JPH11277017A - ロータリ式洗びん機のロータリバルブ押圧装置およびロータリバルブ洗浄装置 - Google Patents
ロータリ式洗びん機のロータリバルブ押圧装置およびロータリバルブ洗浄装置Info
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- JPH11277017A JPH11277017A JP10221598A JP10221598A JPH11277017A JP H11277017 A JPH11277017 A JP H11277017A JP 10221598 A JP10221598 A JP 10221598A JP 10221598 A JP10221598 A JP 10221598A JP H11277017 A JPH11277017 A JP H11277017A
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- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
Abstract
けるエアシリンダをディストリビュータ16の内部に設
けて、サニタリー性を向上させる。 【解決手段】ロータリ式洗びん機は、ディストリビュー
タ16とロータ14から成るロータリバルブ12を介し
てノズル10に洗浄液を供給する。ディストリビュータ
16とロータ14とが液圧によって離れると液洩れが起
こる。そこでエアシリンダによって押し付けている。デ
ィストリビュータ16の内部に空間が形成され、中心軸
30の外面に固定されたピストン40が、この空間内に
摺動自在に嵌合しており、ディストリビュータ16は中
心軸30に対し昇降可能になっている。ピストン40の
上下の室42,44は、それぞれエア通路46,48お
よび切換弁50を介してエア供給源52に接続されてい
る。下方の室44にエアを導入すると、ディストリビュ
ータ16が下降し下側に配置されたロータ14に押し付
けられる。
Description
に係り、特に、ロータリバルブの固定側部材(ディスト
リビュータ)と回転側部材(ロータ)とを圧接させるロ
ータリバルブ押圧装置、およびロータリバルブの外面を
洗浄するロータリバルブ洗浄装置に関するものである。
軸を中心に回転する回転体と、この回転体の外周部に円
周方向等間隔で設けられ、コンベヤによって搬送されて
きたびんを入口スターホイールから受取って把持し、回
転搬送する間にこのびんを反転させる複数のボトルグリ
ッパと、前記回転体の各ボトルグリッパに対応する位置
にそれぞれ設けられ、ボトルグリッパによって倒立され
たびん内に洗浄液を噴射してこのびんの内部を洗浄する
内洗ノズルと、固定側から前記回転体の内洗ノズルに洗
浄液を供給するロータリバルブ等を備えている。
ト(ディストリビュータ)と、回転体の下面に取付けら
れて一体的に回転し、その下方に配置されている前記固
定側のプレート上を摺動する回転プレート(ロータ)と
を備えている。回転プレート内には、前記各内洗ノズル
に接続された配管に洗浄液を給送する吐出通路が形成さ
れ、一方、固定側のプレートには、ポンプから送り出さ
れてきた洗浄液を分配供給する供給通路が形成されてお
り、回転プレートの回転中の所定の区間において、回転
プレートの吐出通路が固定側プレートの供給通路に接続
されると、洗浄液が前記配管を介して内洗ノズルに送ら
れ、ボトルグリッパに把持されているびん内に噴射され
てそのびんの洗浄を行なうようになっている。
ポンプから送り出された洗浄液が固定側プレートの供給
通路に常時供給され、回転プレートの回転中にこの供給
通路に一致した吐出通路からノズルに洗浄液が供給され
て、びんに対して噴射されるようになっているので、固
定側プレートと回転プレートとの摺動面に強い液圧が作
用して回転プレートを分離させようとしている。そこ
で、これら固定側プレートと回転プレートとが分離して
その摺動面から洗浄液が洩れることがないように、エア
シリンダ等の押圧手段によって固定側プレートを回転プ
レートに押し付けている(特開平6−254511号公
報、特開平6−254512号公報、特願平8−287
603号、特願平8−287604号、特願平9−16
8151号等)。
体を常に清潔に保つ必要があり、従来はロータリバルブ
の外面を人手によって洗浄していたが、人手による洗浄
では、効率が悪く時間が係り、しかも、固定側プレート
の内周側は人手が届かず洗浄するのが困難であり、さら
に、洗びん機の運転中には洗浄をすることができないと
いう問題もあったため、ロータリバルブを自動的に洗浄
することができるロータリバルブ洗浄装置が提案された
(特願平8−287604号)。このロータリバルブ洗
浄装置は、バリア用の洗浄水(前記固定側プレートに形
成された供給通路を外部から遮断するために流通させる
洗浄水)を噴射するノズルを、ロータリバルブの固定側
のプレートと回転プレートの周辺に適宜配置し、ロータ
リ式洗びん機の運転中、ロータリバルブ内を循環したバ
リア用洗浄水を常時ロータリバルブに噴射するようにな
っている。
ん機では、固定側プレートを回転プレートに押し付ける
ためのエアシリンダ等の押圧手段が、固定側プレートの
外部に配置されているため、衛生上好ましくないという
問題があった。
は、生産運転中は常時洗浄水を流し続けているため、無
駄であり、節水することが望まれる。しかも、前記出願
(特願平8−287604号)に開示された発明の構成
では、ロータリバルブの全体をくまなく洗浄することが
できず、特に、ノズルの取付け部は洗浄が不可能であっ
た。
ためになされたもので、サニタリー性に優れ、かつ、固
定側プレートを回転プレートに押し付ける押圧力を調整
可能なロータリ式洗びん機のロータリバルブ押圧装置を
提供することを目的とするものである。
周を洗浄可能にするとともに、必要な場合にだけ洗浄水
を供給するようにして節水を可能にしたロータリ式洗び
ん機のロータリバルブ洗浄装置を提供することを目的と
するものである。
リ式洗びん機のロータリバルブ押圧装置は、中心軸の外
周に配置され、洗浄流体の取入口とこの取入口に連通す
るとともに摺動面に開口する供給通路が形成された固定
側プレートと、中心軸の周囲に、前記固定側プレートの
摺動面に対し摺動回転可能に配置され、回転に伴って前
記供給通路に連通遮断される吐出通路が形成された回転
プレートとを備え、回転プレートの回転中に、前記吐出
通路が固定側プレートの供給通路に接続された際に、前
記洗浄流体を噴射してびんの洗浄を行なうロータリ式洗
びん機に設けられたもので、前記中心軸の外周にピスト
ンを固定するとともに、固定側プレートに、ピストンに
対し昇降可能なシリンダを設け、ピストンによって区画
されたシリンダ内の両室をそれぞれエア通路を介してエ
ア供給手段に接続し、前記シリンダの一方の室内にエア
を導入することにより、固定側プレートを回転プレート
に押し付けるようにしたものである。
機のロータリバルブ洗浄装置は、前記ロータリ式洗びん
機に設けられたもので、固定側プレートの下方に、複数
の洗浄穴を設けたリング状の洗浄パイプを配置し、この
洗浄パイプに洗浄水を供給することにより回転プレート
および固定側プレートを洗浄するようにしたものであ
る。
り本発明を説明する。図1は本発明の一実施の形態に係
るロータリバルブ押圧装置を備えたロータリ式洗びん機
の要部を拡大して示す縦断面図である。中央に配置され
た回転軸2の上部外周に回転ホイール4が固定されて一
体的に回転する。この回転ホイール4の外周寄りに、円
周方向等間隔で複数のボトルグリッパ6(後に説明する
洗浄滅菌時の構成を示す図2参照)が設けられている。
これら各ボトルグリッパ6は、回転ホイール4の外周縁
部に垂直に固定された支柱8上に支持されて、水平な支
点を中心に半径方向外方側(図2の右側)と内方側とに
反転できるようになっており、反転することにより把持
しているびんを倒立させ、また正立状態に戻すことがで
きる。
供給する洗浄液の供給遮断を行なうロータリバルブ12
の回転側部材を構成する環状の回転プレート(ロータ)
14が取付けられており、前記回転ホイール4と一体的
に回転する。ここで環状のロータ14と回転ホイール
(ロータ14の支持体)4との連結部の構成について説
明する。この実施の形態では、ロータ14は樹脂製であ
り、後に説明する金属製のディストリビュータ16に対
して摺動回転する。ロータ14の底面には、図1および
図3に示すように、等間隔で放射状のキー溝18が形成
されている。一方、金属製の回転ホイール4の上面に
は、円周方向等間隔で突起(すべりキー)20が固定さ
れ、前記各キー溝18内にそれぞれ係合している。さら
に、回転ホイール4のすべりキー20が取付けられてい
る位置よりも内周側に、ロータ14の内径にほぼ一致す
る外径を有する環状の位置決め用ストッパ22が設けら
れている。なお、前記キー溝18は、ロータ14の内周
面と外周面を連通するものに限らず、半径方向に延びる
長穴等であっても良い。但し、すべりキー20が半径方
向に相対移動できる長さが必要である。
パ6の数と同数の吐出通路24が放射状に形成されてい
る。ロータ14の内部に形成されている各吐出通路24
は、その洗浄液の入口側開口24aが、ロータ14の上
面側の同一円周上に等間隔で並び、洗浄液の出口側開口
24bは、ロータ14の外周面に等間隔で配置されてい
る。これら各吐出通路24の出口側開口24bは、それ
ぞれ供給ホース26を介して、前記各ノズル10に接続
されている。
された中心軸30が嵌合しており、この中心軸30の外
周に、前記ロータ14とともにロータリバルブ12を構
成する固定側プレート(ディストリビュータ)16が取
付けられている。このディストリビュータ16の下面
(ロータ14との摺動面)に、円弧状の洗浄液供給用長
穴(洗浄液供給通路)32が形成されており、この円弧
状の長穴32は、ディストリビュータ16の側面に開口
する洗浄液取入口34を介して外部に連通している。円
弧状の長穴32は、前記ロータ14に形成されている多
数の吐出通路24の入口側開口24aが配置されている
円と同一半径の円周上に位置しており、このディストリ
ビュータ16とロータ14とを中心を一致させて重ね合
せると、ロータ14の摺動面の全周に亘って等間隔で開
口している吐出通路24の入口側開口24aの一部がこ
の円弧状の長穴32に連通し、他の入口側開口24aは
長穴32の形成されていない平坦な部分(摺動面)によ
って閉塞される。従って、ロータ14がディストリビュ
ータ16に対して回転すると、各吐出通路24は順次円
弧状長穴32に接続され、その後順次遮断される。
している洗浄液取入口34は、供給配管36を介して洗
浄液タンク38に接続されており、図示しないポンプか
らこのタンク38に送られた洗浄液が、この洗浄液取入
口34から前記円弧状の長穴32を通ってロータ14の
各吐出通路24に供給され、さらに、これら吐出通路2
4の出口側開口24bに接続された供給ホース26を介
して各ノズル10に送られる。
空間(シリンダ部39)が形成され、この空間39内に
ピストン40が収容されて、空間39内を上方の圧力室
42と下方の圧力室44とに区画している。ピストン4
0は、前記固定された中心軸30の外周に固定され、一
方、ディストリビュータ16は、この固定軸30の外周
面に沿って昇降できるようになっている。前記ピストン
42の上下の室42,44内はそれぞれエア通路46,
48および切換弁50を介してエア供給源52に接続さ
れており、上下いずれか一方の室42,44内にエアを
導入することにより、ディストリビュータ16を昇降さ
せることができるようになっている。このディストリビ
ュータ16内に組み込まれたエアシリンダ53が、ディ
ストリビュータ16をロータ14に押し付ける押圧装置
を構成している。
本の垂直なガイドロッド54が固定されており、これら
ガイドロッド54が前記フレーム28の穴内に摺動自在
に支持されて、ディストリビュータ16の昇降を案内す
るようになっている。なお、ピストン40の下側の圧力
室44にエアを供給するエア通路48には、レギュレー
タ56および遮断弁58が設けられており、この圧力室
44に導入するエア圧を調整することができる。
洗びん機には、内部の流体通路やノズル10等の洗浄殺
菌を行なう洗浄殺菌流体の回収用流路が設けられてい
る。図2に示すように、回転ホイール4上のノズル10
の近くに流体排出通路60が設けられ、リターン配管6
2を介して回転軸2の内部の回収通路64に接続されて
いる。そして、このロータリ式洗びん機の内部通路の洗
浄殺菌を行なう際には、ノズル10の先端にノズルキャ
ップ66を装着するようになっており、この状態でノズ
ル10から殺菌液またはスチーム等の殺菌用の流体を噴
射すると、この流体は、ノズル10の外面とキャップ6
6の内面との間の間隙を通って排出通路60に入り、リ
ターン配管62を経て回転軸2内の回収通路64を通り
回収されるようになっている。
動について説明する。通常の洗びん作業を行なう生産運
転時には、ディストリビュータ16内に嵌合されたピス
トン40の下側の圧力室44内にエアを導入してディス
トリビュータ16を下降させ、所定の圧力(すなわちデ
ィストリビュータ16の円弧状長穴32内に導入された
洗浄液の圧力によってディストリビュータ16とロータ
14とが分離して液洩れが発生することを防止できる圧
力)でロータ14に圧接させておく。この状態で、回転
軸2に固定された回転ホイール4およびロータ14を図
示しない駆動手段によって回転させる。
た状態で連続的に搬送されてきた多数のびんは、スター
ホイール等の供給手段によってこのロータリ式洗びん機
内に順次搬入される。ロータリ式洗びん機内に搬入され
たびんは、回転ホイール4の外周部に取付けられている
グリッパ6によって一本ずつ把持される。回転ホイール
4の回転に伴って移動している間にグリッパ6が回転ホ
イール4の半径方向内方側に反転して、保持されている
びんは倒立状態になる。倒立状態になったびんの口部
に、前記内洗ノズル10が向かい合うようになってい
る。
弧状の長穴32が形成されて、常時洗浄液が供給されて
おり、ロータ14の回転に伴って、吐出通路24の入口
側開口24aがディストリビュータ16の円弧状長穴3
2に接続されると、洗浄液は、ロータ14の吐出通路2
4および供給ホース26を介して前記内洗ノズル10に
送られ、倒立しているびん内に噴射されてびんの内部の
洗浄を行なう。
4の入口側開口24aが、ディストリビュータ16の円
弧状長穴32内を移動している間は、ノズル10に洗浄
液が送られびんの内部に噴射されて洗浄を行なう。その
後、ロータ14の回転によって吐出通路24の入口側開
口24aが円弧状の長穴32を通過すると、前記洗浄液
を供給する一連の通路が遮断されて洗浄が終了する。以
後、ボトルグリッパ6は、所定の回転範囲に亘ってびん
を倒立状態のまま保持して搬送し水切りを行なう。その
後、ボトルグリッパ6は再び反転されてびんを正立状態
に戻した後、出口スターホイール等によって洗びん機外
に排出する。
は、ディストリビュータ16をロータ14に押し付ける
押圧手段としてのエアシリンダ53をディストリビュー
タ16の内部に組み込んでいるので、極めてサニタリー
性が優れている。また、ディストリビュータ16内の下
側の圧力室44に、レギュレータ56によって調整した
エア圧を導入することができるので、ディストリビュー
タ16をロータ14に対して押付ける力を自由に変更す
ることができ、液洩れを確実に防止するとともに、異常
摩耗が起こることを防止することができる。
転ホイール4に対し、半径方向の溝18とすべりキー2
0とによって連結されているので、高温の洗浄液を使用
したために樹脂製のロータ14が膨張した場合でも、全
周がほぼ均一に半径方向外方側へ向けて膨張する。従っ
て、ロータ14の吐出通路24の入口側開口24aが形
成されている摺動面が変形することがないので、液洩れ
が生じたり、異常摩耗を起こすことがない。また、前記
入口側開口24aが完全に閉塞されてしまうこともな
い。
は後に、内部の洗浄殺菌をする場合には、図2に示すよ
うに、ノズル10の上端の噴射口にノズルキャップ66
を被せ、前記生産運転時と同様の経路で洗浄殺菌用の流
体を送る。上方のタンク38から供給配管36を経てデ
ィストリビュータ16の円弧状の長穴(供給通路)32
に送られた洗浄殺菌用流体は、ロータ14の回転に伴っ
て連通された吐出通路24に入り、供給ホース26から
ノズル10に供給される。ノズル10から噴射された洗
浄殺菌用流体は、ノズル10の外面とノズルキャップ6
6の内面との間を通って排出通路60に入り、リターン
配管62から回収通路64を通って回収される。
のスチームを通してスチーム滅菌を行なう場合には、前
記高温の洗浄液を用いた場合と同様に、樹脂製のロータ
14が加熱されて膨張するが、内周側は位置決め用スト
ッパ22によって規制され、上方側はディストリビュー
タ16によって拘束されているので、キー20とキー溝
18との案内により、半径方向の外方へ向けて均一に膨
張する。
リバルブ12の洗浄を行なうロータリバルブ洗浄装置を
設けることもできる。このような洗浄装置の一例につい
て、図4および図5により説明する。このロータリ式洗
びん機は、図5に示す洗浄パイプ68の構成を除いて前
記実施の形態と同一の構成であるので、同一の部分には
同一の符号を付してその説明を省略する。洗浄パイプ6
8は、リング状のパイプであり、全面に多数の洗浄液を
噴射する穴70が開けられている。このリング状の洗浄
パイプ68には、洗浄殺菌液を供給する導入管72が連
結され、ディストリビュータ16の下面側に所定の間隔
を隔てて取付けられている。
ブ洗浄装置(特願平8−287604号)の構成では、
洗浄ノズルをロータリバルブの付近に適宜配置して洗浄
殺菌液をロータリバルブに散布して洗浄を行なうように
しているので、ロータリバルブを構成しているディスト
リビュータおよびロータの全体を万遍なく洗浄すること
が困難であったが、前記リング状の洗浄パイプ68を用
いた構成では、多数の洗浄穴70から洗浄滅菌液を散布
するので、ロータリバルブ12(ロータ14とディスト
リビュータ16)の内面側をもれなく洗浄することがで
きる。
(摩耗粉等の異物が混入することを防止するための洗浄
水)を利用しているため、ロータリ式洗びん機の運転中
は常時洗浄水を噴射することになり無駄であったが、図
4に示す構成では、必要なときに必要なだけ洗浄殺菌水
を供給すれば良く、節水でき経済的である。
ビュータ16の内部にシリンダ53が組み込まれてお
り、ピストン40の上方の圧力室42にエアを導入する
と、ディストリビュータ16を上昇させることができ
る。このようにディストリビュータ16を上昇させて、
ロータ14とディストリビュータ16とを分離すること
により、両者14,16の摺動面を洗浄殺菌することが
できる。特にこの実施例では、洗浄パイプ68がディス
トリビュータ16の下面側に取付けられているので、デ
ィストリビュータ16を上昇させると洗浄パイプ68が
ともに上昇し(図4の左側参照)、ディストリビュータ
16とロータ14との間の空間に位置するため、ロータ
リバルブ12を極めて効果的に洗浄することができる。
ータリ式洗びん機のロータリバルブ押圧装置では、固定
側プレートを回転プレートに押し付ける押圧手段として
のエアシリンダを固定側プレートの内部に組み込んでい
るので、極めてサニタリー性が優れている。
機のロータリバルブ洗浄装置では、前記第1の発明の構
成に加えて、固定側プレートの下方に、複数の洗浄穴を
設けたリング状の洗浄パイプを配置し、この洗浄パイプ
に洗浄水を供給することにより回転プレートおよび固定
側プレートを洗浄するようにしたので、ロータリバルブ
の内面側をくまなく洗浄することができる。また、必要
なときにだけ洗浄液を供給すれば良いので、洗浄水を無
駄にすることなく節水を図ることができる。
置を備えたロータリ式洗びん機の要部の縦断面図であ
る。
示す縦断面図である。
置を備えたロータリ式洗びん機の要部の縦断面図であ
る。
す斜視図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 中心軸の外周に配置され、洗浄流体の取
入口とこの取入口に連通するとともに摺動面に開口する
供給通路が形成された固定側プレートと、中心軸の周囲
に、前記固定側プレートの摺動面に対し摺動回転可能に
配置され、回転に伴って前記供給通路に連通遮断される
吐出通路が形成された回転プレートとを備え、回転プレ
ートの回転中に、前記吐出通路が固定側プレートの供給
通路に接続された際に、前記洗浄流体を噴射してびんの
洗浄を行なうロータリ式洗びん機において、 前記中心軸の外周にピストンを固定するとともに、固定
側プレートに、ピストンに対し昇降可能なシリンダを設
け、ピストンによって区画されたシリンダ内の両室をそ
れぞれエア通路を介してエア供給手段に接続し、前記シ
リンダの一方の室内にエアを導入することにより、固定
側プレートを回転プレートに押し付けることを特徴とす
るロータリ式洗びん機のロータリバルブ押圧装置。 - 【請求項2】 前記シリンダ内の一方の室に導入される
エア圧を調整して回転プレートへの押付力を可変にした
ことを特徴とする請求項1に記載のロータリ式洗びん機
のロータリバルブ押圧装置。 - 【請求項3】 前記固定側プレートの下方に回転プレー
トが配置されていることを特徴とする請求項1に記載の
ロータリ式洗びん機のロータリバルブ押圧装置。 - 【請求項4】 中心軸の外周に配置され、洗浄流体の取
入口とこの取入口に連通するとともに摺動面に開口する
供給通路が形成された固定側プレートと、中心軸の周囲
に、前記固定側プレートの摺動面に対し摺動回転可能に
配置され、回転に伴って前記供給通路に連通遮断される
吐出通路が形成された回転プレートとを備え、回転プレ
ートの回転中に、前記吐出通路が固定側プレートの供給
通路に接続された際に、前記洗浄流体を噴射してびんの
洗浄を行なうロータリ式洗びん機において、 前記中心軸の外周にピストンを固定するとともに、固定
側プレートに、ピストンに対し昇降可能なシリンダを設
け、ピストンによって区画されたシリンダ内の両室をそ
れぞれエア通路を介してエア供給手段に接続し、前記シ
リンダの一方の室内にエアを導入することにより、固定
側プレートを回転プレートに押し付けるとともに、前記
固定側プレートの下方に、複数の洗浄穴を設けたリング
状の洗浄パイプを配置し、この洗浄パイプに洗浄水を供
給することにより回転プレートおよび固定側プレートを
洗浄することを特徴とするロータリ式洗びん機のロータ
リバルブ洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10221598A JP3903328B2 (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | ロータリ式洗びん機のロータリバルブ押圧装置およびロータリバルブ洗浄装置 |
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1998
- 1998-03-30 JP JP10221598A patent/JP3903328B2/ja not_active Expired - Fee Related
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