JPH11286651A - 撥水コーティング剤 - Google Patents
撥水コーティング剤Info
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- JPH11286651A JPH11286651A JP8909998A JP8909998A JPH11286651A JP H11286651 A JPH11286651 A JP H11286651A JP 8909998 A JP8909998 A JP 8909998A JP 8909998 A JP8909998 A JP 8909998A JP H11286651 A JPH11286651 A JP H11286651A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 表面に硬化被膜を形成する樹脂を得ることに
よって、仕上がりが美しく、作業性が良く、耐久性があ
り、酸性雨に対しても強い撥水性の硬化被膜を金属塗装
面上に形成し得る撥水コーティング剤を提供する。 【解決手段】(A)硬化性ポリオルガノシロキサン10
0重量部、(B)ポリジオルガノシロキサン20〜10
0重量部、揮発性ポリジメチルシロキサン200〜30
00重量部、(D)硬化触媒、(E)γ−アミノプロピ
ルトリメトキシシラン3〜15重量部を含有する撥水コ
ーティング剤。
よって、仕上がりが美しく、作業性が良く、耐久性があ
り、酸性雨に対しても強い撥水性の硬化被膜を金属塗装
面上に形成し得る撥水コーティング剤を提供する。 【解決手段】(A)硬化性ポリオルガノシロキサン10
0重量部、(B)ポリジオルガノシロキサン20〜10
0重量部、揮発性ポリジメチルシロキサン200〜30
00重量部、(D)硬化触媒、(E)γ−アミノプロピ
ルトリメトキシシラン3〜15重量部を含有する撥水コ
ーティング剤。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基材の撥水コーティ
ング剤に関し、特に、金属塗装面に良好な外観、撥水性
および撥水耐久性を付与することができる撥水コーティ
ング剤に関する。
ング剤に関し、特に、金属塗装面に良好な外観、撥水性
および撥水耐久性を付与することができる撥水コーティ
ング剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の金属塗装面に利用され
る撥水性コート剤に利用されているものには、カルナウ
バワックス、モンタンワックス、パラフィンワックス、
マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワックス
等の天然または、合成ワックスと、シリコーンオイルま
たはシリコーンワックスを溶剤に溶解または分散させて
得られる溶液タイプまたは、乳化剤を用いて、水に分散
させるエマルジョンタイプであることが一般的であっ
た。
る撥水性コート剤に利用されているものには、カルナウ
バワックス、モンタンワックス、パラフィンワックス、
マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワックス
等の天然または、合成ワックスと、シリコーンオイルま
たはシリコーンワックスを溶剤に溶解または分散させて
得られる溶液タイプまたは、乳化剤を用いて、水に分散
させるエマルジョンタイプであることが一般的であっ
た。
【0003】しかし、これらの撥水性コート剤は、表面
が脆く、砂塵や酸性雨等による損傷がおきたり、塗装面
を何回も洗浄すると摩耗、脱落等が起きたりして、撥水
耐久性を損なうという問題があった。
が脆く、砂塵や酸性雨等による損傷がおきたり、塗装面
を何回も洗浄すると摩耗、脱落等が起きたりして、撥水
耐久性を損なうという問題があった。
【0004】撥水耐久性をもたせるコー卜剤の試みは、
特公昭56−15827に報告されているが、ここで述
べられている組成では、撥水耐久性が不十分であった。
特公昭56−15827に報告されているが、ここで述
べられている組成では、撥水耐久性が不十分であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述した問
題点を解決し、表面に硬化被膜を形成する樹脂を得るこ
とによって、仕上がりが美しく、作業性が良く、耐久性
があり、酸性雨に対しても強い撥水性の硬化被膜を金属
塗装面上に形成し得る撥水コーティング剤を提供するこ
とを目的とする。
題点を解決し、表面に硬化被膜を形成する樹脂を得るこ
とによって、仕上がりが美しく、作業性が良く、耐久性
があり、酸性雨に対しても強い撥水性の硬化被膜を金属
塗装面上に形成し得る撥水コーティング剤を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
遠成するために種々検討した結果、特定のシロキサン成
分を組み合わせ、γ−アミノプロピルトリメトキシシラ
ンを適当量添加することにより、優れた外観、撥水性、
特に撥水耐久性を付与することができることを見出だ
し、本発明をなすにいたった。
遠成するために種々検討した結果、特定のシロキサン成
分を組み合わせ、γ−アミノプロピルトリメトキシシラ
ンを適当量添加することにより、優れた外観、撥水性、
特に撥水耐久性を付与することができることを見出だ
し、本発明をなすにいたった。
【0007】すなわち、本発明の撥水コーティング剤
は、(A)一般式
は、(A)一般式
【化5】 (式中、Rは1価の有機基もしくは水素原子を表し、X
はヒドロキシル基または加水分解性基を表し、aおよび
bは0.8<a<2および0.3≦b<2の関係を満た
す数である)で表される硬化性ポリオルガノシロキサン
100重量部、(B)一般式
はヒドロキシル基または加水分解性基を表し、aおよび
bは0.8<a<2および0.3≦b<2の関係を満た
す数である)で表される硬化性ポリオルガノシロキサン
100重量部、(B)一般式
【化6】 (式中、R1 は1価の有機基を表し、Yはヒドロキシル
基または加水分解性基を表し、cは 2≦c≦200を
満たす整数である)で表されるポリジオルガノシロキサ
ン20〜100重量部、(C)一般式
基または加水分解性基を表し、cは 2≦c≦200を
満たす整数である)で表されるポリジオルガノシロキサ
ン20〜100重量部、(C)一般式
【化7】 (式中、mは0〜9の整数を示す)および/または
【化8】 (式中、nは3〜8の整数を示す)で表される揮発性ポ
リジメチルシロキサン200〜3000重量部、(D)
硬化触媒、(E)γ−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン3〜15重量部を含有することを特徴とするものであ
る。
リジメチルシロキサン200〜3000重量部、(D)
硬化触媒、(E)γ−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン3〜15重量部を含有することを特徴とするものであ
る。
【0008】以下、本発明について詳細に説明する。
【0009】本発明で使用される(A)成分の硬化性ポ
リオルガノシロキサンは、ヒドロキシル基または加水分
解性基を有し、下記一般式で示されるものである。
リオルガノシロキサンは、ヒドロキシル基または加水分
解性基を有し、下記一般式で示されるものである。
【0010】
【化9】 ここで、Rは1価の有機基もしくは水素原子を表す。1
価の有機基としては、メチル、エチル、プロピル、ブチ
ル、ヘキシルなどのアルキル基、ビニル、アリルなどの
アルケニル基、フエニル、トリル、キシリルなどのアリ
ール基、フェネチル、β−フェニルプロピルなどのアラ
ルキル基、3,3,3−トリフルオロプロピルなどのフ
ルオロアルキル基などが例示される。これらの中でも、
保護被膜の光沢が良好なことから、アルキル基が好まし
く、特にメチル基が好ましい。
価の有機基としては、メチル、エチル、プロピル、ブチ
ル、ヘキシルなどのアルキル基、ビニル、アリルなどの
アルケニル基、フエニル、トリル、キシリルなどのアリ
ール基、フェネチル、β−フェニルプロピルなどのアラ
ルキル基、3,3,3−トリフルオロプロピルなどのフ
ルオロアルキル基などが例示される。これらの中でも、
保護被膜の光沢が良好なことから、アルキル基が好まし
く、特にメチル基が好ましい。
【0011】また、平滑な保護被膜を形成し、良好な外
観を得るには、Rのうち90モル%以上がメチル基であ
ることが好ましい。さらに、(A)成分は、(C)成分
の揮発性ポリジメチルシロキサンとの相溶性が良好であ
ることが望ましい。
観を得るには、Rのうち90モル%以上がメチル基であ
ることが好ましい。さらに、(A)成分は、(C)成分
の揮発性ポリジメチルシロキサンとの相溶性が良好であ
ることが望ましい。
【0012】また、(A)成分のXはヒドロキシル基ま
たは加水分解性基を表す。加水分解性基としては、アル
コキシ基、アシロキシ基、ケトオキシム基、アミド基、
アルケニルオキシ基およびハロゲン原子などが例示され
る。硬化反応時に生成する副生成物の臭気の少ないこ
と、硬化性および被膜特性が良好なことからヒドロキシ
ル基またはアルコキシ基が好ましく、特にヒドロキシル
基、メトキシ基またはエトキシ基が好ましい。
たは加水分解性基を表す。加水分解性基としては、アル
コキシ基、アシロキシ基、ケトオキシム基、アミド基、
アルケニルオキシ基およびハロゲン原子などが例示され
る。硬化反応時に生成する副生成物の臭気の少ないこ
と、硬化性および被膜特性が良好なことからヒドロキシ
ル基またはアルコキシ基が好ましく、特にヒドロキシル
基、メトキシ基またはエトキシ基が好ましい。
【0013】また、aおよびbは、0.8<a<2およ
び0.3≦b<2の関係を満たす数であることが必要で
ある。
び0.3≦b<2の関係を満たす数であることが必要で
ある。
【0014】aが0.8以下では硬化被膜が脆くなり、
2以上であると良好な硬化被膜が得られなくなると共に
被膜に油分が滲み出すようになって滑り性を生じ、本発
明の目的に適さない。bが0.3未満では硬化速度が遅
すぎて実用に合わず、また耐摩耗性、光択の良好な硬化
被膜が得られなくなり、2以上では硬化被膜が脆くな
り、また被膜の洗浄剤による洗浄性が低下し、本発明の
目的に適さない。
2以上であると良好な硬化被膜が得られなくなると共に
被膜に油分が滲み出すようになって滑り性を生じ、本発
明の目的に適さない。bが0.3未満では硬化速度が遅
すぎて実用に合わず、また耐摩耗性、光択の良好な硬化
被膜が得られなくなり、2以上では硬化被膜が脆くな
り、また被膜の洗浄剤による洗浄性が低下し、本発明の
目的に適さない。
【0015】(A)成分は、(C)成分に溶解・混合す
るものであれば、液体および固体のいずれも使用可能で
ある。また、(A)成分の粘度は、はじきの少ない良好
な塗膜を形成するために、通常は粘度10cSt以上が
好ましく、形成される保護被膜をべとつきの少ないもの
とし、塗工性を良好にするには、100,000cSt
以下であることが好ましい。
るものであれば、液体および固体のいずれも使用可能で
ある。また、(A)成分の粘度は、はじきの少ない良好
な塗膜を形成するために、通常は粘度10cSt以上が
好ましく、形成される保護被膜をべとつきの少ないもの
とし、塗工性を良好にするには、100,000cSt
以下であることが好ましい。
【0016】このようなポリオルガノシロキサンは公知
の方法で得ることができ、原料となるオルガノアルコキ
シシラン、オルガノクロロシランなどの加水分解性オル
ガノシランを部分加水分解することにより得られる。
の方法で得ることができ、原料となるオルガノアルコキ
シシラン、オルガノクロロシランなどの加水分解性オル
ガノシランを部分加水分解することにより得られる。
【0017】本発明で使用される(B)成分のポリジオ
ルガノシロキサンは、ヒドロキシル基または加水分解性
基を有し、下記一般式(II)で表される。
ルガノシロキサンは、ヒドロキシル基または加水分解性
基を有し、下記一般式(II)で表される。
【0018】
【化10】 ここで、R1 は1価の有機基を表し、メチル、エチル、
プロピル、ブチル、ヘキシル、オクチル、デシル、ドデ
シルなどのアルキル基、シクロヘキシル、シクロオクチ
ルなどのシクロアルキル基、フェニル、トリルなどのア
リール基、ビニル、アリル、プロペニルなどのアルケニ
ル基などが例示される。これらの中でも、アルキル基、
アリール基が好ましく、特にメチル基、フェニル基が好
ましい。(B)成分の一分子中において、R1 はすべて
同一でも、または複数の種類の基が混在していてもかま
わない。
プロピル、ブチル、ヘキシル、オクチル、デシル、ドデ
シルなどのアルキル基、シクロヘキシル、シクロオクチ
ルなどのシクロアルキル基、フェニル、トリルなどのア
リール基、ビニル、アリル、プロペニルなどのアルケニ
ル基などが例示される。これらの中でも、アルキル基、
アリール基が好ましく、特にメチル基、フェニル基が好
ましい。(B)成分の一分子中において、R1 はすべて
同一でも、または複数の種類の基が混在していてもかま
わない。
【0019】Yはヒドロキシル基または加水分解性基を
表す。加水分解性基としては、(A)成分で示したXと
同様のものが例示され、組成物の硬化性が良好なことか
らヒドロキシル基が好ましく、また保護被膜の光沢が良
好なものとなることから、メトキシ基またはエトキシ基
が好ましい。(B)成分の一分子中において、Xはすべ
て同一でも、または複数の種類の基が混在していてもか
まわない。
表す。加水分解性基としては、(A)成分で示したXと
同様のものが例示され、組成物の硬化性が良好なことか
らヒドロキシル基が好ましく、また保護被膜の光沢が良
好なものとなることから、メトキシ基またはエトキシ基
が好ましい。(B)成分の一分子中において、Xはすべ
て同一でも、または複数の種類の基が混在していてもか
まわない。
【0020】また、cは2≦c≦200を満たす整数で
あり、良好な防汚性が得られることから、5≦c≦20
を満たす整数であることが好ましい。
あり、良好な防汚性が得られることから、5≦c≦20
を満たす整数であることが好ましい。
【0021】(B)成分のポリジオルガノシロキサンの
配合量は、(A)成分の硬化性ポリオルガノシロキサン
100重量部に対して20〜100重量部であり、好ま
しくは30〜80重量部、より好ましくは40〜70重
量部である。30重量部より少ないと、良好の外観が得
られず、また、保護被膜が脆いものとなり、100重量
部より多いと被膜の強度が低下する。
配合量は、(A)成分の硬化性ポリオルガノシロキサン
100重量部に対して20〜100重量部であり、好ま
しくは30〜80重量部、より好ましくは40〜70重
量部である。30重量部より少ないと、良好の外観が得
られず、また、保護被膜が脆いものとなり、100重量
部より多いと被膜の強度が低下する。
【0022】本発明において使用される(C)成分は、
下記一般式(III)および/または(IV) で表される揮発
性ポリジメチルシロキサンである。
下記一般式(III)および/または(IV) で表される揮発
性ポリジメチルシロキサンである。
【0023】
【化11】
【化12】 上記のような揮発性ポリジメチルシロキサンは、末端が
トリメチルシリル基で封鎖されたmが0〜9の直鎖状ポ
リジメチルシロキサンまたはnが3〜8の環状ポリジメ
チルシロキサンであり、(A)成分、(B)成分の溶解
性を配慮しながら直鎖状あるいは環状のポリジメチルシ
ロキサンのいずれかもしくはそれらの混合物が使用され
る。このうち、mが2〜7の直鎖状ポリジメチルシロキ
サンまたはnが3〜5の環状ポリジメチルシロキサンの
使用が好ましく、特にnが4または5の環状ポリジメチ
ルシロキサンの使用が好ましい。ここで、「揮発性」と
は常温で測定可能な蒸気圧を有することを意味し、
(C)成分は99〜260℃の沸点を有することが好ま
しい。この(C)成分の揮発性ポリジメチルシロキサン
は、本発明の撥水コーティング剤に特に必須の成分であ
る。(C)成分の優れた揮発性が、優れた撥水性をもた
らす性質の一つと考えられる。未揮発状態では、低い粘
度を維持して、対象物への均一な被膜形成に寄与すると
ともに、被膜形成時においては、経時的に揮散して強い
撥水性被膜を形成する作用をする。
トリメチルシリル基で封鎖されたmが0〜9の直鎖状ポ
リジメチルシロキサンまたはnが3〜8の環状ポリジメ
チルシロキサンであり、(A)成分、(B)成分の溶解
性を配慮しながら直鎖状あるいは環状のポリジメチルシ
ロキサンのいずれかもしくはそれらの混合物が使用され
る。このうち、mが2〜7の直鎖状ポリジメチルシロキ
サンまたはnが3〜5の環状ポリジメチルシロキサンの
使用が好ましく、特にnが4または5の環状ポリジメチ
ルシロキサンの使用が好ましい。ここで、「揮発性」と
は常温で測定可能な蒸気圧を有することを意味し、
(C)成分は99〜260℃の沸点を有することが好ま
しい。この(C)成分の揮発性ポリジメチルシロキサン
は、本発明の撥水コーティング剤に特に必須の成分であ
る。(C)成分の優れた揮発性が、優れた撥水性をもた
らす性質の一つと考えられる。未揮発状態では、低い粘
度を維持して、対象物への均一な被膜形成に寄与すると
ともに、被膜形成時においては、経時的に揮散して強い
撥水性被膜を形成する作用をする。
【0024】(C)成分の配合量は、(A)成分の硬化
性ポリオルガノシロキサン100重量部に対して200
〜3000重量部であり、好ましくは600〜2000
重量部、より好ましくは600〜1900重量部であ
る。
性ポリオルガノシロキサン100重量部に対して200
〜3000重量部であり、好ましくは600〜2000
重量部、より好ましくは600〜1900重量部であ
る。
【0025】本発明において使用される(D)成分に
は、縮合硬化型シリコーン組成物に使用される一般の硬
化用触媒が使用でき、オクチル酸スズ、オクチル酸亜鉛
などのカルボン酸金属塩;ジブチルスズジラウレートな
どの有機スズ化合物;テトラブチルチタネート、テトラ
プロピルチタネートなどのチタン酸エステルなどが例示
され、取り扱い易いことなどからジブチルスズジラウレ
ートまたはテトラブチルチタネートが好ましい。これら
の触媒は2種類以上を併用してもよい。
は、縮合硬化型シリコーン組成物に使用される一般の硬
化用触媒が使用でき、オクチル酸スズ、オクチル酸亜鉛
などのカルボン酸金属塩;ジブチルスズジラウレートな
どの有機スズ化合物;テトラブチルチタネート、テトラ
プロピルチタネートなどのチタン酸エステルなどが例示
され、取り扱い易いことなどからジブチルスズジラウレ
ートまたはテトラブチルチタネートが好ましい。これら
の触媒は2種類以上を併用してもよい。
【0026】触媒の配合量はコーティング剤の硬化速
度、およびポットライフの面から、(A)成分の硬化性
ポリオルガノシロキサン100重量部に対して0.01
〜70重量部、好ましくは、0.3〜70重量部、より
好ましくは、50〜70重量部である。
度、およびポットライフの面から、(A)成分の硬化性
ポリオルガノシロキサン100重量部に対して0.01
〜70重量部、好ましくは、0.3〜70重量部、より
好ましくは、50〜70重量部である。
【0027】本発明において使用される(E)成分であ
るγ−アミノプロピルトリメトキシシランを適当量添加
することにより撥水耐久性が著しく向上する。(E)成
分の配合量は、(A)成分の硬化性ポリオルガノシロキ
サン100重量部に対して3〜10重量部である。好ま
しくは、4〜10重量部である。より好ましくは、4〜
8重量部である。10重量部を超えると、ケイ素原子に
結合した水酸基を有するシロキサンの存在によりゲル化
してしまい、貯蔵安定性が悪くなるので望ましくない。
この(E)成分は、アミノ基を有することにより、対象
物表面の水酸基、カルボキシ基、アルデヒド基等の官能
基に対して強く結合し、被膜の耐久性の向上に寄与す
る。
るγ−アミノプロピルトリメトキシシランを適当量添加
することにより撥水耐久性が著しく向上する。(E)成
分の配合量は、(A)成分の硬化性ポリオルガノシロキ
サン100重量部に対して3〜10重量部である。好ま
しくは、4〜10重量部である。より好ましくは、4〜
8重量部である。10重量部を超えると、ケイ素原子に
結合した水酸基を有するシロキサンの存在によりゲル化
してしまい、貯蔵安定性が悪くなるので望ましくない。
この(E)成分は、アミノ基を有することにより、対象
物表面の水酸基、カルボキシ基、アルデヒド基等の官能
基に対して強く結合し、被膜の耐久性の向上に寄与す
る。
【0028】本発明のコーティング剤には、さらに一般
の希釈溶剤(F)を使用してもよい。この溶剤成分とし
ては、(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成
分、(E)成分を分散、溶解するものであれば、特に制
限されず、メタノール、エタノール、イソプロパノール
のようなアルコール類;エチレングリコールモノメチル
エーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、テ
トラヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテルアルコ
ールおよびエーテル類;アセトン、メチルエチルケト
ン、ジエチルケトンのようなケトン類;酢酸メチル、酢
酸エチル、酢酸n−ブチルのようなエステル類;n−ヘ
キサン、ガソリン、ゴム揮発油、ミネラルスピリット、
灯油のような脂肪族炭化水素を例示することができる。
中でも、シロキサン類との相溶性に優れた脂肪族炭化水
素が好ましい。これらの希釈溶剤(F)は、(A)成分
100重量部に対して、50〜3100重量部、好まし
くは50〜2000重量部、より好ましくは1300〜
2000重量部配合することができる。
の希釈溶剤(F)を使用してもよい。この溶剤成分とし
ては、(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成
分、(E)成分を分散、溶解するものであれば、特に制
限されず、メタノール、エタノール、イソプロパノール
のようなアルコール類;エチレングリコールモノメチル
エーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、テ
トラヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテルアルコ
ールおよびエーテル類;アセトン、メチルエチルケト
ン、ジエチルケトンのようなケトン類;酢酸メチル、酢
酸エチル、酢酸n−ブチルのようなエステル類;n−ヘ
キサン、ガソリン、ゴム揮発油、ミネラルスピリット、
灯油のような脂肪族炭化水素を例示することができる。
中でも、シロキサン類との相溶性に優れた脂肪族炭化水
素が好ましい。これらの希釈溶剤(F)は、(A)成分
100重量部に対して、50〜3100重量部、好まし
くは50〜2000重量部、より好ましくは1300〜
2000重量部配合することができる。
【0029】本発明のコーティング剤を調整するには、
例えば、まず揮発性ポリジメチルシロキサン(C)単
独、または揮発性ポリジメチルシロキサン(C)と脂肪
族炭化水素とを容器に入れ、そこに硬化性ポリオルガノ
シロキサン(A)およびポリジオルガノシロキサン
(B)を添加してよく混合し、混合しながらγ−アミノ
プロピルトリメトキシシラン(E)を少量ずつ添加した
後、さらに混合する。これを混合させながら、硬化触媒
(D)を少量ずつ添加して混合して調整する。調整した
コーティング剤は、外気に触れて乾燥硬化しないように
密閉して保存する。ポットライフは、3時間程度が標準
である。
例えば、まず揮発性ポリジメチルシロキサン(C)単
独、または揮発性ポリジメチルシロキサン(C)と脂肪
族炭化水素とを容器に入れ、そこに硬化性ポリオルガノ
シロキサン(A)およびポリジオルガノシロキサン
(B)を添加してよく混合し、混合しながらγ−アミノ
プロピルトリメトキシシラン(E)を少量ずつ添加した
後、さらに混合する。これを混合させながら、硬化触媒
(D)を少量ずつ添加して混合して調整する。調整した
コーティング剤は、外気に触れて乾燥硬化しないように
密閉して保存する。ポットライフは、3時間程度が標準
である。
【0030】本発明のコーティング剤を対象物表面へ塗
布する方法としては、刷毛塗り、スプレー塗り、ローラ
ー塗り等が挙げられる。
布する方法としては、刷毛塗り、スプレー塗り、ローラ
ー塗り等が挙げられる。
【0031】本発明のコーティング剤を塗布する場合に
は、例えば、液滴が落ちない程度に布に含ませて対象基
材の表面を湿らせるようにして塗布し、10℃から50
℃程度の風通しのよい場所で30分程度放置し、基材表
面が平滑になるように乾いた布で磨くようにして仕上げ
る。本発明のコーティング剤は、塗布後、数時間から数
日間、室温で硬化または風乾させることによって硬化
し、良好な保護被膜を形成する。
は、例えば、液滴が落ちない程度に布に含ませて対象基
材の表面を湿らせるようにして塗布し、10℃から50
℃程度の風通しのよい場所で30分程度放置し、基材表
面が平滑になるように乾いた布で磨くようにして仕上げ
る。本発明のコーティング剤は、塗布後、数時間から数
日間、室温で硬化または風乾させることによって硬化
し、良好な保護被膜を形成する。
【0032】また、本発明の撥水コーティング剤は、耐
溶剤性にも優れており、キシレンやアセトンなどに膨潤
することはない。
溶剤性にも優れており、キシレンやアセトンなどに膨潤
することはない。
【0033】本発明の撥水コーティング剤を塗布する対
象となる基材としては、一般的には自動車のボティーの
ように金属表面に塗装が施してある表面である。
象となる基材としては、一般的には自動車のボティーの
ように金属表面に塗装が施してある表面である。
【0034】
【発明の実施の形態】以下に本発明を実施例に従って説
明するが、必ずしもこれに限定されるものではない。
明するが、必ずしもこれに限定されるものではない。
【0035】実施例1 撹拌器、加温ジャケット、還流冷却器および滴下ロート
を取り付けたフラスコにメチルトリメトキシシラン13
60g(10モル)、メタノール95gおよびメチルト
リクロロシランを塩酸分が50ppmとなるように仕込
み、撹拌しながら、水256g(14.2モル)を滴下
ロートを使って徐々に滴下した。還流温度(約68〜7
2℃)で4時間保持して加水分解および縮合反応を行っ
た。縮合反応終了後、常温100℃の条件下で、揮発成
分を減圧除去して、粘度20cStの(A)成分となる
硬化性ポリオルガノシロキサンを得た。
を取り付けたフラスコにメチルトリメトキシシラン13
60g(10モル)、メタノール95gおよびメチルト
リクロロシランを塩酸分が50ppmとなるように仕込
み、撹拌しながら、水256g(14.2モル)を滴下
ロートを使って徐々に滴下した。還流温度(約68〜7
2℃)で4時間保持して加水分解および縮合反応を行っ
た。縮合反応終了後、常温100℃の条件下で、揮発成
分を減圧除去して、粘度20cStの(A)成分となる
硬化性ポリオルガノシロキサンを得た。
【0036】この硬化性ポリオルガノシロキサン100
重量部、次式
重量部、次式
【化13】 で表される(B)成分のポリジオルガノシロキサン6
6.7重量部、次式
6.7重量部、次式
【化14】 で表される(C)成分の揮発性ポリジメチルシロキサン
であるオクタメチルシクロテトラシロキサン1900重
量部、次式
であるオクタメチルシクロテトラシロキサン1900重
量部、次式
【化15】 で表される(D)成分の硬化触媒であるジブチルスズジ
ラウレート66.7重量部、次式
ラウレート66.7重量部、次式
【化16】 で表される(E)成分であるγ−アミノプロピルトリメ
トキシシラン3.3重量部、希釈溶剤(F)として、脂
肪族炭化水素溶剤(IPソルベント1620、出光石油
化学(株)製)1300重量部を配合し、均一になるま
で撹拌して、撥水コーティング剤を得た。
トキシシラン3.3重量部、希釈溶剤(F)として、脂
肪族炭化水素溶剤(IPソルベント1620、出光石油
化学(株)製)1300重量部を配合し、均一になるま
で撹拌して、撥水コーティング剤を得た。
【0037】実施例2および3 実施例1と同じ材料で、表1に示す配合組成にて、実施
例1と同様の方法で、実施例2および実施例3の撥水コ
ーティング剤を得た。
例1と同様の方法で、実施例2および実施例3の撥水コ
ーティング剤を得た。
【0038】比較例1〜4 実施例1と同じ材料で、表1に示す配合組成にて、実施
例1と同様の方法で、比較例1〜4の撥水コーティング
剤を得た。
例1と同様の方法で、比較例1〜4の撥水コーティング
剤を得た。
【0039】
【表1】 比較例5 カルナウバロウ50重量部、流動パラフィン25重量
部、ポリオキシエチレン(10)ステアレート9重量
部、ポリオキシエチレン(40)ステアレート9重量
部、ポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエー
テル12重量部を容器に入れ、徐々に90℃まで加熱し
て溶解し、90℃に保ちながら加熱撹拌した後、同じく
90℃に加熱した水380重量部を徐々に加えながら、
1時間撹拌した後、冷却撹拌を行って25℃まで冷却
し、乳化組成物を得た。
部、ポリオキシエチレン(10)ステアレート9重量
部、ポリオキシエチレン(40)ステアレート9重量
部、ポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエー
テル12重量部を容器に入れ、徐々に90℃まで加熱し
て溶解し、90℃に保ちながら加熱撹拌した後、同じく
90℃に加熱した水380重量部を徐々に加えながら、
1時間撹拌した後、冷却撹拌を行って25℃まで冷却
し、乳化組成物を得た。
【0040】比較例6 ラノリン石鹸20重量部、マイクロワックス15重量
部、高分子樹脂5重量部、石油スルホネート30重量
部、イソパラフィン30重量部を容器に入れ、均一にな
るまで混合して、配合組成物を得た。
部、高分子樹脂5重量部、石油スルホネート30重量
部、イソパラフィン30重量部を容器に入れ、均一にな
るまで混合して、配合組成物を得た。
【0041】比較例7 次式で表される
【化17】 ケイ素原子に結合した水酸基が0.01重量%以上含有
されている水酸基含有オルガノポリシロキサン樹脂54
部、次式で表される
されている水酸基含有オルガノポリシロキサン樹脂54
部、次式で表される
【化18】 メトキシ基が35%含有されているアルコキシ基含有オ
ルガノポリシロキサン樹脂13部、メチルトリメトキシ
シラン;CH3 Si(OCH3 )3 7.6部、γ−(ア
ミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシラン;H2
N(CH2 )2 NH(CH2 )3 Si(OCH3 )
3 2.6部、ジブチル錫ジアセテート0.4部を容器に
入れ、均一になるまで混合して、配合組成物を得た。
ルガノポリシロキサン樹脂13部、メチルトリメトキシ
シラン;CH3 Si(OCH3 )3 7.6部、γ−(ア
ミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシラン;H2
N(CH2 )2 NH(CH2 )3 Si(OCH3 )
3 2.6部、ジブチル錫ジアセテート0.4部を容器に
入れ、均一になるまで混合して、配合組成物を得た。
【0042】各実施例および比較例において作成した撥
水コーティング剤を、15cm×15cm角の塗装を施
した金属板に、布に含ませて塗り広げ、24時間以上室
温にて放置し、硬化させ、硬化被膜の諸特性について評
価を行った。結果を表2に示す。
水コーティング剤を、15cm×15cm角の塗装を施
した金属板に、布に含ませて塗り広げ、24時間以上室
温にて放置し、硬化させ、硬化被膜の諸特性について評
価を行った。結果を表2に示す。
【0043】
【表2】 次に、摩耗させた場合の撥水性についても評価を行っ
た。この評価方法は、例えば、車のボディー等の塗装済
み表面をふき取ることを想定したものである。
た。この評価方法は、例えば、車のボディー等の塗装済
み表面をふき取ることを想定したものである。
【0044】キムワイプを取り付けた2cm×1cmの
摩耗子に、300g/2cm2 の荷重を加えて、各実施
例および比較例の撥水コーティング剤を塗布した塗装済
み金属板の上を約700回往復させた後、水道水を上に
流し、水滴の接触角を測定した。被膜が摩耗してくる
と、接触角は小さくなる。つまり、摩耗子の往復回数が
増えると、図1に示すように接触角が小さくなる。この
接触角が80度以上であることが耐摩耗性の点から好ま
しい。
摩耗子に、300g/2cm2 の荷重を加えて、各実施
例および比較例の撥水コーティング剤を塗布した塗装済
み金属板の上を約700回往復させた後、水道水を上に
流し、水滴の接触角を測定した。被膜が摩耗してくる
と、接触角は小さくなる。つまり、摩耗子の往復回数が
増えると、図1に示すように接触角が小さくなる。この
接触角が80度以上であることが耐摩耗性の点から好ま
しい。
【0045】表3に実施例および比較例の接触角を示
す。
す。
【0046】
【表3】 また、この接触角、つまり撥水性と、γ−アミノプロピ
ルトリメトキシシランの添加量に相関性があることがわ
かった。図2に示すように、γ−アミノプロピルトリメ
トキシシランの添加量が6.7重量部であるとき撥水性
が著しく向上した。
ルトリメトキシシランの添加量に相関性があることがわ
かった。図2に示すように、γ−アミノプロピルトリメ
トキシシランの添加量が6.7重量部であるとき撥水性
が著しく向上した。
【0047】以上の結果より、実施例1〜3は、比較例
1〜6より、撥水耐久性に優れていることが分かった。
1〜6より、撥水耐久性に優れていることが分かった。
【0048】
【発明の効果】本発明の撥水コーティング剤を用いるこ
とによって、基材表面に、摩耗、脱落等を起こすことの
ない優れた外観、撥水性、特に撥水耐久性を付与するこ
とができる。また、本発明の撥水コーティング剤は、環
境に悪影響を及ぼさないシロキサン類を用いているた
め、その実用的価値は極めて大きいものである。
とによって、基材表面に、摩耗、脱落等を起こすことの
ない優れた外観、撥水性、特に撥水耐久性を付与するこ
とができる。また、本発明の撥水コーティング剤は、環
境に悪影響を及ぼさないシロキサン類を用いているた
め、その実用的価値は極めて大きいものである。
【図1】荷重の往復回数と接触角の関係を示すグラフ。
【図2】アミノシランの添加量とはっ水耐久性の関係を
示すグラフ。
示すグラフ。
Claims (2)
- 【請求項1】(A)一般式 【化1】 (式中、Rは1価の有機基もしくは水素原子を表し、X
はヒドロキシル基または加水分解性基を表し、aおよび
bは、0.8<a<2および0.3≦b<2の関係を満
たす数である)で表される硬化性ポリオルガノシロキサ
ン100重量部、(B)一般式 【化2】 (式中、R1 は1価の有機基を表し、Yはヒドロキシル
基または加水分解性基を表し、cは 2≦c≦200を
満たす整数である)で表されるポリジオルガノシロキサ
ン20〜100重量部、(C)一般式 【化3】 (式中、mは0〜9の整数を示す)および/または 【化4】 (式中、nは3〜8の整数を示す)で表される揮発性ポ
リジメチルシロキサン200〜3000重量部、(D)
硬化触媒、(E)γ−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン3〜15重量部を含有する撥水コーティング剤。 - 【請求項2】 前記(A)成分100重量部に対して、
50〜3100重量部の希釈溶剤(F)を配合してなる
ことを特徴とする請求項1記載の撥水コーティング剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8909998A JPH11286651A (ja) | 1998-04-01 | 1998-04-01 | 撥水コーティング剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8909998A JPH11286651A (ja) | 1998-04-01 | 1998-04-01 | 撥水コーティング剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11286651A true JPH11286651A (ja) | 1999-10-19 |
Family
ID=13961448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8909998A Withdrawn JPH11286651A (ja) | 1998-04-01 | 1998-04-01 | 撥水コーティング剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11286651A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001131480A (ja) * | 1999-10-29 | 2001-05-15 | Showa Denko Kk | 耐磨耗性撥水性塗料及び耐磨耗性撥水性表面を有する物品 |
JP2003073619A (ja) * | 2001-09-05 | 2003-03-12 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | コーティング用組成物および2液型コーティング剤 |
JP2007008967A (ja) * | 2001-02-09 | 2007-01-18 | Dow Corning Toray Co Ltd | 撥水コーティング用シリコーン樹脂組成物 |
JP2008075021A (ja) * | 2006-09-22 | 2008-04-03 | Soft99 Corporation | 車両用コーティング剤 |
KR100952755B1 (ko) | 2008-01-21 | 2010-04-14 | 김종춘 | 발수용 조성물 |
JP2012136613A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Takashi Taniguchi | 撥水性コーティング剤およびこれを用いた耐久性を有する撥水性コーティング膜の形成方法 |
JP2012236892A (ja) * | 2011-05-11 | 2012-12-06 | Takashi Taniguchi | 撥水性コーティング剤 |
JP2020139066A (ja) * | 2019-02-28 | 2020-09-03 | 日東紡績株式会社 | 撥水性コーティング用組成物、およびその使用方法 |
-
1998
- 1998-04-01 JP JP8909998A patent/JPH11286651A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001131480A (ja) * | 1999-10-29 | 2001-05-15 | Showa Denko Kk | 耐磨耗性撥水性塗料及び耐磨耗性撥水性表面を有する物品 |
JP4600611B2 (ja) * | 1999-10-29 | 2010-12-15 | 昭和電工株式会社 | 耐磨耗性撥水性塗料及び耐磨耗性撥水性表面を有する物品 |
JP2007008967A (ja) * | 2001-02-09 | 2007-01-18 | Dow Corning Toray Co Ltd | 撥水コーティング用シリコーン樹脂組成物 |
JP2003073619A (ja) * | 2001-09-05 | 2003-03-12 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | コーティング用組成物および2液型コーティング剤 |
JP2008075021A (ja) * | 2006-09-22 | 2008-04-03 | Soft99 Corporation | 車両用コーティング剤 |
KR100952755B1 (ko) | 2008-01-21 | 2010-04-14 | 김종춘 | 발수용 조성물 |
JP2012136613A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Takashi Taniguchi | 撥水性コーティング剤およびこれを用いた耐久性を有する撥水性コーティング膜の形成方法 |
JP2012236892A (ja) * | 2011-05-11 | 2012-12-06 | Takashi Taniguchi | 撥水性コーティング剤 |
JP2020139066A (ja) * | 2019-02-28 | 2020-09-03 | 日東紡績株式会社 | 撥水性コーティング用組成物、およびその使用方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |