JPH11330011A - 切削装置 - Google Patents
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- JPH11330011A JPH11330011A JP13820398A JP13820398A JPH11330011A JP H11330011 A JPH11330011 A JP H11330011A JP 13820398 A JP13820398 A JP 13820398A JP 13820398 A JP13820398 A JP 13820398A JP H11330011 A JPH11330011 A JP H11330011A
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- 238000005520 cutting process Methods 0.000 title claims abstract description 141
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 106
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
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- 231100000989 no adverse effect Toxicity 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q11/00—Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
- B23Q11/12—Arrangements for cooling or lubricating parts of the machine
- B23Q11/126—Arrangements for cooling or lubricating parts of the machine for cooling only
- B23Q11/127—Arrangements for cooling or lubricating parts of the machine for cooling only for cooling motors or spindles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B23Q11/00—Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
- B23Q11/10—Arrangements for cooling or lubricating tools or work
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B41/00—Component parts such as frames, beds, carriages, headstocks
- B24B41/04—Headstocks; Working-spindles; Features relating thereto
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B55/00—Safety devices for grinding or polishing machines; Accessories fitted to grinding or polishing machines for keeping tools or parts of the machine in good working condition
- B24B55/02—Equipment for cooling the grinding surfaces, e.g. devices for feeding coolant
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Dicing (AREA)
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 切削装置における切削水供給経路が複数のチ
ューブによって構成され、スピンドルユニットのY軸方
向、Z軸方向の送り精度が悪かったこと、及びスピンド
ルユニットの先端部の見栄えが悪かったことを解消させ
る。 【解決手段】 本発明に係る切削装置は、少なくとも、
被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテ
ーブル上に保持された被加工物を切削するスピンドルユ
ニットと、該スピンドルユニットの端部に固定された円
形ブレード及び被加工物を含む領域に切削水を供給する
切削水供給ノズルと、該切削水供給ノズルに切削水を送
る切削水供給経路と、を備えた切削装置であって、該切
削水供給経路はスピンドルユニットと一体に形成され、
該スピンドルユニットの端部に固定された切削水供給ノ
ズルに連通している構成としたことにより、従来切削水
供給経路としてスピンドルユニットの先端側に連結して
いた複数本のチューブの取り付けがなくなって、特に、
スピンドルユニットのY軸方向の送りを精度良く遂行で
きる。
ューブによって構成され、スピンドルユニットのY軸方
向、Z軸方向の送り精度が悪かったこと、及びスピンド
ルユニットの先端部の見栄えが悪かったことを解消させ
る。 【解決手段】 本発明に係る切削装置は、少なくとも、
被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテ
ーブル上に保持された被加工物を切削するスピンドルユ
ニットと、該スピンドルユニットの端部に固定された円
形ブレード及び被加工物を含む領域に切削水を供給する
切削水供給ノズルと、該切削水供給ノズルに切削水を送
る切削水供給経路と、を備えた切削装置であって、該切
削水供給経路はスピンドルユニットと一体に形成され、
該スピンドルユニットの端部に固定された切削水供給ノ
ズルに連通している構成としたことにより、従来切削水
供給経路としてスピンドルユニットの先端側に連結して
いた複数本のチューブの取り付けがなくなって、特に、
スピンドルユニットのY軸方向の送りを精度良く遂行で
きる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウェーハ等
の被加工物を切削・切断するためのダイシング装置等の
切削装置に関するものである。
の被加工物を切削・切断するためのダイシング装置等の
切削装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の切削装置としては、例えば、図
6〜7に示した構成のものが一般的に従来技術として知
られている。そして、被加工物である半導体ウェーハ1
は、支持テープ2によりフレーム3に支持させた状態で
切削・切断のために供給されるものである。
6〜7に示した構成のものが一般的に従来技術として知
られている。そして、被加工物である半導体ウェーハ1
は、支持テープ2によりフレーム3に支持させた状態で
切削・切断のために供給されるものである。
【0003】この従来例における切削装置は、所謂ダイ
シング装置4であり、該ダイシング装置4は、前進後退
及び上下動が精密且つ任意に行えるスピンドルユニット
5を備えており、該スピンドルユニット5の先端側端部
には円形のブレード6が取り付けられ、該ブレード6に
よってチャックテーブル7上に載置された被加工物であ
る半導体ウェーハ1を個々のチップ状に切削または切断
分割するものである。この場合に、スピンドルユニット
5とチャックテーブル7とは、相対的にX軸、Y軸及び
Z軸方向に移動することによって、精密切削が遂行され
る。
シング装置4であり、該ダイシング装置4は、前進後退
及び上下動が精密且つ任意に行えるスピンドルユニット
5を備えており、該スピンドルユニット5の先端側端部
には円形のブレード6が取り付けられ、該ブレード6に
よってチャックテーブル7上に載置された被加工物であ
る半導体ウェーハ1を個々のチップ状に切削または切断
分割するものである。この場合に、スピンドルユニット
5とチャックテーブル7とは、相対的にX軸、Y軸及び
Z軸方向に移動することによって、精密切削が遂行され
る。
【0004】被加工物の半導体ウェーハ1をブレード6
により切削加工する場合に、被加工物を含む切削領域に
切削水を供給する必要があり、そのために、図7に示し
たように、切削水供給ノズル8が配設されている。この
切削水供給ノズル8は、一般的にはスピンドルユニット
5の先端側に取り付けられたホイルカバー9を介してブ
レード6の両側に対向させて配設されるものである。
により切削加工する場合に、被加工物を含む切削領域に
切削水を供給する必要があり、そのために、図7に示し
たように、切削水供給ノズル8が配設されている。この
切削水供給ノズル8は、一般的にはスピンドルユニット
5の先端側に取り付けられたホイルカバー9を介してブ
レード6の両側に対向させて配設されるものである。
【0005】そして、これら切削水供給ノズル8には、
切削水供給経路としての切削水供給チューブ10が夫々
接続され、該切削水供給チューブ10を介して所定量の
切削水が所定圧をもって供給されるようになっている。
切削水供給経路としての切削水供給チューブ10が夫々
接続され、該切削水供給チューブ10を介して所定量の
切削水が所定圧をもって供給されるようになっている。
【0006】切削水供給ノズル8の配設は、一般的にブ
レード6の両側であるが、仮想線で示したように、ブレ
ード6の切削方向前面側にも付加して切削水供給ノズル
8aが取り付けられる場合もある。この場合でも、切削
水供給経路としての切削水供給チューブ10aが連結さ
れる。
レード6の両側であるが、仮想線で示したように、ブレ
ード6の切削方向前面側にも付加して切削水供給ノズル
8aが取り付けられる場合もある。この場合でも、切削
水供給経路としての切削水供給チューブ10aが連結さ
れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、切削水供給
経路としての切削水供給チューブ10、10aが、スピ
ンドルユニット5の先端側に集中し、且つ露出した状態
で取り付けられていることから、装置としての見栄えが
良くないばかりでなく、チューブ10、10aにも剛性
があって、スピンドルユニット5のY軸方向及びZ軸方
向の速やかな動きに追従できず、特にY軸方向の送り精
度を阻害するという問題点を有している。
経路としての切削水供給チューブ10、10aが、スピ
ンドルユニット5の先端側に集中し、且つ露出した状態
で取り付けられていることから、装置としての見栄えが
良くないばかりでなく、チューブ10、10aにも剛性
があって、スピンドルユニット5のY軸方向及びZ軸方
向の速やかな動きに追従できず、特にY軸方向の送り精
度を阻害するという問題点を有している。
【0008】また、切削水供給経路としての切削水供給
チューブが複数本バラバラの状態でスピンドルユニット
の先端側に配設されることから、それらチューブの配管
作業とその纏めが厄介であるという問題点を有してい
る。
チューブが複数本バラバラの状態でスピンドルユニット
の先端側に配設されることから、それらチューブの配管
作業とその纏めが厄介であるという問題点を有してい
る。
【0009】従って、従来技術においては、切削水供給
経路のスピンドルユニットのY軸方向の送り精度を阻害
しないようにすること、切削水供給経路のバラバラに配
管されることによる作業性の悪さと見栄えの悪さとを回
避することに解決しなければならない課題を有してい
る。
経路のスピンドルユニットのY軸方向の送り精度を阻害
しないようにすること、切削水供給経路のバラバラに配
管されることによる作業性の悪さと見栄えの悪さとを回
避することに解決しなければならない課題を有してい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記従来例の課題を解決
する具体的手段として本発明は、少なくとも、被加工物
を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブル上
に保持された被加工物を切削するスピンドルユニット
と、該スピンドルユニットの端部に固定された円形ブレ
ード及び被加工物を含む領域に切削水を供給する切削水
供給ノズルと、該切削水供給ノズルに切削水を送る切削
水供給経路と、を備えた切削装置であって、該切削水供
給経路はスピンドルユニットと一体に形成され、該スピ
ンドルユニットの端部に固定された切削水供給ノズルに
連通していることを特徴とする切削装置を提供するもの
である。
する具体的手段として本発明は、少なくとも、被加工物
を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブル上
に保持された被加工物を切削するスピンドルユニット
と、該スピンドルユニットの端部に固定された円形ブレ
ード及び被加工物を含む領域に切削水を供給する切削水
供給ノズルと、該切削水供給ノズルに切削水を送る切削
水供給経路と、を備えた切削装置であって、該切削水供
給経路はスピンドルユニットと一体に形成され、該スピ
ンドルユニットの端部に固定された切削水供給ノズルに
連通していることを特徴とする切削装置を提供するもの
である。
【0011】前記スピンドルユニットは、円形のブレー
ドが装着される回転スピンドルと、該回転スピンドルを
回転可能に支持するスピンドルハウジングとから構成さ
れ、切削水供給経路は、スピンドルハウジングの内部に
形成されていて、スピンドルユニットの端部に固定され
た切削水供給ノズルに連通していること;切削水供給経
路を通過する切削水の温度は、所定温度に制御されてい
ること;を付加的な要件として含むものである。
ドが装着される回転スピンドルと、該回転スピンドルを
回転可能に支持するスピンドルハウジングとから構成さ
れ、切削水供給経路は、スピンドルハウジングの内部に
形成されていて、スピンドルユニットの端部に固定され
た切削水供給ノズルに連通していること;切削水供給経
路を通過する切削水の温度は、所定温度に制御されてい
ること;を付加的な要件として含むものである。
【0012】本発明に係る切削装置においては、切削水
供給経路をスピンドルユニットと一体に形成したことに
より、切削水供給経路となるチューブの取り付けがなく
なって、スピンドルユニットのY軸方向及びZ軸方向の
速やかな送りが阻害されなくなり、特にY軸方向の送り
を精度良く遂行できると共に、スピンドルユニットの先
端周りがスッキリして見栄えの良いものとなる。
供給経路をスピンドルユニットと一体に形成したことに
より、切削水供給経路となるチューブの取り付けがなく
なって、スピンドルユニットのY軸方向及びZ軸方向の
速やかな送りが阻害されなくなり、特にY軸方向の送り
を精度良く遂行できると共に、スピンドルユニットの先
端周りがスッキリして見栄えの良いものとなる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明を図示の実施例により
更に詳しく説明する。なお、前記従来例と同一部分には
同一符号を付してその詳細は省略する。図1は本発明の
切削装置であるダイシング装置4を示すものであり、該
ダイシング装置4は、従来例と同様に前進後退及び上下
動が精密且つ任意に行えるスピンドルユニット5を備え
ており、該スピンドルユニット5の先端側端部には円形
のブレード6が取り付けられ、該円形のブレード6によ
ってチャックテーブル7上に載置された被加工物である
半導体ウェーハ1を個々のチップ状に切削または切断分
割するものである。この場合に、スピンドルユニット5
とチャックテーブル7とは、相対的にX軸、Y軸及びZ
軸方向に移動することによって、精密切削が遂行され
る。
更に詳しく説明する。なお、前記従来例と同一部分には
同一符号を付してその詳細は省略する。図1は本発明の
切削装置であるダイシング装置4を示すものであり、該
ダイシング装置4は、従来例と同様に前進後退及び上下
動が精密且つ任意に行えるスピンドルユニット5を備え
ており、該スピンドルユニット5の先端側端部には円形
のブレード6が取り付けられ、該円形のブレード6によ
ってチャックテーブル7上に載置された被加工物である
半導体ウェーハ1を個々のチップ状に切削または切断分
割するものである。この場合に、スピンドルユニット5
とチャックテーブル7とは、相対的にX軸、Y軸及びZ
軸方向に移動することによって、精密切削が遂行され
る。
【0014】また、被加工物である半導体ウェーハ1
は、支持テープ2によりフレーム3に支持させた状態で
切削・切断のために供給されるものであり、従来から行
っている支持形状及び供給の仕方については略同じであ
る。
は、支持テープ2によりフレーム3に支持させた状態で
切削・切断のために供給されるものであり、従来から行
っている支持形状及び供給の仕方については略同じであ
る。
【0015】更に、被加工物の半導体ウェーハ1をブレ
ード6により切削加工する場合に、被加工物を含む切削
領域に切削水を供給する必要があり、そのために、図2
に示したように、一対の切削水供給ノズル8が配設され
ている。この一対の切削水供給ノズル8は、一般的には
スピンドルユニット5の先端側に取り付けられたホイル
カバー9を介しブレード6の両側に対向させて配設され
るものである。また、ブレード6の切削方向前面側にも
付加して切削水供給ノズル8aが取り付けられている。
ード6により切削加工する場合に、被加工物を含む切削
領域に切削水を供給する必要があり、そのために、図2
に示したように、一対の切削水供給ノズル8が配設され
ている。この一対の切削水供給ノズル8は、一般的には
スピンドルユニット5の先端側に取り付けられたホイル
カバー9を介しブレード6の両側に対向させて配設され
るものである。また、ブレード6の切削方向前面側にも
付加して切削水供給ノズル8aが取り付けられている。
【0016】本発明においては、一対の切削水供給ノズ
ル8及び付加した切削水供給ノズル8aに対して切削水
を供給するために、切削水供給経路をスピンドルユニッ
ト5の内部に形成したものである。即ち、一対の切削水
供給ノズル8に対しては切削水供給経路11を、付加し
た切削水供給ノズル8aに対しては切削水供給経路11
aを夫々スピンドルユニット5の内部に一体的に形成し
たものである。
ル8及び付加した切削水供給ノズル8aに対して切削水
を供給するために、切削水供給経路をスピンドルユニッ
ト5の内部に形成したものである。即ち、一対の切削水
供給ノズル8に対しては切削水供給経路11を、付加し
た切削水供給ノズル8aに対しては切削水供給経路11
aを夫々スピンドルユニット5の内部に一体的に形成し
たものである。
【0017】この場合のスピンドルユニット5は、図3
〜5に示したように、エアースピンドルユニットであっ
て、スピンドルハウジング12の内部にスピンドル13
が配設されると共に、スピンドルハウジング12の先端
部にはスラストエアベアリング14が取り付けられ、ス
ピンドル13の周側面にはエアーが供給され、該供給さ
れたエアーによってスピンドル13が非接触の状態で高
速回転する構成になっている。
〜5に示したように、エアースピンドルユニットであっ
て、スピンドルハウジング12の内部にスピンドル13
が配設されると共に、スピンドルハウジング12の先端
部にはスラストエアベアリング14が取り付けられ、ス
ピンドル13の周側面にはエアーが供給され、該供給さ
れたエアーによってスピンドル13が非接触の状態で高
速回転する構成になっている。
【0018】スピンドルハウジング12の先端部におい
ては、スラストエアベアリング14から吹き出すエアー
によってエアーシールがなされ、スピンドルハウジング
12とスピンドル13との間にコンタミが侵入しないよ
うになっている。
ては、スラストエアベアリング14から吹き出すエアー
によってエアーシールがなされ、スピンドルハウジング
12とスピンドル13との間にコンタミが侵入しないよ
うになっている。
【0019】このような構成のエアースピンドルユニッ
トにおいて、スピンドルユニット5の内部といっても、
スピンドルハウジング12の部分に長さ方向に沿って切
削水供給経路11、11aを設けるものであって、スピ
ンドル13には悪影響を全く与えないものである。
トにおいて、スピンドルユニット5の内部といっても、
スピンドルハウジング12の部分に長さ方向に沿って切
削水供給経路11、11aを設けるものであって、スピ
ンドル13には悪影響を全く与えないものである。
【0020】これら切削水供給経路11、11aは、ス
ラストエアベアリング14の外側に形成されると共に、
その先端部分にはノズル部15が配設されている。そし
て、スピンドルユニット5の後端部側には、切削水供給
経路11、11aに切削水を送入させるための送水口1
6、16aが設けられている。
ラストエアベアリング14の外側に形成されると共に、
その先端部分にはノズル部15が配設されている。そし
て、スピンドルユニット5の後端部側には、切削水供給
経路11、11aに切削水を送入させるための送水口1
6、16aが設けられている。
【0021】この場合に、送水口16から送入される切
削水は、分岐して同一圧力で略同一量が各切削水供給経
路11に供給されるようになっている。また、切削水供
給経路11aに関しては、切削水の供給量及び圧力が切
削水供給経路11と異なる場合があるのでその調整が個
別にできるように別の送水口16aが設けられる。な
お、17はエアーの送気口である。
削水は、分岐して同一圧力で略同一量が各切削水供給経
路11に供給されるようになっている。また、切削水供
給経路11aに関しては、切削水の供給量及び圧力が切
削水供給経路11と異なる場合があるのでその調整が個
別にできるように別の送水口16aが設けられる。な
お、17はエアーの送気口である。
【0022】このように切削水供給経路11、11aが
設けられたスピンドルユニット5の先端部側で、スピン
ドル13の端部にはブレード6が取り付けられ、スピン
ドルハウジング12の端部、即ち、スラストエアベアリ
ング14にはホイルカバー9が取り付けられる。そし
て、ホイルカバー9に装備してある一対の切削水供給ノ
ズル8に対して切削水供給経路11をそれぞれ接続し、
付加した切削水供給ノズル8aに対しては切削水供給経
路11aを接続するものである。
設けられたスピンドルユニット5の先端部側で、スピン
ドル13の端部にはブレード6が取り付けられ、スピン
ドルハウジング12の端部、即ち、スラストエアベアリ
ング14にはホイルカバー9が取り付けられる。そし
て、ホイルカバー9に装備してある一対の切削水供給ノ
ズル8に対して切削水供給経路11をそれぞれ接続し、
付加した切削水供給ノズル8aに対しては切削水供給経
路11aを接続するものである。
【0023】従って、本発明においては、スピンドルユ
ニット5の端部に切削水供給ノズル8、8aが取り付け
られていること、スピンドルユニット5を構成するスピ
ンドルハウジング12に、前記切削水供給ノズル8、8
aにそれぞれ連通する切削水供給経路11、11aが形
成されることが実質的な要件となるものである。
ニット5の端部に切削水供給ノズル8、8aが取り付け
られていること、スピンドルユニット5を構成するスピ
ンドルハウジング12に、前記切削水供給ノズル8、8
aにそれぞれ連通する切削水供給経路11、11aが形
成されることが実質的な要件となるものである。
【0024】また、切削水供給経路11、11aがスピ
ンドルハウジング12に形成されていることから、スピ
ンドルハウジング12内で高速回転するスピンドル13
との関係で、長時間の使用によりスピンドルハウジング
12が徐々に熱を帯びてくるようになり、スピンドルユ
ニット5が熱膨張してY軸方向の精度に狂いが生ずるよ
うになる。従って、このような現象を回避するために、
スピンドルユニット5を一定の温度に保つようにスピン
ドルユニット5内に冷却水を供給するようにしている。
ンドルハウジング12に形成されていることから、スピ
ンドルハウジング12内で高速回転するスピンドル13
との関係で、長時間の使用によりスピンドルハウジング
12が徐々に熱を帯びてくるようになり、スピンドルユ
ニット5が熱膨張してY軸方向の精度に狂いが生ずるよ
うになる。従って、このような現象を回避するために、
スピンドルユニット5を一定の温度に保つようにスピン
ドルユニット5内に冷却水を供給するようにしている。
【0025】そこで、切削水がスピンドルユニット5に
熱変化を与えないように、切削水を所定の温度に維持す
べく温度制御手段18を設けてある。この温度制御手段
18は切削水を加温したり冷却したりするものであっ
て、切削水供給経路11、11aを通って切削水供給ノ
ズル8、8a側から吐出される切削水の温度をスピンド
ルユニット5と略同じ温度に制御するものである。
熱変化を与えないように、切削水を所定の温度に維持す
べく温度制御手段18を設けてある。この温度制御手段
18は切削水を加温したり冷却したりするものであっ
て、切削水供給経路11、11aを通って切削水供給ノ
ズル8、8a側から吐出される切削水の温度をスピンド
ルユニット5と略同じ温度に制御するものである。
【0026】いづれにしても、本発明においては、切削
水供給ノズルに切削水を供給する経路をスピンドルユニ
ット内に一体的に設けたことにより、厄介なチューブの
配管作業及び邪魔にならないようにチューブを纏める作
業等も不要になる。そして、何よりも効果的な点は、ス
ピンドルユニットのY軸方向及びZ軸方向の動きを妨げ
るチューブがないことから、特に、Y軸方向及びZ軸方
向の送りが精度良く速やかに行えることである。
水供給ノズルに切削水を供給する経路をスピンドルユニ
ット内に一体的に設けたことにより、厄介なチューブの
配管作業及び邪魔にならないようにチューブを纏める作
業等も不要になる。そして、何よりも効果的な点は、ス
ピンドルユニットのY軸方向及びZ軸方向の動きを妨げ
るチューブがないことから、特に、Y軸方向及びZ軸方
向の送りが精度良く速やかに行えることである。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る切削
装置は、少なくとも、被加工物を保持するチャックテー
ブルと、該チャックテーブル上に保持された被加工物を
切削するスピンドルユニットと、該スピンドルユニット
の端部に固定された円形ブレード及び被加工物を含む領
域に切削水を供給する切削水供給ノズルと、該切削水供
給ノズルに切削水を送る切削水供給経路と、を備えた切
削装置であって、該切削水供給経路はスピンドルユニッ
トと一体に形成され、該スピンドルユニットの端部に固
定された切削水供給ノズルに連通している構成としたこ
とにより、従来切削水供給経路としてスピンドルユニッ
トの先端側に連結していた複数本のチューブの取り付け
がなくなって、スピンドルユニットのY軸方向及びZ軸
方向の送りを精度良く遂行できるという優れた効果を奏
する。
装置は、少なくとも、被加工物を保持するチャックテー
ブルと、該チャックテーブル上に保持された被加工物を
切削するスピンドルユニットと、該スピンドルユニット
の端部に固定された円形ブレード及び被加工物を含む領
域に切削水を供給する切削水供給ノズルと、該切削水供
給ノズルに切削水を送る切削水供給経路と、を備えた切
削装置であって、該切削水供給経路はスピンドルユニッ
トと一体に形成され、該スピンドルユニットの端部に固
定された切削水供給ノズルに連通している構成としたこ
とにより、従来切削水供給経路としてスピンドルユニッ
トの先端側に連結していた複数本のチューブの取り付け
がなくなって、スピンドルユニットのY軸方向及びZ軸
方向の送りを精度良く遂行できるという優れた効果を奏
する。
【0028】また、切削水供給経路をスピンドルユニッ
トと一体に形成したことにより、切削水供給経路となる
複数本のチューブの取り付けがなくなって、スピンドル
ユニットの先端周りがスッキリして見栄えの良くなると
いう優れた効果を奏する。
トと一体に形成したことにより、切削水供給経路となる
複数本のチューブの取り付けがなくなって、スピンドル
ユニットの先端周りがスッキリして見栄えの良くなると
いう優れた効果を奏する。
【0029】更に、スピンドルユニット内に設けた切削
水供給経路を通過する切削水の温度は、所定温度に制御
されていることによって、スピンドルユニットの熱膨張
を回避することができ、順次の切削加工においてバラツ
キのない精密切削が遂行できるという優れた効果を奏す
る。
水供給経路を通過する切削水の温度は、所定温度に制御
されていることによって、スピンドルユニットの熱膨張
を回避することができ、順次の切削加工においてバラツ
キのない精密切削が遂行できるという優れた効果を奏す
る。
【図1】本発明に係る切削装置を略示的に示した斜視図
である。
である。
【図2】同切削装置のスピンドルユニットの要部のみを
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図3】同切削装置に適用される一例のスピンドルユニ
ットを略示的に示した側面図である。
ットを略示的に示した側面図である。
【図4】同スピンドルユニットの先端側にスラストエア
ベアリングを取り付けた状態の拡大端面図である。
ベアリングを取り付けた状態の拡大端面図である。
【図5】図4のA−A線に沿う略示的断面図である。
【図6】従来例の切削装置を略示的に示した斜視図であ
る。
る。
【図7】同従来例の切削装置におけるスピンドルユニッ
トの要部のみを示す斜視図である。
トの要部のみを示す斜視図である。
1……半導体ウェーハ、 2……支持テープ、 3……
フレーム、4……ダイシング装置、 5……スピンドル
ユニット、 6……ブレード、7……チャックテーブ
ル、 8、8a……切削水供給ノズル、9……ホイルカ
バー、 11、11a……切削水供給経路、12……ス
ピンドルハウジング、 13……スピンドル、14……
スラストエアベアリング、 15……ノズル部、16、
16a……送水口、 17……送気口、 18……温度
制御手段。
フレーム、4……ダイシング装置、 5……スピンドル
ユニット、 6……ブレード、7……チャックテーブ
ル、 8、8a……切削水供給ノズル、9……ホイルカ
バー、 11、11a……切削水供給経路、12……ス
ピンドルハウジング、 13……スピンドル、14……
スラストエアベアリング、 15……ノズル部、16、
16a……送水口、 17……送気口、 18……温度
制御手段。
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも、被加工物を保持するチャッ
クテーブルと、該チャックテーブル上に保持された被加
工物を切削するスピンドルユニットと、該スピンドルユ
ニットの端部に固定された円形ブレード及び被加工物を
含む領域に切削水を供給する切削水供給ノズルと、該切
削水供給ノズルに切削水を送る切削水経路と、を備えた
切削装置であって、 該切削水供給経路はスピンドルユニットと一体に形成さ
れ、該スピンドルユニットの端部に固定された切削水供
給ノズルに連通していることを特徴とする切削装置。 - 【請求項2】 スピンドルユニットは、円形のブレード
が装着される回転スピンドルと、該回転スピンドルを回
転可能に支持するスピンドルハウジングとから構成さ
れ、 切削水供給経路は、スピンドルハウジングの内部に形成
されていて、スピンドルユニットの端部に固定された切
削水供給ノズルに連通していることを特徴とする請求項
1に記載の切削装置。 - 【請求項3】 切削水供給経路を通過する切削水の温度
は、所定温度に制御されていることを特徴とする請求項
1または2に記載の切削装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13820398A JPH11330011A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | 切削装置 |
TW89214525U TW441725U (en) | 1998-05-20 | 1999-04-15 | Main shaft unit and cutting device |
GB9910091A GB2337474B (en) | 1998-05-20 | 1999-04-30 | Cutting apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13820398A JPH11330011A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | 切削装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11330011A true JPH11330011A (ja) | 1999-11-30 |
Family
ID=15216502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13820398A Pending JPH11330011A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | 切削装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11330011A (ja) |
GB (1) | GB2337474B (ja) |
TW (1) | TW441725U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015079792A (ja) * | 2013-10-15 | 2015-04-23 | 株式会社ディスコ | 切削装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6410541B2 (ja) * | 2014-09-26 | 2018-10-24 | 株式会社ディスコ | ブレードカバー装置 |
JP7045212B2 (ja) * | 2018-02-08 | 2022-03-31 | 株式会社ディスコ | 研削装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB598585A (en) * | 1942-09-02 | 1948-02-20 | Peugeot Cycles | Spindle mounting for metal trimming or finishing tools |
DE8435005U1 (de) * | 1984-11-29 | 1986-04-03 | Werkzeugmaschinenfabrik Adolf Waldrich Coburg Gmbh & Co, 8630 Coburg | Werkzeugmaschine mit einer Werkzeugmaschinenspindel mit Kühleinrichtung in einem Spindelstock |
DE4311431C2 (de) * | 1993-04-07 | 1995-07-13 | Index Werke Kg Hahn & Tessky | Motorspindel für eine Werkzeugmaschine |
-
1998
- 1998-05-20 JP JP13820398A patent/JPH11330011A/ja active Pending
-
1999
- 1999-04-15 TW TW89214525U patent/TW441725U/zh not_active IP Right Cessation
- 1999-04-30 GB GB9910091A patent/GB2337474B/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015079792A (ja) * | 2013-10-15 | 2015-04-23 | 株式会社ディスコ | 切削装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB9910091D0 (en) | 1999-06-30 |
GB2337474B (en) | 2002-11-27 |
TW441725U (en) | 2001-06-16 |
GB2337474A (en) | 1999-11-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050421 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070528 |