JPH11308210A - データ通信システム及び方法 - Google Patents
データ通信システム及び方法Info
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- JPH11308210A JPH11308210A JP10112537A JP11253798A JPH11308210A JP H11308210 A JPH11308210 A JP H11308210A JP 10112537 A JP10112537 A JP 10112537A JP 11253798 A JP11253798 A JP 11253798A JP H11308210 A JPH11308210 A JP H11308210A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 データの機密の保持性が非常に高いデータ通
信システム及び方法を提供する。 【解決手段】 送信装置101は、元データから受信装
置103からの文字列削除情報により指定した文字列を
削除した編集済データと削除した前記文字列を元データ
のどの位置から削除したかを示すデータ削除情報とを編
集するデータ編集装置104と、前記編集済データと前
記データ削除情報とを暗号化して暗号化済データを生成
する暗号化装置105と、前記暗号化済データを送信す
る手段とを有する。受信装置103は、削除する文字列
を示す前記文字列削除情報を送信する手段と、受信した
前記暗号化済データを複合化して複合化データと前記デ
ータ削除情報を生成する複合化装置106と、前記複合
化データと前記データ削除情報および前記文字列削除情
報とに基づいて前記元データを復元するデータ復元装置
107とを有する。
信システム及び方法を提供する。 【解決手段】 送信装置101は、元データから受信装
置103からの文字列削除情報により指定した文字列を
削除した編集済データと削除した前記文字列を元データ
のどの位置から削除したかを示すデータ削除情報とを編
集するデータ編集装置104と、前記編集済データと前
記データ削除情報とを暗号化して暗号化済データを生成
する暗号化装置105と、前記暗号化済データを送信す
る手段とを有する。受信装置103は、削除する文字列
を示す前記文字列削除情報を送信する手段と、受信した
前記暗号化済データを複合化して複合化データと前記デ
ータ削除情報を生成する複合化装置106と、前記複合
化データと前記データ削除情報および前記文字列削除情
報とに基づいて前記元データを復元するデータ復元装置
107とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機密のデータの通
信を行うデータ通信システム及び方法に関する。
信を行うデータ通信システム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ通信システムとしては、図
4に示すものが知られている。このデータ通信システム
は、送信装置401と、これにネットワーク402を介
して接続されている受信装置403とを有している。送
信装置401から受信装置403に向けてネットワーク
402を介して機密のデータの送信行う際に、元データ
404を加工せずに丸ごと送信装置401の暗号化装置
405によって暗号化し、暗号化データ406を受信装
置403に送信する。受信装置403は、受信した暗号
化データ407を受信装置403にある復号化装置40
8によって復号化し、元データ409を得る。
4に示すものが知られている。このデータ通信システム
は、送信装置401と、これにネットワーク402を介
して接続されている受信装置403とを有している。送
信装置401から受信装置403に向けてネットワーク
402を介して機密のデータの送信行う際に、元データ
404を加工せずに丸ごと送信装置401の暗号化装置
405によって暗号化し、暗号化データ406を受信装
置403に送信する。受信装置403は、受信した暗号
化データ407を受信装置403にある復号化装置40
8によって復号化し、元データ409を得る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例に示される
データ通信システムにおいては、データの送受信を行う
二つの送信装置401と受信装置403との間には多く
のネットワークノードが存在し、そこを通過するデータ
をモニタすることは可能である。暗号化データがネット
ワーク402上において第三者のノード410に暗号化
されたデータを盗聴された場合、すぐには内容を知られ
ることはない。しかしながら、第三者のノード410に
データ411をセーブされ、時間をかけて暗号を暗号解
読装置412で解読されてしまい、元データ413を読
まれる可能性があるという問題がある。
データ通信システムにおいては、データの送受信を行う
二つの送信装置401と受信装置403との間には多く
のネットワークノードが存在し、そこを通過するデータ
をモニタすることは可能である。暗号化データがネット
ワーク402上において第三者のノード410に暗号化
されたデータを盗聴された場合、すぐには内容を知られ
ることはない。しかしながら、第三者のノード410に
データ411をセーブされ、時間をかけて暗号を暗号解
読装置412で解読されてしまい、元データ413を読
まれる可能性があるという問題がある。
【0004】現在利用可能な暗号(RSA、DES等)
の中には、比較的強度の弱いものも有るから、上記手法
で破られるものもある。通信するデータには全ての情報
が含まれているので、暗号化が破られた場合は、元デー
タがそのまま見えてしまうという問題がある。
の中には、比較的強度の弱いものも有るから、上記手法
で破られるものもある。通信するデータには全ての情報
が含まれているので、暗号化が破られた場合は、元デー
タがそのまま見えてしまうという問題がある。
【0005】本発明は、データの機密の保持性が非常に
高いデータ通信システム及び方法を提供することを目的
とする。
高いデータ通信システム及び方法を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、送信装置と送信装置にネッ
トワークを介して接続されている受信装置とでデータを
通信するデータ通信システムにおいて、送信装置は、元
データから受信装置からの文字列削除情報により指定し
た文字列を削除したデータと削除した文字列を元データ
のどの位置から削除したかを示すデータ削除情報とを送
信するデータ削除情報送信手段を有し、受信装置は、削
除する文字列を示す文字列削除情報を送信する文字列削
除情報手段と、受信したデータと文字列削除情報とに基
づいて元データを復元する元データ復元手段を有するこ
とを特徴とする。
に、請求項1記載の発明は、送信装置と送信装置にネッ
トワークを介して接続されている受信装置とでデータを
通信するデータ通信システムにおいて、送信装置は、元
データから受信装置からの文字列削除情報により指定し
た文字列を削除したデータと削除した文字列を元データ
のどの位置から削除したかを示すデータ削除情報とを送
信するデータ削除情報送信手段を有し、受信装置は、削
除する文字列を示す文字列削除情報を送信する文字列削
除情報手段と、受信したデータと文字列削除情報とに基
づいて元データを復元する元データ復元手段を有するこ
とを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、送信装置と送信装
置にネットワークを介して接続されている受信装置とで
データを通信するデータ通信システムにおいて、送信装
置は、元データから受信装置からの文字列削除情報によ
り指定した文字列を削除した編集済データと削除した文
字列を元データのどの位置から削除したかを示すデータ
削除情報とを編集するデータ編集手段と、データ編集装
置手段からの編集済データとデータ削除情報とを暗号化
して暗号化済データを生成する暗号化手段と、暗号化手
段からの暗号化済データを送信する手段を有し、受信装
置は、削除する文字列を示す文字列削除情報を送信する
手段と、受信した暗号化済データを復号化して復号化デ
ータとデータ削除情報を生成する復号化手段と、復号化
手段からの復号化データとデータ削除情報および文字列
削除情報とに基づいて元データを復元するデータ復元手
段とを有することを特徴とする。
置にネットワークを介して接続されている受信装置とで
データを通信するデータ通信システムにおいて、送信装
置は、元データから受信装置からの文字列削除情報によ
り指定した文字列を削除した編集済データと削除した文
字列を元データのどの位置から削除したかを示すデータ
削除情報とを編集するデータ編集手段と、データ編集装
置手段からの編集済データとデータ削除情報とを暗号化
して暗号化済データを生成する暗号化手段と、暗号化手
段からの暗号化済データを送信する手段を有し、受信装
置は、削除する文字列を示す文字列削除情報を送信する
手段と、受信した暗号化済データを復号化して復号化デ
ータとデータ削除情報を生成する復号化手段と、復号化
手段からの復号化データとデータ削除情報および文字列
削除情報とに基づいて元データを復元するデータ復元手
段とを有することを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、送信装置と送信装
置にネットワークを介して接続されている受信装置とで
データを通信するデータ通信システムにおいて、送信装
置は、元データから受信装置からの削除位置情報により
指定された位置の文字列を削除したデータと削除した文
字列を示す削除文字列情報とを送信する削除文字列情報
送信手段を有し、受信装置は、削除する文字列の位置を
示す削除位置情報を送信する手段と、受信したデータと
削除位置情報とに基づいて元データを復元する手段を有
することを特徴とする。
置にネットワークを介して接続されている受信装置とで
データを通信するデータ通信システムにおいて、送信装
置は、元データから受信装置からの削除位置情報により
指定された位置の文字列を削除したデータと削除した文
字列を示す削除文字列情報とを送信する削除文字列情報
送信手段を有し、受信装置は、削除する文字列の位置を
示す削除位置情報を送信する手段と、受信したデータと
削除位置情報とに基づいて元データを復元する手段を有
することを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、送信装置と送信装
置にネットワークを介して接続されている受信装置とで
データを通信するデータ通信システムにおいて、送信装
置は、元データから受信装置からの削除位置情報により
指定された位置の文字列を削除した編集後データと削除
した文字列を示す削除文字列情報とを編集するデータ編
集手段と、データ編集手段からの編集済データと削除文
字情報とを暗号化して暗号化済データを生成する暗号化
手段と、暗号化手段からの暗号化済データを送信する送
信手段を有し、受信装置は、削除する文字列の位置を示
す削除位置情報を送信する手段と、受信した暗号化済デ
ータを復号化して復号化データと削除文字情報を生成す
る復号化手段と、復号化手段からの復号化データと削除
文字情報および削除位置情報とに基づいて元データを復
元するデータ復元手段とを有することを特徴とする。
置にネットワークを介して接続されている受信装置とで
データを通信するデータ通信システムにおいて、送信装
置は、元データから受信装置からの削除位置情報により
指定された位置の文字列を削除した編集後データと削除
した文字列を示す削除文字列情報とを編集するデータ編
集手段と、データ編集手段からの編集済データと削除文
字情報とを暗号化して暗号化済データを生成する暗号化
手段と、暗号化手段からの暗号化済データを送信する送
信手段を有し、受信装置は、削除する文字列の位置を示
す削除位置情報を送信する手段と、受信した暗号化済デ
ータを復号化して復号化データと削除文字情報を生成す
る復号化手段と、復号化手段からの復号化データと削除
文字情報および削除位置情報とに基づいて元データを復
元するデータ復元手段とを有することを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、送信装置と送信装
置にネットワークを介して接続されている受信装置とで
データを通信するデータ通信方法において、受信装置が
削除する文字列を示す文字列削除情報を送信するステッ
プと、送信装置が元データから受信装置からの文字列削
除情報により指定した文字列を削除したデータと削除し
た文字列を元データのどの位置から削除したかを示すデ
ータ削除情報とを送信するステップと、受信装置が受信
したデータと文字列削除情報とに基づいて元データを復
元するステップとを有することを特徴とする。
置にネットワークを介して接続されている受信装置とで
データを通信するデータ通信方法において、受信装置が
削除する文字列を示す文字列削除情報を送信するステッ
プと、送信装置が元データから受信装置からの文字列削
除情報により指定した文字列を削除したデータと削除し
た文字列を元データのどの位置から削除したかを示すデ
ータ削除情報とを送信するステップと、受信装置が受信
したデータと文字列削除情報とに基づいて元データを復
元するステップとを有することを特徴とする。
【0011】請求項6記載の発明は、送信装置と送信装
置にネットワークを介して接続されている受信装置とで
データを通信するデータ通信方法において、受信装置が
削除する文字列の位置を示す削除位置情報を送信するス
テップと、送信装置が元データから受信装置からの削除
位置情報により指定された位置の文字列を削除したデー
タと削除した文字列を示す削除文字列情報とを送信する
ステップと、受信装置が受信したデータと削除位置情報
とに基づいて元データを復元するステップとを有するこ
とを特徴とする。
置にネットワークを介して接続されている受信装置とで
データを通信するデータ通信方法において、受信装置が
削除する文字列の位置を示す削除位置情報を送信するス
テップと、送信装置が元データから受信装置からの削除
位置情報により指定された位置の文字列を削除したデー
タと削除した文字列を示す削除文字列情報とを送信する
ステップと、受信装置が受信したデータと削除位置情報
とに基づいて元データを復元するステップとを有するこ
とを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
に基づいて詳細に説明する。
【0013】〈第1の実施形態〉図1は、本発明の第1
の実施形態としてのデータ通信システムを示している。
このデータ通信システムは、送信装置101と、これに
ネットワーク102を介して接続されている受信装置1
03とを有している。送信装置101は、データ編集装
置104と、暗号化装置105とを有している。受信装
置103は、復号化装置106と、データ復元装置10
7とを有している。元データ108は、機密性を必要と
する情報とする。
の実施形態としてのデータ通信システムを示している。
このデータ通信システムは、送信装置101と、これに
ネットワーク102を介して接続されている受信装置1
03とを有している。送信装置101は、データ編集装
置104と、暗号化装置105とを有している。受信装
置103は、復号化装置106と、データ復元装置10
7とを有している。元データ108は、機密性を必要と
する情報とする。
【0014】データ編集装置104は、例えば「元デー
タからXXという情報を削除して欲しい」という受信装
置103からの文字列削除情報を基に元データ108か
ら一部情報を削除した編集後データ109と、その一部
情報を元データ108のどの位置から削除したかという
データ削除情報110とを出力する。
タからXXという情報を削除して欲しい」という受信装
置103からの文字列削除情報を基に元データ108か
ら一部情報を削除した編集後データ109と、その一部
情報を元データ108のどの位置から削除したかという
データ削除情報110とを出力する。
【0015】暗号化装置105は、編集後データ109
と、データ削除情報110とを暗号化し暗号化済データ
111を出力する。暗号化済データ111は、ネットワ
ーク103を介して受信装置103に送信される。復号
化装置106は、受信した受信暗号化済みデータ112
を復号化し、復号化データ113と、データ削除情報1
14とを得る。これは、送信装置101での「元データ
から一部情報を削除した編集後データ109」+「デー
タ削除情報110」と同等のデータである。データ復元
装置107は、データ削除情報114及び予め通知した
「元データからXXという情報を削除する」という文字
列削除情報を基に復号化データ113を編集して元デー
タ115を得る。
と、データ削除情報110とを暗号化し暗号化済データ
111を出力する。暗号化済データ111は、ネットワ
ーク103を介して受信装置103に送信される。復号
化装置106は、受信した受信暗号化済みデータ112
を復号化し、復号化データ113と、データ削除情報1
14とを得る。これは、送信装置101での「元データ
から一部情報を削除した編集後データ109」+「デー
タ削除情報110」と同等のデータである。データ復元
装置107は、データ削除情報114及び予め通知した
「元データからXXという情報を削除する」という文字
列削除情報を基に復号化データ113を編集して元デー
タ115を得る。
【0016】次に、図1および図2を参照して本発明の
第1の実施形態としてのデータ通信システムの動作を詳
細に説明する。まず、データ通信を行う前に、受信装置
103において、予め元データから削除するための文字
情報(例えば“LSI”という文字列)を決定して記録
し(ステップ201)、決定した文字列を送信側へ通知
する(ステップ202)。受信装置103から削除する
文字列情報を受理した送信装置101においては、削除
する文字列情報を受領し(ステップ203)、データ編
集装置104が指定された文字情報を元データ108か
ら削除するという編集を行って編集後データ109とす
る(ステップ204)。また、データ編集装置104
は、当該文字情報を元データのどの位置から削除したか
というデータ削除情報110を作成し、編集後データ1
09に添付する(ステップ205)。次に、暗号化装置
105が編集後データ109及びデータ削除情報110
を暗号化して暗号化済データ11としてこの暗号化済デ
ータ111を受信装置103へと送信する(ステップ2
06)。
第1の実施形態としてのデータ通信システムの動作を詳
細に説明する。まず、データ通信を行う前に、受信装置
103において、予め元データから削除するための文字
情報(例えば“LSI”という文字列)を決定して記録
し(ステップ201)、決定した文字列を送信側へ通知
する(ステップ202)。受信装置103から削除する
文字列情報を受理した送信装置101においては、削除
する文字列情報を受領し(ステップ203)、データ編
集装置104が指定された文字情報を元データ108か
ら削除するという編集を行って編集後データ109とす
る(ステップ204)。また、データ編集装置104
は、当該文字情報を元データのどの位置から削除したか
というデータ削除情報110を作成し、編集後データ1
09に添付する(ステップ205)。次に、暗号化装置
105が編集後データ109及びデータ削除情報110
を暗号化して暗号化済データ11としてこの暗号化済デ
ータ111を受信装置103へと送信する(ステップ2
06)。
【0017】暗号化済データ111は、ネットワーク1
02を介して受信装置103へ送信される。受信装置1
03へ到達した受信暗号化済データ112は、復号化装
置106によって暗号化が解かれ復号化データ113と
データ削除情報114となる(ステップ207)。次
に、データ復元装置107は、復号化データ113とデ
ータ削除情報114とステップ201で記録した削除文
字列情報に基づいて元データ115へと復元する(ステ
ップ208)。復元は、データ削除情報113及びステ
ップ201で記録した削除文字列情報の二つの情報によ
り行うが、これが可能なのは削除した文字列を決定して
記録した受信装置103のみである。
02を介して受信装置103へ送信される。受信装置1
03へ到達した受信暗号化済データ112は、復号化装
置106によって暗号化が解かれ復号化データ113と
データ削除情報114となる(ステップ207)。次
に、データ復元装置107は、復号化データ113とデ
ータ削除情報114とステップ201で記録した削除文
字列情報に基づいて元データ115へと復元する(ステ
ップ208)。復元は、データ削除情報113及びステ
ップ201で記録した削除文字列情報の二つの情報によ
り行うが、これが可能なのは削除した文字列を決定して
記録した受信装置103のみである。
【0018】本発明の第1の実施形態によれば、暗号化
する前の元データに対して編集(一部情報削除)を行う
ので、ネットワーク通信中のデータは一部欠損した状態
となっており、またどんな文字列を削除したかという情
報も通信中のデータの中には一切含まれない。従って、
通信中にデータを盗まれ、暗号を解読されても得られる
データは有用性が低い。
する前の元データに対して編集(一部情報削除)を行う
ので、ネットワーク通信中のデータは一部欠損した状態
となっており、またどんな文字列を削除したかという情
報も通信中のデータの中には一切含まれない。従って、
通信中にデータを盗まれ、暗号を解読されても得られる
データは有用性が低い。
【0019】また、本発明の第1の実施の形態によれ
ば、データから削除する文字列を受信側が任意に決めら
れるため、データの内容によって、より重要なポイント
を削除でき、第三者から効果的にデータをできる。例え
ば、データ内容がキーワード=値:という羅列であった
場合、いくつかのキーワードを削除することによってデ
ータの有用性をなくすことができる。
ば、データから削除する文字列を受信側が任意に決めら
れるため、データの内容によって、より重要なポイント
を削除でき、第三者から効果的にデータをできる。例え
ば、データ内容がキーワード=値:という羅列であった
場合、いくつかのキーワードを削除することによってデ
ータの有用性をなくすことができる。
【0020】また、本発明の第1の実施形態によれば、
文字列としてコントロールコードを指定すれば暗号化の
ような効果も期待できる。
文字列としてコントロールコードを指定すれば暗号化の
ような効果も期待できる。
【0021】〈第2の実施形態〉次に、本発明の第2の
実施形態としてのデータ通信システムを図1および図3
に基づいて詳細に説明する。
実施形態としてのデータ通信システムを図1および図3
に基づいて詳細に説明する。
【0022】本発明の第2の実施形態としてのデータ通
信システムにおいては、受信装置103がデータから削
除する文字列の位置を示す削除位置情報だけを指定し、
送信装置101が削除位置情報により指定された位置か
ら文字列を削除したデータと、なんという文字列を削除
したかという削除文字情報とを合わせて送信するもので
ある。
信システムにおいては、受信装置103がデータから削
除する文字列の位置を示す削除位置情報だけを指定し、
送信装置101が削除位置情報により指定された位置か
ら文字列を削除したデータと、なんという文字列を削除
したかという削除文字情報とを合わせて送信するもので
ある。
【0023】まず、受信装置103はデータのどの位置
から文字を削除するか(例えば「データ先頭から数えて
100文字毎に5文字分の文字データを削除」等)を示
す削除位置情報を決定して記録しておく(ステップ30
1)。次に、受信装置103は決定した削除位置情報を
送信装置101へ通知する(ステップ302)。
から文字を削除するか(例えば「データ先頭から数えて
100文字毎に5文字分の文字データを削除」等)を示
す削除位置情報を決定して記録しておく(ステップ30
1)。次に、受信装置103は決定した削除位置情報を
送信装置101へ通知する(ステップ302)。
【0024】送信装置101は、受信装置103からの
削除位置情報を受け取る(ステップ303)。データ編
集装置104は、元データから削除位置情報により指定
された位置の文字列を削除して編集後データを編集する
(ステップ304)。次に、データ編集装置104は、
指定された位置から何という文字列を削除したかという
削除文字列情報を作成する(ステップ305)。さら
に、データ編集装置104は、編集後データと削除文字
列情報と合わせて、これらを暗号化装置105で暗号化
して暗号化済データを生成して受信装置103へ送る
(ステップ306)。
削除位置情報を受け取る(ステップ303)。データ編
集装置104は、元データから削除位置情報により指定
された位置の文字列を削除して編集後データを編集する
(ステップ304)。次に、データ編集装置104は、
指定された位置から何という文字列を削除したかという
削除文字列情報を作成する(ステップ305)。さら
に、データ編集装置104は、編集後データと削除文字
列情報と合わせて、これらを暗号化装置105で暗号化
して暗号化済データを生成して受信装置103へ送る
(ステップ306)。
【0025】受信装置103においては、暗号化済デー
タを受信し、受信した暗号化済データを復号化装置10
6で復号化した復号化データと削除文字列情報を生成す
る(ステップ307)。次に、復号化装置106からの
復号化データと削除文字列情報及びステップ301で記
録された削除位置情報とに基づいてデータ復元装置10
7が元データを復元する(ステップ308)。復元は、
削除文字列情報および削除位置情報との二つの情報によ
り行うが、これが可能なのは削除位置情報を決定して記
録した受信装置103のみである。
タを受信し、受信した暗号化済データを復号化装置10
6で復号化した復号化データと削除文字列情報を生成す
る(ステップ307)。次に、復号化装置106からの
復号化データと削除文字列情報及びステップ301で記
録された削除位置情報とに基づいてデータ復元装置10
7が元データを復元する(ステップ308)。復元は、
削除文字列情報および削除位置情報との二つの情報によ
り行うが、これが可能なのは削除位置情報を決定して記
録した受信装置103のみである。
【0026】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
のデータ通信システム及び方法によれば、受信側が予め
指定した任意の文字列を削除してから通信を行うことに
より、第3者に対する機密データの漏洩を防ぐことがで
きる。
のデータ通信システム及び方法によれば、受信側が予め
指定した任意の文字列を削除してから通信を行うことに
より、第3者に対する機密データの漏洩を防ぐことがで
きる。
【図1】本発明の第1の実施形態としてのデータ通信シ
ステムを示すブロック図である。
ステムを示すブロック図である。
【図2】図1のデータ通信システムの動作を説明するた
めのフローチャートである。
めのフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施形態としてのデータ通信シ
ステムの動作を説明するためのフローチャートである。
ステムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】従来のデータ通信システムを示すブロック図で
ある。
ある。
101 送信装置 102 ネットワーク 103 受信装置 104 データ編集装置 105 暗号化装置 106 復号化装置 107 データ復元装置 108 元データ 109 編集済データ 110 データ削除情報 111 暗号化済データ 112 受信暗号化済データ 113 復号化データ 114 データ削除情報 115 元データ
Claims (6)
- 【請求項1】 送信装置と該送信装置にネットワークを
介して接続されている受信装置との間でデータ通信を行
うデータ通信システムにおいて、 前記送信装置は、元データから前記受信装置からの文字
列削除情報により指定した文字列を削除したデータと削
除した前記文字列を元データのどの位置から削除したか
を示すデータ削除情報とを送信するデータ削除情報送信
手段を有し、 前記受信装置は、削除する文字列を示す前記文字列削除
情報を送信する文字列削除情報送信手段と、 受信したデータと前記文字列削除情報とに基づいて前記
元データを復元する元データ復元手段とを有することを
特徴とするデータ通信システム。 - 【請求項2】 送信装置と該送信装置にネットワークを
介して接続されている受信装置との間でデータ通信を行
うデータ通信システムにおいて、 前記送信装置は、元データから前記受信装置からの文字
列削除情報により指定した文字列を削除した編集済デー
タと削除した前記文字列を元データのどの位置から削除
したかを示すデータ削除情報とを編集するデータ編集手
段と、 該データ編集手段からの前記編集済データと前記データ
削除情報とを暗号化して暗号化済データを生成する暗号
化手段と、 該暗号化手段からの前記暗号化済データを送信する暗号
化済データ送信手段とを有し、 前記受信装置は、削除する文字列を示す前記文字列削除
情報を送信する文字列削除情報送信手段と、 受信した前記暗号化済データを復号化して復号化データ
と前記データ削除情報を生成する復号化手段と、 該復号化手段からの前記復号化データと前記データ削除
情報および前記文字列削除情報とに基づいて前記元デー
タを復元するデータ復元手段とを有することを特徴とす
るデータ通信システム。 - 【請求項3】 送信装置と該送信装置にネットワークを
介して接続されている受信装置との間でデータ通信を行
うデータ通信システムにおいて、 前記送信装置は、元データから前記受信装置からの削除
位置情報により指定された位置の文字列を削除したデー
タと削除した前記文字列を示す削除文字列情報とを送信
する削除文字列情報送信手段を有し、 前記受信装置は、削除する文字列の位置を示す前記削除
位置情報を送信する手段と、受信したデータと前記削除
位置情報とに基づいて前記元データを復元する手段を有
することを特徴とするデータ通信システム。 - 【請求項4】 送信装置と該送信装置にネットワークを
介して接続されている受信装置との間でデータ通信を行
うデータ通信システムにおいて、 前記送信装置は、元データから前記受信装置からの削除
位置情報により指定された位置の文字列を削除した編集
後データと削除した前記文字列を示す削除文字列情報と
を編集するデータ編集手段と、 該データ編集手段からの前記編集済データと前記削除文
字情報とを暗号化して暗号化済データを生成する暗号化
手段と、 該暗号化手段からの前記暗号化済データを送信する送信
手段を有し、 前記受信装置は、削除する文字列の位置を示す前記削除
位置情報を送信する手段と、 受信した前記暗号化済データを復号化して復号化データ
と前記削除文字情報を生成する復号化手段と、 該復号化手段からの前記復号化データと前記削除文字情
報および前記削除位置情報とに基づいて前記元データを
復元するデータ復元手段とを有することを特徴とするデ
ータ通信システム。 - 【請求項5】 送信装置と該送信装置にネットワークを
介して接続されている受信装置との間でデータ通信を行
うデータ通信方法において、 前記受信装置が削除する文字列を示す文字列削除情報を
送信するステップと、 前記送信装置が元データから前記受信装置からの前記文
字列削除情報により指定した文字列を削除したデータと
削除した前記文字列を元データのどの位置から削除した
かを示すデータ削除情報とを送信するステップと、 前記受信装置が受信したデータと前記文字列削除情報と
に基づいて前記元データを復元するステップとを有する
ことを特徴とするデータ通信方法。 - 【請求項6】 送信装置と該送信装置にネットワークを
介して接続されている受信装置との間でデータ通信を行
うデータ通信方法において、 前記受信装置が削除する文字列の位置を示す削除位置情
報を送信するステップと、 前記送信装置が元データから前記受信装置からの前記削
除位置情報により指定された位置の文字列を削除したデ
ータと削除した前記文字列を示す削除文字列情報とを送
信するステップと、 前記受信装置が受信したデータと前記削除位置情報とに
基づいて前記元データを復元するステップとを有するこ
とを特徴とするデータ通信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10112537A JPH11308210A (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | データ通信システム及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10112537A JPH11308210A (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | データ通信システム及び方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11308210A true JPH11308210A (ja) | 1999-11-05 |
Family
ID=14589135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10112537A Pending JPH11308210A (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | データ通信システム及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11308210A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100396352B1 (ko) * | 1999-07-09 | 2003-09-02 | 가부시끼가이샤 도시바 | 콘텐츠 관리 방법 및 콘텐츠 관리 장치와 기록 매체 |
-
1998
- 1998-04-22 JP JP10112537A patent/JPH11308210A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100396352B1 (ko) * | 1999-07-09 | 2003-09-02 | 가부시끼가이샤 도시바 | 콘텐츠 관리 방법 및 콘텐츠 관리 장치와 기록 매체 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20011106 |