JPH11291678A - カード - Google Patents
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- JPH11291678A JPH11291678A JP10716698A JP10716698A JPH11291678A JP H11291678 A JPH11291678 A JP H11291678A JP 10716698 A JP10716698 A JP 10716698A JP 10716698 A JP10716698 A JP 10716698A JP H11291678 A JPH11291678 A JP H11291678A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 クレジットカードやキャッシュカード等のカ
ードにおいて、エンボス加工によるカード使用者の固有
情報記載部を偽造することを困難にして、偽造防止効果
を高めたカードを提供する。 【解決手段】 カード上に固有情報が表示されたカード
において、該固有情報の表示領域部をカードを横長方向
に置いた場合に少なくともカードの下半分の領域内に設
定し、該固有情報の表示領域部上の一部または全部に覆
い被さるようにして透明ホログラムを形成したことを特
徴とするカードである。
ードにおいて、エンボス加工によるカード使用者の固有
情報記載部を偽造することを困難にして、偽造防止効果
を高めたカードを提供する。 【解決手段】 カード上に固有情報が表示されたカード
において、該固有情報の表示領域部をカードを横長方向
に置いた場合に少なくともカードの下半分の領域内に設
定し、該固有情報の表示領域部上の一部または全部に覆
い被さるようにして透明ホログラムを形成したことを特
徴とするカードである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クレジットカード
やキャッシュカード等のカードに係り、カードの偽造や
変造をしようとする行為を困難にして偽造変造防止効果
を高めるようにしたカードに関するものである。
やキャッシュカード等のカードに係り、カードの偽造や
変造をしようとする行為を困難にして偽造変造防止効果
を高めるようにしたカードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、クレジットカードやキャッシュカ
ード等に用いられるカードは、プラスチック製のものが
多く、プラスチック基材にカード使用者の氏名,カード
を特定する番号,顧客番号等の固有情報をエンボス加工
により施すことが行われている。このカードのエンボス
加工は、使用者がカードを用いて各種のサービス等を受
ける際に、申し込み書や伝票等にエンボス加工されたカ
ード使用者の固有情報を加圧により転写することによ
り、本人がカードを使用してそのサービス等を受けたこ
とを証明しようとするために用いられることが多い。ま
た、カード上にエンボス加工がされていることで、その
カードが本物であるか否かを店員等が目視により店頭等
で確認することで、カード使用者の信用判断の目安とす
ることも行われている。また、これらのエンボス加工を
施す位置については、カードの規格(JISX 630
1)によりカードを横長方向に置いた場合に少なくとも
カードの下半分の領域内に設定するよう定められてお
り、ほとんどのカードにおいて、エンボス加工を施す場
合には前記の領域内にエンボス加工が施され、エンボス
加工によってカード使用者の氏名,カードを特定する番
号,顧客番号等の固有情報を表示している。しかしなが
ら、カード基材に突出するように打刻して文字を形成す
るエンボス加工文字は、例えばカード基材の樹脂の軟化
温度以上に加熱して鉄板に挟む事によって平らにするこ
とができ、さらに、近年出回り始めた小型で安価なエン
ボス加工機によって再度容易に文字を打刻し直す事が出
来るものである。従って、エンボス加工によるカードへ
の固有情報の表示方法は、もはや信用性が低く、カード
の固有情報の偽造や変造を防止する効果はないものであ
る。また、たとえカード基材にカード発行者である信販
会社等を特定するロゴマーク等をホログラムにより形成
し、カード自体の偽造や変造の防止を図ろうとしても、
上記の様にエンボス加工部の情報が改ざんされてしまえ
ば容易に他人のカードを悪用して第三者が使用できるた
め、エンボス加工部による情報表示の真偽判断に対して
の信頼性は低いものである。また、ICカードのICが
故障した際、通常カード上の情報を確認することになる
が、エンボス部の個人情報をもとに、クレジットや決裁
を行うことが考えられるが、エンボス部が改ざんされて
いれば、悪用されるおそれがある。
ード等に用いられるカードは、プラスチック製のものが
多く、プラスチック基材にカード使用者の氏名,カード
を特定する番号,顧客番号等の固有情報をエンボス加工
により施すことが行われている。このカードのエンボス
加工は、使用者がカードを用いて各種のサービス等を受
ける際に、申し込み書や伝票等にエンボス加工されたカ
ード使用者の固有情報を加圧により転写することによ
り、本人がカードを使用してそのサービス等を受けたこ
とを証明しようとするために用いられることが多い。ま
た、カード上にエンボス加工がされていることで、その
カードが本物であるか否かを店員等が目視により店頭等
で確認することで、カード使用者の信用判断の目安とす
ることも行われている。また、これらのエンボス加工を
施す位置については、カードの規格(JISX 630
1)によりカードを横長方向に置いた場合に少なくとも
カードの下半分の領域内に設定するよう定められてお
り、ほとんどのカードにおいて、エンボス加工を施す場
合には前記の領域内にエンボス加工が施され、エンボス
加工によってカード使用者の氏名,カードを特定する番
号,顧客番号等の固有情報を表示している。しかしなが
ら、カード基材に突出するように打刻して文字を形成す
るエンボス加工文字は、例えばカード基材の樹脂の軟化
温度以上に加熱して鉄板に挟む事によって平らにするこ
とができ、さらに、近年出回り始めた小型で安価なエン
ボス加工機によって再度容易に文字を打刻し直す事が出
来るものである。従って、エンボス加工によるカードへ
の固有情報の表示方法は、もはや信用性が低く、カード
の固有情報の偽造や変造を防止する効果はないものであ
る。また、たとえカード基材にカード発行者である信販
会社等を特定するロゴマーク等をホログラムにより形成
し、カード自体の偽造や変造の防止を図ろうとしても、
上記の様にエンボス加工部の情報が改ざんされてしまえ
ば容易に他人のカードを悪用して第三者が使用できるた
め、エンボス加工部による情報表示の真偽判断に対して
の信頼性は低いものである。また、ICカードのICが
故障した際、通常カード上の情報を確認することになる
が、エンボス部の個人情報をもとに、クレジットや決裁
を行うことが考えられるが、エンボス部が改ざんされて
いれば、悪用されるおそれがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した従
来の問題点に鑑みてなされたもので、カードを特定する
個有情報が表示されたカードにおいて、前記個有情報の
改ざんがされたり、カードの偽造や変造がされた場合で
も、その事実が目視により容易に判別することができる
改ざん防止技術を施したカードを提供するものである。
特に、通常エンボス加工が施されている他社のカードの
模造品を作成しようとして、別の会社のカードに不正に
エンボス加工によりさも本物のようにカードを特定する
個有情報を表示して偽造行為をしようとしても、外観
上、完全な模造品を作ることができない改ざん防止、偽
造,変造防止を施こしたカードを提供するものである。
来の問題点に鑑みてなされたもので、カードを特定する
個有情報が表示されたカードにおいて、前記個有情報の
改ざんがされたり、カードの偽造や変造がされた場合で
も、その事実が目視により容易に判別することができる
改ざん防止技術を施したカードを提供するものである。
特に、通常エンボス加工が施されている他社のカードの
模造品を作成しようとして、別の会社のカードに不正に
エンボス加工によりさも本物のようにカードを特定する
個有情報を表示して偽造行為をしようとしても、外観
上、完全な模造品を作ることができない改ざん防止、偽
造,変造防止を施こしたカードを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のカードは、カード上に個有情報が表示さ
れたカードにおいて、該個有情報の表示領域部をカード
を横長方向に置いた場合に少なくともカードの下半分の
領域内に設定し、該個有情報の表示領域部上の一部また
は全部に覆い被さるようにして透明ホログラムを形成し
たことを特徴とするものである。また、前記個有情報の
表示領域部にカード使用者の氏名とカードを特定する番
号を横方向に並列状態に表示したことを特徴とするカー
ドである。そして、前記個有情報の表示領域部内に、カ
ード使用者の氏名及びカードを特定する番号のうち少な
くとも一部または全部をOCR文字またはバーコード等
の機械読み取り可能な情報入力記号で表示してなること
を特徴とするものである。また、前記カードが磁気カー
ドやICカード及び光カードであることを特徴とするカ
ードである。
めに、本発明のカードは、カード上に個有情報が表示さ
れたカードにおいて、該個有情報の表示領域部をカード
を横長方向に置いた場合に少なくともカードの下半分の
領域内に設定し、該個有情報の表示領域部上の一部また
は全部に覆い被さるようにして透明ホログラムを形成し
たことを特徴とするものである。また、前記個有情報の
表示領域部にカード使用者の氏名とカードを特定する番
号を横方向に並列状態に表示したことを特徴とするカー
ドである。そして、前記個有情報の表示領域部内に、カ
ード使用者の氏名及びカードを特定する番号のうち少な
くとも一部または全部をOCR文字またはバーコード等
の機械読み取り可能な情報入力記号で表示してなること
を特徴とするものである。また、前記カードが磁気カー
ドやICカード及び光カードであることを特徴とするカ
ードである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明のカードは、2枚のセンタ
ーコアシートを重合し、該センターコアシートを上下方
向から挟んで各々透明オーバーシートを重ね合わせて、
熱圧着することでカード基材を形成している。カードの
絵柄や共通の文字記載事項については、センターコアシ
ート表面にシルクスクリーン方式やオフセット方式,グ
ラビア方式等による印刷方式により各種のカード毎のデ
ザインが印刷表示されている。また、カードの使用者毎
の個別の各種情報記載事項、例えば、カード使用者の氏
名やカードを特定する番号等については、カード基材を
形成した後に、透明オーバーシート上に転写方式や昇華
転写方式等の印刷方式により表示する。ここで転写方式
による印刷は、転写リボンを使用して熱圧を加えて溶融
インクをカード基材上へ転写する方式であり、また、昇
華転写方式は、昇華転写リボンを使用して熱圧を加えて
昇華性の染料を熱により蒸発させ、カード基材上に蒸発
した染料を付着または染色させる方式をいう。また、必
要に応じてカードの使用者毎の個別の各種情報記載事項
を、シルクスクリーン方式やオフセット方式,グラビア
方式等による印刷方式により行ってもよい。
ーコアシートを重合し、該センターコアシートを上下方
向から挟んで各々透明オーバーシートを重ね合わせて、
熱圧着することでカード基材を形成している。カードの
絵柄や共通の文字記載事項については、センターコアシ
ート表面にシルクスクリーン方式やオフセット方式,グ
ラビア方式等による印刷方式により各種のカード毎のデ
ザインが印刷表示されている。また、カードの使用者毎
の個別の各種情報記載事項、例えば、カード使用者の氏
名やカードを特定する番号等については、カード基材を
形成した後に、透明オーバーシート上に転写方式や昇華
転写方式等の印刷方式により表示する。ここで転写方式
による印刷は、転写リボンを使用して熱圧を加えて溶融
インクをカード基材上へ転写する方式であり、また、昇
華転写方式は、昇華転写リボンを使用して熱圧を加えて
昇華性の染料を熱により蒸発させ、カード基材上に蒸発
した染料を付着または染色させる方式をいう。また、必
要に応じてカードの使用者毎の個別の各種情報記載事項
を、シルクスクリーン方式やオフセット方式,グラビア
方式等による印刷方式により行ってもよい。
【0006】また、一般的にエンボス加工が施されてい
るカードにおいては、カードの規格で定められた位置に
基づいてエンボス加工が形成されているが、本発明のカ
ードにおいては、前記の規格において本来エンボス加工
を施す予定位置に、エンボス加工の代わりに転写方式ま
た昇華転写方式等により、カード使用者の氏名やカード
を特定する番号等のカードを特定する個有情報を表示す
ることで、エンボス加工による偽造が行われた場合にも
偽造のチェックを行いやすくしている。これらのカード
の規格で定められたエンボス加工位置は、カードを横長
方向に置いた場合に少なくともカードの下半分の領域内
において定められており、少なくとも前記領域内にカー
ドを特定する個有情報を転写方式また昇華転写方式等に
より表示する。
るカードにおいては、カードの規格で定められた位置に
基づいてエンボス加工が形成されているが、本発明のカ
ードにおいては、前記の規格において本来エンボス加工
を施す予定位置に、エンボス加工の代わりに転写方式ま
た昇華転写方式等により、カード使用者の氏名やカード
を特定する番号等のカードを特定する個有情報を表示す
ることで、エンボス加工による偽造が行われた場合にも
偽造のチェックを行いやすくしている。これらのカード
の規格で定められたエンボス加工位置は、カードを横長
方向に置いた場合に少なくともカードの下半分の領域内
において定められており、少なくとも前記領域内にカー
ドを特定する個有情報を転写方式また昇華転写方式等に
より表示する。
【0007】また、カードを特定する個有情報とは、カ
ード使用者の氏名及びカードを特定する番号やカード使
用者番号等であり、これらの個有情報をOCR文字また
はバーコード等の機械読み取り可能な情報入力記号で表
示することで、カード使用時の機械処理を行えるように
することもできる。例えば、カード使用者の氏名及びカ
ードを特定する番号を両方ともOCR文字で表示しても
よいし、カード使用者の氏名をOCR文字で表示し、カ
ードを特定する番号をバーコードで表示することで、カ
ードを特定する番号を容易に目視による読み取りができ
ないようにすることで改ざん防止効果を図ってもよい。
ード使用者の氏名及びカードを特定する番号やカード使
用者番号等であり、これらの個有情報をOCR文字また
はバーコード等の機械読み取り可能な情報入力記号で表
示することで、カード使用時の機械処理を行えるように
することもできる。例えば、カード使用者の氏名及びカ
ードを特定する番号を両方ともOCR文字で表示しても
よいし、カード使用者の氏名をOCR文字で表示し、カ
ードを特定する番号をバーコードで表示することで、カ
ードを特定する番号を容易に目視による読み取りができ
ないようにすることで改ざん防止効果を図ってもよい。
【0008】カード使用者の個有情報の表示領域部上に
は、その一部または全部に覆い被さるようにして透明ホ
ログラムを形成する。カード上への透明ホログラムの形
成は、透明ホログラム転写シートによる転写方式と透明
ホログラムラベルによる貼付方式がある。本発明のカー
ドに使用される透明ホログラム転写シートの一例とし
て、例えば特開平8−118826号公報等に開示され
ているものがある。その一例について説明すると、透明
ホログラム転写シート14は、図4にその断面図を示す
ように、光回折構造形成層12が剥離層13を挟んで基
材シート15の一方の面に設けられているとともに、該
基材シート15の他方の面には背面滑性層16が設けら
れている。転写時に加熱媒体から熱伝導率が阻害されな
いように、転写シート全体の厚みが5〜30μmとなる
ように構成されるのが好ましい。この構成は、サーマル
ヘッドで転写する事を想定したものであるが、他の転写
方式でもホログラムの形成は可能であり、例えば、熱ロ
ール方式やホットスタンプ方式があげられる。熱ロール
方式,ホットスタンプ方式の場合は、背面活性層は必ず
しも必要ではない。また、光回折構造形成層12の表面
に凹凸のレリーフとして回折格子やホログラムの干渉縞
を記録する場合には、回折効率を高めるため薄膜層17
をそのレリーフ面18に形成するのが好ましく、薄膜層
17を透明薄膜として形成して、光回折構造が転写形成
される基材が隠蔽されない透明型の光回折構造が得られ
るようにしてある。そして、薄膜層17には、感熱接着
剤層19が設けられており、熱圧を加えることでカード
表面に接着できるようにしてある。透明ホログラム転写
シート14は、薄膜層17を透明薄膜として形成してあ
るので、カード表面に表示されたカード使用者の氏名や
カードを特定する番号等のカードを特定する個有情報
を、透明ホログラム転写シートを通して見ることができ
る。また、透明ホログラム転写シート14を転写した部
分にエンボス加工を施すと、光回折構造形成層12,薄
膜層17,レリーフ面18が破壊されて変造を行ったこ
とがわかるものである。
は、その一部または全部に覆い被さるようにして透明ホ
ログラムを形成する。カード上への透明ホログラムの形
成は、透明ホログラム転写シートによる転写方式と透明
ホログラムラベルによる貼付方式がある。本発明のカー
ドに使用される透明ホログラム転写シートの一例とし
て、例えば特開平8−118826号公報等に開示され
ているものがある。その一例について説明すると、透明
ホログラム転写シート14は、図4にその断面図を示す
ように、光回折構造形成層12が剥離層13を挟んで基
材シート15の一方の面に設けられているとともに、該
基材シート15の他方の面には背面滑性層16が設けら
れている。転写時に加熱媒体から熱伝導率が阻害されな
いように、転写シート全体の厚みが5〜30μmとなる
ように構成されるのが好ましい。この構成は、サーマル
ヘッドで転写する事を想定したものであるが、他の転写
方式でもホログラムの形成は可能であり、例えば、熱ロ
ール方式やホットスタンプ方式があげられる。熱ロール
方式,ホットスタンプ方式の場合は、背面活性層は必ず
しも必要ではない。また、光回折構造形成層12の表面
に凹凸のレリーフとして回折格子やホログラムの干渉縞
を記録する場合には、回折効率を高めるため薄膜層17
をそのレリーフ面18に形成するのが好ましく、薄膜層
17を透明薄膜として形成して、光回折構造が転写形成
される基材が隠蔽されない透明型の光回折構造が得られ
るようにしてある。そして、薄膜層17には、感熱接着
剤層19が設けられており、熱圧を加えることでカード
表面に接着できるようにしてある。透明ホログラム転写
シート14は、薄膜層17を透明薄膜として形成してあ
るので、カード表面に表示されたカード使用者の氏名や
カードを特定する番号等のカードを特定する個有情報
を、透明ホログラム転写シートを通して見ることができ
る。また、透明ホログラム転写シート14を転写した部
分にエンボス加工を施すと、光回折構造形成層12,薄
膜層17,レリーフ面18が破壊されて変造を行ったこ
とがわかるものである。
【0009】本発明のカードに使用される貼付方式によ
る透明ホログラムラベルの一例として、例えば特公平6
−46340号公報等に開示されているものがある。そ
の一例について説明すると、貼付方式による透明ホログ
ラムラベル20は、図5にその断面図を示すように、ホ
ログラム形成層21及びホログラム形成層21のホログ
ラム形成部22に積層された透明薄膜層23からなる透
明ホログラム24と、該透明ホログラム24の透明薄膜
層23層側に設けられた接着剤層25とから構成され、
ホログラム形成層21上にはオーバーシート26と保護
シート27が積層され、透明薄膜層23と接着剤層25
との間にはアンカー層28が設けられている。接着剤層
26は、感熱接着剤層と粘着剤よりなる接着剤層を用い
ることができるが、貼り替え防止のために感熱接着剤層
を用いてカード上に透明ホログラムラベルを加熱加圧し
て貼着するのが好ましい。
る透明ホログラムラベルの一例として、例えば特公平6
−46340号公報等に開示されているものがある。そ
の一例について説明すると、貼付方式による透明ホログ
ラムラベル20は、図5にその断面図を示すように、ホ
ログラム形成層21及びホログラム形成層21のホログ
ラム形成部22に積層された透明薄膜層23からなる透
明ホログラム24と、該透明ホログラム24の透明薄膜
層23層側に設けられた接着剤層25とから構成され、
ホログラム形成層21上にはオーバーシート26と保護
シート27が積層され、透明薄膜層23と接着剤層25
との間にはアンカー層28が設けられている。接着剤層
26は、感熱接着剤層と粘着剤よりなる接着剤層を用い
ることができるが、貼り替え防止のために感熱接着剤層
を用いてカード上に透明ホログラムラベルを加熱加圧し
て貼着するのが好ましい。
【0010】本発明のカードは、キャッシュカード,ク
レジットカード,社員カード,メンバーズカード,ID
カード等の各種のカード媒体に活用することができる。
また、各種の記録手段を有するカードに用いることがで
きる。例えば磁気記録部を有する磁気カードやICモジ
ュールをカード基材に埋め込んだ接触型ICカード,信
号の入出力を行うコイルと該コイルに接続した半導体集
積回路チップを基本構成とする非接触結合方式の電子コ
ンポーネントを内蔵した非接触型ICカード等にも応用
することができる。特に、カードにおける磁気ストライ
プの形成位置やICモジュールのカード基材への埋め込
み位置は、カードの上記記録部の形成位置に基づいたリ
ーダーライターの情報入力接点部との確実な接触を図る
ため、あらかじめ明確に定められており、それらの上記
記録部の形成位置は、通常カードを横長方向に置いた場
合に少なくともカードの上半分の領域内に設定すること
が一般的である。従って、カードを識別するための各種
の情報は、カードを横長方向に置いた場合に少なくとも
カードの下半分の領域内に設けることになり、カードの
下半分の領域内に偽造改ざん防止用の透明ホログラムを
形成することが実質的に効果があることである。
レジットカード,社員カード,メンバーズカード,ID
カード等の各種のカード媒体に活用することができる。
また、各種の記録手段を有するカードに用いることがで
きる。例えば磁気記録部を有する磁気カードやICモジ
ュールをカード基材に埋め込んだ接触型ICカード,信
号の入出力を行うコイルと該コイルに接続した半導体集
積回路チップを基本構成とする非接触結合方式の電子コ
ンポーネントを内蔵した非接触型ICカード等にも応用
することができる。特に、カードにおける磁気ストライ
プの形成位置やICモジュールのカード基材への埋め込
み位置は、カードの上記記録部の形成位置に基づいたリ
ーダーライターの情報入力接点部との確実な接触を図る
ため、あらかじめ明確に定められており、それらの上記
記録部の形成位置は、通常カードを横長方向に置いた場
合に少なくともカードの上半分の領域内に設定すること
が一般的である。従って、カードを識別するための各種
の情報は、カードを横長方向に置いた場合に少なくとも
カードの下半分の領域内に設けることになり、カードの
下半分の領域内に偽造改ざん防止用の透明ホログラムを
形成することが実質的に効果があることである。
【0011】
【実施例】以下、本発明のカードの実施例について、図
面に基づき詳細に説明する。ここにおいて、図1は本発
明によるカードの実施例を示す平面図、図2は図1A−
A断面図、図3は他の実施例を示す平面図である。ま
ず、本発明によるカードの実施例1について以下に説明
する。図1、図2に示すように、本発明のカード1は、
厚さ0.28mmの塩化ビニル等の白色のセンターコア
シート2a,2bの2枚に所定の絵柄や文字を印刷表示
4し、次に前記の絵柄や文字の印刷表示4が表面に出る
ようにして重ね合わせて、この2枚のセンターコアシー
ト2a,2bを挟んで上下方向から厚さ0.1mmの透
明オーバーシート3a,3bを重ね合わせた後に、プレ
ス機に載置して熱板温度150℃,圧力15kgf/c
m2 で30分間かけてプレスラミネートする事でカード
基材シートを製造する。また、透明オーバーシート3a
の一部には、あらかじめ磁気テープ7を貼付しておく。
そして、プレスラミネートしたカード基材シートを、定
められたカードの大きさに打ち抜いてカード1の単体と
する。
面に基づき詳細に説明する。ここにおいて、図1は本発
明によるカードの実施例を示す平面図、図2は図1A−
A断面図、図3は他の実施例を示す平面図である。ま
ず、本発明によるカードの実施例1について以下に説明
する。図1、図2に示すように、本発明のカード1は、
厚さ0.28mmの塩化ビニル等の白色のセンターコア
シート2a,2bの2枚に所定の絵柄や文字を印刷表示
4し、次に前記の絵柄や文字の印刷表示4が表面に出る
ようにして重ね合わせて、この2枚のセンターコアシー
ト2a,2bを挟んで上下方向から厚さ0.1mmの透
明オーバーシート3a,3bを重ね合わせた後に、プレ
ス機に載置して熱板温度150℃,圧力15kgf/c
m2 で30分間かけてプレスラミネートする事でカード
基材シートを製造する。また、透明オーバーシート3a
の一部には、あらかじめ磁気テープ7を貼付しておく。
そして、プレスラミネートしたカード基材シートを、定
められたカードの大きさに打ち抜いてカード1の単体と
する。
【0012】次に、各々のカード1に対して、従来エン
ボス加工によりカード使用者の氏名やカードを特定する
番号等の固有番号を設けていた位置、つまりカードを横
長方向に置いた場合に少なくともカードの下半分の領域
内であって、その領域内の上側部分にカード使用者の氏
名5を、またその領域内の下側部分にカードを特定する
番号6であって機械読み取り可能な情報入力記号である
OCR文字を、それぞれが横方向に並列状態になるよう
に、転写シートによりサーマルヘッドを用いて熱転写す
ることで表示する。そして、カード上に表示したカード
使用者の氏名5およびカードを特定する番号6の表示部
分が覆われる状態になるように、透明ホログラム転写シ
ートを用いて加熱と加圧をかけて透明ホログラム8を形
成する。このようにして製造したカードにおいて、カー
ドを特定する個有情報であるカード使用者の氏名5およ
びカードを特定する番号6の表示部分を改ざんしようと
して刃物で削ると透明ホログラム8の形成部分が削り取
られ、外観上、透明ホログラム8に傷が付いていること
が目視で認識できるので、改ざんされたことが容易に確
認できた。また、油性インキで追記して改ざんしようと
したところ、透明ホログラムが油性インキでさえぎられ
ていることが目視で認識できるので、改ざんされたこと
が容易に確認できた。
ボス加工によりカード使用者の氏名やカードを特定する
番号等の固有番号を設けていた位置、つまりカードを横
長方向に置いた場合に少なくともカードの下半分の領域
内であって、その領域内の上側部分にカード使用者の氏
名5を、またその領域内の下側部分にカードを特定する
番号6であって機械読み取り可能な情報入力記号である
OCR文字を、それぞれが横方向に並列状態になるよう
に、転写シートによりサーマルヘッドを用いて熱転写す
ることで表示する。そして、カード上に表示したカード
使用者の氏名5およびカードを特定する番号6の表示部
分が覆われる状態になるように、透明ホログラム転写シ
ートを用いて加熱と加圧をかけて透明ホログラム8を形
成する。このようにして製造したカードにおいて、カー
ドを特定する個有情報であるカード使用者の氏名5およ
びカードを特定する番号6の表示部分を改ざんしようと
して刃物で削ると透明ホログラム8の形成部分が削り取
られ、外観上、透明ホログラム8に傷が付いていること
が目視で認識できるので、改ざんされたことが容易に確
認できた。また、油性インキで追記して改ざんしようと
したところ、透明ホログラムが油性インキでさえぎられ
ていることが目視で認識できるので、改ざんされたこと
が容易に確認できた。
【0013】次に、本発明によるカードの実施例2につ
いて以下に説明する。実施例2についてもカード基材の
断面の積層構成は図2に示すのと類似しており、本発明
のカード1は、厚さ0.35mmのポリカーボネートの
白色のセンターコアシート2a,2bの2枚に所定の絵
柄や文字を印刷表示4し、次に前記の絵柄や文字の印刷
表示4が表面に出るようにして重ね合わせて、この2枚
のセンターコアシート2a,2bを挟んで上下方向から
厚さ0.05mmの透明オーバーシート3a,3bを重
ね合わせた後に、プレス機に載置して熱板温度170
℃,圧力20kgf/cm2 で30分間かけてプレスラ
ミネートする事でポリカーボネート製の耐熱カード基材
シートを製造する。また、透明オーバーシート3aの一
部には、あらかじめ磁気テープ7を貼付しておく。そし
て、プレスラミネートしたカード基材シートを、定めら
れたカードの大きさに打ち抜いてカード1の単体とす
る。
いて以下に説明する。実施例2についてもカード基材の
断面の積層構成は図2に示すのと類似しており、本発明
のカード1は、厚さ0.35mmのポリカーボネートの
白色のセンターコアシート2a,2bの2枚に所定の絵
柄や文字を印刷表示4し、次に前記の絵柄や文字の印刷
表示4が表面に出るようにして重ね合わせて、この2枚
のセンターコアシート2a,2bを挟んで上下方向から
厚さ0.05mmの透明オーバーシート3a,3bを重
ね合わせた後に、プレス機に載置して熱板温度170
℃,圧力20kgf/cm2 で30分間かけてプレスラ
ミネートする事でポリカーボネート製の耐熱カード基材
シートを製造する。また、透明オーバーシート3aの一
部には、あらかじめ磁気テープ7を貼付しておく。そし
て、プレスラミネートしたカード基材シートを、定めら
れたカードの大きさに打ち抜いてカード1の単体とす
る。
【0014】次に、各々のカード1に対して、従来エン
ボス加工によりカード使用者の氏名や固有番号を設けて
いた位置、つまりカードを横長方向に置いた場合に少な
くともカードの下半分の領域内であって、その領域内の
上側部分にカード使用者の氏名5を、またその領域内の
下側部分にカードを特定する番号であって機械読み取り
可能な情報入力記号であるバーコード9を、さらにカー
ド使用者の顔写真11をそれぞれが横方向に並列状態に
なるように、転写シートによりサーマルヘッドを用いて
熱転写することで表示する。そして、カード上に表示し
たカード使用者の氏名5およびカードを特定する番号で
あって機械読み取り可能な情報入力記号であるバーコー
ド9さらにカード使用者の顔写真11の表示部分が覆わ
れる状態になるように、透明ホログラム転写シートを用
いて加熱と加圧をかけて透明ホログラム8を形成する。
次に、カード基材に対してザグリ加工を施して、ICモ
ジュール10をザグリ加工部に装着してICカードを製
造する。このようにして製造したカードにおいて、カー
ドを特定する個有情報であるカード使用者の氏名5およ
びカードを特定する番号であって機械読み取り可能な情
報入力記号であるバーコード9さらにカード使用者の顔
写真11の表示部分を改ざんしようとして刃物で削ると
透明ホログラム8の形成部分が削り取られ、外観上、透
明ホログラム8に傷が付いていることが目視で認識でき
るので、改ざんされたことが容易に確認できた。また、
油性インキで追記して改ざんしようとしたところ、透明
ホログラムが油性インキでさえぎられていることが目視
で認識できるので、改ざんされたことが容易に確認でき
た。
ボス加工によりカード使用者の氏名や固有番号を設けて
いた位置、つまりカードを横長方向に置いた場合に少な
くともカードの下半分の領域内であって、その領域内の
上側部分にカード使用者の氏名5を、またその領域内の
下側部分にカードを特定する番号であって機械読み取り
可能な情報入力記号であるバーコード9を、さらにカー
ド使用者の顔写真11をそれぞれが横方向に並列状態に
なるように、転写シートによりサーマルヘッドを用いて
熱転写することで表示する。そして、カード上に表示し
たカード使用者の氏名5およびカードを特定する番号で
あって機械読み取り可能な情報入力記号であるバーコー
ド9さらにカード使用者の顔写真11の表示部分が覆わ
れる状態になるように、透明ホログラム転写シートを用
いて加熱と加圧をかけて透明ホログラム8を形成する。
次に、カード基材に対してザグリ加工を施して、ICモ
ジュール10をザグリ加工部に装着してICカードを製
造する。このようにして製造したカードにおいて、カー
ドを特定する個有情報であるカード使用者の氏名5およ
びカードを特定する番号であって機械読み取り可能な情
報入力記号であるバーコード9さらにカード使用者の顔
写真11の表示部分を改ざんしようとして刃物で削ると
透明ホログラム8の形成部分が削り取られ、外観上、透
明ホログラム8に傷が付いていることが目視で認識でき
るので、改ざんされたことが容易に確認できた。また、
油性インキで追記して改ざんしようとしたところ、透明
ホログラムが油性インキでさえぎられていることが目視
で認識できるので、改ざんされたことが容易に確認でき
た。
【0015】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
カードは、従来エンボス加工によりカード使用者の氏名
やカードを特定する番号等のカードを特定する固有情報
を設けていた位置、つまりカードを横長方向に置いた場
合に少なくともカードの下半分の領域内に、エンボス加
工でなく印刷や転写または昇華転写方式によりこれらの
カードを特定する固有情報を表示し、これらの固有情報
の表示領域部上の一部または全部に覆い被さるようにし
て透明ホログラムを形成したので、前記個有情報の改ざ
んがされても、透明ホログラムの外観や損傷状態を目視
により確認することで改ざんされたことが容易にわかる
ものである。また、そのカードを使用してエンボス加工
が施されている他社のカードの模造品を作成しようとし
ても、通常、規格で定められたカードのエンボス加工位
置であるカードの下半分の領域には透明ホログラムが形
成されているので、エンボス加工を施すことによりカー
ド表面に形成された透明ホログラムが破損されるため、
そのカードが偽造または変造されたものであることが目
視により容易に判別できるものである。また、個有情報
の表示領域部にカード使用者の氏名とカードを特定する
番号を横方向に並列状態に表示したため、カード使用者
の氏名及びカードを特定する番号の少なくとも一部また
は全部をOCR文字またはバーコード等の機械読み取り
可能な情報入力記号で表示しようとする場合でも、カー
ドの走方向に対し、前記情報入力記号を読取機で読み取
る際に、カードにおける読み取り位置の設定がしやす
い。そして、カードの使用時にエンボス加工された文字
情報を必要としない磁気カード及びICカード,光カー
ドにおいても、磁気記録部、IC、光記録部に何らかの
故障が生じた場合に、透明ホログラム下部に設けられた
情報をもとにカードの再発行,クレジット処理等を行う
ことができ、また、カードの偽造または変造防止として
透明ホログラムが有効でありセキュリティー性を高める
効果がある。
カードは、従来エンボス加工によりカード使用者の氏名
やカードを特定する番号等のカードを特定する固有情報
を設けていた位置、つまりカードを横長方向に置いた場
合に少なくともカードの下半分の領域内に、エンボス加
工でなく印刷や転写または昇華転写方式によりこれらの
カードを特定する固有情報を表示し、これらの固有情報
の表示領域部上の一部または全部に覆い被さるようにし
て透明ホログラムを形成したので、前記個有情報の改ざ
んがされても、透明ホログラムの外観や損傷状態を目視
により確認することで改ざんされたことが容易にわかる
ものである。また、そのカードを使用してエンボス加工
が施されている他社のカードの模造品を作成しようとし
ても、通常、規格で定められたカードのエンボス加工位
置であるカードの下半分の領域には透明ホログラムが形
成されているので、エンボス加工を施すことによりカー
ド表面に形成された透明ホログラムが破損されるため、
そのカードが偽造または変造されたものであることが目
視により容易に判別できるものである。また、個有情報
の表示領域部にカード使用者の氏名とカードを特定する
番号を横方向に並列状態に表示したため、カード使用者
の氏名及びカードを特定する番号の少なくとも一部また
は全部をOCR文字またはバーコード等の機械読み取り
可能な情報入力記号で表示しようとする場合でも、カー
ドの走方向に対し、前記情報入力記号を読取機で読み取
る際に、カードにおける読み取り位置の設定がしやす
い。そして、カードの使用時にエンボス加工された文字
情報を必要としない磁気カード及びICカード,光カー
ドにおいても、磁気記録部、IC、光記録部に何らかの
故障が生じた場合に、透明ホログラム下部に設けられた
情報をもとにカードの再発行,クレジット処理等を行う
ことができ、また、カードの偽造または変造防止として
透明ホログラムが有効でありセキュリティー性を高める
効果がある。
【0016】
【図1】本発明によるカードの実施例を示す平面図であ
る。
る。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】他の実施例を示す平面図である。
【図4】透明ホログラム転写シートの一例の断面図であ
る。
る。
【図5】透明ホログラムラベルの一例の断面図である。
1 カード 2a センターコアシート 2b センターコアシート 3a 透明オーバーシート 3b 透明オーバーシート 4 印刷表示 5 カード使用者の氏名 6 カードを特定する番号 7 磁気テープ 8 透明ホログラム 9 バーコード 10 ICモジュール 11 顔写真 12 光回折構造形成層 13 剥離層 14 透明ホログラム転写シート 15 基材シート 16 背面滑性層 17 薄膜層 18 レリーフ面 19 感熱接着剤層 20 貼付方式による透明ホログラムラベル 21 ホログラム形成層 22 ホログラム形成部 23 透明薄膜層 24 透明ホログラム 25 接着剤層 26 オーバーシート 27 保護シート 28 アンカー層
Claims (6)
- 【請求項1】 カード(1)上に個有情報が表示された
カード(1)において、該個有情報の表示領域部をカー
ド(1)を横長方向に置いた場合に少なくともカード
(1)の下半分の領域内に設定し、該個有情報の表示領
域部上の一部または全部に覆い被さるようにして透明ホ
ログラム(8)を形成したことを特徴とするカード。 - 【請求項2】 前記個有情報の表示領域部にカード使用
者の氏名(5)とカードを特定する番号(6)を横方向
に並列状態に表示したことを特徴とする請求項1記載の
カード。 - 【請求項3】 前記個有情報の表示領域部内に、カード
使用者の氏名(5)及びカードを特定する番号(6)の
うち少なくとも一部または全部をOCR文字またはバー
コード等の機械読み取り可能な情報入力記号で表示して
なることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のカー
ド。 - 【請求項4】 前記カード(1)が磁気カードであるこ
とを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のカ
ード。 - 【請求項5】 前記カード(1)がICカードであるこ
とを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のカ
ード。 - 【請求項6】 前記カード(1)が光カードであること
を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のカー
ド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10716698A JPH11291678A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | カード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10716698A JPH11291678A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | カード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11291678A true JPH11291678A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14452169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10716698A Pending JPH11291678A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | カード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11291678A (ja) |
-
1998
- 1998-04-03 JP JP10716698A patent/JPH11291678A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040913 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040921 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041110 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060131 |