JPH11294612A - 空気抜き装置 - Google Patents
空気抜き装置Info
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- JPH11294612A JPH11294612A JP9801498A JP9801498A JPH11294612A JP H11294612 A JPH11294612 A JP H11294612A JP 9801498 A JP9801498 A JP 9801498A JP 9801498 A JP9801498 A JP 9801498A JP H11294612 A JPH11294612 A JP H11294612A
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- 238000001035 drying Methods 0.000 claims description 23
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Landscapes
- Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 水もしくは湯を全く排出することなく、余剰
空気のみを抜くことができ、簡単に安価に製造できる空
気抜き装置を提供する。 【解決手段】 湯を受け入れる入湯口22を下部に備え
た満干室21A が設けられ、満干室21A の上部に、余剰空
気を抜くための大気口24を適所に備えた通気室21B が
設けられ、満干室21A と通気室21B との間を連通する連
通孔21h が設けられたケーシング21と、満干室21A の
内部に入れられた、球状で水に浮く球状フロート35
と、球状フロート35の上方に、上下昇降自在に設けら
れ、付勢手段、例えばスプリング30S によって常時下降
しており、球状フロート35の浮力によって上昇し、連
通孔21h に開閉自在な開閉弁32V を備え、下部が逆漏斗
状に形成された移動体30とからなり、移動体30の下
降時には、連通孔21h は通じており、移動体30の上昇
時には、開閉弁32V によって連通孔21h は塞閉する。
空気のみを抜くことができ、簡単に安価に製造できる空
気抜き装置を提供する。 【解決手段】 湯を受け入れる入湯口22を下部に備え
た満干室21A が設けられ、満干室21A の上部に、余剰空
気を抜くための大気口24を適所に備えた通気室21B が
設けられ、満干室21A と通気室21B との間を連通する連
通孔21h が設けられたケーシング21と、満干室21A の
内部に入れられた、球状で水に浮く球状フロート35
と、球状フロート35の上方に、上下昇降自在に設けら
れ、付勢手段、例えばスプリング30S によって常時下降
しており、球状フロート35の浮力によって上昇し、連
通孔21h に開閉自在な開閉弁32V を備え、下部が逆漏斗
状に形成された移動体30とからなり、移動体30の下
降時には、連通孔21h は通じており、移動体30の上昇
時には、開閉弁32V によって連通孔21h は塞閉する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気抜き装置に関
する。さらに詳しくは、貯湯タンク中の水を加熱するこ
とにより発生する空気のみを大気に放出させる空気抜き
装置に関する。
する。さらに詳しくは、貯湯タンク中の水を加熱するこ
とにより発生する空気のみを大気に放出させる空気抜き
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は貯湯タンク1の縦断面図である。
同図において、符号1は貯湯タンクを示している。貯湯
タンク1には、水を湯に沸き上げるためのヒータ5が内
蔵されている。この貯湯タンク1は水を湯に沸き上げる
加熱部であるとともに、湯を貯湯する貯湯部でもある。
貯湯タンク1の下部には給水口7を備えており、貯湯タ
ンク1の上部には出湯口6を備えている。貯湯タンク1
の給水口7には、貯湯タンク1に水を給送するための給
水管13が接続されている。貯湯タンク1の出湯口6に
は、貯湯タンク1の湯を出送するための給湯管15が接
続されている。符号Kは安全弁を示している。この安全
弁Kは、常時閉弁しており、貯湯タンク1の内部が異常
圧力になると開弁し、その異常圧力を解消するためのも
のである。貯湯タンク1の上部には、従来の空気抜き装
置120 が取り付けられている。
同図において、符号1は貯湯タンクを示している。貯湯
タンク1には、水を湯に沸き上げるためのヒータ5が内
蔵されている。この貯湯タンク1は水を湯に沸き上げる
加熱部であるとともに、湯を貯湯する貯湯部でもある。
貯湯タンク1の下部には給水口7を備えており、貯湯タ
ンク1の上部には出湯口6を備えている。貯湯タンク1
の給水口7には、貯湯タンク1に水を給送するための給
水管13が接続されている。貯湯タンク1の出湯口6に
は、貯湯タンク1の湯を出送するための給湯管15が接
続されている。符号Kは安全弁を示している。この安全
弁Kは、常時閉弁しており、貯湯タンク1の内部が異常
圧力になると開弁し、その異常圧力を解消するためのも
のである。貯湯タンク1の上部には、従来の空気抜き装
置120 が取り付けられている。
【0003】図6および図7は、従来の空気抜き装置12
0 の縦断面図である。図6および図7に示すように、従
来の空気抜き装置120 は、ケーシング121 の内部にフロ
ート135 が入れられており、このフロート135 が浮力に
よって上下動するのに連動して開閉弁132Vが開閉するよ
うになっている。具体的には、ケーシング121 は満干室
121Aと通気室121Bとから構成されており、満干室121Aと
通気室121Bとの間には、連通孔121hが形成されている。
満干室121Aの下部には、湯を受け入れる入湯口122 が形
成されている。通気室121Bの上側部には、余剰空気を抜
くための大気口124 が形成されている。満干室121Aに
は、水に浮くフロート135 が入れられている。このフロ
ート135 の上面には、支持ピン101 が取り付けられてい
る。一方、連通孔121hには、移動体130 が上下昇降自在
に取り付けられている。この移動体130 は、上部の開閉
弁132Vと下部の掛止部103 とが連結棒104 によって連結
されたものである。符号130Sはスプリングを示してお
り、このスプリング130Sによって、移動体130 は常時上
方に付勢されている。そして、前記支持ピン101 と満干
室121Aの内部上壁との間には、てこ棒102 が掛合されて
おり、てこ棒102 の中間部には、前記掛止部103 が掛合
されている。このため、てこ棒102 と満干室121Aの内部
上壁との接触点を支点、てこ棒102 と支持ピン101 との
接触点を力点、てこ棒102 と掛止部103 との接触点を作
用点とするてこの原理に基づき、フロート135 の自重に
よるモーメントによって移動体130 は下降する。
0 の縦断面図である。図6および図7に示すように、従
来の空気抜き装置120 は、ケーシング121 の内部にフロ
ート135 が入れられており、このフロート135 が浮力に
よって上下動するのに連動して開閉弁132Vが開閉するよ
うになっている。具体的には、ケーシング121 は満干室
121Aと通気室121Bとから構成されており、満干室121Aと
通気室121Bとの間には、連通孔121hが形成されている。
満干室121Aの下部には、湯を受け入れる入湯口122 が形
成されている。通気室121Bの上側部には、余剰空気を抜
くための大気口124 が形成されている。満干室121Aに
は、水に浮くフロート135 が入れられている。このフロ
ート135 の上面には、支持ピン101 が取り付けられてい
る。一方、連通孔121hには、移動体130 が上下昇降自在
に取り付けられている。この移動体130 は、上部の開閉
弁132Vと下部の掛止部103 とが連結棒104 によって連結
されたものである。符号130Sはスプリングを示してお
り、このスプリング130Sによって、移動体130 は常時上
方に付勢されている。そして、前記支持ピン101 と満干
室121Aの内部上壁との間には、てこ棒102 が掛合されて
おり、てこ棒102 の中間部には、前記掛止部103 が掛合
されている。このため、てこ棒102 と満干室121Aの内部
上壁との接触点を支点、てこ棒102 と支持ピン101 との
接触点を力点、てこ棒102 と掛止部103 との接触点を作
用点とするてこの原理に基づき、フロート135 の自重に
よるモーメントによって移動体130 は下降する。
【0004】この空気抜き装置120 において、前記貯湯
タンク1を満水した後、ヒータ5に通電すると、ヒータ
5は熱を発散し、この熱によって水は湯となる。水は温
められると、その密度が小さくなり、体積が増加する。
また、水は加熱されると、その水に溶存していた空気が
気体となって発生する。
タンク1を満水した後、ヒータ5に通電すると、ヒータ
5は熱を発散し、この熱によって水は湯となる。水は温
められると、その密度が小さくなり、体積が増加する。
また、水は加熱されると、その水に溶存していた空気が
気体となって発生する。
【0005】図6に示すように、満干室121Aに浸入した
水が少なく、フロート135 が下降しているときには、加
熱された水から発生する気体は、満干室121A、連通孔12
1h、通気室121Bを通り抜け大気口124 から大気へと抜け
ていく。一方、図7に示すように、貯湯タンク1の内部
の水が満干室121Aの内部に浸入し、フロート135 がその
浮力によって上昇すると、移動体130 はフロート135 の
モーメントから解放され、スプリング130Sによって上昇
する。したがって、連通孔121hは、移動体130 の開閉弁
132Vによって閉じるので、貯湯タンク1の内部の水もし
くは湯は、大気口124 から排出されない。
水が少なく、フロート135 が下降しているときには、加
熱された水から発生する気体は、満干室121A、連通孔12
1h、通気室121Bを通り抜け大気口124 から大気へと抜け
ていく。一方、図7に示すように、貯湯タンク1の内部
の水が満干室121Aの内部に浸入し、フロート135 がその
浮力によって上昇すると、移動体130 はフロート135 の
モーメントから解放され、スプリング130Sによって上昇
する。したがって、連通孔121hは、移動体130 の開閉弁
132Vによって閉じるので、貯湯タンク1の内部の水もし
くは湯は、大気口124 から排出されない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の空気
抜き装置120 では、フロート135 の上昇時には、スプリ
ング130Sの作用によって、このフロート135 は、支持ピ
ン101 が取り付けられた部分から上昇し、フロート135
の下降時には、その自重と自重に反するスプリング130S
との関係から、フロート135 は、支持ピン101 が取り付
けられた部分が最後に下降する。このため、フロート13
5 が垂直に上下昇降せず、斜めに傾きながら上下昇降す
るので、フロート135 が満干室121Aの内壁に引っ掛か
り、フロート135 がスムーズに上下昇降しない。このた
め、貯湯タンク1の内部の水もしくは湯が大気口124 か
ら排出されてしまったり、逆に余剰空気が大気口124 か
ら抜けないことがあるという問題がある。また、従来の
空気抜き装置120 は、てこの原理に基づいて構成されて
いるので、支点、力点、作用点等を考慮して製造する必
要があり、しかも部品の数が多くなる。このため、製造
するのに手間がかかり、高価であるという問題がある。
抜き装置120 では、フロート135 の上昇時には、スプリ
ング130Sの作用によって、このフロート135 は、支持ピ
ン101 が取り付けられた部分から上昇し、フロート135
の下降時には、その自重と自重に反するスプリング130S
との関係から、フロート135 は、支持ピン101 が取り付
けられた部分が最後に下降する。このため、フロート13
5 が垂直に上下昇降せず、斜めに傾きながら上下昇降す
るので、フロート135 が満干室121Aの内壁に引っ掛か
り、フロート135 がスムーズに上下昇降しない。このた
め、貯湯タンク1の内部の水もしくは湯が大気口124 か
ら排出されてしまったり、逆に余剰空気が大気口124 か
ら抜けないことがあるという問題がある。また、従来の
空気抜き装置120 は、てこの原理に基づいて構成されて
いるので、支点、力点、作用点等を考慮して製造する必
要があり、しかも部品の数が多くなる。このため、製造
するのに手間がかかり、高価であるという問題がある。
【0007】本発明はかかる事情に鑑み、水もしくは湯
を全く排出することなく、余剰空気のみを抜くことがで
き、簡単に安価に製造できる空気抜き装置を提供するこ
とを目的とする。
を全く排出することなく、余剰空気のみを抜くことがで
き、簡単に安価に製造できる空気抜き装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の空気抜き装置
は、湯を受け入れる入湯口を下部に備えた満干室が設け
られ、該満干室の上部に、余剰空気を抜くための大気口
を適所に備えた通気室が設けられ、前記満干室と前記通
気室との間を連通する連通孔が設けられたケーシング
と、前記満干室の内部に入れられた、球状で水に浮く球
状フロートと、該球状フロートの上方に、上下昇降自在
に設けられ、付勢手段によって常時下降しており、前記
球状フロートの浮力によって上昇し、前記連通孔に開閉
自在な開閉弁を備え、下部が逆漏斗状に形成された移動
体とからなり、前記移動体の下降時には、前記連通孔は
通じており、前記移動体の上昇時には、前記開閉弁によ
って前記連通孔は塞閉することを特徴とする。請求項2
の空気抜き装置は、湯を受け入れる入湯口を下部に備え
た満干室が設けられ、該満干室の上部に、余剰空気を抜
くための大気口を適所に備えた通気室が設けられ、前記
満干室と前記通気室との間を連通する連通孔が設けられ
たケーシングと、前記満干室に入れられ、付勢手段によ
って常時下降しており、球状で水に浮き、浮力によって
上昇する球状フロートとからなり、前記球状フロートの
下降時には、前記連通孔は通じており、前記球状フロー
トの上昇時には、該球状フロートによって前記連通孔は
塞閉することを特徴とする。
は、湯を受け入れる入湯口を下部に備えた満干室が設け
られ、該満干室の上部に、余剰空気を抜くための大気口
を適所に備えた通気室が設けられ、前記満干室と前記通
気室との間を連通する連通孔が設けられたケーシング
と、前記満干室の内部に入れられた、球状で水に浮く球
状フロートと、該球状フロートの上方に、上下昇降自在
に設けられ、付勢手段によって常時下降しており、前記
球状フロートの浮力によって上昇し、前記連通孔に開閉
自在な開閉弁を備え、下部が逆漏斗状に形成された移動
体とからなり、前記移動体の下降時には、前記連通孔は
通じており、前記移動体の上昇時には、前記開閉弁によ
って前記連通孔は塞閉することを特徴とする。請求項2
の空気抜き装置は、湯を受け入れる入湯口を下部に備え
た満干室が設けられ、該満干室の上部に、余剰空気を抜
くための大気口を適所に備えた通気室が設けられ、前記
満干室と前記通気室との間を連通する連通孔が設けられ
たケーシングと、前記満干室に入れられ、付勢手段によ
って常時下降しており、球状で水に浮き、浮力によって
上昇する球状フロートとからなり、前記球状フロートの
下降時には、前記連通孔は通じており、前記球状フロー
トの上昇時には、該球状フロートによって前記連通孔は
塞閉することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施形態を図面
に基づき説明する。図1および図2は、いずれも請求項
1の発明に係る第1実施形態の空気抜き装置20αの縦断
面図である。図1および図2に示すように、第1実施形
態の空気抜き装置20αは、ケーシング21の内部に、球
状フロート35および移動体30が設けられたものであ
る。
に基づき説明する。図1および図2は、いずれも請求項
1の発明に係る第1実施形態の空気抜き装置20αの縦断
面図である。図1および図2に示すように、第1実施形
態の空気抜き装置20αは、ケーシング21の内部に、球
状フロート35および移動体30が設けられたものであ
る。
【0010】ケーシング21は、その素材が例えば金属
や樹脂であり、耐腐食性に優れているが、特にその素材
は限定されない。このケーシング21は、下部の満干室
21Aと上部の通気室21B とが、連通孔21h で連通された
ものである。満干室21A の下部には、湯を受け入れるた
めの入湯口22が形成されている。通気室21B の上部も
しくは側部等の適所には、大気口24が形成されてい
る。
や樹脂であり、耐腐食性に優れているが、特にその素材
は限定されない。このケーシング21は、下部の満干室
21Aと上部の通気室21B とが、連通孔21h で連通された
ものである。満干室21A の下部には、湯を受け入れるた
めの入湯口22が形成されている。通気室21B の上部も
しくは側部等の適所には、大気口24が形成されてい
る。
【0011】ケーシング21の満干室21A には、球状で
水に浮く球状フロート35が入れられている。この球状
フロート35は、その素材が樹脂であり、耐腐食性に優
れており、その比重は水より小さい。なお、球状フロー
ト35は、その素材が金属であっても、内部を中空構造
等にして、水に浮く構造であれば特に素材は限定されな
い。さらになお、球状フロート35は、多孔質構造等で
あってもよく、比重が水より小さく水に浮けば足りる。
水に浮く球状フロート35が入れられている。この球状
フロート35は、その素材が樹脂であり、耐腐食性に優
れており、その比重は水より小さい。なお、球状フロー
ト35は、その素材が金属であっても、内部を中空構造
等にして、水に浮く構造であれば特に素材は限定されな
い。さらになお、球状フロート35は、多孔質構造等で
あってもよく、比重が水より小さく水に浮けば足りる。
【0012】球状フロート35の上方には、移動体30
が上下昇降自在に設けられている。この移動体30は、
その素材が例えば金属や樹脂であり、耐腐食性に優れて
いるが、特にその素材は限定されない。この移動体30
は、棒状の本体34の上部にストッパ31を備え、本体
34の下端部に逆漏斗状の傘部33を備え、本体34の
中間部に開閉弁32V を備えたものである。移動体30
は、そのストッパ31が連通孔21h 周辺の座に掛止さ
れ、落下しないようになっている。ストッパ31には、
上下を貫通して通気孔31h が形成されており、ストッパ
31が連通孔21h の座に掛止されたときであっても、通
気孔31h によって満干室21A 、通気室21B 間は通じてい
る。
が上下昇降自在に設けられている。この移動体30は、
その素材が例えば金属や樹脂であり、耐腐食性に優れて
いるが、特にその素材は限定されない。この移動体30
は、棒状の本体34の上部にストッパ31を備え、本体
34の下端部に逆漏斗状の傘部33を備え、本体34の
中間部に開閉弁32V を備えたものである。移動体30
は、そのストッパ31が連通孔21h 周辺の座に掛止さ
れ、落下しないようになっている。ストッパ31には、
上下を貫通して通気孔31h が形成されており、ストッパ
31が連通孔21h の座に掛止されたときであっても、通
気孔31h によって満干室21A 、通気室21B 間は通じてい
る。
【0013】移動体30のストッパ31と前記通気室21
B の内部上壁との間には、スプリング30S が伸縮自在に
取り付けられている。このスプリング30S によって、移
動体30は、下方へ付勢されている。
B の内部上壁との間には、スプリング30S が伸縮自在に
取り付けられている。このスプリング30S によって、移
動体30は、下方へ付勢されている。
【0014】上記のごとく、第1実施形態の空気抜き装
置20αは、てこの原理を応用せず、シンプルな構造であ
り、構成部品数は少ないので、安価に製造することがで
きるという効果を奏する。
置20αは、てこの原理を応用せず、シンプルな構造であ
り、構成部品数は少ないので、安価に製造することがで
きるという効果を奏する。
【0015】つぎに、第1実施形態の空気抜き装置20α
の作用・効果を説明する。まず、前記図5の貯湯タンク
1の上部に、従来の空気抜き装置120 の代わりに、第1
実施形態の空気抜き装置20αを取り付けておく。なお、
第1実施形態の空気抜き装置20αは、図5の貯湯タンク
1の上部だけでなく、特開平9−280655号公報記
載の即熱式貯湯型電気温水器に示されている貯湯タン
ク、すなわち、その内部における上部から順次貯湯する
方式の貯湯タンクの上部に取り付けてもよく、水を加温
して湯に沸き上げることができる種々のタンクに取り付
けうる。さらにまた、貯湯タンク1に取り付けるだけで
なく、給湯管15の適所に取り付けてもよい。
の作用・効果を説明する。まず、前記図5の貯湯タンク
1の上部に、従来の空気抜き装置120 の代わりに、第1
実施形態の空気抜き装置20αを取り付けておく。なお、
第1実施形態の空気抜き装置20αは、図5の貯湯タンク
1の上部だけでなく、特開平9−280655号公報記
載の即熱式貯湯型電気温水器に示されている貯湯タン
ク、すなわち、その内部における上部から順次貯湯する
方式の貯湯タンクの上部に取り付けてもよく、水を加温
して湯に沸き上げることができる種々のタンクに取り付
けうる。さらにまた、貯湯タンク1に取り付けるだけで
なく、給湯管15の適所に取り付けてもよい。
【0016】貯湯タンク1に給水されていないときに
は、移動体30はスプリング30S によって下降してお
り、連通孔21h は通じている。そして、貯湯タンク1に
給水していくと、水面の上昇とともに、貯湯タンク1の
内部の空気は入湯口22から満干室21A に入り連通孔21
h およびストッパ31の通気孔31h を抜け、通気室21B
を通って大気口24に抜けていく。
は、移動体30はスプリング30S によって下降してお
り、連通孔21h は通じている。そして、貯湯タンク1に
給水していくと、水面の上昇とともに、貯湯タンク1の
内部の空気は入湯口22から満干室21A に入り連通孔21
h およびストッパ31の通気孔31h を抜け、通気室21B
を通って大気口24に抜けていく。
【0017】貯湯タンク1にさらに給水すると、図1に
示すように、貯湯タンク1の内部の水が入湯口22から
満干室21A に浸入する。このため、球状フロート35
は、その浮力によって浮く。図2に示すように、この球
状フロート35の浮力がスプリング30S の付勢力に打ち
勝つと、移動体30は上昇する。したがって、移動体3
0の開閉弁32V によって、連通孔21h は塞閉し、これ以
上貯湯タンク1の水は満干室21A 内に浸入しない。
示すように、貯湯タンク1の内部の水が入湯口22から
満干室21A に浸入する。このため、球状フロート35
は、その浮力によって浮く。図2に示すように、この球
状フロート35の浮力がスプリング30S の付勢力に打ち
勝つと、移動体30は上昇する。したがって、移動体3
0の開閉弁32V によって、連通孔21h は塞閉し、これ以
上貯湯タンク1の水は満干室21A 内に浸入しない。
【0018】ついで、貯湯タンク1の内部の水をヒータ
5等によって加温すると、水に溶存していた空気が気体
となって貯湯タンク1の内部を上昇し、入湯口22から
満干室21A に溜まっていく。さらに、満干室21A の内部
に空気が溜まっていくと、この空気によって満干室21A
の水面は押し下げられて下降する。前記球状フロート3
5は球状であり、移動体30の傘部33は逆漏斗状なの
で、球状フロート35は満干室21A の内壁に接触するこ
となく、常に傘部33の垂直中心線に沿って、水面の下
降とともに、垂直に下降する。このため、移動体30は
スプリング30Sの付勢力によって、下降する。そして、
移動体30の開閉弁32V は開弁し、連通孔21h は通じる
ので、満干室21A 内の空気は連通孔21h および通気室21
B を通って、大気口24から抜けていく。
5等によって加温すると、水に溶存していた空気が気体
となって貯湯タンク1の内部を上昇し、入湯口22から
満干室21A に溜まっていく。さらに、満干室21A の内部
に空気が溜まっていくと、この空気によって満干室21A
の水面は押し下げられて下降する。前記球状フロート3
5は球状であり、移動体30の傘部33は逆漏斗状なの
で、球状フロート35は満干室21A の内壁に接触するこ
となく、常に傘部33の垂直中心線に沿って、水面の下
降とともに、垂直に下降する。このため、移動体30は
スプリング30Sの付勢力によって、下降する。そして、
移動体30の開閉弁32V は開弁し、連通孔21h は通じる
ので、満干室21A 内の空気は連通孔21h および通気室21
B を通って、大気口24から抜けていく。
【0019】満干室21A の水面を押し下げていた空気
が、大気口24から抜けると、今度は満干室21A の水面
が上昇する。
が、大気口24から抜けると、今度は満干室21A の水面
が上昇する。
【0020】前記球状フロート35は球状であり、移動
体30の傘部33は逆漏斗状なので、球状フロート35
は満干室21A の内壁に接触することなく、常に傘部33
の垂直中心線に沿って、水面の上昇とともに、垂直に上
昇する。このため、移動体30は球状フロート35の浮
力によって、スムーズに押し上げられる。以後、上記の
動作が繰り返し行われるが、第1実施形態の空気抜き装
置20αによれば、常に、移動体30の開閉弁32V の開閉
がスムーズに行われるという効果を奏する。
体30の傘部33は逆漏斗状なので、球状フロート35
は満干室21A の内壁に接触することなく、常に傘部33
の垂直中心線に沿って、水面の上昇とともに、垂直に上
昇する。このため、移動体30は球状フロート35の浮
力によって、スムーズに押し上げられる。以後、上記の
動作が繰り返し行われるが、第1実施形態の空気抜き装
置20αによれば、常に、移動体30の開閉弁32V の開閉
がスムーズに行われるという効果を奏する。
【0021】上記のごとく、第1実施形態の空気抜き装
置20αによれば、水もしくは湯を全く排出することな
く、余剰空気のみを抜くことができるという効果を奏す
る。
置20αによれば、水もしくは湯を全く排出することな
く、余剰空気のみを抜くことができるという効果を奏す
る。
【0022】つぎに、請求項2の発明に係る第2実施形
態の空気抜き装置20βを説明する。図3および図4は、
いずれも第2実施形態の空気抜き装置20βの縦断面図で
ある。図3および図4に示すように、第2実施形態の空
気抜き装置20βは、ケーシング21の内部に、球状フロ
ート35が設けられたものである。
態の空気抜き装置20βを説明する。図3および図4は、
いずれも第2実施形態の空気抜き装置20βの縦断面図で
ある。図3および図4に示すように、第2実施形態の空
気抜き装置20βは、ケーシング21の内部に、球状フロ
ート35が設けられたものである。
【0023】ケーシング21は、その素材が例えば金属
や樹脂であり、耐腐食性に優れているが、特にその素材
は限定されない。このケーシング21は、下部の満干室
21Aと上部の通気室21B とが、連通孔21h で連通された
ものである。満干室21A の下部には、湯を受け入れるた
めの入湯口22が形成されている。通気室21B の上部も
しくは側部等の適所には、大気口24が形成されてい
る。
や樹脂であり、耐腐食性に優れているが、特にその素材
は限定されない。このケーシング21は、下部の満干室
21Aと上部の通気室21B とが、連通孔21h で連通された
ものである。満干室21A の下部には、湯を受け入れるた
めの入湯口22が形成されている。通気室21B の上部も
しくは側部等の適所には、大気口24が形成されてい
る。
【0024】ケーシング21の満干室21A には、球状で
水に浮く球状フロート35が入れられている。この球状
フロート35は、その素材が樹脂であり、耐腐食性に優
れており、その比重は水より小さい。そして、球状フロ
ート35は、その内径が満干室21A の内径よりも小さい
のはもちろんのこと、連通孔21h の内径よりも大きい。
なお、球状フロート35は、その素材が例えば金属であ
っても、内部を中空等にして水に浮く構造であれば、特
にその素材は限定されない。さらになお、球状フロート
35は、多孔質構造等であってもよく、比重が水より小
さく水に浮けば足りる。
水に浮く球状フロート35が入れられている。この球状
フロート35は、その素材が樹脂であり、耐腐食性に優
れており、その比重は水より小さい。そして、球状フロ
ート35は、その内径が満干室21A の内径よりも小さい
のはもちろんのこと、連通孔21h の内径よりも大きい。
なお、球状フロート35は、その素材が例えば金属であ
っても、内部を中空等にして水に浮く構造であれば、特
にその素材は限定されない。さらになお、球状フロート
35は、多孔質構造等であってもよく、比重が水より小
さく水に浮けば足りる。
【0025】球状フロート35と前記通気室21B の内部
上壁との間には、スプリング30S が伸縮自在に取り付け
られている。このスプリング30S によって、球状フロー
ト35は常時下降しており、満干室21A 、通気室21B 間
の連通孔21h は通じている。
上壁との間には、スプリング30S が伸縮自在に取り付け
られている。このスプリング30S によって、球状フロー
ト35は常時下降しており、満干室21A 、通気室21B 間
の連通孔21h は通じている。
【0026】上記のごとく、第2実施形態の空気抜き装
置20βは、てこの原理を応用せず、第1実施形態の空気
抜き装置20αよりもシンプルな構造であり、構成部品は
少ないので、簡単に安価に製造することができるという
効果を奏する。
置20βは、てこの原理を応用せず、第1実施形態の空気
抜き装置20αよりもシンプルな構造であり、構成部品は
少ないので、簡単に安価に製造することができるという
効果を奏する。
【0027】つぎに、第2実施形態の空気抜き装置20β
の作用・効果を説明する。まず、前記図5の貯湯タンク
1の上部に、従来の空気抜き装置120 の代わりに、第2
実施形態の空気抜き装置20βを取り付けておく。なお、
第2実施形態の空気抜き装置20βは、図5の貯湯タンク
1の上部だけでなく、特開平9−280655号公報記
載の即熱式貯湯型電気温水器に示されている貯湯タン
ク、すなわち、その内部における上部から順次貯湯する
方式の貯湯タンクの上部に取り付けてもよく、水を加温
して湯に沸き上げる種々のタンクに取り付けうる。さら
にまた、貯湯タンク1だけでなく、給湯管15の適所に
取り付けてもよい。
の作用・効果を説明する。まず、前記図5の貯湯タンク
1の上部に、従来の空気抜き装置120 の代わりに、第2
実施形態の空気抜き装置20βを取り付けておく。なお、
第2実施形態の空気抜き装置20βは、図5の貯湯タンク
1の上部だけでなく、特開平9−280655号公報記
載の即熱式貯湯型電気温水器に示されている貯湯タン
ク、すなわち、その内部における上部から順次貯湯する
方式の貯湯タンクの上部に取り付けてもよく、水を加温
して湯に沸き上げる種々のタンクに取り付けうる。さら
にまた、貯湯タンク1だけでなく、給湯管15の適所に
取り付けてもよい。
【0028】貯湯タンク1に給水されていないときに
は、球状フロート35はスプリング30S によって下降し
ており、連通孔21h は通じている。そして、貯湯タンク
1に給水していくと、水面の上昇とともに、貯湯タンク
1の内部の空気は入湯口22から満干室21A に入り連通
孔21h を抜け、通気室21B を通って大気口24に抜けて
いく。
は、球状フロート35はスプリング30S によって下降し
ており、連通孔21h は通じている。そして、貯湯タンク
1に給水していくと、水面の上昇とともに、貯湯タンク
1の内部の空気は入湯口22から満干室21A に入り連通
孔21h を抜け、通気室21B を通って大気口24に抜けて
いく。
【0029】貯湯タンク1にさらに給水すると、図3に
示すように、貯湯タンク1の内部の水が入湯口22から
満干室21A に浸入する。このため、球状フロート35
は、その浮力によって浮く。図4に示すように、この球
状フロート35の浮力がスプリング30S の付勢力に打ち
勝つと、球状フロート35は上昇する。したがって、球
状フロート35によって、連通孔21h は塞閉し、これ以
上貯湯タンク1の水は満干室21A 内に浸入しない。
示すように、貯湯タンク1の内部の水が入湯口22から
満干室21A に浸入する。このため、球状フロート35
は、その浮力によって浮く。図4に示すように、この球
状フロート35の浮力がスプリング30S の付勢力に打ち
勝つと、球状フロート35は上昇する。したがって、球
状フロート35によって、連通孔21h は塞閉し、これ以
上貯湯タンク1の水は満干室21A 内に浸入しない。
【0030】ついで、貯湯タンク1の内部の水をヒータ
5等によって加温すると、水に溶存していた空気が気体
となって、貯湯タンク1の内部を上昇し、入湯口22か
ら満干室21A に溜まっていく。さらに、満干室21A の内
部に空気が溜まっていくと、この空気によって満干室21
A の水面は押し下げられて下降する。前記球状フロート
35は球状であり、スプリング30S は球状フロート35
の上部に取り付けられているので、球状フロート35は
満干室21A の内壁に接触することなく、水面の下降とと
もに、垂直に下降する。そして、球状フロート35は下
降し、連通孔21h は通じるので、満干室21A 内の空気は
連通孔21h および通気室21B を通って、大気口24から
抜けていく。
5等によって加温すると、水に溶存していた空気が気体
となって、貯湯タンク1の内部を上昇し、入湯口22か
ら満干室21A に溜まっていく。さらに、満干室21A の内
部に空気が溜まっていくと、この空気によって満干室21
A の水面は押し下げられて下降する。前記球状フロート
35は球状であり、スプリング30S は球状フロート35
の上部に取り付けられているので、球状フロート35は
満干室21A の内壁に接触することなく、水面の下降とと
もに、垂直に下降する。そして、球状フロート35は下
降し、連通孔21h は通じるので、満干室21A 内の空気は
連通孔21h および通気室21B を通って、大気口24から
抜けていく。
【0031】満干室21A の水面を押し下げていた空気
が、大気口24から抜けると、今度は満干室21A の水面
が上昇する。
が、大気口24から抜けると、今度は満干室21A の水面
が上昇する。
【0032】前記球状フロート35は球状であり、スプ
リング30S は球状フロート35の上部に取り付けられて
いるので、球状フロート35は、その浮力によって満干
室21A の内壁に接触することなく、垂直に上昇し連通孔
21h に接触して、この連通孔21h を塞閉する。以後、上
記の動作が繰り返し行われるが、第2実施形態の空気抜
き装置20βによれば常に、移動体30の開閉弁32V の開
閉がスムーズに行われるという効果を奏する。
リング30S は球状フロート35の上部に取り付けられて
いるので、球状フロート35は、その浮力によって満干
室21A の内壁に接触することなく、垂直に上昇し連通孔
21h に接触して、この連通孔21h を塞閉する。以後、上
記の動作が繰り返し行われるが、第2実施形態の空気抜
き装置20βによれば常に、移動体30の開閉弁32V の開
閉がスムーズに行われるという効果を奏する。
【0033】上記のごとく、第2実施形態の空気抜き装
置20βによれば、前述の第1実施形態の空気抜き装置20
αと同様に、水もしくは湯を全く排出することなく、余
剰空気のみを抜くことができる。しかも、第2実施形態
の空気抜き装置20βは、簡単に製造することができると
いう効果を奏する。
置20βによれば、前述の第1実施形態の空気抜き装置20
αと同様に、水もしくは湯を全く排出することなく、余
剰空気のみを抜くことができる。しかも、第2実施形態
の空気抜き装置20βは、簡単に製造することができると
いう効果を奏する。
【0034】
【発明の効果】請求項1の空気抜き装置によれば、開閉
弁がスムーズに開閉動作し、水もしくは湯を全く排出す
ることなく、余剰空気のみを抜くことができ、安価に製
造できる。請求項2の空気抜き装置によれば、開閉弁が
スムーズに開閉動作し、水もしくは湯を全く排出するこ
となく、余剰空気のみを抜くことができ、簡単に安価に
製造できる。
弁がスムーズに開閉動作し、水もしくは湯を全く排出す
ることなく、余剰空気のみを抜くことができ、安価に製
造できる。請求項2の空気抜き装置によれば、開閉弁が
スムーズに開閉動作し、水もしくは湯を全く排出するこ
となく、余剰空気のみを抜くことができ、簡単に安価に
製造できる。
【図1】第1実施形態の空気抜き装置20αの縦断面図で
ある。
ある。
【図2】第1実施形態の空気抜き装置20αの縦断面図で
ある。
ある。
【図3】第2実施形態の空気抜き装置20βの縦断面図で
ある。
ある。
【図4】第2実施形態の空気抜き装置20βの縦断面図で
ある。
ある。
【図5】貯湯タンク1の縦断面図である。
【図6】従来の空気抜き装置120 の縦断面図である。
【図7】従来の空気抜き装置120 の縦断面図である。
20α 空気抜き装置 20β 空気抜き装置 21A 満干室 21B 通気室 21h 連通孔 22 入湯口 24 大気口 30 移動体 31h 通気孔 30S スプリング 32V 開閉弁 35 球状フロート
Claims (2)
- 【請求項1】湯を受け入れる入湯口を下部に備えた満干
室が設けられ、該満干室の上部に、余剰空気を抜くため
の大気口を適所に備えた通気室が設けられ、前記満干室
と前記通気室との間を連通する連通孔が設けられたケー
シングと、前記満干室の内部に入れられた、球状で水に
浮く球状フロートと、該球状フロートの上方に、上下昇
降自在に設けられ、付勢手段によって常時下降してお
り、前記球状フロートの浮力によって上昇し、前記連通
孔に開閉自在な開閉弁を備え、下部が逆漏斗状に形成さ
れた移動体とからなり、前記移動体の下降時には、前記
連通孔は通じており、前記移動体の上昇時には、前記開
閉弁によって前記連通孔は塞閉することを特徴とする空
気抜き装置。 - 【請求項2】湯を受け入れる入湯口を下部に備えた満干
室が設けられ、該満干室の上部に、余剰空気を抜くため
の大気口を適所に備えた通気室が設けられ、前記満干室
と前記通気室との間を連通する連通孔が設けられたケー
シングと、前記満干室に入れられ、付勢手段によって常
時下降しており、球状で水に浮き、浮力によって上昇す
る球状フロートとからなり、前記球状フロートの下降時
には、前記連通孔は通じており、前記球状フロートの上
昇時には、該球状フロートによって前記連通孔は塞閉す
ることを特徴とする空気抜き装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9801498A JPH11294612A (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | 空気抜き装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9801498A JPH11294612A (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | 空気抜き装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11294612A true JPH11294612A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14207971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9801498A Pending JPH11294612A (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | 空気抜き装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11294612A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001190610A (ja) * | 2000-01-13 | 2001-07-17 | Gunma Koike:Kk | 多連型液状廃棄物処理装置 |
JP2001190609A (ja) * | 2000-01-13 | 2001-07-17 | Gunma Koike:Kk | 多連型液状廃棄物処理装置 |
JP2002000673A (ja) * | 2000-06-19 | 2002-01-08 | Gunma Koike:Kk | 液状廃棄物処理装置用フロート |
DE102010004618A1 (de) * | 2010-01-13 | 2011-07-14 | Audi Ag, 85057 | Entlüftungsvorrichtung für einen Hydraulikzylinder |
JP2011242116A (ja) * | 2010-04-21 | 2011-12-01 | Hitachi Appliances Inc | 給湯機 |
JP2017517712A (ja) * | 2014-06-11 | 2017-06-29 | コレア バルブ コントロール | 電子式ソレノイドエアベント |
CN109268781A (zh) * | 2018-09-21 | 2019-01-25 | 庄建英 | 一种浴室除雾及吊灯圆柱体灯罩污垢清理的集雾清理装置 |
-
1998
- 1998-04-10 JP JP9801498A patent/JPH11294612A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001190610A (ja) * | 2000-01-13 | 2001-07-17 | Gunma Koike:Kk | 多連型液状廃棄物処理装置 |
JP2001190609A (ja) * | 2000-01-13 | 2001-07-17 | Gunma Koike:Kk | 多連型液状廃棄物処理装置 |
JP2002000673A (ja) * | 2000-06-19 | 2002-01-08 | Gunma Koike:Kk | 液状廃棄物処理装置用フロート |
DE102010004618A1 (de) * | 2010-01-13 | 2011-07-14 | Audi Ag, 85057 | Entlüftungsvorrichtung für einen Hydraulikzylinder |
US9255590B2 (en) | 2010-01-13 | 2016-02-09 | Audi Ag | Ventilation device for a hydraulic cylinder |
JP2011242116A (ja) * | 2010-04-21 | 2011-12-01 | Hitachi Appliances Inc | 給湯機 |
JP2017517712A (ja) * | 2014-06-11 | 2017-06-29 | コレア バルブ コントロール | 電子式ソレノイドエアベント |
CN109268781A (zh) * | 2018-09-21 | 2019-01-25 | 庄建英 | 一种浴室除雾及吊灯圆柱体灯罩污垢清理的集雾清理装置 |
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