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JPH11291088A - 溶接装置 - Google Patents

溶接装置

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Publication number
JPH11291088A
JPH11291088A JP9970898A JP9970898A JPH11291088A JP H11291088 A JPH11291088 A JP H11291088A JP 9970898 A JP9970898 A JP 9970898A JP 9970898 A JP9970898 A JP 9970898A JP H11291088 A JPH11291088 A JP H11291088A
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JP
Japan
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welding
work
supported
mounting
butt
Prior art date
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Application number
JP9970898A
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English (en)
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JP3067733B2 (ja
Inventor
Keita Hirasawa
敬太 平澤
Takayoshi Hirasawa
敬善 平澤
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HIRASAWA TEKKOSHO KK
Original Assignee
HIRASAWA TEKKOSHO KK
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Publication date
Application filed by HIRASAWA TEKKOSHO KK filed Critical HIRASAWA TEKKOSHO KK
Priority to JP10099708A priority Critical patent/JP3067733B2/ja
Publication of JPH11291088A publication Critical patent/JPH11291088A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3067733B2 publication Critical patent/JP3067733B2/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば直線状突合せ溶接の自動化・省力化を
進めるとともに、熟練を要することなく品質の高い溶接
ができる溶接装置を提供する。 【解決手段】 突合せ溶接するワークWはクランプによ
り固定される。そして、溶接する直線状の突合せ部Wa
に沿うガイドレール64にあり溝嵌合する溶接台車62
が、駆動手段に駆動されて前進する。溶接台車62上に
は突合せ部Waに対向して、溶接前に突合せ部Waを清
浄化する前処理回転ブラシ72、ワークWの端部や孔部
を検知するリミットスイッチL3 、突合せ部Waを溶接
する溶接トーチ76の他に、溶接トーチ76の前方側近
傍に溶接前の突合せ部Waを転動する押付けローラ74
が配置される。食い違いを生じている突合せ部Waは、
この押付けローラ74により内側に押圧されて食い違い
が矯正され、直後に溶接トーチ76により溶接される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直線状等の長手方
向に沿って突合せ溶接する溶接装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばドアその他鉄製、ステンレ
ス製等のパネル状の曲げ加工品を、長い直線状の範囲で
溶接する場合などにおいて、互いの突合せ部の食い違い
や継ぎ面の傾きなどを生じやすく、溶接前に矯正作業を
要するなどの問題があった。また、このような直線状の
溶接の省力化、自動化を図る観点から自動溶接装置も使
用されている。またそのような溶接対象たるワークを支
持台上に固定する際に、作業者が相当重いワークを動か
して正しい位置に位置決めする必要も生じた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、直線
状等の長手状の突合せ溶接に際して突合せ部の食い違い
や傾き等を是正し、またワークの位置決めが容易な溶接
装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上記の課
題を解決するために本発明の溶接装置は、ワークの長手
状の突合せ部に沿って突合せ溶接をする溶接装置であっ
て、そのワークを溶接前に突合せ状態で固定するワーク
固定手段と、駆動手段に駆動されて走行する台車本体
と、その台車本体に支持されてワークの突合せ部を溶接
する溶接ヘッドと、その溶接ヘッドの台車本体の走行方
向の側近傍に支持され、溶接前の突合せ部を転動しなが
ら押し付けて、突合せ部を矯正する押付けローラを有す
る溶接台車と、ワークの突合せ部に沿って配置され、溶
接台車の走行をガイドする台車ガイド手段と、を備え
る。
【0005】このように、溶接台車上に溶接前の突合せ
部を転動しながら押し付ける押付けローラを設け、これ
により突合せ部を矯正するとともに、その押付けローラ
による押圧状態の直後の、矯正作用が働いている間に突
合せ溶接を行うことによって、突合せ部の矯正作業を溶
接装置により自動的に行いながら、品質の高い突合せ溶
接を進行させることができ、溶接の自動化・省力化・高
品質化が達成される。溶接台車の進行により押付けロー
ラによる矯正位置は移動していくが、押付けローラの直
後でいったん溶接がなされてしまえば、もはや矯正は必
要ないから押付けローラがそこから離れても固定状態が
生じて何ら問題はない。なお特に、ステンレス板の曲げ
加工品は矯正が必要な場合が多く、自動化の効果は大き
い。また、手作業において矯正作業が不十分だと、突合
せ部に食い違いによる段差を残したまま溶接されたり、
溶接後の突合せ部が波打ったりする外観上の問題も生じ
やすいが、本発明の溶接装置においては、溶接ヘッドに
よる溶接直前に押付けローラで均一に矯正するので、こ
のような問題もない。
【0006】また、ワークの長手状の突合せ部に沿って
突合せ溶接をする溶接装置は、ワークを支持する第1の
載置部と、第1の載置部に対しそれより高い位置と低い
位置とに相対的に昇降可能であってワークを滑動可能な
状態で支持する第2の載置部と、その第2の載置部を第
1の載置部に対し相対的に昇降させる昇降装置とを有
し、第2の載置部が前記第1の載置部より低い位置にあ
る場合はワークを第1の載置部で支持し、第2の載置部
が第1の載置部より高い位置にある場合にはワークを第
2の載置部で支持するワーク支持台と、ワーク支持台の
近傍に設けられ、第2の載置部で滑動可能に支持された
ワークを溶接のための固定位置に位置決めする位置決め
ストッパと、ワークが溶接位置に位置決めされ、第2の
載置部が第1の載置部に対して相対的に下降して位置決
め状態のワークが第1の載置部で支持された状態で、ワ
ークをその第1の載置部にクランプしてワークを溶接前
に突合せ状態で固定するワーク固定手段と、駆動手段に
駆動されて走行する台車本体、その台車本体に支持され
てワークの突合せ部を溶接する溶接ヘッドを有する溶接
台車と、ワークの突合せ部に沿って配置され、溶接台車
の走行をガイドする台車ガイド手段と、を備えるものと
することができる。
【0007】このように、溶接時にワークを支持するワ
ーク支持台が、ワークを固定的に支持する第1の載置部
と、ワークを滑動可能に支持する第2の載置部を備える
ものとすれば、ワークをワーク支持台上で移動させる場
合は第2の載置部を第1の載置部より高くして滑動状態
で容易に移動でき、一方、溶接時の固定状態では固定を
安定させるため第2の載置部を第1の載置部より低くし
て非滑動状態にすることができる。その結果、ワークの
セット作業が能率的にできるとともに、溶接時にはワー
クを安定させることができる。
【0008】さらに、ワーク支持台の第2の載置部を第
1の載置部内に昇降可能かつ転動可能に支持されるボー
ルとすれば、ワークを前後左右のいずれの方向にも滑動
できるので、所望の位置までワークを滑動状態で移動す
ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に示す実施例を参照しつつ説明する。本発明の一実施例
である溶接装置の正面図を図1に、平面図を図2に、右
側面図を図3に示す。溶接装置1は、上面が床面から一
定高さの平面を形成する基礎台2と、その前方に基礎台
2と高さをほぼ同じくして連結された骨組み構造のフレ
ーム台4とを備え、これらが装置の土台を形成する。ま
た、図2に示すように基礎台2の後方右側には本溶接装
置1の制御装置6が独立して床面に設置されている。な
お、以降の説明においても図2に示すように、ワークW
を扱うオペレータが位置する側を前方側、その反対側を
後方側とする。
【0010】ここで、溶接装置1で溶接されるワークW
は、長手状、例えば直線状の溶接予定部を有するもので
ある。もっとも直線状でなくても、長手状であれば所定
の長手状例えば所定の曲率で延びる曲線状のものでもよ
い。以下に示す実施例においては、図17(a)に示す
ような防火用ドアの製作に使用される2枚のステンレス
製板曲げ加工品又は一体的な折曲げ加工品の溶接を例に
採る。各ステンレス製板曲げ加工品は、矩形のステンレ
ス板の4辺の端部を同じ方向の所定高さに90゜を目標
として立ち上げて、同一寸法のパネル形状(蓋のない偏
平箱状)に形成したもので、図17(a)に示すワーク
Wはこれらをその立上げ部を互いに突合せて重ねたもの
である。あるいは2枚の板曲げ加工品の重ね合わせでは
なく、1枚の板素材を真中で2つ折りにした形態の突合
わせ部を溶接する場合もある。突合せ部Waは図17
(b)に示すように固定された状態で直線的に溶接され
る。なお、本溶接装置1ではステンレス材に限らず、鉄
材やアルミ材の加工品も溶接することができる。
【0011】図1及び図2に示すように、フレーム台4
の上部を構成する水平な複数の上部フレーム材4aの上
には、それぞれ所定高さの衝立状のワーク支持脚部8が
立設されている。その各ワーク支持脚部8の上端には図
4(a)及び(b)に示すようなワーク支持台10が固
定されており、溶接の際ワークWはこの複数のワーク支
持台10の全体にまたがるように水平に載置される。ワ
ーク支持台10は、図5(a)及び(b)にその断面を
示すように、外形が直方体形状の固定ハウジング16の
上面16aが第1の載置部を構成し、またその固定ハウ
ジング16は長手方向に連続するエア作用部12と、そ
のエア作用部12に連通して上方に開口する、長手方向
に所定のピッチで形成されたシリンダ孔14を有する。
そして、各シリンダ孔14には、昇降可能な昇降部材1
8がシリンダ孔14に気密かつ摺動動可能にはめ込まれ
ている。また、昇降部材18の上部には360゜の任意
の方向に転動可能な第2の載置部としてのボール(鋼
球)19がはめ込まれている。さらに、図4(b)に示
すように、固定ハウジング16の端部には、エア供給装
置(図5)からエアを固定ハウジング16へ供給するエ
ア供給配管20が接続されている。
【0012】そして、図5(a)に示すように、この固
定ハウジング16内のエア作用部12にエアが供給され
ると、各昇降部材18は下から圧力を受けて上昇し、開
口部22近傍の端部24に押し当てられた状態となる。
このとき、開口部22からボール19の上部が突出しワ
ークWを持ち上げるが、すべてのワーク支持台10には
同時にエアが供給されるので、ワークWは各ワーク支持
台10上で水平に支持され、またボール19の転動を利
用してワーク支持台10上を滑動させることができる。
従って、ワークWが大型パネルであっても容易にワーク
支持台10上の所望の位置に移動させることができる。
【0013】一方、図5(b)に示すように、エアが外
部に吸引され固定ハウジング16内部が負圧状態になる
と、昇降部材18は自重及び負圧により降下し、固定ハ
ウジング16の開口部22から突出していたボール19
の上部も昇降部材18とともに開口部22から下方に引
っ込む。その結果、ボール19に支持されていたワーク
Wは、固定ハウジング16の上面16aまで降下する。
ワークWと固定ハウジング16の上面16aとの間では
通常の摩擦力が作用するため、ワークWはワーク支持台
10上で滑らない状態で支持される。
【0014】図1に戻って、基礎台2上面の前方寄りに
横方向に長い門形の本体フレーム32が立設されてい
る。本体フレーム32は、両脇の側部フレーム34とこ
れをつなぐ上部フレーム36とからなる。また、この上
部フレーム36の下方には、後述のクランプ58の押圧
力を受けとめるための複数のブロック台38が、両側の
側部フレーム34間に固定配置されている。そして、そ
の複数のブロック台38の上面にわたして、板状のクラ
ンプ受け台40が取り付けられている。このクランプ受
け台40の上面は、ワーク支持台10の固定ハウジング
16の上面16aとほぼ同じ高さに調整されて、クラン
プ58に押圧されたワークWが、クランプ受け台40と
ワーク支持台10でほぼ水平に支持される。
【0015】また、図2に示すように、クランプ受け台
40の上面には、ワークWのワーク支持台10上での前
後方向の位置決めをする位置決めストッパ42、42
と、横方向の位置決めをする位置決めストッパ44が上
方に突出して設けられている。ワークWは、上述のよう
にワーク支持台10上で滑らされながら、これら3点の
ストッパ42、42、44に突き当てられることによ
り、予め定められた位置に容易に誘導される。また、図
2及び図3に示すように、両方の側部フレーム34の前
方側であって、ワークWとほぼ同じ高さ位置に水平に光
電センサ46の投光器48と受光器50が取り付けられ
ている。そしてこれらの間にワークWが置かれ、投光器
48からの光が遮られることにより、ワーク支持台10
上にワークWがあることが検知される。
【0016】図1に示すように上部フレーム36には、
3つのエアシリンダ52と、2つのガイドブッシュ54
が取り付けられている。各エアシリンダ52のピストン
ロッド56及びガイドブッシュ54はこの上部フレーム
36を貫通し、その先端にワーク固定手段としての横長
棒状のクランプ58が、ねじ締結手段等により水平に固
定されている。クランプ58はワークWを溶接前から溶
接後まで固定して、ワークWの移動を防止しつつ溶接後
の冷却保持をし、突合せ溶接の場合には突合せ部(W
a)の隙間を減少させる役目を果たす。このクランプ5
8は、各エアシリンダ52に、図示しないエア供給装置
からエアが供給されてそれぞれのピストンロッド56が
伸長することにより、ガイド軸57及びガイドブッシュ
54に案内されつつ下降する。そして、下方に位置する
ワークWをクランプ受け台40とで挟み込んで固定す
る。なお、クランプ58の下降作動はオペレータがワー
クWの位置合わせ終了後、クランプ操作ボタンを押して
行う。
【0017】次に、図2に示すように、基礎台2の上面
には、溶接台車62が設けられるとともに、それが走行
する台車ガイド手段としてのガイドレール64が敷設さ
れている。ガイドレール64の敷設方向は、クランプ5
8ひいてはワークWの直線状の溶接線に平行であって、
内側のレールはストッパ42、42で位置決めされるワ
ークWの溶接面のほぼ真下に位置される。
【0018】各レール64は図6に示すように、両側面
の中間部が内側に凹んだあり溝用の断面形状に形成され
ている。一方、このガイドレール64にガイドされる溶
接台車62の底面には、前後に1対ずつ計2対のあり溝
部材63が取り付けられている。あり溝部材63の底面
にはガイドレール64の形状に対応した形状のあり溝が
形成されており、これがガイドレール64に嵌り込ん
で、溶接台車62はガイドレール64に抜止め状態でス
ライド走行可能とされる。また、横方向の力が作用して
も溶接台車62はガイドレール64から容易に浮き上が
ったり抜けたりしない。
【0019】溶接台車62は、基礎台2の下に配置され
たモータ66(図7及び図8)の駆動力を受けて移動す
る。モータ66の図示しない回転軸には減速機67が連
結され、その減速機67の回転軸と、電磁クラッチ/ブ
レーキ装置69の回転軸がベルト67aで連結されてい
る。さらに、電磁クラッチ/ブレーキ装置69の回転軸
のスプロケット68a、上方のスプロケット68bの間
にはチェーン70が掛けわたされ、スプロケット68b
は、基礎台2に固定された軸68gにより、もう1つの
スプロケット68cと一体的かつ同軸的に回転できるよ
うになっている。
【0020】このスプロケット68cと図9に示すよう
に溶接方向の終端側にあるスプロケット68f間にチェ
ーン73が巻き懸けられるとともに、チェーン73の両
端が溶接台車62に固定されている。より詳しくは、図
8に示すように、溶接台車62の底面側部から下方に延
び出た連結部材71にチェーン73の両側が連結されて
いる。従って、モータ66の駆動により減速機67、電
磁クラッチ/ブレーキ69、スプロケット68bが回転
すれば、チェーン73を介して溶接台車62がガイドレ
ール64に沿って移動することとなる。なお、スプロケ
ット68d及び68eは、チェーン70及び73の垂れ
防止のために取り付けられている。
【0021】溶接台車62の走行開始又は停止は、電磁
クラッチ/ブレーキ装置69の操作により行われる。ま
た、図2及び図9に示すように、ガイドレール64の両
端部にはその少し内側に、溶接台車62のガイドレール
64の終端到達を検知するリミットスイッチL1及びL2
が設置されており、これらのリミットスイッチL1及び
L2の作動により電磁クラッチ/ブレーキ装置69が作
動して溶接台車62の走行が停止する。
【0022】図10及び図11に示すように、溶接台車
62の上面には溶接台車62の進行方向前方から順に、
前処理回転ブラシ72、リミットスイッチL3の検知ロ
ーラ90、押付けローラ74、溶接ヘッドとしての溶接
トーチ76、後処理研削ローラ78が並んで配置されて
いる。これらはすべてその先端部が溶接線と同じ高さに
位置調整され、また溶接線からの水平距離についてもほ
ぼ同一線上に各先端部が並ぶようにされている。
【0023】まず、前方端に位置する前処理回転ブラシ
72は、モータ83により回転しつつ溶接前のワークW
の突合せ部Waの表面を擦りながら移動して、付着して
いるゴミその他を取り除く。図11に示すように、溶接
台車62上に支持台80が固定され、その支持台80の
上に支持枠77が支持台80に対して垂直方向の軸77
a(図11)により回転可能に支持されている。支持枠
77は2分割され、ブラシホルダ72aを挟み込んだ状
態で、例えばボルト・ナットで締付固定されている。
【0024】また、支持枠77にはアーム81が取り付
けられ、支持台80に固定されたばね装着軸82がアー
ム81を緩く貫通し、その先端部のねじ部にストッパと
してのナット82aが螺合されている。そして、支持台
80とアーム81との間に装着された圧縮ばね84が回
転ブラシ72を突合せ溶接部Waに押し付けるが、この
ナット82aの締込み位置を変えることにより(ストッ
パの位置変更)、回転ブラシ72のワークWに対する位
置を調整することができる。
【0025】次にリミットスイッチL3は、可動部材で
ある検知軸部材88と、これを摺動可能に支持する本体
部86と、ON−OFFの接点部88a、軸部材88の
先端に回転可能に取り付けられ、突合せ部Waに沿って
連れ回る検知ローラ90とを有する。本体部86は、溶
接台車62に固定の支持台87に固定され、軸部材88
は本体部86に対し圧縮ばね89により突出方向に付勢
されている。検知ローラ90がワークWに当接すると、
軸部材88は圧縮ばね89をより圧縮しながら本体部8
6内に引っ込み、接点部88aを閉じる(以下、ON状
態という)。反対にワークWに当接していないときは、
軸部材88は本体部86内から伸び出て、接点部88a
を開く(以下、OFF状態という)。このように、軸部
材88が伸縮することで、溶接トーチ76の前方のワー
クWの存在が検知できるようになっている。そして、溶
接台車62が走行を開始し、ワークWの端にリミットス
イッチL3の検知ローラ90が乗り上げたときや、溶接
台車62がワークWの反対側の端に到達し、ワークWに
当接していた検知ローラ90がワークWから外れたとき
に、ワークWの端部位置を検知する。
【0026】さらに、ワークWの突合せ部Waの長手方
向中間に、図12(a)に示すような溶接を停止すべき
例えば鍵取付け用の長孔92などの孔があるときもこれ
を検知する。その作動を図12(b)に示すが、突合せ
部Waに当接して回転しながら前進する検知ローラ90
は()、その長孔92に嵌り込んでOFF状態となり
()、溶接台車62の走行はそのままに溶接を停止さ
せ、次いで長孔92通過後に突合せ部Waに乗り上げる
とON状態になって()、溶接を再開する。その結
果、図12(c)に示すように長孔92の前後を溶接し
ながら長孔92の範囲ではアークの発生を一旦停止させ
る。
【0027】次に、図10及び図11に示すように、押
付けローラ74は、溶接トーチ76の直前に位置し、図
13(a)に示すワークWの上下の継手の突合せ部Wa
が食い違いを生じている場合や、図13(b)に示すワ
ークWの角部の曲げが不十分で突合せ部Waが外側に膨
らんでいる場合に、突合せ部Waを内側に押圧して矯正
するものである。
【0028】図10に戻って、押付けローラ74は例え
ば鋼材で形成され、L字形のローラ支持部材94の先端
に支持されて突合せ部Waに沿って連れ回る。L字形の
ローラ支持部材94の、溶接トーチ76の軸方向とほぼ
平行な部分の先端に、押付けローラ74が垂直方向の軸
74aにより水平面内で回転可能に支持され、かつ押付
けローラ74の外周面は、溶接トーチ76の先端部に形
成された先細りのテーパ外周面76aにわずかの隙間を
介し、ごく近接した位置関係にある。L字形のローラ支
持部材94の、溶接トーチ76とほぼ直角な部分は、そ
の溶接トーチ76から遠ざかるように溶接線(突合せ部
Wa)とほぼ平行に延び、その部分に形成された軸孔9
4a、94bをガイド軸95、97がそれぞれ摺動可能
に貫通し、位置固定の取付け板91で支持されている。
これらのガイド軸95、97によりローラ支持部材94
は、ワークの突合せ部Waに対し接近・離間する方向に
移動可能とされる。そして、一方のガイド軸95には圧
縮ばね95aが装着されて、ローラ支持部材94を前方
に、すなわち押付けローラ74をワークの突合せ部Wa
側に常時付勢しており、押付けローラ74は、圧縮ばね
95aの付勢力でワークの突合せ部Waに押し付けられ
つつ転動してそこの矯正を行う。
【0029】上記のように溶接トーチ76のテーパ外周
面76aに押付けローラ74がごく近接して対向するこ
とで、溶接トーチ76の軸線に対し押付けローラ74を
可及的に接近させ、溶接のごく直前まで押付けローラ7
4の押付力がワークの突合せ部Waに作用するようにで
き、その押付力による矯正後即座に溶接することになる
ので、時間経過による矯正曲げ戻りの心配が少ない。
【0030】溶接トーチ76は、細長の円筒形状のMI
G溶接用のトーチで、その断面中心にワイヤ状の電極が
通る。先端の開口部からシールド用不活性ガスとしての
例えばアルゴンガスを放出しながら、直流アークによる
アーク熱を発し、ワークWの突合せ部Waを溶接する。
アルゴンガスを使用することで炭酸ガス使用では難しい
ステンレス板の溶接も可能である。溶接トーチ76は溶
接台車62に固定されたトーチ支持部材98で外周部を
挟まれるようにして支持され、そのトーチ支持部材98
の2つの調整ノブ99、100を回すことで水平及び高
さ位置を調整することができるようになっている。
【0031】最後に、後処理研削ローラ78は図示しな
い駆動モータにより回転し、溶接トーチ76の溶接によ
って溶接部に生じた隆起部等を研削除去し溶接部を仕上
げるものである。その支持状態は前述の前処理回転ブラ
シ72と同様なので詳しい説明は省略するが、要するに
軸82のまわりに回転可能に支持され、かつ圧縮ばね8
4により後処理研削ローラ78をワークの突合せ部Wa
側へ付勢し、調整ねじ82aによりその後処理研削ロー
ラ78の先端位置を調整するものである。
【0032】なお、以上に述べた前処理回転ブラシ7
2、溶接トーチ76、後処理研削ローラ78の各機器は
電力供給されて作動するが、その電線は溶接台車62の
進行を妨げないような位置に配置される。例えば図11
に示すように、基礎台2の両縁で両端を支持され、ガイ
ドレール64に平行に配置されたバー105に、電線1
07を螺旋状態で支持させる。その電線107の電源側
とは反対の端にコネクタ109を取り付け、前処理回転
ブラシ74等の電線110等をそのコネクタ109に接
続する。こうすれば、溶接台車62の前後移動に伴っ
て、電線107がバーの外表を滑りながら追従し、電線
107と溶接台車62が干渉しないようにすることがで
きる。
【0033】以下、溶接装置1の作動を図14及び図1
5に示すフローチャートに基づいて説明する。まず、ワ
ーク支持台10上に、例えば図17(a)に示すような
ワークWを載せる。そして、ワーク支持台10(図2〜
図5)にエアを供給し昇降部材18を上昇位置にしてボ
ール19を突出させ、ワークWをワーク支持台10上で
滑らせながら、3つの位置決めストッパー42、42、
44(図2)に突当てて位置決めをする(S1)。次に
図示しないクランプ降下スイッチを押してクランプ58
(図1)を降下させ、ワークWをクランプ58と受け台
40に押し付けて固定する。ここで、光電センサ46
(図2)がワークWの有無を探知しているので、ワーク
Wを所定位置にセットしないでクランプ降下スイッチを
押した場合は安全上クランプ58は降下しないようにな
っている(S2〜S4)。
【0034】次に、溶接台車62の作動スイッチを押し
て、モータ66を正転させ溶接台車62の走行を開始す
るが、もしワークWをクランプ58で固定しないまま溶
接台車作動スイッチを押しても溶接台車62は走行しな
い(S5〜S7)。なお、溶接台車62の走行速度は減
速機67で調節されているが、その設定を変えることで
走行速度を変えることができる。従って、ワークWの板
厚や材質に応じた適切な溶接が可能である。
【0035】溶接台車62が前進し、溶接台車62上の
リミットスイッチL3の検知ローラ90がワークWの端
に乗り上げ、リミットスイッチL3がOFF状態からO
N状態に切り替わると、その信号変化に基づいて前処
理回転ブラシ及び後処理研削ローラの各ローラの駆動、
溶接トーチの通電、溶接トーチの不活性ガス供給が
開始され溶接が始まる(S8〜S9)。なお、制御装置
6にタイマーを組み入れ、リミットスイッチL3がワー
クWの端を検知してから上記〜までに所定の時間差
を設け、溶接開始位置の調整をすることもできる。これ
は以下に述べる、一旦溶接を中止してから再開する位
置、及び溶接終了位置においても同様である。
【0036】溶接を開始した溶接台車62は、そのまま
前進し、直線状の突合せ部Waに対して連続して突合せ
溶接をする。すなわち、図16に示すように、ワークW
の各突合せ部Waは同図(a)のクランプされた状態
で、前処理回転ブラシ72により表面が清浄化され(同
図(b))、続いて突合せ部Waを連れ回る押付けロー
ラ74により食い違い等が内側に押圧されて矯正され
(同図(c)、(d))、その直後に溶接トーチ76に
より溶接される(同図(e)、(f))。さらに、後処
理研削ローラ78が溶接によって生じた隆起部等を削っ
て仕上げられる(同図(g)、(h))。
【0037】このようにして溶接台車62が直線状の突
合せ部Waを連続的に溶接してゆくが、その途中に長孔
部があると、上述のようにリミットスイッチL3の検知
ローラ90はその長孔に落ち込み、ON状態からOFF
状態に変化する。その信号変化に基づいて、上記の前
処理回転ブラシ及び後処理研削ローラの各ローラ、溶
接トーチの通電、溶接トーチのガス供給が停止される
(S10、S11)。溶接台車62はそのまま前進し、
リミットスイッチL3の検知ローラ90が長孔から再度
突合せ部Waに乗り上げリミットスイッチL3がON状
態に戻ると(S12)、前記溶接トーチ76の通電等に
より溶接が再開される(S9)。
【0038】溶接台車62がさらに前進しワークWの端
を通過すると、リミットスイッチL3が伸長しOFF状
態となり、溶接トーチ76の通電等が停止する(S1
0、S11)。溶接停止状態の溶接台車62はそのまま
前進する。そして、溶接台車62がガイドレール64の
端部に設置されたリミットスイッチL2に当接すると、
溶接台車62を駆動しているモータ66が停止し、図1
5のS14に示すように、溶接台車62は走行を自動的
に停止する。なお、ワークWに長孔がない場合は、S1
0からS10’のYESを経てS14に移行する。S1
4の後、同時にクランプ58が自動的に上昇するので、
オペレーターがワークWをワーク支持台10上のクラン
プ位置から取り除く(S15、S16)。すると、該ク
ランプ位置にワークWがないことを光電センサ46が検
知し、その信号に基づいてモータ66が逆転駆動し、溶
接台車62は溶接停止状態で後進を開始する(S17、
S18)。このとき、走行速度は前進時よりも大きくさ
れ、前進開始位置(原位置)への復帰時間の短縮が図ら
れる。後進した溶接台車62は前進開始位置近傍に設置
されたリミットスイッチL1に当接して後進走行を停止
し、復帰が完了する(S19〜S20)。
【0039】以上、本発明の一形態としてMIG溶接に
よる溶接装置について説明したが、本発明の溶接装置は
このようなMIG溶接によるものに限らず、TIG溶接
その他のアーク溶接を初め、溶接台車上に溶接ヘッドを
掲載してワークWの直線状の溶接線に沿って溶接する溶
接装置を広く含むものである。また、本発明の溶接装置
は長手状の溶接を対象とするが、連続した長い溶接に限
らず、溶接ヘッドの通電をON・OFF制御することに
より、長手状の溶接を断続的に行うタップ溶接について
も適用される。例えば仮止め溶接の場合などに利用され
る。さらに、溶接台車の走行をガイドする走行ガイド手
段も、例えば基礎台にあり溝で形成したガイドレール
に、溶接台車のあり状の凸部をはめ込んでスライドする
構成とすることもできる。その他、本発明は、当業者の
知識に基づいて種々の態様で実施し得ることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の溶接装置を示す正面図。
【図2】その平面図。
【図3】その右側面図。
【図4】ワーク支持台を示す説明図。
【図5】その作用説明図。
【図6】ガイドレールと溶接台車の接合状態を示す図。
【図7】溶接台車の駆動部を示す側面図。
【図8】その背面図。
【図9】溶接台車の走行機構を説明する模式図。
【図10】溶接台車上の各ユニットの配置状態を示す平
面図。
【図11】その正面図。
【図12】溶接台車上のリミットスイッチの長孔部にお
ける作用説明図。
【図13】ワークの突合せ部の不具合状態を例示する
図。
【図14】図1の溶接装置の制御の流れを示すフローチ
ャート。
【図15】図14に続くフローチャート。
【図16】図1の溶接装置によるワークの突合せ部に対
する作用を順に説明する図。
【図17】図1の溶接装置によって溶接されるワークの
一例とその溶接個所を例示する説明図。
【符号の説明】
1 溶接装置 10 ワーク支持台 16 固定ハウジング 16a 固定ハウジング上面(第1の載置台) 18 昇降部材 19 ボール(第2の載置台) 42、44 位置決めストッパ 58 クランプ(ワーク固定手段) 62 溶接台車 64 ガイドレール(台車ガイド手段) 72 前処理回転ブラシ 74 押付けローラ 76 溶接トーチ 78 後処理研削ローラ W ワーク Wa 突合せ部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上記の課
題を解決するために本発明の溶接装置は、ワークの長手
状の突合せ部に沿って突合せ溶接をする溶接装置であっ
て、そのワークを溶接前に突合せ状態で固定するワーク
固定手段と;駆動手段に駆動されて走行する台車本体
と、その台車本体に支持されて前記ワークの前記突合せ
部を溶接する溶接ヘッドと、前記台車本体の走行方向に
おいて前記溶接ヘッドの直前の位置に回転可能に支持さ
れ、前記台車本体により前記溶接ヘッドと一体的にかつ
それよりわずかに先行して移動させられ、溶接前の突合
せ部に押し付けられて転動させられることによりその突
合せ部を矯正するとともに、その押し付け状態の直後
の、矯正作用が働いている部分に対し前記溶接トーチに
突合せ溶接を行わせる押付けローラとを有する溶接台車
と;前記ワークの突合せ部に沿って配置され、前記溶接
台車の走行をガイドする台車ガイド手段と;を備えるこ
とを特徴とする。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークの長手状の突合せ部に沿って突合
    せ溶接をする溶接装置であって、そのワークを溶接前に
    突合せ状態で固定するワーク固定手段と、駆動手段に駆
    動されて走行する台車本体と、その台車本体に支持され
    て前記ワークの前記突合せ部を溶接する溶接ヘッドと、
    その溶接ヘッドの前記台車本体の走行方向の前方側近傍
    に支持され、溶接前の突合せ部を転動しながら押し付け
    て、前記突合せ部を矯正する押付けローラとを有する溶
    接台車と、前記ワークの突合せ部に沿って配置され、前
    記溶接台車の走行をガイドする台車ガイド手段と、を備
    えることを特徴とする溶接装置。
  2. 【請求項2】 ワークの長手状の突合せ部に沿って突合
    せ溶接をする溶接装置であって、 前記ワークを支持する第1の載置部と、第1の載置部に
    対しそれより高い位置と低い位置とに相対的に昇降可能
    であってワークを滑動可能な状態で支持する第2の載置
    部と、その第2の載置部を第1の載置部に対し相対的に
    昇降させる昇降装置とを有し、前記第2の載置部が前記
    第1の載置部より低い位置にある場合は前記ワークを前
    記第1の載置部で支持し、前記第2の載置部が前記第1
    の載置部より高い位置にある場合には前記ワークを前記
    第2の載置部で支持するワーク支持台と、 前記ワーク支持台の近傍に設けられ、前記第2の載置部
    で滑動可能に支持されたワークを溶接のための固定位置
    に位置決めする位置決めストッパと、 ワークが溶接位置に位置決めされ、前記第2の載置部が
    前記第1の載置部に対して相対的に下降して位置決め状
    態のワークが前記第1の載置部で支持された状態で、前
    記ワークをその第1の載置部にクランプしてワークを溶
    接前に突合せ状態で固定するワーク固定手段と、駆動手
    段に駆動されて走行する台車本体と、その台車本体に支
    持されて前記ワークの前記突合せ部を溶接する溶接ヘッ
    ドとを有する溶接台車と、前記ワークの突合せ部に沿っ
    て配置され、前記溶接台車の走行をガイドする台車ガイ
    ド手段と、を備えることを特徴とする溶接装置。
  3. 【請求項3】 ワークの長手状の突合せ部に沿って突合
    せ溶接をする溶接装置であって、 前記ワークを支持する第1の載置部と、第1の載置部に
    対しそれより高い位置と低い位置とに相対的に昇降可能
    であってワークを滑動可能な状態で支持する第2の載置
    部と、その第2の載置部を第1の載置部に対し相対的に
    昇降させる昇降装置とを有し、前記第2の載置部が前記
    第1の載置部より低い位置にある場合は前記ワークを前
    記第1の載置部で支持し、前記第2の載置部が前記第1
    の載置部より高い位置にある場合には前記ワークを前記
    第2の載置部で支持するワーク支持台と、 前記ワーク支持台の近傍に設けられ、前記第2の載置部
    で滑動可能に支持されたワークを溶接のための固定位置
    に位置決めする位置決めストッパと、 ワークが溶接位
    置に位置決めされ、前記第2の載置部が前記第1の載置
    部に対し相対的に下降して位置決め状態のワークが前記
    第1の載置部で支持された状態で、前記ワークをその第
    1の載置部にクランプしてワークを溶接前に突合せ状態
    で固定するワーク固定手段と、駆動手段に駆動されて走
    行する台車本体と、その台車本体に支持されて前記ワー
    クの前記突合せ部を溶接する溶接ヘッドと、その溶接ヘ
    ッドの前記台車本体の走行方向の前方側近傍に支持さ
    れ、溶接前の突合せ部を転動しながら押し付けて、前記
    突合せ部を矯正する押付けローラとを有する溶接台車
    と、前記ワークの突合せ部に沿って配置され、前記溶接
    台車の走行をガイドする台車ガイド手段と、を備えるこ
    とを特徴とする溶接装置。
  4. 【請求項4】 前記溶接台車には、前記押付けローラの
    走行方向前方側に位置して溶接前のワークの突合せ部を
    擦って清浄化する回転ブラシが設けられ、前記押付けロ
    ーラの後方側に位置して溶接後の突合せ溶接部を平坦化
    する研削ローラが設けられている請求項1又は3に記載
    の溶接装置。
  5. 【請求項5】 前記ワーク支持台の前記第2の載置部は
    前記第1の載置部内に昇降可能かつ転動可能に支持され
    る複数のボールである請求項2ないし4のいずれかに記
    載の溶接装置。
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