JPH11297052A - 光ディスク再生装置 - Google Patents
光ディスク再生装置Info
- Publication number
- JPH11297052A JPH11297052A JP10229898A JP10229898A JPH11297052A JP H11297052 A JPH11297052 A JP H11297052A JP 10229898 A JP10229898 A JP 10229898A JP 10229898 A JP10229898 A JP 10229898A JP H11297052 A JPH11297052 A JP H11297052A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording medium
- resume
- optical disc
- information
- optical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 光ディスク記録媒体の交換や装置間の移動の
如何にかかわらず、前回再生停止ポイントを自動的に次
回再生開始ポイントとするリジューム動作を確実に行わ
せる。 【解決手段】 記録再生可能な光ディスク記録媒体の記
録情報を媒体内の任意位置から再生可能に構成した光デ
ィスク再生装置にあって、上記光ディスク記録媒体の次
回再生開始ポイントを指示するリジューム情報を上記光
ディスク記録媒体の管理情報領域に格納させる。
如何にかかわらず、前回再生停止ポイントを自動的に次
回再生開始ポイントとするリジューム動作を確実に行わ
せる。 【解決手段】 記録再生可能な光ディスク記録媒体の記
録情報を媒体内の任意位置から再生可能に構成した光デ
ィスク再生装置にあって、上記光ディスク記録媒体の次
回再生開始ポイントを指示するリジューム情報を上記光
ディスク記録媒体の管理情報領域に格納させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク再生装
置、さらには記録再生可能な光ディスク記録媒体に格納
された記録情報を読み出して再生する光ディスク再生装
置に適用して有効な技術に関するものであって、たとえ
ば記録媒体として光磁気記録方式のミニディスクいわゆ
るMDを用いた録音再生装置に利用して有効な技術に関
するものである。
置、さらには記録再生可能な光ディスク記録媒体に格納
された記録情報を読み出して再生する光ディスク再生装
置に適用して有効な技術に関するものであって、たとえ
ば記録媒体として光磁気記録方式のミニディスクいわゆ
るMDを用いた録音再生装置に利用して有効な技術に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】MDなどの記録再生可能な光ディスク記
録媒体を用いた光ディスク再生装置は、ディスク上の平
面展開されたトラックに情報を記録するので、その記録
情報は任意位置から即再生可能である。したがって、従
来の磁気テープ録音再生装置にて行われていた磁気テー
プの巻き戻し/早送りによる頭出し操作は不要であり、
ユーザは曲名または先頭再生ポイントからの時間を指定
するだけでもって瞬時に頭出しを行うことができる。
録媒体を用いた光ディスク再生装置は、ディスク上の平
面展開されたトラックに情報を記録するので、その記録
情報は任意位置から即再生可能である。したがって、従
来の磁気テープ録音再生装置にて行われていた磁気テー
プの巻き戻し/早送りによる頭出し操作は不要であり、
ユーザは曲名または先頭再生ポイントからの時間を指定
するだけでもって瞬時に頭出しを行うことができる。
【0003】さらに、再生停止ポイントを装置内のメモ
リに記憶させ、この装置内メモリの記憶情報に基づいて
次の再生開始ポイントを指定させる構成とすることによ
り、再生を途中で一旦停止させても、その停止位置から
自動的に次の再生を開始させるようにすることができ
る。いわゆるリジューム機能を付与することができる。
なお、この種の光ディスク再生装置については、たとえ
ば日経BP社刊行「日経エレクトロニクス 1991年
5月27日号 no.528」106,107ページな
どにその概要が記載されている。
リに記憶させ、この装置内メモリの記憶情報に基づいて
次の再生開始ポイントを指定させる構成とすることによ
り、再生を途中で一旦停止させても、その停止位置から
自動的に次の再生を開始させるようにすることができ
る。いわゆるリジューム機能を付与することができる。
なお、この種の光ディスク再生装置については、たとえ
ば日経BP社刊行「日経エレクトロニクス 1991年
5月27日号 no.528」106,107ページな
どにその概要が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た技術には、次のような問題のあることが本発明者らに
よってあきらかとされた。
た技術には、次のような問題のあることが本発明者らに
よってあきらかとされた。
【0005】すなわち、上述した従来の光ディスク再生
装置では、前回再生停止ポイントを自動的に次回再生開
始ポイントとするリジューム機能を有するが、このリジ
ューム機能は同一装置に同一光ディスク記録媒体が装填
され続けている場合に有効であって、その光ディスク記
録媒体を別の光ディスク記録媒体に交換したり、あるい
はその光ディスク記録媒体を別の再生装置に移したりし
た場合には、装置が持っている前回再生停止ポイントす
なわちリジューム情報内容が無効になってしまって、前
回再生停止ポイントからの再生が行えなくなってしまう
という問題を生じる。
装置では、前回再生停止ポイントを自動的に次回再生開
始ポイントとするリジューム機能を有するが、このリジ
ューム機能は同一装置に同一光ディスク記録媒体が装填
され続けている場合に有効であって、その光ディスク記
録媒体を別の光ディスク記録媒体に交換したり、あるい
はその光ディスク記録媒体を別の再生装置に移したりし
た場合には、装置が持っている前回再生停止ポイントす
なわちリジューム情報内容が無効になってしまって、前
回再生停止ポイントからの再生が行えなくなってしまう
という問題を生じる。
【0006】本発明の目的は、光ディスク記録媒体の交
換や装置間の移動の如何にかかわらず、前回再生停止ポ
イントを自動的に次回再生開始ポイントとするリジュー
ム動作を確実に行わせることができるようにした記録媒
体再生制御技術を提供することにある。
換や装置間の移動の如何にかかわらず、前回再生停止ポ
イントを自動的に次回再生開始ポイントとするリジュー
ム動作を確実に行わせることができるようにした記録媒
体再生制御技術を提供することにある。
【0007】本発明の前記ならびにそのほかの目的と特
徴は、本明細書の記述および添付図面からあきらかにな
るであろう。
徴は、本明細書の記述および添付図面からあきらかにな
るであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0009】すなわち、記録再生可能な光ディスク記録
媒体の記録情報を媒体内の任意位置から再生可能に構成
した光ディスク再生装置にあって、上記光ディスク記録
媒体の次回再生開始ポイントを指示するリジューム情報
を上記光ディスク記録媒体の管理情報領域に格納させ
る、というものである。
媒体の記録情報を媒体内の任意位置から再生可能に構成
した光ディスク再生装置にあって、上記光ディスク記録
媒体の次回再生開始ポイントを指示するリジューム情報
を上記光ディスク記録媒体の管理情報領域に格納させ
る、というものである。
【0010】上述した手段によれば、リジューム情報を
装置ごとの属性から切り離して個々の光ディスク記録媒
体ごとに持たせることができる。これにより、光ディス
ク記録媒体の交換や装置間の移動の如何にかかわらず、
前回再生停止ポイントを自動的に次回再生開始ポイント
とするリジューム動作を確実に行わせることができるよ
うにする、という目的が達成される。
装置ごとの属性から切り離して個々の光ディスク記録媒
体ごとに持たせることができる。これにより、光ディス
ク記録媒体の交換や装置間の移動の如何にかかわらず、
前回再生停止ポイントを自動的に次回再生開始ポイント
とするリジューム動作を確実に行わせることができるよ
うにする、という目的が達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施態様を
図面を参照しながら説明する。
図面を参照しながら説明する。
【0012】図1は本発明の技術が適用された光ディス
ク再生装置の一実施態様を示す。
ク再生装置の一実施態様を示す。
【0013】同図に示す光ディスク再生装置は、光磁気
記録方式の光ディスク記録媒体いわゆるMD1を使用す
るデジタル録音再生装置であって、スピンドルモータ2
1、光ヘッド22、信号処理およびサーボ処理部31、
メモリ(RAM)32、メモリ制御部33、音声データ
圧縮伸張部34、D/A変換器35、A/D変換器3
6、システム制御部37、ディスク排出時制御部38、
リジューム制御部39、操作パネル5などにより構成さ
れる。
記録方式の光ディスク記録媒体いわゆるMD1を使用す
るデジタル録音再生装置であって、スピンドルモータ2
1、光ヘッド22、信号処理およびサーボ処理部31、
メモリ(RAM)32、メモリ制御部33、音声データ
圧縮伸張部34、D/A変換器35、A/D変換器3
6、システム制御部37、ディスク排出時制御部38、
リジューム制御部39、操作パネル5などにより構成さ
れる。
【0014】スピンドルモータ21は、信号処理および
サーボ制御部31の制御下でMD1を一定線速度で回転
駆動する。光ヘッド22は回転中のMD1の記録トラッ
クをトレースしながら情報の書込または読み出しを行
う。信号処理およびサーボ処理部31は、情報の書込お
よび読出のための信号処理、スピンドルモータ21の回
転制御、光ヘッド22のシーク制御などを行う。
サーボ制御部31の制御下でMD1を一定線速度で回転
駆動する。光ヘッド22は回転中のMD1の記録トラッ
クをトレースしながら情報の書込または読み出しを行
う。信号処理およびサーボ処理部31は、情報の書込お
よび読出のための信号処理、スピンドルモータ21の回
転制御、光ヘッド22のシーク制御などを行う。
【0015】メモリ32はRAMを用いて構成され、メ
モリ制御部33の制御下にて記録/再生情報を一時的に
バッファ格納する。また、このメモリ32は、MD1の
TOC情報や現再生位置を示すリジューム情報などを一
時的に保持するのにも使用される。メモリ制御部33は
信号処理およびサーボ処理部31と音声データ圧縮伸張
部34の間にて書込情報(記録情報)と読出情報(再生
情報)の流れを制御する。
モリ制御部33の制御下にて記録/再生情報を一時的に
バッファ格納する。また、このメモリ32は、MD1の
TOC情報や現再生位置を示すリジューム情報などを一
時的に保持するのにも使用される。メモリ制御部33は
信号処理およびサーボ処理部31と音声データ圧縮伸張
部34の間にて書込情報(記録情報)と読出情報(再生
情報)の流れを制御する。
【0016】音声データ圧縮伸張部34は、デジタル記
録データの符号化圧縮とデジタル再生データの復号化伸
張の処理を行う。D/A変換器35はデジタル再生デー
タをアナログ変換してスピーカ(またはヘッドフォン)
41に与える。A/D変換器36はマイクロホン42で
捕捉したアナログ音声信号をデジタル変換して音声デー
タ圧縮伸張部34に与える。
録データの符号化圧縮とデジタル再生データの復号化伸
張の処理を行う。D/A変換器35はデジタル再生デー
タをアナログ変換してスピーカ(またはヘッドフォン)
41に与える。A/D変換器36はマイクロホン42で
捕捉したアナログ音声信号をデジタル変換して音声デー
タ圧縮伸張部34に与える。
【0017】システム制御部37は汎用処理装置である
マイクロコンピュータを用いて構成され、各部の動作を
集中的に管理および制御する。
マイクロコンピュータを用いて構成され、各部の動作を
集中的に管理および制御する。
【0018】ディスク排出時制御部38は、MD1の排
出時に、次回再生開始ポイント(前回再生停止ポイン
ト)を指示するリジューム情報を、そのMD1の最内周
トラックに設定されたTOCエリア11に記録させる。
リジューム制御部39は、上記MD1の装填時に、上記
TOCエリア11に記録されているリジューム情報に基
づいて再生開始ポイントを指定する。
出時に、次回再生開始ポイント(前回再生停止ポイン
ト)を指示するリジューム情報を、そのMD1の最内周
トラックに設定されたTOCエリア11に記録させる。
リジューム制御部39は、上記MD1の装填時に、上記
TOCエリア11に記録されているリジューム情報に基
づいて再生開始ポイントを指定する。
【0019】なお、ディスク排出時制御部38とリジュ
ーム制御部39は、上記システム制御部37をなすマイ
クロコンピュータによりソフトウェア的に構成すること
が可能である。
ーム制御部39は、上記システム制御部37をなすマイ
クロコンピュータによりソフトウェア的に構成すること
が可能である。
【0020】操作パネル5は、液晶表示器などを用いた
ドットマトリックス方式の表示部51と、各種操作キー
を備えた操作部52によりなる。操作部52には、再生
やスキップ(曲飛ばし)などの操作を行うためのキー、
文字/数字入力用キーボード、ディスク排出操作用キ
ー、リジューム機能設定用キーなどが配置されている。
ドットマトリックス方式の表示部51と、各種操作キー
を備えた操作部52によりなる。操作部52には、再生
やスキップ(曲飛ばし)などの操作を行うためのキー、
文字/数字入力用キーボード、ディスク排出操作用キ
ー、リジューム機能設定用キーなどが配置されている。
【0021】図2は、光ディスク記録媒体であるMD1
のTOC情報内容を示す。
のTOC情報内容を示す。
【0022】同図に示すように、MD1の最内周にはT
OCエリア11がおかれているが、このTOCエリア1
1には、各記録トラックの先頭アドレスやディスクの種
類といったもののほかに、ディスク名や曲名なども記録
されるようになっている。ディスク名と曲名については
ユーザに開放されていて、ユーザは任意のディスク名と
曲名(タイトル)を記録することができる。
OCエリア11がおかれているが、このTOCエリア1
1には、各記録トラックの先頭アドレスやディスクの種
類といったもののほかに、ディスク名や曲名なども記録
されるようになっている。ディスク名と曲名については
ユーザに開放されていて、ユーザは任意のディスク名と
曲名(タイトル)を記録することができる。
【0023】ここで、上記リジューム情報は、ディスク
の先頭再生ポイントから次回再生開始ポイントまでの時
間(分、秒)の形で上記ディスク名の記録領域に記録さ
れる。
の先頭再生ポイントから次回再生開始ポイントまでの時
間(分、秒)の形で上記ディスク名の記録領域に記録さ
れる。
【0024】図3は、上記ディスク排出時制御部38の
動作フローチャートを示す。
動作フローチャートを示す。
【0025】ユーザが操作部52にてディスク排出の操
作を行うと、以下のようなディスク排出時制御が実行さ
れる。
作を行うと、以下のようなディスク排出時制御が実行さ
れる。
【0026】まず、MD1の排出動作に先立って、ユー
ザによるリジューム機能の設定(オン/オフ)の有無が
チェックされる(S11)。
ザによるリジューム機能の設定(オン/オフ)の有無が
チェックされる(S11)。
【0027】リジューム機能が設定されていない場合
は、そのままMD1の排出動作を実行する(S13)。
は、そのままMD1の排出動作を実行する(S13)。
【0028】リジューム機能があらかじめユーザ設定さ
れていた場合は、ディスク排出の操作時に装置内のメモ
リからリジューム情報を読み出してMD1のTOCエリ
ア11に記録する(S12)。このときのリジューム情
報は、前述したように、先頭再生ポイントから次回再生
開始ポイントまでの時間(図示の例では13分35秒)
をディスク名として記録する。
れていた場合は、ディスク排出の操作時に装置内のメモ
リからリジューム情報を読み出してMD1のTOCエリ
ア11に記録する(S12)。このときのリジューム情
報は、前述したように、先頭再生ポイントから次回再生
開始ポイントまでの時間(図示の例では13分35秒)
をディスク名として記録する。
【0029】このあと、MD1の排出動作を実行する
(S13)。
(S13)。
【0030】図4は、上記リジューム制御部39の動作
フローチャートを示す。
フローチャートを示す。
【0031】同図において、装置にMD1が装填される
と、まず、そのMD1のTOCエリア11からTOC情
報が読み込まれる(S21)。
と、まず、そのMD1のTOCエリア11からTOC情
報が読み込まれる(S21)。
【0032】次に、リジューム機能があらかじめユーザ
設定されているか否かをチェックする(S22)。
設定されているか否かをチェックする(S22)。
【0033】リジューム機能の設定がなかった場合は、
ディスク先頭から再生を開始する(S23,S24)。
ディスク先頭から再生を開始する(S23,S24)。
【0034】リジューム機能の設定があった場合は、読
み込んだTOC情報の中のディスク名記録領域にリジュ
ーム情報が記録されているか否かを判定する(S2
6)。この判定は、ディスク名として再生開始ポインタ
(時間データ)が記録されているかにより行う。
み込んだTOC情報の中のディスク名記録領域にリジュ
ーム情報が記録されているか否かを判定する(S2
6)。この判定は、ディスク名として再生開始ポインタ
(時間データ)が記録されているかにより行う。
【0035】ディスク名として再生開始ポインタが記録
されていたならば、その再生開始ポインタによって指示
される位置から再生を開始させる(S26,S24)。
されていたならば、その再生開始ポインタによって指示
される位置から再生を開始させる(S26,S24)。
【0036】以上のように、MD1の記録情報をそのM
D1内の任意位置から再生可能に構成した光ディスク再
生装置において、そのMD1の次回再生開始ポイントを
指示するリジューム情報をTOCエリア11に記録させ
る一方、そのTOCエリア11に記録されたリジューム
情報に基づいて再生開始ポイントを指定させることによ
り、そのリジューム情報を装置ごとの属性から切り離し
て個々のMD1ごとに持たせることができる。
D1内の任意位置から再生可能に構成した光ディスク再
生装置において、そのMD1の次回再生開始ポイントを
指示するリジューム情報をTOCエリア11に記録させ
る一方、そのTOCエリア11に記録されたリジューム
情報に基づいて再生開始ポイントを指定させることによ
り、そのリジューム情報を装置ごとの属性から切り離し
て個々のMD1ごとに持たせることができる。
【0037】これにより、MD1の交換や装置間の移動
の如何にかかわらず、前回再生停止ポイントを自動的に
次回再生開始ポイントとするリジューム動作を確実に行
わせることができる。
の如何にかかわらず、前回再生停止ポイントを自動的に
次回再生開始ポイントとするリジューム動作を確実に行
わせることができる。
【0038】以上説明したように、本願発明の請求項1
の発明は、記録再生可能な光ディスク記録媒体(1)の
記録情報を媒体(1)内の任意位置から再生可能に構成
した光ディスク再生装置であって、上記光ディスク記録
媒体(1)の次回再生開始ポイントを指示するリジュー
ム情報を上記光ディスク記録媒体(1)の管理情報領域
(11)に格納させるようにしたものであり、これによ
り、リジューム機能の装置属性を解消して、記録媒体ご
とにリジュームを行わせることができる。
の発明は、記録再生可能な光ディスク記録媒体(1)の
記録情報を媒体(1)内の任意位置から再生可能に構成
した光ディスク再生装置であって、上記光ディスク記録
媒体(1)の次回再生開始ポイントを指示するリジュー
ム情報を上記光ディスク記録媒体(1)の管理情報領域
(11)に格納させるようにしたものであり、これによ
り、リジューム機能の装置属性を解消して、記録媒体ご
とにリジュームを行わせることができる。
【0039】請求項2の発明は、請求項1において、上
記光ディスク記録媒体(1)の排出時に、次回再生開始
ポイントを指示するリジューム情報を上記光ディスク記
録媒体の管理情報領域に記録させるディスク排出時制御
手段(38)と、上記光ディスク記録媒体(1)の装填
時に、上記管理情報領域に記録されたリジューム情報に
基づいて再生開始ポイントを指定するリジューム制御手
段(39)とを備えたことを特徴とするものであり、こ
れにより、光ディスク記録媒体の交換や装置間の移動の
如何にかかわらず、前回再生停止ポイントを自動的に次
回再生開始ポイントとするリジューム動作を確実に行わ
せることができる。
記光ディスク記録媒体(1)の排出時に、次回再生開始
ポイントを指示するリジューム情報を上記光ディスク記
録媒体の管理情報領域に記録させるディスク排出時制御
手段(38)と、上記光ディスク記録媒体(1)の装填
時に、上記管理情報領域に記録されたリジューム情報に
基づいて再生開始ポイントを指定するリジューム制御手
段(39)とを備えたことを特徴とするものであり、こ
れにより、光ディスク記録媒体の交換や装置間の移動の
如何にかかわらず、前回再生停止ポイントを自動的に次
回再生開始ポイントとするリジューム動作を確実に行わ
せることができる。
【0040】請求項3の発明は、請求項1または2にお
いて、記録媒体として光磁気記録方式のディスクを使用
し、このディスクの最内周にあるユーザ管理情報領域
(11)のディスク名記録領域にリジューム情報を記録
させるようにしたディスク排出時制御手段(38)を備
えたことを特徴とするものであり、これにより、ディス
クのフォーマット規格等になんら変更を加えることなく
媒体ごとのリジュームを行わせることができる。
いて、記録媒体として光磁気記録方式のディスクを使用
し、このディスクの最内周にあるユーザ管理情報領域
(11)のディスク名記録領域にリジューム情報を記録
させるようにしたディスク排出時制御手段(38)を備
えたことを特徴とするものであり、これにより、ディス
クのフォーマット規格等になんら変更を加えることなく
媒体ごとのリジュームを行わせることができる。
【0041】請求項4の発明は、請求項1から3のいず
れかにおいて、次回再生開始ポイントを先頭再生ポイン
トからの時間データで指示するリジューム情報を光ディ
スク記録媒体(1)の管理情報領域(11)に記録させ
るディスク排出時制御手段(38)と、上記管理情報領
域(11)に記録されたリジューム情報に基づいて再生
開始ポイントを指定するリジューム制御手段(39)と
を備えたことを特徴とするものであり、これにより、音
声等の時系列情報を時間基準により正しくリジューム再
生させることができる。
れかにおいて、次回再生開始ポイントを先頭再生ポイン
トからの時間データで指示するリジューム情報を光ディ
スク記録媒体(1)の管理情報領域(11)に記録させ
るディスク排出時制御手段(38)と、上記管理情報領
域(11)に記録されたリジューム情報に基づいて再生
開始ポイントを指定するリジューム制御手段(39)と
を備えたことを特徴とするものであり、これにより、音
声等の時系列情報を時間基準により正しくリジューム再
生させることができる。
【0042】以上、本発明者によってなされた発明を実
施態様にもとづき具体的に説明したが、本発明は上記実
施態様に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
施態様にもとづき具体的に説明したが、本発明は上記実
施態様に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0043】たとえば、リジューム情報は時間データ以
外の形式であってもよい。
外の形式であってもよい。
【0044】以上の説明では主として、本発明者によっ
てなされた発明をその背景となった利用分野であるMD
プレーヤに適用した場合について説明したが、それに限
定されるものではなく、たとえばDVD(デジタル・ビ
デオ・ディスク)プレーヤなどにも適用できる。
てなされた発明をその背景となった利用分野であるMD
プレーヤに適用した場合について説明したが、それに限
定されるものではなく、たとえばDVD(デジタル・ビ
デオ・ディスク)プレーヤなどにも適用できる。
【0045】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。
【0046】すなわち、光ディスク記録媒体の交換や装
置間の移動の如何にかかわらず、前回再生停止ポイント
を自動的に次回再生開始ポイントとするリジューム動作
を確実に行わせることができる、という効果が得られ
る。
置間の移動の如何にかかわらず、前回再生停止ポイント
を自動的に次回再生開始ポイントとするリジューム動作
を確実に行わせることができる、という効果が得られ
る。
【図1】本発明の技術が適用された光ディスク再生装置
の一実施例を示すブロック図。
の一実施例を示すブロック図。
【図2】光ディスク記録媒体であるMD1のTOC情報
内容を示す説明図。
内容を示す説明図。
【図3】ディスク排出時制御部の動作フローチャート。
【図4】リジューム制御部の動作フローチャート。
1 光ディスク記録媒体(MD) 11 管理情報領域(TOCエリア) 21 スピンドルモータ 22 光ヘッド 31 信号処理およびサーボ処理部 32 メモリ(RAM) 33 メモリ制御部 34 圧縮伸張部 35 D/A変換器 36 A/D変換器 37 システム制御部 38 ディスク排出時制御部 39 リジューム制御部 41 スピーカ 42 マイクロホン 5 操作パネル 51 表示部 52 操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田口 民夫 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内
Claims (4)
- 【請求項1】 記録再生可能な光ディスク記録媒体の記
録情報を媒体内の任意位置から再生可能に構成した光デ
ィスク再生装置であって、上記光ディスク記録媒体の次
回再生開始ポイントを指示するリジューム情報を上記光
ディスク記録媒体の管理情報領域に格納させるようにし
たことを特徴とする光ディスク再生装置。 - 【請求項2】 記録再生可能な光ディスク記録媒体の記
録情報を媒体内の任意位置から再生可能に構成した光デ
ィスク再生装置であって、上記光ディスク記録媒体の排
出時に、次回再生開始ポイントを指示するリジューム情
報を上記光ディスク記録媒体の管理情報領域に記録させ
るディスク排出時制御手段と、上記光ディスク記録媒体
の装填時に、上記管理情報領域に記録されたリジューム
情報に基づいて再生開始ポイントを指定するリジューム
制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の
光ディスク再生装置。 - 【請求項3】 記録媒体として光磁気記録方式のディス
クを使用し、このディスクの最内周にあるユーザ管理情
報領域(TOCエリア)のディスク名記録領域にリジュ
ーム情報を記録させるようにしたディスク排出時制御手
段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の
光ディスク再生装置。 - 【請求項4】 次回再生開始ポイントを先頭再生ポイン
トからの時間データで指示するリジューム情報を光ディ
スク記録媒体の管理情報領域に記録させるディスク排出
時制御手段と、上記管理情報領域に記録されたリジュー
ム情報に基づいて再生開始ポイントを指定するリジュー
ム制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1から3
のいずれかに記載の光ディスク再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10229898A JPH11297052A (ja) | 1998-04-14 | 1998-04-14 | 光ディスク再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10229898A JPH11297052A (ja) | 1998-04-14 | 1998-04-14 | 光ディスク再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11297052A true JPH11297052A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14323718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10229898A Withdrawn JPH11297052A (ja) | 1998-04-14 | 1998-04-14 | 光ディスク再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11297052A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6430122B1 (en) * | 1997-10-21 | 2002-08-06 | Sony Corporation | Recording and reproducing system having resume function |
US7280746B2 (en) | 2002-11-21 | 2007-10-09 | Funai Electric Co., Ltd. | Optical disc apparatus |
-
1998
- 1998-04-14 JP JP10229898A patent/JPH11297052A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6430122B1 (en) * | 1997-10-21 | 2002-08-06 | Sony Corporation | Recording and reproducing system having resume function |
US6574172B2 (en) | 1997-10-21 | 2003-06-03 | Sony Corporation | Recording and reproducing system having resume function |
US7385884B2 (en) | 1997-10-21 | 2008-06-10 | Sony Corporation | Apparatus and method for recording reservation information into a removable storage medium |
US7280746B2 (en) | 2002-11-21 | 2007-10-09 | Funai Electric Co., Ltd. | Optical disc apparatus |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3199082B2 (ja) | オーディオデータの区切り位置調整方法および装置 | |
JP3220960B2 (ja) | 情報記録装置 | |
JPH10199213A (ja) | 情報記録再生装置 | |
JP3233234B2 (ja) | ディスク記録装置 | |
KR930014358A (ko) | 정보 기록 재생 장치 | |
JPH11297052A (ja) | 光ディスク再生装置 | |
JP3493217B2 (ja) | 情報記録装置 | |
JPH0644687A (ja) | ディスク記録装置 | |
JP3104110B2 (ja) | 再生装置 | |
JP3281899B2 (ja) | ミニディスクレコーダ | |
JP4185252B2 (ja) | 情報記録再生装置 | |
JP3064707B2 (ja) | ディスク記録再生装置 | |
JPH07296507A (ja) | 記録装置 | |
JPH05159441A (ja) | 光ディスク装置 | |
JP3013309U (ja) | 光ディスク再生装置 | |
JP3482961B2 (ja) | ディスク記録再生方法 | |
JP2601442B2 (ja) | 光ディスク記録再生装置 | |
JPH07226027A (ja) | ディスク記録再生装置 | |
JP3368675B2 (ja) | ディスク再生装置 | |
JP2000195232A (ja) | 記録再生装置 | |
JP3591035B2 (ja) | 再生装置 | |
JPH1092054A (ja) | 情報記録再生装置 | |
JPH0737327A (ja) | 記録再生装置 | |
JPH07320397A (ja) | 再生装置 | |
JPH06349247A (ja) | 情報の記録および再生が可能な媒体と記録再生装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050705 |