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JPH11277064A - 固定床型三次元電極、固定床型三次元電極電解槽及び水処理方法 - Google Patents

固定床型三次元電極、固定床型三次元電極電解槽及び水処理方法

Info

Publication number
JPH11277064A
JPH11277064A JP8130298A JP8130298A JPH11277064A JP H11277064 A JPH11277064 A JP H11277064A JP 8130298 A JP8130298 A JP 8130298A JP 8130298 A JP8130298 A JP 8130298A JP H11277064 A JPH11277064 A JP H11277064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bed type
fixed
dimensional electrode
electrolytic cell
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8130298A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroko Yokouchi
裕子 横内
Takashi Murakami
隆 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP8130298A priority Critical patent/JPH11277064A/ja
Publication of JPH11277064A publication Critical patent/JPH11277064A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定床型三次元電極電解槽を用いる被処理水
中の微生物を電気化学的に処理する方法において、より
効果的な大量、連続処理可能な殺菌方法の提供。 【解決手段】 被処理水を電気化学的に処理する固定床
型三次元電極電解槽に用いられる固定床型三次元電極
が、活性酸素発生剤を担持することを特徴とする固定床
型三次元電極、固定床型三次元電極電解槽及び水処理方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は被処理水たとえば微
生物を含有する被処理水を電気化学的に処理するための
固定床型三次元電極に関し、より効果的な被処理水の処
理を行う複極式固定床型三次元電極電解槽に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、我々が生活をする上で様々な種類
の水が使用されている。例えば、井戸水、水道水、工業
用水、純水、超純水、浴槽水、プール水などである。
又、使用された水は工業排水或いは生活排水となる。或
いは、各種産業においていろいろな物質を含有する水が
利用されている。これらの水溶液等は溶質が適度な養分
を提供し、或いは該水溶液の液温が繁殖に好ましい温度
であると、細菌等の微生物が繁殖し、前記水等の性能劣
化を起こしたり、様々な悪影響を及ぼすことが知られて
いる。また、工場排水などには様々な不純物が含まれて
おり、環境汚染防止のための不純物除去或いは有用物質
の回収が行われている。
【0003】例えば写真感光材料は画像露光の後、ペー
パー感光材料処理の場合は、発色現像、漂白定着、水洗
及び/又は安定化の処理工程を経て処理され次いで乾燥
される。そしてこのような写真処理工程においては、発
色現像液、漂白液、漂白定着液、定着液、安定液、水洗
水等の各種写真処理液が使用されているが、前記感光材
料はゼラチン質を含有し微生物繁殖に適した環境を提供
するため、前記写真処理液中に混入した微生物が繁殖し
て感光材料処理の効率を低下させるとともに得られるプ
リントに色むらが生じたり黴発生等により画像が汚染す
るという欠点が生じている。この微生物繁殖による写真
処理液の劣化の抑制は、従来から防黴剤の投入等により
前記微生物を殺菌して性能を賦活する方法が主流である
が、この方法では添加する防黴剤が多量に必要となり、
かつ該防黴剤が写真処理液や前記感光材料中に残留し易
くなり、感光材料に悪影響を及ぼすことがある。又前記
防黴剤の多くは人体に対して無害とは言い難く、種々の
法規制の下に管理された状態でなければその使用が困難
である。又このように選択した防黴剤も暫くするとその
防黴剤に対する抗菌が発生することがあり、再度この抗
菌に対して防黴剤を選択するという煩わしい問題が生ず
る。
【0004】また、プールに使用される水には人体に有
害な細菌類等の微生物が数多く生息し、該プール水は利
用者の眼や傷などに直接接触して疾患を生じさせる可能
性が高いため、プール水には次亜塩素酸ソーダ等の薬剤
を投入して消毒を行って疾患の発生を防止している。し
かしながら前記薬剤として殺菌効果の強い次亜塩素酸や
液体塩素等の塩素系試薬が使用され、該塩素系試薬はそ
れ自体或いは分解物が刺激性を有し、該試薬により殺菌
等の効果が生じても、該試薬による眼の痛みや皮膚のか
ぶれ等の副作用が発生し、特に抵抗力の弱い幼児の場合
は大きな問題となっている。
【0005】また近年の情報化社会の進展により各種紙
類特に高質紙の需要が増大している。この紙類は製紙用
パルプから各種工程を経て製造されるが、この工程中に
製紙前のパルプを洗浄して不要な成分を洗い流す工程が
ある。該パルプは適度な温度に維持されかつ適度な養分
を含むため、黴や細菌等の微生物が繁殖し易くこの黴や
細菌が多量に最終製品中に残存すると、紙類の褪色等の
性能の劣化が生ずる。従ってこの洗浄工程で使用される
莫大な量の洗浄水中には、防黴剤や殺菌剤が含有され最
終製品の性能劣化を極力防止するようにしている。しか
しこの方法では、防黴剤や殺菌剤のコストが高くなるだ
けでなく前記防黴剤や殺菌剤が製品中に残存して黴や細
菌類に起因する性能劣化とは別の性能劣化を来すことが
あるという問題点がある。
【0006】又、様々な製造業において、純水や工業用
水などが使用されている。洗浄工程で使用された水には
様々な有機物が混入するため、これが適度な養分を提供
し、特に該水溶液の液温が微生物の繁殖に好ましい温度
になると、細菌等の微生物が繁殖して製品の性能劣化を
起こしたり処理装置内に浮遊したり蓄積し、水の再利用
を困難にしている。
【0007】例えば、半導体あるいはプリント基板の製
造においては多量の純水あるいは超純水が洗浄工程で使
用されているが、工業用水から純水あるいは超純水を作
るとコストがかかるため、通常洗浄排水をリサイクルし
て使用している。しかしながら、洗浄工程から持ち込ま
れる有機物などのため、細菌などの微生物が繁殖し、そ
のため製品の性能劣化を起こしたり、再生工程の負荷を
増加させていた。
【0008】ところで、環境汚染の問題もなく、低コス
トで容易に活性酸素を発生させる方法として、ポリアニ
リンを用いた活性酸素発生法が特開平9−175801
号に開示されている。導電性高分子であるポリアニリン
を酸素を含有する水に接触させると、ポリアニリンが水
中の溶存酸素を活性化させて活性酸素を発生させる。そ
こで、ポリアニリンを被処理水に添加することにより殺
菌を行う方法が提示されている。
【0009】また大塚らによる1997年材料技術vo
l.15,No.5によると負の電圧を印加し、常にポ
リアニリンを還元することにより連続的な活性酸素の発
生を行うことができると示されている。
【0010】しかし、活性酸素はその寿命が短いことか
ら被処理水を活性酸素発生装置に数分から数十分とどめ
ておく必要がある。そのため、論文中の装置では大流量
での連続的な処理は困難であった。
【0011】我々は、水処理法として、例えば特開平3
−224686号、同4−27488号等に開示されて
いる、電気化学的に処理する方法を検討してきた。この
方法によると、特殊な薬品等を使わず、大量の水を効率
よく処理することができる。上記水処理装置における複
極式固定床型三次元電極電解槽の電極は、陽極、陰極に
分極され、該電極上では電極に付着あるいは接触した微
生物は、主に陽極で失活あるいは殺菌されていると考え
られる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は固定床型三次
元電極電解槽を用いる被処理水中の微生物を電気化学的
に処理する方法において、より効果的な大量、連続処理
可能な殺菌方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、下
記構成により達成された。
【0014】(1) 被処理水を電気化学的に処理する
固定床型三次元電極電解槽に用いられる固定床型三次元
電極が、活性酸素発生剤を担持することを特徴とする固
定床型三次元電極。
【0015】(2) 活性酸素発生剤を担持させる固定
床型三次元電極の材質がグラファイト、グラッシーカー
ボン、活性炭素等の炭素系材料又は金属であることを特
徴とする前記1記載の固定床型三次元電極。
【0016】(3) 前記1又は2記載の固定床型三次
元電極を少なくとも一つ有することを特徴とする固定床
型三次元電極電解槽。
【0017】(4) 固定床型三次元電極電解槽におい
て、前記1又は2記載の固定床型三次元電極の陽極部分
に、0.7V(vs.SCE)以上の電位を印加するこ
とを特徴とする固定床型三次元電極電解槽。
【0018】(5) 固定床型三次元電極電解槽におい
て、前記1又は2記載の固定床型三次元電極の陰極部分
に、−0.1V(vs.SCE)以下の電位を印加する
ことを特徴とする固定床型三次元電極電解槽。
【0019】(6) 固定床型三次元電極電解槽におい
て、印加する電圧の正負を一定時間毎に反転することを
特徴とする前記3〜5のいずれか1項記載の固定床型三
次元電極電解槽。
【0020】(7) 前記3〜6のいずれか1項記載の
固定床型三次元電極電解槽を用いることを特徴とする水
処理方法。
【0021】(8) 被処理水に過酸化水素を添加する
ことを特徴とする前記7記載の水処理方法。
【0022】(9) 固定床型三次元電極の陰極となる
側に活性酸素発生剤を担持させることを特徴とする固定
床型三次元電極。
【0023】(10) 活性酸素発生剤を担持させる固
定床型三次元電極の材質が炭素質又は金属からなること
を特徴とする前記9記載の固定床型三次元電極。
【0024】(11) 前記9又は10記載の固定床型
三次元電極を少なくとも一つ有することを特徴とする固
定床型三次元電極電解槽。
【0025】(12) 固定床型三次元電極電解槽にお
いて、前記9又は10記載の固定床型三次元電極の陽極
部分に、0.7V(vs.SCE)以上の電位を印加す
ることを特徴とする固定床型三次元電極電解槽。
【0026】(13) 固定床型三次元電極電解槽にお
いて、前記9又は10記載の固定床型三次元電極の陰極
部分に、−0.1V(vs.SCE)以下の電位を印加
することを特徴とする固定床型三次元電極電解槽。
【0027】(14) 固定床型三次元電極電解槽にお
いて、印加する電圧の正負を反転しないことを特徴とす
る前記11〜13のいずれか1項記載の固定床型三次元
電極電解槽。
【0028】(15) 前記11〜14のいずれか1項
記載の固定床型三次元電極電解槽を用いることを特徴と
する水処理方法。
【0029】(16) 被処理水が電導度5μS/cm
以下のイオン交換水であることを特徴とする前記15記
載の水処理方法。
【0030】本発明の固定床型三次元電極電解槽は一対
の給電用板状電極好ましくはメッシュ状の電極間に1以
上好ましくは3〜15の固定床型三次元電極を配置し、
前記の一対の給電用電極に電圧を印加することによっ
て、固定床型三次元電極を分極させ、この固定床に処理
水を通して、電気化学的に、または活性酸素により、細
菌、ウィルス、原虫などの微生物の除去・殺菌する水処
理装置である。
【0031】固定床型三次元電極殺菌装置の殺菌原理は
様々な作用が相互に影響しているが、そのうちの一つと
して、多孔質電極に微生物が接触した際の微生物−電極
間の直接反応による殺菌が考えられる。
【0032】固定床型三次元電極電解槽内には1枚以上
の固定床型三次元電極が入り、三次元固定床電極の両端
に配置した給電用電極に電圧を印加すると電極の両端が
陽極と陰極に分極する。微生物−電極の反応による殺菌
は陽極上で起こることがわかっている。そのため、陰極
に分極した電極上では接触あるいは付着した微生物と電
極との直接反応による殺菌は生じない。
【0033】実際の固定床型三次元電極電解槽による被
処理水の処理においては、電極上への水中の金属イオン
の析出によるスケールの付着防止のために一定時間で印
加電圧の極性を反転させている。そのため、固定床型三
次元電極の分極部分も正負に反転していることになり、
電極上に吸着した微生物はほとんど殺菌されることにな
る。
【0034】しかし、分極した電極の陰極部分での殺菌
が行われていないため、単位時間当たりの殺菌効率は総
電極面積の約半分となってしまう。
【0035】そこで、陰極部分を有効利用するために鋭
意検討を重ねた結果、固定床型三次元電極に活性酸素発
生剤を担持させることによって、陰極、陽極とも有効に
殺菌に利用できることを見いだした。しかも、驚くべき
事に殺菌効果の著しい向上を見いだすことができたので
ある。
【0036】本発明では固定床型三次元電極に活性酸素
発生剤を担持させる。活性酸素発生剤としては酸素に対
して電子を供与しうるものであればよい。例えばポリア
ニリン、ポリピロールのような導電性高分子やメチレン
ブルー、クロロフィルのような色素、光触媒などを含有
するものである。しかし、ポリアニリンのように紫外線
照射なしで、水と接触しただけで活性酸素を発生させる
ようなものが特に好ましい。
【0037】活性酸素発生剤の担持は常法に従えばよ
く、例えば導電性高分子の担持は電解質とモノマー物質
を溶かした溶媒中に電極を挿入し、電極上に電解重合さ
せる。あるいは、あらかじめ重合した導電性高分子を電
極上に塗布する。または電極上に触媒を塗布し、これを
ガス状のモノマー物質にさらし、導電性高分子を担持さ
せる等の方法がある。
【0038】特にポリアニリンは陰極に配置することに
よって連続的に活性酸素を発生させることが可能であ
る。しかしながら一般的に活性酸素の寿命は短く、ある
いは発生量もそれほど多くはないため、効率的に殺菌に
利用することは困難であった。そこで、固定床型三次元
電極に活性酸素発生剤を担持させ、固定床型三次元電極
電解槽を作製し、殺菌効率を調べたところ、著しい殺菌
効率の向上が認められたのである。これは陽極上での殺
菌、陰極上の活性酸素発生剤による活性酸素の発生、そ
して陰極又はその近傍に吸着されている微生物の失活・
殺菌によるものと推測される。ただ、予想以上の殺菌効
率の向上は水の電気分解により陽極上で酸素が発生し、
これが陰極上の活性酸素発生剤の活性酸素発生に寄与し
たものと推察される。
【0039】本発明で活性酸素発生剤を担持させる固定
床型三次元電極は、例えば粒状、球状、フェルト状、織
布状、多孔質ブロック状等の形状を有する活性炭、グラ
ファイト、グラッシーカーボン、炭素繊維等の炭素系材
料から、あるいは同形状を有するニッケル、銅、ステン
レス、鉄、チタン等の金属材料、更にそれら金属材料に
貴金属コーティングを施した材料から形成された複数個
の好ましくは粒状、球状、繊維状、フェルト状、織布
状、多孔質ブロック状、スポンジ状の誘電体である。
【0040】微生物の大きさは通常1〜数10μm程度
である。多孔質電極を微生物の混入した被処理水が通過
する際、微生物は電極に接触することが好ましい。従っ
て、該電極が多孔質体である場合、電極及び活性酸素と
の接触距離、目詰まり防止を考慮し、その孔径は10〜
500μmであることが好ましい。
【0041】本発明の固定床型三次元電極を図1により
説明する。図1は固定床型三次元電極の縦断面図である
が、図1(a)は炭素質又は金属の固定床型三次元電極
1を示す。図1(b)は炭素質又は金属の固定床型三次
元電極1と活性酸素発生剤担持固定床型三次元電極2を
組み合わせた電極である。なお、図1(b)において、
2の部分は固定床型三次元電極の活性酸素発生剤担持部
分であってもよい。図1(c)は、電極全体が活性酸素
発生剤担持固定床型三次元電極2である態様を示す。図
1(d)は、目詰まり防止を考慮し中央部に孔径の大き
い固定床型三次元電極3を配し、両側に活性酸素発生剤
担持固定床型三次元電極2を配した態様を示す。
【0042】固定床型三次元電極に担持した活性酸素発
生剤は電圧を印加しなくても活性酸素を発生するため殺
菌に効果があるが、連続的な活性酸素発生のために電圧
を印加することが好ましい。
【0043】固定床型三次元電極電解槽は、例えば、筒
状の電解槽容器内に複数個の固定床型三次元電極を収容
し、その上下に給電用電極を配置し、該給電用電極に電
圧を印加することによって、各々の固定床型三次元電極
を分極させる。ここに被処理水を通過させることによっ
て水を処理することができるのである。
【0044】電圧の印加法としては、積層した固定床型
三次元電極の端に設置した平板状又はエキスバンドメッ
シュ状やパーフォレーティッドプレート状等の多孔質体
等からなる給電用電極間に直流電圧あるいは周波数の低
い交流電圧を印加して前記固定床型三次元電極を分極さ
せ該固定床型三次元電極の一端及び他端にそれぞれ陽極
及び陰極を形成させることが好ましい。
【0045】前記固定床型三次元電極として活性炭、グ
ラファイト、炭素繊維等の炭素系材料を使用する場合、
前記炭素質固定床型三次元電極が陽極側で酸化され、電
極自身が崩壊したり、炭酸ガスとして溶解し易くなる。
これを防止するために前記炭素質固定床型三次元電極の
陽分極する側に、チタン等の基材上に酸化イリジウム、
酸化ルテニウム等の白金族金属酸化物、あるいは白金を
被覆し通常不溶性金属電極として使用される多孔質材料
又は網状材料を保護電極として、接触状態で設置するこ
とが好ましい。
【0046】固定床型三次元電極電解槽に印加する電位
は、分極した陽極部分では、電極−微生物の反応が起こ
る、0.7V(vs.SCE)以上、陰極部分では、活
性酸素の連続的な発生のために、活性酸素発生剤の還元
が起こる−0.1V(vs.SCE)以下の電位が各電
極に印加されていることが好ましい。
【0047】上述の電圧を、一定周期で極性が反転する
直流または、10Hz以下の交流を印加することによ
り、電極表面への金属イオンの析出を防止、及び効果的
な殺菌も期待できる。
【0048】ただし、例えば電導度5μS/cm以下の
イオン交換水のような、電圧の印加による金属イオンの
析出の心配のない被処理水の場合、固定床型三次元電極
の陰極に分極する側にのみ活性酸素発生剤を担持させ、
活性酸素発生剤担持面を陰極に、担持していない面を陽
極に分極させ、電圧の反転を行わず、処理することも可
能であり、より効率的である。
【0049】しかし、固定床型三次元電極の中央部分は
分極していないため、この部分に微生物が付着し、増殖
することが懸念されている。そこで、例えば厚さ1〜3
mm程度で孔径が100μm以上の微生物の付着しにく
い電極を中央に配するように、その両面、または片面を
活性酸素発生剤を担持した厚さ1〜3mm程度の電極で
はさみ、1組の固定床型三次元電極とすることで、分極
しない固定床型三次元電極の中央部での微生物の繁殖を
防ぎ、より効率的な水処理を行うこともできる。
【0050】活性酸素発生剤による活性酸素の発生量は
被処理水中の溶存酸素濃度に依存する。すなわち、被処
理水中にある程度の酸素が溶存していることが必要であ
る。しかし、発生した活性酸素は直ちに過酸化水素に変
わってしまい、水中の溶存酸素濃度は過酸化水素濃度に
反比例して減少していく。一般に純水中の溶存酸素濃度
は10ppm以下である。そのため、密閉された容器内
での循環処理では、酸素をバブリングなどで補充しなけ
れば効果的な処理を行うことは難しい。
【0051】しかし、固定床型三次元電極の保護電極
に、例えば白金を用いたとき、活性酸素より生じた過酸
化水素が保護電極上で分解し、酸素を生成する。すなわ
ち、活性酸素発生剤により最終的に生成される過酸化水
素を再び酸素に戻すことによって、酸素添加の必要のな
い被処理水の処理が可能となる。従って、50ppm以
下の溶存酸素濃度の水であっても殺菌が可能となる。
【0052】同様に、過酸化水素を含有した水を固定床
型三次元電極電解槽に通水すると、保護電極として使用
している白金の触媒作用により過酸化水素が分解され、
溶存酸素濃度が上昇する。従って、溶存酸素の少ない被
処理水を処理する場合、被処理水に過酸化水素を添加す
ることで水中の溶存酸素濃度を増やし、更に効果的な殺
菌を行うことも可能である。添加する過酸化水素の量は
特に限定はされないが、添加後の最終濃度として1〜1
00ppmが好ましく、3〜30ppmがより好まし
い。
【0053】また、過酸化水素を添加できないような場
合、固定床型三次元電極に印加する電圧を固定床型三次
元電極の陽極に分極する部分が1.2V(vs.SC
E)以上の電位となるように設定することで、水の電気
分解が起こり、溶存酸素を増やすこともできる。
【0054】本発明では、電極への微生物の吸着、陽極
上での殺菌、陰極からの活性酸素による殺菌、陽極上で
の電気分解による酸素発生、さらに発生した過酸化水素
あるいは添加した過酸化水素の白金による酸素への分解
が多段に設置された固定床型三次元電極で同時に起こる
ことによって、殺菌効率を著しく向上させることができ
たと推測される。
【0055】
【実施例】次に本発明を実施例に基づき説明するが、本
発明の実施態様はこれに限定されない。
【0056】実施例1 固定床型三次元電極として、微細炭素粒子からなる厚さ
9mm、気孔率30%,平均気孔径150μm、直径7
6mmの多孔質グラファイト(東海カーボン株式会社
製:G−100)を用いた。
【0057】活性酸素発生剤としてポリアニリンを用
い、上記多孔質グラファイトの片側にポリアニリンを電
解重合により図1(b)に示すように担持させた。
【0058】上記の多孔質炭素電極を作用極、対極に白
金板、参照極に飽和甘コウ電極とし、アニリン0.1
M、硫酸0.5M、硫酸ナトリウム0.2M、ピリジン
0.3Mを含む水溶液に浸漬し、0.7V(vs.SC
E)40分間電位を印加し、ポリアニリン担持多孔質グ
ラファイト電極を作製した。
【0059】白金で被覆されたチタンメッシュ(厚み1
mm)を保護電極として用い、上述のポリアニリン担持
多孔質グラファイト電極を2枚の保護電極でサンドイッ
チし、これを1mmの間隔で円筒容器内に8組積層し、
さらに上下に給電用電極を配し、図2に示すような本発
明の固定床型三次元電極電解槽を作製した。
【0060】Pseudomonas diminut
aを液体培地(普通ブイヨン培地、栄研化学製)を用い
て1日間培養し、菌体を5000rpmにて遠心分離し
た後、純水で洗浄し、再度遠心分離した。これを予め貯
めておいた純水(電気伝導度1μS/cm以下)に添加
し被処理水とした。
【0061】これを本発明の電解槽及び比較の電解槽に
1.2kg/cm2の圧力で送水し、給電用電極端子に
直流34Vを印加した。そして、運転前と運転開始後の
被処理水を経時的に採水し、これに含まれる生菌数を普
通寒天培地(栄研化学製)を用いた寒天平板法にて測定
した。
【0062】比較として、担持量と同量のポリアニリン
を被処理水中に加える前と添加後の被処理水中の生菌数
を経時的に測定した。その結果を表1に示す。
【0063】
【表1】
【0064】表1より、活性酸素発生剤であるポリアニ
リンを固定床型三次元電極に担持させることで、より効
果的な微生物の殺菌を行うことが可能であることが示さ
れた。
【0065】実施例2 実施例1と同様の多孔質グラファイトの全面にポリアニ
リンを担持した図1(c)に示すような電極を作製し、
実施例1同様に円筒容器内に積層し、図3に示すような
本発明の電解槽を用意した。
【0066】また、ポリアニリンを担持していない多孔
質グラファイト電極(図1(a))を詰めたものを比較
の電解槽とした(図4に示す)。
【0067】水道水(電気伝導度150μS/cm)に
Pseudomonas diminutaを実施例1
同様に加え被処理水を調整し、本発明の電解槽及び比較
の電解槽に1.2kg/cm2の圧力で送水し、給電用
電極端子に直流34Vを印加し、1分間隔で極性を反転
させ、電解槽通過前及び運転1時間後の水中の生菌数を
測定した。その結果を表2に示す。
【0068】
【表2】
【0069】表2から、ポリアニリン活性酸素発生剤を
担持していない電極より、制菌効果に優れていることが
判明した。
【0070】実施例3 固定床型三次元電極として、微細炭素粒子からなる厚さ
3mm、気孔率30%、平均気孔径150μm、直径7
6mmの多孔質グラファイトを用いた。
【0071】活性酸素発生剤としてポリアニリンを上記
多孔質グラファイト上に実施例1同様の手法で担持させ
た。
【0072】微細炭素粒子からなる厚さ3mm、気孔率
15%、平均気孔径500μm、直径76mmの多孔質
グラファイトを中央に配し、上記のポリアニリン担持電
極で両側を挟み、1組の図1(d)に示すような固定床
型三次元電極を作製した。
【0073】白金で被覆されたチタンメッシュ(厚み1
mm)を保護電極として用い、上記固定床型三次元電極
をサンドイッチし、これを8組詰め図5で示す固定床型
三次元電極電解槽を作製した。
【0074】実施例2と同様の被処理水を本発明の電解
槽及び比較の電解槽に1.2kg/cm2の圧力で送水
し、給電用電極端子に直流34Vを印加し、1分間隔で
極性を反転させた。電解槽通過前と運転後の被処理水を
採水し、これに含まれる生菌数及び、処理流量を経時的
に測定した。
【0075】比較として、微細炭素粒子からなる厚さ3
mm、気孔率15%,平均気孔径500μm、直径76
mmの多孔質グラファイトを中央に配し、その両側をポ
リアニリン担持なしの微細炭素粒子からなる厚さ3m
m、気孔率30%、平均気孔径150μm、直径76m
mの多孔質グラファイトで挟んだ固定床三次元電極を詰
めた電解槽:比較(1)(図6に示す)及び、実施例2
の電解槽:比較(2)(図4に示す)で同様の試験を行
った。その結果を表3に示す。
【0076】
【表3】
【0077】表3から、活性酸素担持多孔質炭素電極の
中央にそれより気孔径の大きい電極を配することで、制
菌効果に優れて、かつより大量の被処理水の処理が可能
となることが確認された。
【0078】実施例4 実施例1と同様の電解槽を用意した。過酸化水素濃度が
10ppmとなるように添加した純水(溶存酸素濃度5
ppm以下)にPseudomonas diminu
taを実施例1同様に加え、被処理水を調整し、1.2
kg/cm2の圧力で送水し、給電用電極端子に直流3
4Vを印加し、電解槽通過前及び運転後の生菌数を経時
的に測定した。
【0079】比較として、溶存酸素濃度5ppm以下の
純水に過酸化水素添加しないものを被処理水とし、同様
の電解槽に送水した。その結果を表4に示す。
【0080】
【表4】
【0081】表4から、被処理水に過酸化水素の添加を
行うことで、溶存酸素濃度の低い被処理水でも酸素のバ
ブリングを行うことなく、効果的な殺菌が可能であるこ
とが明らかとなった。
【0082】
【発明の効果】本発明により、固定床型三次元電極に活
性酸素発生剤を担持させることにより、分極した陽極以
外の部分の有効な使用が可能となった。これらのことか
ら、固定床型三次元電極電解槽を用いる被処理水中の微
生物等を電気化学的に処理する方法において、殺菌効率
の向上が認められた。
【図面の簡単な説明】
【図1】固定床型三次元電極を示す縦断面図である。
【図2】本発明の活性酸素発生剤を一面に担持した固定
床型三次元電極を用いた固定床型三次元電極電解槽の一
例を示す縦断面図である。
【図3】本発明の活性酸素発生剤を全体に担持した固定
床型三次元電極を用いた固定床型三次元電極電解槽の一
例を示す縦断面図である。
【図4】比較の固定床型三次元電極電解槽の縦断面図で
ある。
【図5】本発明の孔径の大きい多孔質グラファイトを中
央に配し、活性酸素発生剤担持電極で両側を挟んだ固定
床型三次元電極を用いた固定床型三次元電極電解槽の一
例を示す縦断面図である。
【図6】比較の孔径の大きい多孔質グラファイトを中央
に配し、孔径の小さい多孔質グラファイトで両側を挟ん
だ活性酸素発生剤担持固定床型三次元電極を用いた固定
床型三次元電極電解槽の一例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 固定床型三次元電極 2 活性酸素発生剤担持固定床型三次元電極 3 孔径の大きい固定床型三次元電極 4 補助電極 5 O−リング 6 円筒容器 7 給電用電極 8 電極ターミナル(外部から電力供給用)

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理水を電気化学的に処理する固定床
    型三次元電極電解槽に用いられる固定床型三次元電極
    が、活性酸素発生剤を担持することを特徴とする固定床
    型三次元電極。
  2. 【請求項2】 活性酸素発生剤を担持させる固定床型三
    次元電極の材質がグラファイト、グラッシーカーボン、
    活性炭素等の炭素系材料又は金属であることを特徴とす
    る請求項1記載の固定床型三次元電極。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の固定床型三次元電
    極を少なくとも一つ有することを特徴とする固定床型三
    次元電極電解槽。
  4. 【請求項4】 固定床型三次元電極電解槽において、請
    求項1又は2記載の固定床型三次元電極の陽極部分に、
    0.7V(vs.SCE)以上の電位を印加することを
    特徴とする固定床型三次元電極電解槽。
  5. 【請求項5】 固定床型三次元電極電解槽において、請
    求項1又は2記載の固定床型三次元電極の陰極部分に、
    −0.1V(vs.SCE)以下の電位を印加すること
    を特徴とする固定床型三次元電極電解槽。
  6. 【請求項6】 固定床型三次元電極電解槽において、印
    加する電圧の正負を一定時間毎に反転することを特徴と
    する請求項3〜5のいずれか1項記載の固定床型三次元
    電極電解槽。
  7. 【請求項7】 請求項3〜6のいずれか1項記載の固定
    床型三次元電極電解槽を用いることを特徴とする水処理
    方法。
  8. 【請求項8】 被処理水に過酸化水素を添加することを
    特徴とする請求項7記載の水処理方法。
  9. 【請求項9】 固定床型三次元電極の陰極となる側に活
    性酸素発生剤を担持させることを特徴とする固定床型三
    次元電極。
  10. 【請求項10】 活性酸素発生剤を担持させる固定床型
    三次元電極の材質が炭素質又は金属からなることを特徴
    とする請求項9記載の固定床型三次元電極。
  11. 【請求項11】 請求項9又は10記載の固定床型三次
    元電極を少なくとも一つ有することを特徴とする固定床
    型三次元電極電解槽。
  12. 【請求項12】 固定床型三次元電極電解槽において、
    請求項9又は10記載の固定床型三次元電極の陽極部分
    に、0.7V(vs.SCE)以上の電位を印加するこ
    とを特徴とする固定床型三次元電極電解槽。
  13. 【請求項13】 固定床型三次元電極電解槽において、
    請求項9又は10記載の固定床型三次元電極の陰極部分
    に、−0.1V(vs.SCE)以下の電位を印加する
    ことを特徴とする固定床型三次元電極電解槽。
  14. 【請求項14】 固定床型三次元電極電解槽において、
    印加する電圧の正負を反転しないことを特徴とする請求
    項11〜13のいずれか1項記載の固定床型三次元電極
    電解槽。
  15. 【請求項15】 請求項11〜14のいずれか1項記載
    の固定床型三次元電極電解槽を用いることを特徴とする
    水処理方法。
  16. 【請求項16】 被処理水が電導度5μS/cm以下の
    イオン交換水であることを特徴とする請求項15記載の
    水処理方法。
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