JPH11321502A - 自動車用シ−トのヘッドレストレイント - Google Patents
自動車用シ−トのヘッドレストレイントInfo
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- JPH11321502A JPH11321502A JP10138250A JP13825098A JPH11321502A JP H11321502 A JPH11321502 A JP H11321502A JP 10138250 A JP10138250 A JP 10138250A JP 13825098 A JP13825098 A JP 13825098A JP H11321502 A JPH11321502 A JP H11321502A
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- head restraint
- occupant
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- restraint
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/80—Head-rests
- B60N2/806—Head-rests movable or adjustable
- B60N2/865—Head-rests movable or adjustable providing a fore-and-aft movement with respect to the occupant's head
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/80—Head-rests
- B60N2/888—Head-rests with arrangements for protecting against abnormal g-forces, e.g. by displacement of the head-rest
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】被追突時に簡単な機構を用いてヘッドレストレ
イントを前方に移動させヘッドレストレイントと乗員頭
部との間の空間を詰め首の鞭打ち運動を防止する。 【解決手段】ヘッドレストレイント23を前後に2分割
し、通常は一体構造で被追突時その前半分Fを後半分R
に対して一定距離Dだけ前方へ移動させるスライド機構
Tを装備している。又、ヘッドレストレイントの前半分
Fには内部に空洞Vが設けられ、空洞Vには外部に連通
するエア抜き通路Wが設定されその開口部にある圧力で
破れエアが排出する薄膜で形成されたエアシ−ルBを貼
り付けている。追突された時の衝撃をセンサ−が感知す
るとリレ−回路13が閉じることにより電磁石10の電
源が入り、前記スライド機構Tを止めているピンPが外
れ、ばねSにより前記ヘッドレストレイントの前半分F
が後半分Rに対して一定距離Dだけ飛び出す。乗員Aの
頭Cがヘッドレストレイントの前半分Fに接触後ヘッド
レストレイントの前半分Fを押圧すると、前記エアシ−
ルBが破れエアが空洞Vの開口部より排出され、乗員A
の頭Cに加わる衝撃を緩和する。
イントを前方に移動させヘッドレストレイントと乗員頭
部との間の空間を詰め首の鞭打ち運動を防止する。 【解決手段】ヘッドレストレイント23を前後に2分割
し、通常は一体構造で被追突時その前半分Fを後半分R
に対して一定距離Dだけ前方へ移動させるスライド機構
Tを装備している。又、ヘッドレストレイントの前半分
Fには内部に空洞Vが設けられ、空洞Vには外部に連通
するエア抜き通路Wが設定されその開口部にある圧力で
破れエアが排出する薄膜で形成されたエアシ−ルBを貼
り付けている。追突された時の衝撃をセンサ−が感知す
るとリレ−回路13が閉じることにより電磁石10の電
源が入り、前記スライド機構Tを止めているピンPが外
れ、ばねSにより前記ヘッドレストレイントの前半分F
が後半分Rに対して一定距離Dだけ飛び出す。乗員Aの
頭Cがヘッドレストレイントの前半分Fに接触後ヘッド
レストレイントの前半分Fを押圧すると、前記エアシ−
ルBが破れエアが空洞Vの開口部より排出され、乗員A
の頭Cに加わる衝撃を緩和する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用シ−トの
ヘッドレストレイントに関し、詳しくは追突された際
(自動車の後面衝突時)の乗員の鞭打ち傷害を防止また
は軽減するため、追突を受けた際にヘッドレストレイン
トを乗員の頭部至近位置に自動的に移動させるヘッドレ
ストレイント移動機構を備えた自動車用シ−トのヘッド
レストレイントに関する。
ヘッドレストレイントに関し、詳しくは追突された際
(自動車の後面衝突時)の乗員の鞭打ち傷害を防止また
は軽減するため、追突を受けた際にヘッドレストレイン
トを乗員の頭部至近位置に自動的に移動させるヘッドレ
ストレイント移動機構を備えた自動車用シ−トのヘッド
レストレイントに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用シ−トに設けられるヘッドレス
トレイントは、追突された時の乗員の首の鞭打ち傷害を
防止または軽減するためシ−トバックの上部に装着され
る。
トレイントは、追突された時の乗員の首の鞭打ち傷害を
防止または軽減するためシ−トバックの上部に装着され
る。
【0003】このヘッドレストレイント3は、図10に
示すようにシ−ト1のシ−トバック2の上面に一体的
に、または、差込み式によって取付けてある。
示すようにシ−ト1のシ−トバック2の上面に一体的
に、または、差込み式によって取付けてある。
【0004】鞭打ち防止のためには、乗員Aの頭部Cと
ヘッドレストレイント3との間の空間Mが少ないほど追
突をうけた際に頭部Cが後方に振られる度合が少なくな
って首の鞭打ち運動を軽減させることができる。従っ
て、ヘッドレストレイントは頭部の至近位置になるよう
に前後位置を調整(又は設定)することが必要となる。
ヘッドレストレイント3との間の空間Mが少ないほど追
突をうけた際に頭部Cが後方に振られる度合が少なくな
って首の鞭打ち運動を軽減させることができる。従っ
て、ヘッドレストレイントは頭部の至近位置になるよう
に前後位置を調整(又は設定)することが必要となる。
【0005】しかしながら、頭部の至近位置にヘッドレ
ストレイントが常にあるのは乗員の乗車姿勢に違和感を
与え、後方あるいは側方確認等の頭部の自由な動作の妨
げとなる。従って、ヘッドレストレイントは頭の至近位
置に調整されることは少なく、頭から離れた位置に調整
されるか頭をヘッドレストレイントから離した乗車姿勢
で乗車することが多いためヘッドレストレイントが装着
されていても、被追突時の首の鞭打ち運動を防止できず
首の傷害が発生する危険性がある。
ストレイントが常にあるのは乗員の乗車姿勢に違和感を
与え、後方あるいは側方確認等の頭部の自由な動作の妨
げとなる。従って、ヘッドレストレイントは頭の至近位
置に調整されることは少なく、頭から離れた位置に調整
されるか頭をヘッドレストレイントから離した乗車姿勢
で乗車することが多いためヘッドレストレイントが装着
されていても、被追突時の首の鞭打ち運動を防止できず
首の傷害が発生する危険性がある。
【0006】そこで、従来は、実開平4−65644号
公報に開示された鞭打ち症防止用エアバッグ装置が提案
されている。
公報に開示された鞭打ち症防止用エアバッグ装置が提案
されている。
【0007】この鞭打ち症防止用エアバッグ装置は、図
11に示すように、ヘッドレストレイント3内にエアバ
ッグ4を組込み、被追突時即ち自動車後面衝突時にはヘ
ッドレストレイント3内に内蔵されたエアバッグ4を膨
張させることにより、乗員Aの頭部Cとヘッドレストレ
イント3との間に形成されている空間Mを詰めることに
よって、頭部Cが後方に移動するのを防止している。
11に示すように、ヘッドレストレイント3内にエアバ
ッグ4を組込み、被追突時即ち自動車後面衝突時にはヘ
ッドレストレイント3内に内蔵されたエアバッグ4を膨
張させることにより、乗員Aの頭部Cとヘッドレストレ
イント3との間に形成されている空間Mを詰めることに
よって、頭部Cが後方に移動するのを防止している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このエアバッグ内蔵ヘ
ッドレストレイントはエアバッグの容量の設定、エアバ
ッグの前方への飛び出し量の規制が困難で頭部とヘッド
レストレイントの間の空間以上にエアバッグが飛び出
し、乗員がダメ−ジを受ける恐れがある。又、エアバッ
グ作動時の音等エアバッグによる乗員への悪影響が懸念
される。なお、これを解決するために、特公昭49−3
4535号公報に開示されているようにヘッドレストレ
イントを所定量だけ飛び出させる方法も考えられるが頭
の位置によってはまだダメ−ジを受ける恐れがある。
ッドレストレイントはエアバッグの容量の設定、エアバ
ッグの前方への飛び出し量の規制が困難で頭部とヘッド
レストレイントの間の空間以上にエアバッグが飛び出
し、乗員がダメ−ジを受ける恐れがある。又、エアバッ
グ作動時の音等エアバッグによる乗員への悪影響が懸念
される。なお、これを解決するために、特公昭49−3
4535号公報に開示されているようにヘッドレストレ
イントを所定量だけ飛び出させる方法も考えられるが頭
の位置によってはまだダメ−ジを受ける恐れがある。
【0009】そこで、本発明は、簡単な構造で被追突時
に乗員が受けるダメ−ジを軽減することができる自動車
のシ−トに装着されたヘッドレストレイントを提供する
ことを目的とする。
に乗員が受けるダメ−ジを軽減することができる自動車
のシ−トに装着されたヘッドレストレイントを提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は「追突された時の衝撃により、ヘッドレストレ
イントの少なくとも乗員頭部当接部を乗員の頭部に近接
するように所定距離だけ飛び出させる自動車用シ−トに
装備されたヘッドレストレイントにおいて、前記ヘッド
レストレイントの内部に空洞を設け、追突された時の乗
員の頭部がヘッドレストレイントを押圧する動作により
急激に空洞内のエアを抜くエア抜き手段を備えた」構成
とする。この構成によれば、ヘッドレストレイントを飛
び出させることにより被追突時の首の鞭打ち運動を抑制
でき、被追突時にヘッドレストレイントに衝撃的に頭が
接触した時の乗員の頭に加わるダメ−ジを軽減できる。
さらに、頭部をヘッドレストレイントに軽く載せる等の
通常の使用状態でクッション性等の機能を損なうことが
無い。
本発明は「追突された時の衝撃により、ヘッドレストレ
イントの少なくとも乗員頭部当接部を乗員の頭部に近接
するように所定距離だけ飛び出させる自動車用シ−トに
装備されたヘッドレストレイントにおいて、前記ヘッド
レストレイントの内部に空洞を設け、追突された時の乗
員の頭部がヘッドレストレイントを押圧する動作により
急激に空洞内のエアを抜くエア抜き手段を備えた」構成
とする。この構成によれば、ヘッドレストレイントを飛
び出させることにより被追突時の首の鞭打ち運動を抑制
でき、被追突時にヘッドレストレイントに衝撃的に頭が
接触した時の乗員の頭に加わるダメ−ジを軽減できる。
さらに、頭部をヘッドレストレイントに軽く載せる等の
通常の使用状態でクッション性等の機能を損なうことが
無い。
【0011】又、「ヘッドレストレイント内部の空洞の
エア抜き手段として、空洞と外部を連通した通路を設
け、その通路に一定以上の圧力が加わるとその通路を開
口する手段を設けた」構成とする。この構成によれば、
被追突時に通路に一定以上の圧力が加わるとその通路を
開口する手段が作動し、急激に空洞からエアが抜けるた
め被追突時に乗員の頭に加わるダメ−ジを大幅に緩和で
きる。また、前記開口手段の設定を変えるだけで、エア
抜き状態をコントロ−ルできるため、マッチングが容易
で、結果として安いコストでエア抜き手段を提供でき
る。
エア抜き手段として、空洞と外部を連通した通路を設
け、その通路に一定以上の圧力が加わるとその通路を開
口する手段を設けた」構成とする。この構成によれば、
被追突時に通路に一定以上の圧力が加わるとその通路を
開口する手段が作動し、急激に空洞からエアが抜けるた
め被追突時に乗員の頭に加わるダメ−ジを大幅に緩和で
きる。また、前記開口手段の設定を変えるだけで、エア
抜き状態をコントロ−ルできるため、マッチングが容易
で、結果として安いコストでエア抜き手段を提供でき
る。
【0012】そして又、「ヘッドレストレイント内部の
空洞のエア抜き手段として、空洞と外部を連通した通路
を設け、追突された時の衝撃によりその通路を開口する
手段を設けた」構成とする。この構成によれば、被追突
時に瞬時に開口手段が作動し、その後乗員の頭部がヘッ
ドレストレイントを押圧すると、時間遅れなしに急激に
空洞からエアが抜けるため、被追突時に乗員の頭に加わ
るダメ−ジを更に大幅に緩和できる。また、開口手段の
設定が容易で、結果として更に安いコストでエア抜き手
段を提供できる。
空洞のエア抜き手段として、空洞と外部を連通した通路
を設け、追突された時の衝撃によりその通路を開口する
手段を設けた」構成とする。この構成によれば、被追突
時に瞬時に開口手段が作動し、その後乗員の頭部がヘッ
ドレストレイントを押圧すると、時間遅れなしに急激に
空洞からエアが抜けるため、被追突時に乗員の頭に加わ
るダメ−ジを更に大幅に緩和できる。また、開口手段の
設定が容易で、結果として更に安いコストでエア抜き手
段を提供できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態を
図1乃至図6に基いて説明する。
図1乃至図6に基いて説明する。
【0014】図1は、本発明にかかるヘッドレストレイ
ント及びその取付け部の側面図である。
ント及びその取付け部の側面図である。
【0015】同図において、21は、自動車に装備され
るシ−ト、22はシ−ト21のシ−トバック、23はシ
−トバックの上面に取付けたヘッドレストレイントであ
り、このヘッドレストレイント23の取付け位置は、従
来と同様、シ−ト21に乗員Aが着座した時、乗員Aの
頭部Cとヘッドレストレイント23との間に所定量の空
間Mが形成されるようにしてある。
るシ−ト、22はシ−ト21のシ−トバック、23はシ
−トバックの上面に取付けたヘッドレストレイントであ
り、このヘッドレストレイント23の取付け位置は、従
来と同様、シ−ト21に乗員Aが着座した時、乗員Aの
頭部Cとヘッドレストレイント23との間に所定量の空
間Mが形成されるようにしてある。
【0016】ヘッドレストレイント23は図3に示すよ
うに前後に2分割できる構造である。乗員頭部当接部で
あるヘッドレストレイントの前半分Fには、外部を表皮
で覆い内部に空洞Vが設けられたウレタン製スポンジが
入っている。空洞Vの内圧はほぼ大気圧に保たれてい
る。前記スポンジには、外部に連通するエア抜き通路W
が設定されその開口部周辺に、大気圧より高い所定圧力
で剥がれるか破れエアが排出する薄膜で形成されたエア
シ−ルBを貼り付けるか縫い付けている。この開口部の
大きさ、エアシ−ルの厚さは所望に応じて決定する。開
口部の大きさは予め設定しておいても良いし、最初は大
きく設定しておき図5に示すようにオリフィスOを挿入
しチュ−ニング結果により開口部の径を決めても良い。
又、エアシ−ルの材質としては塩化ビニ−ル、66ナイ
ロン等を用いる。ヘッドレストレイントの後半分Rは電
磁石10、ばねSを内蔵しており、被追突時その前半分
Fを後半分Rに対して一定距離Dだけ前方へ移動させる
スライド機構Tを装備している。また図4に示すよう
に、ハ−ネス11はヘッドレストレイント3に内蔵した
電磁石10と車載されたバッテリ−12とリレ−回路1
3とを接続しており、リレ−回路13はセンサ−(図示
しない)が被追突を検出すると、ONして回路を閉じる
構成となっている。
うに前後に2分割できる構造である。乗員頭部当接部で
あるヘッドレストレイントの前半分Fには、外部を表皮
で覆い内部に空洞Vが設けられたウレタン製スポンジが
入っている。空洞Vの内圧はほぼ大気圧に保たれてい
る。前記スポンジには、外部に連通するエア抜き通路W
が設定されその開口部周辺に、大気圧より高い所定圧力
で剥がれるか破れエアが排出する薄膜で形成されたエア
シ−ルBを貼り付けるか縫い付けている。この開口部の
大きさ、エアシ−ルの厚さは所望に応じて決定する。開
口部の大きさは予め設定しておいても良いし、最初は大
きく設定しておき図5に示すようにオリフィスOを挿入
しチュ−ニング結果により開口部の径を決めても良い。
又、エアシ−ルの材質としては塩化ビニ−ル、66ナイ
ロン等を用いる。ヘッドレストレイントの後半分Rは電
磁石10、ばねSを内蔵しており、被追突時その前半分
Fを後半分Rに対して一定距離Dだけ前方へ移動させる
スライド機構Tを装備している。また図4に示すよう
に、ハ−ネス11はヘッドレストレイント3に内蔵した
電磁石10と車載されたバッテリ−12とリレ−回路1
3とを接続しており、リレ−回路13はセンサ−(図示
しない)が被追突を検出すると、ONして回路を閉じる
構成となっている。
【0017】次に作用を説明する。追突された時の衝撃
をセンサ−(図示しない)が感知するとリレ−回路13
がONして電磁石10の電源が入り、前記スライド機構
Tを止めているピンPが磁力によって吸引されて外れ、
ばねSにより前記ヘッドレストレイントの前半分Fを後
半分Rに対し一定距離Dだけ前方に飛び出させる。その
結果、乗員Aの頭部Cとヘッドレストレイントの間に形
成されている空間Mが無くなり頭部Cがヘッドレストレ
イントの前半分Fに接触し、後方に移動するのを確実に
防止できる。さらに、乗員Aの頭部Cがヘッドレストレ
イントの前半分Fに接触後ヘッドレストレイントの前半
分Fを押圧すると、空洞Vの内圧が上昇し前記エアシ−
ルBが剥がれるか破れエアが空洞Vの開口部より急激に
排出され、乗員Aの頭部Cに加わる衝撃を緩和する。
をセンサ−(図示しない)が感知するとリレ−回路13
がONして電磁石10の電源が入り、前記スライド機構
Tを止めているピンPが磁力によって吸引されて外れ、
ばねSにより前記ヘッドレストレイントの前半分Fを後
半分Rに対し一定距離Dだけ前方に飛び出させる。その
結果、乗員Aの頭部Cとヘッドレストレイントの間に形
成されている空間Mが無くなり頭部Cがヘッドレストレ
イントの前半分Fに接触し、後方に移動するのを確実に
防止できる。さらに、乗員Aの頭部Cがヘッドレストレ
イントの前半分Fに接触後ヘッドレストレイントの前半
分Fを押圧すると、空洞Vの内圧が上昇し前記エアシ−
ルBが剥がれるか破れエアが空洞Vの開口部より急激に
排出され、乗員Aの頭部Cに加わる衝撃を緩和する。
【0018】エアシ−ルBは通常の頭部Cの接触では剥
がれたり破れることはなく、被追突時に乗員Aの頭部C
がヘッドレストレイントに衝撃的に接触し空洞V内の圧
力が急激に上昇した場合にのみ剥がれるか破れるよう設
定する。例えば、図6に示すように接着剤の塗布個所を
制限したり、小孔又はスリット(切欠き)の数、間隔を
設定している。エアシ−ルBは前記所定圧力で剥がれる
ように、例えば図6(a)に示すように接着剤を全周に
塗布せず、斜線で示す周囲8個所の接着剤塗布部Xに等
間隔に塗布している。なお、エアシ−ルBが剥がれない
ように接着剤を全周に塗布するか縫いつけた場合はエア
シ−ルBの中央近傍に前記所定圧力で破れるように、例
えば図6(b)に示すように中央を含め同心円上に複数
の小孔Yを開けるか、図6(C)に示すように中央から
放射上に複数の細長いスリット(切欠き)Zを開ける。
従って、乗員が頭部をヘッドレストレイントに軽く載せ
る等の通常の使用ではエアシ−ルBが剥がれたり破れる
ことがなくクッション性等の機能を損なうことは無い。
また、エアシ−ルBの膜について、図6に示す接着剤の
塗布個所X又は小孔Y、スリットZの数や間隔を変える
だけで空洞V内からエアが抜ける時の圧力をコントロ−
ルできるので、最適な作動状態を実験を行うことで再現
することが容易で結果としてエア抜き手段の開発コスト
を低減できる。
がれたり破れることはなく、被追突時に乗員Aの頭部C
がヘッドレストレイントに衝撃的に接触し空洞V内の圧
力が急激に上昇した場合にのみ剥がれるか破れるよう設
定する。例えば、図6に示すように接着剤の塗布個所を
制限したり、小孔又はスリット(切欠き)の数、間隔を
設定している。エアシ−ルBは前記所定圧力で剥がれる
ように、例えば図6(a)に示すように接着剤を全周に
塗布せず、斜線で示す周囲8個所の接着剤塗布部Xに等
間隔に塗布している。なお、エアシ−ルBが剥がれない
ように接着剤を全周に塗布するか縫いつけた場合はエア
シ−ルBの中央近傍に前記所定圧力で破れるように、例
えば図6(b)に示すように中央を含め同心円上に複数
の小孔Yを開けるか、図6(C)に示すように中央から
放射上に複数の細長いスリット(切欠き)Zを開ける。
従って、乗員が頭部をヘッドレストレイントに軽く載せ
る等の通常の使用ではエアシ−ルBが剥がれたり破れる
ことがなくクッション性等の機能を損なうことは無い。
また、エアシ−ルBの膜について、図6に示す接着剤の
塗布個所X又は小孔Y、スリットZの数や間隔を変える
だけで空洞V内からエアが抜ける時の圧力をコントロ−
ルできるので、最適な作動状態を実験を行うことで再現
することが容易で結果としてエア抜き手段の開発コスト
を低減できる。
【0019】次に、本発明の第2の実施形態を図7、図
8に基いて説明する。
8に基いて説明する。
【0020】本発明の第1の実施形態では外部に連通す
るエア抜き通路Wの開口部周辺にエアシ−ルBを設定し
ているが、第2の実施形態ではエアシ−ルBに代えて、
図7、図8に示すように被追突時の衝撃により外れる蓋
L又は栓Uをそれぞれ通路に設けている。図7に示すよ
うに、この蓋Lはエア抜き通路Wの開口部を覆うように
ヘッドレストレイントの後半分Rの中央板Iに固着させ
ている。又、図8に示すように、この栓Uは通路Wの開
口部を塞ぐようにヘッドレストレイントの後半分Rの中
央板Iに固着させている。
るエア抜き通路Wの開口部周辺にエアシ−ルBを設定し
ているが、第2の実施形態ではエアシ−ルBに代えて、
図7、図8に示すように被追突時の衝撃により外れる蓋
L又は栓Uをそれぞれ通路に設けている。図7に示すよ
うに、この蓋Lはエア抜き通路Wの開口部を覆うように
ヘッドレストレイントの後半分Rの中央板Iに固着させ
ている。又、図8に示すように、この栓Uは通路Wの開
口部を塞ぐようにヘッドレストレイントの後半分Rの中
央板Iに固着させている。
【0021】次に、第2の実施形態の作用を説明する。
【0022】被追突時にスライド機構Tを止めているピ
ンPが外れ、ばねSによりヘッドレストレイント前半分
Fが後半分Rから離れるように移動すると、蓋L又は栓
Uはヘッドレストレイントの後半分Rの中央板Iに固着
させているので、エア抜き通路の開口部から離れエア抜
き通路が開口し空洞Vが外部と連通可能となる。
ンPが外れ、ばねSによりヘッドレストレイント前半分
Fが後半分Rから離れるように移動すると、蓋L又は栓
Uはヘッドレストレイントの後半分Rの中央板Iに固着
させているので、エア抜き通路の開口部から離れエア抜
き通路が開口し空洞Vが外部と連通可能となる。
【0023】第2の実施形態についても、第1の実施形
態と同じく追突された時には、ヘッドレストレイントが
飛び出し乗員Aの頭部Cが後方に移動するのを防止し、
乗員Aの頭部Cがヘッドレストレイントを押圧する動作
によりエアが急激に開口部より排出し頭部Cに加わる衝
撃を緩和する作用は同じである。第1の実施形態と異な
るのは、第2の実施形態では、通路開口部に被追突時の
衝撃により外れる蓋L又は栓Uを設けているため、第1
の実施形態のように通路開口部のエアシ−ルBを剥がし
たり破ったりする必要が無く、乗員Aの頭部Cがヘッド
レストレイントを押圧すると、時間遅れなくエアが空洞
Vの開口部より排出される。従って、被追突時に乗員A
の頭部Cに加わる衝撃をエアシ−ルBを設定した場合よ
り大幅に緩和できる。又、乗員が頭部をヘッドレストレ
イントに軽く載せる等の通常の使用では蓋L又は栓Uが
外れることがなくクッション性等の機能を損なうことは
無い。そして又、通路開口部には第1の実施形態のよう
なエアシ−ルBの代わりに蓋L又は栓Uを設定してお
り、被追突時にエアシ−ルBが剥がれたり破れたりせず
エアシ−ルBを貼りかえる等部品を交換する必要がない
ため何度でも使用できる。
態と同じく追突された時には、ヘッドレストレイントが
飛び出し乗員Aの頭部Cが後方に移動するのを防止し、
乗員Aの頭部Cがヘッドレストレイントを押圧する動作
によりエアが急激に開口部より排出し頭部Cに加わる衝
撃を緩和する作用は同じである。第1の実施形態と異な
るのは、第2の実施形態では、通路開口部に被追突時の
衝撃により外れる蓋L又は栓Uを設けているため、第1
の実施形態のように通路開口部のエアシ−ルBを剥がし
たり破ったりする必要が無く、乗員Aの頭部Cがヘッド
レストレイントを押圧すると、時間遅れなくエアが空洞
Vの開口部より排出される。従って、被追突時に乗員A
の頭部Cに加わる衝撃をエアシ−ルBを設定した場合よ
り大幅に緩和できる。又、乗員が頭部をヘッドレストレ
イントに軽く載せる等の通常の使用では蓋L又は栓Uが
外れることがなくクッション性等の機能を損なうことは
無い。そして又、通路開口部には第1の実施形態のよう
なエアシ−ルBの代わりに蓋L又は栓Uを設定してお
り、被追突時にエアシ−ルBが剥がれたり破れたりせず
エアシ−ルBを貼りかえる等部品を交換する必要がない
ため何度でも使用できる。
【0024】第1、第2の実施形態について説明したよ
うに、本発明はヘッドレストレイント内部の空洞の設定
が容易であり、ヘッドレストレイントの前方への飛び出
し量を規制できると同時に前記空洞にエア抜き通路を設
けているため、乗員のダメ−ジを軽減できる。さらに付
け加えるとエアバッグを使用しないため、低コストでエ
アバッグ作動時の音等の懸念も解消する。
うに、本発明はヘッドレストレイント内部の空洞の設定
が容易であり、ヘッドレストレイントの前方への飛び出
し量を規制できると同時に前記空洞にエア抜き通路を設
けているため、乗員のダメ−ジを軽減できる。さらに付
け加えるとエアバッグを使用しないため、低コストでエ
アバッグ作動時の音等の懸念も解消する。
【0025】なお、本発明は以上に説明した実施例に限
定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲
で種々変形が可能で、被追突時に乗員の頭に近接移動
し、乗員頭部に接触するとヘッドレストレイントからエ
アが抜けるヘッドレストレイント構造であれば良いこと
は言うまでもない。具体的に言うと、本発明のエア抜き
手段は空洞と外部を連通した通路を設け、その通路に薄
膜を設けたものだけでなく、追突された時に通路からエ
アが抜ければ良いので、図9に示すように通路に一定以
上の圧力が加わると開く制御弁Gを設けても良いし、通
路の断面積を適切に選んで同様の作用効果を達成しても
良い。図9の制御弁GはばねKによってエア抜き通路W
の開口部を塞ぐ弁体Jを設けており、通路の圧力が大気
圧より高くなると弁体Jをばね力に抗して押し上げエア
を排出する。もちろん、通路は一つに限らず複数設けて
も良いことは言うまでもない。また、その他にヘッドレ
ストレイント全体が前方に移動しても良いし、ヘッドレ
ストレイントの乗員頭部当接部のみが前方に移動するよ
うな構造でも良い。
定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲
で種々変形が可能で、被追突時に乗員の頭に近接移動
し、乗員頭部に接触するとヘッドレストレイントからエ
アが抜けるヘッドレストレイント構造であれば良いこと
は言うまでもない。具体的に言うと、本発明のエア抜き
手段は空洞と外部を連通した通路を設け、その通路に薄
膜を設けたものだけでなく、追突された時に通路からエ
アが抜ければ良いので、図9に示すように通路に一定以
上の圧力が加わると開く制御弁Gを設けても良いし、通
路の断面積を適切に選んで同様の作用効果を達成しても
良い。図9の制御弁GはばねKによってエア抜き通路W
の開口部を塞ぐ弁体Jを設けており、通路の圧力が大気
圧より高くなると弁体Jをばね力に抗して押し上げエア
を排出する。もちろん、通路は一つに限らず複数設けて
も良いことは言うまでもない。また、その他にヘッドレ
ストレイント全体が前方に移動しても良いし、ヘッドレ
ストレイントの乗員頭部当接部のみが前方に移動するよ
うな構造でも良い。
【0026】
【発明の効果】本発明の請求項1の構成によれば、ヘッ
ドレストレイントを飛び出させることにより被追突時の
首の鞭打ち運動を抑制でき、被追突時にヘッドレストレ
イントに衝撃的に頭が接触した時の乗員の頭に加わるダ
メ−ジが軽減できる。また、頭部をヘッドレストレイン
トに軽く載せる等の通常の使用状態でクッション性等の
機能を損なうことが無い。
ドレストレイントを飛び出させることにより被追突時の
首の鞭打ち運動を抑制でき、被追突時にヘッドレストレ
イントに衝撃的に頭が接触した時の乗員の頭に加わるダ
メ−ジが軽減できる。また、頭部をヘッドレストレイン
トに軽く載せる等の通常の使用状態でクッション性等の
機能を損なうことが無い。
【0027】さらに、本発明の請求項2の構成によれ
ば、被追突時に通路に一定以上の圧力が加わるとその通
路を開口する手段が作動し、急激に空洞からエアが抜け
るため、被追突時に乗員の頭に加わるダメ−ジを大幅に
緩和できる。また、前記開口手段の設定を変えるだけ
で、エア抜き状態をコントロ−ルできるため、マッチン
グが容易で、結果として安いコストでエア抜き手段を提
供できる。
ば、被追突時に通路に一定以上の圧力が加わるとその通
路を開口する手段が作動し、急激に空洞からエアが抜け
るため、被追突時に乗員の頭に加わるダメ−ジを大幅に
緩和できる。また、前記開口手段の設定を変えるだけ
で、エア抜き状態をコントロ−ルできるため、マッチン
グが容易で、結果として安いコストでエア抜き手段を提
供できる。
【0028】さらに又、本発明の請求項3の構成によれ
ば、被追突時に瞬時に開口手段が作動し、その後乗員の
頭部がヘッドレストレイントを押圧すると、時間遅れ無
しに急激に空洞からエアが抜けるため、被追突時に乗員
の頭に加わるダメ−ジを更に大幅に緩和できる。また、
開口手段の設定が容易で、結果として更に安いコストで
エア抜き手段を提供できる。
ば、被追突時に瞬時に開口手段が作動し、その後乗員の
頭部がヘッドレストレイントを押圧すると、時間遅れ無
しに急激に空洞からエアが抜けるため、被追突時に乗員
の頭に加わるダメ−ジを更に大幅に緩和できる。また、
開口手段の設定が容易で、結果として更に安いコストで
エア抜き手段を提供できる。
【0029】
【図1】本発明に係るヘッドレストレイント装置を示す
側面図。
側面図。
【図2】本発明に係るヘッドレストレイント装置が作動
した状態を示す側面図。
した状態を示す側面図。
【図3】本発明に係るヘッドレストレイント装置の内部
構造を示す鉛直断面図。
構造を示す鉛直断面図。
【図4】本発明に係るヘッドレストレイント装置の配線
回路を示す図。
回路を示す図。
【図5】エア抜き通路のオリフィスを示す拡大断面図。
【図6】エア抜き通路の薄膜を示す拡大図。
【図7】エア抜き通路の蓋を示す拡大断面図。
【図8】エア抜き通路の栓を示す拡大断面図。
【図9】エア抜き通路の制御弁を示す拡大断面図。
【図10】一般の自動車用シ−トを示す側面図。
【図11】ヘッドレストレイントに内蔵されるエアバッ
グ装置が作動した従来例の状態をを示す側面図。
グ装置が作動した従来例の状態をを示す側面図。
A 乗員 23 ヘッドレストレイント 21 シ−ト F ヘッドレストレイントの前半分(乗員頭部当接
部) R ヘッドレストレイントの後半分 B エアシ−ル(薄膜) V 空洞 W 通路
部) R ヘッドレストレイントの後半分 B エアシ−ル(薄膜) V 空洞 W 通路
Claims (3)
- 【請求項1】追突された時の衝撃により、ヘッドレスト
レイントの少なくとも乗員頭部当接部を乗員の頭部に近
接するように所定距離だけ飛び出させる自動車用シ−ト
に装備されたヘッドレストレイントにおいて、前記ヘッ
ドレストレイントの内部に空洞を設け、追突された時の
乗員の頭部がヘッドレストレイントを押圧する動作によ
り急激に空洞内のエアを抜くエア抜き手段を備えたこと
を特徴とする自動車用シ−トのヘッドレストレイント。 - 【請求項2】上記エア抜き手段として、空洞と外部を連
通した通路を設け、その通路に一定以上の圧力が加わる
とその通路を開口する手段を設けたことを特徴とする請
求項1記載の自動車用シ−トのヘッドレストレイント。 - 【請求項3】上記エア抜き手段として、空洞と外部を連
通した通路を設け、追突された時の衝撃によりその通路
を開口する手段を設けたことを特徴とする請求項1記載
の自動車用シ−トのヘッドレストレイント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10138250A JPH11321502A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | 自動車用シ−トのヘッドレストレイント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10138250A JPH11321502A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | 自動車用シ−トのヘッドレストレイント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11321502A true JPH11321502A (ja) | 1999-11-24 |
Family
ID=15217579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10138250A Pending JPH11321502A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | 自動車用シ−トのヘッドレストレイント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11321502A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1122122A1 (de) * | 2000-02-03 | 2001-08-08 | Keiper GmbH & Co. | Kopfstütze für einen Fahrzeugsitz |
FR2832364A1 (fr) * | 2001-11-21 | 2003-05-23 | Cera | Appui-tete a systeme d'actionnement de securite |
US6623073B2 (en) | 2001-02-24 | 2003-09-23 | Keiper Gmbh & Co. Kg | Head restraint for a vehicle seat |
FR2843343A1 (fr) * | 2002-08-12 | 2004-02-13 | Renault Sa | Appuie-tete actif pour siege de vehicule roulant |
KR100568147B1 (ko) * | 2004-06-11 | 2006-04-05 | 현대모비스 주식회사 | 차량의 헤드레스트에 설치된 목 보호 장치 |
US7070235B2 (en) | 2002-12-21 | 2006-07-04 | Keiper Gmbh & Co. Kg | Crash-active headrest |
US7108320B2 (en) | 2002-04-05 | 2006-09-19 | Keiper Gmbh & Co. Kg | Head restraint for a vehicle seat |
US7195313B2 (en) | 2003-06-05 | 2007-03-27 | Keiper Gmbh & Co. Kg | Crash-active headrest |
US7344191B2 (en) | 2004-07-22 | 2008-03-18 | Keiper Gmbh & Co. Kg | Crash-active head restraint |
ES2434858R1 (es) * | 2012-06-13 | 2013-12-26 | Illinois Tool Works | Reposacabezas ligero optimizado según recursos de producción y procedimiento asociado al mismo |
JP2020059327A (ja) * | 2018-10-05 | 2020-04-16 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用シート |
-
1998
- 1998-05-20 JP JP10138250A patent/JPH11321502A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001056829A1 (de) * | 2000-02-03 | 2001-08-09 | Keiper Gmbh & Co | Kopfstütze für einen fahrzeugsitz |
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EP1316469A1 (fr) * | 2001-11-21 | 2003-06-04 | Centre d'Etude et de Recherche pour l'Automobile ( CERA) | Appui-tête à système d'actionnement de sécurité |
US7108320B2 (en) | 2002-04-05 | 2006-09-19 | Keiper Gmbh & Co. Kg | Head restraint for a vehicle seat |
FR2843343A1 (fr) * | 2002-08-12 | 2004-02-13 | Renault Sa | Appuie-tete actif pour siege de vehicule roulant |
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JP2020059327A (ja) * | 2018-10-05 | 2020-04-16 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用シート |
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