JPH11331175A - 無線通信システム - Google Patents
無線通信システムInfo
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- JPH11331175A JPH11331175A JP10127480A JP12748098A JPH11331175A JP H11331175 A JPH11331175 A JP H11331175A JP 10127480 A JP10127480 A JP 10127480A JP 12748098 A JP12748098 A JP 12748098A JP H11331175 A JPH11331175 A JP H11331175A
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 52
- 238000013500 data storage Methods 0.000 claims description 27
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 5
- 230000008034 disappearance Effects 0.000 abstract 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Transceivers (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 送受信環境の変化に対応して、通信能力の低
下を防止し、常に良好な送受信を行なうことが可能な無
線通信システムを提供する。 【解決手段】 相手側端末ID抽出回路6により、受信
信号から相手端末のIDデータが検出され、受信レベル
検出器5により、受信信号の受信レベルが検出され、該
受信レベルに基づき、調整データ出力回路7から基準パ
ケット長データを補正する調整データが出力され、パケ
ット長データ格納器8に格納されているパケット長デー
タが、調整データに基づき補正され、送信時には、パケ
ット長設定回路10により、パケット長データ格納器8
から読み出され、相手側端末のIDに対応する補正され
たパケット長データによる送信が行なわれ、常に、受信
電波の状態に対応した最適のパケット長により、エラー
によるパケットの消失を低減した高通信能力状態でのデ
ータの伝送を行なうことが可能になる。
下を防止し、常に良好な送受信を行なうことが可能な無
線通信システムを提供する。 【解決手段】 相手側端末ID抽出回路6により、受信
信号から相手端末のIDデータが検出され、受信レベル
検出器5により、受信信号の受信レベルが検出され、該
受信レベルに基づき、調整データ出力回路7から基準パ
ケット長データを補正する調整データが出力され、パケ
ット長データ格納器8に格納されているパケット長デー
タが、調整データに基づき補正され、送信時には、パケ
ット長設定回路10により、パケット長データ格納器8
から読み出され、相手側端末のIDに対応する補正され
たパケット長データによる送信が行なわれ、常に、受信
電波の状態に対応した最適のパケット長により、エラー
によるパケットの消失を低減した高通信能力状態でのデ
ータの伝送を行なうことが可能になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の無線通信端
末が、所定のサービスエリア内で、互いに無線チャネル
を介してデータ伝送を行なう無線通信システムに関す
る。
末が、所定のサービスエリア内で、互いに無線チャネル
を介してデータ伝送を行なう無線通信システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】事業所やオフィスビルの同一建物内或い
は同一構内において、主としてコンピュータ用の通信を
行なうために設置される半径数10mから数100mを
サービスエリアとするLAN(Local Area N
etwork)では、伝送媒体として同軸ケーブル、ツ
イステッドペアケーブルなどがサービスエリア内に架設
される。この従来のLANでは、初期の架設状態からレ
イアウトの変更が生じると、再架設作業に多大の時間と
架設コストが必要になるという問題がある。
は同一構内において、主としてコンピュータ用の通信を
行なうために設置される半径数10mから数100mを
サービスエリアとするLAN(Local Area N
etwork)では、伝送媒体として同軸ケーブル、ツ
イステッドペアケーブルなどがサービスエリア内に架設
される。この従来のLANでは、初期の架設状態からレ
イアウトの変更が生じると、再架設作業に多大の時間と
架設コストが必要になるという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この問題を解決するた
めに、導入時の配線作業が簡単で、架設後のレイアウト
も容易に行なわれる無線LANが利用されるようになっ
ている。この無線LANの通信能力は、送信パケット長
と、送信環境による電波の受信状態によるエラー率とに
依存することが知られている。現在の無線LANでは、
電波の送受信状態が良好な送受信環境での交信を前提に
して、送信パケット長が決定されているために、例え
ば、無線通信端末が配置されている部屋が模様替えされ
て、大型の書籍棚が無線通信端末の近くに置かれたり、
多数の人が集まって会議をしているという送受信環境の
変化によって、送受信状態が悪くなり、通信能力が低下
して正常な交信が不能になることもある。
めに、導入時の配線作業が簡単で、架設後のレイアウト
も容易に行なわれる無線LANが利用されるようになっ
ている。この無線LANの通信能力は、送信パケット長
と、送信環境による電波の受信状態によるエラー率とに
依存することが知られている。現在の無線LANでは、
電波の送受信状態が良好な送受信環境での交信を前提に
して、送信パケット長が決定されているために、例え
ば、無線通信端末が配置されている部屋が模様替えされ
て、大型の書籍棚が無線通信端末の近くに置かれたり、
多数の人が集まって会議をしているという送受信環境の
変化によって、送受信状態が悪くなり、通信能力が低下
して正常な交信が不能になることもある。
【0004】本発明は、前述したような無線LANの動
作の現状に鑑みてなされたものであり、その目的は、送
受信環境の変化に対応して、通信能力の低下を防止し、
常に良好な送受信を行なうことが可能な無線通信システ
ムを提供することにある。
作の現状に鑑みてなされたものであり、その目的は、送
受信環境の変化に対応して、通信能力の低下を防止し、
常に良好な送受信を行なうことが可能な無線通信システ
ムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、複数の無線通信端末が、所定のサービス
エリア内で、互いに無線チャネルを介してデータ伝送を
行なう無線通信システムであり、受信信号から相手側端
末のIDデータを検出するID検出手段と、受信信号の
受信レベルを検出するレベル検出手段と、相手側端末の
IDデータと対応するパケット長データとが格納される
パケット長データ格納手段と、前記レベル検出手段が検
出した受信レベルに基づき、前記パケット長データ格納
手段に格納されたパケット長データの補正用調整データ
を出力する調整データ出力手段と、該調整データ出力手
段からの調整データによって、前記パケット長データ格
納手段に格納されているパケット長データを補正する補
正手段と、送信時に、相手側端末のIDに対応する補正
されたパケット長データを前記パケット長データ格納手
段から読み出し、該パケット長データによる送信を行な
う送信制御手段とが、前記無線通信端末に設けられてい
ることを特徴とするものである。
に、本発明は、複数の無線通信端末が、所定のサービス
エリア内で、互いに無線チャネルを介してデータ伝送を
行なう無線通信システムであり、受信信号から相手側端
末のIDデータを検出するID検出手段と、受信信号の
受信レベルを検出するレベル検出手段と、相手側端末の
IDデータと対応するパケット長データとが格納される
パケット長データ格納手段と、前記レベル検出手段が検
出した受信レベルに基づき、前記パケット長データ格納
手段に格納されたパケット長データの補正用調整データ
を出力する調整データ出力手段と、該調整データ出力手
段からの調整データによって、前記パケット長データ格
納手段に格納されているパケット長データを補正する補
正手段と、送信時に、相手側端末のIDに対応する補正
されたパケット長データを前記パケット長データ格納手
段から読み出し、該パケット長データによる送信を行な
う送信制御手段とが、前記無線通信端末に設けられてい
ることを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施の形態
を、図1及び図2を参照して説明する。図1は本実施の
形態の構成を示すブロック図、図2はパケット長に対す
る通信能力とエラー率の関係を示す特性図である。
を、図1及び図2を参照して説明する。図1は本実施の
形態の構成を示すブロック図、図2はパケット長に対す
る通信能力とエラー率の関係を示す特性図である。
【0007】本実施の形態では、図1に示すように、ア
ンテナ1に受信信号を受信する無線受信機2の入力端子
と、送信信号を出力する無線送信機3の出力端子とが、
アンテナ切換器15を介してそれぞれ接続され、無線受
信機2の一方の出力端子には、受信信号のレベルを検出
する受信レベル検出器5が接続され、無線受信機2の他
方の出力端子には、受信信号から相手側端末のIDを抽
出する相手側端末ID抽出回路6が接続されている。そ
して、受信レベル検出器5の出力端子が、パケット長デ
ータを補正する調整データを出力する調整データ出力回
路7の入力端子に接続されている。
ンテナ1に受信信号を受信する無線受信機2の入力端子
と、送信信号を出力する無線送信機3の出力端子とが、
アンテナ切換器15を介してそれぞれ接続され、無線受
信機2の一方の出力端子には、受信信号のレベルを検出
する受信レベル検出器5が接続され、無線受信機2の他
方の出力端子には、受信信号から相手側端末のIDを抽
出する相手側端末ID抽出回路6が接続されている。そ
して、受信レベル検出器5の出力端子が、パケット長デ
ータを補正する調整データを出力する調整データ出力回
路7の入力端子に接続されている。
【0008】また、調整データ出力回路7の出力端子
が、相手側端末のIDデータに対応して、パケット長デ
ータが格納されているパケット長データ格納器8の第1
の入力端子に接続され、相手側端末ID抽出回路6の出
力端子が、パケット長データ格納器8の第2の入力端子
に接続され、パケット長データ格納器8の出力端子に
は、送信信号にパケット長を設定するパケット長設定回
路10の一方の入力端子に接続され、パケット長設定回
路10の出力端子は、無線送信機3の入力端子に接続さ
れている。
が、相手側端末のIDデータに対応して、パケット長デ
ータが格納されているパケット長データ格納器8の第1
の入力端子に接続され、相手側端末ID抽出回路6の出
力端子が、パケット長データ格納器8の第2の入力端子
に接続され、パケット長データ格納器8の出力端子に
は、送信信号にパケット長を設定するパケット長設定回
路10の一方の入力端子に接続され、パケット長設定回
路10の出力端子は、無線送信機3の入力端子に接続さ
れている。
【0009】ところで、本実施の形態には、送信信号を
出力するパソコンなどの端末器13が設けられ、端末器
13の出力端子が、送受信とパケット長データの書換の
制御を行なうコントローラ12に接続され、コントロー
ラ12の第1の制御端子が無線受信機2に接続され、コ
ントローラ12の第2の制御端子には、送信信号から送
信先端末IDを抽出する送信先端末ID抽出回路11
と、パケット長設定回路10の他方の入力端子とが、互
いに並列に接続されており、送信先端末ID抽出回路1
1の出力端子は、パケット長データ格納器8の第3の入
力端子に接続されている。
出力するパソコンなどの端末器13が設けられ、端末器
13の出力端子が、送受信とパケット長データの書換の
制御を行なうコントローラ12に接続され、コントロー
ラ12の第1の制御端子が無線受信機2に接続され、コ
ントローラ12の第2の制御端子には、送信信号から送
信先端末IDを抽出する送信先端末ID抽出回路11
と、パケット長設定回路10の他方の入力端子とが、互
いに並列に接続されており、送信先端末ID抽出回路1
1の出力端子は、パケット長データ格納器8の第3の入
力端子に接続されている。
【0010】このような構成の本実施の形態の動作を説
明する。本実施の形態では、パケット長データ格納器8
には、サービスエリア内に配置されている相手側端末と
なる複数の無線通信端末のアドレスと、当初は良好な基
準の送受信環境下での対応する基準パケット長データと
が、予め複数組格納されている。また、調整データ出力
回路7には、受信レベルに対応して、基準パケット長デ
ータを補正する調整データが格納されている。そして、
コントローラ12の制御によって、無線送信機3の送信
時を除いて、無線受信機2は、他の無線通信端末からの
受信信号Frの所定周波数の搬送波の有無を監視検出し
ている。
明する。本実施の形態では、パケット長データ格納器8
には、サービスエリア内に配置されている相手側端末と
なる複数の無線通信端末のアドレスと、当初は良好な基
準の送受信環境下での対応する基準パケット長データと
が、予め複数組格納されている。また、調整データ出力
回路7には、受信レベルに対応して、基準パケット長デ
ータを補正する調整データが格納されている。そして、
コントローラ12の制御によって、無線送信機3の送信
時を除いて、無線受信機2は、他の無線通信端末からの
受信信号Frの所定周波数の搬送波の有無を監視検出し
ている。
【0011】この状態で、無線受信機2が受信信号Fr
を受信すると、受信レベル検出器5によって、受信信号
の受信レベルデータfLが検出され、相手側端末ID抽
出回路6によって、相手側端末のIDデータfIが検出
される。そして、調整データ出力回路7では、入力され
る受信レベルデータfLに対応して、基準パケット長デ
ータを補正する調整データが、格納データから検索さ
れ、調整データ出力回路7から、パケット長データ格納
器8に、対応する調整データfmが入力される。また、
パケット長データ格納器8には、相手側端末ID抽出回
路6から、相手側端末のIDデータfIが入力される。
を受信すると、受信レベル検出器5によって、受信信号
の受信レベルデータfLが検出され、相手側端末ID抽
出回路6によって、相手側端末のIDデータfIが検出
される。そして、調整データ出力回路7では、入力され
る受信レベルデータfLに対応して、基準パケット長デ
ータを補正する調整データが、格納データから検索さ
れ、調整データ出力回路7から、パケット長データ格納
器8に、対応する調整データfmが入力される。また、
パケット長データ格納器8には、相手側端末ID抽出回
路6から、相手側端末のIDデータfIが入力される。
【0012】そこで、パケット長データ格納器8では、
相手側端末ID抽出回路6から入力される相手側端末の
IDデータfIに対応する基準パケット長データが、調
整テータ出力回路7から入力される調整データfmに基
づいて補正され、補正されたパケット長データが、パケ
ット長データ格納器8に再格納される。
相手側端末ID抽出回路6から入力される相手側端末の
IDデータfIに対応する基準パケット長データが、調
整テータ出力回路7から入力される調整データfmに基
づいて補正され、補正されたパケット長データが、パケ
ット長データ格納器8に再格納される。
【0013】この場合のパケット長データ格納器8にお
けるパケット長データの調整動作について、図2の特性
図を参照して説明する。図2に示すように、所定のパケ
ット長で通信を行なう場合の通信能力とエラー率との間
には、特性曲線C1のような関係があり、特性曲線C1
よりもパケット長を短縮して通信を行なうと、通信能力
とエラー率との間には、特性曲線C2のような関係が見
られる。図2に示す場合には、エラー率の低い良好な送
受信環境下で通信を行なうと、パケット長が長いほど通
信能力は向上するが、所定のエラー率e0よりもエラー
率が増加した送受信環境下で通信を行なうと、パケット
長が短い方が通信能力は向上する。
けるパケット長データの調整動作について、図2の特性
図を参照して説明する。図2に示すように、所定のパケ
ット長で通信を行なう場合の通信能力とエラー率との間
には、特性曲線C1のような関係があり、特性曲線C1
よりもパケット長を短縮して通信を行なうと、通信能力
とエラー率との間には、特性曲線C2のような関係が見
られる。図2に示す場合には、エラー率の低い良好な送
受信環境下で通信を行なうと、パケット長が長いほど通
信能力は向上するが、所定のエラー率e0よりもエラー
率が増加した送受信環境下で通信を行なうと、パケット
長が短い方が通信能力は向上する。
【0014】本実施の形態では、当初はエラー率の低い
良好な送受信環境下での通信時のパケット長が、基準パ
ケット長データとしてパケット長データ格納器8に格納
されており、受信レベル検出器5が検出する受信レベル
に応じたエラー率に基づき、パケット長データが必要に
応じて調整され、所定のエラー率e0を越えてエラー率
が増加すると、パケット長データは短縮される。
良好な送受信環境下での通信時のパケット長が、基準パ
ケット長データとしてパケット長データ格納器8に格納
されており、受信レベル検出器5が検出する受信レベル
に応じたエラー率に基づき、パケット長データが必要に
応じて調整され、所定のエラー率e0を越えてエラー率
が増加すると、パケット長データは短縮される。
【0015】本実施の形態では、相手側端末からの受信
信号の受信の継続中は、常時受信レベルが監視され、必
要に応じてパケット長データ格納器8でのパケット長デ
ータの調整書き換えが行なわれる。そして、該相手端末
からの受信信号の受信が終了すると、コントローラ12
によって、送信モードが設定され、端末器13からの送
信データfsが、コントローラ12によって、送信先端
末ID抽出回路11とパケット長設定回路10とに供給
される。
信号の受信の継続中は、常時受信レベルが監視され、必
要に応じてパケット長データ格納器8でのパケット長デ
ータの調整書き換えが行なわれる。そして、該相手端末
からの受信信号の受信が終了すると、コントローラ12
によって、送信モードが設定され、端末器13からの送
信データfsが、コントローラ12によって、送信先端
末ID抽出回路11とパケット長設定回路10とに供給
される。
【0016】この状態で、パケット長データ格納器8で
は、送信先端末ID抽出回路11により抽出されて、入
力される送信先端末TDデータに対応し、必要に応じて
調整されたパケット長データを検索し、検索したパケッ
ト長データfpが、パケット長データ格納器8からパケ
ット長設定回路10に供給される。そして、パケット長
設定回路10では、供給されるパケット長データfpに
基づいて、コントローラ12から供給される送信データ
fsに対して、所定のパケットフォーマットが構成され
る。
は、送信先端末ID抽出回路11により抽出されて、入
力される送信先端末TDデータに対応し、必要に応じて
調整されたパケット長データを検索し、検索したパケッ
ト長データfpが、パケット長データ格納器8からパケ
ット長設定回路10に供給される。そして、パケット長
設定回路10では、供給されるパケット長データfpに
基づいて、コントローラ12から供給される送信データ
fsに対して、所定のパケットフォーマットが構成され
る。
【0017】このパケットフォーマットの1例では、パ
ケット開始のフラグ、相手端末アドレス、送信元アドレ
ス、バケットの種類・制御法、パケットシーケンス番
号、送信データ、パリテイチェックデータ、及びパケッ
ト終了のフラグで、1フレームのパケットが構成され、
1フレームの最大長はほぼ2Kバイトで、伝送速度はほ
ぼ2Mビット/秒である。このようなパケットフォーマ
ットに構成された送信データは、無線送信機3に入力さ
れ変調されて、無線送信機3から送信信号Fsとしてア
ンテナ1を介して送信される。この場合の送信信号Fs
のパケット長は、事前の相手端末からの受信信号Frの
信号レベルに基づいて、最適値に補正されているので、
相手端末との間で、その時の送受信環境に応じた最大の
通信能力状態での送受信が行なわれる。
ケット開始のフラグ、相手端末アドレス、送信元アドレ
ス、バケットの種類・制御法、パケットシーケンス番
号、送信データ、パリテイチェックデータ、及びパケッ
ト終了のフラグで、1フレームのパケットが構成され、
1フレームの最大長はほぼ2Kバイトで、伝送速度はほ
ぼ2Mビット/秒である。このようなパケットフォーマ
ットに構成された送信データは、無線送信機3に入力さ
れ変調されて、無線送信機3から送信信号Fsとしてア
ンテナ1を介して送信される。この場合の送信信号Fs
のパケット長は、事前の相手端末からの受信信号Frの
信号レベルに基づいて、最適値に補正されているので、
相手端末との間で、その時の送受信環境に応じた最大の
通信能力状態での送受信が行なわれる。
【0018】例えば、相手無線通信端末の配置されてい
る部屋に、多数の会議出席者がいる状態では、該相手無
線通信端末からの受信信号のレベルが低下し、パケット
長データ格納器8に格納されている基準パケット長デー
タは、調整データfmによって短縮補正され、次回の相
手端末への送信は、補正されたパケット長の送信信号に
よって行なわれる。そして、会議が終了し出席者が部屋
から退出した後に、再度この無線通信端末からの送信信
号を受信すると、受信信号のレベルは向上しており、パ
ケット長データ格納器8に格納されているパケット長デ
ータは、調整データfmによって伸張補正され、次回の
相手端末への送信は、長く補正されたパケット長の送信
信号により、通信能力を向上させた状態で行なわれる。
る部屋に、多数の会議出席者がいる状態では、該相手無
線通信端末からの受信信号のレベルが低下し、パケット
長データ格納器8に格納されている基準パケット長デー
タは、調整データfmによって短縮補正され、次回の相
手端末への送信は、補正されたパケット長の送信信号に
よって行なわれる。そして、会議が終了し出席者が部屋
から退出した後に、再度この無線通信端末からの送信信
号を受信すると、受信信号のレベルは向上しており、パ
ケット長データ格納器8に格納されているパケット長デ
ータは、調整データfmによって伸張補正され、次回の
相手端末への送信は、長く補正されたパケット長の送信
信号により、通信能力を向上させた状態で行なわれる。
【0019】このように、本実施の形態によると、相手
端末からの受信信号Frの受信レベルデータfLが、受
信レベル検出器5で検出され、相手端末のIDデータf
Iが、相手側端末ID抽出回路6で抽出され、調整デー
タ出力回路7から受信レベルに応じて検索出力される調
整データにより、パケット長データ格納器8において、
相手端末IDに対応するパケット長データが、必要に応
じて調整補正されて再格納され、該相手端末への送信時
には、調整されたパケット長に基づいて、パケットフォ
ーマットが構成されて送信が行なわれるので、常に、そ
の送受信環境に応じた最大の通信能力での送受信を行な
うことが可能になる。
端末からの受信信号Frの受信レベルデータfLが、受
信レベル検出器5で検出され、相手端末のIDデータf
Iが、相手側端末ID抽出回路6で抽出され、調整デー
タ出力回路7から受信レベルに応じて検索出力される調
整データにより、パケット長データ格納器8において、
相手端末IDに対応するパケット長データが、必要に応
じて調整補正されて再格納され、該相手端末への送信時
には、調整されたパケット長に基づいて、パケットフォ
ーマットが構成されて送信が行なわれるので、常に、そ
の送受信環境に応じた最大の通信能力での送受信を行な
うことが可能になる。
【0020】
【発明の効果】本発明によると、所定のサービスエリア
内で、複数の無線通信端末によって、パケット長データ
格納手段に、相手側端末のIDデータに対応して格納さ
れているパケット長データに基づいて、パケット長が設
定された状態で、互いに無線チャネルを介してデータの
パケット伝送が行なわれるが、ID検出手段により、受
信信号から相手側端末のIDデータが検出され、レベル
検出手段により、受信信号の受信レベルが検出され、該
受信レベルに基づき、調整データ出力手段からパケット
長データを補正する調整データが出力され、補正手段に
よって、パケット長データ格納手段に格納されているパ
ケット長データが、調整データに基づいて補正され、送
信時には、送信制御手段によって、相手側端末のIDに
対応する補正されたパケット長データが、パケット長デ
ータ格納手段から読み出され、このパケット長での送信
が行なわれるので、常に、送受信環境に対応した最適の
パケット長により、エラーによるパケットの消失を低減
した最大通信能力状態でのデータの伝送を行なうことが
可能になる。
内で、複数の無線通信端末によって、パケット長データ
格納手段に、相手側端末のIDデータに対応して格納さ
れているパケット長データに基づいて、パケット長が設
定された状態で、互いに無線チャネルを介してデータの
パケット伝送が行なわれるが、ID検出手段により、受
信信号から相手側端末のIDデータが検出され、レベル
検出手段により、受信信号の受信レベルが検出され、該
受信レベルに基づき、調整データ出力手段からパケット
長データを補正する調整データが出力され、補正手段に
よって、パケット長データ格納手段に格納されているパ
ケット長データが、調整データに基づいて補正され、送
信時には、送信制御手段によって、相手側端末のIDに
対応する補正されたパケット長データが、パケット長デ
ータ格納手段から読み出され、このパケット長での送信
が行なわれるので、常に、送受信環境に対応した最適の
パケット長により、エラーによるパケットの消失を低減
した最大通信能力状態でのデータの伝送を行なうことが
可能になる。
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示すブロック図
である。
である。
【図2】パケット長に対する通信能力とエラー率の関係
を示す特性図である。
を示す特性図である。
1…アンテナ、2…無線受信機、3…無線送信機、5…
受信レベル検出器、6…相手側端末ID抽出回路、7…
調整データ出力回路、8…パケット長データ格納器、1
0…パケット長設定回路、11…送信先端末ID抽出回
路、12…コントローラ、13…端末器、アンテナ切換
器。
受信レベル検出器、6…相手側端末ID抽出回路、7…
調整データ出力回路、8…パケット長データ格納器、1
0…パケット長設定回路、11…送信先端末ID抽出回
路、12…コントローラ、13…端末器、アンテナ切換
器。
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の無線通信端末が、所定のサービス
エリア内で、互いに無線チャネルを介してデータ伝送を
行なう無線通信システムであり、 受信信号から相手側端末のIDデータを検出するID検
出手段と、 受信信号の受信レベルを検出するレベル検出手段と、 相手側端末のIDデータと対応するパケット長データと
が格納されるパケット長データ格納手段と、 前記レベル検出手段が検出した受信レベルに基づき、前
記パケット長データ格納手段に格納されたパケット長デ
ータの補正用調整データを出力する調整データ出力手段
と、 該調整データ出力手段からの調整データによって、前記
パケット長データ格納手段に格納されているパケット長
データを補正する補正手段と、 送信時に、相手側端末のIDに対応する補正されたパケ
ット長データを前記パケット長データ格納手段から読み
出し、該パケット長データによる送信を行なう送信制御
手段とが、前記無線通信端末に設けられていることを特
徴とする無線通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10127480A JPH11331175A (ja) | 1998-05-11 | 1998-05-11 | 無線通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10127480A JPH11331175A (ja) | 1998-05-11 | 1998-05-11 | 無線通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11331175A true JPH11331175A (ja) | 1999-11-30 |
Family
ID=14960990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10127480A Pending JPH11331175A (ja) | 1998-05-11 | 1998-05-11 | 無線通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11331175A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002026991A (ja) * | 2000-05-25 | 2002-01-25 | Mitsubishi Electric Inf Technol Center Europ Bv | 物理リソース上でデータを送信する方法及びumts移動電話システム |
US7191370B2 (en) | 2002-03-27 | 2007-03-13 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Data transmitter device, repeater device, data transmission/reception device, and data communication method |
US7369488B2 (en) | 2003-02-27 | 2008-05-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Wireless LAN apparatus for changing packet length according to changing conditions |
-
1998
- 1998-05-11 JP JP10127480A patent/JPH11331175A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002026991A (ja) * | 2000-05-25 | 2002-01-25 | Mitsubishi Electric Inf Technol Center Europ Bv | 物理リソース上でデータを送信する方法及びumts移動電話システム |
US7191370B2 (en) | 2002-03-27 | 2007-03-13 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Data transmitter device, repeater device, data transmission/reception device, and data communication method |
US7369488B2 (en) | 2003-02-27 | 2008-05-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Wireless LAN apparatus for changing packet length according to changing conditions |
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