[go: up one dir, main page]

JPH11312058A - 記憶サブシステム - Google Patents

記憶サブシステム

Info

Publication number
JPH11312058A
JPH11312058A JP10118127A JP11812798A JPH11312058A JP H11312058 A JPH11312058 A JP H11312058A JP 10118127 A JP10118127 A JP 10118127A JP 11812798 A JP11812798 A JP 11812798A JP H11312058 A JPH11312058 A JP H11312058A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
controller
processing
storage subsystem
logical volume
charge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10118127A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4272275B2 (ja
Inventor
Yoshiko Matsumoto
佳子 松本
Kenji Muraoka
健司 村岡
Kenichi Takamoto
賢一 高本
Masaaki Kobayashi
正明 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP11812798A priority Critical patent/JP4272275B2/ja
Publication of JPH11312058A publication Critical patent/JPH11312058A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4272275B2 publication Critical patent/JP4272275B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
  • Hardware Redundancy (AREA)
  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】複数ホスト複数パス構成での冗長構成の制御装
置との接続は、論理ボリュームを共有するしないによら
ず、各部分の障害時、処理の続行は可能であるが、正常
時のオーバヘッドの増加により、シングル構成時との性
能差が問題となっている。 【解決手段】デュアルコントローラ構成、複数ポート構
成のディスクアレイ装置で複数ホストに冗長構成として
接続された時、論理ボリュームの割当てをコントローラ
間で分割してコントローラ毎に論理ボリュームを分担す
る。ホスト、バス、コントローラ、キャッシュ障害時で
も、ホスト接続環境により障害時の切替え手段を複数の
提供し、場合によっては切替えないようにする。そし
て、冗長構成においても、正常時もシングル構成と変わ
らない低オーバヘッドと、各種障害時の切替え処理にお
ける性能劣化を防ぐことを実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数台のホスト又
は複数のポートを持つ単一のホストと接続する制御装置
を備えた記憶サブシステムにおいて、特に詳細には、記
憶サブシステムとしての障害時の信頼性と可用性の向上
技術及び障害時の交代系への処理の切替え性能の向上方
式技術に関する。
【0002】
【従来の技術】コントローラ及びディスク等の記憶装置
に冗長性を持たせたものとして、従来、特開平4−21
5142に記載された記憶サブシステムがある。この記
憶サブシステムは、2重の系で構成され、一方の系が現
用系として稼働し、他方の系が待機系として稼働してい
る。そして、現用系のディスク装置の記憶情報を両系か
らアクセス可能な共用ディスク装置を介して予備系のデ
ィスク装置に複写すること、あるいは、現用系コントロ
ーラ障害時は、予備系のコントローラによって、現用系
のディスク装置の記憶情報を抽出可能とすることで、コ
ントローラ及びディスク装置障害時のデータ保全性の向
上を計っていた。
【0003】又、従来複数のコントローラで、且つ複数
ポート構成で記憶媒体を共有する制御装置は基幹系オー
プン市場で見られるように、任意の論理ボリュームは複
数のパスからアクセスが可能であり、又、全論理ボリュ
ームがどのコントローラからも均一にアクセス可能な構
成であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】コンピュータシステム
の大規模化、データ処理の高速化、データの大容量化に
伴い、記憶制御装置に対する高性能、高信頼性、可用性
の向上が強く望まれている。
【0005】従来技術では、制御装置側の2重系、ま
た、キャッシュの2重化等により、制御装置内に閉じた
信頼性、可用性の向上のみが行われていた。コンピュー
タシステム全体を考えると、制御装置の2重化ととも
に、ホスト、および制御装置に対するアクセスバスの2
重化が必須であり、これを実現するためには複数コント
ローラ構成、複数ポート構成が必須となる。
【0006】しかし、このような構成において従来の基
幹系オープン市場のような、全論理ボリュームがどのコ
ントローラからも均一にアクセス可能な構成を実現する
ためには、複数のコントローラ間でホストのデータを一
時格納するキャッシュの管理情報を共有することが必須
である。キャッシュの管理情報を共有するには、排他制
御を行う為に専用のロック制御、排他情報の管理等をプ
ロセッサで行う必要が有るため、1つのコントローラ構
成での性能にくらべ、複数コントローラ構成での性能劣
化の割合が大きい。よって信頼性、可用性を向上させる
ためにその代替として性能を犠牲にするしかなかった。
【0007】システムとして冗長構成をとりながら、冗
長構成でないシングル構成時に比べ、性能を維持するた
めには、どのコントローラからも、全ての論理ボリュー
ムのアクセスが可能でありながら、コントローラ間での
ロック制御、排他制御等が不必要であることが必要であ
る。よって、通常のアクセス形態としては、コントロー
ラ単位に論理ボリュームの担当を固定化させる方式が考
えられるが、単に固定的な制御では、ホスト、ホスト−
制御装置間バス、制御装置の障害時、当該担当論理ボリ
ュームへの処理の代替えが不可能となり、冗長構成であ
るとは言えない。よって、通常時(正常時)は、各々担
当業務を低オーバヘッドで実現し、障害時は、肩代わり
ができることが必要である。
【0008】しかし、各コントローラへの接続形態とし
て、1つのポートで、例えば、デイジーチェーン接続に
より複数のホストより接続されている。または、コント
ローラが複数のポート構成で、各々のポートから異なる
ホストにて接続されている。さらに、各ホストが、他コ
ントローラ側にも交代パスとして接続しているような構
成の時、1つのホスト側の障害、又はバス障害により、
他系コントローラに論理ボリュームを切り替えようとし
た時、コントローラの担当の切替えとして、他系コント
ローラの担当論理ボリューム全てを、一括して切り替え
てしまう方法では、それ以外のホストが通常処理のまま
のアクセスを行うことができなくなる。よって、複数の
ホストと接続する場合には、各々のホスト、バス障害に
あった切替え手段が必要となる。
【0009】又、近年フォールトトレラントの強いニー
ズにより、ホスト側にも、フォールトトレラント機能で
あるパス切替え機能がサポートされつつある。代表例と
しては、HPのAlternate Linkや、Sa
fe Path(パス切替えソフト)等があげられる。
この本機能では、ホスト側が交代パス接続しており、任
意パスでの障害を認識すると、自動的に他系のパスへ処
理を移し(論理ボリュームを移す)処理を再開する。障
害の認識は、タイムアウト等によるものが多く、他系に
処理を移した後の最初のI/Oで一定時間以上処理が遅
延すると、さらに障害と認識される危険性が高い。よっ
て、コントローラの担当の切替え処理には、I/Oを受
領して認識するわけだが、その後の切替え処理時間は、
障害認識されない短い時間で行うことが必須条件とな
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決する為
に、各々のコントローラが、複数のバス接続ポートとデ
ータを一時的に格納するキャッシュ機構を備え、ホスト
からのデータを記憶する記憶媒体を共有する複数のコン
トローラで構成された制御装置で、論理ボリューム(L
UN)の担当の指定、及び非担当側コントローラへのI
/O受領時の論理ボリュームの担当の切替え方法の指
定、及び論理ボリュームに対するキャッシュの割当て方
法の指定、及びキャッシュへの1重書き/2重書きの指
定をする手段と、担当以外の論理ボリュームへの要求
時、切り替える制御、及び他系コントローラへ通信する
制御を司るプロセッサと、キャッシュへ2重書き/1重
書きの切替えをデータ転送を制御する手段と、キャッシ
ュメモリをコントローラ、さらには、LUN単位に分割
して使用する手段と、LUN毎の負荷情報、及びLUN
の担当により、最適な切替え方法を判断するプロセッサ
より実現される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の1実施例を図面を
用いて説明する。
【0012】図1は、本実施例に関するディスクアレイ
装置を含むシステム全体の1構成例である。図1におい
て、10、20、30、40はホストコンピュータ、5
000はディスクアレイ装置であり、各々のホストよ
り、SCSIバス等で接続されている。1000、20
00はデュアル構成をとるコントローラ部、4000は
ホストからのデータを格納するディスク装置群、300
0はLUNの指定等を行う操作パネルである。ディスク
装置群4000は、アレイ構成であることが多い。
【0013】各コントローラは、バスプロトコル制御を
行う4つのポート1010、1020、1030、10
40、2010、2020、2030、2040を備
え、ホスト側の各ポートに接続される。又、転送制御部
1100、2100は、キャッシュメモリ1300、2
300とホスト間のデータ転送制御を司り、又1重書き
/2重書きの制御も行う。又、ディスクアレイ制御部1
200、2200はコントローラA、コントローラB全
体を制御している。
【0014】図2にキャッシュメモリの構成を示す。キ
ャッシュメモリ1300、2300は、管理情報140
0,2400、コントローラA用エリア1500、25
00、コントローラB用エリア1600、2600から
なる。各々1400と2400、1500と2500、
1600と2600は2重書きされる。キャッシュメモ
リ1300、2300の管理情報1400、2400
は、2重書きにより同一構成であるため、コントローラ
A側のキャッシュメモリ1400を例にとり管理情報の
構成を説明する。管理情報1400は、コントローラ間
の通信情報1410と、コントローラ毎のLUN情報1
420、キャッシュ内データを管理するデータ管理情報
1430からなる。データ管理情報1430は、コント
ローラ毎に2分割されている。
【0015】キャッシュメモリ1300、2300は信
頼性の為、不揮発性であることが望ましい。ホストが、
既に冗長構成をとっていて、例えば、ディスクアレイ装
置5000を2つ用意し、1方を現行機、他方を予備機
として使用しているような場合、敢えてディスクアレイ
側での冗長度を要求する必要がない場合、操作パネル3
000によるユーザからの指示により、キャッシュを1
重書きとして使用する場合は、コントローラA用として
1500と1600を、コントローラB用として250
0、2600を使用することもできる。この場合、2重
書き時と比べ、キャッシュメモリの使用効率は、2倍と
なる。この1重書き、2重書きの制御はディスクアレイ
制御部1200、2200が、転送制御部1100、2
100の転送モードを設定することにより実現される。
本キャッシュメモリ1300、2300は、RDキャッ
シュ、及びWRキャッシュとして用いられ高いパフォー
マンスを提供することが可能である。WRキャッシュ機
能を使用するには、キャッシュメモリ障害、及びコント
ローラ障害時のデータ保証に為、前記記述のように2重
書きすることが必須となっている。
【0016】ホストは、各々2つのポートを持ち、各々
別のコントローラへ接続される。図1では、ホスト10
のポートA:11がSCSIバス100Aを介して、コ
ントローラA:1000内ポートA:100Aへ、ポー
トB:12−100B−ポートA:2010、以下同様
に、別コントローラに接続されている。本接続は、ホス
ト側の障害、バス障害時、他系に切り替えられる冗長度
を持つ構成の代表例である。
【0017】しかし、本ディスクアレイ装置5000の
複数ポートに、全て別々のホストに接続されてもよい。
この場合ホスト側の冗長度はない。又、ホストが、図1
のような2パス構成である時、交代系のパスを同一コン
トローラ内の別ポートに接続してもよい。本構成をとる
場合、コントローラ側の障害時、交代パスがなくアクセ
スが不能となるが、ホスト側、バス障害時には、同一コ
ントローラへの切替えが可能であり、後記述する切替え
処理、及び通信による依頼処理どちらも必要でないた
め、切替えによる性能劣化がないのが特徴である。
【0018】以下、図1の構成における論理ボリューム
の割当てについて説明する。論理ボリュームの割当て
は、コントローラ間で排他的に行われる。例えば、コン
トローラA1000にはLUN0、1、2、3を、コン
トローラB2000にはLUN4、5、6、7を担当に
設定する。担当論理ボリュームは、操作パネル3000
で予め設定してもよいし、ディスクアレイ装置の立ち上
げ後、受領したコマンドのLUN番号を担当としてもよ
い。このように、担当LUNを分割し、且つコントロー
ラ単位に使用するキャッシュメモリを分割することによ
り、マルチコントローラ混成特有の排他制御等が不必要
となり、高いパフォーマンスを提供することが可能とな
る。
【0019】コントローラ内の複数のLUNは、複数の
ホスト間で共有してもよいし、ホスト毎に独立にアクセ
スしてもよい。この時、コントローラ内のキャッシュメ
モリの割当てをコントローラ内で一元的に管理するか、
各LUN毎に分割して使用するかをユーザが指定するこ
とができる。各ホストに独立にLUNを設定した場合、
ホスト側のアクセスパターン、ホスト間の能力差等によ
り、任意のホスト配下のLUNのみがキャッシュメモリ
を占有してしまうと、他ホストからの別LUNに対する
パフォーマンスが低下する。本現象を回避するために、
予めキャッシュメモリをLUN毎に分割することが可能
である。本指定も操作パネル3000により設定するこ
とができる。又、LUN毎のアクセスの頻度が時間的に
変化するような場合、例えば、日中の業務にはLUN
0,1を夜間ではLUNの2,3をメインにアクセスす
るような場合には、LUN単位の割当てを負荷状態によ
り、ダイナミックに変更することも可能である。LUN
単位の割当てを静的に配置するか動的に割り当てるかの
指定も操作パネルにて設定することができる。本発明に
より、マルチホスト接続環境での複数論理ボリュームへ
のパフォーマンスがホストからのいかなるアクセスパタ
ーンにおいてもホストへの均等なサービスを提供するこ
とができる。
【0020】次に、LUN毎の割当て方法と、負荷状態
にあわせての割当て方法の変更方法を図5を使用し説明
する。キャッシュメモリの使用/未使用を管理する最小
管理単位をセグメントと称す。データ管理情報はLUN
毎に使用可能なセグメント数1431と、現在使用中の
セグメント数1432、未使用のセグメントの数143
3、各々のセグメント毎のキャッシュの実態ADRや、
ホストからのデータADRを管理するセグメント管理情
報1434からなる。セグメント管理情報は、セグメン
トの数と等しい数の情報を持つ。例えば、コントローラ
A用のキャッシュメモリ1500の大きさが、1,00
0個のセグメント分だとする。今、コントローラAに
は、4つのLUNが割り当てられ各々250個セグメン
トに分割指定されたとする。よって、 LUN毎の使用
可能セグメント数1431には250が設定される。ホ
ストからI/Oを受領しキャッシュを使用する時、使用
中セグメント数1432にくわえ、未使用セグメント数
1433から引き、セグメント管理情報1434を設定
する。ただし、キャッシュをRDキャッシュをして使用
する場合は未使用のままで管理し、WRキャッシュとし
て使用する場合のみ使用中として管理する。
【0021】また、一定期間で受領したLUN毎のI/
O数をカウントしておく。本情報はディスクアレイ制御
部に持ってもよいし、キャッシュメモリの管理情報内に
持ってもよい。本情報を元にLUN毎の負荷を判定し、
各LUN毎の平均I/O数より少ないLUNから多いL
UNへ空きセグメントを移行させる。つまり、使用可能
セグメント数1431の変更と、未使用セグメント数1
433の変更、及びセグメント管理情報の所在を移行す
ることにより実現される。本変更処理は、一定期間毎に
行ってもよいし、ホストからのI/Oの負荷の低い時に
行ってもよい。本制御により、LUN毎の負荷によりダ
イナミックにキャッシュの割当てが可能となる。
【0022】次に障害時の切替え処理について説明す
る。図3にLUNの割当ての1例を示す。本割当て例は
コントローラ毎にLUNが分割されているだけでなく、
ホスト毎、ポート毎にLUNが独立に設定されている。
この構成で、ホスト10のSCSIバス100Aが障害
となった時、ホスト側LUN0へのアクセスをは交代パ
ス100Bより行う。この時、コントローラBはLUN
0はコントローラ毎のLUN情報1420と比較し、非
担当であることを認識する。この時、コントローラA担
当分のLUNをすべて一括してコントローラBに切り替
えた場合、残りのホスト20,30,40がポートA側
からLUN1、2、3をアクセスする場合の処理もコン
トローラB側の担当に切り替わることになる。したがっ
て、ホスト20、30、40からのLUN1、2、3に
対するアクセスをコントローラAが受領した場合、非担
当LUNに対するアクセスと判断され、もともとこれら
のLUNの担当であったコントローラA側にLUNの処
理担当を切り替える処理が発生する。このように、コン
トローラ配下のLUNを一括して切り替える方式では、
このようにマルチホスト接続環境では、任意ホスト系障
害時、切り替え処理が頻発し、性能が大幅にダウンする
といった問題がある。
【0023】本発明では、前記の問題を解決するため、
LUN単位の切替えを実現することが可能である。LU
N単位の切替えを行うと、上記障害時、コントローラB
がLUN0のI/Oを受領した時、切替え対象LUNを
当該LUN0のみとすることで、他ホストからのコント
ローラAへのアクセス時も切り替え処理が発生せず、性
能維持が可能である。
【0024】一方、前記の構成で、コントローラAが障
害となった場合は、全てのホストがポートBにアクセス
権を切り替えてくる為、LUNごとの切り替えより一括
切替えの方が、LUNの処理担当を切り替える回数が減
少し、LUN処理担当切り替え処理によるの性能劣化を
防ぐことができる。
【0025】また、図4にしめすような、LUNの割当
て方であった場合、つまり、コントローラ内の各ポート
間、つまり、各ホスト間でLUNをシェアして使用する
場合、コントローラ側障害時は上記一括切替えにて処理
続行が可能であるが、ホスト側障害又は、SCSIバス
障害時は上記2つの切替え処理でも、切り替え動作が頻
繁に発生してしまい、パフォーマンスが大幅にダウンし
てしまう。例えば、ホスト10のSCSIバス100A
が障害となった場合、ホスト10は、コントローラA側
での処理を交代パス100Bを使用しコントローラBに
発行してくる。つまり、LUN0、1、2、3に対する
要求をコントローラBに発行する。
【0026】コントローラBは、非担当LUNのI/O
を受領したことを契機に切り替え処理を行う。一括切替
えの場合、コントローラB側に全てのLUNの担当が移
行する。その後、他ホスト20、30、40からLUN
0,1,2,3に対する処理要求がコントローラAを介
してあったとき、再び、一括切替えが発生する。すなわ
ち、ホスト10からのI/O及びホスト20、30、4
0からのI/Oの度に一括切替えが起こる。LUN単位
切り替えでも、まったく同様な切り替えの繰り返しが起
こる。
【0027】前記の問題を解決する為、本発明は非担当
LUNに対するI/Oを受領した時、切り替えない方式
も提案している。本方式は、コントローラ間通信情報1
410を使用し、相手コントローラに相手コントローラ
エリアのキャッシュの確保とディスク装置4000との
読み出し、書き込みを要求する。相手コントローラは、
要求処理が終了すると、コントローラ間通信情報141
0にその旨を報告する。そして自コントローラは、対ホ
ストとの転送のみを実行する。本発明により、コントロ
ーラ内のLUNを複数ホスト間で共有する構成で、ホス
ト側やバス障害時の交代パスからの処理の続行を頻繁な
切替え動作なしに、実行することが可能である。
【0028】本発明では、一括切り替え処理方式、LU
N毎の切替え処理方式、切替えなしに相手コントローラ
への依頼処理方式の3つのモードから、ユーザが自らの
システム構成のアクセス環境を考慮して最適な方式を選
択することができる。この選択は、操作パネル3000
を介して行う。さらに、ユーザがLUN毎の切り替え処
理方式を選択した場合でも、コントローラに障害が発生
した場合は、一括切り替え方式によりLUN処理担当を
切り替えるようにしてもよい。
【0029】又、本発明では、ディスクアレイ装置50
00側でI/Oパターンより自動選択する自動モードも
設定することができる。自動モード時の選択方法を以下
に説明する。
【0030】LUNの割当て時、コントローラ毎にLU
Nを割り当てた場合、つまり、各ポート毎に設定しなか
った場合は、コントローラ内のLUNを各ポート(ホス
ト)間でシェアするか独立なのかの判断ができない。よ
って、一定期間の各ポートからのアクセスLUNの種類
をカウントし、一定期間後シェアであるか、独立である
かを判断する。独立であれば、LUN単位の切替えを選
択するし、シェアであれば、依頼方式を選択する。尚、
アクセスパターンが、時間と共に変わる可能性が有る
為、さらに一定期間後に上記処理を行う。
【0031】一括切替えは、シングルポートでのデュア
ル構成で、交代パス構成のシングルホスト構成時等に有
効である。又、図1の様な複数ホスト構成で、LUNを
シェアしてアクセスしている時にも、ホスト間で切り替
えたことを通知する。任意ホストの切替え処理に伴い、
他ホストも一括して交代パスに切り替える様な制御が可
能なホスト環境においては有効である。
【0032】又、本発明の記憶サブシステムでは、コン
トローラの各ポート毎に処理を担当するLUNを割り当
てるとき、1つのコントローラ内の複数のポートであれ
ば同一のLUNの処理を担当するように割り当てること
ができる。この場合も、コントローラ内の複数のポート
に対するLUNの割り当て方法に基づいて、コントロー
ラがホストコンピュータから処理を担当していないLU
Nに対する処理要求を受け取ったときに、全LUNの切
替え方式か、LUN毎の切替え方式か、依頼方式かを自
動的に選択するようにできる。
【0033】次に、一括切り替え処理の処理手順につい
て説明する。コントローラBが、非担当LUNを受領し
たとする。この時、コントローラ間通信情報1410に
て、その旨をコントローラAに伝える。コントローラA
は当該情報により、一括切替えを認識し、現在行ってい
る処理を中断する。中断したら、その旨をコントローラ
Bに、コントローラ間通信情報1410を使用し伝え
る。コントローラBは、コントローラAからの報告を受
けると、コントローラ毎のLUN情報1420の変更を
行い、コントローラA配下の全LUNの担当をコントロ
ーラBに設定する。又、データ管理情報1430のコン
トローラA用の管理情報も、全てコントローラB側で管
理することになる。この様に、一括切替えの場合は、管
理情報の更新のみで切り替えることが可能であり、高速
な切替え手段を提供することができる。
【0034】次にLUN毎の切替え方法について説明す
る。コントローラB側が、非担当LUNを受領し、コン
トローラAから切り替える場合を説明する。コントロー
ラBが非担当LUNを受領したとする。この時、コント
ローラ間通信情報1410にて、その旨をコントローラ
Aに伝える。コントローラAは、当該情報により、LU
N単位切替えを認識し、現在行っている処理を中断す
る。中断することにより、コントローラAが、現在キャ
ッシュメモリをアクセスしていないことを保証する。中
断したら、その旨をコントローラBに、コントローラ間
通信情報1410を使用し伝える。コントローラBは、
コントローラAからの報告を受けるとコントローラA
用、B用のデータ管理情報1430を一旦コントローラ
Bが管理する。コントローラBは、切り替え対象LUN
の使用中セグメント数1432と、当該セグメントの管
理情報1434を参照し、使用中の数だけ、コントロー
ラB側のデータ管理情報内の各LUN毎の未使用セグメ
ント数と、当該セグメント管理情報より、コントローラ
Aの使用中であるセグメント内データをコントローラB
側の空きセグメントへコピーする。本コピー処理自体
は、コントローラB内の転送制御部2100により実現
することができる。
【0035】データ自体のコピーと共に、コントローラ
A側の切替え対象LUNのLUN毎のデータ管理情報を
削除し、元々、当該LUNに使用可能セグメント数とし
て割り当てられていたセグメントを他のLUNに分配す
る。分配されたセグメントは、未使用セグメント数とし
て登録される。又、反対にコントローラB側のデータ管
理情報は、切り替え対象LUN情報を追加する。当該L
UNに、コピーした数分使用中セグメントとして登録
し、使用可能セグメント数は、他LUN内の使用可能セ
グメント数から一部ずつ移行させ、空きセグメントとし
て登録する。他LUNの使用可能セグメント数も一部ず
つ減少させ、また、コピーする為に割り当てた数の空き
セグメントも空きセグメント数から減少させる。本一連
の処理が完了したところで、コントローラBは、コント
ローラAに処理の再開をコントローラ間通信情報141
0を使用し伝える。
【0036】また、本制御を実現するために、キャッシ
ュ内で使用中セグメントの数、つまり、WRキャッシュ
機能により、ディスク装置4000に未反映のWRデー
タの数を管理し、一定量以上に達した場合は、ディスク
装置への書き込み処理を最優先に行うことにより、一定
量以上に増加しないよう管理する。本制御は、ディスク
アレイ制御部1200、2200がLUN毎の使用中セ
グメント数を一定周期で参照し、一定量以上に達したと
判断すると、前記書き込み処理を優先的に処理すること
により実現される。本制御により、常に一定量以上の空
きセグメントが、キャッシュ内に存在することにより、
LUN単位のコピー方式での切り替えが可能となる。本
切替え処理は、キャッシュ間でWRデータのコピー処理
が必要となるのでキャッシュ搭載容量、また、その時の
WRデータ量により、処理時間が増加する。しかし乍
ら、近年、データバスの能力は非常に高くなっており、
キャッシュ間のコピー処理も数100MB/Sの能力を
持つものが一般的であるため、本切り替え処理時間も数
秒程度で完了するため、ホストとの整合性上問題はな
い。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、コントローラ当たりホ
ストとのバスプロトコル制御を行う複数のポートを持
ち、コントローラ及びキャッシュを2重化した記憶サブ
システムにおいて、複数ホスト間との接続において、コ
ントローラ毎に独立に論理ボリュームの割当てを行うこ
とにより、いかなる接続形態においても、通常時、複数
コントローラ制御による排他制御等が必要なくなり、シ
ングル構成と比べ、高いパフォーマンスが提供できる。
又、ホスト側障害、接続バス障害、コントローラ側ポー
ト障害時、ホストが、交代パスを同一コントローラ内の
別パスに接続している場合には、切替え処理が必要な
く、性能劣化のない交代処理が可能となる。又、別コン
トローラに交代パスを接続している場合には、コントロ
ーラ側障害時にも冗長度があるため、全ての障害におい
て、切り替え処理が可能となる。又、ホストからのLU
Nへのアクセス形態により、切替え時間の少ない最適な
切替え手段を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である制御装置の構成図である
【図2】本発明の実施例であるコントローラのキャッシ
ュ内のデータの構成図である。
【図3】本発明の実施例である複数ホスト間との論理ボ
リュームの割当て方の一例であり、ホスト毎、ポートご
とに独立した論理ボリュームを割り当てている例であ
る。
【図4】本発明の実施例である複数ホスト間との論理ボ
リュームの割当て方の一例であり、ホスト間で論理ボリ
ュームを共有している一例である。
【図5】本発明の実施例によるキャッシュメモリ内の管
理情報の構成図である。
【符号の説明】
10、20、30、40:ホストコンピュータ 11、21、31、41:ポートA 12、22、32、42:ポートB 100A〜400A:SCSIバスA 100B〜400B:SCSIバスB 1010〜1040、2010〜2040:ポートA〜
D 1100、2100:転送制御部 1200、2200:ディスクアレイ制御部 1300、2300:キャッシュメモリ 1000、2000:コントローラ 3000:操作パネル 4000:ディスク装置群 5000:ディスクアレイ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 正明 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記憶領域が複数の論理ボリュームに分割さ
    れる記憶装置群と、 ホストコンピュータに接続され、前記ホストコンピュー
    タと記憶装置との間を転送されるデータを一時的に保存
    するキャッシュメモリを有するコントローラを複数有
    し、前記複数のコントローラが前記記憶装置群を制御す
    る記憶サブシステムにおいて、 前記コントローラは、処理を担当する前記論理ボリュー
    ムを割り当てられ、前記キャッシュメモリに複数の前記
    コントローラのための記憶領域を有することを特徴とす
    る記憶サブシステム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の記憶サブシステムにおい
    て、 前記コントローラは、複数の前記コントローラのための
    前記キャッシュメモリの記憶領域を、該コントローラが
    処理を担当する論理ボリュームのための領域に分割する
    ことを特徴とする記憶サブシステム。
  3. 【請求項3】請求項1記載の記憶サブシステムにおい
    て、 前記コントローラが前記ホストコンピュータから処理担
    当外の論理ボリュームに対する処理要求を受領した時
    は、該コントローラは、該論理ボリュームの処理を担当
    していたコントローラの全ての論理ボリュームの処理を
    担当すること特徴とする記憶サブシステム。
  4. 【請求項4】請求項1あるいは2記載の記憶サブシステ
    ムにおいて、 前記コントローラが前記ホストコンピュータから処理担
    当外の論理ボリュームに対する処理要求を受領した時
    は、該コントローラは、該論理ボリュームの処理を担当
    すること特徴とする記憶サブシステム。
  5. 【請求項5】請求項1記載の記憶サブシステムにおい
    て、 コントローラは、ホストコンピュータから処理担当外の
    論理ボリュームに対する処理要求を受領した時は、該論
    理ボリュームの処理担当コントローラに処理要求内容を
    通信し、通信を受領したコントローラが該論理ボリュー
    ムに対する処理を行い、処理結果を要求元コントローラ
    に通信することを特徴とする記憶サブシステム。
  6. 【請求項6】請求項1記載の記憶サブシステムにおい
    て、 コントローラがホストコンピュータから処理担当外の論
    理ボリュームに対する処理要求を受領した時の処理方法
    を選択するための入力手段を有することを特徴とする記
    憶サブシステム。
  7. 【請求項7】請求項2記載の記憶サブシステムにおい
    て、 コントローラ当たりのキャッシュメモリ領域の容量及
    び、前記論理ボリュームのための領域の容量を指定する
    ための入力手段を有することを特徴とした制御装置を備
    えた記憶サブシステム。
  8. 【請求項8】請求項1記載の記憶サブシステムにおい
    て、 複数の前記コントローラのキャッシュメモリのそれぞれ
    に前記複数の論理ボリュームのデータを格納することを
    特徴とする記憶サブシステム。
  9. 【請求項9】請求項1記載の記憶サブシステムにおい
    て、 複数の前記コントローラのキャッシュメモリのそれぞれ
    に前記複数の論理ボリュームのデータを格納するか、前
    記コントローラのそれぞれが処理を担当する論理ボリュ
    ームのデータのみを格納するかを選択する入力手段を有
    することを特徴とする記憶サブシステム。
  10. 【請求項10】請求項1記載の記憶サブシステムにおい
    て、 前記コントローラに障害が発生したときには、該障害コ
    ントローラで担当していた論理ボリュームの処理を正常
    に動作しているコントローラの担当に切り替えることを
    特徴とする記憶サブシステム。
  11. 【請求項11】請求項3記載の記憶サブシステムにおい
    て、 コントローラがホストコンピュータから処理を担当して
    いない論理ボリュームに対する処理要求を受領したとき
    は、キャッシュメモリ上の管理情報のみの変更で担当の
    切替えを行うことを特徴とする制御装置を備えた記憶サ
    ブシステム。
  12. 【請求項12】請求項4記載の記憶サブシステムにおい
    て、 コントローラがホストコンピュータから処理を担当して
    いない論理ボリュームに対する処理要求を受領したとき
    は、キャッシュメモリ上の切替え対象論理ボリュームの
    うち前記記憶装置群の記憶領域に格納されていないデー
    タを切替え先のコントローラ内のキャッシュメモリ上に
    コピーして該論理ボリュームの処理を担当するコントロ
    ーラを切替えることを特徴とする記憶サブシステム。
  13. 【請求項13】請求項2記載の記憶サブシステムにおい
    て、 前記コントローラは、前記キャッシュメモリの論理ボリ
    ュームのための記憶領域を、該論理ボリュームの負荷に
    応じて変更することを特徴とした記憶サブシステム。
JP11812798A 1998-04-28 1998-04-28 記憶サブシステム Expired - Fee Related JP4272275B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11812798A JP4272275B2 (ja) 1998-04-28 1998-04-28 記憶サブシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11812798A JP4272275B2 (ja) 1998-04-28 1998-04-28 記憶サブシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11312058A true JPH11312058A (ja) 1999-11-09
JP4272275B2 JP4272275B2 (ja) 2009-06-03

Family

ID=14728717

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11812798A Expired - Fee Related JP4272275B2 (ja) 1998-04-28 1998-04-28 記憶サブシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4272275B2 (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001167040A (ja) * 1999-12-14 2001-06-22 Hitachi Ltd 記憶サブシステム及び記憶制御装置
JP2006227688A (ja) * 2005-02-15 2006-08-31 Hitachi Ltd ストレージシステム
JP2007179200A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Fujitsu Ltd コンピュータシステムおよびストレージ仮想化装置
JP2007280089A (ja) * 2006-04-07 2007-10-25 Hitachi Ltd 容量拡張ボリュームの移行方法
US7318119B2 (en) 2004-10-29 2008-01-08 International Business Machines Corporation System and method for fault tolerant controller for network RAID
US7409508B2 (en) 2001-11-28 2008-08-05 Hitachi, Ltd. Disk array system capable of taking over volumes between controllers
US7437424B2 (en) 2001-03-28 2008-10-14 Hitachi, Ltd. Storage system
JP2008299434A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Hitachi Ltd 記憶制御装置及びその制御方法
US7603485B2 (en) 2006-11-28 2009-10-13 Hitachi, Ltd. Storage subsystem and remote copy system using said subsystem
US7849260B2 (en) 2006-11-28 2010-12-07 Hitachi, Ltd. Storage controller and control method thereof
JP2012533100A (ja) * 2009-10-27 2012-12-20 株式会社日立製作所 プール領域の一部の領域を動的にデータ格納領域として割り当てる記憶制御装置及び記憶制御方法
US8364890B2 (en) 2007-02-07 2013-01-29 Fujitsu Limited RAID control apparatus and control method therefor
JP2014186599A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Nec Corp ストレージ装置
JP2014191358A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Nec Corp ストレージ装置、方法、及び、プログラム。
JP2014230174A (ja) * 2013-05-23 2014-12-08 富士通株式会社 集積回路、制御装置、制御方法、および制御プログラム
WO2015008337A1 (ja) * 2013-07-16 2015-01-22 富士通株式会社 情報処理装置、ポート制御プログラムおよびポート制御方法
WO2015056301A1 (ja) * 2013-10-15 2015-04-23 株式会社日立製作所 ストレージシステム及びキャッシュ制御方法
US9634822B2 (en) 2014-02-28 2017-04-25 Fujitsu Limited Information processing device and method for determining path range

Cited By (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8015325B2 (en) 1999-12-14 2011-09-06 Hitachi, Ltd. Storage subsystem and storage controller having memory which stores management information indicating corresponding relations between processors and identifies of logical units
US7461245B2 (en) 1999-12-14 2008-12-02 Hitachi, Ltd. Storage subsystem and storage controller
JP2001167040A (ja) * 1999-12-14 2001-06-22 Hitachi Ltd 記憶サブシステム及び記憶制御装置
US7437424B2 (en) 2001-03-28 2008-10-14 Hitachi, Ltd. Storage system
US7409508B2 (en) 2001-11-28 2008-08-05 Hitachi, Ltd. Disk array system capable of taking over volumes between controllers
US7318119B2 (en) 2004-10-29 2008-01-08 International Business Machines Corporation System and method for fault tolerant controller for network RAID
JP2006227688A (ja) * 2005-02-15 2006-08-31 Hitachi Ltd ストレージシステム
US8832380B2 (en) 2005-02-15 2014-09-09 Hitachi, Ltd. Storage system having cache partition size set based on drive type
US8612716B2 (en) 2005-02-15 2013-12-17 Hitachi, Ltd. Storage system having partition size set in accordance with drive type
JP2007179200A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Fujitsu Ltd コンピュータシステムおよびストレージ仮想化装置
JP2007280089A (ja) * 2006-04-07 2007-10-25 Hitachi Ltd 容量拡張ボリュームの移行方法
US8108562B2 (en) 2006-11-28 2012-01-31 Hitachi, Ltd. Storage subsystem and remote copy system using said subsystem
US7849260B2 (en) 2006-11-28 2010-12-07 Hitachi, Ltd. Storage controller and control method thereof
US7603485B2 (en) 2006-11-28 2009-10-13 Hitachi, Ltd. Storage subsystem and remote copy system using said subsystem
US8364890B2 (en) 2007-02-07 2013-01-29 Fujitsu Limited RAID control apparatus and control method therefor
US7865676B2 (en) 2007-05-29 2011-01-04 Hitachi, Ltd. Load equalizing storage controller and control method for the same
EP2015168A2 (en) 2007-05-29 2009-01-14 Hitachi, Ltd. Storage controller and control method for the same
US8706986B2 (en) 2007-05-29 2014-04-22 Hitachi, Ltd. Load equalizing storage controller and control method for the same
JP2008299434A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Hitachi Ltd 記憶制御装置及びその制御方法
JP2012533100A (ja) * 2009-10-27 2012-12-20 株式会社日立製作所 プール領域の一部の領域を動的にデータ格納領域として割り当てる記憶制御装置及び記憶制御方法
JP2014186599A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Nec Corp ストレージ装置
JP2014191358A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Nec Corp ストレージ装置、方法、及び、プログラム。
JP2014230174A (ja) * 2013-05-23 2014-12-08 富士通株式会社 集積回路、制御装置、制御方法、および制御プログラム
WO2015008337A1 (ja) * 2013-07-16 2015-01-22 富士通株式会社 情報処理装置、ポート制御プログラムおよびポート制御方法
JPWO2015008337A1 (ja) * 2013-07-16 2017-03-02 富士通株式会社 情報処理装置、ポート制御プログラムおよびポート制御方法
US9921924B2 (en) 2013-07-16 2018-03-20 Fujitsu Limited Information processing device, port control method, and computer-readable recording medium
WO2015056301A1 (ja) * 2013-10-15 2015-04-23 株式会社日立製作所 ストレージシステム及びキャッシュ制御方法
JPWO2015056301A1 (ja) * 2013-10-15 2017-03-09 株式会社日立製作所 ストレージシステム及びキャッシュ制御方法
US9798661B2 (en) 2013-10-15 2017-10-24 Hitachi, Ltd. Storage system and cache control method
US9634822B2 (en) 2014-02-28 2017-04-25 Fujitsu Limited Information processing device and method for determining path range

Also Published As

Publication number Publication date
JP4272275B2 (ja) 2009-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4272275B2 (ja) 記憶サブシステム
US6009481A (en) Mass storage system using internal system-level mirroring
JP4109416B2 (ja) ダイナミックミラーサービスポリシー
US7904646B2 (en) Storage subsystem that connects fibre channel and supports online backup
US5640530A (en) Use of configuration registers to control access to multiple caches and nonvolatile stores
US7337351B2 (en) Disk mirror architecture for database appliance with locally balanced regeneration
US7949828B2 (en) Data storage control on storage devices
US6915382B2 (en) Apparatus and method for reallocating logical to physical disk devices using a storage controller, with access frequency and sequential access ratio calculations and display
US6122685A (en) System for improving the performance of a disk storage device by reconfiguring a logical volume of data in response to the type of operations being performed
JP3753766B2 (ja) 階層データ記憶システムの記憶スペース確保方法
EP0689125B1 (en) Method of utilizing storage disks of differing capacity in a single storage volume in a hierarchic disk array
US8412892B2 (en) Storage system and ownership control method for storage system
US20070168634A1 (en) Storage system and storage control method
JPH09146842A (ja) 記憶サブシステム
EP1351143A2 (en) Clustering storage system
US20050034013A1 (en) Method and apparatus for the takeover of primary volume in multiple volume mirroring
US8489918B2 (en) Storage system and ownership control method for storage system
JP2010049502A (ja) ストレージサブシステム、及びこれを有するストレージシステム
US5958078A (en) Storage unit and storage unit subsystem
JP2008112399A (ja) ストレージ仮想化スイッチおよびコンピュータシステム
JP2007115019A (ja) ストレージのアクセス負荷を分散する計算機システム及びその制御方法
US11789613B2 (en) Storage system and data processing method
JP2004164047A (ja) 記憶システム
JPH0635802A (ja) 複数キャッシュ付きディスク制御装置
EP0744696B1 (en) Data transfer method and apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050418

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050418

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050418

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081009

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081204

TRDD Decision of grant or rejection written
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090220

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090224

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090227

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120306

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120306

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130306

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130306

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees