[go: up one dir, main page]

JPH11297116A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

Info

Publication number
JPH11297116A
JPH11297116A JP11134198A JP11134198A JPH11297116A JP H11297116 A JPH11297116 A JP H11297116A JP 11134198 A JP11134198 A JP 11134198A JP 11134198 A JP11134198 A JP 11134198A JP H11297116 A JPH11297116 A JP H11297116A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
crystal display
guide plate
display panel
light guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11134198A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4236219B2 (ja
Inventor
Kyoichi Hashizume
享一 橋爪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP11134198A priority Critical patent/JP4236219B2/ja
Publication of JPH11297116A publication Critical patent/JPH11297116A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4236219B2 publication Critical patent/JP4236219B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Planar Illumination Modules (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エッジライト方式のバックライトを備えた液
晶表示装置において、液晶表示パネルに蛍光管の発熱に
起因する輝度ムラが生じないようにする。 【解決手段】 樹脂ケース1の表面の溝21内には放熱
シート22がシールドケース2の内面に圧接されて収納
されている。したがって、蛍光管8から樹脂ケース1の
溝21の底部の部分に伝導された熱は、放熱シート22
を介してシールドケース2に速やかに伝導され、液晶表
示パネル4の端面4aの部分に伝導しにくいようにする
ことができる。また、蛍光管8の管中心は、導光板5の
端面5aの厚さ方向中心の法線5bを基準にして液晶表
示パネル4の配置位置とは反対側に配置されている。こ
れにより、蛍光管8の熱が液晶表示パネル4により一層
伝導しにくいようにすることができる。なお、反射シー
ト6の導光板5に対向させた反射面には、少なくとも蛍
光管8の発熱に起因する輝度ムラに応じて光吸収パター
ンが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エッジライト方
式のバックライトを備えた液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置には、液晶表示パネルの裏
面にエッジライト方式のバックライトを設けたものがあ
る。図8は従来のこのような液晶表示装置の一例の一部
を切り欠いた平面図を示し、図9はそのうち液晶表示パ
ネルと蛍光管の配置関係の平面図を示し、図10は図8
のX−X線に沿う断面図を示したものである。この液晶
表示装置では、下側の樹脂ケース1と上側のシールドケ
ース2との間にエッジライト方式のバックライト3及び
液晶表示パネル4がこの順で収納された構造となってい
る。このうちバックライト3は、裏面に例えば凹凸が形
成され表面が光出射面となる導光板5と、導光板5の裏
面に設けられた反射シート6と、導光板5の表面に設け
られた拡散シート7と、導光板5の所定の2つの端面5
a(図8では上端面及び右端面)に沿って配置されたL
字状の蛍光管(管状光源)8と、蛍光管8の外周面を被
うように設けられたリフレクタ9とからなっている。液
晶表示パネル4は、2枚のガラス基板11、12間に液
晶(図示せず)が封入され、ガラス基板11の表面及び
ガラス基板12の裏面にそれぞれ偏光板13、14が設
けられた構造となっている。シールドケース2の液晶表
示パネル4の一点鎖線で示す表示領域15に対応する部
分には表示窓16が設けられている。そして、L字状の
蛍光管8から出た光及びリフレクタ9によって反射され
た光は、導光板5の所定の2つの端面5aに入射され、
導光板5内を反対側端面に向けて伝播しつつその裏面に
形成されている凹凸により反射されて表面側に出射しこ
の出射光が拡散シート7で拡散されて面光源化され、こ
の面光源化された光が液晶表示パネル4の裏面に照射さ
れる。なお、反射シート6は、導光板5内を伝播しつつ
裏面に出射した光を反射して導光板5内に再入射させる
ために設けてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のこの
ような液晶表示装置では、図10に示すように、蛍光管
8からの直接の光を導光板5の端面5aに効率良く入射
させるために、蛍光管8を、端面5aの真正面、つまり
蛍光管8の紙面垂直方向に延びる管軸方向中心線(以
下、管中心線という)8aが導光板5の端面5aの厚さ
方向中心の法線5b上に位置するように配置してある。
このため、蛍光管8は、液晶表示パネル4の所定の2つ
の端面4a(図3及び図4では上端面及び右端面)に対
し、その間に樹脂ケース1が介在されるだけで、すぐ近
くに位置する配置となる。一方、蛍光管8は点灯すると
発熱するので、この熱が蛍光管8の近傍における樹脂ケ
ース1を介して液晶表示パネル4の所定の2つの端面4
aの部分に伝導され、この端面4aの部分における液晶
の温度が他の部分よりも上昇することになる。液晶の温
度が上昇すると、液晶の屈折率異方性Δnが小さくな
り、液晶の光透過率が高くなる。この結果、液晶表示パ
ネル4の表示領域15では、図11の斜線(ハッチン
グ)で示す領域において輝度が相対的に高くなり、輝度
ムラとなって表示品位が低下するという問題があった。
ただし、この場合の図11の斜線(ハッチング)で示す
輝度ムラ領域は、液晶温度の上昇による輝度ムラだけで
なく、液晶表示パネル4の一対の長辺部(図11では上
辺部及び下辺部)に生じ易いギャップムラに起因する輝
度ムラも含んだ領域である。この発明の課題は、液晶表
示パネルに光源の発熱に起因する輝度ムラが生じないよ
うにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、導光板の裏面に設けられた
反射シートの表面に、少なくとも管状光源の発熱に起因
する液晶表示パネルの輝度ムラの発生分布状態に応じて
輝度調整用の光吸収パターンを設けたものである。この
請求項1記載の発明によれば、導光板の裏面に設けられ
た反射シートの表面に設けられた輝度調整用の光吸収パ
ターンにより、少なくとも管状光源の発熱に起因する液
晶表示パネルの輝度ムラを解消することができ、したが
って液晶表示パネルに管状光源の発熱に起因する輝度ム
ラが生じないようにすることができる。請求項2記載の
発明は、管状光源の少なくとも発熱量の多い部分とシー
ルドケースとの間に弾性変形可能な放熱シートを介在さ
せたものである。この請求項2記載の発明によれば、管
状光源の少なくとも発熱量の多い部分の熱が放熱シート
を介してシールドケースに速やかに伝導されることによ
り、液晶表示パネルに伝導しにくいようにすることがで
き、したがって液晶表示パネルに管状光源の発熱に起因
する輝度ムラが生じないようにすることができる。請求
項4記載の発明は、管状光源の少なくとも一部の管中心
を、導光板の端面の厚さ方向中心の法線を基準にして液
晶表示パネルの配置位置とは反対側に配置したものであ
る。この請求項4記載の発明によれば、管状光源の少な
くとも一部の管中心を、導光板の端面の厚さ方向中心の
法線を基準にして液晶表示パネルの配置位置とは反対側
に配置しているので、管状光源の熱が液晶表示パネルに
伝導しにくいようにすることができ、したがって液晶表
示パネルに管状光源の発熱に起因する輝度ムラが生じな
いようにすることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、この発明の第1実施形態に
おける液晶表示装置について説明するに、その基本的構
成は図8〜図10に示す従来の場合と同じであるので、
これらの図を適宜に参照して説明する。この第1実施形
態において、図8〜図10に示す従来の場合と異なる点
は、導光板5の裏面に設けられた反射シート6を図1に
示す構造とした点である。
【0006】図1に示すように、反射シート6の表面に
は、L字状の蛍光管8の発熱及び液晶表示パネル4の一
対の長辺部でのギャップムラに起因する液晶表示パネル
4の輝度ムラを解消できるように、輝度調整用の2種類
の光吸収パターン6a、6bが印刷により設けられてい
る。この場合、反射シート6の本体としては、白色の樹
脂シート、樹脂シートの表面に銀等を蒸着して鏡面状と
したもの、表面が鏡面状の板金等のいずれであってもよ
い。2種類の光吸収パターン6a、6bは、図11の斜
線(ハッチング)で示す輝度ムラの発生状態に対応する
ものである。この場合、反射シート6の表面の上端部及
び下端部(すなわち、図11に示す液晶表示パネル4の
一対の長辺部に対応する端部)に設けられた光吸収パタ
ーン6aは灰色のベタ状となっている。反射シート6の
表面の上端部及び下端部において各光吸収パターン6a
の内側及び右端部に設けられた光吸収パターン6bは灰
色のドット状となっている。このドットは、均一であっ
てもよく、また液晶表示パネル4の輝度ムラの発生状態
に応じて変化させてもよい。また、蛍光管8の両端部及
び折曲部に対応する部分における光吸収パターン6bの
形成領域の幅は他の部分における光吸収パターン6bの
形成領域の幅よりも所定の大きさだけ大きくなってい
る。
【0007】次に、光吸収パターン6aを灰色のベタ状
とし、光吸収パターン6bを灰色のドット状とした理
由、及び光吸収パターン6bの形成領域の幅を異ならせ
た理由について説明する。上述したように、図11の斜
線(ハッチング)で示す領域は、管状光源8の発熱に起
因する輝度ムラの発生領域のほかに、液晶表示パネル4
の一対の長辺部でのギャップムラに起因する輝度ムラの
発生領域を含んだ領域である。そこで、この両者の輝度
ムラの発生領域に対応する領域に光吸収パターン6a、
6bを設け、管状光源8の発熱に起因する輝度ムラの発
生領域にのみ対応する領域に光吸収パターン6bのみを
設けている。なお、液晶表示パネル4の一対の長辺部で
のギャップムラを解消する対策を施した場合は、管状光
源8の発熱に起因する輝度ムラの発生が少ない図中下辺
部の光吸収パターン6a、6bのうちの一方または双方
を省略することができる。また、L字状の蛍光管8の両
端電極部及び折曲部の発熱量はその他の部分よりも多い
ので、これに対応するために、光吸収パターン6bの形
成領域の幅を異ならせている。
【0008】そして、この液晶表示装置では、導光板5
の裏面に設けられた反射シート6の表面に設けられた輝
度調整用の2種類の光吸収パターン6a、6bにより、
蛍光管8の発熱及び液晶表示パネル4の一対の長辺部で
のギャップムラに起因する液晶表示パネル4の輝度ムラ
を解消することができる。すなわち、反射シート6が従
来の単なる反射シート(例えば白色の樹脂シート)であ
る場合には、図8のY−Y線に沿う断面における液晶表
示パネル4の表示領域15の光透過率は、図2(A)に
示すように、両側が中央部よりも高くなる。これに対
し、図1に示す反射シート6上に均一に照射された場合
での反射光の輝度分布は、図2(B)に示すように、両
側が中央部よりも低くなる。したがって、図1に示す反
射シート6を備えた液晶表示装置の表示面における輝度
分布は、図2(A)に示す液晶の光透過率と図2(B)
に示す反射シート6による反射光の輝度分布との組合わ
せとなり、図2(C)に示すように、均一化されること
になる。この結果、液晶表示パネル4に蛍光管8の発熱
及び液晶表示パネル4の一対の長辺部でのギャップムラ
に起因する輝度ムラが生じないようにすることができ、
ひいては表示品位を良くすることができる。
【0009】なお、上記第1実施形態では、反射シート
6の表面に光吸収パターン6a、6bを印刷した場合に
ついて説明したが、これに限定されるものではない。例
えば、反射シート6とは別の透明シートに光吸収パター
ン6a、6bを印刷し、両者を貼り合わせるようにして
もよく、また両者をただ単に重ね合わせるようにしても
よい。また、反射シート6に光吸収パターン6a、6b
に対応する開口部を形成し、反射シート6の裏面に配置
されるもの、例えば図10に示す樹脂ケース1に光吸収
パターン6a、6bの役目を持たせるようにしてもよ
い。また、光吸収パターン6a、6bの色は、灰色に限
らず、黒色あるいはカラーであってもよく、また複数の
色であってもよい。さらに、光吸収パターンはドットの
みあるいはベタのみであってもよい。
【0010】次に、図3はこの発明の第2実施形態にお
ける液晶表示装置の要部の一部を切り欠いた平面図を示
し、図4はそのX−X線に沿う断面図を示したものであ
る。これらの図において、図8及び図10と同一名称部
分には同一の符合を付し、その説明を適宜省略する。こ
の液晶表示装置では、樹脂ケース1の表面において液晶
表示パネル4が収納される部分の所定の周囲につまりL
字状の蛍光管8の配置位置に対応する部分に溝21が設
けられ、この溝21内に熱伝導が良好で弾性変形可能な
シリコーンシート等からなる放熱シート22が収納され
ているとともに、この放熱シート22の表面がシールド
ケース2の内面に圧接されている。この場合、反射シー
ト6はリフレクタ9と一体となっている。
【0011】ところで、放熱シート22をシリコーンシ
ートによって形成する場合には、例えば図5に示すよう
に、比較的硬くて薄いシリコーン樹脂層22aの裏面に
比較的軟らかくて厚いシリコーンゴム層22bを設けた
構造とすることが望ましい。このようにすると、放熱シ
ート22全体の厚さを例えば1.5mm程度と薄くして
も、放熱シート22を溝21内に引っ張りながら貼り付
けて組込むとき、比較的軟らかいシリコーンゴム層22
bの長さや厚みの変化を比較的硬いシリコーン樹脂層2
2aによって防止することができ、優れた熱伝導性を備
えるとともに取付け作業性が向上する。
【0012】そして、この液晶表示装置では、蛍光管8
から樹脂ケース1の溝21の底部の部分に伝導された熱
は、放熱シート22を介して板金製シールドケース2に
速やかに伝導され、この板金製シールドケース2から空
気中に速やかに放散されるので、蛍光管8の発熱が液晶
表示パネル4の端面4aの部分に伝導されるのを顕著に
抑制することができる。このため、液晶表示パネル4に
蛍光管8の発熱に起因する輝度ムラの発生を抑制するこ
とができ、ひいては表示品位を良くすることができる。
また、樹脂ケース1とシールドケース2との間に介在さ
れた放熱シート22は弾性変形可能であるので、樹脂ケ
ース1とシールドケース2との間のがたつきをなくすク
ッション材としての機能も有している。なお、放熱シー
ト22の配置位置は、蛍光管8の発熱量の多い部分つま
り蛍光管8の両端部及び折曲部に対応する部分のみとし
てもよい。
【0013】次に、図6はこの発明の第3実施形態にお
ける液晶表示装置の要部の断面図を示したものである。
この図において、図4と同一名称部分には同一の符合を
付し、その説明を適宜省略する。なお、この実施形態に
おいては、反射シート6として、図1に示す第1実施形
態と同様に、少なくとも蛍光管8の発熱に起因する輝度
ムラを解消できるように光吸収パターンが形成された反
射シートが使用されている。そして、この液晶表示装置
では、蛍光管8の管中心線8aが、導光板5の端面5a
の厚さ方向中心の法線5bを基準にして液晶表示パネル
4の配置位置とは反対側に配置されている。この場合、
導光板5の端面5aの厚さ方向中心の法線5bと蛍光管
8の管中心線8aとの間の間隔dは、蛍光管8の管径の
80〜90%程度とし、一例として、導光板5の端面5
aの厚さが3mm、蛍光管8の管径が2.2〜2.4m
mである場合、2mm程度とする。また、蛍光管8の管
中心と導光板5の端面5aの厚さ方向中心とを結ぶ線8
bと導光板5の端面5aの厚さ方向中心の法線5bとの
なす角度θは、蛍光管8からの射出光が導光板5の端面
5aで反射されないようにするために、40°以内とす
ることが好ましい。
【0014】このように、この液晶表示装置では、蛍光
管8の管中心線8aを、導光板5の端面5aの厚さ方向
中心の法線5bを基準にして液晶表示パネル4の配置位
置とは反対側にずらして配置しているので、蛍光管8と
樹脂ケース1の底部との間に比較的大きな空間が形成さ
れ、この空間が一種の断熱層となる。したがって、この
実施形態によれば、蛍光管8の発熱が上述したように大
きく形成された空間断熱層により樹脂ケース1に伝わり
にくくなるとともに、樹脂ケース1に伝わった熱を放熱
シート22により速やかに外部大気中に放散させること
ができるので、蛍光管8の発熱が液晶表示パネル4によ
り一層伝わりにくいようにすることができる。これによ
り、液晶表示パネル4における蛍光管8の発熱に起因す
る輝度ムラの発生がより一層抑制され、表示品位をより
一層良くすることができる。
【0015】なお、上記第3実施形態では、蛍光管8の
外周面を被うリフレクタ9の断面をほぼU字状としてい
るが、図7に示すこの発明の第4実施形態のように、蛍
光管8の上半分を被うリフレクタ9を樹脂ケース1の溝
21の底部内面に当接させ、蛍光管8の上半分を被うリ
フレクタ9と蛍光管8との間に比較的大きな空間を形成
するようにしてもよい。
【0016】また、上記第3及び第4実施形態では、L
字状の蛍光管8の管中心線8aを全体的に所定の法線5
bの下方に配置した場合について説明したが、これに限
定されるものではない。例えば、L字状の蛍光管8の両
端部の管中心線8aを所定の法線5bの下方に配置する
とともに、折曲部の管中心線8aを図10に示す従来の
場合と同じ位置に配置するようにしてもよく、またこれ
とは逆に、L字状の蛍光管8の折曲部の管中心線8aを
所定の法線5bの下方に配置するとともに、両端部の管
中心線8aを図10に示す従来の場合と同じ位置に配置
するようにしてもよい。
【0017】さらに、上記第2実施形態における反射シ
ート6を図1に示す光吸収パターンを形成した反射シー
ト6としてもよいことはもちろんである。また、上記第
1実施形態に上記第2実施形態等の放熱シート22を設
けてもよい。すなわち、蛍光管8の発熱による液晶表示
パネル4の輝度ムラを防止するための構成である、反射
シート6に光吸収パターンを形成する構成、放熱シート
22を介在させる構成、及び蛍光管8の位置を液晶表示
パネル4から遠ざける方向にずらす構成の、上述した3
通りの構成をそれぞれ単独で用いてもよく、いずれか2
つの構成を組合わせて用いてもよく、さらに3つの構成
全てを採用してもよい。また、蛍光管の形状は、L字状
に限らず、直線状あるいはコ字状であってもよい。ま
た、蛍光管の本数は、L字状と直線状の2本としてもよ
く、また直線状の3本としてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、導光板の裏面に設けられた反射シートの表
面に設けられた輝度調整用の光吸収パターンにより、少
なくとも管状光源の発熱に起因する液晶表示パネルの輝
度ムラを解消することができるので、液晶表示パネルに
管状光源の発熱に起因する輝度ムラが生じないようにす
ることができ、ひいては表示品位を良くすることができ
る。請求項2記載の発明によれば、管状光源の少なくと
も相対的に発熱量の多い部分の熱が放熱シートを介して
シールドケースに速やかに伝導されて外気中に放散さ
れ、液晶表示パネルに伝導しにくいようにすることがで
きるので、液晶表示パネルにおける管状光源の発熱に起
因する輝度ムラの発生を顕著に抑制でき、ひいては表示
品位を良くすることができる。請求項4記載の発明によ
れば、管状光源の少なくとも一部の管中心を、導光板の
端面の厚さ方向中心の法線を基準にして液晶表示パネル
の配置位置とは反対側に配置しているので、管状光源の
熱が液晶表示パネルに伝導しにくいようにすることがで
き、したがって液晶表示パネルにおける管状光源の発熱
に起因する輝度ムラの発生を顕著に抑制でき、ひいては
表示品位を良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態における液晶表示装置
のバックライトの導光板の裏面に設けられた反射シート
の平面図。
【図2】図1に示す反射シートを備えた液晶表示装置の
輝度特性を説明するために示す図。
【図3】この発明の第2実施形態における液晶表示装置
の要部の一部を切り欠いた平面図。
【図4】図3のX−X線に沿う断面図。
【図5】第2実施形態における放熱シートの一例の断面
図。
【図6】この発明の第3実施形態における液晶表示装置
の要部の断面図。
【図7】この発明の第4実施形態における液晶表示装置
の要部の断面図。
【図8】従来の液晶表示装置の一例の一部を切り欠いた
平面図。
【図9】図8のうち液晶表示パネルと蛍光管の配置関係
を示す平面図。
【図10】図8のX−X線に沿う断面図。
【図11】従来の液晶表示装置の問題点を説明するため
に示す平面図。
【符号の説明】
1 樹脂ケース 2 シールドケース 3 バックライト 4 液晶表示パネル 5 導光板 6 反射シート 6a、6b 光吸収パターン 7 拡散シート 8 蛍光管 9 リフレクタ 22 放熱シート

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示パネルの裏面にエッジライト方
    式のバックライトが設けられた液晶表示装置において、
    前記バックライトは、少なくとも、表面が光出射面とな
    る導光板と、前記導光板の端面に設けられた管状光源
    と、前記導光板の裏面に設けられた反射シートとを備
    え、前記反射シートの表面に、前記液晶表示パネルに発
    生する輝度ムラのうちの少なくとも前記管状光源の発熱
    に起因する輝度ムラの発生分布状態に応じて輝度調整用
    の光吸収パターンを設けたことを特徴とする液晶表示装
    置。
  2. 【請求項2】 シールドケース内に液晶表示パネル及び
    エッジライト方式のバックライトを収納した液晶表示装
    置において、前記バックライトは、少なくとも、表面が
    光出射面となる導光板と、前記導光板の端面に設けられ
    た管状光源とを備え、前記管状光源の少なくとも相対的
    に発熱量の多い部分と前記シールドケースとの間に弾性
    変形可能な放熱シートを介在させたことを特徴とする液
    晶表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の発明において、前記放熱
    シートはシリコーンシートからなることを特徴とする液
    晶表示装置。
  4. 【請求項4】 液晶表示パネルの裏面にエッジライト方
    式のバックライトが設けられた液晶表示装置において、
    前記バックライトは、少なくとも、表面が光出射面とな
    る導光板と、前記導光板の端面に設けられた管状光源と
    を備え、前記管状光源の少なくとも一部の管中心を、前
    記導光板の端面の厚さ方向中心の法線を基準にして前記
    液晶表示パネルの配置位置とは反対側に配置したことを
    特徴とする液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の発明において、前記管状
    光源の少なくとも一部の管中心と前記導光板の端面の厚
    さ方向中心の法線との間の間隔は前記管状光源の管径の
    80〜90%程度であることを特徴とする液晶表示装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載の発明において、
    前記管状光源の少なくとも一部の管中心と前記導光板の
    端面の厚さ方向中心を結ぶ線と前記導光板の端面の厚さ
    方向中心の法線とのなす角度が40°以内であることを
    特徴とする液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 シールドケース内に液晶表示パネル及び
    エッジライト方式のバックライトを収納した液晶表示装
    置において、前記バックライトは、少なくとも、表面が
    光出射面となる導光板と、前記導光板の端面に設けられ
    た管状光源と、前記導光板の裏面に設けられた反射シー
    トとを備え、前記反射シートの表面に、前記液晶表示パ
    ネルに発生する輝度ムラのうちの少なくとも前記管状光
    源の発熱に起因する輝度ムラの発生分布状態に応じて輝
    度調整用の光吸収パターンを設け、前記管状光源の少な
    くとも相対的に発熱量の多い部分と前記シールドケース
    との間に弾性変形可能な放熱シートを介在させ、前記管
    状光源の少なくとも一部の管中心を、前記導光板の端面
    の厚さ方向中心の法線を基準にして前記液晶表示パネル
    の配置位置とは反対側に配置したことを特徴とする液晶
    表示装置。
JP11134198A 1998-04-08 1998-04-08 液晶表示装置 Expired - Fee Related JP4236219B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11134198A JP4236219B2 (ja) 1998-04-08 1998-04-08 液晶表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11134198A JP4236219B2 (ja) 1998-04-08 1998-04-08 液晶表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11297116A true JPH11297116A (ja) 1999-10-29
JP4236219B2 JP4236219B2 (ja) 2009-03-11

Family

ID=14558749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11134198A Expired - Fee Related JP4236219B2 (ja) 1998-04-08 1998-04-08 液晶表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4236219B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100661827B1 (ko) * 1999-12-29 2006-12-27 엘지.필립스 엘시디 주식회사 배광장치 램프의 방열구조
WO2012020588A1 (ja) * 2010-08-09 2012-02-16 シャープ株式会社 照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置
US8125586B2 (en) * 2008-05-20 2012-02-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Back light assembly and display device having the same
CN119846873A (zh) * 2025-03-19 2025-04-18 深圳市金晓时代科技有限公司 一种液晶显示器背光模组

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100661827B1 (ko) * 1999-12-29 2006-12-27 엘지.필립스 엘시디 주식회사 배광장치 램프의 방열구조
US8125586B2 (en) * 2008-05-20 2012-02-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Back light assembly and display device having the same
WO2012020588A1 (ja) * 2010-08-09 2012-02-16 シャープ株式会社 照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置
CN119846873A (zh) * 2025-03-19 2025-04-18 深圳市金晓时代科技有限公司 一种液晶显示器背光模组

Also Published As

Publication number Publication date
JP4236219B2 (ja) 2009-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4713622B2 (ja) 液晶表示装置及びこれを用いた映像表示装置
JP3331326B2 (ja) 面光源装置及びこれを用いた平面表示装置
JP2001264754A (ja) 液晶表示装置及びそれに用いられる光源装置
JP2002050219A (ja) 面状光源装置、導光板、表示装置
US6611304B2 (en) Planar light source device and liquid crystal display using the same
KR20070041215A (ko) 백라이트 어셈블리 및 이를 구비한 액정 표시 장치
JP2001133779A (ja) 液晶表示装置
JPH1196822A (ja) 面照明装置およびこれを用いた表示装置
JP2002196326A (ja) 液晶表示装置
CN110189650A (zh) 显示模组及显示装置
JPH07325302A (ja) 液晶表示装置
JPH08129174A (ja) 液晶表示装置用照明装置
JPH11297116A (ja) 液晶表示装置
JP3119244B2 (ja) 液晶表示装置のバックライト構造
JP2006195296A (ja) 液晶表示装置
JP3472510B2 (ja) 面発光装置
JPH11295737A (ja) 液晶表示装置
JP2000137223A (ja) 液晶表示装置
KR101305364B1 (ko) 버틈 커버 및 이를 포함한 액정표시장치
JP3666897B2 (ja) バックライト装置及び該バックライト装置を備えた液晶表示装置
JPH1152373A (ja) 液晶表示装置
JP2823387B2 (ja) 液晶表示装置
US20040061813A1 (en) Backlight unit and liquid crystal display apparatus comprising the same
JPH06110057A (ja) 液晶表示装置
JPH0854513A (ja) 液晶表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060202

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070116

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070316

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070410

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070608

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070614

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20070706

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131226

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees