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JPH11329161A - コントロールキー装置 - Google Patents

コントロールキー装置

Info

Publication number
JPH11329161A
JPH11329161A JP10139035A JP13903598A JPH11329161A JP H11329161 A JPH11329161 A JP H11329161A JP 10139035 A JP10139035 A JP 10139035A JP 13903598 A JP13903598 A JP 13903598A JP H11329161 A JPH11329161 A JP H11329161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressing operation
key top
contact
pressing
elastic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10139035A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshinori Date
敏範 伊達
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sega Corp
Original Assignee
Sega Enterprises Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sega Enterprises Ltd filed Critical Sega Enterprises Ltd
Priority to JP10139035A priority Critical patent/JPH11329161A/ja
Publication of JPH11329161A publication Critical patent/JPH11329161A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H25/00Switches with compound movement of handle or other operating part
    • H01H25/04Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick
    • H01H25/041Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick having a generally flat operating member depressible at different locations to operate different controls

Landscapes

  • Switches With Compound Operations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】耐久性を向上させると共に、操作性を向上させ
たコントロールキー装置を提供する。 【解決手段】十字形状に直交する押圧操作部と該押圧操
作部が交差する側面部分に設けられた突起部とを有する
キートップ部と、前記押圧操作部を露出させる開口部と
該開口部が直交する角部分に設けられた係止部とを有す
るケースと、前記押圧操作部のそれぞれに対応して配置
された弾性部材により可動的に支持された可動接点部を
備えた弾性可動部とを有し、前記キートップ部は、前記
押圧操作部に押圧力が加えられていないとき、前記弾性
可動部の弾性力により前記突起部が前記係止部に当接し
て保持されることを特徴とするゲーム操作用コントロー
ルキー装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビゲーム装置
やポータブル型電子ゲーム装置のコントロールキー装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビゲーム装置やポータブル型
電子ゲーム装置に使用されるコントロールキー装置とし
て、十字形状のキートップとラバー接点を用いたものが
知られている。
【0003】図7は、従来のコントロールキー装置の平
面図である。コントロールキー装置のトップケース1に
は十字形状の開口部3が設けられており、その開口部3
に十字形状のキートップ2がわずかの間隔を隔ててはめ
込まれている。
【0004】ゲーム装置の遊戯者は、キートップ2の上
下左右にある押圧操作部2aを押すことにより、それぞ
れの押圧操作部2aの下にあるラバー接点を閉接又は開
放させ、ゲーム装置の表示キャラクタ等の移動方向を入
力する。なお、開口部3の周縁の斜線部分50は、キー
トップ2が傾動する場合の支点となる部分であるが、こ
の点については後述する。
【0005】図8は、従来のコントロールキー装置にお
ける図7の矢印C−Cに示す箇所の断面図であり、図8
(1)は、キートップ2のいずれの押圧操作部2aも押
されていない無負荷状態を示す。キートップ2の底面中
央は、先端部が凸球面24となって下方に突出してお
り、キートップ2の押圧操作部2aの下面は、ラバー接
点13の弾性可動部22に当接する接点押圧部20とな
っている。
【0006】ラバー接点13は、導電ゴムよりなる可動
接点で、弾性可動部22と、弾性可動部22の周縁にあ
る中空円筒状の袴部28と、弾性可動部22の下面にあ
る可動接点部23等を有する。また、回路基板29に
は、可動接点部23に対向する位置に電極27を有す
る。
【0007】無負荷状態においてキートップ2は、キー
トップ2の底面中央の凸球面24と回路基板29の上に
設けられた球面受け25との間に微小間隙が存在するよ
うに、ラバー接点13の袴部28の弾性力により上方に
押し上げられている。そして、キートップ2は、キート
ップ2の側面に設けられたキートップ鍔6がトップケー
ス1のケース縁30に当接する位置で静止している。
【0008】図8(2)は、キートップ2の押圧操作部
2aが一方向に押圧された負荷状態を示す。押圧操作部
2aが一方向に押されると、キートップ2は、押圧され
た押圧操作部2aの反対側においてキートップ鍔6がト
ップケース1のケース縁30と当接する部分を支点51
として傾動する。
【0009】そして、押圧された押圧操作部2aの下側
の接点押圧部20が、弾性可動部22を押し下げ、弾性
可動部22の下面の可動接点部23を回路基板29上に
形成されている電極27に接触させる。これにより電極
27は電気的に短絡される。
【0010】図9は、従来の他のコントロールキー装置
における図7の矢印C−Cに示す箇所の断面図である。
図9(1)はキートップ2のいずれの押圧操作部2aも
押されていない無負荷状態を示し、図9(2)は押圧操
作部2aが一方向に押圧された負荷状態を示す。
【0011】図9の従来例においては、キートップ2は
底面中央に凹球面40を有し、回路基板29は、凹球面
40に対向する位置に球体保持部42と球体41とを有
する。そして無負荷状態において、キートップ2は、ラ
バー接点13の弾性力により、キートップ2の側面に設
けられたキートップ鍔6がトップケース1のケース縁3
0に当接する位置で静止している。
【0012】この従来例においても、キートップ2の押
圧操作部2aが一方向に押圧された負荷状態では、キー
トップ2は、押圧された押圧操作部2aの反対側におい
てキートップ鍔6がトップケース1のケース縁30と当
接する部分を支点52として傾動し、弾性可動部22の
下面の可動接点部23を回路基板29上に形成されてい
る電極27に接触させる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来のコントロールキ
ー装置は、キートップ2の押圧操作部2aが一方向に押
された負荷状態では、図8(2)及び図9(2)に示す
ように、キートップ2の押し下げられた押圧操作部2a
と反対側のキートップ鍔6がキートップ2の傾動の支点
51又は52となる。
【0014】従って、従来のコントロールキー装置で
は、キートップ2の側面のキートップ鍔6が、トップケ
ース1のケース縁30に直接当接するので、キートップ
鍔6に衝撃力が加わる。ゲーム装置におけるコントロー
ルキー装置の使用頻度は非常に多いので、キートップ操
作の都度加わる衝撃により、キートップ鍔6が破損しや
すく、コントロールキー装置の耐久性が低いという難点
があった。なお、キートップ鍔6が、トップケース1の
ケース縁30に当接する部分を、図7において斜線50
で示す。
【0015】また、従来のコントロールキー装置では、
キートップ2はキートップ鍔6を支点51又は52とし
て傾動するので、キートップ2の4つの押圧操作部2a
の1つを押す場合に、遊戯者が押した1つの押圧操作部
2a以外の他の3つの押圧操作部2aに対応するラバー
接点13も、本来のストロークの約半分程度押し込む状
態とされる構成であった。このため、キートップ2を操
作するための操作力が不必要に増大すると共に、伸縮頻
度の増大によるラバー接点13の寿命の低下という弊害
が生じていた。
【0016】従って、本発明は、耐久性を向上させたコ
ントロールキー装置を提供することを目的とする。ま
た、本発明は、操作性を向上させたコントロールキー装
置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、その中心
に対し対称に4つの押圧操作部が配置されて十字形状を
成し、かつ隣接する該押圧操作部間に突起部を有するキ
ートップと、前記押圧操作部を露出させる開口部と前記
突起部に対応した位置に係止部とを有するケースと、前
記押圧操作部のそれぞれに対応して配置された弾性部材
により可動的に支持された可動接点部を備えた弾性可動
部とを有し、前記キートップ部は、前記押圧操作部に押
圧力が加えられていないとき、前記弾性可動部の弾性力
により前記突起部が前記係止部に当接して保持されるこ
とを特徴とするゲーム操作用コントロールキー装置を提
供することにより達成される。
【0018】本発明によれば、キートップ部は、押圧操
作部に押圧力が加えられていないとき、押圧操作部の突
起部がケースの係止部に当接して静止状態に位置決めさ
れる。押圧操作部の突起部は、周辺部に比べ操作時のス
トロークが短くケースからの衝撃力が小さいので、ゲー
ム操作用コントロールキー装置の耐久性を向上させるこ
とができる。
【0019】また上記の目的は、その中心に対し対称に
4つの押圧操作部が配置されて十字形状を成し、かつ隣
接する該押圧操作部間に鍔部分を有するキートップと、
前記押圧操作部を露出させる開口部と前記鍔部分に対応
した位置に係止部とを有するケースと、前記押圧操作部
のそれぞれに対応して配置された弾性部材により可動的
に支持された可動接点部を備えた弾性可動部とを有し、
前記キートップ部は、前記押圧操作部に押圧力が加えら
れていないとき、前記弾性可動部の弾性力により前記鍔
部分が前記係止部に当接して保持されることを特徴とす
るゲーム操作用コントロールキー装置を提供することに
より達成される。
【0020】本発明によれば、キートップ部は、押圧操
作部に押圧力が加えられていないとき、押圧操作部の鍔
部分がケースの係止部に当接して静止状態に位置決めさ
れる。押圧操作部の鍔部分は、周辺部に比べ操作時のス
トロークが短くケースからの衝撃力が小さいので、ゲー
ム操作用コントロールキー装置の耐久性を向上させるこ
とができる。
【0021】また上記の目的は、その中心に対し対称に
配置されて十字形状を成す4つの押圧操作部と、隣接す
る該押圧操作部間に設けられた突起部と、前記押圧操作
部が直交する底面部分に設けられた中央部とを有するキ
ートップ部と、前記押圧操作部を露出させる開口部と、
前記突起部に対応した位置に設けられた係止部とを有す
るケースと、互いに直交する直線上に、直交点に対し対
称の位置に配設された一対ずつの電極部を有する基板
と、前記一対の電極部間の中間部分に位置し、前記中央
部に対向して前記基板上に配置された支点体と、前記電
極部のそれぞれに対応して配置された弾性部材により可
動的に支持された可動接点部を備えた弾性可動部とを有
し、前記キートップ部は、前記押圧操作部に押圧力が加
えられていないとき、前記弾性可動部の弾性力により前
記突起部が前記係止部に当接し、前記中央部と前記支点
体とが微小間隔をおいて離間するように保持されてお
り、前記押圧操作部に加えられた押圧力に応答して、前
記中央部が前記支点体に接触するとともに前記支点体を
支点として傾動し、下降した前記可動接点部が対応する
前記電極部を導通させ、押圧力が解除されたとき前記弾
性可動部の弾性力により上方に付勢されて前記突起部が
前記係止部に当接する位置に復帰するように構成されて
なることを特徴とするゲーム操作用コントロールキー装
置を提供することにより達成される。
【0022】本発明によれば、キートップ部は、押圧操
作部に押圧力が加えられていないとき、押圧操作部の突
起部がケースの係止部に当接して静止状態に位置決めさ
れる。また、押圧操作部に押圧力が加えられたときは、
キートップ部の中央部が支点体に接触するとともに支点
体を支点として傾動する。
【0023】従って、キートップ部の周辺部が傾動の支
点となることがなく、キートップ部の周辺部の破損を防
止することができる。
【0024】また、キートップ部の中央部が傾動の支点
となるため、押圧した押圧操作部に対応するラバー接点
以外のラバー接点に押圧力を加えない。このため、キー
トップに加える操作力が軽くなり操作性を向上すること
ができると共に、ラバー接点の伸縮頻度が低下するので
ラバー接点の寿命を延ばすことができる。
【0025】また上記の目的は、その中心に対し対称に
配置されて十字形状を成す4つの押圧操作部と、隣接す
る該押圧操作部間に設けられた鍔部分と、前記押圧操作
部が直交する底面部分に設けられた中央部とを有するキ
ートップ部と、前記押圧操作部を露出させる開口部と、
前記鍔部分に対応した位置に設けられた係止部とを有す
るケースと、互いに直交する直線上に、直交点に対し対
称の位置に配設された一対ずつの電極部を有する基板
と、前記一対の電極部間の中間部分に位置し、前記中央
部に対向して前記基板上に配置された支点体と、前記電
極部のそれぞれに対応して配置された弾性部材により可
動的に支持された可動接点部を備えた弾性可動部とを有
し、前記キートップ部は、前記押圧操作部に押圧力が加
えられていないとき、前記弾性可動部の弾性力により前
記鍔部分が前記係止部に当接し、前記中央部と前記支点
体とが微小間隔をおいて離間するように保持されてお
り、前記押圧操作部に加えられた押圧力に応答して、前
記中央部が前記支点体に接触するとともに前記支点体を
支点として傾動し、下降した前記可動接点部が対応する
前記電極部を導通させ、押圧力が解除されたとき前記弾
性可動部の弾性力により上方に付勢されて前記鍔部分が
前記係止部に当接する位置に復帰するように構成されて
なることを特徴とするゲーム操作用コントロールキー装
置を提供することにより達成される。
【0026】本発明によれば、キートップ部は、押圧操
作部に押圧力が加えられていないとき、キートップ部の
鍔部分がケースの係止部に当接して静止状態に位置決め
される。また、押圧操作部に押圧力が加えられたとき
は、キートップ部の中央部が支点体に接触するとともに
支点体を支点として傾動する。
【0027】従って、キートップ部の周辺部が傾動の支
点となることがなく、キートップ部の周辺部の破損を防
止することができる。
【0028】また、キートップ部の中央部が傾動の支点
となるため、押圧した押圧操作部に対応するラバー接点
以外のラバー接点に押圧力を加えない。このため、キー
トップに加える操作力が軽くなり操作性を向上すること
ができると共に、ラバー接点の伸縮頻度が低下するので
ラバー接点の寿命を延ばすことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の例に
ついて図面に従って説明する。図1は、本発明の実施の
形態のコントロールキー装置の平面図である。キートッ
プ2は、トップケース1の開口部3より外部に露出し、
露出部に十字形状を成す押圧操作部2aが設けてある。
トップケース1の十字穴の角の部分には、点線で示すボ
ス4がトップケース1の裏面に設けられており、無負荷
状態においてキートップ2と接している。
【0030】図2は、図1において矢印A−Aで示す箇
所のトップケース1とキートップ2の断面図である。図
2(1)は、一例としてキートップ2の側面に膨らみ部
5を設け、膨らみ部5とトップケース1のキートップ押
さえボス4が接している場合を示す。
【0031】キートップ2は無負荷状態において、前述
したラバー接点13により矢印7の方向に押圧力を受
け、キートップ2の膨らみ部5とトップケース1のキー
トップ押さえボス4により位置決めされる。これにより
無負荷状態におけるキートップ2のガタ付きが防止され
る。
【0032】図2(2)は、キートップ2の側面を直線
状とし、トップケース1のキートップ押さえボス8がキ
ートップ鍔6に直接接している場合の例を示す。図2
(2)においても、キートップ2はラバー接点13から
矢印9の方向の押圧力を受け、キートップ鍔6とキート
ップ押さえボス8で位置決めされるので、無負荷状態に
おけるガタ付きが防止される。
【0033】図3は、本発明の実施の形態のコントロー
ルキー装置の分解斜視図で、図2(1)に示したキート
ップ2を使用した場合である。トップケース1には、十
字形状の開口部3が設けられており、開口部3の角の部
分にはキートップ押さえボス4が設けられる。
【0034】キートップ2は、押圧操作部2aと押圧操
作部2aの下面に設けられたキートップ鍔6とを有し、
押圧操作部2aの側面の交差部分には膨らみ部5が設け
られている。前述のように、膨らみ部5は、無負荷状態
でトップケース1のキートップ押さえボス4と黒点11
で示す部分で接してキートップ2を位置決めする。
【0035】キートップ2の下方には、スペーサ12を
介してラバー接点13が設けられる。ラバー接点13
は、キートップ2の4つの押圧操作部2aに対応して4
つの接点部を有し、遊戯者によって押し下げられた押圧
操作部2aの下の接点を閉じ、ゲーム装置の表示キャラ
クタ等の移動方向を入力する。なお、ラバー接点13
は、トップケース1の円環壁10により位置決めされ
る。
【0036】図4は、図2(2)のキートップ2を使用
した本発明の実施の形態のコントロールキー装置の分解
斜視図である。本実施の形態では、押圧操作部2aの交
差部分に膨らみ部5はなく、トップケース1の下面のキ
ートップ押さえボス8を長くしてキートップ鍔6に直接
当接させる。本実施の形態においては、キートップ鍔6
は、無負荷状態においてキートップ押さえボス8と黒点
14で示す部分で接してキートップ2を位置決めする。
【0037】図5は、本発明の実施の形態のコントロー
ルキー装置における図1の矢印B−Bで示す箇所の断面
図である。但し、説明の便宜上、キートップ押さえボス
4がキートップ2の膨らみ部5に当接する部分は、矢印
A−Aにおける断面で示してある。また、図5(1)
は、キートップ2のいずれの押圧操作部2aも押されて
いない無負荷状態を示す。
【0038】キートップ2の底面には、十字形状の押圧
操作部2aに対応した位置に接点押圧部20が突出して
形成されている。また、キートップ2の底面中央には突
出した凸球面24が一体的に形成されている。
【0039】また、キートップ2の側面下部には、十字
形状の押圧操作部2aの外径より径の大きい円形のキー
トップ鍔6が形成されている。但し、本実施の形態にお
けるキートップ鍔6は、無負荷状態においてトップケー
ス1のケース縁30に当接することはない。即ち、キー
トップ2は、ラバー接点13の弾性力により上方に押圧
力を受けているが、図5(1)に示すように、キートッ
プ2の膨らみ部5がキートップ押さえボス4に当接して
位置決めされるので、キートップ鍔6がトップケース1
のケース縁30に当接することはない。
【0040】また、無負荷状態においてキートップ2
は、ラバー接点13の袴部28の弾性力により上方に押
し上げられており、キートップ2の底面中央の凸球面2
4と回路基板29の上に設けられた球面受け25との間
に微小間隙が存在するのは従来の場合と同様である。
【0041】図5(2)は、キートップ2の一方の押圧
操作部2aを押し下げた負荷状態を示す。一方の押圧操
作部2aを押圧すれば、キートップ2は、押圧した側の
弾性可動部22を保持している袴部28の弾性力に抗し
て押し下がる。この時、キートップ2の底面中央部の凸
球面24は、球面受け25との微小間隙を縮めて当接す
る。
【0042】凸球面24が、球面受け25に当接する
と、キートップ2は球面受け25を支点31として押圧
した側に傾斜する。この時、キートップ2の押圧方向と
反対側のキートップ鍔6は、上側に移動しつつ傾動す
る。但し、キートップ鍔6とトップケース1のケース縁
30との間隔は、前述したキートップ押さえボス4によ
り十分な間隔がとられているので、負荷状態においても
キートップ鍔6とトップケース1のケース縁30が当接
することはない。
【0043】押圧した側のキートップ2の接点押圧部2
0は、弾性可動部22を更に押し下げ、弾性可動部22
の真下の可動接点部23を回路基板29上の電極27に
当接させ回路を閉じる。一方、押圧方向と反対側の弾性
可動部22は、押し下げられることはなく、不必要な伸
縮がラバー接点13に加えられることはない。
【0044】そして、キートップ2から手を離し、キー
トップ2の押圧を解除すると、接点押圧部20に押圧さ
れていた袴部28の弾性復元力により可動接点部23が
回路基板29上の電極27から離れて回路を開き、キー
トップ2が元の位置に戻る。このようにして、それぞれ
上下左右方向の操作を行うことができる。
【0045】このように、キートップ2の一方の押圧操
作部2aを押し下げた負荷状態では、まずキートップ2
が全体として押し下げられ、キートップ2の底面中央部
の凸球面24が球面受け25に当接し、次に押し下げら
れた押圧操作部2aの方に傾斜してラバー接点13を閉
接する。
【0046】このため、ラバー接点13を閉接するため
のキートップ2の傾斜角度が小さくなり、操作のストロ
ークも短くなる。従って、コントロールキー装置を操作
するための押圧力の低減が可能となり操作性が向上す
る。
【0047】次にキートップ2の上下方向又は左右方向
を同時に、即ちキートップ2を真上から水平にした状態
で押す操作をすると、キートップ2の凸球面24が球面
受け25に当接し、球面受け25がストッパーとして働
くため、それより下方にはキートップ2は下降すること
ができない。
【0048】この状態では、キートップ2はいずれの方
向にも傾動せず水平に保たれ、いずれの接点押圧部20
も可動接点部23を電極27に当接することはできな
い。従って、回路基板29上の上下方向の電極27、又
は左右方向の電極27が同時に導通することはない。
【0049】図6は、本発明の他の実施の形態のコント
ロールキー装置であり、図1における矢印B−Bに示す
箇所の断面図である。但し、説明の便宜上、キートップ
押さえボス8がキートップ鍔6に当接する部分は、矢印
A−Aにおける断面で示してある。図6(1)は、キー
トップ2のいずれの押圧操作部2aも押圧されていない
無負荷状態を示し、図6(2)はいずれか1つの押圧操
作部2aが押圧された負荷状態を示す。
【0050】本実施の形態では、図6(1)に示すよう
に、キートップ2の底面中央は凹球面40となってお
り、回路基板29上には球体保持部42に保持された球
体41を有する。そして、無負荷状態において凹球面4
0と球体41との間に微小間隙を生じるように、前述し
たキートップ押さえボス8とラバー接点13の弾性力で
支持されている。
【0051】また、負荷状態においては、図6(2)に
示すように、キートップ2の底面中央の凹球面40は球
体41との微小間隙を縮めて当接する。そしてキートッ
プ2は、球体41を支点43として押圧した側に傾斜
し、押圧した側のラバー接点13を閉じる。
【0052】本実施の形態においても、無負荷状態及び
負荷状態において、押圧方向と反対側のキートップ鍔6
はトップケース1のケース縁30に当接することはな
い。また負荷状態において、押圧方向と反対側の弾性可
動部22が不必要に押し下げられることはない。従っ
て、キートップ鍔6の破損を防止できると共に、ラバー
接点13の寿命の低下を防止することができる。
【0053】以上具体的な実施の形態について説明した
が、かかる実施の形態例が本発明の技術的範囲を限定す
るものではない。
【0054】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、キ
ートップ部は、押圧操作部に押圧力が加えられていない
とき、押圧操作部の突起部がケースの係止部に当接して
静止状態に位置決めされる。また、押圧操作部に押圧力
が加えられたときは、キートップ部の中央部が支点体に
接触するとともに支点体を支点として傾動する。
【0055】押圧操作部の突起部は、周辺部に比べ操作
時のストロークが短くケースからの衝撃力が小さいの
で、ゲーム操作用コントロールキー装置の耐久性を向上
させることができる。また、キートップ部の周辺部が傾
動の支点となることがなく、キートップ部の周辺部の破
損を防止することができる。
【0056】更に、キートップ部の中央部が傾動の支点
となるため、押圧した押圧操作部に対応するラバー接点
以外のラバー接点に押圧力を加えない。このため、キー
トップに加える操作力が軽くなり操作性を向上すること
ができると共に、ラバー接点の伸縮頻度が低下するので
ラバー接点の寿命を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のコントロールキー装置の
平面図である。
【図2】本発明の実施の形態のコントロールキー装置の
無負荷状態のA−A断面図である。
【図3】本発明の実施の形態のコントロールキー装置の
分解斜視図(1)である。
【図4】本発明の実施の形態のコントロールキー装置の
分解斜視図(2)である。
【図5】本発明の実施の形態のコントロールキー装置の
B−B断面図(1)である。
【図6】本発明の実施の形態のコントロールキー装置の
B−B断面図(2)である。
【図7】従来のコントロールキー装置の平面図である。
【図8】従来のコントロールキー装置のC−C断面図
(1)である。
【図9】従来のコントロールキー装置のC−C断面図
(2)である。
【符号の説明】
1 トップケース 2 キートップ 2a 押圧操作部 3 開口部 4、8 キートップ押さえボス 5 膨らみ部 6 キートップ鍔 13 ラバー接点 20 接点押圧部 22 弾性可動部 23 可動接点部 24 凸球面 25 球面受け 27 電極 28 袴部 29 回路基板 30 ケース縁 31、43 支点 40 凹球面 41 球体 42 球体保持部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】その中心に対し対称に4つの押圧操作部が
    配置されて十字形状を成し、かつ隣接する該押圧操作部
    間に突起部を有するキートップと、 前記押圧操作部を露出させる開口部と前記突起部に対応
    した位置に係止部とを有するケースと、 前記押圧操作部のそれぞれに対応して配置された弾性部
    材により可動的に支持された可動接点部を備えた弾性可
    動部とを有し、 前記キートップ部は、前記押圧操作部に押圧力が加えら
    れていないとき、前記弾性可動部の弾性力により前記突
    起部が前記係止部に当接して保持されることを特徴とす
    るゲーム操作用コントロールキー装置。
  2. 【請求項2】その中心に対し対称に4つの押圧操作部が
    配置されて十字形状を成し、かつ隣接する該押圧操作部
    間に鍔部分を有するキートップと、 前記押圧操作部を露出させる開口部と前記鍔部分に対応
    した位置に係止部とを有するケースと、 前記押圧操作部のそれぞれに対応して配置された弾性部
    材により可動的に支持された可動接点部を備えた弾性可
    動部とを有し、 前記キートップ部は、前記押圧操作部に押圧力が加えら
    れていないとき、前記弾性可動部の弾性力により前記鍔
    部分が前記係止部に当接して保持されることを特徴とす
    るゲーム操作用コントロールキー装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、 更に、互いに直交する直線上に、直交点に対し対称の位
    置に配設された一対ずつの電極部を有する基板と、 前記一対の電極部間の中間部分に位置し、前記中央部に
    対向して前記基板上に配置された支点体とを有し、 前記キートップ部は、前記押圧操作部に押圧力が加えら
    れていないとき、前記押圧操作部が直交する底面部分に
    設けられた中央部と前記支点体とが微小間隔をおいて離
    間するように保持されており、 前記押圧操作部に加えられた押圧力に応答して、前記中
    央部が前記支点体に接触するとともに前記支点体を支点
    として傾動し、下降した前記可動接点部が対応する前記
    電極部を導通させることを特徴とするゲーム操作用コン
    トロールキー装置。
  4. 【請求項4】その中心に対し対称に配置されて十字形状
    を成す4つの押圧操作部と、隣接する該押圧操作部間に
    設けられた突起部と、前記押圧操作部が直交する底面部
    分に設けられた中央部とを有するキートップ部と、 前記押圧操作部を露出させる開口部と、前記突起部に対
    応した位置に設けられた係止部とを有するケースと、 互いに直交する直線上に、直交点に対し対称の位置に配
    設された一対ずつの電極部を有する基板と、 前記一対の電極部間の中間部分に位置し、前記中央部に
    対向して前記基板上に配置された支点体と、 前記電極部のそれぞれに対応して配置された弾性部材に
    より可動的に支持された可動接点部を備えた弾性可動部
    とを有し、 前記キートップ部は、前記押圧操作部に押圧力が加えら
    れていないとき、前記弾性可動部の弾性力により前記突
    起部が前記係止部に当接し、前記中央部と前記支点体と
    が微小間隔をおいて離間するように保持されており、 前記押圧操作部に加えられた押圧力に応答して、前記中
    央部が前記支点体に接触するとともに前記支点体を支点
    として傾動し、下降した前記可動接点部が対応する前記
    電極部を導通させ、 押圧力が解除されたとき前記弾性可動部の弾性力により
    上方に付勢されて前記突起部が前記係止部に当接する位
    置に復帰するように構成されてなることを特徴とするゲ
    ーム操作用コントロールキー装置。
  5. 【請求項5】その中心に対し対称に配置されて十字形状
    を成す4つの押圧操作部と、隣接する該押圧操作部間に
    設けられた鍔部分と、前記押圧操作部が直交する底面部
    分に設けられた中央部とを有するキートップ部と、 前記押圧操作部を露出させる開口部と、前記鍔部分に対
    応した位置に設けられた係止部とを有するケースと、 互いに直交する直線上に、直交点に対し対称の位置に配
    設された一対ずつの電極部を有する基板と、 前記一対の電極部間の中間部分に位置し、前記中央部に
    対向して前記基板上に配置された支点体と、 前記電極部のそれぞれに対応して配置された弾性部材に
    より可動的に支持された可動接点部を備えた弾性可動部
    とを有し、 前記キートップ部は、前記押圧操作部に押圧力が加えら
    れていないとき、前記弾性可動部の弾性力により前記鍔
    部分が前記係止部に当接し、前記中央部と前記支点体と
    が微小間隔をおいて離間するように保持されており、 前記押圧操作部に加えられた押圧力に応答して、前記中
    央部が前記支点体に接触するとともに前記支点体を支点
    として傾動し、下降した前記可動接点部が対応する前記
    電極部を導通させ、 押圧力が解除されたとき前記弾性可動部の弾性力により
    上方に付勢されて前記鍔部分が前記係止部に当接する位
    置に復帰するように構成されてなることを特徴とするゲ
    ーム操作用コントロールキー装置。
  6. 【請求項6】請求項3乃至5において、 前記中央部は、凸球面であることを特徴とするゲーム操
    作用コントロールキー装置。
  7. 【請求項7】請求項3乃至5において、 前記支点体は、球体であることを特徴とするゲーム操作
    用コントロールキー装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1607994A1 (en) * 2004-06-18 2005-12-21 Sony Ericsson Mobile Communications Japan, Inc. Switching device and portable terminal device
JP2009245723A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Brother Ind Ltd 多方向キースイッチ

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