JPH11286330A - エアロック構造 - Google Patents
エアロック構造Info
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- JPH11286330A JPH11286330A JP10088756A JP8875698A JPH11286330A JP H11286330 A JPH11286330 A JP H11286330A JP 10088756 A JP10088756 A JP 10088756A JP 8875698 A JP8875698 A JP 8875698A JP H11286330 A JPH11286330 A JP H11286330A
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- 239000000428 dust Substances 0.000 abstract description 15
- 241000282414 Homo sapiens Species 0.000 abstract description 4
- 241000238631 Hexapoda Species 0.000 abstract 1
- 239000010813 municipal solid waste Substances 0.000 abstract 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 12
- 241000607479 Yersinia pestis Species 0.000 description 7
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 3
- 241000282412 Homo Species 0.000 description 2
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
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- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】人間が介在して荷役等が搬入することがあって
も、確実に塵、埃、害虫等の侵入を防止することができ
るエアロック構造の提供を課題としている。 【解決手段】入口及び出口にそれぞれシートシャッタ
1,2が設けられ且つ上記両シートシャッタ1,2の扉
部が同時に開状態とならないパスボックスBを通じて荷
役12をクリーンゾーンに搬入する。各シートシャッタ
1,2の扉位置の前後にそれぞれ進入検知センサ3〜6
を設ける。その各進入検知センサの検知信号に基づき、
開閉制御装置は、前側のセンサ3,5が進入を検知した
と判断すると対応するシートシャッタ1,2に開指令を
供給し、且つ後側の進入検知センサ4,6からON信号
を入力し続けてOFF信号を入力すると当該OFF信号
の入力後,所定時間経過後に対応するシートシャッタ
1,2に閉指令を供給すると共に、上記所定時間経過前
に上記前側のセンサ3,5が進入を検知したと判断した
場合には対応するシートシャッタ1,2への上記閉指令
の供給を中止する。
も、確実に塵、埃、害虫等の侵入を防止することができ
るエアロック構造の提供を課題としている。 【解決手段】入口及び出口にそれぞれシートシャッタ
1,2が設けられ且つ上記両シートシャッタ1,2の扉
部が同時に開状態とならないパスボックスBを通じて荷
役12をクリーンゾーンに搬入する。各シートシャッタ
1,2の扉位置の前後にそれぞれ進入検知センサ3〜6
を設ける。その各進入検知センサの検知信号に基づき、
開閉制御装置は、前側のセンサ3,5が進入を検知した
と判断すると対応するシートシャッタ1,2に開指令を
供給し、且つ後側の進入検知センサ4,6からON信号
を入力し続けてOFF信号を入力すると当該OFF信号
の入力後,所定時間経過後に対応するシートシャッタ
1,2に閉指令を供給すると共に、上記所定時間経過前
に上記前側のセンサ3,5が進入を検知したと判断した
場合には対応するシートシャッタ1,2への上記閉指令
の供給を中止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塵、埃、害虫等の
侵入を嫌うクリーンゾーンへの進入部に設けられるエア
ロック構造であって、人間が介在して荷役等を搬入する
ことのある場所でのエアロック構造に関する。
侵入を嫌うクリーンゾーンへの進入部に設けられるエア
ロック構造であって、人間が介在して荷役等を搬入する
ことのある場所でのエアロック構造に関する。
【0002】
【従来の技術】電動機器とシートシャッタ等で構成され
た電動開閉装置が入口及び出口に設けられたパスボック
スを通じて、荷役をダーティーゾーン(外部)からクリ
ーンゾーンに移送している。
た電動開閉装置が入口及び出口に設けられたパスボック
スを通じて、荷役をダーティーゾーン(外部)からクリ
ーンゾーンに移送している。
【0003】荷役のクリーンゾーンへの移送は、通常、
自動ライン化されていて、例えば,所定のタイムチャー
トに従い、入口の電動開閉装置が作動して入口の扉が開
いて荷役がパスボックス内に搬送され、所定時間経過後
に自動的に入口の扉が閉じ、更に所定時間経過後に出口
側の扉が自動的に開いて、パスボックス内の荷役がクリ
ーンゾーンに移送される。
自動ライン化されていて、例えば,所定のタイムチャー
トに従い、入口の電動開閉装置が作動して入口の扉が開
いて荷役がパスボックス内に搬送され、所定時間経過後
に自動的に入口の扉が閉じ、更に所定時間経過後に出口
側の扉が自動的に開いて、パスボックス内の荷役がクリ
ーンゾーンに移送される。
【0004】このようにエアロック制御することで、外
部から荷役をクリーンゾーンに搬入する際に、クリーン
ゾーンに塵、埃、害虫等が侵入することを防止してい
る。
部から荷役をクリーンゾーンに搬入する際に、クリーン
ゾーンに塵、埃、害虫等が侵入することを防止してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のパ
スボックスを通じての荷役の搬入は、予め決められた所
定のタイムチャートに則った外乱のない環境化で行うも
のである。
スボックスを通じての荷役の搬入は、予め決められた所
定のタイムチャートに則った外乱のない環境化で行うも
のである。
【0006】しかし、人間が介在して荷役等が通過する
ことのある場合には、通過の際の例外運用や安全面にお
いての考慮がまちまちであり、塵、埃、害虫等の侵入の
防止という目的が十分に得られないおそれがあるという
問題がある。
ことのある場合には、通過の際の例外運用や安全面にお
いての考慮がまちまちであり、塵、埃、害虫等の侵入の
防止という目的が十分に得られないおそれがあるという
問題がある。
【0007】本発明は、上記のような問題点に着目して
なされたもので、人間が介在して荷役等が搬入すること
があっても、確実に塵、埃、害虫等の侵入を防止するこ
とができるエアロック構造の提供を課題としている。
なされたもので、人間が介在して荷役等が搬入すること
があっても、確実に塵、埃、害虫等の侵入を防止するこ
とができるエアロック構造の提供を課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のエアロック構造は、入口及び出口にそれぞ
れ電動開閉装置が設けられ且つ上記両電動開閉装置の扉
部が同時に開状態とならないパスボックスによってエア
ロックの2重扉が構成され、そのパスボックスを通じて
荷役をクリーンゾーンに搬送するエアロック構造であっ
て、各電動開閉装置の扉位置の前後にそれぞれ進入検知
センサを設けて、その各進入検知センサの検知信号に基
づき、前側のセンサが進入を検知したと判断すると対応
する電動開閉装置に開指令を供給し、且つ後側のセンサ
からの信号により当該後側のセンサの検出位置を通過し
たと判断の後,所定時間経過したら対応する電動開閉装
置に閉指令を供給すると共に、上記所定時間経過前に上
記前側のセンサが進入を検知したと判断した場合には対
応する電動開閉装置への上記閉指令の供給を中止する開
閉制御装置を備えることを特徴とするものである。
に、本発明のエアロック構造は、入口及び出口にそれぞ
れ電動開閉装置が設けられ且つ上記両電動開閉装置の扉
部が同時に開状態とならないパスボックスによってエア
ロックの2重扉が構成され、そのパスボックスを通じて
荷役をクリーンゾーンに搬送するエアロック構造であっ
て、各電動開閉装置の扉位置の前後にそれぞれ進入検知
センサを設けて、その各進入検知センサの検知信号に基
づき、前側のセンサが進入を検知したと判断すると対応
する電動開閉装置に開指令を供給し、且つ後側のセンサ
からの信号により当該後側のセンサの検出位置を通過し
たと判断の後,所定時間経過したら対応する電動開閉装
置に閉指令を供給すると共に、上記所定時間経過前に上
記前側のセンサが進入を検知したと判断した場合には対
応する電動開閉装置への上記閉指令の供給を中止する開
閉制御装置を備えることを特徴とするものである。
【0009】ここで、後側のセンサからの信号により当
該後側のセンサの検出位置の通過は、例えば後側センサ
が遮光等によりONとなり、その後通光等によってOF
Fとなることで判定できる。
該後側のセンサの検出位置の通過は、例えば後側センサ
が遮光等によりONとなり、その後通光等によってOF
Fとなることで判定できる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を、図面
を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態のエアロッ
ク構造を示した側面図であり、図2は、その平面図であ
る。符号Aはクリーンゾーンを、符号Bはパスボックス
内を、符号Cは外部であるダーティゾーンを示してい
る。
を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態のエアロッ
ク構造を示した側面図であり、図2は、その平面図であ
る。符号Aはクリーンゾーンを、符号Bはパスボックス
内を、符号Cは外部であるダーティゾーンを示してい
る。
【0011】パスボックスBの入口及び出口には、それ
ぞれ電動開閉装置を構成する電動シートシャッタ1,2
が配置され、それぞれシートシャッタ1a,2a(扉)
が昇降することで入口及び出口を排他的に開閉する。こ
こで、電動開閉装置は、電動シートシャッタ1,2に限
定されず、他の電動シャッタ等であってもよい。
ぞれ電動開閉装置を構成する電動シートシャッタ1,2
が配置され、それぞれシートシャッタ1a,2a(扉)
が昇降することで入口及び出口を排他的に開閉する。こ
こで、電動開閉装置は、電動シートシャッタ1,2に限
定されず、他の電動シャッタ等であってもよい。
【0012】各電動シートシャッタ1,2は、開閉制御
装置7からの開指令で開放動作(シャッタ1a,2aの
上昇)を、閉指令で閉塞動作(シャッタ1a,2aの降
下)をするようになっている。
装置7からの開指令で開放動作(シャッタ1a,2aの
上昇)を、閉指令で閉塞動作(シャッタ1a,2aの降
下)をするようになっている。
【0013】また、各シートシャッタ1a,2aの前側
及び後側には、それぞれ物体の進入を検知する進入検知
センサ3〜6が設けられている。この各センサ3〜6
は、例えば,光センサであって、シートシャッタ1a,
2b位置に対して所定距離だけ離れた位置を物体が通過
する際の遮光によって物体の進入を検知し、上記開閉制
御装置7に検知信号を供給するものである。
及び後側には、それぞれ物体の進入を検知する進入検知
センサ3〜6が設けられている。この各センサ3〜6
は、例えば,光センサであって、シートシャッタ1a,
2b位置に対して所定距離だけ離れた位置を物体が通過
する際の遮光によって物体の進入を検知し、上記開閉制
御装置7に検知信号を供給するものである。
【0014】また、本実施形態では、各シートシャッタ
1,2の近傍には、上記光センサ3〜6とは別にリモコ
ン受光部8が設けられ、リモコン9からの信号を受光す
ると、シートシャッタ1,2位置から所定距離だけ離れ
た位置に物体が進入したと見なして、その検知信号を開
閉制御装置7に供給する。このリモコン受光部8も前側
の進入検知センサを構成する。
1,2の近傍には、上記光センサ3〜6とは別にリモコ
ン受光部8が設けられ、リモコン9からの信号を受光す
ると、シートシャッタ1,2位置から所定距離だけ離れ
た位置に物体が進入したと見なして、その検知信号を開
閉制御装置7に供給する。このリモコン受光部8も前側
の進入検知センサを構成する。
【0015】なお、本実施形態では、前側のセンサとし
て、光センサ3,5及びリモコン受光部8の両方を設け
た構成であるが、一方のセンサだけでもよい。開閉制御
装置7は、シートシャッタ1,2よりも前側の進入検知
センサ3,5,8から信号を入力すると、対応する電動
シートシャッタ1,2に開指令を供給し、シートシャッ
タ1,2よりも後側の進入検知センサ4,6から遮光に
よりON信号を入力し続けて通光によりOFF信号を入
力すると後側の進入検知センサ4,6の検出位置を通過
したと判断して上記OFF信号の入力後,所定時間経過
後に対応する電動シートシャッタ1,2に閉指令を供給
する。但し、上記所定時間経過前に前側の検知センサ
3,5,8から信号を入力した場合には、後側のセンサ
4,6からの信号を無視し上記電動シートシャッタ1,
2への上記閉指令の供給を中止する。なお、閉指令を供
給した直後に前側のセンサ3,5,8で進入が検知され
た場合には、上記制御によって開指令が供給されて電動
シートシャッタ1,2では閉塞動作から開放動作に変更
される。
て、光センサ3,5及びリモコン受光部8の両方を設け
た構成であるが、一方のセンサだけでもよい。開閉制御
装置7は、シートシャッタ1,2よりも前側の進入検知
センサ3,5,8から信号を入力すると、対応する電動
シートシャッタ1,2に開指令を供給し、シートシャッ
タ1,2よりも後側の進入検知センサ4,6から遮光に
よりON信号を入力し続けて通光によりOFF信号を入
力すると後側の進入検知センサ4,6の検出位置を通過
したと判断して上記OFF信号の入力後,所定時間経過
後に対応する電動シートシャッタ1,2に閉指令を供給
する。但し、上記所定時間経過前に前側の検知センサ
3,5,8から信号を入力した場合には、後側のセンサ
4,6からの信号を無視し上記電動シートシャッタ1,
2への上記閉指令の供給を中止する。なお、閉指令を供
給した直後に前側のセンサ3,5,8で進入が検知され
た場合には、上記制御によって開指令が供給されて電動
シートシャッタ1,2では閉塞動作から開放動作に変更
される。
【0016】また、開閉制御装置7は、一方のシートシ
ャッタ1,2が全閉状態とならない限り、他方のシート
シャッタ1,2は開放動作をしないようにインタロック
制御機構を備える。例えば、シートシャッタ1,2の電
動モータ部に全閉用リミットスイッチを設けておき、一
方のシートシャッタ1,2の全閉用リミットスイッチか
らの信号によって全閉状態と判断しない限りは、開閉制
御装置7は、他方のシートシャッタ1,2に対して開指
令を供給しない、つまりシートシャッタ1,2よりも前
側の進入検知センサ3,5,8からの信号を無視するこ
とで実現する。
ャッタ1,2が全閉状態とならない限り、他方のシート
シャッタ1,2は開放動作をしないようにインタロック
制御機構を備える。例えば、シートシャッタ1,2の電
動モータ部に全閉用リミットスイッチを設けておき、一
方のシートシャッタ1,2の全閉用リミットスイッチか
らの信号によって全閉状態と判断しない限りは、開閉制
御装置7は、他方のシートシャッタ1,2に対して開指
令を供給しない、つまりシートシャッタ1,2よりも前
側の進入検知センサ3,5,8からの信号を無視するこ
とで実現する。
【0017】また、各電動シートシャッタ1,2には非
常ボタン10が接続し、その非常ボタン10を作動させ
ることで、強制的に開放動作を行うことが可能となって
いる。
常ボタン10が接続し、その非常ボタン10を作動させ
ることで、強制的に開放動作を行うことが可能となって
いる。
【0018】次に、上記エアロック構造の作動等につい
て説明する。ここで、フォークリフト11で荷役12を
クリーンゾーンAに搬入する場合を例に説明する。ま
た、初期状態では、両シートシャッタ1,2は全閉状態
となっている。
て説明する。ここで、フォークリフト11で荷役12を
クリーンゾーンAに搬入する場合を例に説明する。ま
た、初期状態では、両シートシャッタ1,2は全閉状態
となっている。
【0019】フォークリフト11が、パスボックスBの
入口に所定距離だけ近づくと、前側のセンサ3が進入を
検知して検知信号を開閉制御装置7に供給する。開閉制
御装置7では、出口側が全閉であると判断した場合に
は、入口の電動シートシャッタ1に開指令を供給し、も
って入口が開く。
入口に所定距離だけ近づくと、前側のセンサ3が進入を
検知して検知信号を開閉制御装置7に供給する。開閉制
御装置7では、出口側が全閉であると判断した場合に
は、入口の電動シートシャッタ1に開指令を供給し、も
って入口が開く。
【0020】なお、早めに入口を開かせたい場合には、
フォークリフト11がパスボックスBの入口に所定距離
だけ近づく前であっても、作業員がリモコン9を操作
し、その信号を入口側のリモコン受光部8で検知させる
ことで、上記動作が行われる。
フォークリフト11がパスボックスBの入口に所定距離
だけ近づく前であっても、作業員がリモコン9を操作
し、その信号を入口側のリモコン受光部8で検知させる
ことで、上記動作が行われる。
【0021】次に、入口のシートシャッタ1aが開いて
フォークリフト11がパスボックスB内に入り、入口の
後側に所定距離まで移動すると、後側のセンサ4が進入
を検知して検知信号を開閉制御装置7に供給する。開閉
制御装置7では、ON信号を入力し続けてOFF信号を
入力後5秒等の所定時間が経過したら入口の電動シート
シャッタ1に閉指令を供給し、入口の電動シートシャッ
タ1は閉塞動作を開始する。これによって、シートシャ
ッタ1aが、通過するフォークリフト11や作業員に衝
突することが回避される。
フォークリフト11がパスボックスB内に入り、入口の
後側に所定距離まで移動すると、後側のセンサ4が進入
を検知して検知信号を開閉制御装置7に供給する。開閉
制御装置7では、ON信号を入力し続けてOFF信号を
入力後5秒等の所定時間が経過したら入口の電動シート
シャッタ1に閉指令を供給し、入口の電動シートシャッ
タ1は閉塞動作を開始する。これによって、シートシャ
ッタ1aが、通過するフォークリフト11や作業員に衝
突することが回避される。
【0022】次に、入口の電動シートシャッタ1が全閉
状態となると、その検知信号が開閉制御装置7に供給さ
れる。次に、パスボックスB内のフォークリフト11
が、パスボックスBの出口に所定距離だけ近づくと、前
側のセンサ5が検知して検知信号を開閉制御装置7に供
給する。開閉制御装置7では、入口側が全閉であると判
断した場合には、出口の電動シートシャッタ2に開指令
を供給し、もって出口が開く。
状態となると、その検知信号が開閉制御装置7に供給さ
れる。次に、パスボックスB内のフォークリフト11
が、パスボックスBの出口に所定距離だけ近づくと、前
側のセンサ5が検知して検知信号を開閉制御装置7に供
給する。開閉制御装置7では、入口側が全閉であると判
断した場合には、出口の電動シートシャッタ2に開指令
を供給し、もって出口が開く。
【0023】なお、早めに出口を開かせたい場合には、
フォークリフト11がパスボックスBの出口に所定距離
だけ近づく前であっても、作業員がリモコン9を操作
し、その信号を出口側のリモコン受光部8で検知させる
ことで、上記動作が行われる。
フォークリフト11がパスボックスBの出口に所定距離
だけ近づく前であっても、作業員がリモコン9を操作
し、その信号を出口側のリモコン受光部8で検知させる
ことで、上記動作が行われる。
【0024】次に、出口のシートシャッタ2aが開いて
フォークリフト11がクリーンゾーンA内に入り、さら
にパスボックスBの出口から所定距離まで離れると、後
側のセンサ6が検知して検知信号を開閉制御装置7に供
給する。開閉制御装置7では、ON信号を入力し続けて
OFF信号を入力後5秒等の所定時間が経過したら出口
の電動シートシャッタ2に閉指令を供給し、出口の電動
シートシャッタ2は閉鎖動作を開始する。これによっ
て、シートシャッタ2aが、通過するフォークリフト1
1や作業員に衝突することが回避される。
フォークリフト11がクリーンゾーンA内に入り、さら
にパスボックスBの出口から所定距離まで離れると、後
側のセンサ6が検知して検知信号を開閉制御装置7に供
給する。開閉制御装置7では、ON信号を入力し続けて
OFF信号を入力後5秒等の所定時間が経過したら出口
の電動シートシャッタ2に閉指令を供給し、出口の電動
シートシャッタ2は閉鎖動作を開始する。これによっ
て、シートシャッタ2aが、通過するフォークリフト1
1や作業員に衝突することが回避される。
【0025】次に、出口の電動シートシャッタ2が全閉
状態となると、その検知信号が開閉制御装置7に供給さ
れる。以上のような基本動作の繰り返しによって、クリ
ーンゾーンAに人間を介して荷役12が搬入され、クリ
ーンゾーンAに塵、埃、害虫等の侵入が確実に防止する
ことができる。
状態となると、その検知信号が開閉制御装置7に供給さ
れる。以上のような基本動作の繰り返しによって、クリ
ーンゾーンAに人間を介して荷役12が搬入され、クリ
ーンゾーンAに塵、埃、害虫等の侵入が確実に防止する
ことができる。
【0026】次に、上記基本動作とは異なる荷役12の
例外搬入動作について説明する。例えば、パスボックス
B内に移動したフォークリフト11が出口に所定距離だ
け近づく前に、入口の前側のセンサ3が次のフォークリ
フト11の進入を検知した場合には、出口側のシートシ
ャッタ2が閉じたまま入口側のシートシャッタ1aが開
いて別のフォークリフト11がパスボックスB内に進入
する。
例外搬入動作について説明する。例えば、パスボックス
B内に移動したフォークリフト11が出口に所定距離だ
け近づく前に、入口の前側のセンサ3が次のフォークリ
フト11の進入を検知した場合には、出口側のシートシ
ャッタ2が閉じたまま入口側のシートシャッタ1aが開
いて別のフォークリフト11がパスボックスB内に進入
する。
【0027】また、入口が開いて、フォークリフト11
がパスボックスB内に進入したことを後側のセンサ4が
検知した後かつ所定時間経過前に、別のフォークリフト
11が入口に所定距離だけ接近して、前側のセンサ3が
進入を検知した場合には、開閉制御装置7は、入側の電
動シートシャッタ1に閉指令を出力することを中止する
ので、別のフォークリフト11もパスボックスB内に移
動できる。
がパスボックスB内に進入したことを後側のセンサ4が
検知した後かつ所定時間経過前に、別のフォークリフト
11が入口に所定距離だけ接近して、前側のセンサ3が
進入を検知した場合には、開閉制御装置7は、入側の電
動シートシャッタ1に閉指令を出力することを中止する
ので、別のフォークリフト11もパスボックスB内に移
動できる。
【0028】このとき、前側のフォークリフト11が出
口側の前側センサ5で検知されても、入側が開いている
ために、出口側が開くことはない。そして、後続のフォ
ークリフト11もパスボックスBに進入し、入口が全閉
状態となって始めて出口側のシートシャッタ2は開動作
を開始する。
口側の前側センサ5で検知されても、入側が開いている
ために、出口側が開くことはない。そして、後続のフォ
ークリフト11もパスボックスBに進入し、入口が全閉
状態となって始めて出口側のシートシャッタ2は開動作
を開始する。
【0029】また、複数のフォークリフト11がパスボ
ックスBにある状態からクリーンゾーンAへの移動にお
いては、出口が開いて、先頭のフォークリフト11がク
リーンゾーンA内に進入したことを後側のセンサ6が検
知した後であって所定時間経過前に、別のフォークリフ
ト11が出口に所定距離だけ接近して、前側のセンサ5
が進入を検知した場合には、開閉制御装置7は、出側の
電動シートシャッタ2に閉指令を供給することを中止す
るので、別のフォークリフト11も連続してクリーンゾ
ーンA内に移動できる。
ックスBにある状態からクリーンゾーンAへの移動にお
いては、出口が開いて、先頭のフォークリフト11がク
リーンゾーンA内に進入したことを後側のセンサ6が検
知した後であって所定時間経過前に、別のフォークリフ
ト11が出口に所定距離だけ接近して、前側のセンサ5
が進入を検知した場合には、開閉制御装置7は、出側の
電動シートシャッタ2に閉指令を供給することを中止す
るので、別のフォークリフト11も連続してクリーンゾ
ーンA内に移動できる。
【0030】このとき、ダーティゾーンCにいる別のフ
ォークリフト11がパスボックスBの入口に接近して
も、出口が開いているために、入口が開くことはない。
そして、パスボックスB内の後続のフォークリフト11
もクリーンゾーンAに進入し、出口が全閉状態となって
始めて入口側のシートシャッタ1は開動作を開始する。
ォークリフト11がパスボックスBの入口に接近して
も、出口が開いているために、入口が開くことはない。
そして、パスボックスB内の後続のフォークリフト11
もクリーンゾーンAに進入し、出口が全閉状態となって
始めて入口側のシートシャッタ1は開動作を開始する。
【0031】また、パスボックスB内に閉じ込められて
も、非常ボタン10を作動させることで、強制的に電動
シートシャッタ1,2を開けてパスボックスBからの脱
出が可能となっている。
も、非常ボタン10を作動させることで、強制的に電動
シートシャッタ1,2を開けてパスボックスBからの脱
出が可能となっている。
【0032】以上のように、人間が介在して例外動作で
クリーンゾーンAへ荷役12を搬入する場合でも、スム
ーズに荷役12の搬入ができ且つクリーンゾーンAへの
塵・埃・害虫等の侵入が確実に防止される。
クリーンゾーンAへ荷役12を搬入する場合でも、スム
ーズに荷役12の搬入ができ且つクリーンゾーンAへの
塵・埃・害虫等の侵入が確実に防止される。
【0033】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明を採用
すると、パスボックスを通じて荷役を搬入する際に、人
が介在して基本動作と異なる搬入方法が取られた場合で
あっても、スムーズに荷役の搬入ができ且つクリーンゾ
ーンへの塵・埃・害虫等の侵入が確実に防止されるとい
う効果がある。
すると、パスボックスを通じて荷役を搬入する際に、人
が介在して基本動作と異なる搬入方法が取られた場合で
あっても、スムーズに荷役の搬入ができ且つクリーンゾ
ーンへの塵・埃・害虫等の侵入が確実に防止されるとい
う効果がある。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るエアロック構
造を示す側面図である。
造を示す側面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るエアロック構
造を示す平面図である。
造を示す平面図である。
A クリーンゾーン B パスボックス C ダーティゾーン 1,2 電動シートシャッタ(電動開閉装置) 3,5 前側の進入検知センサ 4,6 後側の進入検知センサ 7 開閉制御装置 8 リモコン受光部 9 リモコン 11 フォークリフト 12 荷役
Claims (1)
- 【請求項1】 入口及び出口にそれぞれ電動開閉装置が
設けられ且つ上記両電動開閉装置の扉部が同時に開状態
とならないパスボックスによってエアロックの2重扉が
構成され、そのパスボックスを通じて荷役をクリーンゾ
ーンに搬送するエアロック構造であって、 各電動開閉装置の扉位置の前後にそれぞれ進入検知セン
サを設けて、その各進入検知センサの検知信号に基づ
き、前側のセンサが進入を検知したと判断すると対応す
る電動開閉装置に開指令を供給し、且つ後側のセンサか
らの信号により当該後側のセンサの検出位置を通過した
と判断の後,所定時間経過したら対応する電動開閉装置
に閉指令を供給すると共に、上記所定時間経過前に上記
前側のセンサが進入を検知したと判断した場合には対応
する電動開閉装置への上記閉指令の供給を中止する開閉
制御装置を備えることを特徴とするエアロック構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10088756A JPH11286330A (ja) | 1998-04-01 | 1998-04-01 | エアロック構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10088756A JPH11286330A (ja) | 1998-04-01 | 1998-04-01 | エアロック構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11286330A true JPH11286330A (ja) | 1999-10-19 |
Family
ID=13951742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10088756A Pending JPH11286330A (ja) | 1998-04-01 | 1998-04-01 | エアロック構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11286330A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007126816A (ja) * | 2005-11-01 | 2007-05-24 | Sanwa Shutter Corp | 建築用開閉装置 |
JP2012246733A (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-13 | Sanwa Shutter Corp | 建築用開閉装置 |
JP2014105539A (ja) * | 2012-11-29 | 2014-06-09 | Sanwa Shutter Corp | 建築用開閉装置 |
CN111764814A (zh) * | 2020-06-30 | 2020-10-13 | 山东华宇工学院 | 一种用于消防车卷帘门的锁紧装置 |
JP2021507158A (ja) * | 2017-12-18 | 2021-02-22 | ライト−ハイト ホールディング コーポレイション | ドアをワイヤレスで連動させるための方法及び装置 |
-
1998
- 1998-04-01 JP JP10088756A patent/JPH11286330A/ja active Pending
Cited By (6)
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CN111764814B (zh) * | 2020-06-30 | 2022-04-12 | 山东华宇工学院 | 一种用于消防车卷帘门的锁紧装置 |
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