JPH11276295A - シートバック構造 - Google Patents
シートバック構造Info
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- JPH11276295A JPH11276295A JP10215298A JP10215298A JPH11276295A JP H11276295 A JPH11276295 A JP H11276295A JP 10215298 A JP10215298 A JP 10215298A JP 10215298 A JP10215298 A JP 10215298A JP H11276295 A JPH11276295 A JP H11276295A
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 17
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 17
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 claims description 2
- 241000255777 Lepidoptera Species 0.000 claims 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 座高の高い着座者であっても肩部を支持する
ことができるシートバック構造を提供する。 【解決手段】 シートバック12を、上部シートバック
21と下部シートバック22により構成する。下部シー
トバック22の左右連結フレーム26にウォームギヤ3
3を設け、ウォームの軸部34を下部シートバック22
側方へ突出させて操作ハンドル35を設ける。ウォーム
ギヤ33のウォームホイールに送りネジ36を設け、送
りネジ36に螺合する送りナット部41をスライダ39
に形成する。スライダ39に左右支持筒44,45を形
成し、上部シートバック21より延出した左右延出バー
62,63を支持する。上部シートバック21の中央部
に、下端面が上方へ後退されてなる凹部69を形成す
る。
ことができるシートバック構造を提供する。 【解決手段】 シートバック12を、上部シートバック
21と下部シートバック22により構成する。下部シー
トバック22の左右連結フレーム26にウォームギヤ3
3を設け、ウォームの軸部34を下部シートバック22
側方へ突出させて操作ハンドル35を設ける。ウォーム
ギヤ33のウォームホイールに送りネジ36を設け、送
りネジ36に螺合する送りナット部41をスライダ39
に形成する。スライダ39に左右支持筒44,45を形
成し、上部シートバック21より延出した左右延出バー
62,63を支持する。上部シートバック21の中央部
に、下端面が上方へ後退されてなる凹部69を形成す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートバックが上
下に二分割されたシートバック構造に関する。
下に二分割されたシートバック構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のシート201を示す図で
あり、背凭れを形成するシートバック202が、上下に
二分割されたシートバック構造が示されている(実開平
1−123943号公報参照)。
あり、背凭れを形成するシートバック202が、上下に
二分割されたシートバック構造が示されている(実開平
1−123943号公報参照)。
【0003】すなわち、前記シートバック202は、当
該シートバック202の上部を形成する上部シートバッ
ク205と、下部を形成する下部シートバック206と
により構成されており、該下部シートバック206は、
シートクッション207に支持されている。前記上部シ
ートバック205には、下方へ延出する一対の延出バー
208,208が設けられており、前記下部シートバッ
ク206には、前記各延出バー208,208が抜き差
し自在に挿入される挿入穴209,209が設けられて
いる。
該シートバック202の上部を形成する上部シートバッ
ク205と、下部を形成する下部シートバック206と
により構成されており、該下部シートバック206は、
シートクッション207に支持されている。前記上部シ
ートバック205には、下方へ延出する一対の延出バー
208,208が設けられており、前記下部シートバッ
ク206には、前記各延出バー208,208が抜き差
し自在に挿入される挿入穴209,209が設けられて
いる。
【0004】これにより、前記シートバック202は、
前記上部シートバック205と前記下部シートバック2
06とを着脱自在に分割できるように構成されており、
前記シートバック202をリクライニングさせた際に、
該シートバック202の上部が、後部シートのシートク
ッションに干渉する場合であっても、予め、前記下部シ
ートバック206から前記上部シートバック205を取
り外しておくことにより、後部シートのシートクッショ
ンへの干渉を防止できるように構成されている。
前記上部シートバック205と前記下部シートバック2
06とを着脱自在に分割できるように構成されており、
前記シートバック202をリクライニングさせた際に、
該シートバック202の上部が、後部シートのシートク
ッションに干渉する場合であっても、予め、前記下部シ
ートバック206から前記上部シートバック205を取
り外しておくことにより、後部シートのシートクッショ
ンへの干渉を防止できるように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記シ
ートバック構造にあっては、上部シートバック205の
延出バー208,208が下部シートバック206の挿
入穴209,209へ抜き差し自在に挿入され、前記上
部シートバック205を上下に変位させることができる
にも関わらず、前記上部シートバック205を所定の高
さ位置に設定することができなかった。
ートバック構造にあっては、上部シートバック205の
延出バー208,208が下部シートバック206の挿
入穴209,209へ抜き差し自在に挿入され、前記上
部シートバック205を上下に変位させることができる
にも関わらず、前記上部シートバック205を所定の高
さ位置に設定することができなかった。
【0006】このため、着座者の肩部に合わせた前記上
部シートバック205の高さ調整ができず、座高の高い
着座者においては、肩部を支持することができないとい
った問題点が生じてしまう。
部シートバック205の高さ調整ができず、座高の高い
着座者においては、肩部を支持することができないとい
った問題点が生じてしまう。
【0007】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、座高の高い着座者であっても肩部
を支持することができるシートバック構造を提供するこ
とを目的とするものである。
なされたものであり、座高の高い着座者であっても肩部
を支持することができるシートバック構造を提供するこ
とを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の請求項1のシートバック構造にあっては、背
凭れを形成するシートバックが、上部を形成する上部シ
ートバックと下部を形成する下部シートバックとにより
構成され、前記上部シートバックより下方へ延出した一
対の左右延出バーが、前記下部シートバックの上端面に
設けられた左右挿入穴に挿入され、前記上部シートバッ
クと前記下部シートバックとを着脱自在に分割できるシ
ートバック構造において、前記下部シートバック内に挿
入された前記左右延出バーを支持し、前記下部シートバ
ック内に上下移動自在に設けられたスライダと、前記下
部シートバックに設けられた操作ハンドルの回転操作に
応じて前記スライダを昇降させる昇降機構とを備えると
ともに、前記上部シートバックの下端面が上方へ後退さ
れてなる凹部を前記左右延出バーの間に形成した。
に本発明の請求項1のシートバック構造にあっては、背
凭れを形成するシートバックが、上部を形成する上部シ
ートバックと下部を形成する下部シートバックとにより
構成され、前記上部シートバックより下方へ延出した一
対の左右延出バーが、前記下部シートバックの上端面に
設けられた左右挿入穴に挿入され、前記上部シートバッ
クと前記下部シートバックとを着脱自在に分割できるシ
ートバック構造において、前記下部シートバック内に挿
入された前記左右延出バーを支持し、前記下部シートバ
ック内に上下移動自在に設けられたスライダと、前記下
部シートバックに設けられた操作ハンドルの回転操作に
応じて前記スライダを昇降させる昇降機構とを備えると
ともに、前記上部シートバックの下端面が上方へ後退さ
れてなる凹部を前記左右延出バーの間に形成した。
【0009】すなわち、下部シートバックに設けられた
操作ハンドルが回転操作された際には、前記下部シート
バック内に設けられたスライダが昇降機構により昇降さ
れるとともに、前記スライダに支持された左右延出バ
ー、及び上部シートバックが昇降される。
操作ハンドルが回転操作された際には、前記下部シート
バック内に設けられたスライダが昇降機構により昇降さ
れるとともに、前記スライダに支持された左右延出バ
ー、及び上部シートバックが昇降される。
【0010】そして、上部シートバックの下端面には、
上方へ後退されてなる凹部が前記左右延出バーの間に形
成されており、前記上部シートバックと前記下部シート
バックとの間には、間隙が形成される。このため、一方
の手で前記操作ハンドルを操作して前記上部シートバッ
クを上昇させる際に、前記間隙に他方の手を挿入して、
前記上部シートバックの上昇を補助することができる。
上方へ後退されてなる凹部が前記左右延出バーの間に形
成されており、前記上部シートバックと前記下部シート
バックとの間には、間隙が形成される。このため、一方
の手で前記操作ハンドルを操作して前記上部シートバッ
クを上昇させる際に、前記間隙に他方の手を挿入して、
前記上部シートバックの上昇を補助することができる。
【0011】一方、前記上部シートバックの凹部は、前
記左右延出バーの間、つまり、上部シートバックの中央
部に設けられており、当該凹部の両脇には、肩部を支持
する肩支持領域が確保される。
記左右延出バーの間、つまり、上部シートバックの中央
部に設けられており、当該凹部の両脇には、肩部を支持
する肩支持領域が確保される。
【0012】また、請求項2のシートバック構造では、
背凭れを形成するシートバックが、上部を形成する上部
シートバックと下部を形成する下部シートバックとによ
り構成され、前記上部シートバックより下方へ延出した
一対の左右延出バーが、前記下部シートバックの上端面
に設けられた左右挿入穴に挿入され、前記上部シートバ
ックと前記下部シートバックとを着脱自在に分割できる
シートバック構造において、前記下部シートバック内に
挿入された前記左右延出バーを支持する支持部が左右端
部に設けられ、前記下部シートバック内に上下移動自在
に設けられたスライダと、該スライダの中央部に形成さ
れた送りナット部に螺合する上下に延在した送りネジ
と、該送りネジの下端部に設けられ、該送りネジを回転
させる回転機構と、スイッチ操作に応じて前記回転機構
を駆動する駆動手段とを備え、前記上部シートバックの
下端面が上方へ後退してなる凹部を前記左右延出バーの
間に形成する一方、前記下部シートバックの上端面に、
前記凹部に適合して上方へ突出する凸部を形成するとと
もに、前記送りナット部が形成された前記スライダの中
央部を上方へ湾曲させた。
背凭れを形成するシートバックが、上部を形成する上部
シートバックと下部を形成する下部シートバックとによ
り構成され、前記上部シートバックより下方へ延出した
一対の左右延出バーが、前記下部シートバックの上端面
に設けられた左右挿入穴に挿入され、前記上部シートバ
ックと前記下部シートバックとを着脱自在に分割できる
シートバック構造において、前記下部シートバック内に
挿入された前記左右延出バーを支持する支持部が左右端
部に設けられ、前記下部シートバック内に上下移動自在
に設けられたスライダと、該スライダの中央部に形成さ
れた送りナット部に螺合する上下に延在した送りネジ
と、該送りネジの下端部に設けられ、該送りネジを回転
させる回転機構と、スイッチ操作に応じて前記回転機構
を駆動する駆動手段とを備え、前記上部シートバックの
下端面が上方へ後退してなる凹部を前記左右延出バーの
間に形成する一方、前記下部シートバックの上端面に、
前記凹部に適合して上方へ突出する凸部を形成するとと
もに、前記送りナット部が形成された前記スライダの中
央部を上方へ湾曲させた。
【0013】すなわち、スイッチが操作され、駆動手段
により回転機構が駆動されるとともに、送りネジが回転
されると、該送りネジが螺合する送りナット部を有した
スライダが、前記送りネジの回転方向に応じて昇降され
る。すると、これに伴い、前記スライダに支持された左
右延出バー、及び上部シートバックが昇降される。
により回転機構が駆動されるとともに、送りネジが回転
されると、該送りネジが螺合する送りナット部を有した
スライダが、前記送りネジの回転方向に応じて昇降され
る。すると、これに伴い、前記スライダに支持された左
右延出バー、及び上部シートバックが昇降される。
【0014】そして、前記上部シートバックの下端面に
は凹部が、また前記下部シートバックの上端面には上方
へ突出する凸部が形成されており、前記送りナット部が
形成された前記スライダの中央部は上方へ湾曲されてい
る。このため、上方へ湾曲されたスライダの中央部は、
前記送りネジに沿って下方へ移動された際に、前記回転
機構を回避する一方、上方へ移動された際には、上方へ
突出した凸部内まで移動させることができる。
は凹部が、また前記下部シートバックの上端面には上方
へ突出する凸部が形成されており、前記送りナット部が
形成された前記スライダの中央部は上方へ湾曲されてい
る。このため、上方へ湾曲されたスライダの中央部は、
前記送りネジに沿って下方へ移動された際に、前記回転
機構を回避する一方、上方へ移動された際には、上方へ
突出した凸部内まで移動させることができる。
【0015】一方、前記上部シートバックの凹部は、前
記左右延出バーの間、つまり、上部シートバックの中央
部に設けられており、当該凹部の両脇には、肩部を支持
する肩支持領域が確保される。
記左右延出バーの間、つまり、上部シートバックの中央
部に設けられており、当該凹部の両脇には、肩部を支持
する肩支持領域が確保される。
【0016】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明の第1の実施の形態を図に従って説明する。図1は、
本実施の形態にかかるシートバック構造を備えたシート
1を示す図であり、該シート1は、車両に設けられてい
るこのシート1は、車体フロアに支持された座面を形成
するシートクッション11と、背凭れを形成するシート
バック12とからなり、前記シートクッション11の左
側部には、シートベルトに設けられたタングが着脱自在
に係止されるバックル13が設けられている。前記シー
トクッション11の後端部には、幅方向に延在するリク
ライニング用の回転軸14が設けられており、該回転軸
14の両端には、左右支持プレート15,16が設けら
れている。
明の第1の実施の形態を図に従って説明する。図1は、
本実施の形態にかかるシートバック構造を備えたシート
1を示す図であり、該シート1は、車両に設けられてい
るこのシート1は、車体フロアに支持された座面を形成
するシートクッション11と、背凭れを形成するシート
バック12とからなり、前記シートクッション11の左
側部には、シートベルトに設けられたタングが着脱自在
に係止されるバックル13が設けられている。前記シー
トクッション11の後端部には、幅方向に延在するリク
ライニング用の回転軸14が設けられており、該回転軸
14の両端には、左右支持プレート15,16が設けら
れている。
【0017】前記シートバック12は、上部を形成する
上部シートバック21と、下部を形成する下部シートバ
ック22とにより構成されており、該下部シートバック
22は、内部に設けられた左右フレーム23,24が、
前記シートクッション11に設けられた前記回転軸14
の左右支持プレート15,16に支持されている。前記
左右フレーム23,24には、シートバック12表面側
の部位に、幅方向に延在するSバネ25,・・・が設け
られており、シートバック12裏面側の中間部には、左
右フレーム23,24を連結する左右連結フレーム26
が設けられている。
上部シートバック21と、下部を形成する下部シートバ
ック22とにより構成されており、該下部シートバック
22は、内部に設けられた左右フレーム23,24が、
前記シートクッション11に設けられた前記回転軸14
の左右支持プレート15,16に支持されている。前記
左右フレーム23,24には、シートバック12表面側
の部位に、幅方向に延在するSバネ25,・・・が設け
られており、シートバック12裏面側の中間部には、左
右フレーム23,24を連結する左右連結フレーム26
が設けられている。
【0018】該左右連結フレーム26の中央部には、図
2にも示すように、ウォーム31と、該ウォーム31に
噛合するウォームホイール32とが内蔵されてなるウォ
ームギヤ33が設けられており、前記ウォーム31の軸
部34は、前記左フレーム24を貫通して下部シートバ
ック22側方へ突出するとともに、その先端には操作ハ
ンドル35が設けられている。前記ウォームホイール3
2には、側面にネジ山が形成されてなる送りネジ36が
設けられており、該送りネジ36は、上方へ向けて延在
している。また、前記左右連結フレーム26の左右側部
には、上方へ向けて延出した円柱状の左右ガイド支柱3
7,38が固定されており、該左右ガイド支柱37,3
8には、幅方向に延在するスライダ39が上下移動自在
に設けられている。
2にも示すように、ウォーム31と、該ウォーム31に
噛合するウォームホイール32とが内蔵されてなるウォ
ームギヤ33が設けられており、前記ウォーム31の軸
部34は、前記左フレーム24を貫通して下部シートバ
ック22側方へ突出するとともに、その先端には操作ハ
ンドル35が設けられている。前記ウォームホイール3
2には、側面にネジ山が形成されてなる送りネジ36が
設けられており、該送りネジ36は、上方へ向けて延在
している。また、前記左右連結フレーム26の左右側部
には、上方へ向けて延出した円柱状の左右ガイド支柱3
7,38が固定されており、該左右ガイド支柱37,3
8には、幅方向に延在するスライダ39が上下移動自在
に設けられている。
【0019】該スライダ39には、前記送りネジ36に
螺合する送りナット部41が中央部に形成されており、
当該スライダ39は、前記送りネジ36の回転に伴い上
下方向へ移動されるように構成されている。これによ
り、前記下部シートバック22には、前記スライダ39
の送りナット部41、及び前記ウォームギヤ33より延
出した前記送りネジ36からなる昇降機構が形成されて
いる。そして、前記スライダ39の両端には、有底円形
の左右支持穴42(右支持穴のみ図示)を備えてなる左
右支持筒44,45が形成されている。
螺合する送りナット部41が中央部に形成されており、
当該スライダ39は、前記送りネジ36の回転に伴い上
下方向へ移動されるように構成されている。これによ
り、前記下部シートバック22には、前記スライダ39
の送りナット部41、及び前記ウォームギヤ33より延
出した前記送りネジ36からなる昇降機構が形成されて
いる。そして、前記スライダ39の両端には、有底円形
の左右支持穴42(右支持穴のみ図示)を備えてなる左
右支持筒44,45が形成されている。
【0020】前記左右フレーム23,24の上端部に
は、対向するフレームに向けて屈曲した屈曲部51,5
2が形成されており、両屈曲部51,52は、上面連設
板53により連設されている。前記両屈曲部51,52
には、左右挿入穴54,55が設けられており、両挿入
穴54,55は、前記スライダ39の両端に形成された
左右支持穴42に対向する部位に設けられている。
は、対向するフレームに向けて屈曲した屈曲部51,5
2が形成されており、両屈曲部51,52は、上面連設
板53により連設されている。前記両屈曲部51,52
には、左右挿入穴54,55が設けられており、両挿入
穴54,55は、前記スライダ39の両端に形成された
左右支持穴42に対向する部位に設けられている。
【0021】一方、前記上部シートバック21のフレー
ムは、ヘッドレストを形成するヘッドレスト部61と、
該ヘッドレスト部61の両側部より、斜め下方へ傾斜し
た後、当該上部シートバック21より下方へ延出した左
右延出バー62,63とを備えており、両延出バー6
2,63は、前記下部シートバック22の上端面に設け
られた前記左右挿入穴54,55へ抜き差し自在に挿入
されるとともに、前記スライダ39の両端に形成された
左右支持穴42に内嵌された状態で支持されるように構
成されている。前記左右延出バー62,63は、連結部
材64により連結されており、該連結部材64の両端部
と前記左右延出バー62,63との角部には、中央部に
て折曲されてなる左右鉤状部材65,66が設けられて
いる。これにより、前記上部シートバック21には、着
座者の肩部分を支持する左右肩支持部67,68が形成
されており、両肩支持部67,68の間には、当該上部
シートバック21の下端面が上方へ後退されてなる凹部
69が形成されている。
ムは、ヘッドレストを形成するヘッドレスト部61と、
該ヘッドレスト部61の両側部より、斜め下方へ傾斜し
た後、当該上部シートバック21より下方へ延出した左
右延出バー62,63とを備えており、両延出バー6
2,63は、前記下部シートバック22の上端面に設け
られた前記左右挿入穴54,55へ抜き差し自在に挿入
されるとともに、前記スライダ39の両端に形成された
左右支持穴42に内嵌された状態で支持されるように構
成されている。前記左右延出バー62,63は、連結部
材64により連結されており、該連結部材64の両端部
と前記左右延出バー62,63との角部には、中央部に
て折曲されてなる左右鉤状部材65,66が設けられて
いる。これにより、前記上部シートバック21には、着
座者の肩部分を支持する左右肩支持部67,68が形成
されており、両肩支持部67,68の間には、当該上部
シートバック21の下端面が上方へ後退されてなる凹部
69が形成されている。
【0022】以上の構成にかかる本実施の形態におい
て、シート1の下部シートバック22に設けられた操作
ハンドル35を回転操作することによって、前記下部シ
ートバック22内に設けられたスライダ39を昇降させ
ることができ、これにより、前記スライダ39の左右支
持穴42に支持された左右延出バー62,63及び上部
シートバック21を昇降させることができる。したがっ
て、着座者の肩部に合わせて上部シートバック21の高
さ位置を調整することができるので、座高の高い着座者
が着座した場合であっても、肩部を支持することができ
る。
て、シート1の下部シートバック22に設けられた操作
ハンドル35を回転操作することによって、前記下部シ
ートバック22内に設けられたスライダ39を昇降させ
ることができ、これにより、前記スライダ39の左右支
持穴42に支持された左右延出バー62,63及び上部
シートバック21を昇降させることができる。したがっ
て、着座者の肩部に合わせて上部シートバック21の高
さ位置を調整することができるので、座高の高い着座者
が着座した場合であっても、肩部を支持することができ
る。
【0023】また、上部シートバック21の下端面に
は、上方へ後退されてなる凹部69が形成されており、
上部シートバック21の下端面と下部シートバック22
の上端面とを面接させた状態において、両シートバック
21,22の間には、間隙が形成される。このため、一
方の手で前記操作ハンドル35を操作して前記上部シー
トバック21を上昇させる際に、前記間隙に他方の手を
挿入して前記上部シートバック21の上昇を補助するこ
とができる。これにより、上部シートバック21の上昇
作業が容易となる。
は、上方へ後退されてなる凹部69が形成されており、
上部シートバック21の下端面と下部シートバック22
の上端面とを面接させた状態において、両シートバック
21,22の間には、間隙が形成される。このため、一
方の手で前記操作ハンドル35を操作して前記上部シー
トバック21を上昇させる際に、前記間隙に他方の手を
挿入して前記上部シートバック21の上昇を補助するこ
とができる。これにより、上部シートバック21の上昇
作業が容易となる。
【0024】さらに、前記凹部69は、下部シートバッ
ク22の左右挿入穴54,55に挿入される左右延出バ
ー62,63の間に形成されているため、当該凹部69
により形成される間隙に手を挿入して前記上部シートバ
ック21を上昇させる際には、上部シートバック21の
左右への傾きを防止することができる。これにより、前
記左右延出バー62,63の抜き方向を、前記左右挿入
穴54,55に対して垂直に保つことができるので、前
記左右延出バー62,63と前記左右挿入穴54,55
との摺接抵抗を小さく押さえることができる。
ク22の左右挿入穴54,55に挿入される左右延出バ
ー62,63の間に形成されているため、当該凹部69
により形成される間隙に手を挿入して前記上部シートバ
ック21を上昇させる際には、上部シートバック21の
左右への傾きを防止することができる。これにより、前
記左右延出バー62,63の抜き方向を、前記左右挿入
穴54,55に対して垂直に保つことができるので、前
記左右延出バー62,63と前記左右挿入穴54,55
との摺接抵抗を小さく押さえることができる。
【0025】そして、前記上部シートバック21の前記
凹部69は、上部シートバック21の中央部に設けられ
ているので、当該凹部69の両脇に設けられた左右肩支
持部67,68の領域を十分に確保することができる。
凹部69は、上部シートバック21の中央部に設けられ
ているので、当該凹部69の両脇に設けられた左右肩支
持部67,68の領域を十分に確保することができる。
【0026】(第2の実施の形態)図3は、本発明の第
2の実施の形態にかかるシート101を示す図であり、
第1の実施の形態と異なる部分のみ説明する。
2の実施の形態にかかるシート101を示す図であり、
第1の実施の形態と異なる部分のみ説明する。
【0027】すなわち、下部シートバック22の左右フ
レーム23,24には、左右フレーム23,24を連結
する左右連結フレーム26が設けられており、該左右連
結フレーム26の中央部には、図2に示したように、ウ
ォーム31と、該ウォーム31に噛合するウォームホイ
ール32とが内蔵されてなる回転機構としてのウォーム
ギヤ33が設けられている。該ウォームギヤ33の前記
ウォーム31の軸部34には、フレキシブルケーブル1
11が接続されており、該フレキシブルケーブル111
は、右フレーム23の下部に設けられた駆動手段として
の駆動モータ112が接続されている。該駆動モータ1
12は、図外の制御装置に接続されており、該制御装置
に接続されるとともに、シートクッション11の右側部
に設けられたシーソースイッチ113(又はスライドス
イッチ)の操作に基づき、正逆転するように構成されて
いる。
レーム23,24には、左右フレーム23,24を連結
する左右連結フレーム26が設けられており、該左右連
結フレーム26の中央部には、図2に示したように、ウ
ォーム31と、該ウォーム31に噛合するウォームホイ
ール32とが内蔵されてなる回転機構としてのウォーム
ギヤ33が設けられている。該ウォームギヤ33の前記
ウォーム31の軸部34には、フレキシブルケーブル1
11が接続されており、該フレキシブルケーブル111
は、右フレーム23の下部に設けられた駆動手段として
の駆動モータ112が接続されている。該駆動モータ1
12は、図外の制御装置に接続されており、該制御装置
に接続されるとともに、シートクッション11の右側部
に設けられたシーソースイッチ113(又はスライドス
イッチ)の操作に基づき、正逆転するように構成されて
いる。
【0028】前記ウォームホイール32には、側面にネ
ジ山が形成されてなる送りネジ36が設けられており、
該送りネジ36は、上方へ向けて延在している。該送り
ネジ36には、当該送りネジ36に螺合する送りナット
部121が中央部に設けられたスライダ122が、上下
移動自在に設けられており、該スライダ122は、前記
送りネジ36の回転に伴い上下方向へ移動されるように
構成されている。
ジ山が形成されてなる送りネジ36が設けられており、
該送りネジ36は、上方へ向けて延在している。該送り
ネジ36には、当該送りネジ36に螺合する送りナット
部121が中央部に設けられたスライダ122が、上下
移動自在に設けられており、該スライダ122は、前記
送りネジ36の回転に伴い上下方向へ移動されるように
構成されている。
【0029】前記送りナット部121が形成された前記
スライダ122の中央部には、上方へ向けて湾曲した湾
曲部131が形成されており、下方へ移動した際に前記
ウォームギヤ33の上端部との干渉が回避できるように
構成されている。
スライダ122の中央部には、上方へ向けて湾曲した湾
曲部131が形成されており、下方へ移動した際に前記
ウォームギヤ33の上端部との干渉が回避できるように
構成されている。
【0030】また、前記下部シートバック22の上端面
には、上部シートバック21の下端面に形成された凹部
69に適合して上方へ突出する凸部141が形成されて
おり、前記左右フレーム23,24に架橋した上面連設
板53の中央部も、前記凸部141に沿って上方へ屈曲
されている。これにより、前記凸部141内には、前記
スライダ122の前記湾曲部131が浸入可能な空間が
確保されている。そして、前記スライダ122の両端に
は、第1の実施の形態と同様に、有底円形の左右支持穴
42(右支持穴のみ図示)を備えてなる支持部としての
左右支持筒44,45が設けられている。
には、上部シートバック21の下端面に形成された凹部
69に適合して上方へ突出する凸部141が形成されて
おり、前記左右フレーム23,24に架橋した上面連設
板53の中央部も、前記凸部141に沿って上方へ屈曲
されている。これにより、前記凸部141内には、前記
スライダ122の前記湾曲部131が浸入可能な空間が
確保されている。そして、前記スライダ122の両端に
は、第1の実施の形態と同様に、有底円形の左右支持穴
42(右支持穴のみ図示)を備えてなる支持部としての
左右支持筒44,45が設けられている。
【0031】以上の構成にかかる本実施の形態におい
て、シートクッション11の右側部に設けられたシーソ
ースイッチ113を操作することにより、駆動モータ1
12によりウォームギヤ33が駆動され、送りネジ36
が回転されるとともに、該送りネジ36が螺合する送り
ナット部121を有したスライダ122が、前記送りネ
ジ36の回転方向に応じて昇降され、これにより、前記
スライダ122の左右支持筒44,45に支持された左
右延出バー62,63、及び上部シートバック21を昇
降させることができる。したがって、着座者の肩部に合
わせた上部シートバック21の高さ調整を行えるので、
第1の実施の形態と同様に、座高の高い着座者が着座し
た場合であっても、肩部を支持することができる。
て、シートクッション11の右側部に設けられたシーソ
ースイッチ113を操作することにより、駆動モータ1
12によりウォームギヤ33が駆動され、送りネジ36
が回転されるとともに、該送りネジ36が螺合する送り
ナット部121を有したスライダ122が、前記送りネ
ジ36の回転方向に応じて昇降され、これにより、前記
スライダ122の左右支持筒44,45に支持された左
右延出バー62,63、及び上部シートバック21を昇
降させることができる。したがって、着座者の肩部に合
わせた上部シートバック21の高さ調整を行えるので、
第1の実施の形態と同様に、座高の高い着座者が着座し
た場合であっても、肩部を支持することができる。
【0032】そして、前記上部シートバック21の下端
面には凹部69が、また前記下部シートバック22の上
端面には上方へ突出する凸部141が形成されるととも
に、前記送りナット部121が形成された前記スライダ
122の中央部は上方へ湾曲形成されている。このた
め、前記スライダ122を前記送りネジ36に沿って下
方へ移動した際には、前記ウォームギヤ33の上端部と
の干渉を回避することができる一方、上方へ移動した際
には、上方へ突出した前記凸部141内まで移動させる
ことができる。また、前記上部シートバック21の前記
凹部69は、上部シートバック21の中央部に設けられ
ているので、第1の実施の形態と同様に、当該凹部69
の両脇に設けられた左右肩支持部67,68の領域を十
分に確保することができる。
面には凹部69が、また前記下部シートバック22の上
端面には上方へ突出する凸部141が形成されるととも
に、前記送りナット部121が形成された前記スライダ
122の中央部は上方へ湾曲形成されている。このた
め、前記スライダ122を前記送りネジ36に沿って下
方へ移動した際には、前記ウォームギヤ33の上端部と
の干渉を回避することができる一方、上方へ移動した際
には、上方へ突出した前記凸部141内まで移動させる
ことができる。また、前記上部シートバック21の前記
凹部69は、上部シートバック21の中央部に設けられ
ているので、第1の実施の形態と同様に、当該凹部69
の両脇に設けられた左右肩支持部67,68の領域を十
分に確保することができる。
【0033】したがって、上部シートバック21におけ
る左右肩支持部67,68の面積を減少させることな
く、下部シートバック22内における前記スライダ12
2の移動量、すなわち、上部シートバック21の移動量
を増加させることができ、着座者の座高の違いをより広
範囲に吸収することができる。
る左右肩支持部67,68の面積を減少させることな
く、下部シートバック22内における前記スライダ12
2の移動量、すなわち、上部シートバック21の移動量
を増加させることができ、着座者の座高の違いをより広
範囲に吸収することができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1の
シートバック構造にあっては、下部シートバックに設け
られた操作ハンドルを回転操作することによって、前記
下部シートバック内に設けられたスライダを昇降機構に
より昇降させることができ、これにより、前記スライダ
に支持された左右延出バー及び上部シートバックを昇降
させることができる。したがって、着座者の肩部に合わ
せた上部シートバックの高さ調整を行えるので、座高の
高い着座者が着座した場合であっても、肩部を支持する
ことができる。
シートバック構造にあっては、下部シートバックに設け
られた操作ハンドルを回転操作することによって、前記
下部シートバック内に設けられたスライダを昇降機構に
より昇降させることができ、これにより、前記スライダ
に支持された左右延出バー及び上部シートバックを昇降
させることができる。したがって、着座者の肩部に合わ
せた上部シートバックの高さ調整を行えるので、座高の
高い着座者が着座した場合であっても、肩部を支持する
ことができる。
【0035】また、上部シートバックの下端面には、上
方へ後退されてなる凹部が形成されており、上部シート
バックと下部シートバックとの間には、間隙が形成され
るため、一方の手で前記操作ハンドルを操作して前記上
部シートバックを上昇させる際に、前記間隙に他方の手
を挿入して前記上部シートバックの上昇を補助すること
ができる。これにより、上部シートバックの上昇作業が
容易となる。
方へ後退されてなる凹部が形成されており、上部シート
バックと下部シートバックとの間には、間隙が形成され
るため、一方の手で前記操作ハンドルを操作して前記上
部シートバックを上昇させる際に、前記間隙に他方の手
を挿入して前記上部シートバックの上昇を補助すること
ができる。これにより、上部シートバックの上昇作業が
容易となる。
【0036】さらに、前記凹部は、下部シートバックの
左右挿入穴に挿入される左右延出バーの間に形成されて
いるため、当該凹部により形成される間隙に手を挿入し
て前記上部シートバックの上昇を補助する際には、上部
シートバックの左右への傾きを防止することができる。
これにより、前記左右延出バーの抜き方向を、前記左右
挿入穴に対して垂直に保つことができるので、前記左右
延出バーと前記左右挿入穴との摺接抵抗を小さく押さえ
ることができる。そして、前記上部シートバックの凹部
は、前記左右延出バーの間、つまり、上部シートバック
の中央部に設けられているので、当該凹部の両脇に、肩
部を支持する肩支持領域を確保することができる。
左右挿入穴に挿入される左右延出バーの間に形成されて
いるため、当該凹部により形成される間隙に手を挿入し
て前記上部シートバックの上昇を補助する際には、上部
シートバックの左右への傾きを防止することができる。
これにより、前記左右延出バーの抜き方向を、前記左右
挿入穴に対して垂直に保つことができるので、前記左右
延出バーと前記左右挿入穴との摺接抵抗を小さく押さえ
ることができる。そして、前記上部シートバックの凹部
は、前記左右延出バーの間、つまり、上部シートバック
の中央部に設けられているので、当該凹部の両脇に、肩
部を支持する肩支持領域を確保することができる。
【0037】一方、請求項2のシートバック構造におい
ては、スイッチを操作することにより、駆動手段により
回転機構が駆動され、送りネジが回転されるとともに、
該送りネジが螺合する送りナット部を有したスライダ
が、前記送りネジの回転方向に応じて昇降され、これに
より、前記スライダに支持された左右延出バー、及び上
部シートバックを昇降させることができる。したがっ
て、着座者の肩部に合わせた上部シートバックの高さ調
整を行えるので、請求項1の場合と同様に、座高の高い
着座者が着座した場合であっても、肩部を支持すること
ができる。
ては、スイッチを操作することにより、駆動手段により
回転機構が駆動され、送りネジが回転されるとともに、
該送りネジが螺合する送りナット部を有したスライダ
が、前記送りネジの回転方向に応じて昇降され、これに
より、前記スライダに支持された左右延出バー、及び上
部シートバックを昇降させることができる。したがっ
て、着座者の肩部に合わせた上部シートバックの高さ調
整を行えるので、請求項1の場合と同様に、座高の高い
着座者が着座した場合であっても、肩部を支持すること
ができる。
【0038】そして、前記上部シートバックの下端面に
は凹部が、また前記下部シートバックの上端面には上方
へ突出する凸部が形成されるとともに、前記送りナット
部が形成された前記スライダの中央部は上方へ湾曲され
ており、前記スライダを前記送りネジに沿って下方へ移
動した際には、前記回転機構との干渉を回避することが
できる一方、上方へ移動した際には、上方へ突出した凸
部内まで移動させることができる。また、前記上部シー
トバックの凹部は、前記左右延出バーの間、つまり、上
部シートバックの中央部に設けられているので、当該凹
部の両脇に、肩部を支持する肩支持領域を確保すること
ができる。したがって、上部シートバックにおける肩支
持領域の減少を招くことなく、下部シートバック内にお
ける前記スライダの移動量、すなわち、上部シートバッ
クの移動量を増加させることができ、着座者の座高の違
いをより広範囲に吸収することができる。
は凹部が、また前記下部シートバックの上端面には上方
へ突出する凸部が形成されるとともに、前記送りナット
部が形成された前記スライダの中央部は上方へ湾曲され
ており、前記スライダを前記送りネジに沿って下方へ移
動した際には、前記回転機構との干渉を回避することが
できる一方、上方へ移動した際には、上方へ突出した凸
部内まで移動させることができる。また、前記上部シー
トバックの凹部は、前記左右延出バーの間、つまり、上
部シートバックの中央部に設けられているので、当該凹
部の両脇に、肩部を支持する肩支持領域を確保すること
ができる。したがって、上部シートバックにおける肩支
持領域の減少を招くことなく、下部シートバック内にお
ける前記スライダの移動量、すなわち、上部シートバッ
クの移動量を増加させることができ、着座者の座高の違
いをより広範囲に吸収することができる。
【0039】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す透視図であ
る。
る。
【図2】同実施の形態におけるウォームギヤの内部を示
す透視図である。
す透視図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す透視図であ
る。
る。
【図4】従来のシートを示す斜視図である。
1 シート 12 シートバック 21 上部シートバック 22 下部シートバック 33 ウォームギヤ(回転機構) 35 操作ハンドル 36 送りネジ 39 スライダ 44 右支持筒 45 左支持筒 54 右挿入穴 55 左挿入穴 62 右延出バー 63 左延出バー 69 凹部 101 シート 112 駆動モータ(駆動手段) 113 シーソースイッチ 121 送りナット部 122 スライダ 131 湾曲部 141 凸部
Claims (2)
- 【請求項1】 背凭れを形成するシートバックが、上部
を形成する上部シートバックと下部を形成する下部シー
トバックとにより構成され、前記上部シートバックより
下方へ延出した一対の左右延出バーが、前記下部シート
バックの上端面に設けられた左右挿入穴に挿入され、前
記上部シートバックと前記下部シートバックとを着脱自
在に分割できるシートバック構造において、 前記下部シートバック内に挿入された前記左右延出バー
を支持し、前記下部シートバック内に上下移動自在に設
けられたスライダと、前記下部シートバックに設けられ
た操作ハンドルの回転操作に応じて前記スライダを昇降
させる昇降機構とを備えるとともに、前記上部シートバ
ックの下端面が上方へ後退されてなる凹部を前記左右延
出バーの間に形成したことを特徴とするシートバック構
造。 - 【請求項2】 背凭れを形成するシートバックが、上部
を形成する上部シートバックと下部を形成する下部シー
トバックとにより構成され、前記上部シートバックより
下方へ延出した一対の左右延出バーが、前記下部シート
バックの上端面に設けられた左右挿入穴に挿入され、前
記上部シートバックと前記下部シートバックとを着脱自
在に分割できるシートバック構造において、 前記下部シートバック内に挿入された前記左右延出バー
を支持する支持部が左右端部に設けられ、前記下部シー
トバック内に上下移動自在に設けられたスライダと、該
スライダの中央部に形成された送りナット部に螺合する
上下に延在した送りネジと、該送りネジの下端部に設け
られ、該送りネジを回転させる回転機構と、スイッチ操
作に応じて前記回転機構を駆動する駆動手段とを備え、 前記上部シートバックの下端面が上方へ後退してなる凹
部を前記左右延出バーの間に形成する一方、前記下部シ
ートバックの上端面に、前記凹部に適合して上方へ突出
する凸部を形成するとともに、前記送りナット部が形成
された前記スライダの中央部を上方へ湾曲させたことを
特徴とするシートバック構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10215298A JPH11276295A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | シートバック構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10215298A JPH11276295A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | シートバック構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11276295A true JPH11276295A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=14319772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10215298A Pending JPH11276295A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | シートバック構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11276295A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008087740A (ja) * | 2006-10-05 | 2008-04-17 | Toyota Motor Corp | 車両用シート装置 |
JP2008253609A (ja) * | 2007-04-06 | 2008-10-23 | Toyota Boshoku Corp | 車両用シート |
KR101296028B1 (ko) * | 2011-12-22 | 2013-08-12 | 현대다이모스(주) | 헤드레스트 연동형 백 익스텐션 유닛 |
KR101295931B1 (ko) * | 2011-12-22 | 2013-08-14 | 현대다이모스(주) | 헤드레스트 연동형 백 익스텐션 유닛 |
KR101470216B1 (ko) * | 2013-10-17 | 2014-12-08 | 현대다이모스(주) | 차량용 리어시트의 숄더 어저스터 |
WO2020260644A1 (de) * | 2019-06-27 | 2020-12-30 | Recaro Aircraft Seating Gmbh & Co. Kg | Flugzeugkabinenvorrichtung |
CN114013350A (zh) * | 2021-11-16 | 2022-02-08 | 恺博(常熟)座椅机械部件有限公司 | 一种座椅调节机构 |
-
1998
- 1998-03-30 JP JP10215298A patent/JPH11276295A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008087740A (ja) * | 2006-10-05 | 2008-04-17 | Toyota Motor Corp | 車両用シート装置 |
JP2008253609A (ja) * | 2007-04-06 | 2008-10-23 | Toyota Boshoku Corp | 車両用シート |
KR101296028B1 (ko) * | 2011-12-22 | 2013-08-12 | 현대다이모스(주) | 헤드레스트 연동형 백 익스텐션 유닛 |
KR101295931B1 (ko) * | 2011-12-22 | 2013-08-14 | 현대다이모스(주) | 헤드레스트 연동형 백 익스텐션 유닛 |
KR101470216B1 (ko) * | 2013-10-17 | 2014-12-08 | 현대다이모스(주) | 차량용 리어시트의 숄더 어저스터 |
WO2020260644A1 (de) * | 2019-06-27 | 2020-12-30 | Recaro Aircraft Seating Gmbh & Co. Kg | Flugzeugkabinenvorrichtung |
CN114013350A (zh) * | 2021-11-16 | 2022-02-08 | 恺博(常熟)座椅机械部件有限公司 | 一种座椅调节机构 |
CN114013350B (zh) * | 2021-11-16 | 2023-02-28 | 恺博(常熟)座椅机械部件有限公司 | 一种座椅调节机构 |
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