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JPH11321125A - 熱転写受像シート及び画像形成方法 - Google Patents

熱転写受像シート及び画像形成方法

Info

Publication number
JPH11321125A
JPH11321125A JP10151885A JP15188598A JPH11321125A JP H11321125 A JPH11321125 A JP H11321125A JP 10151885 A JP10151885 A JP 10151885A JP 15188598 A JP15188598 A JP 15188598A JP H11321125 A JPH11321125 A JP H11321125A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
thermal transfer
receiving sheet
image
plastic film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10151885A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Muto
敦 武藤
Koichi Shirai
孝一 白井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP10151885A priority Critical patent/JPH11321125A/ja
Publication of JPH11321125A publication Critical patent/JPH11321125A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度、湿度等の環境に左右されず、画像形成
中や形成後もその効果が減少せず、常に高い帯電防止性
能を有し、熱転写プリンターでの搬送トラブルを防止で
きる熱転写受像シート及び画像形成方法を提供すること
にある。 【解決手段】 基材7として、プラスチックフィルム2
の両側にミクロボイドを有するフィルム5、6を貼着し
たものを使用し、該基材7の一方の面に受容層8を設け
る熱転写受像シート1において、該プラスチックフィル
ム2の両側に、プラスチックフィルム2に直接、導電性
材料を含有する帯電防止層3、4を設け、ミクロボイド
を有するフィルム5、6を貼着するものである。熱転写
受像シート1に画像形成中や形成後に、プラスチックフ
ィルム2が非常に帯電しやすいが、該プラスチックフィ
ルム2の両側に直接、導電性材料を含有する帯電防止層
3、4を設けることにより、熱転写受像シート1の帯電
を効果的に防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱転写シートと重ね
合わせて使用される熱転写受像シートに関し、さらに詳
しくは、温度、湿度等の環境に左右させず、画像形成中
や形成後も常に安定した帯電防止効果を有する、プラス
チックフィルムを芯材として、該芯材の両側にミクロボ
イドを有するフィルムを貼着した基材を用いた熱転写受
像シート及び画像形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、種々の熱転写記録方法が知られて
いるが、それらの中でも、昇華性の染料を含有する熱転
写層をポリエステルフィルム等の支持体上に形成した熱
転写シートを、サーマルヘッドやレーザー等の加熱媒体
によって加熱することにより、被記録物上に染料画像を
形成する昇華転写記録方式は、種々の分野における情報
記録手段として利用されている。この方式によれば、極
めて短時間の加熱により原稿のフルカラー画像を表現す
ることができ、また得られた画像は、非常に鮮明でかつ
透明性に優れているため、中間色の再現性や階調性に優
れ、フルカラー写真画像に匹敵する高品質の画像を形成
することができる。被記録物としては、紙やプラスチッ
クフィルムを基材とし、その上に染料染着性のある樹脂
層からなる受容層を形成したものを使用している。この
被記録物には、通常、静電気による搬送トラブル等を防
止する為に、帯電防止剤を樹脂中に練り込んだ樹脂層を
設けたり、帯電防止剤を表面に塗布している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、帯電防止剤を
練り込んだ樹脂層を形成する場合には、添加することが
できる帯電防止剤の量が少ない為、その効果は低く、ま
た、帯電防止剤を表面に塗布する場合には、温度、湿度
等の環境によって、その効果がほとんど失われてしまっ
たり、表面の帯電防止剤が画像形成中に熱転写シート側
に移行してしまったり、画像形成時の加熱によって帯電
防止性能が低下してしまったりして、十分な帯電防止効
果が得られず、搬送トラブルを生じさせる原因となるこ
とがある。また、特開昭55−144128、特開平3
−82597、特開平4−33894のように、受像面
側の中間層として導電性材料を使用する方法も提案され
ており、この方法によって、環境の影響や、印画前後に
よる帯電防止性能の変化をある程度は抑えることができ
るが、この場合も、帯電防止効果は十分とは言えず、強
い摩擦等で一度帯電したものは、その帯電減衰が遅く、
搬送トラブルを完全に防止するには至っていない。
【0004】さらに、プラスチックフィルムを芯材とし
て、該芯材の両側にミクロボイドを有するフィルムを貼
着した基材を用いて、紙基材とは違った表面光沢性に優
れ、高精細な画像を得る用途が増加しているが、摩擦抵
抗の高い基材を使用しているため、画像形成中や形成後
の熱転写受像シートの帯電量が大きく、その帯電減衰も
遅く、熱転写プリンターでの搬送時の詰まり等が生じや
すく、問題となっている。従って、本発明においては、
上記従来技術の問題点を解決し、温度、湿度等の環境に
左右されず、画像形成中や形成後もその効果が減少せ
ず、常に高い帯電防止性能を有し、熱転写プリンターで
の搬送トラブルを防止できる熱転写受像シート及び画像
形成方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、基材として、プラスチックフィルムの両
側にミクロボイドを有するフィルムを貼着したものを使
用し、該基材の一方の面に受容層を設ける熱転写受像シ
ートにおいて、該プラスチックフィルムの両側に、プラ
スチックフィルムに直接、導電性材料を含有する帯電防
止層を設け、ミクロボイドを有するフィルムを貼着する
ことを特徴とする。また、前記基材の受容層が形成され
た面と反対面に、裏面層を設けることが好ましい。ま
た、前記のミクロボイドを有するフィルムの厚みが、5
0〜110μmであることが好ましい。
【0006】さらに、基材として、プラスチックフィル
ムの両側にミクロボイドを有するフィルムを貼着したも
のを使用し、該基材の一方の面に受容層を設ける熱転写
受像シートにおいて、該プラスチックフィルムの両側に
直接、導電性材料を含有する帯電防止層を設け、ミクロ
ボイドを有するフィルムを貼着した熱転写受像シート
と、熱転写シートを重ねて、加熱により画像形成を行う
方法において、該熱転写シートがイエロー、マゼンタ、
シアンの各染料層と保護層を有するものを使用し、イエ
ロー、マゼンタ、シアンの各染料層により画像を形成
し、該画像を覆うように保護層を転写することを特徴と
する。
【0007】
【作用】本発明の熱転写受像シートは、基材として、プ
ラスチックフィルムの両側にミクロボイドを有するフィ
ルムを貼着したものを使用し、該基材の一方の面に受容
層を設ける熱転写受像シートにおいて、該プラスチック
フィルムの両側に、プラスチックフィルムに直接、導電
性材料を含有する帯電防止層を設け、ミクロボイドを有
するフィルムを貼着するものである。熱転写プリンター
で熱転写受像シートに画像形成中や形成後に、プラスチ
ックフィルムが非常に帯電しやすい点を、該プラスチッ
クフィルムの両側に直接、導電性材料を含有する帯電防
止層を設けることにより、熱転写受像シートの帯電を効
果的に防止することができる。
【0008】さらに、上記の熱転写受像シートと、熱転
写シートを重ねて、加熱により画像形成を行う方法にお
いて、該熱転写シートがイエロー、マゼンタ、シアンの
各染料層と保護層を有するものを使用し、イエロー、マ
ゼンタ、シアンの各染料層により画像を形成し、該画像
を覆うように保護層を転写するものである。熱転写プリ
ンターで熱転写受像シートに画像形成中や形成後に、プ
ラスチックフィルムが非常に帯電しやすく、さらに熱転
写シートがイエロー、マゼンタ、シアンの各染料層と保
護層を有するものを使用し、各染料層転写と保護層転写
のその都度に、受像シートが往復移動するため、受像シ
ートに加熱と摩擦の条件が繰り返し加えられ、熱転写受
像シートの帯電が非常に発生しやすくなる。それに対
し、本発明の画像形成方法は、プラスチックフィルムの
両側に直接、導電性材料を含有する帯電防止層を設ける
ことで、熱転写受像シートの帯電を効果的に防止するこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、好ましい実施の形態を挙
げて、本発明を更に詳しく説明する。図1は、本発明の
熱転写受像シートの一例を示す断面図である。熱転写受
像シート1は、基材7として、プラスチックフィルム2
の両側にミクロボイドを有するフィルム5、6を貼着し
たものを使用し、該プラスチックフィルム2の両側に直
接、導電性材料を含有する帯電防止層3、4を設け、該
プラスチックフィルム2の帯電防止層3側に、接着剤層
9を介して、ミクロボイドを有するフィルム5を貼着
し、該基材7の一方の面に、すなわちミクロボイドを有
するフィルム5の上に受容層8を設け、また該プラスチ
ックフィルム2の帯電防止層4側に、接着剤層10を介
して、ミクロボイドを有するフィルム6を貼着した形態
である。また、図2は本発明の熱転写受像シートの他の
例を示す断面図であり、図1に示す熱転写受像シートの
裏面、すなわちミクロボイドを有するフィルム6の上
に、裏面層11を設けた構成である。
【0010】以下に、本発明の熱転写受像シートと、該
熱転写受像シートを使用する画像形成方法について説明
する。 (基材)本発明の熱転写受像シートの基材7は、プラス
チックフィルム2を芯材として、該プラスチックフィル
ム2の両側にミクロボイドを有するフィルム5、6を貼
着したものである。芯材であるプラスチックフィルム2
は、従来公知のものでよく、ポリエチレンテレフタレー
ト樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、ポリカーボネ
ート樹脂、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリプ
ロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリエチレン樹脂、
二酢酸セルロース樹脂、三酢酸セルロース樹脂等のフィ
ルムが挙げられ、また、これらの合成樹脂に白色顔料や
充填剤を加えて成膜した白色不透明フィルムも使用で
き、特に限定されない。尚、熱転写受像シートの表面に
形成される熱転写画像が裏面側に透かして見えないよう
に、基材の中でも芯材のプラスチックフィルムが隠蔽性
の高い白色不透明フィルムが好ましく用いられる。
【0011】ミクロボイドを有するフィルム5、6は、
フィルム内部に微細空隙を有するプラスチックシートや
合成紙を用いることができる。微細空隙を有するプラス
チックシート又は合成紙としては、ポリオレフィン、特
にポリプロピレンを主体として、それに無機顔科及び/
又はポリプロピレンと非相溶なポリマーをブレンドし、
これらをボイド作製開始剤として用い、これらの混合物
を延伸、成膜したプラスチックシート又は合成紙が好ま
しい。これらがポリエステル等を主体としたものの場合
には、その粘弾性的あるいは熱的性質から、クッション
性、及び断熱性が、ポリプロピレンを主体としたものに
比較して劣るため、印画感度に劣り、かつ濃度むらなど
も生じやすい。
【0012】これらの点を考慮すると、プラスチックシ
ート及び合成紙の20℃に於ける弾性率は5×108
a〜1×1010Paが好ましい。また、これらのプラス
チックシートや合成紙は、通常、2軸延伸により成膜さ
れたものである。故に、これらは加熱により収縮する。
これらを110℃下で60秒放置した場合の収縮率は、
0.5%〜2.5%である。上述のプラスチックシート
や合成紙は、それ自体が、微細空隙を含む層の単層であ
っても良いし、複数の層構成であっても良い。複数の層
構成の場合には、その構成する全ての層に微細空隙を含
有しても良いし、微細空隙が存在しない層が存在しても
良い。そして、このプラスチックシートや合成紙には、
必要に応じて隠蔽剤として、白色顔料を混入させても良
い。また、白色性を増すために、蛍光増白剤等の添加剤
を設けても良い。
【0013】上記のミクロボイドを有するフィルム5、
6をプラスチックフィルム2と貼着する方法としては、
例えば、ドライラミネーション、ノンソルベント(ホッ
トメルト)ラミネーション、ECラミネーション方法等
の公知の接着剤層9、10を用いて積層する方法が使用
できる。接着剤としては、接着機能を有するものであれ
ば、特に制限はなく、例えば、ウレタン系樹脂、α−オ
レフィン−無水マレイン酸樹脂等のポリオレフィン系樹
脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、エポキシ系
樹脂、ウリア系樹脂、メラミン系樹脂、フェノール系樹
脂、酢酸ビニル系樹脂、シアノアクリレート系樹脂等が
使用できる。中でもアクリル系樹脂の反応型のものや、
変成したもの等が好ましく使用することができる。ま
た、接着剤を硬化剤を用いて硬化させると、接着力も向
上し、耐熱性も上がるため好ましい。硬化剤としては、
イソシアネート化合物が一般的であるが、脂肪族アミ
ン、環状脂肪族アミン、芳香族アミン、酸無水物等を使
用することができる。接着剤層の厚さは、通常、乾燥状
態で2μm〜10μm程度である。
【0014】上記の貼着する方法で、好ましい方法はド
ライラミネーション及びノンソルベントラミネーション
方法である。ノンソルベントラミネーション方法に好適
な接着剤としては、例えば、武田薬品工業株式会社製の
タケネートA−720Lが挙げられ、ドライラミネーシ
ョンに好適な接着剤としては、例えば、武田薬品工業株
式会社製のタケラックA969/タケネートA−5(3
/1)等が挙げられる。これらの接着剤の使用量として
は、固形分で約1〜8g/m2 、好ましくは2〜6g/
2 の範囲である。
【0015】また、ミクロボイドを有するフィルム5、
6としては、プラスチックフィルム2芯材の上に各種の
コーティング法によって微細空隙を有する層を形成する
ことも可能である。使用するプラスチック樹脂として
は、ポリエステル、ウレタン樹脂、ポリカーボネート、
アクリル樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル等の公
知の樹脂を単独或は、複数をブレンドして使用すること
ができる。
【0016】上記のように、ミクロボイドを有するフィ
ルム5、6をプラスチックフィルム2芯材と接着剤層
9、10により貼り合わせても、またはプラスチックフ
ィルム2芯材の上に微細空隙を有する層をコーティング
するにしても、本発明ではプラスチックフィルム2芯材
の両側に直接、導電性材料を含有する帯電防止層3、4
を設けている。帯電防止層3、4で使用する導電性材料
としては、例えばアクリル樹脂、ビニル系樹脂、セルロ
ース樹脂等の樹脂に4級アンモニウム塩系、リン酸系、
エトサルフェイト系、ビニルピロリドン系、スルフォン
酸系等の帯電防止効果を有する基を導入または共重合し
た導電性樹脂を使用することができる。これらの帯電防
止効果を有する基は、樹脂にペンダント状に導入されて
いるものが、樹脂中に高密度に導入することが可能であ
る為、特に高い帯電防止効果を有することができ、好ま
しい。具体的には、日本純薬株式会社製のジュリマーシ
リーズ、第一工業製薬株式会社製のレオレックスシリー
ズ、綜研化学株式会社製のエレコンドシリーズ等が挙げ
られる。
【0017】また、導電性材料として、π電子共役系構
造を有する材料を使用することができる。具体的には例
えばスルホン化ポリアニリン、化学的にドーピングした
ポリアセチレン、ポリパラフェニレンビニレン、ポリパ
ラフェニレンスルフィド、化学的に重合とドーピングし
たポリピロール、ポリチオフェン、ポリアニリン、熱処
理により生成したフェノール樹脂の熱処理物、ポリアミ
ドの熱処理物、ペリレン酸無水物の熱処理物等が挙げら
れる。上記のπ電子共役系構造を有する導電性材料とし
て、特にスルホン化ポリアニリンが有用である。スルホ
ン化ポリアニリンとしては、種々のものが知られている
が、一例として、下記化学式1で表されるスルホン化ポ
リアニリンが挙げられる。
【0018】
【化1】 (上記式において、x、y及びnは、分子量が約300
〜10,000になる値である。)
【0019】上記スルホン化ポリアニリンは水またはア
ルカリ水を含む溶媒中に可溶であり、分子内塩またはア
ルカリ塩を形成して溶解する。これらのスルホン化ポリ
アニリンは、例えば、日東化学工業(株)からaqua
Pass−01Zの商品名で、かつ水溶液や水と有機
溶剤との混合溶媒の溶液として入手して、使用すること
ができる。これらの溶液は黄色を帯びた溶液であるが、
濃度が低い場合には殆ど無色の溶液である。
【0020】また、導電性材料としては、酸化亜鉛、酸
化チタン、酸化錫等の金属酸化物微粒子を使用すること
ができる。通常、これら微粒子の粒径は、50μm以下
である。上記の微粒子を、ポリエステル系樹脂、アクリ
ル系樹脂、ビニル系樹脂、セルロース系樹脂、ハロゲン
化ポリマー、ポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹
脂、ポリアミド系樹脂、ポリカーボネイト系樹脂、ポリ
ビニルアセタール系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂
等の樹脂、あるいはこれらのモノマー同志の共重合体等
の帯電防止層形成樹脂中に分散させたものを、導電性材
料を含有する帯電防止層として使用することもできる。
【0021】上記に挙げた導電性材料を使用する場合
に、導電性材料のみにて帯電防止層を形成してもよい
が、膜強度の向上や、プラスチックフィルムや接着剤層
との密着性を向上させる為に、上述の帯電防止層形成樹
脂を混合して使用しても良い。混合する際には、導電性
材料の割合を、帯電防止層全体の50重量%以上とする
ことが好ましく、50重量%以下の場合は、帯電防止効
果が低下し、搬送トラブルを引き起こす可能性が出てく
る。上述のような帯電防止層を有することにより、得ら
れた熱転写受像シートは、印画中および印画後も安定し
た帯電防止性能を有し、環境の変化に左右されずに、常
に安定した高い帯電防止性能を有することが可能とな
る。この帯電防止層を設けないと、印画中の搬送トラブ
ルや、印画後の受像シート同志の静電気による貼り付
き、更には給紙不良が発生する。
【0022】(受容層)受容層8は、加熱された際に熱
転写シートから移行してくる染料を受容し、形成された
画像を維持するためのものである。受容層8を形成する
ための樹脂としては、例えば、ポリプロピレン等のポリ
オレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン等のハロゲン化ポリマー、ポリ酢酸ビニル、ポリアク
リルエステル等のビニル系樹脂、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリブチレンテレフタレート、等のポリエステ
ル樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、アイ
オノマー、セルロースアセテート等のセルロース系樹
脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリビニルアセタール系
樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂や、例えば塩化ビニ
ル・酢酸ビニル共重合体やエチレン酢酸ビニル共重合体
等の上記樹脂あるいはそのモノマーの共重合体系樹脂を
挙げることができる。
【0023】上記受容層は、単層に形成してもよく、
又、多層構成としてもよい。また、受容層として硬化樹
脂層を使用すると、印字時における表面の荒れを抑制す
ることができる為好ましい。この硬化樹脂層としては、
硬化剤と反応する反応基、例えば水酸基、カルボン酸、
アミノ基等の反応基を上述の樹脂に変性または付加させ
た樹脂の少なくとも1種類と、ポリイソシアネート化合
物、ポリメチロール化合物、エポキシ化合物、またはキ
レート化合物等の硬化剤を反応させたものが使用でき
る。または硬化剤同士を反応させたものでも良い。この
硬化した受容層中には、紫外線吸収剤、帯電防止剤等の
添加剤を添加しても、受容層の一部が硬化していること
により、該添加剤の悪影響を受け難いというメリットも
ある。さらに、硬化剤を含有する受容層を形成した後、
その上に、硬化剤を含有しない受容層を設けることがで
き、あらゆる受容層用樹脂の組合せが可能であるが、最
外層のコート量は1.5g/m2 以下、特に好ましくは
1.0g/m2 以下にする必要がある。コート量を1.
5g/m2 以上にすると、高濃度印画部での受容層表面
の粗面化が防止できなくなる。
【0024】その他、受容層の白色度を向上させて転写
画像の鮮明度を更に高める目的で、酸化チタン、酸化亜
鉛、カオリンクレー、炭酸カルシウム、微粉末シリカ等
の顔料や充填剤を添加することができる。また、帯電防
止性を付与させるために、下記に示す帯電防止剤を受容
層塗工液に、練り込むこともできる。 帯電防止剤;脂肪酸エステル、硫酸エステル、リン酸エ
ステル、アミド類、4級アンモニウム塩、ベタイン類、
アミノ酸類、アクリル系樹脂、エチレンオキサイド付加
物など。帯電防止剤の添加量は、樹脂に対し、0.1〜
2.0重量%が好ましい。上記の受容層は、樹脂に必要
な添加剤を加えたものを、適当な有機溶剤に溶解した
り、或いは有機溶剤や水に分散した分散液を、例えばグ
ラビア印刷法、スクリーン印刷法、グラビア版を用いた
リバースロールコーティング法等の形成手段により、基
材上に塗布、乾燥して形成される。以上の如く形成され
る受容層は任意の厚さでよいが、一般的には乾燥時で1
〜50μmの厚さである。
【0025】(裏面層)また、熱転写受像シートの裏面
には、シートの機械搬送性向上、カール防止、筆記性付
与等の為に、裏面層を設けることもできる。この裏面層
とは、アクリル系樹脂、セルロース系樹脂、ポリカーボ
ネイト樹脂、ボリビニルアセタール樹脂、ポリビニルア
ルコール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリスチレン系樹脂、
ポリエステル系樹脂、ハロゲン化ポリマー等の樹脂中
に、添加剤として、アクリル系フィラー、ナイロン系フ
ィラー、テフロン系フィラー、ポリエチレンワックス等
の有機系フィラー、及び二酸化珪素や金属酸化物等の無
機フィラーを加えたものが使用できる。
【0026】裏面層の樹脂に対するフィラーの配合比率
は、0.01重量%乃至200重量%の範囲が好まし
い。1重量%乃至100重量%がより好まし。フィラー
の配合比率が0.01重量%未満の場合には、滑り性が
不十分であり、プリンターの給紙時などで紙詰まりなど
の支障をきたす傾向が生じる。また、200重量%を越
える場合には、滑りすぎて印字画像に色ずれなどが生じ
やすくなるため、好ましくない。
【0027】裏面層は、水性ペン、ボールペン、万年
筆、鉛筆による筆記性を付与された層、もしくは印刷イ
ンキによる印刷性を付与された層でも良い。通常、筆記
性付与層と印刷性付与層は同じであると考えてよい。筆
記性付与層または印刷性付与層は、例えば、アクリル酸
エステル、飽和ポリエステル、塩化ビニル−酢酸ビニル
共重合体等のビヒクルとしたものに、酸化チタン、酸化
亜鉛、クレー、シリカ、微粉末、炭酸カルシウム等の体
質顔料を混合してなるインキを用いることができる。筆
記性付与層と印刷性付与層の形成手段としては、グラビ
ア印刷法、グラビア版を用いたリバースロールコーティ
ング法、スクリーン印刷法等が挙げられ、上記形成手段
により筆記、印刷等が必要となる部分に層を形成し、該
層の厚みは2〜10μmが好ましい。
【0028】(中間層)受容層と基材の間に必要に応じ
て中間層を設けることができる。中間層としては、その
目的により如何なる材料を用いてもよい。例えば、樹脂
に各種の白色顔料を加えたものを用いることにより、高
い白色度を得ることができる。更に、蛍光増白剤や帯電
防止剤等を必要に応じて添加することができる。また、
基材と受容層との間の接着性を向上させる目的で、必要
に応じて中間層を設けても良い。また、該接着性を向上
させるために、基材の受容層と形成する側の面に予めコ
ロナ放電処理、オゾン処理などの中間層を設けるための
前処理を施しても良い。
【0029】中間層としては、熱可塑性樹脂、熱硬化性
樹脂、或いは官能基を有する熱可塑性樹脂を、各種の硬
化剤その他の手法を用いて硬化させた層を用いることが
できる。具体的には、ポリビニルアルコール、ポリビニ
ルピロリドン、ポリエステル、塩素化ポリプロピレン、
変性ポリオレフィン、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、ポ
リカーボネート、アイオノマー、単官能及び/又は多官
能水酸基含有のプレポリマーをイソシアネート等で硬化
させた樹脂等を使用することができる。これらの樹脂に
は、必要に応じて白色性や隠蔽性等の機能を付与するた
めに、酸化チタン、炭酸カルシウム、硫酸バリウムその
他公知の無機顔料や有機フィラー、蛍光増白剤等の添加
剤を加えることができる。中間層の形成手段としては、
上記の受容層の形成手段と同様であり、その塗布厚みは
乾燥状態で0.5〜30μm程度が好ましい。
【0030】(画像形成方法)次いで、本発明の熱転写
受像シートと熱転写シートを用いた画像形成方法につい
て、説明する。上記に説明した本発明の熱転写受像シー
トと、熱転写シートを重ねて、加熱により画像形成を行
う方法において、該熱転写シートがイエロー、マゼン
タ、シアンの各染料層と保護層を有するものを使用し、
イエロー、マゼンタ、シアンの各染料層により画像を形
成し、該画像を覆うように保護層を転写するものであ
る。
【0031】熱転写プリンターで熱転写受像シートに画
像形成中や形成後に、プラスチックフィルムが非常に帯
電しやすく、さらに熱転写シートがイエロー、マゼン
タ、シアンの各染料層と保護層を有するものを使用し、
各染料層転写と保護層転写のその都度に、受像シートが
往復移動するため、受像シートに加熱と摩擦の条件が繰
り返し加えられ、また保護層転写では受像シートにベタ
状に加熱され、熱転写受像シートの帯電が非常に発生し
やすくなる。しかし、本発明の画像形成方法は、プラス
チックフィルムの両側に直接、導電性材料を含有する帯
電防止層を設けることで、熱転写受像シートの帯電を効
果的に防止することができる。
【0032】また、熱転写時の熱エネルギーの付与手段
は、染料層の転写にしても、保護層の転写にしても、従
来公知の付与手段がいずれも使用でき、例えば、サーマ
ルプリンター(例えば日立製作所製、ビデオプリンター
VY−100)等の記録装置によって、記録時間をコン
トロールすることにより、5〜100mJ/mm2 程度
の熱エネルギーを付与することによって所期の目的を十
分に達成することができる。
【0033】
【実施例1】以下に実施例及び比較例をあげて、本発明
をさらに具体的に説明する。尚、文中部または%とある
のは重量基準である。 (実施例1)基材の芯材として、ポリエステルフィルム
(東レ(株)製、T−60 75μm厚)を用い、その
芯材の両側に直接、導電性材料を含有する帯電防止層
を、両側とも同じで、下記組成にて、ロールコート法に
より塗布量を乾燥時で1g/m2 にて、形成した。
【0034】帯電防止層塗工液 帯電防止樹脂(エレコンドPQ−50B、綜研化学(株)製) 100部 トルエン 300部 メチルエチルケトン 300部
【0035】60μm厚のミクロボイドを有するポリプ
ロピレンフィルム(東洋紡績(株)製、トヨパールSS
P4256)に、下記組成の接着剤層を塗工量を乾燥
時で4g/m2 で塗布、乾燥し、上記の帯電防止層が設
けられたポリエステルフィルムと貼着する。この貼着
は、芯材であるポリエステルフィルムの両面で同様に行
い、熱転写受像シートの基材とする。
【0036】接着剤層塗工液 多官能ポリオール 30部 (タケラックA−969V、武田薬品工業(株)製) イソシアネート 10部 (タケネートA−5、武田薬品工業(株)製) 酢酸エチル 60部
【0037】上記基材の一方の面に、プライマー層を乾
燥時で1g/m2 (三井化学(株)製 ユニトール P
801)を形成し、そのプライマー層の上に、下記組成
の受容層を塗工量を乾燥時で4g/m2 で塗布、乾燥し
て、形成し、実施例1の熱転写受像シートを作製した。
【0038】受容層塗工液 ポリエステル樹脂(バイロン200、東洋紡績(株)製) 20部 有機シリコーン(X−22−3000T、信越化学工業(株)製) 2部 トルエン 39部 メチルエチルケトン 39部
【0039】(実施例2)実施例1の熱転写受像シート
に加えて、基材の受容層が形成された面と反対面に、実
施例1で使用した帯電防止層塗工液を使用して、塗工量
を乾燥時で1g/m2 で塗布、乾燥して、帯電防止層を
形成し、さらに帯電防止層の上に、下記組成の裏面層
(筆記層)を、塗工量を乾燥時で4g/m2 で塗布、乾
燥して、形成し、実施例2の熱転写受像シートを作製し
た。
【0040】裏面層塗工液 ブチラール樹脂(デンカブチラール3001、電気化学工業(株)製)10部 SiO2 フィラー(平均粒径2.5μm) 10部 トルエン/イソプロピルアルコール=1/1 80部
【0041】(比較例1)実施例1の熱転写受像シート
において、基材の芯材であるポリエステルフィルムの両
側に設けられている帯電防止層を、基材の裏面側の帯電
防止層のみとして、基材の受容層側の帯電防止層を除い
て、比較例1の熱転写受像シートを作製した。
【0042】(比較例2)実施例2の熱転写受像シート
において、基材の芯材であるポリエステルフィルムの両
側に設けられている帯電防止層を、2つとも形成せず
に、比較例2の熱転写受像シートを作製した。
【0043】(比較例3)実施例1の熱転写受像シート
において、基材の芯材であるポリエステルフィルムの両
側に設けられている帯電防止層を、2つとも形成せず
に、比較例3の熱転写受像シートを作製した。
【0044】以上の実施例と比較例の熱転写受像シート
において、以下の条件にて熱転写による画像を形成し
た。イエロー、マゼンタ及びシアンの3色の染料層と保
護層を面順次に有する熱転写シートと上記の各熱転写受
像シートとを用いて、熱転写プリンター(ソニー(株)
製、UP−D8800)にて、カラー画像とその画像の
上に保護層を転写した。
【0045】上記の画像形成条件にて形成された印画物
について、印画直後に帯電圧をトレック(株)製、帯電
圧測定器を用いて測定した。また、上記の画像形成条件
にて、熱転写受像シートを連続印字して、熱転写プリン
ターでの搬送性を調べた。上記プリンターで連続印画可
能な枚数が、20枚中何枚まで搬送トラブルがなく連続
印字できるかにより評価した。
【0046】評価結果を下記表1に示す。
【表1】
【0047】
【発明の効果】以上の通り、本発明の熱転写受像シート
は、基材として、プラスチックフィルムの両側にミクロ
ボイドを有するフィルムを貼着したものを使用し、該基
材の一方の面に受容層を設け、該プラスチックフィルム
の両側に、プラスチックフィルムに直接、導電性材料を
含有する帯電防止層を設け、ミクロボイドを有するフィ
ルムを貼着するものである。熱転写プリンターで熱転写
受像シートに画像形成中や形成後に、プラスチックフィ
ルムが非常に帯電しやすい点を、該プラスチックフィル
ムの両側に直接、導電性材料を含有する帯電防止層を設
けることで、熱転写受像シートの帯電を効果的に防止す
ることができ、熱転写プリンターでの搬送トラブルを防
止できる。
【0048】さらに、上記の熱転写受像シートと、熱転
写シートを重ねて、加熱により画像形成を行う方法にお
いて、該熱転写シートがイエロー、マゼンタ、シアンの
各染料層と保護層を有するものを使用し、イエロー、マ
ゼンタ、シアンの各染料層により画像を形成し、該画像
を覆うように保護層を転写するものである。熱転写プリ
ンターで熱転写受像シートに画像形成中や形成後に、プ
ラスチックフィルムが非常に帯電しやすく、さらに熱転
写シートがイエロー、マゼンタ、シアンの各染料層と保
護層を有するものを使用し、各染料層転写と保護層転写
のその都度に、受像シートが往復移動するため、受像シ
ートに加熱と摩擦の条件が繰り返し加えられ、熱転写受
像シートの帯電が非常に発生しやすくが、プラスチック
フィルムの両側に直接、導電性材料を含有する帯電防止
層を設けることで、熱転写受像シートの帯電を効果的に
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱転写受像シートの一例を示す断面図
である。
【図2】本発明の熱転写受像シートの他の例を示す断面
図である。
【符号の説明】 1 熱転写受像シート 2 プラスチックフィルム 3 帯電防止層(受容層側) 4 帯電防止層(裏面側) 5 ミクロボイドを有するフィルム(受容層側) 6 ミクロボイドを有するフィルム(裏面側) 7 基材 8 受容層 9 接着剤層(受容層側) 10 接着剤層(裏面側) 11 裏面層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材として、プラスチックフィルムの両
    側にミクロボイドを有するフィルムを貼着したものを使
    用し、該基材の一方の面に受容層を設ける熱転写受像シ
    ートにおいて、該プラスチックフィルムの両側に直接、
    導電性材料を含有する帯電防止層を設け、ミクロボイド
    を有するフィルムを貼着することを特徴とする熱転写受
    像シート。
  2. 【請求項2】 前記基材の受容層が形成された面と反対
    面に、裏面層を設けることを特徴とする上記の請求項1
    に記載する熱転写受像シート。
  3. 【請求項3】 前記のミクロボイドを有するフィルムの
    厚みが、50〜110μmであることを特徴とする上記
    の請求項1に記載する熱転写受像シート。
  4. 【請求項4】 前記の請求項1に記載する熱転写受像シ
    ートと、熱転写シートを重ねて、加熱により画像形成を
    行う方法において、該熱転写シートがイエロー、マゼン
    タ、シアンの各染料層と保護層を有するものを使用し、
    イエロー、マゼンタ、シアンの各染料層により画像を形
    成し、該画像を覆うように保護層を転写することを特徴
    とする画像形成方法。
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