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JPH11274505A - 薄膜トランジスタ構造およびその製造方法 - Google Patents

薄膜トランジスタ構造およびその製造方法

Info

Publication number
JPH11274505A
JPH11274505A JP7447298A JP7447298A JPH11274505A JP H11274505 A JPH11274505 A JP H11274505A JP 7447298 A JP7447298 A JP 7447298A JP 7447298 A JP7447298 A JP 7447298A JP H11274505 A JPH11274505 A JP H11274505A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amorphous silicon
film
silicon film
thin film
film transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7447298A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazue Takechi
和重 竹知
Naoto Hirano
直人 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP7447298A priority Critical patent/JPH11274505A/ja
Publication of JPH11274505A publication Critical patent/JPH11274505A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Thin Film Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大容量・高精細液晶ディスプレイの低価格化
を実現することのできる逆スタガード型薄膜トランジス
タの製造工程が高スループット化され、高性能化された
薄膜トランジスタ構造およびその製造方法の提供。 【解決手段】 抵抗率が1〜50Ωcmで且つ膜厚が2
〜10nmの、従来よりも低抵抗率且つ薄膜のn型化し
たアモルファスシリコン膜であって、しかもアイランド
状アモルファスシリコンの上面と側面の両方で接触して
いる構造を有する薄膜トランジスタ構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄膜トランジスタ
構造およびその製造方法に関し、特にアクティブマトリ
ックス型液晶ディスプレイに使用される薄膜トランジス
タ構造およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶フラットパネルディスプレイ
の各画素の駆動用デバイスとして用いられる薄膜トラン
ジスタの研究開発が盛んに行われている。ノート型パソ
コンの普及に伴い液晶ディスプレイの需要が急増し、さ
らに大型のモニターとしての需要も相まって、その生産
性の向上・高性能化が要求されている。液晶ディスプレ
イ製造の生産性を律速しているのは薄膜トランジスタ基
板製造工程であり、また液晶ディスプレイの性能(精細
度等)を決定する重要な要素の一つが薄膜トランジスタ
の素子性能である。したがって、高性能薄膜トランジス
タをいかに生産性よく製造するかが今後の重要課題とな
る。
【0003】現在一般に広く用いられている逆スタガー
ド型薄膜トランジスタの断面図を図6に示す。初めに、
透明絶縁性基板10上にゲート電極用金属を形成し、所
望の形状にパターニングすることによりゲート電極11
を形成する。この上にゲート絶縁膜である窒化シリコン
膜12を300〜500nm、アモルファスシリコン膜
13を200〜400nm、ソース・ドレイン領域のオ
ーミックコンタクトを形成するためのn型化したアモル
ファスシリコン膜14を30〜60nm順次形成し、n
型化したアモルファスシリコン膜14およびアモルファ
スシリコン膜13を所望のアイランド形状にパターニン
グする。
【0004】引き続き、ソース・ドレイン電極用金属を
形成し所望の形状にパターニングすることによりソース
・ドレイン電極15を形成する。最後に、このソース・ド
レイン電極15をマスクとして、チャネル上の不要なn
型化したアモルファスシリコン膜14を、マージンを見
込んでアモルファスシリコン膜13の一部を含めてエッ
チング除去することにより、図6に示す薄膜トランジス
タが完成する。
【0005】このような薄膜トランジスタにおいて、良
好なオーミックコンタクト特性を確保するために、抵抗
率100〜200Ωcm程度、膜厚30nm以上のn型
化したアモルファスシリコン膜(例えば、J.Appl.Phys.,
Vol.65,No.10,15 May 1989,3951-3957、またはAppl.Phy
s.Lett.53(20),14 November 1988,1943-1945、またはAM
-LCD'97 Digest of Technical Papers,223-226等参照)
が用いられている。
【0006】また、特開平1-120070、および同
4-366923の各号公報には、それぞれ、薄膜トラ
ンジスタの製造方法、ならびに薄膜トランジスタアレイ
の製造方法に関し記載されているが、いずれも本発明の
開示する、抵抗率が1ないし50Ωcmの範囲であり且
つその膜厚が2ないし10nmの範囲である、特定のn
型化したアモルファスシリコン膜を有する薄膜トランジ
スタ構造およびその製造方法に関しては、なんら示され
ていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】高性能液晶ディスプレ
イの低価格化実現に向けて、上述のように薄膜トランジ
スタ製造工程の高スループット化・薄膜トランジスタの
高性能化が強く望まれている。特に、前記の逆スタガー
ド型薄膜トランジスタは、比較的少ないフォトリソグラ
フィー工程で製造可能であり、またフィードスルー電圧
が小さい等の利点を有していること等から、現在、液晶
ディスプレイにおいて最も利用されている素子構造であ
り、その製造工程の高スループット化、素子の高性能化
が高性能液晶ディスプレイの低価格化に及ぼす影響は大
きい。
【0008】しかしながら、この逆スタガード型薄膜ト
ランジスタにおいては、その製造工程中に、チャネル上
の不要なn型化したアモルファスシリコン膜をエッチン
グ除去する必要があり、その場合、n型化したアモルフ
ァスシリコン膜をその下に存在するアモルファスシリコ
ン膜に対して高い選択比で選択的にエッチングすること
が困難なため、マージンを見込んで、下層のアモルファ
スシリコン膜の一部も含めてエッチングする方法が行な
われていた。したがって、アモルファスシリコン膜を必
要以上に厚く成膜しなければならず、これがスループッ
トの低下・アモルファスシリコン膜厚方向の寄生抵抗に
よるオン特性の低下等の問題の原因となっていた。
【0009】本発明は上記に鑑みなされたものであっ
て、従来なんら検討が行われていなかった、n型化した
アモルファスシリコンの抵抗率・膜厚とオーミックコン
タクト特性との相関に関し初めて着目し、上記課題を解
決するため低抵抗率で膜厚の薄いn型化したアモルファ
スシリコン膜を用い、薄膜トランジスタ構造およびその
製造方法を開示する本発明に到った。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題・目的は、以
下に示す本発明によって解決・達成される。すなわち、
本発明は、少なくとも透明絶縁性基板上に、ゲート電
極、ゲート絶縁膜、該ゲート絶縁膜上にアイランド状に
形成されたアモルファスシリコン膜、該記アイランド状
アモルファスシリコン膜に接するように形成された、n
型化したアモルファスシリコン膜を介してソース・ドレ
イン電極が形成されてなる逆スタガード型薄膜トランジ
スタにおいて、前記n型化したアモルファスシリコン膜
の抵抗率が1ないし50Ωcmの範囲であり、且つその
膜厚が2ないし10nmの範囲であることを特徴とする
薄膜トランジスタ構造を開示するものである。
【0011】また本発明は、前記薄膜トランジスタにお
いて、前記アイランド状アモルファスシリコン膜が、前
記ゲート電極の内側のみに形成され、且つ、前記n型化
したアモルファスシリコン膜が、前記アイランド状アモ
ルファスシリコン膜の上面と側面に接するように形成さ
れていることを特徴とする薄膜トランジスタ構造、およ
びこれらの薄膜トランジスタの製造方法を開示するもの
である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施態様に関し具
体的に詳細説明する。本発明の第一の薄膜トランジスタ
は、図1に示すように、ガラス基板等の透明絶縁性基板
10上に、ゲート電極11、窒化シリコン膜等のゲート
絶縁膜12、前記ゲート絶縁膜上にアイランド状に形成
されたアモルファスシリコン膜13、前記アイランド状
アモルファスシリコン膜に接するように形成されたn型
化したアモルファスシリコン膜14を介してソース・ド
レイン電極15が形成されている逆スタガード型薄膜ト
ランジスタにおいて、前記n型化したアモルファスシリ
コン膜14の抵抗率が1Ωcm以上50Ωcm以下であ
り、且つその膜厚が2nm以上10nm以下であること
を特徴とする薄膜トランジスタ構造である。
【0013】これまで、ソース・ドレイン電極用金属と
n型化したアモルファスシリコン膜とのショットキー接
合においては、10〜20nm程度の空乏層がn型化し
たアモルファスシリコン側に拡がるので、良好なオーミ
ックコンタクト特性を得るためには、n型化したアモル
ファスシリコンの膜厚として、少なくとも30nm以上
は必要であると考えられていた。しかしながら、本発明
ではn型化したアモルファスシリコン膜の抵抗率を50
Ωcm以下にすることにより、10nm以下の非常に薄
い膜厚の場合でも良好なオーミックコンタクト特性が得
られることを見出した。
【0014】これはn型化したアモルファスシリコン膜
中のドナー密度が増加し、空乏層幅が従来よりも狭くな
ったことに起因している。このような非常に薄いn型化
したアモルファスシリコン膜を用いた場合、例えば後述
するように、プラズマ処理等を用いてその膜全体を容易
に絶縁膜化することができるため、従来のエッチング除
去プロセスが不要になる。
【0015】またn型化したアモルファスシリコン膜
は、レジスト剥離液等の弱アルカリ液にゆっくり溶解す
る性質を有しているので、ソース・ドレイン電極パター
ニング時のフォトリソグラフィー工程において、ソース
・ドレイン電極用金属エッチング後のレジスト剥離過程
で、基板を剥離液にやや長めに浸すことにより、レジス
トとn型化したアモルファスシリコン膜とを同時に除去
することも可能である。あるいは、このように薄いチャ
ネル上のn型化したアモルファスシリコン膜は、上述の
フォトリソグラフィー工程である程度自然酸化されるの
で、フッ酸を含む溶液でエッチング除去してしまうこと
も可能である。
【0016】また、従来のようにドライエッチング等で
除去することも可能であり、この場合も非常に短いプロ
セス時間で処理を完了することができる。これらは、い
ずれもn型化したアモルファスシリコン膜の膜厚が非常
に薄いが故に可能となるメリットである。これにより、
従来のようにアモルファスシリコン膜がオーバーエッチ
ングされることもないためアモルファスシリコンを必要
以上に厚く成膜する必要がなく、プロセスの高スループ
ット化をもたらす。
【0017】本発明の第二の薄膜トランジスタは、図2
に示すように、本発明の第一の薄膜トランジスタにおい
て、前記アイランド状アモルファスシリコン膜が前記ゲ
ート電極の内側のみに形成され、且つ抵抗率1Ωcm以
上50Ωcm以下、膜厚2nm以上10nm以下のn型
化したアモルファスシリコン膜が、前記アイランド状ア
モルファスシリコン膜の上面と側面に接するように形成
されていることを特徴とする薄膜トランジスタ構造であ
る。
【0018】本構造では、薄膜トランジスタがオン状態
のときに、アイランド状アモルファスシリコン膜13の
側壁に接する非常に低抵抗率なn型化したアモルファス
シリコン膜14を介して、ゲート絶縁膜12とアイラン
ド状アモルファスシリコン膜13との界面に形成される
チャネル領域とソース・ドレイン電極15とが接続され
る。したがって、上述したアモルファスシリコン膜厚方
向の寄生抵抗によるオン特性の低下の問題がなく、薄膜
トランジスタの高性能化が可能となる。この第二の構造
においても第一の構造の場合と同様に、n型化したアモ
ルファスシリコン膜14の膜厚が非常に薄いが故に可能
となるメリットが期待できる。
【0019】続いて、上述の本発明第二の薄膜トランジ
スタの第一の製造方法について図3(a)〜(e)に基づい
て説明する。初めに、透明絶縁性基板10上にゲート電
極11をパターニングし、その後窒化シリコン膜等のゲ
ート絶縁膜12、アモルファスシリコン膜13を順次形
成(図3(a)参照)する。その後、前記アモルファスシリ
コン膜13を前記ゲート電極11の内側のみに残るよう
にパターニング(図3(b)参照)する。
【0020】引き続き、抵抗率1Ωcm以上50Ωcm
以下且つ膜厚2nm以上10nm以下のn型化したアモ
ルファスシリコン膜14、ソース・ドレイン電極15用
金属膜を順次形成(図3(c)参照)する。さらに、前記金
属膜を所望のソース・ドレイン電極15の形状にパター
ニング(図3(d)参照)する。
【0021】最後に、前記n型化したアモルファスシリ
コン膜14を、前記ソース・ドレイン電極15をマスク
にしてエッチング除去することにより薄膜トランジスタ
が完成(図3(e)参照)する。
【0022】さらに、上述の本発明第二の薄膜トランジ
スタの第二の製造方法について図4(a)〜(e)に基づい
て説明する。初めに、透明絶縁性基板10上にゲート電
極11をパターニングし、その後窒化シリコン膜等のゲ
ート絶縁膜12、アモルファスシリコン膜13を順次形
成(図4(a)参照)する。その後、前記アモルファスシリ
コン膜13を前記ゲート電極11の内側のみに残るよう
にパターニング(図4(b)参照)する。
【0023】引き続き、抵抗率1Ωcm以上50Ωcm
以下且つ膜厚2nm以上10nm以下のn型化したアモ
ルファスシリコン膜14、ソース・ドレイン電極15用
金属膜を順次形成する(図4(c)参照)する。さらに、前
記金属膜を所望のソース・ドレイン電極15の形状にパ
ターニング(図4(d)参照)する。
【0024】最後に、前記ソース・ドレイン電極15の
形成された基板を酸素および/または窒素のイオンまた
はラジカルを含むプラズマ16中に曝し、最表面に露出
している前記n型化したアモルファスシリコン膜を透明
絶縁膜17に改質(図4(e)参照)することにより薄膜ト
ランジスタが完成する。
【0025】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明する
が、本発明はこれらのみに限定されるものではない。 [実施例1]図1に基づいて本発明の第一の実施例とし
て逆スタガード型薄膜トランジスタの製造方法を説明す
る。
【0026】まず透明絶縁性基板であるガラス基板10
上にゲート電極用金属としてクロミウムをスパッタ法に
より100nm成膜し、ウェットエッチング法により所
望のゲート電極11形状にパターニングする。その後プ
ラズマCVD法を用いて、シラン、アンモニア、窒素お
よび水素の混合ガスを原料としてゲート絶縁膜12であ
る窒化シリコン膜を400nm、シランおよび水素の混
合ガスを原料として活性層であるアモルファスシリコン
膜13を150nm、またシラン、水素ベース0.5%
フォスフィン、および水素の混合ガスを原料としてn型
化したアモルファスシリコン膜14を5nm形成した。
【0027】リンPのドーピング効率を向上させるため
に、シランガスの流量に対して水素ベース0.5%フォ
スフィンガスの流量比をその6倍とかなり高く設定し
た。この条件を用いて形成したn型化したアモルファス
シリコン膜の抵抗率を測定したところ50Ωcmであっ
た。またこの膜をRHEEDで分析したところ、結晶相
は観察されずアモルファス膜であった。水素ベース0.
5%フォスフィンガスの代わりにアルゴンベース0.5
%フォスフィンガスを用いた場合にも同様な結果が得ら
れた。
【0028】成膜温度は、窒化シリコン膜とアモルファ
スシリコン膜が300℃、n型化したアモルファスシリ
コン膜が280℃である。続いて、n型化したアモルフ
ァスシリコン膜とアモルファスシリコン膜を、ドライエ
ッチング法を用いて所望のアイランド形状にパターニン
グする。さらに、ソース・ドレイン電極用金属としてク
ロミウムを基板温度150℃でスパッタ法により100
nm成膜し、ウェットエッチング法により所望のソース
・ドレイン電極15形状にパターニングする。
【0029】最後に、チャネル上の不要なn型化したア
モルファスシリコン膜をエッチング除去して、図1に示
すような薄膜トランジスタが完成する。この最後のエッ
チング除去プロセスに関しては、上述のようにn型化し
たアモルファスシリコン膜は、レジスト剥離液等の弱ア
ルカリ液にゆっくり溶解する性質を有しているので、ソ
ース・ドレイン電極パターニング時のフォトリソグラフ
ィー工程において、ソース・ドレイン電極用金属エッチ
ング後のレジスト剥離過程で、剥離液を50℃程度に加
熱し、基板をこの加熱した剥離液にやや長めに浸すこと
により、レジストと非常に薄いn型化したアモルファス
シリコン膜とを同時に除去した。
【0030】このようにして作成した薄膜トランジスタ
の電気特性に関しては、ゲート電圧+15V時と-15V
時のドレイン電流オン・オフ比が6桁以上であり、また
出力特性における線形性も良好でオーミックコンタクト
が確保されていることが確認された。電界効果移動度、
しきい値電圧は、それぞれ0.6cm2-1-1、2.5
Vであり、液晶ディスプレイに十分適用できる特性であ
った。
【0031】本実施例では、n型化したアモルファスシ
リコン膜とアモルファスシリコン膜を、ドライエッチン
グ法を用いて所望のアイランド形状にパターニングした
後、ソース・ドレイン電極を形成したが、これとは逆
に、プラズマCVD成膜に引き続いてソース・ドレイン
電極を形成し、その後、n型化したアモルファスシリコ
ン膜とアモルファスシリコン膜をドライエッチング法を
用いて所望のアイランド形状にパターニングしてもよ
い。
【0032】本実施例において、n型化したアモルファ
スシリコン膜の成膜条件を変化させて、抵抗率の異なる
n型化したアモルファスシリコン膜を用いて薄膜トラン
ジスタを作成し、n型化したアモルファスシリコン膜の
抵抗率・膜厚と薄膜トランジスタの電界効果移動度との
相関について検討を行った。その結果を図5に示す。こ
こで、n型化したアモルファスシリコン膜の抵抗率は、
成膜時のシランガスに対するフォスフィンガスの流量比
を小さくすることにより高くなった。この試験結果か
ら、n型化したアモルファスシリコン膜の抵抗率が50
Ωcm以下の場合には、その膜厚を2nmまで薄膜化し
ても0.5cm2-1-1以上の実用的な電界効果移動度
が得られることがわかる。
【0033】[比較例1]一方、n型化したアモルファ
スシリコン膜の抵抗率を100〜200Ωcmの範囲と
した以外は、実施例1と同様にしてn型化したアモルフ
ァスシリコン膜を用いて同様に薄膜トランジスタを作成
し、同様に電界効果移動度との相関について検討した。
その結果を図5に示す。従来用いられている100〜2
00Ωcmの抵抗率を有するn型化したアモルファスシ
リコン膜の場合には、30nm以下の膜厚で電界効果移
動度が著しく低下している。このようなn型化したアモ
ルファスシリコン膜の抵抗率・膜厚(特に10nm以下の
薄い場合)と薄膜トランジスタの電界効果移動度との相
関については今回初めて詳細な試験が行われ、本発明の
効果が明確に確認された。
【0034】[実施例2]図3(a)〜(e)に基づいて本
発明の第二の実施例として逆スタガード型薄膜トランジ
スタの製造方法を説明する。
【0035】まず、透明絶縁性基板であるガラス基板1
0上にゲート電極11用金属としてクロミウムをスパッ
タ法により100nm成膜し、ウェットエッチング法に
より所望のゲート電極11形状にパターニングする。そ
の後、プラズマCVD法を用いて、シラン、アンモニ
ア、窒素および水素の混合ガスを原料としてゲート絶縁
膜12である窒化シリコン膜を400nm、またシラン
および水素の混合ガスを原料として活性層であるアモル
ファスシリコン膜13を150nm形成(図3(a)参照)
した。成膜温度は、窒化シリコン膜、アモルファスシリ
コン膜ともに300℃である。
【0036】続いてアモルファスシリコン膜をゲート電
極11の内側のみに残るようにドライエッチング法を用
いて所望のアイランド形状にパターニング(図3(b)参
照)する。その後、プラズマCVD法を用いて、シラ
ン、水素ベース0.5%フォスフィンおよび水素の混合
ガスを原料としてn型化したアモルファスシリコン膜1
4を5nm、またスパッタ法を用いてソース・ドレイン
電極用金属としてクロミウムを100nm順次形成(図
3(c)参照)した。
【0037】成膜温度は、n型化したアモルファスシリ
コン膜が280℃、クロミウムが150℃である。n型
化したアモルファスシリコン膜の成膜に関しては、リン
Pのドーピング効率を向上させるために、シランガスの
流量に対して水素ベース0.5%フォスフィンガスの流
量比をその6倍とかなり高く設定した。この条件を用い
て形成したn型化したアモルファスシリコン膜の抵抗率
を測定したところ50Ωcmであった。
【0038】また、この膜をRHEEDで分析したとこ
ろ、結晶相は観察されずアモルファス膜であった。水素
ベース0.5%フォスフィンガスの代わりにアルゴンベ
ース0.5%フォスフィンガスを用いた場合にも同様な
結果が得られた。続いて、ソース・ドレイン用金属クロ
ミウムを所望のソース・ドレイン電極15の形状にウェ
ットエッチング法によりパターニング(図3(d)参照)す
る。
【0039】最後に、最表面に露出している不要なn型
化したアモルファスシリコン膜をエッチング除去して、
薄膜トランジスタが完成(図3(e)参照)する。この最後
のエッチング除去プロセスに関しては、第一の実施例と
同様に、ソース・ドレイン電極パターニング時のフォト
リソグラフィー工程において、ソース・ドレイン電極用
金属エッチング後のレジスト剥離過程で、剥離液を50
℃程度に加熱し、基板をこの加熱した剥離液にやや長め
に浸すことにより、レジストと非常に薄いn型化したア
モルファスシリコン膜とを同時に除去した。
【0040】このようにして作成した薄膜トランジスタ
の電気特性に関しては、ゲート電圧+15V時と、-15
V時のオン・オフ比が6桁以上であり、また出力特性に
おける線形性も良好でオーミックコンタクトが確保され
ていることが確認された。電界効果移動度、しきい値電
圧は、それぞれ1.0cm2-1-1、2.1Vであり、
高精細液晶ディスプレイに十分適用できる特性であっ
た。
【0041】特に、第一の実施例の場合に比べて電界効
果移動度が高いのは、本構造では、薄膜トランジスタが
オン状態のときに、アイランド状アモルファスシリコン
膜の側壁に接する非常に低抵抗率なn型化したアモルフ
ァスシリコン膜を介して、ゲート絶縁膜とアイランド状
アモルファスシリコン膜との界面に形成されるチャネル
領域とソース・ドレイン電極とが接続されるため、アモ
ルファスシリコン膜厚方向の寄生抵抗の影響がなくなる
ためである。
【0042】[実施例3]図4(a)〜(e)に基づいて本
発明の第三の実施例として逆スタガード型薄膜トランジ
スタの製造方法を説明する。
【0043】まず透明絶縁性基板であるガラス基板10
上にゲート電極用金属としてクロミウムをスパッタ法に
より100nm成膜し、ウェットエッチング法により所
望のゲート電極11形状にパターニングする。その後、
プラズマCVD法を用いて、シラン、アンモニア、窒素
および水素の混合ガスを原料としてゲート絶縁膜12で
ある窒化シリコン膜を400nm、またシランおよび水
素の混合ガスを原料として活性層であるアモルファスシ
リコン膜13を150nm形成(図4(a)参照)した。成
膜温度は、窒化シリコン膜、アモルファスシリコン膜と
もに300℃である。
【0044】続いてアモルファスシリコン膜をゲート電
極11の内側のみに残るようにドライエッチング法を用
いて所望のアイランド形状にパターニング(図4(b)参
照)する。その後、プラズマCVD法を用いて、シラ
ン、水素ベース0.5%フォスフィンおよび水素の混合
ガスを原料としてn型化したアモルファスシリコン膜1
4を5nm、またスパッタ法を用いてソース・ドレイン
電極用金属としてクロミウムを100nm順次形成(図
4(c)参照)した。
【0045】成膜温度は、n型化したアモルファスシリ
コン膜が280℃、クロミウムが150℃である。n型
化したアモルファスシリコン膜の成膜に関しては、リン
Pのドーピング効率を向上させるために、シランガスの
流量に対して水素ベース0.5%フォスフィンガスの流
量比をその6倍とかなり高く設定した。
【0046】この条件を用いて形成したn型化したアモ
ルファスシリコン膜の抵抗率を測定したところ50Ωc
mであった。またこの膜をRHEEDで分析したとこ
ろ、結晶相は観察されずアモルファス膜であった。水素
ベース0.5%フォスフィンガスの代わりにアルゴンベ
ース0.5%フォスフィンガスを用いた場合にも同様な
結果が得られた。続いて、ソース・ドレイン用金属クロ
ミウムを所望のソース・ドレイン電極15の形状にウェ
ットエッチング法によりパターニング(図4(d)参照)す
る。
【0047】最後に、ソース・ドレイン電極の形成され
た基板を酸素および/または窒素のイオンまたはラジカ
ルを含むプラズマ中に曝し、最表面に露出している前記
n型化したアモルファスシリコン膜を透明絶縁膜に改質
することにより、薄膜トランジスタが完成(図4(e)参
照)する。
【0048】このようにして作成した薄膜トランジスタ
の電気特性に関しては、ゲート電圧+15V時と-15V
時のオン・オフ比が6桁以上であり、また出力特性にお
ける線形性も良好でオーミックコンタクトが確保されて
いることが確認された。電界効果移動度、しきい値電圧
はそれぞれ1.0cm2-1-1、2.0Vであり高精細
液晶ディスプレイに十分適用できる特性であった。第一
の実施例の場合に比べて電界効果移動度が高いのは、や
はり第二の実施例の場合と同様で、アモルファスシリコ
ン膜厚方向の寄生抵抗の影響がなくなるためである。
【0049】上記の実施例では、ゲート電極、ソース・
ドレイン電極としてクロミウムを使用した例について説
明したが、その他公知のモリブデン、アルミニウム、タ
ンタル、タングステン等の金属やこれらの合金、または
これらの金属・合金の積層構造とするなど、いずれの形
態にも本発明を適用することが可能である。また、ゲー
ト絶縁膜に関しても、公知の酸化シリコン膜や酸化シリ
コン膜と窒化シリコン膜の積層構造にするなど、いずれ
の形態にも本発明を適用することが可能である。
【0050】
【発明の効果】上記のように本発明においては、従来よ
りも抵抗率が小さく且つ膜厚の薄いn型化したアモルフ
ァスシリコン膜を用いることにより、実用的な特性を有
する逆スタガード型薄膜トランジスタを、高スループッ
トで形成可能となった。本発明では、n型化したアモル
ファスシリコン膜の膜厚を2nm以上10nm以下と従
来に比べ非常に薄くすることができるため、以下に列記
する利点を生じ顕著な効果を奏する。
【0051】すなわち、(1)レジスト剥離工程において
レジストとn型化したアモルファスシリコン膜とをアル
カリ性剥離液で同時に容易に除去できること、(2)この
薄いn型化したアモルファスシリコン膜を、フッ酸を含
む溶液等により容易にエッチング除去できること、(3)
この薄いn型化したアモルファスシリコン膜を、プラズ
マ処理により容易に酸化膜あるいは窒化膜等の絶縁膜に
改質できること、(4)上記2つの効果により活性層であ
るアモルファスシリコン膜を従来よりも薄膜化できるこ
と、等々である。
【0052】また、このように、従来よりも膜厚の薄い
(2ないし10nmの範囲の)n型化したアモルファスシ
リコン膜により実用的なトランジスタ特性を得るために
は、その抵抗率が1ないし50Ωcmの範囲であること
も本発明必須のポイントである。
【0053】さらに、このようなn型化したアモルファ
スシリコン膜が、ゲート電極の内側にのみ形成されたア
イランド状アモルファスシリコン膜の上面と側面の両方
で接するように形成された本発明の薄膜トランジスタ構
造では、アモルファスシリコン膜の膜厚方向の寄生抵抗
によるオン特性低下の問題がなく(すなわち、高移動度
化が可能)、且つ上記4項目のメリットも適用できるの
で、高性能薄膜トランジスタの高スループット製造が可
能になる。
【0054】このように本発明によって、高性能薄膜ト
ランジスタの高スループット製造が可能となり、それに
伴い大容量・高精細液晶ディスプレイの低価格化が実現
する等の顕著な効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薄膜トランジスタの実施態様(実施例
1)の概要を示す模式断面図。
【図2】本発明の薄膜トランジスタの実施態様(実施例
2)の概要を示す模式断面図。
【図3】本発明の薄膜トランジスタの製造方法における
一実施態様(実施例3の製造工程)を示す模式説明図。
【図4】本発明の薄膜トランジスタの製造方法における
他の実施態様(実施例4の製造工程)を示す模式説明図。
【図5】n型化したアモルファスシリコン膜の抵抗率・
膜厚と薄膜トランジスタの電界効果移動度との相関を示
すグラフ図。
【図6】従来法により製造された薄膜トランジスタの構
造の概要を示す模式断面図。
【符号の説明】
10 透明絶縁性基板 11 ゲート電極 12 ゲート絶縁膜 13 アモルファスシリコン膜 14 n型化したアモルファスシリコン膜 15 ソース・ドレイン電極 16 プラズマ 17 改質した絶縁膜(酸化膜、窒化膜)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも透明絶縁性基板上にゲート電
    極、ゲート絶縁膜、該ゲート絶縁膜上にアイランド状に
    形成されたアモルファスシリコン膜、該アイランド状ア
    モルファスシリコン膜に接するように形成された、n型
    化したアモルファスシリコン膜を介してソース・ドレイ
    ン電極が形成されてなる逆スタガード型薄膜トランジス
    タにおいて、前記n型化したアモルファスシリコン膜の
    抵抗率が1ないし50Ωcmの範囲であり、且つその膜
    厚が2ないし10nmの範囲であることを特徴とする、
    薄膜トランジスタ。
  2. 【請求項2】 前記アイランド状アモルファスシリコン
    膜が、ゲート電極の内側のみに形成され、且つ、n型化
    したアモルファスシリコン膜が、前記アイランド状アモ
    ルファスシリコン膜の上面と側面に接するように形成さ
    れてなることを特徴とする、請求項1記載の薄膜トラン
    ジスタ。
  3. 【請求項3】 薄膜トランジスタを製造する方法におい
    て、少なくとも(a)透明絶縁性基板上にゲート電極をパ
    ターニングし、その後ゲート絶縁膜、アモルファスシリ
    コン膜を順次形成する工程、(b)前記アモルファスシリ
    コン膜を前記ゲート電極の内側のみに残るようにパター
    ニングする工程、(c)抵抗率1ないし50Ωcmの範囲
    で、且つ膜厚2ないし10nmの範囲のn型化したアモ
    ルファスシリコン膜、ソース・ドレイン電極用金属膜を
    順次形成する工程、(d)前記金属膜を所望のソース・ド
    レイン電極の形状にパターニングする工程、(e)前記n
    型化したアモルファスシリコン膜を、前記ソース・ドレ
    イン電極をマスクにしてエッチング除去する工程、の各
    工程を順次行うことを特徴とする、薄膜トランジスタの
    製造方法。
  4. 【請求項4】 前記各工程が、少なくとも(a)透明絶縁
    性基板上にゲート電極をパターニングし、その後ゲート
    絶縁膜、アモルファスシリコン膜を順次形成する工程、
    (b)前記アモルファスシリコン膜を前記ゲート電極の内
    側のみに残るようにパターニングする工程、(c)抵抗率
    1ないし50Ωcmの範囲で、且つ膜厚2ないし10n
    mの範囲のn型化したアモルファスシリコン膜、ソース
    ・ドレイン電極用金属膜を順次形成する工程、(d)前記
    金属膜を所望のソース・ドレイン電極の形状にパターニ
    ングする工程、(e)前記ソース・ドレイン電極の形成さ
    れた基板を酸素および/または窒素のイオンまたはラジ
    カルを含むプラズマ中に曝し、最表面に露出している前
    記n型化したアモルファスシリコン膜を透明絶縁膜に改
    質する工程、を有することを特徴とする、請求項3記載
    の薄膜トランジスタの製造方法。
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