JPH11285087A - スイッチング方式 - Google Patents
スイッチング方式Info
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- JPH11285087A JPH11285087A JP8765998A JP8765998A JPH11285087A JP H11285087 A JPH11285087 A JP H11285087A JP 8765998 A JP8765998 A JP 8765998A JP 8765998 A JP8765998 A JP 8765998A JP H11285087 A JPH11285087 A JP H11285087A
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- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スイッチ制御の簡素化を図るうえ、2次スイ
ッチもしくは2次スイッチを制御する中央制御装置が停
止/故障した場合に於いても交換機システム全体が停止
しないようにすることができるスイッチング方式を実現
する。 【解決手段】 発信側と着信側の加入者が同じ1次/3
次スイッチ31,32に収容されている場合に、2次ス
イッチ51を経由せずに、1次/3次スイッチ31,3
2にて直接発信側と着信側をスイッチングする。
ッチもしくは2次スイッチを制御する中央制御装置が停
止/故障した場合に於いても交換機システム全体が停止
しないようにすることができるスイッチング方式を実現
する。 【解決手段】 発信側と着信側の加入者が同じ1次/3
次スイッチ31,32に収容されている場合に、2次ス
イッチ51を経由せずに、1次/3次スイッチ31,3
2にて直接発信側と着信側をスイッチングする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子交換機におけ
るスイッチング方式に関する。
るスイッチング方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、収容する加入者数が多い大容
量電子交換機では、一般的に複数のスイッチ、複数の中
央制御装置を接続して実現している場合が多く、例え
ば、図2に図示するような3段スイッチを備えている。
図2において、1次スイッチ131,132の入力側で
は加入者回路121,122,123,124の出力
側、1次スイッチ131,132の出力側では2次スイ
ッチ151の入力側と接続され、3次スイッチ201,
202の入力側では2次スイッチ151の出力側、3次
スイッチ201,202の出力側では加入者回路12
1,122,123,124の入力側と接続される。こ
のため、発信側と着信側の加入者回路が同じ1次スイッ
チに収容されていたとしても、1次スイッチ131,1
32、2次スイッチ151、3次スイッチ201,20
2と3段のスイッチを経由してスイッチングされるよう
になっている。なお、こうしたスイッチング方式の詳細
については、例えば、特開平3−258093号公報等
に開示されている。
量電子交換機では、一般的に複数のスイッチ、複数の中
央制御装置を接続して実現している場合が多く、例え
ば、図2に図示するような3段スイッチを備えている。
図2において、1次スイッチ131,132の入力側で
は加入者回路121,122,123,124の出力
側、1次スイッチ131,132の出力側では2次スイ
ッチ151の入力側と接続され、3次スイッチ201,
202の入力側では2次スイッチ151の出力側、3次
スイッチ201,202の出力側では加入者回路12
1,122,123,124の入力側と接続される。こ
のため、発信側と着信側の加入者回路が同じ1次スイッ
チに収容されていたとしても、1次スイッチ131,1
32、2次スイッチ151、3次スイッチ201,20
2と3段のスイッチを経由してスイッチングされるよう
になっている。なお、こうしたスイッチング方式の詳細
については、例えば、特開平3−258093号公報等
に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したス
イッチング方式では、常に1次スイッチ、2次スイッ
チ、3次スイッチの3つのスイッチを制御する必要があ
ることから、制御が複雑化するという問題や、1次スイ
ッチ/2次スイッチ/3次スイッチの中で、2次スイッ
チが停止もしくは故障したり、2次スイッチを制御する
中央制御装置が停止もしくは故障した場合には、1次ス
イッチ/3次スイッチもしくはこれらを制御する中央制
御装置が停止/故障した場合と比べて影響が大きく、交
換機システム全体が停止するという問題がある。
イッチング方式では、常に1次スイッチ、2次スイッ
チ、3次スイッチの3つのスイッチを制御する必要があ
ることから、制御が複雑化するという問題や、1次スイ
ッチ/2次スイッチ/3次スイッチの中で、2次スイッ
チが停止もしくは故障したり、2次スイッチを制御する
中央制御装置が停止もしくは故障した場合には、1次ス
イッチ/3次スイッチもしくはこれらを制御する中央制
御装置が停止/故障した場合と比べて影響が大きく、交
換機システム全体が停止するという問題がある。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、スイッチ制御の簡素化を図るうえ、2次スイ
ッチもしくは2次スイッチを制御する中央制御装置が停
止/故障した場合に於いても交換機システム全体が停止
しないようにすることができるスイッチング方式を提供
することを目的としている。
たもので、スイッチ制御の簡素化を図るうえ、2次スイ
ッチもしくは2次スイッチを制御する中央制御装置が停
止/故障した場合に於いても交換機システム全体が停止
しないようにすることができるスイッチング方式を提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、1次スイッチと3次ス
イッチとを物理的に一体化した1次/3次スイッチと、
2次スイッチとから形成される3段スイッチ構成を備
え、発信側と着信側の加入者回路が同じ1次/3次スイ
ッチに収容されている場合には、1次/3次スイッチ1
段で直接発信側と着信側の加入者回路間で通話路を設定
する。
め、請求項1に記載の発明では、1次スイッチと3次ス
イッチとを物理的に一体化した1次/3次スイッチと、
2次スイッチとから形成される3段スイッチ構成を備
え、発信側と着信側の加入者回路が同じ1次/3次スイ
ッチに収容されている場合には、1次/3次スイッチ1
段で直接発信側と着信側の加入者回路間で通話路を設定
する。
【0006】請求項2に記載の発明では、1次スイッチ
と3次スイッチとを物理的に一体化した1次/3次スイ
ッチと、2次スイッチとから形成される3段スイッチ構
成を備え、発信側と着信側が違う1次/3次スイッチに
収容されている場合は、発信側の加入者回路が収容され
ている1次/3次スイッチを論理的に1次スイッチとし
て動作させ、発信側加入者回路と2次スイッチ間で通話
路を設定し、一方、2次スイッチでは発信側の加入者回
路が収容されている1次/3次スイッチと着信側の加入
者回路が収容されている1次/3次スイッチ間の通話路
を設定し、着信側の加入者回路が収容されている1次/
3次スイッチでは論理的に3次スイッチとして動作さ
せ、2次スイッチと着信側加入者回路間で通話路を設定
することを特徴とする。
と3次スイッチとを物理的に一体化した1次/3次スイ
ッチと、2次スイッチとから形成される3段スイッチ構
成を備え、発信側と着信側が違う1次/3次スイッチに
収容されている場合は、発信側の加入者回路が収容され
ている1次/3次スイッチを論理的に1次スイッチとし
て動作させ、発信側加入者回路と2次スイッチ間で通話
路を設定し、一方、2次スイッチでは発信側の加入者回
路が収容されている1次/3次スイッチと着信側の加入
者回路が収容されている1次/3次スイッチ間の通話路
を設定し、着信側の加入者回路が収容されている1次/
3次スイッチでは論理的に3次スイッチとして動作さ
せ、2次スイッチと着信側加入者回路間で通話路を設定
することを特徴とする。
【0007】上記請求項1または請求項2のいずれかに
従属する請求項3に記載の発明によれば、前記1次/3
次スイッチには時分割動作する時分割スイッチ、前記2
次スイッチには空間スイッチを用いることを特徴とす
る。
従属する請求項3に記載の発明によれば、前記1次/3
次スイッチには時分割動作する時分割スイッチ、前記2
次スイッチには空間スイッチを用いることを特徴とす
る。
【0008】本発明では、発信側と着信側の加入者が同
じ1次/3次スイッチに収容されている場合に、2次ス
イッチを経由せずに1次/3次スイッチにて直接発信側
と着信側をスイッチングする形態としたので、スイッチ
ング経路を簡素化しながら、ソフト制御を簡便化し得
る。
じ1次/3次スイッチに収容されている場合に、2次ス
イッチを経由せずに1次/3次スイッチにて直接発信側
と着信側をスイッチングする形態としたので、スイッチ
ング経路を簡素化しながら、ソフト制御を簡便化し得
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の要旨を述べた後、
図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。 (1)発明の要旨 大容量スイッチを構築する際の一般的な3段スイッチ方
式では、通常、1次スイッチ、2次スイッチ、3次スイ
ッチを経由してスイッチングされるが、本発明では特に
発信側と着信側の加入者が同じ1次スイッチに収容され
ている場合に、2次スイッチを経由せずに1次スイッチ
にて直接発信側と着信側をスイッチングする方式とし、
これによりスイッチング経路を簡素化しながら、ソフト
制御を簡便化したことを要旨とする。
図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。 (1)発明の要旨 大容量スイッチを構築する際の一般的な3段スイッチ方
式では、通常、1次スイッチ、2次スイッチ、3次スイ
ッチを経由してスイッチングされるが、本発明では特に
発信側と着信側の加入者が同じ1次スイッチに収容され
ている場合に、2次スイッチを経由せずに1次スイッチ
にて直接発信側と着信側をスイッチングする方式とし、
これによりスイッチング経路を簡素化しながら、ソフト
制御を簡便化したことを要旨とする。
【0010】(2)構成 次に、図1を参照して本発明の実施の形態によるスイッ
チング方式について説明する。本スイッチング方式は、
3段スイッチ構成を成しており、1次スイッチ、3次ス
イッチを物理的に一体化した1次/3次スイッチ31,
32を有している。1次/3次スイッチ31,32はそ
れぞれシステムにより決まる、ある一定数までの加入者
回路21,22,23,24を収容することが出来、こ
の加入者回路21,22,23,24の先には加入者端
末11,12,13,14がそれぞれ接続される。
チング方式について説明する。本スイッチング方式は、
3段スイッチ構成を成しており、1次スイッチ、3次ス
イッチを物理的に一体化した1次/3次スイッチ31,
32を有している。1次/3次スイッチ31,32はそ
れぞれシステムにより決まる、ある一定数までの加入者
回路21,22,23,24を収容することが出来、こ
の加入者回路21,22,23,24の先には加入者端
末11,12,13,14がそれぞれ接続される。
【0011】1次/3次スイッチ31の接続先として2
次スイッチ51と、加入者回路21,22,23,24
がある。1次/3次スイッチ31,32には入力チャネ
ル61〜68が、出力チャネルとして出力チャネル71
〜78が設けられている。入力チャネル61と出力チャ
ネル71とは、加入者回路21に接続され、同様に入力
チャネル62と出力チャネル72とは、加入者回路22
に接続されている。
次スイッチ51と、加入者回路21,22,23,24
がある。1次/3次スイッチ31,32には入力チャネ
ル61〜68が、出力チャネルとして出力チャネル71
〜78が設けられている。入力チャネル61と出力チャ
ネル71とは、加入者回路21に接続され、同様に入力
チャネル62と出力チャネル72とは、加入者回路22
に接続されている。
【0012】一方、入力チャネル63と出力チャネル7
3とは、2次スイッチ51に接続され、それぞれ2次ス
イッチ51の出力チャネル91と入力チャネル81に接
続される。同様に入力チャネル64と出力チャネル74
は、それぞれ2次スイッチ51の出力チャネル92、入
力チャネル82へ接続される。1次/3次スイッチ32
の接続先についても、この1次/3次スイッチ31の接
続先と同様、入力チャネル65と出力チャネル75とが
加入者回路23に、入力チャネル66と出力チャネル7
6とが加入者回路24にそれぞれ接続される。そして、
入力チャネル67と出力チャネル77とは、それぞれ2
次スイッチ51の出力チャネル93と入力チャネル83
に接続され、入力チャネル68と出力チャネル78と
は、それぞれ2次スイッチ51の出力チャネル94、入
力チャネル84へ接続される。
3とは、2次スイッチ51に接続され、それぞれ2次ス
イッチ51の出力チャネル91と入力チャネル81に接
続される。同様に入力チャネル64と出力チャネル74
は、それぞれ2次スイッチ51の出力チャネル92、入
力チャネル82へ接続される。1次/3次スイッチ32
の接続先についても、この1次/3次スイッチ31の接
続先と同様、入力チャネル65と出力チャネル75とが
加入者回路23に、入力チャネル66と出力チャネル7
6とが加入者回路24にそれぞれ接続される。そして、
入力チャネル67と出力チャネル77とは、それぞれ2
次スイッチ51の出力チャネル93と入力チャネル83
に接続され、入力チャネル68と出力チャネル78と
は、それぞれ2次スイッチ51の出力チャネル94、入
力チャネル84へ接続される。
【0013】1次/3次スイッチ31は、この入力チャ
ネル61,62,63,64と出力チャネル71,7
2,73,74の任意のチャネル間に通話路を設定する
ことが出来る。また、 1次/3次スイッチ32は、こ
の入力チャネル65,66,67,68と出力チャネル
75,76,77,78の任意のチャネル間に通話路を
設定することが出来る。1次/3次スイッチの通話路設
定は、それぞれ中央制御装置41、42が行う。同様に
2次スイッチ51は、入力チャネル81,82,83,
84と出力チャネル91,92,93,94とそれぞれ
の間に通話路の設定をすることが出来る。通話路設定は
中央制御装置43が行う。
ネル61,62,63,64と出力チャネル71,7
2,73,74の任意のチャネル間に通話路を設定する
ことが出来る。また、 1次/3次スイッチ32は、こ
の入力チャネル65,66,67,68と出力チャネル
75,76,77,78の任意のチャネル間に通話路を
設定することが出来る。1次/3次スイッチの通話路設
定は、それぞれ中央制御装置41、42が行う。同様に
2次スイッチ51は、入力チャネル81,82,83,
84と出力チャネル91,92,93,94とそれぞれ
の間に通話路の設定をすることが出来る。通話路設定は
中央制御装置43が行う。
【0014】中央制御装置41,42,43では、それ
ぞれ相互間で呼処理情報を送受信するための通信手段を
有している。この通信手段については、本発明とは直接
関係しないので、その詳細な構成については省略する。
1次/3次スイッチ31,32には時分割スイッチ、2
次スイッチには空間スイッチが用いられる。この時分割
スイッチ、空間スイッチは、当業者にとってよく知られ
ており、また本発明とは直接関係しないので、その詳細
な構成は省略する。
ぞれ相互間で呼処理情報を送受信するための通信手段を
有している。この通信手段については、本発明とは直接
関係しないので、その詳細な構成については省略する。
1次/3次スイッチ31,32には時分割スイッチ、2
次スイッチには空間スイッチが用いられる。この時分割
スイッチ、空間スイッチは、当業者にとってよく知られ
ており、また本発明とは直接関係しないので、その詳細
な構成は省略する。
【0015】さて、このような構成において、発信側と
着信側の加入者回路が同じ1次/3次スイッチ31,3
2に収容されている場合には、1次/3次スイッチ1段
で直接発信側と着信側の加入者回路間で通話路を設定す
ることが可能となる。また、発信側と着信側が違う1次
/3次スイッチに収容されている場合は、発信側の加入
者回路が収容されている1次/3次スイッチは論理的に
1次スイッチとして動作して発信側加入者回路と2次ス
イッチ間で通話路を設定し、2次スイッチでは発信側の
加入者回路が収容されている1次/3次スイッチと着信
側の加入者回路が収容されている1次/3次スイッチ間
の通話路を設定し、着信側の加入者回路が収容されてい
る1次/3次スイッチでは論理的に3次スイッチとして
動作して2次スイッチと着信側加入者回路間で通話路を
設定することにより、発信側と着信側の加入者回路間で
通話路が設定されることになる。従って、従来の3段ス
イッチの方式に比べて、本発明によるスイッチング方式
では同じ1次/3次スイッチに収容されている加入者回
路間で通話路を設定する場合は、2次スイッチを経由せ
ずに1次/3次スイッチという1段のみのスイッチで通
話路を接続することが出来る。
着信側の加入者回路が同じ1次/3次スイッチ31,3
2に収容されている場合には、1次/3次スイッチ1段
で直接発信側と着信側の加入者回路間で通話路を設定す
ることが可能となる。また、発信側と着信側が違う1次
/3次スイッチに収容されている場合は、発信側の加入
者回路が収容されている1次/3次スイッチは論理的に
1次スイッチとして動作して発信側加入者回路と2次ス
イッチ間で通話路を設定し、2次スイッチでは発信側の
加入者回路が収容されている1次/3次スイッチと着信
側の加入者回路が収容されている1次/3次スイッチ間
の通話路を設定し、着信側の加入者回路が収容されてい
る1次/3次スイッチでは論理的に3次スイッチとして
動作して2次スイッチと着信側加入者回路間で通話路を
設定することにより、発信側と着信側の加入者回路間で
通話路が設定されることになる。従って、従来の3段ス
イッチの方式に比べて、本発明によるスイッチング方式
では同じ1次/3次スイッチに収容されている加入者回
路間で通話路を設定する場合は、2次スイッチを経由せ
ずに1次/3次スイッチという1段のみのスイッチで通
話路を接続することが出来る。
【0016】(3)動作 次に、上記構成におけるスイッチング方式として、加入
者端末間の通話路の設定方法について図1を参照して説
明する。まず、発信側加入者端末と着信側加入者端末が
別の1次/3次スイッチに収容されている場合につい
て、発信側加入者端末を加入者端末11、着信側加入者
端末を14として説明する。尚、この場合の接続方式は
従来技術と同等である。
者端末間の通話路の設定方法について図1を参照して説
明する。まず、発信側加入者端末と着信側加入者端末が
別の1次/3次スイッチに収容されている場合につい
て、発信側加入者端末を加入者端末11、着信側加入者
端末を14として説明する。尚、この場合の接続方式は
従来技術と同等である。
【0017】発信側の加入者端末11からの通話路信号
は、加入者回路21を経て1次/3次スイッチ31の入
力チャネル61へ入力される。1次/3次スイッチ31
は論理的には1次スイッチとして動作し、中央制御装置
41は1次/3次スイッチ31の入力チャネル61と2
次スイッチ51と接続されている出力チャネル73との
間に通話路を設定する。これにより加入者端末11の通
話路信号は2次スイッチ51の入力チャネル81へ入力
される。
は、加入者回路21を経て1次/3次スイッチ31の入
力チャネル61へ入力される。1次/3次スイッチ31
は論理的には1次スイッチとして動作し、中央制御装置
41は1次/3次スイッチ31の入力チャネル61と2
次スイッチ51と接続されている出力チャネル73との
間に通話路を設定する。これにより加入者端末11の通
話路信号は2次スイッチ51の入力チャネル81へ入力
される。
【0018】次に、2次スイッチ51では、中央制御装
置43が入力チャネル81と着信側端末が収容されてい
る1次/3次スイッチ32と接続されている出力チャネ
ル93との間に通話路を設定する。これにより加入者端
末11の通話路信号は1次/3次スイッチ32の入力チ
ャネル67へ入力される。このとき1次/3次スイッチ
32は論理的には3次スイッチとして動作する。
置43が入力チャネル81と着信側端末が収容されてい
る1次/3次スイッチ32と接続されている出力チャネ
ル93との間に通話路を設定する。これにより加入者端
末11の通話路信号は1次/3次スイッチ32の入力チ
ャネル67へ入力される。このとき1次/3次スイッチ
32は論理的には3次スイッチとして動作する。
【0019】次に、論理的には3次スイッチとして動作
する1次/3次スイッチ32では、中央制御装置42が
入力チャネル67と加入者端末14が接続している加入
者回路24への出力チャネル76へ通話路の設定をす
る。これにより加入者端末11からの通話路信号は加入
者回路24を経て、加入者回路14へ到達することにな
る。以上により、加入者端末11から加入者端末14へ
の通話路を設定することが出来る。なお、反対方向の、
加入者端末14から加入者端末11への通話路信号につ
いても同様である。
する1次/3次スイッチ32では、中央制御装置42が
入力チャネル67と加入者端末14が接続している加入
者回路24への出力チャネル76へ通話路の設定をす
る。これにより加入者端末11からの通話路信号は加入
者回路24を経て、加入者回路14へ到達することにな
る。以上により、加入者端末11から加入者端末14へ
の通話路を設定することが出来る。なお、反対方向の、
加入者端末14から加入者端末11への通話路信号につ
いても同様である。
【0020】次に、本発明の特徴である、発信側加入者
端末と着信側加入者端末が同じ1次/3次スイッチに収
容されている場合の通話路設定方法について、発信側加
入者端末を加入者端末11,着信側加入者端末を加入者
端末12として説明する。加入者端末11からの通話路
信号は加入者回路21を経て1次/3次スイッチ31の
入力チャネル61に入力される。
端末と着信側加入者端末が同じ1次/3次スイッチに収
容されている場合の通話路設定方法について、発信側加
入者端末を加入者端末11,着信側加入者端末を加入者
端末12として説明する。加入者端末11からの通話路
信号は加入者回路21を経て1次/3次スイッチ31の
入力チャネル61に入力される。
【0021】一方、着信側の加入者端末12は加入者回
路22に接続されており、加入者端末12へ接続するた
めには、1次/3次スイッチ31の出力チャネル72へ
接続する必要がある。このため、中央制御装置41が入
力チャネル61と出力チャネル72との間に通話路を設
定することにより、加入者端末11と加入者端末12と
が接続される。なお、反対方向の加入者端末12から加
入者端末11への通話路信号についても同様である。
路22に接続されており、加入者端末12へ接続するた
めには、1次/3次スイッチ31の出力チャネル72へ
接続する必要がある。このため、中央制御装置41が入
力チャネル61と出力チャネル72との間に通話路を設
定することにより、加入者端末11と加入者端末12と
が接続される。なお、反対方向の加入者端末12から加
入者端末11への通話路信号についても同様である。
【0022】以上説明したように、本発明によれば、3
段スイッチ構成において、通話路設定の際、従来では必
ず1次スイッチ、2次スイッチ、3次スイッチの各スイ
ッチを経由しなければならなかったのを、同じスイッチ
に収容されている加入者端末間の通話路設定に於いて
は、2次スイッチを経由せずに1次スイッチにて直接発
信側と着信側をスイッチングする形態としている。
段スイッチ構成において、通話路設定の際、従来では必
ず1次スイッチ、2次スイッチ、3次スイッチの各スイ
ッチを経由しなければならなかったのを、同じスイッチ
に収容されている加入者端末間の通話路設定に於いて
は、2次スイッチを経由せずに1次スイッチにて直接発
信側と着信側をスイッチングする形態としている。
【0023】このため、従来のスイッチング法式では、
2次スイッチもしくは2次スイッチを制御する中央制御
装置に障害が発生した場合、全ての通話路設定が行えな
かったのに比べて、本発明によるスイッチ方式では、同
じ1次スイッチに収容されている加入者端末間では通話
路設定が行える様になり、障害時に全システムが動作し
なくなるといったことが無くなる。また、同じ1次スイ
ッチに収容されている加入者端末間の接続では、従来、
1次スイッチ、2次スイッチ、3次スイッチの各スイッ
チを制御しなければならなかったのに比べ、本発明によ
るスイッチ方式では、1次スイッチのみを制御すればよ
く、従来に比べスイッチへの制御数が減り、中央制御装
置に搭載されるソフトウエアの負荷が減り、これによ
り、交換機システムの処理能力の向上をはかることが可
能になる訳である。
2次スイッチもしくは2次スイッチを制御する中央制御
装置に障害が発生した場合、全ての通話路設定が行えな
かったのに比べて、本発明によるスイッチ方式では、同
じ1次スイッチに収容されている加入者端末間では通話
路設定が行える様になり、障害時に全システムが動作し
なくなるといったことが無くなる。また、同じ1次スイ
ッチに収容されている加入者端末間の接続では、従来、
1次スイッチ、2次スイッチ、3次スイッチの各スイッ
チを制御しなければならなかったのに比べ、本発明によ
るスイッチ方式では、1次スイッチのみを制御すればよ
く、従来に比べスイッチへの制御数が減り、中央制御装
置に搭載されるソフトウエアの負荷が減り、これによ
り、交換機システムの処理能力の向上をはかることが可
能になる訳である。
【0024】なお、上述した実施の形態では、説明の簡
略化を図るうえで、1次/3次スイッチの数を2つで説
明したが、本発明の要旨はこれに限定されず、1次/3
次スイッチの数に制限は無い。同様に、加入者端末、加
入者回路数について、一つの1次/3次スイッチあたり
2つで説明したが、これについても勿論、接続数に制限
は無い。さらに、1次/3次スイッチと2次スイッチを
接続するチャネルについても数に制限は無い。
略化を図るうえで、1次/3次スイッチの数を2つで説
明したが、本発明の要旨はこれに限定されず、1次/3
次スイッチの数に制限は無い。同様に、加入者端末、加
入者回路数について、一つの1次/3次スイッチあたり
2つで説明したが、これについても勿論、接続数に制限
は無い。さらに、1次/3次スイッチと2次スイッチを
接続するチャネルについても数に制限は無い。
【0025】また、上述の実施の形態にあっては、1次
/3次スイッチ31,32及び2次スイッチ51を制御
する中央制御装置として、それぞれ中央制御装置41,
42,43として説明したが、これに替えて、1個の中
央制御装置でもよく、また多数の中央制御装置により制
御する態様としても構わない。加えて、この実施の形態
では、1次/3次スイッチとして時分割スイッチ、2次
スイッチとして空間スイッチを例に説明したが、スイッ
チの形式については本発明では問わず、どのような形式
のスイッチでもよい。
/3次スイッチ31,32及び2次スイッチ51を制御
する中央制御装置として、それぞれ中央制御装置41,
42,43として説明したが、これに替えて、1個の中
央制御装置でもよく、また多数の中央制御装置により制
御する態様としても構わない。加えて、この実施の形態
では、1次/3次スイッチとして時分割スイッチ、2次
スイッチとして空間スイッチを例に説明したが、スイッ
チの形式については本発明では問わず、どのような形式
のスイッチでもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、発信側と着信側の加入
者が同じ1次/3次スイッチに収容されている場合に、
2次スイッチを経由せずに1次/3次スイッチにて直接
発信側と着信側をスイッチングする方式としたので、ス
イッチ制御の簡素化を図るうえ、2次スイッチもしくは
2次スイッチを制御する中央制御装置が停止/故障した
場合においても交換機システム全体が停止しないように
することができる。
者が同じ1次/3次スイッチに収容されている場合に、
2次スイッチを経由せずに1次/3次スイッチにて直接
発信側と着信側をスイッチングする方式としたので、ス
イッチ制御の簡素化を図るうえ、2次スイッチもしくは
2次スイッチを制御する中央制御装置が停止/故障した
場合においても交換機システム全体が停止しないように
することができる。
【図1】 本発明の実施の形態による交換機の概略構成
を示す図である。
を示す図である。
【図2】 従来例を説明するための図である。
11〜14 加入者端末 21〜24 加入者回路 31,32 1次/3次スイッチ 41〜43 中央制御装置 51 2次スイッチ 61〜68 入力チャネル 71〜78 出力チャネル 81〜84 入力チャネル 91〜94 出力チャネル
Claims (3)
- 【請求項1】 1次スイッチと3次スイッチとを物理的
に一体化した1次/3次スイッチと、2次スイッチとか
ら形成される3段スイッチ構成を備え、 発信側と着信側の加入者回路が同じ1次/3次スイッチ
に収容されている場合には、1次/3次スイッチ1段で
直接発信側と着信側の加入者回路間で通話路を設定する
ことを特徴とするスイッチング方式。 - 【請求項2】 1次スイッチと3次スイッチとを物理的
に一体化した1次/3次スイッチと、2次スイッチとか
ら形成される3段スイッチ構成を備え、 発信側と着信側が違う1次/3次スイッチに収容されて
いる場合は、発信側の加入者回路が収容されている1次
/3次スイッチを論理的に1次スイッチとして動作さ
せ、発信側加入者回路と2次スイッチ間で通話路を設定
し、 一方、2次スイッチでは発信側の加入者回路が収容され
ている1次/3次スイッチと着信側の加入者回路が収容
されている1次/3次スイッチ間の通話路を設定し、着
信側の加入者回路が収容されている1次/3次スイッチ
では論理的に3次スイッチとして動作させ、2次スイッ
チと着信側加入者回路間で通話路を設定することを特徴
とするスイッチング方式。 - 【請求項3】 前記1次/3次スイッチには時分割動作
する時分割スイッチ、前記2次スイッチには空間スイッ
チを用いることを特徴とする請求項1または請求項2の
いずれかに記載のスイッチング方式。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8765998A JPH11285087A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | スイッチング方式 |
AU22509/99A AU765132B2 (en) | 1998-03-31 | 1999-03-30 | Switching system for EAX including integrated first/third-stage switch |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8765998A JPH11285087A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | スイッチング方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11285087A true JPH11285087A (ja) | 1999-10-15 |
Family
ID=13921091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8765998A Pending JPH11285087A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | スイッチング方式 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11285087A (ja) |
AU (1) | AU765132B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1581084A (en) * | 1977-11-24 | 1980-12-10 | Standard Telephones Cables Ltd | Automatic telephone exchanges |
GB2188813B (en) * | 1986-04-01 | 1990-03-14 | Stc Plc | Switching network |
JPH06339159A (ja) * | 1993-05-31 | 1994-12-06 | Hasegawa Electric Co Ltd | 自動mdf装置 |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP8765998A patent/JPH11285087A/ja active Pending
-
1999
- 1999-03-30 AU AU22509/99A patent/AU765132B2/en not_active Ceased
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU765132B2 (en) | 2003-09-11 |
AU2250999A (en) | 1999-10-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020319 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050304 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050322 |