JPH11268566A - 自動車用シートバック - Google Patents
自動車用シートバックInfo
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- JPH11268566A JPH11268566A JP10077828A JP7782898A JPH11268566A JP H11268566 A JPH11268566 A JP H11268566A JP 10077828 A JP10077828 A JP 10077828A JP 7782898 A JP7782898 A JP 7782898A JP H11268566 A JPH11268566 A JP H11268566A
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- JP
- Japan
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- seat back
- support arm
- headrest support
- rotatably supported
- pressure receiving
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- 238000012986 modification Methods 0.000 description 6
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 6
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 4
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 乗員の挙動が確実且つ十分なヘッドレストの
作動量を確保できる自動車用シートバックを提供する。 【解決手段】 シートバックフレーム2と、該シートバ
ックフレーム2の上端部2aに保持部材3により前後に
変位するよう支持されてなるヘッドレスト支持アーム1
0と、該ヘッドレスト支持アーム10の上端部に支持さ
れてなるヘッドレスト5と、前記ヘッドレスト支持アー
ム10の下端部に支持されてなり且つ乗員の背中の圧力
を受け得る受圧部材6とより構成されてなり、前記受圧
部材6は、着座した乗員の腰部相当位置に配されてなる
作動量を確保できる自動車用シートバックを提供する。 【解決手段】 シートバックフレーム2と、該シートバ
ックフレーム2の上端部2aに保持部材3により前後に
変位するよう支持されてなるヘッドレスト支持アーム1
0と、該ヘッドレスト支持アーム10の上端部に支持さ
れてなるヘッドレスト5と、前記ヘッドレスト支持アー
ム10の下端部に支持されてなり且つ乗員の背中の圧力
を受け得る受圧部材6とより構成されてなり、前記受圧
部材6は、着座した乗員の腰部相当位置に配されてなる
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車用シート
バック、特に追突時の乗員の頸椎を保護する自動車のシ
ートバック構造に関するものである。
バック、特に追突時の乗員の頸椎を保護する自動車のシ
ートバック構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のかかる自動車のシートバックとし
ては、図14及び図15(特開平7−291005号公
報及び米国特許第5378043号参照)に示すよう
に、シートバック1のシートバックフレーム2が枠状に
形成され、その上端部2aに支持された保持部材3にヘ
ッドレスト支持アーム4が固設され、該ヘッドレスト支
持アーム4の上端部にヘッドレスト5が支持され且つそ
の下端部に受圧部材6が支持されている。
ては、図14及び図15(特開平7−291005号公
報及び米国特許第5378043号参照)に示すよう
に、シートバック1のシートバックフレーム2が枠状に
形成され、その上端部2aに支持された保持部材3にヘ
ッドレスト支持アーム4が固設され、該ヘッドレスト支
持アーム4の上端部にヘッドレスト5が支持され且つそ
の下端部に受圧部材6が支持されている。
【0003】例えば、自動車が追突された場合、シート
バック1は前側FRに向けての衝撃的な荷重が作用し、
その反動で乗員の上半身荷重が後ろ側RRに向けて作用
する。その際、図示しないSばねと共に受圧部材6が寸
法S分だけ後ろ側RRに移動することにより、ヘッドレ
スト支持アーム4は、シートバックフレーム2の上端部
2aの保持部材3を回動支点として回動し、その上端部
に支持されたヘッドレスト5は、乗員の頭部にY0分だ
け前側FRへ移動して図示しない乗員の頭部に接近作動
する。
バック1は前側FRに向けての衝撃的な荷重が作用し、
その反動で乗員の上半身荷重が後ろ側RRに向けて作用
する。その際、図示しないSばねと共に受圧部材6が寸
法S分だけ後ろ側RRに移動することにより、ヘッドレ
スト支持アーム4は、シートバックフレーム2の上端部
2aの保持部材3を回動支点として回動し、その上端部
に支持されたヘッドレスト5は、乗員の頭部にY0分だ
け前側FRへ移動して図示しない乗員の頭部に接近作動
する。
【0004】従って、自動車が追突された時に、シート
に着座した乗員が斜上後ろ側に浮き上がる事態が防止さ
れ、ヘッドレスト5が瞬時にして乗員の頭部に接近する
ので、乗員の頭部はヘッドレスト5に確実に受け止めら
れ、乗員の頸部の保護が図られる。
に着座した乗員が斜上後ろ側に浮き上がる事態が防止さ
れ、ヘッドレスト5が瞬時にして乗員の頭部に接近する
ので、乗員の頭部はヘッドレスト5に確実に受け止めら
れ、乗員の頸部の保護が図られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、乗員の着座姿勢、特に運転
手の着座姿勢が前屈みになる傾向にあり、この場合、乗
員の背中上部とシートバックとの接触が弱いことにな
り、受圧部材を後ろ側に押す量が少ないことになるの
で、ヘッドレストの作動量が少ない事になり、改善が求
められている。
うな従来の技術にあっては、乗員の着座姿勢、特に運転
手の着座姿勢が前屈みになる傾向にあり、この場合、乗
員の背中上部とシートバックとの接触が弱いことにな
り、受圧部材を後ろ側に押す量が少ないことになるの
で、ヘッドレストの作動量が少ない事になり、改善が求
められている。
【0006】この発明は、このような従来の技術に着目
してなされたものであり、乗員の挙動が確実且つ十分な
ヘッドレストの作動量を確保できる自動車用シートバッ
クを提供するものである。
してなされたものであり、乗員の挙動が確実且つ十分な
ヘッドレストの作動量を確保できる自動車用シートバッ
クを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、シートバックフレームと、該シートバックフレーム
の上端部に保持部材により前後に変位するよう支持され
てなるヘッドレスト支持アームと、該ヘッドレスト支持
アームの上端部に支持されてなるヘッドレストと、前記
ヘッドレスト支持アームの下端部に支持されてなり且つ
乗員の背中の圧力を受け得る受圧部材とより構成されて
なる自動車用シートバックであって、前記受圧部材は、
着座した乗員の腰部相当位置に配されてなることを特徴
とする。
は、シートバックフレームと、該シートバックフレーム
の上端部に保持部材により前後に変位するよう支持され
てなるヘッドレスト支持アームと、該ヘッドレスト支持
アームの上端部に支持されてなるヘッドレストと、前記
ヘッドレスト支持アームの下端部に支持されてなり且つ
乗員の背中の圧力を受け得る受圧部材とより構成されて
なる自動車用シートバックであって、前記受圧部材は、
着座した乗員の腰部相当位置に配されてなることを特徴
とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の自動車用シートバックであって、前記保持部材は、前
記ヘッドレスト支持アームを上下方向にも移動可能に支
持してなり、前記ヘッドレスト支持アームは、その上端
部が前側になるようにすると共に下端部が後ろ側になる
ように傾いて支持されてなることを特徴とする。
の自動車用シートバックであって、前記保持部材は、前
記ヘッドレスト支持アームを上下方向にも移動可能に支
持してなり、前記ヘッドレスト支持アームは、その上端
部が前側になるようにすると共に下端部が後ろ側になる
ように傾いて支持されてなることを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の自動車用シートバックであって、前記ヘッドレスト支
持アームは、前側を中心とする円弧状に形成されてなる
ことを特徴とする。
の自動車用シートバックであって、前記ヘッドレスト支
持アームは、前側を中心とする円弧状に形成されてなる
ことを特徴とする。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の自動車用シートバックであって、前記保持部材は、前
記ヘッドレスト支持アームを上下方向にも移動可能に支
持してなり、該保持部材に対向した位置に配される前記
ヘッドレスト支持アームの上下中央部が前側になるよう
にすると共に前記ヘッドレスト支持アームの下端部が後
ろ側になるように傾いて支持されてなることを特徴とす
る。
の自動車用シートバックであって、前記保持部材は、前
記ヘッドレスト支持アームを上下方向にも移動可能に支
持してなり、該保持部材に対向した位置に配される前記
ヘッドレスト支持アームの上下中央部が前側になるよう
にすると共に前記ヘッドレスト支持アームの下端部が後
ろ側になるように傾いて支持されてなることを特徴とす
る。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請
求項4何れかに記載の自動車用シートバックであって、
前記保持部材は、前記ヘッドレスト支持アームの移動方
向に沿った向きに配されてなることを特徴とする。
求項4何れかに記載の自動車用シートバックであって、
前記保持部材は、前記ヘッドレスト支持アームの移動方
向に沿った向きに配されてなることを特徴とする。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項1に記載
の自動車用シートバックであって、前記ヘッドレスト支
持アームの下端部には、連結部材が回転自在に軸支され
てなり、該連結部材の下端部と前記シートバックフレー
ムとが介在部材を介してそれぞれに回転自在に軸支され
てなり、該受圧部材が前記連結部材の下端部に結合され
てなることを特徴とする。
の自動車用シートバックであって、前記ヘッドレスト支
持アームの下端部には、連結部材が回転自在に軸支され
てなり、該連結部材の下端部と前記シートバックフレー
ムとが介在部材を介してそれぞれに回転自在に軸支され
てなり、該受圧部材が前記連結部材の下端部に結合され
てなることを特徴とする。
【0013】請求項7に記載の発明は、請求項1に記載
の自動車用シートバックであって、前記ヘッドレスト支
持アームの下端部に連結部材が回転自在に軸支されてな
り、該連結部材の下端部と前記シートバックフレームと
が介在部材を介してそれぞれに回転自在に軸支されてな
ると共に前記連結部材の上端部と前記シートバックフレ
ームの肩部とが第2介在部材を介してそれぞれに回転自
在に軸支されてなり、前記受圧部材が前記連結部材の下
端部に結合されてなることを特徴とする。
の自動車用シートバックであって、前記ヘッドレスト支
持アームの下端部に連結部材が回転自在に軸支されてな
り、該連結部材の下端部と前記シートバックフレームと
が介在部材を介してそれぞれに回転自在に軸支されてな
ると共に前記連結部材の上端部と前記シートバックフレ
ームの肩部とが第2介在部材を介してそれぞれに回転自
在に軸支されてなり、前記受圧部材が前記連結部材の下
端部に結合されてなることを特徴とする。
【0014】請求項8に記載の発明は、請求項1に記載
の自動車用シートバックであって、前記ヘッドレスト支
持アームの下端部に連結部材が回転自在に軸支されてな
り、該連結部材の下端部と前記シートバックフレームと
が介在部材を介してそれぞれに回転自在に軸支されてな
ると共に前記連結部材の上下略中間部と前記シートバッ
クフレームの肩部より下がった部位とが第2介在部材を
介してそれぞれに回転自在に軸支されてなり、前記受圧
部材が前記連結部材の下端部に結合されてなることを特
徴とする。
の自動車用シートバックであって、前記ヘッドレスト支
持アームの下端部に連結部材が回転自在に軸支されてな
り、該連結部材の下端部と前記シートバックフレームと
が介在部材を介してそれぞれに回転自在に軸支されてな
ると共に前記連結部材の上下略中間部と前記シートバッ
クフレームの肩部より下がった部位とが第2介在部材を
介してそれぞれに回転自在に軸支されてなり、前記受圧
部材が前記連結部材の下端部に結合されてなることを特
徴とする。
【0015】請求項9に記載の発明は、請求項1に記載
の自動車用シートバックであって、前記ヘッドレスト支
持アームの下端部に連結部材が回転自在に軸支されてな
り、該連結部材の下端部と前記シートバックフレームと
が介在部材を介してそれぞれに回転自在に軸支されてな
ると共に前記連結部材の上端部と前記シートバックフレ
ームの肩部とが第2介在部材を介してそれぞれに回転自
在に軸支されてなり、前記介在部材及び第2介在部材を
第3介在部材により回転自在に連結されてなり、前記受
圧部材が前記連結部材の下端部に結合されてなることを
特徴とする。
の自動車用シートバックであって、前記ヘッドレスト支
持アームの下端部に連結部材が回転自在に軸支されてな
り、該連結部材の下端部と前記シートバックフレームと
が介在部材を介してそれぞれに回転自在に軸支されてな
ると共に前記連結部材の上端部と前記シートバックフレ
ームの肩部とが第2介在部材を介してそれぞれに回転自
在に軸支されてなり、前記介在部材及び第2介在部材を
第3介在部材により回転自在に連結されてなり、前記受
圧部材が前記連結部材の下端部に結合されてなることを
特徴とする。
【0016】請求項10に記載の発明は、請求項1に記
載の自動車用シートバックであって、前記保持部材は、
前記ヘッドレスト支持アームを上下方向にも移動可能に
支持してなり、略直線状或いは前側を中心とする円弧状
に形成されてなる前記ヘッドレスト支持アームは、その
上端部が前側になるようにすると共に下端部が後ろ側に
なるように傾いて支持されてなり、該ヘッドレスト支持
アームの下端部には、連結部材が回転自在に軸支されて
なり、該連結部材の下端部と前記シートバックフレーム
とが、介在部材を介して、それぞれに回転自在に軸支さ
れ或いはその上に第2介在部材が前記シートバックフレ
ームが回転自在に軸支され或いは介在部材と第2介在部
材とを第3介在部材で回転自在に連結してなり、該受圧
部材が前記連結部材の下端部に結合されてなることを特
徴とする。
載の自動車用シートバックであって、前記保持部材は、
前記ヘッドレスト支持アームを上下方向にも移動可能に
支持してなり、略直線状或いは前側を中心とする円弧状
に形成されてなる前記ヘッドレスト支持アームは、その
上端部が前側になるようにすると共に下端部が後ろ側に
なるように傾いて支持されてなり、該ヘッドレスト支持
アームの下端部には、連結部材が回転自在に軸支されて
なり、該連結部材の下端部と前記シートバックフレーム
とが、介在部材を介して、それぞれに回転自在に軸支さ
れ或いはその上に第2介在部材が前記シートバックフレ
ームが回転自在に軸支され或いは介在部材と第2介在部
材とを第3介在部材で回転自在に連結してなり、該受圧
部材が前記連結部材の下端部に結合されてなることを特
徴とする。
【0017】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、自動車
が追突されることで、受圧部材が乗員の腰部相当位置に
配されているため、追突時の慣性力が早く働く乗員の腰
の移動によって、早いタイミングでヘッドレストを前側
に移動させることができる。
が追突されることで、受圧部材が乗員の腰部相当位置に
配されているため、追突時の慣性力が早く働く乗員の腰
の移動によって、早いタイミングでヘッドレストを前側
に移動させることができる。
【0018】また、乗員の腰は、有効マスが大きいの
で、確実に受圧部材を後ろ側に押すことができるので、
確実にヘッドレストを前側に移動させることができる。
で、確実に受圧部材を後ろ側に押すことができるので、
確実にヘッドレストを前側に移動させることができる。
【0019】請求項2に記載の発明によれば、自動車が
追突されることで、受圧部材を乗員の移動によって後ろ
側に押し込むと、保持部材に対してヘッドレスト支持ア
ームが上側に移動すると共に前側に移動し、結果として
ヘッドレストの前側への移動量が増加することになる。
追突されることで、受圧部材を乗員の移動によって後ろ
側に押し込むと、保持部材に対してヘッドレスト支持ア
ームが上側に移動すると共に前側に移動し、結果として
ヘッドレストの前側への移動量が増加することになる。
【0020】請求項3に記載の発明によれば、自動車が
追突されることで、受圧部材を乗員の移動によって後ろ
側に押し込むと、保持部材に対してヘッドレスト支持ア
ームが上側に移動すると共に前側に移動し、結果として
ヘッドレストの前側への移動量が増加するばかりか、保
持部材をヘッドレスト支持アームが上側へ移動する時に
よりスムースになる。
追突されることで、受圧部材を乗員の移動によって後ろ
側に押し込むと、保持部材に対してヘッドレスト支持ア
ームが上側に移動すると共に前側に移動し、結果として
ヘッドレストの前側への移動量が増加するばかりか、保
持部材をヘッドレスト支持アームが上側へ移動する時に
よりスムースになる。
【0021】請求項4に記載の発明によれば、自動車が
追突されることで、受圧部材を乗員の移動によって後ろ
側に押し込むと、保持部材に対してヘッドレスト支持ア
ームの上下中央部が上側に摺動するに伴い下側が移動す
ることで、前側に移動し、結果としてヘッドレストの前
側への移動量が増加することになる。
追突されることで、受圧部材を乗員の移動によって後ろ
側に押し込むと、保持部材に対してヘッドレスト支持ア
ームの上下中央部が上側に摺動するに伴い下側が移動す
ることで、前側に移動し、結果としてヘッドレストの前
側への移動量が増加することになる。
【0022】請求項5に記載の発明によれば、自動車が
追突されることで、受圧部材を乗員の移動によって後ろ
側に押し込むと、保持部材に対してヘッドレスト支持ア
ームが上側に移動し且つ前側に摺動するが、この際に、
保持部材が該ヘッドレスト支持アームの移動方向に沿っ
た向きに配されてなることで、該ヘッドレスト支持アー
ムは、よりスムースに移動できることになる。
追突されることで、受圧部材を乗員の移動によって後ろ
側に押し込むと、保持部材に対してヘッドレスト支持ア
ームが上側に移動し且つ前側に摺動するが、この際に、
保持部材が該ヘッドレスト支持アームの移動方向に沿っ
た向きに配されてなることで、該ヘッドレスト支持アー
ムは、よりスムースに移動できることになる。
【0023】請求項6に記載の発明によれば、自動車が
追突されることで、乗員の慣性力により前記受圧部材を
乗員の腰部が後ろ側へ押し込むことで、介在部材が回転
され、受圧部材を支持している連結部材が規制を受けな
がら上側且つ後ろ側に移動し、ヘッドレストがシートバ
ックフレーム上部を中心に回転挙動することになる。
追突されることで、乗員の慣性力により前記受圧部材を
乗員の腰部が後ろ側へ押し込むことで、介在部材が回転
され、受圧部材を支持している連結部材が規制を受けな
がら上側且つ後ろ側に移動し、ヘッドレストがシートバ
ックフレーム上部を中心に回転挙動することになる。
【0024】請求項7に記載の発明によれば、自動車が
追突されることで、乗員の慣性力により前記受圧部材を
乗員の腰部が後ろ側へ押し込むことで、介在部材及び第
2介在部材が回転され、受圧部材を支持している連結部
材が規制を受けながら上側且つ後ろ側に移動し、ヘッド
レストがシートバックフレーム上部を中心に回転挙動す
ることになる。
追突されることで、乗員の慣性力により前記受圧部材を
乗員の腰部が後ろ側へ押し込むことで、介在部材及び第
2介在部材が回転され、受圧部材を支持している連結部
材が規制を受けながら上側且つ後ろ側に移動し、ヘッド
レストがシートバックフレーム上部を中心に回転挙動す
ることになる。
【0025】請求項8に記載の発明によれば、自動車が
追突されることで、乗員の慣性力により前記受圧部材を
乗員の腰部が後ろ側へ押し込むことで、介在部材及び第
2介在部材が回転され、受圧部材を支持している連結部
材が規制を受けながら上側且つ後ろ側に移動し、ヘッド
レストがシートバックフレーム上部を中心に回転挙動す
ることになる。
追突されることで、乗員の慣性力により前記受圧部材を
乗員の腰部が後ろ側へ押し込むことで、介在部材及び第
2介在部材が回転され、受圧部材を支持している連結部
材が規制を受けながら上側且つ後ろ側に移動し、ヘッド
レストがシートバックフレーム上部を中心に回転挙動す
ることになる。
【0026】請求項9に記載の発明によれば、自動車が
追突されることで、乗員の慣性力により前記受圧部材を
乗員の腰部が後ろ側へ押し込むことで、介在部材及び第
2介在部材が回転される時に、第3介在部材によって、
同時に回転されるので、該回転がよりスムースになると
共に受圧部材を支持している連結部材が規制を受けなが
ら上側且つ後ろ側に移動し、ヘッドレストがシートバッ
クフレーム上部を中心に回転挙動することになる。
追突されることで、乗員の慣性力により前記受圧部材を
乗員の腰部が後ろ側へ押し込むことで、介在部材及び第
2介在部材が回転される時に、第3介在部材によって、
同時に回転されるので、該回転がよりスムースになると
共に受圧部材を支持している連結部材が規制を受けなが
ら上側且つ後ろ側に移動し、ヘッドレストがシートバッ
クフレーム上部を中心に回転挙動することになる。
【0027】請求項10に記載の発明によれば、自動車
が追突されることで、乗員の慣性力により前記受圧部材
を乗員の移動によって後ろ側に押し込むと、保持部材に
対してヘッドレスト支持アームが上側に移動すると共に
前側に移動し、結果としてヘッドレストの前側への移動
量が増加することになる。また、介在部材或いは介在部
材と第2介在部材或いは介在部材と第2介在部材が回転
され、受圧部材を支持している連結部材が規制を受けな
がら上側且つ後ろ側に移動し、ヘッドレストがシートバ
ックフレーム上部を中心に回転挙動することになる。
が追突されることで、乗員の慣性力により前記受圧部材
を乗員の移動によって後ろ側に押し込むと、保持部材に
対してヘッドレスト支持アームが上側に移動すると共に
前側に移動し、結果としてヘッドレストの前側への移動
量が増加することになる。また、介在部材或いは介在部
材と第2介在部材或いは介在部材と第2介在部材が回転
され、受圧部材を支持している連結部材が規制を受けな
がら上側且つ後ろ側に移動し、ヘッドレストがシートバ
ックフレーム上部を中心に回転挙動することになる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図面に基づいて説明する。尚、FRを前側、RRを後
ろ側、UPは上側、DWは下側として説明する。
を図面に基づいて説明する。尚、FRを前側、RRを後
ろ側、UPは上側、DWは下側として説明する。
【0029】図1及び図2は、この発明の第1の実施形
態を示すもので、自動車のシートバック1は、シートバ
ックフレーム2と、ヘッドレスト5とよりなる。
態を示すもので、自動車のシートバック1は、シートバ
ックフレーム2と、ヘッドレスト5とよりなる。
【0030】該シートバックフレーム2は、閉ループ状
に形成され、その上端部2aと、該上端部2aの左右端
部より垂下されてなる側端部2b、2bと、該側端部2
b、2bの下端部に配される図示しないアンダーフレー
ムとよりなる。
に形成され、その上端部2aと、該上端部2aの左右端
部より垂下されてなる側端部2b、2bと、該側端部2
b、2bの下端部に配される図示しないアンダーフレー
ムとよりなる。
【0031】該上端部2aには、保持部材3が回転する
ことでヘッドレスト5が前後に変位するよう回転自在に
支持され、該保持部材3にヘッドレスト支持アーム10
が固設されることで、該保持部材3と共に前側FR及び
後ろ側RRに回転自在である。
ことでヘッドレスト5が前後に変位するよう回転自在に
支持され、該保持部材3にヘッドレスト支持アーム10
が固設されることで、該保持部材3と共に前側FR及び
後ろ側RRに回転自在である。
【0032】前記ヘッドレスト支持アーム10の上端部
には、ヘッドレスト5が上側UP及び下側DWに移動自
在に支持され、該ヘッドレスト支持アーム10の下端部
10aには、プレート状の連結部材11が溶接により固
設され、該連結部材11の下端部11a,11a同士間
を受圧部材6が架設されている。
には、ヘッドレスト5が上側UP及び下側DWに移動自
在に支持され、該ヘッドレスト支持アーム10の下端部
10aには、プレート状の連結部材11が溶接により固
設され、該連結部材11の下端部11a,11a同士間
を受圧部材6が架設されている。
【0033】従って、第1の実施形態によれば、自動車
が追突されることで、受圧部材6を図示しない乗員の移
動によって、乗員の腰部の移動寸法S分だけ後ろ側RR
に押し込むと、該受圧部材6が二点鎖線で示す位置から
実線で示す位置に移動するに伴い、該受圧部材6が架設
されている連結部材11は、受圧部材6が図示しない乗
員の腰部相当位置に配されているため、連結部材11が
シートバック2の上端部2aを中心に保持部材と共に回
転し、早いタイミングでヘッドレスト5を前側FRに寸
法Y1分だけ移動させることができる。
が追突されることで、受圧部材6を図示しない乗員の移
動によって、乗員の腰部の移動寸法S分だけ後ろ側RR
に押し込むと、該受圧部材6が二点鎖線で示す位置から
実線で示す位置に移動するに伴い、該受圧部材6が架設
されている連結部材11は、受圧部材6が図示しない乗
員の腰部相当位置に配されているため、連結部材11が
シートバック2の上端部2aを中心に保持部材と共に回
転し、早いタイミングでヘッドレスト5を前側FRに寸
法Y1分だけ移動させることができる。
【0034】また、図示しない乗員の腰は、有効マスが
大きいので、確実に受圧部材6を後ろ側RRに押すこと
ができるので、確実にヘッドレスト5を前側FRに移動
させることができる。
大きいので、確実に受圧部材6を後ろ側RRに押すこと
ができるので、確実にヘッドレスト5を前側FRに移動
させることができる。
【0035】図3は、この発明の第2の実施形態を示す
もので、第1の実施形態と主に異なる点は、ヘッドレス
ト支持アームの形状と保持部材の構造にある。
もので、第1の実施形態と主に異なる点は、ヘッドレス
ト支持アームの形状と保持部材の構造にある。
【0036】この実施形態の保持部材15は、前記保持
部材3のようにシートバックフレーム2の上端部2aに
回転自在に軸支されているのではなく、ヘッドレスト支
持アーム16自体を前側FR及び後ろ側RRへの移動を
可能にしている第1の実施形態の動作は維持しつつ、更
に上側UP及び下側DWにも移動可能なるように図示し
ないシートバックフレームに支持されてなる。
部材3のようにシートバックフレーム2の上端部2aに
回転自在に軸支されているのではなく、ヘッドレスト支
持アーム16自体を前側FR及び後ろ側RRへの移動を
可能にしている第1の実施形態の動作は維持しつつ、更
に上側UP及び下側DWにも移動可能なるように図示し
ないシートバックフレームに支持されてなる。
【0037】該保持部材15は、リング状をなし、その
開口15a、即ちヘッドレスト支持アーム16自体が挿
通される部位が前記後ろ側RRに傾いた状態でシートバ
ック1に保持されている。
開口15a、即ちヘッドレスト支持アーム16自体が挿
通される部位が前記後ろ側RRに傾いた状態でシートバ
ック1に保持されている。
【0038】また、この実施形態のヘッドレスト支持ア
ーム16は、その上端部16aが前側FRになるように
すると共に下端部16bが後ろ側RRになるように傾い
て前記保持部材15に支持されてなる。
ーム16は、その上端部16aが前側FRになるように
すると共に下端部16bが後ろ側RRになるように傾い
て前記保持部材15に支持されてなる。
【0039】ここでいう該ヘッドレスト支持アーム16
の下端部16bは、部材としてのヘッドレスト支持アー
ム16の最も下側の部位という意味ではなく、発明の要
旨を説明するために用いた文言であって、部材として
は、更に下側に延在されている。即ち、該下端部16b
から前側FRに延びて、前記連結部材11の上端部11
bに該延在部16cが固設されている。
の下端部16bは、部材としてのヘッドレスト支持アー
ム16の最も下側の部位という意味ではなく、発明の要
旨を説明するために用いた文言であって、部材として
は、更に下側に延在されている。即ち、該下端部16b
から前側FRに延びて、前記連結部材11の上端部11
bに該延在部16cが固設されている。
【0040】該連結部材11の下端部11aは、前記シ
ートバックフレーム2の上端部2aと同じ位置に軸支部
としての第1連結ピン17により回転自在に軸支されて
なるアーム18の下端部18aが、第2連結ピン19に
よって回転自在に軸支されている。
ートバックフレーム2の上端部2aと同じ位置に軸支部
としての第1連結ピン17により回転自在に軸支されて
なるアーム18の下端部18aが、第2連結ピン19に
よって回転自在に軸支されている。
【0041】従って、この発明の第2の実施形態によれ
ば、自動車が追突されることで、受圧部材6を図示しな
い乗員の移動によって、乗員の腰部の移動寸法S分だけ
後ろ側RRに押し込むと、該受圧部材6が二点鎖線で示
す位置から実線で示す位置に移動するに伴い、該受圧部
材6が架設されている連結部材11は、第1連結ピン1
7を中心に回転するアーム18に案内されて後ろ側RR
に移動する。該連結部材11に固設されたヘッドレスト
支持アーム16の延在部16cが後ろ側RRに移動する
ので、保持部材15に対して、ヘッドレスト支持アーム
16の下端部16bが、上側UPに移動すると共に前側
FRに移動し、結果としてヘッドレスト5が寸法Y2分
だけ前側FRへ移動し、寸法Z1だけ上側UPに移動す
ることになる。
ば、自動車が追突されることで、受圧部材6を図示しな
い乗員の移動によって、乗員の腰部の移動寸法S分だけ
後ろ側RRに押し込むと、該受圧部材6が二点鎖線で示
す位置から実線で示す位置に移動するに伴い、該受圧部
材6が架設されている連結部材11は、第1連結ピン1
7を中心に回転するアーム18に案内されて後ろ側RR
に移動する。該連結部材11に固設されたヘッドレスト
支持アーム16の延在部16cが後ろ側RRに移動する
ので、保持部材15に対して、ヘッドレスト支持アーム
16の下端部16bが、上側UPに移動すると共に前側
FRに移動し、結果としてヘッドレスト5が寸法Y2分
だけ前側FRへ移動し、寸法Z1だけ上側UPに移動す
ることになる。
【0042】図4は、この発明の第2の実施形態の変形
例を示すもので、図3に示した実施形態と主に異なる点
は、ヘッドレスト支持アームの形状にある。
例を示すもので、図3に示した実施形態と主に異なる点
は、ヘッドレスト支持アームの形状にある。
【0043】この実施形態のヘッドレスト支持アーム2
0は、前側FRを中心とする円弧状に形成されてなる。
その余は、図3に示した実施形態と同じなので、説明及
び図示を省略する。
0は、前側FRを中心とする円弧状に形成されてなる。
その余は、図3に示した実施形態と同じなので、説明及
び図示を省略する。
【0044】従って、この発明の第2の実施形態の変形
例によれば、自動車が追突されることで、受圧部材6を
図示しない乗員の移動によって後ろ側RRに押し込む
と、保持部材15に対してヘッドレスト支持アーム20
が上側UPに移動すると共に前側FRに移動し、結果と
してヘッドレスト5の前側FRへの移動量が増加するば
かりか、保持部材15をヘッドレスト支持アーム20が
上側UPへ移動する時に、よりスムースになる。
例によれば、自動車が追突されることで、受圧部材6を
図示しない乗員の移動によって後ろ側RRに押し込む
と、保持部材15に対してヘッドレスト支持アーム20
が上側UPに移動すると共に前側FRに移動し、結果と
してヘッドレスト5の前側FRへの移動量が増加するば
かりか、保持部材15をヘッドレスト支持アーム20が
上側UPへ移動する時に、よりスムースになる。
【0045】図5は、この発明の第2の実施形態の更に
異なる変形例を示すもので、図3に示した実施形態と主
に異なる点は、ヘッドレスト支持アームの形状にある。
異なる変形例を示すもので、図3に示した実施形態と主
に異なる点は、ヘッドレスト支持アームの形状にある。
【0046】この実施形態のヘッドレスト支持アーム2
5は、その上下中央部26が前側FRになるようにする
と共にその下端部27が後ろ側RRになるように傾いて
支持されてなる。
5は、その上下中央部26が前側FRになるようにする
と共にその下端部27が後ろ側RRになるように傾いて
支持されてなる。
【0047】ここでいう該ヘッドレスト支持アーム25
の下端部27は、部材としてのヘッドレスト支持アーム
25の最も下側の部位という意味ではなく、発明の要旨
を説明するために用いた文言であって、部材としては、
更に下側に延在されている。即ち、該下端部27から前
側FRに延びて、図3に示すように、前記連結部材11
の上端部11bに該下側延在部28が固設されている。
同様に、ヘッドレスト支持アーム25の上端部26は、
部材としてのヘッドレスト支持アーム25の最も上側の
部位という意味ではなく、発明の要旨を説明するために
用いた文言であって、部材としては、更に上側に延在さ
れている。即ち、該上端部26から後ろ側RRに延び
て、ヘッドレスト5を支持する位置まで該上側延在部2
9が延在されている。
の下端部27は、部材としてのヘッドレスト支持アーム
25の最も下側の部位という意味ではなく、発明の要旨
を説明するために用いた文言であって、部材としては、
更に下側に延在されている。即ち、該下端部27から前
側FRに延びて、図3に示すように、前記連結部材11
の上端部11bに該下側延在部28が固設されている。
同様に、ヘッドレスト支持アーム25の上端部26は、
部材としてのヘッドレスト支持アーム25の最も上側の
部位という意味ではなく、発明の要旨を説明するために
用いた文言であって、部材としては、更に上側に延在さ
れている。即ち、該上端部26から後ろ側RRに延び
て、ヘッドレスト5を支持する位置まで該上側延在部2
9が延在されている。
【0048】従って、この発明の第2の実施形態の更に
異なる変形例によれば、自動車が追突されることで、受
圧部材6を図示しない乗員の移動によって後ろ側RRに
押し込むと、保持部材15に対してヘッドレスト支持ア
ーム25の上下中央部26が上側UPに摺動するに伴い
下端部27が移動することで、前側FRに移動し、結果
としてヘッドレスト5の前側FRへの移動量が増加する
ことになる。
異なる変形例によれば、自動車が追突されることで、受
圧部材6を図示しない乗員の移動によって後ろ側RRに
押し込むと、保持部材15に対してヘッドレスト支持ア
ーム25の上下中央部26が上側UPに摺動するに伴い
下端部27が移動することで、前側FRに移動し、結果
としてヘッドレスト5の前側FRへの移動量が増加する
ことになる。
【0049】図6は、この発明の第2の実施形態の更に
異なる第2変形例を示すもので、図3に示した実施形態
と主に異なる点は、保持部材の配置の向きにある。
異なる第2変形例を示すもので、図3に示した実施形態
と主に異なる点は、保持部材の配置の向きにある。
【0050】この実施形態の保持部材30は、前記ヘッ
ドレスト支持アーム16の移動方向、即ち、前記ヘッド
レスト支持アーム16の上端部16aと下端部16bと
に沿った向きに配されてなる。
ドレスト支持アーム16の移動方向、即ち、前記ヘッド
レスト支持アーム16の上端部16aと下端部16bと
に沿った向きに配されてなる。
【0051】従って、この発明の第2の実施形態の更に
異なる変形例によれば、自動車が追突されることで、受
圧部材6を図示しない乗員の移動によって後ろ側RRに
押し込むと、保持部材30に対してヘッドレスト支持ア
ーム16が上側UPに移動し且つ前側FRに摺動する
が、この際に、保持部材30が該ヘッドレスト支持アー
ム16の移動方向、即ち、前記ヘッドレスト支持アーム
16の上端部16aと下端部16bとに沿った向きに配
されてなることで、該ヘッドレスト支持アーム16は、
よりスムースに移動できることになる。
異なる変形例によれば、自動車が追突されることで、受
圧部材6を図示しない乗員の移動によって後ろ側RRに
押し込むと、保持部材30に対してヘッドレスト支持ア
ーム16が上側UPに移動し且つ前側FRに摺動する
が、この際に、保持部材30が該ヘッドレスト支持アー
ム16の移動方向、即ち、前記ヘッドレスト支持アーム
16の上端部16aと下端部16bとに沿った向きに配
されてなることで、該ヘッドレスト支持アーム16は、
よりスムースに移動できることになる。
【0052】図7及び図8は、この発明の第3の実施形
態を示すもので、図1に示した第1の実施形態と主に異
なる点は、連結部材をヘッドレスト支持アームに対して
回転自在にした点と、シートバックフレームと連結部材
とを連結した点である。
態を示すもので、図1に示した第1の実施形態と主に異
なる点は、連結部材をヘッドレスト支持アームに対して
回転自在にした点と、シートバックフレームと連結部材
とを連結した点である。
【0053】この実施形態の連結部材35の上端部35
aは、前記ヘッドレスト支持アーム10の下端部10a
に第3連結ピン37でもって回転自在に軸支されてな
り、該連結部材35の下端部35bと前記シートバック
フレーム2とがプレート状の介在部材36を介して第4
連結ピン38及び第5連結ピン39でもってそれぞれに
回転自在に軸支されてなり、該受圧部材6が前記連結部
材35の下端部35bに結合されることで架設されてな
る。
aは、前記ヘッドレスト支持アーム10の下端部10a
に第3連結ピン37でもって回転自在に軸支されてな
り、該連結部材35の下端部35bと前記シートバック
フレーム2とがプレート状の介在部材36を介して第4
連結ピン38及び第5連結ピン39でもってそれぞれに
回転自在に軸支されてなり、該受圧部材6が前記連結部
材35の下端部35bに結合されることで架設されてな
る。
【0054】従って、この発明の第3の実施形態によれ
ば、自動車が追突されることで、図示しない乗員の慣性
力により、前記受圧部材6を乗員の腰部が、該腰部の移
動寸法S分だけ後ろ側RRへ押し込むことで、図8に二
点鎖線で示す位置にあった受圧部材6が実線で示す位置
に移動することによって、介在部材36が回転され、受
圧部材6を支持している連結部材35が、介在部材36
と保持部材3とによって規制を受けながら、上側FR且
つ後ろ側RRに移動し、ヘッドレスト5がシートバック
フレーム2の上端部2aを中心に回転挙動することにな
る。
ば、自動車が追突されることで、図示しない乗員の慣性
力により、前記受圧部材6を乗員の腰部が、該腰部の移
動寸法S分だけ後ろ側RRへ押し込むことで、図8に二
点鎖線で示す位置にあった受圧部材6が実線で示す位置
に移動することによって、介在部材36が回転され、受
圧部材6を支持している連結部材35が、介在部材36
と保持部材3とによって規制を受けながら、上側FR且
つ後ろ側RRに移動し、ヘッドレスト5がシートバック
フレーム2の上端部2aを中心に回転挙動することにな
る。
【0055】図9及び図10は、この発明の第4の実施
形態を示すもので、図1に示した第1の実施形態と主に
異なる点は、連結部材をヘッドレスト支持アームに対し
て回転自在にした点と、シートバックフレームと連結部
材とを上下に離間した介在部材でもって連結した点であ
る。
形態を示すもので、図1に示した第1の実施形態と主に
異なる点は、連結部材をヘッドレスト支持アームに対し
て回転自在にした点と、シートバックフレームと連結部
材とを上下に離間した介在部材でもって連結した点であ
る。
【0056】この実施形態の連結部材35の上端部35
aは、前記ヘッドレスト支持アーム10の下端部10a
に第3連結ピン37でもって回転自在に軸支されてな
り、該連結部材35の下端部35bと前記シートバック
フレーム2とがプレート状の介在部材36を介して第4
連結ピン38及び第5連結ピン39でもってそれぞれに
回転自在に軸支されてなると共に前記連結部材35の上
端部35aと前記シートバックフレーム2の肩部2cと
が第2介在部材40を介して第3連結ピン37及び第6
連結ピン41でもってそれぞれに回転自在に軸支されて
なり、該受圧部材6が前記連結部材35の下端部35b
に結合されることで架設されてなる。
aは、前記ヘッドレスト支持アーム10の下端部10a
に第3連結ピン37でもって回転自在に軸支されてな
り、該連結部材35の下端部35bと前記シートバック
フレーム2とがプレート状の介在部材36を介して第4
連結ピン38及び第5連結ピン39でもってそれぞれに
回転自在に軸支されてなると共に前記連結部材35の上
端部35aと前記シートバックフレーム2の肩部2cと
が第2介在部材40を介して第3連結ピン37及び第6
連結ピン41でもってそれぞれに回転自在に軸支されて
なり、該受圧部材6が前記連結部材35の下端部35b
に結合されることで架設されてなる。
【0057】従って、この発明の第4の実施形態によれ
ば、自動車が追突されることで、図示しない乗員の慣性
力により、前記受圧部材6を乗員の腰部が、該腰部の移
動寸法S分だけ後ろ側RRへ押し込むことで、図8に二
点鎖線で示す位置にあった受圧部材6が実線で示す位置
に移動することによって、介在部材36及び第2介在部
材40が回転され、受圧部材6を支持している連結部材
35が、介在部材36及び第2介在部材40と保持部材
15とによって規制を受けながら、上側FR且つ後ろ側
RRに移動し、ヘッドレスト5がシートバックフレーム
2の上端部2aを中心に回転挙動することになる。
ば、自動車が追突されることで、図示しない乗員の慣性
力により、前記受圧部材6を乗員の腰部が、該腰部の移
動寸法S分だけ後ろ側RRへ押し込むことで、図8に二
点鎖線で示す位置にあった受圧部材6が実線で示す位置
に移動することによって、介在部材36及び第2介在部
材40が回転され、受圧部材6を支持している連結部材
35が、介在部材36及び第2介在部材40と保持部材
15とによって規制を受けながら、上側FR且つ後ろ側
RRに移動し、ヘッドレスト5がシートバックフレーム
2の上端部2aを中心に回転挙動することになる。
【0058】図11は、この発明の第5の実施形態を示
すもので、図1に示した第1の実施形態と主に異なる点
は、連結部材をヘッドレスト支持アームに対して回転自
在にした点と、シートバックフレームと連結部材とを上
下に離間した介在部材でもって連結した点である。
すもので、図1に示した第1の実施形態と主に異なる点
は、連結部材をヘッドレスト支持アームに対して回転自
在にした点と、シートバックフレームと連結部材とを上
下に離間した介在部材でもって連結した点である。
【0059】この実施形態の連結部材35の上端部35
aは、前記ヘッドレスト支持アーム10の下端部10a
に第3連結ピン37でもって回転自在に軸支されてな
り、該連結部材35の下端部35bと前記シートバック
フレーム2とがプレート状の介在部材36を介して第4
連結ピン38及び第5連結ピン39でもってそれぞれに
回転自在に軸支されてなると共に前記連結部材35の上
下略中間部35cと前記シートバックフレーム2の肩部
2cより下がった部位とが第2介在部材40を介して第
6連結ピン41及び第7連結ピン45でもってそれぞれ
に回転自在に軸支されてなり、該受圧部材6が前記連結
部材35の下端部35bに結合されることで架設されて
なる。
aは、前記ヘッドレスト支持アーム10の下端部10a
に第3連結ピン37でもって回転自在に軸支されてな
り、該連結部材35の下端部35bと前記シートバック
フレーム2とがプレート状の介在部材36を介して第4
連結ピン38及び第5連結ピン39でもってそれぞれに
回転自在に軸支されてなると共に前記連結部材35の上
下略中間部35cと前記シートバックフレーム2の肩部
2cより下がった部位とが第2介在部材40を介して第
6連結ピン41及び第7連結ピン45でもってそれぞれ
に回転自在に軸支されてなり、該受圧部材6が前記連結
部材35の下端部35bに結合されることで架設されて
なる。
【0060】従って、この発明の第5の実施形態によれ
ば、自動車が追突されることで、図示しない乗員の慣性
力により、前記受圧部材6を乗員の腰部が、該腰部の移
動寸法S分だけ後ろ側RRへ押し込むことで、図8に二
点鎖線で示す位置にあった受圧部材6が実線で示す位置
に移動することによって、介在部材36及び第2介在部
材40が回転され、受圧部材6を支持している連結部材
35が、介在部材36及び第2介在部材40と保持部材
15とによって規制を受けながら、上側FR且つ後ろ側
RRに移動し、ヘッドレスト5がシートバックフレーム
2の上端部2aを中心に回転挙動することになる。
ば、自動車が追突されることで、図示しない乗員の慣性
力により、前記受圧部材6を乗員の腰部が、該腰部の移
動寸法S分だけ後ろ側RRへ押し込むことで、図8に二
点鎖線で示す位置にあった受圧部材6が実線で示す位置
に移動することによって、介在部材36及び第2介在部
材40が回転され、受圧部材6を支持している連結部材
35が、介在部材36及び第2介在部材40と保持部材
15とによって規制を受けながら、上側FR且つ後ろ側
RRに移動し、ヘッドレスト5がシートバックフレーム
2の上端部2aを中心に回転挙動することになる。
【0061】図12及び図13は、この発明の第6の実
施形態を示すもので、図1に示した第1の実施形態と主
に異なる点は、連結部材をヘッドレスト支持アームに対
して回転自在にした点と、シートバックフレームと連結
部材とを上下に離間した介在部材でもって連結した点
と、該介在部材間を他の部材で連結した点である。
施形態を示すもので、図1に示した第1の実施形態と主
に異なる点は、連結部材をヘッドレスト支持アームに対
して回転自在にした点と、シートバックフレームと連結
部材とを上下に離間した介在部材でもって連結した点
と、該介在部材間を他の部材で連結した点である。
【0062】この実施形態の連結部材35の上端部35
aは、前記ヘッドレスト支持アーム10の下端部10a
に第3連結ピン37でもって回転自在に軸支されてな
り、該連結部材35の下端部35bと前記シートバック
フレーム2とがプレート状の介在部材36を介して第4
連結ピン38及び第5連結ピン39でもってそれぞれに
回転自在に軸支されてなると共に前記連結部材35の上
端部35aと前記シートバックフレーム2の肩部2cと
が第2介在部材40を介して第6連結ピン41及び第3
連結ピン37でもってそれぞれに回転自在に軸支されて
なり、前記介在部材36の中間部位及び第2介在部材4
0の中間部位を第3介在部材50が第8連結ピン51及
び第9連結ピン52でもってそれぞれ回転自在に連結さ
れてなり、該受圧部材6が前記連結部材35の下端部3
5bに結合されることで架設されてなる。
aは、前記ヘッドレスト支持アーム10の下端部10a
に第3連結ピン37でもって回転自在に軸支されてな
り、該連結部材35の下端部35bと前記シートバック
フレーム2とがプレート状の介在部材36を介して第4
連結ピン38及び第5連結ピン39でもってそれぞれに
回転自在に軸支されてなると共に前記連結部材35の上
端部35aと前記シートバックフレーム2の肩部2cと
が第2介在部材40を介して第6連結ピン41及び第3
連結ピン37でもってそれぞれに回転自在に軸支されて
なり、前記介在部材36の中間部位及び第2介在部材4
0の中間部位を第3介在部材50が第8連結ピン51及
び第9連結ピン52でもってそれぞれ回転自在に連結さ
れてなり、該受圧部材6が前記連結部材35の下端部3
5bに結合されることで架設されてなる。
【0063】従って、この発明の第6の実施形態によれ
ば、自動車が追突されることで、図示しない乗員の慣性
力により、前記受圧部材6を乗員の腰部が、該腰部の移
動寸法S分だけ後ろ側RRへ押し込むことで、図8に二
点鎖線で示す位置にあった受圧部材6が実線で示す位置
に移動することによって、介在部材36及び第2介在部
材40が回転される時に、第3介在部材50によって、
同時に回転されるので、該回転がよりスムースになると
共に、受圧部材6を支持している連結部材35が、介在
部材36及び第2介在部材40と保持部材15とによっ
て規制を受けながら、上側FR且つ後ろ側RRに移動
し、ヘッドレスト5がシートバックフレーム2の上端部
2aを中心に回転挙動することになる。
ば、自動車が追突されることで、図示しない乗員の慣性
力により、前記受圧部材6を乗員の腰部が、該腰部の移
動寸法S分だけ後ろ側RRへ押し込むことで、図8に二
点鎖線で示す位置にあった受圧部材6が実線で示す位置
に移動することによって、介在部材36及び第2介在部
材40が回転される時に、第3介在部材50によって、
同時に回転されるので、該回転がよりスムースになると
共に、受圧部材6を支持している連結部材35が、介在
部材36及び第2介在部材40と保持部材15とによっ
て規制を受けながら、上側FR且つ後ろ側RRに移動
し、ヘッドレスト5がシートバックフレーム2の上端部
2aを中心に回転挙動することになる。
【0064】以上の説明により、図示はしないが、前記
保持部材15或いは30は、前記ヘッドレスト支持アー
ム10或いは16、20、25を上下方向にも移動可能
に支持してなり、前記ヘッドレスト支持アーム16、2
0は、その上端部16a,20aが前側FRになるよう
にすると共に下端部16b,20bが後ろ側RRになる
ように傾いて支持されてなり、該ヘッドレスト支持アー
ム16、20には、連結部材35が第3連結ピン37で
もって回転自在に軸支されてなり、該連結部材35の下
端部35bと前記シートバックフレーム2とが、介在部
材36を介して、それぞれに回転自在に軸支され或いは
その上に第2介在部材40が前記シートバックフレーム
2が回転自在に軸支され或いは介在部材36と第2介在
部材40とを第3介在部材50とで回転自在に連結して
なり、該受圧部材6が前記連結部材35の下端部35b
に結合されてなるものでも良い。
保持部材15或いは30は、前記ヘッドレスト支持アー
ム10或いは16、20、25を上下方向にも移動可能
に支持してなり、前記ヘッドレスト支持アーム16、2
0は、その上端部16a,20aが前側FRになるよう
にすると共に下端部16b,20bが後ろ側RRになる
ように傾いて支持されてなり、該ヘッドレスト支持アー
ム16、20には、連結部材35が第3連結ピン37で
もって回転自在に軸支されてなり、該連結部材35の下
端部35bと前記シートバックフレーム2とが、介在部
材36を介して、それぞれに回転自在に軸支され或いは
その上に第2介在部材40が前記シートバックフレーム
2が回転自在に軸支され或いは介在部材36と第2介在
部材40とを第3介在部材50とで回転自在に連結して
なり、該受圧部材6が前記連結部材35の下端部35b
に結合されてなるものでも良い。
【0065】かかる場合は、自動車が追突されること
で、乗員の慣性力により、前記受圧部材6を乗員の腰部
が、該腰部の移動寸法分だけ後ろ側RRへ押し込むこと
で、受圧部材6が移動することによって、介在部材36
及び第2介在部材40並びに第3介在部材50の全て或
いは何れかが回転され、受圧部材6を支持している連結
部材35が、介在部材36及び第2介在部材40と保持
部材15或いは30とによって規制を受けながら、上側
FR且つ後ろ側RRに移動し、ヘッドレスト5がシート
バックフレーム2の上端部2aを中心に回転挙動するこ
とになる。
で、乗員の慣性力により、前記受圧部材6を乗員の腰部
が、該腰部の移動寸法分だけ後ろ側RRへ押し込むこと
で、受圧部材6が移動することによって、介在部材36
及び第2介在部材40並びに第3介在部材50の全て或
いは何れかが回転され、受圧部材6を支持している連結
部材35が、介在部材36及び第2介在部材40と保持
部材15或いは30とによって規制を受けながら、上側
FR且つ後ろ側RRに移動し、ヘッドレスト5がシート
バックフレーム2の上端部2aを中心に回転挙動するこ
とになる。
【図1】この発明の第1の実施形態に係るシートバック
の要部を示す斜視図。
の要部を示す斜視図。
【図2】図1の作用を示す側面図。
【図3】この発明の第2の実施形態に係る図2相当側面
図。
図。
【図4】図3の変形例を示す図3相当側面図。
【図5】図3の他の変形例を示す図3相当側面図。
【図6】図3の更に他の変形例を示す図3相当側面図。
【図7】この発明の第3の実施形態に係る図1相当斜視
図。
図。
【図8】図7の作用を示す側面図。
【図9】この発明の第4の実施形態に係る図1相当斜視
図。
図。
【図10】図9の作用を示す側面図。
【図11】この発明の第5の実施形態に係る図1相当斜
視図。
視図。
【図12】この発明の第6の実施形態に係る図1相当斜
視図。
視図。
【図13】図12の作用を示す側面図。
【図14】従来例に係る図1相当斜視図。
【図15】図14の作用を示す側面図。
1 シートバック 2 シートバックフレーム 2a シートバックフレームの上端部 2b シートバックフレームの側端部 2c シートバックフレームの肩部 3、15、30 保護部材 4、16、20、25 ヘッドレスト支持アーム 5 ヘッドレスト 6 受圧部材 11、35 連結部材 12a スティの下端部に相当する固定スティの下端部 17 軸支部としての第1連結ピン 18 アーム 26 ヘッドレスト支持アームの上下中央部 27 ヘッドレスト支持アームの下端部 36 介在部材 40 第2介在部材 50 第3介在部材 FR 前側 RR 後ろ側 UP 上側 DW 下側
Claims (10)
- 【請求項1】 シートバックフレームと、該シートバッ
クフレームの上端部に保持部材により前後に変位するよ
う支持されてなるヘッドレスト支持アームと、該ヘッド
レスト支持アームの上端部に支持されてなるヘッドレス
トと、前記ヘッドレスト支持アームの下端部に支持され
てなり且つ乗員の背中の圧力を受け得る受圧部材とより
構成されてなる自動車用シートバックであって、 前記受圧部材は、着座した乗員の腰部相当位置に配され
てなることを特徴とする自動車用シートバック。 - 【請求項2】 請求項1に記載の自動車用シートバック
であって、 前記保持部材は、前記ヘッドレスト支持アームを上下方
向にも移動可能に支持してなり、 前記ヘッドレスト支持アームは、その上端部が前側にな
るようにすると共に下端部が後ろ側になるように傾いて
支持されてなることを特徴とする自動車用シートバッ
ク。 - 【請求項3】 請求項2に記載の自動車用シートバック
であって、 前記ヘッドレスト支持アームは、前側を中心とする円弧
状に形成されてなることを特徴とする自動車用シートバ
ック。 - 【請求項4】 請求項1に記載の自動車用シートバック
であって、 前記保持部材は、前記ヘッドレスト支持アームを上下方
向にも移動可能に支持してなり、 該保持部材に対向した位置に配される前記ヘッドレスト
支持アームの上下中央部が前側になるようにすると共に
前記ヘッドレスト支持アームの下端部が後ろ側になるよ
うに傾いて支持されてなることを特徴とする自動車用シ
ートバック。 - 【請求項5】 請求項1乃至請求項4何れかに記載の自
動車用シートバックであって、 前記保持部材は、前記ヘッドレスト支持アームの移動方
向に沿った向きに配されてなることを特徴とする自動車
用シートバック。 - 【請求項6】 請求項1に記載の自動車用シートバック
であって、 前記ヘッドレスト支持アームの下端部には、連結部材が
回転自在に軸支されてなり、 該連結部材の下端部と前記シートバックフレームとが、
介在部材を介してそれぞれに回転自在に軸支されてな
り、 該受圧部材が、前記連結部材の下端部に結合されてなる
ことを特徴とする自動車用シートバック。 - 【請求項7】 請求項1に記載の自動車用シートバック
であって、 前記ヘッドレスト支持アームの下端部には、連結部材が
回転自在に軸支されてなり、 該連結部材の下端部と前記シートバックフレームとが、
介在部材を介して、それぞれに回転自在に軸支されてな
ると共に、前記連結部材の上端部と前記シートバックフ
レームの肩部とが、第2介在部材を介して、それぞれに
回転自在に軸支されてなり、 前記受圧部材が前記連結部材の下端部に結合されてなる
ことを特徴とする自動車用シートバック。 - 【請求項8】 請求項1に記載の自動車用シートバック
であって、 前記ヘッドレスト支持アームの下端部には、連結部材が
回転自在に軸支されてなり、 該連結部材の下端部と前記シートバックフレームとが、
介在部材を介して、それぞれに回転自在に軸支されてな
ると共に、前記連結部材の上下略中間部と前記シートバ
ックフレームの肩部より下がった部位とが、第2介在部
材を介して、それぞれに回転自在に軸支されてなり、 前記受圧部材が前記連結部材の下端部に結合されてなる
ことを特徴とする自動車用シートバック。 - 【請求項9】 請求項1に記載の自動車用シートバック
であって、 前記ヘッドレスト支持アームの下端部には、連結部材が
回転自在に軸支されてなり、 該連結部材の下端部と前記シートバックフレームとが、
介在部材を介して、それぞれに回転自在に軸支されてな
ると共に、前記連結部材の上端部と前記シートバックフ
レームの肩部とが、第2介在部材を介して、それぞれに
回転自在に軸支されてなり、 前記介在部材及び第2介在部材を第3介在部材により回
転自在に連結されてなり、 前記受圧部材が前記連結部材の下端部に結合されてなる
ことを特徴とする自動車用シートバック。 - 【請求項10】 請求項1に記載の自動車用シートバッ
クであって、 前記保持部材は、前記ヘッドレスト支持アームを上下方
向にも移動可能に支持してなり、 略直線状或いは前側を中心とする円弧状に形成されてな
る前記ヘッドレスト支持アームは、その上端部が前側に
なるようにすると共に下端部が後ろ側になるように傾い
て支持されてなり、 該ヘッドレスト支持アームの下端部には、連結部材が回
転自在に軸支されてなり、 該連結部材の下端部と前記シートバックフレームとが、
介在部材を介して、それぞれに回転自在に軸支され或い
はその上に第2介在部材が前記シートバックフレームが
回転自在に軸支され或いは介在部材と第2介在部材とを
第3介在部材で回転自在に連結してなり、 該受圧部材が前記連結部材の下端部に結合されてなるこ
とを特徴とする自動車用シートバック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10077828A JPH11268566A (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 自動車用シートバック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10077828A JPH11268566A (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 自動車用シートバック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11268566A true JPH11268566A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=13644913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10077828A Pending JPH11268566A (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 自動車用シートバック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11268566A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100506758B1 (ko) * | 2002-10-31 | 2005-08-08 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 럼버서포트 장치 연동형 헤드레스트 장치 |
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US8894144B2 (en) | 2004-09-27 | 2014-11-25 | Lear Corporation | Vehicle seat having active head restraint |
-
1998
- 1998-03-25 JP JP10077828A patent/JPH11268566A/ja active Pending
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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A02 | Decision of refusal |
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