JPH11332013A - 車両駆動システム - Google Patents
車両駆動システムInfo
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- JPH11332013A JPH11332013A JP10131747A JP13174798A JPH11332013A JP H11332013 A JPH11332013 A JP H11332013A JP 10131747 A JP10131747 A JP 10131747A JP 13174798 A JP13174798 A JP 13174798A JP H11332013 A JPH11332013 A JP H11332013A
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- engine
- motor
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/72—Electric energy management in electromobility
Landscapes
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エンジンとホイールモータを併用する車両駆
動システムにおけるエンジン始動関連の構成の設計の容
易化と、小型化を可能にする。 【解決手段】 補機バッテリ20の電力が、DC/DC
コンバータ32により昇圧されてキャパシタ24に蓄え
られる。キャパシタ24の電力で、ホイールモータ26
がアシスト推進力を発生する。エンジン10を始動する
スタータモータ44は、DC/DCコンバータ32の昇
圧側のキャパシタ24に接続されている。エンジン始動
の際は、DC/DCコンバータ32の昇圧機能により、
補機バッテリ20からの電力が、エンジン始動に必要な
電圧の電力に変換され、キャパシタ24に蓄えられる。
既存の構成要素であるDC/DCコンバータ32やキャ
パシタ24を利用して、スタータモータ44への供給電
圧を自由に設定できる。供給電圧の高圧化によりスター
タモータ44を小型化できる。
動システムにおけるエンジン始動関連の構成の設計の容
易化と、小型化を可能にする。 【解決手段】 補機バッテリ20の電力が、DC/DC
コンバータ32により昇圧されてキャパシタ24に蓄え
られる。キャパシタ24の電力で、ホイールモータ26
がアシスト推進力を発生する。エンジン10を始動する
スタータモータ44は、DC/DCコンバータ32の昇
圧側のキャパシタ24に接続されている。エンジン始動
の際は、DC/DCコンバータ32の昇圧機能により、
補機バッテリ20からの電力が、エンジン始動に必要な
電圧の電力に変換され、キャパシタ24に蓄えられる。
既存の構成要素であるDC/DCコンバータ32やキャ
パシタ24を利用して、スタータモータ44への供給電
圧を自由に設定できる。供給電圧の高圧化によりスター
タモータ44を小型化できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンとアシス
トモータによって車両の推進力を発生する車両駆動シス
テムに関し、特に、エンジン始動関連の構成の改良に関
する。アシストモータは、例えば、ホイールに設けられ
るホイールモータである。
トモータによって車両の推進力を発生する車両駆動シス
テムに関し、特に、エンジン始動関連の構成の改良に関
する。アシストモータは、例えば、ホイールに設けられ
るホイールモータである。
【0002】
【従来の技術】従来より、低公害などの観点から電気自
動車が注目されている。電気自動車の一種に、ホイール
モータ付き車両がある。図1は、ホイールモータ付き車
両の構成の一例を示している。内燃機関であるエンジン
10は、変速機12および車軸14を介してフロントホ
イール16に接続されている。エンジン10の出力によ
りフロントホイール16が駆動される。エンジン10は
スタータモータ18により始動され、スタータモータ1
8は、補機バッテリ20の電力によって駆動される。補
機バッテリ20の電圧は、例えば12Vである。補機バ
ッテリ20は、エンジン10の出力で駆動されるオルタ
ネータ19の発電電力によって充電される。
動車が注目されている。電気自動車の一種に、ホイール
モータ付き車両がある。図1は、ホイールモータ付き車
両の構成の一例を示している。内燃機関であるエンジン
10は、変速機12および車軸14を介してフロントホ
イール16に接続されている。エンジン10の出力によ
りフロントホイール16が駆動される。エンジン10は
スタータモータ18により始動され、スタータモータ1
8は、補機バッテリ20の電力によって駆動される。補
機バッテリ20の電圧は、例えば12Vである。補機バ
ッテリ20は、エンジン10の出力で駆動されるオルタ
ネータ19の発電電力によって充電される。
【0003】補機バッテリ20の電力に対してDC/D
Cコンバータ22にて昇圧が行われる。昇圧後の電力は
キャパシタ24に蓄えられる。キャパシタ24からイン
バータを介して左右のホイールモータ26に電力が供給
される。ホイールモータ26のステータは車体側に固定
され、ロータはリアホイール28に固定されている。従
って、ホイールモータ26の出力によりリアホイール2
8が駆動される。
Cコンバータ22にて昇圧が行われる。昇圧後の電力は
キャパシタ24に蓄えられる。キャパシタ24からイン
バータを介して左右のホイールモータ26に電力が供給
される。ホイールモータ26のステータは車体側に固定
され、ロータはリアホイール28に固定されている。従
って、ホイールモータ26の出力によりリアホイール2
8が駆動される。
【0004】上記のように、図1のシステムでは、補機
バッテリ20の電力が高圧電力に変換され、変換された
電力を用いてホイールモータ26が駆動される。キャパ
シタ24は、昇圧された電力を一時的に蓄えるためのも
のである。また、車両の減速時には、ホイールモータ2
6が回生制動を行い、回生制動により発電された電力も
キャパシタ24に蓄えられる。
バッテリ20の電力が高圧電力に変換され、変換された
電力を用いてホイールモータ26が駆動される。キャパ
シタ24は、昇圧された電力を一時的に蓄えるためのも
のである。また、車両の減速時には、ホイールモータ2
6が回生制動を行い、回生制動により発電された電力も
キャパシタ24に蓄えられる。
【0005】図1のシステムでは、エンジン10が車両
の主推進力を発生し、ホイールモータ26はアシスト推
進力を発生する。例えば、例えば雪道の上り坂のよう
に、路面の摩擦係数が低い状況においては、フロントホ
イール16がスリップすることがある。このとき、ホイ
ールモータ26のアシスト推進力によりリアホイール2
8が駆動され、車両が安定して走行する。また、ホイー
ルモータ26の回生制動で得られた電力により、ホイー
ルモータ26を駆動できる。このようにして、アシスト
モータとしてのホイールモータ26を設けたことによ
り、車両の運動性能を向上し、また、燃費の向上を図る
ことができる。
の主推進力を発生し、ホイールモータ26はアシスト推
進力を発生する。例えば、例えば雪道の上り坂のよう
に、路面の摩擦係数が低い状況においては、フロントホ
イール16がスリップすることがある。このとき、ホイ
ールモータ26のアシスト推進力によりリアホイール2
8が駆動され、車両が安定して走行する。また、ホイー
ルモータ26の回生制動で得られた電力により、ホイー
ルモータ26を駆動できる。このようにして、アシスト
モータとしてのホイールモータ26を設けたことによ
り、車両の運動性能を向上し、また、燃費の向上を図る
ことができる。
【0006】さらに、モータをホイールに直接に取り付
けたことにより、(1)ドライブシャフト等の伝達系部
品およびそのためのスペースを省略でき、伝達損失も少
なくなる、(2)1つのモータの駆動力を左右輪に分配
するのではなく、左右のホイールに独立して駆動力を与
えられるので、従って、左右の駆動力を独立して制御す
ることができ、これにより高い運動性能が得られる、と
いった利点が得られる。
けたことにより、(1)ドライブシャフト等の伝達系部
品およびそのためのスペースを省略でき、伝達損失も少
なくなる、(2)1つのモータの駆動力を左右輪に分配
するのではなく、左右のホイールに独立して駆動力を与
えられるので、従って、左右の駆動力を独立して制御す
ることができ、これにより高い運動性能が得られる、と
いった利点が得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図1のシステ
ムには、エンジン始動に関して以下の問題がある。図1
のシステムでは、補機バッテリ20の電力でスタータモ
ータ18が回転し、これによりエンジン10が始動され
る。エンジン10のクランキングに必要なトルクは、エ
ンジン仕様により決まる。一方、スタータモータ18へ
の供給電圧は、補機バッテリ20の電圧により決まって
おり、供給電圧を自由に変えることはできない。そのた
め、システムの開発では、予め決まった供給電圧の電力
でエンジン側の要求トルクを出さなければならないの
で、スタータモータの設計が容易でないことがある。ま
た、供給電圧を変えられないので、エンジン側の要求ク
ランキングトルクに応じてスタータモータの大型化が必
要になり、大型化に伴い効率が低下し、コストが増大し
てしまう。スタータモータの電流値を上げるためにリレ
ーやワイヤーハーネス等の関連部品の変更が必要にな
り、部品変更によってコストが増大することもあった。
ムには、エンジン始動に関して以下の問題がある。図1
のシステムでは、補機バッテリ20の電力でスタータモ
ータ18が回転し、これによりエンジン10が始動され
る。エンジン10のクランキングに必要なトルクは、エ
ンジン仕様により決まる。一方、スタータモータ18へ
の供給電圧は、補機バッテリ20の電圧により決まって
おり、供給電圧を自由に変えることはできない。そのた
め、システムの開発では、予め決まった供給電圧の電力
でエンジン側の要求トルクを出さなければならないの
で、スタータモータの設計が容易でないことがある。ま
た、供給電圧を変えられないので、エンジン側の要求ク
ランキングトルクに応じてスタータモータの大型化が必
要になり、大型化に伴い効率が低下し、コストが増大し
てしまう。スタータモータの電流値を上げるためにリレ
ーやワイヤーハーネス等の関連部品の変更が必要にな
り、部品変更によってコストが増大することもあった。
【0008】また、補機バッテリ20の蓄電量の低下が
生じると、スタータモータ18に十分な電力を供給でき
なくなり、エンジン10の始動も困難になってしまう。
寒冷地ではこのような状況が発生しやすく、また、バッ
テリ性能が低下したときにもこのような状況が発生しや
すい。特に、図1のシステムでは、補機バッテリ20の
電力を用いてホイールモータ26が駆動されるので、そ
のために補機バッテリ20の蓄電量の減少を招く可能性
もある。
生じると、スタータモータ18に十分な電力を供給でき
なくなり、エンジン10の始動も困難になってしまう。
寒冷地ではこのような状況が発生しやすく、また、バッ
テリ性能が低下したときにもこのような状況が発生しや
すい。特に、図1のシステムでは、補機バッテリ20の
電力を用いてホイールモータ26が駆動されるので、そ
のために補機バッテリ20の蓄電量の減少を招く可能性
もある。
【0009】参考技術として、特開平5−296128
号公報では、エンジン始動のための専用コンデンサを設
けることにより始動性の向上が図られている。補機バッ
テリの電力で専用コンデンサが充電され、専用コンデン
サの電力でスタータモータが駆動する。補機バッテリの
電圧値が下がったときは、他のエネルギ源からの電力を
利用して専用コンデンサが充電され、始動性が確保され
る。しかしながら、同公報のシステムでは、専用コンデ
ンサの充電電圧は補機バッテリと同等であり、従って、
上述したスタータモータ関連の問題は依然として解消さ
れない。また、専用コンデンサおよび関連装置を設けな
ければならないという不利な点がある。さらに、同公報
のシステムは、ホイールモータのようなアシストモータ
付きの駆動システムに関するものではない。
号公報では、エンジン始動のための専用コンデンサを設
けることにより始動性の向上が図られている。補機バッ
テリの電力で専用コンデンサが充電され、専用コンデン
サの電力でスタータモータが駆動する。補機バッテリの
電圧値が下がったときは、他のエネルギ源からの電力を
利用して専用コンデンサが充電され、始動性が確保され
る。しかしながら、同公報のシステムでは、専用コンデ
ンサの充電電圧は補機バッテリと同等であり、従って、
上述したスタータモータ関連の問題は依然として解消さ
れない。また、専用コンデンサおよび関連装置を設けな
ければならないという不利な点がある。さらに、同公報
のシステムは、ホイールモータのようなアシストモータ
付きの駆動システムに関するものではない。
【0010】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、エンジンとアシストモータとを有す
る車両駆動システムにおけるエンジン始動関連の構成を
改良し、スタータモータの設計の容易化やコストの低減
を可能にすることにある。
あり、その目的は、エンジンとアシストモータとを有す
る車両駆動システムにおけるエンジン始動関連の構成を
改良し、スタータモータの設計の容易化やコストの低減
を可能にすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、車両の主推進力を発生するエンジンと、
車両のアシスト推進力を発生するアシストモータと、補
機蓄電手段からの供給電力を前記アシストモータで要求
される電圧の電力へ昇圧変換する電力コンバータと、前
記電力コンバータによって昇圧された電力を一時的に蓄
え、蓄えた電力を前記アシストモータへ供給するモータ
用蓄電手段と、を含む車両駆動システムにおいて、前記
モータ用蓄電手段に接続されたエンジン始動用のスター
タモータと、エンジン始動の前に前記電力コンバータを
制御して、前記補機蓄電手段からの供給電力をエンジン
始動に必要な電圧の電力に昇圧変換して前記モータ用蓄
電手段に蓄える始動用充電制御手段と、を含み、前記モ
ータ用蓄電手段に蓄えられたエンジン始動用の電力を用
いて前記スタータモータを駆動して前記エンジンを始動
することを特徴とする。前記補機蓄電手段は例えば補機
バッテリであり、モータ用蓄電手段は例えばキャパシタ
やコンデンサである。
め、本発明は、車両の主推進力を発生するエンジンと、
車両のアシスト推進力を発生するアシストモータと、補
機蓄電手段からの供給電力を前記アシストモータで要求
される電圧の電力へ昇圧変換する電力コンバータと、前
記電力コンバータによって昇圧された電力を一時的に蓄
え、蓄えた電力を前記アシストモータへ供給するモータ
用蓄電手段と、を含む車両駆動システムにおいて、前記
モータ用蓄電手段に接続されたエンジン始動用のスター
タモータと、エンジン始動の前に前記電力コンバータを
制御して、前記補機蓄電手段からの供給電力をエンジン
始動に必要な電圧の電力に昇圧変換して前記モータ用蓄
電手段に蓄える始動用充電制御手段と、を含み、前記モ
ータ用蓄電手段に蓄えられたエンジン始動用の電力を用
いて前記スタータモータを駆動して前記エンジンを始動
することを特徴とする。前記補機蓄電手段は例えば補機
バッテリであり、モータ用蓄電手段は例えばキャパシタ
やコンデンサである。
【0012】本発明によれば、エンジン始動用のスター
タモータは、補機蓄電手段ではなくモータ用蓄電手段に
接続されている。エンジン始動の前に、補機蓄電手段か
らの電力の昇圧が電力コンバータにより行われ、昇圧側
でモータ用蓄電手段に電力が蓄えられる。電力コンバー
タを利用することにより、スタータモータへの供給電力
の電圧を任意に設定できる。供給電圧の制約が軽減され
るので、スタータモータの設計が容易になる。また、供
給電圧を高くできるので、スタータモータを小型化で
き、スタータモータへの起動電流を低下でき、さらに、
安価な関連部品(リレーやワイヤーハーネス等)を採用
できる。従って、スタータモータの小型化、高効率化、
低コスト化を図ることができる。また、スタータモータ
への供給電圧を高くできるのでエンジン始動が容易にな
り、寒冷地等でも確実なエンジン始動が可能になる。
タモータは、補機蓄電手段ではなくモータ用蓄電手段に
接続されている。エンジン始動の前に、補機蓄電手段か
らの電力の昇圧が電力コンバータにより行われ、昇圧側
でモータ用蓄電手段に電力が蓄えられる。電力コンバー
タを利用することにより、スタータモータへの供給電力
の電圧を任意に設定できる。供給電圧の制約が軽減され
るので、スタータモータの設計が容易になる。また、供
給電圧を高くできるので、スタータモータを小型化で
き、スタータモータへの起動電流を低下でき、さらに、
安価な関連部品(リレーやワイヤーハーネス等)を採用
できる。従って、スタータモータの小型化、高効率化、
低コスト化を図ることができる。また、スタータモータ
への供給電圧を高くできるのでエンジン始動が容易にな
り、寒冷地等でも確実なエンジン始動が可能になる。
【0013】ここで特に、本発明が適用されるタイプの
システムでは、上記の如く、補機蓄電手段からの電力の
昇圧を電力コンバータで行うことによってアシストモー
タ駆動電力を得る構成が採用されている。そのため、電
力コンバータによる昇圧後のモータ駆動用の電力を一時
的に蓄える蓄電手段が必要である。このモータ用蓄電手
段および電力コンバータを利用することにより、スター
タモータへの供給電圧を自由に設定できる。従って、部
品の追加や構造の複雑化を必要とせずに、既存の構成要
素を利用した簡単な構成にて、上述のような設計の容易
化、スタータモータの小型化等の好適な効果が得られ
る。
システムでは、上記の如く、補機蓄電手段からの電力の
昇圧を電力コンバータで行うことによってアシストモー
タ駆動電力を得る構成が採用されている。そのため、電
力コンバータによる昇圧後のモータ駆動用の電力を一時
的に蓄える蓄電手段が必要である。このモータ用蓄電手
段および電力コンバータを利用することにより、スター
タモータへの供給電圧を自由に設定できる。従って、部
品の追加や構造の複雑化を必要とせずに、既存の構成要
素を利用した簡単な構成にて、上述のような設計の容易
化、スタータモータの小型化等の好適な効果が得られ
る。
【0014】なお、好ましくは、本発明の始動用充電制
御手段は、車両駆動システムの少なくとも一部を制御す
る制御装置に一体的に設けられる。
御手段は、車両駆動システムの少なくとも一部を制御す
る制御装置に一体的に設けられる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
(以下、実施形態という)について、図面を参照し説明
する。図2は、本実施形態の車両駆動システムの構成を
示している。図2において、図1と共通の構成要素に
は、図1と同一の符号が付されている。図1と同様に、
車体のフロント部に搭載されたエンジン10の出力が、
変速機12および車軸14を介してフロントホイール1
6に伝達され、フロントホイール16が駆動される。
(以下、実施形態という)について、図面を参照し説明
する。図2は、本実施形態の車両駆動システムの構成を
示している。図2において、図1と共通の構成要素に
は、図1と同一の符号が付されている。図1と同様に、
車体のフロント部に搭載されたエンジン10の出力が、
変速機12および車軸14を介してフロントホイール1
6に伝達され、フロントホイール16が駆動される。
【0016】一方、ホイールモータ26を含むパワーア
シスト関連の構成には、DC/DCコンバータ32が設
けられている。DC/DCコンバータ32は、周知の構
成を有するものでよい。DC/DCコンバータ32によ
り、12Vの補機バッテリ20からの電力の昇圧が行わ
れ、昇圧側では電力がキャパシタ24に蓄えられる。こ
のように、本実施形態のシステムでは、DC/DCコン
バータ32を内蔵していることから、ホイールモータ2
6を駆動する電力を一時的に蓄えるために、上記のキャ
パシタ24を設ける必要がある。通常は、ホイールモー
タ26を駆動するのに必要な電圧を目標にした電力変換
が行われる。後述するように、エンジン始動時には、エ
ンジン始動に適当な電圧を目標にした電力変換が行われ
る。なお、キャパシタ24の代わりに電界コンデンサを
設けることも好適である。
シスト関連の構成には、DC/DCコンバータ32が設
けられている。DC/DCコンバータ32は、周知の構
成を有するものでよい。DC/DCコンバータ32によ
り、12Vの補機バッテリ20からの電力の昇圧が行わ
れ、昇圧側では電力がキャパシタ24に蓄えられる。こ
のように、本実施形態のシステムでは、DC/DCコン
バータ32を内蔵していることから、ホイールモータ2
6を駆動する電力を一時的に蓄えるために、上記のキャ
パシタ24を設ける必要がある。通常は、ホイールモー
タ26を駆動するのに必要な電圧を目標にした電力変換
が行われる。後述するように、エンジン始動時には、エ
ンジン始動に適当な電圧を目標にした電力変換が行われ
る。なお、キャパシタ24の代わりに電界コンデンサを
設けることも好適である。
【0017】キャパシタ24に蓄えられた電力は、イン
バータ34を介して左右のホイールモータ26に供給さ
れる。インバータ34は、複数のスイッチング素子を有
し、キャパシタ24から送られる直流電力を交流電力に
変換する。ホイールモータ26は、例えば3相交流式の
PM同期モータである。ホイールモータ26のステータ
は車両側に固定され、ロータはリアホイール28に固定
されている。従って、ホイールモータ26の出力により
リアホイール28が駆動される。
バータ34を介して左右のホイールモータ26に供給さ
れる。インバータ34は、複数のスイッチング素子を有
し、キャパシタ24から送られる直流電力を交流電力に
変換する。ホイールモータ26は、例えば3相交流式の
PM同期モータである。ホイールモータ26のステータ
は車両側に固定され、ロータはリアホイール28に固定
されている。従って、ホイールモータ26の出力により
リアホイール28が駆動される。
【0018】システムECU36は、ホイールモータ2
8による図2のパワーアシストシステムを制御してい
る。システムECU36は、ホイールモータ26、キャ
パシタ24、補機バッテリ20およびエンジン10を含
む各種の構成要素およびそれらの要素に設けられたセン
サから入力される信号に基づいて動作する。システムE
CU36は、DC/DCコンバータ32に制御信号を出
力して、昇圧動作を行わせる。また、システムECU3
6は、インバータ34のスイッチング動作を制御する信
号を生成し、出力する。ホイールモータ26に所望のト
ルクを発生させる交流電流を生成するためのスイッチン
グ信号が生成される。また、車両の減速時には、ホイー
ルモータ26に回生制動を行わせるスイッチング信号が
生成される。回生制動により発電された電力は、キャパ
シタ24に充電される。さらに、システムECU36
は、本発明の始動用充電制御手段としても機能する。ま
た、エンジン10は、図示しないエンジンECUにより
制御されているが、このエンジンECUもシステムEC
U36に一体化されている。
8による図2のパワーアシストシステムを制御してい
る。システムECU36は、ホイールモータ26、キャ
パシタ24、補機バッテリ20およびエンジン10を含
む各種の構成要素およびそれらの要素に設けられたセン
サから入力される信号に基づいて動作する。システムE
CU36は、DC/DCコンバータ32に制御信号を出
力して、昇圧動作を行わせる。また、システムECU3
6は、インバータ34のスイッチング動作を制御する信
号を生成し、出力する。ホイールモータ26に所望のト
ルクを発生させる交流電流を生成するためのスイッチン
グ信号が生成される。また、車両の減速時には、ホイー
ルモータ26に回生制動を行わせるスイッチング信号が
生成される。回生制動により発電された電力は、キャパ
シタ24に充電される。さらに、システムECU36
は、本発明の始動用充電制御手段としても機能する。ま
た、エンジン10は、図示しないエンジンECUにより
制御されているが、このエンジンECUもシステムEC
U36に一体化されている。
【0019】さらに、図2のシステムには、補機バッテ
リ20の両端の電圧を検出する電圧センサ40と、キャ
パシタ24の両端の電圧を検出する電圧センサ42が設
けられている。電圧センサ40、42の検出信号はシス
テムECU36に送られる。次に、エンジン始動関連の
構成を説明する。エンジン10は、スタータモータ44
により始動される。図2ではエンジン10とスタータモ
ータ44が離れて示されているが、実際にはスタータモ
ータ44はエンジン10または変速機12と連結されて
いる。本実施形態の特徴として、スタータモータ44
は、キャパシタ24から電力の供給を受ける。つまり、
スタータモータへ電力を印可する電源系が、従来の補機
バッテリから、DC/DCコンバータの高圧側のキャパ
シタへと変更されている。スタータスイッチ46が閉じ
られるとスタータモータ44に電力が供給され、スター
タモータ44が駆動し、エンジン10がクランキングさ
れる。スタータスイッチ46の開閉もシステムECU3
6により制御される。
リ20の両端の電圧を検出する電圧センサ40と、キャ
パシタ24の両端の電圧を検出する電圧センサ42が設
けられている。電圧センサ40、42の検出信号はシス
テムECU36に送られる。次に、エンジン始動関連の
構成を説明する。エンジン10は、スタータモータ44
により始動される。図2ではエンジン10とスタータモ
ータ44が離れて示されているが、実際にはスタータモ
ータ44はエンジン10または変速機12と連結されて
いる。本実施形態の特徴として、スタータモータ44
は、キャパシタ24から電力の供給を受ける。つまり、
スタータモータへ電力を印可する電源系が、従来の補機
バッテリから、DC/DCコンバータの高圧側のキャパ
シタへと変更されている。スタータスイッチ46が閉じ
られるとスタータモータ44に電力が供給され、スター
タモータ44が駆動し、エンジン10がクランキングさ
れる。スタータスイッチ46の開閉もシステムECU3
6により制御される。
【0020】図2のシステムでは、図1を用いて説明し
たように、エンジン10が車両の主推進力を発生し、ホ
イールモータ26はアシスト推進力を発生する。雪道の
上り坂のような状況では、ホイールモータ26のアシス
ト推進力、つまりリアホイール28の駆動力を利用する
ことで、車両の運動性能を向上できる。キャパシタ24
に蓄えられた電気エネルギがアシスト推進力の発生に使
われると、再びキャパシタ24の充電が行われる。蓄え
られた電力は、次にアシスト推進力が必要になったとき
にまた使われる。また、ホイールモータ26の回生制動
で得られた電力がキャパシタ24に蓄えられ、この電力
を使ってホイールモータ26が駆動される。これによ
り、燃費の向上を図ることができる。
たように、エンジン10が車両の主推進力を発生し、ホ
イールモータ26はアシスト推進力を発生する。雪道の
上り坂のような状況では、ホイールモータ26のアシス
ト推進力、つまりリアホイール28の駆動力を利用する
ことで、車両の運動性能を向上できる。キャパシタ24
に蓄えられた電気エネルギがアシスト推進力の発生に使
われると、再びキャパシタ24の充電が行われる。蓄え
られた電力は、次にアシスト推進力が必要になったとき
にまた使われる。また、ホイールモータ26の回生制動
で得られた電力がキャパシタ24に蓄えられ、この電力
を使ってホイールモータ26が駆動される。これによ
り、燃費の向上を図ることができる。
【0021】図3は、本実施形態の車両駆動システムの
全体的な制御を示している。イグニッションスイッチ
(図示せず)がオンになると(S100)、システムE
CU36が立ち上げられ(S101)、エンジン始動制
御が行われる(S102)。エンジン始動制御の詳細は
後述する。エンジンが始動すると、アシストシステム、
すなわち、ホイールモータ26に関連するシステムが立
ち上げられる(S103)。そして、走行制御が行われ
(S104)、イグニッションスイッチがオフになった
か否かが判断される(S105)。イグニッションがオ
フでなければ走行制御が継続され、イグニッションがオ
フであれば、全体処理は終了する。
全体的な制御を示している。イグニッションスイッチ
(図示せず)がオンになると(S100)、システムE
CU36が立ち上げられ(S101)、エンジン始動制
御が行われる(S102)。エンジン始動制御の詳細は
後述する。エンジンが始動すると、アシストシステム、
すなわち、ホイールモータ26に関連するシステムが立
ち上げられる(S103)。そして、走行制御が行われ
(S104)、イグニッションスイッチがオフになった
か否かが判断される(S105)。イグニッションがオ
フでなければ走行制御が継続され、イグニッションがオ
フであれば、全体処理は終了する。
【0022】図4は、図3のS102におけるエンジン
始動制御処理を示している。システムECU36は、D
C/DCコンバータ32を制御して、昇圧動作を行わせ
る(S200)。これにより、補機バッテリ20からの
電力の昇圧が行われ、昇圧後の電力がキャパシタ24に
蓄えられる。補機バッテリ20と異なり、キャパシタ2
4については、電圧をコントロールして高電圧までの充
電ができる。そこで、キャパシタ24の充電電圧の目標
値を例えば50Vに設定する。システムECU36は、
タイマを監視して、所定のタイマ時間が経過したか否か
を判定する(S201)。所定タイマ時間が経過してし
まった場合にはS203に進む。タイマ時間が経過して
いなければ、システムECU36は、電圧センサ42の
検出信号を基に、キャパシタ24の電圧が50Vより高
くなったか否かを判定する(S202)。キャパシタ電
圧が50V以下であれば、コンバータ駆動を継続する。
キャパシタ電圧が50Vを上回ったら、システムECU
36はDC/DCコンバータ32を停止する(S20
3)。そして、スタータスイッチ46が閉じられ、キャ
パシタ24からスタータモータ44に電流が流れる。キ
ャパシタ24は、内部抵抗が小さく、大電流を短時間で
スタータモータ44に供給できる。これにより、スター
タモータ44が駆動され、エンジン10のクランキング
が行われる(S204)。周知のように、このとき、エ
ンジン10には適当な量の燃料が供給され、補機バッテ
リ20の電力を用いたスパークプラグの点火が行われ
る。システムECU36は、エンジン回転数を所定のし
きい回転数と比較することによって、エンジンが始動し
たか否かを判定する(S205)。エンジン回転数は、
エンジン10に設けられた回転センサ(図示せず)か
ら、直接あるいはエンジンECUを経由して、システム
ECU36に入力されている。エンジンが始動していれ
ば、図4の処理を終了し、図3のS103へ進む。エン
ジンが始動してなければ、S200に戻り、再び、上記
の一連の処理を行う。
始動制御処理を示している。システムECU36は、D
C/DCコンバータ32を制御して、昇圧動作を行わせ
る(S200)。これにより、補機バッテリ20からの
電力の昇圧が行われ、昇圧後の電力がキャパシタ24に
蓄えられる。補機バッテリ20と異なり、キャパシタ2
4については、電圧をコントロールして高電圧までの充
電ができる。そこで、キャパシタ24の充電電圧の目標
値を例えば50Vに設定する。システムECU36は、
タイマを監視して、所定のタイマ時間が経過したか否か
を判定する(S201)。所定タイマ時間が経過してし
まった場合にはS203に進む。タイマ時間が経過して
いなければ、システムECU36は、電圧センサ42の
検出信号を基に、キャパシタ24の電圧が50Vより高
くなったか否かを判定する(S202)。キャパシタ電
圧が50V以下であれば、コンバータ駆動を継続する。
キャパシタ電圧が50Vを上回ったら、システムECU
36はDC/DCコンバータ32を停止する(S20
3)。そして、スタータスイッチ46が閉じられ、キャ
パシタ24からスタータモータ44に電流が流れる。キ
ャパシタ24は、内部抵抗が小さく、大電流を短時間で
スタータモータ44に供給できる。これにより、スター
タモータ44が駆動され、エンジン10のクランキング
が行われる(S204)。周知のように、このとき、エ
ンジン10には適当な量の燃料が供給され、補機バッテ
リ20の電力を用いたスパークプラグの点火が行われ
る。システムECU36は、エンジン回転数を所定のし
きい回転数と比較することによって、エンジンが始動し
たか否かを判定する(S205)。エンジン回転数は、
エンジン10に設けられた回転センサ(図示せず)か
ら、直接あるいはエンジンECUを経由して、システム
ECU36に入力されている。エンジンが始動していれ
ば、図4の処理を終了し、図3のS103へ進む。エン
ジンが始動してなければ、S200に戻り、再び、上記
の一連の処理を行う。
【0023】以上、本発明の好適な実施形態を説明し
た。本実施形態では、スタータモータ44が、補機バッ
テリ20ではなく、DC/DCコンバータ32の昇圧側
のキャパシタ24に接続されている。そして、スタータ
モータ44の駆動の前に、DC/DCコンバータ32の
昇圧機能を用いてキャパシタ24が充電される。図4の
例では、キャパシタ24の電圧値が50Vを越えるまで
充電が行われる。このように、電力コンバータを利用す
ることにより、スタータモータ44への供給電力の電圧
を任意に設定できるので、システム開発時のスタータモ
ータ44の設計が容易である。また、スタータモータ4
4への供給電圧を高くできるので、スタータモータ44
を小型化でき、また、スタータモータ44への起動電流
を低下できる。さらに、スタータモータ44の関連部品
(リレーやワイヤーハーネス等)に安価なものを採用で
きる。
た。本実施形態では、スタータモータ44が、補機バッ
テリ20ではなく、DC/DCコンバータ32の昇圧側
のキャパシタ24に接続されている。そして、スタータ
モータ44の駆動の前に、DC/DCコンバータ32の
昇圧機能を用いてキャパシタ24が充電される。図4の
例では、キャパシタ24の電圧値が50Vを越えるまで
充電が行われる。このように、電力コンバータを利用す
ることにより、スタータモータ44への供給電力の電圧
を任意に設定できるので、システム開発時のスタータモ
ータ44の設計が容易である。また、スタータモータ4
4への供給電圧を高くできるので、スタータモータ44
を小型化でき、また、スタータモータ44への起動電流
を低下できる。さらに、スタータモータ44の関連部品
(リレーやワイヤーハーネス等)に安価なものを採用で
きる。
【0024】また、本実施形態では、スタータモータ4
4への供給電圧を高くしているので、エンジン始動が容
易になる。補機バッテリ20の電圧が下がっている状況
でも、補機バッテリ20に残っているエネルギを利用し
て、DC/DCコンバータ32の昇圧機能により、バッ
テリ電圧より高い電圧をエンジン始動のために作り出せ
る。従って、寒冷地等でも確実なエンジン始動が可能に
なる。
4への供給電圧を高くしているので、エンジン始動が容
易になる。補機バッテリ20の電圧が下がっている状況
でも、補機バッテリ20に残っているエネルギを利用し
て、DC/DCコンバータ32の昇圧機能により、バッ
テリ電圧より高い電圧をエンジン始動のために作り出せ
る。従って、寒冷地等でも確実なエンジン始動が可能に
なる。
【0025】また、本発明は、図2に示した本実施形態
のシステムには限定されず、他のシステムにも同様に本
発明が適用される。
のシステムには限定されず、他のシステムにも同様に本
発明が適用される。
【0026】また、本実施形態に好適に適用可能なDC
/DCコンバータは、例えば、以下のようなものであ
る。ただし、本発明は、下記に例示するDC/DCコン
バータを適用したシステムには限定されない。
/DCコンバータは、例えば、以下のようなものであ
る。ただし、本発明は、下記に例示するDC/DCコン
バータを適用したシステムには限定されない。
【0027】また、本実施形態のDC/DCコンバータ
には、周知のフライバックコンバータやフォワードコン
バータ、その他の適当なコンバータを適用すればよい。
そのようなコンバータを使って、周期の方法に従って、
補機バッテリ側からキャパシタ側への昇圧駆動が行われ
る。
には、周知のフライバックコンバータやフォワードコン
バータ、その他の適当なコンバータを適用すればよい。
そのようなコンバータを使って、周期の方法に従って、
補機バッテリ側からキャパシタ側への昇圧駆動が行われ
る。
【発明の効果】本発明が適用されるタイプのシステムで
は、補機蓄電手段からの電力の昇圧を電力コンバータで
行うことによってアシストモータを駆動する電力を得る
構成が採用されている。そのため、電力コンバータによ
る昇圧後のモータ駆動電力を一時的に蓄える蓄電手段が
必要である。このモータ用蓄電手段および電力コンバー
タを利用することにより、スタータモータへの供給電圧
を自由に設定できる。従って、部品の追加や構造の複雑
化を必要とせずに、既存の構成要素を利用した簡単な構
成にて、スタータモータの設計の容易化、スタータモー
タの小型化等の好適な効果が得られる。
は、補機蓄電手段からの電力の昇圧を電力コンバータで
行うことによってアシストモータを駆動する電力を得る
構成が採用されている。そのため、電力コンバータによ
る昇圧後のモータ駆動電力を一時的に蓄える蓄電手段が
必要である。このモータ用蓄電手段および電力コンバー
タを利用することにより、スタータモータへの供給電圧
を自由に設定できる。従って、部品の追加や構造の複雑
化を必要とせずに、既存の構成要素を利用した簡単な構
成にて、スタータモータの設計の容易化、スタータモー
タの小型化等の好適な効果が得られる。
【図1】 従来のホイールモータ付き車両駆動システム
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図2】 本発明の実施形態のホイールモータ付き車両
駆動システムを示す図である。
駆動システムを示す図である。
【図3】 図2のシステムの全体処理を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図4】 図3のエンジン始動処理を示すフローチャー
トである。
トである。
10 エンジン、16 フロントホイール、18,44
スタータモータ、19 オルタネータ、20 補機バ
ッテリ、22,32 DC/DCコンバータ、24 キ
ャパシタ、26 ホイールモータ、28 リアホイー
ル、34 インバータ、36 システムECU、40,
42 電圧センサ、46 スタータスイッチ。
スタータモータ、19 オルタネータ、20 補機バ
ッテリ、22,32 DC/DCコンバータ、24 キ
ャパシタ、26 ホイールモータ、28 リアホイー
ル、34 インバータ、36 システムECU、40,
42 電圧センサ、46 スタータスイッチ。
Claims (1)
- 【請求項1】 車両の主推進力を発生するエンジンと、 車両のアシスト推進力を発生するアシストモータと、 補機蓄電手段からの供給電力を前記アシストモータで要
求される電圧の電力へ昇圧変換する電力コンバータと、 前記電力コンバータによって昇圧された電力を一時的に
蓄え、蓄えた電力を前記アシストモータへ供給するモー
タ用蓄電手段と、 を含む車両駆動システムにおいて、 前記モータ用蓄電手段に接続されたエンジン始動用のス
タータモータと、 エンジン始動の前に前記電力コンバータを制御して、前
記補機蓄電手段からの供給電力をエンジン始動に必要な
電圧の電力に昇圧変換して前記モータ用蓄電手段に蓄え
る始動用充電制御手段と、 を含み、前記モータ用蓄電手段に蓄えられたエンジン始
動用の電力を用いて前記スタータモータを駆動して前記
エンジンを始動することを特徴とする車両駆動システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10131747A JPH11332013A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 車両駆動システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10131747A JPH11332013A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 車両駆動システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11332013A true JPH11332013A (ja) | 1999-11-30 |
Family
ID=15065256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10131747A Pending JPH11332013A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 車両駆動システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11332013A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1363379A2 (en) * | 2002-05-13 | 2003-11-19 | Luxon Energy Devices Corporation | Power module for generating impulses of various levels |
US7279855B2 (en) | 2003-04-04 | 2007-10-09 | Hitachi, Ltd. | Electric drive device for vehicle and hybrid engine/motor-type four wheel drive device |
US7581606B2 (en) | 2004-11-24 | 2009-09-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicular control device |
-
1998
- 1998-05-14 JP JP10131747A patent/JPH11332013A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1363379A2 (en) * | 2002-05-13 | 2003-11-19 | Luxon Energy Devices Corporation | Power module for generating impulses of various levels |
EP1363379A3 (en) * | 2002-05-13 | 2004-01-02 | Luxon Energy Devices Corporation | Power module for generating impulses of various levels |
US7279855B2 (en) | 2003-04-04 | 2007-10-09 | Hitachi, Ltd. | Electric drive device for vehicle and hybrid engine/motor-type four wheel drive device |
US7581606B2 (en) | 2004-11-24 | 2009-09-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicular control device |
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