[go: up one dir, main page]

JPH11286303A - コンテナターミナル - Google Patents

コンテナターミナル

Info

Publication number
JPH11286303A
JPH11286303A JP8855198A JP8855198A JPH11286303A JP H11286303 A JPH11286303 A JP H11286303A JP 8855198 A JP8855198 A JP 8855198A JP 8855198 A JP8855198 A JP 8855198A JP H11286303 A JPH11286303 A JP H11286303A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
spreader
containers
passage
storage shelf
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8855198A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kawase
晃 川瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd filed Critical Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
Priority to JP8855198A priority Critical patent/JPH11286303A/ja
Publication of JPH11286303A publication Critical patent/JPH11286303A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテナターミナルに収容するコンテナサイ
ズ毎の割合の変化に、柔軟に対応する。 【解決手段】 スプレッダ横行レール10を有するコン
テナ貯蔵棚2を多段多列に、かつ、間にコンテナ移動用
の通路5を形成するように対向配置してなる貯蔵建屋3
と、上記通路上方部に敷設したレール6上に走行可能に
搭載したオートスタッククレーン20と、上記通路5に
敷設したレール上を、コンテナを載置して走行するトラ
バーサ12とを有してなり、オートスタッククレーン2
0はトロリから吊下げられ、スプレッダ横行レール10
を有する吊ビーム21を有していて、スプレッダ8がコ
ンテナ4を吊持して、上記吊ビーム21と上記コンテナ
貯蔵棚2との間で自走可能になっているコンテナターミ
ナルにおいて、上記コンテナ貯蔵棚2は長尺のコンテナ
1個または短尺のコンテナ2個を収容可能な長さを有し
ており、上記スプレッダ8は4隅および中間に合計8個
のコンテナ把持用ツイストロック装置9を備えていて、
長尺コンテナ1個または短尺コンテナ2個を吊持可能で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、港湾に設置される
コンテナターミナルに係り、特にコンテナをどのコンテ
ナ貯蔵棚からも取り出すことが可能な立体貯蔵建屋を有
するコンテナターミナルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来はコンテナをコンテナヤードに積上
げて貯蔵していた。積上げられたコンテナは、上から順
次取り出して輸送するようにすれば問題ないが、下の方
に積まれたコンテナを先に出荷したい場合には、その上
のコンテナを取り除いてから出荷せねばならず、そのた
めの手間がかかり荷役作業の円滑性が損われる。かかる
問題を解決するためコンテナを1個ずつ収容するコンテ
ナ貯蔵棚を有する貯蔵建屋を設け、出荷する際にはどの
貯蔵棚からでもコンテナを取り出せるようにすることが
検討されている。本願出願人は、かかるコンテナターミ
ナルについて、特許出願(特願平8−240807号)
を行った。
【0003】図2および図3は上記出願に開示された図
であり、図2は平面図、図3は側面図である。これらの
図において、1はコンテナヤード、2はコンテナ貯蔵
棚、3は貯蔵建屋、4はコンテナ、5は通路である。貯
蔵建屋3は、コンテナ貯蔵棚2を多段多列に配置したも
ので、コンテナ移動用の通路5を間に形成するようにコ
ンテナ貯蔵棚2を2列1組に対向配置してある。貯蔵建
屋3の通路5上方部には、レール6が敷設してあり、そ
の上にオートスタッククレーン7が走行可能に搭載して
ある。オートスタッククレーン7は図4および図5に示
すようにトロリ7aからガイドマスト7bを垂下させ、
それに保持フレーム7cを介して吊ビーム7dを昇降自
在に係合させ、ワイヤ7eを介してトロリ7aから吊上
げ吊下げができるようになっている。8はスプレッダ
で、車輪8aを有していて自走可能である。スプレッダ
8は、下面の4隅にツイストロック装置9を有してい
て、コンテナ4を隅金具4cを介して着脱可能に吊持し
ている。10はスプレッダ横行レールで、吊ビーム7d
および各コンテナ貯蔵棚2に設けられていて、オートス
タッククレーン7の吊ビーム7dと各コンテナ貯蔵棚2
との間でスプレッダ8を横行させてコンテナ4の出し入
れができるようになっている。
【0004】11は通路5の下方に設けられたレール
で、その上にコンテナ4を載置して走行可能なトラバー
サ12が搭載してある。13はコンテナ船、14はコン
テナクレーンであり、コンテナ4をコンテナ船13に積
卸しする。15は台車で、岸壁に沿って設けられた高架
レール上を走行および横行してコンテナクレーン14と
の間でコンテナ4の受渡しを行う。16は貯蔵建屋3か
ら張出して設けられたレールであり、レ−ル16上に天
井クレーン17が搭載されている。
【0005】コンテナ船13に積まれたコンテナ4は、
コンテナクレーン14により荷卸しされ、陸側で台車1
5上に載せられる。台車15は循環走行して、天井クレ
ーン17の下まで来たところで、コンテナ4は天井クレ
ーン17によりトラバーサ12に移される。トラバーサ
12は走行して目的のコンテナ貯蔵棚2の下方で停止す
る。トラバーサ12上のコンテナ4は、オートスタック
クレーン7により吊上げられ、スプレッダ8によりコン
テナ貯蔵棚2内に収容される。コンテナ4を出荷する場
合には、オートスタッククレーン7により、コンテナ貯
蔵棚2からトラバーサ12に移し、陸側の天井クレーン
17により、トラバーサ12からシャーシ18に移し替
える。
【0006】図6は、先に本願出願人が出願した特許出
願(特願平9−139152号(未公開))に開示され
た他の形式のオートスタッククレーン20の図面であ
り、(A)は正面図、(B)は(A)のA−A矢視図で
ある。この形式のオートスタッククレーン20が先に説
明したオートスタッククレーン7と、大きく異なるのは
オートスタッククレーン20では、ガイドマスト7bが
ないことであり、重量を大幅に削減している。
【0007】オートスタッククレーン20は、トロリ2
0a内の巻上ドラム20bから繰り出したワイヤ20c
により、上段吊ビーム21aを吊下げ、該上段吊ビーム
21aに、スプレッダ横行レール10を有する下段吊ビ
ーム21bをリニアベアリング21eを介して通路5の
幅方向へスライド可能に支持させ、かつ、該下段吊ビー
ム21bの四隅に、位置決めシリンダ21cの伸縮作動
によって通路5の幅方向へ出し入れされるようにした位
置決めピン21dを、それぞれ組み付けた構成を有す
る。
【0008】一方、各コンテナ貯蔵棚2の前面部には、
上記位置決めピン21dを嵌入、離脱させるための位置
決め穴2bを、行き止まりの穴としてそれぞれ対応位置
に設け、かつ、該各位置決め穴2bへ位置決めピン21
dを導くための、V字型のガイド2aを、各位置決め穴
2b部分に張り出させる。
【0009】コンテナ4をコンテナ貯蔵棚2内に入庫さ
せる場合には、スプレッダ8で吊ったコンテナ4を、目
的とするコンテナ貯蔵棚2の位置よりも、若干上方部ま
で搬送し、その位置で下段吊ビーム21bの四隅に組み
込んである左右両側の各位置決めピン21dを、位置決
めシリンダ21cの伸縮作動によって僅かに突出させる
ようにする。かかる状態で、コンテナ4をさらに下降さ
せると、下段吊ビーム21bの四隅の端面から突出して
いる各位置決めピン21dが棚側のV字状のガイド2a
に係合するので、その時点でコンテナ4の下降を停止さ
せる。
【0010】次に、位置決めシリンダ21cを伸長作動
させて各位置決めピン21dをさらに突出させると、図
6(A)に示す如く、各位置決めピン21dはそれぞれ
ガイド2aに導かれて対向する左右の位置決め穴2b内
に嵌入させられる。しかる後、目的とするコンテナ貯蔵
棚2側に位置する図上左側の位置決めシリンダ21cを
収縮作動させて、位置決めピン21dを収縮させると同
時に、反対側に位置する図上右側の位置決めシリンダ2
1cを伸長作動させて、位置決めピン21dを伸長させ
るようにする。この際、上記各位置決め穴2bは行き止
まりの穴としてあることから、図上右側の位置決めピン
21dがさらに突出すると、その反力によって、下段吊
ビーム21bが上段吊ビーム21aに対しスライドされ
て、目的とするコンテナ貯蔵棚2側へ押し付けられる。
これにより、目的とするコンテナ貯蔵棚2側の建屋3の
対向面部と下段吊ビーム21bとの間の隙間が塞がれる
ことになる。したがって、この状態でスプレッダ8の横
行車輪8aを駆動すると、スプレッダ8は下段吊ビーム
21bのスプレッダ横行レール10からコンテナ貯蔵棚
2側のスプレッダ横行レール10上に円滑に乗り移るこ
とができる。スプレッダ8がコンテナ貯蔵棚2側のスプ
レッダ横行レール10上に乗り移り、コンテナ貯蔵棚2
側に移行後、ツイストロック装置19を作動させてコン
テナ4の吊持を解除させ、コンテナ4をコンテナ貯蔵棚
2に受け渡すようにする。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図2に示すコンテナタ
ーミナルでは、40ftの長尺コンテナ4aを収容する
コンテナ貯蔵棚2cを10列、20ftの短尺コンテナ
4bを収容するコンテナ貯蔵棚2dを6列、それぞれ有
している。ところが、コンテナターミナルに収容する長
尺コンテナ4aと、短尺コンテナ4bの割合は固定的な
ものではなく、長尺コンテナ4aを収容するコンテナ貯
蔵棚2cが不足する場合や、短尺コンテナ4bを収容す
るコンテナ貯蔵棚2dが不足する場合がある。各サイズ
のコンテナ4を収容するスペースのそれぞれが十分あれ
ば問題ないが、そうするとコンテナ貯蔵棚2の稼動効率
が低下してしまう。
【0012】本発明はコンテナターミナルの長尺コンテ
ナ用のコンテナ貯蔵棚の1部または全部を長、短尺コン
テナ兼用のコンテナ貯蔵棚とすることにより、収容する
コンテナのサイズ別の割合が変化した場合にも対応可能
であり、コンテナ貯蔵棚の稼働効率向上を図ることがで
きるコンテナターミナルを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のコンテナターミナルは、コンテナヤード上
に、スプレッダ横行レールを有するコンテナ貯蔵棚を多
段多列に、かつ、間にコンテナ移動用の通路を形成する
ように2列1組にして対向配置してなる貯蔵建屋と、該
貯蔵建屋の上記通路上方部に敷設したレール上に走行可
能に搭載したオートスタッククレーンと、上記通路に1
段または2段以上に敷設したレール上をコンテナを載置
して走行するトラバーサとを有してなり、オートスタッ
ククレーンはトロリから吊下げられ、スプレッダ横行レ
ールを有する吊ビームを有していて、スプレッダがコン
テナを吊持して上記吊ビームと上記コンテナ貯蔵棚との
間で自走可能になっているコンテナターミナルにおい
て、上記コンテナ貯蔵棚は長尺のコンテナ1個または短
尺のコンテナ2個を収容可能な長さを有しており、上記
スプレッダは4隅および中間に合計8個のコンテナ把持
用ツイストロック装置を備えていて、長尺コンテナ1個
または短尺コンテナ2個を吊持可能である。
【0014】次に、本発明の作用を説明する。長尺のコ
ンテナについては、従来のものと同じなので説明を省略
し、短尺のコンテナを長、短尺兼用のコンテナ貯蔵棚に
収容する場合について説明する。まず、短尺のコンテナ
2個を同一のコンテナ貯蔵棚に収容する場合には、トラ
バーサ上に2個のコンテナを載置して、目的のコンテナ
貯蔵棚の下方まで運ぶ。オートスタッククレーンの吊ビ
ームを下げ、スプレッダのツイストロック装置を作動さ
せて、2個のコンテナを吊持し、吊ビームを吊上げて目
的のコンテナ貯蔵棚に位置合せする。その後スプレッダ
を自走させてコンテナ貯蔵棚内の奧まで横行させ、そこ
でツイストロック装置を作動させて、コンテナ貯蔵棚内
にコンテナを下ろし、スプレッダは再び吊ビーム内に戻
る。次に、コンテナ貯蔵棚に収容された2個の短尺コン
テナの奥側に載置されたコンテナを取り出す場合につい
て説明する。吊ビームからスプレッダをコンテナ貯蔵棚
の奧まで横行させる。2個のコンテナをスプレッダによ
り吊持し、スプレッダは再び横行して吊ビーム内に戻
る。吊ビームを吊下げて、トラバーサ上に奥側のコンテ
ナのみを載置し、再び吊ビームを吊上げて元のコンテナ
貯蔵棚の前に位置させる。スプレッダをコンテナ貯蔵棚
の奧まで横行させて、手前側のコンテナをコンテナ貯蔵
棚の元の位置に下ろす。このままでは奥側のスペースが
空いてしまうので、スプレッダを半分の長さだけ手前側
に戻し、スプレッダの先端側でコンテナ貯蔵棚の手前側
に載置されたコンテナを吊持し、スプレッダをコンテナ
貯蔵棚の奧まで横行させ、そこでコンテナを下ろす。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明の1実施形態につい
て、図面を参照しつつ説明する。図1は本発明のコンテ
ナターミナルの1部拡大斜視図である。なお、図1にお
いて従来例として図2以下を用いて説明したものと共通
部分については、同一の符号を付している。図におい
て、1はコンテナヤードである。コンテナヤード1上に
スプレッダ横行レール10を有するコンテナ貯蔵棚2が
多段多列に、かつ、間にコンテナ4の移動用の通路5を
形成するように2列1組にして対向配置してなる貯蔵建
屋3が設けられている。貯蔵建屋3の通路5上方部に敷
設したレール6上にオートスタッククレーン20が走行
可能に搭載してある。
【0016】通路5にはレール11が2段に敷設されて
おり、その上にコンテナ4を載置して走行可能なトラバ
ーサ12が搭載されている。オートスタッククレーン2
0はトロリ20aから吊下げられ、スプレッダ横行レー
ル10を有する吊ビーム21を有していて、スプレッダ
8が吊ビーム21とコンテナ貯蔵棚3との間で自走可能
になっている。
【0017】コンテナ貯蔵棚2は、長尺(40ft)の
コンテナ1個または短尺(20ft)のコンテナ2個を
収容可能な長さを有している。スプレッダ8は4隅にツ
イストロック装置9を有していて、それにより長尺コン
テナ4aを吊持可能である。また、長手方向中央部付近
に4個のツイストロック装置を有していて、4隅のもの
を加えて合計8個のツイストロック装置により、2個の
短尺コンテナ4bを吊持可能である。
【0018】図7はツイストロック装置9の図であり、
(A)は正面図、(B)は平面図である。コンテナ4の
上部隅金属4cの長孔4dの位置に合わせて、スプレッ
ダ8の四隅および中間にツイストロックピン9aを下向
きに配置するとともに、該ツイストロックピン9aを、
ガイドスリーブ9bに回転可能に保持させて、該ツイス
トロックピン9aをガイドスリーブ9bと一体にガイド
機構9cに沿わせて上下方向に移動させることにより、
ツイストロックピン9aのT字状の先端部を隅金具4c
の長孔4dに対し出し入れさせるようにしてある。
【0019】上記ガイドスリーブ9bの側面には、支持
ブラケット9dを上下に固設し、一方、ガイドスリーブ
9bから離れた側方部に、固定側支持板9eを張り出さ
せ、かつ、該支持ブラケット9dと固定側支持板9eと
の間に、平行四辺形リンク機構9fを形成するように、
上下のリンク部材9gをピンにて枢着連結し、さらに、
上部のリンク部材9gと固定側支持板9eの下部との間
に、上下動用シリンダ9hを介装させ、該上下動用シリ
ンダ9hの伸縮作動により、平行四辺形リンク機構9f
を介して、ガイドスリーブ9bに上下方向の移動力が与
えられるようにしてある。
【0020】上記ガイドスリーブ9bから突出させたツ
イストロックピン9aの上端部に、ツイストリンク9i
を取り付け、かつ、ガイドスリーブ9bに固設したフレ
ーム9j上にツイスト用シリンダ9kを設置し、該ツイ
スト用シリンダ9kの先端を上記ツイストリンク9kに
接続し、該ツイスト用シリンダ9kの伸縮作動でツイス
トリンク9iを変位させることにより、ツイストロック
ピン9aを回転させて、先端部の向きを90゜変位させ
るようにし、これにより、ツイストロックピン9aの先
端部をコンテナ隅金具4cの長孔4d部に係合、離脱さ
せるようにしてある。
【0021】次に、本実施形態の作用を説明する。長尺
および、短尺のコンテナ4a、4bをコンテナ貯蔵棚2
に収容したり、コンテナ貯蔵棚2から出荷したりする場
合のやり方については、種々の組合せが考えられ、それ
らすべてについて説明すると、煩雑になり過ぎるので代
表的な例につき説明する。長尺のコンテナ4aについて
は、従来のものと同じなので説明を省略し、短尺のコン
テナ4bをコンテナ貯蔵棚2に収容する場合について説
明する。まず、短尺のコンテナ4b2個を同一のコンテ
ナ貯蔵棚2に収容する場合には、トラバーサ12上に2
個のコンテナ4bを載置して、目的のコンテナ貯蔵棚2
の下方まで運ぶ。オートスタッククレーン20の吊ビー
ム21を下げ、スプレッダ8のツイストロック装置9を
作動させて、2個のコンテナ4bを吊持し、吊ビーム2
1を吊上げて目的のコンテナ貯蔵棚2に位置合せする。
その後、スプレッダ8を自走させてコンテナ貯蔵棚2内
の奧まで横行させ、そこでツイストロック装置9を作動
させて、コンテナ貯蔵棚2内に、コンテナ4bを下ろ
し、スプレッダ8は再び吊ビーム21内に戻る。次に、
コンテナ貯蔵棚2に収容された、2個の短尺コンテナ4
bの内奧側に載置されたコンテナ4bを取り出す場合に
ついて説明する。吊ビーム21からスプレッダ8をコン
テナ貯蔵棚2の奧まで横行させる。2個のコンテナ4b
をスプレッダ8により吊持し、スプレッダ8は再び横行
して吊ビーム21内に戻る。吊ビーム21を吊下げて、
トラバーサ12上に奥側のコンテナ4bのみを載置し、
再び吊ビーム21を吊上げて、元のコンテナ貯蔵棚2の
前に位置させる。スプレッダ8をコンテナ貯蔵棚2の奧
まで横行させて、手前側のコンテナ4bをコンテナ貯蔵
棚2の元の位置に下ろす。このままでは、奥側のスペー
スが明いてしまうので、スプレッダ8を半分の長さだけ
手前側に戻し、スプレッダ8の先端側でコンテナ貯蔵棚
2の手前側に載置されたコンテナ4bを吊持し、スプレ
ッダ8をコンテナ貯蔵棚2の奧まで横行させ、そこでコ
ンテナを下ろす。
【0022】本発明は、以上述べた実施形態に限定され
るものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の
変更が可能である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコンテナ
ターミナルは、長尺コンテナ用のコンテナ貯蔵棚の1部
または全部を長、短尺コンテナ兼用のコンテナ貯蔵棚に
したので、収容するコンテナのサイズ別の割合が変化し
た場合にも柔軟に対応可能であり、したがって、コンテ
ナ貯蔵棚の稼働効率向上を図ることができるなどの優れ
た効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンテナターミナルの1部拡大斜視図
である。
【図2】従来のコンテナターミナルの平面図である。
【図3】従来のコンテナターミナルの側面図である。
【図4】図3のB−B矢視図である。
【図5】図4のC−C矢視図である。
【図6】オートスタッククレーンの図であり、(A)は
正面図、(B)は(A)のA−A矢視図である。
【図7】ツイストロック装置の図であり、(A)は正面
図、(B)は平面図である。
【符号の説明】
1 コンテナヤード 2 コンテナ貯蔵棚 3 貯蔵建屋 4 コンテナ 4a 長尺コンテナ 4b 短尺コンテナ 5 通路 6 オートスタッククレーン用レール 8 スプレッダ 9 ツイストロック装置 10 スプレッダ用レール 11 トラバーサ用レール 12 トラバーサ 20 オートスタッククレーン 21 吊ビーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテナヤード上に、スプレッダ横行レ
    ールを有するコンテナ貯蔵棚を多段多列に、かつ、間に
    コンテナ移動用の通路を形成するように2列1組にして
    対向配置してなる貯蔵建屋と、該貯蔵建屋の上記通路上
    方部に敷設したレール上に走行可能に搭載したオートス
    タッククレーンと、上記通路に1段または2段以上に敷
    設したレール上をコンテナ載置して走行するトラバーサ
    とを有してなり、オートスタッククレーンはトロリから
    吊下げられ、スプレッダ横行レールを有する吊ビームを
    有していて、スプレッダがコンテナを吊持して上記吊ビ
    ームと上記コンテナ貯蔵棚との間で自走可能になってい
    るコンテナターミナルにおいて、上記コンテナ貯蔵棚は
    長尺のコンテナ1個または短尺のコンテナ2個を収容可
    能な長さを有しており、上記スプレッダは4隅および中
    間に合計8個のコンテナ把持用ツイストロック装置を備
    えていて、長尺コンテナ1個または短尺コンテナ2個を
    吊持可能であることを特徴とするコンテナターミナル。
JP8855198A 1998-04-01 1998-04-01 コンテナターミナル Pending JPH11286303A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8855198A JPH11286303A (ja) 1998-04-01 1998-04-01 コンテナターミナル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8855198A JPH11286303A (ja) 1998-04-01 1998-04-01 コンテナターミナル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11286303A true JPH11286303A (ja) 1999-10-19

Family

ID=13946005

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8855198A Pending JPH11286303A (ja) 1998-04-01 1998-04-01 コンテナターミナル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11286303A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000325664A (ja) * 2000-02-23 2000-11-28 Konami Co Ltd ダンスゲーム装置
JP2007526860A (ja) * 2003-06-30 2007-09-20 ジュン,キョン−ジャ コンテナ物流処理方法及び装置
KR20130058001A (ko) * 2010-04-30 2013-06-03 데이비드 알바 인터모달 콘테이너들의 운송, 보관 및 인도 시스템
CN115485209A (zh) * 2019-05-07 2022-12-16 彼得坎农控股有限公司 处理和存储iso集装箱的系统
CN116969098A (zh) * 2023-07-31 2023-10-31 上海刊宝科技有限公司 一种集装箱码头密集仓储快速装卸系统及作业方法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000325664A (ja) * 2000-02-23 2000-11-28 Konami Co Ltd ダンスゲーム装置
JP2007526860A (ja) * 2003-06-30 2007-09-20 ジュン,キョン−ジャ コンテナ物流処理方法及び装置
US9856081B2 (en) 2010-04-30 2018-01-02 Superdock, Llc System for the transfer, storage and distribution of intermodal containers
JP2013532102A (ja) * 2010-04-30 2013-08-15 アルバ,デイビッド 複合一貫コンテナの移送、格納、および分配のためのシステム
US9205978B2 (en) 2010-04-30 2015-12-08 Superdock, Llc System for the transfer, storage and distribution of intermodal containers
EP2563698A4 (en) * 2010-04-30 2017-11-22 David Alba System for the transfer, storage and distribution of intermodal containers
KR20130058001A (ko) * 2010-04-30 2013-06-03 데이비드 알바 인터모달 콘테이너들의 운송, 보관 및 인도 시스템
US10518972B2 (en) 2010-04-30 2019-12-31 Superdock Llc System for the transfer, storage and distribution of intermodal containers
US11174102B2 (en) 2010-04-30 2021-11-16 Superdock, Llc System for the transfer, storage and distribution of intermodal containers
CN115485209A (zh) * 2019-05-07 2022-12-16 彼得坎农控股有限公司 处理和存储iso集装箱的系统
EP4139230A4 (en) * 2019-05-07 2024-01-17 Peter Cannon Holdings Pty Ltd ISO CONTAINER HANDLING AND STORAGE SYSTEM
CN116969098A (zh) * 2023-07-31 2023-10-31 上海刊宝科技有限公司 一种集装箱码头密集仓储快速装卸系统及作业方法
CN116969098B (zh) * 2023-07-31 2024-03-19 上海刊宝科技有限公司 一种集装箱码头密集仓储快速装卸系统及作业方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20100189534A1 (en) Method and apparatus for storaging and transferring containers
JPH11286303A (ja) コンテナターミナル
JP2709047B2 (ja) トランスファクレーンおよびその運転方法
JP2001335116A (ja) コンテナ貯蔵装置
JP3139698B2 (ja) コンテナ格納庫
JP2002019916A (ja) コンテナ貯蔵装置
JPH10316207A (ja) コンテナターミナル
JP2002019915A (ja) コンテナ貯蔵装置
JPH0225779Y2 (ja)
JP2000198546A (ja) コンテナタ―ミナル
CN115943112A (zh) 用于辊子的穿梭机和用于悬挂式辊子的穿梭机
JPH10316247A (ja) コンテナターミナル
JP2001122407A (ja) 鋼板貯蔵装置
JPH10279007A (ja) コンテナターミナル
JP2001146303A (ja) 鋼板貯蔵装置
JP3482049B2 (ja) 立体収容庫
JP2000203720A (ja) コンテナタ―ミナル
JPH10279279A (ja) コンテナターミナルの天井クレーン
JPH0539107A (ja) 円筒状物品の立体倉庫
JPH09263386A (ja) コンテナハンドリング装置
JPH1179409A (ja) コンテナターミナル
JPH1087009A (ja) コンテナターミナル
JPH0428604A (ja) 荷物載置板並びに荷役装置及び立体格納設備
JPH0620388U (ja) 橋形クレーン
JP3124006B1 (ja) 段積み、段吊りできる搬送具