはより複雑な構造を有
さなければならない。そのような環境において使用され
る従前のクッションは1996年5月28日にビショップに発
行された米国特許第5、520、416号、1995年10月
3日にクリックルに発行された米国特許第5、454、
594号、1995年6月13日にホーソン等に発行された米
国特許第5、423、273号、1994年5月31日にヤマ
ジ等に発行された米国特許第5、316、337号、1
994年5月10日にウエナ等に発行された米国特許第
5、310、216号、1992年1月25日にワタナベに発
行された米国特許第5、090、729号、1992年2月1
1日にウエルナーに発行された米国特許第5、087、
071号、1990年2月31日にバックハウスに発行された
米国特許第4、944、529号、及び1974年2月19日
にブックナー等に発行された米国特許第3、792、8
73号に開示されている。これらの開示が教えるところ
はここに取り込まれる。
【0007】市販され使用されている抑制クッションの
主ななものは、ポリエステル、ナイロン6又はナイロン
6、6ポリマーのような材料のマルチフィラメント合成
糸を使用して織られた織地の材料により製造される。そ
のような利用のための代表的な繊物は1990年5月1日にブ
ロックに発行された米国特許第4、921、735号、
1992年3月3日にクルムホイアー等に発行された米国特許
第5,093,163号,1992年5月5日にメンツ
ェルナ等に発行された米国特許第5,110,666
号,1993年8月17日にスオボダ等に発行された米
国特許第5,236,775号,1994年1月11日
にソラー,ジユニアに発行された米国特許第5,27
7,230号、1994年10月18日にクルムホイア
ー等に発行された米国特許第5,356,680号,1
995年12月26日にクルムホイアーなどに発行され
た米国特許第5,477,890号,1996年4月1
6日にクルムホイア等に発行された米国特許第5,50
8,073号,1996年4月2日にバアウアーに発行
された米国特許第5,503,197号及び1998年
1月6日にボーウエン等に発行された米国特許第5,7
04,402号に開示されている。これらの開示が教え
るところはここに取り込まれる。
【0008】認識されるであろうように、該クッション
構造の透過性は膨張スピード及び衝撃事故に続く次の急
激な収縮スピードを決定する重要なファクターである。
該クッションの全体的な透過性をコントロールするため
に、該クッションの異なる部分に異なる材料を使用する
ことは好ましいことであり得る。このように、該クッシ
ョンの構造においていくつかの織物パネルの使用は有益
なデザイン特徴であることがわかる。該クッションの構
造における多数の織物パネルを使用することはまた全べ
ての胴部(full body)クッションが望まれるところに
おける搭乗者側に適用するためのクッションの形状に関
して利点が有り得るところの比較的複雑な3次元幾何学
の開発を可能とする。多数の織地パネルを使用すること
は透過性の細工と幾何学的デザインに関していくつかの
利点を供するが、搭乗者側の抑制クッションで使用する
ために多数の織地パネルを使用することは多数のカーブ
状の縫い目を有する多数の異なる幾何学を有するパネル
の組立物が歴史的に要求されてきた。
【0009】理解されるであろうように、基本材料から
パネル構造を切り取ることにおける重要な考察事項は、
一定の領域から切り取ることができる、密に積まれ入れ
子上に重ねられるパネルの数を最大化することである。
該クッション中に組み立てられる異なる幾何学の数を最
小化すること及び実質的に真っ直ぐな線状の周囲形状を
持つ幾何学を使用するは、一般に該基礎材料から切り取
られるパネルの数を多くすることを許容する。一般に真
っ直ぐな線状形状を有するパネルを使用することは実質
的に真っ直ぐな縫い目を使用してお互いに結合すること
を、又はジヤカード織機、ドビー織機を使用する織りプ
ロセスにより実質的に形成されることを、該パネルに可
能とする付加的な利点を有する。
【0010】本発明は、実質的に類似の多数の真っ直ぐ
な縁の幾何学の二つの胴部パネルセクションと一つの四
辺形の中央パネルセクションとから構成されることが出
来るところの、搭乗者側エアバック形状を提供する。該
胴部パネルセクションは一連の平坦で真っ直ぐな縫い目
により、お互いに、かつ該中央セクションに結合され
る。このように、本発明に従って形成されたエアバック
形状は材料の高効率利用をもたらし、実質的に複雑な曲
線状の縫製作業の必要性無く製造されることができる。
このように、本発明は現在の技術を超えて有益な利点を
構成する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、高効
率で容易に製造される膨張可能な搭乗物(0ccupant)抑
制クッション(restraining cushion)を提供することが
本発明の目的である。
【0012】さらに、3つの基本パネルセクションから
製造された膨張可能な搭乗物抑制クッションを提供する
ことが本発明の目的である。
【0013】さらに、一連の実質的に真っ直ぐで平坦な
縫い目により互いに結合されたパネルセクションから製
造された膨張可能な搭乗物抑制クッションを提供するこ
とが本発明の目的である。
【0014】実質的に完全なクッションが縫製機械上で
形成されるように、ジャカード織機(jacquard weaving
machine)又はドビー織機(dobby weaving machin)上
で一緒に結合され織られた織地パネルから製造された膨
張可能な同乗物抑制クッションを供することが本発明の
他の目的である。
【0015】二つの基本幾何学を有するパネルセクショ
ンから形成された膨張可能な同乗物抑制クッションを提
供することが本発明の追加される目的でもある。ここに
おいて、二つの幾何学は裁断と縫製作業において良い材
料の使用を促進するシート材料を横切つて接近したスペ
ース関係において入れ子上に重ねられることができる。
【0016】該クッションの全体的な空気透過性を最適
化するように、異なる空気透過性を示す材料パネルから
形成された膨張可能な搭乗物抑制クッションを容易に製
造することがさらに本発明の目的でもる。
【0017】コーティングされた及びコーティングされ
ていない材料パネルの結合から形成された膨張可能な搭
乗物抑制クッションを容易に製造することは、本発明の
追加された目的である。
【0018】単純で効率が良いデザインの低価格の保護
用クッションを製造する方法を提供することは本発明の
他の目的である。
【0019】本発明の目的にしたがって、それらの及び
他の目的を達成するために、ここに具体化されて記述さ
れたように、本発明は車両抑制システムにおいて使用さ
れるためのエアバッグクッションを提供する。それは、
もつとも好ましい実施の形態において、対応する側面の
境界端に沿って二つの実質的に真っ直ぐな縫製により互
いに結合された実質的に同様の幾何学の二つの胴部パネ
ルセクションを含んでいる。互いに結合されていない胴
部パネル境界部分は、膨張可能なクッション構造を形成
する実質的に真っ直ぐの一連の縫い目により四辺形のセ
ンターパネルの周囲に結合されている。
【0020】本発明の利点及び追加の目的は、以下の記
述中に記載され、そして一部は該記述から明白になるで
あろう。或いは、該発明のためのプラクティスにより学
習されるであろう。前記の一般的な説明及び好ましい実
施の形態に関する以下の詳細な説明の両者は例示であり
説明のためにのみなされていることが理解されるべきで
あり、そして、請求範囲中に規定された該発明の範囲を
制限するいかなる方法で見られてはならない。
【0021】
【課題を解決するための手段】本願発明により、第一の
胴部パネルセクションと第二の胴部パネルセクション、
ここにおいて、前記第一及び第二の胴部パネルセクショ
ンの各々は、第一の終端と第二の終端を有する実質的に
真っ直ぐな上部境界端と、第一の実質的に真っ直ぐな側
面境界端と、第二の実質的に真っ直ぐな側面境界端と、
第一の実質的に真っ直ぐな中間境界端と、前記第一の側
面境界端と前記上部境界端の前記第一の終端との間で交
差しそして広がっている第一の実質的に真っ直ぐな中間
境界端と、及び前記第二の側面境界端と前記上部境界端
の前記第二の終端との間で広がっている第二の実質的に
真っ直ぐな中間境界端と、を備えており、第一の実質的
に真っ直ぐな境界端により閉じられた直線で囲まれたセ
ンターパネルセクション、第二の実質的に真っ直ぐな境
界端、第三の実質的に真っ直ぐな境界端、及び第四の実
質的に真っ直ぐな境界端とを具備し、前記第一と第二の
胴部パネルセクションは対応する側面境界端に沿って一
緒に縫い合わされ、そして前記センターパネルは一連の
実質的に真っ直ぐな縫い目により前記第一と第二の胴部
パネルセクションにその全周の周りで縫い合わされてお
り、前記第一と第二の胴部パネルセクションは、それに
より膨張可能な構造を形成する前記センターパネルに関
して取り巻きそして閉じ込めている、車両抑制システム
に使用される単純化されたエアバッククッション、が提
供される。このクッションにおいて、前記センターパネ
ルセクションは実質的に四角であることが好ましい。
【0022】このクッションにおいて、前記センターパ
ネルセクションは長く伸ばされた方形幾何学形状であ
り,ここにおいて前記幾何学形状はその幅寸法よりも大
きな長さ寸法を有することが好ましい。
【0023】このクッションにおいて、前記長さ寸法は
前記幅寸法より少なくとも30%大きいことが望まし
い。
【0024】このクッションにおいて、前記長さ寸法は
前記幅寸法の少なくとも2倍であることが望ましい。
【0025】このクッションにおいて、前記第一の胴部
パネル,前記第二の胴部パネルクション及び前記センタ
ーパネルセクションの各々は織られた織物を備えている
ことが望ましい。
【0026】このクッションにおいて、前記第一の胴部
パネルセクションを構成する該織られた織物は,前記セ
ンターパネルセクションを構成する織物と異なる透過性
を示す織物であることが望ましい。
【0027】このクッションのにおいて、前記第一の胴
部パネルセクションを構成する該織られた織物は無被覆
の織物であり,前記センターパネルセクションを構成す
る該織られた織物は被覆された織物であることが望まし
い。
【0028】このクッションにおいて、前記被覆された
織物は1平方ヤード当たり約0.4オンスよりは大きく
ないドライ アッド オン ウエイトを有している分散
ポリアミド樹脂で被覆されている織物である,ことが望
ましい。
【0029】このクッションにおいて、前記第一の胴部
パネルセクション,前記第二の胴部パネルセクション,
又は前記センターパネルセクションの内の少なくとも一
つを構成する該織物は,複数のマルチフィラメントの合
成紡績糸から織られており,ここで前記合成紡績糸を形
成する該繊維は1繊維当たり約4デニール以下の線形密
度であることが望ましい。
【0030】このクッションにおいて、前記マルチフィ
ラメントの合成紡績糸は,約315デニール以下の紡績
糸線形密度であることが望ましい。
【0031】このクッションにおいて、前記第一の胴部
パネルセクションを構成する該織られた織物は無被覆で
あり,前記第二の胴部パネルセクションを構成する該織
られた織物は無被覆であり,そして前記センターパネル
を構成する該織られた織物は無被覆であることが望まし
い。
【0032】このクッションにおいて、前記センターパ
ネルセクションを構成する該織られた織物は,0.5イ
ンチの水圧差で織物の1平方フイート当たり1分当たり
約1−3立方フイートの空気透過性を有することが望ま
しい。
【0033】このクッションにおいて、前記第一及び第
二の中間境界端は約90°の角度で前記上部境界端と交
差していることが望ましい。
【0034】このクッションにおいて、前記第一及び第
二の中間境界端は90°以上の角度で前記上部境界端と
交差していることが望ましい。
【0035】
【発明の実施の形態】添付された図面は、明細書と共働
しかつその一部を構成し、本発明の場合によって好まし
いいくつかの実施の形態を示す。そして、明細書と一緒
になって本発明の原理を説明する。
【0036】言及は、本発明の場合によって好ましい実
施の形態に関して詳細な言及がなされるであろう。その
例は添付された図面に示される。それはそのように示さ
れた及び記述された実施の形態に本発明を限定する意図
はないことが理解されるべきである。
【0037】一方、それは、添付された請求範囲及びそ
れに均等なものにより定義された発明の範囲と精神の中
に含まれ得る全ての代替、変更及び均等のものをカバー
することを意図している。
【0038】図面に戻って、同様な要素は、種々の図を
通して同様の参照番号が付されている。図1には、衝突
事故においてダッシュボード16,フロントガラス1
8,又は他の内装表面に対して衝撃から車両搭乗物を保
護するために空気膨張機を使用する膨張可能な抑制クッ
ション10が示されている。注意されるように、膨張可
能な抑制クッション10は前面衝撃センターパネル20
と二つの胴部パネルセクション22,24を含んでいる。
【0039】それらは前面衝撃パネルに結合されかつそ
こから拡張し、空気膨張機(inflator)12との流体伝
達を確立する。
【0040】図2には、前面衝撃センターパネル20と
胴部パネルセクション22,24との間の結合関係を確
立することに使用するための、場合によって好ましい縫
製配列が示めされている。図に示されるように、胴部パ
ネルセクション22,24は実質的に真っ直ぐな胴部縫い目
26により互いに結合される。ただ一つのそのような胴
部縫い目26が図2に示めされているが、好ましい実施の
体様において同一の縫い目が該抑制クッション10の反
対側上で胴部パネルセクション22,24の長さに沿っ
て同様に配置される。図2に示されるような、場合によ
って好ましい実施の形態において、前面衝撃パネル20
は、図に示されるように一連の実質的に真っ直ぐな面縫
い目27により胴部パネルセクション22,24の縫い
目無しの端に好ましくは結合される。縫製作業が完成さ
れると、膨張可能な抑制クッション10は、膨張現象の
間その内部上に該縫い目を位置せしめるように、好まし
くは内側に折りたたまれる。さらに、図2に示されるよ
うに組み立て形状は比較的直線ボックスのような形状を
有するが、該クッション10がインサイドアウトに折り
返され、そして膨らまされることから、該形状は図1に
示されるように一般的に望まれる丸い形状を呈する傾向
にある。
【0041】ここで縫い目又は縫製作業への言及は従前
の縫われた縫い目だけではなく、織り込まれた(int
erwoven)縫い目、溶着された(melt bonded)
縫い目、超音波縫い目、そして当業者に知られているよ
うな他の適当な付着方法をも含む。これらは例示として
のみであり限定するものではない。このように、従前の
縫い合わされた縫い目が好ましいが、本発明はこれらに
限定されるものではない。
【0042】図3の(A)−(C)において、本発明に
従った膨張可能な抑制クッション10の胴部パネルセク
ション22,24と前面衝撃センターパネル20のため
の、場合によって好ましい第一の形状が示されている。
図示されたように、胴部パネルセクション22,24の
各々は一般に、第一の端終端“A”と第二の終端“B”
により境界付けられた実質的に真っ直ぐな上部境界端2
8,30を含むダイアモンド形状である。胴部パネルセ
クション22,24の各々はまた好ましくは第一の実質
的に真っ直ぐな側面境界端34,38と第二の実質的に
真っ直ぐな側面境界端36,40を含んでいる。胴部パ
ネルセクション22,24の各々はまた好ましくは、上
部境界端28,30の第一の終端の端と第一の側面境界
端34,38との間で、図に示されるように、広がって
いる第一の実質的に真っ直ぐな中間境界端42,44を
含んでいる。第二の実質的に真っ直ぐな中間境界端4
6,48は、好ましくは、各胴部パネルセクションの上
部境界端28,30の第二の終端をその第二の側面境界
端36,40に結合する。図3(C)に示されるよう
に、前面衝撃センターパネル20は、好ましくは図示さ
れるように4つの実質的に真っ直ぐな境界端52,54,56,5
8を有する直線で囲まれた幾何学形状よりなる。該衝撃
パネル20は好ましくは交差する境界端の間で実質的に
直角の四角又は矩形よりなる。幅寸法よりも実質的に大
きな長さ寸法を有する非四角の伸ばされた幾何学形状が
利用され得ることが考えれる。そのような幾何学形状に
おいて、長さ寸法は好ましくは幅寸法より少なくとも1
0%大きく、さらに好ましくは幅寸法より少なくとも2
0%大きく、そしてもっとも好ましくは幅寸法より少な
くとも30%大きい。しかし、そのような長さ寸法はそ
れら自体の最小値より実質的に大きくてよく、そして事
実、もしも実質的な領域がカバーされるならば幅寸法の
数倍であり得る。
【0043】前面衝撃センターパネル20と各胴部パネ
ルセクション22,24が形成される構造の材料は互いに同
じ物、或いは異なるものとすることが出来る。それらの
パネルの各々は縫われた繊物、編まれた繊物、不織の繊
物、フイルム、及びそれらの組み合わせを含むいくつか
の材料から形成されることが出来る。これらの材料は説
明のための例示であり、限定的な意味ではない。織られ
た織物は、特に好ましい平坦な又はパナマ織り構造のよ
うな緻密に織られた構造により形成された織られた織物
をもつて選ばれる。そのような織られた織物はポリエス
テル、ナイロン6とナイロン−6,6のようなポリアミ
ド樹脂又は当業者に知られている他の適当な材料の紡績
糸から形成されることが出来る。フィラメント当たり約
1−4デニールより大きくない割合のフィラメント当た
りの比較的低いデニールを有するマルチフィラメントの
紡績糸が特別に良いフオールダビリティ(foldability)
を要求するバッグのために望ましい。
【0044】該クッションが一つの基本材料から事前に
カットされたパネルセクション20,22,24を一緒
に縫製することにより形成され、そして織られた織物が
前面衝撃センターパネル20のために使用される場合に
は、そのようなパネルはその境界端が縦糸と横糸方向に
実質的に平行に配列された織物から好ましくはカットさ
れる、同様に、織られた織物が胴部パネルセクション2
2,24を形成するために使用される場合は、そのよう
なパネルは上部境界端28,30が縦糸又は該横糸のい
ずれかの方向に実質的に平行に走っているように好まし
くはカットされる。
【0045】応用において、約40のデニールから約12
00デニールの線形密度(linear densities)を有する合
成紡績糸から形成された織られた織物が本発明に従った
クッション10の構成において有益であると信じられ
る。約315から約840の線形密度を有する紡績糸か
ら形成された織物が特に有益であると信じられ、そして
約400から650の範囲の線形密度を有する紡績糸か
ら形成された織物はもっとも有益であると信じられる。
【0046】パネル20,22,24の各々が同じ材料
で形成され得るが、該パネルはまた異なる材料又は構造
から形成されることが出来る。
【0047】説明のためであって限定するものではない
が、胴部パネル22,24の一つ又は両者は1平方フィ
ート当たり5CFM又はそれ以上の空気透過性を有する
無被覆の比較的高い透過性織物から形成されることがで
きるが、該織物を横切って0.5インチの水圧差で測定
される時に、該センターパネル20は1平方フィート当
たり約3CF又はそれ以下の空気透過性を有する被覆又
は無被覆の織物から形成される。1平方フィート当たり
約1−3CFMの透過性を有する織物は胴部パネル又は
センターパネルセクションのいずれかに望まれ得る。無
被覆状態で2CFM以下そして好ましくは1CFM以下の
透過性(permeability)を有する織物は好ましいとされ得
る。該織物が約100ポンド力に及ぶ範囲にある二軸の
ストレスを受ける時に、約2以上の係数で実質的に増加
しない2CFM以下の透過性を有するところのそのよう
な織物は、特に好ましいとされ得る。液体ジェット織り
により形成されるそのような特性を示す織物がもつとも
好ましい。
【0048】被覆が一つ又はそれ以上の材料パネル上で
使用される場合、ネオプレン、シリコン、ウレタン又は
分散ポリアミドが選択され得る。1平方ヤード当たり約
0.6オンス又はそれ以下、そしてより好ましくは1平
方ヤード当たり約0.4オンス又はそれ以下、そしても
っとも好ましくは1平方ヤード当たり約0.3オンス又はそ
れ以下のドライ アッド オンウエイト(dry add on
weights)を有する分散されたポリアミドのような被覆
は織物の重量を最小にしフオールダビリティを高めるた
めにもっとも好ましいとされ得る。もちろん、被覆を使
用することとは別に、種々のパネルにおける異なる特性
は、織り密度を異ならせることを取り入れた及び/又は
当業者に知られているようにカレンダーがけのような仕
上げトリートメントを取り入れた織物を通して達成され
ることも出来る、ことが理解されるべきである。
【0049】本発明に従った抑制クッション10が図に示
されており、基本的なパネルセクション20,22,2
4の項目についてここに記述されるが、そのようなクッ
ション10は形状特定綱、ガス孔、口補強及び当業者に
知られている他のもののような付加的な要素を含むこと
が出来ることが理解されるべきである。
【0050】本発明に従ったクッション10の組み立て
及び構造は、図2と図3(A)−(C)を参照して良く
理解される。本発明の好ましい実施において、実質的に
真っ直ぐな胴部縫い目26は対応する側面の境界端3
4,38及び36,40に沿って適用される。前面衝撃
センターパネル20は二つの相対する境界端52,54
に沿って胴部パネルセクション22,24の実質的に真
っ直ぐな上部境界端28,30に縫い合わされる。
【0051】中間境界端42,44,46,48は閉じ
た構造を形成するようにセンターパネル20の続く境界
端56,58に沿って縫い合わされる。図に示された及
び場合によって好ましい実施の形態において、センター
パネル20の全周辺長さは上部境界端34,38と胴部
パネルセクションの中間境界端42,44,46,48
の合計した長さに実質的に等しい。そのような対応する
長さの部分を利用することは、過剰な材料から生起され
る実質的なひだとり(puckering)を起こすこと無く実質
的に真っ直ぐな縫い目を使用して完全な閉鎖を可能とす
る。もっとも好ましい実施の形態において、センターパ
ネルの上部及び下部境界端52,54は、胴部パネルセ
クションの上部境界端36,40に実質的に等しい長さ
であるが、胴部パネルセクションの第一の実質的な真っ
直ぐな中間境界端42,44が、第二のセンターパネル
側面境界端58の長さに実質的に等しい胴部パネルセク
ションの第二の実質的に真っ直ぐな中間境界端46,4
8のトータルされた長さを持つセンターパネルの第一の
側面境界端56の長さに実質的に等しいところの合計さ
れた長さを有する。
【0052】認識されるであろうように、好ましい幾何
学形状は、図2に示されるように、胴部縫い目26と面
縫い目27を形成するために一連の平らで真っ直ぐな縫
製作業により閉鎖されたクッションの構成を可能とす
る。そのような平坦で真っ直ぐな縫製作業は製造工程の
効率を大きく高める。さらに、織られた織物が構造材料
として選択される場合、面縫い目27の各々はクッショ
ンの前面衝撃領域に負荷された安定性を与えるセンター
パネル20において主要な基本紡績糸方向に沿って下り
る(fall)。
【0053】図4(A)−(B)において、トップ台(t
op mount)構造においてダッシュパネルを囲むために望
ましいとされ得るような深いアーチ形の拡張された形状
を有するクッションの構成における使用のための前面衝
撃パネル120と対応する胴部パネルセクション12
2,124が示されている。すなわち、クッションは搭
乗物に直接に相対する位置からむしろダッシュパネルの
トップから展開される。認識されるように、図4(A)
−(C)に図示されるようにパネルセクションを取り入
れる抑制クッションの構造及び組み立ては図3(A)−
(C)に関連して上記で提供された説明に実質的に同じ
である。しかし、図に示されるように該口−形成開口は
トップ台構造中に空気膨張機を収容するように配置され
る。
【0054】図5(A)−(C)において、長く伸ばさ
れた形状を有するクッションを要求する応用において有
効な前面衝撃センターパネル220と対応する胴部パネ
ルセクション222,224が示されている。例示であ
り限定ではない方法によって、そのような応用は、搭乗
物の頭部と胴部のための全前面衝撃保護又は側面衝撃保
護を含むことができる。図示されるように、この実施の
形態において、胴部パネルセクション222,224
は、その上部及び下部及び境界端252,254に沿っ
て対応する実質的に長さ寸法を有するセンターパネルと
実質的な長さの上部境界端228,230により特徴付
けられる。着目されるように、この長さ寸法は側面の境
界端256,258に沿って計られた幅の2倍以上であ
る。再度、該構造は、対応する第一の側面境界端23
4,238が一緒に結合されるような従来の構造に関連
して記述されたそれと実質的に類似である;対応する第
二の側面境界端236,240は一緒に結合される;上
部及び下部センターパネル境界端252,254は胴部
パネルセクションの上部境界端228,230に結合さ
れる;胴部パネルセクションの第一の中間境界端24
2,244はセンターパネルの第一の側面境界端256
に沿って結合され、そして胴部パネルセクションの第二
の側面境界端246,248はセンターパネル220の
引き続く境界端258に沿って結合される。
【0055】認識されるであろうように、結果としても
たらされる長く引き伸ばされたクッション構造は膨張限
定縫い目又はつなぎ縄(tethers)を通して個々の突出部
又は室に分割され得る。認識されるように、そのような
突出部の採用は衝撃事故期間中異なる態様で振る舞う胴
部の異なるセクションを保護するために望ましいであろ
う。例示のみであり限定では方法により、上部突出部は
頭部と胴体を保護するために使用され得るが、低い突出
部は膝を保護するために使用され得る。そのような突出
部を展開するために、場合によって好ましいひとつの縫
製構造が私の出願08/969,823に開示されてい
る。其の内容はここに引用することにより取り入れられ
る。
【0056】図6(A)−(D)において、直線で囲ま
れたセンターパネル320と二つの胴部パネルセクショ
ン322,324とを含む本発明の他の実施の形態が示
されている。図示されるように、この実施の形態の胴部
パネルセクションは、そのような上部境界端に実質的に
直角度で配置される比較的長く、実質的に真っ直ぐな上
部境界端328,330と中間境界端342,344,
346,348とにより特徴付けられる。
【0057】この実施の形態のクッション組み立ては、
該クッション構造310を取り囲むために、対応する中
間境界端342,344と346,348に同様に沿っ
て、対応する側面境界端334,338と336,34
0に沿って、該胴部パネルセクション322,324は
一緒に縫い合わされる。胴部パネルセクションの上部境
界端328,330はセンターパネル20の周りで巻か
れそして縫い合わされる。従って、第一の胴部パネルセ
クション322の上部端328は、その各側面の端の2
分の1と同様にセンターパネルの上部境界端352を十
分にまたがる長さである。同様の方法で、第二胴部パネ
ルセクションの上部境界端330はセンターパネル32
0の引き続く周囲の周りを巻くのに十分な長さである。
【0058】中間境界端に沿って形成された縫い目線3
64,366により実質的に二等分される側面配置の三
角セグメント360,362によって図6(D)に示さ
れる如く、両胴部パネルの中間境界端に沿った縫い目の
導入は、衝突事故の期間中該構造の面において実質的に
残るように該エアバックの胴部部分に強いる効果を有す
ることが見出されている。
【0059】前述した検討は、望ましい材料のシートか
ら個々の織物パネル20,22,24をカッティングす
ることにより、そして説明された方法でそれら余白を一
諸に縫い合わせることにより、本発明に従ったクッショ
ンを形成することを強調したが、本発明はまたいわゆる
“オン−ルーム(on-loom)”クッション形成を考えてい
る。そのような形成は好ましくは当業者に良く知られて
いるジャカード織り又はドビー織りの使用を含んでい
る。認識されるように、それらのルーム(織機)は単一
の作業で織物のマルチプル層の形成と付設を可能とす
る。さらに、それらの機械は織物の異なるセクションの
織りの密度又はカバーファクター(cover factor)を調
整するためにプログラムされることができる。だから、
本発明に従ったクッションは引き続く縫製作業を実質的
に減ずる又は除くことにより、そのような織機上で一部
又は全部を形成されることが出来る。
【0060】理解されるように、図示されそして特許性
ある好ましい実施の形態の各々において、口開口は、側
面の境界端の終端の下の領域中で残ることを可能とされ
る。よく知られているように、そのような口開口は付加
される補強層で又は補強層なしで、空気膨張機12に結
び合わされる。
【0061】図3(A)−(B)、5(A)−(B)と
6(A)−(B)に示された開口を形成する対照的な直
線二重に尖った口と、そして図4(B)に示されたアー
チ形のトップ台口開口に追加して、マルチプルな異なる
口構造が本発明に適用され得ることが意図される。例示
のみで限定ではない方法で、図7(A)には前に説明さ
れた胴部パネルセクション22,24に類似し、しかし
第一のピーク462と第二のピーク464とを含む非対
象な二重ピーク口構造を有する胴部パネルセクションが
示される。
【0062】理解されるように、そのような構造を有す
る胴部パネルセクションが利用される場合において、空
気膨張機12は追加の口補強をもって又は補強をもつこ
となくそのようなピークの間に収容される。
【0063】他の場合によって好ましい口構造は、図7
(B)に示されている。ここで胴部パネルセクション2
2,24に類似で、しかし各パネルセクション上で二つ
の角度をなすタブ部分(tab)の口―形成(mouth-for
ming)構造を含んでいる胴部パネルセクション522が
示されている。それらのタブ部分は、上述されたように
クッション形成に続くその間に形成された窪地の中に収
容される空気膨張機の周りに配置されることが出来る。
【0064】図7Cにおいて、他の口形成構造が示され
る。ここにおいて、各胴部パネルセクション622は図
示されるように箱形タブ672を持つそのより低い部分
で終端する。理解されるように、そのような箱形タブは
単純で効果的な方法で空気膨張機を取り巻くように使用
され得る。
【0065】本発明の特定の実施の形態が図示され説明
されたが、変更が確かになされ得、そして該原理の他の
実施の形態が疑いも無く当業者に生起されることから、
本発明はこれら実施の形態に限定されないことが理解さ
れるべきである。それゆえに、ここでの請求の範囲と真
の精神において、この発明の特徴を取り込むようにいか
なるそのような変更と他の実施の形態をカバーすること
は、添付された請求の範囲により意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 搭乗者とダッシュパネルとの間に配置された
本発明の膨張可能なクッションの断面図を表している。
【図2】 外側上に縫い目を有する本発明にしたがった
クッションの正面遠近図であり、この正面とは保護すべ
き人物又は目的物により衝撃されることを意図されたク
ッションの部分を指すことを意図している。
【図3】 本発明に従ったクッションの場合によって好
ましい第一の実施の形態の胴部パネル及びセンターパネ
ルを表している。
【図4】 拡張されたカーブを有する形状が深さ要求を
満たすために望まれる環境で使用されるための本発明に
従ったクッションの場合によって好ましい第二の実施の
形態の胴部パネル及びセンターパネルを表している。
【図5】 全胴部及び側面部衝撃適用において望まれる
ような実質的に長くされた領域を曲げることに使用され
るための本発明に従ったクッションの場合にって好まし
い第三の実施の形態の胴部パネル及びセンターパネルを
表している。
【図6】 保護されるべき人物及び搭乗物による衝撃の
ための拡張された正面表面に供される本発明に従ったク
ッションの場合によって好ましい第四の実施の形態の胴
部パネル及びセンターパネルを表している。そして、
【図7】 本発明に従ったクッションにおいて利用され
るための場合によって好ましい種々の口部形状を表して
いる。
【符号の説明】
10…抑制クッション、12…空気機、16…ダッシュ
ボード、18…フロントガラス、20…前面センターパ
ネル、22…胴部パネルセクション、24…胴部パネル
セクション、26…胴部縫い目、27…縫い目

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の胴部パネルセクションと第二の胴
    部パネルセクション、 ここにおいて、前記第一及び第二の胴部パネルセクショ
    ンの各々は、 第一の終端と第二の終端を有する実質的に真っ直ぐな上
    部境界端と、 第一の実質的に真っ直ぐな側面境界端と、 第二の実質的に真っ直ぐな側面境界端と、 第一の実質的に真っ直ぐな中間境界端と、 前記第一の側面境界端と前記上部境界端の前記第一の終
    端との間で交差しそして広がっている第一の実質的に真
    っ直ぐな中間境界端と、及び前記第二の側面境界端と前
    記上部境界端の前記第二の終端との間で広がっている第
    二の実質的に真っ直ぐな中間境界端と、 を備えており、 第一の実質的に真っ直ぐな境界端により閉じられた直線
    で囲まれたセンターパネルセクション、第二の実質的に
    真っ直ぐな境界端、第三の実質的に真っ直ぐな境界端、
    及び第四の実質的に真っ直ぐな境界端とを具備し、 前記第一と第二の胴部パネルセクションは対応する側面
    境界端に沿って一緒に縫い合わされ、そして前記センタ
    ーパネルは一連の実質的に真っ直ぐな縫い目により前記
    第一と第二の胴部パネルセクションにその全周の周りで
    縫い合わされており、 前記第一と第二の胴部パネルセクションは、それにより
    膨張可能な構造を形成する前記センターパネルに関して
    取り巻きそして閉じ込めている、 車両抑制システムに使用される単純化されたエアバック
    クッション。
  2. 【請求項2】 前記センターパネルセクションは実質的
    に四角である,請求項1に記載されたクッション。
  3. 【請求項3】 前記センターパネルセクションは長く伸
    ばされた方形幾何学形状であり,ここにおいて前記幾何
    学形状はその幅寸法よりも大きな長さ寸法を有する,請
    求項1に記載されたクッション。
  4. 【請求項4】 前記長さ寸法は前記幅寸法より少なくと
    も30%大きい,請求項3に記載されたクッション。
  5. 【請求項5】 前記長さ寸法は前記幅寸法の少なくとも
    2倍である,請求項4に記載されたクッション。
  6. 【請求項6】 前記第一の胴部パネル,前記第二の胴部
    パネルクション及び前記センターパネルセクションの各
    々は織られた織物を備えている,請求項1に記載された
    クッション。
  7. 【請求項7】 前記第一の胴部パネルセクションを構成
    する該織られた織物は,前記センターパネルセクション
    を構成する織物と異なる透過性を示す織物である,請求
    項6に記載のクッション。
  8. 【請求項8】 前記第一の胴部パネルセクションを構成
    する該織られた織物は無被覆の織物であり,前記センタ
    ーパネルセクションを構成する該織られた織物は被覆さ
    れた織物である,請求項6に記載のクッション。
  9. 【請求項9】 前記被覆された織物は1平方ヤード当た
    り約0.4オンスよりは大きくないドライ アッド オ
    ン ウエイトを有している分散ポリアミド樹脂で被覆さ
    れている織物である,請求項8に記載されたクッショ
    ン。
  10. 【請求項10】 前記第一の胴部パネルセクション,前
    記第二の胴部パネルセクション,又は前記センターパネ
    ルセクションの内の少なくとも一つを構成する該織物
    は,複数のマルチフィラメントの合成紡績糸から織られ
    ており,ここで前記合成紡績糸を形成する該繊維は1繊
    維当たり約4デニール以下の線形密度であることを特徴
    とする,請求項6に記載されたクッション。
  11. 【請求項11】 前記マルチフィラメントの合成紡績糸
    は,約315デニール以下の紡績糸線形密度であること
    を特徴とする,請求項10に記載されたクッション。
  12. 【請求項12】 前記第一の胴部パネルセクションを構
    成する該織られた織物は無被覆であり,前記第二の胴部
    パネルセクションを構成する該織られた織物は無被覆で
    あり,そして前記センターパネルを構成する該織られた
    織物は無被覆である,請求項6に記載されたクッショ
    ン。
  13. 【請求項13】 前記センターパネルセクションを構成
    する該織られた織物は,0.5インチの水圧差で織物の
    1平方フイート当たり1分当たり約1−3立方フイート
    の空気透過性を有することを特徴とする,請求項6に記
    載されたクッション。
  14. 【請求項14】 前記第一及び第二の中間境界端は約9
    0°の角度で前記上部境界端と交差している,請求項1
    に記載されたクッション。
  15. 【請求項15】 前記第一及び第二の中間境界端は90
    °以上の角度で前記上部境界端と交差している,請求項
    1に記載されたクッション。
JP11124188A 1998-04-30 1999-04-30 多数パネルエアバック Withdrawn JPH11334509A (ja)

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