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JPH11330432A - 半導体記憶装置及びその書き込み方法ならびに書き込み方法が記憶された記憶媒体 - Google Patents

半導体記憶装置及びその書き込み方法ならびに書き込み方法が記憶された記憶媒体

Info

Publication number
JPH11330432A
JPH11330432A JP15203098A JP15203098A JPH11330432A JP H11330432 A JPH11330432 A JP H11330432A JP 15203098 A JP15203098 A JP 15203098A JP 15203098 A JP15203098 A JP 15203098A JP H11330432 A JPH11330432 A JP H11330432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
memory cell
value
control means
drain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP15203098A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuki Hazama
克樹 挾間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP15203098A priority Critical patent/JPH11330432A/ja
Publication of JPH11330432A publication Critical patent/JPH11330432A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/56Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using storage elements with more than two stable states represented by steps, e.g. of voltage, current, phase, frequency
    • G11C11/5621Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using storage elements with more than two stable states represented by steps, e.g. of voltage, current, phase, frequency using charge storage in a floating gate
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11C11/5628Programming or writing circuits; Data input circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11C11/5628Programming or writing circuits; Data input circuits
    • G11C11/5635Erasing circuits

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  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Read Only Memory (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 3値以上の記憶状態を格納可能な多値型の半
導体記憶装置において、過電流によるメモリセルの劣化
を抑止する。 【解決手段】 電流制御回路8により、3種類の異なる
定常電流I1 〜I3 を発生し、外部からのデ−タ信号に
応じてこの少なくとも3種類の異なる電流値から選択さ
れた1つの電流値を選択されたメモリセル10〜13の
1つに印加する。これにより、メモリセルに過電流が流
れることを抑止するとともに、これらの異なる電流値を
異なる3種類のしきい値に対応させて、1つのメモリセ
ルに3値以上の情報を記憶可能な多値型のメモリセルを
実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デ−タを記憶可能
な半導体記憶装置に関し、特に3値以上の記憶状態を格
納可能な多値型の半導体記憶装置及びその書き込み方法
ならびに書き込み方法が記憶された記憶媒体に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】現在、実用化されている半導体記憶装置
では、1つのメモリセルに”0”と”1の2種類の記憶
状態しか与えておらず、従って、1つのメモリセルの記
憶容量は1ビット(=2値)である。これに対し、1つ
のメモリセルに(”00”,”01”,”10”,”1
1”)の4種類の記憶情報を与え、各々の記憶情報に対
応した4つのしきい値電圧、例えば(1V,2V,3
V,4V)によって記憶を保持する、即ち1つのメモリ
セルに2ビット(=4値)の記憶容量を持たせた半導体
記憶装置が提案されている。
【0003】上述した多値型の半導体記憶装置の一例
が、例えば特開平6−195987号公報に記載されて
いる。
【0004】そして、特開平6−195987号公報に
は、上述した4種類の記憶情報を与える際に、これらの
記憶情報を4種類の電圧値に対応させて、4種類の電圧
値のいずれかをデ−タの書き込みを行うメモリセルに印
加する方法が記載されている。
【0005】また、これらの記憶情報を4種類の異なる
時間幅の信号に対応させ、これらの信号のいずれかをデ
−タの書き込みを行うメモリセルに印加する方法も記載
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6−195987号公報に記載された方法では、1つの
メモリセルに書き込む記憶状態を異なる電圧値によって
可変させた場合、特に電圧が印加される初期状態におい
ては、直接的にメモリセルにこの電圧が印加されること
になる。
【0007】そして、定電圧をメモリセルに印加すると
電圧値に応じた電流がダイレクトにメモリセルに流れる
ことになる。ここで、メモリセルのドレインと制御ゲ−
トとの間の電位差によりドレインからトンネル酸化膜を
通過して浮遊ゲ−トに電子が注入されるが、ドレインに
過電流が流れると高エネルギ−の電子によってトンネル
酸化膜が損傷されることとなる。
【0008】これにより、メモリセルのしきい値に変動
が生じ、所定の記憶状態を保持することが困難となった
り、トンネル酸化膜のダメ−ジが大きい場合にはメモリ
セル自体が破壊される虞があった。
【0009】本発明は、このような問題を解決するため
に成されたものであり、3値以上の記憶状態を格納可能
な多値型の半導体記憶装置において、過電流によるメモ
リセルの劣化を抑止して、信頼性を向上させた半導体記
憶装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
は、電荷蓄積層と、前記電荷蓄積層上に絶縁膜を介して
形成された制御ゲート電極と、ソース/ドレインとを少
なくとも備えたメモリセルと、少なくとも3種類の異な
るしきい値から選択された1つのしきい値に対応する多
値のデ−タを前記メモリセルに書き込む書き込み制御手
段とを備え、前記書き込み制御手段は、少なくとも3種
類の異なる電流値を制御する電流制御手段を有し、前記
電流制御手段によって少なくとも前記ドレイン又は前記
制御ゲート電極の一方に流れる電流値を制御する。
【0011】本発明の半導体記憶装置の一態様例におい
て、前記電流制御手段は、前記電流値を所定の一定値に
保つ制御手段とされている。
【0012】本発明の半導体記憶装置の一態様例におい
ては、前記電流制御手段により制御された前記電流値の
大きさに応じて前記しきい値が大きく設定される。
【0013】本発明の半導体記憶装置の書き込み方法
は、電荷蓄積層と、前記電荷蓄積層上に絶縁膜を介して
形成された制御ゲート電極と、ソース/ドレインとを少
なくとも備えたメモリセルに、少なくとも3種の異なる
データの1つを選択的に書き込む方法であって、少なく
とも3つの所定値に制御された電流値から1つの電流値
を選択する第1のステップと、少なくとも前記メモリセ
ルの前記ドレイン又は前記制御ゲート電極の一方に前記
選択された電流値を流す第2のステップとを有する。
【0014】本発明の半導体記憶装置の書き込み方法の
一態様例において、前記少なくとも3つの所定値に制御
された電流値は前記メモリセルのしきい値電圧の異なる
レベルに基づいて定められる。
【0015】本発明の記憶媒体は、上記半導体記憶装置
の書き込み方法を構成する前記第1及び第2のステップ
がコンピュータから読み出し可能に格納されている。
【0016】本発明の半導体装置は、半導体基板上に形
成された第1の絶縁層と、前記第1の絶縁層上に形成さ
れたゲート電極と、前記ゲート電極の片側の一方の前記
半導体基板上に形成された第1の導電領域と、前記ゲー
ト電極の片側の他方の前記半導体基板上に形成された第
2の導電領域と、電流値を多段階に可変することができ
る電流発生回路と、前記電流発生回路によって、前記第
1、第2の導電領域の一方の導電領域に流れる電流値を
制御する電流制御手段とを備える。
【0017】本発明の半導体装置の一態様例において
は、前記第1、第2の導電領域の内、一方の導電領域に
接続された下部電極と、前記下部電極上に形成された誘
電体層と、前記誘電体層上に形成された上部電極とを備
え、前記下部電極、前記誘電体層、前記上部電極がキャ
パシタとして機能する。
【0018】本発明の半導体装置の一態様例において
は、前記第1の導電領域は、ソースとして機能し、前記
第2の導電領域は、ドレインとして機能し、前記電流制
御手段が、前記ドレインに流れる電流値を制御する電流
制御手段であって、前記ゲート電極が、電荷蓄積層とし
て機能し、前記電荷蓄積層上に第2の絶縁層を介して形
成された制御ゲート電極と、前記電荷蓄積層に電荷を導
入する電荷蓄積手段とを備える。
【0019】本発明の半導体装置の一態様例において
は、前記半導体装置は、3値以上の記憶状態を格納可能
な多値半導体記憶装置である。
【0020】本発明の半導体装置の一態様例において
は、前記電荷蓄積手段が、多段階に電荷量を可変させる
電荷量調整手段と、前記電荷量調整手段によって、少な
くとも3種類の異なるしきい値から選択された1つのし
きい値に対応するデータを前記電荷蓄積層に電荷量とし
て導入する電荷導入手段とを備える。
【0021】本発明の半導体装置の一態様例において
は、前記電流制御手段が、抵抗値を可変可能な機能を備
えた可変抵抗手段を有する。
【0022】本発明の半導体装置の一態様例において、
前記電流発生回路は、ある所定のデータ値に基づき電流
値を可変させる手段とを備えている。
【0023】
【作用】本発明においては、電流制御手段により所定値
に制御された少なくとも3種類の電流値を発生し、これ
らの電流値から選択された1つの電流値をメモリセルに
印加する。メモリセルに印加されるそれぞれの電流値の
上限値が、メモリセルが耐え得る電流値に確実に制御さ
れているため、メモリセルに過電流を印加することなく
書き込み動作を行うことが可能となる。しかも、本発明
においては、これらの制御された電流値を少なくとも3
種類用意することにより、電流値を多値メモリセルのし
きい値のそれぞれに対応させて、多値情報を1つのメモ
リセルに記憶させることが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態に係る
不揮発性半導体記憶装置であるEEPROMのメモリセ
ルアレイの一部を示す平面図である。また、図2は本実
施形態のEEPROMの主要構成を示すブロック図であ
る。また、図3はシリコン半導体基板上に形成されたE
EPROMの1つのメモリセルを示す概略断面図であ
る。
【0025】図1おいて、メモリセル10〜13は浮遊
ゲ−ト106を有している。そして、ワ−ド線20がメ
モリセル10と11の制御ゲ−トにそれぞれ接続され、
ワ−ド線21がメモリセル12と13の制御ゲ−トにそ
れぞれ接続されている。
【0026】但し、実際には、各ワ−ド線と各コントロ
−ルゲ−トは例えばポリシリコンにより一体に構成さ
れ、ワ−ド線自体が各メモリセルの領域において、その
コントロ−ルゲ−トを構成する。
【0027】一方、メモリセル10と12のドレインに
はそれぞれビット線22が接続され、メモリセル11と
13のドレインにはそれぞれビット線23が接続されて
いる。更に、各メモリセル10〜13のソ−スは共通の
ソ−ス線109に接続されている。
【0028】図2に本実施形態のEEPROMの主要構
成を示す。
【0029】各メモリセル10〜13の制御ゲ−トに接
続されたワ−ド線20,21が列デコ−ダ2に接続さ
れ、一方、各メモリセル10〜13のドレインに接続さ
れたビット線22,23が行セレクタ4を介して行デコ
−ダ3に接続されている。
【0030】そして、アドレスバッファ5を介して入力
されたアドレス信号がこれらのデコ−ダ2,3に送ら
れ、これらのデコ−ダ2,3でそれぞれワ−ド線及びビ
ット線の選択が行われる。
【0031】各メモリセル10〜13は、図3に示すよ
うに、p型のシリコン半導体基板101上において、フ
ィールド酸化膜等の素子分離構造により画定された素子
活性領域102の表面領域にリン(P)や砒素(As)
等のn型不純物がイオン注入されて形成された一対の不
純物拡散層であるソース103及びドレイン104と、
ソース103とドレイン104との間のチャネル領域C
上にトンネル酸化膜105を介してパターン形成された
各々孤立した島状の浮遊ゲート106と、浮遊ゲート1
06上にONO膜等からなる誘電体膜107を介してパ
ターン形成されて浮遊ゲート106と容量結合する制御
ゲート108とを有して構成されている。
【0032】図2において、行デコ−ダ3によって選択
されたメモリセルには、書き込み電圧発生回路6からの
電圧が、電流制御回路8を介して各メモリセル10〜1
3のドレイン104又は制御ゲート108に印加され
る。ここで、ドレイン104又は制御ゲート108に流
れ込む電流は、電流制御回路8によって制御されて上限
値が確定される。
【0033】図4は、電流制御回路8により制御された
各電流値を模式的に示した特性図である。図4において
縦軸は電流値を、横軸は時間を示している。電流制御回
路8は、書き込み電圧発生回路6からの電圧を制御して
4種類の電流値に設定することが可能である。図4にお
いてI1 ,I2 ,I3 ,I4 はこれらの設定された電流
値を示している。また、点線で示す曲線は、電流制御回
路8を介さないで直接書き込み電圧制御回路6からの電
圧をメモリセルのドレイン104に印加した場合の電流
の変化を示している。
【0034】これらの4種類の電流値から選択された1
つの電流値を選択されたメモリセルに印加することによ
って、メモリセルにデ−タが書き込まれる。すなわち、
外部からのデ−タ信号に応じてこの4種類の電流値から
選択された電流値がメモリセルのドレイン104に流
れ、浮遊ゲ−ト106に蓄積されていた電荷がトンネル
酸化膜105を通過して引き抜かれる。
【0035】定電流に制御されたそれぞれの電流値I1
〜I4 は、図4に示すように所定時間を経過すると漸近
的に所定電流I1 ’〜I4 ’に達する。図4に示すt0
は所定の書き込み時間を示している。メモリセルにI1
〜I4 のいずれかの電流を流してから時間t0 が経過し
た時点で、電流を停止させる。これにより、書き込み動
作が終了する。
【0036】なお、図4において電流値I1 〜I4 から
1 ’〜I4 ’に達するまでの曲線が異なるのは、図3
に示すようにメモリセルのドレイン104と基板電位
(V0)の間にそれぞれの電流値に対応した、バンド−
バンド間トンネル電流I0 が流れるためである。
【0037】バンド−バンド間トンネル電流I0 は、メ
モリセルの書き込みが進み、浮遊ゲート106の電位が
シリコン半導体基板101に対して上昇すると減少す
る。従って、供給電流が異なり書き込みの速度が異なる
とバンド−バンド間トンネル電流I0 の減少傾向が異な
るのである。
【0038】このように、本実施形態に係るEEPRO
Mは、定電流I1 〜I4 から選択された1つの電流値を
メモリセルに流すことにより、図5に示すように4値
(1V,2V,3V,4V)の各しきい値に対応した記
憶情報が記憶可能とされている。各しきい値の大きさは
電流値I1 〜I4 のそれぞれに対応し、電流値が大きく
なるにつれ浮遊ゲ−ト106から引き抜かれる電荷量が
大きくなるため、メモリセルのしきい値が小さく設定さ
れることになる。
【0039】図6は、図2に示す電流制御回路8の具体
的構成を示す。電流制御回路8は、図6(a)に示すよ
うな、4種の異なるしきい値の負荷ランジスタ(Tr1
〜Tr4)、図6(b)に示すような4種の異なる抵抗
値の電気抵抗(R1〜R4)、あるいは図6(c)示す
ようなコンデンサ(C1〜C4)、電気抵抗(r1〜r
4)及びダイオ−ドからなる負荷手段8bを備えてい
る。
【0040】本発明は、図6(a)に示すように、第1
のしきい値を備えたトランジスタTr1(I1 に対応)
と、第1のしきい値とは異なる第2のしきい値を備えた
トランジスタTr2(I2 に対応) 、第1、第2のしき
い値とは異なる第3のしきい値を備えたトランジスタT
r3(I3 に対応)、第1、第2、第3のしきい値とは
異なる第4のしきい値を備えたトランジスタTr4(I
4 に対応)を用いて説明したが、その代わりに、少なく
とも3種類の異なるしきい値を設定可能な多値不揮発メ
モリを用いてもよい。
【0041】この多値不揮発メモリセルは、図3に示す
構成を持ち、浮遊ゲート電極に導入された電荷の量によ
ってある所定のしきい値を持つものである。なお、この
メモリは、電気的に消去しない限り、しきい値はそのま
ま設定される。また、新たなしきい値に設定(変更)し
たい場合は、浮遊ゲートに導入された電荷を電気的に消
去した後、この浮遊ゲートの電荷の量を変更し、新たな
しきい値に設定しなおすことが可能である。すなわち、
このメモリは、浮遊ゲート電極の電荷の量を多段階に変
更することにより、複数のしきい値に設定することが可
能なメモリである。
【0042】このように、負荷手段8bは4種類の電流
値I1 ,I2 ,I3 ,I4 を設定するために4段階の負
荷が設定されており、選択手段8aによってこれらの負
荷のうちの1つを選択することが可能である。
【0043】次に、本実施形態のEEPROMの使用方
法について説明する。先ず、このEEPROMを用いた
書き込み方法について述べる。書き込み時には、アドレ
スバッファ5からのアドレス信号に従って、列デコーダ
2及び行デコーダ3によりメモリセル10〜13のいず
れか1つを選択した後、入出力回路9からのバイナリデ
ータ列を記憶情報とし、以下に示すように選択されたメ
モリセルの書き込み動作を行う。
【0044】先ず、記憶情報”11”を書き込む場合、
メモリセルの制御ゲート108に所定電圧を印加して、
ソース103を開放し、ドレイン104を接地電位とす
る。この際、ドレイン104に流れる電流を図6(a)
〜(c)における4段階の負荷手段8bのうちの1つを
通過させて、図4に示すように、ドレイン104に流れ
る電流値を定常電流I4 に制御する。このとき、電子が
ドレイン104から浮遊ゲート106へ充分に注入さ
れ、メモリセルのしきい値電圧が4V程度となる。この
記憶状態を”11”とする。
【0045】次に、記憶情報”10”を書き込む場合、
メモリセルの制御ゲート108を接地電位とし、ソース
103を開放し、書き込み電圧制御回路からドレイン1
04に所定電圧を印加する。この際、ドレイン104に
流れる電流を図6(a)〜(c)における4段階の負荷
手段8bのうちの1つを通過させて、図4に示すよう
に、ドレイン104に流れる電流値を定常電流I1 に制
御する。
【0046】このとき、電子がトンネル酸化膜105を
通して浮遊ゲート106から引き抜かれ、しきい値電圧
(VT )がシフトする。そして、メモリセルのしきい値
電圧が3V程度となる。この記憶状態を”10”とす
る。
【0047】次に、記憶情報”01”を書き込む場合、
メモリセルの制御ゲート108を接地電位とし、ソース
103を開放し、ドレイン108に所定電圧を印加す
る。この際、ドレイン104に流れる電流を図6(a)
〜(c)における4段階の負荷手段8bのうちの1つを
通過させて、図4に示すように、ドレイン104に流れ
る電流値を定常電流I2 に制御する。このとき、電子が
トンネル酸化膜105を通して浮遊ゲート106から引
き抜かれ、メモリセルのしきい値電圧が2V程度とな
る。この記憶状態を”01”とする。
【0048】次に、記憶情報”00”を書き込む場合、
メモリセルの制御ゲート108を接地電位とし、ソース
103を開放し、ドレイン104に所定電圧を印加す
る。この際、ドレイン104に流れる電流を図6(a)
〜(c)における4段階の負荷手段8bのうちの1つを
通過させて、図4に示すように、ドレイン104に流れ
る電流値を定常電流I3 に制御する。このとき、電子が
トンネル酸化膜105を通して浮遊ゲート106から引
き抜かれ、メモリセルのしきい値電圧が1V程度とな
る。この記憶状態を”00”とする。
【0049】従って、このEEPROMの書き込み方法
では、しきい値を認識して定電流I1 〜I4 の1つを選
択することにより、”00”,”01”,”10”,”
11”のうちの任意のデータを書き込むことが可能であ
る。また、ドレイン104を接地電位として、それぞれ
の定電流I1 〜I4 を制御ゲート108に印加すること
によって書き込みを行ってもよい。この場合、電流値I
1 〜I4 の大きさに応じて浮遊ゲート106に蓄積され
る電荷量が大きくなるため、しきい値は電流値I1 〜I
4 に伴って大きくなる。
【0050】次いで、このEEPROMを用いた読み出
し方法について説明する。読み出し時には、アドレスバ
ッファ5からのアドレス信号に従って列デコーダ2、行
デコーダ3によりメモリセル10〜13のうちの1つ、
例えばメモリセル11を選択した後、以下に示すように
当該メモリセル11の読み出し動作を行う。図7は、読
み出し動作の各ステップを示すフローチャートである。
【0051】選択されたメモリセル11から読み出され
る記憶情報は、図5に示すように、しきい値電圧
(VT )が1V程度、2V程度、3V程度及び4V程度
の4つのピーク(4値)をもった分布を示す。図5中
で、R1と表示された範囲にしきい値電圧VT が検出さ
れた場合には記憶状態が”00”であり、R2と表示さ
れた範囲にしきい値電圧VT が検出された場合には記憶
状態が”01”である。また、R3と表示された範囲に
しきい値電圧VT が検出された場合には記憶状態が”1
0”であり、R4と表示された範囲にしきい値電圧VT
が検出された場合には記憶状態が”11”である。
【0052】従って、先ず、記憶状態が「R1或いはR
2」と「R3或いはR4」との何れにあるか、即ちメモ
リセル11に記憶された記憶情報の上位ビットが”0”
と”1”との何れであるかをトランジスタTr1を用い
て判定する。この場合、図7に示すように、ソース3及
びドレイン4とゲート電極6に5V程度を印加し(ステ
ップS1)、ドレイン電流をセンスアンプ21で検出
し、しきい値電圧VT とトランジスタTr1のしきい値
電圧との大小関係を判定する(ステップS2)。このと
き、しきい値電圧VT がトランジスタTr1のしきい値
電圧より大きい場合、即ち、メモリセルのチャネル領域
Cに流れる電流よりトランジスタTr1の電流が大きい
場合には上位ビットが”1”であると判定され、しきい
値電圧VTがトランジスタTr1のしきい値電圧より小
さい場合、即ち、トランジスタTr1に流れる電流より
メモリセル11に流れる電流が大きい場合には上位ビッ
トが”0”であると判定されて、記憶情報の上位ビット
として下位ビットに先立って出力端子D1から出力され
る(ステップS3,ステップS4)。
【0053】次いで、しきい値電圧VT がトランジスタ
Tr1のしきい値電圧より大きい場合には、同様の読み
出し動作をトランジスタTr2を用い、メモリセル11
に流れる電流とトランジスタTr2に流れる電流とを比
較し(ステップS5)、しきい値電圧VT がトランジス
タTr1のしきい値電圧より小さい場合には、同様の読
み出し動作をトランジスタTr3を用いて判定する(ス
テップS6)。
【0054】ステップS5において、しきい値電圧VT
がトランジスタTr1のしきい値電圧より大きく、上述
の読み出し動作でしきい値電圧VT がトランジスタTr
2のしきい値電圧より大きい場合には、メモリセル11
に記憶された記憶情報の下位ビットは”1”であると判
定され、出力端子D0から出力される(ステップS
7)。従ってこの場合、メモリセル11から読み出され
た記憶情報は”11”となる。
【0055】一方、ステップS5において、しきい値電
圧VT がトランジスタTr2のしきい値電圧より小さい
場合には、メモリセル11に記憶された記憶情報は”1
0”であると判定され、出力端子D0から出力される
(ステップS8)。従ってこの場合、メモリセル11か
ら読み出された記憶情報は”10”となる。
【0056】また、ステップS6において、しきい値電
圧VT がトランジスタTr1のしきい値電圧より小さい
場合、即ちトランジスタTr1の電流よりもメモリセル
11の電流が大きい場合には、次にトランジスタTr3
のしきい値電圧と比較し、メモリセル11のしきい値電
圧が大きい場合、下位ビットが”1”と判定され、記憶
情報の下位ビットとして出力端子D0から出力される
(ステップS9)。従ってこの場合、メモリセル11か
ら読み出された記憶情報は”01”となる。
【0057】一方、上述の読み出し動作でしきい値電圧
T がトランジスタTr1のしきい値電圧より小さい場
合、即ちトランジスタTr1の電流よりもメモリセル1
1の電流が大きい場合には、次にトランジスタTr3の
しきい値電圧と比較し、メモリセルのしきい値電圧が小
さい場合、下位ビットが”0”と判定され、記憶情報の
下位ビットとして出力端子D0から出力される(ステッ
プS10)。従ってこの場合、メモリセル11から読み
出された記憶情報は”00”となる。
【0058】なお、本実施形態では、記憶情報が4値
(2ビット)の場合について説明したが、本発明は勿論
これに限定されるものではない。例えば、記憶状態を3
ビット(8値)とする場合、8種のしきい値電圧を記憶
状態”000”,”001”,”010”,”01
1”,”100”,”101”,”110”,”11
1”に対応させ、読み出し時に所定の判定動作により前
記8種のうちから1つの記憶状態を特定すればよい。更
に、記憶情報がバイナリデータでなく、例えば0,1,
2で構成される情報とする場合、記憶状態を”0”,”
1”,”2”としたり、”00”,”01”,”0
2”,”10”,”11”,”12”,”20”,”2
1”,”22”とすることも可能である。このような場
合では、前者では記憶状態を3値、後者では9値と表現
することになろう。
【0059】以上説明したように本実施形態において
は、電流制御回路8により所定値に制御された4種類の
電流値I1 〜I4 を発生し、これらの電流値から選択さ
れた1つの電流値をメモリセル10〜13の1つに印加
する。メモリセル10〜13に印加されるそれぞれの電
流値の上限値が、メモリセル10〜13が耐え得る電流
値に確実に制御されているため、メモリセル10〜13
に過電流を印加することなく書き込み動作を行うことが
可能となる。
【0060】更に、本実施形態においては、これらの制
御された電流値を少なくとも3種類用意することによ
り、2値(=1ビット)以上のデータを記憶可能な多値
メモリセルのしきい値のそれぞれにこの電流値を対応さ
せて、多値情報を1つのメモリセルに記憶させることが
可能となる。
【0061】また、本発明はEEPROMに限定される
ものでもなく、例えば、信号電荷を蓄積するメモリキャ
パシタと、メモリキャパシタを選択するためのアクセス
トランジスタとを有して構成されており、メモリキャパ
シタに所定の基準電圧を印加することにより電荷蓄積状
態を設定し、基準電圧に対応した記憶情報を記憶する揮
発性メモリである多値型のDRAMにも適用可能であ
る。
【0062】例えば、多値DRAMの場合は図8に示す
ような構成をしている。p型シリコン基板201の表面
部に選択的にフィールド酸化膜202(素子分離絶縁構
造体)を形成することによってメモリセルアレーを形成
する所定領域にアレー状に複数のトランジスタ形成領域
が区画されている。
【0063】トランジスタ形成領域のp型シリコン基板
201表面に形成されたゲート酸化膜203と、トラン
ジスタ形成領域を横断するワード電極204と、ワード
電極204の両側に一対のn+ 型拡散層(ソース・ドレ
イン)205とを備える。また、p型シリコン基板20
1に形成された第1層間絶縁膜206と、第1層間絶縁
膜206に形成された、この第1のワード電極204の
両側のn+ 型拡散層205の一方の上部に第1のコンタ
クト孔C1とを有し、第1のコンタクト孔部内とその近
傍に形成されたスタックポリシリコン膜207(第1導
電膜)と、スタックポリシリコン膜207上に形成され
たそれぞれ容量絶縁膜208、さらに容量ポリシリコン
膜209(対向電極)が形成されている。更に、p型シ
リコン基板201上に形成された第2層間絶縁膜21
0、第3層間絶縁膜211(BPSG膜)と、この第
1、第2、第3層間絶縁膜206,210,211に形
成された第2のコンタクト孔(ビット線コンタクト孔)
C2と、このコンタクト孔C2内に形成されたタングス
テンシリサイドなどのビット線212を備えている。更
に、この多値化は、EEPROMやDRAMのみなら
ず、その他諸々の半導体メモリにも適用可能である。
【0064】更に、本実施形態おいて説明した書き込み
方法や読み出し方法、そして特に記憶消去方法の機能を
実現するように、各種のデバイスを動作させるためのプ
ログラムコード自体及びそのプログラムコードをコンピ
ュータに供給するための手段、例えばかかるプログラム
コードを格納した、図2に示す記憶媒体31は本発明の
範疇に属する。
【0065】記憶媒体31は、記憶再生装置32によ
り、そこに格納されているプログラムコードが読みださ
れてコンピュータを動作させる。なお、かかるプログラ
ムコードを記憶する記憶媒体としては、例えばフロッピ
ーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディ
スク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカ
ード、ROM等を用いることができる。
【0066】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、前述の実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコン
ピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティング
システム)或いは他のアプリケーションソフト等の共同
して前述の実施形態の機能が実現される場合にもかかる
プログラムコードは本発明に含まれる。
【0067】更に、供給されたプログラムコードがコン
ピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された
機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、その
プログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボード
や機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一
部または全部を行い、その処理によって前述した実施形
態の機能が実現されるシステムも本発明に含まれる。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、3値以上の記憶状態を
格納可能な多値型の半導体記憶装置において、過電流に
よるメモリセルの劣化を抑止することができる。従っ
て、信頼性を向上させた多値型の半導体記憶装置を提供
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るEEPROMのメモ
リセルアレイの一部を示す回路図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るEEPROMの主要
構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るEEPROMのメモ
リセルを示す概略断面図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るEEPROMのメモ
リセルに流れる電流値を示す特性図である。
【図5】本発明の一実施形態に係るEEPROMにおい
て、しきい値電圧の分布を示す特性図である。
【図6】本発明の一実施形態に係るEEPROMの電流
制御回路を示す模式図である。
【図7】本発明の一実施形態に係るEEPROMから4
値の記憶情報を読み出す場合の各ステップを示すフロ−
チャ−トである。
【図8】本発明の一実施形態の変形例に係る多値DRA
Mを示す概略断面図である。
【符号の説明】
2 列デコーダ 3 行デコーダ 4 行セレクタ 5 アドレスバッファ 6 書き込み電圧発生回路 8 電流制御回路 8a 選択手段 8b 負荷手段 9 入出力回路 10,11,12,13 メモリセル 20,21 ワード線 22,23 ビット線 31 記憶媒体 32 記憶再生装置 101 シリコン半導体基板 102 素子活性領域 103 ソース 104 ドレイン 105 トンネル酸化膜 106 浮遊ゲート 107 誘電体膜 108 制御ゲート 109 ソース線
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 29/788 29/792

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電荷蓄積層と、前記電荷蓄積層上に絶縁
    膜を介して形成された制御ゲート電極と、ソース/ドレ
    インとを少なくとも備えたメモリセルと、 少なくとも3種類の異なるしきい値から選択された1つ
    のしきい値に対応する多値のデ−タを前記メモリセルに
    書き込む書き込み制御手段とを備え、 前記書き込み制御手段は、少なくとも3種類の異なる電
    流値を制御する電流制御手段を有し、 前記電流制御手段によって少なくとも前記ドレイン又は
    前記制御ゲート電極の一方に流れる電流値を制御するこ
    とを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記電流制御手段は、前記電流値を所定
    の一定値に保つ制御手段とされていることを特徴とする
    請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記電流制御手段により制御された前記
    電流値の大きさに応じて前記しきい値が大きく設定され
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体記憶
    装置。
  4. 【請求項4】 電荷蓄積層と、前記電荷蓄積層上に絶縁
    膜を介して形成された制御ゲート電極と、ソース/ドレ
    インとを少なくとも備えたメモリセルに、少なくとも3
    種の異なるデータの1つを選択的に書き込む方法であっ
    て、 少なくとも3つの所定値に制御された電流値から1つの
    電流値を選択する第1のステップと、 少なくとも前記メモリセルの前記ドレイン又は前記制御
    ゲート電極の一方に前記選択された電流値を流す第2の
    ステップとを有することを特徴とする半導体記憶装置の
    書き込み方法。
  5. 【請求項5】 前記少なくとも3つの所定値に制御され
    た電流値は前記メモリセルのしきい値電圧の異なるレベ
    ルに基づいて定められることを特徴とする請求項4に記
    載の半導体記憶装置の書き込み方法。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載の半導体記憶装置
    の書き込み方法を構成する前記第1及び第2のステップ
    がコンピュータから読み出し可能に格納されていること
    を特徴とする記録媒体。
  7. 【請求項7】 半導体基板上に形成された第1の絶縁層
    と、 前記第1の絶縁層上に形成されたゲート電極と、 前記ゲート電極の片側の一方の前記半導体基板上に形成
    された第1の導電領域と、 前記ゲート電極の片側の他方の前記半導体基板上に形成
    された第2の導電領域と、 電流値を多段階に可変することができる電流発生回路
    と、 前記電流発生回路によって、前記第1、第2の導電領域
    の一方の導電領域に流れる電流値を制御する電流制御手
    段とを備えることを特徴とする半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記第1、第2の導電領域の内、一方の
    導電領域に接続された下部電極と、前記下部電極上に形
    成された誘電体層と、前記誘電体層上に形成された上部
    電極とを備え、 前記下部電極、前記誘電体層、前記上部電極がキャパシ
    タとして機能することを特徴とする請求項7に記載の半
    導体装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の導電領域は、ソースとして機
    能し、前記第2の導電領域は、ドレインとして機能し、
    前記電流制御手段が、前記ドレインに流れる電流値を制
    御する電流制御手段であって、 前記ゲート電極が、電荷蓄積層として機能し、 前記電荷蓄積層上に第2の絶縁層を介して形成された制
    御ゲート電極と、 前記電荷蓄積層に電荷を導入する電荷蓄積手段とを備え
    たことを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記半導体装置は、3値以上の記憶状
    態を格納可能な多値半導体記憶装置であることを特徴と
    する請求項8又は9に記載の半導体装置。
  11. 【請求項11】 前記電荷蓄積手段が、 多段階に電荷量を可変させる電荷量調整手段と、 前記電荷量調整手段によって、少なくとも3種類の異な
    るしきい値から選択された1つのしきい値に対応するデ
    ータを前記電荷蓄積層に電荷量として導入する電荷導入
    手段とを備えることを特徴とする請求項9に記載の半導
    体装置。
  12. 【請求項12】 前記電流制御手段が、抵抗値を可変可
    能な機能を備えた可変抵抗手段を有することを特徴とす
    る請求項7〜11のいずれか1項に記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】 前記電流発生回路は、ある所定のデー
    タ値に基づき電流値を可変させる手段とを備えたことを
    特徴とする請求項7〜12のいずれか1項に記載の半導
    体装置。
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