JPH11313061A - データ配信センタ装置、データ受信端末装置及びデータ配信システム - Google Patents
データ配信センタ装置、データ受信端末装置及びデータ配信システムInfo
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- JPH11313061A JPH11313061A JP10121450A JP12145098A JPH11313061A JP H11313061 A JPH11313061 A JP H11313061A JP 10121450 A JP10121450 A JP 10121450A JP 12145098 A JP12145098 A JP 12145098A JP H11313061 A JPH11313061 A JP H11313061A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 放送回線を通じて、データ配信センタ装置か
ら送信されたデータの伝送誤りに対するデータ再送要求
を効率的に行うことができるデータ配信システムを提供
する。 【解決手段】 放送データブロック受信部21を介して
受信した放送データを受信誤り検出部において、伝送誤
りを検出する。そして、伝送誤りがあった場合に確率的
再送要求指示部24は、確率的に再送要求を行い、再送
要求が集中しないようにする。一方、再送要求端末規模
見積り部15は、再送要求された端末の数を見積り、数
が少ない場合は、特定ブロック再送部17より個別に送
信する。端末の見積数が多い場合は、再放送割り込み処
理部13から、再度放送データを放送する。
ら送信されたデータの伝送誤りに対するデータ再送要求
を効率的に行うことができるデータ配信システムを提供
する。 【解決手段】 放送データブロック受信部21を介して
受信した放送データを受信誤り検出部において、伝送誤
りを検出する。そして、伝送誤りがあった場合に確率的
再送要求指示部24は、確率的に再送要求を行い、再送
要求が集中しないようにする。一方、再送要求端末規模
見積り部15は、再送要求された端末の数を見積り、数
が少ない場合は、特定ブロック再送部17より個別に送
信する。端末の見積数が多い場合は、再放送割り込み処
理部13から、再度放送データを放送する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送回線を通じ
て、データを多数の受信端末に同時に配信することがで
きるデータ配信システムに係わり、特にデータ伝送の誤
りに対するデータ再送要求を効率的に行うことができる
データ配信システムに関するものである。
て、データを多数の受信端末に同時に配信することがで
きるデータ配信システムに係わり、特にデータ伝送の誤
りに対するデータ再送要求を効率的に行うことができる
データ配信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ配信システムは、放送回線
を通じて同じデータをブロック単位で繰り返し送信して
いた。データの伝送誤りによって、端末側に到達しなか
ったデータについては、同じデータブロックが再度放送
されるのを待つか、データ放送が一通り完了してから、
個別の通信回線を使って端末側から再送要求を出して受
信できなかったデータブロックを受信していた。また、
同じデータをブロック単位で繰り返し送信する代わり
に、誤り訂正符号を用いる手法もあった。
を通じて同じデータをブロック単位で繰り返し送信して
いた。データの伝送誤りによって、端末側に到達しなか
ったデータについては、同じデータブロックが再度放送
されるのを待つか、データ放送が一通り完了してから、
個別の通信回線を使って端末側から再送要求を出して受
信できなかったデータブロックを受信していた。また、
同じデータをブロック単位で繰り返し送信する代わり
に、誤り訂正符号を用いる手法もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、誤り訂正符
号を付加した伝送方式は、頻繁に伝送誤りが生じる場合
には有効であるが、例えばISDNのマルチ接続のよう
に非常に通信品質が良く、データ伝送誤りの生じる頻度
が低い場合には、冗長度の高さ故にデータの伝送効率が
悪くなるため、用いられないことが多い。
号を付加した伝送方式は、頻繁に伝送誤りが生じる場合
には有効であるが、例えばISDNのマルチ接続のよう
に非常に通信品質が良く、データ伝送誤りの生じる頻度
が低い場合には、冗長度の高さ故にデータの伝送効率が
悪くなるため、用いられないことが多い。
【0004】一方、データを繰り返し放送して、データ
伝送誤りが生じた場合に同じデータが再度放送されるの
を待つ方式は、データの伝送誤りがほとんどない場合に
は、非常に伝送効率が良くなる。しかし、データの伝送
誤りが生じた場合には、繰り返し放送される全データの
中の該当部分が再度放送されるのを待たねばならず、全
データの量が多い場合には、かなり長い時間待たなけれ
ばならない。さらに、放送を受信する端末の数が多い大
規模なシステムになると、通信品質がよくても、少なく
ともどれか1つの端末がデータを受信できない可能性は
大きくなるという間題がある。
伝送誤りが生じた場合に同じデータが再度放送されるの
を待つ方式は、データの伝送誤りがほとんどない場合に
は、非常に伝送効率が良くなる。しかし、データの伝送
誤りが生じた場合には、繰り返し放送される全データの
中の該当部分が再度放送されるのを待たねばならず、全
データの量が多い場合には、かなり長い時間待たなけれ
ばならない。さらに、放送を受信する端末の数が多い大
規模なシステムになると、通信品質がよくても、少なく
ともどれか1つの端末がデータを受信できない可能性は
大きくなるという間題がある。
【0005】そこで、データの伝送誤りが生じた場合
に、個別通信により再送要求をセンタ装置に出し、受信
できなかったデータブロックを受けとることになるが、
マルチ接続の放送回線のどの位置で、データ転送誤りが
生じるかによって、再送を要求する端末総数の規模は異
なる。図2は、受信端末に近い経路においてデータ伝送
誤りが発生した状態を示した図である。端末に近い経路
においてデータ転送誤りが生じた場合は、再送要求する
端末は少数である。図3は、データ配信装置に近い経路
においてデータ伝送誤りが発生した状態を示した図であ
る。データ配信装置に近い経路においてデータ転送誤り
が生じた場合は多数の端末が再送要求をすることにな
る。このため、センタ装置に再送要求が集中し、深刻な
場合、輻輳を引き起こすという問題がある。
に、個別通信により再送要求をセンタ装置に出し、受信
できなかったデータブロックを受けとることになるが、
マルチ接続の放送回線のどの位置で、データ転送誤りが
生じるかによって、再送を要求する端末総数の規模は異
なる。図2は、受信端末に近い経路においてデータ伝送
誤りが発生した状態を示した図である。端末に近い経路
においてデータ転送誤りが生じた場合は、再送要求する
端末は少数である。図3は、データ配信装置に近い経路
においてデータ伝送誤りが発生した状態を示した図であ
る。データ配信装置に近い経路においてデータ転送誤り
が生じた場合は多数の端末が再送要求をすることにな
る。このため、センタ装置に再送要求が集中し、深刻な
場合、輻輳を引き起こすという問題がある。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、再送要求する受信端末側の総数規模をデータ
配信センタ装置側で見積もり、多数の端末側が同一のデ
ータブロックを再送要求している時には、そのデータブ
ロックを再度放送し、少数の端末側が再送要求している
時には、個別通信で受信できなかったデータを送ること
により、再送要求の爆発的な発生を回避しつつ効率的に
データ配信を行うことができるデータ配信システムを提
供することを目的とする。
たもので、再送要求する受信端末側の総数規模をデータ
配信センタ装置側で見積もり、多数の端末側が同一のデ
ータブロックを再送要求している時には、そのデータブ
ロックを再度放送し、少数の端末側が再送要求している
時には、個別通信で受信できなかったデータを送ること
により、再送要求の爆発的な発生を回避しつつ効率的に
データ配信を行うことができるデータ配信システムを提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、放送する放送データを格納する放送データ格納手段
と、前記放送データをブロック単位でデータ受信端末装
置に放送するデータブロック送信手段と、前記データ受
信端末装置から確率的になされる特定ブロックの再送要
求を個別通信により受信する個別再送要求受信手段と、
再送要求された前記特定ブロックデータをデータ受信端
末装置に個別送信する特定ブロック再送手段と、前記特
定ブロックに対する再送要求の数から前記特定ブロック
を再送要求しているデータ受信端末装置の総数規模を見
積る再送要求端末規模見積手段と、見積った前記端末総
数規模に基づいて前記特定ブロックのデータを再放送す
るか否かを決定する再放送決定手段と、再放送を決定さ
れた前記特定ブロックの情報を予告放送する再放送予告
放送手段と、再放送を決定された前記特定ブロックを再
度放送する再放送ブロック割り込み処理手段とを備えた
ことを特徴とする。
は、放送する放送データを格納する放送データ格納手段
と、前記放送データをブロック単位でデータ受信端末装
置に放送するデータブロック送信手段と、前記データ受
信端末装置から確率的になされる特定ブロックの再送要
求を個別通信により受信する個別再送要求受信手段と、
再送要求された前記特定ブロックデータをデータ受信端
末装置に個別送信する特定ブロック再送手段と、前記特
定ブロックに対する再送要求の数から前記特定ブロック
を再送要求しているデータ受信端末装置の総数規模を見
積る再送要求端末規模見積手段と、見積った前記端末総
数規模に基づいて前記特定ブロックのデータを再放送す
るか否かを決定する再放送決定手段と、再放送を決定さ
れた前記特定ブロックの情報を予告放送する再放送予告
放送手段と、再放送を決定された前記特定ブロックを再
度放送する再放送ブロック割り込み処理手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、放送データをブ
ロック単位で受信する放送データブロック受信手段と、
前記放送データにブロック単位で受信誤りがあるか否か
を検査する受信誤り検出手段と、再放送される予定がな
く再送要求をする必要がある特定ブロックに対して、前
記特定ブロック以降の受信経過と共に大きくなる確率値
に従って再送要求動作の開始を指示する確率的再送要求
指示手段と、通信回線を通じて前記特定ブロックに対す
る再送要求をデータ配信センタ装置に通知する個別通信
再送要求手段と、前記個別通信再送要求手段によって再
送要求された特定ブロックを受信する個別通信データブ
ロック受信手段と、ブロック単位で受信された前記放送
データを組み立てて復元するブロックデータ組立手段
と、再放送が予定される前記特定ブロックについての情
報を受信する再放送予告受信手段とを備えたことを特徴
とする。
ロック単位で受信する放送データブロック受信手段と、
前記放送データにブロック単位で受信誤りがあるか否か
を検査する受信誤り検出手段と、再放送される予定がな
く再送要求をする必要がある特定ブロックに対して、前
記特定ブロック以降の受信経過と共に大きくなる確率値
に従って再送要求動作の開始を指示する確率的再送要求
指示手段と、通信回線を通じて前記特定ブロックに対す
る再送要求をデータ配信センタ装置に通知する個別通信
再送要求手段と、前記個別通信再送要求手段によって再
送要求された特定ブロックを受信する個別通信データブ
ロック受信手段と、ブロック単位で受信された前記放送
データを組み立てて復元するブロックデータ組立手段
と、再放送が予定される前記特定ブロックについての情
報を受信する再放送予告受信手段とを備えたことを特徴
とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
のデータ配信センタ装置と複数の請求項2に記載のデー
タ受信端末装置からなることを特徴とする。
のデータ配信センタ装置と複数の請求項2に記載のデー
タ受信端末装置からなることを特徴とする。
【0010】請求項4に記載の発明は、前記データ受信
装置の再送要求手段は、伝送誤りを検出してからその後
に受信したブロック数Dと、予め定められた整数A(A
≧1)および、実数α(0<α<1)を用いて、確率P
=α(A-D)を求め、この確率Pによって再送要求をする
よう指示して、再送要求が一時的に集中しないようにし
たことを特徴とする。
装置の再送要求手段は、伝送誤りを検出してからその後
に受信したブロック数Dと、予め定められた整数A(A
≧1)および、実数α(0<α<1)を用いて、確率P
=α(A-D)を求め、この確率Pによって再送要求をする
よう指示して、再送要求が一時的に集中しないようにし
たことを特徴とする。
【0011】請求項5に記載の発明は、前記データ配信
センタ装置の端末総数見積手段は、特定ブロックに対す
る再送要求の数Cと、前記確率Pとを用いて、再送要求
を行う予定のデータ受信端末装置の総数NをN=(C/
P)−Cから求め、この端末総数Nが予め定めたしきい
値を超えていた場合は、前記特定ブロックを再放送する
こと特徴とする。
センタ装置の端末総数見積手段は、特定ブロックに対す
る再送要求の数Cと、前記確率Pとを用いて、再送要求
を行う予定のデータ受信端末装置の総数NをN=(C/
P)−Cから求め、この端末総数Nが予め定めたしきい
値を超えていた場合は、前記特定ブロックを再放送する
こと特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
データ配信システムを図面を参照して説明する。図1は
同実施形態のブロック図である。この図において、符号
1は放送データを放送回線及び通信回線を通じて送信す
るデータ配信センタ装置であり、放送データ格納部11
と、データブロック送信部12と、再放送ブロック割り
込み処理部13と、個別再送要求受信部14と、再送要
求端末規模見積り部15と、再放送決定部16と、特定
ブロック再送部17と、再放送予告放送部18とからな
る。
データ配信システムを図面を参照して説明する。図1は
同実施形態のブロック図である。この図において、符号
1は放送データを放送回線及び通信回線を通じて送信す
るデータ配信センタ装置であり、放送データ格納部11
と、データブロック送信部12と、再放送ブロック割り
込み処理部13と、個別再送要求受信部14と、再送要
求端末規模見積り部15と、再放送決定部16と、特定
ブロック再送部17と、再放送予告放送部18とからな
る。
【0013】符号2は、データ配信センタ装置1から送
信されたデータを受信するデータ受信端末装置であり、
放送データブロック受信部21と、受信誤り検出部22
と、ブロックデータ組立部23と、確率的再送要求指示
部24と、個別通信再送要求部25と、個別通信データ
ブロック受信部26と、再放送予告受信部27とからな
る。
信されたデータを受信するデータ受信端末装置であり、
放送データブロック受信部21と、受信誤り検出部22
と、ブロックデータ組立部23と、確率的再送要求指示
部24と、個別通信再送要求部25と、個別通信データ
ブロック受信部26と、再放送予告受信部27とからな
る。
【0014】ここで、データ配信システムとしては、デ
ータ配信センタ装置1に対し、複数(1以上)のデータ
受信端末装置2が、放送回線及び通信回線を介して接続
された構成となる。なお、図1においては、説明の都合
からデータ受信端末装置2を1つのみ示している。
ータ配信センタ装置1に対し、複数(1以上)のデータ
受信端末装置2が、放送回線及び通信回線を介して接続
された構成となる。なお、図1においては、説明の都合
からデータ受信端末装置2を1つのみ示している。
【0015】次に、図1を参照して、データ配信センタ
装置1及びデータ受信端末装置2を使用してデータを送
受信する動作について説明する。データ配信センタ装置
1のデータブロック送信部12は、送信データ格納部1
1に格納されている放送データを1ブロック分ずつ取り
出し、ブロック番号と誤り検出符号および放送通番を付
与して、このデータブロックを放送回線を通じて送信す
る。ここで、データブロック(以下、ブロックと称す
る)とは、放送データを送信しやすいサイズに分割した
データであり、ブロック番号は、放送データの先頭から
順にこのブロックに付与された順番号である。また、放
送通番は、ブロックを送信した順に付与された順番号で
ある。したがって、ブロックは、このブロック番号によ
って一意に特定することができ、放送通番によって、そ
のブロックがどの時刻に放送されたものであるかを一意
に特定することができる。
装置1及びデータ受信端末装置2を使用してデータを送
受信する動作について説明する。データ配信センタ装置
1のデータブロック送信部12は、送信データ格納部1
1に格納されている放送データを1ブロック分ずつ取り
出し、ブロック番号と誤り検出符号および放送通番を付
与して、このデータブロックを放送回線を通じて送信す
る。ここで、データブロック(以下、ブロックと称す
る)とは、放送データを送信しやすいサイズに分割した
データであり、ブロック番号は、放送データの先頭から
順にこのブロックに付与された順番号である。また、放
送通番は、ブロックを送信した順に付与された順番号で
ある。したがって、ブロックは、このブロック番号によ
って一意に特定することができ、放送通番によって、そ
のブロックがどの時刻に放送されたものであるかを一意
に特定することができる。
【0016】データ受信端末装置21の放送データブロ
ック受信部21は、送信されたブロックを受信し、ブロ
ック番号と誤り検出符号と放送通番と共に受信誤り検出
部22に送る。受信誤り検出部22は、誤り検出符号を
使って、受信したデータのチェックを行う。受信したデ
ータに誤りが無かった場合には、そのブロックをブロッ
ク番号と共にブロックデータ組立部23に送る。ブロッ
クデータ組立部23は、ブロック番号を使って順次受け
取ったブロック単位のデータを組み立てて放送データを
復元する。
ック受信部21は、送信されたブロックを受信し、ブロ
ック番号と誤り検出符号と放送通番と共に受信誤り検出
部22に送る。受信誤り検出部22は、誤り検出符号を
使って、受信したデータのチェックを行う。受信したデ
ータに誤りが無かった場合には、そのブロックをブロッ
ク番号と共にブロックデータ組立部23に送る。ブロッ
クデータ組立部23は、ブロック番号を使って順次受け
取ったブロック単位のデータを組み立てて放送データを
復元する。
【0017】受信誤り検出部22は、受信したブロック
に誤りがある場合には、ブロック番号と放送通番を確率
的再送要求指示部24に通知する。確率的再送要求指示
部24は、誤りがあったブロックの再送要求を行う場合
に、再送要求が一時的に集中しないように、確率を使用
してある程度ばらけるように行う。
に誤りがある場合には、ブロック番号と放送通番を確率
的再送要求指示部24に通知する。確率的再送要求指示
部24は、誤りがあったブロックの再送要求を行う場合
に、再送要求が一時的に集中しないように、確率を使用
してある程度ばらけるように行う。
【0018】確率的再送要求指示部24は、受信誤り検
出部22より伝送誤りが発生した通知を受けると、確率
Pにしたがって再送要求するようにする。この確率P
は、P=α(A-D){αの(A-D)乗}によって算出され
る。ここで、αは実数(0<α<1)であり、Aは予め
定められた整数(A≧1)であり、Dは伝送誤りの通知
を受けてからその後に受信したブロックの数である。こ
の確率Pを用いて、伝送誤りの通知を受けた時点で、再
送要求が行われる確率Pをこの式を用いて、算出された
値になるように個別通信再送要求部25に対して再送要
求をするよう指示する。
出部22より伝送誤りが発生した通知を受けると、確率
Pにしたがって再送要求するようにする。この確率P
は、P=α(A-D){αの(A-D)乗}によって算出され
る。ここで、αは実数(0<α<1)であり、Aは予め
定められた整数(A≧1)であり、Dは伝送誤りの通知
を受けてからその後に受信したブロックの数である。こ
の確率Pを用いて、伝送誤りの通知を受けた時点で、再
送要求が行われる確率Pをこの式を用いて、算出された
値になるように個別通信再送要求部25に対して再送要
求をするよう指示する。
【0019】すなわち、確率P=0.1の場合に、10
台のデータ受信端末装置において同時に伝送誤りが発生
した場合、10台の受信端末のうちの1台のみが再送要
求を行うことを意味する。ただし、前述した確率Pは、
ブロックを受信する度に、大きい値になり、予め定めた
整数Aと同じ数のブロックを受信した時点で確率Pは
「1」となるので、遅くともこの時点で再送要求が行わ
れる。この整数Aは、小さい値に設定すれば、再送要求
を早い時期にすることができるが、再送要求が集中し易
くなる。また、整数Aを大きい値に設定すると、再送要
求の集中を防止できるが、再送要求が実行される時期が
遅くなる。したがって、データ配信システムを構成する
受信端末装置の台数から、効率よく再送要求が行われる
ようになる整数Aを定めれば良い。
台のデータ受信端末装置において同時に伝送誤りが発生
した場合、10台の受信端末のうちの1台のみが再送要
求を行うことを意味する。ただし、前述した確率Pは、
ブロックを受信する度に、大きい値になり、予め定めた
整数Aと同じ数のブロックを受信した時点で確率Pは
「1」となるので、遅くともこの時点で再送要求が行わ
れる。この整数Aは、小さい値に設定すれば、再送要求
を早い時期にすることができるが、再送要求が集中し易
くなる。また、整数Aを大きい値に設定すると、再送要
求の集中を防止できるが、再送要求が実行される時期が
遅くなる。したがって、データ配信システムを構成する
受信端末装置の台数から、効率よく再送要求が行われる
ようになる整数Aを定めれば良い。
【0020】例えば、A=5、α=0.1とした場合
に、あるブロックが受信できなかった時、それ以降の各
ブロックの受信を行う度に、Dの値が「1」ずつ増加す
るために、P=1/100000、1/10000、1/1000、1/100、1/
10、1 の系列の確率で再送要求の指示を出す。確率的
再送要求指示部24が行うこの動作は、確率に当たって
再送要求が出されるまで繰り返される。最後の確率は
「1」なので、遅くともこの時点で、誤りを検出したブ
ロックの再送要求処理は完了する。再送要求が出された
時点で、放送通番との差Dを「0」にする。このよう
に、再送要求を行う確率を確率Pになるようにしたた
め、同時に複数のデータ受信端末装置2において、デー
タ誤りが検出されても再送要求が集中することを防止で
きる。
に、あるブロックが受信できなかった時、それ以降の各
ブロックの受信を行う度に、Dの値が「1」ずつ増加す
るために、P=1/100000、1/10000、1/1000、1/100、1/
10、1 の系列の確率で再送要求の指示を出す。確率的
再送要求指示部24が行うこの動作は、確率に当たって
再送要求が出されるまで繰り返される。最後の確率は
「1」なので、遅くともこの時点で、誤りを検出したブ
ロックの再送要求処理は完了する。再送要求が出された
時点で、放送通番との差Dを「0」にする。このよう
に、再送要求を行う確率を確率Pになるようにしたた
め、同時に複数のデータ受信端末装置2において、デー
タ誤りが検出されても再送要求が集中することを防止で
きる。
【0021】なお、近接する複数ブロックのデータ誤り
が発生した時には、その中の少なくとも1つのブロック
に対する確率に当たった場合に、その時点でのデータ誤
りがあったブロック全ての再送要求の指示が出されるよ
うにしてもよい。
が発生した時には、その中の少なくとも1つのブロック
に対する確率に当たった場合に、その時点でのデータ誤
りがあったブロック全ての再送要求の指示が出されるよ
うにしてもよい。
【0022】個別通信再送要求部25は、確率的になさ
れた確率的再送要求指示部24からの再送要求の指示を
受けて、ブロック番号と放送通番を、通信回線を通じて
データ配信センタ装置1の個別再送要求受信部14に通
知する。
れた確率的再送要求指示部24からの再送要求の指示を
受けて、ブロック番号と放送通番を、通信回線を通じて
データ配信センタ装置1の個別再送要求受信部14に通
知する。
【0023】データ受信端末装置2が、あるブロックの
再送要求をする際に、再送要求する必要があるが、確率
Pにはずれ続けて再送要求をしていないブロックが他に
ある場合には、確率Pに関係なく、その再送要求に便乗
して該当するブロックのブロック番号を個別再送要求受
信部14に通知する。便乗して通知されたブロックに対
して確率的再送要求指示部24は、確率Pに基づいて再
送要求指示を出そうしている再送要求処理を打ち切り終
了させる。
再送要求をする際に、再送要求する必要があるが、確率
Pにはずれ続けて再送要求をしていないブロックが他に
ある場合には、確率Pに関係なく、その再送要求に便乗
して該当するブロックのブロック番号を個別再送要求受
信部14に通知する。便乗して通知されたブロックに対
して確率的再送要求指示部24は、確率Pに基づいて再
送要求指示を出そうしている再送要求処理を打ち切り終
了させる。
【0024】次に、再送要求がされた場合の動作につい
て説明する。個別再送要求受信部14は、再送要求され
た全てのブロック番号を、特定ブロック再送部17に通
知する。また、同時に放送通番とその放送通番に含まれ
るブロックのブロック番号を再送要求端末規模見積り部
15に通知する。
て説明する。個別再送要求受信部14は、再送要求され
た全てのブロック番号を、特定ブロック再送部17に通
知する。また、同時に放送通番とその放送通番に含まれ
るブロックのブロック番号を再送要求端末規模見積り部
15に通知する。
【0025】次に、特定ブロック再送部17は、個別再
送要求受信部14から通知されたブロック番号のブロッ
クを放送データ格納部11から読み出し、再送要求をし
たデータ受信端末装置2の個別通信データブロック受信
部26に対して送信する。この送信時に、通信回線上で
データ送信誤りが発生した場合、個別通信データブロッ
ク受信部26は、その時点ですぐに特定ブロック再送部
17に対して再送要求を行い、特定ブロック再送部17
から送信されたブロックを確実に受信する。受信された
ブロックは、ブロック番号と共にブロックデータ組立部
23に送られ、放送データが復元される。
送要求受信部14から通知されたブロック番号のブロッ
クを放送データ格納部11から読み出し、再送要求をし
たデータ受信端末装置2の個別通信データブロック受信
部26に対して送信する。この送信時に、通信回線上で
データ送信誤りが発生した場合、個別通信データブロッ
ク受信部26は、その時点ですぐに特定ブロック再送部
17に対して再送要求を行い、特定ブロック再送部17
から送信されたブロックを確実に受信する。受信された
ブロックは、ブロック番号と共にブロックデータ組立部
23に送られ、放送データが復元される。
【0026】次に、再送要求の数の見積りをしてその数
が多い場合に、再送要求されているブロックを再放送す
る動作について説明する。再送要求端末規模見積り部1
5は、個別再送要求受信部14から通知された再送要求
の数Cを、放送通番毎にカウントする。また、再送要求
を通知された放送通番と、現時点で放送し終えた放送通
番との差をDとして、各放送通番毎に前述した確率P
を、データ受信端末装置2と同様の方法で算出する。な
お、データ受信端末側から直接確率Pをデータとして受
けとるようにしてもよい。
が多い場合に、再送要求されているブロックを再放送す
る動作について説明する。再送要求端末規模見積り部1
5は、個別再送要求受信部14から通知された再送要求
の数Cを、放送通番毎にカウントする。また、再送要求
を通知された放送通番と、現時点で放送し終えた放送通
番との差をDとして、各放送通番毎に前述した確率P
を、データ受信端末装置2と同様の方法で算出する。な
お、データ受信端末側から直接確率Pをデータとして受
けとるようにしてもよい。
【0027】次に、再送要求の数Cと、確率Pから、ブ
ロックの再送を要求している端末数の見積を行う。デー
タ受信端末装置の見積もり数Nは、N=(C/P)−C
(C:通知数、P:確率値)により見積られる。この見
積り数Nは、通信回線を通じてブロックの受信をしてい
ないデータ受信端末2の総数の見積り値である。続い
て、見積り数Nは、放送通番と放送通番に含まれるブロ
ック番号と共に再放送決定部16に通知される。
ロックの再送を要求している端末数の見積を行う。デー
タ受信端末装置の見積もり数Nは、N=(C/P)−C
(C:通知数、P:確率値)により見積られる。この見
積り数Nは、通信回線を通じてブロックの受信をしてい
ないデータ受信端末2の総数の見積り値である。続い
て、見積り数Nは、放送通番と放送通番に含まれるブロ
ック番号と共に再放送決定部16に通知される。
【0028】再放送決定部16は、各ブロック番号の再
送要求をする予定であるデータ受信端末2の見積り数N
が、予め定められたしきい値を越えている場合には、そ
れらのブロックを再放送することを決定し、再放送を決
定したブロック番号を、再放送予告放送部18と再放送
ブロック割り込み処理部13に通知する。このしきい値
は、放送データの内容とデータ受信端末2の総数等か
ら、再度放送回線を用いて放送することによる再送の方
が個別に再送を行うより効率が良くなるようなしきい値
を定めればよい。
送要求をする予定であるデータ受信端末2の見積り数N
が、予め定められたしきい値を越えている場合には、そ
れらのブロックを再放送することを決定し、再放送を決
定したブロック番号を、再放送予告放送部18と再放送
ブロック割り込み処理部13に通知する。このしきい値
は、放送データの内容とデータ受信端末2の総数等か
ら、再度放送回線を用いて放送することによる再送の方
が個別に再送を行うより効率が良くなるようなしきい値
を定めればよい。
【0029】再放送予告放送部18は、再放送予定のブ
ロック番号を放送する。この再放送の予告放送自体がデ
ータ誤りを起こすことがあり得るので、この予告放送
は、誤り訂正符号を付加した放送とする、複数回数放送
する等、冗長な放送にして確実に受信できるようにす
る。
ロック番号を放送する。この再放送の予告放送自体がデ
ータ誤りを起こすことがあり得るので、この予告放送
は、誤り訂正符号を付加した放送とする、複数回数放送
する等、冗長な放送にして確実に受信できるようにす
る。
【0030】データ受信端末装置2の再放送予告受信部
27は、再放送が決定されたブロック番号を確率的再送
要求指示部24に通知する。確率的再送要求指示部24
は、確率Pに基づいて再送要求指示を出そうしているブ
ロックの中で再放送が決定されたブロックに対する再送
要求処理を打ち切り終了させる。
27は、再放送が決定されたブロック番号を確率的再送
要求指示部24に通知する。確率的再送要求指示部24
は、確率Pに基づいて再送要求指示を出そうしているブ
ロックの中で再放送が決定されたブロックに対する再送
要求処理を打ち切り終了させる。
【0031】再放送ブロック割り込み処理部13は、再
送放送決定部16から通知された、ブロックを、データ
ブロック送信部12の処理に割り込んで送信する。その
際に、誤り検出符号とブロック番号および新たな放送通
番が、付与される。再放送されたブロックが再びデータ
誤りを起こすことが有り得るが、その場合は、同様の動
作が繰り返される。また、誤りを起こすことなく正常に
受けとられたブロックの再送要求は、もはや不要なの
で、もしも、再放送予告の放送のデータ誤りが原因で、
確率的再送要求指示部24が、そのブロックに対する処
理を継続していた場合には、この処理を打ち切り終了さ
せる。
送放送決定部16から通知された、ブロックを、データ
ブロック送信部12の処理に割り込んで送信する。その
際に、誤り検出符号とブロック番号および新たな放送通
番が、付与される。再放送されたブロックが再びデータ
誤りを起こすことが有り得るが、その場合は、同様の動
作が繰り返される。また、誤りを起こすことなく正常に
受けとられたブロックの再送要求は、もはや不要なの
で、もしも、再放送予告の放送のデータ誤りが原因で、
確率的再送要求指示部24が、そのブロックに対する処
理を継続していた場合には、この処理を打ち切り終了さ
せる。
【0032】このように、再送要求の数が少ない場合
は、個別にデータを送信し、再送要求の数がしきい値よ
り多い場合は、再放送をするようにしたので効率が良く
データを配信することができる。
は、個別にデータを送信し、再送要求の数がしきい値よ
り多い場合は、再放送をするようにしたので効率が良く
データを配信することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、再送要求を行う確率を確率Pになるようにしたた
め、同時に複数のデータ受信端末装置において、データ
誤りが検出されても再送要求が集中することを防止でき
るという効果が得られる。また、この発明によれば、多
数の端末側が同一のデータブロックを再送要求している
時には、そのデータブロックを速やかに再放送し、少数
の端末側が再送要求している時には、放送の効率を落と
すことなく、個別通信でデータ再送することができ、再
送要求の爆発的な発生を回避しつつ効率的にデータ配信
を行うことができるという効果が得られる。
ば、再送要求を行う確率を確率Pになるようにしたた
め、同時に複数のデータ受信端末装置において、データ
誤りが検出されても再送要求が集中することを防止でき
るという効果が得られる。また、この発明によれば、多
数の端末側が同一のデータブロックを再送要求している
時には、そのデータブロックを速やかに再放送し、少数
の端末側が再送要求している時には、放送の効率を落と
すことなく、個別通信でデータ再送することができ、再
送要求の爆発的な発生を回避しつつ効率的にデータ配信
を行うことができるという効果が得られる。
【図1】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図2】データ受信端末装置に近い経路でデータ伝送誤
りが発生した場合の再送要求を行う端末装置の数を示し
た説明図である。
りが発生した場合の再送要求を行う端末装置の数を示し
た説明図である。
【図3】データ配信センタ装置に近い経路でデータ伝送
誤りが発生した場合の再送要求を行う端末装置の数を示
した説明図である。
誤りが発生した場合の再送要求を行う端末装置の数を示
した説明図である。
1・・・データ配信センタ装置、2・・・データ受信端
末装置。11・・・放送データ格納部、12・・・デー
タブロック送信部、13・・・再放送ブロック割り込み
処理部、14・・・個別再送要求受信部、15・・・再
送要求端末規模見積り部、16・・・再放送決定部、1
7・・・特定ブロック再送部、18・・・再放送予告放
送部、21・・・放送データブロック受信部、22・・
・受信誤り検出部、23・・・ブロックデータ組立部、
24・・・確率的再送要求指示部、25・・・個別通信
再送要求部、26・・・個別通信データブロック受信
部、27・・・再放送予告受信部。
末装置。11・・・放送データ格納部、12・・・デー
タブロック送信部、13・・・再放送ブロック割り込み
処理部、14・・・個別再送要求受信部、15・・・再
送要求端末規模見積り部、16・・・再放送決定部、1
7・・・特定ブロック再送部、18・・・再放送予告放
送部、21・・・放送データブロック受信部、22・・
・受信誤り検出部、23・・・ブロックデータ組立部、
24・・・確率的再送要求指示部、25・・・個別通信
再送要求部、26・・・個別通信データブロック受信
部、27・・・再放送予告受信部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸山 剛一 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 放送する放送データを格納する放送デー
タ格納手段と、 前記放送データをブロック単位でデータ受信端末装置に
放送するデータブロック送信手段と、 前記データ受信端末装置から確率的になされる特定ブロ
ックの再送要求を個別通信により受信する個別再送要求
受信手段と、 再送要求された前記特定ブロックデータをデータ受信端
末装置に個別送信する特定ブロック再送手段と、 前記特定ブロックに対する再送要求の数から前記特定ブ
ロックを再送要求しているデータ受信端末装置の総数規
模を見積る再送要求端末規模見積手段と、 見積った前記端末総数規模に基づいて前記特定ブロック
のデータを再放送するか否かを決定する再放送決定手段
と、 再放送を決定された前記特定ブロックの情報を予告放送
する再放送予告放送手段と、 再放送を決定された前記特定ブロックを再度放送する再
放送ブロック割り込み処理手段と、 を備えたことを特徴とするデータ配信センタ装置。 - 【請求項2】 放送データをブロック単位で受信する放
送データブロック受信手段と、 前記放送データにブロック単位で受信誤りがあるか否か
を検査する受信誤り検出手段と、 再放送される予定がなく再送要求をする必要がある特定
ブロックに対して、前記特定ブロック以降の受信経過と
共に大きくなる確率値に従って再送要求動作の開始を指
示する確率的再送要求指示手段と、 通信回線を通じて前記特定ブロックに対する再送要求を
データ配信センタ装置に通知する個別通信再送要求手段
と、 前記個別通信再送要求手段によって再送要求された特定
ブロックを受信する個別通信データブロック受信手段
と、 ブロック単位で受信された前記放送データを組み立てて
復元するブロックデータ組立手段と、 再放送が予定される前記特定ブロックについての情報を
受信する再放送予告受信手段と、 を備えたことを特徴とするデータ受信端末装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載のデータ配信センタ装置
と複数の請求項2に記載のデータ受信端末装置からなる
ことを特徴とするデータ配信システム。 - 【請求項4】 前記データ受信装置の再送要求手段は、 伝送誤りを検出してからその後に受信したブロック数D
と、予め定められた整数A(A≧1)および、実数α
(0<α<1)を用いて、 確率P=α(A-D)を求め、この確率Pによって再送要求
をするよう指示して、再送要求が一時的に集中しないよ
うにしたことを特徴とする請求項3に記載のデータ配信
システム。 - 【請求項5】 前記データ配信センタ装置の端末総数見
積手段は、 特定ブロックに対する再送要求の数Cと、前記確率Pと
を用いて、再送要求を行う予定のデータ受信端末装置の
総数NをN=(C/P)−Cから求め、この端末総数N
が予め定めたしきい値を超えていた場合は、前記特定ブ
ロックを再放送すること特徴とする請求項4に記載のデ
ータ配信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10121450A JPH11313061A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | データ配信センタ装置、データ受信端末装置及びデータ配信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10121450A JPH11313061A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | データ配信センタ装置、データ受信端末装置及びデータ配信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11313061A true JPH11313061A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=14811444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10121450A Pending JPH11313061A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | データ配信センタ装置、データ受信端末装置及びデータ配信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11313061A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003078580A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-14 | Sony Corp | 通信方法および通信システム |
JP2005204170A (ja) * | 2004-01-16 | 2005-07-28 | Ntt Docomo Inc | データ受信装置およびデータ受信方法 |
KR100705238B1 (ko) | 2005-11-15 | 2007-04-06 | 엘지전자 주식회사 | 에러 체크 코드를 이용한 데이터 동기화 방법과 이를 위한이동 통신 단말기 및 서버 |
KR100712763B1 (ko) | 2005-05-31 | 2007-05-02 | 교세라 가부시키가이샤 | 무선 통신 단말기 및 수신 제어 방법 |
US7339954B2 (en) | 2001-04-25 | 2008-03-04 | Nec Electronics Corporation | Multiplexing digital broadcast method that can establish a technique which can perfectly obtain a multiplexing digital broadcast data |
KR100937314B1 (ko) * | 2002-09-28 | 2010-01-18 | 주식회사 케이티 | 에이알큐 방식의 데이터통신에서의 패킷분할을 이용한 공격적 패킷 합성 방법 |
JP2010074360A (ja) * | 2008-09-17 | 2010-04-02 | Ntt Docomo Inc | 放送及び通信システム並びにパラメータ決定装置 |
JP2010537518A (ja) * | 2007-08-20 | 2010-12-02 | アルカテル−ルーセント | マルチキャスト・システムにおける再送をトリガするための方法、およびその方法を実施する装置 |
-
1998
- 1998-04-30 JP JP10121450A patent/JPH11313061A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7339954B2 (en) | 2001-04-25 | 2008-03-04 | Nec Electronics Corporation | Multiplexing digital broadcast method that can establish a technique which can perfectly obtain a multiplexing digital broadcast data |
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JP2010537518A (ja) * | 2007-08-20 | 2010-12-02 | アルカテル−ルーセント | マルチキャスト・システムにおける再送をトリガするための方法、およびその方法を実施する装置 |
JP2010074360A (ja) * | 2008-09-17 | 2010-04-02 | Ntt Docomo Inc | 放送及び通信システム並びにパラメータ決定装置 |
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