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JPH112947A - トナーカートリッジ及び現像ユニット及び画像形成装置 - Google Patents

トナーカートリッジ及び現像ユニット及び画像形成装置

Info

Publication number
JPH112947A
JPH112947A JP9156416A JP15641697A JPH112947A JP H112947 A JPH112947 A JP H112947A JP 9156416 A JP9156416 A JP 9156416A JP 15641697 A JP15641697 A JP 15641697A JP H112947 A JPH112947 A JP H112947A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
toner cartridge
flat plate
cartridge according
replenishing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9156416A
Other languages
English (en)
Inventor
Masumi Ikesue
真澄 池末
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP9156416A priority Critical patent/JPH112947A/ja
Publication of JPH112947A publication Critical patent/JPH112947A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】部品点数が少なく簡単な構成で内部のトナーを
確実に撹拌し、最後まで補給することができるトナーカ
ートリッジ及びこれを有する現像ユニット及びこれを有
する画像形成装置の提供。 【解決手段】トナーを外部に補給する補給手段39と、
トナーカートリッジ本体の床面49と対向した位置で往
復運動によりトナーを撹拌すると共にトナーを補給手段
39へ向けて搬送する平板41と、平板41の往復運動
を行う往復動手段39とを有し、平板41を往復運動中
に上下方向に変位する変位手段80を有するトナーカー
トリッジ35及びこれを有する現像ユニット及びこれを
有する画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機のプリン
タ、特に電子写真カラープリンタなどの画像形成装置及
びこれに用いる現像ユニット及び現像ユニットが具備す
る現像器にトナーを補給するためのトナーカートリッ
ジ、特に乾式トナー補給用カートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の複写機のプリンタ等の画
像形成装置の現像ユニットは、静電潜像を現像する現像
器及び、現像によって消費されたトナーを現像器に補給
するトナーカートリッジを備えている。トナーカートリ
ッジにおいては、現像ユニットへのトナーの補給を円滑
に行なうために、これらに収容されているトナーのブロ
ッキングを防止する必要がある。
【0003】そのトナーのブロッキング防止のための方
策の一つとしては、特開昭63−206783号公報に
記載されているように、トナーボックス内に、ディスペ
ンスロールを駆動源として進退移動するアジテータプレ
ートを配設し、このアジテータプレートと一体的にトナ
ーを進退運動させて、該アジテータプレートの上側に設
けた複数のワイヤにトナーを衝合させることにより、ト
ナーボックス内に収容されたトナーに所定の衝撃力を与
えて、トナーボックス内におけるトナーのブロッキング
を防止するようにした「トナー供給装置」が提案されて
いる。その他、トナーカートリッジ内ののトナーのブロ
ッキング防止に関しては、パドルによりトナーを撹拌し
て凝集したトナーをほぐすものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】トナーカートリッジ
は、複写機やプリンタの小型化に伴って、その設置スペ
ースが小さくなる傾向にある。図22に、画像形成装置
としてのカラープリンタの一例を示す。このカラープリ
ンタ130は、各色毎に感光体を有する複数個(ここで
は4個)の作像ユニットからなる作像部109が水平方
向に併置されている。用紙103は、給紙ユニット4よ
り給送され、レジストローラ105を経由して、転写ベ
ルト106上で、Y(イエロー),M(マゼンタ),C
(シアン)の各色のトナー像と、場合によってはK(ブ
ラック)のトナー像とが合成された後、定着ユニット1
07を通過して、カラーコピーとして機外に排出され
る。
【0005】このカラープリンタ1の作像部109の1
つの現像ユニット110の構成を図23に示す。この現
像ユニット110は、例えばY(イエロー)色のトナー
像を作像するように構成されており、図23において、
感光体121の回転につれて、クリーニングユニット1
22により残留トナーが除去された感光体121の表面
が、帯電ローラ123で均一に帯電された後、この感光
体121の表面に、LEDアレイ124にてY像に対応
するパターンの書き込みが行なわれ、更に、現像ユニッ
ト131により感光体121上にY色のトナー像が形成
される。トナーホッパ126内の下端には、トナー補給
ローラ128が設けられており、トナー127は、自重
で砂時計の砂のように、現像ローラ129の付近に順次
補給される。
【0006】ここで、上述の一色分の作像系の幅Le
は、1つの現像ユニット110の構成幅によって決まる
が、現像系に注目すれば、トナーカートリッジ(ここで
はトナーホッパ126)の幅Lcを小さく、すなわち、
トナーカートリッジを扁平に形成することにより、作像
系の占有面積が少なくて済み、プリンタ130の小型化
に役立つ。
【0007】このため、カラー複写機やカラープリンタ
のように、複数個の現像ユニットが互いに近設して配置
されている装置では、できるだけ容量の大きな複数個の
トナーカートリッジを限られたスペースに有効配置でき
るようにするために、扁平形状に形成されたトナーカー
トリッジを水平方向に設置し、複数色の現像を行う場合
にはこのトナーカートリッジを縦方向に設けたものが用
いられている。
【0008】しかしながら、このような扁平形状のトナ
ーカートリッジでは、その収容トナーが現像ユニットに
向けて自然落下しなくなるため、トナーカートリッジ内
の収容トナーを僅かしか補給することができない。この
ため、このような略水平方向に設置された扁平形状のト
ナーカートリッジでは、トナーカートリッジ内に何らか
のトナー搬送手段を配設して、収容されているトナーを
強制的に補給する必要がある。
【0009】しかしながら、トナーカートリッジ内にト
ナー搬送手段を配設することは、結果的にトナーカート
リッジのトナー収容量を減少させることになる。従っ
て、このトナー搬送手段としては、可能な限りトナーカ
ートリッジのトナー収容量を減少させることがなく、且
つ、トナーカートリッジ内の収容トナーを余すことなく
最後まで補給できるものであることが望まれる。
【0010】また、従来のトナーブロッキング防止のた
めの機構では、凝集したトナーを十分にほぐすことがで
きず、特に、カラー現像現像装置では、カラートナーは
小粒径であって凝集しやすく、流動性が悪化してトナー
の搬送が不安定になり、画質悪化するなどの問題があっ
た。
【0011】本発明は、部品点数が少なく簡単な構成で
内部のトナーを確実に撹拌し、最後まで補給することが
できるトナーカートリッジ及びこれを有する現像ユニッ
ト及びこれを有する画像形成装置の提供を目的とするも
のである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、トナーを外部に補給するた
めの補給手段と、トナーカートリッジ本体の床面と対向
した位置で往復運動によりトナーを撹拌すると共にトナ
ーを上記補給手段へ向けて搬送する平板と、この平板の
上記往復運動を行う往復動手段とを有するトナーカート
リッジにおいて、上記平板を上記往復運動中に上下方向
に変位する変位手段を有することを特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載のト
ナーカートリッジにおいて、上記平板にトナーが通過す
る貫通孔を設けると共に、この平板の下面に、上記床面
に摺接して上記往復運動によりトナーを撹拌してほぐす
と共に上記補給手段側へ搬送するための突起を設けたこ
とを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のトナーカートリッジにおいて、上記床面の一部
を、上記平板の一端縁と平行する方向に長い凹状のトナ
ー貯溜部とし、このトナー貯溜部に上記補給手段と、こ
の補給手段によって外部にトナーを補給するための補給
口とを設けたことを特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項3記載のト
ナーカートリッジにおいて、上記トナー貯溜部側が低く
なるように上記床面を傾斜させたことを特徴とする。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項3または4
記載のトナーカートリッジにおいて、上記トナー貯溜部
を上記床面の端部に設けたことを特徴とする。
【0017】請求項6記載の発明は、請求項3または4
記載のトナーカートリッジにおいて、上記トナー貯溜部
を上記床面の中央部に設けたことを特徴とする。
【0018】請求項7記載の発明は、請求項3ないし6
の何れか一つに記載のトナーカートリッジにおいて、上
記トナー貯溜部に向けてトナーを押し込むための隔壁部
材を設け、上記平板の動きにより上記隔壁部材を乗り越
えるようにしてトナーを移動させる移動部材を上記平板
に設けたことを特徴とする。
【0019】請求項8記載の発明は、請求項1ないし7
の何れか一つに記載のトナーカートリッジにおいて、上
記平板の上記トナーカートリッジ本体の側壁に対向する
側面を鋭角形状に形成したことを特徴とする。
【0020】請求項9記載の発明は、請求項1ないし8
の何れか一つに記載のトナーカートリッジにおいて、ト
ナーをほぐすための空気を吹き込む空気吹き込み手段を
有することを特徴とする。
【0021】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
トナーカートリッジにおいて、上記空気吹き込み手段を
上記トナー貯溜部または上記トナー貯溜部近傍に有する
ことを特徴とする。
【0022】請求項11記載の発明は、請求項1ないし
10の何れか一つに記載のトナーカートリッジにおい
て、上記補給手段が上記往復動手段を兼ねていることを
特徴とする。
【0023】請求項12記載の発明は、請求項1ないし
11の何れか一つに記載のトナーカートリッジにおい
て、上記往復動手段が上記トナーカートリッジ本体の外
部に設けられていることを特徴とする。
【0024】請求項13記載の発明は、請求項1ないし
12の何れか一つに記載のトナーカートリッジにおい
て、上記平板上面側に位置し、この平板上のトナーをこ
の平板に対して相対移動させるためのトナー移動部材を
有することを特徴とする。
【0025】請求項14記載の発明は、請求項1ないし
13の何れか一つに記載のトナーカートリッジにおい
て、上記平板が上記床面と略平行に往復運動することを
特徴とする。
【0026】請求項15記載の発明は、請求項1ないし
14の何れか一つに記載のトナーカートリッジにおい
て、上記平板が上記変位手段に係合する被係合部を有す
ることを特徴とする。
【0027】請求項16記載の発明は、請求項15記載
のトナーカートリッジのうち上記突起を有するトナーカ
ートリッジにおいて、上記変位手段が上記床部に設けら
れ、上記突起が被係合部をなすことを特徴とする。
【0028】請求項17記載の発明は、請求項15記載
のトナーカートリッジにおいて、上記補給手段が、回転
軸と、この回転軸上に設けられ上記被係合部に係合する
係合部とを有し、この係合部が上記変位手段をなすこと
を特徴とする。
【0029】請求項18記載の発明は、請求項15記載
のトナーカートリッジにおいて、上記被係合部が上記ト
ナーカートリッジの外部に位置していることを特徴とす
る。
【0030】請求項19記載の発明は、請求項18記載
のトナーカートリッジにおいて、上記変位手段が上記ト
ナーカートリッジ本体の天井面の上面に位置しているこ
とを特徴とする。
【0031】請求項20記載の発明は、請求項15記載
のトナーカートリッジにおいて、上記被係合部が遊嵌す
る長孔を上記トナーカートリッジ本体の天井面の上面に
固設し、上記変位手段をこの長孔に対して相対移動する
ことによりこの変位手段による上記平板の上下方向への
変位を行うか否かを選択することを特徴とする。
【0032】請求項21記載の発明は、請求項1ないし
20の何れか一つに記載のトナーカートリッジにおい
て、上記平板の上記往復運動に対するトナーによる過剰
な抵抗を緩衝するため上記平板を伸縮自在に形成したこ
とを特徴とする。
【0033】請求項22記載の発明は、請求項1ないし
13の何れか一つに記載のトナーカートリッジにおい
て、上記変位手段が上記平板を搖動支持する支持部材か
らなり、上記平板の上記往復運動時に、これをブランコ
状に搖動することにより上下方向に変位することを特徴
とする。
【0034】請求項23記載の発明は、請求項1ないし
22の何れか一つに記載のトナーカートリッジと、この
トナーカートリッジによってトナーを補給される現像装
置とを有することを特徴とする現像ユニットにある。
【0035】請求項24記載の発明は、請求項23に記
載の現像ユニットにおいて、上記現像装置内のトナーを
ほぐすための空気吹き込み機構を有することを特徴とす
る現像ユニットにある。
【0036】請求項25記載の発明は、請求項23また
は24記載の現像ユニットにおいて、上記現像装置によ
って現像される静電潜像担持体と、この静電潜像担持体
に静電潜像を形成する静電線像形成手段とを有すること
を特徴とする現像ユニットにある。
【0037】請求項26記載の発明は、請求項25記載
の現像ユニットと、上記静電潜像担持体上のトナー像を
転写される画像担持手段とを有することを特徴とする画
像形成装置にある。
【0038】
【実施例】図1は本発明の一実施例としてのトナーカー
トリッジ及びこれを備えた現像ユニット及びこれらを備
えた画像形成装置としての縦型カラープリンタの一例を
示している。このカラープリンタ1は、各色毎に感光体
を有する複数個(ここでは4個)の現像ユニットからな
る作像部2が垂直方向に併置されている。用紙3は、給
紙ユニット4より給送され、レジストローラ5を経由し
て、トナー像を転写される画像担持手段としての転写ベ
ルト6上で、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シ
アン)の各色のトナー像と、場合によってはK(ブラッ
ク)のトナー像とが合成された後、定着ユニット7を通
過して、カラーコピーとして機外に排出される。
【0039】この縦型カラープリンタ1の作像部2のう
ちY像を作像する現像ユニット9の構成を代表して図2
に示す。図2において、静電潜像担持体としての感光体
11の回転につれて、クリーニングユニット13により
感光体11の表面から回収される残留トナー(回収トナ
ー)は、スクリューなどからなる回収トナー搬送手段1
4によって、回収トナー搬送経路14a内に送られ、略
水平に設置された扁平型トナーカートリッジ16内のト
ナーに混入される。
【0040】一方、帯電ローラ15で均一に帯電された
感光体11の表面には、静電潜像を形成する静電潜像形
成手段としてのレーザダイオード(LD)とポリゴンレ
ンモータによる書き込み光学系18により、Y像に対応
するパターンの書き込みが行なわれる。更に、現像装置
としての現像器20に備えられた現像ローラ21により
感光体11上にY色のトナー像が形成される。ここで、
トナーカートリッジ16内のトナーは、クリーニングユ
ニット13により感光体11の表面から回収されたトナ
ーと補給手段としての補給ローラ17によって混ぜ合わ
されると共に、トナーカートリッジ16の下部に形成さ
れているトナー補給口19を通して、現像器20内に逐
次補給されて現像に供される。現像により形成されたト
ナー像は転写ベルト6に転写される。なお、潜像担持体
としては、感光体11のようなドラム状でなく、ベルト
状のものが適用可能であることは周知である。なお、現
像は周知の1成分現像で行うが、周知の2成分現像を用
いてもよい。
【0041】図2において、符号12は空気吹き込み手
段、符号12’は空気吹き込み機構を示す。空気吹き込
み手段12はトナーカートリッジ16に、空気吹き込み
機構12’は現像器20にそれぞれ設けられたものであ
り、略同一の構成となっているので、これらについては
空気吹き込み手段12を代表して説明する。空気吹き込
み手段12は、現像器20においてはトナー移動手段と
してのパドル8近傍、扁平型トナーカートリッジ(以下
単にトナーカートリッジと記す)16においては補給ロ
ーラ17近傍にそれぞれ設けられている。空気吹き込み
手段12はトナーをほぐすためのものであるから、その
設置位置はトナーが充満する位置であれば良く、パドル
8近傍、補給ローラ17近傍の位置に限定されるもので
はないが、トナーを効率良くほぐすためには、本実施例
のようにトナーがパッキングされやすい、トナーが充満
する位置の下方に設けるのが好ましい。
【0042】空気吹き込み手段12を拡大して図3およ
び図4に示す。空気吹き込み手段12は、トナーカート
リッジ16(現像器20)にこれらとは別体として(一
体でも良いが)設けられた空気吹き込み手段61及び、
トナーカートリッジ16(現像器20)の外部に設けら
れた空気送り手段62とからなっている。
【0043】空気吹き込み手段61は、現像器20、ト
ナーカートリッジ16の内壁に形成された凹部63と、
凹部63の底面から、現像器20、トナーカートリッジ
16の外部へ貫通した小孔64と、小孔64を塞いで小
孔64へのトナーの侵入を防止するためのトナー侵入防
止手段65とからなり、これらは補給ローラ17の軸方
向(図5において紙面と垂直な方向)に複数設けられ
る。
【0044】トナー侵入防止手段65は凹部63の底面
に固定された基部66と搖動部67とを有し、搖動部6
7には小孔64を塞ぐ突起68が突設されている。搖動
部67は突起68が小孔64を常態で塞ぐように付勢す
る。小孔64の径は凹部63側から現像器20、トナー
カートリッジ16の外壁側に向けて連続的に大きくなる
ように設定されている。
【0045】また、凹部63における小孔64の径は、
トナーが侵入しない程度の大きさとされているため、ト
ナー侵入防止手段65は必ずしも必要でないが、本実施
例ではトナーの侵入防止を確実にするためにこれを設け
ている。なおトナー進入防止手段65を設ける場合には
小孔64の径をトナーが進入しない程度に設定する必要
はない。
【0046】空気送り手段62は補給ローラ17の軸方
向に延設されたパイプ状をなし、小孔64の現像器2
0、トナーカートリッジ16の外壁側に挿入される突部
69を有している。突部69は小孔の位置に対応して複
数設けられている。空気送り手段62は図示しないポン
プに接続され、このポンプにより圧送される空気を突部
69を介して小孔64に送る。送られた空気は搖動部6
7の付勢力に抗して突起68を押し上げて現像器20、
トナーカートリッジ16内部に進入し、搖動部67の搖
動と共にトナーをほぐす。
【0047】空気はトナーが充満する位置の下方から吹
き込まれるので、トナーが効率良くほぐされる。吹き込
まれる空気の圧力は、トナーがパッキングされている場
合を想定して、ポンプ側で設定される。ポンプは図示し
ない制御手段により図示しないドライバを介して、図示
しない比較演算回路を有し所定の信号(後述するトナー
量検知手段、移動負荷検知手段、タイマー等からの信
号)を入力される制御手段によって制御される。制御手
段による制御の詳細については後述する。
【0048】よって、空気吹き込み手段61による空気
吹き込みのタイミング、量等は適宜制御手段によって制
御される。なお、小孔64等は、その目的を達すること
ができるのであれば、複数でなく、1つのみ設けられて
いるものであっても良いし、また、他の箇所に設けても
良い。空気吹き込み手段12の各構成の形状、制御手段
による制御は、トナーカートリッジの大きさやトナーの
補給頻度、トナーの凝集のし易さ等に合わせて設定する
ことができる。また、図示しないが、空気抜きのための
穴も必要であり、この穴の部分には、トナーの飛散を防
止するためのフィルターが設けられる。
【0049】図5に、トナーカートリッジに関する本発
明の第1の実施例を示す。トナーカートリッジ35は、
トナー収容部36と、トナー収容部36の床面49より
も位置の低いトナー貯溜部38との2つの部材で構成さ
れている。トナー収容部36と、トナー貯溜部38と
は、接合部40において接合されている。本実施例では
床面49が略水平であるが、トナー貯溜部38側が低く
なるように傾斜させてもよい。
【0050】トナーカートリッジ35の内部には、床面
49の上側に、搬送手段としての平板41が配設されて
いる。トナー貯溜部38は平板41の図5において右端
の一端縁と平行する方向に長い凹状をなしている。平板
41は、トナー収容部36と一体にその側面に形成され
たガイドピン44により、トナーカートリッジ35の下
部に、床面49に対向した位置で往復移動自在となるよ
う位置決めされており、且つ、その端部が補給手段とし
ての補給ローラ39と係合されている。
【0051】また、この平板41は、トナーが通過する
貫通孔42を有しており、その下面には、床面49に摺
接し、往復運動することによりトナーカートリッジ35
内に収容されているトナーほぐして略均一に分散させな
がら、トナーカートリッジ35のトナー搬送経路下流側
の補給ローラ39に向けてトナーを搬送させる突起43
が設けられている。本実施例ではこの突起43が被係合
部をなしている。床面49の突起43の両側には、高さ
ΔHaを有する係合部としてのカム80が設けられてい
る。カム80は突起43の片側に設けるのみでもよい。
【0052】これにより、図5において、補給ローラ3
9が回転すると、平板41が床面49に沿って矢印で示
す床面49と略平行な方向に往復運動し、突起43がト
ナーカートリッジ35の底部上面上のトナーを撹拌して
全体的に分散させると共に、往復運動の両終端において
は、突起43がカム80に乗り上げ、平板41は上下方
向に変位される。このように、突起43は床面49上の
トナーを撹拌搬送しつつ、平板41を高さΔHa分上下
に変位してトナーカートリッジ35内の平板41の上下
の容積を変化させ、平板41の下側のトナーに容器内の
空気、あるいは、空気吹き込み手段12により吹き込ま
れた空気が送りこまれてトナーを撹拌し、ほぐす。
【0053】この上下動の際、ガイドピン44は、上方
に変位した平板41が過度に上方に移動することを規制
する。なお、本実施例では補給ローラ39が平板41を
往復駆動する往復動手段を兼ねている。分散されて補給
ローラ39側に移動されたトナーは、トナー貯溜部38
の傾斜部37に沿って落下して補給ローラ39に補給さ
れる。
【0054】補給ローラ39は補給口(図2に示すトナ
ー補給口19を参照)を介し、トナーをトナーカートリ
ッジ外部の、現像ユニット内の現像器20へ向けて補給
する。このように、トナーカートリッジ35内に配設さ
れた平板41が往復動することによって、トナーカート
リッジ35内に収容されているトナーが連続的に最後ま
で補給される。補給ローラ39近傍すなわちトナー貯溜
部38には概述の空気吹き込み手段12が設けられてい
る。空気吹き込み手段12は、トナーを効果的に撹拌し
ほぐすことができるのであれば、トナー貯溜部38の近
傍に設けてもよい。
【0055】図6は、図5に示す実施例の内部構造を示
すもので、図6において、平板41の端部には、補給ロ
ーラ39と係合するフック45が形成されており、この
フック45は、補給ローラ39に配設された糸巻き形状
の偏心カム46の中央カム部分に係合している。また、
本実施例における補給ローラ39は、図6に示すよう
に、回転軸48に板状の隔壁部材をスパイラル状に配置
した搬送スクリューで構成されており、その回転によ
り、偏心カム46及びフック45を介して、平板41を
往復運動させるとともに、この平板41の往復運動によ
り搬送されたトナーを矢印50で示すトナー補給方向に
搬送する。
【0056】補給ローラ39の奥側の端部には、補給ロ
ーラ39を手動で回転させるためのノブ51と一体の駆
動ギヤ52が取り付けられている。駆動ギヤ52は、ト
ナーカートリッジ35が作像ユニットにセットされるこ
とにより、図示しないプリンタ本体の駆動系に噛み合う
ようになっており、この駆動系により必要に応じて回転
駆動される。また、トナーカートリッジ35を機外に取
り出した状態では、例えば、サービスマンがノブ51を
手動で回転させることにより、トナーカートリッジ35
内に残ったトナーを、新たにセットされる新規のトナー
カートリッジ内に継ぎ足すことができ、僅かな量のトナ
ーも無駄なく使用できるように構成されている。
【0057】また、本実施例では、平板41の往復運動
により、トナーカートリッジ35の側壁と平板41との
間にトナーがパッキングされないようにするために、図
5に示すように、平板41のトナーカートリッジ35の
側壁に対向する側面を鋭角形状に形成している。
【0058】図7に、トナーカートリッジ35内の下部
の全体でトナーを分散させるための平板41に設けられ
る突起の具体的な形状例を示す。図7(a)に示す突起
53は、平板41の上から見てハの字形に内向きの突起
を形成したもので、矢印54で示すように、トナーを中
央方向に多く移動させる効果がある。また、図7(b)
に示す突起55は突起を楕円形状に形成した例、図7
(c)に示す突起56は突起をヘの字状に形成した例で
ある。
【0059】図8は、補給ローラの別の実施例で、この
補給ローラ160は、所定の間隔をおいて配置された2
個の偏心カム161により、平板41を往復移動させる
ように構成されている。これにより、平板41の往復運
動をより安定させることができる。ここで、矢印166
で示す補給口19側に配設されている偏心カム161が
トナーの搬送の障碍となる虞れがある場合には、図8
(b)で示し偏心カム162のように、トナー通過用の
切欠き163を設けた偏心カムを使用することが望まし
い。符号164、165はそれぞれ、図2に示す回収ト
ナー搬送経路14aからのトナーの流れ、補給ローラ1
06によるトナーの流れを示している。
【0060】図9は、トナーカートリッジに関する本発
明の第2の実施例を示すもので、このトナーカートリッ
ジ70は、その内部に配設された搬送手段としての平板
71の略中央部位に、補給手段としての補給ローラ72
を配置して構成されている。補給ローラ72は第1の実
施例と同様の構成により平板71を往復運動させる往復
動手段を兼ねている。平板71はまた詳細を略するが、
第1の実施例と同様に貫通孔、突起を有している。符号
73はトナー貯溜部を、符号12は既述の空気吹き込み
手段をそれぞれ示している。本実施例では、本実施例で
は床面49がトナー貯溜部73側が低くなるように傾斜
されている。符号80は変位手段を示し、平板71の往
復動によりこれを上下に変位する。
【0061】図10は、トナーカートリッジに関する本
発明の第3の実施例を示すもので、このトナーカートリ
ッジ75は、トナー貯溜部38の、補給ローラ39の近
傍にトナー貯溜部38に向けてトナーを押し込むための
隔壁部材としての隔壁76を設けるとともに、トナー貯
溜部38に配設された補給ローラ39に向けて、平板4
1の動きにより、隔壁76を乗り越えるようにしてトナ
ーを移動させる移動部材78を平板41に設けて構成さ
れている。
【0062】このトナーカートリッジ75によれば、平
板41の動きにより、移動部材78が、図10に鎖線7
7、79に示すように揺動されて、トナーが隔壁76を
乗り越えるようにして補給ローラ39側に供給されるの
で、補給ローラ39付近のトナーを確実に順次補給する
ことができる。また、平板41は突起43の片側に設け
られた変位手段80によって上下に変位される。
【0063】本実施例においては、空気吹き込み手段1
2をトナーがパッキングされやすい隔壁部に設け、トナ
ーをほぐす。符号95はカートリッジにトナーを補給す
るためのトナー補給穴を示しており、このトナー補給穴
95は、通常時には補給蓋96により塞がれている。な
お、図10ではフック45(図6参照)等の図示を省略
している。
【0064】図11は、トナーカートリッジに関する本
発明の第4の実施例を示すもので、このトナーカートリ
ッジ180は、平板41の上面に対向するように、平板
41の上面上のトナーを移動させる突起189を有する
トナー移動部材としてのトナーガイド182を、固定部
材184により、トナーカートリッジ180の側面から
突き出すようにして設置して構成されている。また、平
板41の上面には別の突起181が設けられており、こ
の突起181は、トナーガイド182の一部に設けられ
ている凹部183に係合している。凹部183には孔1
88が設けられている。
【0065】このトナーカートリッジ180によれば、
平板41の往復運動により、その上面のトナーがトナー
ガイド182の突起189により排除されるので、トナ
ー補給の最終段階で平板41の上面にトナーが堆積して
残留したままになることがなく、トナーを最後まで補給
することができる。また平板41が上方に変位した場合
には突起189が貫通孔42に、突起181が孔188
にそれぞれ遊嵌されるようになっており、平板41の上
方への変位が妨げられることはない。ここで、平板41
の上面の突起181、及び、トナーガイド182の一部
に設けられている凹部183は、必ずしも設けなくても
よい。突起181を設けない場合には、孔188を必ず
しも設ける必要がない。なお、図11ではフック45
(図6参照)等の図示を省略している。
【0066】図12は、平板41の他の実施例を示すも
ので、この平板41は、平板41の両側に複数の切り込
み185、186が交互に形成されている。これによ
り、平板41が蛇腹と同様の作用により伸縮自在に形成
されるので、トナー満杯時における平板41は、そのフ
ック45を介して往復運動しようとしても、トナーの重
みにより、駆動伝達手段としてのフック45による平板
41への往復駆動伝達力が、平板41のトナー搬送経路
下流側のみに伝達される。つまり平板41の往復運動に
対するトナーによる過剰な抵抗が切り込み185、18
6によって伸縮自在となっていることにより緩衝され
る。そして、このフック45による平板41への往復駆
動伝達力は、トナーカートリッジ内のトナー容量が減少
するに従って、平板41のトナー搬送経路上流側に向け
て徐々に伝搬されるようになるので、初期時、すなわ
ち、トナー満杯時における平板41の駆動負荷を小さく
することができる。ここで、平板41のトナー搬送経路
下流側の端面187は、補給ローラに対して略平行にな
るように形成されている。また、強度に問題がなけれ
ば、貫通孔42(図6を参照)を設けることもできる。
【0067】図13は、トナーカートリッジ内に最後に
残ったトナーを手動により排出するための構成を示すも
のであって、本発明のトナーカートリッジの各実施例に
適宜使用されるものである。
【0068】このトナーカートリッジ90には、その側
面から突出するように形成されたトナー補給パイプ91
と、このトナー補給パイプ91のトナー排出口を覆う蓋
92が設けられており、トナー補給パイプ91内に一端
が挿通されるように配置された補給ローラ39の他端に
は、トナーカートリッジの第1の実施例において図6を
参照して説明したように、補給ローラ39を駆動回転さ
せるための駆動ギヤ52と、補給ローラ39を手動回転
させるためのノブ51が設けられている。
【0069】トナーカートリッジ90の保管時及び作像
ユニットへのセット時には、図13(b)に示すように
トナー補給パイプ91のトナー排出口が蓋92により覆
われた状態になり、トナー補給パイプ91のトナー排出
口からのトナーの漏出が防止される。一方、図13
(c)に示すようにこのトナーカートリッジ90を作像
ユニットから取り出し、矢印97で示すように、ノブ5
1を押し込みながら手動回転させると、トナー補給パイ
プ91の蓋92が補給ローラ39の端部により押されて
開放されるとともに、トナー補給パイプ91のトナー排
出口を通して、トナーカートリッジ内部に残留している
トナーが排出される。
【0070】そこで、図13(a)を参照して、新規の
トナーカートリッジ(図示せず)のトナー収容部上面に
設けられたトナー供給穴(図10におけるトナー供給穴
95を参照)を覆っている蓋96を移動してトナー供給
穴を開口し、このトナー補給穴を通して、使用済みのト
ナーカートリッジ90内部に残留しているトナーを、排
出トナー補給パイプ91のトナー排出口より、新規のト
ナーカートリッジ内に移し替えることによって、使用済
みのトナーカートリッジ内部に残留しているトナーを無
駄なく使用することができる。
【0071】図14、15は、トナーカートリッジに関
する本発明の第5の実施例を示すもので、変位手段が床
面49上に設けられたものでない点で上述の実施例と異
なっている。平板41のフック45に設けられた被係合
部としての高さΔHbの被係合突起141に係合する、
補給手段としての補給ローラ39の回転軸48上に設け
られた係合部142が、本実施例の変位手段をなしてい
る。また、ガイドピン44は天井面143の下面側に設
けられている。補給ローラ39は往復動手段を兼ねてお
り、その回転により偏心カム46がフック45により平
板41を往復動する。これと共に、回転軸48上の係合
部142がフック45に設けられた非係合突起141に
係合し、平板41をΔHb分上方に変位する。ガイドピ
ン44は上方に変位した平板41が過度に上方に変位す
ることを規制する。
【0072】図16は、トナーカートリッジに関する本
発明の第6の実施例を示すもので、変位手段が平板41
を支持する一対の支持部材144からなっている。支持
部材144は基端をトナーカートリッジ本体の側壁に回
転自在に軸支され、先端が平板44を回転自在に軸支し
ている。往復動手段は補給手段としての補給ローラ39
である。平板41は補給ローラ39の回転により往復動
され、これと同時に、支持部材144によりブランコ状
に搖動され、上下方向に変位する。
【0073】図17は、トナーカートリッジに関する本
発明の第7の実施例を示すもので、被係合部としてのピ
ン145がトナーカートリッジ本体の外部に位置してい
る。変位手段としてのカム146はカートリッジ本体の
天井面143の上面のピン145の片側に位置してい
る。平板41は、平板41の側縁を基端としトナーカー
トリッジ本体の外部へ向けて設けられた、先端部にフッ
ク148を有する平板147を有している。ピン145
は、平板147の、フック148よりも基端側の側面に
設けられている。フック148は、往復動手段としての
偏心カム149と係合している。つまり、往復動手段は
トナーカートリッジ本体の外部に設けられている。平板
41は偏心カム149により往復動され、往復動の片側
の終端部、図17において右側の終端部においてピン1
45がカム146に係合して上方に変位される。トナー
カートリッジ本体外部に備えられた往復動手段の構成は
本実施例に示したものに限られない。例えば、本実施例
における平板147の形状を先端部が細くなったものと
し、この先端部に係合した状態で揺動される部材を往復
動手段とすることができる。
【0074】図18は、トナーカートリッジに関する本
発明の第8の実施例を示すもので、変位手段によって上
下方向の変位を行うか否かの選択が可能となっている。
被係合部としてのピン150がトナーカートリッジ本体
の外部に位置している。平板41は、平板41の側縁を
基端としトナーカートリッジ本体の外部へ向けて設けら
れた平板151を有している。ピン150は、平板14
7の先端部の側面に設けられている。変位手段は一部が
カム面153となっている孔157を有する揺動板15
4からなっている。揺動板154は矢印aで示すソレノ
イド155の作動時に、矢印bで示すように軸156を
中心として揺動され、カム面153が上昇されるように
なっている。ピン150は、トナーカートリッジ本体の
天井面143の上面に固設された長孔152と共に孔1
57に遊嵌している。
【0075】平板41は(図6等に示した偏心カム46
により往復動される)フック45を介して往復動される
が、ソレノイド155の非作動時には、図19(a)に
示すように、カム面153はピン150の往復動に何等
影響を与えず、ピン150は長孔152の下縁に沿って
略水平に往復動され、従って、平板41も略水平に往復
動される。フック45によりる。ソレノイドの作動時に
は、図19(b)に示すように、カム面153が長孔1
52に対して上方に相対移動して長孔152の下側の両
端部を塞ぐ状態となり、平板41は、往復動の両終端
で、ピン150がカム面153に乗り上げることによ
り、上方に変位される。このように、本実施例では、ソ
レノイド155の作動、非作動により、平板41を上下
方向に移動するか否かを選択することができる。変位手
段を平板41のフック45を有する側の端部と反対側に
設ければ、より安定した変位を行うことができる。
【0076】以上の実施例において、トナーカートリッ
ジは、トナーの状態を検知する検知手段として、図20
に示すように、光学的手段によりトナー量を検知するト
ナー量検知手段171と、往復動手段のトナー移動負荷
を検知することによりトナーも凝集状態を検知する図示
しない移動負荷検知手段とを有している。
【0077】トナーカートリッジには、トナー量検知手
段171の検知光路が透過する透明な部材からなる検知
窓174が設けられており、トナーカートリッジ内部に
は、トナー量検知手段171からの検知光を反射させる
ための反射板172が設けられている。トナー量検知手
段171は、反射光量によりその検知光路中のトナー量
を検知する。
【0078】検知タイミングは図示しないタイマーによ
り計測されたタイミングであって、突起43が検知窓1
74を通過する直前とされ、トナー量検知手段171は
突起43によって搬送されるトナー量を検知する。突起
43が検知窓174を通過する直前のタイミングは、ト
ナー量検知手段171や、突起43を検知する図示しな
い突起検知センサからの信号によって制御するようにし
ても良い。
【0079】突起43の先端に設けられたクリーニング
部材173は、突起43の動きにより検知窓174をこ
すってクリーニングするようになっている。これによ
り、検知窓174のトナー汚れによるトナー量検知手段
171の誤検知が防止される。
【0080】図21は、上述のクリーニング部材17
3、及び、前述した移動部材78(図10参照)に相当
する部材をその先端にクリーニング部材177を有する
1つのワイパー175で構成した例で、このワイパー1
75によれば、トナーカートリッジの隔壁176を乗り
越えるようにしてトナーを補給ローラ側へ移動させると
同時に、トナー量検知手段171の検知光路が透過する
検知窓174を清掃することができるので、トナー量検
知手段171により、確実にトナー量を検知できる。
【0081】移動負荷検知手段は、トナーの移動負荷
を、往復動手段を駆動する図示しない駆動モータの消費
電力として検知する。
【0082】トナー量検知手段171、移動負荷検知手
段は検知信号を、タイマーは時間に関する信号を制御手
段に送り制御手段はこれら信号を図示しない比較演算回
路で処理し、それに応じて図示しないドライバを介して
ポンプを作動し、所定のタイミング、量で小孔64から
空気を吹き込み、トナーをほぐす。
【0083】空気吹き込み手段12の小孔(図5、6を
参照)上を突起43が通過する構成となっている場合に
は、この通過直前に空気を吹き込むようにすれば、ほぐ
されたトナー中を突起43が通過することとなり、移動
負荷を低下させることができ、空気吹き込みの効率も良
い。
【0084】制御手段はトナー量検知手段171によっ
て検知されたトナー量が一定量以下になると、ポンプの
作動を停止し、空気吹き込みの無駄を省く。制御手段
は、前回の空気吹き込みからの時間間隔に応じて空気の
吹き込み量を設定するようにしても良い。また、制御手
段は、タイマーによって測定された一定時間ごとにポン
プを作動し、一定量の空気を吹き込むようにしても良
い。また小孔を様々な場所に設け、装置起動時に空気吹
き込みを行うようにすれば、装置休止時に自重により凝
集したトナーをほぐすことができる。
【0085】トナー量検知手段、移動負荷検知手段は、
現像装置としての現像器20(図2参照)側に設けても
良い。この場合、トナー量検知手段の設置場所は、トナ
ー現像剤が流動する適当な場所であり、移動負荷検知手
段は、図2におけるパドル8など、トナーを移動させる
ためのトナー移動手段の負荷を消費電力などで検知する
ものとすることができる。
【0086】トナー量検知手段は、補給ローラの回転量
と補給口から補給されるトナー量を、現像器中のトナー
濃度や画像の濃度の上昇程度を判定することにより検知
するものとすることもできる。
【0087】トナー量検知手段171、移動負荷検知手
段は既述の組み合わせに応じて適宜トナーカートリッ
ジ、現像器に備えられるものであって、タイマーを含
め、必ずしも全てを有する必要はない。また、現像器に
おいてトナー不足を検知した場合に補給ローラを、トナ
ーカートリッジにおいてトナー不足を検知した場合に装
置外部に設けたカートリッジ交換ランプ等を、制御手段
により作動させることができる。
【0088】以上様々な態様の、変位手段(トナーカー
トリッジの内部にあるか外部にあるか、被係合部の両側
にあるか片側にあるか、変位が選択可能か否か等を含
む)、往復動手段(トナーカートリッジの内部にある
か、外部にあるか等を含む)、平板(伸縮自在の形状と
したか否か、突起の形状、フックの有無等を含む)、空
気吹き込み手段(機構)、トナーカートリッジ(隔壁部
材の有無等を含む)、トナー量検知手段等を説明した
が、これらの組み合わせは適宜選択可能であって、各実
施例において説明したものに限られない。例えば、図1
6に示したブランコ状に揺動される平板を、トナーカー
トリッジ本体外部の往復動手段で往復動してもよいし、
図17に示したように変位手段がトナーカートリッジ本
体外部にある場合にも、平板をトナーカートリッジ本体
内部の往復動手段で往復動してもよい。
【0089】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、平板が変
位手段により往復運動中に上下方向に変位されるので、
トナーを撹拌してパッキングなどのトナーの凝集を防止
するとともに補給手段側にトナーを搬送することができ
る。
【0090】請求項2記載の発明によれば、平板上に堆
積したトナーが適宜貫通孔を通過して平板下側に移動
し、平板下側のトナーは突起により補給手段側に搬送さ
れるので、効率よくトナーの撹拌、搬送を行うことがで
きる。
【0091】請求項3記載の発明によれば、トナー貯溜
部に補給手段と補給口を設けたので、補給手段が、補給
口を介してトナー貯溜部に蓄えられているトナーを効率
よく安定的に外部に供給することができる。
【0092】請求項4記載の発明によれば、トナー貯溜
部側が低くなるように床面を傾斜させているので、トナ
ーが自重によってトナー貯溜側に移動するので、さらに
効率的に補給手段側へのトナーの搬送を行うことができ
る。
【0093】請求項5記載の発明によれば、トナー貯溜
部を床面の端部に設けるので、トナーカートリッジの端
部から外部へトナーを供給することができる。
【0094】請求項6記載の発明によれば、トナー貯溜
部を床面の中央部に設けるので、トナーカートリッジの
中央部から外部へトナーを供給することができ、トナー
カートリッジの設計上の自由度が増す。
【0095】請求項7記載の発明によれば、移動部材に
より隔壁部材を乗り越えるようにしてトナー貯溜部にト
ナーを押し込むので、トナーエンド時にトナーカートリ
ッジ残留するトナーを少くすることができ、トナーを無
駄なく使い切ることができる。
【0096】請求項8記載の発明によれば、平板の往復
運動によりトナーのパッキングを容易に防止できる。
【0097】請求項9記載の発明によれば、空気吹き込
み手段がトナーを、空気を吹き込むことによりほぐすの
で、効率よくトナーをほぐすと共に、ほぐされたトナー
の凝集を起こりにくくすることができる。
【0098】請求項10記載の発明によれば、空気吹き
込み手段がトナー貯溜部又はその近傍のトナーに空気を
吹き込むので、さらに効率よく確実にトナーをほぐすこ
とができる。
【0099】請求項11記載の発明によれば、補給手段
が往復動手段を兼ねているので、外部からの駆動を少な
くでき、また往復動手段を補給手段と別に設ける場合に
比べて部品点数を少くすることができ、簡単な構成で平
板を往復動することができる。部品点数が少ないので組
立て及び分解が容易となると共に再利用も容易となり、
容積を減らすことなく小型で安価のトナーカートリッジ
を実現できる。
【0100】請求項12記載の発明によれば、往復動手
段をトナーカートリッジ外部に設けることができ、設計
上の自由度が向上する。
【0101】請求項13記載の発明によれば、平板上の
トナーがトナー移動部材により平板に対して相対移動さ
れ平板から落下するので、平板上のトナーの残留を解消
し、最後までトナーを使い切ることができる。
【0102】請求項14記載の発明によれば、平板が床
面と略平行に往復運動することにより補給手段側にトナ
ーを供給するので、トナーカートリッジを扁平形状とす
ることができ、トナーカートリッジの設置及び保管のス
ペースを最小限にすることができる。また、扁平形状で
横長となったトナーカートリッジ内の堆積したトナー中
を移動する際にも比較的トナーによる抵抗を少くして、
往復動手段の消費エネルギーを小さくすることができ
る。トナーによる抵抗を減じることは、小粒径で凝集し
易いカラートナーを撹拌し、ほぐす際に特に有効であ
る。
【0103】請求項15記載の発明によれば、平板が変
位手段に係合する被係合部を有するので、被係合部と平
板の一体成形が可能となり、安価で、小スペースのトナ
ーカートリッジを提供できる。
【0104】請求項16記載の発明によれば、変位手段
が床部に設けられており、突起が被係合部をなすので、
被係合部を特に設ける必要がなく、変位手段をトナーカ
ートリッジと一体成形できるので、さらに安価で小スペ
ースのトナーカートリッジを提供できる。
【0105】請求項17記載の発明によれば、係合部が
補給手段の回転軸上に設けられているので、回転軸の回
転により平板を上下に変位することができる。
【0106】請求項18記載の発明によれば、係合部を
トナーカートリッジの外部に設けることができ、設計上
の自由度が増す。
【0107】請求項19記載の発明によれば、変位手段
をトナーカートリッジ本体の天井面に一体成形した、簡
単な構成で平板をトナーカートリッジ外部で上下に変位
することができ、設計上の自由度が増す。
【0108】請求項20記載の発明によれば、変位手段
を移動可能とすることにより平板を上下に変位するか否
かを選択することができるので、トナーの状態に合わせ
て平板を略水平方向にのみ移動させるか、上下方向への
変位も行うか、の選択ができる。
【0109】請求項21記載の発明によれば、トナーが
トナーカートリッジ中に満杯である場合など、平板が往
復運動時にトナーによって過剰な抵抗を受けるような状
態にあっても、平板の形状が伸縮自在であるので、この
抵抗を緩衝し、平板の駆動負荷を低減することができる
ので、往復動手段を小型且つ安価に構成することがで
き、また消費エネルギーを低減することができる。
【0110】請求項22記載の発明によれば、変位手段
を支持部材のみで構成することができるので、簡単な構
成で往復動及び上下への変位を行うことができる安価な
トナーカートリッジを提供することができる。
【0111】請求項23記載の発明によれば、上記請求
項1ないし22に記載の発明の何れかの効果を奏するト
ナーカートリッジ及びこれによりトナーを供給される現
像装置を備えた現像ユニットを提供することができる。
【0112】請求項24記載の発明によれば、請求項2
3記載の発明を適用された現像ユニットが奏する効果に
加え、現像装置内のトナーが空気吹き込み機構によって
効率良くほぐされる現像ユニットを提供することができ
る。
【0113】請求項25記載の発明によれば、上記請求
項23または24に記載の発明の何れかの効果を奏し、
現像装置によって現像される静電潜像担持体及びこの静
電潜像担持体に静電潜像を形成する静電潜像形成手段を
有する現像ユニットを提供することができる。
【0114】請求項26記載の発明によれば、上記請求
項25に記載の発明の効果を奏する現像ユニット及び静
電潜像担持体上のトナー像を転写される画像担持手段を
有する画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される画像形成装置の構成を説明
するための概略図である。
【図2】図2に示した画像形成装置の現像ユニットの構
成を示す概略図である。
【図3】本発明が適用されるトナーカートリッジが備え
る空気吹き込み手段、空気吹き込み機構の拡大断面図で
ある。
【図4】図3に示した空気吹き込み手段、空気吹き込み
機構の概略斜視図である。
【図5】本発明が適用されたトナーカートリッジの第1
の実施例を示す概略断面図である。
【図6】図5に示したトナーカートリッジの内部構造を
示す概略斜視図である。
【図7】トナーカートリッジの内部の平板に設けられる
突起の形状の例を示す図である。
【図8】トナーカートリッジの内部の補給ローラの別の
実施例を示す図である。
【図9】本発明が適用されるトナーカートリッジの第2
の実施例を示す概略断面図である。
【図10】本発明が適用されるトナーカートリッジの第
3の実施例を示す概略断面図である。
【図11】本発明が適用されるトナーカートリッジの第
4の実施例を示す概略断面図である。
【図12】トナーカートリッジの内部の平板の別の実施
例を示す図である。
【図13】本発明が適用されるトナーカートリッジ内の
トナーを回収するための機構を示す概略である。
【図14】本発明が適用されるトナーカートリッジの第
5の実施例を示す概略断面図である。
【図15】図14に示したトナーカートリッジの内部構
造を示す概略斜視図である。
【図16】本発明が適用されるトナーカートリッジの第
6の実施例を示す概略断面図である。
【図17】本発明が適用されるトナーカートリッジの第
7の実施例を示す概略断面図である。
【図18】本発明が適用されるトナーカートリッジの第
8の実施例を示す概略斜視図である。
【図19】図18に示した実施例においてソレノイドの
作動、非作動時におけるピンの動作を比較して説明する
ための概略図である。
【図20】本発明が適用されるトナーカートリッジに用
いられるトナー量検知手段を示す概略断面図である。
【図21】図21に示したトナー量検知手段と異なる設
置態様のトナー量検知手段を示す概略断面図である。
【図22】従来の画像形成装置の構成を説明するための
概略図である。
【図23】図22に示した画像形成装置の現像ユニット
の構成を示す概略図である。
【符号の説明】
1、130 画像形成装置 6 画像担持手段 9、110 現像ユニット 11、21 静電潜像担持体 12 空気吹き込み手段 12’ 空気吹き込み機構 16、35、70、90 トナーカートリッジ 17、39、72 補給手段 18 静電線像形成手段 19 補給口 20 現像装置 38、73 トナー貯溜部 39、72、149 往復動手段 41、71 平板 42 貫通孔 43、53、55、56 突起 43、141、145、150 被係合部 48 回転軸 49 床面 57 鋭角形状の平板側面 76、176 隔壁部材 78、175 移動部材 80、142、144、146、154 変位手段 143 天井面 144 支持部材 152 長孔 182 トナー移動部材

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナーを外部に補給するための補給手段
    と、トナーカートリッジ本体の床面と対向した位置で往
    復運動によりトナーを撹拌すると共にトナーを上記補給
    手段へ向けて搬送する平板と、この平板の上記往復運動
    を行う往復動手段とを有するトナーカートリッジにおい
    て、上記平板を上記往復運動中に上下方向に変位する変
    位手段を有することを特徴とするトナーカートリッジ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のトナーカートリッジにおい
    て、上記平板にトナーが通過する貫通孔を設けると共
    に、この平板の下面に、上記床面に摺接して上記往復運
    動によりトナーを撹拌してほぐすと共に上記補給手段側
    へ搬送するための突起を設けたことを特徴とするトナー
    カートリッジ。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のトナーカートリッ
    ジにおいて、上記床面の一部を、上記平板の一端縁と平
    行する方向に長い凹状のトナー貯溜部とし、このトナー
    貯溜部に上記補給手段と、この補給手段によって外部に
    トナーを補給するための補給口とを設けたことを特徴と
    するトナーカートリッジ。
  4. 【請求項4】請求項3記載のトナーカートリッジにおい
    て、上記トナー貯溜部側が低くなるように上記床面を傾
    斜させたことを特徴とするトナーカートリッジ。
  5. 【請求項5】請求項3または4記載のトナーカートリッ
    ジにおいて、上記トナー貯溜部を上記床面の端部に設け
    たことを特徴とするトナーカートリッジ。
  6. 【請求項6】請求項3または4記載のトナーカートリッ
    ジにおいて、上記トナー貯溜部を上記床面の中央部に設
    けたことを特徴とするトナーカートリッジ。
  7. 【請求項7】請求項3ないし6の何れか一つに記載のト
    ナーカートリッジにおいて、上記トナー貯溜部に向けて
    トナーを押し込むための隔壁部材を設け、上記平板の動
    きにより上記隔壁部材を乗り越えるようにしてトナーを
    移動させる移動部材を上記平板に設けたことを特徴とす
    るトナーカートリッジ。
  8. 【請求項8】請求項1ないし7の何れか一つに記載のト
    ナーカートリッジにおいて、上記平板の上記トナーカー
    トリッジ本体の側壁に対向する側面を鋭角形状に形成し
    たことを特徴とするトナーカートリッジ。
  9. 【請求項9】請求項1ないし8の何れか一つに記載のト
    ナーカートリッジにおいて、トナーをほぐすための空気
    を吹き込む空気吹き込み手段を有することを特徴とする
    トナーカートリッジ。
  10. 【請求項10】請求項9記載のトナーカートリッジにお
    いて、上記空気吹き込み手段を上記トナー貯溜部または
    上記トナー貯溜部近傍に有することを特徴とするトナー
    カートリッジ。
  11. 【請求項11】請求項1ないし10の何れか一つに記載
    のトナーカートリッジにおいて、上記補給手段が上記往
    復動手段を兼ねていることを特徴とするトナーカートリ
    ッジ。
  12. 【請求項12】請求項1ないし11の何れか一つに記載
    のトナーカートリッジにおいて、上記往復動手段が上記
    トナーカートリッジ本体の外部に設けられていることを
    特徴とするトナーカートリッジ。
  13. 【請求項13】請求項1ないし12の何れか一つに記載
    のトナーカートリッジにおいて、上記平板上面側に位置
    し、この平板上のトナーをこの平板に対して相対移動さ
    せるためのトナー移動部材を有することを特徴とするト
    ナーカートリッジ。
  14. 【請求項14】請求項1ないし13の何れか一つに記載
    のトナーカートリッジにおいて、上記平板が上記床面と
    略平行に往復運動することを特徴とするトナーカートリ
    ッジ。
  15. 【請求項15】請求項1ないし14の何れか一つに記載
    のトナーカートリッジにおいて、上記平板が上記変位手
    段に係合する被係合部を有することを特徴とするトナー
    カートリッジ。
  16. 【請求項16】請求項15記載のトナーカートリッジの
    うち上記突起を有するトナーカートリッジにおいて、上
    記変位手段が上記床部に設けられ、上記突起が被係合部
    をなすことを特徴とするトナーカートリッジ。
  17. 【請求項17】請求項15記載のトナーカートリッジに
    おいて、上記補給手段が、回転軸と、この回転軸上に設
    けられ上記被係合部に係合する係合部とを有し、この係
    合部が上記変位手段をなすことを特徴とするトナーカー
    トリッジ。
  18. 【請求項18】請求項15記載のトナーカートリッジに
    おいて、上記被係合部が上記トナーカートリッジの外部
    に位置していることを特徴とするトナーカートリッジ。
  19. 【請求項19】請求項18記載のトナーカートリッジに
    おいて、上記変位手段が上記トナーカートリッジ本体の
    天井面の上面に位置していることを特徴とするトナーカ
    ートリッジ。
  20. 【請求項20】請求項15記載のトナーカートリッジに
    おいて、上記被係合部が遊嵌する長孔を上記トナーカー
    トリッジ本体の天井面の上面に固設し、上記変位手段を
    この長孔に対して相対移動することによりこの変位手段
    による上記平板の上下方向への変位を行うか否かを選択
    することを特徴とするトナーカートリッジ。
  21. 【請求項21】請求項1ないし20の何れか一つに記載
    のトナーカートリッジにおいて、上記平板の上記往復運
    動に対するトナーによる過剰な抵抗を緩衝するため上記
    平板を伸縮自在に形成したことを特徴とするトナーカー
    トリッジ。
  22. 【請求項22】請求項1ないし13の何れか一つに記載
    のトナーカートリッジにおいて、上記変位手段が上記平
    板を搖動支持する支持部材からなり、上記平板の上記往
    復運動時に、これをブランコ状に搖動することにより上
    下方向に変位することを特徴とするトナーカートリッ
    ジ。
  23. 【請求項23】請求項1ないし22の何れか一つに記載
    のトナーカートリッジと、このトナーカートリッジによ
    ってトナーを補給される現像装置とを有することを特徴
    とする現像ユニット。
  24. 【請求項24】請求項23に記載の現像ユニットにおい
    て、上記現像装置内のトナーをほぐすための空気吹き込
    み機構を有することを特徴とする現像ユニット。
  25. 【請求項25】請求項23または24記載の現像ユニッ
    トにおいて、上記現像装置によって現像される静電潜像
    担持体と、この静電潜像担持体に静電潜像を形成する静
    電線像形成手段とを有することを特徴とする現像ユニッ
    ト。
  26. 【請求項26】請求項25に記載の現像ユニットと、上
    記静電潜像担持体上のトナー像を転写される画像担持手
    段とを有することを特徴とする画像形成装置。
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