JPH113245A - スマートデバッグインターフェース回路 - Google Patents
スマートデバッグインターフェース回路Info
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- JPH113245A JPH113245A JP9260383A JP26038397A JPH113245A JP H113245 A JPH113245 A JP H113245A JP 9260383 A JP9260383 A JP 9260383A JP 26038397 A JP26038397 A JP 26038397A JP H113245 A JPH113245 A JP H113245A
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- G—PHYSICS
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- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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- G06F11/36—Prevention of errors by analysis, debugging or testing of software
- G06F11/362—Debugging of software
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- G06F11/3656—Debugging of software using additional hardware using a specific debug interface
-
- G—PHYSICS
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- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/28—Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
- G01R31/317—Testing of digital circuits
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- G—PHYSICS
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- G01R31/318583—Design for test
-
- G—PHYSICS
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 多数のシリアルスキャンセルを含み、一方バ
ウンダリスキャンの遅延を生じさせない。 【解決手段】 スマートデバッグインターフェース回路
は命令レジスタとデータレジスタを含み、これら命令レ
ジスタとデータレジスタは一つのインターフェースポー
トに接続する。このインターフェースポートはスマート
デバッグインターフェース回路をホストコンピュータシ
ステムに接続する。制御論理回路が命令レジスタ、デー
タレジスタ、及びインターフェースポートに接続する。
この制御論理回路はプログラマブルデジタルプロセッサ
に対しホストコンピュータシステムのデバッグプログラ
ムをインターフェースする。さらに、命令バス又はデー
タバスにバウンダリスキャン遅延を生じさせることなく
デバッグプログラムとプログラマブルデジタルプロセッ
サをインターフェースする。
ウンダリスキャンの遅延を生じさせない。 【解決手段】 スマートデバッグインターフェース回路
は命令レジスタとデータレジスタを含み、これら命令レ
ジスタとデータレジスタは一つのインターフェースポー
トに接続する。このインターフェースポートはスマート
デバッグインターフェース回路をホストコンピュータシ
ステムに接続する。制御論理回路が命令レジスタ、デー
タレジスタ、及びインターフェースポートに接続する。
この制御論理回路はプログラマブルデジタルプロセッサ
に対しホストコンピュータシステムのデバッグプログラ
ムをインターフェースする。さらに、命令バス又はデー
タバスにバウンダリスキャン遅延を生じさせることなく
デバッグプログラムとプログラマブルデジタルプロセッ
サをインターフェースする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は集積回路装置の診断
テスト及びデバッグに関する。詳細には、本発明はプロ
グラマブルデジタルプロセッサのアプリケーションをデ
バッグするための最適化診断テスト及びデバッグインタ
ーフェース回路に関する。
テスト及びデバッグに関する。詳細には、本発明はプロ
グラマブルデジタルプロセッサのアプリケーションをデ
バッグするための最適化診断テスト及びデバッグインタ
ーフェース回路に関する。
【0002】
【従来の技術】日常生活で一般的な多くの装置は複雑な
集積回路を利用している。その例はデスクトップコンピ
ュータ、ビデオゲーム、自動販売機、そしてさらに公衆
電話を含んでいる。これら装置はしばしばそれらのシス
テム内に組み込まれたプログラマブルデジタルプロセッ
サを含んでいる。それらデジタルプロセッサは一般にユ
ーザ所望のインターフェース(例えば、選択メニュー)
として作用しそしてユーザーの要求(例えば電話をかけ
たりサービスを注文したり)に応じるために必要な実際
の電子的処理を実行する。装置が複雑且つ精緻になるに
従ってプログラマブルデジタルプロセッサを含むシステ
ムも複雑になる。
集積回路を利用している。その例はデスクトップコンピ
ュータ、ビデオゲーム、自動販売機、そしてさらに公衆
電話を含んでいる。これら装置はしばしばそれらのシス
テム内に組み込まれたプログラマブルデジタルプロセッ
サを含んでいる。それらデジタルプロセッサは一般にユ
ーザ所望のインターフェース(例えば、選択メニュー)
として作用しそしてユーザーの要求(例えば電話をかけ
たりサービスを注文したり)に応じるために必要な実際
の電子的処理を実行する。装置が複雑且つ精緻になるに
従ってプログラマブルデジタルプロセッサを含むシステ
ムも複雑になる。
【0003】このような装置及びアプリケーションは複
雑になって来ているので、装置を動作させるデジタルシ
ステムの設計、テスト及びデバッグのタスクはより複雑
になっている。常に進む精巧化はより密度の高い集積回
路板及びより高い集積度の要素を要求する。システム設
計の有効性及び装置の適正な機能性の評価が新しい装置
のアプリケーションを開発する上で重要になってきてい
る。
雑になって来ているので、装置を動作させるデジタルシ
ステムの設計、テスト及びデバッグのタスクはより複雑
になっている。常に進む精巧化はより密度の高い集積回
路板及びより高い集積度の要素を要求する。システム設
計の有効性及び装置の適正な機能性の評価が新しい装置
のアプリケーションを開発する上で重要になってきてい
る。
【0004】この点に鑑みて、IEEEの援助のもとで
電子機器産業は電子機器の構成についての広く使用され
そして広く支持された産業規格を使用している。その規
格IEEE 1149.1ー1990はインダストリア
ルジョイントテストアクショングループ(JTAG)に
より開発されそして普及されたものである。”JTAG
仕様”では、システムレベルの電子装置とボードレベル
の電子装置の両方が仮想的にはアクセス不能な内部回路
ノード及びレジスタへのアクセスを可能にするテストア
クセスポート(TAPs)を含んでいることが要求され
る。JTAG規格はさらに”バウンダリスキャン”アー
キテクチャー、内部”シリアル走査”アーキテクチャー
及び内部信号及びバスの状態及び内部レジスタのコンテ
キストへのアクセスを可能にするステートマシンを規定
している。
電子機器産業は電子機器の構成についての広く使用され
そして広く支持された産業規格を使用している。その規
格IEEE 1149.1ー1990はインダストリア
ルジョイントテストアクショングループ(JTAG)に
より開発されそして普及されたものである。”JTAG
仕様”では、システムレベルの電子装置とボードレベル
の電子装置の両方が仮想的にはアクセス不能な内部回路
ノード及びレジスタへのアクセスを可能にするテストア
クセスポート(TAPs)を含んでいることが要求され
る。JTAG規格はさらに”バウンダリスキャン”アー
キテクチャー、内部”シリアル走査”アーキテクチャー
及び内部信号及びバスの状態及び内部レジスタのコンテ
キストへのアクセスを可能にするステートマシンを規定
している。
【0005】JTAGバウンダリスキャンアーキテクチ
ャーを実行するには、装置の要素或るいは、回路板は各
要素のピン又は回路板コネクター間で行われる境界スキ
ャンセルを含んでいなければならない。境界スキャンセ
ルは互いに接続されて集積回路の周辺に走査チェーン
(例えば、シフトレジスタパス)を形成し、従って、こ
れを”バウンダリスキャン”と呼ぶ。
ャーを実行するには、装置の要素或るいは、回路板は各
要素のピン又は回路板コネクター間で行われる境界スキ
ャンセルを含んでいなければならない。境界スキャンセ
ルは互いに接続されて集積回路の周辺に走査チェーン
(例えば、シフトレジスタパス)を形成し、従って、こ
れを”バウンダリスキャン”と呼ぶ。
【0006】JTAGシリアル走査アーキテクチャーを
実行するには、装置の要素或るいは回路板は集積回路又
は要素を含む回路装置内に直接にスキャンセルを含んで
いなければならない。境界スキャンセルは周辺に限定さ
れるが、シリアルスキャンセルは個々の要素あるいは回
路板の回路装置内に配置される。シリアルスキャンセル
は、境界スキャンセルを用いてはアクセス不能な内部信
号及び内部レジスタへのアクセスを与えることが出来
る。個々のシリアルスキャンセルは、直列に接続されて
集積回路の内部を通るシリアル走査チェーンを形成す
る。
実行するには、装置の要素或るいは回路板は集積回路又
は要素を含む回路装置内に直接にスキャンセルを含んで
いなければならない。境界スキャンセルは周辺に限定さ
れるが、シリアルスキャンセルは個々の要素あるいは回
路板の回路装置内に配置される。シリアルスキャンセル
は、境界スキャンセルを用いてはアクセス不能な内部信
号及び内部レジスタへのアクセスを与えることが出来
る。個々のシリアルスキャンセルは、直列に接続されて
集積回路の内部を通るシリアル走査チェーンを形成す
る。
【0007】シリアル走査チェーンとバウンダリスキャ
ンチェーンは、共にJTAG TAP(テストアクセス
ポート)に接続される。TAPは、バウンダリスキャン
アーキテクチャーそして/又はシリアル走査アーキテク
チャーをアクセスする標準化された方法を与えるJTA
G仕様の状態マシンを実行する。一方、TAPは、テス
ト及びデバッグプログラムを実行するコンピュータシス
テムに接続される。
ンチェーンは、共にJTAG TAP(テストアクセス
ポート)に接続される。TAPは、バウンダリスキャン
アーキテクチャーそして/又はシリアル走査アーキテク
チャーをアクセスする標準化された方法を与えるJTA
G仕様の状態マシンを実行する。一方、TAPは、テス
ト及びデバッグプログラムを実行するコンピュータシス
テムに接続される。
【0008】従来技術を示す図1を参照するに、バウン
ダリスキャンチェーンを組み込んだシステム100が示
されている。システム100は8本のデータバス103
a−110aを有するプログラマブルデジタルプロセッ
サ(例えばデジタル信号プロセッサ)を含む。データバ
ス103a−110aは、対応する境界スキャンセル1
21ー128にそれぞれ接続され、そして次にそれぞれ
バス103b−110bを介してメモリコントローラ1
02に接続される。上述のように、境界スキャンセル1
21ー128はライン115を介してTAP130に直
列に接続される。境界スキャンセル121ー128は、
TAP130を介してデバッグプログラムにより規定さ
れるようにバス103a−110a上の値をラッチする
ラッチとして機能することができる。境界スキャンセル
121ー128はまたドライバーとしても機能できるの
であり、即ちそれらセルはバス103b−110bに値
を入れることが出来る。例えば、システム100が正常
に機能するとき、バス103b−110bにある信号は
境界スキャンセル121ー128を介してバス103b
−110bを”通過する”。しかしながら、システム1
00がデバッグモードで機能するとき、境界スキャンセ
ル121ー128はバス103a−110aを値が通過
するときそれらの値を読み取り、或るいはデジタルプロ
セッサ101用のテスト命令を含むテスト値をバス10
3b−110bに入れることが出来る。
ダリスキャンチェーンを組み込んだシステム100が示
されている。システム100は8本のデータバス103
a−110aを有するプログラマブルデジタルプロセッ
サ(例えばデジタル信号プロセッサ)を含む。データバ
ス103a−110aは、対応する境界スキャンセル1
21ー128にそれぞれ接続され、そして次にそれぞれ
バス103b−110bを介してメモリコントローラ1
02に接続される。上述のように、境界スキャンセル1
21ー128はライン115を介してTAP130に直
列に接続される。境界スキャンセル121ー128は、
TAP130を介してデバッグプログラムにより規定さ
れるようにバス103a−110a上の値をラッチする
ラッチとして機能することができる。境界スキャンセル
121ー128はまたドライバーとしても機能できるの
であり、即ちそれらセルはバス103b−110bに値
を入れることが出来る。例えば、システム100が正常
に機能するとき、バス103b−110bにある信号は
境界スキャンセル121ー128を介してバス103b
−110bを”通過する”。しかしながら、システム1
00がデバッグモードで機能するとき、境界スキャンセ
ル121ー128はバス103a−110aを値が通過
するときそれらの値を読み取り、或るいはデジタルプロ
セッサ101用のテスト命令を含むテスト値をバス10
3b−110bに入れることが出来る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、装置に
含まれるテスト回路装置がその装置を含む回路装置にと
って”透明”でないという問題がある。例えば、システ
ム100においてTAP130及び境界スキャンセル1
21ー128を含む回路装置はデジタル信号プロセッサ
101の性能に多数の逆効果を及ぼす。デジタルプロセ
ッサ101とメモリコントローラ102との間にスキャ
ンセル121ー128を挿入することにより、デジタル
プロセッサ101とメモリコントローラ102との間の
バスは、二組のバス103a−110aとバス103b
−110bに”分け”られる。このようにバスを分ける
ことにより、バウンダリスキャンの遅延が、デジタル信
号プロセッサ101からメモリコントローラ102に送
られる各ワードに、そのワードが境界スキャンセル12
1ー128に通されるとき、加算される。システム10
0がより多くの要求されるアプリケーションを実行すれ
ば、それだけバウンダリスキャンの遅延は大きくなる。
含まれるテスト回路装置がその装置を含む回路装置にと
って”透明”でないという問題がある。例えば、システ
ム100においてTAP130及び境界スキャンセル1
21ー128を含む回路装置はデジタル信号プロセッサ
101の性能に多数の逆効果を及ぼす。デジタルプロセ
ッサ101とメモリコントローラ102との間にスキャ
ンセル121ー128を挿入することにより、デジタル
プロセッサ101とメモリコントローラ102との間の
バスは、二組のバス103a−110aとバス103b
−110bに”分け”られる。このようにバスを分ける
ことにより、バウンダリスキャンの遅延が、デジタル信
号プロセッサ101からメモリコントローラ102に送
られる各ワードに、そのワードが境界スキャンセル12
1ー128に通されるとき、加算される。システム10
0がより多くの要求されるアプリケーションを実行すれ
ば、それだけバウンダリスキャンの遅延は大きくなる。
【0010】シリアル走査アーキテクチャーにも問題が
ある。シリアルスキャンセルはバウンダリスキャンの遅
延の問題を避けることが出来るかも知れないが、集積回
路装置の回路内へのシリアルスキャンセルの組み込みは
非常に高価なものとなる傾向がある。集積回路へシリア
ルスキャンセルを組み込むためには、その集積回路を含
む回路をシリアルスキャンセルを含む回路へと再設計し
なければならない。例えば、デジタル信号プロセッサ1
01について、シリアル走査チェーンを組み込むために
はそのチェーンを含む回路をデジタル信号プロセッサ1
01を含む回路に入れるように設計することになる。こ
れはデジタル信号プロセッサ101のトランジスターの
数、デジタル信号プロセッサ101を形成するに要する
シリコンの面積及びデジタル信号プロセッサ101の複
雑性を増大させる。
ある。シリアルスキャンセルはバウンダリスキャンの遅
延の問題を避けることが出来るかも知れないが、集積回
路装置の回路内へのシリアルスキャンセルの組み込みは
非常に高価なものとなる傾向がある。集積回路へシリア
ルスキャンセルを組み込むためには、その集積回路を含
む回路をシリアルスキャンセルを含む回路へと再設計し
なければならない。例えば、デジタル信号プロセッサ1
01について、シリアル走査チェーンを組み込むために
はそのチェーンを含む回路をデジタル信号プロセッサ1
01を含む回路に入れるように設計することになる。こ
れはデジタル信号プロセッサ101のトランジスターの
数、デジタル信号プロセッサ101を形成するに要する
シリコンの面積及びデジタル信号プロセッサ101の複
雑性を増大させる。
【0011】シリアル走査チェーン及びバウンダリスキ
ャンチェーンに関連するこれらの問題を解決するため
に、多くのシステム設計者はシステム100で実行され
るアプリケーションに特殊なテストモニターコードを組
み込んでいる。このテストモニターコードはハードウエ
アではなくソフトウエアを介して情報を記録する。しか
しながら、テストモニターソフトウエアは”通常”のア
プリケーションソフトウエアを記憶するに必要なメモリ
のサイズを増大させる。或る種のアプリケーション(例
えば、公衆電話)では、これは非常に大きな問題であ
る。
ャンチェーンに関連するこれらの問題を解決するため
に、多くのシステム設計者はシステム100で実行され
るアプリケーションに特殊なテストモニターコードを組
み込んでいる。このテストモニターコードはハードウエ
アではなくソフトウエアを介して情報を記録する。しか
しながら、テストモニターソフトウエアは”通常”のア
プリケーションソフトウエアを記憶するに必要なメモリ
のサイズを増大させる。或る種のアプリケーション(例
えば、公衆電話)では、これは非常に大きな問題であ
る。
【0012】従って、従来技術の欠点を排除する解決法
が望まれている。この望まれている解決法は、テスト中
のプログラマブルデジタルプロセッサシステムに対する
逆効果を避けつつ従来のテストインターフェースの利点
を保持するべきものである。またその解決法は、工業規
格JTAGインターフェースと完全な互換性をもつべき
である。またその解決法は多数のシリアルスキャンセル
を含むことによりプログラマブルデジタルプロセッサシ
ステム集積回路のサイズを増大させるものであってはな
らない。さらに、境界スキャンセルを有するプログラマ
ブルデジタルプロセッサに接続するバスを分割すること
によりバウンダリスキャンの遅延を生じさせてはならな
い。さらにまた、その解決法はプログラマブルデジタル
プロセッサシステムのアプリケーションソフトウエアを
記憶するに必要なメモリの量を増大させてはならない。
本発明は上記の要求を満足する。
が望まれている。この望まれている解決法は、テスト中
のプログラマブルデジタルプロセッサシステムに対する
逆効果を避けつつ従来のテストインターフェースの利点
を保持するべきものである。またその解決法は、工業規
格JTAGインターフェースと完全な互換性をもつべき
である。またその解決法は多数のシリアルスキャンセル
を含むことによりプログラマブルデジタルプロセッサシ
ステム集積回路のサイズを増大させるものであってはな
らない。さらに、境界スキャンセルを有するプログラマ
ブルデジタルプロセッサに接続するバスを分割すること
によりバウンダリスキャンの遅延を生じさせてはならな
い。さらにまた、その解決法はプログラマブルデジタル
プロセッサシステムのアプリケーションソフトウエアを
記憶するに必要なメモリの量を増大させてはならない。
本発明は上記の要求を満足する。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、デジタルプロ
セッサシステムにおいて診断テストを行うためのスマー
トデバッグインターフェース回路を含む。本発明のスマ
ートデバッグインターフェース回路は、プログラマブル
デジタルプロセッサの命令バスの接続するための命令レ
ジスタを含む。この命令レジスタは命令バスに命令を駆
動し、そして命令バスから命令を読出すように機能す
る。命令レジスタは、命令バスに並列に接続される。本
発明のスマートデバッグインターフェース回路はプログ
ラマブルデジタルプロセッサのデータバスに接続するた
めのデータレジスタを含む。このデータレジスタはデー
タバスからデータを読み出すように動作し、そしてデー
タバスに並列に接続される。これら命令レジスタとデー
タレジスタは、一つのインターフェースポートに接続さ
れる。このインターフェースポートは、スマートデバッ
グインターフェース回路をホストコンピュータシステム
に接続される。制御論理回路も本発明のスマートデバッ
グインターフェース回路に含まれている。この制御論理
回路は、命令レジスタ、データレジスタ、及びインター
フェースポートに接続される。この制御論理回路は、プ
ログラマブルデジタルプロセッサに対しホストコンピュ
ータシステムのデバッグプログラムのインターフェース
を行う。さらに、この制御論理回路は、命令バス又はデ
ータバスにバウンダリスキャン遅延を生じさせることな
くデバッグプログラムとプログラマブルデジタルプロセ
ッサのインターフェースを行う。
セッサシステムにおいて診断テストを行うためのスマー
トデバッグインターフェース回路を含む。本発明のスマ
ートデバッグインターフェース回路は、プログラマブル
デジタルプロセッサの命令バスの接続するための命令レ
ジスタを含む。この命令レジスタは命令バスに命令を駆
動し、そして命令バスから命令を読出すように機能す
る。命令レジスタは、命令バスに並列に接続される。本
発明のスマートデバッグインターフェース回路はプログ
ラマブルデジタルプロセッサのデータバスに接続するた
めのデータレジスタを含む。このデータレジスタはデー
タバスからデータを読み出すように動作し、そしてデー
タバスに並列に接続される。これら命令レジスタとデー
タレジスタは、一つのインターフェースポートに接続さ
れる。このインターフェースポートは、スマートデバッ
グインターフェース回路をホストコンピュータシステム
に接続される。制御論理回路も本発明のスマートデバッ
グインターフェース回路に含まれている。この制御論理
回路は、命令レジスタ、データレジスタ、及びインター
フェースポートに接続される。この制御論理回路は、プ
ログラマブルデジタルプロセッサに対しホストコンピュ
ータシステムのデバッグプログラムのインターフェース
を行う。さらに、この制御論理回路は、命令バス又はデ
ータバスにバウンダリスキャン遅延を生じさせることな
くデバッグプログラムとプログラマブルデジタルプロセ
ッサのインターフェースを行う。
【0014】このように、本発明のスマートデバッグイ
ンターフェース回路は、テスト中のプログラマブルデジ
タルプロセッサシステムに悪影響を与えることなく、従
来のテストインターフェースの利点をもたらす診断的な
修理及び修復法を提供する。本発明のシステムは、工業
規格JTAGインターフェースと完全な互換関係にあ
る。本発明のシステムは、多数のシリアルスキャンセル
を含むことによりプログラマブルデジタルプロセッサシ
ステム集積回路のサイズを増大させることがない。さら
に、本発明のシステムは、境界スキャンセルを有するプ
ログラマブルデジタルプロセッサに接続するバスを分割
することによるバウンダリスキャンの遅延を生じさせな
い。さらに他の利点として、本発明のスマートデバッグ
インターフェース回路はプログラマブルデジタルプロセ
ッサシステムのアプリケーションソフトウエアを記憶す
るに必要なメモリの量を増大させない。
ンターフェース回路は、テスト中のプログラマブルデジ
タルプロセッサシステムに悪影響を与えることなく、従
来のテストインターフェースの利点をもたらす診断的な
修理及び修復法を提供する。本発明のシステムは、工業
規格JTAGインターフェースと完全な互換関係にあ
る。本発明のシステムは、多数のシリアルスキャンセル
を含むことによりプログラマブルデジタルプロセッサシ
ステム集積回路のサイズを増大させることがない。さら
に、本発明のシステムは、境界スキャンセルを有するプ
ログラマブルデジタルプロセッサに接続するバスを分割
することによるバウンダリスキャンの遅延を生じさせな
い。さらに他の利点として、本発明のスマートデバッグ
インターフェース回路はプログラマブルデジタルプロセ
ッサシステムのアプリケーションソフトウエアを記憶す
るに必要なメモリの量を増大させない。
【0015】
【発明の実施の形態】プログラマブルデジタルプロセッ
サシステムの診断テスト及びデバッグを行うためのスマ
ートデバッグインターフェース回路を開示する。以下の
記述において、本発明の完全な理解のために、多数の特
定の詳細を説明のためにに挙げる。しかしながら、本発
明はそれらの詳細がなくとも実施可能であることは当業
者には明かである。また、周知の構造、装置及びプロセ
スは本発明を不必要に不明確にしないためにブロック図
で示している。
サシステムの診断テスト及びデバッグを行うためのスマ
ートデバッグインターフェース回路を開示する。以下の
記述において、本発明の完全な理解のために、多数の特
定の詳細を説明のためにに挙げる。しかしながら、本発
明はそれらの詳細がなくとも実施可能であることは当業
者には明かである。また、周知の構造、装置及びプロセ
スは本発明を不必要に不明確にしないためにブロック図
で示している。
【0016】本発明は、プログラマブルデジタルプロセ
ッサシステムの診断的なテスト及び修復を行うためのス
マートデバッグインターフェース回路を備えている。こ
のスマートデバッグインターフェース回路は、プログラ
マブルデジタルプロセッサを組み込んだ装置を修復し、
診断しそして修理するためのJTAG仕様のインターフ
ェースである。本発明は、外部のホストコンピュータシ
ステムで実行されるデバッグプログラムを含む。このデ
バッグプログラムは、このスマートデバッグインターフ
ェース回路を介してプログラマブルデジタルプロセッサ
装置とインターフェースされ、プログラマブルデジタル
プロセッサ装置の効率のよい正確な修復を可能にする。
さらに、制御論理回路がプログラマブルデジタルプロセ
ッサ装置の命令バス又はデータバスにバウンダリスキャ
ン遅延を与えることなく、プログラマブルデジタルプロ
セッサとデバッグプログラムのインターフェースを行
う。このように、本発明のスマートデバッグインターフ
ェース回路は、テスト中のプログラマブルデジタルプロ
セッサシステムに生じる悪影響を避けつつ従来のテスト
インターフェースの利点を与える診断的修理及び修復法
を与えるものである。本発明のシステムは、工業規格J
TAGインターフェースと完全な互換性を有し、多数の
シリアルスキャンセルを含むことによりプログラマブル
デジタルプロセッサシステム集積回路のサイズを増大さ
せることがなく、境界スキャンセルを有するプログラマ
ブルデジタルプロセッサに接続するバスを分割すること
によるバウンダリスキャンの遅延を生じさせない。本発
明及びその利点を以下に詳細に述べる。
ッサシステムの診断的なテスト及び修復を行うためのス
マートデバッグインターフェース回路を備えている。こ
のスマートデバッグインターフェース回路は、プログラ
マブルデジタルプロセッサを組み込んだ装置を修復し、
診断しそして修理するためのJTAG仕様のインターフ
ェースである。本発明は、外部のホストコンピュータシ
ステムで実行されるデバッグプログラムを含む。このデ
バッグプログラムは、このスマートデバッグインターフ
ェース回路を介してプログラマブルデジタルプロセッサ
装置とインターフェースされ、プログラマブルデジタル
プロセッサ装置の効率のよい正確な修復を可能にする。
さらに、制御論理回路がプログラマブルデジタルプロセ
ッサ装置の命令バス又はデータバスにバウンダリスキャ
ン遅延を与えることなく、プログラマブルデジタルプロ
セッサとデバッグプログラムのインターフェースを行
う。このように、本発明のスマートデバッグインターフ
ェース回路は、テスト中のプログラマブルデジタルプロ
セッサシステムに生じる悪影響を避けつつ従来のテスト
インターフェースの利点を与える診断的修理及び修復法
を与えるものである。本発明のシステムは、工業規格J
TAGインターフェースと完全な互換性を有し、多数の
シリアルスキャンセルを含むことによりプログラマブル
デジタルプロセッサシステム集積回路のサイズを増大さ
せることがなく、境界スキャンセルを有するプログラマ
ブルデジタルプロセッサに接続するバスを分割すること
によるバウンダリスキャンの遅延を生じさせない。本発
明及びその利点を以下に詳細に述べる。
【0017】図2は本発明の一実施例によるスマートデ
バッグインターフェース回路を組み込んだシステム20
0のブロック図である。この実施例では、システム20
0はデジタル信号プロセッサ(DSP)202、スマー
トデバッグインターフェース回路(SDI)203,ホ
ストコンピュータシステム204を含む。DSP202
は命令バス205、制御バス206、データバス207
を介してスマートデバッグインターフェース回路203
に接続する。スマートデバッグインターフェース回路2
03は、JTAGインターフェースバス208を介して
ホストコンピュータシステム204に接続する。DSP
202も、命令バス205及びデータバス207を介し
てメモリ209に接続される。DSP202,命令バス
205、制御バス206、データバス207、メモリ2
09及びスマートデバッグインターフェース回路203
は、単一の集積回路201として製造される。この集積
回路201は、インターフェースバス208を介してホ
ストコンピュータシステム204に接続する。
バッグインターフェース回路を組み込んだシステム20
0のブロック図である。この実施例では、システム20
0はデジタル信号プロセッサ(DSP)202、スマー
トデバッグインターフェース回路(SDI)203,ホ
ストコンピュータシステム204を含む。DSP202
は命令バス205、制御バス206、データバス207
を介してスマートデバッグインターフェース回路203
に接続する。スマートデバッグインターフェース回路2
03は、JTAGインターフェースバス208を介して
ホストコンピュータシステム204に接続する。DSP
202も、命令バス205及びデータバス207を介し
てメモリ209に接続される。DSP202,命令バス
205、制御バス206、データバス207、メモリ2
09及びスマートデバッグインターフェース回路203
は、単一の集積回路201として製造される。この集積
回路201は、インターフェースバス208を介してホ
ストコンピュータシステム204に接続する。
【0018】スマートデバッグインターフェース回路2
03は、ホストコンピュータシステム204のデバッグ
プログラムをDSP202のインターフェースを行うこ
とにより機能する。本発明のデバッグプログラムを用い
ることにより、ユーザはDSP202を用いて診断、テ
スト及びデバッグアプリケーションを実行できる。本発
明は並列に命令バス205とデータバス207に接続す
ることによりこれらの機能を行う。その際、SDI20
3は、命令バス205に命令を駆動し、そしてデータバ
ス207からデータを読み取ることによりDSPを操作
することが出来る。
03は、ホストコンピュータシステム204のデバッグ
プログラムをDSP202のインターフェースを行うこ
とにより機能する。本発明のデバッグプログラムを用い
ることにより、ユーザはDSP202を用いて診断、テ
スト及びデバッグアプリケーションを実行できる。本発
明は並列に命令バス205とデータバス207に接続す
ることによりこれらの機能を行う。その際、SDI20
3は、命令バス205に命令を駆動し、そしてデータバ
ス207からデータを読み取ることによりDSPを操作
することが出来る。
【0019】集積回路201をデバッグすべきときに
は、本発明のSDI203がDSP202を待機状態に
する。SDI203は、次にメモリ209をトライステ
ートにし、そして命令バス205に一つの命令を駆動す
る。またSDI203は命令バス205と接続する他の
装置をトライステートにする。次に、SDI203はD
SP202を1サイクル作動させそしてDSP202は
SDI203により与えられた命令を取り出す。このよ
うに、DSP202はメモリ209に対抗するものとし
てSDI203により与えられる命令を次々に実行す
る。一時に一個ずつ命令を実行することにより、ホスト
コンピュータシステム204のデバッグプログラムは集
積回路201についてのアプリケーションソフトウエア
におけるいかなる問題をも修復しそして診断することが
出来る。
は、本発明のSDI203がDSP202を待機状態に
する。SDI203は、次にメモリ209をトライステ
ートにし、そして命令バス205に一つの命令を駆動す
る。またSDI203は命令バス205と接続する他の
装置をトライステートにする。次に、SDI203はD
SP202を1サイクル作動させそしてDSP202は
SDI203により与えられた命令を取り出す。このよ
うに、DSP202はメモリ209に対抗するものとし
てSDI203により与えられる命令を次々に実行す
る。一時に一個ずつ命令を実行することにより、ホスト
コンピュータシステム204のデバッグプログラムは集
積回路201についてのアプリケーションソフトウエア
におけるいかなる問題をも修復しそして診断することが
出来る。
【0020】このデバッグプログラムは、DSP202
の内部的に模倣された”コピー”をソフトウエア内に維
持する。DSP202のこの模倣されたバージョンを用
いてデバッグプログラムは、一時に一個ずつ命令を実行
するとき内部レジスタ及び内部バスの内容とコンテキス
トを維持する。特定の命令DSDI203を介してDS
P202に送ることが出来る。これらの命令の順序と性
質及び内部レジスタ及び内部バスにおける結果としての
変化が次に期待される結果に対して評価される。このよ
うに、システム200のユーザーは集積回路201用の
アプリケーションソフトウエアを修復する。
の内部的に模倣された”コピー”をソフトウエア内に維
持する。DSP202のこの模倣されたバージョンを用
いてデバッグプログラムは、一時に一個ずつ命令を実行
するとき内部レジスタ及び内部バスの内容とコンテキス
トを維持する。特定の命令DSDI203を介してDS
P202に送ることが出来る。これらの命令の順序と性
質及び内部レジスタ及び内部バスにおける結果としての
変化が次に期待される結果に対して評価される。このよ
うに、システム200のユーザーは集積回路201用の
アプリケーションソフトウエアを修復する。
【0021】従来のデバッグシステムでは、内部レジス
タ及び内部バス信号の内容にアクセスするためにしばし
ばモニタープログラムを使用する。従来のモニタープロ
グラムのテストモニターコードはDSPの内部信号及び
バスの状態及びそのDSPの内部レジスタのコンテキス
トを記録する。従来のモニタープログラムは通常のアプ
リケーションソフトウエアを記憶するために必要なメモ
リ(例えば、メモリ209)のサイズを増加させる。し
かしながら、本発明のシステム(例えば、システム20
0)の修復と修理はDSP(例えば、DSP202)の
メモリから実行されるテストモニタープログラムを必要
としない。システム200では、デバッグプログラムは
ホストコンピュータシステム204で実行される。この
デバッグプログラムはコピーすることによりホストコン
ピュータシステム204のメモリ209内の内部レジス
タ及びバスの内容とコンテキストを維持する。従って、
DSP202に接続するメモリ209は影響されない。
タ及び内部バス信号の内容にアクセスするためにしばし
ばモニタープログラムを使用する。従来のモニタープロ
グラムのテストモニターコードはDSPの内部信号及び
バスの状態及びそのDSPの内部レジスタのコンテキス
トを記録する。従来のモニタープログラムは通常のアプ
リケーションソフトウエアを記憶するために必要なメモ
リ(例えば、メモリ209)のサイズを増加させる。し
かしながら、本発明のシステム(例えば、システム20
0)の修復と修理はDSP(例えば、DSP202)の
メモリから実行されるテストモニタープログラムを必要
としない。システム200では、デバッグプログラムは
ホストコンピュータシステム204で実行される。この
デバッグプログラムはコピーすることによりホストコン
ピュータシステム204のメモリ209内の内部レジス
タ及びバスの内容とコンテキストを維持する。従って、
DSP202に接続するメモリ209は影響されない。
【0022】このように、本発明のシステムはDSP2
02で走行するモニターソフトウエアを必要としない。
本発明のSDI203はDSP202でモニターソフト
ウエアを同時に走行させることなく集積回路201のテ
ストとデバッグを可能にする。集積回路201にSDI
203を含めることは集積回路のトランジスターの数を
増大させるが、その増大の量はモニタープログラムに合
うような大型のメモリ209を付加することによる増大
より著しく小さい。
02で走行するモニターソフトウエアを必要としない。
本発明のSDI203はDSP202でモニターソフト
ウエアを同時に走行させることなく集積回路201のテ
ストとデバッグを可能にする。集積回路201にSDI
203を含めることは集積回路のトランジスターの数を
増大させるが、その増大の量はモニタープログラムに合
うような大型のメモリ209を付加することによる増大
より著しく小さい。
【0023】SDI203はホストコンピュータシステ
ム204とのインターフェース用の4ピンJTAG仕様
TAPを含む。SDI203のTAPはインターフェー
スバス208を介してホストコンピュータシステム20
4に接続する。本発明は標準JTAGインターフェース
に完全に適合している。JTAGの4ピンインターフェ
ースを用いることにより、本発明のシステムは集積回路
201のピン数に対する影響は最小である。規格JTA
Gインターフェースの部分をここで述べるが、規格JT
AGインターフェースの構造と動作は周知であり当業者
により広く用いられている。規格JTAGインターフェ
ースのこれ以上の詳細については、IEEE規格114
9.1−1990、”IEEEスタンダードテストアク
セスポートアンドバウンダリースキャンアーキテクチャ
ー”を参照することができる。従って、この規格に準拠
する他のICチップと同様に、本発明のSDI203は
テストアクセスポート(TAP)及び関連するテストア
クセスポートコントローラ(TAPC)を有する。この
規格は、TAPを介するICとホストコンピュータシス
テム204のデバッグプログラムとの間の通信方法を正
確に限定している。この規格に対する産業界の広い支持
により、テストに関するかぎり種々の製品間でのICの
互換性が得られる。
ム204とのインターフェース用の4ピンJTAG仕様
TAPを含む。SDI203のTAPはインターフェー
スバス208を介してホストコンピュータシステム20
4に接続する。本発明は標準JTAGインターフェース
に完全に適合している。JTAGの4ピンインターフェ
ースを用いることにより、本発明のシステムは集積回路
201のピン数に対する影響は最小である。規格JTA
Gインターフェースの部分をここで述べるが、規格JT
AGインターフェースの構造と動作は周知であり当業者
により広く用いられている。規格JTAGインターフェ
ースのこれ以上の詳細については、IEEE規格114
9.1−1990、”IEEEスタンダードテストアク
セスポートアンドバウンダリースキャンアーキテクチャ
ー”を参照することができる。従って、この規格に準拠
する他のICチップと同様に、本発明のSDI203は
テストアクセスポート(TAP)及び関連するテストア
クセスポートコントローラ(TAPC)を有する。この
規格は、TAPを介するICとホストコンピュータシス
テム204のデバッグプログラムとの間の通信方法を正
確に限定している。この規格に対する産業界の広い支持
により、テストに関するかぎり種々の製品間でのICの
互換性が得られる。
【0024】本発明のSDI203とDSP202は、
単一の集積回路(例えば、集積回路201)に集積され
るが、本発明のシステムは異なるレベルの集積での使用
に適していることに注意すべきである。例えば、適正な
信号がDSP202を含む集積回路外で使用できる場
合、SDI203はDSP202とは別の集積回路にお
いてプログラマブルロジックで実現できる。
単一の集積回路(例えば、集積回路201)に集積され
るが、本発明のシステムは異なるレベルの集積での使用
に適していることに注意すべきである。例えば、適正な
信号がDSP202を含む集積回路外で使用できる場
合、SDI203はDSP202とは別の集積回路にお
いてプログラマブルロジックで実現できる。
【0025】さらに、本発明のSDI203は、DSP
202に対し完全な読み取り及び書き込みアクセスを有
することに注意すべきである。上述のように、SDI2
03は命令バス205、制御バス206及びデータバス
207を介してDSP202に接続する。これはSDI
203にDSP202のレジスタ及びメモリ209への
書き込みそしてそれらからの読み取る能力を与える。こ
のように、ホストコンピュータシステム204でのデバ
ッグプログラムは、DSP202のレジスタ及びメモリ
209のアドレススペースの両方から読み取ることが出
来、そしてそれらに書き込むことが出来る。命令はDS
P202に通され、データはSDI203内のTAPを
介してDSP202から読み取ることができる。
202に対し完全な読み取り及び書き込みアクセスを有
することに注意すべきである。上述のように、SDI2
03は命令バス205、制御バス206及びデータバス
207を介してDSP202に接続する。これはSDI
203にDSP202のレジスタ及びメモリ209への
書き込みそしてそれらからの読み取る能力を与える。こ
のように、ホストコンピュータシステム204でのデバ
ッグプログラムは、DSP202のレジスタ及びメモリ
209のアドレススペースの両方から読み取ることが出
来、そしてそれらに書き込むことが出来る。命令はDS
P202に通され、データはSDI203内のTAPを
介してDSP202から読み取ることができる。
【0026】本発明によるシステムは、限りない大量の
ソフトウエアに対してブレークポイントを与える。これ
らソフトウエアブレークポイントは、ホストコンピュー
タシステム204内のDSP202のエミュレーション
により作られ、そして特定のポイントでデバッグを行う
ためにDSP202で走行するアプリケーションプログ
ラムを停止させるための手段を与える。DSP202の
模倣(例えば、内部レジスタ等の値)は、デバッグプロ
グラムによりホストコンピュータシステム204のメモ
リに維持される。SDI203はハードウエアのブレー
クポイントの数を小さく保持し、SDI203を含む論
理回路を小さく且つコンパクト(例えば、3000個未
満の論理ゲート)にする。この小型化により集積回路2
01の体積的な影響が低下する。
ソフトウエアに対してブレークポイントを与える。これ
らソフトウエアブレークポイントは、ホストコンピュー
タシステム204内のDSP202のエミュレーション
により作られ、そして特定のポイントでデバッグを行う
ためにDSP202で走行するアプリケーションプログ
ラムを停止させるための手段を与える。DSP202の
模倣(例えば、内部レジスタ等の値)は、デバッグプロ
グラムによりホストコンピュータシステム204のメモ
リに維持される。SDI203はハードウエアのブレー
クポイントの数を小さく保持し、SDI203を含む論
理回路を小さく且つコンパクト(例えば、3000個未
満の論理ゲート)にする。この小型化により集積回路2
01の体積的な影響が低下する。
【0027】図3は、本発明による複数のスキャンセル
300を示す。典型的なDSP(例えば、DSP20
2)はそのそれぞれ命令バス(例えば、命令バス20
5)とデータバス(例えば、データバス207)用の別
々のアドレス及びデータラインを有する。この実施例で
は、バスライン301ー308は図2に示す命令バス2
05のデータラインを含むが、同数のスキャンセルが図
2のデータバス207に同様に接続されることに注意す
べきである。スキャンセル321ー328はデータライ
ン301ー308にそれぞれ接続される。これらスキャ
ンセル300は全体としてSDI203に一個のシフト
レジスタを含み、そしてデータライン301ー308か
らデータをよみとりそして/またはそれらにデータを駆
動するために用いられる。スキャンセル300はSDI
203を含む回路の残りの部分にライン310を介して
接続される。
300を示す。典型的なDSP(例えば、DSP20
2)はそのそれぞれ命令バス(例えば、命令バス20
5)とデータバス(例えば、データバス207)用の別
々のアドレス及びデータラインを有する。この実施例で
は、バスライン301ー308は図2に示す命令バス2
05のデータラインを含むが、同数のスキャンセルが図
2のデータバス207に同様に接続されることに注意す
べきである。スキャンセル321ー328はデータライ
ン301ー308にそれぞれ接続される。これらスキャ
ンセル300は全体としてSDI203に一個のシフト
レジスタを含み、そしてデータライン301ー308か
らデータをよみとりそして/またはそれらにデータを駆
動するために用いられる。スキャンセル300はSDI
203を含む回路の残りの部分にライン310を介して
接続される。
【0028】これらスキャンセル300はデータライン
301ー308に並列に接続される。このように、スキ
ャンセル300はデータライン301ー308を”ブレ
ーク”しない。かくして、DSP202及びデータライ
ン301ー308に接続する他の装置の動作速度は複数
のスキャンセル300を含むことによっては低下しな
い。このように、本発明のSDIは境界スキャンセルに
よって生じるDSP202のバスのブレークがなく、従
ってバウンダリスキャンの遅延を生じさせない。図4は
本発明の一実施例によるSDI203の機能的ブロック
図である。ブロック図400は本発明のシステムを実行
する機能的ブロックの一部の一例を示していることに注
意すべきである。従って、ブロック図400に示す多く
の詳細部分は本発明の範囲内で変更できる。ブロック図
400はDSP202を示す。この実施例において、D
SP202はイスラエル国テルアビブのデジタルシグナ
ルプロセッサインコーポレーテッド社製のパインDSP
コアー(あるいは、他の同様なコアー、例えば、オーク
DSPコアー)を含む。かくして、DSP信号PPA
N、IDP、WAIT、FETCH、EPI、IACK
N、PDAN、GDP,及びEXT7(以下、単にDS
P制御信号と呼ぶ)はパインDSPコアーの制御信号で
ある。DSP制御信号は制御バス206(図2に示す)
の信号を含む。制御ロジック401は、DSP制御信号
WAIT,FETCH,EPI,IACKNに関連す
る。一般に、制御ロジック401はSDI203の動作
を管理しそして調整する。ブレークポイントレジスタB
PReg402及びBPReg403はPPAN及びP
DANにそれぞれ関連する。DSP信号GDP及びEX
T7はデータレジスタ407に関連する。プログラムレ
ジスタ405はIDPに関連する。信号TMS,SCL
K,SCO,SCIはJTAG仕様IEEE1149.
1−1990に詳細に記載されている工業規格JTAG
インターフェース信号(以下、JTAG信号と呼ぶ)で
ある。
301ー308に並列に接続される。このように、スキ
ャンセル300はデータライン301ー308を”ブレ
ーク”しない。かくして、DSP202及びデータライ
ン301ー308に接続する他の装置の動作速度は複数
のスキャンセル300を含むことによっては低下しな
い。このように、本発明のSDIは境界スキャンセルに
よって生じるDSP202のバスのブレークがなく、従
ってバウンダリスキャンの遅延を生じさせない。図4は
本発明の一実施例によるSDI203の機能的ブロック
図である。ブロック図400は本発明のシステムを実行
する機能的ブロックの一部の一例を示していることに注
意すべきである。従って、ブロック図400に示す多く
の詳細部分は本発明の範囲内で変更できる。ブロック図
400はDSP202を示す。この実施例において、D
SP202はイスラエル国テルアビブのデジタルシグナ
ルプロセッサインコーポレーテッド社製のパインDSP
コアー(あるいは、他の同様なコアー、例えば、オーク
DSPコアー)を含む。かくして、DSP信号PPA
N、IDP、WAIT、FETCH、EPI、IACK
N、PDAN、GDP,及びEXT7(以下、単にDS
P制御信号と呼ぶ)はパインDSPコアーの制御信号で
ある。DSP制御信号は制御バス206(図2に示す)
の信号を含む。制御ロジック401は、DSP制御信号
WAIT,FETCH,EPI,IACKNに関連す
る。一般に、制御ロジック401はSDI203の動作
を管理しそして調整する。ブレークポイントレジスタB
PReg402及びBPReg403はPPAN及びP
DANにそれぞれ関連する。DSP信号GDP及びEX
T7はデータレジスタ407に関連する。プログラムレ
ジスタ405はIDPに関連する。信号TMS,SCL
K,SCO,SCIはJTAG仕様IEEE1149.
1−1990に詳細に記載されている工業規格JTAG
インターフェース信号(以下、JTAG信号と呼ぶ)で
ある。
【0029】ブロック図400はJTAG規格の状態マ
シンを作るSDI203の機能的ブロック図である。こ
の状態マシンは、標準化された手段でJTAGTAPコ
ントローラ408にアクセスしそして規格JTAG信号
420を利用することが出来るようにする。JTAG信
号420はホストコンピュータシステム204に接続す
るJTAGインターフェースバス208(図2に示す)
を通る。このように、規格JTAGシリアルバスの部分
を述べたが、規格JTAGシリアルバスは周知であり、
当業者により広く使用されている。その更に詳細な点に
ついてはIEEE規格1149.1を参照されたい。
シンを作るSDI203の機能的ブロック図である。こ
の状態マシンは、標準化された手段でJTAGTAPコ
ントローラ408にアクセスしそして規格JTAG信号
420を利用することが出来るようにする。JTAG信
号420はホストコンピュータシステム204に接続す
るJTAGインターフェースバス208(図2に示す)
を通る。このように、規格JTAGシリアルバスの部分
を述べたが、規格JTAGシリアルバスは周知であり、
当業者により広く使用されている。その更に詳細な点に
ついてはIEEE規格1149.1を参照されたい。
【0030】さらに、命令レジスタInstReg40
4とプログラムレジスタProgReg405は図3で
説明したように、複数のスキャンセル(例えば、スキャ
ンセル300)からなる。かくして、命令レジスタ40
4とプログラムレジスタ405は前述のようにバウンダ
リスキャン遅延を生じさせない。従って、DSP202
及び命令バス205又はデータバス207のアドレスラ
インに接続する他の装置の動作は命令レジスター404
又はプログラムレジスタ405により低下しない。
4とプログラムレジスタProgReg405は図3で
説明したように、複数のスキャンセル(例えば、スキャ
ンセル300)からなる。かくして、命令レジスタ40
4とプログラムレジスタ405は前述のようにバウンダ
リスキャン遅延を生じさせない。従って、DSP202
及び命令バス205又はデータバス207のアドレスラ
インに接続する他の装置の動作は命令レジスター404
又はプログラムレジスタ405により低下しない。
【0031】図5は本発明の一実施例の方法による状態
を有する状態マシン500(例えば、図2のシステム2
00)を示す。状態マシン500は本発明の制御ロジッ
クの一部であり、図4の機能ブロック図400で行われ
る。状態マシン500の個々の状態は本発明の一実施例
の方法の段階を含んでいる。状態マシン500の状態の
それぞれは左上隅の番号で示す。
を有する状態マシン500(例えば、図2のシステム2
00)を示す。状態マシン500は本発明の制御ロジッ
クの一部であり、図4の機能ブロック図400で行われ
る。状態マシン500の個々の状態は本発明の一実施例
の方法の段階を含んでいる。状態マシン500の状態の
それぞれは左上隅の番号で示す。
【0032】電源を入れると、リセット信号がSDIの
ロジックに加えられてSDIを既知の状態にする。この
実施例では、このリセット信号はDSP202とJTA
GTAPコントローラ408(図4に示す)に共通であ
り、両者は一つの既知の状態となる。これにより状態マ
シン500は状態0となる。
ロジックに加えられてSDIを既知の状態にする。この
実施例では、このリセット信号はDSP202とJTA
GTAPコントローラ408(図4に示す)に共通であ
り、両者は一つの既知の状態となる。これにより状態マ
シン500は状態0となる。
【0033】状態0はアイドル状態IDLEである。状
態0において、DSP202は、通常、メモリ(例え
ば、メモリ209)から命令を取り出し、そこに記憶さ
れた通常のアプリケーションソフトウエアを実行するよ
うに機能する。状態マシン500は、アプリケーション
の処理が本発明のSDIを介してホストコンピュータシ
ステム(例えば、図2に示すホストコンピュータシステ
ム204及びSDI203)のデバッグプログラムによ
り停止されるまで、状態0のままである。
態0において、DSP202は、通常、メモリ(例え
ば、メモリ209)から命令を取り出し、そこに記憶さ
れた通常のアプリケーションソフトウエアを実行するよ
うに機能する。状態マシン500は、アプリケーション
の処理が本発明のSDIを介してホストコンピュータシ
ステム(例えば、図2に示すホストコンピュータシステ
ム204及びSDI203)のデバッグプログラムによ
り停止されるまで、状態0のままである。
【0034】状態4は待機状態WAIT1であって、D
SPを停止し、それを待機状態にすることにより生じ
る。この実施例においては、DSPはSDIを介しての
マスク不能割り込み要求(NMI)を行うことにより停
止される。NMIはそれが行われた時点で実行中の命令
の完了後アプリケーション処理を停止する。次に、SD
IはDSPの命令バス及びデータバスに接続するメモリ
をトライステートにする。さらに、命令バス及びデータ
バスの接続する他の装置も上述のようにトライステート
とされる。メモリと他の装置とがトライステートとなる
と、状態マシンは待機状態WAIT1から状態7に移
る。
SPを停止し、それを待機状態にすることにより生じ
る。この実施例においては、DSPはSDIを介しての
マスク不能割り込み要求(NMI)を行うことにより停
止される。NMIはそれが行われた時点で実行中の命令
の完了後アプリケーション処理を停止する。次に、SD
IはDSPの命令バス及びデータバスに接続するメモリ
をトライステートにする。さらに、命令バス及びデータ
バスの接続する他の装置も上述のようにトライステート
とされる。メモリと他の装置とがトライステートとなる
と、状態マシンは待機状態WAIT1から状態7に移
る。
【0035】1WORD状態である状態7において、1
ワードの命令がDSPに接続した命令バスに駆動され
る。この実施例のDSPは2レベル複雑性をもつ命令を
サポートする。特に、この実施例のDSPは単純な命令
及び複雑な命令をサポートする。単純な命令は1ワード
からなる。複雑な命令は2ワードからなる。従って、命
令が単純な命令の時、状態マシンは状態3に移る。その
単純な命令が複雑な命令であれば、状態マシンは状態6
に進む。さらに、状態マシンが第1ワードの実行前に停
止命令を受けるとすれば、状態マシンは状態0に戻る。
ワードの命令がDSPに接続した命令バスに駆動され
る。この実施例のDSPは2レベル複雑性をもつ命令を
サポートする。特に、この実施例のDSPは単純な命令
及び複雑な命令をサポートする。単純な命令は1ワード
からなる。複雑な命令は2ワードからなる。従って、命
令が単純な命令の時、状態マシンは状態3に移る。その
単純な命令が複雑な命令であれば、状態マシンは状態6
に進む。さらに、状態マシンが第1ワードの実行前に停
止命令を受けるとすれば、状態マシンは状態0に戻る。
【0036】状態3はNOP1状態であって、状態7で
実行された命令は単純な命令であった。従って、その命
令は1サイクルで実行される。しかしながら、この実施
例のDSPは3段実行パイプラインを含む。このパイプ
ラインにおいて命令は一時に1段を通る。従って、本発
明のSDIは、1ワードの単純な命令が通るときにパイ
プラインを満たすために2個の”無動作”(NOP)命
令を加算する必要がある。このように、状態3におい
て、第1のNOP命令が挿入されそして状態マシンは状
態5に進む。
実行された命令は単純な命令であった。従って、その命
令は1サイクルで実行される。しかしながら、この実施
例のDSPは3段実行パイプラインを含む。このパイプ
ラインにおいて命令は一時に1段を通る。従って、本発
明のSDIは、1ワードの単純な命令が通るときにパイ
プラインを満たすために2個の”無動作”(NOP)命
令を加算する必要がある。このように、状態3におい
て、第1のNOP命令が挿入されそして状態マシンは状
態5に進む。
【0037】状態5、すなわちNOP2状態において、
第2NOP命令が挿入される。この時点で、DSPは完
了した命令を有する。この状態マシーンは、引き続いて
状態4、WAIT1に進み、ホストコンピュータシステ
ム上のデバッギングプログラムからの次の命令を待つ。
第2NOP命令が挿入される。この時点で、DSPは完
了した命令を有する。この状態マシーンは、引き続いて
状態4、WAIT1に進み、ホストコンピュータシステ
ム上のデバッギングプログラムからの次の命令を待つ。
【0038】状態6、WAIT2状態では、命令が複雑
であり、本発明のSDIはこの複雑な命令の第2ワード
を待つ。この第2ワードをデバッグプログラムから受け
ると、状態マシンは状態2に進む。或いは、状態マシン
は次のクロックサイクルの複雑命令の第2ワード(例え
ば、状態2)に直接進むことが出来る。
であり、本発明のSDIはこの複雑な命令の第2ワード
を待つ。この第2ワードをデバッグプログラムから受け
ると、状態マシンは状態2に進む。或いは、状態マシン
は次のクロックサイクルの複雑命令の第2ワード(例え
ば、状態2)に直接進むことが出来る。
【0039】状態2、即ち2WORDS状態において、
複雑命令の第2ワードが本発明のSDIを介してデバッ
グプログラムから入る。この3段パイプラインには複雑
命令の第1ワードそして次に第2ワードが入る。状態マ
シンは次に状態3に進む。従って、本発明のSDIは上
述のように2個のNOP命令を加算する。状態3におい
て、第1NOP命令が加算され、そして状態5において
第2NOP命令が加算される。状態マシンは次に上述の
ように状態4に戻り、次の命令を待つ。
複雑命令の第2ワードが本発明のSDIを介してデバッ
グプログラムから入る。この3段パイプラインには複雑
命令の第1ワードそして次に第2ワードが入る。状態マ
シンは次に状態3に進む。従って、本発明のSDIは上
述のように2個のNOP命令を加算する。状態3におい
て、第1NOP命令が加算され、そして状態5において
第2NOP命令が加算される。状態マシンは次に上述の
ように状態4に戻り、次の命令を待つ。
【0040】本発明のSDIは、命令がパイプラインを
通り続けるように所要の数のNOP命令を自動的に与え
る。NOP命令を入れるプロセスは、SDI(例えば、
図4のSDI203)のロジックにより自動的に行われ
る。挿入されるNOP命令の数はSDIを用いる特定の
プログラマブルデジタルプロセッサにより決まる。例え
ば、2レベルパイプラインを有するコアーでは1個のN
OP命令が必要であり、4レベルパイプラインを有する
コアーでは3個のNOP命令が必要である。従って、本
発明は異なる長さのパイプラインを有するプログラマブ
ルデジタルプロセッサと共に機能するように容易に調整
される。NOP命令は、任意の一時に1個のみの”真”
の命令が実行されるようにパイプラインを”クリーン”
にするように作用する。
通り続けるように所要の数のNOP命令を自動的に与え
る。NOP命令を入れるプロセスは、SDI(例えば、
図4のSDI203)のロジックにより自動的に行われ
る。挿入されるNOP命令の数はSDIを用いる特定の
プログラマブルデジタルプロセッサにより決まる。例え
ば、2レベルパイプラインを有するコアーでは1個のN
OP命令が必要であり、4レベルパイプラインを有する
コアーでは3個のNOP命令が必要である。従って、本
発明は異なる長さのパイプラインを有するプログラマブ
ルデジタルプロセッサと共に機能するように容易に調整
される。NOP命令は、任意の一時に1個のみの”真”
の命令が実行されるようにパイプラインを”クリーン”
にするように作用する。
【0041】本発明のSDIは、割り込みをサポートす
る回路を有するプログラマブルデジタルプロセッサ(例
えば、DSP202)と共に機能する。割り込みは、D
SPがアプリケーションで走行中であり、ユーザがその
アプリケーションを停止してデバッグしたい場合に要求
される。DSPの割り込みサブシステムは、デバッグプ
ロセスのためにDSPを停止させるために使用される。
NMI(マスク不能割り込み)が出されると、DSPは
停止し、自動的にそのパイプラインをクリーンにしそし
て割り込み肯定応答を出すのであり、これらはすべて現
在実行中の命令の完了時に行われる。割り込みサービス
ルーチン用のベクトルはSDIにより与えられる。メモ
リはトライステートとされ、そしてSDIは次に一時に
1個ずつ命令をDSPに与え始め、デバッグプロセスを
行う。このデバッグプロセスが終了すると、SDIは割
り込み命令からのリターンを出し、メモリをトライステ
ートから解放する。この割り込みからのリターンがDS
Pに入ると、そのアプリケーションは割り込まれたとこ
ろからのアドレスで再スタートし、割り込まれたアプリ
ケーションの実行を続ける。
る回路を有するプログラマブルデジタルプロセッサ(例
えば、DSP202)と共に機能する。割り込みは、D
SPがアプリケーションで走行中であり、ユーザがその
アプリケーションを停止してデバッグしたい場合に要求
される。DSPの割り込みサブシステムは、デバッグプ
ロセスのためにDSPを停止させるために使用される。
NMI(マスク不能割り込み)が出されると、DSPは
停止し、自動的にそのパイプラインをクリーンにしそし
て割り込み肯定応答を出すのであり、これらはすべて現
在実行中の命令の完了時に行われる。割り込みサービス
ルーチン用のベクトルはSDIにより与えられる。メモ
リはトライステートとされ、そしてSDIは次に一時に
1個ずつ命令をDSPに与え始め、デバッグプロセスを
行う。このデバッグプロセスが終了すると、SDIは割
り込み命令からのリターンを出し、メモリをトライステ
ートから解放する。この割り込みからのリターンがDS
Pに入ると、そのアプリケーションは割り込まれたとこ
ろからのアドレスで再スタートし、割り込まれたアプリ
ケーションの実行を続ける。
【0042】
【発明の効果】このように、本発明のSDIは、テスト
中のプログラマブルデジタルプロセッサシステムに悪影
響を与えることなく従来のテストインターフェースの利
点をあたえる診断的な修理及び修復法を提供する。本発
明のシステムは、完全に制御可能であり且つ工業規格J
TAGインターフェースと完全な互換関係にある。本発
明のシステムは多数のシリアルスキャンセルを含むこと
によりプログラマブルデジタルプロセッサシステム集積
回路のサイズを増大させることがない。さらに、本発明
のシステムは境界スキャンセルを有するプログラマブル
デジタルプロセッサのバスをブレークすることによるバ
ウンダリスキャンの遅延を生じさせない。さらに他の利
点として、本発明のスマートデバッグインターフェース
回路はプログラマブルデジタルプロセッサシステムのア
プリケーションソフトウエアを記憶するに必要なメモリ
の量を増大させない。
中のプログラマブルデジタルプロセッサシステムに悪影
響を与えることなく従来のテストインターフェースの利
点をあたえる診断的な修理及び修復法を提供する。本発
明のシステムは、完全に制御可能であり且つ工業規格J
TAGインターフェースと完全な互換関係にある。本発
明のシステムは多数のシリアルスキャンセルを含むこと
によりプログラマブルデジタルプロセッサシステム集積
回路のサイズを増大させることがない。さらに、本発明
のシステムは境界スキャンセルを有するプログラマブル
デジタルプロセッサのバスをブレークすることによるバ
ウンダリスキャンの遅延を生じさせない。さらに他の利
点として、本発明のスマートデバッグインターフェース
回路はプログラマブルデジタルプロセッサシステムのア
プリケーションソフトウエアを記憶するに必要なメモリ
の量を増大させない。
【0043】本発明、即ちスマートデバッグインターフ
ェース回路を説明した。本発明の特定の実施例の以上の
説明は例示のためのものである。これらは総てではな
く、或いは本発明を開示したものに制限するものではな
く、以上の説明から多くの変形及び変更をなすことは可
能である。実施例は本発明の原理及びその応用を説明す
るため、そしてそれにより当業者が意図する特定の使用
に合ったように本発明及び種々の変更を伴った種々の実
施例を利用できるようにするために選ばれたものであ
る。
ェース回路を説明した。本発明の特定の実施例の以上の
説明は例示のためのものである。これらは総てではな
く、或いは本発明を開示したものに制限するものではな
く、以上の説明から多くの変形及び変更をなすことは可
能である。実施例は本発明の原理及びその応用を説明す
るため、そしてそれにより当業者が意図する特定の使用
に合ったように本発明及び種々の変更を伴った種々の実
施例を利用できるようにするために選ばれたものであ
る。
【図1】バウンダリスキャンチェーンを組み込んだ従来
のプログラマブルデジタルプロセッサシステムを示すブ
ロック図。
のプログラマブルデジタルプロセッサシステムを示すブ
ロック図。
【図2】本発明の一実施例によるスマートデバッグイン
ターフェース回路を組み込んだシステムのブロック図。
ターフェース回路を組み込んだシステムのブロック図。
【図3】本発明による複数のスキャンセルを示すブロッ
ク図。
ク図。
【図4】本発明の一実施例によるスマートデバッグイン
ターフェース回路の機能的ブロック図。
ターフェース回路の機能的ブロック図。
【図5】本発明の一実施例の方法による状態を有する状
態マシンを示す説明図。
態マシンを示す説明図。
201 集積回路 202 デジタル信号プロセッサ 203 スマートデバッグインターフェース回路 204 ホストコンピュータシステム 205 命令バス 206 制御バス 207 データバス 208 JTAGインターフェースバス 209 メモリ
Claims (13)
- 【請求項1】下記要件を特徴とする、プログラマブルデ
ジタルプロセッサ装置用のソフトウエアアプリケーショ
ンをデバッグするためのスマートデバッグインターフェ
ース回路:プログラマブルデジタルプロセッサの命令バ
スに並列に接続され、その命令バスを駆動するようにな
った命令レジスタ;上記プログラマブルデジタルプロセ
ッサのデータバスに並列に接続され、そのデータバスか
らの読取を行うようになったデータレジスタ;上記命令
レジスタ及び上記データレジスタに接続され、ホストコ
ンピュータシステムに接続するためのインターフェース
ポート;上記プログラマブルデジタルプロセッサに接続
するための制御論理回路であって、上記データレジス
タ、上記命令レジスタ及び上記インターフェースポート
に接続され、そのプログラムが上記命令バス又は上記デ
ータバスにバウンダリスキャンバス遅延を生じさせるこ
となく、上記プログラマブルデジタルプロセッサに対し
て上記ホストコンピュータシステムのデバッギングプロ
グラムのインターフェースを行う前記制御論理回路。 - 【請求項2】前記命令レジスタは、前記命令バスが上記
命令レジスタにより破壊されないように上記命令バスに
並列に接続され、前記データレジスタは、前記データバ
スが上記データレジスタにより破壊されないように上記
データバスに並列に接続された請求項1のスマートデバ
ッグインターフェース回路。 - 【請求項3】下記要件を特徴とする、プログラマブルデ
ジタルプロセッサ装置をデバッグするためのシステム:
プログラマブルデジタルプロセッサの命令バスに接続さ
れた命令レジスタであって、その命令バスが上記命令レ
ジスタにより破壊されないように、上記命令バスに並列
に接続された上記命令レジスタ;上記プログラマブルデ
ジタルプロセッサのデータバスに接続するためのデータ
レジスタであって、そのデータバスが上記データレジス
タにより破壊されないように、上記データバスに並列に
接続された上記データレジスタ;上記命令レジスタ及び
上記データレジスタに接続された、ホストコンピュータ
システムに接続するためのインターフェースポート;上
記インターフェースポートに接続され、上記プログラマ
ブルデジタルプロセッサに対してインターフェースを行
うデバッギングプログラムを実行し、そして上記プロガ
ラマブルデジタルプロセッサで実行されるソフトウエア
アプリケーションをデバッグするための上記ホストコン
ピュータ;上記プログラマブルデジタルプロセッサに接
続するための制御論理回路であって、上記データレジス
タ、上記命令レジスタ及び上記インターフェースポート
に接続され、そのプログラムが上記命令バス又は上記デ
ータバスにバウンダリスキャンバス遅延を生じさせるこ
となくそして上記プログラマブルデジタルプロセッサの
動作速度を落すことなく、上記プログラマブルデジタル
プロセッサに対し上記デバッギングプログラムのインタ
ーフェースを行う前記制御論理回路。 - 【請求項4】前記命令レジスタは、前記命令バス上へ命
令を駆動するごとくなった請求項1記載の回路又は3記
載のシステム。 - 【請求項5】前記データレジスタは、前記データバスか
らデータを読取るようになった、請求項1記載の回路又
は3記載のシステム。 - 【請求項6】前記制御論理回路は、前記プログラマブル
デジタルプロセッサで実行されるデバッグのためのアプ
リケーションプログラムを停止するために上記プログラ
マブルデジタルプロセッサに割込みをアサートし、そし
てデバッグ後に上記アプリケーションプログラムを再ス
タートするために割込リターン命令をアサートする請求
項1記載の回路又は3記載のシステム。 - 【請求項7】前記制御論理回路は、前記プログラマブル
デジタルプロセッサが多段パイプラインを有する場合、
上記プログラマブルデジタルプロセッサが一時に一個の
命令を実行出来るように、上記プログラマブルデジタル
プロセッサに自動的に無動作命令を送る請求項1記載の
回路又は3記載のシステム。 - 【請求項8】前記インターフェースポートはIEEEス
タンダード1149.1に適合するものである、請求項
1記載の回路又は3記載のシステム。 - 【請求項9】前記制御論理回路は、前記命令レジスタが
前記命令バスを介して前記プログラマブルデジタルプロ
セッサに命令を発信出来るように、上記命令バスに接続
されたメモリをトライステートにするようになった請求
項1記載の回路又は3記載のシステム。 - 【請求項10】前記制御論理回路は、前記命令が2ワー
ド命令であり且つ前記プログラマブルデジタルプロセッ
サが多段パイプラインを含むとき、上記プログラマブル
デジタルプロセッサが適正に実行するように、上記プロ
グラマブルデジタルプロセッサに対してインターフェー
スするごとくなった請求項1記載の回路又は3記載のシ
ステム。 - 【請求項11】下記段階を含むことを特徴とする、メモ
リと、命令バス及びデータバスを介してこのメモリに接
続するプログラマブルデジタルプロセッサとを含むプロ
グラマブルデジタルプロセッサ装置をデバッグする方
法: a)装置のプログラマブルデジタルプロセッサに接続す
るスマートデバッグインターフェース回路を既知の状態
にするために、リセット命令をアサートする段階; b)上記プログラマブルデジタルプロセッサを待機状態
にする段階; c)上記スマートデバッグインターフェース回路を介し
て命令を上記プログラマブルデジタルプロセッサに出す
段階; d)上記プログラマブルデジタルプロセッサが多段パイ
プラインを有するとき、上記プログラマブルデジタルプ
ロセッサが一時に一個の命令を実行出来るように、上記
スマートデバッグインターフェース回路を介して無動作
命令を送る段階; e)上記プログラマブルデジタルプロセッサが上記命令
の実行を完了したとき、上記プログラマブルデジタルプ
ロセッサを待機状態にする段階。 - 【請求項12】前記段階d)は、上記プログラマブルデ
ジタルプロセッサが複数の段を有するパイプラインを有
する場合、上記プログラマブルデジタルプロセッサが一
時に一個の命令を実行出来るように、複数の無動作命令
を送る段階を含むごとくなった請求項11の方法。 - 【請求項13】下記段階をさらに含む請求項11の方
法:前記命令が2ワード命令であるとき、上記命令の第
1ワードを出し、引き続いて第2ワードを出す段階;前
記プログラマブルデジタルプロセッサが一時に一個の命
令を実行するように、上記プログラマブルデジタルプロ
セッサが前記2ワード命令の実行を完了したとき上記プ
ログラマブルデジタルプロセッサを待機状態にする段
階。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR808341 | 1997-02-28 | ||
US08/808,341 US5915083A (en) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | Smart debug interface circuit for efficiently for debugging a software application for a programmable digital processor device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH113245A true JPH113245A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=25198514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9260383A Pending JPH113245A (ja) | 1997-02-28 | 1997-09-25 | スマートデバッグインターフェース回路 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5915083A (ja) |
EP (1) | EP0862116A3 (ja) |
JP (1) | JPH113245A (ja) |
Cited By (1)
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