JPH11321485A - リモコンミラー用コネクタの簡易防水構造 - Google Patents
リモコンミラー用コネクタの簡易防水構造Info
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- JPH11321485A JPH11321485A JP10134076A JP13407698A JPH11321485A JP H11321485 A JPH11321485 A JP H11321485A JP 10134076 A JP10134076 A JP 10134076A JP 13407698 A JP13407698 A JP 13407698A JP H11321485 A JPH11321485 A JP H11321485A
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- connector
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- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数を増やさずにミラー用コネクタへの
水滴の浸入を防止する。 【解決手段】 自動車用ドア1のインナーパネル2にド
ア用ハーネス24を配索し、ドア用ハーネスのハーネス
用コネクタ25に嵌合されると共に、アウターパネル3
に取り付けられたリモコンミラー31からのミラー用ハ
ーネスに設けられたミラー用コネクタにおいて、インナ
ーパネルを、金属製のメインパネル21とメインパネル
に一体に樹脂成形されたサブパネル22とから形成し、
かつミラー用コネクタに簡易防水手段5Aを設けた。簡
易防水手段が、ミラー用ハーネスを挿通するためサブパ
ネルに開孔6を形成し、開孔の周囲でアウターパネル側
に庇状の防水壁7を突設し、ミラー用コネクタをメイン
パネル又はサブパネルのドアトリム4側に固着してな
る。
水滴の浸入を防止する。 【解決手段】 自動車用ドア1のインナーパネル2にド
ア用ハーネス24を配索し、ドア用ハーネスのハーネス
用コネクタ25に嵌合されると共に、アウターパネル3
に取り付けられたリモコンミラー31からのミラー用ハ
ーネスに設けられたミラー用コネクタにおいて、インナ
ーパネルを、金属製のメインパネル21とメインパネル
に一体に樹脂成形されたサブパネル22とから形成し、
かつミラー用コネクタに簡易防水手段5Aを設けた。簡
易防水手段が、ミラー用ハーネスを挿通するためサブパ
ネルに開孔6を形成し、開孔の周囲でアウターパネル側
に庇状の防水壁7を突設し、ミラー用コネクタをメイン
パネル又はサブパネルのドアトリム4側に固着してな
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リモコンミラー用
コネクタの簡易防水構造に関するものである。
コネクタの簡易防水構造に関するものである。
【0002】
【0003】従来、図10のような自動車用ドアが提案
されている(特開平9−156374号公報)。この自
動車用ドア80は、金属製のメインパネル82と、メイ
ンパネル82を補強部材として一体的に樹脂成形された
サブパネル83とからインナーパネル81を形成し、メ
インパネル82の中央部に孔84を穿設し、孔84内に
ウィンドウガラス85の機能部品86を挿着し、機能部
品86を防水する防水スクリーン87をメインパネル8
2に取り付けたものである。機能部品86が防水スクリ
ーン87で覆われることにより、ウィンドウガラス85
に付着した水滴がインナーパネル81とアウターパネル
88との間の内部に垂れても、機能部品86に浸入しな
い。89はドアトリムである。アウターパネル88には
リモコンミラー90が取り付けられている。リモコンミ
ラー90を制御するためミラー用コネクタ91とハーネ
ス用コネクタ93とが相互に接続されている。92はサ
ブパネル83に配索されたドア用ハーネスである。89
はインナーパネル82に組み付けられるドアトリムであ
る。
されている(特開平9−156374号公報)。この自
動車用ドア80は、金属製のメインパネル82と、メイ
ンパネル82を補強部材として一体的に樹脂成形された
サブパネル83とからインナーパネル81を形成し、メ
インパネル82の中央部に孔84を穿設し、孔84内に
ウィンドウガラス85の機能部品86を挿着し、機能部
品86を防水する防水スクリーン87をメインパネル8
2に取り付けたものである。機能部品86が防水スクリ
ーン87で覆われることにより、ウィンドウガラス85
に付着した水滴がインナーパネル81とアウターパネル
88との間の内部に垂れても、機能部品86に浸入しな
い。89はドアトリムである。アウターパネル88には
リモコンミラー90が取り付けられている。リモコンミ
ラー90を制御するためミラー用コネクタ91とハーネ
ス用コネクタ93とが相互に接続されている。92はサ
ブパネル83に配索されたドア用ハーネスである。89
はインナーパネル82に組み付けられるドアトリムであ
る。
【0004】しかしながら、リモコンミラー90とミラ
ー用コネクタ91との間にはミラー用ハーネス(図示せ
ず)が接続されているので、雨などによる水滴がウィン
ドウガラス85からミラー用ハーネスを伝ってミラー用
コネクタ91に浸入し、自動車用ドア80内で電気的な
ショートが発生する危険があった。また、防水スクリー
ン87をインナーパネル81に取り付けるので、取り付
け作業が煩わしくなって自動車用ドア80の製造作業の
低下が発生した。
ー用コネクタ91との間にはミラー用ハーネス(図示せ
ず)が接続されているので、雨などによる水滴がウィン
ドウガラス85からミラー用ハーネスを伝ってミラー用
コネクタ91に浸入し、自動車用ドア80内で電気的な
ショートが発生する危険があった。また、防水スクリー
ン87をインナーパネル81に取り付けるので、取り付
け作業が煩わしくなって自動車用ドア80の製造作業の
低下が発生した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した点に
鑑み、部品点数を増加させずにミラー用コネクタへの水
滴の浸入を防止するリモコンミラー用コネクタの簡易防
水構造を提供することを目的とする。
鑑み、部品点数を増加させずにミラー用コネクタへの水
滴の浸入を防止するリモコンミラー用コネクタの簡易防
水構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、自動車用ドアのインナーパネルにドア用
ハーネスを配索し、該ドア用ハーネスのハーネス用コネ
クタに嵌合されると共に、アウターパネルに取り付けら
れたリモコンミラーからのミラー用ハーネスに設けられ
たミラー用コネクタにおいて、前記インナーパネルを、
金属製のメインパネルと該メインパネルに一体に樹脂成
形されたサブパネルとから形成し、かつ前記ミラー用コ
ネクタに簡易防水手段を設けたリモコンミラー用コネク
タの簡易防水構造を特徴とする(請求項1)。前記簡易
防水手段が、前記ミラー用ハーネスを挿通するため前記
サブパネルに開孔を形成し、該開孔の周囲で前記アウタ
ーパネル側に庇状の防水壁を突設し、前記ミラー用コネ
クタを前記メインパネル又はサブパネルのドアトリム側
に固着してなるリモコンミラー用コネクタの簡易防水構
造を特徴とする(請求項2)。前記簡易防水手段が、前
記サブパネルに取付孔を形成し、前記ミラー用コネクタ
のハウジング本体を内部に挿着する環状のカバー本体
と、該カバー本体の一端側に突出された庇状の防水壁
と、該カバー本体の外面で一端側に周設された防水リッ
プと、該外面で他端側に突設された係合突起とを有する
防水カバーを、防水壁がリモコンミラー側に配置よう
に、該取付孔に密着してなるミラー用コネクタの簡易防
水構造を特徴とする(請求項3)。前記ミラー用コネク
タのハウジング本体と防水カバーとが一体的に成形され
ているリモコンミラー用コネクタの簡易防水構造を特徴
とする(請求項4)。前記簡易防水手段が、前記サブパ
ネルに作業孔を形成し、該作業孔に相対向する前記アウ
ターパネルでウィンドウガラス下降側へコネクタ収容溝
を設けると共に、該コネクタ収容溝の該ウィンドウガラ
ス下降側に導出口を形成し、該コネクタ収容溝の溝壁面
に前記ミラー用コネクタを固着すると共に、該導出口か
ら前記ミラー用ハーネスを導出するリモコンミラー用コ
ネクタの簡易防水構造を特徴とする(請求項5)。前記
開孔、取付孔及び作業孔が、前記リモコンミラーに対し
て前記ウィンドウガラス下降側、かつウィンドウガラス
を案内するガイドレールよりもエンジンルーム側に配置
されているリモコンミラー用コネクタの簡易防水構造を
特徴とする(請求項6)。前記開孔、取付孔又は導出口
から前記ウィンドウガラス下降側に導出された前記ミラ
ー用ハーネスが前記インナーパネルとアウターパネルと
の間にハーネス結束部を有するリモコンミラー用コネク
タの簡易防水構造を特徴とする(請求項7)。
に、本発明は、自動車用ドアのインナーパネルにドア用
ハーネスを配索し、該ドア用ハーネスのハーネス用コネ
クタに嵌合されると共に、アウターパネルに取り付けら
れたリモコンミラーからのミラー用ハーネスに設けられ
たミラー用コネクタにおいて、前記インナーパネルを、
金属製のメインパネルと該メインパネルに一体に樹脂成
形されたサブパネルとから形成し、かつ前記ミラー用コ
ネクタに簡易防水手段を設けたリモコンミラー用コネク
タの簡易防水構造を特徴とする(請求項1)。前記簡易
防水手段が、前記ミラー用ハーネスを挿通するため前記
サブパネルに開孔を形成し、該開孔の周囲で前記アウタ
ーパネル側に庇状の防水壁を突設し、前記ミラー用コネ
クタを前記メインパネル又はサブパネルのドアトリム側
に固着してなるリモコンミラー用コネクタの簡易防水構
造を特徴とする(請求項2)。前記簡易防水手段が、前
記サブパネルに取付孔を形成し、前記ミラー用コネクタ
のハウジング本体を内部に挿着する環状のカバー本体
と、該カバー本体の一端側に突出された庇状の防水壁
と、該カバー本体の外面で一端側に周設された防水リッ
プと、該外面で他端側に突設された係合突起とを有する
防水カバーを、防水壁がリモコンミラー側に配置よう
に、該取付孔に密着してなるミラー用コネクタの簡易防
水構造を特徴とする(請求項3)。前記ミラー用コネク
タのハウジング本体と防水カバーとが一体的に成形され
ているリモコンミラー用コネクタの簡易防水構造を特徴
とする(請求項4)。前記簡易防水手段が、前記サブパ
ネルに作業孔を形成し、該作業孔に相対向する前記アウ
ターパネルでウィンドウガラス下降側へコネクタ収容溝
を設けると共に、該コネクタ収容溝の該ウィンドウガラ
ス下降側に導出口を形成し、該コネクタ収容溝の溝壁面
に前記ミラー用コネクタを固着すると共に、該導出口か
ら前記ミラー用ハーネスを導出するリモコンミラー用コ
ネクタの簡易防水構造を特徴とする(請求項5)。前記
開孔、取付孔及び作業孔が、前記リモコンミラーに対し
て前記ウィンドウガラス下降側、かつウィンドウガラス
を案内するガイドレールよりもエンジンルーム側に配置
されているリモコンミラー用コネクタの簡易防水構造を
特徴とする(請求項6)。前記開孔、取付孔又は導出口
から前記ウィンドウガラス下降側に導出された前記ミラ
ー用ハーネスが前記インナーパネルとアウターパネルと
の間にハーネス結束部を有するリモコンミラー用コネク
タの簡易防水構造を特徴とする(請求項7)。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の具体
例を、図面を参照して説明する。図1〜図3は本発明に
係るリモコンミラー用コネクタの簡易防水構造の第一実
施例を示すものである。なお、従来例と同一構成部材に
は同一名称を付けて詳細な説明を省略する。
例を、図面を参照して説明する。図1〜図3は本発明に
係るリモコンミラー用コネクタの簡易防水構造の第一実
施例を示すものである。なお、従来例と同一構成部材に
は同一名称を付けて詳細な説明を省略する。
【0008】図1において、この構造は、自動車用ドア
1におけるインナーパネル2を、金属製のメインパネル
21と、メインパネル21に一体的に樹脂成形されたサ
ブパネル22とから形成し、リモコンミラー31からの
ミラー用ハーネス32に接続されたミラー用コネクタ3
3に、簡易防水手段5Aを設けた構造である。簡易防水
手段5Aは、図2及び図3に示すように、サブパネル2
2に開孔6を穿設し、開孔6の周囲で上部に庇状の防水
壁7を突出し、開孔6にミラー用ハーネス32を挿通す
ると共に、ミラー用ハーネス32に接続されたミラー用
コネクタ33をサブパネル22に固着するものである。
1におけるインナーパネル2を、金属製のメインパネル
21と、メインパネル21に一体的に樹脂成形されたサ
ブパネル22とから形成し、リモコンミラー31からの
ミラー用ハーネス32に接続されたミラー用コネクタ3
3に、簡易防水手段5Aを設けた構造である。簡易防水
手段5Aは、図2及び図3に示すように、サブパネル2
2に開孔6を穿設し、開孔6の周囲で上部に庇状の防水
壁7を突出し、開孔6にミラー用ハーネス32を挿通す
ると共に、ミラー用ハーネス32に接続されたミラー用
コネクタ33をサブパネル22に固着するものである。
【0009】開孔6の位置は、サブパネル22のうちで
ウィンドウガラス23からの水滴が直接被る可能性が低
い場所、つまりガラスレール34のエンジンルーム側か
つリモコンミラー31より下方の場所である。開孔6の
形状は、本実施例では矩形状であるが、ミラー用ハーネ
ス32を挿通することができれば任意である。庇状の防
水壁7は、開孔6の周囲上部でサブパネル22の外面
(サブパネルのアウターパネル側の面)22aに斜め下
向きの状態で設けられている。防水壁7はコ字状に形成
されている。
ウィンドウガラス23からの水滴が直接被る可能性が低
い場所、つまりガラスレール34のエンジンルーム側か
つリモコンミラー31より下方の場所である。開孔6の
形状は、本実施例では矩形状であるが、ミラー用ハーネ
ス32を挿通することができれば任意である。庇状の防
水壁7は、開孔6の周囲上部でサブパネル22の外面
(サブパネルのアウターパネル側の面)22aに斜め下
向きの状態で設けられている。防水壁7はコ字状に形成
されている。
【0010】ミラー用コネクタ33の固着場所は、サブ
パネル22の内面(サブパネルのドアトリム側の面)2
2bで開孔6よりも上部である。これにより、ミラー用
コネクタ33とハーネス用コネクタ25とは、開孔6の
上部で相互に嵌合される。そして、アウターパネル3と
インナーパネル2との間にはミラー用ハーネス32のハ
ーネス結束部35が形成されている。ハーネス結束部3
5は、ミラー用ハーネス32で輪32aを作って交点を
テープ35a等で結束したものである。そして、ハーネ
ス結束部35は開孔6よりも下方に配置されている。
パネル22の内面(サブパネルのドアトリム側の面)2
2bで開孔6よりも上部である。これにより、ミラー用
コネクタ33とハーネス用コネクタ25とは、開孔6の
上部で相互に嵌合される。そして、アウターパネル3と
インナーパネル2との間にはミラー用ハーネス32のハ
ーネス結束部35が形成されている。ハーネス結束部3
5は、ミラー用ハーネス32で輪32aを作って交点を
テープ35a等で結束したものである。そして、ハーネ
ス結束部35は開孔6よりも下方に配置されている。
【0011】防水壁7とハーネス結束部35とにより、
ウィンドウガラス23に付着した水滴が、ウィンドウガ
ラス23の下降の際に、又は下降後にアウターパネル3
とインナーパネル2との間に垂れても、水滴がミラー用
コネクタ33側に浸入することがない。つまり、ウィン
ドウガラス23からの水滴が防水壁7に垂れた場合に
は、防水壁7を伝ってハーネス結束部35に落下し、ハ
ーネス結束部35から下方に落ちる。又は、水滴がミラ
ー用ハーネス32に垂れた場合には、ハーネス結束部3
5に流れ落ち、ハーネス結束部35から下方に落下す
る。そのため、サブパネル22の内面22b側に水滴が
浸入するのを簡易的に防止できる。
ウィンドウガラス23に付着した水滴が、ウィンドウガ
ラス23の下降の際に、又は下降後にアウターパネル3
とインナーパネル2との間に垂れても、水滴がミラー用
コネクタ33側に浸入することがない。つまり、ウィン
ドウガラス23からの水滴が防水壁7に垂れた場合に
は、防水壁7を伝ってハーネス結束部35に落下し、ハ
ーネス結束部35から下方に落ちる。又は、水滴がミラ
ー用ハーネス32に垂れた場合には、ハーネス結束部3
5に流れ落ち、ハーネス結束部35から下方に落下す
る。そのため、サブパネル22の内面22b側に水滴が
浸入するのを簡易的に防止できる。
【0012】また、防水壁7とハーネス結束部35とで
ミラー用コネクタ33を簡易的に防水できるから、従来
使用した防水スクリーン87(図10参照)を廃止する
ことができる。これにより、自動車用ドア1の製造コス
トを削減することができる。
ミラー用コネクタ33を簡易的に防水できるから、従来
使用した防水スクリーン87(図10参照)を廃止する
ことができる。これにより、自動車用ドア1の製造コス
トを削減することができる。
【0013】図4及び図5は本発明に係るリモコンミラ
ー用コネクタの簡易防水構造の第二実施例を示すもので
ある。第一実施例と同一構成部材には同一名称を付けて
詳細な説明を省略する。図4において、この構造は、簡
易防水手段5Bとして、ミラー用コネクタ33に防水カ
バー9を取り付け、サブパネル22の取付孔8に防水カ
バー9を密着した構造である。
ー用コネクタの簡易防水構造の第二実施例を示すもので
ある。第一実施例と同一構成部材には同一名称を付けて
詳細な説明を省略する。図4において、この構造は、簡
易防水手段5Bとして、ミラー用コネクタ33に防水カ
バー9を取り付け、サブパネル22の取付孔8に防水カ
バー9を密着した構造である。
【0014】図5に示すように、防水カバー9は、外面
10aで取付孔8に密着される環状のカバー本体10
と、カバー本体10の外面10aで一端側に周設された
防水リップ11と、カバー本体10の一端から軸方向へ
延設された防水壁12と、カバー本体10の内部にミラ
ー用コネクタ33を係止するための係止部(図示せず)
と、カバー本体10の外面10aで他端側に突設された
係合突起13とから成る。
10aで取付孔8に密着される環状のカバー本体10
と、カバー本体10の外面10aで一端側に周設された
防水リップ11と、カバー本体10の一端から軸方向へ
延設された防水壁12と、カバー本体10の内部にミラ
ー用コネクタ33を係止するための係止部(図示せず)
と、カバー本体10の外面10aで他端側に突設された
係合突起13とから成る。
【0015】ミラー用コネクタ33をカバー本体10の
一端側から他端側へ向けて挿入し、係止部でカバー本体
10内に固定する。その時、ミラー用コネクタ33の嵌
合方向は他端側に向いた状態である。そして、ミラー用
コネクタ33から延びるミラー用ハーネス32が防水壁
12の下方に位置している。防水リップ11と係合突起
13とが取付孔8の周囲の内外面22a,22bを挟持
する。この時、カバー本体10の外面10aが取付孔8
の内周縁に密着している。なお、防水カバー9の形状
は、本実施例以外の形状も可能であるから、本実施例に
限定されるものではない。
一端側から他端側へ向けて挿入し、係止部でカバー本体
10内に固定する。その時、ミラー用コネクタ33の嵌
合方向は他端側に向いた状態である。そして、ミラー用
コネクタ33から延びるミラー用ハーネス32が防水壁
12の下方に位置している。防水リップ11と係合突起
13とが取付孔8の周囲の内外面22a,22bを挟持
する。この時、カバー本体10の外面10aが取付孔8
の内周縁に密着している。なお、防水カバー9の形状
は、本実施例以外の形状も可能であるから、本実施例に
限定されるものではない。
【0016】防水カバー9とミラー用コネクタ33のハ
ウジング本体33′とを一体化することも可能である。
サブパネル22に形成する取付孔8は、防水カバー9を
挿着することができるようなサイズである。従って、第
一実施例の開孔6(図2参照)と比較すると、第二実施
例の取付孔8の方がサイズ的に大きい。本実施例でも、
取付孔8の配置場所は、第一実施例と殆ど同じである。
ウジング本体33′とを一体化することも可能である。
サブパネル22に形成する取付孔8は、防水カバー9を
挿着することができるようなサイズである。従って、第
一実施例の開孔6(図2参照)と比較すると、第二実施
例の取付孔8の方がサイズ的に大きい。本実施例でも、
取付孔8の配置場所は、第一実施例と殆ど同じである。
【0017】また、ミラー用コネクタ33を防水カバー
9に挿着し、かつ防水カバー9を取付孔8に密着するこ
とでミラー用コネクタ33の簡易防水を確実に確保でき
る。そして、ミラー用コネクタ33を防水カバー9に挿
着するだけでミラー用ハーネス32を配索する作業がな
いので、作業性が従来よりも向上される。
9に挿着し、かつ防水カバー9を取付孔8に密着するこ
とでミラー用コネクタ33の簡易防水を確実に確保でき
る。そして、ミラー用コネクタ33を防水カバー9に挿
着するだけでミラー用ハーネス32を配索する作業がな
いので、作業性が従来よりも向上される。
【0018】図6〜図9は本発明に係るリモコンミラー
用コネクタの簡易防水構造の第三実施例を示すものであ
る。なお、第一実施例と同一構成部材には同一名称を付
けて詳細な説明を省略する。図6において、この構造
は、簡易防水手段5Cとして、サブパネル22に作業孔
15を穿設し、作業孔15に対向させてアウターパネル
3にコネクタブロック16を設け、作業孔15に相対向
するようにコネクタブロック16にコネクタ収容溝17
を形成し、コネクタ収容溝17の溝壁面17aにミラー
用コネクタ33を係止し、ハーネス用コネクタ25と嵌
合させる構造である。
用コネクタの簡易防水構造の第三実施例を示すものであ
る。なお、第一実施例と同一構成部材には同一名称を付
けて詳細な説明を省略する。図6において、この構造
は、簡易防水手段5Cとして、サブパネル22に作業孔
15を穿設し、作業孔15に対向させてアウターパネル
3にコネクタブロック16を設け、作業孔15に相対向
するようにコネクタブロック16にコネクタ収容溝17
を形成し、コネクタ収容溝17の溝壁面17aにミラー
用コネクタ33を係止し、ハーネス用コネクタ25と嵌
合させる構造である。
【0019】サブパネル22に穿設される作業孔15の
サイズは、図7及び図8に示す如くに、ドア用ハーネス
24のハーネス用コネクタ25を挿入でき、かつミラー
用コネクタ33との嵌合作業を行えるようなサイズであ
る。
サイズは、図7及び図8に示す如くに、ドア用ハーネス
24のハーネス用コネクタ25を挿入でき、かつミラー
用コネクタ33との嵌合作業を行えるようなサイズであ
る。
【0020】図6のように、アウターパネル3の内面3
bに配置されたコネクタ収容溝17は、アウターパネル
3の外面3aに突設されたリモコンミラー31よりも下
方に位置し、ウィンドウガラス23の下降方向(P方
向)へ向かって延びている。図7に示すように、コネク
タ収容溝17の下部にはミラー用ハーネス32を案内す
る導出口18が形成され、内部にはミラー用コネクタ3
3を固着するための溝壁面17aが形成されている。図
8に示すように、溝壁面17aは傾斜し、ミラー用コネ
クタ33を固着できるようなサイズである。コネクタブ
ロック16は、図8の如くに、内部にミラー用コネクタ
33及びミラー用ハーネス32を収容できるようなサイ
ズに形成されている。
bに配置されたコネクタ収容溝17は、アウターパネル
3の外面3aに突設されたリモコンミラー31よりも下
方に位置し、ウィンドウガラス23の下降方向(P方
向)へ向かって延びている。図7に示すように、コネク
タ収容溝17の下部にはミラー用ハーネス32を案内す
る導出口18が形成され、内部にはミラー用コネクタ3
3を固着するための溝壁面17aが形成されている。図
8に示すように、溝壁面17aは傾斜し、ミラー用コネ
クタ33を固着できるようなサイズである。コネクタブ
ロック16は、図8の如くに、内部にミラー用コネクタ
33及びミラー用ハーネス32を収容できるようなサイ
ズに形成されている。
【0021】ミラー用コネクタ33の嵌合方向をウィン
ドウガラス上昇方向(Q方向)へ向けて溝壁面17aに
固着すると共に、導出口18からミラー用ハーネス32
を導出する。なお、固着手段としては、例えばネジ止め
である。導出口18から導出されたミラー用ハーネス3
2には、テープ35a等で結束されたハーネス結束部3
5が形成されている。アウターパネル3の内面3bとイ
ンナーパネル2の外面2aとを相互に組み付ける前に、
又は組み付けた後にミラー用コネクタ33とハーネス用
コネクタ25とが相互に嵌合される。
ドウガラス上昇方向(Q方向)へ向けて溝壁面17aに
固着すると共に、導出口18からミラー用ハーネス32
を導出する。なお、固着手段としては、例えばネジ止め
である。導出口18から導出されたミラー用ハーネス3
2には、テープ35a等で結束されたハーネス結束部3
5が形成されている。アウターパネル3の内面3bとイ
ンナーパネル2の外面2aとを相互に組み付ける前に、
又は組み付けた後にミラー用コネクタ33とハーネス用
コネクタ25とが相互に嵌合される。
【0022】従って、従来と比較して防水スクリーン8
7(図10参照)を廃止できる。そして、第一実施例と
比べ、サブパネル22の作業孔15にミラー用ハーネス
32を通さないので、ミラー用ハーネス32を保護する
ための保護部品(図示せず)も同時に削減できる。ま
た、部品点数の減少によって自動車用ドア1の製造コス
トが低減されると共に、製造作業が迅速化される。更
に、ミラー用コネクタ33が簡易的に防水されるから、
水滴がミラー用コネクタ33とハーネス用コネクタ25
との嵌合部分に付着するのが防止される。そのため、防
水性が従来よりも一層向上される。
7(図10参照)を廃止できる。そして、第一実施例と
比べ、サブパネル22の作業孔15にミラー用ハーネス
32を通さないので、ミラー用ハーネス32を保護する
ための保護部品(図示せず)も同時に削減できる。ま
た、部品点数の減少によって自動車用ドア1の製造コス
トが低減されると共に、製造作業が迅速化される。更
に、ミラー用コネクタ33が簡易的に防水されるから、
水滴がミラー用コネクタ33とハーネス用コネクタ25
との嵌合部分に付着するのが防止される。そのため、防
水性が従来よりも一層向上される。
【0023】なお、以上の第一乃至第三実施例における
簡易防水手段5A,5B,5Cは、ミラー用コネクタ3
3を簡易的に防水する手段であるから、本実施例に限定
されるものではない。また、本実施例の自動車用ドア1
はハードトップ型及びセダン型のいずれでも対応可能で
ある。
簡易防水手段5A,5B,5Cは、ミラー用コネクタ3
3を簡易的に防水する手段であるから、本実施例に限定
されるものではない。また、本実施例の自動車用ドア1
はハードトップ型及びセダン型のいずれでも対応可能で
ある。
【0024】
【発明の効果】以上の如くに、請求項1によれば、イン
ナーパネルを金属製のメインパネルと一体的に樹脂成形
されたサブパネルとで形成するから、インナーパネル自
身の重量を低下できる。それと共に、サブパネルへの機
能部品等の配索を容易にすることができる。そして、ミ
ラー用コネクタに簡易防水手段が設けられたから、アウ
ターパネルとインナーパネルとの間に配置されるウィン
ドウガラスの昇降の際に、ウィンドウガラスからの水滴
がミラー用コネクタに付着しない。そのため、従来例と
比較し、防水スクリーンを廃止することができる。ま
た、部品点数も減少できる。従って、部品点数を増やさ
ずに簡単にミラー用ハーネスを簡易的な手段で防水でき
る。
ナーパネルを金属製のメインパネルと一体的に樹脂成形
されたサブパネルとで形成するから、インナーパネル自
身の重量を低下できる。それと共に、サブパネルへの機
能部品等の配索を容易にすることができる。そして、ミ
ラー用コネクタに簡易防水手段が設けられたから、アウ
ターパネルとインナーパネルとの間に配置されるウィン
ドウガラスの昇降の際に、ウィンドウガラスからの水滴
がミラー用コネクタに付着しない。そのため、従来例と
比較し、防水スクリーンを廃止することができる。ま
た、部品点数も減少できる。従って、部品点数を増やさ
ずに簡単にミラー用ハーネスを簡易的な手段で防水でき
る。
【0025】請求項2によれば、簡易防水手段が、サブ
パネルに開孔を形成し、開孔の周囲でアウターパネル側
に庇状の防水壁を突設し、開孔内にミラー用ハーネスを
通してサブパネルのドアトリム側にミラー用コネクタを
固着してなる。そして、ミラー用コネクタとハーネス用
コネクタとが相互に嵌合される。これにより、例えば、
ウィンドウガラス昇降の際に、ウィンドウガラスに付着
した水滴がインナーパネルとアウターパネルとの間に垂
れても、防水壁がインナーパネルの内面への水滴の浸入
を防止する。
パネルに開孔を形成し、開孔の周囲でアウターパネル側
に庇状の防水壁を突設し、開孔内にミラー用ハーネスを
通してサブパネルのドアトリム側にミラー用コネクタを
固着してなる。そして、ミラー用コネクタとハーネス用
コネクタとが相互に嵌合される。これにより、例えば、
ウィンドウガラス昇降の際に、ウィンドウガラスに付着
した水滴がインナーパネルとアウターパネルとの間に垂
れても、防水壁がインナーパネルの内面への水滴の浸入
を防止する。
【0026】請求項3によれば、簡易防水手段が、ミラ
ー用コネクタのハウジング本体を内部に挿着するカバー
本体と、カバー本体の一端側に突出する防水壁と、カバ
ー本体の外面で一端側に周設された防水リップと、他端
側に突設された係合突起とを有する防水カバーを、サブ
パネルに形成された取付孔に密着し、かつ防水壁をリモ
コンミラー側に配置してなる。これにより、ミラー用コ
ネクタを簡易的に防水することができる。即ち、例え
ば、ウィンドウガラスから水滴が垂れても、防水壁が水
滴を受けるためにミラー用コネクタが直接水滴を被るこ
とがない。また、防水リップと係合突起とによりサブパ
ネルが挟持されるから、簡単には防水カバーが外れな
い。そのため、ミラー用コネクタの防水性を確実に確保
することができる。
ー用コネクタのハウジング本体を内部に挿着するカバー
本体と、カバー本体の一端側に突出する防水壁と、カバ
ー本体の外面で一端側に周設された防水リップと、他端
側に突設された係合突起とを有する防水カバーを、サブ
パネルに形成された取付孔に密着し、かつ防水壁をリモ
コンミラー側に配置してなる。これにより、ミラー用コ
ネクタを簡易的に防水することができる。即ち、例え
ば、ウィンドウガラスから水滴が垂れても、防水壁が水
滴を受けるためにミラー用コネクタが直接水滴を被るこ
とがない。また、防水リップと係合突起とによりサブパ
ネルが挟持されるから、簡単には防水カバーが外れな
い。そのため、ミラー用コネクタの防水性を確実に確保
することができる。
【0027】請求項4によれば、ミラー用コネクタのハ
ウジング本体と防水カバーとが一体的に形成されている
から、請求項3と比較してハウジング本体を防水カバー
に挿着する作業工程を一つ減らし、防水カバーを取付孔
に密着させることができる。そのため、自動車用ドアの
製造作業の速度を向上させることができる。
ウジング本体と防水カバーとが一体的に形成されている
から、請求項3と比較してハウジング本体を防水カバー
に挿着する作業工程を一つ減らし、防水カバーを取付孔
に密着させることができる。そのため、自動車用ドアの
製造作業の速度を向上させることができる。
【0028】請求項5によれば、簡易防水手段が、サブ
パネルに作業孔を形成し、作業孔に相対向するコネクタ
収容溝をアウターパネルに設け、コネクタ収容溝のウィ
ンドウガラス下降側に導出口を形成し、コネクタ収容溝
の溝側面にミラー用コネクタを固着し、導出口からミラ
ー用ハーネスを導出してなる。これにより、アウターパ
ネルとインナーパネルとの組み付け後に、ミラー用コネ
クタをアウターパネル内に埋め込んだ状態にすることが
できる。そのため、例えばウィンドウガラスからの水滴
がアウターパネルとインナーパネルとの間に垂れても、
ミラー用コネクタが直接水滴を被ることがない。
パネルに作業孔を形成し、作業孔に相対向するコネクタ
収容溝をアウターパネルに設け、コネクタ収容溝のウィ
ンドウガラス下降側に導出口を形成し、コネクタ収容溝
の溝側面にミラー用コネクタを固着し、導出口からミラ
ー用ハーネスを導出してなる。これにより、アウターパ
ネルとインナーパネルとの組み付け後に、ミラー用コネ
クタをアウターパネル内に埋め込んだ状態にすることが
できる。そのため、例えばウィンドウガラスからの水滴
がアウターパネルとインナーパネルとの間に垂れても、
ミラー用コネクタが直接水滴を被ることがない。
【0029】請求項6によれば、リモコンミラーに対し
てウィンドウガラス下降側に、かつウィンドウガラスを
案内するガイドレールよりもエンジンルーム側に、開
孔、取付孔及び作業孔が配置されているから、ウィンド
ウガラスからの水滴が直接開孔、取付孔及び作業孔に垂
れない。そのため、簡易防水手段で充分にミラー用コネ
クタの防水効果を満足させることができる。
てウィンドウガラス下降側に、かつウィンドウガラスを
案内するガイドレールよりもエンジンルーム側に、開
孔、取付孔及び作業孔が配置されているから、ウィンド
ウガラスからの水滴が直接開孔、取付孔及び作業孔に垂
れない。そのため、簡易防水手段で充分にミラー用コネ
クタの防水効果を満足させることができる。
【0030】請求項7によれば、開孔孔、取付孔又は導
出口からウィンドウガラス下降側へ導出されたミラー用
ハーネスが、インナーパネルとアウターパネルとの間に
ハーネス結束部を有する。これにより、例えば、ウィン
ドウガラスからの水滴がミラー用ハーネスに垂れても、
該水滴がハーネス結束部へ伝わるだけで、ミラー用コネ
クタへ浸入しない。
出口からウィンドウガラス下降側へ導出されたミラー用
ハーネスが、インナーパネルとアウターパネルとの間に
ハーネス結束部を有する。これにより、例えば、ウィン
ドウガラスからの水滴がミラー用ハーネスに垂れても、
該水滴がハーネス結束部へ伝わるだけで、ミラー用コネ
クタへ浸入しない。
【0031】請求項1乃至7により、ミラー用コネクタ
に設けた簡易防水手段と、ミラー用ハーネスに形成した
ハーネス結束部とにより簡易的ではあるが、ミラー用コ
ネクタに対する防水効果を充分に達成することができ
る。
に設けた簡易防水手段と、ミラー用ハーネスに形成した
ハーネス結束部とにより簡易的ではあるが、ミラー用コ
ネクタに対する防水効果を充分に達成することができ
る。
【図1】本発明に係るリモコンミラー用コネクタの簡易
防水構造の第一実施例を示す全体斜視図である。
防水構造の第一実施例を示す全体斜視図である。
【図2】図1の簡易防水手段の拡大断面図である。
【図3】図2の斜視図である。
【図4】本発明に係るリモコンミラー用コネクタの簡易
防水構造の第二実施例を示す全体斜視図である。
防水構造の第二実施例を示す全体斜視図である。
【図5】図4の簡易防水手段を示す斜視図である。
【図6】本発明に係るリモコンミラー用コネクタの簡易
防水構造の第三実施例を示す全体斜視図である。
防水構造の第三実施例を示す全体斜視図である。
【図7】図6の簡易防水手段の拡大断面図である。
【図8】図7の矢視X方向から見た図である。
【図9】図7の斜視図である。
【図10】従来例を示す全体斜視図である。
1 自動車用ドア 2 インナーパネル 3 アウターパネル 5A,5B,5C 簡易防水手段 6 開孔 7 防水壁 8 取付孔 9 防水カバー 10 カバー本体 11 防水リップ 12 防水壁 13 係合突起 15 作業孔 17 コネクタ収容溝 17a 溝壁面 18 導出口 21 メインパネル 22 サブパネル 24 ドア用ハーネス 25 ハーネス用コネクタ 31 リモコンミラー 32 ミラー用ハーネス 33 ミラー用コネクタ 35 ハーネス結束部
Claims (7)
- 【請求項1】 自動車用ドアのインナーパネルにドア用
ハーネスを配索し、該ドア用ハーネスのハーネス用コネ
クタに嵌合されると共に、アウターパネルに取り付けら
れたリモコンミラーからのミラー用ハーネスに設けられ
たミラー用コネクタにおいて、 前記インナーパネルを、金属製のメインパネルと該メイ
ンパネルに一体に樹脂成形されたサブパネルとから形成
し、かつ前記ミラー用コネクタに簡易防水手段を設けた
ことを特徴とするリモコンミラー用コネクタの簡易防水
構造。 - 【請求項2】 前記簡易防水手段が、前記ミラー用ハー
ネスを挿通するため前記サブパネルに開孔を形成し、該
開孔の周囲で前記アウターパネル側に庇状の防水壁を突
設し、前記ミラー用コネクタを前記メインパネル又はサ
ブパネルのドアトリム側に固着してなることを特徴とす
る請求項1記載のリモコンミラー用コネクタの簡易防水
構造。 - 【請求項3】 前記簡易防水手段が、前記サブパネルに
取付孔を形成し、前記ミラー用コネクタのハウジング本
体を内部に挿着する環状のカバー本体と、該カバー本体
の一端側に突出された庇状の防水壁と、該カバー本体の
外面で一端側に周設された防水リップと、該外面で他端
側に突設された係合突起とを有する防水カバーを、該防
水壁が前記リモコンミラー側に配置されるように、該取
付孔に密着してなることを特徴とする請求項1記載のリ
モコンミラー用コネクタの簡易防水構造。 - 【請求項4】 前記ミラー用コネクタのハウジング本体
と防水カバーとが一体的に形成されていることを特徴と
する請求項3記載のリモコンミラー用コネクタの簡易防
水構造。 - 【請求項5】 前記簡易防水手段が、前記サブパネルに
作業孔を形成し、該作業孔に相対向する前記アウターパ
ネルでウィンドウガラス下降側へコネクタ収容溝を設け
ると共に、該コネクタ収容溝の該ウィンドウガラス下降
側に導出口を形成し、該コネクタ収容溝の溝壁面に前記
ミラー用コネクタを固着すると共に、該導出口から前記
ミラー用ハーネスを導出することを特徴とする請求項1
記載のリモコンミラー用コネクタの簡易防水構造。 - 【請求項6】 前記開孔、取付孔及び作業孔が、前記リ
モコンミラーに対して前記ウィンドウガラス下降側、か
つウィンドウガラスを案内するガイドレールよりもエン
ジンルーム側に配置されていることを特徴とする請求項
2乃至5のいずれかに記載のリモコンミラー用コネクタ
の簡易防水構造。 - 【請求項7】 前記開孔、取付孔又は導出口から前記ウ
ィンドウガラス下降側に導出された前記ミラー用ハーネ
スが前記インナーパネルとアウターパネルとの間にハー
ネス結束部を有することを特徴とする請求項2乃至6の
いずれかに記載のリモコンミラー用コネクタの簡易防水
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10134076A JPH11321485A (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | リモコンミラー用コネクタの簡易防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10134076A JPH11321485A (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | リモコンミラー用コネクタの簡易防水構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11321485A true JPH11321485A (ja) | 1999-11-24 |
Family
ID=15119843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10134076A Withdrawn JPH11321485A (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | リモコンミラー用コネクタの簡易防水構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11321485A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1136318A2 (en) * | 2000-03-21 | 2001-09-26 | Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho | Mirror surface angle adjusting device |
JP2017200804A (ja) * | 2016-05-06 | 2017-11-09 | いすゞ自動車株式会社 | 車両の配線構造 |
JP2018001954A (ja) * | 2016-06-30 | 2018-01-11 | ダイハツ工業株式会社 | ハーネスの配索構造 |
CN114056258A (zh) * | 2021-10-19 | 2022-02-18 | 一汽奔腾轿车有限公司 | 一种柱状线束接插头固定结构 |
-
1998
- 1998-05-15 JP JP10134076A patent/JPH11321485A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1136318A2 (en) * | 2000-03-21 | 2001-09-26 | Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho | Mirror surface angle adjusting device |
EP1136318A3 (en) * | 2000-03-21 | 2002-12-04 | Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho | Mirror surface angle adjusting device |
JP2017200804A (ja) * | 2016-05-06 | 2017-11-09 | いすゞ自動車株式会社 | 車両の配線構造 |
JP2018001954A (ja) * | 2016-06-30 | 2018-01-11 | ダイハツ工業株式会社 | ハーネスの配索構造 |
CN114056258A (zh) * | 2021-10-19 | 2022-02-18 | 一汽奔腾轿车有限公司 | 一种柱状线束接插头固定结构 |
CN114056258B (zh) * | 2021-10-19 | 2023-10-20 | 一汽奔腾轿车有限公司 | 一种柱状线束接插头固定结构 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050802 |