JPH11267624A - 高温固形物の搬送装置および高温固形物を搬送する際の温度管理方法 - Google Patents
高温固形物の搬送装置および高温固形物を搬送する際の温度管理方法Info
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- JPH11267624A JPH11267624A JP10358128A JP35812898A JPH11267624A JP H11267624 A JPH11267624 A JP H11267624A JP 10358128 A JP10358128 A JP 10358128A JP 35812898 A JP35812898 A JP 35812898A JP H11267624 A JPH11267624 A JP H11267624A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10J—PRODUCTION OF PRODUCER GAS, WATER-GAS, SYNTHESIS GAS FROM SOLID CARBONACEOUS MATERIAL, OR MIXTURES CONTAINING THESE GASES; CARBURETTING AIR OR OTHER GASES
- C10J3/00—Production of combustible gases containing carbon monoxide from solid carbonaceous fuels
- C10J3/002—Horizontal gasifiers, e.g. belt-type gasifiers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10B—DESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
- C10B33/00—Discharging devices; Coke guides
-
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- C10J3/00—Production of combustible gases containing carbon monoxide from solid carbonaceous fuels
- C10J3/72—Other features
- C10J3/723—Controlling or regulating the gasification process
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23G—CREMATION FURNACES; CONSUMING WASTE PRODUCTS BY COMBUSTION
- F23G2201/00—Pretreatment
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- F23G2201/302—Treating pyrosolids
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高温固形物f、特に乾留燃焼残留物が振動要
素2によって搬送される搬送装置1において、固形物f
が常に予め定められた温度(例えば発火温度)より低い
温度で搬送装置1から出るようにし、振動要素2の搬送
通路内における質量流の停滞を認識しその停滞位置を特
定できるようにする。 【解決手段】 振動要素2の搬送面12が互いに間隔を
隔てて配置された複数の温度測定素子26i、26j、
26kを有し、これらの温度測定素子によって固形物f
の搬送が管理される。この制御は、振動要素2の内部に
おける温度分布の監視並びにこの温度分布に応じた固形
物fの質量流の制御を含んでいる。
素2によって搬送される搬送装置1において、固形物f
が常に予め定められた温度(例えば発火温度)より低い
温度で搬送装置1から出るようにし、振動要素2の搬送
通路内における質量流の停滞を認識しその停滞位置を特
定できるようにする。 【解決手段】 振動要素2の搬送面12が互いに間隔を
隔てて配置された複数の温度測定素子26i、26j、
26kを有し、これらの温度測定素子によって固形物f
の搬送が管理される。この制御は、振動要素2の内部に
おける温度分布の監視並びにこの温度分布に応じた固形
物fの質量流の制御を含んでいる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固形物を搬送する
ための搬送面を持ち且つ冷却材で貫流される長手通路を
有している振動要素を備えた高温固形物、特に熱分解室
から出された乾留燃焼残留物の搬送装置に関する。また
本発明は、高温固形物、特に乾留燃焼残留物が冷却材で
貫流される振動要素の搬送面上を搬送される際の温度管
理方法に関する。
ための搬送面を持ち且つ冷却材で貫流される長手通路を
有している振動要素を備えた高温固形物、特に熱分解室
から出された乾留燃焼残留物の搬送装置に関する。また
本発明は、高温固形物、特に乾留燃焼残留物が冷却材で
貫流される振動要素の搬送面上を搬送される際の温度管
理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】固形物を搬送するための振動要素は例え
ば廃棄物を熱処理する分野で使用されている。廃棄物を
熱処理するために特にごみ焼き設備あるいは熱分解設備
が知られている。熱分解設備は例えばヨーロッパ特許出
願公開第0302310号明細書に記載されている。こ
の熱分解設備あるいは乾留燃焼設備においては主として
二段式乾留燃焼法で実行されている。供給された廃棄物
は第1の段階で乾留室あるいは加熱室(熱分解炉)の中
に入れられ、乾留(熱分解)され、即ち低酸素雰囲気内
で300〜600°Cの温度で熱処理される。この熱処
理によって乾留室内に乾留ガスおよび熱分解残留物が生
ずる。熱分解残留物は可燃物と不燃物とから成ってい
る。不燃物の有用物質は選別されて再利用される。乾留
燃焼法の第2の段階で、可燃性の熱分解残留物は乾留ガ
スと一緒に高温燃焼室内で約1200°Cの温度で燃焼
される。その際に生じた高温排気ガスは廃熱ボイラで蒸
気を発生するために利用され、その後浄化されて大気に
放出される。
ば廃棄物を熱処理する分野で使用されている。廃棄物を
熱処理するために特にごみ焼き設備あるいは熱分解設備
が知られている。熱分解設備は例えばヨーロッパ特許出
願公開第0302310号明細書に記載されている。こ
の熱分解設備あるいは乾留燃焼設備においては主として
二段式乾留燃焼法で実行されている。供給された廃棄物
は第1の段階で乾留室あるいは加熱室(熱分解炉)の中
に入れられ、乾留(熱分解)され、即ち低酸素雰囲気内
で300〜600°Cの温度で熱処理される。この熱処
理によって乾留室内に乾留ガスおよび熱分解残留物が生
ずる。熱分解残留物は可燃物と不燃物とから成ってい
る。不燃物の有用物質は選別されて再利用される。乾留
燃焼法の第2の段階で、可燃性の熱分解残留物は乾留ガ
スと一緒に高温燃焼室内で約1200°Cの温度で燃焼
される。その際に生じた高温排気ガスは廃熱ボイラで蒸
気を発生するために利用され、その後浄化されて大気に
放出される。
【0003】高温の熱分解残留物は更にその後の処理を
行うために搬送装置によって後続設備に例えば選別設備
に搬送される。熱分解残留物は多量の可燃性炭素含有材
料を含んでいるので、これはその温度が約100°Cを
超えている限り酸素と接触してはならない。従って、乾
留室から出る熱分解残留物を冷却することが考慮されて
いる。
行うために搬送装置によって後続設備に例えば選別設備
に搬送される。熱分解残留物は多量の可燃性炭素含有材
料を含んでいるので、これはその温度が約100°Cを
超えている限り酸素と接触してはならない。従って、乾
留室から出る熱分解残留物を冷却することが考慮されて
いる。
【0004】イェースト ゲーエムべーハー ウント
コーポレーション カーゲー社の社報1802−072
01.96において、高温の被搬送物を搬送する際に同
時に冷却する搬送装置が知られている。この搬送装置は
いわゆる振動コンベヤである。これは支持枠上に置かれ
固形物を搬送するために振動させられる冷却可能な搬送
トレーを有している。この搬送トレーは高温固形物と酸
素との接触を防止するために密閉通路となっている。従
って、固形物は見ることができず、固形物が既に十分に
冷却されたか否かを判断することもできない。
コーポレーション カーゲー社の社報1802−072
01.96において、高温の被搬送物を搬送する際に同
時に冷却する搬送装置が知られている。この搬送装置は
いわゆる振動コンベヤである。これは支持枠上に置かれ
固形物を搬送するために振動させられる冷却可能な搬送
トレーを有している。この搬送トレーは高温固形物と酸
素との接触を防止するために密閉通路となっている。従
って、固形物は見ることができず、固形物が既に十分に
冷却されたか否かを判断することもできない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、高温
固形物の搬送装置および高温固形物を搬送する際の単純
な温度管理方法を提供することにある。
固形物の搬送装置および高温固形物を搬送する際の単純
な温度管理方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】搬送装置に関するた課題
は、本発明に基づいて、固形物を搬送するための搬送面
を持ち且つ冷却材で貫流される長手通路を有している振
動要素を備えた高温固形物の搬送装置において、搬送面
上に少なくとも一つの温度測定素子が配置されているこ
とによって解決される。
は、本発明に基づいて、固形物を搬送するための搬送面
を持ち且つ冷却材で貫流される長手通路を有している振
動要素を備えた高温固形物の搬送装置において、搬送面
上に少なくとも一つの温度測定素子が配置されているこ
とによって解決される。
【0007】搬送面上に温度測定素子が配置されている
ことによって、その温度測定素子の位置における温度を
的確に検出することができる。運転中に発生される振動
により高温固形物と温度測定素子とは強く接触する。温
度測定素子によって測定された温度を参考にして高温固
形物について推論される。例えば、固形物が既に十分に
冷却され酸素と接触しても発火しないか否かが検出され
る。温度測定素子を配置することによって、温度測定素
子が高温固形物で覆われているか否かを提示することが
非常に有利にできる。従って、これによって温度測定素
子の手前における固形物の質量流の停滞を認識すること
ができる。停滞が生じた際に温度測定素子で測定される
温度は著しく低下し、短時間のうちに冷えた搬送面の温
度とほとんど同じになる。これは障害信号によって表示
されるかあるいは認識できる。
ことによって、その温度測定素子の位置における温度を
的確に検出することができる。運転中に発生される振動
により高温固形物と温度測定素子とは強く接触する。温
度測定素子によって測定された温度を参考にして高温固
形物について推論される。例えば、固形物が既に十分に
冷却され酸素と接触しても発火しないか否かが検出され
る。温度測定素子を配置することによって、温度測定素
子が高温固形物で覆われているか否かを提示することが
非常に有利にできる。従って、これによって温度測定素
子の手前における固形物の質量流の停滞を認識すること
ができる。停滞が生じた際に温度測定素子で測定される
温度は著しく低下し、短時間のうちに冷えた搬送面の温
度とほとんど同じになる。これは障害信号によって表示
されるかあるいは認識できる。
【0008】本発明の有利な実施態様において、温度測
定素子と搬送面との間に熱絶縁層が配置されている。こ
れによって質量流の乱れが僅かである場合に測定温度は
直ちには低下しない。即ちその熱絶縁層は緩衝要素の役
目を果たす。一方では熱絶縁層は、温度測定素子が固形
物の高温度にもまた冷えた搬送面の非常に低い温度にも
同時に曝されないので、非常に高い測定精度を保証す
る。他方では熱絶縁層は温度測定素子の反応時間を遅ら
せる働きをする。ここで反応時間とは、固形物に停滞が
生じた際に温度測定素子で検出された温度が予め定めら
れた基準値あるいは比較値に低下するまでかかる時間を
意味している。従って、その温度検出は熱絶縁層を利用
する場合に比較的鈍いとも呼べる。この鈍い温度検出は
乱れが僅かである場合に障害信号が発生されることを防
止する。そのような僅かな乱れは例えば高温固形物と温
度測定素子との接触不足又は不良にある。
定素子と搬送面との間に熱絶縁層が配置されている。こ
れによって質量流の乱れが僅かである場合に測定温度は
直ちには低下しない。即ちその熱絶縁層は緩衝要素の役
目を果たす。一方では熱絶縁層は、温度測定素子が固形
物の高温度にもまた冷えた搬送面の非常に低い温度にも
同時に曝されないので、非常に高い測定精度を保証す
る。他方では熱絶縁層は温度測定素子の反応時間を遅ら
せる働きをする。ここで反応時間とは、固形物に停滞が
生じた際に温度測定素子で検出された温度が予め定めら
れた基準値あるいは比較値に低下するまでかかる時間を
意味している。従って、その温度検出は熱絶縁層を利用
する場合に比較的鈍いとも呼べる。この鈍い温度検出は
乱れが僅かである場合に障害信号が発生されることを防
止する。そのような僅かな乱れは例えば高温固形物と温
度測定素子との接触不足又は不良にある。
【0009】本発明の特に有利な実施態様において、搬
送面上に搬送方向に複数の温度測定素子が互いに間隔を
隔てて配置されている。このような配置によって、搬送
装置の搬送方向に沿った温度プロフィルを検出すること
ができる。更に温度プロフィルを分析することによっ
て、万一生じた固形物の質量流の停滞位置を精確に特定
できる。
送面上に搬送方向に複数の温度測定素子が互いに間隔を
隔てて配置されている。このような配置によって、搬送
装置の搬送方向に沿った温度プロフィルを検出すること
ができる。更に温度プロフィルを分析することによっ
て、万一生じた固形物の質量流の停滞位置を精確に特定
できる。
【0010】好適には温度測定素子は搬送方向における
搬送面の終端範囲に配置され、そこで測定された温度を
参考にして、固形物が既に十分に冷却されているか否か
が検出される。
搬送面の終端範囲に配置され、そこで測定された温度を
参考にして、固形物が既に十分に冷却されているか否か
が検出される。
【0011】単純な構造において振動要素は振動溝とし
て形成されている。
て形成されている。
【0012】本発明に基づく他の有利な実施態様の搬送
装置は、温度測定素子で測定された温度が設定可能な基
準値からずれている場合に対応した信号を発生する評価
装置を有している。複数の温度測定素子が配置されてい
る場合、個々の温度測定素子にそれぞれ固有の基準値が
対応付けられている。
装置は、温度測定素子で測定された温度が設定可能な基
準値からずれている場合に対応した信号を発生する評価
装置を有している。複数の温度測定素子が配置されてい
る場合、個々の温度測定素子にそれぞれ固有の基準値が
対応付けられている。
【0013】本発明の他の有利な実施態様において、搬
送装置は対応した信号が供給されて固形物の質量流を制
御する制御装置を有している。検出された温度、特に検
出された温度プロフィルに応じて質量流を制御すること
によって、搬送装置の搬送容量を良好に利用することが
できる。特にこの制御装置によって、搬送面の終端範囲
における固形物の温度を能動的に管理、即ち制御するこ
とができる。
送装置は対応した信号が供給されて固形物の質量流を制
御する制御装置を有している。検出された温度、特に検
出された温度プロフィルに応じて質量流を制御すること
によって、搬送装置の搬送容量を良好に利用することが
できる。特にこの制御装置によって、搬送面の終端範囲
における固形物の温度を能動的に管理、即ち制御するこ
とができる。
【0014】好適には搬送装置は対応した信号が供給さ
れる表示装置を有している。例えばそのような表示装置
は搬送装置におけるそれぞれの温度測定素子の位置に設
けられている一つあるいは複数の信号ランプを有してい
る。
れる表示装置を有している。例えばそのような表示装置
は搬送装置におけるそれぞれの温度測定素子の位置に設
けられている一つあるいは複数の信号ランプを有してい
る。
【0015】方法に関する課題は、本発明に基づいて、
高温固形物、特に乾留燃焼残留物が冷却材で貫流される
振動要素の搬送面上を搬送される際の温度管理方法にお
いて、搬送面上に少なくとも一つの温度測定素子が配置
され、この温度測定素子によって測定された温度が設定
可能な基準値と比較され、温度の測定値が基準値からず
れているとき信号が発生されることによって解決され
る。
高温固形物、特に乾留燃焼残留物が冷却材で貫流される
振動要素の搬送面上を搬送される際の温度管理方法にお
いて、搬送面上に少なくとも一つの温度測定素子が配置
され、この温度測定素子によって測定された温度が設定
可能な基準値と比較され、温度の測定値が基準値からず
れているとき信号が発生されることによって解決され
る。
【0016】好適には、搬送方向に互いに間隔を隔てて
配置された複数の温度測定素子でそれぞれ温度が測定さ
れて、搬送方向における温度プロフィルが作成される。
その場合各温度測定素子に基準値が対応付けられ、測定
値が対応した基準値からずれてた場合にそれぞれの温度
測定素子に対応した信号が発生される。
配置された複数の温度測定素子でそれぞれ温度が測定さ
れて、搬送方向における温度プロフィルが作成される。
その場合各温度測定素子に基準値が対応付けられ、測定
値が対応した基準値からずれてた場合にそれぞれの温度
測定素子に対応した信号が発生される。
【0017】固形物の質量流の停滞を認識しその位置を
特定するために、測定値が基準値を下回ったときに信号
が表示されることが有利である。
特定するために、測定値が基準値を下回ったときに信号
が表示されることが有利である。
【0018】搬送方向における搬送面の少なくとも終端
範囲において温度を検出し、その測定された温度あるい
は検出された温度プロフィルに関係して固形物の質量流
を制御すると特に有利である。
範囲において温度を検出し、その測定された温度あるい
は検出された温度プロフィルに関係して固形物の質量流
を制御すると特に有利である。
【0019】質量流が振動要素の振動データの変更及び
/又は搬送装置に導入される固形物の量の変更によって
制御されると有利である。
/又は搬送装置に導入される固形物の量の変更によって
制御されると有利である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図に示した実施例を参照し
て本発明を詳細に説明する。
て本発明を詳細に説明する。
【0021】図1において高温固形物fの搬送装置1は
ヒンジ継手5に支持されている支持枠4上に置かれてい
る振動要素2を有している。長さlの振動要素2は支持
枠4によって振動させられる。二重矢印で示した振動は
駆動装置6、例えば(図示されているように)駆動ロッ
ドに結合されている電動機によって発生される。その駆
動ロッドはハウジング内に保護して収容されている。
ヒンジ継手5に支持されている支持枠4上に置かれてい
る振動要素2を有している。長さlの振動要素2は支持
枠4によって振動させられる。二重矢印で示した振動は
駆動装置6、例えば(図示されているように)駆動ロッ
ドに結合されている電動機によって発生される。その駆
動ロッドはハウジング内に保護して収容されている。
【0022】振動要素2は中空室あるいは長手通路10
を持つ冷却可能な振動床8を有している。長手通路10
は運転中に冷却材c、例えば水で貫流される。固形物f
は振動床8の上側搬送面12上を搬送方向14に搬送さ
れる。冷却材cの流れ方向は有利に搬送方向14と逆向
きにされている。この実施例の場合、固形物fは乾留燃
焼設備の熱分解室から出された高温熱分解残留物であ
る。振動要素2はセグメントに分割されている上側カバ
ー16を有し、目的に適って外側に対して気密に閉鎖さ
れている。これによって高温固形物fが空気酸素と接触
して燃焼することが防止される。カバー16と振動床8
とが搬送通路を形成している。図示の振動要素2は搬送
トレーあるいは振動溝とも呼ばれる。
を持つ冷却可能な振動床8を有している。長手通路10
は運転中に冷却材c、例えば水で貫流される。固形物f
は振動床8の上側搬送面12上を搬送方向14に搬送さ
れる。冷却材cの流れ方向は有利に搬送方向14と逆向
きにされている。この実施例の場合、固形物fは乾留燃
焼設備の熱分解室から出された高温熱分解残留物であ
る。振動要素2はセグメントに分割されている上側カバ
ー16を有し、目的に適って外側に対して気密に閉鎖さ
れている。これによって高温固形物fが空気酸素と接触
して燃焼することが防止される。カバー16と振動床8
とが搬送通路を形成している。図示の振動要素2は搬送
トレーあるいは振動溝とも呼ばれる。
【0023】(搬送方向14に見て)振動要素2の前部
においてカバー16に開口18が設けられている。固形
物fはホッパー20を介してこの開口18を通って振動
要素2の搬送通路の中に導入される。ホッパー20は駆
動装置22によって制御可能な滑り弁24を備えてい
る。固形物fの導入はこの滑り弁24によって制御され
あるいはまた完全にしゃ断される。この駆動装置22は
例えば電気式、液圧式あるいは空気圧式駆動装置であ
る。その制御のために信号sが使用される。
においてカバー16に開口18が設けられている。固形
物fはホッパー20を介してこの開口18を通って振動
要素2の搬送通路の中に導入される。ホッパー20は駆
動装置22によって制御可能な滑り弁24を備えてい
る。固形物fの導入はこの滑り弁24によって制御され
あるいはまた完全にしゃ断される。この駆動装置22は
例えば電気式、液圧式あるいは空気圧式駆動装置であ
る。その制御のために信号sが使用される。
【0024】搬送面12には搬送方向14に規則的な間
隔を隔てて複数の温度測定素子26が配置され、図には
そのうちの温度測定素子26i、26j、26kだけが
示されている。温度測定素子26i、26j、26kと
搬送面12との間にそれぞれ熱絶縁層28i、28j、
28kが設けられている。分かり易くするために図1に
は温度測定素子26i、26j、26kが熱絶縁層28
i、28j、28kと共に概略的に拡大して示されてい
る。図と異なって温度測定素子26i、26j、26k
は熱絶縁層28i、28j、28kと共に有利に振動床
8に埋め込まれ、詳しくはそれらが搬送面12とほぼ面
一になるように埋め込まれている。これによって温度測
定素子26i、26j、26kは傷められず、固形物f
が実際に支障なしに搬送される。
隔を隔てて複数の温度測定素子26が配置され、図には
そのうちの温度測定素子26i、26j、26kだけが
示されている。温度測定素子26i、26j、26kと
搬送面12との間にそれぞれ熱絶縁層28i、28j、
28kが設けられている。分かり易くするために図1に
は温度測定素子26i、26j、26kが熱絶縁層28
i、28j、28kと共に概略的に拡大して示されてい
る。図と異なって温度測定素子26i、26j、26k
は熱絶縁層28i、28j、28kと共に有利に振動床
8に埋め込まれ、詳しくはそれらが搬送面12とほぼ面
一になるように埋め込まれている。これによって温度測
定素子26i、26j、26kは傷められず、固形物f
が実際に支障なしに搬送される。
【0025】温度測定素子26i、26j、26kは好
適には、固形物fとできるだけ良好で大きな面にわたっ
て熱接触して測定誤差ができるだけ回避されるように平
らに形成されている。温度測定素子26i、26j、2
6kは例えば電気抵抗温度計、熱電対あるいは高温計で
ある。高温計の場合、温度測定は固形物fから放出され
る温度依存性の放射が検出されることにより非接触式に
行われる。従って高温計の場合、確実に温度を測定する
ために固形物fと接触する必要はない。
適には、固形物fとできるだけ良好で大きな面にわたっ
て熱接触して測定誤差ができるだけ回避されるように平
らに形成されている。温度測定素子26i、26j、2
6kは例えば電気抵抗温度計、熱電対あるいは高温計で
ある。高温計の場合、温度測定は固形物fから放出され
る温度依存性の放射が検出されることにより非接触式に
行われる。従って高温計の場合、確実に温度を測定する
ために固形物fと接触する必要はない。
【0026】各温度測定素子26i、26j、26kは
図示されていない方式で評価装置32を介してそれらに
対応した信号ランプ30i、30j、30kに接続され
ている(図2参照)。その信号ランプ30i、30j、
30kは例えばカバー16にそれぞれの温度測定素子2
6i、26j、26kの真上に配置されている。
図示されていない方式で評価装置32を介してそれらに
対応した信号ランプ30i、30j、30kに接続され
ている(図2参照)。その信号ランプ30i、30j、
30kは例えばカバー16にそれぞれの温度測定素子2
6i、26j、26kの真上に配置されている。
【0027】通常運転中に、即ち固形物fが振動要素2
の搬送通路内を支障なしに搬送されている間、温度測定
素子26i、26j、26kは高温固形物fで覆われて
いる。振動要素2の振動は一方では固形物fを搬送方向
14に搬送させ、他方では固形物fと温度測定素子26
i、26j、26kとの強い接触を保証する。複数の温
度測定素子26i、26j、26kが搬送面12に沿っ
て配置されていることによって有利に、 a)振動要素2の内部における固形物fの温度を提示す
ること、 b)固形物fの質量流の停滞を確認し、その位置を特定
すること、が可能になる。
の搬送通路内を支障なしに搬送されている間、温度測定
素子26i、26j、26kは高温固形物fで覆われて
いる。振動要素2の振動は一方では固形物fを搬送方向
14に搬送させ、他方では固形物fと温度測定素子26
i、26j、26kとの強い接触を保証する。複数の温
度測定素子26i、26j、26kが搬送面12に沿っ
て配置されていることによって有利に、 a)振動要素2の内部における固形物fの温度を提示す
ること、 b)固形物fの質量流の停滞を確認し、その位置を特定
すること、が可能になる。
【0028】温度測定素子26i、26j、26kは上
記a)に基づいて有利に振動要素2の搬送通路における
温度あるいは温度分布を監視し、管理及び/又は調整す
るために使用される。振動要素2における温度を提示で
きるそのような監視は搬送装置1の運転にとって極めて
有利である。何故ならば、固形物fが搬送装置1から出
る際に酸素と接触する前に、固形物fは約100°Cま
で冷却されていなければならないからである。そうでな
いと高温固形物fが発火してしまう。高温固形物fは乾
留残留物である場合非常に豊富な炭素を含んでいること
に注意しなければならない。温度分布を監視することに
よって、固形物fが振動要素2の搬送通路内で既に十分
に冷却されたか否かを認識できる。その認識結果に応じ
て制御信号tによって振動要素2内における固形物fの
質量流を制御する意味での調整が行われ、固形物fの効
率的な搬送が保証される。その制御信号tは揺さぶり運
動を強めたり弱めたりするために使用され、図1に示さ
れているように振動駆動装置6を制御するために使用さ
れる。従って、この管理は、振動要素2の内部における
温度分布の検出と監視、並びに求められた温度分布に応
じて質量流を制御することによる温度分布の能動的制御
を含んでいる。振動床の終端における温度が高すぎる
と、十分な冷却作用を保証するために例えば搬送速度が
下げられるか冷却材cの流速が高められる。この意味に
おいて質量流を制御するためには原理的には搬送面12
の終端における単一の温度測定素子が設けられていれば
よい。
記a)に基づいて有利に振動要素2の搬送通路における
温度あるいは温度分布を監視し、管理及び/又は調整す
るために使用される。振動要素2における温度を提示で
きるそのような監視は搬送装置1の運転にとって極めて
有利である。何故ならば、固形物fが搬送装置1から出
る際に酸素と接触する前に、固形物fは約100°Cま
で冷却されていなければならないからである。そうでな
いと高温固形物fが発火してしまう。高温固形物fは乾
留残留物である場合非常に豊富な炭素を含んでいること
に注意しなければならない。温度分布を監視することに
よって、固形物fが振動要素2の搬送通路内で既に十分
に冷却されたか否かを認識できる。その認識結果に応じ
て制御信号tによって振動要素2内における固形物fの
質量流を制御する意味での調整が行われ、固形物fの効
率的な搬送が保証される。その制御信号tは揺さぶり運
動を強めたり弱めたりするために使用され、図1に示さ
れているように振動駆動装置6を制御するために使用さ
れる。従って、この管理は、振動要素2の内部における
温度分布の検出と監視、並びに求められた温度分布に応
じて質量流を制御することによる温度分布の能動的制御
を含んでいる。振動床の終端における温度が高すぎる
と、十分な冷却作用を保証するために例えば搬送速度が
下げられるか冷却材cの流速が高められる。この意味に
おいて質量流を制御するためには原理的には搬送面12
の終端における単一の温度測定素子が設けられていれば
よい。
【0029】上記b)に基づいて、温度測定素子26
i、26j、26kは固形物fの質量流の停滞位置を特
定するために(場合によっては追加的に固形物fの温度
を制御するために)使用される。搬送の停滞あるいは中
断は例えば搬送通路内に固形物の大きな塊が引っ掛かる
ことによって生ずる。図1において搬送方向14におい
て停滞位置の後ろに位置する温度測定素子26kは高温
固形物fで覆われていない。従って、この温度測定素子
26kは停滞の発生後短時間で、冷えた振動床8の温度
を検出する。この測定された低い温度に基づいて質量流
の停滞が認識される。その手前の温度測定素子26i、
26jは依然として固形物fの温度を測定している。振
動床8の温度は高温固形物fの温度よりかなり低いの
で、停滞は明白に認識できる。多数の温度測定素子26
が配置されていることによって、質量流の停滞は振動要
素2内における温度測定素子26の位置に対応して認識
できる。その停滞位置の特定は、温度測定素子26が密
に連続して配置されていればいるほど精確になる。停滞
を認識しその位置を特定するために、例えば基準温度
(図2においてT(min)で記す)を下回ったときに
それぞれの温度測定素子26i、26j、26kに対応
した信号がそれらに対応した信号ランプ30に伝えら
れ、これを点灯して作業員に知らされる。ここでは信号
ランプ30kが停滞を知らせている。質量流の障害が認
識されその位置が特定された後、その障害は的確に定め
て除去される。その停滞を手作業で除去するために、例
えばその障害位置におけるカバー16のセグメントが取
り外される。
i、26j、26kは固形物fの質量流の停滞位置を特
定するために(場合によっては追加的に固形物fの温度
を制御するために)使用される。搬送の停滞あるいは中
断は例えば搬送通路内に固形物の大きな塊が引っ掛かる
ことによって生ずる。図1において搬送方向14におい
て停滞位置の後ろに位置する温度測定素子26kは高温
固形物fで覆われていない。従って、この温度測定素子
26kは停滞の発生後短時間で、冷えた振動床8の温度
を検出する。この測定された低い温度に基づいて質量流
の停滞が認識される。その手前の温度測定素子26i、
26jは依然として固形物fの温度を測定している。振
動床8の温度は高温固形物fの温度よりかなり低いの
で、停滞は明白に認識できる。多数の温度測定素子26
が配置されていることによって、質量流の停滞は振動要
素2内における温度測定素子26の位置に対応して認識
できる。その停滞位置の特定は、温度測定素子26が密
に連続して配置されていればいるほど精確になる。停滞
を認識しその位置を特定するために、例えば基準温度
(図2においてT(min)で記す)を下回ったときに
それぞれの温度測定素子26i、26j、26kに対応
した信号がそれらに対応した信号ランプ30に伝えら
れ、これを点灯して作業員に知らされる。ここでは信号
ランプ30kが停滞を知らせている。質量流の障害が認
識されその位置が特定された後、その障害は的確に定め
て除去される。その停滞を手作業で除去するために、例
えばその障害位置におけるカバー16のセグメントが取
り外される。
【0030】図2には評価装置32が示されている。こ
の評価装置32に例えば三つの温度測定素子26i、2
6j、26kからそこで測定された測定データが入力信
号e1、e2、e3として導入される。これらの信号は
評価装置32内において測定値m1、m2、m3として
把握され、位置に関係する記憶された基準値と比較さ
れ、(この評価に応じて)出力信号a1、a2、a3並
びに制御信号s及び/又はtが発信される。この場合出
力信号a1、a2、a3は入力信号e1、e2、e3に
対応し、即ち出力信号a1は入力信号e1、出力信号a
2は入力信号e2等々に対応している。出力信号a1、
a2、a3は評価装置32に組込むことのできる表示装
置34に伝えられる。制御信号tは搬送装置1の振動駆
動装置6を制御するため、制御信号sは搬送装置1の滑
り弁駆動装置22を制御するためにそれぞれ考慮されて
いる(図1も参照)。
の評価装置32に例えば三つの温度測定素子26i、2
6j、26kからそこで測定された測定データが入力信
号e1、e2、e3として導入される。これらの信号は
評価装置32内において測定値m1、m2、m3として
把握され、位置に関係する記憶された基準値と比較さ
れ、(この評価に応じて)出力信号a1、a2、a3並
びに制御信号s及び/又はtが発信される。この場合出
力信号a1、a2、a3は入力信号e1、e2、e3に
対応し、即ち出力信号a1は入力信号e1、出力信号a
2は入力信号e2等々に対応している。出力信号a1、
a2、a3は評価装置32に組込むことのできる表示装
置34に伝えられる。制御信号tは搬送装置1の振動駆
動装置6を制御するため、制御信号sは搬送装置1の滑
り弁駆動装置22を制御するためにそれぞれ考慮されて
いる(図1も参照)。
【0031】評価装置32には例えば調整ボタン(図示
せず)を介して簡単に設定できる複数の基準値が記憶さ
れている。基準値として特に最低温度T(min)と位
置xに関係した搬送装置1の長さlに亘る理想的温度分
布を表す理想温度プロフィルPとが記憶されている。温
度プロフィルPの曲線上に測定値m1、m2、m3が対
応した基準値p1、p2、p3が位置している。最低温
度T(min)の基準値は固形物fの質量流の停滞を認
識するために使用され、基準値p1、p2、p3を持つ
記憶された温度プロフィルPは高温固形物fを搬送する
際の温度管理に使用される。その場合、振動要素2にお
ける温度分布が監視され、それに応じて振動要素2にお
ける固形物fの質量流が(図1で述べたように)調整さ
れ制御される。
せず)を介して簡単に設定できる複数の基準値が記憶さ
れている。基準値として特に最低温度T(min)と位
置xに関係した搬送装置1の長さlに亘る理想的温度分
布を表す理想温度プロフィルPとが記憶されている。温
度プロフィルPの曲線上に測定値m1、m2、m3が対
応した基準値p1、p2、p3が位置している。最低温
度T(min)の基準値は固形物fの質量流の停滞を認
識するために使用され、基準値p1、p2、p3を持つ
記憶された温度プロフィルPは高温固形物fを搬送する
際の温度管理に使用される。その場合、振動要素2にお
ける温度分布が監視され、それに応じて振動要素2にお
ける固形物fの質量流が(図1で述べたように)調整さ
れ制御される。
【0032】例えば(図示されているように)質量流が
停滞して測定値m3が最低温度T(min)を下回った
とき、評価装置32が表示装置34に出力信号a3を与
える。これにより表示装置34が例えば音響的あるいは
光学的表示信号を発生する。その表示装置34では各温
度測定素子26i、26j、26kに一義的に表示素子
36i、36j、36kが対応付けられている。表示装
置34から出される表示信号は従って一義的に温度測定
素子26i、26j、26kに対応し、これによって質
量流の障害は一義的に位置を特定される。ここでは表示
素子36kによって光学的表示信号が発生されている。
この例において表示要素36は図1の信号ランプ30に
相当している。
停滞して測定値m3が最低温度T(min)を下回った
とき、評価装置32が表示装置34に出力信号a3を与
える。これにより表示装置34が例えば音響的あるいは
光学的表示信号を発生する。その表示装置34では各温
度測定素子26i、26j、26kに一義的に表示素子
36i、36j、36kが対応付けられている。表示装
置34から出される表示信号は従って一義的に温度測定
素子26i、26j、26kに対応し、これによって質
量流の障害は一義的に位置を特定される。ここでは表示
素子36kによって光学的表示信号が発生されている。
この例において表示要素36は図1の信号ランプ30に
相当している。
【0033】一つあるいは複数の温度測定値m1、m
2、m3が温度プロフィルPからずれた際、搬送装置1
における質量流を制御するために、評価装置32は制御
信号tを振動駆動装置6及び/又は滑り弁駆動装置22
に伝える。測定値m1、m2、m3がそれに対応した基
準値p1、p2、p3、従って温度プロフィルPの理想
的な温度分布から設定可能な公差範囲を超えてずれたと
きにはじめて、評価装置32は有利に反応する。評価装
置32は振動駆動装置6及び/又は滑り弁駆動装置22
と連携して制御装置を構成している。この制御装置によ
って温度測定素子26i、26j、26kで検出された
温度に応じて質量流が制御される。その質量流は少なく
とも一つの測定値m1、m2、m3が温度プロフィルP
を公差範囲を超えて下回ったときに増大される。そうで
ない場合に質量流は減少される。その最終目的は、搬送
装置の終端において固形物の温度を点火温度より低く保
ち、発火の危険から保護してできるだけ大きな固形物流
量で固形物を搬送することにある。
2、m3が温度プロフィルPからずれた際、搬送装置1
における質量流を制御するために、評価装置32は制御
信号tを振動駆動装置6及び/又は滑り弁駆動装置22
に伝える。測定値m1、m2、m3がそれに対応した基
準値p1、p2、p3、従って温度プロフィルPの理想
的な温度分布から設定可能な公差範囲を超えてずれたと
きにはじめて、評価装置32は有利に反応する。評価装
置32は振動駆動装置6及び/又は滑り弁駆動装置22
と連携して制御装置を構成している。この制御装置によ
って温度測定素子26i、26j、26kで検出された
温度に応じて質量流が制御される。その質量流は少なく
とも一つの測定値m1、m2、m3が温度プロフィルP
を公差範囲を超えて下回ったときに増大される。そうで
ない場合に質量流は減少される。その最終目的は、搬送
装置の終端において固形物の温度を点火温度より低く保
ち、発火の危険から保護してできるだけ大きな固形物流
量で固形物を搬送することにある。
【0034】質量流の制御方式として特に二つの方式が
利用される。その一方の方式において、固形物fを振動
要素2の搬送通路の内部において速くあるいはゆっくり
搬送するために、駆動装置6によって搬送装置1の振動
データが変更される。この場合固形物fの滞在時間は振
動床8の冷却能力に合わされる。他方の方式において、
振動要素2の搬送通路内を搬送される固形物fの量を増
加あるいは減少させるために、駆動装置22によって搬
送装置1への固形物fの供給量が制御される。この場合
固形物fの質量流は振動床8の冷却能力に合わされる。
これらの両方式は質量流を制御するために組み合わせる
こともできる。
利用される。その一方の方式において、固形物fを振動
要素2の搬送通路の内部において速くあるいはゆっくり
搬送するために、駆動装置6によって搬送装置1の振動
データが変更される。この場合固形物fの滞在時間は振
動床8の冷却能力に合わされる。他方の方式において、
振動要素2の搬送通路内を搬送される固形物fの量を増
加あるいは減少させるために、駆動装置22によって搬
送装置1への固形物fの供給量が制御される。この場合
固形物fの質量流は振動床8の冷却能力に合わされる。
これらの両方式は質量流を制御するために組み合わせる
こともできる。
【図1】本発明に基づく搬送装置の概略断面図。
【図2】本発明に基づく搬送装置の概略的な制御回路
図。
図。
1 搬送装置 2 振動要素 4 支持枠 5 ヒンジ継手 6 振動駆動装置 8 振動床 10 長手通路 12 搬送面 14 搬送方向 16 カバー 18 開口 20 ホッパー 22 滑り弁駆動装置 24 滑り弁 26i、26j、26k 温度測定素子 28i、28j、28k 熱絶縁層 30i、30j、30k 信号ランプ 32 評価装置 34 表示装置 36i、36j、36k 表示素子 a1、a2、a3 出力信号 c 冷却材 f 固形物 T(min) 最低温度 p 温度プロフィル l 搬送装置の長さ e1、e2、e3 入力信号 m1、m2、m3 測定値 s 制御信号 t 制御信号
Claims (13)
- 【請求項1】 固形物(f)を搬送するための搬送面
(12)を持ち且つ冷却材(c)で貫流される長手通路
(10)を有している振動要素(2)を備えた高温固形
物(f)の搬送装置(1)において、搬送面(12)が
少なくとも一つの温度測定素子(26i、26j、26
k)を有していることを特徴とする高温固形物の搬送装
置。 - 【請求項2】 温度測定素子(26i、26j、26
k)と搬送面(12)との間に熱絶縁層(28)が配置
されていることを特徴とする請求項1記載の搬送装置。 - 【請求項3】 温度測定素子(26k)が搬送方向(1
4)における搬送面(12)の終端範囲に配置されてい
ることを特徴とする請求項1又は2記載の搬送装置。 - 【請求項4】 搬送面(12)上に搬送方向(14)に
複数の温度測定素子(26i、26j、26k)が互い
に間隔を隔てて配置されていることを特徴とする請求項
1又は2記載の搬送装置。 - 【請求項5】 振動要素(2)が振動溝として形成され
ていることを特徴とする請求項1ないし4の1つに記載
の搬送装置。 - 【請求項6】 温度測定素子(26i、26j、26
k)で測定された温度が設定可能な基準値(Tmin、
p、p1、p2、p3)からずれている場合、表示され
るか又は継送される対応した信号(a1、a2、a3、
s、t)を発生する評価装置(32)を有していること
を特徴とする請求項1ないし5の1つに記載の搬送装
置。 - 【請求項7】 対応した信号(s、t)が供給されて固
形物(f)の質量流を制御する装置(6、22)を有し
ていることを特徴とする請求項6記載の搬送装置。 - 【請求項8】 対応した信号(a1、a2、a3)が供
給される表示装置(34)を有していることを特徴とす
る請求項6又は7記載の搬送装置。 - 【請求項9】 高温固形物(f)が冷却材(c)で貫流
される振動要素(2)の搬送面(12)上を搬送される
際の温度管理方法において、搬送面(2)上に配置され
た少なくとも一つの温度測定素子(26i、26j、2
6k)によって温度が測定され、この温度測定素子(2
6i、26j、26k)で測定された温度が設定可能な
基準値(Tmin、p、p1、p2、p3)と比較さ
れ、測定された温度と基準値(Tmin、p、p1、p
2、p3)とがずれているとき信号(a1、a2、a
3、s、t)が発生されることを特徴とする高温固形物
を搬送する際の温度管理方法。 - 【請求項10】 搬送方向に互いに間隔を隔てて配置さ
れた複数の温度測定素子(26i、26j、26k)で
それぞれ温度が検出され、各温度測定素子(26i、2
6j、26k)に1つの基準値(p1、p2、p3)が
対応付けられ、測定値(m1、m2、m3)が対応した
基準値(p1、p2、p3)からずれているときそれぞ
れの温度測定素子(26i、26j、26k)に対応し
た信号(a1、a2、a3)が発生されることを特徴と
する請求項9記載の方法。 - 【請求項11】 固形物(f)の質量流の停滞を認識し
その位置を特定するために、測定値(m3)が基準値
(p3)を下回ったときに信号(a3)が表示されるこ
とを特徴とする請求項9又は10記載の方法。 - 【請求項12】 搬送方向(14)における搬送面(1
2)の少なくとも終端範囲において温度が検出され、そ
の測定された温度に応じて固形物(f)の質量流が調整
されることを特徴とする請求項9又は10記載の方法。 - 【請求項13】 質量流が振動要素(2)の振動データ
の変更及び/又は搬送装置(1)に導入される固形物
(f)の量の変更によって制御されることを特徴とする
請求項12記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19756538.7 | 1997-12-18 | ||
DE1997156538 DE19756538C1 (de) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | Fördervorrichtung für heißes Festgut und Verfahren zur Temperaturkontrolle beim Transport von heißem Festgut |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11267624A true JPH11267624A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=7852536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10358128A Withdrawn JPH11267624A (ja) | 1997-12-18 | 1998-12-16 | 高温固形物の搬送装置および高温固形物を搬送する際の温度管理方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11267624A (ja) |
DE (1) | DE19756538C1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102291899B1 (ko) * | 2021-03-24 | 2021-08-19 | 김철희 | 활성탄 냉각 진동 이송장치 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10033453B4 (de) | 2000-07-10 | 2006-11-02 | Herhof Verwaltungsgesellschaft Mbh | Verfahren und Vorrichtung zur Verwertung von Stoffen und Stoffgemischen, die organische Bestandteile enthalten |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3811820A1 (de) * | 1987-08-03 | 1989-02-16 | Siemens Ag | Verfahren und anlage zur thermischen abfallentsorgung |
-
1997
- 1997-12-18 DE DE1997156538 patent/DE19756538C1/de not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-12-16 JP JP10358128A patent/JPH11267624A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102291899B1 (ko) * | 2021-03-24 | 2021-08-19 | 김철희 | 활성탄 냉각 진동 이송장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE19756538C1 (de) | 1999-09-30 |
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