JPH112706A - 拡散フィルムおよびそれを備えた表示装置 - Google Patents
拡散フィルムおよびそれを備えた表示装置Info
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- JPH112706A JPH112706A JP9155074A JP15507497A JPH112706A JP H112706 A JPH112706 A JP H112706A JP 9155074 A JP9155074 A JP 9155074A JP 15507497 A JP15507497 A JP 15507497A JP H112706 A JPH112706 A JP H112706A
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Abstract
となく、均一に面発光させ、データを鮮明に表示する。 【解決手段】 フィルムの平面又は側面において、樹脂
で構成された連続相中に、1を越える平均アスペクト比
で分散相が分散したフィルムを液晶表示装置の拡散板と
して用いる。透過型表示装置では、表示モジュール5と
蛍光管1との間に、バックライト用拡散板3として、フ
ィルムの平面からみて、3以上の平均アスペクト比で分
散相が一軸方向に分散した拡散フィルムを配設する。ま
た、反射型表示装置では、フィルムの側面からみて、3
以上の平均アスペクト比で分散相が分散した拡散フィル
ムを、前方散乱用として表示モジュール上に配設する。
拡散フィルムの樹脂には、オレフィン系樹脂、アクリル
系樹脂,スチレン系樹脂,ポリエステル系樹脂,ポリア
ミド系樹脂,ポリカーボネート樹脂などが含まれ、連続
相の樹脂と分散相との屈折率差は0.001以上(0.01〜0.3
程度)である。
Description
装置、例えば、液晶ディスプレイ装置などのバックライ
ト又は前方拡散において均一発光させるのに有効な拡散
フィルムおよびそれを用いた表示装置に関する。
て、導光板の上面には拡散シートが配置され、導光板か
らの光を拡散させて輝度を均一化させている。このよう
な拡散シートとしては、透明で耐熱性の高いポリカーボ
ネートフィルムやポリエステルフィルムの表面に、屈折
性微粒子(樹脂ビーズ)や透光性無機微粒子をコーティ
ングした拡散フィルム、前記フィルムに屈折性微粒子
(樹脂ビーズ)や透光性無機微粒子を含有させた拡散フ
ィルムが使用されている。
デバイスのバックライト用拡散シートとしての需要が高
まってきている。バックライトは、通常、冷陰極管と液
晶層との間に設けられ、冷陰極管から発射した光を均一
化する。しかし、あまりにも光拡散が大きいと十分な発
光輝度が得られない問題がある。そこで、拡散板と液晶
層との間にプリズムレンズなどの光学素子を設けること
により、液晶表示面に対して、できるだけ垂直な光線と
して輝度を向上させている。
ットな表示装置)のバックライトの構造には、図1に示
されるように、面型表示モジュール(特に透過型液晶モ
ジュール)を背面側から照明するための1又は複数の蛍
光放電管(冷陰極管)1と、この蛍光放電管1の背面側
に配設された反射板2と、光拡散により均一に照明する
ための拡散板3と、この拡散板上に積層されたプリズム
シート4と、このプリズムシート上に積層された面型表
示モジュール5とで構成されている。この面型表示モジ
ュール5は、前記プリズムシート4上に、第1の偏光フ
ィルム6a,第1のガラス基板7a,このガラス基板に
形成された第1の電極8a,この電極上に積層された第
1の配向膜9a,液晶層10,第2の配向膜9b,第2
の電極8b,カラーフィルター11,第2のガラス基板
7b,および第2の偏光フィルム6bを順次積層するこ
とにより形成されている。このような構造では、内蔵さ
れた蛍光管(冷陰極管)2により表示モジュールを背面
から直接、照明できる。
は、図2に示されるような構造、すなわち、反射板22
と拡散板23との間に介在する導光板24と、この導光
板の側方に配設された蛍光管(冷陰極管)21と、この
蛍光管の側方に配設された反射部材25とを備えた構造
も知られている。前記と同様に、拡散板23上にはプリ
ズムシートおよび表示モジュールが配設される。このよ
うな構造では、蛍光管(冷陰極管)21からの光を、導
光板24を介して、拡散板23から面発光させて表示モ
ジュールを照明できる。図2の構造では、導光板24の
形状を工夫することにより、図1の構造に比べて均一に
面発光させることが可能である。
(冷陰極管)1,21の長手(軸)方向xの発光分布
(輝度分布)幅は、長手方向に対する直角方向yの発光
分布(輝度分布)幅に比べて小さい。このように通常の
バックライト構造においては、蛍光管の配設方向に対し
て発光分布(輝度分布)幅の異方性が存在する。一方、
前記微粒子を含有させた通常の拡散フィルムでは、光拡
散能が等方性であるため、特定の方向に対しては必要以
上に光拡散し、輝度の低下をもたらす。
のガラス基板と、これらのガラス基板の対向面に形成さ
れた電極と、これらの電極間に封入された液晶と、前記
一対のガラス基板のうち外方面に積層された偏光フィル
ムとを備えた反射型液晶表示装置において、前記偏光フ
ィルム上に、屈折率の異なる2種以上の樹脂を互いに相
分離状態で混合分散させた光散乱層を設けることが提案
されている。この文献には、二種以上の樹脂を溶剤中で
混合して偏光フィルムに塗布又は印刷し、光散乱層を形
成することが記載されている。
として、図4に示す構造を有するモジュールも知られて
いる。すなわち、表示モジュールは、一対のガラス基板
31a,31bと、このガラス基板の対向面に形成され
た電極32a,32bと、一対の電極間に介在する液晶
33とを備えている。下部のガラス基板31aの電極3
2aは、反射板および画素電極として形成されており、
他方のガラス基板31bと電極32bとの間にはカラー
フィルタ34が介在している。さらに、上部のガラス基
板31b上には、偏光層35、位相差層36および拡散
板37が順次積層されている。このような反射表示装置
では、1つの偏光層35が液晶セルの全面側に位置して
おり、ランプ内蔵型の透過型表示装置と異なり、入射光
(外光)は、前記拡散板37で拡散されて液晶セル内に
入射するとともに、液晶セル内の反射板により反射さ
れ、拡散板37を通じて拡散される。そのため、ランプ
を装備することなく、外光を利用して輝度を低下させる
ことなく、表示モジュールによる表示データを、どの角
度からも鮮明に視認できる。
拡散能を大きくすると、外部光源からの拡散板に入射し
た外光が大きく拡散されるともに、反射板からの反射光
も大きく乱反射されて拡散板から出射する。そのため、
表示データの鮮明性が低下する場合がある。
は、表示装置におけるデータを鮮明に表示するのに有用
な拡散フィルムおよびそれを備えた表示装置(特に液晶
表示装置)を提供することにある。本発明の他の目的
は、透過型表示装置において、バックライトの輝度を低
下させることなく、均一に面発光できる拡散フィルムお
よびそれを備えた表示装置(特に液晶表示装置)を提供
することにある。本発明のさらに他の目的は、管状光源
からの発光分布(輝度分布)幅に異方性があったとして
も、配設方向を調整するという簡単な操作で均一に面発
光できる拡散フィルムおよびそれを備えた表示装置(特
に液晶表示装置)を提供することにある。本発明の別の
目的は、反射型表示装置において、表示データを明るく
鮮明に表示できる拡散フィルムおよびそれを備えた表示
装置を提供することにある。
は、透過型表示装置および反射型表示装置のいずれにも
利用でき、樹脂で構成された連続相中に分散相が分散し
たフィルムであって、フィルムの平面又は側面において
(すなわち、フィルムの平面又は側面からみたとき)、
1を越える平均アスペクト比で分散相が分散している。
透過型表示装置の拡散フィルムとしては、フィルムの平
面において、連続相中に、3以上の平均アスペクト比で
分散相が一軸方向に分散した拡散フィルムが好ましく、
反射型表示装置の拡散フィルムとしては、フィルムの側
面において、連続相中に、3以上の平均アスペクト比で
分散相が分散した拡散フィルムが好ましい。連続相を構
成する樹脂と分散相との屈折率の差は少なくとも0.0
01以上である。このような拡散フィルムには、オレフ
ィン系樹脂、アクリル系樹脂,スチレン系樹脂,ポリエ
ステル系樹脂,ポリアミド系樹脂,ポリカーボネート樹
脂などから選択され、かつ屈折率差が0.01〜0.3
である複数の樹脂で構成されているとともに、分散相の
平均アスペクト比が3〜100である拡散フィルムが含
まれる。このような拡散フィルムは、透過型表示装置の
バックライト用、反射型表示装置の前方散乱用として有
用である。本発明には、表示モジュールと投光手段との
間に光拡散透過手段が配設された表示装置(ランプ内蔵
の透過型表示装置)であって、前記光拡散透過手段が、
樹脂で構成された連続相中に、1を越える平均アスペク
ト比で分散相が一軸方向に分散した拡散フィルムで構成
されているとともに、この拡散フィルムの分散相の長軸
方向が蛍光管の軸方向に沿って配設された表示装置(面
型表示装置)も含まれる。また、反射型表示モジュール
上に光拡散透過手段が配設された表示装置(反射型表示
装置)であって、前記光拡散透過手段が、前記1を越え
る平均アスペクト比で分散相が分散した拡散フィルムで
構成された表示装置も含まれる。
越える本発明の拡散フィルムは、(a)フィルムの平面
(長手方向又は幅方向の面)において(すなわち、フィ
ルムの平面からみたとき)、平均アスペクト比が1を越
えるフィルムと、(b)フィルムの側面(厚み方向の
面)において(すなわち、フィルムの側面からみたと
き)、平均アスペクト比が1を越えるフィルムとの2つ
に大別できる。このような拡散フィルム(a)(b)は、
いずれも反射型表示装置の拡散フィルムとして適してお
り、拡散フィルム(a)のうち連続相中に分散相が一軸
方向に分散したフィルムは、透過型表示装置の光拡散透
過手段として適している。
可塑性樹脂および熱硬化性樹脂(エポキシ樹脂,不飽和
ポリエステル樹脂,ジアリルフタレート樹脂,シリコー
ン樹脂など)のいずれも使用できる。好ましい樹脂は熱
可塑性樹脂である。熱可塑性樹脂には、例えば、オレフ
ィン系系樹脂(ポリエチレン,ポリプロピレンなど)、
塩化ビニル系樹脂(ポリ塩化ビニル,塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体など)、酢酸ビニル系樹脂(ポリ酢酸ビ
ニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体など)、ポリビニ
ルアルコール系樹脂(ポリビニルアルコール,エチレン
−ビニルアルコール共重合体など)、アクリル系樹脂
(ポリメタアクリル酸メチル、メタアクリル酸メチル−
アクリル酸エステル共重合体など)、スチレン系樹脂
(ポリスチレン,スチレン−メタアクリル酸メチル共重
合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体などのホモポ
リマー又はコポリマーや変性ポリマー,ゴム変性スチレ
ン系樹脂など)、ポリエステル系樹脂(ポリアルキレン
テレフタレートなどのホモポリマー,コポリエステル,
変性ポリエステルなど)、ポリアミド系樹脂(ナイロン
6,ナイロン66,ナイロン610,ナイロン612な
どのホモポリマー,コポリマーや変性ポリアミドな
ど)、ポリカーボネート樹脂などが例示できる。
ち少なくとも1つの樹脂が使用され、複数の樹脂で連続
相と分散相とを形成してもよく、少なくとも1つの樹脂
とフィラーとで連続相と分散相とを形成してもよい。な
お、本明細書において、スチレン−ブタジエン共重合体
(SB樹脂),アクリロニトリル−ブタジエン−スチレ
ン共重合体(ABS樹脂)などのように連続相中に分散
相が分散した樹脂も、「複数の樹脂」の範疇に含まれ、
このような樹脂は単独で使用してもよい。連続相と分散
相を形成するための好ましい樹脂には、オレフィン系樹
脂、アクリル系樹脂,スチレン系樹脂,ポリエステル系
樹脂,ポリアミド系樹脂,およびポリカーボネート樹脂
から選択された複数の樹脂の組み合わせが含まれ、これ
らの樹脂とフィラーとの組み合わせも好ましい。
する有機又は無機充填剤が使用でき、例えば、繊維状フ
ィラー(ガラス繊維,シリカ繊維,アルミナ繊維,ジル
コニア繊維などの無機繊維,アラミド繊維などの耐熱性
有機繊維など)、薄片状フィラー(マイカなど)などが
例示できる。
組合わせは、連続相に分散相が分散したモルホロジーを
形成し、光拡散性を与える限り特に制限されないが、連
続相を構成する樹脂と分散相を形成する樹脂又はフィラ
ーとの屈折率の差が0.001以上(例えば、0.01
〜0.3程度)、好ましくは0.01〜0.2(例え
ば、0.01〜0.1)程度であるのが有利である。
組合わせには、例えば、次のような組合わせが含まれ
る。 (1)オレフィン系樹脂と、アクリル系樹脂,スチレン
系樹脂,ポリエステル系樹脂,ポリアミド系樹脂,およ
びポリカーボネート樹脂から選択された少なくとも一種
との組合わせ (2)スチレン系樹脂と、ポリエステル系樹脂,ポリア
ミド系樹脂,およびポリカーボネート樹脂から選択され
た少なくとも一種との組合わせ (3)ポリエステル系樹脂と、ポリアミド系樹脂,およ
びポリカーボネート樹脂から選択された少なくとも一種
との組合わせなど なお、連続相を構成する樹脂と、分散相を構成する樹脂
又はフィラーは、通常、互いに非相溶又は難相溶であ
る。
樹脂又はフィラーの割合は特に制限されず、通常、樹脂
の種類や溶融粘度、所望する光拡散の程度に応じて、連
続相/分散相=95/5〜30/70(重量%)、好ま
しくは90/10〜40/60(重量%)、さらに好ま
しくは80/20〜50/50(重量%)程度の範囲か
ら選択できる。
もよい。相溶化剤としては、連続相および分散相の種類
に応じて慣用の相溶化剤から選択でき、例えば、オキサ
ゾリン化合物、変性樹脂(例えば、カルボキシル基,酸
無水物基,エポキシ基,オキサゾリン基などから選択さ
れた少なくとも一種の変性基で変性された変性樹脂な
ど)、ゴム変性樹脂(アクリロニトリル−ブタジエン−
スチレン共重合体(ABS樹脂),水素化スチレン−ブ
タジエン(SB)ブロック共重合体,水素化スチレン−
ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SEBS),
水素化(スチレン−エチレン/ブチレン−スチレン)ブ
ロック共重合体,エポキシ変性スチレン−ブタジエン
(SB)ブロック共重合体など)などが例示できる。相
溶化剤としては、通常、ポリマーブレンド系の構成樹脂
と同じ成分を有するブロック又はグラフト共重合体、ポ
リマーブレンド系の構成樹脂と混合可能な成分を含むブ
ロック又はグラフト共重合体などが使用される。相溶化
剤の使用量は、例えば、樹脂組成物全体の0.1〜20
重量%、好ましくは0.5〜15重量%、さらに好まし
くは1〜10重量%程度の範囲から選択できる。
酸化防止剤,紫外線吸収剤,熱安定剤などの安定化剤、
可塑剤、帯電防止剤、難燃剤、充填剤などを含有してい
てもよい。
平均サイズやアスペクト比などに応じて均一な光拡散性
を確保できる限り特に制限されず、例えば、5〜300
μm、好ましくは10〜200μm、特に20〜100
μm程度である。
の平面又は側面からみたとき、分散相の平均アスペクト
比が1を越える値、特に3以上(例えば、3〜100、
好ましくは5〜75、さらに好ましくは10〜60程
度、特に20〜50程度)である点にある。このような
拡散フィルムでは、連続相中に分散した分散相の平均ア
スペクト比が1ではなく、光拡散能が分散相の配向方向
によって異なる。
向の長さLと、分散相の短軸方向の最小幅Wとの割合L
/Wを意味し、分散相の長軸方向の長さLは、通常、
0.1〜200μm(例えば、1〜100μm)、好ま
しくは1〜150μm(例えば、1〜80μm)、特に
2〜100μm(例えば、2〜50μm)程度であり、
通常、30〜100μm)程度である。なお、分散相は
繊維状であってもよく、繊維状分散相のアスペクト比L
/Wは無限大であってもよい。
ィルムの平面で、1を越える平均アスペクト比で分散相
が一軸方向に分散したフィルム41では、光が入射する
と、分散相d1の長軸方向(X軸方向)よりも、分散相
の長軸に対して直交する方向(Y軸方向)の拡散能が高
い。そのため、バックライトからの入射光のうち、輝度
分布幅が小さい方向に対しては、フィルムの拡散能が大
きい方向、輝度分布幅が大きい方向に対しては、フィル
ムの拡散能が小さい方向に拡散フィルムを配置すること
により、必要以上に光散乱を起こすことがない。すなわ
ち、ランプ内蔵の透過型表示装置において、拡散フィル
ムの散乱角度や散乱強度に応じて、投光手段としての光
源(特に蛍光管)の軸方向(長手方向)に対して、分散
相の長軸を沿わせて(特に平行に)拡散フィルムを配設
することにより、全体の輝度をあまり低下させることな
く、表示パネルに対して均一に面発光できる。
方向に揃って分散したフィルム(a)は、前記のよう
に、蛍光放電管などの管状光源(管状投光手段)であっ
ても、フィルムの光学的異方性を利用して、拡散フィル
ムから均一に面発光できる。そのため、面型表示装置、
例えば、光源内蔵型の透過型液晶表示装置(特に管状の
蛍光管を光源とする液晶表示装置)の拡散フィルム(光
拡散透過シート)として有用である。
置)は、図1および図2に示すバックライト構造と同様
な構造を備えている。そのため、図1および図2に示す
装置の詳細については省略する。そして、光拡散板(光
拡散透過手段)3,37はそれぞれ前記拡散フィルムで
構成されている。しかも、前記拡散フィルムの光学的な
異方性を利用して、拡散光により光拡散板3,37から
均一に面発光させて面型表示モジュールを照明するた
め、拡散フィルムの分散相の長軸方向(拡散フィルムの
引取り又は延伸方向)が蛍光管の軸方向に沿って配設さ
れている。
透過型モジュールであり、モジュールの表示領域は面一
に限らず湾曲していてもよい。光源は単一の蛍光管で構
成してもよく、図1に示されるように複数の蛍光管で構
成してもよい。複数の光源を併設して照明する場合に
も、蛍光管の併設方向(蛍光管の軸方向に対して直交す
る方向)においては輝度分布幅が広くなるが、前記拡散
フィルムを用いることにより、均一に面発光させること
ができる。また、拡散フィルムの配置において、裏面側
から表示モジュールを均一に照明できる限り、管状の蛍
光管の軸方向に対して分散相の長軸は完全に一致しなく
てもよく若干(例えば、0〜20°程度の範囲で)ずれ
ていてもよい。
る平均アスペクト比で分散相が分散したフィルムでは、
分散相に対して垂直方向から入射した光は、余り散乱さ
れることなく、反射光として有効に利用される。一方、
斜め方向から入射した光は、分散相により大きな角度で
乱反射される。すなわち、フィルム面に対して垂直方向
からの入射光に対しては等方性を示し、フィルム面に対
して斜め方向からの入射光に対しては異方性を示す。そ
のため、反射型表示装置(特に反射型液晶表示装置)で
あっても、表示モジュールによる表示データを明るく鮮
明に表示できる。従って、拡散フィルム(b)は、反射
型表示装置(特に反射型液晶表示装置)の拡散フィルム
として有用である。
側面で分散相が前記の形態で分散していればよく、平面
方向での配向方向は特に制限されず、フィルム面で分散
相はランダムな方向に配向していてもよい。分散相の形
態は、偏平板状,ソロバン球状,ラグビーボール状,角
柱状,繊維状などであってもよく、光強度を低下させる
ことなく斜め方向からの光を有効に乱反射させるために
は、これらの分散相の組み合わせ(例えば、ソロバン球
状分散相と繊維状分散相との組み合わせなど)であって
もよい。拡散フィルムは、例えば、図6に示されるよう
に、平面からみて円盤状の分散相d2が厚み方向に平行
に配向又は分散した拡散フィルム42、図7に示される
ように、平面からみて楕円状の分散相d3がフィルムの
平面においてランダム方向に配向又は分散した拡散フィ
ルム43、さらには、前記図5に示されるように、分散
相d1が一軸方向に配向したフィルム41などが含まれ
る。前記拡散フィルム(b)のうち、フィルムの側面か
らみて、分散相が前記アスペクト比でランダム方向に分
散したフィルムでは、あらゆる角度から入射した光を乱
反射できるため、表示画像の二重映りおよび外部光源の
虚像を確実に防止でき、データを鮮明に表示できる。
表示装置(特に反射型液晶表示装置)の表示モジュール
において、前方散乱用として有用である。すなわち、反
射型表示装置の表示モジュール上に配設された光拡散透
過手段として、前記拡散フィルム(b)を用いるのが有
用である。反射型表示装置において、前記図4に示され
るように、通常、表示モジュールの偏向層34又はフィ
ルム上に直接又は接着剤を介して積層される。なお、図
3に示す表示モジュールにおいて、カラーフィルタ3
4,位相差板36は必ずしも必要ではない。また、下部
のガラス基板31aの電極32aは、反射能を有すると
ともに導電性の高い電極材料(アルミニウムなど)で形
成できる。
例えば、前記成分を慣用の方法(溶融ブレンド法、タン
ブラー法など)でブレンドし、得られたポリマーブレン
ドを溶融混練し、Tダイやリングダイから押出してフィ
ルム又はシートを引き取る押出し成型法により得ること
ができる。また、前記成分を溶液ブレンドし、流延法な
どにより成膜することにより拡散フィルムを得ることも
できる。フィルム又はシートは、アスペクト比やフィル
ムの特性を調整するため、必要に応じて、縦方向及び/
又は横方向にそれぞれ1.2〜10倍程度で延伸しても
よい。また、拡散フィルム(b)において偏平な分散相
を有するフィルムは、例えば、分散相を含むシートを加
熱加圧成形して分散相を偏平化することにより得てもよ
い。
は、一対の透明基板とこの基板間に注入された液晶とで
構成された液晶セルなどで構成できる。表示装置におい
ては、制御回路により液晶セル(素子)の作動を制御で
きる。表示装置は、他のエレメント、例えば、偏向板な
どを備えていてもよく、表示モジュールの表面は、ノン
グレアフィルムなどにより防眩処理してもよい。本発明
の面型表示装置は、コンピュータに接続されるディスプ
レー装置,データの入出力が可能なタッチパネル装置な
どとして利用できる。
平均アスペクト比で分散相が連続相中に分散しているた
め、表示装置におけるデータを鮮明に表示するのに有用
である。例えば、分散相が一軸方向に配向した拡散フィ
ルムを透過型表示装置(特に透過型液晶表示装置)に利
用すると、バックライトの輝度を低下させることなく、
均一に面発光させて表示モジュールを背面から照明で
き、表示モジュールによりデータ,画像などを鮮明に表
示できる。特に、管状光源からの発光分布(輝度分布)
幅に異方性があったとしても、フィルムの配設方向を調
整するという簡単な操作で均一に面発光できる。さら
に、反射型表示装置(特に反射型液晶表示装置)に適用
すると、斜め方向から外光が入射しても、表示データを
鮮明に表示できる。
に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定され
るものではない。 実施例1 ポリスチレン(PS:ダイセル化学工業(株)製,ダイ
セルスチロール51)38重量%、ポリエチレン(P
E:三菱化学(株)製,ノバテックLF405M)57
重量%、水添スチレン−ブタジエン−スチレンブロック
共重合体(SEBS:シェル化学(株)製,クライトン
G1652)5重量%の割合でドライブレンドし、二軸
押出し機を使用して200℃で溶融ブレンドしてブレン
ド樹脂ペレットを調製した。得られた樹脂ペレットを、
Tダイを備えた押出し機に供給して押出し成型すること
により厚さ50μmのフィルムを得た。
分散相100個についてランダムに観察したところ、分
散相の長軸方向の平均長さは80μm、平均アスペクト
比は40であった。
て、散乱強度を測定したところ、図4に示したように、
フィルムの延伸方向では散乱角が約2°であるのに対
し、図5に示されるように、延伸方向に対する直角方向
では散乱角が約4°であり、明らかに拡散能に異方性が
認められた。
ィルムの分散相の長軸方向を蛍光管の軸方向に対して直
交する方向に配設したところ、表示モジュールに対する
バックライトが不均一であった。これに対して、拡散フ
ィルムの分散相の長軸方向を蛍光管の軸方向に沿って
(平行に)配設したところ、均一な発光面が得られた。
(株)製,ウベナイロン1013B)を用い、押出し温
度を250℃とする以外、実施例1と同様にして光拡散
フィルムを得た。なお、実施例1と同様にして分散相を
観察したところ、分散相の長軸方向の平均長さは70μ
m、平均アスペクト比は30であった。
(株)製,ウベナイロン1013B)を用い、ポリスチ
レンに代えてポリブチレンテレフタレート(PBT:ポ
リプラスチックス(株)製,ジュラネックス600F
P)を用い、押出し温度を250℃とする以外、実施例
1と同様にして光拡散フィルムを得た。なお、実施例1
と同様にして分散相を観察したところ、分散相の長軸方
向の平均長さは75μm、平均アスペクト比は35であ
った。
A:住友化学(株)製,スミペック)を用い、押出し温
度を250℃とする以外、実施例1と同様にして光拡散
フィルムを得た。実施例1と同様にして分散相を観察し
たところ、分散相の長軸方向の平均長さは70μm、平
均アスペクト比は30であった。
2〜4の拡散フィルムの分散相の長軸方向を蛍光管の軸
方向に対して直交する方向に配設したところ、表示モジ
ュールに対するバックライトが不均一であった。これに
対して、実施例2〜4の拡散フィルムの分散相の長軸方
向を蛍光管の軸方向に沿って(平行に)配設したとこ
ろ、均一な発光面が得られた。
概略図である。
を示す要部概略図である。
斜視図である。
断面図である。
を示す図である。
視図である。
概略斜視図である。
強度(延伸方向)の測定結果を示すグラフである。
強度(延伸方向に対する直交方向)の測定結果を示すグ
ラフである。
Claims (7)
- 【請求項1】 樹脂で構成された連続相中に分散相が分
散したフィルムであって、フィルムの平面又は側面にお
いて、1を越える平均アスペクト比で分散相が分散して
いる拡散フィルム。 - 【請求項2】 フィルムの平面において、連続相中に、
3以上の平均アスペクト比で分散相が一軸方向に分散し
ている請求項1記載の拡散フィルム。 - 【請求項3】 フィルムの側面において、連続相中に、
3以上の平均アスペクト比で分散相が分散している請求
項1記載の拡散フィルム。 - 【請求項4】 連続相を構成する樹脂と分散相との屈折
率の差が少なくとも0.001以上である請求項1記載
の拡散フィルム。 - 【請求項5】 オレフィン系樹脂、アクリル系樹脂,ス
チレン系樹脂,ポリエステル系樹脂,ポリアミド系樹
脂,およびポリカーボネート樹脂から選択され、かつ屈
折率差が0.01〜0.3である複数の樹脂で構成さ
れ、分散相の平均アスペクト比が3〜100である請求
項1記載の拡散フィルム。 - 【請求項6】 表示モジュールと投光手段との間に光拡
散透過手段が配設された表示装置であって、前記光拡散
透過手段が、フィルムの平面において、連続相中に、1
を越える平均アスペクト比で分散相が一軸方向に分散し
た拡散フィルムで構成されているとともに、この拡散フ
ィルムの分散相の長軸方向が蛍光管の軸方向に沿って配
設されている表示装置。 - 【請求項7】 反射型表示モジュール上に光拡散透過手
段が配設された表示装置であって、前記光拡散透過手段
が、請求項1記載の拡散フィルムで構成されている表示
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9155074A JPH112706A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 拡散フィルムおよびそれを備えた表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9155074A JPH112706A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 拡散フィルムおよびそれを備えた表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH112706A true JPH112706A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15598092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9155074A Pending JPH112706A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 拡散フィルムおよびそれを備えた表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH112706A (ja) |
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