JPH11320485A - 切断刃の向き制御方法及び制御装置 - Google Patents
切断刃の向き制御方法及び制御装置Info
- Publication number
- JPH11320485A JPH11320485A JP13205698A JP13205698A JPH11320485A JP H11320485 A JPH11320485 A JP H11320485A JP 13205698 A JP13205698 A JP 13205698A JP 13205698 A JP13205698 A JP 13205698A JP H11320485 A JPH11320485 A JP H11320485A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting
- paper
- cutting blade
- cut
- cutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 title claims abstract description 159
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 16
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 12
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 15
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 15
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 14
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 10
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 9
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 6
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 239000004820 Pressure-sensitive adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Cutting Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 タック紙用のロール紙2の記録紙3のみをハ
ーフカットするときの切断刃43の刃先43bの向きを
切断方向に向かうように制御する。 【解決手段】 ロール2の離型紙4の幅寸法をその上に
仮貼着する記録紙3の幅寸法よりH3だけ長くして、記
録紙3の一側縁より外側に延ばし、その部分を離型紙4
が露出する調整部4aとする。カッターホルダに回転自
在に装着されたカッター軸40の下端の切断刃43のオ
フッセットされた切先43aを調整部4aにおける記録
紙3から離れた上面位置に当接させた状態のまま、カッ
ターホルダを切断したい方向に移動させると、カッター
軸40が回転中心線回りに回動して刃先43bが切断す
べき方向に向く。
ーフカットするときの切断刃43の刃先43bの向きを
切断方向に向かうように制御する。 【解決手段】 ロール2の離型紙4の幅寸法をその上に
仮貼着する記録紙3の幅寸法よりH3だけ長くして、記
録紙3の一側縁より外側に延ばし、その部分を離型紙4
が露出する調整部4aとする。カッターホルダに回転自
在に装着されたカッター軸40の下端の切断刃43のオ
フッセットされた切先43aを調整部4aにおける記録
紙3から離れた上面位置に当接させた状態のまま、カッ
ターホルダを切断したい方向に移動させると、カッター
軸40が回転中心線回りに回動して刃先43bが切断す
べき方向に向く。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロール紙を送り出
しながら印刷し、ラベル等のタック紙の形状に切断する
タック紙製造装置等に適用する切断刃の向き制御方法及
び制御装置に関するものである。
しながら印刷し、ラベル等のタック紙の形状に切断する
タック紙製造装置等に適用する切断刃の向き制御方法及
び制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ラベルシートや、型紙シート、ストリッ
プコートシート等の被切断物をロール紙として供給し、
このロール紙を搬送しながらハーフカット状態で平面視
略矩形状等の任意の方向に切断するに際して、切断開始
時点から切断刃の向きを進行方向に向かうように制御す
る方法として、従来からカッターホルダに装着した回転
自在なカッター軸の回転中心と切断刃の切先とを偏心さ
せてキャスタ作用を利用したものが周知であった。この
技術によれば、カッターホルダの移動方向に切断刃の刃
先が向かうようにするときには、切先が被切断物の表面
に着地してからカッターホルダを直線移動させても、切
先が前記偏心量を半径とする円弧運動を描いた後に直線
運動するので、鋭角状に切断するときにその角部が綺麗
に切断できず、特に剥離紙の上面に記録紙を感圧粘着剤
等にて仮粘着した被切断物では、前記角部で記録紙が剥
離紙から剥離してしまうという問題があった。
プコートシート等の被切断物をロール紙として供給し、
このロール紙を搬送しながらハーフカット状態で平面視
略矩形状等の任意の方向に切断するに際して、切断開始
時点から切断刃の向きを進行方向に向かうように制御す
る方法として、従来からカッターホルダに装着した回転
自在なカッター軸の回転中心と切断刃の切先とを偏心さ
せてキャスタ作用を利用したものが周知であった。この
技術によれば、カッターホルダの移動方向に切断刃の刃
先が向かうようにするときには、切先が被切断物の表面
に着地してからカッターホルダを直線移動させても、切
先が前記偏心量を半径とする円弧運動を描いた後に直線
運動するので、鋭角状に切断するときにその角部が綺麗
に切断できず、特に剥離紙の上面に記録紙を感圧粘着剤
等にて仮粘着した被切断物では、前記角部で記録紙が剥
離紙から剥離してしまうという問題があった。
【0003】この問題を解決するため、一旦ダミーの被
切断物の表面に切断刃の切先を当接した状態でカッター
軸を切断すべき方向と同じ方向に移動させて刃先の向き
を調整した後、真の被切断物上にカッター軸を移動させ
て切断作業を実行することが考えられるが、その場合に
は、ダミーの被切断物と真の被切断物とを準備しなけれ
ばならず、そのために装置全体が嵩張るという問題があ
った。
切断物の表面に切断刃の切先を当接した状態でカッター
軸を切断すべき方向と同じ方向に移動させて刃先の向き
を調整した後、真の被切断物上にカッター軸を移動させ
て切断作業を実行することが考えられるが、その場合に
は、ダミーの被切断物と真の被切断物とを準備しなけれ
ばならず、そのために装置全体が嵩張るという問題があ
った。
【0004】他の先行技術として、例えば、特開平5−
269694号公報には、カッター軸の一側に永久磁石
を固定する一方、カッターホルダ内には前記カッター軸
より外周側にその円周に沿って所定間隔にて複数(実施
例では4か所)の電磁コイルを配置し、いずれかの電磁
コイルを通電させて、その磁気により所望の方向に切断
刃の刃先が向かうようにカッター軸を回動させることを
提案している。
269694号公報には、カッター軸の一側に永久磁石
を固定する一方、カッターホルダ内には前記カッター軸
より外周側にその円周に沿って所定間隔にて複数(実施
例では4か所)の電磁コイルを配置し、いずれかの電磁
コイルを通電させて、その磁気により所望の方向に切断
刃の刃先が向かうようにカッター軸を回動させることを
提案している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記電
磁コイルの設置数が少ないと、左右の向きを微小に変更
させることができず、また、カッター軸の一側に永久磁
石を固定することと、その外周側にリング状に電磁コイ
ルを配置し、しかも向きの検出のためにセンサが必要と
なるので、カッターホルダが大型化してしまうという問
題があり、センサも複雑になって、切断装置が高価にな
るという問題もあった。
磁コイルの設置数が少ないと、左右の向きを微小に変更
させることができず、また、カッター軸の一側に永久磁
石を固定することと、その外周側にリング状に電磁コイ
ルを配置し、しかも向きの検出のためにセンサが必要と
なるので、カッターホルダが大型化してしまうという問
題があり、センサも複雑になって、切断装置が高価にな
るという問題もあった。
【0006】本発明は、簡単な構成で切断刃の向きを制
御する方法及び制御装置を提供することを目的とするも
のである。
御する方法及び制御装置を提供することを目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明の切断刃の向き制御方法は、
カッターホルダに対して軸線回りに回動自在に支持され
たカッター軸の下端に、切先が前記回転中心線に対して
偏心させた切断刃を備え、カッターホルダと被切断物と
を相対的に移動させることにより任意形状に切断するた
めの切断刃の向き制御方法であって、被切断物は切断し
ない剥離紙とその上面に仮貼着された記録紙とより構成
し、記録紙の縁より剥離紙を適宜幅だけ広く形成し、前
記切断刃の切先を前記記録紙のない剥離紙の上面に当接
させて切断すべき方向に、カッターホルダと被切断物と
を相対的に移動させることを特徴とするものである。
め、請求項1に記載の発明の切断刃の向き制御方法は、
カッターホルダに対して軸線回りに回動自在に支持され
たカッター軸の下端に、切先が前記回転中心線に対して
偏心させた切断刃を備え、カッターホルダと被切断物と
を相対的に移動させることにより任意形状に切断するた
めの切断刃の向き制御方法であって、被切断物は切断し
ない剥離紙とその上面に仮貼着された記録紙とより構成
し、記録紙の縁より剥離紙を適宜幅だけ広く形成し、前
記切断刃の切先を前記記録紙のない剥離紙の上面に当接
させて切断すべき方向に、カッターホルダと被切断物と
を相対的に移動させることを特徴とするものである。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の切断刃の向き制御方法において、ロール紙状に
巻回した被切断物の移動方向と、カッターホルダの移動
方向とを平面視で互いに交叉させ、カッターホルダ及び
被切断物の双方もしくは一方を移動させるように制御し
たものである。そして、請求項3に記載の発明の切断刃
の向き制御装置は、ロール紙状に巻回した被切断物を支
持する巻回支持部と、該巻回支持部から解きながら搬送
する途次にて被切断物を所定の形状に切断すべくカッタ
ーホルダを前記搬送方向と直交する方向に往復移動可能
に支持させた切断部とを備え、前記カッターホルダに
は、軸線回りに回動自在に支持されたカッター軸の下端
に、切先が前記回転中心線に対して偏心させた切断刃を
備え、被切断物は切断しない剥離紙とその上面に仮貼着
された記録紙とより構成し、前記記録紙の搬送方向に沿
った縁には、剥離紙を適宜幅だけ広く形成し、切断刃の
刃先の方向を調整する調整部とすることを特徴とするも
のである。
に記載の切断刃の向き制御方法において、ロール紙状に
巻回した被切断物の移動方向と、カッターホルダの移動
方向とを平面視で互いに交叉させ、カッターホルダ及び
被切断物の双方もしくは一方を移動させるように制御し
たものである。そして、請求項3に記載の発明の切断刃
の向き制御装置は、ロール紙状に巻回した被切断物を支
持する巻回支持部と、該巻回支持部から解きながら搬送
する途次にて被切断物を所定の形状に切断すべくカッタ
ーホルダを前記搬送方向と直交する方向に往復移動可能
に支持させた切断部とを備え、前記カッターホルダに
は、軸線回りに回動自在に支持されたカッター軸の下端
に、切先が前記回転中心線に対して偏心させた切断刃を
備え、被切断物は切断しない剥離紙とその上面に仮貼着
された記録紙とより構成し、前記記録紙の搬送方向に沿
った縁には、剥離紙を適宜幅だけ広く形成し、切断刃の
刃先の方向を調整する調整部とすることを特徴とするも
のである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した実施形
態について、図面を参照しながら詳述する。図1は本発
明を適用するタック紙の印刷装置1の平面図、図2は側
断面図、図3はカッターホルダの昇降機構部の側面図、
図4はタック紙のためのロール紙の斜視図、図5はカッ
ターホルダの側断面図、図7はハーフカットする場合の
切断刃の要部拡大側面図である。
態について、図面を参照しながら詳述する。図1は本発
明を適用するタック紙の印刷装置1の平面図、図2は側
断面図、図3はカッターホルダの昇降機構部の側面図、
図4はタック紙のためのロール紙の斜視図、図5はカッ
ターホルダの側断面図、図7はハーフカットする場合の
切断刃の要部拡大側面図である。
【0010】タック紙の印刷装置1に使用する被切断物
としてのロール紙2は、図4に示すように、表面に印刷
可能な帯状の記録紙3の裏面に感圧接着剤等の粘着剤を
塗布し、この粘着剤層を帯状の離型紙4の表面に付着さ
せたもので、通常、このロール紙2は紙管5に巻回して
ある。なお、記録紙3は普通紙の他、光沢紙や合成樹脂
フィルムもあり得る。そして、本発明に使用するロール
紙2では、図4に示すように、離型紙4の幅寸法H1を
記録紙3の幅寸法H2よりも適宜寸法H3だけ広くし、
記録紙3の左右いずれか一方の側縁から前記寸法H3だ
け横方向に突出するようにして仮貼着し、この幅寸法H
3の離型紙4の表面箇所を後述する切断刃43の刃先4
3bの向きを制御するための調整部4aとするものであ
る。
としてのロール紙2は、図4に示すように、表面に印刷
可能な帯状の記録紙3の裏面に感圧接着剤等の粘着剤を
塗布し、この粘着剤層を帯状の離型紙4の表面に付着さ
せたもので、通常、このロール紙2は紙管5に巻回して
ある。なお、記録紙3は普通紙の他、光沢紙や合成樹脂
フィルムもあり得る。そして、本発明に使用するロール
紙2では、図4に示すように、離型紙4の幅寸法H1を
記録紙3の幅寸法H2よりも適宜寸法H3だけ広くし、
記録紙3の左右いずれか一方の側縁から前記寸法H3だ
け横方向に突出するようにして仮貼着し、この幅寸法H
3の離型紙4の表面箇所を後述する切断刃43の刃先4
3bの向きを制御するための調整部4aとするものであ
る。
【0011】タック紙の印刷装置1における左右両側の
シャーシフレーム6,6の一側には、前記紙管5ごとロ
ール紙2を交換可能で、且つロール紙2の紙管5を回転
自在に軸支できる構造の左右一対の支持手段7a,7b
が配置されている。この場合前記左右一対の支持手段7
a,7bを各シャーシフレーム6,6の外側から差し込
んで紙管5の両端内径部に挿入してロール紙2の巻回部
2aを回転可能に支持し、ロール紙2の交換時には、前
記左右一対の支持手段7a,7bを各シャーシフレーム
6,6の外側に抜き出せば良い。
シャーシフレーム6,6の一側には、前記紙管5ごとロ
ール紙2を交換可能で、且つロール紙2の紙管5を回転
自在に軸支できる構造の左右一対の支持手段7a,7b
が配置されている。この場合前記左右一対の支持手段7
a,7bを各シャーシフレーム6,6の外側から差し込
んで紙管5の両端内径部に挿入してロール紙2の巻回部
2aを回転可能に支持し、ロール紙2の交換時には、前
記左右一対の支持手段7a,7bを各シャーシフレーム
6,6の外側に抜き出せば良い。
【0012】前記一対のシャーシフレーム6,6間を連
結する連結フレーム8には、横軸9を介して左右一対の
揺動アーム10,10が支持されており、この一対の揺
動アーム10,10の先端に回転自在に支持される押圧
駆動ローラ11は、前記ロール紙2の巻回部2aの下側
から外周面に当接するように、図示しない付勢ばねによ
り揺動アーム10,10を上向き回動付勢されている。
そして、押圧駆動ローラ11は、後述する歯車伝動機構
22を介して回転駆動し、ロール紙2を印字ヘッド13
とプラテンローラ14等とからなる印字部12の方向に
搬送し(送り出し)、また、後述するハーフカットのた
めに巻き戻すことができるように構成されている。本実
施例では、前記印字ヘッド13は前記ロール紙2の幅寸
法にほぼ等しい横長のライン型サーマルヘッドを使用
し、記録紙3として感熱紙を使用する。
結する連結フレーム8には、横軸9を介して左右一対の
揺動アーム10,10が支持されており、この一対の揺
動アーム10,10の先端に回転自在に支持される押圧
駆動ローラ11は、前記ロール紙2の巻回部2aの下側
から外周面に当接するように、図示しない付勢ばねによ
り揺動アーム10,10を上向き回動付勢されている。
そして、押圧駆動ローラ11は、後述する歯車伝動機構
22を介して回転駆動し、ロール紙2を印字ヘッド13
とプラテンローラ14等とからなる印字部12の方向に
搬送し(送り出し)、また、後述するハーフカットのた
めに巻き戻すことができるように構成されている。本実
施例では、前記印字ヘッド13は前記ロール紙2の幅寸
法にほぼ等しい横長のライン型サーマルヘッドを使用
し、記録紙3として感熱紙を使用する。
【0013】印字ヘッド13の他の実施例として、イン
クジェット式のものや、インクリボンを介してドットピ
ンもしくはサーマルヘッドにより印字するタイプのもの
を利用しても良い。前記印字部12よりも、ロール紙2
の搬送下流側には、下面に切断部ベッド16と、その上
方にてロール紙2の幅方向に往復移動可能なカッターホ
ルダ17とからなる切断部15が配置される。この切断
部15には、前記切断部ベッド16よりも搬送下流側
に、駆動ローラ19と、付勢ばね21により下向き回動
付勢された揺動レバー18の先端に支持された押圧する
ピンチローラ20とからなる搬送ローラ対が配置されて
いる。
クジェット式のものや、インクリボンを介してドットピ
ンもしくはサーマルヘッドにより印字するタイプのもの
を利用しても良い。前記印字部12よりも、ロール紙2
の搬送下流側には、下面に切断部ベッド16と、その上
方にてロール紙2の幅方向に往復移動可能なカッターホ
ルダ17とからなる切断部15が配置される。この切断
部15には、前記切断部ベッド16よりも搬送下流側
に、駆動ローラ19と、付勢ばね21により下向き回動
付勢された揺動レバー18の先端に支持された押圧する
ピンチローラ20とからなる搬送ローラ対が配置されて
いる。
【0014】前記一方のシャーシフレーム6(実施例で
は図1の搬送方向右側のシャーシフレーム6)の内側に
固定した正逆回転可能なステップモータ等の第1駆動モ
ータ23から、前記シャーシフレーム6の外側に配置し
た複数の歯車群からなる第1歯車伝動部22aを介して
伝動軸24を駆動させ、この駆動軸24から、前記一方
の揺動アーム10に配置された第2歯車伝動部22bを
介して押圧駆動ローラ11を駆動させる。他方、前記第
1駆動モータ23から第3歯車伝動部22cを介してプ
ラテンローラ14及び駆動ローラ19を同じ方向に回転
駆動させる。
は図1の搬送方向右側のシャーシフレーム6)の内側に
固定した正逆回転可能なステップモータ等の第1駆動モ
ータ23から、前記シャーシフレーム6の外側に配置し
た複数の歯車群からなる第1歯車伝動部22aを介して
伝動軸24を駆動させ、この駆動軸24から、前記一方
の揺動アーム10に配置された第2歯車伝動部22bを
介して押圧駆動ローラ11を駆動させる。他方、前記第
1駆動モータ23から第3歯車伝動部22cを介してプ
ラテンローラ14及び駆動ローラ19を同じ方向に回転
駆動させる。
【0015】なお、前記第1駆動モータ23が正回転
(図2において反時計回り回転)するとき、押圧駆動ロ
ーラ11は時計回りに回転し、プラテンローラ14及び
駆動ローラ19は反時計回りに回転させることにより、
ロール紙2の巻回部2aを反時計回りに回転させて紙を
送り出す方向に搬送する。逆に、前記第1駆動モータ2
3が逆回転(図2において時計回り回転)するとき、押
圧駆動ローラ11は反時計回りに回転し、プラテンロー
ラ14及び駆動ローラ19を時計回り回転させることに
より、ロール紙2の巻回部2aを時計回りに回転させて
紙を巻き戻すものである。
(図2において反時計回り回転)するとき、押圧駆動ロ
ーラ11は時計回りに回転し、プラテンローラ14及び
駆動ローラ19は反時計回りに回転させることにより、
ロール紙2の巻回部2aを反時計回りに回転させて紙を
送り出す方向に搬送する。逆に、前記第1駆動モータ2
3が逆回転(図2において時計回り回転)するとき、押
圧駆動ローラ11は反時計回りに回転し、プラテンロー
ラ14及び駆動ローラ19を時計回り回転させることに
より、ロール紙2の巻回部2aを時計回りに回転させて
紙を巻き戻すものである。
【0016】他方、前記カッターホルダ17をロール紙
2の搬送方向に対して直交する幅方向に往復移動可能な
らしめるため、当該カッターホルダ17を固定したキャ
リッジ26は左右のシャーシフレーム6、6に装着され
た一対のプーリ27,27に巻回したタイミングベルト
28の一箇所に連結されており、シャーシフレーム6
(実施例では図1の搬送方向右側のシャーシフレーム
6)の外側に固定した正逆回転可能なステップモータ等
の第2駆動モータ29から、複数の平歯車とベベルギヤ
等からなる第4歯車伝動部30を介して動力伝達し、前
記一方のプーリ27を駆動させるものである。
2の搬送方向に対して直交する幅方向に往復移動可能な
らしめるため、当該カッターホルダ17を固定したキャ
リッジ26は左右のシャーシフレーム6、6に装着され
た一対のプーリ27,27に巻回したタイミングベルト
28の一箇所に連結されており、シャーシフレーム6
(実施例では図1の搬送方向右側のシャーシフレーム
6)の外側に固定した正逆回転可能なステップモータ等
の第2駆動モータ29から、複数の平歯車とベベルギヤ
等からなる第4歯車伝動部30を介して動力伝達し、前
記一方のプーリ27を駆動させるものである。
【0017】さらに、図1及び図3に示すように、キャ
リッジ26の基端は、左右のシャーシフレーム6、6に
固定された主ガイド軸31に摺動自在に被嵌され、該キ
ャリッジ26の中途部に摺動可能に貫通させた補助ガイ
ド軸32の両側部は、左右のシャーシフレーム6、6に
設けた回動アーム33,33に取付けられており、補助
ガイド軸32の一端に連結する作動リンク34を介して
第1電磁ソレノイド35の出力軸35aに連結し、図示
しない付勢ばねにてカッターホルダ17の下端(カッタ
ーが突出する側)が切断部ベッド16の上面に押圧する
ように付勢されている。そして、他方のシャーシフレー
ム6の外面に設けた第1電磁ソレノイド35がON(励
磁)するとき、出力軸35aが図3において上向きに移
動するように突出し、作動リンク34、回動アーム33
及び補助ガイド軸32を介してキャリッジ26を上向き
回動させてカッターホルダ17の下端が被切断物である
ロール紙2の上面から離れるよう構成されている。
リッジ26の基端は、左右のシャーシフレーム6、6に
固定された主ガイド軸31に摺動自在に被嵌され、該キ
ャリッジ26の中途部に摺動可能に貫通させた補助ガイ
ド軸32の両側部は、左右のシャーシフレーム6、6に
設けた回動アーム33,33に取付けられており、補助
ガイド軸32の一端に連結する作動リンク34を介して
第1電磁ソレノイド35の出力軸35aに連結し、図示
しない付勢ばねにてカッターホルダ17の下端(カッタ
ーが突出する側)が切断部ベッド16の上面に押圧する
ように付勢されている。そして、他方のシャーシフレー
ム6の外面に設けた第1電磁ソレノイド35がON(励
磁)するとき、出力軸35aが図3において上向きに移
動するように突出し、作動リンク34、回動アーム33
及び補助ガイド軸32を介してキャリッジ26を上向き
回動させてカッターホルダ17の下端が被切断物である
ロール紙2の上面から離れるよう構成されている。
【0018】なお、前記揺動アーム18も図示しない第
2電磁ソレノイドにて上下揺動させることができる。次
に、切断刃の昇降調節装置の構成について説明する。第
1実施例として図5及び図6に示すカッターホルダ17
における下部の案内筒部17a内には、直径2R(Rは
半径)の丸棒状のカッター軸40が上下位置のベアリン
グ41,42を介して昇降動及び軸心回りに回動可能に
嵌挿されている。該カッター軸40の下端には、図7に
示すような切断刃43が一体的に設けられている。実施
例において、カッター軸40の軸線40aに対して切断
刃43の切先43aはカッター軸40の進行方向(矢印
で示す)に対して下流側に距離L1だけずれている。そ
して、カッター軸40の上端面(水平面)の軸中心に荷
重を作用させて被切断物に押しつけるように構成されて
いる。従って、前記切先43aのずれにより、被切断物
であるロール紙2に対するカッター軸の進行方向が左右
に変わるとき、切断刃43の刃43bの向きを常に進行
方向に向かうようにすることができるものである。他の
実施例として、別体のカッター(切断刃)を着脱可能
(交換可能)に装着しても良い。
2電磁ソレノイドにて上下揺動させることができる。次
に、切断刃の昇降調節装置の構成について説明する。第
1実施例として図5及び図6に示すカッターホルダ17
における下部の案内筒部17a内には、直径2R(Rは
半径)の丸棒状のカッター軸40が上下位置のベアリン
グ41,42を介して昇降動及び軸心回りに回動可能に
嵌挿されている。該カッター軸40の下端には、図7に
示すような切断刃43が一体的に設けられている。実施
例において、カッター軸40の軸線40aに対して切断
刃43の切先43aはカッター軸40の進行方向(矢印
で示す)に対して下流側に距離L1だけずれている。そ
して、カッター軸40の上端面(水平面)の軸中心に荷
重を作用させて被切断物に押しつけるように構成されて
いる。従って、前記切先43aのずれにより、被切断物
であるロール紙2に対するカッター軸の進行方向が左右
に変わるとき、切断刃43の刃43bの向きを常に進行
方向に向かうようにすることができるものである。他の
実施例として、別体のカッター(切断刃)を着脱可能
(交換可能)に装着しても良い。
【0019】図5及び図6に示すように、前記案内筒部
17aの上に連設された中空ケース部17bとその上側
を覆う蓋部17cとで囲まれた室44内に、前記カッタ
ー軸40の上端面(水平端面)を臨ませる。また、前記
室44内には、カッター軸40の下降量を選択するため
の選択手段としての、大径の第1鋼球45と小径の第2
鋼球46とを、作動手段としての水平支持体47の支持
凹所に各々下端を下に露出させて脱落不能の状態にて適
宜距離L2だけ離して支持させる。この水平支持体47
の上面に前記第1鋼球45及び第2鋼球46を各々上下
動不能に被嵌するようにカバー体48を合わせてネジ4
9にて固定する。
17aの上に連設された中空ケース部17bとその上側
を覆う蓋部17cとで囲まれた室44内に、前記カッタ
ー軸40の上端面(水平端面)を臨ませる。また、前記
室44内には、カッター軸40の下降量を選択するため
の選択手段としての、大径の第1鋼球45と小径の第2
鋼球46とを、作動手段としての水平支持体47の支持
凹所に各々下端を下に露出させて脱落不能の状態にて適
宜距離L2だけ離して支持させる。この水平支持体47
の上面に前記第1鋼球45及び第2鋼球46を各々上下
動不能に被嵌するようにカバー体48を合わせてネジ4
9にて固定する。
【0020】また、前記作動手段としての水平支持体4
7は平面視略矩形の板状に形成され、水平支持体47の
両端がカッターホルダ17の外に突出するように中空ケ
ース部17bの対向する側面に切欠き形成された案内溝
50a,50bに臨ませている。前記カバー体48の上
面には凸湾曲部51が形成され、蓋部17cに螺合させ
た調節ネジ52の半球状下端部が前記カバー体48の上
面に当接するように構成されている。なお、前記作動手
段としての水平支持体47、ひいては選択手段としての
選択手段としての、大径の第1鋼球45と小径の第2鋼
球46と設置の上下位置(高さ)調節のための調節ネジ
52が不用意に回動しないように、蓋部17cの上面に
は、ストッパーねじリング53が配置されている。
7は平面視略矩形の板状に形成され、水平支持体47の
両端がカッターホルダ17の外に突出するように中空ケ
ース部17bの対向する側面に切欠き形成された案内溝
50a,50bに臨ませている。前記カバー体48の上
面には凸湾曲部51が形成され、蓋部17cに螺合させ
た調節ネジ52の半球状下端部が前記カバー体48の上
面に当接するように構成されている。なお、前記作動手
段としての水平支持体47、ひいては選択手段としての
選択手段としての、大径の第1鋼球45と小径の第2鋼
球46と設置の上下位置(高さ)調節のための調節ネジ
52が不用意に回動しないように、蓋部17cの上面に
は、ストッパーねじリング53が配置されている。
【0021】さらに、前記カバー体48の左右両側から
下向きに凸湾曲状に延びた一対の弾性バネ片54,5
4、55,55が、中空ケース部17bの底面に摺動可
能に押圧されている。なお、前記案内筒部17aの下端
には被切断物であるロール紙2の表面に摺接する摺接カ
バー56が螺着されている。次に、タック紙の印刷装置
1の動作について説明する。ロール紙2を印刷装置1の
所定箇所にセットし、該ロール紙2の先端を印字部12
の近傍に位置させておき、図示しない電源を投入する。
図示しないパーソナルコンピュータ(パソコン)等の外
部装置もしくは印刷装置1で予め作成された文字、記号
画像等の画像データが、印刷装置1におけるコントロー
ラ内の記憶部(メモリ)に伝送された後、印刷開始の指
令を受けると、第1駆動モータ23が正回転し、巻回部
2aを下側から外周面に押圧している押圧駆動ローラ1
1を正回転させてロール紙2をプラテンローラ14と印
字ヘッド13との間に前進させながら、前記画像データ
を展開して文字の場合にはキャラクタデータをサーマル
ヘッドである印字ヘッド13に送り、所定の発熱素子を
駆動して感熱紙である記録紙3に文字56(図4参照)
等を印字する。ロール紙2の先端が切断部15における
ピンチローラ箇所に到達すると、駆動ローラ19と押圧
ローラ20とにより挟まれたロール紙2が図2の左方向
に搬送される。
下向きに凸湾曲状に延びた一対の弾性バネ片54,5
4、55,55が、中空ケース部17bの底面に摺動可
能に押圧されている。なお、前記案内筒部17aの下端
には被切断物であるロール紙2の表面に摺接する摺接カ
バー56が螺着されている。次に、タック紙の印刷装置
1の動作について説明する。ロール紙2を印刷装置1の
所定箇所にセットし、該ロール紙2の先端を印字部12
の近傍に位置させておき、図示しない電源を投入する。
図示しないパーソナルコンピュータ(パソコン)等の外
部装置もしくは印刷装置1で予め作成された文字、記号
画像等の画像データが、印刷装置1におけるコントロー
ラ内の記憶部(メモリ)に伝送された後、印刷開始の指
令を受けると、第1駆動モータ23が正回転し、巻回部
2aを下側から外周面に押圧している押圧駆動ローラ1
1を正回転させてロール紙2をプラテンローラ14と印
字ヘッド13との間に前進させながら、前記画像データ
を展開して文字の場合にはキャラクタデータをサーマル
ヘッドである印字ヘッド13に送り、所定の発熱素子を
駆動して感熱紙である記録紙3に文字56(図4参照)
等を印字する。ロール紙2の先端が切断部15における
ピンチローラ箇所に到達すると、駆動ローラ19と押圧
ローラ20とにより挟まれたロール紙2が図2の左方向
に搬送される。
【0022】図4に示すように、ロール紙における記録
紙3の部分のみを所定の略矩形や楕円形等の平面形状の
タック紙3a(図4参照)となるようにハーフカット線
58にて切断(ハーフカット)するには、カッター43
をハーフカット位置まで下降して、カッターホルダ17
とロール紙2とを相対的にXY方向に移動させて切断す
るのである。そのためには、後述するように、カッター
ホルダ17をシャーシフレーム6,6に近づくように移
動させてカッターホルダ17の下端面から突出する切断
刃43の深さ寸法をセットすれば良い。
紙3の部分のみを所定の略矩形や楕円形等の平面形状の
タック紙3a(図4参照)となるようにハーフカット線
58にて切断(ハーフカット)するには、カッター43
をハーフカット位置まで下降して、カッターホルダ17
とロール紙2とを相対的にXY方向に移動させて切断す
るのである。そのためには、後述するように、カッター
ホルダ17をシャーシフレーム6,6に近づくように移
動させてカッターホルダ17の下端面から突出する切断
刃43の深さ寸法をセットすれば良い。
【0023】次に、予め、切断刃43の刃先43bの向
きを切断方向に向かうように制御する方法について説明
する。先ず、第2駆動モータ29を作動させてキャリッ
ジ26を図4のX方向(左右方向)に沿わせて移動させ
て、ロール紙2における離型紙4が上側に露出している
調整部4aの箇所の上方にカッター43の切先43aが
位置するようにする。次いで、第1電磁ソレノイド35
をOFFにして、作動リンク34、回動アーム33及び
補助ガイド軸32を介してキャリッジ26ごとカッター
ホルダ17を下降させ、下端の切断刃43における切先
43aを前記調整部4aの上面に当接させる(図7二点
鎖線状態参照)。
きを切断方向に向かうように制御する方法について説明
する。先ず、第2駆動モータ29を作動させてキャリッ
ジ26を図4のX方向(左右方向)に沿わせて移動させ
て、ロール紙2における離型紙4が上側に露出している
調整部4aの箇所の上方にカッター43の切先43aが
位置するようにする。次いで、第1電磁ソレノイド35
をOFFにして、作動リンク34、回動アーム33及び
補助ガイド軸32を介してキャリッジ26ごとカッター
ホルダ17を下降させ、下端の切断刃43における切先
43aを前記調整部4aの上面に当接させる(図7二点
鎖線状態参照)。
【0024】この状態にて切断する方向に、カッターホ
ルダ17と被切断物としてのロール紙2とを相対的に移
動させることにより、図7の実線で示すように刃先43
bの向きを切断する方向に向ける制御が実現できるので
ある。この場合、最初に切先43aを当接させる位置
は、なるべく記録紙3の縁から遠くに離れていることが
好ましい。何故なら、後述するように、切断刃43の向
きを変えるために、切断刃43を離型紙4の調整部4a
に当接させた状態のままカッター軸40を所定距離だけ
水平移動させる必要があるからである。
ルダ17と被切断物としてのロール紙2とを相対的に移
動させることにより、図7の実線で示すように刃先43
bの向きを切断する方向に向ける制御が実現できるので
ある。この場合、最初に切先43aを当接させる位置
は、なるべく記録紙3の縁から遠くに離れていることが
好ましい。何故なら、後述するように、切断刃43の向
きを変えるために、切断刃43を離型紙4の調整部4a
に当接させた状態のままカッター軸40を所定距離だけ
水平移動させる必要があるからである。
【0025】例えば、図4のY方向と平行状にハーフカ
ットしたいときには、第1駆動モータ23を正回転もし
くは逆回転させてロール紙2をY方向(前後方向)に搬
送させる。ロール紙2の搬送方向に対して斜めや円弧状
にハーフカットするときには、第1駆動モータ23と第
2駆動モータ29とを同時に作動させるのであり、量駆
動モータ23、29の速度比率により、X方向に対する
傾き角度を大小任意に調節できる。また、ロール紙2の
搬送方向に対して直交する方向に切断するには、第1駆
動モータ23は停止し、第2駆動モータ29のみを作動
させて、キャリッジ26を図4のX方向(左右方向)に
移動させれば良い。
ットしたいときには、第1駆動モータ23を正回転もし
くは逆回転させてロール紙2をY方向(前後方向)に搬
送させる。ロール紙2の搬送方向に対して斜めや円弧状
にハーフカットするときには、第1駆動モータ23と第
2駆動モータ29とを同時に作動させるのであり、量駆
動モータ23、29の速度比率により、X方向に対する
傾き角度を大小任意に調節できる。また、ロール紙2の
搬送方向に対して直交する方向に切断するには、第1駆
動モータ23は停止し、第2駆動モータ29のみを作動
させて、キャリッジ26を図4のX方向(左右方向)に
移動させれば良い。
【0026】いずれにしても、切先43aがカッター軸
40の回転中心線40aから距離L1だけオフッセット
しており、且つ平面視において、切先43aから回転中
心線40aを通って一方のカッター軸40の円周方向に
延びるように刃先43bが形成されているから、カッタ
ー軸40(カッターホルダ17)の相対移動につれて、
切先43aが被切断物(離型紙4)の表面との摩擦抵抗
で引きずられ、カッター軸40はその回転中心の回りに
回動し、前記相対移動方向の後側に切先43aが位置
し、相対移動方向に刃先43bが向かうようにカッター
軸40が回動するのである。
40の回転中心線40aから距離L1だけオフッセット
しており、且つ平面視において、切先43aから回転中
心線40aを通って一方のカッター軸40の円周方向に
延びるように刃先43bが形成されているから、カッタ
ー軸40(カッターホルダ17)の相対移動につれて、
切先43aが被切断物(離型紙4)の表面との摩擦抵抗
で引きずられ、カッター軸40はその回転中心の回りに
回動し、前記相対移動方向の後側に切先43aが位置
し、相対移動方向に刃先43bが向かうようにカッター
軸40が回動するのである。
【0027】この場合、刃先43bが進行方向(切断す
べき方向)と180度の逆向きにあるとき、その刃先4
3bが進行方向に向かうようにするため、カッター軸4
0を移動させるのに要する最小距離は2πRとなる。従
って、前記調整部4aの幅寸法H3は2πR以上あれば
良い。このようにして、予め、切断刃43の刃先43b
の向きをセットしておき、次いで、ロール紙2における
記録紙3の上の切断開始位置に切先43aを当てて、カ
ッターホルダ17とロール紙2とを相対的に移動させる
と、任意の形状のハーフカット線58で切断することが
できるのである。
べき方向)と180度の逆向きにあるとき、その刃先4
3bが進行方向に向かうようにするため、カッター軸4
0を移動させるのに要する最小距離は2πRとなる。従
って、前記調整部4aの幅寸法H3は2πR以上あれば
良い。このようにして、予め、切断刃43の刃先43b
の向きをセットしておき、次いで、ロール紙2における
記録紙3の上の切断開始位置に切先43aを当てて、カ
ッターホルダ17とロール紙2とを相対的に移動させる
と、任意の形状のハーフカット線58で切断することが
できるのである。
【0028】なお、ロール紙2を全カットで切断すると
きには、後述のように切断刃43の突出量を全カットに
必要なだけ突出させて、第電磁ソレノイド35をOFF
にしてカッターホルダ17を切断部ベッド16上にて下
降させ、ロール紙2における記録紙3の上の切断開始位
置に切先43aを当てて、カッターホルダ17とロール
紙2とを相対的に移動させれば、任意の方向に全カット
(記録紙3と離型紙4とを同時に切断)できるのであ
る。
きには、後述のように切断刃43の突出量を全カットに
必要なだけ突出させて、第電磁ソレノイド35をOFF
にしてカッターホルダ17を切断部ベッド16上にて下
降させ、ロール紙2における記録紙3の上の切断開始位
置に切先43aを当てて、カッターホルダ17とロール
紙2とを相対的に移動させれば、任意の方向に全カット
(記録紙3と離型紙4とを同時に切断)できるのであ
る。
【0029】上述のように、押圧駆動ローラ11はロー
ル紙2の巻回部2aの外周面に押圧して回転駆動するの
で、押圧駆動ローラ11の回転速度を一定にすれば、巻
回部2aの直径の大小に拘らず一定の周速度にて送り出
し、巻き戻し搬送することができる。また、押圧駆動ロ
ーラ11はロール紙2の巻回部2aを下側から押圧する
から、シャーシフレーム6,6の上側からロール紙2を
交換すれば、押圧駆動ローラ11が交換作業の邪魔にな
ることがないのである。
ル紙2の巻回部2aの外周面に押圧して回転駆動するの
で、押圧駆動ローラ11の回転速度を一定にすれば、巻
回部2aの直径の大小に拘らず一定の周速度にて送り出
し、巻き戻し搬送することができる。また、押圧駆動ロ
ーラ11はロール紙2の巻回部2aを下側から押圧する
から、シャーシフレーム6,6の上側からロール紙2を
交換すれば、押圧駆動ローラ11が交換作業の邪魔にな
ることがないのである。
【0030】さらに、第1駆動モータ23を駆動させる
と、ピンチローラ対における駆動ローラ19と前記巻回
部2aに対する押圧駆動ローラ11とが同期して同じ方
向に回転するので、両ローラ19,11の回転周速度を
同じになるように設定しておけば、ロール紙2の送り出
し、巻き戻し搬送時に途中が弛むことがないのである。
と、ピンチローラ対における駆動ローラ19と前記巻回
部2aに対する押圧駆動ローラ11とが同期して同じ方
向に回転するので、両ローラ19,11の回転周速度を
同じになるように設定しておけば、ロール紙2の送り出
し、巻き戻し搬送時に途中が弛むことがないのである。
【0031】次に、前記カッターホルダ17の移動によ
る、ハーフカット及び全カットのために、切断刃43の
高さを調節する動作について説明する。例えば最初に図
5に示すように、選択手段としての大径の第1鋼球45
がカッター軸40の上端を押しているように、作動体と
しての水平支持体47の左端が大きく突出している位置
にセットする。この状態は、全カット位置であり、切断
刃43の切先43aが切断部ベッド16の表面まで届く
ように大きく下降しており、離型紙4と記録紙3とを一
挙に切断できる状態である。この状態で、第2駆動モー
タ29を正回転させて、タイミングベルト28を介して
図5及び図6の左方向にカッターホルダ17を移動さ
せ、図5等に示すように左のシャーシフレーム6に前記
水平支持体47の前進方向の先端(左端)を押し当て、
カッターホルダ17に対して水平支持体47を相対的に
右移動させれば、大径の第1鋼球45はカッター軸40
の上端から外れ、代わりに小径の第2鋼球46がカッタ
ー軸40の上端を押圧することになり、第1鋼球45と
第2鋼球46との半径の差だけカッター軸40が上昇し
て、ハーフカット位置に選択できることになる。
る、ハーフカット及び全カットのために、切断刃43の
高さを調節する動作について説明する。例えば最初に図
5に示すように、選択手段としての大径の第1鋼球45
がカッター軸40の上端を押しているように、作動体と
しての水平支持体47の左端が大きく突出している位置
にセットする。この状態は、全カット位置であり、切断
刃43の切先43aが切断部ベッド16の表面まで届く
ように大きく下降しており、離型紙4と記録紙3とを一
挙に切断できる状態である。この状態で、第2駆動モー
タ29を正回転させて、タイミングベルト28を介して
図5及び図6の左方向にカッターホルダ17を移動さ
せ、図5等に示すように左のシャーシフレーム6に前記
水平支持体47の前進方向の先端(左端)を押し当て、
カッターホルダ17に対して水平支持体47を相対的に
右移動させれば、大径の第1鋼球45はカッター軸40
の上端から外れ、代わりに小径の第2鋼球46がカッタ
ー軸40の上端を押圧することになり、第1鋼球45と
第2鋼球46との半径の差だけカッター軸40が上昇し
て、ハーフカット位置に選択できることになる。
【0032】この場合、弾性バネ片54,55により、
支持体47及びカバー体48は上方向に付勢されるが、
カバー体48の上面は調節ネジ52にてカッター軸40
の最大上昇高さが規制されているから、全カット及びハ
ーフカットの深さがばらつくことがない。ハーフカット
位置から全カット位置に変更するには、図5において、
カッターホルダ17を右移動させ、右のシャーシフレー
ム6に前記水平支持体47の前進方向の先端(右端)を
押し当て、カッターホルダ17に対して水平支持体47
を相対的に左移動させれば、小径の第2鋼球46がカッ
ター軸40の上端から外れ、代わりに大径の第1鋼球4
5がカッター軸40の上端を押圧することになり、第1
鋼球45と第2鋼球46との半径の差だけカッター軸4
0が下降して全カット位置に選択できることになる。
支持体47及びカバー体48は上方向に付勢されるが、
カバー体48の上面は調節ネジ52にてカッター軸40
の最大上昇高さが規制されているから、全カット及びハ
ーフカットの深さがばらつくことがない。ハーフカット
位置から全カット位置に変更するには、図5において、
カッターホルダ17を右移動させ、右のシャーシフレー
ム6に前記水平支持体47の前進方向の先端(右端)を
押し当て、カッターホルダ17に対して水平支持体47
を相対的に左移動させれば、小径の第2鋼球46がカッ
ター軸40の上端から外れ、代わりに大径の第1鋼球4
5がカッター軸40の上端を押圧することになり、第1
鋼球45と第2鋼球46との半径の差だけカッター軸4
0が下降して全カット位置に選択できることになる。
【0033】なお、上述のように、カッター軸40の昇
降を選択するとき、水平支持体47の左右移動につれ
て、カバー体48の上面の凸湾曲部51の箇所を調節ネ
ジ52の下端が乗り越えるクリック抵抗により、不用意
に水平支持体47が左右にずれないから、選択した高さ
が不用意に変動しないのである。また、水平支持体47
の左右移動の最大量を規制するため、図6に示すごと
く、水平支持体47の左移動及び右移動の最大位置でカ
バー体48の前端面(後端面)が中空ケース部17bの
内壁面に当接して移動を規制するように構成しても良
い。
降を選択するとき、水平支持体47の左右移動につれ
て、カバー体48の上面の凸湾曲部51の箇所を調節ネ
ジ52の下端が乗り越えるクリック抵抗により、不用意
に水平支持体47が左右にずれないから、選択した高さ
が不用意に変動しないのである。また、水平支持体47
の左右移動の最大量を規制するため、図6に示すごと
く、水平支持体47の左移動及び右移動の最大位置でカ
バー体48の前端面(後端面)が中空ケース部17bの
内壁面に当接して移動を規制するように構成しても良
い。
【0034】また、ロール紙2を切断しない場合には、
当該ロール紙2が通過しない、切断部ベッド16の片隅
にカッターホルダ17を待機させておけば良いし、第1
電磁ソレノイド35をON(励磁)させて、カッターホ
ルダ17全体を切断部ベッド16の上面から大きく離れ
るように浮かせておいても良いのである。本発明は、ロ
ール紙2によるタック紙の印刷装置1ばかりでなく、厚
紙を所定の平面視形状にて外形を全カットする一方、そ
の全カットされた内部の適宜位置をハーフカットして折
曲げて包装箱等を作成するための切断装置等にも適用で
きることはいうまでもない。
当該ロール紙2が通過しない、切断部ベッド16の片隅
にカッターホルダ17を待機させておけば良いし、第1
電磁ソレノイド35をON(励磁)させて、カッターホ
ルダ17全体を切断部ベッド16の上面から大きく離れ
るように浮かせておいても良いのである。本発明は、ロ
ール紙2によるタック紙の印刷装置1ばかりでなく、厚
紙を所定の平面視形状にて外形を全カットする一方、そ
の全カットされた内部の適宜位置をハーフカットして折
曲げて包装箱等を作成するための切断装置等にも適用で
きることはいうまでもない。
【0035】またカッターホルダがキャリッジにて移動
する代わりに被切断物を搭載した切断部ベッドが水平面
でXY方向に移動するようにしても良いし、カッターホ
ルダを平面視でXY方向に移動する構成であっても良い
のである。
する代わりに被切断物を搭載した切断部ベッドが水平面
でXY方向に移動するようにしても良いし、カッターホ
ルダを平面視でXY方向に移動する構成であっても良い
のである。
【0036】
【発明の効果】以上に詳述したように、請求項1に記載
の発明の切断刃の向き制御方法は、カッターホルダに対
して軸線回りに回動自在に支持されたカッター軸の下端
に、切先が前記回転中心線に対して偏心させた切断刃を
備え、カッターホルダと被切断物とを相対的に移動させ
ることにより任意形状に切断するための切断刃の向き制
御方法であって、被切断物は切断しない剥離紙とその上
面に仮貼着された記録紙とより構成し、記録紙の縁より
剥離紙を適宜幅だけ広く形成し、前記切断刃の切先を前
記記録紙のない剥離紙の上面に当接させて切断すべき方
向に、カッターホルダと被切断物とを相対的に移動させ
ることを特徴とするものである。
の発明の切断刃の向き制御方法は、カッターホルダに対
して軸線回りに回動自在に支持されたカッター軸の下端
に、切先が前記回転中心線に対して偏心させた切断刃を
備え、カッターホルダと被切断物とを相対的に移動させ
ることにより任意形状に切断するための切断刃の向き制
御方法であって、被切断物は切断しない剥離紙とその上
面に仮貼着された記録紙とより構成し、記録紙の縁より
剥離紙を適宜幅だけ広く形成し、前記切断刃の切先を前
記記録紙のない剥離紙の上面に当接させて切断すべき方
向に、カッターホルダと被切断物とを相対的に移動させ
ることを特徴とするものである。
【0037】このように、切断刃の切先の位置がカッタ
ー軸の回転中心線に対して偏心していることから、この
切断刃の切先を記録紙のない剥離紙の上面に当接させま
ま移動せると、切先と剥離紙との摩擦抵抗によりカッタ
ー軸が回動し、所定距離移動させるだけで、切断刃の刃
先の向きが移動方向に向かうことができる。このように
すると、いずれ不用となる剥離紙の一部を切断刃の向き
調節のために利用するので、別途のダミー紙が不必要と
なり、真の被切断物である記録紙の近傍で切断方向を調
整できるから、方向の制御も至極簡単となるという効果
を奏する。
ー軸の回転中心線に対して偏心していることから、この
切断刃の切先を記録紙のない剥離紙の上面に当接させま
ま移動せると、切先と剥離紙との摩擦抵抗によりカッタ
ー軸が回動し、所定距離移動させるだけで、切断刃の刃
先の向きが移動方向に向かうことができる。このように
すると、いずれ不用となる剥離紙の一部を切断刃の向き
調節のために利用するので、別途のダミー紙が不必要と
なり、真の被切断物である記録紙の近傍で切断方向を調
整できるから、方向の制御も至極簡単となるという効果
を奏する。
【0038】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の切断刃の向き制御方法において、ロール紙状に
巻回した被切断物の移動方向と、カッターホルダの移動
方向とを平面視で互いに交叉させ、カッターホルダ及び
被切断物の双方もしくは一方を移動させるように制御し
たものであるから、カッターホルダと被切断物との移動
速度を調整するだけで平面視で360度のいずれの方向
にも、切断刃の刃先の向きを任意となるように制御する
ことができ、制御が至極簡単となるという効果を奏す
る。
に記載の切断刃の向き制御方法において、ロール紙状に
巻回した被切断物の移動方向と、カッターホルダの移動
方向とを平面視で互いに交叉させ、カッターホルダ及び
被切断物の双方もしくは一方を移動させるように制御し
たものであるから、カッターホルダと被切断物との移動
速度を調整するだけで平面視で360度のいずれの方向
にも、切断刃の刃先の向きを任意となるように制御する
ことができ、制御が至極簡単となるという効果を奏す
る。
【0039】そして、請求項3に記載の発明の切断刃の
向き制御装置は、ロール紙状に巻回した被切断物を支持
する巻回支持部と、該巻回支持部から解きながら搬送す
る途次にて被切断物を所定の形状に切断すべくカッター
ホルダを前記搬送方向と直交する方向に往復移動可能に
支持させた切断部とを備え、前記カッターホルダには、
軸線回りに回動自在に支持されたカッター軸の下端に、
切先が前記回転中心線に対して偏心させた切断刃を備
え、被切断物は切断しない剥離紙とその上面に仮貼着さ
れた記録紙とより構成し、前記記録紙の搬送方向に沿っ
た縁には、剥離紙を適宜幅だけ広く形成し、切断刃の刃
先の方向を調整する調整部としたから、被切断物もしく
はカッターホルダを、前記調整部の位置で相対的に移動
させだけで、簡単に切断刃の刃先の向きを任意に調整で
き、且つその調整部に隣接して真の被切断物である記録
紙が配置されているので、切断作業が迅速にでき、装置
も至極コンパクトにできるという効果を奏するのであ
る。
向き制御装置は、ロール紙状に巻回した被切断物を支持
する巻回支持部と、該巻回支持部から解きながら搬送す
る途次にて被切断物を所定の形状に切断すべくカッター
ホルダを前記搬送方向と直交する方向に往復移動可能に
支持させた切断部とを備え、前記カッターホルダには、
軸線回りに回動自在に支持されたカッター軸の下端に、
切先が前記回転中心線に対して偏心させた切断刃を備
え、被切断物は切断しない剥離紙とその上面に仮貼着さ
れた記録紙とより構成し、前記記録紙の搬送方向に沿っ
た縁には、剥離紙を適宜幅だけ広く形成し、切断刃の刃
先の方向を調整する調整部としたから、被切断物もしく
はカッターホルダを、前記調整部の位置で相対的に移動
させだけで、簡単に切断刃の刃先の向きを任意に調整で
き、且つその調整部に隣接して真の被切断物である記録
紙が配置されているので、切断作業が迅速にでき、装置
も至極コンパクトにできるという効果を奏するのであ
る。
【図1】印刷装置の概略平面図である。
【図2】印刷装置の概略側面図である。
【図3】カッターホルダ全体の昇降装置の側面図であ
る。
る。
【図4】ロール紙の切断の作用説明図である。
【図5】切断刃の昇降調節装置の側断面図である。
【図6】図5のVI−VI線平断面図である。
【図7】切断刃の刃先の向きを制御する作用説明及び被
切断物をハーフカットにする状態の要部拡大側面図であ
る。
切断物をハーフカットにする状態の要部拡大側面図であ
る。
2 被切断物としてのロール紙 3 記録紙 4 離型紙 4a 調整部 16 切断部ベッド 17 カッターホルダ 40 カッター軸 40a 回転中心線 43 切断刃 43a 切先 43b 刃先
Claims (3)
- 【請求項1】 カッターホルダに対して軸線回りに回動
自在に支持されたカッター軸の下端に、切先が前記回転
中心線に対して偏心させた切断刃を備え、カッターホル
ダと被切断物とを相対的に移動させることにより任意形
状に切断するための切断刃の向き制御方法であって、被
切断物は切断しない剥離紙とその上面に仮貼着された記
録紙とより構成し、記録紙の縁より剥離紙を適宜幅だけ
広く形成し、前記切断刃の切先を前記記録紙のない剥離
紙の上面に当接させて切断すべき方向に、カッターホル
ダと被切断物とを相対的に移動させることを特徴とする
切断刃の向き制御方法。 - 【請求項2】 ロール紙状に巻回した被切断物の移動方
向と、カッターホルダの移動方向とを平面視で互いに交
叉させ、カッターホルダ及び被切断物の双方もしくは一
方を移動させるように制御したことを特徴とする請求項
1に記載の切断刃の向き制御方法。 - 【請求項3】 ロール紙状に巻回した被切断物を支持す
る巻回支持部と、該巻回支持部から解きながら搬送する
途次にて被切断物を所定の形状に切断すべくカッターホ
ルダを前記搬送方向と直交する方向に往復移動可能に支
持させた切断部とを備え、前記カッターホルダには、軸
線回りに回動自在に支持されたカッター軸の下端に、切
先が前記回転中心線に対して偏心させた切断刃を備え、
被切断物は切断しない剥離紙とその上面に仮貼着された
記録紙とより構成し、前記記録紙の搬送方向に沿った縁
には、剥離紙を適宜幅だけ広く形成し、切断刃の刃先の
方向を調整する調整部とすることを特徴とする切断刃の
向き制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13205698A JPH11320485A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 切断刃の向き制御方法及び制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13205698A JPH11320485A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 切断刃の向き制御方法及び制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11320485A true JPH11320485A (ja) | 1999-11-24 |
Family
ID=15072496
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13205698A Withdrawn JPH11320485A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 切断刃の向き制御方法及び制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11320485A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009510507A (ja) * | 2005-09-27 | 2009-03-12 | コントラ ビジョン リミテッド | カットフィルムを使用して視覚制御パネルを作成する方法 |
-
1998
- 1998-05-14 JP JP13205698A patent/JPH11320485A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009510507A (ja) * | 2005-09-27 | 2009-03-12 | コントラ ビジョン リミテッド | カットフィルムを使用して視覚制御パネルを作成する方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6341548B1 (en) | Device for adjusting distance of cutting blade from workpiece sheet | |
US7806608B2 (en) | Tape/tube printer | |
JPH11333785A (ja) | 切断刃の昇降調節装置 | |
JPH11320485A (ja) | 切断刃の向き制御方法及び制御装置 | |
JP2011073810A (ja) | 記録装置 | |
JP2000000795A (ja) | 切断刃の向き制御装置 | |
JPH11301907A (ja) | ロール紙の正逆回転装置 | |
JP2573034B2 (ja) | 記録装置 | |
JP3894755B2 (ja) | 用紙切断装置を備えたプリンタ及びその駆動方法 | |
JPH11309694A (ja) | 切断刃の向き制御装置及びその制御方法 | |
JP2003054054A (ja) | プリンタ | |
JPH11221792A (ja) | ラベル作成装置 | |
JP7629841B2 (ja) | 媒体切断装置 | |
JP2002307375A (ja) | プリンタの切断装置 | |
JP2008105140A (ja) | カッティングプロッタ | |
JP3820749B2 (ja) | ロール紙の判別装置 | |
JP7602448B2 (ja) | 媒体切断方法および媒体切断装置の制御方法 | |
JP3738648B2 (ja) | 記録装置 | |
JPH11246095A (ja) | プリンタ用巻取装置 | |
JP2000024996A (ja) | カッティング装置 | |
JPH11309696A (ja) | 切断刃によるカット深さの選択装置 | |
JP2023102531A (ja) | インクジェットプリンタ | |
JP2005313247A (ja) | プリンタの切断装置 | |
JP2023102530A (ja) | インクジェットプリンタ | |
JP2023102529A (ja) | インクジェットプリンタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040908 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20061026 |